JP2015521516A - 真空瓶組立品 - Google Patents

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Abstract

本出願は真空瓶組立品(1)に関する。真空瓶組立品(1)は押しボタン蓋(5)を備える真空瓶(2)を含む。押しボタン蓋(5)は開放状態と閉塞状態との間で移動可能であり、蓋(5)がその開放状態にあるとき、蓋(5)の封止アクチュエータ(15)が上昇させられ、蓋(5)がその閉塞状態にあるとき、蓋の封止アクチュエータが後退させられる。真空瓶組立品(1)は、蓋(5)の上に配置可能であり且つ真空瓶(2)に対して取り付け可能である入れ物部分(21)を更に含む。蓋(5)がその開放状態にあるとき、入れ物部分(21)は、蓋(5)がその開放状態からその閉塞状態に推進されるよう、入れ物部分(21)が真空瓶(2)に取り付けられるときに封止アクチュエータ(15)に対して作用するように構成される。本出願は真空瓶(2)用の入れ物(3)及び哺乳瓶キットにも関する。

Description

本出願は真空瓶組立品に関する。本出願は真空瓶のための入れ物及び哺乳瓶キットにも関する。
乳児及び小さい幼児がいるならば、圧搾乳又は調合乳のような乳或いは他の液体を室温よりも上の所定の温度で提供することが必要である。そのような乳は乳児に与えられる前に哺乳瓶又は類似物内で加熱されるのが一般的である。哺乳瓶の内容物を家で加熱することは比較的簡単であるが、他の状況において哺乳瓶の内容物を加熱する施設を見出すことは困難であり得る。
哺乳瓶の内容物を準備する1つの方法は、液体を収容する哺乳瓶の少なくとも一部を熱湯中に浸漬することである。従って、サーモス(TM)としても既知の真空瓶中で熱湯を輸送することが知られている。真空瓶は、瓶内に収容される水又は他の液体を持続時間期間に亘って周囲温度よりも上の温度に維持し得る。次に、所望のときに哺乳瓶の内容物を加熱するために、哺乳瓶が配置される入れ物内にこの水を注ぎ込み得る。
真空瓶は一般的には蓋を有し、蓋は液体が瓶内に注ぎ込まれるのを可能にするよう取り外し可能であり、瓶から液体が注がれるのを可能にするよう開放可能である。しかしながら、使用後に真空瓶を閉塞されることが容易に忘れられることが認識されている。蓋が封止されたか或いは開封されたかを直ちに認識することは困難であり得るので、これは真空瓶が蓋を外すことを必要とせずに開閉可能であるときに深刻である。乳児が泣いているとき或いは多数の品目が詰め込まれなければならないとき、高温液体を収容する瓶を安全に貯蔵することに平静を保ち且つ集中するのは容易でない。使用者は流体通路を閉じるのを忘れ、品目の濡れ及び火傷を引き起こす液体の望ましくない流出を招き得る。
とりわけ上述の問題を実質的に軽減させ或いは克服する、真空瓶組立品、真空瓶のための入れ物、及び/又は哺乳瓶キットを提供するのが、本発明の目的である。
本発明によれば、押しボタン蓋を備える真空瓶を含む真空瓶組立品が提供され、押しボタン蓋は開放状態と閉塞状態との間で移動可能であり、蓋がその開放状態にあるとき、蓋の封止アクチュエータが上昇させられ、蓋がその閉塞状態にあるとき、蓋の封止アクチュエータが後退させられ、真空瓶組立品は、蓋の上に配置可能であり且つ真空瓶に対して取り付け可能である入れ物部分を更に含み、蓋がその開放状態にあるとき、入れ物部分は、蓋がその開放状態からその閉塞状態に移動するよう推進されるように、入れ物部分が真空瓶に取り付けられるときに封止アクチュエータに対して作用するように構成される。
上の構成は、入れ物部分が真空瓶に取り付けられるときに蓋が必然的にその閉塞位置に移動させられることを意味する。これは、真空瓶組立品が組み立てられるときに蓋が偶発的に開放状態のままにされないことを保証する。従って、真空瓶組立品が組み立てられるときに高温液体が瓶から流出することが防止され、よって、本質的に安全な設計をもたらす。
入れ物部分は、入れ物部分が真空瓶に取り付けられるときに封止アクチュエータに対して作用するように構成される付勢表面を含み得る。付勢表面は、入れ物部分の内表面であり得る。
これは封止アクチュエータをその収縮位置(後退位置)に推進させるための簡単な構成をもたらす。
真空瓶組立品はベースを更に含み得る。入れ物部分はベースに乗る(ベースに取り付く)。
ベースを蓋に対する真空瓶の反対端に配置し得る。入れ物部分はベースに乗る(ベースに取り付く)よう真空瓶を覆って延在し得る。
従って、入れ物部分が真空瓶から取り外されるとき、蓋は高温液体を収容するための入れ物部分として作用することが可能である。
ベースは真空瓶から分離可能であり得る。
これは個別の使用のために真空瓶を取り外し得ることを意味し、容易な洗浄を可能にする。更に、製造の容易さも最大限化される。
ベースは真空瓶に取り付け可能であり得る。
真空瓶は容器を更に含み得る。ベースは容器の端を受け入れるように構成され得る。
入れ物部分は、実質的に真空瓶に沿って延在するように構成され得る。
入れ物部分は、入れ物部分が取付け位置に達する前に封止アクチュエータに対して作用するように構成され得る。
従って、入れ物部分が完全にその取付位置にないとしても、蓋は閉塞状態に推進される。この構成を用いるならば、熱湯が瓶から流出するのを防止するために入れ物が完全に閉塞されることは不要であるので、入れ物及び真空瓶の安全性が強化される。
入れ物部分は、哺乳瓶を受け入れるように構成され得る。
従って、哺乳瓶の内容物を加熱するために真空瓶から注がれる高温液体と共に入れ物部分内の哺乳瓶を受け入れることが可能である。本発明の他の特徴によれば、容器と押しボタン蓋とを備える真空瓶を受け入れるための入れ物が提供され、押しボタン蓋は開放状態と閉塞状態との間で移動可能であり、蓋がその開放状態にあるとき、蓋の封止アクチュエータが上昇させられ、蓋がその閉塞状態にあるとき、蓋の封止アクチュエータが収縮(後退)させられ、入れ物は、真空瓶を取り囲むために互いに対して取り付け可能な第1の入れ物部分と第2の入れ物部分とを含む。第1の入れ物部分は、真空瓶の容器に対して位置するように構成され、第2の入れ物部分は、蓋がその開放状態にあり且つ第1及び第2の入れ物部分が互いに対して取り付けられるとき、封止アクチュエータに対して作用するように構成されるので、蓋はその開放状態からその閉塞状態に移動するよう推進される。
これは、真空瓶が入れ物によって取り囲まれるときに蓋が必然的にその閉塞位置に移動させられることを意味する。これは、真空瓶組立品が組み立てられるときに真空瓶の蓋が偶発的に開放状態のままにされないことを保証する。従って、真空瓶が組み立てられるとき、高温液体が真空瓶から流出することが防止され、よって、本質的に安全な設計をもたらす。更に、洗浄の容易さのために入れ物を真空瓶から取り外すことが可能である。第1の入れ物部分は、蓋に対する真空瓶の反対端に対して位置するように構成されるベースであり得る。第2の入れ物部分は、蓋と真空瓶の容器の少なくとも部分とを受け入れるように構成されるキャップであり得る。
