JP2015521770A - マイナループフィードバックフォールバックのための方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

マイナループフィードバックフォールバックのための方法及びシステムが開示される。例示的な装置は、第1のモード及び第2のモードを有するマイナループフィードバックを含む。第1のモードは、通常の動作中にプロセス制御装置を制御するために用いられる第1の値を出力することになる。第2のモードは、異常状態時にプロセス制御装置を制御するために用いられる第2の値を出力することになる。装置は、異常状態の識別に基づいて第1のモードと第2のモードとの間で移行するコントローラを含む。【選択図】図1

Description

本開示は、一般にマイナループフィードバックフォールバックに関し、特に、マイナループフィードバックフォールバックのための方法及びシステムに関する。
種々の制御メカニズムが、バルブ/アクチュエータアセンブリ又は他のプロセス制御装置を制御するために用いられうる。例えば、バルブコントローラは、バルブ/アクチュエータアセンブリを制御するためにフィードバック制御を用いてよい。フィードバック制御は、望ましい設定値信号とフィードバック信号との間の差分に基づいたエラー信号を用いる。
本明細書に開示された例を実現するために用いられてよいデジタルポジショナの例示的なサーボコントローラを示す。 例示的な調整マップを示す。 バルブを調整するための例示的なプロセスのグラフを示す。 例示的な圧力フォールバックを含む例示的なサーボコントローラを示す。 本明細書に開示された例を実現するために用いられてよい工程及び/又は動作の例示的なスクリーンショットを示す。 本明細書に開示された例を実現するために用いられてよい工程及び/又は動作の例示的なスクリーンショットを示す。 本明細書に記載された例示的なシステム及び方法のうちのいずれか又は全てを実現するために用いられてよい及び/又はプログラムされてよい例示的なプロセッサプラットフォームの概略図である。
マイナループフィードバックは、ポジショナの応答を安定させるために用いられてよい。いくつかの周知のシステムにおいて、マイナループフィードバックセンサが機能しない場合、ポジショナ(例えば、DVC6200デジタルバルブコントローラ)は所与の設定値の前後で振動し、バルブのトラベルにおける不安定な応答を生じさせる。他の周知のシステムにおいて、電流源は、マイナループフィードバックセンサによって受け取られる大きな磁場を生成することがあり、バルブが非制御状態で動く原因となるフィードバック補償回路における一時的な障害を生み出す。他の例では、熱サイクル、振動、衝撃、又は他の外部環境要因によって、マイナループフィードバックセンサが範囲外になり無効になる、かつ/又はマイナループフィードバックセンサの接続が損傷を受ける、かつ/又は機能しなくなる。
双方向無線通信によって生じる一時的な障害又は隣接する工程又は機構によって生じる持続的な障害によって、制御システムに支障を来たしうる干渉が引き起こされることがある。マイナループフィードバックセンサが機能しない例において、マイナループフィードバック信号は自身のヌル状態付近で一定でとどまってよく、マイナループフィードバック信号は自身のヌル値から著しく離れた一定値でとどまってよく、かつ/又は、マイナループフィードバック補償ループに大幅なバイアスが導入されてよい。いくつかの例において、マイナループフィードバック信号をヌル状態の付近にとどめることによって、閉ループシステムの応答は、設定値の近辺で振動する。いくつかの例において、マイナループフィードバック信号をヌル状態から著しく離れた値で一定にとどめることによって、閉ループシステム応答は、設定値足すバイアスの近辺で振動する。いくつかの例において、マイナループフィードバックに大幅なバイアスを導入することによって、制御バルブは、どちらか一端において飽和する。
信頼性に欠けるフィードバック信号の(例えば、磁石を含むセンサ付近で双方向無線通信が用いられる)例において、サーボ制御に一時的な障害が生じることがあり、プロセス制御装置のステムが非制御状態で動く原因となる。外部の磁場によって影響されることがあるいくつかのセンサは、ホール効果センサ及び/又はGMRを含む。いくつかの例において、トラベルフィードバック信号においてリミットサイクルが存在するがマイナループフィードバック信号は一定である場合、マイナループフィードバックの異常が識別されてよい。いくつかの例において、マイナループフィードバック信号は、差分及び/又は異常を識別するためにdp/dtフィードバック信号と相関付けられてよい。いくつかの例において、dp/dtフィードバック信号において変化が識別され、対応する変化がGMRにおいて識別されない場合、ポジショナにおいてマイナループフィードバックを制御するためにマイナループフォールバックが用いられてよい。いくつかの例において、外部の障害を識別するために、マイナループフィードバック信号はI/P駆動信号と相関付けられうる。マイナループフィードバック信号がI/P駆動信号に先行する例において、マイナループフィードバック信号への外部障害が存在する可能性がある。追加的に、または代替案として、マイナループフィードバックの異常を示す信号を提供する1つ又は複数のセンサが用いられてよい。
