関連出願の相互参照
[0001] 本特許出願は、2015年6月29日に出願された「Coexistence Over a Shared Channel with Dual Antenna Sharing」と題された、Lee他による米国仮特許出願第62/186,267号、および2016年6月28日に出願された、「Coexistence Over a Shared Band with Dual Antenna Sharing」と題された、Lee他による米国特許出願第15/195,721号の優先権を主張し、それらの各々は、本願の譲受人に譲渡される。
[0002] 本開示は、例えば、ワイヤレス通信システム(wireless communication system)に関し、より具体的には、マルチモードワイヤレスデバイス(multi-mode wireless device)において共存するRAT間のアンテナ共有(antenna sharing)を管理(manage)するための技法に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有(share)することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] いくつかのワイヤレスデバイス(wireless device)は、複数の無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を使用して通信することが可能である。例えば、ワイヤレスデバイスは、共存するセルラモデム(cellular modem)およびワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)モデム(modem)を有し得る。セルラネットワークおよびWLANのある特定のタイプは、無認可帯域(unlicensed band)のような、同じ共有無線周波数スペクトル帯域(same shared radio frequency spectrum band)にわたって動作(operate)することが可能である。ワイヤレスデバイスが、同じ帯域(band)上のセルラ動作(cellular operation)およびWLAN動作の両方をサポートするとき、そのセルラネットワーク上の動作は、WLANネットワーク上の動作を潜在的に中断させ(potentially disrupt)、その逆もまた同様に行われ得る。
[0005] 本開示は、同じ帯域上で動作する、共存するRAT間のマルチモードワイヤレスデバイス上のアンテナ共有を管理するための技法を提供する。マルチモードワイヤレスデバイスは、複数のアンテナ(antenna)を有し得、そのうちの少なくともいくつかは、セルラモデムとWLANモデムとの間で共有され得る。WLAN機能がオフにされるかまたは切断され、セルラ接続が構成されるとき、セルラモデムは、共有アンテナ(shared antenna)のすべてに接続され得る。セルラモデムが共有アンテナに接続されている間に、WLANモデムまたはデバイス上で起動しているアプリケーション(application)が共有帯域(shared band)中のチャネル(channel)上でWLANスキャン(WLAN scan)をトリガ(trigger)する場合、共有アンテナのうちの1つまたは複数がセルラモデムから切断され、WLANスキャンを適応(accommodate)させるためにWLANモデムに接続される、チューンアウェイプロシージャ(tune-away procedure)が起こり得る。
[0006] ワイヤレスデバイスのモデム(modem)のうちの1つは、WLANスキャニングパラメータ(WLAN scanning parameter)をモデムのうちのもう一方へと通信し、セルラモデムとWLANモデムとの間の共有アンテナの配分(distribution)は、共有帯域中のチャネル上でWLANスキャンを適応させるために、通信されたスキャニングパラメータ(scanning parameter)に少なくとも部分的に基づいて修正(modify)され得る。WLANスキャンのためのモデム間での共有アンテナの配分は、追加的にまたは代替的に、検出(detect)されたWLANスキャニングトリガ(WLAN scanning trigger)のソース(source)(例えば、そのスキャンがワイヤレスデバイスのアプリケーションによってトリガされるか、またはワイヤレスデバイスのWLANモデムによってトリガされるか)に少なくとも部分的に基づいて、選択(select)され得る。
[0007] ワイヤレス通信(wireless communication)の方法が説明される。方法は、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信することと、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連し、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することと、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を含み得る。
[0008] ワイヤレス通信のための装置(apparatus)が説明される。装置は、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信するための手段と、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連し、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正するための手段と、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うための手段と、を含み得る。
[0009] ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ内に記憶(store)された命令(instruction)とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されると、装置に、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信することと、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連し、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することと、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を行わせるように動作可能(operable)である。
[0010] ワイヤレス通信のためのコード(code)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer-readable medium)が説明される。コードは、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信することと、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連し、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することと、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を行うように実行可能な命令を含み得る。
[0011] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することは、WLANスキャンのためにダイバーシティアンテナチューンアウェイ(diversity antenna tune-away)を行うことを備える。追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、第1のモデムは、WLANモデムを備え、第2のモデムは、セルラモデムを備え、ここにおいて、WLANスキャンは、共有帯域中のチャネル上でWLANモデムによって行われる。
[0012] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、セルラモデムにおいてWLANモデムの状態(state)を決定(determine)することと、セルラモデムによって、WLANモデムの状態に少なくとも部分的に基づいて、WLANスキャニングパラメータをWLANモデムに送信することと、を行うための処理、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、WLANスキャニングパラメータは、WLANスキャンの開始時間(start time)および持続期間(duration)のインディケーション(indication)を備える。
[0013] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、WLANスキャニングパラメータは、WLANスキャンに関連するデューティーサイクル(duty cycle)と、複数のアンテナの修正された配分(modified distribution)とを備える。追加的にまたは代替的に、いくつかの例は、WLANモデムによる前のWLANスキャンに少なくとも部分的に基づいて、セルラモデムにおいてデューティーサイクルを決定するための処理、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0014] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、デューティーサイクルは、第1の期間(period)と第2の期間とを示し、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセット(subset)を、第1の期間中にWLANモデムに結合(couple)し、第2の期間中にセルラモデムに結合することを備える。追加的にまたは代替的に、いくつかの例は、WLANスキャンの持続期間が第1の期間よりも短いというWLANモデムによる決定に少なくとも部分的に基づく、WLANスキャンを行うための処理、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0015] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、第1の期間中にセルラモデムから切り離す(decouple)ことを備え、複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、第2の期間中にWLANモデムから切り離すことを備える。追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、第1のモデムは、セルラモデムを備え、第2のモデムは、WLANモデムを備え、WLANスキャンは、共有帯域中のチャネル上でWLANモデムによって行われる。
[0016] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、WLANスキャニングパラメータは、WLANスキャンの開始時間および持続期間のインディケーションを備える。追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、WLANスキャンの示された持続期間の間、WLANモデムに結合することを備える。
[0017] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、複数のアンテナのサブセットを、WLANスキャンの示された持続期間の間、セルラモデムから切り離すための処理、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0018] ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、WLANスキャニングトリガを検出することと、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じる(originate)かに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスのセルラモデムとワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の複数のアンテナの配分を選択することと、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して、共有帯域内のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を含み得る。
[0019] ワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、WLANスキャニングトリガを検出するための手段と、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスのセルラモデムとワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の複数のアンテナの配分を選択するための手段と、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して、共有帯域内のチャネル上でWLANスキャンを行うための手段と、を含み得る。
[0020] ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ内に記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されると、装置に、WLANスキャニングトリガを検出することと、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスのセルラモデムとワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の複数のアンテナの配分を選択することと、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して、共有帯域内のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を行わせるように動作可能である。
