JP2015526161A - ブラシ用品のヘッド構造 - Google Patents
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Abstract
ブラシ用品のヘッド構造であって、ヘッド駆動軸(12)に可動接続されるフレーム(32)と、ヘッド駆動軸(12)に接続され、ヘッド駆動軸(12)により駆動される駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)と、前記駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)と間隔をおいて交互に設けられる受動ブラシ毛保持部材(21−1、21−2、21−3)と、前記駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)と前記受動ブラシ毛保持部材(21−1、21−2、21−3、21−4)にそれぞれ取り付けられるブラシ毛(25、27)と、を備え、前記受動ブラシ毛保持部材(21−1、21−2、21−3)は、前記駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)により駆動されてそれぞれの運動軸線(L4、L3、L2)の回りに運動するように、フレーム(32)によって規制され、駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)にバンプ(233、234、235、236)が設けられ、受動ブラシ毛保持部材(21−1、21−2、21−3)に前記バンプ(233、234、235、236)と対応して協働する斜面(213、214、215、216)が設けられ、少なくとも1つの斜面(213、214、215、216)における少なくとも1つの被駆動点は該斜面とそれに対応する前記バンプ(233、234、235、236)との接触点又は接触線又は接着面よりも前記駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材(21−1、21−2、21−3)が駆動ブラシ毛保持部材(23−1、23−2、23−3、23−4)により駆動される。本発明のヘッド構造は簡単でコンパクトであり、極めて高い清掃効果だけでなく、例えばマッサージなどのほかの補助機能をも有する。【選択図】図3
Description
本発明はブラシ用品のヘッド構造に関し、具体的には、例えば歯ブラシなどのブラシ用品のヘッド構造に関する。
ブラシ用品のヘッド構造はその清掃効果及びほかの拡張機能に対して非常に重要である。従って、近年、ブラシ用品のヘッド構造に対してさまざまな改良が行われている。
特許文献1に電動歯ブラシのブラシ部材が開示されており、該ブラシ部材はヘッドを有し、且つフレーム、可動接触素子保持部材、及び可動接触素子保持部材拡張部を備え、フレームは、フレーム内に支持される複数の第1接触素子を備え、可動接触素子保持部材は、可動接触素子保持部内に支持される複数の第2接触素子を備え、該可動接触素子保持部材は、電気駆動装置からの清掃の動きを受けることにより、複数の第1接触素子に対して少なくとも1種の自由運動を行うように構成され、可動接触素子保持部材拡張部は、ヘッドの頂端に設けられ、且つ拡張部とフレームとの間に隙間が設けられ、ヘッドの側方のエッジ領域における隙間の少なくとも第1部の幅が歯ブラシヘッドの内部領域における隙間の第2部の幅よりも小さい。
[発明内容]
本発明は、ブラシ用品のヘッド構造を提供し、具体的には、極めて高い清掃効果だけでなく、例えばマッサージなどのほかの補助機能をも有する例えば歯ブラシなどのブラシ用品のヘッド構造を提供することを目的とする。
本発明は、ブラシ用品のヘッド構造を提供し、具体的には、極めて高い清掃効果だけでなく、例えばマッサージなどのほかの補助機能をも有する例えば歯ブラシなどのブラシ用品のヘッド構造を提供することを目的とする。
上記目的を実現するために、本発明の一態様によれば、ブラシ用品のヘッド構造が提供されており、ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備え、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つのバンプが設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該主動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に、前記バンプと協働する斜面が設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの被駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記駆動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動される。
好ましくは、前記ヘッド駆動軸は前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する。
また、駆動ブラシ毛保持部材には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられてもよく、駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプは駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2バンプは駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプはヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置してもよい。
別の一実施例において、駆動ブラシ毛保持部材には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプと第2バンプはいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプは、前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設置される。
駆動ブラシ毛保持部材に、複数のバンプが群をなして設けられてもよく、第1バンプ群と第2バンプ群の膨出方向が反対であり、第1バンプ群は駆動ブラシ毛保持部材の上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2バンプ群は駆動ブラシ毛保持部材の下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、ヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置する膨出方向が反対であるバンプは、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称である。
本発明の別の一態様によれば、ブラシ用品のヘッド構造が提供され、ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材とを備え、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つの斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの駆動点は前記該斜面と対応するバンプとの接触線又は接触面又は接触点よりも前記受動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動される。
この場合に、さらなる技術的特徴は、上記に記載されるように、駆動ブラシ毛保持部材の端面にバンプが設けられ、受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられる技術案とほぼ同様であり、相違点は、駆動ブラシ毛保持部材の端面に斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材の端面に前記斜面と協働するバンプが設けられる。好ましくは、受動ブラシ毛保持部材の運動軸線はヘッド駆動軸の軸線に直交し、駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りに揺動可能であり、受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りに揺動可能である。
駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りにγ角回転可能であり、それに対して、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りにσ角回転する。前記γ角が30°〜70°、前記σ角が1°〜8°である。好ましくは、前記γ角が60°、前記σ角が4°である。
本発明のヘッド構造は、簡単でコンパクトであり、極めて高い清掃効果だけでなく、例えばマッサージなどのほかの補助機能を有する。
[好ましい実施形態]
以下、電動歯ブラシを例として、図面を参照しながら本発明の例示的な実施例をさらに詳しく説明し、以下、電動歯ブラシのみを例として解釈説明するが、本発明はそれに限定されない。勿論、本発明は非電動歯ブラシ又はほかのブラシにも適用できる。
以下、電動歯ブラシを例として、図面を参照しながら本発明の例示的な実施例をさらに詳しく説明し、以下、電動歯ブラシのみを例として解釈説明するが、本発明はそれに限定されない。勿論、本発明は非電動歯ブラシ又はほかのブラシにも適用できる。
すべての図面において、類似する図面符号で類似する部材を示す。