本明細書に開示された例は、マイナループフィードバックセンサが機能しない場合、マイナループフィードバックフォールバック制御を提供する。いくつかの例において、例示的なマイナループフォールバックはデジタルdp/dt(アクチュエータ圧力(p)の時間微分)によって実行されてよい。いくつかの例において、dp/dtフィードバックは、ポジショナにおけるマイナループフィードバックを制御する。いくつかの例において、dp/dtフィードバックは、ポジショナがトラベルを制御している場合又はポジショナが圧力を制御している場合、応答を減衰させるために用いられてよい。いくつかの例において、デジタルdp/dtフィードバックは、ポジショナの減衰においてGMRと同等の効果がある。いくつかの例において、デジタルdp/dtフィードバックは圧力サーボコントローラに含まれるが、エンドユーザには見えない。デジタルdp/dtフィードバックは、GMRが圧力に関して調整不可能である場合(例えば、ホットカットオーバ)、アプリケーションのバックアップとして圧力サーボコントローラにおいて実行されてよい。
本明細書に開示された例は、マイナループフィードバックの異常及び/又はマイナループフィードバックに導入された極端なバイアスに対処する。いくつかの例において、GMRからの信号が実質的に、かつ/又は著しく作動範囲の範囲外である場合、順方向経路ゲインが自動的に低減され(例えば、2を下限値として3で割られ)てよく、デジタル方式で実行されうるdp/dtがバックアップマイナループフィードバックとして用いられてよい。追加的に、または代替案として、圧力センサが機能しない場合、マイナループフィードバックゲインはゼロに設定されてよく、順方向経路ゲインは、例えば固定の上限値及び/又は固定の下限値を伴って因数3によって自動的に低減されてよい。いくつかの例において、上限値を固定することによって確実に、大きな順方向経路ゲインが十分に低減され、その結果、安定した応答が保証される。
追加的に、かつ/または代替案として、いくつかの例において、サーボコントローラに更なる減衰を与えるために速度フィードバックが増加されてよい。いくつかのそのような例において、順方向経路ゲインは、最小値を2.8として因数3によって低減されてよい。例えば、通常の動作中、順方向経路ゲイン(K)は12に等しく、リレー位置(Kmlfb)によって実行されたときマイナループフィードバックは35に等しく、速度フィードバックゲイン(Kvel)は4に等しくなってよい。いくつかの例において、マイナループフィードバックセンサが機能しない異常状態の間、Kは4に低減され、Kmlfbはゼロに設定され、Kvelは15に増加されてよい。いくつかの例において、圧力センサが機能しない異常状態の間、Kは4に等しく、Kmlfbは0に等しく、Kvelは15に等しくなってよい。しかし、マイナループフィードバックに関してdp/dtが用いられる場合、システムのその他の部分は離調される必要がない。更に、本明細書に開示された例は、例えば異常の警告、自動又は手動の回復、速度フィードバックゲインの調整及び/又は圧力フォールバックゲインの調整、及び/又はサーボメカニズムのような付加機器(アドオン)を含んでよい。
図1は、デジタルポジショナのサーボコントローラ100を示す。サーボコントローラ100は、2つの減衰要素を有する高ゲイン比例コントローラである。この例において、減衰要素は、速度フィードバック102及びマイナループフィードバック104を含む。いくつかの例において、サーボコントローラ100を調整することは、順方向ゲイン経路106、速度フィードバック102、及びマイナループフィードバック104を調整することを含む。
サーボコントローラ100において、主要な減衰要素であるマイナループフィードバック104は、リレー108の位置に基づいて予測されてよい。速度フィードバック102もコントローラ100の応答を減衰させてよいが、サーボコントローラ100の減衰においてマイナループフィードバック104ほどの効果はない。
図2は、例示的な調整マップ200を示す。例えばサーボコントローラ100のようなサーボを調整する場合、順方向ゲイン経路は、システムの安定性を損なわずに可能な限り高いゲインを有するように増加されてよい。いくつかの例において、順方向経路ゲインが増加されると、マイナループフィードバックゲインを増加することによって減衰が増加される。マイナループフィードバックゲイン及び/又はマイナループフィードバックゲインの増加がない場合、システムは安定性を損なうことがある。
図3は、バルブの調整の例示的なプロセス300のグラフを示す。プロセス300において、マイナループフィードバックが活動状態にあり、かつ機能していることが想定される。マイナループフィードバックが機能しない(例えば、センサが機能しない)場合、バルブは安定性を損ない振動を始めることがある。