[0021] ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、WLANスキャニングトリガを検出することと、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスのセルラモデムとワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の複数のアンテナの配分を選択することと、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して、共有帯域内のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を行うように実行可能な命令を含み得る。
[0022] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、WLANスキャンのための帯域を選択するための処理、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加的にまたは代替的に、いくつかの例では、複数のアンテナの配分を選択することは、WLANスキャニングトリガがWLANモデムから生じる場合、複数のアンテナのサブセットをセルラモデムから切り離し、複数のアンテナのサブセットをWLANモデムに結合することを備える。
[0023] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、WLANスキャンは、複数のアンテナのサブセットを使用して行われる。追加的にまたは代替的に、いくつかの例は、WLANモデムにおいて、セルラモデムからWLANスキャニングパラメータを受信するための処理、特徴、手段、または命令を含み得、WLANスキャンは、WLANモデムから生じるWLANスキャニングトリガに少なくとも部分的に基づいて、セルラモデムからのWLANスキャニングパラメータを使用して行われる。
[0024] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、複数のアンテナの配分を選択することは、スキャニングトリガ(scanning trigger)がワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じる場合、現在のアンテナ構成(antenna configuration)を維持する(maintain)ことを備える。
[0025] 本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、マルチモードデバイス(multimode device)中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するための処理、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。説明されるシステム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体の適用性のさらなる範囲は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から明らかとなるだろう。詳細な説明および具体的な例は、説明の範囲内の様々な変更および修正が当業者にとって明らかとなるため、例示のためだけに与えられている。
[0026] 本開示の特性および利点のさらなる理解が、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図面では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、同様のコンポーネント間を区別する、破線による参照ラベルおよび第2のラベルに従って区別され得る。本明細書中で第1の参照ラベルだけが使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちのいずれか1つにも適用可能である。
[0027] 図1は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理することをサポートするワイヤレス通信システムの例を図示する。
[0028] 図2は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのワイヤレスデバイスの例を図示する。
[0029] 図3は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのワイヤレス通信サブシステム(wireless communications subsystem)の例を図示する。
[0030] 図4は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのワイヤレス通信サブシステムの例を図示する。
[0031] 図5Aは、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するための処理フローの例を図示する。
図5Bは、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するための処理フローの例を図示する。
[0032] 図6は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有(dual antenna sharing)を用いた共有帯域にわたる共存をサポートするワイヤレスデバイスのブロック図を示す。
図7は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存をサポートするワイヤレスデバイスのブロック図を示す。
図8は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存をサポートするワイヤレスデバイスのブロック図を示す。
[0033] 図9は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存をサポートするUEを含むシステムのブロック図を図示する。
[0034] 図10は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のための方法を図示する。
図11は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のための方法を図示する。
詳細な説明
[0035] 本開示は、帯域中の同じ帯域またはチャネル上で動作する、共存するRAT間のマルチモードワイヤレスデバイス上のアンテナ共有を管理するための技法を提供する。マルチモードワイヤレスデバイスは、複数の共有アンテナを有し得、そのうちの少なくともいくつかは、セルラモデムおよびWLANモデム間に配分される。WLAN機能がオフにされるかまたは切断され、セルラ接続が構成されるとき、セルラモデムは、セルラ通信中の空間ダイバーシティを使用可能にするために、共有アンテナのすべてに接続され得る。セルラモデムが共有アンテナに接続されている間に、WLANモデムまたはデバイス上で起動しているアプリケーションが共有帯域にわたるWLANスキャンをトリガする場合、共有アンテナのうちの1つまたは複数がセルラモデムから切断され、WLANスキャンを適応させるためにWLANモデムに接続される、チューンアウェイプロシージャが起こり得る。
[0036] 本開示で説明される1つの技法によると、マルチモードワイヤレスデバイスのモデムのうちの1つは、WLANスキャニングパラメータ(例えば、スキャニングデューティーサイクル(scanning duty cycle)、スキャニング開始時間(scanning start time)、スキャニング持続期間(scanning duration)など)をワイヤレスデバイスの別のモデムから受信し得る。具体的には、セルラモデムは、WLANスキャニングパラメータをWLANモデムに提供するか、または代替的には、WLANモデムは、WLANスキャニングパラメータをセルラモデムに提供し得る。モデム間で通信されるWLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間のアンテナの配分は、WLANスキャンを適応させるために修正され得る。WLANスキャンは次に、モデム間のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域にわたって行われる。
[0037] 別の例では、WLANスキャニングトリガは、複数の共有アンテナ、セルラモデム、およびWLANモデムを有する、マルチモードワイヤレスデバイス中で検出される。モデム間の複数のアンテナの配分は、WLANスキャニングトリガがワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて選択される。WLANスキャンは次に、モデム間のアンテナの選択された配分に従って、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して行われる。本開示のこれらのおよび他の態様はさらに、装置図、システム図、およびフローチャートによって図示され、それらを参照して説明される。
[0038] 図1は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理することをサポートするワイヤレス通信システム100の例を図示する。ワイヤレス通信システム100は、基地局105、UE115、AP150、STA155、およびコアネットワーク130を含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))/LTE−Advanced(LTE−A)ネットワークであり得る。
[0039] 基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。基地局105の各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供し得る。ワイヤレス通信システム100中に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。基地局105は、共有スペクトル((shared spectrum))にわたる通信のために、サウンディング基準信号(sounding reference signal)をサポートおよび利用し得る。例えば、基地局105は、バックホールリンク(backhaul link)132(例えば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105はまた、(例えば、コアネットワーク130を通して)直接的にまたは間接的に、バックホールリンク134(例えば、X1など)にわたって互いと通信し得る。基地局105は、UE115との通信のために無線構成およびスケジューリングを行い得るか、または基地局コントローラ(図示されない)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポットなどであり得る。基地局105はまた、いくつかの例ではeノードB(eNB)と呼ばれ得る。
[0040] UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は、静止または移動し得る。UE115はまた、モバイル局、加入者局、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、アクセス端末、ハンドセット、ユーザエージェント、クライアント、または何らかの他の適切な専門用語で呼ばれ得る。UE115はまた、セルラ電話、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、タブレット、パーソナル電子デバイス、マシンタイプ通信(MTC:machine type communication)デバイスなどであり得る。UE115はまた、共有スペクトルにわたって基地局105と通信するためにサウンディング基準信号を利用し得る。
[0041] UE115は、キャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)構成における複数のキャリアで構成され得、通信リンク125は、そのようなマルチキャリアCA構成を表し得る。キャリアはまた、コンポーネントキャリア(CC:component carrier)、レイヤ、チャネルなどとも呼ばれ得る。「コンポーネントキャリア」という用語は、CA動作においてUE115によって利用される複数のキャリアの各々を指し得、システム帯域幅の他の一部分とは異なり得る。例えば、CCは、他のコンポーネントキャリアとは独立してまたはそれらと組み合わせて利用されることが可能な比較的狭い帯域幅キャリアであり得る。各CCは、LTE規格のリリース8またはリリース9に基づく単独のキャリアと同じ能力を提供し得る。複数のコンポーネントキャリアは、より大きな帯域幅および、例えば、より高いデータレートをいくつかのUE115に提供するために、アグリゲート(aggregate)されるか、または同時に利用され得る。よって、個々のCCは、レガシ(legacy)UE115(例えば、LTEリリース8またはリリース9を実装するUE115)と後方互換性があり得るが、他のUE115(例えば、リリース8/9後のLTEのバージョンを実装するUE115)は、マルチキャリアモード(multi-carrier mode)における複数のコンポーネントキャリアで構成され得る。DLのために使用されるキャリアは、DL CCと呼ばれ得、ULのために使用されるキャリアはUL CCと呼ばれ得る。UE115は、キャリアアグリゲーションのための複数のDL CCおよび1つまたは複数のUL CCで構成され得る。各キャリアは、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを送信するために使用され得る。いくつかの場合には、UE115は、広帯域送信のための発展型CC(eCC)を利用し得る。eCCは、上述されるような他のeCCまたはCCと同様にアグリゲートされ得る。