説明の便宜上、本明細書において、空間的相対位置を示す用語、例えば「上」、「下」、「上部」、「下部」、「左」、「右」などで、図面に示される一方の素子又は特徴と他方の素子(1つ又は複数)又は特徴(1つ又は複数)との相互関係を簡単に説明し、「上」、「下」、「上部」、「下部」はヘッド駆動軸の軸線に対するものであり、対応する図に対向する、ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向を「上」、「上部」、ヘッド駆動軸の軸線に平行な下向き方向を「下」、「下部」として定義し、「左」と「右」はヘッド駆動軸の軸線に対するものであり、対応する図に対向し、ヘッド駆動軸の軸線に直交する方向に沿ってヘッド駆動軸の軸線の左側に位置することを「左」、その右側に位置することを「右」として定義する。
本明細書において、用語の第1、第2などで複数の素子又は構成要素を説明したが、それらの素子又は構成要素はそれらの用語により制限されるものではない。それらの用語は、一方の素子又は構成要素と他方の素子又は構成要素を区別するものに過ぎず、「順序」の意味を含まない。従って、以下、後述されるそれらの素子又は構成要素の序数詞を相互に交換しても本発明の趣旨及び範囲に属する。
また、本願に用いられる用語「及び/又は」とは、例示される1つ又は複数の関連用語のいずれか及びすべての組み合わせを含むことを意味する。
図1−5に示されるように、本発明の一実施例において、電動歯ブラシ1は着脱可能なブラシ部30及びハンドル部10を備える。着脱可能なブラシ部30は、ヘッド、ヘッド駆動軸12、接続部材16及び継手15を備える。ヘッドは、ヘッド駆動軸12に可動接続されるフレーム32と、駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4と、受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3と、それぞれ駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4に取り付けられるブラシ毛25と、それぞれ受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3に取り付けられるブラシ毛27と、受動ブラシ毛保持部材運動軸329(図5及び11に示される)とを備える。駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4と受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3は交互に間隔をおいて設けられる。受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3は対応する駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4の運動エネルギーを受けて運動することができる。受動ブラシ毛保持部材運動軸329の数は受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3の数と同一である。駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4と受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3は形状が対応し、いずれの形状であってもよい。使用の便宜上、その厚さサイズが幅サイズよりもはるかに小さく、幅サイズが長さサイズよりも小さい。接続部材16はヘッド駆動軸12とハンドル部駆動軸14を接続する。ヘッド駆動軸12はハンドル部駆動軸14の回転又は揺動につれて揺動する。継手15はブラシ部30とハンドル部10を組み立てる。
本実施例において、図面に示されるように、駆動ブラシ毛保持部材の数が4つ、すなわち23−1、23−2、23−3、23−4であり、受動ブラシ毛保持部材の数が3つ、すなわち21−1、21−2、21−3であるが、駆動ブラシ毛保持部材と受動ブラシ毛保持部材の数は必要に応じて任意に設定することができ、それらの数が異なってもよく(例えば、本実施例)、同一であってもよい。
使用者は電動歯ブラシ1のハンドル部10に位置するスイッチ11(図1)を押すと、電動歯ブラシ1のハンドル部10内におけるモータ(図示せず)が起動され、普通の伝動機構によって、ハンドル部駆動軸14がその軸線L0の回りに運動するように駆動し(例えば、本実施例において、ハンドル部駆動軸14がその軸線L0の回りに揺動するが、勿論、ハンドル部駆動軸14もその軸線L0の回りに回転してもよい)、ハンドル部駆動軸14は接続部材16によって運動エネルギーをヘッド駆動軸12に伝達し、ヘッド駆動軸12を軸線L1の回りに運動させる。例示として、本実施例において、ヘッド駆動軸12はその軸線L1の回りに揺動する。ヘッド駆動軸12はヘッドに設けられるすべての受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3を、隙間をおいて貫通し且つすべての駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4に相対運動せずに接続され、また、ヘッド駆動軸12は接続部材16にも相対運動せずに接続される。駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4はヘッド駆動軸12がL1軸線の回りに揺動するにつれて揺動し、駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4は駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4と受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3との間に設けられる伝動機構によって受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3がそれぞれの運動軸線L4、L3、L2の回りに揺動するように駆動することができる。例示される実施例において、受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3はそれぞれ自体の、ヘッド駆動軸12の軸線L1に直交する運動軸線L4、L3、L2の回りに揺動することにより、駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4に固定されるブラシ毛25を大体ヘッド駆動軸12の軸線L1の回りに揺動させ、受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3に固定されるブラシ毛27をそれぞれの運動軸線L4、L3、L2の回りに揺動させる。
本発明において、ハンドル部10用の伝動機構として、特に制限がなく、該伝動機構はモータの運動エネルギーをハンドル部駆動軸14に伝達してそれを運動(回転又は揺動)させることができる公知の機構のいずれかであってもよい。同様に、本発明において、ヘッド駆動軸12用の伝動機構として、特に制限がなく、該伝動機構はハンドル部駆動軸14の運動をヘッド駆動軸12に伝達してそれを運動(回転又は揺動)させることができる公知の伝動機構のいずれかであってもよい。本実施例において、前記伝動機構はそれぞれハンドル部駆動軸14とヘッド駆動軸12を揺動させることができる公知の伝動機構である。
別の一実施例において、ヘッド駆動軸12は、上記ヘッド駆動軸に平行で固定軸の軸線に対してオフセットし、且つ該固定軸の軸線の回りに揺動運動可能であるように設けられてもよい。該固定軸に嵌合され、サイズが固定軸のサイズよりもやや大きくてもよい孔が駆動ブラシ毛保持部材に設けられることにより、駆動ブラシ毛保持部材は該固定軸に相対運動可能に接続される。駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸12により駆動されて固定軸の軸線の回りに揺動する。ヘッド駆動軸12に嵌合され、サイズが駆動軸12のサイズよりもやや大きくてもよい孔が駆動ブラシ毛保持部材に設けられることにより、駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸12に相対運動可能に接続される。
図2−5に示されるように、本実施例において、駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4はハンドル部14の駆動軸の軸線L0のW1方向に沿って上から下に順に設けられてもよく、例えば、第4駆動ブラシ毛保持部材23−4が最上部に位置し、次いで第3、第2駆動ブラシ毛保持部材23−3、23−2であり、第1受動ブラシ毛保持部材23−1が最下部に位置する。工業的ブラシ製造のいずれのプロセスでもブラシ毛25をそれぞれ4つの駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4に固定することができる。
各駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4は、ヘッド駆動軸12の軸線L1の回りにそれぞれヘッド駆動軸12の横断面の形状とマッチングする1つの孔が設けられ、この孔のサイズがヘッド駆動軸12の横断面のサイズに隙間なく適合することにより、ヘッド駆動軸12を前記孔中に装着すると、各駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4はヘッド駆動軸12に相対運動せずに接続される。好ましくは、ヘッド駆動軸12の横断面が円筒状であり、各駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4における孔が円孔である。勿論、前記相対運動なし接続を実現するように、ヘッド駆動軸12と駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4を一体に射出成形してもよい。