キャップは、ベースに乗る(ベースに取り付く)よう真空瓶の容器に沿って延在するように構成され得る。
従って、入れ物部分が真空瓶から取り外されるとき、蓋は高温液体を収容するための入れ物部分として作用することが可能である。
真空瓶がキャップ内に受け入れられないとき、キャップは哺乳瓶を受け入れるように構成され得る。
従って、哺乳瓶の内容物を加熱するために、真空瓶から注がれる高温液体と共にキャップ内に哺乳瓶を受け入れることが可能である。
第1の入れ物部分を第2の入れ物部分と螺合させ得る。
従って、第1の入れ物部分は第2の入れ物部分に容易に取り付けられる。
本発明の他の特徴によれば、請求項11乃至14のうちのいずれかに1項に従った入れ物又は請求項1乃至10のうちのいずれかに1項に従った真空瓶と、哺乳瓶とを含む、哺乳瓶キットが提供され、入れ物部分は哺乳瓶を受け入れるように構成される。
本発明のこれらの及び他の特徴は以下に記載する実施態様を参照して明らかになり或いは解明されるであろう。
次に、添付の図面を参照して、本発明の実施態様を一例によって記載する。
真空瓶組立品を示す斜視図であり、真空瓶及び入れ物を部分的に取り外された状態で示している。 図1の真空瓶を示す斜視図であり、蓋は開放状態にある。 図1の真空瓶の蓋を示す側面図であり、蓋は開放状態にある。 図1の真空瓶の蓋を示す斜視図であり、蓋は閉塞状態にある。 図1の真空瓶の蓋を示す側面図であり、蓋は閉塞状態にある。 図1の真空瓶組立品を示す側面図であり、入れ物のキャップを断面で示し、入れ物のキャップは真空瓶を覆って部分的に受け入れられた状態にある。 図1の真空瓶組立品を示す側面図であり、キャップを断面で示し、キャップは真空瓶を覆って受け入れられた状態にある。 図1の真空瓶組立品を組立状態において示す側面図であり、キャップを取付位置において断面で示している。 図1の真空瓶組立品を組立状態において示す斜視図である。
図1は、真空瓶組立品1(真空瓶アセンブリ)を部分的に取り外された状態において示している。真空瓶組立品1は、真空瓶2と、入れ物3(container)とを含む。入れ物3は、真空瓶2をその内側に受け入れるように構成される。
サーモス(TM)又はデュワー瓶としても既知の真空瓶2は、液体を貯蔵するための絶縁された容器(vessel)である。真空瓶2は、伝導又は対流のような熱移転を制限する近真空を創り出すよう空気が部分的に排気された間隙によって互いに離間する2つの層(図示せず)を有する。真空瓶2はその内部に収容される液体を周囲温度よりも高い温度に維持するように構成される。真空瓶2内に収容される液体を周囲温度よりも低い温度に維持するためにも真空瓶2を用い得ることも理解されよう。本構成において、真空瓶2は哺乳瓶の内容物を加熱することにおける使用のために熱湯を保持することを意図する。
図2乃至5を参照すると、真空瓶2は貯蔵容器4(storage vessel)と蓋5とを含む。貯蔵容器4は細長く、頂端6及び底端7を備える。貯蔵容器4は円筒形であり、それらの周りに延在する側壁8を備える。底面9は底端7に形成される。底面9は凹み得るが、底面9が平坦な表面(図示せず)に配置されるときに真空瓶2がその上で直立する平面を定める。側壁8と底面9との間の縁は面取りされる。
ネック(図示せず)が貯蔵容器4の頂端6に形成される。蓋5を貯蔵容器4に螺合させるために、ネックは円筒形の外面(図示せず)に形成されるネジ山を有する。ネックは開口(図示せず)も形成し、液体は開口を通じて貯蔵容器4に注ぎ込まれ或いは開口を通じて貯蔵容器4から注ぎ出される。
蓋5は貯蔵容器4のネックと係合する。蓋5は貯蔵容器4の開口(図示せず)の上に延在して、貯蔵容器4への液体の流入及び貯蔵容器4からの液体の流出を制御する。液体が貯蔵容器4内に容易に注ぎ込まれるのを可能にするよう、蓋5は貯蔵容器4から分離可能である。液体が貯蔵容器4内に注ぎ込まれるや否や、蓋5は開口の上で貯蔵容器4に取り付けられる。開口の舌部と蓋5との間にシールが形成される。蓋5は貯蔵容器4の頂端6に取り付けられ且つ貯蔵容器4の頂端6から延びる。即ち、蓋5は真空瓶2の頂端を定める。
貯蔵容器4の底端7にネジ山10が形成される。ネジ山10は底面9に近接して貯蔵容器4の側壁8の周りに延在する。
蓋5は上面12を有する。蓋5は実質的に円筒形の側面13も有する。蓋5の上面12は真空瓶2の頂平面を定める。真空瓶2が組み立てられるとき、蓋5の上面12は貯蔵容器4の底面9と平行に延びるが、貯蔵容器4の底面9から離間する。
真空瓶2の高さは、貯蔵容器4及び蓋5が組み立てられたときの、即ち、蓋5が貯蔵容器4に取り付けられたときの、貯蔵容器4及び蓋5の組合わせ高さによって定められる。換言すれば、真空瓶2の高さは、真空瓶2が組み立てられたときの貯蔵容器4の底面9の平面と蓋5の上面12の平面との間の距離によって定められる。
蓋5は液体流制御ユニットとして作用する弁(図示せず)を有する。弁は蓋5を通じる液体の流れを可能にする。蓋5内の弁は蓋5によって形成される流体流路(図示せず)を通じる液体の流れを制御する。蓋5が貯蔵容器4に取り付けられるとき、流体流路は貯蔵容器4の内側を貯蔵容器4の外側と連絡する。
弁は蓋を閉塞状態及び開放状態から変え、それにより、真空瓶2の内側から真空瓶2の外側への流体流路を開閉するよう動作可能である。蓋5が閉塞状態にあるときには、流体流路を通じる液体の流れを阻止するよう、弁は封止される。換言すれば、液体は蓋5を通じて流れることが阻止される。蓋5が開放状態にあるときには、流体流路を通じる液体の流れを可能にするよう、弁は開封される。換言すれば、液体は蓋5を通じて流れることが可能にされる。
液体が蓋5を通じて流れることを阻止するよう、封止アクチュエータとして作用する封止押しボタン15が弁を封止する。換言すれば、封止押しボタン15は蓋5をその開放状態からその閉塞状態に作動させる。液体が蓋5を通じて流れ得るよう、開封アクチュエータとして作用する開封押しボタン16が弁を開封する。換言すれば、開封押しボタン16は蓋5をその閉塞状態からその開放状態に移動させる。
図2及び図3において、蓋5はその開放状態において示されている。この開放状態において、封止押しボタン15は、蓋5の上面12から突出している。換言すれば、封止押しボタン15の上方表面17は、蓋5の上面12から離間している。蓋5がその開放状態にあるとき、開封押しボタン16は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。換言すれば、開封押しボタン16の上方表面18は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。この構成を用いるならば、封止押しボタン15の上方表面17は、開封押しボタン16の上方表面18よりも蓋5から更に突出する。