[0042] UE115は、複数のキャリアを利用して単一の基地局105と通信し得、異なるキャリア上で複数の基地局105とも同時に通信し得る。基地局105の各セルは、UL CCおよびDL CCを含み得る。基地局105のための各サービングセルの地理的カバレッジエリア110は、異なり得る(例えば、異なる周波数帯域上のCCは、異なるパスロス(path loss)を経験し得る)。いくつかの例では、1つのキャリアは、UE115のための一次キャリア、または一次コンポーネントキャリア(PCC:primary component carrier)として指定され、それは、一次セル(PCell)によってサービングされ得る。一次セルは、UEベースで上位レイヤ(例えば、無線リソース制御(RRC:radio resource control)など)によって半静的に構成され得る。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)上で送信された、ある特定のアップリンク制御情報(UCI:uplink control information)、例えば、ACK/NACK、チャネル品質インジケータ(CQI:annel quality indicator)、およびスケジューリング情報は、一次セルによって搬送される。追加のキャリアは、二次キャリア、または二次コンポーネントキャリア(SCC:secondary component carrier)として指定され得、それらは、二次セル(SCell)によってサービングされ得る。二次セルは同様に、UEごとに半静的に構成され得る。いくつかの場合には、二次セルは、一次セルと同じ制御情報を含まないか、またはそれを送信するように構成されない可能性があり得る。
[0043] いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、第1の無線アクセス技術(例えば、LTE/LTE−A技術のような、セルラ無線アクセス技術)に従って動作し得るが、第2の無線アクセス技術(例えば、Wi−Fi技術)に従って動作する1つまたは複数のネットワークまたはノードの存在下で動作する。一例では、図1は、Wi−Fi局(STA)155と通信状態にあるWi−Fiアクセスポイント(AP:access point)150から構成されるネットワークを示す。いくつかの例では、UE115または基地局105は、Wi−Fiによって使用される無認可帯域中の動作をサポートし得る。STA155またはAP150は、LTEをサポートするWi−Fiデバイスであり得るが、無認可帯域中のLTE動作については構成されない可能性がある。明確化のために、共有帯域中のLTE動作をサポートするデバイスは、基地局105またはUE115と呼ばれ得、サポートしないデバイスは、AP150またはSTA155とは呼ばれ得る。
[0044] LTEネットワークでは、基地局105およびUE115は、セルラネットワークの専用周波数スペクトル(dedicated frequency spectrum)にわたって、または無線周波数スペクトル(radio frequency spectrum)の異なる周波数帯域にわたって(例えば、専用無線周波数帯域(dedicated radio frequency band)および共有無線周波数帯域(shared radio frequency band))通信し得る。専用(例えば、認可された)無線周波数帯域を使用するセルラネットワーク中のデータトラフィックが増加すると、共有無線周波数スペクトルへの少なくともいくつかのデータトラフィックのオフロードは、セルラオペレータに、拡張されたデータ送信容量のための機会を提供し得る。共有無線周波数スペクトルはまた、専用無線周波数スペクトルへのアクセスが利用可能ではないエリアでのサービスを提供し得る。Wi−Fiネットワークは、共有スペクトル(例えば、無認可スペクトル(unlicensed spectrum))内の2.4または5GHz帯域のような、ある特定の周波数帯域を利用し得る。LTEネットワークは同様に、これらの周波数帯域を利用し得、いくつかの場合には、通信のために5GHz帯域を利用するが、2.4GHz帯域は利用しない。
[0045] これらの無認可帯域にわたる通信が可能なマルチモードワイヤレスデバイス(例えば、UE115)は、LTEまたはWLANネットワークのいずれかを使用して動作し得る。ワイヤレスデバイスは、LTE通信を行うために使用されるLTEモデムと、WLAN通信のために使用されるWLANモデムとを含み得る。いくつかの場合には、ワイヤレスデバイスは、1つまたは複数の無認可帯域(例えば、2.4および5GHz)にわたる通信のために設計された1つまたは複数のアンテナを装備している。LTEネットワークが無認可帯域を利用する場合には、アンテナは、LTEおよびWLANモデムによって共有され得る。従って、LTEデバイスからのおよびLTEデバイスへのWLAN通信およびLTE通信は、互いに干渉し得る。
[0046] 従って、LTEデバイスは、WLANおよびLTE動作のいずれかを使用可能にするために、WLANモデムとLTEモデムとの間で共有アンテナの使用を区切り得る。一例では、WLANモデムおよびLTEモデムは、どのモデムがどのアンテナへのアクセスを有するかを決定するために、互いと通信し得る。いずれかのモデムは、一方のモデムが共有アンテナのうちの1つまたは複数へのアクセスを有する期間を示す他方へとスキャニングパラメータを送り得る。WLANモデムが共有アンテナへのアクセスを有する期間の間、WLANモデムは、共有帯域にわたるWLANスキャンを行い得る。例えば、LTEモデムは、デューティーサイクルを示すスキャニングパラメータをWLANモデムに送り得、ここで、WLANモデムは、オン期間中に1つまたは複数のアンテナへのアクセスを有し、LTEモデムは、オフ期間中にアンテナへのアクセスを有する。代替的に、WLANモデムは、WLANモデムが1つまたは複数のアンテナを制御していることを示すスキャニングパラメータと、WLANモデムが制御を保持し得る時間の長さを示す持続期間とを送り得る。
[0047] 図2は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのワイヤレスデバイス115−aの例を図示する。ワイヤレスデバイス115−aは、図1を参照して上述されるようなUE115の例であり得る。ワイヤレスデバイス115−aは、セルラモデム205、WLANモデム210、スイッチ215、アンテナ220、およびダイプレクサ(diplexer)225を含む。
[0048] WLANモデム210は、アンテナ220−aを介する通信に関連する2.4GHz一次アンテナポート(antenna port)と、220−bに関連する二次2.4GHzアンテナポートとを含み得る。WLANモデム210はまた、アンテナ220−aおよび220−bに同様に関連する一次および二次アンテナポートを含み得る。いくつかの場合には、一次アンテナポートは、二次アンテナポートが信号の受信のために使用される間、送信のために使用される。セルラモデム205は、アンテナ220−aおよび220−bに関連する一次および二次5GHzアンテナポートを含み得る。いくつかの場合には、セルラモデム205は、一次アンテナまたは二次アンテナのいずれかを用いて、基地局105と十分に通信することが可能であり得る。セルラモデム205は、図示されないが、1つまたは複数の専用LTE帯域(例えば、1800MHz)にわたる通信のために追加のアンテナを含み得る。いくつかの場合には、WLANモデム210およびセルラモデム205のための一次アンテナポートは、交差接続構成(cross connection configuration)と呼ばれ得るものにおいて、異なるアンテナに関連する(例えば、セルラモデムの一次ポートは、WLANモデムの一次ポートがアンテナ220−aに関連する間、アンテナ220−bに関連する)。他の場合には、WLANモデム210およびセルラモデム205の両方のための一次アンテナポートは、共有一次接続(shared primary connection)と呼ばれるものにおいて、同じアンテナに接続される。
[0049] いくつかの場合には、セルラモデム205およびWLANモデム210の両方は、5GHz帯域にわたる通信を同時に行うことを試み得る。しかしながら、アンテナ220−aおよび220−bがモデムによって共有されるため、スイッチ215−aおよび215−bのような保護メカニズムを与えられることなく、深刻な干渉が生じ得る。2.4GHzおよび5GHzに関連する同時通信は、干渉を回避するためにダイプレクサ225−aおよび225−bを利用し、ここで、ダイプレクサ225−aおよび225−bは、入力周波数に対応するバンドパスフィルタを使用して、周波数領域中の信号を多重化および逆多重化し得ることに留意されたい。スイッチ215−aおよび215−bは、5GHz送信をセルラモデム205およびWLANモデム210から分離するために使用され得る。スイッチ215−aおよび215−bは、独立して操作され、アンテナ220とモデムとの間で複数の構成を提供する。いくつかの場合には、WLANモデム210またはセルラモデム205のいずれかは、下記でより詳細に説明されるように、2つのモデム間の(すなわち、それぞれ、WLAN向けの、またはセルラ向けの)スイッチングプロシージャ(switching procedure)を制御する。
[0050] セルラモデム205およびWLANモデム210は、複数の可能性に従って構成され得る。例えば、LTEモデムが構成され得るか、または構成されない可能性があり、WLANモデムは、「オフ」、「オン/未接続」、または「オン/接続」であり得る。これらの状態の組み合わせは、ワイヤレスデバイス115−aによって観察され得る。
[0051] 図3は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのワイヤレス通信サブシステム300の例を図示する。ワイヤレス通信サブシステム300は、UE115−b、基地局105−a、およびAP150−aを含み得、それらは、UE115、基地局105、またはAP150の例であり得るか、図1を参照して上述されるように通信し得る。UE115−bは、専用および共有スペクトルの両方にわたる通信が可能であり得る。UE115−bは、共有スペクトル(例えば、5GHz帯域)にわたる、基地局105−aとの通信のためのLTEモデムと、AP150−aとの通信のためのWi−Fiモデムとを利用し得る。
[0052] 一例では、UE115−bは、Wi−Fiモデムがオフ状態にあり接続されていない間、基地局105−aとの、共有スペクトルにわたる通信に従事する。Wi−Fiモデムはその後、(例えば、Wi−Fiがデバイスで使用可能である)「オン」状態に入り得、Wi−Fiが利用可能であることをLTEモデムに知らせるメッセージを送る。一旦Wi−Fiモデムがオン状態に入ると、Wi−Fiモデムは、使用可能なAPについての共有帯域をスキャンしようと試み得る。しかしながら、無認可通信(unlicensed communication)のために使用されるアンテナは、LTEモデムによって占有され得る。いくつかの場合には、LTEモデムは、Wi−Fiモデムが従事されたとのメッセージを受信した後に、アンテナを共有するためのスケジュールを決定し得る。LTEモデムは、決定されたスケジューリングを含むスキャニングパラメータを生成し、そのパラメータをWi−Fiモデムに送り得る。例えば、LTEモデムは、第1の時間期間の間に1つまたは複数の無認可アンテナ(unlicensed antenna)へのWi−Fiモデムのアクセスを与え(give)て、かつ第2の時間期間の間にその無認可アンテナの制御を回復する(regain)、Wi−Fiスキャニングのためのデューティーサイクルを決定し得る。WLANは、デューティーサイクルを含むメッセージを受信し、第1の期間中に、WLANモデムは、アンテナの1つまたは複数へのアクセスを獲得し得、それを介してスキャニング動作(scanning operation)を行う。
[0053] LTEモデムは、決定された周期性でのサイクルを繰り返し得、WLANモデムは、利用可能なAPをスキャンし続け得る。いくつかの場合には、LTEモデムは、前のスキャニング動作に基づいて、スキャニングパラメータを更新し得る。WLANモデムは、スキャニング期間(scanning period)中に、AP150−aを識別し、それに接続しようと試み得る。接続が成功した後、WLANモデムは、無認可アンテナを制御し得、LTEモデムは、例えば、無線リンク障害(RLF:radio link failure)が起こっていることを示すメッセージを基地局105−aに送ることによって、基地局105−aとのLTE接続を構成解除(deconfigure)し得る。従って、WLANモデムは、AP150−aに接続することを試み得、その試みは失敗し得る。試みが失敗した後、WLANモデムは、利用可能なAPをスキャンし続ける。
[0054] 他の場合には、Wi−Fiモデムは、無認可アンテナを共有するためのスケジュールを決定し得る。例えば、UE115−bは、通信のためにWi−Fiモデムを使用可能であり得る。Wi−Fiモデムは、スキャニング開始インジケータ(scanning start indicator)とスキャニング持続期間インジケータ(scanning duration indicator)とを含む、LTEモデムスキャニングパラメータを送り得る。スキャニングパラメータを受信した後、LTEモデムは、示されたスキャニング持続期間の間の共有アンテナの制御を容認し得る。スキャニング期間の後である場合、WLANモデムは、利用可能なAPを発見せず、あるいは、接続の試みが成功しなかった場合、LTEモデムは、スキャニングパラメータの第2のセットが受信されるまで、共有アンテナの制御を回復する。この例では、WLANモデムは、AP150−aを識別し、かつそれに接続し得、LTEモデムは、基地局105−aとのRLFを宣言(declare)し得る。