図10−14に示されるように、同様に、受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3はハンドル部14の駆動軸の軸線L0のW1方向に沿って上から下に順に設けられてもよく、例えば、第3受動ブラシ毛保持部材21−3が最上部に位置し、第2受動ブラシ毛保持部材21−2が中間に位置し、第1受動ブラシ毛保持部材21−1が最下部に位置する。工業的ブラシ製造のいずれのプロセスでもブラシ毛27をそれぞれ3つの受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3に固定することができる。各受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3は、ヘッド駆動軸12の軸線L1の回りにそれぞれヘッド駆動軸12の横断面の形状とマッチングする1つの孔210が設けられ、孔210のサイズがヘッド駆動軸12の横断面のサイズよりも大きいことにより、ヘッド駆動軸12と受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3は運動過程に干渉しないことを確保する。
駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4と受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3は交互に間隔をおいて設けられる。
各駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4は運動エネルギーを対応する受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3に伝達するために、例示として、本実施例において、最上部の第4駆動ブラシ毛保持部材23−4を除く駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3にそれぞれ4つのバンプ、例えば第1バンプ233、第2バンプ234、第3バンプ235及び第4バンプ236が設けられ、第1バンプ233と第2バンプ234は駆動ブラシ毛保持部材の上端面に設けられる。それらのバンプは駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3のW1方向に沿う端面(すなわち上端面)とW2方向に沿う端面(すなわち下端面)にそれぞれ間隔をおいて設けられる。図6に示されるように、第1バンプ233と第2バンプ234はそれぞれ駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3の上端面に設けられる。より正確には、第1バンプ233と第2バンプ234は前記上端面にヘッド駆動軸12の軸線L1に対して左右対称に設けられ、すなわち、第1バンプ233と第2バンプ234は上端面に180°をなして配置される。同様に、第3バンプ235と第4バンプ236はそれぞれ駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3の下端面に設けられ、より正確には、第3バンプ235と第4バンプ236は前記下端面にヘッド駆動軸12の軸線L1に対して左右対称に設けられ、すなわち、第3バンプ235と第4バンプ236は下端面に180°をなして配置される。駆動ブラシ毛保持部材の上端面における第1バンプ233と下端面における第3バンプ235は軸線L1の左側に設けられ、駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向(すなわちW1−W2方向)の中心線を含み且つ軸線L1に直交する平面に対して対称である。駆動ブラシ毛保持部材の上端面における第2バンプ234と下端面における第4バンプ236は軸線L1の右側に設けられ、駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向の中心線を含み且つ軸線L1に直交する平面に対して対称である。
バンプ233、234、235、236は、独立した部材としてそれぞれ対応する端面に組み立てられてもよく、対応する端面と一体に射出成形されてもよい。また、駆動ブラシ毛保持部材に設けられるバンプの数として、特に制限がなく、4を超えてもよく4未満であってもよい。そして、各駆動ブラシ毛保持部材に設けられるバンプの数は同一であってもよく異なってもよい。例えば、本実施例において、駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3にそれぞれ4つのバンプ233、234、235、236が設けられるが、駆動ブラシ毛保持部材23−4に2つのバンプ235、236のみが設けられる。また、それらのバンプはいずれの形状であってもよく、例えば、小平面であってもよく、曲面であってもよい。好ましくは、それらのバンプは部分円筒面の形状である。
図6−9はバンプ233、234、235、236の相対位置を詳細に示し、図7に示されるように、本実施例において、駆動ブラシ毛保持部材は、W4方向に沿ってヘッド駆動軸12の軸線L1を境界として左半部に円弧面が設けられ、W1方向に向く円弧面が238で示され、W2方向に向く円弧面が239で示され、図8及び図9において、円弧面238、239がさらに明確に示される。
受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3が駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4からの運動エネルギーを受けるために、本実施例において、各受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3のW1方向に沿う端面(すなわち上端面)とW2方向に沿う端面(すなわち下端面)にそれぞれ斜面が間隔をおいて設けられ、例えばそれぞれ第1斜面213、第2斜面214、第3斜面215及び第4斜面216であり、それらの斜面はそれぞれ駆動ブラシ毛保持部材における対応するバンプ233、234、235、236の運動軌跡に対応する。
図10に示されるように、第1斜面213と第2斜面214はそれぞれ各受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3の下端面上に設けられ、より正確には、第1斜面213は、下端面のヘッド駆動軸12の軸線L1を境界とする左半部に設けられ、第2斜面214は下端面のヘッド駆動軸12の軸線L1を境界とする右半部に設けられる。第3斜面215と第4斜面216はそれぞれ各受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3の上端面に設けられ、より正確には、第3斜面215は上端面のヘッド駆動軸12の軸線L1を境界とする左半部に設けられ、第4斜面214は上端面のヘッド駆動軸12の軸線L1を境界とする右半部に設けられる。第2斜面214と第1斜面213は軸線L4及びL1から形成される平面に対して対称であり、第3斜面214と第4斜面213は軸線L4及びL1から形成される平面に対して対称である。
以下、受動ブラシ毛保持部材21−1のみを例として第1斜面213の設置を説明する。ほかの受動ブラシ毛保持部材の斜面設置がそれと同様であることは言うまでもない。図13に示されるように、ヘッド構造の頂点を含み且つヘッド駆動軸12の軸線L1に直交する平面を基準面として、第1斜面213の下縁をその下部開始線213A、第1斜面213の上縁をその上部終了線213Bとして定義する。本実施例において、第1斜面213の上部終了線213Bと基準面との最短距離が第1斜面213における開始線213Aと基準面との最短距離よりも大きく、それらの距離差が△S213である。すなわち、W2方向に沿って213B線が213A線の△S213箇所に位置する。図13に示されるように、斜面延伸部分213−1は第1斜面213が上向きに延伸する部分であり、斜面延伸部分213−1の一方の端縁は213B線を境界とし、他方の端縁はヘッド駆動軸12の軸線L1がβ角回転した軸線L5をW2方向の下端面に投影した線を境界とする。本実施例において、斜面延伸部分213−1は第1斜面213における上部終了線213Bがヘッド駆動軸12の軸線L1の回りに旋回してなる面であることにより、斜面延伸部分213−1に第1斜面213における上部終了線213Bが旋回してなる線及び第1斜面213における上部終了線213Bの基準面からの最短距離が同一である。
同様に、図13に示されるように、斜面延伸部分213−2は第1斜面213が下向きに延伸する部分である。斜面延伸部分213−2の一方の端縁は第1斜面213における開始線213Aを境界とし、他方の端縁はヘッド駆動軸12の軸線L1がβ角回転した軸線L5をW2方向の端面に投影した線を境界とする。本実施例において、斜面延伸部分213−2は第1斜面213における開始線213A線がヘッド駆動軸12の軸線L1の回りに旋回してなる面であることにより、斜面延伸部分213−2に第1斜面213における開始線213Aが旋回してなる線及び第1斜面213における開始線213Aの基準面からの最短距離が同一である。また、下端面に第2斜面214と斜面延伸部分214−1、214−2がさらに設けられる。
本実施例において、ヘッド駆動軸12の軸線L1は第1受動ブラシ毛保持部材21−1の運動軸線L4に直交し、第2斜面214と第1斜面213はヘッド駆動軸12の軸線L1及び第1受動ブラシ毛保持部材21−1の運動軸線L4から形成される平面に対して対称であり、斜面延伸部分214−1と斜面延伸部分213−1はヘッド駆動軸12の軸線L1及び第1受動ブラシ毛保持部材21−1の運動軸線L4から形成される平面に対して対称であり、斜面延伸部分214−2と斜面延伸部分213−2はヘッド駆動軸12の軸線L1及び第1受動ブラシ毛保持部材21−1の運動軸線L4から形成される平面に対して対称である。