図4は、例示的な圧力フォールバックセンサ及び/又は圧力センサ402に関連付けられた第1のマイナループフィードバック制御経路401と、マイナループフィードバックセンサ404に関連付けられた第2のマイナループフィードバック制御経路403とを含む例示的なサーボコントローラ400を示す。いくつかの例において、圧力フォールバックセンサ402は、リレー406の下流及びプロセス制御装置407の上流で取得された圧力の微分係数を用いることによって、マイナループフィードバックゲイン値及び/又はマイナループフィードバック値を決定する(409を参照)。いくつかの例において、マイナループフィードバックセンサ404は、リレー406の位置に基づいてマイナループフィードバックゲイン値及び/又はマイナループフィードバック値を決定する。上述したように、マイナループフィードバックゲイン値は、サーボコントローラ400を減衰させるために用いられてよい。
動作中、マイナループフィードバックセンサ404が機能しない、かつ/又は安定性を損なった場合、サーボコントローラ400は、マイナループフィードバックセンサ404から圧力フォールバックセンサ402へスイッチ408を介して自動的に切り換える(例えば、第1のマイナループフィードバック制御モードから第2のマイナループフィードバック制御モードへ切り換える)。従って、第1のマイナループフィードバック制御モードが機能しない場合でも、サーボコントローラ400は作動し続ける。いくつかの例において、第2のマイナループフィードバック制御モードにおいて用いられる微分係数dp/dtの推定値は、(p[k])−p[k−1])/dtと表すことができる。dtが固定のサンプルレートである例において、dtはゲイン係数に含まれてよく、マイナループフィードバックゲイン値及び/又はマイナループフィードバック値を決定するために差分方程式p[k]−p[k−1]が用いられてよい。式中、pはアクチュエータの圧力であり、kは指数であり、k−1は前の指数である。
図5は、本明細書に開示された例を実現するために用いられてよい工程及び/又は動作の例示的なスクリーンショット500を示す。トラベル502は強制トラベル制御に関連付けられてよく、TVL/PRESS手動回復504は、トラベルセンサが機能しない場合、圧力フォールバックに関連付けられてよい。いくつかの例において、トラベルセンサ異常の警告が発生すると、トラベル制御(例えば、トラベル502)へ再び切り換えるために、トラベルセンサの異常警告が消去され、システムの電源が入れ直される。圧力506は、強制圧力制御に関連付けられ、TVL/PRESS自動回復508は、トラベルセンサが機能しない場合、圧力フォールバックに関連付けられる。いくつかの例において、トラベルセンサ異常の警告が発生し、その後消去されると、システムは自動的にトラベル制御(例えば、トラベル502)へ再び移行する。図5は、トラベルセンサ異常がある場合の圧力フォールバックに関して示され、マイナループフィードバックフォールバックを構成するために同様のユーザインタフェースが用いられてよい。
図6は、本明細書に開示された例を実現するため、特に圧力調整を制御するために用いられてよい工程及び/又は動作の例示的なスクリーンショット600を示す。いくつかの例において、圧力調整設定文字C−Mは、調整設定文字トラベルH及び圧力Hと合致することになる。いくつかの例において、調整設定Bはニードルバルブ(例えば、エマソンプロセスマネジメントの111型ニードルバルブ)及び/又はそれらの均等物のようなポジショナの下流の限定的な付属物を有するベローズ又は構成に関する。いくつかの例において、積分制御が圧力制御に必要とされる。しかしながら、他の例においては、積分制御が圧力制御に必要とされなくてもよい。いくつかの例において、Kdp/dtが調整パラメータとして含まれる。いくつかの例において、ポジショナの下流に付属物がある場合にはシステムの応答がアクチュエータの体積ではなく付属物への管路の体積の近辺で調整されるために、エキスパートモードが使用される。
図7は、本明細書に開示された例を実現するために用いられてよい、かつ/又はプログラムされてよい例示的なプロセッサプラットフォームP100の概略図である。例えば、プロセッサプラットフォームP100は、1つ又は複数の汎用プロセッサ、プロセッサコア、マイクロコントローラ等によって実現されうる。
図7の例のプロセッサプラットフォームP100は、少なくとも1つの汎用プログラム可能プロセッサP105を含む。プロセッサP105は、プロセッサP105の主要メモリ内に(例えば、RAM P115及び/又はROM P120内に)存在する符号化命令P110及び/又はP112を実行する。プロセッサP105は、例えばプロセッサコア、プロセッサ、及び/又はマイクロコントローラのような任意のタイプの処理ユニットであってよい。プロセッサP105はとりわけ本明細書に開示された例示的な方法及び装置を実行してよい。
プロセッサP105は、バスP125を介して(ROM P120及び/又はRAM P115を含む)主要メモリと通信している。RAM P115は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、及び/又は他の任意のタイプのRAM装置によって実現されてよく、ROMは、フラッシュメモリ及び/又は他の任意の望ましいタイプのメモリ装置によって実現されてよい。メモリP115及びメモリP120へのアクセスは、メモリコントローラ(図示せず)によって制御されてよい。
プロセッサプラットフォームP100は、インタフェース回路P130も含む。インタフェース回路P130は、例えば外部メモリインタフェース、シリアルポート、汎用入力装置/出力装置等のような任意のタイプのインタフェース規格によって実現されてよい。1つまたは複数の入力装置P135及び1つ又は複数の出力装置P140は、インタフェース回路P130に接続される。