図4及び図5において、蓋5はその閉塞状態において示されている。この閉塞状態において、封止押しボタン15は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。換言すれば、封止押しボタン15の上方表面17は、蓋5の上面12と平行であるか、或いは蓋5の上面12から凹まされる。蓋5がその閉塞状態にあるとき、開封押しボタン16は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。換言すれば、開封押しボタン16の上方表面18は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。
蓋5がその閉塞状態にあるときよりも蓋5がその開放状態にあるときに、封止押しボタン15は蓋5から更に突出する。封止押しボタン15の上方表面17と蓋5の上面12との間の距離は、蓋5がその閉塞状態にあるときに比べて蓋5がその開放状態にあるときにより大きい。
弁を作動させて蓋5をその開放状態からその閉塞状態に移動させるよう、封止押しボタン15が押し込まれる。
弁を作動させて蓋5をその閉塞状態からその開放状態に移動させるよう、開封押しボタン16が押し込まれる。弁を作動させて蓋5をその閉塞状態からその開放状態に移動させるとき、封止押しボタン15は外向きに移動するよう推進され、蓋5から伸展する。蓋5がその閉塞状態にあるとき、封止押しボタン15は収縮位置(後退位置)にある。蓋5がその開放位置にあるとき、封止押しボタン15は突出位置にある。
本実施態様において、開封押しボタン16は蓋5の上面12の中央に形成されている。封止押しボタン15は開封押しボタン16の周りに延在している。しかしながら、封止及び開封押しボタン15,16の配置は異なり得ることが理解されるであろう。
上記配置では、蓋を閉塞位置から開放位置に移動させるために、換言すれば、液体が蓋を通じて流れ得るよう蓋を開封するために、そして、蓋を開放位置から閉塞位置に移動させるために、換言すれば、液体が蓋を通じて流れるのを阻止するよう蓋を封止するために、別個の押しボタンが用いられる。しかしながら、代替的な配置では、単一の押しボタン(図示せず)を用い得ることが理解されるであろう。そのような配置では、蓋がその開放状態にあるとき、押しボタンは突出位置にある。押しボタンが蓋の上面に向かって移動するよう推進させられるとき、蓋はその閉塞状態に移動する、換言すれば、押しボタンはより少ない程度で蓋の上面から突出する。
図6乃至9を参照すると、入れ物3は、ベース20と、キャップ21とを含む。ベース20は、入れ物部分として作用する。キャップ21は、他の入れ物部分として作用する。入れ物3は、入れ物収容室22を定める。ベース20及びキャップ21は、入れ物収容室22を定めるために接合されるように構成される。
本構成において、ベース20は、カップ形状である。ベース20は、ベース壁23と、ベース側壁24とを有する。ベース壁24の外表面25は平面的である。これは入れ物3がテーブルのような平面的な表面上で支持され且つそこから直立することを可能にする。ベース側壁24はベース壁23から直立し、ベース壁23の周囲の周りに延在する。ベース側壁24は上方縁26を有する。
ベース20は、入れ物収容室22の第1の部分27を定める。換言すれば、ベース20は、真空瓶2の部分を受け入れるように構成される。本構成において、ベース20は、貯蔵容器4の底端7を受け入れるように構成される。
ネジ山(図示せず)がベース側壁24の内表面に形成される。ベース側壁24の内表面にあるネジ山は、貯蔵容器4の底端7に形成されるネジ山10と係合するように構成される。従って、ベース20は真空瓶2に取付け可能である。本実施態様では、ベース20は螺合を通じて真空瓶に取付け可能であるが、代替的な取付け手段を用い得ることが理解されるであろう。
肩部28がベース側壁23の周りに円周的に延在する。以下において明らかになるように、肩部28は当接表面29を定める。当接表面29は肩部28の上方表面であり、ベース側壁24の上方縁26と平行に延びるが、上方縁26から離間する。
第1の係合要素として作用する螺旋ネジ山30がベース20に形成される。螺旋ネジ山30はベース側壁24の外表面に形成される。螺旋ネジ山30は肩部28の当接表面29と上方縁26との間に形成される。
ベース壁23は内表面を有する。内表面は位置決め表面を形成し、貯蔵容器4の底端7がベース20内に受け入れられるとき、貯蔵容器4の底面9は位置決め表面に対して位置する。代替的な構成において、位置決め表面は、ベース壁23の内表面から直立する或いはベース側壁24から内向きに延びる1つ又はそれよりも多くの位置決め要素によって形成される。
キャップ21はカップ形状である。キャップ21は、熱湯のような液体をその内側に収容し且つ保持するように構成される。キャップ21は、上方壁33と、キャップ側壁34とを有する。キャップ上方壁33の外表面35は平面的である。これはキャップ21がテーブルのような平面的な表面上に支持され且つそこから直立することを可能にする。キャップ側壁34は、キャップ上方壁33から直立し、キャップ側壁34の周囲の周りに延在する。
キャップ21は、入れ物収容室22の第2の部分36を定める。換言すれば、キャップ21は、真空瓶2の部分を受け入れるように構成される。本構成において、キャップ21は、貯蔵容器4の頂端6と蓋5とを受け入れるように構成される。
キャップ側壁34は、その自由端に環37(collar)を有する。環37は、キャップ側壁34の周りに円周的に延在する。環37は、キャップ21の縁38を定める。環37は、キャップ側壁34に段部を形成する。換言すれば、環36の直径は、キャップ側壁34の残部の直径よりも大きい。
第2の係合要素として作用する螺旋ネジ山39がキャップ21に形成される。螺旋ネジ山39は環36の内表面に形成される。螺旋ネジ山39はキャップ21の縁38と段部との間に形成される。
キャップ21の上方壁33は内表面を有する。内表面は付勢表面40を形成し、貯蔵容器4の底端7がベース20に受けいられるとき、封止押しボタンは付勢表面40に対して位置する。代替的な構成において、付勢表面はキャップ21の上方壁33の内表面から直立する或いはキャップ側壁34から内向きに延びる1つ又はそれよりも多くの付勢要素によって形成される。
キャップ21はその内側に哺乳瓶を受け入れるように構成される。哺乳瓶の寸法は異なり得るが、典型的には特定の寸法内にあることが理解されるであろう。
入れ物3は耐熱プラスチックのような耐熱材料で形成される。水がキャップ21内に注ぎ込まれるときにキャップ21内の水の深さが容易に決定され得るよう、キャップ21は半透明であり得る。
真空瓶組立品1を用いるために、熱湯のような高温液体をその中に注ぎ込み得るよう、蓋5が貯蔵容器4から取り外される。次に、蓋5は貯蔵容器4に取り付けられ、貯蔵容器4と蓋5との間にシールが形成される。蓋5がその閉塞状態にあるとき、真空瓶2は封止され、熱湯が真空瓶2から流出することが防止される。次に、真空瓶2はその中に収容される液体を周囲温度よりも高い温度に維持し得る。