同様に、上端面にも第3斜面215、斜面延伸部分215−1、斜面延伸部分215−2、第4斜面216、斜面延伸部分216−1、斜面延伸部分216−2が設けられる。図10に示されるように、第3斜面215及び第1斜面213はそれぞれ上、下端面に設けられ、第4斜面216及び第2斜面214はそれぞれ上、下端面に設けられる。第3斜面215は受動ブラシ毛保持部材の上端面に設けられ、より正確には、第3斜面215は上端面のヘッド駆動軸12の軸線L1を境界とする左半部に設けられ、図14において、ヘッド駆動軸12の軸線L1がβ角回転した軸線L5を境界とする右半部の上端面に位置することを示す。
以下、受動ブラシ毛保持部材21−1を例として第3斜面215の設置を説明する。ほかの受動ブラシ毛保持部材の斜面設置がそれと同様であることは言うまでもない。図14に示されるように、ヘッド構造の頂点を含み且つヘッド駆動軸12の軸線L1に直交する平面を基準面として、第3斜面215の下縁をその下部開始線215A、第3斜面215の上縁をその上部終了線215Bとして定義する。本実施例において、第3斜面215における上部終了線215Bと基準面との最短距離は第3斜面215の上部開始線215Aと基準面との最短距離よりも大きく、それらの距離差が△S215である。すなわち、W2方向に沿って215B線は215A線の△S215箇所に位置する。図14に示されるように、斜面215−1は第3斜面215が上向きに延伸する部分であり、斜面延伸部分215−1の一方の端縁は215B線を境界とし、他方の端縁はヘッド駆動軸12の軸線L1がβ角回転した軸線L5をW1方向に沿う上端面に投影した線を境界とする。本実施例において、斜面延伸部分215−1は第3斜面215における上部終了線215Bがヘッド駆動軸12の軸線L1の回りに旋回してなる面であることによって、斜面延伸部分215−1に第3斜面215における上部終了線215Bが旋回してなる線及び第3斜面215における上部終了線215Bの基準面からの最短距離が同一である。
同様に、図14に示されるように、斜面215−2は第3斜面215が下向きに延伸する部分である。斜面延伸部分215−2の一端は第3斜面215における開始線215Aを境界とし、他端はヘッド駆動軸12の軸線L1がβ角回転した軸線L5をW1方向に沿う上端面に投影した線を境界とする。本実施例において、斜面延伸部分215−2は第3斜面215における開始線215A線がヘッド駆動軸12の軸線L1の回りに旋回してなる面であることにより、斜面延伸部分215−2に第3斜面215における開始線215Aが旋回してなる線及び第3斜面215における開始線215Aの基準面からの最短距離が同一である。
図14に示されるように、各受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3の底端に、フレーム32に設けられる対応する受動ブラシ毛保持部材運動軸329に隙間嵌めされる受動ブラシ毛保持部材の運動孔219が設けられ、孔219と受動ブラシ毛保持部材運動軸329の嵌合によって、受動ブラシ毛保持部材がそれぞれ受動ブラシ毛保持部材運動軸329の軸線L2、L3、L4の回りに揺動するしかできないように規制される。
図13−17に示されるように、各受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3に係止部211が対称に設けられ、各々の係止部211の外側面がいずれも円弧面217であり、係止部円弧面217の円弧中心が対応する受動ブラシ毛保持部材21−1、21−2、21−3の運動軸線L2、L3、L4に位置する。係止部211にW3方向に沿って上平面218が形成され、上平面218がフレームにおける凹溝表面326(図17)に嵌合され、上平面218と表面326は受動ブラシ毛保持部材の運動過程に常に部分的に重なることにより、平面218と表面326の嵌合によって受動ブラシ毛保持部材のW3方向に沿う運動を規制し、それにより、受動ブラシ毛保持部材を全運動過程に常にフレーム32内に規制することを確保する。フレーム32に、対応する受動ブラシ毛保持部材における係止部211を収納するフレーム凹溝325(図15に示される)が設けられる。フレーム32における凹溝325は係止部円弧面217に対応する凹溝内曲面327を有し、好ましくは凹溝内曲面327が円弧面であり、好ましくは、係止部円弧面217が対応する凹溝内円弧面327に嵌合される時、凹溝内円弧面327と係止部円弧面217が共通の中心線を有する。受動ブラシ毛保持部材の運動過程に、凹溝内円弧面327と係止部円弧面217は常に適切な周辺隙間を維持し、例えば該周辺隙間が0.02mm−0.08mmであってもよい。
別の一実施例において、受動ブラシ毛保持部材の運動孔219と受動ブラシ毛保持部材運動軸329を設けなくてもよい。この場合、同心の凹溝内円弧面327と係止部円弧面217によって受動ブラシ毛保持部材がそれぞれの運動軸線L2、L3、L4の回りに揺動するしかできないように規制することができる。この時、好ましくは、凹溝内円弧面327と係止部円弧面217との間の周辺隙間が0.02mm−0.05mmである。
図15及び16に示されるように、フレーム32に受動ブラシ毛保持部材と同数のフレーム受動ブラシ毛保持部材運動中心止まり孔328が設けられ、該孔の中心がそれぞれ対応する運動軸線L2、L3、L4に位置する。図16に示されるように、対応する受動ブラシ毛保持部材運動軸329、フレーム受動ブラシ毛保持部材運動中心孔328及び受動ブラシ毛保持部材運動孔219が同軸である。フレーム受動ブラシ毛保持部材運動中心孔328が受動ブラシ毛保持部材運動軸329に締り嵌めされることにより、受動ブラシ毛保持部材運動軸329とフレーム受動ブラシ毛保持部材運動中心孔328が相対運動せずに接続されることを確保する。勿論、射出成形プロセスによって一体成形されてもよい。
図3に示されるように、フレーム32は駆動ブラシ毛保持部材と同数の駆動ブラシ毛保持部材運動規制平面をさらに備え、それらの駆動ブラシ毛保持部材運動規制平面のうち、W1方向に沿う平面は例えば322で示され、駆動ブラシ毛保持部材運動規制平面のうち、W2方向に沿う平面は例えば321で示され、対向する各1対の規制平面322と321は1つの駆動ブラシ毛保持部材を収納する。規制平面321とW1方向に沿う駆動ブラシ毛保持部材とは下半部縁における円弧面239において対応し、規制平面321と円弧面239との周辺隙間が例えば0.03mm−0.05mmであってもよい。規制平面322とW2方向に沿う駆動ブラシ毛保持部材とは下半部縁における円弧面238において対応し、好ましくは規制平面322と円弧面238との周辺隙間が0.03mm−0.05mmである。規制平面321と322によって駆動ブラシ毛保持部材のW1方向及びW2方向に沿う過度運動を規制することができる。
図16に示されるように、フレーム32にヘッド駆動軸孔3211が設けられ、ヘッド駆動軸孔3211がヘッド駆動軸12と同軸であり、ヘッド駆動軸孔3211のサイズがヘッド駆動軸12よりもやや大きいことにより、ヘッド駆動軸12がヘッド駆動軸孔3211に対して隙間をおいて運動する。ヘッド駆動軸12はいずれの形状であってもよく、円筒状が好ましく、この時、ヘッド駆動軸孔3211が円形である。好ましくは、ヘッド駆動軸孔3211の直径がヘッド駆動軸12の直径よりも例えば0.04mm−0.09mm大きい。
運動分析
図面に示されるように、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材21−1の第1斜面213の下部開始線213A線に適合する時、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第2バンプ234が受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214の上部終了線214Bに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第3バンプ235が受動ブラシ毛保持部材21−1の第3斜面215の下部開始線215Aに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第4バンプ236が受動ブラシ毛保持部材21−1の第4斜面216の上部終了線216Bに適合する。
図面に示されるように、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材21−1の第1斜面213の下部開始線213A線に適合する時、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第2バンプ234が受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214の上部終了線214Bに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第3バンプ235が受動ブラシ毛保持部材21−1の第3斜面215の下部開始線215Aに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第4バンプ236が受動ブラシ毛保持部材21−1の第4斜面216の上部終了線216Bに適合する。
駆動ブラシ毛保持部材23−2における第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材21−2の第1斜面213の下部開始線213A線に適合する時、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第2バンプ234が受動ブラシ毛保持部材21−2の第2斜面214の上部終了線214Bに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−3における第3バンプ235が受動ブラシ毛保持部材21−2の第3斜面215の下部開始線215Aに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−3における第4バンプ236が受動ブラシ毛保持部材21−2の第4斜面216の上部終了線216Bに適合する。
