JP2023553260A - 無線ネットワークノード、ユーザ装置及びそれらで実行される方法 - Google Patents

無線ネットワークノード、ユーザ装置及びそれらで実行される方法 Download PDF

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レドハーン, サキブ ビン
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Abstract

本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークにおいて1つ以上の測定を処理するためにUE(10)によって実行される方法に関する。UE(10)は、1つ以上の条件が満たされると、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングし、1つ以上の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNが、ロギングされたMDT構成におけるPLMN識別子のリストにおいてUE(10)に設定されていることを含む。

Description

本明細書の実施形態は、無線ネットワークノード、ユーザ装置(UE)及び無線通信に関してそれらで実行される方法に関する。さらに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体も本明細書で提供される。特に、本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークにおける測定のロギングを処理又は制御するといった、通信を処理することに関する。
典型的な無線通信ネットワークにおいて、無線通信デバイス、移動局、局(STA)及び/又は無線デバイスとしても知られるユーザ装置(UE)は、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して、1つ以上のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、サービスエリア又はセルに分割される地理的領域をカバーし、各サービスエリア又はセルは、例えば、Wi-Fiアクセスポイントや、幾つかのネットワークにおいては、例えば、ノードB、gノードB又はeノードBとも呼ばれ得る無線基地局(RBS)といったアクセスノード等の無線ネットワークノードによりサービス提供される。サービスエリア又はセルは、無線ネットワークノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。無線ネットワークノードは、無線ネットワークノードの範囲内のUEと、エアインタフェースを介して通信するために無線周波数で動作する。無線ネットワークノードは、ダウンリンク(DL)を介してUEと通信し、UEはアップリンク(UL)を介して無線ネットワークノードと通信する。
ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、第2世代(2G)のGSM(Global System for Mobile Communication)から発展した、第3世代(3G)通信ネットワークである。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、基本的には、ユーザ装置との通信のために広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))及び/又は高速パケットアクセス(HSPA)を使用するRANである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))として公知のフォーラムにおいて、通信サプライヤは、現在及び将来の世代のネットワークを提案及び同意し、データレートと無線容量の向上を調査している。例えば、UMTSの様な幾つかのRANにおいて、幾つかの無線ネットワークノードは、地上伝送路又はマイクロウェーブにより、無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)の様な、コントローラノードに接続され、それらは、接続される複数の無線ネットワークノードの種々の活動を監視し、調整する。RNCは、典型的には、1つ以上のコアネットワークに接続される。
発展型パケットシステム(EPS)の仕様は3GPP(登録商標)内で完成しており、ニューレディオ(NR)等の今後の3GPP(登録商標)リリースに取り組んでいる。EPSは、ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセスネットワークとしても知られる、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)と、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)コアネットワークとしても知られる、発展型パケットコア(EPC)と、を含む。E-UTRAN/LTEは、3GPP(登録商標)無線アクセス技術であり、無線ネットワークノードは、EPCコアネットワークに直接的に接続される。この様に、EPSの無線アクセスネットワーク(RAN)は、本質的に、"フラット"な構成であり、1つ以上のコアネットワークに直接接続される無線ネットワークノードを含む。
ニューレディオ(NR)としても知られる新しい5G技術では、送信側ビームフォーミングや受信側ビームフォーミング等のビームフォーミングを利用できるため、非常に多くの送信アンテナ要素と受信アンテナ要素の使用が非常に注目されている。送信側ビームフォーミングとは、送信機が選択された方向の送信信号を増幅し、他の方向の送信信号を抑制できることを意味する。同様に、受信側では、受信機は選択された方向からの信号を増幅し、他の方向からの不要な信号を抑制できる。
MDTは、ドライブテストの最小化の略語である。"ドライブテスト"は、特定ルート周辺のUEが、例えば、セル電力、干渉等の様々なネットワークパフォーマンス、或いは、コールドロップ、スループット、ハンドオーバパフォーマンス、セル再選択パフォーマンス等のUEパフォーマンスを測定する、ある種のテストである。通常、MDT期間中、多くのプロトコルログがUEから収集され、ネットワークによって分析される、或いは、重大な問題が発生したときに開発者に送信される。MDTについては、R2-2003574、MDTのマイナーイッシュー、Huawei、HiSilicon、3GPP(登録商標) TSG-RAN WG2会議#109bis_e、2020年4月20日~30日を参照のこと。
ログに記録された(ロギングされた)測定報告
LTE及びNRにおいて、UEは、ロギングされた測定報告を実行する様に構成され得る。UEは、測定値のロギングを定期的に実行でき、NRにおいては、さらに、L1イベント又はoutOfCoverageイベントのいずれかを構成できる、イベント駆動型のログ記録測定報告を構成できる。ロギングされた測定ログに関連するUEの動作は、TS38.331 v.15.6.0のセクション5.5aでキャプチャされる。これに関連するステージ2の説明は、TS37.320 v.15.6.0のセクション5.1.1に記載されている。
NRにおいて、UEがロギングされる測定を実行している場合、UEは、ログ測定構成(AreaConfiguration)によって指定された領域で正常にキャンプしている限り、或いは、UEが任意のセル選択状態にある限り、測定値をロギングする。以下のTS38.331 v.15.6.0からの抜粋を参照のこと。
***************************