入れ物3は初期的に真空瓶2と別個である。貯蔵容器4の底端7が入れ物3のベース21内に挿入される。ベース21は底端7を受け入れるように構成される。貯蔵容器4の底面9がベース壁23の位置決め表面に対して位置するまで、貯蔵容器4は真空瓶2内に挿入される。これはベース21を真空瓶2上に位置付け且つ位置決めるよう作用する。
ベース22は、ベース側壁24の内表面及び貯蔵容器4の外表面にあるネジ山の故に、真空瓶2の貯蔵容器4に取り付けられる。従って、ベース21は、所望の位置において真空瓶2に固定的に取り付けられる。
次に、キャップ21は真空瓶2の他端の上に受け入れられる。換言すれば、キャップ21は貯蔵容器4の頂端6及び蓋5の上に受け入れられる。キャップ21がベース20と重なり合うよう、キャップ側壁34は真空瓶2に沿って位置する。
キャップ21の環37は、ベース20の上方縁26の上に位置する。キャップ21はベース20に乗る(取り付く)。本構成を用いるならば、キャップ21の螺旋ネジ山39はベース20の螺旋ネジ山30と螺合する。キャップ21がベース20の肩部29に当接するまで、キャップ21はベース20に向かって移動させられる。従って、肩部29はエンドストッパとして作用する。この構成を用いるならば、キャップ21の縁38は肩部29の当接表面29に対して位置する。代替的に、環37の段部がエンドストッパとして作用し得ることが理解されるであろう。
この段階で、キャップ21はベース20に取り付けられ、真空瓶2はそれらの間にある。従って、キャップ21は、真空瓶収容室22内に収容される真空瓶2の故に、真空瓶2に取り付けられる。貯蔵容器4の底面9は、ベース壁23の位置決め表面に対して位置し、蓋5の上面12はキャップ21の付勢表面に対して或いはそれに近接して位置する。入れ物3が組み立てられるときのベース壁23の位置決め表面とキャップ21の付勢表面40との間の距離は、貯蔵容器4の底面の平面と蓋5の上面12の平面との間の真空瓶2の高さに対応する。
蓋5がその閉塞状態にあるとき、封止アクチュエータとして作用する封止押しボタン15はその収縮位置(後退位置)にある。従って、蓋5がその閉塞状態にあるとき、キャップ21はベース20に取り付けられるので、蓋5の付勢表面40は封止押しボタン15に対して付勢されない。
真空瓶組立品を用いるために、キャップ21がベース20から降ろされ、真空瓶2から取り外される。次に、キャップ21の上方壁33がテーブルのような表面の上に位置付け可能であるよう、キャップ21が反転させられる。次に、開封押しボタン16が押圧されて蓋5をその開放状態に移動させる。次に、真空瓶2内の熱湯をキャップ21内に注ぎ込み得る。次に、哺乳瓶キットの一部を形成する哺乳瓶(図示せず)が、哺乳瓶の内容物を所望の温度まで加熱する熱湯と共に、キャップ21内に配置される。
哺乳瓶が所望の温度になるや否や、哺乳瓶はキャップ21から取り外される。次に、キャップ21内の水を廃棄し得る。これに続いて、キャップ21を真空瓶2の上に再配置し得る。従って、キャップ21は、上述のように、真空瓶2の上に受け入れられ、ベース20に取り付けられる。
使用者が不注意に蓋5を閉め損なう事態において、即ち、使用者が封止押しボタン15を押さないで蓋5をその閉塞状態に移動させる事態において、液体は依然として蓋を通じて流れることができ、キャップ21が真空瓶2の上に受け入れられるとき、封止押しボタン15はその伸展位置に留まる。しかしながら、キャップ21がベース20に取り付けられると、この構成では上方壁33によって形成されるキャップ21の付勢表面40は、封止押しボタン15の上方表面17に当接する。従って、付勢表面40は封止押しボタン15に対して作用し、封止押しボタン15をその収縮位置(後退位置)に移動させる。これは、キャップ21が取り付けられるときに、蓋5が必然的にその開放状態からその閉塞状態に移動させられることを意味する。
容器21が真空瓶2の上に組み立てられるとき、蓋5はその開放状態にあることが阻止される。従って、真空瓶組立品1は、真空瓶組立品1が組み立てられるときに液体が真空瓶から流出するのを防止する、本質的に安全な設計をもたらす。キャップ21が引き続き取り外されるとき、蓋5は開封押しボタン16が押圧されるまで閉塞状態に留まる。
上の実施態様において、ベース20は真空瓶2に取り付け可能であるが、代替的な構成において、ベース20は真空瓶2に取り付け可能でないことが理解されるであろう。
上記実施態様において、真空瓶組立品は、真空瓶を受け入れ且つ取り囲むように構成されるキャップとベースとを有する入れ物を含むが、代替的な構成が想起されることが理解されるであろう。代替的な構成において、真空瓶組立品は、キャップが真空瓶に直接的に取り付け可能である、真空瓶とキャップとを含み得る。そのような構成において、ベースは真空瓶の貯蔵容器と一体的に構成される。
上の実施態様において、ベース20の上方端はキャップ21の環内に受け入れられるが、代替的な構成が想起されることが理解されるであろう。例えば、代替的な構成において、環(図示せず)はベース20に形成され、キャップの自由端は環によって受け入れられる。そのような構成において、ベース20のネジ山付き部分は内表面に形成され、キャップ21のネジ山付き部分は外表面に形成される。
上の実施態様において、ベース20とキャップ21との間の係合手段は2つの入れ物部分の間の螺合によって形成されるが、代替的な構成が想起されることが理解されるであろう。例えば、代替的な実施態様では、クリック係止(click-lock)構成が用いられ、1つ又はそれよりも多くの突起が他の入れ物部分に形成される凹部内に収容される入れ物部分のうちの1つの入れ物部分の表面から伸展する。代替的に、ベース20及びキャップ21を互いに対して取り付けるためにクラスプ(留め金)又はクリップを用い得る。
「含む」という用語は他の要素又はステップを排除しないこと並びに単数形は複数形を排除しないことが理解されるであろう。単一のプロセッサは請求項中に引用される幾つかの品目の機能を充足し得る。特定の手段が相互に異なる従属項において引用されているという単なる事実は、これらの手段の組合わせを有利に用い得ないことを示さない。請求項中に如何なる参照符号も請求項を限定するものと理解されてはならない。
この出願において請求項は機能の特定の組合わせに策定されているが、本発明の開示の範囲は、明示的であれ、暗示的であれ、或いはそれらの如何なる一般化であれ、それが任意の請求項において現時点で請求されるのと同じ発明に関係しようしまいが、それが本発明と同じ技術的課題の一部又は全部を軽減しようがしまいが、ここに開示する如何なる新規な機能又は新規な機能の如何なる組合わせをも含む。出願人は、本出願の或いは本出願に由来するあらゆる更なる出願の審査中に、そのような機能及び/又は機能の組み合わせに新たな請求項を策定し得ることを通知する。