駆動ブラシ毛保持部材23−3における第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材21−3の第1斜面213の下部開始線213A線に適合する時、駆動ブラシ毛保持部材23−3における第2バンプ234が受動ブラシ毛保持部材21−3の第2斜面214の上部終了線214Bに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−4における第3バンプ235が受動ブラシ毛保持部材21−3の第3斜面215の下部開始線215Aに適合し、駆動ブラシ毛保持部材23−4における第4バンプ236が受動ブラシ毛保持部材21−3の第4斜面216の上部終了線216Bに適合する。
以下、受動ブラシ毛保持部材21−1を例として分析する。駆動ブラシ毛保持部材23−1、23−2、23−3、23−4はヘッド駆動軸12により駆動されてその軸線L1の回りに時計回りに運動する(例えば60°回転する)時、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第1バンプ233は受動ブラシ毛保持部材21−1に沿って第1斜面213の下部開始線213Aから第1斜面213の上部終了線213Bへの方向に運動し、上部終了線213Bと下部開始線213Aとの差△S213が存在し、すなわち上部終了線213Bのほうが駆動ブラシ毛保持部材23−1に近く、且つ受動ブラシ毛保持部材21−1の運動が受動ブラシ毛保持部材運動軸329によって規制され、すなわち、受動ブラシ毛保持部材21−1は受動ブラシ毛保持部材運動軸329の軸線L4の回りに揺動するしかできないので、駆動ブラシ毛保持部材23−1の揺動につれて、受動ブラシ毛保持部材21−1は駆動ブラシ毛保持部材23−1の第1バンプ233と受動ブラシ毛保持部材21−1の第1斜面213との協働によって受動ブラシ毛保持部材21−1が軸線L4の回りに時計回りに運動するように駆動することができる。
駆動ブラシ毛保持部材23−1における第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材21−1に沿って第1斜面213の下部開始線213Aから上部終了線213Bに運動する時、駆動ブラシ毛保持部材23−1は軸線L1の回りに時計回りにγ角回転可能であり、γ角は30°〜70°であってもよく、60°が好ましい。それに対して、受動ブラシ毛保持部材21−1は軸線L4の回りに時計回りにσ角回転し、σ角は約1°〜8°であってもよく、4°が好ましい。σ角の大きさは△S213により決められ、△S213が大きいほど、σ角が大きい。σ角がγ角につれて変化する関数関係(σ=f(γ))は任意に設定されてもよく、それらの変更がいずれも本発明の範囲に属する。
同様に、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第4バンプ236が受動ブラシ毛保持部材21−1に沿って第4斜面216の上部終了線216Bから下部開始線216Aに運動する時、駆動ブラシ毛保持部材23−2における第4バンプ236は駆動ブラシ毛保持部材23−1における第1バンプ233と同様に機能し、駆動ブラシ毛保持部材23−2は軸線L1の回りに時計回りにγ角回転する。それに対して、受動ブラシ毛保持部材21−1は軸線L4の回りに時計回りにσ角回転する。同様に、σ角の大きさは△S216により決められる。本実施例において、△S216=△S213であるので、γ=60°であると、σ=4°である。
駆動ブラシ毛保持部材23−1における第2バンプ234と受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214との関係を分析したところ、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第2バンプ234は受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214に沿って上部終了線214Bから下部開始線214Aへ運動し、上部終了線214Bと下部開始線214Aとの差△S214が存在し、すなわち上部終了線214Bのほうが駆動ブラシ毛保持部材23−1に近く、且つ受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214と第1斜面213が軸線L4及びL1から形成される平面に対して対称であるので、駆動ブラシ毛保持部材23−1の第1バンプ233が時計回りに運動して受動ブラシ毛保持部材21−1をL4軸の回りにσ1角回転させる時、受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214も受動ブラシ毛保持部材21−1が運動軸線L4の回りにσ1角回転することを許容することがわかる。つまり、この運動過程に、第2バンプ234は受動ブラシ毛保持部材21−1と干渉することがない。すなわち受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214は受動ブラシ毛保持部材21−1の運動を阻害することがない。駆動ブラシ毛保持部材23−1の第1バンプ233が上部終了線213B線に終止する時、駆動ブラシ毛保持部材23−1の第2バンプ234が下部開始線214Aに終止する。
駆動ブラシ毛保持部材23−2の第3バンプ235と受動ブラシ毛保持部材21−1の第3斜面215との関係を同様に分析することができ、駆動ブラシ毛保持部材23−2の第3バンプ235と受動ブラシ毛保持部材21−1の第3斜面215との運動関係が駆動ブラシ毛保持部材23−1の第2バンプ234と受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214との運動関係と同様であり、両方の作用も同様である。
上記のように分析したところ、駆動ブラシ毛保持部材の第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材21−1の第1斜面213の下部開始線213Aに適合する時、駆動ブラシ毛保持部材は軸線L1の回りに時計回りに運動し始め、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第1バンプ233と駆動ブラシ毛保持部材23−2における第4バンプ236のうちのいずれか又は両方は受動ブラシ毛保持部材21−1がL4軸線の回りに時計回りに運動するように同時に駆動し、駆動ブラシ毛保持部材23−1の第2バンプ234と受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214との協働及び駆動ブラシ毛保持部材23−2の第3バンプ235と受動ブラシ毛保持部材21−1の第3斜面215との協働によって、受動ブラシ毛保持部材21−1の時計回り運動への阻害を効果的に回避することができることがわかる。
同様に分析したところ、駆動ブラシ毛保持部材23−1の第2バンプ234が受動ブラシ毛保持部材21−1の第2斜面214の下部開始線214Aに適合する時、駆動ブラシ毛保持部材23−1は軸線L1の回りに反時計回りに運動し始め、駆動ブラシ毛保持部材23−1における第2バンプ234と駆動ブラシ毛保持部材23−2における第3バンプ235のうちのいずれか又は両方は受動ブラシ毛保持部材21−1が軸線L4の回りに反時計回りに運動するように同時に駆動し、駆動ブラシ毛保持部材23−1の第1バンプ233と受動ブラシ毛保持部材21−1の第1斜面213との協働及び駆動ブラシ毛保持部材23−2の第4バンプ236と受動ブラシ毛保持部材21−1の第4斜面216との協働によって受動ブラシ毛保持部材21−1の運動への阻害を効果的に回避することができることがわかる。
ほかの駆動ブラシ毛保持部材と受動ブラシ毛保持部材との運動関係は上記と同様であり、ここで、重複説明を省略する。
駆動ブラシ毛保持部材の第1バンプ233が受動ブラシ毛保持部材の第1斜面213の上部終了線213Bに適合する時、各駆動ブラシ毛保持部材及び受動ブラシ毛保持部材とヘッド駆動軸12の運動状態は図4、図5に示される。
同様に、駆動ブラシ毛保持部材は軸線L1の回りに反時計回りに運動する時、駆動ブラシ毛保持部材の第2バンプ234、第3バンプ235は受動ブラシ毛保持部材が軸線L4(又はL2又はL3)の回りに反時計回りに運動するように駆動し、駆動ブラシ毛保持部材の第1バンプ233と受動ブラシ毛保持部材の第1斜面213との協働及び駆動ブラシ毛保持部材の第4バンプ236と受動ブラシ毛保持部材の第4斜面216との協働によって受動ブラシ毛保持部材の反時計回り運動への阻害を効果的に回避することができることがわかる。それにより、駆動ブラシ毛保持部材の第3バンプ235と第2バンプ234の作用が同様であり、第4バンプ236と第1バンプ233の作用が同様であり、駆動ブラシ毛保持部材の第3バンプ235又は第2バンプ234と駆動ブラシ毛保持部材の第1バンプ233又は第4バンプ236は動作中に作用が反対である。
本発明は、膨出方向が反対である複数のバンプと対応するバンプと協働する複数の斜面が対称に設けられることにより、各受動ブラシ毛保持部材を軸線(例えば、L2又はL3又はL4)の回りに安定的に往復運動させることができる。好ましくは、受動ブラシ毛保持部材の運動軸線(例えばL2、L3、L4)は図3に示されるようにヘッド駆動軸の軸線L1に直交する。
また、受動ブラシ毛保持部材の運動軸線はヘッド駆動軸L1に平行又は重複して設けられてもよく、又は任意の角をなして設けられてもよい。