T330の実行中、UEは、以下のを行う必要がある。
1>以下に従ってロギングを実行する:
2>VarLogMeasConfigでreportTypeが定期的に設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、登録されたPLMN(RPLMN)がVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
[太字]2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定されている場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;[/太字]
3>任意のセル選択状態からキャンプした通常状態への遷移後、ただちにロギングを実行する
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがeventL1に設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合;
4>eventL1によって示される条件が満たされた場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalによって定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
[太字]2>ロギングを実行する場合:[/太字]
3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示すために、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を5.3.3.7の様に設定する:
[太字]3>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS38.304[20]で規定されている様に):
4>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
4>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
4>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;[/太字]
3>それ以外の場合:
4>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
4>UEがキャンプしているセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:周波数ごとに6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RATごとの周波数/周波数セットごとに3つのインターRATネイバーを、以下に従って:
5>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
ノート:UEは、TS38.133[14]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される、RRC_IDLE又はRRC_INACTIVEのセル再選択評価に使用される利用可能な測定の最新の結果を含む。
***************************
UEが任意のセル選択状態に入り、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定されたログ測定構成がUEに設定されている場合、UEは、relativeTimeStamp、locationInfo、anyCellSelectionDetectedフラグ、UEの最後のサービングセルのサービングセル識別子(servCellIdentity)、及び、サービングセルの対応する測定値(measResultServingCell)をロギングする。対応する手順のテキストは、上記の[太字]~[/太字]で囲まれた部分である。
また、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定されたログ測定構成がUEに設定されている場合、及び、UEが任意のセル選択状態から抜け出す場合、UEは、relativeTimeStamp、locationInfo、UEの最後のサービングセルのサービングセル識別子(servCellIdentity)、サービングセルの対応する測定値(measResultServingCell)、及び、隣接セルの測定値(measResultNeighCell)を含める必要がある。対応する手順のテキストは、上記の下線部分である。
本明細書で開発している実施形態の一部として、課題をまず特定する。上記から分かる様に、UEは、任意のセル選択状態に入る前にUEにサービスを提供するサービングセルと、任意のセル選択状態から出た後にUEにサービスを提供するサービングセルと、に関連付けられた識別子及び測定値をロギングする。ただし、UEは、その様なサービングセルに関連付けられたPLMNが、ログ測定構成で構成されたplmn-IdentityListに属しているかどうかを確認しない。そのため、UEが測定値をロギングすると予想されていたPLMNとは異なるPLMNに属するサービングセルの識別子及び測定値をUEが報告することが生じ得る。
図1に示すシナリオを考える。図示するシナリオにおいて、UEは、PLMN1のみを含むplmn-IdentityListを持つ、ログMDT構成で構成されている。ただし、UEは、セルBとセルCとの間の任意のセル選択状態に入ったときにセルBに関連する測定値をロギングし、任意のセル選択状態から出たときにセルCに関連する測定値もロギングする。UEがPLMN1に戻ると、ロギングされたMDT報告でセルBとセルCに関連する測定値を報告する。したがって、この例において、PLMN1は、PLMN2及びPLMN3に関連する測定値を収集する。LTEでは、UEが任意のセル選択状態に入ったときのロギングされたMDTの定期的な測定報告構成において、問題1で取り上げた課題が依然として存在する。
本明細書における目的は、無線通信ネットワークにおいて効率的な方法でUEの測定を処理するメカニズムを提供することである。
一態様によれば、この目的は、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークにおいて測定を処理するためにUEによって実行される方法を提供することによって達成される。UEは、1つ又は複数の条件が満たされると、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングし、ここで、1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNが、ロギングされたMDT構成におけるPLMN識別子のリストにおいてUEに構成されていることを含む。
一態様によれば、この目的は、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークにおいて通信を処理するために無線ネットワークノードによって実行される方法を提供することによって達成される。無線ネットワークノードは、1つ又は複数の条件が満たされた場合、又は満たされた場合にのみ、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様にUEを構成する。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNが、ロギングされたMDT構成のネットワークリストでUE内に構成されていることを含む。
したがって、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のplmn-IdentityList等のリストでUEに設定されたPLMNに属している場合に測定値をロギングする様に、無線ネットワークノードはUEを構成する。
一態様によれば、この目的は、本明細書の実施形態による本開示の方法を実行する様に構成されにUE及び無線ネットワークノードを提供することによって達成される。
したがって、本明細書では、無線通信ネットワークにおいて測定を処理するUEが開示される。UEは、1つ又は複数の条件が満たされたときに、任意のセル選択状態に入った後に最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様に構成される。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNがロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストでUEに設定されていることを含む。したがって、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のplmn-IdentityListでUEに設定されている場合に、UEは、測定値をロギングする様にされる。
さらに、本明細書では、無線通信ネットワークにおいて通信を処理する無線ネットワークノードが開示される。無線ネットワークノードは、1つ又は複数の条件が満たされた場合、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様にUEを構成する様に構成される。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNがロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストでUEに設定されていることを含む。したがって、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のplmn-IdentityListでUEに設定されているPLMNに属する場合に測定値をロギングする様に、無線ネットワークノードは、UEを構成する様に構成される。
さらに、本明細書では、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、UE又は無線ネットワークノードそれぞれによって実行されるとした上記の方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。さらに、本明細書では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、UE又は無線ネットワークノードそれぞれによって実行されるとした上記の方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラム製品を格納したコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
本明細書の実施形態は、1つ又は複数の条件が満たされた場合にのみ、任意のセル選択状態に入った後、UEが最後のサービングセルに関連付けられた測定値を記録する方法を提供することによって、言及された課題を解決する解決策を開示する。1つ又は複数のセルが、ロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストに設定されているPLMNに属している場合、UEはMDT測定値等の測定値をロギングする。
他の条件は、以下の通りであり得る。
これらの1つ又は複数のセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって設定されたエリアに属している場合。したがって、これらの1つ又は複数のセルが、areaConfigurationでRANによって設定されたエリアに属し、かつ、ロギングされたMDT構成のplmn-identityListで設定された特定のPLMNに属している場合という組み合わせもカバーする。
本明細書の実施形態は、UEの動作が現在のMDT原則に準拠していることを保証し、UEが、ネットワークによって許可又は設定されたPLMNについてロギングされたMDT報告のみを収集する様にする。したがって、測定値は無線通信ネットワークにおいて効率的に処理される。
実施形態の詳細について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
背景技術によるシナリオを示す図。 本実施形態による無線通信ネットワークの概観を示す図。 本実施形態を示す結合されたシグナリング及びフローチャート。 本実施形態による、UEによって実行される方法を示すフローチャート。 本実施形態による、UEによって実行される方法を示すフローチャート。 本実施形態による、UEによって実行される方法を示すフローチャート。 本実施形態による、無線ネットワークノードによって実行される方法を示すフローチャート。 本実施形態による、無線ネットワークノードによって実行される方法を示すフローチャート。 本実施形態によるUEの実施形態のブロック図。 本実施形態による無線ネットワークノードの実施形態のブロック図。
本実施形態は、一般的に、無線通信ネットワークに関する。図2は、無線通信ネットワーク1の概略を示している。無線通信ネットワーク1は、1つ以上のRANと、1つ以上のCNと、を有する。無線通信ネットワーク1は、1つ又は複数の異なる技術を使用し得る。本明細書の実施形態は、NRのコンテキストで特に関心のある最近の技術動向に関連するが、実施形態は、例えば、LTE又はWCDMA(登録商標)等の既存無線通信システムのさらなる開発にも適用可能である。
無線通信ネットワーク1において、例えば、移動局、非アクセスポイント(non-AP)局(STA)、STA及び/又は無線端末の様な無線デバイスとしてのUE10は、例えば、RANである1つ以上のアクセスネットワーク(AN)を介して、1つ以上のコアネットワーク(CN)と通信する。"UE"は、例えば、無線通信端末、ユーザ装置、狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB-IоT)デバイス、マシン型通信(MTC)デバイス、デバイス間(D2D)端末、スマートフォン、ラップトップ、移動電話、センサ、中継器、モバイルタブレット等のノード、又は、無線ネットワークノードによりサービス提供されるエリア内において無線ネットワークノードと無線通信できるスモール基地局の様な任意端末を意味する非制限的な用語であることを当業者は理解する。
無線通信ネットワーク1は、第1無線ネットワークノード12を備え、NR、LTE等の第1無線アクセス技術(RAT)の第1サービスエリア11又は第1セルといった、地理的範囲に渡る無線カバレッジを提供する。無線ネットワークノード12は、第1無線アクセス技術及び使用される用語に応じて、アクセスノード、アクセスコントローラ、gノードB(gNB)、進化型ノードB(eNB、eノードB)、ノードB、無線基地局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ等の基地局、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント又はアクセスポイント局(AP STA)、無線基地局の伝送装置、スタンドアロンアクセスポイント、又は、無線ネットワークノードによってサービス提供されるエリア内の無線デバイスと通信できるその他のネットワークユニット又はノード等の送信及び受信ポイントであり得る。第1無線ネットワークノード12は、無線ネットワークノード、サービン無線ネットワークノードとも呼ばれ、サービスエリアは、サービングセルと呼ばれ、サービング無線ネットワークノードは、UE10へのDL送信と、UE10からのUL送信の形式でUE10と通信する。サービスエリアは、セル、ビーム、ビームグループ、無線カバレッジのエリアを定義する同様のものとして表記され得ることに留意されたい。
無線通信ネットワーク1は、第2無線ネットワークノード13を備え、NR、LTE等の第2無線アクセス技術(RAT)の第2サービスエリア14又は第2セルといった、地理的範囲に渡る無線カバレッジを提供する。無線ネットワークノード13は、第2無線アクセス技術及び使用される用語に応じて、アクセスノード、アクセスコントローラ、gノードB(gNB)、進化型ノードB(eNB、eノードB)、ノードB、無線基地局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ等の基地局、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント又はアクセスポイント局(AP STA)、無線基地局の伝送装置、スタンドアロンアクセスポイント、又は、無線ネットワークノードによってサービス提供されるエリア内の無線デバイスと通信できるその他のネットワークユニット又はノード等の送信及び受信ポイントであり得る。第2無線ネットワークノード13は、第2PLMN無線ネットワークノードとしても参照され、サービスエリアは、第2PLMNセルとして参照され得る。
無線通信ネットワーク1は、第3無線ネットワークノード15を備え、NR、LTE等の第3無線アクセス技術(RAT)の第3サービスエリア16又は第3セルといった、地理的範囲に渡る無線カバレッジを提供する。無線ネットワークノード15は、第3無線アクセス技術及び使用される用語に応じて、アクセスノード、アクセスコントローラ、gノードB(gNB)、進化型ノードB(eNB、eノードB)、ノードB、無線基地局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ等の基地局、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント又はアクセスポイント局(AP STA)、無線基地局の伝送装置、スタンドアロンアクセスポイント、又は、無線ネットワークノードによってサービス提供されるエリア内の無線デバイスと通信できるその他のネットワークユニット又はノード等の送信及び受信ポイントであり得る。第3無線ネットワークノード15は、第3PLMN無線ネットワークノードとしても参照され、サービスエリアは、第3PLMNセルとして参照され得る。
本明細書の実施形態によれば、UE10は、1つ又は複数の条件が満たされるという条件で、無線通信ネットワーク1におけるMDT測定等のセルの測定値を収集してロギングする様に、事前に構成されている、或いは、無線ネットワークノード12によって構成されている。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNがロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストにおいてUE10に設定されていることを含む。例えば、ロギングされたMDT構成が、PLMN1及びPLMN2を含むがPLMN3を含まないPLMNリストを定義している場合、最後のサービングセルが3番目のセルであった場合、UE10は、任意のセル選択状態に入る時点でMDT測定をロギングしない。
1つ又は複数の条件は、UE10のMDT構成に関連する。特に、MDT構成のエリア定義及び/又はPLMN定義に関連する。実施形態は、ネットワーク構成によるUEロギング測定への準拠を保証する。
図3は、本実施形態による、フローチャートとシグナリング方法を結合した図である。
アクション301.本明細書では第1無線ネットワークノード12として示される無線ネットワークノードは、本明細書の方法を実行する様にUE10を構成するための構成データをUE10に送信する。
アクション302.UE10は、任意のセル選択状態に入るとき、及び/又は、任意のセル選択状態から出るときに測定を実行する。任意のセル選択状態は、UE10がキャンプオンする任意のPLMNの受け入れ可能なセルを検索する状態として定義され得る。UE10が受け入れ可能なセルを見つけることができない場合、UE10はこの状態に留まる。UE10は、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定される場合、又は、reportTypeがperiodicalに設定され、UE10がloggingIntervalに従ってロギングしている場合に、測定を実行し得る。
アクション303.次いで、UE10は、1つ又は複数の条件が満たされているかどうかをチェックし得る。1つ又は複数の条件は、UE10のMDT構成に関連する。特に、MDT構成のエリア定義及び/又はPLMN定義に関連する。
アクション304.UE10は、1つ又は複数の条件が満たされた場合に(のみ)、任意のセル選択状態に入る前の最後のサービングセルである最後のサービングセルに関連付けられた測定値、及び/又は、任意のセル選択状態から復帰した後、最初のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする。例えば、UE10は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成内のplmn-IdentityList等のPLMN識別子のリストに設定されたPLMNに属する場合、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって設定されたエリアに属している場合、及び/又は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルがareaConfigurationでRANによって設定されたエリアに属しており、かつ、ロギングされたMDT構成のネットワークリストに設定されている特定のPLMNに属している場合、測定値をロギングする。
次いで、UE10は、第1セルに入るときに、ロギングされた測定値を無線ネットワークノード12に報告し得る。
本明細書で説明される実施形態では、UE10の既存のロギングされたMDT構成を示すために、いくつかの交換可能な用語/表現が使用される。これらの用語/表現は、"進行中のロギングされたMDT構成"、"進行中のロギングされたMDT測定"、"実行中のロギングされたMDT構成"、"実行中のロギングされたMDT測定"、"アクティブなロギングされたMDT構成"、"進行中のロギングされたMDTプロセス"、"既存のロギングされたMDT構成"(及び類似の用語/表現)を含む。
本明細書の幾つかの実施形態の原理が、図4を使用して説明され得る。
アクション41.UE10は、PLMN#1に対するMDT構成で構成され得る。
アクション42.UE10は、PLMN#2に通常にキャンプしている。
アクション43.UE10は、キャンプ通常状態から任意のセル選択状態に移行する。ここで、UE10は、最後のサービングセルが、PLMN#1のMDT構成のplmn-IdentityList等のPLMN識別子のリストにおいて、UE10に設定されたPLMNに属するか、及び/又は、最後のサービングセルが、PLMN#1のMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって構成されたエリアに属しているかどうか等の、ロギング基準とも呼ばれる1つ又は複数の条件又は基準が満たされているかどうかをチェックし得る。条件が満たされる場合、UE10は、PLMN#2に属する最後(以前)の第2サービスセル(以前のサービングセル)に関するレポートをロギングし、条件が満たされない場合、UE10はレポート、すなわち測定値をロギングしない。
アクション44.UE10は、任意のセル選択状態からPLMN#3への通常キャンプ状態に移行する。ここで、UE10は、最初のサービングセルが、PLMN#1のMDT構成のplmn-IdentityList等のリストに設定されたPLMNに属するか、及び/又は、最初のサービングセルが、PLMN#1のMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって構成されたエリアに属しているかどうか等の、ロギング基準とも呼ばれる1つ又は複数の条件又は基準が満たされているかどうかをチェックし得る。満たされている場合、UE10は、PLMN#3に属する現在キャンプしているセル(第1サービングセル)に関するレポートをロギングし、満たされない場合、UE10はレポート、すなわち測定値をロギングしない。したがって、UE10は、アクション43及びアクション44において、ログを記録する前に、UE10がセルの測定値をロギングできるかどうかを常にチェックする。以下の実施形態及び関連する例は、言及された条件の異なる代替例を示す。
一実施形態において、UE10は、セルが、測定結果を収集してロギングできる特定の許可されたPLMNに属しているかどうかをチェックする。
TS38.331のテキストにおけるこの実施形態の実装例が以下に[太字]~[/太字]の範囲で示される。