[0055] 上記のいずれかの場合に、Wi−Fiモデムは、ダイプレクサを使用して、2.4GHzまたは5GHz帯域にわたる同時通信に従事し得る。例えば、アプリケーションは、ロケーション情報(location information)を決定するために、2.4GHz帯域にわたるWi−Fiスキャンを行い得る。このスキャンは、Wi−Fiモデムが「オン」状態であっても、または「オフ」状態であっても行われ得、アンテナ構成の修正がなくとも起こり得る。いくつかの例では、共有帯域は、より小さい帯域にさらに分割され得る。例えば、無認可スペクトルの5GHz帯域は、複数のサブバンドを含み得る。これらの場合には、スキャニング(scanning)は、適宜、サブバンドのサブセットにわたって、または5GHz帯域全体にわたって起こり得る。
[0056] 図4は、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのワイヤレス通信サブシステム(wireless communications subsystem)400の例を図示する。ワイヤレス通信サブシステム400は、図1−3を参照して上述されるような、基地局105−b、AP150−b、およびUE115−c間のアンテナ共有および通信の態様を図示する。UE115−cは、図2を参照して上述されるような、セルラモデム205の例であり得るLTEモデム405、WLANモデム210の例であり得るWi−Fiモデム410、およびアンテナ420を含み得る。
[0057] 一例では、UE115−cは、無認可帯域にわたるLTE動作のために構成され、Wi−Fiモデム410は、「オフ」状態または「オン/未接続」状態であり得る。LTEモデム405およびWi−Fiモデム410は、いずれかのモデムがアンテナ420にアクセスすることを可能にするスイッチングメカニズム(switching mechanism)を通して、アンテナ420に接続され得る。スイッチングメカニズムは、LTEモデム405が両方のアンテナ420に接続するように構成され得、UE115−cは、アンテナ420−aおよび420−bを使用して基地局105−bと通信し得る。Wi−Fiモデム410が「オフ」状態にある場合には、Wi−Fiモデム410は、(例えば、アプリケーションによって開始されたスキャニング(application initiated scanning)のように)ロケーションデータを収集するためにWi−Fiスキャンし続け得る。UE115−cは、ロケーションスキャニング(location scanning)のためにWi−Fiモデム410を2.4GHz帯域に制限し、アンテナ420は、現在構成されているままであり得る。
[0058] Wi−Fiモデム410が「オフ」状態から「オン/未接続」状態に遷移する場合には、Wi−Fiモデム410は、スキャニングトリガをLTEモデム405に送信し得る。これは、アンテナ420−aおよび420−bが将来の通信のために共有され得ることをLTEモデム405に知らせ得る。一例では、LTEモデム405は、スキャニングトリガを受信し、アンテナ420−aおよび420−bの将来的な共有を指示するスキャニングパラメータのセットを生成する。LTEモデム405は次に、スキャニングパラメータをWi−Fiモデム410に通信する。スキャニングパラメータは、「Wi−Fiスキャニング期間」および「LTE通信期間」のような、アンテナについてのスケジューリング情報を含み得る。「スキャニング期間」430の始めに、アンテナ構成は、Wi−Fiモデム410がアンテナ420−aおよび420−bの1つまたは複数にアクセスするように修正され得る。いくつかの場合には、Wi−Fiモデム410は、アンテナ420−bへのアクセスを獲得し、LTE通信モデムは、「ダイバーシティチューンアウェイ(diversity tune away)」と呼ばれ得るものにおいて、アンテナ420−aへのアクセスを保持する。この方法では、LTEモデム405は、基地局105−bとの接続を保持し、かつそれと通信し続け、一方、Wi−Fiモデム410は、利用可能なAPを探して共有スペクトルをスキャンし得る。他の場合には、Wi−Fiモデム410は、両方のアンテナ420へのアクセスを獲得し、LTEモデム405は、「フルチューンアウェイ(full tune away)」と呼ばれるものにおいて、スキャニングが完了するまで、RLFを基地局105−bに宣言し得る。Wi−Fiモデム410が利用可能なAPを識別しない場合、または接続の試みが成功しなかった場合、UE115−cは、当初の構成に戻り得、基地局105−bとの十分な通信が再開され得る。UE115−cは、Wi−Fiモデム410がAP150−bのような利用可能なAPを識別するまで、LTEモデム405によって決定される周期性において第1および第2のアンテナ構成間での切り替えを継続し得る。
[0059] 代替的に、Wi−Fiモデム410は、UE115−cのためのアンテナ構成を指示し得る。例えば、Wi−Fiモデム410は、スキャニングトリガを送信し得、それはLTEモデム405へのスキャニングパラメータを含み、Wi−Fiモデムがアンテナ420−aおよび420−bの1つまたは複数を制御することをLTEモデムに通知する。スキャニングパラメータは、WLANスキャニング期間に関連する時間の長さに加えて、WLANスキャニング期間の始まりをLTEモデム405に示し得る。従って、スキャニング期間430の始めに、LTEモデム405は、Wi−Fiモデム410への1つまたは複数のアンテナ420の制御を中止し(relinquish)得る。Wi−Fiモデム410は次に、利用可能なAPを探して、共有帯域にわたるスキャニング動作を始め得る。スキャニング動作は、ロケーションスキャニングなどを行う候補APを検索することを含み得る。
[0060] いずれの場合にも、Wi−Fiモデム410がAP150−bを識別し、かつそれに接続する場合、Wi−Fiモデム410は、両方のアンテナを制御し、LTEモデムは、RLFを基地局105−bに宣言する。
[0061] 図5Aは、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのプロセスフロー500−aの例を図示する。プロセスフロー500−aは、図1−2を参照して説明されるようなUE115、基地局105、およびAP150の例であり得る、UE115−d、基地局105−c、およびAP150−cによって行われ得る。LTEモデム405−aおよびWi−Fiモデム410−aは、UE115−dにおけるアンテナ420−cおよび420−dの構成を修正し得る。いくつかの例では、LTEモデム405−aは、LTE向けのアンテナ共有(LTE(登録商標) directed antenna sharing)と呼ばれ得るものにおいて、アンテナ420をWi−Fiモデム410−aと共有するためのスケジュールを指示する。
[0062] ステップ505において、UE115−dは、基地局105−cとの接続を確立し得る。接続を確立することは、PRACHメッセージをUE115−dから受信し、RRC接続を確立することを含み得る。PRACHメッセージは、専用および共有スペクトルの両方にわたる通信を行うための能力のような、UE115−dについての能力情報を含み得る。RRCメッセージは、UE115−dを、共有スペクトルにわたる通信に関して構成するためにUE115−dと基地局105−cとの間で送られ得る。いくつかの例では、基地局105−cは、UE115−dに共有スペクトルを利用することを通知するRRCメッセージを送信し得る。
[0063] ステップ510において、LTEモデム405−aは、Wi−Fiモデム410−aに関連する動作状態を識別する。Wi−Fiモデム410−aは、「オフ」、「オン/未接続」、「オン/接続」状態で動作し得る。Wi−Fiモデム410−aが「オフ」状態で動作する場合、次に、LTEモデム405−aは、「チューンアウェイ(tune away)」プロシージャのために、スキャニングパラメータをWi−Fiモデム410−aに送ることを控え得る。いくつかの場合には、Wi−Fiモデム410−aは、「オフ状態」中に共有帯域をスキャンするが、UE115−dは、Wi−Fiモデム410−aを(例えば、アプリケーションによって開始されたロケーション向けスキャニングのための)2.4GHz周波数帯域に制限し得る。アンテナ420−cおよび420−dが2.4および5GHz周波数帯域のいずれかにわたる送信のために同時に使用され得るため、LTEモデム405−aは、アンテナを再構成することを控え得る。Wi−Fiモデム410−aが「オン/未接続」状態で動作している場合、LTEモデム405−aは、アンテナ420−cおよび420−dを共有するためのスケジュールを決定するスキャニングパラメータのセットを生成し得る。Wi−Fiモデム410−aが「オン/接続」状態にある場合、LTEモデム405−aは、Wi−Fiモデム410−aに両方のアンテナの制御を譲り得、RLFを基地局105−cに宣言する。
[0064] ステップ515において、LTEモデム405−aは、Wi−Fiモデム410−aが「オン/未接続」状態にあることを決定することに基づいて、生成されたスキャニングパラメータをWi−Fiモデム410−aに送り得る。スキャニングパラメータは、Wi−Fiモデム410−aがアンテナ420のうちの1つまたは複数へのアクセスを獲得するスキャニング期間532−a、およびLTEモデム405−aがアンテナ420の制御を回復する通信期間を示す、デューティーサイクルを含み得る。例えば、スキャニング期間532−aは2秒続き得、通信期間は8秒続き得、デューティーサイクルは10秒の周期性で繰り返し得る。このようなチューンアウェイ期間は、「ロングチューンアウェイ(long tune away)」期間とみなされ得る。代替的に、スキャニング期間532−aは、「複数のショートチューンアウェイ(multiple short tune away)」期間と呼ばれ得るものにおいて、より短い間隔で起こる複数のショートチューンアウェイ期間で構成され得る。複数のショートチューンアウェイ期間は、UE115−dが基地局405−aにRLFを宣言することなく、共有帯域にわたるクイックスキャン(quick scan)を行うことを可能にし得る。Wi−Fiモデム410−aは、スキャニングパラメータを受信し、将来的なWi−Fiスキャンのためのスキャニングスケジュール(scanning schedule)を決定し得る。スキャニングパラメータはまた、アンテナ420−cおよび420−dがどのように再構成され得るか(例えば、フルチューンアウェイ、ダイバーシティチューンアウェイ、どのアンテナがどのモデムによって制御されるかなど)のようなインジケータを含み得る。いくつかの場合には、スキャニングパラメータは、WLANスキャンのための開始時間およびWLANスキャンのための持続期間を含む。
[0065] ステップ520において、スキャニング期間532−aが始まり、アンテナ420−cおよび420−dは、LTEモデム405−aとWi−Fiモデム410−aとの間で再構成される。一例では、「ダイバーシティチューンアウェイ」モードと呼ばれ得るものにおいて、LTEモデム405−aは、アンテナ420−dへのアクセスをWi−Fiモデム410−aに譲るが、アンテナ420−cの制御を保持する。この方法では、LTEモデム405−aは、アンテナ420−cを通して基地局105−cとの接続を保持し得、一方、Wi−Fiモデム410−aは、並列して共有帯域をスキャンすることができる。いくつかの場合には、アンテナ420−cは、LTEモデムのための一次アンテナであり、一方、他の場合には、それは二次アンテナである。LTEモデム405−aが両方のアンテナの制御を譲る場合には、LTEモデム405−aはさらに、共有帯域にわたるLTE通信を休止するために、RLFを基地局105−cに宣言する。
[0066] ステップ525において、Wi−Fiモデム410−aは、受信したスキャニングパラメータに基づいて、アンテナ420−dを介して共有帯域にわたるWi−Fiスキャンを行い得る。Wi−Fiモデム410−aは、利用可能なAPについてのスキャニング期間532−a中に、共有帯域中の複数のチャネルをスキャンし得る。利用可能なAPが識別されない場合、または接続の試みが成功しなかった場合、Wi−Fiモデム410−aは、スキャニング期間532−aの終わりに、アンテナ420−dの制御をLTEモデム405−aに戻す。いくつかの場合には、Wi−Fiスキャンは、Wi−Fiモデムがプローブ要求(probe request)を送り、AP150−cのようなAPからのプローブ応答(probe response)を待つ、能動的スキャン(active scan)である。他の場合には、Wi−Fiスキャンは、Wi−Fiモデムが、AP150−cのようなAPからの信号またはビーコンをリッスン(listen)する、受動的スキャン(passive scan)である。
[0067] ステップ530において、スキャニング期間532−aが終わり、アンテナ420−cおよび420−dは、LTEモデム405−aが両方のアンテナを制御するように、再構成される。いくつかの場合には、Wi−Fiモデム410−aは、スキャニング期間532−aの終了の前にWi−Fiスキャンを完了し、アンテナは、Wi−Fiスキャンの完了時に再構成される。モデムは、アンテナを共有し続け、スキャニングパラメータによって指示されたスケジュールに従ってWi−Fiスキャンを行い得る。
[0068] ステップ535において、LTEモデム405−aは、前のWi−Fiスキャニングの挙動に基づいてスキャニングパラメータを更新し得る。例えば、LTEモデム405−aは、Wi−Fiモデム410が全部のスキャニング期間532−aをスキャンしないことを決定し得る。従って、LTEモデム405−aは、より短いスキャニング期間を反映するようにスキャニングパラメータを更新し得る。LTEモデム405−aはまた、スキャニング期間の周期性を増大させ得る。いくつかの場合には、LTEモデム405−aは、最小/最大スキャニング期間および周期性を決定する。いくつかの場合には、スキャニングパラメータは、両方のアンテナ420−cおよび420−dがWi−Fiモデム410−aによって制御され得るとのインジケータを含み得る。スキャニングパラメータを更新することは、前のおよび予期されるWi−Fiチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて変えることができる適応デューティーサイクルアプローチを、LTEモデムが提供することを可能にし得る。