以上、駆動ブラシ毛保持部材にバンプが対称に設けられ及び受動ブラシ毛保持部材に斜面が対称に設けられることを例として説明したが、当業者は、駆動ブラシ毛保持部材におけるバンプと受動ブラシ毛保持部材における斜面が非対称に設けられてもよく、バンプと斜面との協働によって駆動ブラシ毛保持部材の運動により受動ブラシ毛保持部材がそれらの運動軸線の回りに時計回り又は反時計回りに運動するように駆動することができる過程に、バンプ及び/又は斜面の位置が受動ブラシ毛保持部材の運動を阻害しないかぎり、特に制限がないと理解すべきである。
別の一実施例において、駆動ブラシ毛保持部材に斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材に対応するバンプが設けられるようにしてもよい。この場合に、斜面が駆動部、バンプが受動部であるが、斜面とバンプとの運動関係は上記実施例と同様であるので、ここで、重複説明を省略する。
例示として、係る実施例に電動歯ブラシを説明したが、本発明を制限するものではなく、本発明は非電動歯ブラシ又はほかのブラシにも適用できる。
以上の説明は例示的なものであることは言うまでもなく、本発明の請求の範囲により定められる範囲を逸脱せずに、当業者はさまざまな変更や改良を行うことができ、それらの変更や改良のすべては本発明の請求の範囲により定められる範囲に属する。
L0…ハンドル部駆動軸の軸線、L1…ヘッド駆動軸の軸線、L4…第1受動ブラシ毛保持部材の運動軸線、L3…第2受動ブラシ毛保持部材の運動軸線、L2…第3受動ブラシ毛保持部材の運動軸線、L5…L1がβ角回転した軸線、L6…L1がα角回転した軸線、R0…ハンドル部駆動軸の運動方向、R1…ヘッド駆動軸の運動方向、R4…第1受動ブラシ毛保持部材の運動方向、R3…第2受動ブラシ毛保持部材の運動方向、R2…第3受動ブラシ毛保持部材の運動方向、1…電動歯ブラシ、10…ハンドル、11…スイッチ、12…ヘッド駆動軸、14…駆動モータに接続されるハンドル部駆動軸、15…継手、16…接続部材、30…ブラシ部、32…フレーム、23−1…第1駆動ブラシ毛保持部材、23−2…第2駆動ブラシ毛保持部材、23−3…第3駆動ブラシ毛保持部材、23−4…第4駆動ブラシ毛保持部材、21−1…第1受動ブラシ毛保持部材、21−2…第2受動ブラシ毛保持部材、21−3…第3受動ブラシ毛保持部材、25…駆動ブラシ毛保持部材に固定されるブラシ毛、27…受動ブラシ毛保持部材に固定されるブラシ毛、233、234、235、236…駆動ブラシ毛保持部材の上、下端面に設けられるバンプ、213、214、215、216…受動ブラシ毛保持部材の上、下端面に設けられ且つ対応する駆動ブラシ毛保持部材におけるバンプ233、234、235、236の運動軌跡に対応する斜面、210…受動ブラシ毛保持部材がヘッド駆動軸に嵌合される面、211…受動ブラシ毛保持部材の両側係止部、219…受動ブラシ毛保持部材の運動孔、217…受動ブラシ毛保持部材の係止部の両側円弧面、218…受動ブラシ毛保持部材の係止部の上平面、238…駆動ブラシ毛保持部材のW2方向に沿って下半部縁に位置する円弧面、239…駆動ブラシ毛保持部材のW1方向に沿って下半部縁に位置する円弧面、321…フレームキャビティ底端のW2方向に沿って駆動ブラシ毛保持部材の下半部縁における円弧面に接触する小平面、322…フレームキャビティ底端のW1方向に沿って駆動ブラシ毛保持部材の下半部縁における円弧面に接触する小平面、325…フレームに位置し、受動ブラシ毛保持部材の両側係止部を収納する凹溝、326…受動ブラシ毛保持部材における係止部の上平面に対応する凹溝のW4方向に沿う平面、327…前記凹溝中の内曲面、328…フレームの受動ブラシ毛保持部材の運動中心孔、329…受動ブラシ毛保持部材運動軸。
上記目的を実現するために、本発明の一態様によれば、ブラシ用品のヘッド構造が提供されており、ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する複数の駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備え、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記複数の駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つのバンプが設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該主動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に、前記バンプと協働する斜面が設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの被駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記駆動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動される。
本発明の別の一態様によれば、ブラシ用品のヘッド構造が提供され、ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する複数の駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材とを備え、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記複数の駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つの斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの駆動点は前記該斜面と対応するバンプとの接触線又は接触面又は接触点よりも前記受動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動される。
以上の説明は例示的なものであることは言うまでもなく、本発明の請求の範囲により定められる範囲を逸脱せずに、当業者はさまざまな変更や改良を行うことができ、それらの変更や改良のすべては本発明の請求の範囲により定められる範囲に属する。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備えるブラシ用品のヘッド構造であって、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つのバンプが設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に、前記バンプと協働する斜面が設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの被駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記駆動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動されるブラシ用品のヘッド構造。
[2]前記ヘッド駆動軸は前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する[1]に記載のヘッド構造。
[3]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプは、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2バンプは、駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプはヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置し、前記第1バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[1]又は[2]に記載のヘッド構造。
[4]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプと第2バンプはいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプは前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設けられ、前記第1バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[1]又は[2]に記載のヘッド構造。
[5]前記駆動ブラシ毛保持部材に、複数のバンプが群をなして設けられ、第1バンプ群と第2バンプ群の膨出方向が反対であり、第1バンプ群は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2バンプ群は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第1バンプ群と第1バンプ群のうちヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置する膨出方向が反対であるバンプは、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称である[1]又は[2]に記載のヘッド構造。
[6]ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備えるブラシ用品のヘッド構造であって、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つの斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記受動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動されるブラシ用品のヘッド構造。
[7]前記ヘッド駆動軸は、前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する[6]に記載のヘッド構造。