***************************
T330の実行中、UEは次のことを行う必要がある。
1>以下に従ってロギングを実行する:
2>reportTypeがVarLogMeasConfigにおいてPeriodicalに設定されている場合:
3>UEがNRセルに通常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定されている場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義される定期的な時間間隔でロギングを実行する;
3>任意のセル選択状態からNRへのキャンプ通常状態への移行時:
[太字]4>RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;[/太字]
5>ロギングを実行する;
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがeventL1に設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合;
4>eventL1によって示される条件が満たされた場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalによって定義される定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>ロギングを実行する場合:
3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示すために、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を5.3.3.7の様に設定する:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS38.304[20]で規定されている様に):
4>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
[太字]4>任意のセル選択状態に入った時点のRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;[/太字]
5>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
3>それ以外の場合:
4>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
4>UEがキャンプしているセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:周波数毎に6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RAT毎の周波数/周波数セット毎に3つのインターRATネイバーと、以下に従って:
5>含まれる隣接セル毎に、利用可能なオプションのフィールドを含める;

ノート:UEは、TS38.133[14]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される、RRC_IDLE又はRRC_INACTIVEのセル再選択評価に使用される利用可能な測定値の最新の結果を含める。

2>ロギングされた測定情報用に予約されたメモリがいっぱいになると、タイマT330を停止し、5.5a.1.4で規定されている様に、T330の期限切れ時に実行されるのと同じアクションを実行する。
***************************
TS36.331のテキストにおけるこの実施形態の実装例は、以下に[太字]~[/太字]の範囲で示される。

**********************************
T330の実行中、UEは次のことを行う必要がある。
1>測定ロギングが一時停止されたる場合:
2>最後のロギング間隔中にUEによって検出されたIDC問題が解決された場合、測定ロギングを再開する;
1>一時停止されていない場合は、次に従ってロギングを実行する:
2>targetMBSFN-AreaListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
3>UEがE-UTRAセル上に通常キャンプしているか、E-UTRAに接続されている場合;
3>RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;
3>PCell(RRC_CONNECTED)又はUEがキャンプしているセル(RRC_IDLE)が、VarLogMeasConfigで設定されているareaConfigurationで示されるエリアの一部である場合:
4>UEがMBMSサービスを受信しているtargetMBSFN-AreaListに示されるMBSFNエリアの場合:
5>TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従ってMBSFN測定を実行する;

ノート1:targetMBSFN-AreaListによってMBSFN測定ロギングを実行する様に構成されている場合、UEは追加のMBSFNサブフレームを受信する必要はない、つまり、ロギングは、UEが受信しているMBMSサービスに対応するサブフレームに基づく。

5>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている様に定期的な時間間隔でロギングを実行するが、TS36.133[16]で規定されている様にMBSFN測定結果が利用可能な間隔に対してのみ実行する;
2>それ以外の場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS36.304[4]で規定されている様に);
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
3>そうではなく、UEがE-UTRAセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>ロギングされた測定エントリをVarLogMeasReportに追加するときは、以下に従うフィールドを含める:
3>UEが最後のロギング間隔中にIDC問題を検出した場合:
4>VarLogMeasReportのmeasResultServCellが空でない場合:
5>InDeviceCoexDetectedを含める;
5>次のロギング間隔から測定ロギングを一時停止する;
4>それ以外の場合:
5>測定ロギングを一時停止する;

ノート1A:UEは、TS36.300[9]の23.4節に記載されている様に、フェーズ1の早い段階でIDC問題の開始を検出し得る。

3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示すために、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を以下の様に設定する:
4>locationCoordinatesを含める;
3>wlan-NameListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>詳細なWLAN測定値が利用可能な場合:
5>WLAN APのRSSIが大きい順にlogMeasResultListWLANを含める;
3>bt-NameListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>詳細なブルートゥース測定値が利用可能な場合:
5>ブルートゥースビーコンのRSSIが大きい順にlogMeasResultListBTを含める;
3>targetMBSFN-AreaListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>最後のロギング間隔中に必須の測定結果フィールドが利用可能になった各MBSFNエリアに対して:
5>rsrqResultMBSFNを設定して、最後のロギング間隔中に利用可能になった測定結果を含める;
5>関連するBLER結果が利用可能な場合、フィールドsignallingBLER-Result又はdataBLER-MCH-ResultListを含める、
5>UEがMBSFN送信を受信しているMBSFNエリアを示す様に、mbsfn-AreaId及びcarrierFrequencyを設定する;
4>RRC_CONNECTEDの場合:
5>PCellのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する;
5>PCellのレイヤ3フィルタリングされた測定結果を含める様にmeasResultServCellを設定する;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを設定して、最後のロギング間隔中に利用可能になったSCell及び隣接セルの測定結果のレイヤ3フィルタリングされた測定結果を、RSRPの降順で、最大で以下の数のセルまで含める:以下に従い、周波数毎に6つの周波数内セルと3つの周波数間セル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
5>利用可能な場合は、オプションで、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セル測定のレイヤ3フィルタリングされた測定結果を、最大で次の数のセルに対して、RSCP(UTRA)/RSSI(GERAN)/PilotStrength(cdma2000)の降順で含める様にmeasResultNeighCellsを設定する:以下に従い、周波数(UTRA、cdma2000)/周波数セット(GERAN)毎に3つのinter-RATセル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>RRC_IDLEの場合:
5>サービングセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>サービングセルの数を含める様にmeasResultServCellを設定する;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従い、周波数毎に6つの周波数内セルと3つの周波数間ネイバー:
6>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順でオプション設定し、最大で次の数のセルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従い、周波数(UTRA、cdma2000)/周波数セット(GERAN)毎に3つのinter-RATセル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>以前に含まれるセル(つまり、以前及び現在のサービングセルと隣接するEUTRAセルをカバーする)には、対応する結果がTS36.133[16]で定義されている関連するパフォーマンス要件に従って利用可能な場合、拡張RSRQに従った結果が含まれる;
4>上記に従って含まれるセル(すなわち、以前及び現在のサービングセルならびに隣接するEUTRAセルをカバーする)について、結果がより広い帯域を使用するか、又はすべてのOFDMシンボルを使用する測定に基づく場合、RSRQタイプを含む;

ノート2:UEは、TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従って最後の結果を含める。例えば。RSRP及びRSRQの結果は、UEがロギング間隔中に十分な数の結果を持っているか、十分な数のサブフレームを受信した場合にのみ利用可能である。