本出願は真空瓶組立品に関する
乳児及び小さい幼児がいるならば、圧搾乳又は調合乳のような乳或いは他の液体を室温よりも上の所定の温度で提供することが必要である。そのような乳は乳児に与えられる前に哺乳瓶又は類似物内で加熱されるのが一般的である。哺乳瓶の内容物を家で加熱することは比較的簡単であるが、他の状況において哺乳瓶の内容物を加熱する施設を見出すことは困難であり得る。
哺乳瓶の内容物を準備する1つの方法は、液体を収容する哺乳瓶の少なくとも一部を熱湯中に浸漬することである。従って、サーモス(TM)としても既知の真空瓶中で熱湯を輸送することが知られている。真空瓶は、瓶内に収容される水又は他の液体を持続時間期間に亘って周囲温度よりも上の温度に維持し得る。次に、所望のときに哺乳瓶の内容物を加熱するために、哺乳瓶が配置される入れ物内にこの水を注ぎ込み得る。
真空瓶は一般的には蓋を有し、蓋は液体が瓶内に注ぎ込まれるのを可能にするよう取り外し可能であり、瓶から液体が注がれるのを可能にするよう開放可能である。しかしながら、使用後に真空瓶を閉塞されることが容易に忘れられることが認識されている。蓋が封止されたか或いは開封されたかを直ちに認識することは困難であり得るので、これは真空瓶が蓋を外すことを必要とせずに開閉可能であるときに深刻である。乳児が泣いているとき或いは多数の品目が詰め込まれなければならないとき、高温液体を収容する瓶を安全に貯蔵することに平静を保ち且つ集中するのは容易でない。使用者は流体通路を閉じるのを忘れ、品目の濡れ及び火傷を引き起こす液体の望ましくない流出を招き得る。
とりわけ上述の問題を実質的に軽減させ或いは克服する真空瓶組立品を提供するのが本発明の目的である。
本発明によれば、押しボタン蓋を備える真空瓶と、蓋を覆って配置可能である入れ物キャップと、蓋に対する真空瓶の反対端に配置される入れ物ベースとを含む、真空瓶組立品が提供され、押しボタン蓋は、蓋の封止アクチュエータが上昇させられる開放状態と封止アクチュエータが後退させられる閉塞状態との間で移動可能であり、封止アクチュエータがその開放状態にあり且つ入れ物キャップが入れ物に取り付けられるとき、入れ物キャップは、封止アクチュエータに対して作用して入れ物キャップをその閉塞状態に移動させ、入れ物キャップは、入れ物ベースに取り付くよう真空瓶を覆って延びる
上の構成は、入れ物部分が真空瓶に取り付けられるときに蓋が必然的にその閉塞位置に移動させられることを意味する。これは、真空瓶組立品が組み立てられるときに蓋が偶発的に開放状態のままにされないことを保証する。従って、真空瓶組立品が組み立てられるときに高温液体が瓶から流出することが防止され、よって、本質的に安全な設計をもたらす。
入れ物部分は、入れ物部分が真空瓶に取り付けられるときに封止アクチュエータに対して作用するように構成される付勢表面を含み得る。付勢表面は、入れ物部分の内表面であり得る。
これは封止アクチュエータをその収縮位置(後退位置)に推進させるための簡単な構成をもたらす。
れ物キャップベースに乗る(ベースに取り付く)よう真空瓶を覆って延在し得るので、キャップが真空瓶から取り外されるとき、キャップは高温液体を収容するための入れ物として作用することが可能である。
ベースは真空瓶から分離可能であり得る。
これは個別の使用のために真空瓶を取り外し得ることを意味し、容易な洗浄を可能にする。更に、製造の容易さも最大限化される。
ベースは真空瓶に取り付け可能であり得る。
真空瓶は容器を更に含み得る。ベースは容器の端を受け入れるように構成され得る。
入れ物部分は、実質的に真空瓶に沿って延在するように構成され得る。
入れ物部分は、入れ物部分が取付け位置に達する前に封止アクチュエータに対して作用するように構成され得る。
従って、入れ物部分が完全にその取付位置にないとしても、蓋は閉塞状態に推進される。この構成を用いるならば、熱湯が瓶から流出するのを防止するために入れ物が完全に閉塞されることは不要であるので、入れ物及び真空瓶の安全性が強化される。
入れ物部分は、哺乳瓶を受け入れるように構成され得る。
従って、哺乳瓶の内容物を加熱するために真空瓶から注がれる高温液体と共に入れ物部分内の哺乳瓶を受け入れることが可能である。
次に、添付の図面を参照して、本発明の実施態様を一例によって記載する。
真空瓶組立品を示す斜視図であり、真空瓶及び入れ物を部分的に取り外された状態で示している。 図1の真空瓶を示す斜視図であり、蓋は開放状態にある。 図1の真空瓶の蓋を示す側面図であり、蓋は開放状態にある。 図1の真空瓶の蓋を示す斜視図であり、蓋は閉塞状態にある。 図1の真空瓶の蓋を示す側面図であり、蓋は閉塞状態にある。 図1の真空瓶組立品を示す側面図であり、入れ物のキャップを断面で示し、入れ物のキャップは真空瓶の上に部分的に受け入れられた状態にある。 図1の真空瓶組立品を示す側面図であり、キャップを断面で示し、キャップは真空瓶の上に受け入れられた状態にある。 図1の真空瓶組立品を組立状態において示す側面図であり、キャップを取付位置において断面で示している。 図1の真空瓶組立品を組立状態において示す斜視図である。
図1は、真空瓶組立品1(真空瓶アセンブリ)を部分的に取り外された状態において示している。真空瓶組立品1は、真空瓶2と、入れ物3(container)とを含む。入れ物3は、真空瓶2をその内側に受け入れるように構成される。
サーモス(TM)又はデュワー瓶としても既知の真空瓶2は、液体を貯蔵するための絶縁された容器(vessel)である。真空瓶2は、伝導又は対流のような熱移転を制限する近真空を創り出すよう空気が部分的に排気された間隙によって互いに離間する2つの層(図示せず)を有する。真空瓶2はその内部に収容される液体を周囲温度よりも高い温度に維持するように構成される。真空瓶2内に収容される液体を周囲温度よりも低い温度に維持するためにも真空瓶2を用い得ることも理解されよう。本構成において、真空瓶2は哺乳瓶の内容物を加熱することにおける使用のために熱湯を保持することを意図する。
図2乃至5を参照すると、真空瓶2は貯蔵容器4(storage vessel)と蓋5とを含む。貯蔵容器4は細長く、頂端6及び底端7を備える。貯蔵容器4は円筒形であり、それらの周りに延在する側壁8を備える。底面9は底端7に形成される。底面9は凹み得るが、底面9が平坦な表面(図示せず)に配置されるときに真空瓶2がその上で直立する平面を定める。側壁8と底面9との間の縁は面取りされる。
ネック(図示せず)が貯蔵容器4の頂端6に形成される。蓋5を貯蔵容器4に螺合させるために、ネックは円筒形の外面(図示せず)に形成されるネジ山を有する。ネックは開口(図示せず)も形成し、液体は開口を通じて貯蔵容器4に注ぎ込まれ或いは開口を通じて貯蔵容器4から注ぎ出される。