[0069] ステップ540において、LTEモデム405−aは、更新されたスキャンパラメータをWi−Fiモデム410−aに送り得る。スキャニングパラメータは、「フルチューンアウェイ」モードと呼ばれ得るものにおいて、更新されたスキャニング期間と、両方のアンテナ420がWi−Fiモデム410−aに譲られ得るとのインディケーションとを含み得る。
[0070] ステップ545において、LTEモデム405−aは、両方のアンテナへのアクセスを中止することに基づいて、基地局105−cからUE115−dへのさらなる通信を回避するために、RLFを基地局105−cに宣言し得る。これは、次回のWi−Fiスキャンとの干渉を回避し得る。RLFを宣言することは、基地局105−cにRLFを示す、低SINR測定(low SINR measurements)のようなfalseパラメータを送ることを含み得る。
[0071] ステップ550において、スキャニング期間532−bが始まり、アンテナ420−cおよび420−dは、LTEモデム405−aとWi−Fiモデム410との間で再構成され得る。一例では、Wi−Fiモデム410−aは、両方のアンテナ420−cおよび420−dを制御し得る。
[0072] ステップ555において、Wi−Fiモデム410−aは次に、共有帯域にわたるWi−Fiスキャンを行い得る。共有帯域は、複数のチャネルを含み得、Wi−Fiモデム410−aは、Wi−Fiスキャン中に帯域の1つまたは複数をスキャンし得る。いくつかの場合には、Wi−Fiモデム410−aは、スキャニング期間532−b内にAP150−cを識別し、AP150−cに接続する。AP150−cに接続することは、AP150−cとの関連付けおよびAP150−cとの通信リンクを確立することを含み得る。いくつかの場合には、Wi−Fiモデム410−aは、スキャニング期間の終わり付近にP150−cを識別し得、AP150−cとの関連付けおよびAP150−cとの接続を行うプロセスは、中断される。この場合、Wi−Fiモデム410−aは、後続のスキャニング期間において接続プロシージャ(connection procedure)を再開し得る。例えば、Wi−Fiモデム410−aは、最新の接続セットアップステップのために、AP150−cとの接続を再開し得る。他の場合には、Wi−Fiモデム410−aは、AP150−cに関連するチャネルを共有帯域中の他のチャネルの前にスキャンするために、スキャニングシーケンス(scanning sequence)を適応させ、AP150−cと接続し得る。
[0073] ステップ560において、Wi−Fiモデム410−aは、AP150−cを識別することおよびAP150−cに接続することに基づいて、両方のアンテナ420にわたる制御を保持し得る。LTEモデム405−bは、アンテナ420へのアクセスを回復することを試みず、UE115−dは、AP150−cとの通信を始める。Wi−Fiモデム410−aがダイバーシティチューンアウェイプロシージャ中にAP150−cを識別する場合、Wi−Fiモデム410−aは、両方のアンテナ420に同様に結合する。
[0074] 図5Bは、本開示の様々な態様に従った、マルチモードデバイス中の共存RAT間のアンテナ共有を管理するためのプロセスフロー500−bの例を図示する。プロセスフロー500−bは、図1−2を参照して説明されるような、UE115、基地局105、およびAP150の例であり得る、UE115−e、基地局105−d、およびAP150−dによって行われ得る。LTEモデム405−bおよびWi−Fiモデム410−bは、UE115−dにおいてアンテナ420−cおよび420−dの構成を修正し得る。いくつかの例では、Wi−Fiモデム410−bは、Wi−Fi向けのアンテナ共有(Wi-Fi directed antenna sharing)と呼ばれ得るものにおいて、アンテナ420をLTEモデム405−bと共有するためのスケジュールを指示する。
[0075] ステップ565において、UE115−eおよび基地局105−dは、図5Aを参照して説明されるような接続を確立し得る。上記のように、Wi−Fiモデム410−bは、「オフ」、「オン/未接続」、および「オン/接続状態」で動作し得る。「オフ」状態では、Wi−Fiモデム410−bは、アンテナ420を再構成することなく、2.4GHz帯域にわたってアプリケーションによって開始されたスキャン(例えば、ロケーション(location))を行い得る。「オフ状態」にある間のいくつかの場合、Wi−Fiモデムは、2.4GHz帯域または5GHz帯域のいずれかにわたって、アプリケーションによって開始されたスキャンを行うために、アンテナ420の1つまたは複数へのアクセスを獲得し得る。「オン/未接続」状態では、Wi−Fiモデム410−bは、Wi−Fiスキャニングおよび/またはアプリケーションによって開始されたスキャニングを行うために、アンテナ420のうちの1つまたは複数へのアクセスを獲得し得る。「オン/接続」状態では、Wi−Fiモデム410−bは、アンテナ420−eおよび420−fへの十分なアクセスを有し得、LTEモデム405−bは、RLFを基地局105−dに宣言し得る。
[0076] ステップ567において、スキャニングトリガ(scanning trigger)は、Wi−Fiモデム410−bにおいて、またはUE115−eでのアプリケーションにおいて開始される。スキャニングトリガが開始された後、Wi−Fiモデム410−bは、次回のWi−Fiスキャンのためにスキャニングパラメータを決定し得る。
[0077] ステップ568において、Wi−Fiモデム410−bは、決定されたスキャニングパラメータをLTEモデム405−bに送り得る。スキャニングパラメータは、開始時間およびスキャニング期間に関連するWi−Fiスキャンの持続期間のインディケーションを含み得る。スキャニングパラメータはまた、アンテナ構成を示す情報、フルチューンアウェイ、またはダイバーシティチューンアウェイ動作などを含み得る。いくつかの場合には、スキャニングパラメータは、開始時間のみを含み、LTEモデム405−bは、いつWi−Fiスキャンが終了するかを決定する。
[0078] ステップ571において、スキャニング期間573−aが始まり、アンテナ420−eおよび420−fは、LTEモデム405−bとWi−Fiモデム405−bとの間で再構成される。一例では、「ダイバーシティチューンアウェイ」モードと呼ばれ得るものにおいて、Wi−Fiモデム410−bは、アンテナ420−fを制御し、一方、LTEモデム405−bは、アンテナ420−eの制御を保持する。この方法では、LTEモデム405−aは、アンテナ420−eを通して基地局105−dとの接続を保持し得、一方、Wi−Fiモデム410−bは、並列して共有帯域をスキャンすることができる。いくつかの場合には、アンテナ420−eは、LTEモデム405−bのための一次アンテナであり、一方、他の場合には、それは二次アンテナである。Wi−Fiモデム410−aが両方のアンテナを制御する場合(例えば、「フルチューンアウェイ」モード)には、LTEモデム405−aはさらに、共有帯域にわたるLTE通信を休止するために、RLFを基地局105−dに宣言し得る。
[0079] ステップ574において、Wi−Fiモデム410−bは、決定したスキャニングパラメータに基づいて、アンテナ420−fを介して共有帯域にわたるWi−Fiスキャンを行い得る。Wi−Fiモデム410−bは、利用可能なAPについてのスキャニング期間573−a中に、共有帯域中の複数のチャネルをスキャンし得る。利用可能なAPが識別されない場合、Wi−Fiモデム410−bは、スキャニング期間573−aの終わりに、アンテナ420−fの制御をLTEモデム405−aに戻す。
[0080] ステップ579において、スキャニング期間573−aが終わり、アンテナ420−eおよび420−fは、LTEモデム405−bが両方のアンテナを制御するように、再構成される。モデムは、アンテナを共有し続け、Wi−Fiモデム410−bによって決定されたインターバルおよびスキャニング期間においてWi−Fiスキャンを行い得る。
[0081] ステップ582において、Wi−Fiモデム410−bは、スキャニングパラメータの別のセットをLTEモデム405−bに送り得る。スキャニングパラメータのこのセットは、開始時間およびスキャニング持続期間に沿って、Wi−Fiモデム410−bが両方のアンテナ420での共有スペクトルをスキャンし得ることを、LTEモデム405−bに示し得る。
[0082] ステップ583において、LTEモデム405−bは、スキャニング期間573−bの前にRLFを基地局105−dに宣言する。これは、次回のWi−Fiスキャンと干渉し得る、基地局105−dとUE115−eとの間のさらなる通信を回避し得る。
[0083] ステップ585において、スキャニング期間573−bが始まり、Wi−Fiモデム410−bは、両方のアンテナ420−eおよびアンテナ420−fを制御する。
[0084] ステップ588において、Wi−Fiモデム410−bは、両方のアンテナを使用して、共有帯域にわたるWi−Fiスキャンを行う。Wi−Fiモデム410−bは、利用可能なAPとしてAP150−dを識別し、関連付けおよび/または接続プロシージャ(association and/or connection procedures)を始める。いくつかの場合には、Wi−Fiモデム410−bは、スキャニング期間の終わり付近にAP150−dを識別し得、AP150−dとの関連付けおよびAP150−dとの接続を行うプロセスは、中断される。この場合、Wi−Fiモデム410−bは、後続のスキャニング期間において接続プロシージャを再開し得る。
[0085] ステップ591において、Wi−Fiモデム410−bは、AP150−cを識別することおよびAP150−cに接続することに基づいて、両方のアンテナ420にわたる制御を保持し得る。LTEモデム405−bは、アンテナ420へのアクセスを回復することを試みず、UE115−eは、AP150−dとの通信を始める。Wi−Fiモデム410−aがダイバーシティチューンアウェイプロシージャ中にAP150−cを識別する場合、Wi−Fiモデム410−aは、両方のアンテナ420に同様に結合する。
[0086] 図5Aまたは5Bのいずれかからの特徴は、異なる順序で組み合わせられるか、削除されるか、または行われ得る。例えば、UE115は、スキャニングトリガに基づいて、LTE向けの共有およびWi−Fi向けの共有の態様を利用し得る。UE115はさらに、フルチューンアウェイおよびダイバーシティチューンアウェイプロシージャの異なる組み合わせを使用し得る。一例では、UE115は、(例えば、「オン/未接続」状態にあるWi−Fiモデムのスキャニング)局によって開始されたスキャニング(station initiated scanning)のためのLTE向けの共有を使用し、アプリケーションによって開始されたロケーションスキャニングを2.4GHz帯域に制限し得る。UE115はさらに、オーバーヘッドを低減し、基地局との接続を維持するために、ダイバーシティチューンアウェイおよびロングチューンアウェイ期間を利用し得る。
[0087] 別の例では、アプリケーションによって開始されたスキャニングは、Wi−Fiに向けられ得、一方、局によって開始されたスキャニングは、LTE−Uに向けられ得る。別の例では、局によって開始されたスキャニングは、Wi−Fiに向けられ、一方、アプリケーションによって開始されたロケーションスキャニングは、2.4GHz帯域に制限される。さらに別の例では、局によって開始されたスキャニングについて、LTEモデムがチューンアウェイ期間の開始を決定し、Wi−Fiモデムがチューンアウェイ期間の終了を決定する一方、アプリケーションによって開始されたスキャニングは、2.4GHz帯域に制限される。さらに別の例では、スキャニングは、Wi−Fi向けのものであり得るが、LTEモデムは、チューンアウェイのためにWi−Fiモデムからの要求を拒否し得る。さらに別の例では、チューンアウェイ期間の始まりは、Wi−Fiモデムによって決定され、チューンアウェイ期間の長さは、LTEモデムによって決定される。これらのハイブリッドアプローチのいずれかは、フルチューンアウェイ、ダイバーシティチューンアウェイ、ロングチューンアウェイ、および複数のショートチューンアウェイモードの任意の組み合わせを利用し得る。さらに、これらのアプローチのうちの任意のものは、クロスアンテナまたは共有一次アンテナ構成(cross antenna or a share primary antenna configuration)のいずれかで利用され得る。
[0088] 図6は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のために構成されたワイヤレスデバイス600のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス600は、図1−5Bを参照して説明されるUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス600は、受信機605、共存モジュール(coexistence module)610、または送信機615を含み得る。ワイヤレスデバイス600はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信状態にあり得る。
[0089] 受信機605は、様々な情報チャネル(例えば、デュアルアンテナ共有などを用いた共有帯域にわたる共存に関連した、制御チャネル、データチャネル、および情報など)に関連するパケット、ユーザデータ、または制御情報のような情報を受信し得る。情報は、共存モジュール610に、およびワイヤレスデバイス600の他のコンポーネントに渡され得る。
[0090] 共存モジュール610は、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信することと、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連し、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することと、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うことと、を行い得る。