3>それ以外の場合:
4>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS36.304[4]で規定されている様に);
5>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
[太字]5>任意のセル選択状態に入った時点のRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;[/太字]
6>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
6>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>それ以外の場合:
5>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>UEがキャンプしているセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従って、周波数毎に6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RAT毎の周波数/周波数セット毎に3つのインターRATネイバー:
5>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>以前に含まれるセル(つまり、以前及び現在のサービングセルと隣接するEUTRAセルをカバーする)には、対応する結果がTS36.133[16]で定義されている関連するパフォーマンス要件に従って利用可能な場合、拡張RSRQに従った結果が含まれる;
4>上記に従って含まれるセル(すなわち、以前及び現在のサービングセルならびに隣接するEUTRAセルをカバーする)について、結果がより広い帯域を使用するか、又はすべてのOFDMシンボルを使用する測定に基づく場合、RSRQタイプを含む;

ノート3:UEは、RRC_IDLEのセル再選択評価に使用される、或いは、RRC_CONNECTEDの5.5.3に従って報告基準の評価又は測定レポートに使用される、利用可能な測定の最新の結果を含み、これらは、TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される。

2>ロギングされた測定情報用に予約されたメモリがいっぱいになると、タイマT330を停止し、5.6.6.4;で規定されている様に、T330の期限切れ時に実行されるのと同じアクションを実行する。
**********************************
別の実施形態において、UEは、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationIEのareaConfigで設定された特定のエリアにセルが属するかどうかをチェックする。
TS38.331のテキストにおけるこの実施形態の実装例は、以下に[太字]~[/太字]の範囲で示される。

***************************
T330の実行中、UEは次のことを行う必要がある。
1>以下に従ってロギングを実行する:
2>VarLogMeasConfigでreportTypeがPeriodicalに設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定されている場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義される定期的な時間間隔でロギングを実行する;
3>任意のセル選択状態からNRのキャンプ通常状態への移行時:
[太字]4>現在のキャンプセルが、VarLogMeasConfigでの構成において、areaConfigurationのareaConfigで示されるエリアの一部である場合:[/太字]
5>ロギングを実行する;
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがeventL1に設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合;
4>eventL1によって示される条件が満たされた場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalによって定義される定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>ロギングを実行する場合:
3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示すために、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を5.3.3.7の様に設定する:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS38.304[20]で規定されている様に):
4>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
[太字]4>通常キャンプ状態にある最後のサービングセルが、VarLogMeasConfigでの構成において、areaConfigurationのareaConfigで示されるエリアの一部である場合:[/太字]
5>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する;
5>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
3>それ以外の場合:
4>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する;
4>UEがキャンプしているセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従って、周波数毎に6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RAT毎の周波数/周波数セット毎に3つのインターRATネイバー:
5>含まれる隣接セル毎に、利用可能なオプションのフィールドを含める;

ノート:UEは、TS38.133[14]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される、RRC_IDLE又はRRC_INACTIVEのセル再選択評価に使用される利用可能な測定の最新の結果を含む。

2>ロギングされた測定情報用に予約されたメモリがいっぱいになると、タイマT330を停止し、5.5a.1.4で規定されている様に、T330の期限切れ時に実行されるのと同じアクションを実行する。
***************************
TS36.331のテキストにおけるこの実施形態の実装例は、以下に[太字]~[/太字]の範囲で示される。

**********************************
T330の実行中、UEは次のことを行う必要がある。
1>測定ロギングが一時停止されている場合:
2>最後のロギング間隔中にUEによって検出されたIDC問題が解決された場合、測定ロギングを再開する;
1>一時停止されていない場合は、次に従ってロギングを実行する:
2>targetMBSFN-AreaListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
3>UEがE-UTRAセル上に通常キャンプしているか、E-UTRAに接続されている場合;
3>RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;
3>PCell(RRC_CONNECTED)又はUEがキャンプしているセル(RRC_IDLE)が、VarLogMeasConfigで設定されているareaConfigurationで示されるエリアの一部である場合:
4>UEがMBMSサービスを受信している、targetMBSFN-AreaListに示されるMBSFNエリアの場合:
5>TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従ってMBSFN測定を実行する;

ノート1:targetMBSFN-AreaListによってMBSFN測定ロギングを実行する様に構成されている場合、UEは追加のMBSFNサブフレームを受信する必要はない、つまり、ロギングは、UEが受信しているMBMSサービスに対応するサブフレームに基づく。

5>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている様に定期的な時間間隔でロギングを実行するが、TS36.133[16]で規定されている様にMBSFN測定結果が利用可能な間隔に対してのみ実行する;
2>それ以外の場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS36.304[4]で規定されている様に);
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
3>UEがE-UTRAセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>ロギングされた測定エントリをVarLogMeasReportに追加するときは、以下に従うフィールドを含める:
3>UEが最後のロギング間隔中にIDC問題を検出した場合:
4>VarLogMeasReportのmeasResultServCellが空でない場合:
5>InDeviceCoexDetectedを含める;
5>次のロギング間隔から測定ロギングを一時停止する;
4>それ以外の場合:
5>測定ロギングを一時停止する;

ノート1A:UEは、TS36.300[9]の23.4節で説明されている様に、フェーズ1の早い段階でIDC問題の開始を検出し得る。

3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示す様に、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を以下の様に設定する:
4>locationCoordinatesを含める;
3>wlan-NameListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>詳細なWLAN測定値が利用可能な場合:
5>WLAN APのRSSIが大きい順にlogMeasResultListWLANを含める;
3>bt-NameListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>詳細なブルートゥース測定値が利用可能な場合:
5>ブルートゥースビーコンのRSSIが大きい順にlogMeasResultListBTを含める;
3>targetMBSFN-AreaListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>最後のロギング間隔中に必須の測定結果フィールドが利用可能になった各MBSFNエリアに対して:
5>rsrpResultMBSFN、rsrqResultMBSFNを設定して、最後のロギング間隔中に利用可能になった測定結果を含める;
5>関連するBLER結果が利用可能な場合、フィールドsignallingBLER-Result又はdataBLER-MCH-ResultListを含める、
5>UEがMBSFN送信を受信しているMBSFNエリアを示す様に、mbsfn-AreaId及びcarrierFrequencyを設定する;
4>RRC_CONNECTEDの場合:
5>PCellのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>PCellのレイヤ3フィルタリングされた測定結果を含む様にmeasResultServCellを設定する;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを設定して、最後のロギング間隔中に利用可能になったSCell及び隣接セルの測定結果のレイヤ3フィルタリングされた測定結果を、RSRPの降順で、最大で以下の数のセルまで含める:以下の従い、周波数毎に6つの周波数内セルと3つの周波数間セル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
5>利用可能な場合は、オプションで、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セル測定のレイヤ3フィルタリングされた測定結果を、最大で次の数のセルに対して、RSCP(UTRA)/RSSI(GERAN)/PilotStrength(cdma2000)の降順で含める様にmeasResultNeighCellsを設定する:以下に従い、周波数(UTRA、cdma2000)/周波数セット(GERAN)毎に3つのinter-RATセル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>RRC_IDLEの場合:
5>サービングセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>サービングセルの数を含む様にmeasResultServCellを設定する;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従い、周波数毎に6つの周波数内セルと3つの周波数間ネイバー:
6>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順でオプション設定し、最大で次の数のセルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従い、周波数(UTRA、cdma2000)/周波数セット(GERAN)毎に3つのinter-RATセル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>以前に含まれたセル(つまり、以前及び現在のサービングセルと隣接するEUTRAセルをカバーする)には、対応する結果がTS36.133[16]で定義されている関連するパフォーマンス要件に従って利用可能な場合、拡張RSRQに従った結果が含まれる;
4>上記に従って含まれるセル(すなわち、以前及び現在のサービングセルならびに隣接するEUTRAセルをカバーする)について、結果がより広い帯域を使用するか、又はすべてのOFDMシンボルを使用する測定に基づく場合、RSRQタイプを含む;

ノート2:UEは、TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従って最後の結果を含む。例えば。RSRP及びRSRQの結果は、UEがロギング間隔中に十分な数の結果を持っているか、十分な数のサブフレームを受信した場合にのみ利用可能である。

3>それ以外の場合:
4>UEがいずれかのセル選択状態にある場合(TS36.304[4]で規定されている様に);
5>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
[太字]5>通常キャンプ状態にある最後のサービングセルが、VarLogMeasConfigでの構成において、areaConfigurationで示されるエリアの一部である場合:[/太字]
6>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
6>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>それ以外の場合:
5>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する;
5>UEがキャンプしているセルの数を含める様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従って、周波数毎に6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RAT毎の周波数/周波数セット毎に3つのインターRATネイバー:
5>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>以前に含まれたセル(つまり、以前及び現在のサービングセルと隣接するEUTRAセルをカバーする)には、対応する結果がTS36.133[16]で定義されている関連するパフォーマンス要件に従って利用可能な場合、拡張RSRQに従った結果が含まれる;
4>上記に従って含まれるセル(すなわち、以前及び現在のサービングセルならびに隣接するEUTRAセルをカバーする)について、結果がより広い帯域を使用するか、又はすべてのOFDMシンボルを使用する測定に基づく場合、RSRQタイプを含む;