蓋5は貯蔵容器4のネックと係合する。蓋5は貯蔵容器4の開口(図示せず)の上に延在して、貯蔵容器4への液体の流入及び貯蔵容器4からの液体の流出を制御する。液体が貯蔵容器4内に容易に注ぎ込まれるのを可能にするよう、蓋5は貯蔵容器4から分離可能である。液体が貯蔵容器4内に注ぎ込まれるや否や、蓋5は開口の上で貯蔵容器4に取り付けられる。開口の舌部と蓋5との間にシールが形成される。蓋5は貯蔵容器4の頂端6に取り付けられ且つ貯蔵容器4の頂端6から延びる。即ち、蓋5は真空瓶2の頂端を定める。
貯蔵容器4の底端7にネジ山10が形成される。ネジ山10は底面9に近接して貯蔵容器4の側壁8の周りに延在する。
蓋5は上面12を有する。蓋5は実質的に円筒形の側面13も有する。蓋5の上面12は真空瓶2の頂平面を定める。真空瓶2が組み立てられるとき、蓋5の上面12は貯蔵容器4の底面9と平行に延びるが、貯蔵容器4の底面9から離間する。
真空瓶2の高さは、貯蔵容器4及び蓋5が組み立てられたときの、即ち、蓋5が貯蔵容器4に取り付けられたときの、貯蔵容器4及び蓋5の組合わせ高さによって定められる。換言すれば、真空瓶2の高さは、真空瓶2が組み立てられたときの貯蔵容器4の底面9の平面と蓋5の上面12の平面との間の距離によって定められる。
蓋5は液体流制御ユニットとして作用する弁(図示せず)を有する。弁は蓋5を通じる液体の流れを可能にする。蓋5内の弁は蓋5によって形成される流体流路(図示せず)を通じる液体の流れを制御する。蓋5が貯蔵容器4に取り付けられるとき、流体流路は貯蔵容器4の内側を貯蔵容器4の外側と連絡する。
弁は蓋を閉塞状態及び開放状態から変え、それにより、真空瓶2の内側から真空瓶2の外側への流体流路を開閉するよう動作可能である。蓋5が閉塞状態にあるときには、流体流路を通じる液体の流れを阻止するよう、弁は封止される。換言すれば、液体は蓋5を通じて流れることが阻止される。蓋5が開放状態にあるときには、流体流路を通じる液体の流れを可能にするよう、弁は開封される。換言すれば、液体は蓋5を通じて流れることが可能にされる。
液体が蓋5を通じて流れることを阻止するよう、封止アクチュエータとして作用する封止押しボタン15が弁を封止する。換言すれば、封止押しボタン15は蓋5をその開放状態からその閉塞状態に作動させる。液体が蓋5を通じて流れ得るよう、開封アクチュエータとして作用する開封押しボタン16が弁を開封する。換言すれば、開封押しボタン16は蓋5をその閉塞状態からその開放状態に移動させる。
図2及び図3において、蓋5はその開放状態において示されている。この開放状態において、封止押しボタン15は、蓋5の上面12から突出している。換言すれば、封止押しボタン15の上方表面17は、蓋5の上面12から離間している。蓋5がその開放状態にあるとき、開封押しボタン16は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。換言すれば、開封押しボタン16の上方表面18は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。この構成を用いるならば、封止押しボタン15の上方表面17は、開封押しボタン16の上方表面18よりも蓋5から更に突出する。
図4及び図5において、蓋5はその閉塞状態において示されている。この閉塞状態において、封止押しボタン15は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。換言すれば、封止押しボタン15の上方表面17は、蓋5の上面12と平行であるか、或いは蓋5の上面12から凹まされる。蓋5がその閉塞状態にあるとき、開封押しボタン16は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。換言すれば、開封押しボタン16の上方表面18は、蓋5の上面12と平行に延び、或いは蓋5の上面12から凹まされる。
蓋5がその閉塞状態にあるときよりも蓋5がその開放状態にあるときに、封止押しボタン15は蓋5から更に突出する。封止押しボタン15の上方表面17と蓋5の上面12との間の距離は、蓋5がその閉塞状態にあるときに比べて蓋5がその開放状態にあるときにより大きい。
弁を作動させて蓋5をその開放状態からその閉塞状態に移動させるよう、封止押しボタン15が押し込まれる。
弁を作動させて蓋5をその閉塞状態からその開放状態に移動させるよう、開封押しボタン16が押し込まれる。弁を作動させて蓋5をその閉塞状態からその開放状態に移動させるとき、封止押しボタン15は外向きに移動するよう推進され、蓋5から伸展する。蓋5がその閉塞状態にあるとき、封止押しボタン15は収縮位置(後退位置)にある。蓋5がその開放位置にあるとき、封止押しボタン15は突出位置にある。
本実施態様において、開封押しボタン16は蓋5の上面12の中央に形成されている。封止押しボタン15は開封押しボタン16の周りに延在している。しかしながら、封止及び開封押しボタン15,16の配置は異なり得ることが理解されるであろう。
上記配置では、蓋を閉塞位置から開放位置に移動させるために、換言すれば、液体が蓋を通じて流れ得るよう蓋を開封するために、そして、蓋を開放位置から閉塞位置に移動させるために、換言すれば、液体が蓋を通じて流れるのを阻止するよう蓋を封止するために、別個の押しボタンが用いられる。しかしながら、代替的な配置では、単一の押しボタン(図示せず)を用い得ることが理解されるであろう。そのような配置では、蓋がその開放状態にあるとき、押しボタンは突出位置にある。押しボタンが蓋の上面に向かって移動するよう推進させられるとき、蓋はその閉塞状態に移動する、換言すれば、押しボタンはより少ない程度で蓋の上面から突出する。
図6乃至9を参照すると、入れ物3は、ベース20と、キャップ21とを含む。ベース20は、入れ物部分として作用する。キャップ21は、他の入れ物部分として作用する。入れ物3は、入れ物収容室22を定める。ベース20及びキャップ21は、入れ物収容室22を定めるために接合されるように構成される。
本構成において、ベース20は、カップ形状である。ベース20は、ベース壁23と、ベース側壁24とを有する。ベース壁24の外表面25は平面的である。これは入れ物3がテーブルのような平面的な表面上で支持され且つそこから直立することを可能にする。ベース側壁24はベース壁23から直立し、ベース壁23の周囲の周りに延在する。ベース側壁24は上方縁26を有する。
ベース20は、入れ物収容室22の第1の部分27を定める。換言すれば、ベース20は、真空瓶2の部分を受け入れるように構成される。本構成において、ベース20は、貯蔵容器4の底端7を受け入れるように構成される。
ネジ山(図示せず)がベース側壁24の内表面に形成される。ベース側壁24の内表面にあるネジ山は、貯蔵容器4の底端7に形成されるネジ山10と係合するように構成される。従って、ベース20は真空瓶2に取付け可能である。本実施態様では、ベース20は螺合を通じて真空瓶に取付け可能であるが、代替的な取付け手段を用い得ることが理解されるであろう。