[8]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面に動作中に反対の作用を示す少なくとも2つの斜面が設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、第1斜面は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2斜面は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1斜面と第2斜面はヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置し、前記第1斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[6]又は[7]に記載のヘッド構造。
[9]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面に動作中に反対の作用を示す少なくとも2つの斜面が設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、第1斜面と第2斜面はいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1斜面と第2斜面は前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設けられ、前記第1斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[6]又は[7]に記載のヘッド構造。
[10]前記駆動ブラシ毛保持部材に複数の斜面が群をなして設けられ、第1斜面群は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な下向き方向に沿う下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2斜面群は駆動ブラシ毛保持部材の前記下端面と反対側の上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第1斜面群は、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称であり、且つヘッド駆動軸の軸線の回りに180°時計回りに回転して第2斜面群を形成する[6]又は[7]に記載のヘッド構造。
[11]前記受動ブラシ毛保持部材の運動軸線はヘッド駆動軸の軸線に直交する[1]、[2]、[6]又は[7]のいずれかに記載のヘッド構造。
[12]前記駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りに揺動し、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りに揺動する[1]、[2]、[6]又は[7]のいずれかに記載のヘッド構造。
[13]前記駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りにγ角回転し、それに対して、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りにσ角回転する[12]に記載のヘッド構造。
[14]前記γ角は30°〜70°、前記σ角は1°〜8°である[13]に記載のヘッド構造。
[15]前記γ角は60°、前記σ角は4°である[14]に記載のヘッド構造。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備えるブラシ用品のヘッド構造であって、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つのバンプが設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に、前記バンプと協働する斜面が設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの被駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記駆動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動されるブラシ用品のヘッド構造。
[2]前記ヘッド駆動軸は前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する[1]に記載のヘッド構造。
[3]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプは、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2バンプは、駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプはヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置し、前記第1バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[1]又は[2]に記載のヘッド構造。
[4]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプと第2バンプはいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプは前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設けられ、前記第1バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[1]又は[2]に記載のヘッド構造。
[5]前記駆動ブラシ毛保持部材に、複数のバンプが群をなして設けられ、第1バンプ群と第2バンプ群の膨出方向が反対であり、第1バンプ群は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2バンプ群は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第1バンプ群と第1バンプ群のうちヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置する膨出方向が反対であるバンプは、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称である[1]又は[2]に記載のヘッド構造。
[6]ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備えるブラシ用品のヘッド構造であって、前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つの斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記受動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動されるブラシ用品のヘッド構造。
[7]前記ヘッド駆動軸は、前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する[6]に記載のヘッド構造。
[8]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面に動作中に反対の作用を示す少なくとも2つの斜面が設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、第1斜面は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2斜面は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1斜面と第2斜面はヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置し、前記第1斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[6]又は[7]に記載のヘッド構造。
[9]前記駆動ブラシ毛保持部材の端面に動作中に反対の作用を示す少なくとも2つの斜面が設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、第1斜面と第2斜面はいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1斜面と第2斜面は前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設けられ、前記第1斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない[6]又は[7]に記載のヘッド構造。
[10]前記駆動ブラシ毛保持部材に複数の斜面が群をなして設けられ、第1斜面群は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な下向き方向に沿う下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2斜面群は駆動ブラシ毛保持部材の前記下端面と反対側の上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第1斜面群は、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称であり、且つヘッド駆動軸の軸線の回りに180°時計回りに回転して第2斜面群を形成する[6]又は[7]に記載のヘッド構造。
[11]前記受動ブラシ毛保持部材の運動軸線はヘッド駆動軸の軸線に直交する[1]、[2]、[6]又は[7]のいずれかに記載のヘッド構造。