ノート3:UEは、RRC_IDLEのセル再選択評価に使用される、或いは、RRC_CONNECTEDの5.5.3に従って報告基準の評価又は測定レポートに使用される、利用可能な測定の最新の結果を含み、これらは、TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される。

2>ロギングされた測定情報用に予約されたメモリがいっぱいになると、タイマT330を停止し、5.6.6.4;で規定されている様に、T330の期限切れ時に実行されるのと同じアクションを実行する。
**********************************
さらに別の実施形態において、UEは、セルが、plmn-identityListで構成された特定の許可されたPLMNに属するかと、AreaConfigurationIEで構成された特定のエリアに属するかをチェックする。
TS38.331のこの実施形態の実装例は、以下に[太字]~[/太字]の範囲で示される。

***************************
T330の実行中、UEは次のことを行う必要がある。
1>以下に従ってロギングを実行する:
2>VarLogMeasConfigでreportTypeがPeriodicalに設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがoutOfCoverageに設定されている場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義される定期的な時間間隔でロギングを実行する;
3>任意のセル選択状態からNRのキャンプ通常状態への移行時:
[太字]4>RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;
4>現在のキャンプセルが、VarLogMeasConfigでの構成において、areaConfigurationのareaConfigで示されるエリアの一部である場合:[/太字]
5>ロギングを実行する;
2>そうではなく、reportTypeがeventTriggeredに設定され、eventTypeがeventL1に設定されている場合:
3>UEがNRセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合;
4>eventL1によって示される条件が満たされた場合にのみ、VarLogMeasConfigのloggingIntervalによって定義される定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>ロギングを実行する場合:
3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示す様に、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を5.3.3.7の様に設定する:
3>UEがいずれかのセル選択状態にある場合(TS38.304[20]で規定されている様に):
4>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
[太字]4>任意のセル選択状態に入った時点のRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;
4>通常状態でキャンプしている間の最後のサービングセルが、VarLogMeasConfigでの構成において、areaConfigurationのareaConfigで示されるエリアの一部である場合:[/太字]
5>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
3>それ以外の場合:
4>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する;
4>UEがキャンプしているセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従って、周波数毎に6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RAT毎の周波数/周波数セット毎に3つのインターRATネイバーと:
5>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;

ノート:UEは、TS38.133[14]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される、RRC_IDLE又はRRC_INACTIVEのセル再選択評価に使用される利用可能な測定の最新の結果を含む。

2>ロギングされた測定情報用に予約されたメモリがいっぱいになると、タイマT330を停止し、5.5a.1.4で規定されている様に、T330の期限切れ時に実行されるのと同じアクションを実行する。
***************************
TS36.331のテキストにおけるこの実施形態の実装例は、以下に[太字]~[/太字]の範囲で示される。

**********************************
T330の実行中、UEは次のことを行う必要がある。
1>測定ロギングが一時停止されている場合:
2>最後のロギング間隔中にUEによって検出されたIDC問題が解決された場合、測定ロギングを再開する;
1>一時停止されていない場合は、次に従ってロギングを実行する:
2>targetMBSFN-AreaListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
3>UEがE-UTRAセル上に通常キャンプしているか、E-UTRAに接続されている場合;
3>RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;
3>PCell(RRC_CONNECTED)又はUEがキャンプしているセル(RRC_IDLE)が、VarLogMeasConfigで設定されているareaConfigurationで示されるエリアの一部である場合:
4>UEがMBMSサービスを受信している、targetMBSFN-AreaListに示されるMBSFNエリアの場合:
5>TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従ってMBSFN測定を実行する;

ノート1:targetMBSFN-AreaListによってMBSFN測定ロギングを実行する様に構成されている場合、UEは追加のMBSFNサブフレームを受信する必要はない、つまり、ロギングは、UEが受信しているMBMSサービスに対応するサブフレームに基づく。

5>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている様に定期的な時間間隔でロギングを実行するが、TS36.133[16]で規定されている様にMBSFN測定結果が利用可能な間隔に対してのみ実行する;
2>それ以外の場合:
3>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS36.304[4]で規定されている様に);
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
3>UEがE-UTRAセルに正常にキャンプしており、RPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、VarLogMeasConfigでの構成において、セルがareaConfigurationによって示されるエリアの一部である場合:
4>VarLogMeasConfigのloggingIntervalで定義されている定期的な時間間隔でロギングを実行する;
2>ロギングされた測定エントリをVarLogMeasReportに追加するときは、以下に従うフィールドを含める:
3>UEが最後のロギング間隔中にIDC問題を検出した場合:
4>VarLogMeasReportのmeasResultServCellが空でない場合:
5>InDeviceCoexDetectedを含める;
5>次のロギング間隔から測定ロギングを一時停止する;
4>それ以外の場合:
5>測定ロギングを一時停止する;

ノート1A:UEは、TS36.300[9]の23.4節で説明されている様に、フェーズ1の早い段階でIDC問題の開始を検出し得る。

3>ロギングされた測定構成が受信された時点からの経過時間を示すために、relativeTimeStampを設定する;
3>最後のロギング間隔中に詳細な位置情報が利用可能になった場合、locationInfoの内容を以下の様に設定する:
4>locationCoordinatesを含める;
3>wlan-NameListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>詳細なWLAN測定値が利用可能な場合:
5>WLAN APのRSSIが大きい順にlogMeasResultListWLANを含める;
3>bt-NameListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>詳細なブルートゥース測定値が利用可能な場合:
5>ブルートゥースビーコンのRSSIが大きい順にlogMeasResultListBTを含める;
3>targetMBSFN-AreaListがVarLogMeasConfigに含まれている場合:
4>最後のロギング間隔中に必須の測定結果フィールドが利用可能になった各MBSFNエリアに対して:
5>rsrpResultMBSFN、rsrqResultMBSFNを設定して、最後のロギング間隔中に利用可能になった測定結果を含める;
5>関連するBLER結果が利用可能な場合、フィールドsignallingBLER-Result又はdataBLER-MCH-ResultListを含める、
5>UEがMBSFN送信を受信しているMBSFNエリアを示す様に、mbsfn-AreaId及びcarrierFrequencyを設定する;
4>RRC_CONNECTEDの場合:
5>PCellのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>PCellのレイヤ3フィルタリングされた測定結果を含む様にmeasResultServCellを設定する;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを設定して、最後のロギング間隔中に利用可能になったSCell及び隣接セルの測定結果のレイヤ3フィルタリングされた測定結果を、RSRPの降順で、最大で以下の数のセルまで含める:以下に従い、周波数毎に6つの周波数内セルと3つの周波数間セル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
5>利用可能な場合は、オプションで、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セル測定のレイヤ3フィルタリングされた測定結果を、最大で次の数のセルに対して、RSCP(UTRA)/RSSI(GERAN)/PilotStrength(cdma2000)の降順で含める様にmeasResultNeighCellsを設定する:以下に従い、周波数(UTRA、cdma2000)/周波数セット(GERAN)毎に3つのinter-RATセル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>RRC_IDLEの場合:
5>サービングセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>サービングセルの数を含む様にmeasResultServCellを設定する;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従い、周波数毎に6つの周波数内セルと3つの周波数間ネイバー:
6>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
5>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順でオプション設定し、最大で次の数のセルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従い、周波数(UTRA、cdma2000)/周波数セット(GERAN)毎に3つのinter-RATセル:
6>含まれるセルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>以前に含まれるセル(つまり、以前及び現在のサービングセルと隣接するEUTRAセルをカバーする)には、対応する結果がTS36.133[16]で定義されている関連するパフォーマンス要件に従って利用可能な場合、拡張RSRQに従った結果が含まれる;
4>上記に従って含まれるセル(すなわち、以前及び現在のサービングセルならびに隣接するEUTRAセルをカバーする)について、結果がより広い帯域を使用するか、又はすべてのOFDMシンボルを使用する測定に基づく場合、RSRQタイプを含む;

ノート2:UEは、TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従って最後の結果を含む。例えば。RSRP及びRSRQの結果は、UEがロギング間隔中に十分な数の結果を持っているか、十分な数のサブフレームを受信した場合にのみ利用可能である。

3>それ以外の場合:
4>UEが任意のセル選択状態にある場合(TS36.304[4]で規定されている様に);
5>anyCellSelectionDetectedを設定して、適切なセル又は許容できるセルが検出されなかったことを示す;
[太字]5>任意のセル選択状態に入った時点のRPLMNが、VarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合;
5>通常状態でキャンプしている間の最後のサービングセルが、VarLogMeasConfigでの構成において、areaConfigurationで示されるエリアの一部である場合:[/太字]
6>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
6>UEがキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServingCellを設定する;
4>それ以外の場合:
5>UEキャンプしているセルのグローバルセル識別子を示すためにservCellIdentityを設定する;
5>UEがキャンプしているセルの数を含める様にmeasResultServingCellを設定する;
4>利用可能な場合、measResultNeighCellsを、セルの再選択に使用されるランキング基準の降順で設定し、最大で次の数の隣接セルについて、最後のロギング間隔中に利用可能になった隣接セルの測定値を含める:以下に従って、周波数毎に6つの周波数内ネイバーと3つの周波数間ネイバーと、RAT毎の周波数/周波数セット毎に3つのインターRATネイバー:
5>含まれる隣接セルごとに、利用可能なオプションのフィールドを含める;
4>以前に含まれたセル(つまり、以前及び現在のサービングセルと隣接するEUTRAセルをカバーする)には、対応する結果がTS36.133[16]で定義されている関連するパフォーマンス要件に従って利用可能な場合、拡張RSRQに従った結果が含まれる;
4>上記に従って含まれるセル(すなわち、以前及び現在のサービングセルならびに隣接するEUTRAセルをカバーする)について、結果がより広い帯域を使用するか、又はすべてのOFDMシンボルを使用する測定に基づく場合、RSRQタイプを含む;