[0091] 送信機615は、ワイヤレスデバイス600の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機615は、トランシーバモジュール中で受信機605と一緒に配置(collocate)され得る。送信機615は、単一のアンテナを含み得るか、または複数のアンテナを含み得る。
[0092] 図7は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のためのワイヤレスデバイス700のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス700は、図1−6を参照して説明されたワイヤレスデバイス600またはUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス700は、受信機605−a、共存モジュール610−a、または送信機615−aを含み得る。ワイヤレスデバイス700はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信状態にあり得る。共存モジュール610−aはまた、通信マネージャ(communication manager)705、アンテナ構成マネージャ(antenna configuration manager)710、およびチャネルスキャナ(channel scanner)715も含み得る。
[0093] 受信機605−aは、共存モジュール610−aに、およびワイヤレスデバイス700の他のコンポーネントに渡され得る情報を受信し得る。共存モジュール610−aは、図6を参照して説明された動作を行い得る。送信機615−aは、ワイヤレスデバイス700の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。
[0094] 通信マネージャ705は、図2−5を参照して説明されるような、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信し得、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連する。いくつかの例では、第1のモデムは、WLANモデムを備え、第2のモデムは、セルラモデムを備え、WLANスキャンは、WLANモデムによって行われ得る。通信マネージャ705はまた、セルラモデムによって、WLANモデムの状態に少なくとも部分的に基づいて、WLANスキャニングパラメータをWLANモデムに送信し得る。いくつかの例では、第1のモデムは、セルラモデムを備え、第2のモデムは、WLANモデムを備える。通信マネージャ705はまた、WLANスキャニングトリガを検出し得る。通信マネージャ705はまた、WLANモデムにおいて、セルラモデムからWLANスキャニングパラメータを受信し得る。
[0095] アンテナ構成マネージャ710は、図2−5を参照して説明されるように、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正し得る。いくつかの例では、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することは、WLANスキャンのためにダイバーシティアンテナチューンアウェイを行うことを備える。いくつかの例では、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、第1の期間中にWLANモデムに結合し、第2の期間中にセルラモデムに結合することを備える。いくつかの例では、複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、第1の期間中にセルラモデムから切り離すことを備える。いくつかの例では、複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、第2の期間中にWLANモデムから切り離すことを備える。いくつかの例では、複数のアンテナの配分を修正することは、複数のアンテナのサブセットを、WLANスキャンの示された持続期間の間、WLANモデムに結合することを備える。アンテナ構成マネージャ710はまた、複数のアンテナのサブセットを、WLANスキャンの示された持続期間の間、セルラモデムから切り離し得る。アンテナ通信マネージャ710はまた、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスのセルラモデムとワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の複数のアンテナの配分を選択し得る。いくつかの例では、複数のアンテナの配分を選択することは、WLANスキャニングトリガがWLANモデムから生じる場合、複数のアンテナのサブセットをセルラモデムから切り離し、複数のアンテナのサブセットをWLANモデムに結合することを備える。いくつかの例では、複数のアンテナの配分を選択することは、スキャニングトリガがワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じる場合、現在のアンテナ構成を維持することを備える。
[0096] チャネルスキャナ715は、図2−5を参照して説明されるように、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域にわたる1つまたは複数のチャネル上でWLANスキャンを行い得る。チャネルスキャナ715はまた、WLANスキャンの持続期間が第1の期間よりも短いとのWLANモデムによる決定に少なくとも部分的に基づいて、WLANスキャンを行い得る。いくつかの例では、WLANスキャンは、WLANモデムによって行われ得る。チャネルスキャナ715はまた、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して、共有帯域内のチャネル上でWLANスキャンを行い得る。チャネルスキャナ715はまた、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、WLANスキャンのための帯域を選択し得る。いくつかの例では、WLANスキャンは、複数のアンテナのサブセットを使用して行われ得る。いくつかの例では、WLANスキャンは、WLANモデムから生じるWLANスキャニングトリガに少なくとも部分的に基づいて、セルラモデムからのWLANスキャニングパラメータを使用して行われ得る。
[0097] 図8は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のためのワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700のコンポーネントであり得る共存モジュール610−bのブロック図800を示す。共存モジュール610−bは、図6−7を参照して説明された共存モジュール610の態様の例であり得る。共存モジュール610−bは、通信マネージャ705、アンテナ構成マネージャ710−a、およびチャネルスキャナ715−aを含み得る。これらのモジュールの各々は、図7を参照して説明される機能を行い得る。共存モジュール610−bはまた、モデムモニタ(modem monitor)805、パラメータ生成器(parameter generator)810を含み得る。
[0098] モデムモニタ805は、図2−5Bを参照して説明されるように、セルラモデムにおいてWLANモデムの状態を決定し得る。
[0099] パラメータ生成器810は、図2−5Bを参照して説明されるように、WLANスキャニングパラメータがWLANスキャンの開始時間および持続期間のインディケーションを含み得るように、構成され得る。いくつかの例では、WLANスキャニングパラメータは、WLANスキャンに関連するデューティーサイクルと、複数のアンテナの修正された配分とを備える。パラメータ生成器810はまた、WLANモデムによる前のWLANスキャンに少なくとも部分的に基づいて、セルラモデムにおけるデューティーサイクルを決定し得る。いくつかの例では、デューティーサイクルは、第1の期間と第2の期間とを示す。いくつかの例では、WLANスキャニングパラメータは、WLANスキャンの開始時間および持続期間のインディケーションを備える。
[0100] 図9は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のために構成されたUE115を含むシステム900の図を示す。システム900は、UE115−fを含み得、それは、図1、2、および6−8を参照して説明されたワイヤレスデバイス600、ワイヤレスデバイス700、またはUE115の例であり得る。UE115−fは、共存モジュール910を含み得、それは、図6−8を参照して説明された共存モジュール610の例であり得る。UE115−fはまた、通信を送信するためのコンポーネントおよび通信を受信するためのコンポーネントを含む、双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含み得る。例えば、UE115−fは、基地局105−eまたはAP115−eと双方向に通信し得る。
[0101] UE115−fはまた、プロセッサ905、およびメモリ915(ソフトウェア(SW)920を含む)、トランシーバ935、および1つまたは複数のアンテナ940を含み得、それらの各々は、直接的にまたは間接的に、(例えば、バス945を介して)互いと通信し得る。トランシーバ935は、上述されたように、アンテナ940あるいはワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。例えば、トランシーバ935は、基地局105または別のUE115と双方向に通信し得る。トランシーバ935は、パケットを変調し、送信のために変調されたパケットをアンテナ940に提供し、アンテナ940から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−fは、単一のアンテナ940を含み、一方、UE115−fは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な複数のアンテナ940も有し得る。
[0102] UE115−fはまた、セルラモデム950およびWLANモデム955を含み得る。各モデムは、共存モジュール910の態様と結合され得る。いくつかの場合には、共存モジュール910の態様は、それ自体のセルラモデム950とWLANモデム955に組み込まれ得る。セルラモデム950およびWLANモデム955は、図1−5Bを参照して上述されるようなアンテナ940を構成し得る。
[0103] メモリ915は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ915は、実行されると、プロセッサ905に、本明細書に説明される様々な機能(例えば、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存など)行わせる命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード920を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード920は、プロセッサ905によって直接実行可能ではない可能性があるが、(例えば、コンパイルおよび実行されたときに)コンピュータに、本明細書に説明される機能を行わせ得る。プロセッサ905は、インテリジェントハードウェアデバイス、(例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)など)を含み得る。
[0104] ワイヤレスデバイス600、ワイヤレスデバイス700、および共存モジュール610−bのコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェアにおいて適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを行うように適応された少なくとも1つのASICを用いて実装され得る。代替的に、機能は、少なくとも1つのIC上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(あるいはコア)によって行われ得る。他の例では、他のタイプの集積回路が使用され得(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)、それらは、当該技術分野において知られている任意の方式でプログラムされ得る。各ユニットの機能はまた、全体的にあるいは部分的に、メモリ中で具現化された命令で実装され、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされ得る。
[0105] 図10は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のための方法1000を図示するフローチャートを示す。方法1000の動作は、図1−9を参照して説明されるように、UE115またはそのコンポーネントによって実装され得る。例えば、方法1000の動作は、図6−9を参照して説明されるように、共存モジュール610によって行われ得る。いくつかの例では、UE115は、以下に説明される機能を行うためのUE115の機能的要素を制御するために、コードのセットを実行し得る。追加的にまたは代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用する以下に説明される機能の態様を行い得る。