本明細書に記載したように、例示的な方法は、第1の制御モードを用いて第1のマイナループフィードバック値を決定することと、第1のマイナループフィードバック値に少なくとも部分的に基づいてプロセス制御装置を制御することとを含む。いくつかの例において、方法は、既定の範囲の範囲外である第1のマイナループフィードバック値又は第1の制御モードの異常を識別することと、第2の制御モードを用いて第2のマイナループフィードバック値を決定することと、第2のマイナループフィードバック値に少なくとも部分的に基づいてプロセス制御装置を制御することとを含む。
いくつかの例において、第1の制御モードは、プロセス制御装置の上流でリレーの位置を決定することを含む。いくつかの例において、第2の制御モードは、プロセス制御装置の上流でリレーの出力圧力を決定することを含む。いくつかの例において、第2の制御モードは、第2のマイナループフィードバック値を決定するために出力圧力の微分係数を決定することも含む。いくつかの例において、方法は、第2の制御モードの異常を識別することと、第3のマイナループフィードバック値及び低減された順方向経路値に少なくとも部分的に基づいてプロセス制御装置を制御することとも含む。第3のマイナループフィード値はおよそゼロである。
いくつかの例において、低減された順方向経路値は、固定の上限値又は固定の下限値を含む。いくつかの例において、低減された順方向経路値は、通常の動作の経路値の約3分の1である。いくつかの例において、方法は、第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であると識別された場合又は第1の制御モードの異常が識別された場合、警告を提供することを含む。いくつかの例において、方法は、第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であると識別された場合又は第1の制御モードの異常が識別された場合、警告を提供することを含む。いくつかの例において、方法は、第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であると識別された場合又は第1の制御モードの異常が識別された場合、順方向経路値を低減することも含む。
例示的な装置は、第1のマイナループフィードバック値を決定するために用いられる第1の値を識別する第1のセンサを含む。第1の値は、プロセス制御装置の上流でのリレーのリレー位置に基づく。装置は、第2のマイナループフィードバック値を決定するために用いられる第2の値を識別する第2のセンサを含む。第2の値は、リレーの出力圧力に基づく。装置は、第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であることに基づいて、プロセス制御装置を少なくとも部分的に制御するために第2のマイナループフィードバック値を用いるコントローラを含む。いくつかの例において、第2のセンサは圧力センサを含む。いくつかの例において、第2のセンサはフォールバック制御センサを含む。いくつかの例において、第1のセンサはマイナループフィードバックセンサを含む。いくつかの例において、コントローラは、第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であると識別された際に順方向経路値を低減することになる。
別の例示的な装置は、第1のモード及び第2のモードを有するマイナループフィードバックを含む。第1のモードは、通常の動作中プロセス制御装置を制御するために用いられる第1の値を出力することになる。第2のモードは、異常状態時にプロセス制御装置を制御するために用いられる第2の値を出力することになる。装置は、異常状態の識別に基づいて第1のモードと第2のモードとの間で移行するコントローラを含む。
いくつかの例において、第1のモードは、プロセス制御装置の上流でのリレーの位置に基づいて第1のマイナループフィードバック値を決定することになる。いくつかの例において、第2のモードは、プロセス制御装置の上流でのリレーの出力圧力に基づいて第2のマイナループフィードバック値を決定することになる。いくつかの例において、コントローラは、異常状態が識別されると警告を提供することになる。いくつかの例において、コントローラは、異常状態が識別されると順方向経路ゲイン値を低減することになる。いくつかの例において、低減された順方向ゲイン経路値は、固定の上限値又は固定の下限値を備える。
ある例示的な方法、装置、及び製品が本明細書において説明されたが、本願の対象となる範囲はそれらに限定されない。また逆に本願は、本願の特許請求の範囲に適正に収まる全ての方法、装置、及び製品を包括する。

Claims (20)

  1. 第1の制御モードを用いて第1のマイナループフィードバック値を決定することと、
    前記第1のマイナループフィードバック値に少なくとも部分的に基づいてプロセス制御装置を制御することと、
    前記第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であること又は前記第1の制御モードの異常を識別することと、