[12]前記駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りに揺動し、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りに揺動する[1]、[2]、[6]又は[7]のいずれかに記載のヘッド構造。
[13]前記駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りにγ角回転し、それに対して、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りにσ角回転する[12]に記載のヘッド構造。
[14]前記γ角は30°〜70°、前記σ角は1°〜8°である[13]に記載のヘッド構造。
[15]前記γ角は60°、前記σ角は4°である[14]に記載のヘッド構造。
Claims (15)
- ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、
ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、
前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備えるブラシ用品のヘッド構造であって、
前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つのバンプが設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に、前記バンプと協働する斜面が設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの被駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記駆動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動されるブラシ用品のヘッド構造。 - 前記ヘッド駆動軸は前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する請求項1に記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材の端面には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプは、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2バンプは、駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプはヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置し、前記第1バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない請求項1又は2に記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材の端面には、動作中に反対の作用を示す少なくとも2つのバンプが設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記バンプと協働する斜面が設けられ、第1バンプと第2バンプはいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1バンプと第2バンプは前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設けられ、前記第1バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2バンプと対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない請求項1又は2に記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材に、複数のバンプが群をなして設けられ、第1バンプ群と第2バンプ群の膨出方向が反対であり、第1バンプ群は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2バンプ群は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第1バンプ群と第1バンプ群のうちヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置する膨出方向が反対であるバンプは、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称である請求項1又は2に記載のヘッド構造。
- ヘッド駆動軸に可動接続されるフレームと、
ヘッド駆動軸に接続され、ヘッド駆動軸により駆動され、ブラシ毛を取り付けることに供する少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材と、
前記駆動ブラシ毛保持部材と間隔をおいて交互に設けられ、ブラシ毛を取り付けることに供する受動ブラシ毛保持部材と、を備えるブラシ用品のヘッド構造であって、
前記受動ブラシ毛保持部材は、前記駆動ブラシ毛保持部材により駆動されてそれぞれの運動軸線の回りに運動するように、フレームによって規制され、前記少なくとも1つの駆動ブラシ毛保持部材のうちの少なくとも1つは縦方向軸線に沿う端面に少なくとも1つの斜面が設けられ、受動ブラシ毛保持部材の該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、少なくとも1つの斜面における少なくとも1つの駆動点は該斜面と対応する前記バンプとの接触点又は接触線又は接触面よりも前記受動ブラシ毛保持部材に近いことにより、運動過程に受動ブラシ毛保持部材が駆動ブラシ毛保持部材により駆動されるブラシ用品のヘッド構造。 - 前記ヘッド駆動軸は、前記ブラシ用品のモータにより駆動されるハンドル部駆動軸の運動につれて運動する請求項6に記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材の端面に動作中に反対の作用を示す少なくとも2つの斜面が設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、第1斜面は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面に設けられ、第2斜面は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1斜面と第2斜面はヘッド駆動軸の軸線に対して同一側に位置し、前記第1斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない請求項6又は7に記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材の端面に動作中に反対の作用を示す少なくとも2つの斜面が設けられ、該駆動ブラシ毛保持部材により駆動される受動ブラシ毛保持部材の対応する端面に前記斜面と協働するバンプが設けられ、第1斜面と第2斜面はいずれも駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き方向に沿う上端面又は駆動ブラシ毛保持部材の前記上端面と反対側の下端面に設けられ、第1斜面と第2斜面は前記上端面又は下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して異なる側に位置するように設けられ、前記第1斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応する斜面とが協働して該受動ブラシ毛保持部材の受動運動を駆動する時、前記第2斜面と対応する受動ブラシ毛保持部材に設けられる対応するバンプとが協働し、前記受動ブラシ毛保持部材の受動運動を阻害しない請求項6又は7に記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材に複数の斜面が群をなして設けられ、第1斜面群は、駆動ブラシ毛保持部材のヘッド駆動軸の軸線に平行な下向き方向に沿う下端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第2斜面群は駆動ブラシ毛保持部材の前記下端面と反対側の上端面にヘッド駆動軸の軸線に対して左右対称に設けられ、第1斜面群は、対応する駆動ブラシ毛保持部材の厚さ方向、すなわち前記ヘッド駆動軸の軸線に平行な上向き又は下向き方向の中心線を含み且つヘッド駆動軸の軸線に直交する平面に対して対称であり、且つヘッド駆動軸の軸線の回りに180°時計回りに回転して第2斜面群を形成する請求項6又は7に記載のヘッド構造。
- 前記受動ブラシ毛保持部材の運動軸線はヘッド駆動軸の軸線に直交する請求項1、2、6又は7のいずれかに記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りに揺動し、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りに揺動する請求項1、2、6又は7のいずれかに記載のヘッド構造。
- 前記駆動ブラシ毛保持部材はヘッド駆動軸の軸線の回りにγ角回転し、それに対して、前記受動ブラシ毛保持部材はそれぞれの運動軸線の回りにσ角回転する請求項12に記載のヘッド構造。
- 前記γ角は30°〜70°、前記σ角は1°〜8°である請求項13に記載のヘッド構造。
- 前記γ角は60°、前記σ角は4°である請求項14に記載のヘッド構造。
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