肩部28がベース側壁23の周りに円周的に延在する。以下において明らかになるように、肩部28は当接表面29を定める。当接表面29は肩部28の上方表面であり、ベース側壁24の上方縁26と平行に延びるが、上方縁26から離間する。
第1の係合要素として作用する螺旋ネジ山30がベース20に形成される。螺旋ネジ山30はベース側壁24の外表面に形成される。螺旋ネジ山30は肩部28の当接表面29と上方縁26との間に形成される。
ベース壁23は内表面を有する。内表面は位置決め表面を形成し、貯蔵容器4の底端7がベース20内に受け入れられるとき、貯蔵容器4の底面9は位置決め表面に対して位置する。代替的な構成において、位置決め表面は、ベース壁23の内表面から直立する或いはベース側壁24から内向きに延びる1つ又はそれよりも多くの位置決め要素によって形成される。
キャップ21はカップ形状である。キャップ21は、熱湯のような液体をその内側に収容し且つ保持するように構成される。キャップ21は、上方壁33と、キャップ側壁34とを有する。キャップ上方壁33の外表面35は平面的である。これはキャップ21がテーブルのような平面的な表面上に支持され且つそこから直立することを可能にする。キャップ側壁34は、キャップ上方壁33から直立し、キャップ側壁34の周囲の周りに延在する。
キャップ21は、入れ物収容室22の第2の部分36を定める。換言すれば、キャップ21は、真空瓶2の部分を受け入れるように構成される。本構成において、キャップ21は、貯蔵容器4の頂端6と蓋5とを受け入れるように構成される。
キャップ側壁34は、その自由端に環37(collar)を有する。環37は、キャップ側壁34の周りに円周的に延在する。環37は、キャップ21の縁38を定める。環37は、キャップ側壁34に段部を形成する。換言すれば、環36の直径は、キャップ側壁34の残部の直径よりも大きい。
第2の係合要素として作用する螺旋ネジ山39がキャップ21に形成される。螺旋ネジ山39は環36の内表面に形成される。螺旋ネジ山39はキャップ21の縁38と段部との間に形成される。
キャップ21の上方壁33は内表面を有する。内表面は付勢表面40を形成し、貯蔵容器4の底端7がベース20に受けいられるとき、封止押しボタンは付勢表面40に対して位置する。代替的な構成において、付勢表面はキャップ21の上方壁33の内表面から直立する或いはキャップ側壁34から内向きに延びる1つ又はそれよりも多くの付勢要素によって形成される。
キャップ21はその内側に哺乳瓶を受け入れるように構成される。哺乳瓶の寸法は異なり得るが、典型的には特定の寸法内にあることが理解されるであろう。
入れ物3は耐熱プラスチックのような耐熱材料で形成される。水がキャップ21内に注ぎ込まれるときにキャップ21内の水の深さが容易に決定され得るよう、キャップ21は半透明であり得る。
真空瓶組立品1を用いるために、熱湯のような高温液体をその中に注ぎ込み得るよう、蓋5が貯蔵容器4から取り外される。次に、蓋5は貯蔵容器4に取り付けられ、貯蔵容器4と蓋5との間にシールが形成される。蓋5がその閉塞状態にあるとき、真空瓶2は封止され、熱湯が真空瓶2から流出することが防止される。次に、真空瓶2はその中に収容される液体を周囲温度よりも高い温度に維持し得る。
入れ物3は初期的に真空瓶2と別個である。貯蔵容器4の底端7が入れ物3のベース21内に挿入される。ベース21は底端7を受け入れるように構成される。貯蔵容器4の底面9がベース壁23の位置決め表面に対して位置するまで、貯蔵容器4はベース20内に挿入される。これはベース21を真空瓶2上に位置付け且つ位置決めるよう作用する。
ベース22は、ベース側壁24の内表面及び貯蔵容器4の外表面にあるネジ山の故に、真空瓶2の貯蔵容器4に取り付けられる。従って、ベース21は、所望の位置において真空瓶2に固定的に取り付けられる。
次に、キャップ21は真空瓶2の他端の上に受け入れられる。換言すれば、キャップ21は貯蔵容器4の頂端6及び蓋5の上に受け入れられる。キャップ21がベース20と重なり合うよう、キャップ側壁34は真空瓶2に沿って位置する。
キャップ21の環37は、ベース20の上方縁26の上に位置する。キャップ21はベース20に乗る(取り付く)。本構成を用いるならば、キャップ21の螺旋ネジ山39はベース20の螺旋ネジ山30と螺合する。キャップ21がベース20の肩部29に当接するまで、キャップ21はベース20に向かって移動させられる。従って、肩部29はエンドストッパとして作用する。この構成を用いるならば、キャップ21の縁38は肩部29の当接表面29に対して位置する。代替的に、環37の段部がエンドストッパとして作用し得ることが理解されるであろう。
この段階で、キャップ21はベース20に取り付けられ、真空瓶2はそれらの間にある。従って、キャップ21は、真空瓶収容室22内に収容される真空瓶2の故に、真空瓶2に取り付けられる。貯蔵容器4の底面9は、ベース壁23の位置決め表面に対して位置し、蓋5の上面12はキャップ21の付勢表面に対して或いはそれに近接して位置する。入れ物3が組み立てられるときのベース壁23の位置決め表面とキャップ21の付勢表面40との間の距離は、貯蔵容器4の底面の平面と蓋5の上面12の平面との間の真空瓶2の高さに対応する。
蓋5がその閉塞状態にあるとき、封止アクチュエータとして作用する封止押しボタン15はその収縮位置(後退位置)にある。従って、蓋5がその閉塞状態にあるとき、キャップ21はベース20に取り付けられるので、蓋5の付勢表面40は封止押しボタン15に対して付勢されない。
真空瓶組立品を用いるために、キャップ21がベース20から降ろされ、真空瓶2から取り外される。次に、キャップ21の上方壁33がテーブルのような表面の上に位置付け可能であるよう、キャップ21が反転させられる。次に、開封押しボタン16が押圧されて蓋5をその開放状態に移動させる。次に、真空瓶2内の熱湯をキャップ21内に注ぎ込み得る。次に、哺乳瓶キットの一部を形成する哺乳瓶(図示せず)が、哺乳瓶の内容物を所望の温度まで加熱する熱湯と共に、キャップ21内に配置される。
哺乳瓶が所望の温度になるや否や、哺乳瓶はキャップ21から取り外される。次に、キャップ21内の水を廃棄し得る。これに続いて、キャップ21を真空瓶2の上に再配置し得る。従って、キャップ21は、上述のように、真空瓶2の上に受け入れられ、ベース20に取り付けられる。
使用者が不注意に蓋5を閉め損なう事態において、即ち、使用者が封止押しボタン15を押さないで蓋5をその閉塞状態に移動させる事態において、液体は依然として蓋を通じて流れることができ、キャップ21が真空瓶2の上に受け入れられるとき、封止押しボタン15はその伸展位置に留まる。しかしながら、キャップ21がベース20に取り付けられると、この構成では上方壁33によって形成されるキャップ21の付勢表面40は、封止押しボタン15の上方表面17に当接する。従って、付勢表面40は封止押しボタン15に対して作用し、封止押しボタン15をその収縮位置(後退位置)に移動させる。これは、キャップ21が取り付けられるときに、蓋5が必然的にその開放状態からその閉塞状態に移動させられることを意味する。