    第2の制御モードを用いて第2のマイナループフィードバック値を決定することと、
    前記第2のマイナループフィードバック値に少なくとも部分的に基づいて前記プロセス制御装置を制御することと
    を備える方法。
  2. 前記第1の制御モードが、前記プロセス制御装置の上流のリレーの位置を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の制御モードが、前記プロセス制御装置の上流のリレーの出力圧力を決定することを備える、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第2の制御モードが、前記第2のマイナループフィードバック値を決定するために前記出力圧力の微分係数を決定することを更に備える、請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2の制御モードの異常を識別することと、第3のマイナループフィードバック値及び低減された順方向経路値に少なくとも部分的に基づいて前記プロセス制御装置を制御することとを更に備え、前記第3のマイナループフィード値がおよそゼロである、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記低減された順方向経路値は、固定の上限値又は固定の下限値を備える、請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記低減された順方向経路値が、通常動作の経路値の約3分の1である、請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のマイナループフィードバック値が前記既定の範囲の範囲外であると識別された場合又は前記第1の制御モードの異常が識別された場合、警告を提供することを更に備える、請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のマイナループフィードバック値が前記既定の範囲の範囲外であると識別された場合又は前記第1の制御モードの異常が識別された場合、順方向経路値を低減することを更に備える、請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の方法。
  10. 第1のマイナループフィードバック値を決定するために用いられる、プロセス制御装置の上流のリレーの継電位置に基づいた第1の値を識別する第1のセンサと、
    第2のマイナループフィードバック値を決定するために用いられる、前記リレーの出力圧力に基づいた第2の値を識別する第2のセンサと、
    前記第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であることに基づいて、前記プロセス制御装置を少なくとも部分的に制御するために前記第2のマイナループフィードバック値を用いるコントローラと
    を備える装置。
  11. 前記第2のセンサが圧力センサを備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2のセンサがフォールバック制御センサを備える、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記第1のセンサはマイナループフィードバックセンサを備える、請求項10乃至12のうちのいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記第1のマイナループフィードバック値が既定の範囲の範囲外であると識別された場合、前記コントローラは順方向経路値を低減することになる、請求項10乃至13のうちのいずれか一項に記載の装置。
  15. 通常動作中にプロセス制御装置を制御するために用いられる第1の値を出力する第1のモードと、異常状態時に前記プロセス制御装置を制御するために用いられる第2の値を出力する第2のモードとを有するマイナループフィードバックと、
    前記異常状態の識別に基づいて前記第1のモードと前記第2のモードとの間で移行するコントローラと
    を備える装置。
  16. 前記第1のモードが、前記プロセス制御装置の上流のリレーの位置に基づいて第1のマイナループフィードバック値を決定することになる、請求項15に記載の装置。
  17. 前記第2のモードが、前記プロセス制御装置の上流のリレーの出力圧力に基づいて第2のマイナループフィードバック値を決定することになる、請求項15又は16に記載の装置。
  18. 前記コントローラが、前記異常状態が識別されると警告を提供することになる、請求項15乃至17のうちのいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記コントローラが、前記異常状態が識別されると順方向経路ゲイン値を低減することになる、請求項15乃至18のうちのいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記低減された順方向ゲイン経路値は、固定の上限値又は固定の下限値を備える、請求項15乃至19のうちのいずれか一項に記載の装置。
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