ノート3:UEは、RRC_IDLEのセル再選択評価に使用される、或いは、RRC_CONNECTEDの5.5.3に従って報告基準の評価又は測定レポートに使用される、利用可能な測定の最新の結果を含み、これらは、TS36.133[16]で規定されているパフォーマンス要件に従って実行される。

2>ロギングされた測定情報用に予約されたメモリがいっぱいになると、タイマT330を停止し、5.6.6.4;で規定されている様に、T330の期限切れ時に実行されるのと同じアクションを実行する。
ここで、本明細書の実施形態による、測定を処理するために無線通信ネットワーク1のUE10によって実行される方法アクションについて、図5aに示すフローチャートを参照して説明する。アクションを以下の順序で実行する必要はなく、任意の適切な順序で実行され得る。破線のボックスは、オプションの特徴を示す。
アクション501.UE10は、PLMN識別子のリストを含む、ロギングされたMDT構成を用いて構成され得る。UE10はさらに、UEにおけるMDT構成の処理に関する構成又はポリシーを取得し得る。構成又はポリシーは、MDT測定等の測定をいつロギングするかを示す1つ又は複数の条件を含む。
アクション502.UE10は、進行中のMDT構成を有する、例えば、1つ又は複数のセルにおいて測定を実行し、キャンプ状態から任意のセル選択状態に入ることができる。
アクション503.構成されている様に、UE10は、1つ又は複数の条件が満たされると、任意のセル選択状態に入った後の最後のサービングセルに関連する測定をロギングし、ここで、1つ又は複数の条件は、例えば、任意のセル選択状態に入った時点の最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成内のPLMN識別子のリストにおいてUE10内に設定されているPLMNに属していることを含む。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによってUE10に設定されたエリアに属すること、したがって、最後のサービングセルが、areaConfigurationにおいて無線RANによってUE10に設定されたエリアに属し、かつ、ロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストにおいてUEに設定された特定のPLMNに属することを含む。UE10は、1つ又は複数の条件が満たされるという条件で、UE10がキャンプしていた最後のサービングセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定すること、及び/又は、UE10がキャンプしていた最後のサービングセルの数を含める様にmeasResultServCellを設定することによって、測定値をロギングし得る。したがって、UE10は、ロギングを実行する際に、UE10が任意のセル選択状態にある場合、任意のセル選択状態に入った時点のRPLMNがVarLogMeasReportに格納されているplmn-IdentityListに含まれている場合、及び、通常状態でキャンプしている間の最後のサービングセルが、VarLogMeasConfigで設定されている場合はareaConfigurationのareaConfigで示されるエリアの一部である場合:
>UE10がキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定し;
>UE10がキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含める様にmeasResultServingCellを設定する。
アクション504.UE10は、無線ネットワークノード12の第1セルに入るとき(キャンプするとき)に、ロギングされた測定値を無線ネットワークノード12又は任意の他の無線ネットワークノードに送信し得る。例えば、relativeTimeStamp、locationInfo、UEの最後又は最初のサービングセルのサービングセル識別子(servCellIdentity)、最後又は最初のサービングセルの対応する測定値(measResultServingCell)、及び、隣接セルの測定値(measResultNeighCell)を送信する。UE10は、第1セルに戻る必要はない。UE10は、ネットワークに通知できる(PLMNとRATが一致していてもよい)任意のセル(第1セルであり得る)においてRRC接続状態(通常キャンプしていない)になる。次いで、UE10は、格納され、ロギングされたMDTレポートに関してネットワークに通知し、ネットワークが送信を要求した場合にのみネットワークに送信し得る。
ここで、本明細書の一部の実施形態による無線通信ネットワーク1における通信を処理するためにUE10によって実行される方法アクションについて、図5bに示されるフローチャートを参照して説明する。アクションを以下の順序で実行する必要はなく、任意の適切な順序で実行され得る。破線のボックスは、オプションの特徴を示す。
アクション511.UE10は、UE10におけるMDT構成の処理に関する構成又はポリシーを取得し得る。構成又はポリシーは、MDT測定等の測定をいつロギングするかを示す1つ又は複数のルールを含む。したがって、構成は、1つ又は複数のルール又は条件を含むことができ、1つのルール又は条件は、任意のセル選択状態に入る、又は、任意のセル選択状態からできるときに最後又は最初のサービングセルのPLMNがPLMNリスト内にある場合、又は、セルがUE10に格納されているMDT構成のエリアにある場合にのみ、MDT測定をロギングすることを示し得る。したがって、UE10は、1つ又は複数の条件が満たされる場合にのみ、任意のセル選択状態に入る前の最後のサービングセル及び/又は任意のセル選択状態から戻った後の最初のサービングセルに関連する測定値をロギングする様に構成され得る。
アクション512.UE10は、例えば、1つ又は複数のセルにおいて測定を実行し、キャンプ状態から任意のセル選択状態に入る、及び/又は、任意のセル選択状態からキャンプ通常状態とも呼ばれるキャンプ状態に移行する等の進行中のMDT構成を有し得る。これはUE10のIDLE状態であり、UE10は通常に動作している、すなわち、RRC接続状態になり、発信、着信、テキストメッセージ等の受信を行うことができる。
アクション513.構成されている様に、UE10は、1つ以上の条件が満たされた場合にのみ、任意のセル選択状態に入る前の最後のサービングセル、及び/又は、任意のセル選択状態から戻った後の最初のサービングセルである、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする。例えば、UE10は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成内のplmn-IdentityList等のPLMNリストに設定されたPLMNに属する場合、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって設定されたエリアに属している場合、及び/又は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、areaConfigurationでRANによって設定されたエリアに属しており、かつ、ロギングされたMDT構成のplmn-IdentityListで設定されたPLMNに属している場合、測定値をロギングする。したがって、1つ又は複数の条件が満たされるという条件で、UE10は、UE10がキャンプしていた最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する、及び/又は、UE10がキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServCellを設定することができる。
アクション514.UE10は、無線ネットワークノード12の第1セルに入るとき(キャンプするとき)に、ロギングされた測定値を無線ネットワークノード12又は任意の他の無線ネットワークノードに送信し得る。例えば、UE10は、relativeTimeStamp、locationInfo、UEの最後又は最初のサービングセルのサービングセル識別子(servCellIdentity)、最後又は最初のサービングセルの対応する測定値(measResultServingCell)、及び、隣接セルの測定値(measResultNeighCell)を送信することができる。UE10は、第1セルに戻る必要はない。UE10は、ネットワークに通知できる(PLMNとRATが一致していてもよい)任意のセル(最初のセルでもよい)においてRRC接続状態、(通常キャンプしていない)になる。次いで、UE10は、格納された、ロギングされたMDTレポートに関してネットワークに通知し、ネットワークが送信を要求した場合にのみネットワークに送信し得る。
ここで、本明細書の実施形態による無線通信ネットワーク1における通信を処理するために無線ネットワークノード12によって実行される方法アクションについて、図6aに示されるフローチャートを参照して説明する。アクションを以下の順序で実行する必要はなく、任意の適切な順序で実行され得る。破線のボックスは、オプションの特徴を示す。
アクション601.無線ネットワークノード12は、1つ又は複数の条件が満たされた場合、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様にUE10を構成し、1つ以上の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNがロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストでUE10に設定されていることを含む。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによってUE10内に設定されたエリアに属すること、したがって、最後のサービングセルが、areaConfigurationにおいてRANによってUE10に設定されたエリアに属し、かつ、ロギングされたMDT構成のリストにおいてUE10に設定された特定のPLMNに属することを含む。したがって、無線ネットワークノード12は、UEにおけるMDT構成の処理に関する構成を用いてUE10を構成し得る。構成は、MDT測定等の測定をいつロギングするかを示す1つ又は複数の条件を含む。したがって、構成は、1つ又は複数の条件を含むことができ、1つの条件は、任意のセル選択状態に移行したときに最後のサービングセルのPLMNが、例えば、PLMNリスト内にある場合、及び/又は、セルがUE10に格納されているMDT構成のエリアに属する場合、MDT測定をロギングすることを示し得る。したがって、UE10は、1つ又は複数の条件が満たされたときに任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連する測定をロギングする様に構成され得る。
アクション602.無線ネットワークノード12は、UE10が無線ネットワーク12の第1セルに入ったときに、ロギングされた測定値を、UE10から、又は、任意の他の無線ネットワークノードから受信する様に構成され得る。
ここで、本明細書の幾つかの実施形態による無線通信ネットワーク1における通信を処理するために無線ネットワークノード12によって実行される方法アクションについて、図6bに示されるフローチャートを参照して説明する。アクションを以下の順序で実行する必要はなく、任意の適切な順序で実行され得る。破線のボックスは、オプションの特徴を示す。
アクション611.無線ネットワークノード12は、UE10におけるMDT構成の処理に関する構成又はポリシーを用いてUE10を構成し得る。構成又はポリシーは、MDT測定等の測定をいつロギングするかを示す1つ又は複数の条件を含む。したがって、構成は、1つ又は複数の条件を含むことができ、1つの条件は、任意のセル選択状態に入る、又は、セル選択状態から出るときに最後又は最初のサービングセルのPLMNがPLMNリスト内にある場合、又は、セルがUE10に格納されているMDT構成のエリアにある場合に、MDT測定をロギングすることを示し得る。したがって、UE10は、1つ以上の条件が満たされた場合にのみ、任意のセル選択状態に入る前の最後のサービングセル、及び/又は、任意のセル選択状態から戻った後の最初のサービングセルである、最後のサービングセルに関連付けられた測定をロギングする様に構成され得る。
アクション612.次いで、無線ネットワークノード12は、ロギングされた測定値、例えば、MDT測定値をUE10から受信し得る。
図7は、本実施形態による無線通信ネットワーク1内で通信を処理するためのUE10を示すブロック図である。
UE10は、本開示の方法を実行する様に構成された、例えば、1つ以上のプロセッサといった処理回路701を含み得る。
UE10は、受信ユニット702、例えば、受信機又はトランシーバを含み得る。UE10、処理回路701及び/又は受信ユニット702は、UEでのMDT構成の処理に関する構成又はポリシーを取得する様に構成され得る。構成又はポリシーは、MDT測定等の測定をいつロギングするかを示す1つ又は複数のルールを含む。したがって、構成は、1つ又は複数のルールを含み、1つのルールは、最後のサービングセルのPLMNがUE10に格納されているPLMNリストにある場合に、MDT測定をロギングすることを示し得る。したがって、UE10は、1つ又は複数の条件が満たされる場合にのみ、任意のセル選択状態に入る前の最後のサービングセル及び/又は任意のセル選択状態から戻った後の最初のサービングセルに関連する測定値をロギングする様に構成され得る。
UE10は、実行ユニット703、例えば、測定ユニットを含み得る。UE10、処理回路701、及び/又は実行ユニット703は、セル内で1つ又は複数の測定を実行し、キャンプ状態から任意のセル選択状態に入る様に構成され得る。UE10はさらに、任意のセル選択状態からキャンプ状態に移行し得る。