容器21が真空瓶2の上に組み立てられるとき、蓋5はその開放状態にあることが阻止される。従って、真空瓶組立品1は、真空瓶組立品1が組み立てられるときに液体が真空瓶から流出するのを防止する、本質的に安全な設計をもたらす。キャップ21が引き続き取り外されるとき、蓋5は開封押しボタン16が押圧されるまで閉塞状態に留まる。
上の実施態様において、ベース20は真空瓶2に取り付け可能であるが、代替的な構成において、ベース20は真空瓶2に取り付け可能でないことが理解されるであろう。
上記実施態様において、真空瓶組立品は、真空瓶を受け入れ且つ取り囲むように構成されるキャップとベースとを有する入れ物を含むが、代替的な構成が想起されることが理解されるであろう。代替的な構成において、真空瓶組立品は、キャップが真空瓶に直接的に取り付け可能である、真空瓶とキャップとを含み得る。そのような構成において、ベースは真空瓶の貯蔵容器と一体的に構成される。
上の実施態様において、ベース20の上方端はキャップ21の環内に受け入れられるが、代替的な構成が想起されることが理解されるであろう。例えば、代替的な構成において、環(図示せず)はベース20に形成され、キャップの自由端は環によって受け入れられる。そのような構成において、ベース20のネジ山付き部分は内表面に形成され、キャップ21のネジ山付き部分は外表面に形成される。
上の実施態様において、ベース20とキャップ21との間の係合手段は2つの入れ物部分の間の螺合によって形成されるが、代替的な構成が想起されることが理解されるであろう。例えば、代替的な実施態様では、クリック係止(click-lock)構成が用いられ、1つ又はそれよりも多くの突起が他の入れ物部分に形成される凹部内に収容される入れ物部分のうちの1つの入れ物部分の表面から伸展する。代替的に、ベース20及びキャップ21を互いに対して取り付けるためにクラスプ(留め金)又はクリップを用い得る。
「含む」という用語は他の要素又はステップを排除しないこと並びに単数形は複数形を排除しないことが理解されるであろう。単一のプロセッサは請求項中に引用される幾つかの品目の機能を充足し得る。特定の手段が相互に異なる従属項において引用されているという単なる事実は、これらの手段の組合わせを有利に用い得ないことを示さない。請求項中に如何なる参照符号も請求項を限定するものと理解されてはならない。
この出願において請求項は機能の特定の組合わせに策定されているが、本発明の開示の範囲は、明示的であれ、暗示的であれ、或いはそれらの如何なる一般化であれ、それが任意の請求項において現時点で請求されるのと同じ発明に関係しようしまいが、それが本発明と同じ技術的課題の一部又は全部を軽減しようがしまいが、ここに開示する如何なる新規な機能又は新規な機能の如何なる組合わせをも含む。出願人は、本出願の或いは本出願に由来するあらゆる更なる出願の審査中に、そのような機能及び/又は機能の組み合わせに新たな請求項を策定し得ることを通知する。

Claims (15)

  1. 押しボタン蓋を備える真空瓶を含む、
    真空瓶組立品であって、
    前記押しボタン蓋は、開放状態と閉塞状態との間で移動可能であり、前記蓋がその開放状態にあるとき、前記蓋の封止アクチュエータが上昇させられ、前記蓋がその閉塞状態にあるとき、前記蓋の封止アクチュエータが後退させられ、
    当該真空瓶組立品は、前記蓋を覆って配置可能であり且つ前記真空瓶に対して取り付け可能である入れ物キャップを更に含み、
    前記蓋がその開放状態にあるとき、前記入れ物キャップは、前記蓋がその開放状態からその閉塞状態に移動するよう推進されるように、前記封止アクチュエータに対して作用するように構成される、
    真空瓶組立品。
  2. 前記入れ物キャップが前記真空瓶に移動させられるとき、前記蓋はその開放状態からその閉塞状態に移動するよう推進される、請求項1に記載の真空瓶組立品。
  3. 前記入れ物キャップは、前記入れ物キャップが前記真空瓶に取り付けられるときに前記封止アクチュエータに対して作用するように構成される付勢表面を含む、請求項2に記載の真空瓶組立品。
  4. 前記付勢表面は、前記入れ物キャップの内表面にある、請求項3に記載の真空瓶組立品。
  5. 入れ物ベースを更に含み、前記入れ物キャップは、前記入れ物ベースに取り付く、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の真空瓶組立品。
  6. 前記入れ物ベースは、前記蓋に対する前記真空瓶の反対端に配置され、前記入れ物キャップは、前記入れ物ベースに取り付くよう前記真空瓶を覆って延びる、請求項5に記載の真空瓶組立品。
  7. 前記入れ物ベースは、前記真空瓶から分離可能である、請求項6に記載の真空瓶組立品。
  8. 前記入れ物ベースは、前記真空瓶に取り付け可能である、請求項7に記載の真空瓶組立品。
  9. 前記入れ物キャップは、実質的に前記真空瓶に沿って延在するように構成される、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の真空瓶組立品。
  10. 前記入れ物キャップは、前記入れ物キャップが取付け位置に達する前に前記封止アクチュエータに対して作用するように構成される、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の真空瓶組立品。
  11. 前記入れ物キャップは、哺乳瓶を受け入れるように構成される、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の真空瓶組立品。
  12. 前記入れ物は、入れ物ベースを更に含み、該入れ物ベースは及び前記入れ物キャップは、真空瓶を取り囲むよう互いに対して取り付け可能であり、
    前記入れ物ベース部分及び前記入れ物キャップ部分が真空瓶を取り囲むよう互いに対して取り付けられるとき、前記蓋はその開放状態からその閉塞状態に移動するよう推進される、
    請求項1に記載の真空瓶組立品。
  13. 前記入れ物ベースは、前記蓋に対する真空瓶の反対端に対して位置するように構成され、前記入れ物キャップは、前記蓋と前記真空瓶の容器の少なくとも部分とを受け入れるように構成されるキャップである、請求項12に記載の真空瓶組立品。
  14. 前記入れ物キャップは、前記入れ物ベースに乗るよう前記真空瓶の前記容器に沿って延在する、請求項13に記載の真空瓶組立品。
  15. 真空瓶が前記入れ物キャップ内に受け入れられないとき、前記入れ物キャップは哺乳瓶を受け入れるように構成される、請求項13又は14に記載の真空瓶組立品。
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