[0106] ブロック1005において、図2−5Bを参照して説明されるように、UE115は、ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、ワイヤレスデバイスの第2のモデムからWLANスキャニングパラメータを受信し得、ここにおいて、第1のモデムは、第1のRATに関連し、第2のモデムは、第2のRATに関連する。ある特定の例において、ブロック1005の動作は、図7を参照して説明されるような、通信マネージャ705によって行われ得る。
[0107] ブロック1010において、図2−5Bを参照して説明されるように、UE115は、WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムと第2のモデムとの間の複数のアンテナの配分を修正し得る。ある特定の例では、ブロック1010の動作は、図7を参照して説明されるように、アンテナ構成マネージャ710によって行われ得る。
[0108] ブロック1015において、UE115は、図2−5Bを参照して説明されるように、複数のアンテナの配分に少なくとも部分的に基づいて、第1のモデムおよび第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行い得る。ある特定の例において、ブロック1015の動作は、図7を参照して説明されるように、チャネルスキャナ715によって行われ得る。
[0109] 図11は、本開示の様々な態様に従った、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のための方法1100を図示するフローチャートを示す。方法1100の動作は、図1−9を参照して説明されるように、UE115またはそのコンポーネントによって実装され得る。例えば、方法1100の動作は、図6−9を参照して説明されるように、共存モジュール610によって行われ得る。いくつかの例では、UE115は、以下に説明される機能を行うために、UE115の機能的要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加的または代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用する以下に説明される機能の態様を行い得る。方法1100はまた、図10の方法1000の態様も組み込み得る。
[0110] ブロック1105において、UE115は、図2−5Bを参照して説明されるように、WLANスキャニングトリガを検出し得る。ある特定の例では、ブロック1105の動作は、図7を参照して上述されるように、通信マネージャ705によって行われ得る。
[0111] ブロック1110において、UE115は、図2−5をB参照して説明されるように、検出されたWLANスキャニングトリガが、ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスのセルラモデムとワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の複数のアンテナの配分を選択し得る。ある特定の例では、ブロック1110の動作は、図7を参照して説明されるように、アンテナ構成マネージャ710によって行われ得る。
[0112] ブロック1115において、UE115は、図2−5Bを参照して説明されるように、ワイヤレスデバイスのWLANモデムを使用して、共有帯域内のチャネル上でWLANスキャンを行い得る。ある特定の例では、ブロック1115の動作は、図7を参照して説明されるように、チャネルスキャナ715によって行われ得る。
[0113] このように、方法1000および1100は、デュアルアンテナ共有を用いた共有帯域にわたる共存のために提供され得る。方法1000および1100は、可能性のある実装を説明しており、動作およびステップは、他の実装が可能になるように再配置またはそうでなければ修正され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法1000および1100のうちの2つ以上からの態様が組み合され得る。
[0114] 本明細書での説明は、例を提供しており、特許請求の範囲に記載される、範囲、適用可能性、または例を限定してはいない。変更が、本開示の範囲から逸脱することなく説明される要素の機能および配列でなされ得る。様々な例は、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、置換、または追加し得る。また、いくつかの例に関して説明された特徴は、他の例において組み合され得る。
[0115] 本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムのような、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、交換して使用されることが多い。符号分割多元接続(CDMA)システムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)などのような無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他のバリエーションを含む。時分割多元接続(TDMA)システムは、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))のような無線技術を実装し得る。直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどのような無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびロングタームエボリューション(LTE)アドバンスト(LTE−a)は、E−UTRAを使用するユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、LTE、LTE−a、およびグローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(GSM)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられた組織からの文書に説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた組織からの文書に説明されている。本明細書で説明される技法は、上述されるシステムおよび無線技術、同様に、他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。しかしながら、本明細書での説明は、例示の目的でLTEシステムを説明しており、LTEの専門用語が上記の説明の大部分で使用されているが、本技法は、LTEアプリケーションを超えて適用可能である。
[0116] 本明細書で説明されるこのようなネットワークを含むLTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は一般に、基地局を説明するために使用され得る。本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの発展型ノードB(eNB)が様々な地理的領域にカバレッジを提供する異種LTE/LTE−Aネットワークを含み得る。例えば、各eNBまたは基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。「セル」という用語は、コンテキストに依存して、基地局、基地局に関連するキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレッジエリア(例えば、セクタなど)を説明するために使用されることができる3GPP用語である。
[0117] 基地局は、ベーストランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適切な専門用語で当業者によって呼ばれ得るか、あるいはそれらを含み得る。基地局のための地理的カバレッジエリアは、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る。本明細書で説明された1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの基地局(例えば、マクロまたはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されるUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局などを含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。異なる技術のために重複している地理的カバレッジエリアが存在し得る。
[0118] マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較すると、マクロセルと同じまたは異なる(例えば、認可済(licensed)、無認可(unlicensed)などの)周波数帯域中で動作し得る、より低電力の基地局である。スモールセルは、様々な例によると、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、例えば、小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた、小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし得、フェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)中のUE、家の中にいるユーザのためのUEなど)による制限されたアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つなど)のセル(例えば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局などを含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0119] 本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作について、基地局は、同様のフレームタイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間で大まかにアライン(align)され得る。非同期動作について、基地局は、異なるフレームタイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間でアラインされない可能性があり得る。本明細書で説明される技法は、同期または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0120] 本明細書で説明されるダウンリンク送信は、順方向リンク送信とも呼ばれ得、一方、アップリンク送信は、逆方向リンク送信とも呼ばれ得る。例えば、図1および2のワイヤレス通信システム100および200を含む、本明細書で説明される各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、複数のサブキャリア(例えば、異なる周波数の波形信号)で構成される信号であり得る。各変調された信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。本明細書で説明される通信リンク(例えば、図1の通信リンク125)は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(例えば、対にされたスペクトルリソースを使用して)、または時間分割複信(TDD)動作を使用して(例えば、対にされていないスペクトルリソースを使用して)、双方向通信を送信し得る。フレーム構造は、周波数分割複信(FDD)(例えば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(例えば、フレーム構造タイプ2)のために定義され得る。
[0121] 添付された図面に関連して本明細書に記載される説明は、例示的な構成を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内にある全ての例を表してはいない。本明細書で使用される「例示的な」という用語は、「好ましい」または「他の例より有利である」ということではなく、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味する。詳細な説明は、説明される技法の理解を提供する目的で特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスは、説明される例の概念を曖昧にすることを防ぐために、ブロック図形式で示される。
[0122] 添付された図面では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、同様のコンポーネント間を区別する、破線による参照ラベルおよび第2のラベルに従って区別され得る。本明細書において第1の参照ラベルのみが使用される場合、第2の参照ラベルに関係なく、同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのいずれか1つに、説明が適用可能である。
[0123] 本明細書で説明される情報および信号は、多様な異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表わされ得る。例えば、上記の説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表され得る。
[0124] 本明細書における開示に関連して説明される様々な実例となるブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明される機能を行うように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて実装されるかまたは行われ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)およびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成)として実装され得る。