UE10は、ロギングユニット704を備え得る。UE10、処理回路701及び/又はロギングユニット704は、1つ又は複数の条件が満たされたときに、任意のセル選択状態に入った後に最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様に構成される。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNがロギングされたMDT構成のPLMN識別子のリストでUE10に設定されていることを含む。1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによってUE10内に構成されたエリアに属することをさらに含み得る。したがって、UE10、処理回路701及び/又はロギングユニット704は、1つ又は複数の条件が満たされた場合にのみ最後のサービングセルに関連する測定値をロギングする様に構成され、最後のサービングセルは、任意のセル選択状態に入る前の最後のサービングセル、及び/又は、任意のセル選択状態から戻った後の最初のサービングセルである。例えば、UE10、処理回路701及び/又はロギングユニット704は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のplmn-IdentityList等のPLMNリストで設定されたPLMNに属している場合、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって設定されたエリアに属している場合、及び/又は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルがareaConfigurationでRANによって設定されたエリアに属し、かつ、ロギングされたMDT設定のplmn-identityListで設定されたPLMNに属している場合、測定値及びサービングセルをロギングする様に構成され得る。1つ又は複数の条件が満たされるという条件で、UE10、処理回路701及び/又はロギングユニット704は、UEがキャンプオンしていた、及び/又は、最後にロギングされたセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定する様に構成され得る、及び/又は、UE10がキャンプしていた最後にロギングされたセルの数を含む様にmeasResultServCellを設定する様に構成され得る。したがって、UE10、処理回路701及び/又はロギングユニット704は、1つ又は複数の条件が満たされるという条件で、UE10がキャンプしていた最後のサービングセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定することによって、及び/又は、UE10がキャンプしていた最後のサービングセルの数を含む様にmeasResultServCellを設定することによって、測定値をロギングする様に構成され得る。
UE10は、送信ユニット705、例えば、送信機又はトランシーバを含み得る。UE10、処理回路701及び/又は送信ユニット705は、無線ネットワークノード12又は他の無線ネットワークノードの第1セルに入る(キャンプオンする)ときに、ロギングされた測定値を無線ネットワークノード12又は他の無線ネットワークノードに送信する様にさらに構成され得る。例えば、relativeTimeStamp、locationInfo、UEの最後又は最初のサービングセルのサービングセル識別子(servCellIdentity)、最後又は最初のサービングセルの対応する測定値(measResultServingCell)及び隣接セルの測定値(measResultNeighCell)を送信する。
UE10は、メモリ706をさらに含み得る。メモリ706は、実行時に本明細書に開示される方法を実行するためのデータパケット、1つ又は複数の条件、モビリティイベント、測定、イベント及びアプリケーション等のデータを格納するために使用される1つ又は複数のユニットを備える。さらに、UE10は、送信機、受信機、トランシーバ及び/又は1つ以上のアンテナ等を備える通信インターフェース709を含み得る。
UE10に関して本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、コンピュータプログラム製品707又はコンピュータプログラムの手段によって実装され、それらは、
例えば、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されるとき、少なくとも1つのプロセッサに、UE10によって実行される本明細書に記載されるアクションを実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を含む。コンピュータプログラム製品707は、コンピュータ可読記憶媒体708、例えば、ディスク、ユニバーサルシリアルバス(USB)スティック等に格納され得る。コンピュータプログラム製品を格納したコンピュータ可読記憶媒体708は、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、UE10によって実行される本明細書で説明したアクションを実行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的又は一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり得る。したがって、本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークにおいて通信を処理するためのUE10を開示し、UE10は、処理回路及びメモリを備え、メモリは、処理回路によって実行可能な命令を備え、それにより、UE10は、方法のいずれかを実行する様に動作する。
図8は、本実施形態による無線通信ネットワーク1内で通信を処理するための無線ネットワークノード12を示すブロック図である。
無線ネットワークノード12は、本開示の方法を実行する様に構成された、例えば、1つ以上のプロセッサといった処理回路801を含み得る。
無線ネットワークノード12は、構成ユニット802、例えば、送信機又はトランシーバを含み得る。無線ネットワークノード12、処理回路801及び/又は構成ユニット802は、1つ又は複数の条件が満たされた場合に任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連する測定値をロギングする様にUE10を構成する様に構成され、ここで、1つ又は複数の条件は、最後のサービングセルがPLMNに属し、このPLMNがロギングされたMDT構成内のPLMN識別子のリストでUE10に設定されることを含む。1つ以上の条件は、さらに、最後のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用して、RANによってUE10に設定されたエリアに属することを含む。無線ネットワークノード12、処理回路801及び/又は構成ユニット802は、UE10でのMDT構成の処理に関する構成又はポリシーでUE10を構成する様に構成され得る。構成又はポリシーは、MDT測定等の測定をいつロギングするかを示す1つ又は複数のルールを含む。したがって、構成は、1つ又は複数のルールを含むことができ、1つのルールは、最後のサービングセル又は最初のサービングセルのPLMNが、UE10に格納されているPLMNリスト又はRANエリアにある場合に、MDT測定をロギングすることを指示することができる。例えば、1つ又は複数のルール/条件は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成内のplmn-IdentityList等のPLMNリストに設定されたPLMNに属する場合、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルが、ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用してRANによって設定されたエリアに属している場合、及び/又は、最後のサービングセル及び/又は最初のサービングセルがareaConfigurationでRANによって設定されたエリアに属しており、かつ、ロギングされたMDT設定のplmn-IdentityListで設定されたPLMNに属している場合、測定値をロギングする。
無線ネットワークノード12は、受信ユニット803、例えば、受信機又はトランシーバを含み得る。無線ネットワークノード12、処理回路801及び/又は受信ユニット803は、UE10が無線ネットワーク12の第1セルに入ったときに、UE10又は任意の他の無線ネットワークノードからロギングされた測定値を受信する様に構成され得る。無線ネットワークノード12、処理回路801及び/又は受信ユニット803は、ロギングされた測定値、例えば、MDT測定値をUE10から受信する様に構成され得る。
無線ネットワークノード12は、メモリ804を含み得る。メモリ804は、実行時に本明細書に開示される方法を実行するためのデータパケット、モビリティイベント、構成、記録された測定値、MDT構成、イベント及びアプリケーション等のデータを格納するために使用される1つ又は複数のユニットを備える。さらに、無線ネットワークノード12は、送信機、受信機、送受信機、及び/又は1つ以上のアンテナ等を備える通信インターフェース807を含み得る。
無線ネットワークノード12について本明細書に記載されている実施形態による方法は、例えば、コンピュータプログラム製品805又はコンピュータプログラムの手段によって実現され、それらは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、無線ネットワークノード12によって実行される本明細書に記載のアクションを実行させる命令、つまり、ソフトウェアコード部分を含む。コンピュータプログラム製品805は、コンピュータ可読記憶媒体806、例えば、ディスク、ユニバーサルシリアルバス(USB)スティック等に格納され得る。コンピュータプログラム製品を格納したコンピュータ可読記憶媒体806は、少なくとも1つのプロセッサで実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、無線ネットワークノード12によって実行される本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的又は一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり得る。したがって、本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークにおける通信を処理するための無線ネットワークノード12を開示し得る。無線ネットワークノード12は、処理回路及びメモリを備え、メモリは、処理回路によって実行可能な命令を備え、それによってここに記載されている方法のいずれかを実行する様に動作する。
幾つかの実施形態において、より一般的な用語"ネットワークノード"が使用され、それは、無線デバイス及び/又は他のネットワークノードと通信する、任意タイプの無線ネットワークノード、又は、任意タイプのネットワークノードに対応する。ネットワークノードの例としては、NodeB、MeNB、SeNB、マスタセルグループ(MCG)又はセカンダリセルグループ(SCG)に属するネットワークノード、基地局(BS)、MSR BS等のマルチ標準無線(MSR)無線ノード、eNodeB、gNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、ドナーノード制御リレー、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)のノード等である。
いくつかの実施形態では、無線デバイス又はユーザ装置(UE)という非限定的な用語が使用され、ネットワークノード及び/又はセルラー又はモバイル通信システム内の別の無線デバイスと通信するあらゆるタイプの無線デバイスを指す。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイストゥデバイス(D2D)UE、近接能力UE(ProSe UE)、マシンタイプUE若しくはマシン・トゥ・マシン(M2M)通信が可能なUE、PDA、PAD、タブレット、移動端末、スマートフォン、ラップトップエンベディッドイクイップド(LEE)、ラップトップに実装された装置(LME)、USBドングル等である。
実施形態は、無線デバイスが信号(例えばデータ)を受信及び/又は送信する任意のRAT又はマルチRATシステムに適用可能であり、いくつかの可能な実装について言及すると、NR、Wi-Fi、LTE、LTE-Advanced、WCDMA(登録商標)、モバイル通信用グローバルシステム/GSMエボリューション用拡張データレート(GSM/EDGE)、マイクロ波アクセス用ワールドワイド相互運用性(WiMax)又はウルトラモバイルブロードバンド(UMB)である。
通信デザインに精通した者には容易に理解される様に、機能手段又は回路は、デジタルロジック及び/又は1つ以上のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他のデジタルハードウェアにより実現され得る。幾つかの実施形態において、幾つかの、総ての又は種々の機能は、単一のアプリケーション特定集積回路(ASIC)、又は、2つ以上の、それらの間の適切なハードウェア及び/又はソフトウェアインタフェースを有する個別デバイスにより実現され得る。機能のいくつかは、たとえば、無線デバイス又はネットワークノードの他の機能コンポーネントと共有されるプロセッサで実現され得る。
代わりに、処理手段の機能要素の幾つかは、個別ハードウェアを介して提供される一方、他の機能要素は、適切なソフトウェア又はファームウェアに関連してソフトウェアを実行するハードウェアで提供される。この様に、ここで使用される用語"プロセッサ"又は"コントローラ"は、ソフトウェアを実行できるハードウェアのみを参照するのではなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、及び/又は、プログラム、若しくは、アプリケーションデータを暗示的に含み得る。他のハードウェア、従来のハードウェア、及び/又は、カスタムハードウェアも含み得る。通信デバイスの設計者は、これらのデザインの選択において本質的な、コスト、パフォーマンス、及び、メンテナンスのトレードオフを理解する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能又は利点は、1つ又は複数の仮想装置の1つ又は複数の機能ユニット又はモジュールを通じて実行され得る。各仮想装置は、これらの機能ユニットをいくつか備え得る。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る処理回路と、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理等を含み得る他のデジタルハードウェアと、を含み得る。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行する様に構成され、メモリは、読み取り-専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の1つ以上のタイプのメモリを含み得る。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令と、いくつかの実施形態においては、本明細書に記載された技術の1つ以上を実行するためのプログラム命令を含む。いくつかの実装形態において、処理回路は、本開示の1つ以上の実施形態による対応する機能を各機能ユニット実行させるために使用され得る。
上記記載及び添付の図面は、本開示の方法及び装置の限定しない例を開示している。よって、本開示の装置及び技術は、上記記載及び添付の図面に限定されない。むしろ、本実施形態は、以下の特許請求の範囲及びその均等のみにより限定される。
略語:説明
5GC:第5世代コアネットワーク
AS:アプリケーションサーバ
CA:キャリアアグリゲーション
CN:コアネットワーク
EUTRA:発展型汎用地上無線アクセス
ID:識別子
LBT:リッスンビフォアトーク
LTE:ロングタームエボリューション
MAC:媒体アクセス制御
MCG:マスタセルグループ
MDT:ドライブテストの最小化
MN:マスタノード
NR:ニューレディオ
RAN:無線アクセスネットワーク
RAT:無線アクセス技術
RLC:無線リンク制御
RLF:無線リンク障害
RRC:無線リソース制御
SN:セカンダリノード
UE:ユーザ装置

Claims (16)

  1. 無線通信ネットワーク(1)における1つ以上の測定を処理するためにユーザ装置(UE)(10)によって実行される方法であって、
    1つ以上の条件が満たされた場合、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギング(503)すること、
    を含み、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)に属し、前記PLMNが、ロギングされたドライブテスト最小化(MDT)構成のPLMN識別子のリストで前記UE(10)に設定されていることを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが、前記ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用して、無線アクセスネットワーク(RAN)によって前記UE(10)に設定されたエリアに属することを含む、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、
    前記測定値をロギングすることは、前記1つ以上の条件が満たされることを条件として、前記UE(10)がキャンプしていた前記最後のサービングセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定すること、及び/又は、前記UE(10)がキャンプしていた前記最後のサービングセルの数を含める様にmeasResultServCellを設定すること、を含む、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    無線ネットワークノード(12)の第1セルに入るときに、前記ロギングされた測定値を前記無線ネットワークノード(12)又は任意の他の無線ネットワークノードに送信(504)することを含む、方法。
  5. 無線通信ネットワーク(1)で通信を処理するために無線ネットワークノード(12)によって実行される方法であって
    1つ以上の条件が満たされた場合、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様にユーザ装置(UE)を構成(601)すること、
    を含み、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)に属し、前記PLMNが、ロギングされたドライブテスト最小化(MDT)構成のPLMN識別子のリストで前記UE(10)に設定されていることを含む、方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが、前記ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用して、無線アクセスネットワーク(RAN)によって前記UE(10)に設定されたエリアに属することを含む、方法。
  7. 請求項5又は6に記載の方法であって、さらに、
    前記UE(10)が前記無線ネットワークノード(12)の第1セルに入るときに、前記ロギングされた測定値を前記UE(10)又は任意の他の無線ネットワークノードから受信(602)することを含む、方法。
  8. 無線通信ネットワーク(1)において1つ以上の測定を処理するユーザ装置(UE)(10)であって、
    1つ以上の条件が満たされると、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様に構成され、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)に属し、前記PLMNが、ロギングされたドライブテスト最小化(MDT)構成のPLMN識別子のリストで前記UE(10)に設定されていることを含む、UE。
  9. 請求項8に記載のUEであって、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが、前記ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用して、無線アクセスネットワーク(RAN)によって前記UEに設定されたエリアに属することを含む、UE。
  10. 請求項8又は9に記載のUEであって、
    前記UE(10)は、前記1つ以上の条件が満たされることを条件として、前記UE(10)がキャンプしていた前記最後のサービングセルのグローバルセル識別子を示す様にservCellIdentityを設定することによって、及び/又は、前記UE(10)がキャンプしていた前記最後のサービングセルの数を含める様にmeasResultServCellを設定することによって、前記測定値をロギングする様に構成される、UE。
  11. 請求項8から10のいずれか1項に記載のUEであって、さらに、
    前記UE(10)は、無線ネットワークノード(12)の第1セルに入るときに、前記ロギングされた測定値を前記無線ネットワークノード(12)又は任意の他の無線ネットワークノードに送信する様に構成される、UE。
  12. 無線通信ネットワーク(1)で通信を処理する無線ネットワークノード(12)であって、
    1つ以上の条件が満たされた場合、任意のセル選択状態に入った後、最後のサービングセルに関連付けられた測定値をロギングする様にユーザ装置(UE)(10)を構成する様に構成され、
    前記1つ以上の条件は、前記最後のサービングセルが公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)に属し、前記PLMNが、ロギングされたドライブテスト最小化(MDT)構成のPLMN識別子のリストで前記UE(10)に設定されていることを含む、無線ネットワークノード。
  13. 請求項12に記載の無線ネットワークノードであって、
    前記1つ以上の条件は、さらに、前記最後のサービングセルが、前記ロギングされたMDT構成のareaConfigurationを使用して、無線アクセスネットワーク(RAN)によって前記UE(10)に設定されたエリアに属することを含む、無線ネットワークノード。
  14. 請求項12又は13に記載の無線ネットワークノードであって、
    前記無線ネットワークノード(12)は、前記UEが前記無線ネットワークノード(12)の第1セルに入るときに、前記ロギングされた測定値を前記UE(10)又は任意の他の無線ネットワークノードから受信する様に構成される、無線ネットワークノード。
  15. 少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記UE(10)又は前記無線ネットワークノード(12)それぞれによって実行される請求項1から7のいずれか1項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータププログラム製品。
  16. 少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記UE(10)又は前記無線ネットワークノード(12)それぞれによって実行される請求項1から7のいずれか1項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータププログラム製品を格納したコンピュータ可読記憶媒体。
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