[0125] 本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして送信または記憶され得る。他の例および実装は、本開示および添付された特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質に起因して、上述される機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が、異なる物理的ロケーションで実装されるように配置されることを含む、様々な位置に物理的に位置付けられる。また、特許請求の範囲を含め、本明細書で使用される場合、項目のリスト(例えば、「〜のうちの少なくとも1つ」または「〜のうちの1つまたは複数」のようなフレーズで始まる項目のリスト)中で使用される「または(or)」は、例えば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、A、B、C、AとB、AとC、BとC、AとBとC(すなわち、A、B、およびC)を意味するような、包含的なリストを示す。
[0126] コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体と非一時的コンピュータ記憶媒体との両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。制限されないが、例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望されたプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、汎用または特殊用途コンピュータ、もしくは汎用または特殊用途プロセッサによってアクセスされることができる、任意の他の非一時的媒体を備え得る。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるような、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disks)は、通常磁気的にデータを再生し、一方ディスク(discs)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0127] 本明細書における説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかであり、本明細書に定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のバリエーションにも適用され得る。よって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に制限されるものではなく、本明細書に開示される原理および新規な特徴に合致する最も広い範囲が与えられるべきものである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
複数のアンテナを備えるワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法であって、
前記ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、前記ワイヤレスデバイスの第2のモデムからワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)スキャニングパラメータを受信することと、ここにおいて、前記第1のモデムは、第1の無線アクセス技術(RAT)に関連し、前記第2のモデムは、第2のRATに関連し、
前記WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のモデムと前記第2のモデムとの間の前記複数のアンテナの配分を修正することと、
前記複数のアンテナの前記配分に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のモデムおよび前記第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うことと
を備える、方法。
[C2]
前記第1のモデムと前記第2のモデムとの間の前記複数のアンテナの前記配分を修正することは、
前記WLANスキャンのためにダイバーシティアンテナチューンアウェイを行うこと
を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のモデムは、WLANモデムを備え、前記第2のモデムは、セルラモデムを備え、前記WLANスキャンは、前記WLANモデムによって行われる、C1に記載の方法。
[C4]
前記セルラモデムにおいて前記WLANモデムの状態を決定することと、
前記セルラモデムによって、前記WLANモデムの前記状態に少なくとも部分的に基づいて、前記WLANスキャニングパラメータを前記WLANモデムに送信することと
さらに備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記WLANスキャニングパラメータは、前記WLANスキャンの開始時間および持続期間のインディケーションを備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記WLANスキャニングパラメータは、前記WLANスキャンに関連するデューティーサイクルと、前記複数のアンテナの前記修正された配分とを備える、C3に記載の方法。
[C7]
前記WLANモデムによる前のWLANスキャンに少なくとも部分的に基づいて、前記セルラモデムにおいて前記デューティーサイクルを決定すること
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記デューティーサイクルは、第1の期間と第2の期間とを示し、前記第1のモデムと前記第2のモデムとの間の前記複数のアンテナの前記配分を修正することは、
前記複数のアンテナのサブセットを、前記第1の期間中に前記WLANモデムに結合し、前記第2の期間中に前記セルラモデムに結合することと
を備える、C6に記載の方法。
[C9]
前記WLANスキャンを行うことは、前記WLANスキャンの持続期間が前記第1の期間よりも短いとの前記WLANモデムによる決定に少なくとも部分的に基づく、C8に記載の方法。
[C10]
前記複数のアンテナの前記配分を修正することは、
前記複数のアンテナの前記サブセットを、前記第1の期間中に前記セルラモデムから切り離すことを備え、
前記複数のアンテナの前記配分を修正することは、
前記複数のアンテナの前記サブセットを、前記第2の期間中に前記WLANモデムから切り離すことを備える、
C8に記載の方法。
[C11]
前記第1のモデムは、セルラモデムを備え、前記第2のモデムは、WLANモデムを備え、
前記WLANスキャンは、前記WLANモデムによって行われる、C1に記載の方法。
[C12]
前記WLANスキャニングパラメータは、前記WLANスキャンの開始時間および持続期間のインディケーションを備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記複数のアンテナの前記配分を修正することは、
前記複数のアンテナのサブセットを、前記WLANスキャンの前記示された持続期間の間、前記WLANモデムに結合することと
を備える、C11に記載の方法。
[C14]
前記複数のアンテナの前記サブセットを、前記WLANスキャンの前記示された持続期間の間、前記セルラモデムから切り離すこと
をさらに備える、C13に記載の方法。
[C15]
複数のアンテナを備えるワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法であって、
WLANスキャニングトリガを検出することと、
前記検出されたWLANスキャニングトリガが、前記ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、前記ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスのセルラモデムと前記ワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の前記複数のアンテナの配分を選択することと、
前記ワイヤレスデバイスの前記WLANモデムを使用して、共有帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うことと
を備える、方法。
[C16]
前記検出されたWLANスキャニングトリガが、前記ワイヤレスデバイスの前記アプリケーションから生じるか、前記ワイヤレスデバイスの前記WLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、前記WLANスキャンのための帯域を選択することと
をさらに備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記複数のアンテナの前記配分を選択することは、
前記WLANスキャニングトリガが前記WLANモデムから生じる場合、前記複数のアンテナのサブセットを前記セルラモデムから切り離し、前記複数のアンテナの前記サブセットを前記WLANモデムに結合すること
を備える、C15に記載の方法。
[C18]
前記WLANスキャンは、前記複数のアンテナの前記サブセットを使用して行われる、C17に記載の方法。
[C19]
前記WLANモデムにおいて、前記セルラモデムからWLANスキャニングパラメータを受信すること
をさらに備え、
前記WLANスキャンは、前記WLANモデムから生じる前記WLANスキャニングトリガに少なくとも部分的に基づいて、前記セルラモデムからの前記WLANスキャニングパラメータを使用して行われる、C17に記載の方法。
[C20]
前記複数のアンテナの前記配分を選択することは、
前記スキャニングトリガが前記ワイヤレスデバイスの前記アプリケーションから生じる場合、現在のアンテナ構成を維持すること
を備える、C15に記載の方法。
[C21]
複数のアンテナを備えるワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
前記ワイヤレスデバイスの第1のモデムにおいて、前記ワイヤレスデバイスの第2のモデムからワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)スキャニングパラメータを受信するための手段と、ここにおいて、前記第1のモデムは、第1の無線アクセス技術(RAT)に関連し、前記第2のモデムは、第2のRATに関連し、
前記WLANスキャニングパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のモデムと前記第2のモデムとの間の前記複数のアンテナの配分を修正するための手段と、
前記複数のアンテナの前記配分に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のモデムおよび前記第2のモデムによって共有された帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うための手段と
を備える、装置。
[C22]
前記第1のモデムと前記第2のモデムとの間の前記複数のアンテナの前記配分を修正するための前記手段は、
前記WLANスキャンのためにダイバーシティアンテナチューンアウェイを行うための手段
を備える、C21に記載の装置。
[C23]
前記第1のモデムは、WLANモデムを備え、前記第2のモデムは、セルラモデムを備える、C21に記載の装置。
[C24]
前記セルラモデムにおいてWLANモデムの状態を決定するための手段と、
前記セルラモデムによって、前記WLANモデムの前記状態に少なくとも部分的に基づいて、前記WLANスキャニングパラメータを前記WLANモデムに送信するための手段と
さらに備える、C23に記載の装置。
[C25]
前記WLANスキャニングパラメータは、前記WLANスキャンの開始時間および持続期間のインディケーションを備える、C23に記載の装置。
[C26]
複数のアンテナを備えるワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
WLANスキャニングトリガを検出するための手段と、
前記検出されたWLANスキャニングトリガが、前記ワイヤレスデバイスのアプリケーションから生じるか、前記ワイヤレスデバイスのWLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスのセルラモデムと前記ワイヤレスデバイスのWLANモデムとの間の前記複数のアンテナの配分を選択するための手段と、
前記ワイヤレスデバイスの前記WLANモデムを使用して、共有帯域中のチャネル上でWLANスキャンを行うための手段と
を備える、装置。
[C27]
前記検出されたWLANスキャニングトリガが、前記ワイヤレスデバイスの前記アプリケーションから生じるか、前記ワイヤレスデバイスの前記WLANモデムから生じるかに少なくとも部分的に基づいて動作可能である、前記WLANスキャンのための帯域を選択するための手段
をさらに備える、C26に記載の装置。
[C28]
前記複数のアンテナの前記配分を選択するための前記手段は、
前記WLANスキャニングトリガが前記WLANモデムから生じる場合、前記複数のアンテナのサブセットを前記セルラモデムから切り離し、前記複数のアンテナの前記サブセットを前記WLANモデムに結合するための手段
を備える、C26に記載の装置。
[C29]
前記WLANモデムにおいて、前記セルラモデムからWLANスキャニングパラメータを受信するための手段
をさらに備え、
前記WLANスキャンを行うための前記手段は、前記WLANモデムから生じる前記WLANスキャニングトリガに少なくとも部分的に基づいて、前記セルラモデムからの前記WLANスキャニングパラメータを使用するように動作可能である、C28に記載の装置。
[C30]
前記複数のアンテナの前記配分を選択するための前記手段は、
前記スキャニングトリガが前記ワイヤレスデバイスの前記アプリケーションから生じる場合、現在のアンテナ構成を維持するための手段
を備える、C26に記載の装置。