JP2015521246A - 複合スプリングを利用した脈動減衰器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、燃料供給用プランジャポンプで脈動波を消滅させて、燃料圧力が一定圧力状態に維持されてエネルギー損失がない、複合スプリングを利用した広帯域の圧力範囲を受容することができる脈動減衰器に関するもので、スプリングボディー31、オーリングスペーサー23が内部オーリング止め25によって支持可能に内蔵された本体21と、スプリングボディー31内に低圧コイルスプリング51と、高圧ディスクスプリング41を一列に設置して、1次で低圧コイルスプリング51が作動するようになり、低圧コイルスプリング51が低圧スプリングカバー52と低圧スプリングパッド53を低圧スプリングストッパー34に接触して止まる構造と、2次で高圧ディスクスプリング41が作動し、ピストン11と連結されたスプリングガイド軸12の一端に設置された高圧スプリングパッド14が高圧スプリングストッパー33に接触して止まるようになる構造が提供される。

Description

本発明は、ガソリン直接噴射エンジンに適用される脈動減衰器に関する。さらに詳しくは、ガソリン直接噴射エンジンの燃料レールに取付けられた脈動減衰器本体に直線往復運動が可能なピストンが、複合スプリングによって燃料内の脈動波を圧縮エネルギーとして変換保存及び放出を繰り返すことにより、燃料供給用のプランジャポンプ(plunger pump)で発生した脈動波を消滅させて、燃料内に脈動波なしに一定圧力状態を維持させ、エンジンのポンプ損失がなく使用できるようにする複合スプリングを利用した脈動減衰器に関する。
一般的に車両のエンジンは、燃料タンクに保存されている燃料を燃料ポンプによって高圧でインジェクターに供給するようになり、前記インジェクターでは高圧で押送された燃料をシリンダー内部に噴射するように構成される。
自動車のガソリンエンジンには、燃料噴射方式によって間接噴射(MPI:Multi Port Injection)とガソリン直接噴射(GDI:Gasoline Direct Injection)の2種類がある。
ここでガソリン直接噴射エンジンは、燃料を高圧及び微細粒子にしてエンジンシリンダー内に直接噴射させた後、点火プラグで点火させて爆発させることにより、燃料が完全燃焼する効率の高いエンジンである。このように完全燃焼したエンジン排気ガスを大気に放出することにより大気汚染を防止することができるエンジンである。
最近は高圧(250bar以上)のガソリン直接噴射エンジンが開発されている。
前記ガソリン直接噴射エンジンは、高圧発生器であるプランジャポンプ(Plunger Pump;別途構成品)と燃料噴射器(Injector;別途構成品)、連結管(Connect Tube;別途構成品)及び燃料レール(Fuel Rail;別途構成品)で構成されている。
前記のガソリン直接噴射エンジンは、燃料節減のためには10barの低い圧力で運転し、高出力運転のためには250bar以上で運転するようになる。このように圧力変動幅が25倍になる広い範囲の圧力で運転することにより、プランジャポンプによって高圧が発生すると共に、振幅が大きい脈動波が発生するようになる。
このように振幅が大きい脈動波が噴射器に直接伝達されると、瞬間的に燃料噴射量が変わるようになり、燃料噴射量の変化によってエンジン効率の減少、エンジン震動及びエンジン騷音の発生原因となる。
上のような理由から、広い圧力範囲の脈動波を減衰させるために広帯域脈動減衰装置が必要となった。
従来は、燃料レールにオリフィス(Orifice)を設置して高圧の脈動波を減衰させている。しかし、既存のオリフィスを利用した脈動減衰装置は、燃料管の断面積を急激に狭めることにより、流量と圧力の抵抗が生じるようにして脈動波を減衰させる方式である。既存のオリフィス方式は、流量及び圧力抵抗を利用することによりポンプのエネルギー(Energy)損失が多い構造となっている。
また、従来紹介されている韓国特許出願第10−2007−0070249号のように、単一ディスクスプリングを利用した脈動減衰器があったが、前記技術は、単一ディスクスプリングを使用するようになったことにより、ガソリン直接噴射エンジンのような広い圧力範囲の脈動を制御するには力量が足らなくなる短所がある。
そして、すべてのスプリングは、弾性限界を超えると塑性変形が発生して、スプリングの復元力やスプリング性能を喪失するようになるが、前記特許技術では、塑性変形を防止するために弾性領域以上の荷重で動作を止めるようにするストップ装置がない構造になっているので、スプリングの塑性変形に脆弱な構造になっている。
本発明は、上のような従来の問題点を改善するために創案されたものであり、燃料内の脈動波を圧縮エネルギーとして変換保存及び放出を繰り返すようにして、燃料供給用プランジャポンプで発生した脈動波を消滅させて、燃料内に脈動波がない一定圧力状態に維持させ、各部品の気密と離脱を最小化することができる構造で、エネルギー損失なしに有用な使用がなされるようにする、複合スプリングを利用した広い圧力範囲を制御することができる脈動減衰器を提供することにその目的がある。
本発明の前記目的は、ガソリン直接噴射エンジンのエンジン燃料供給用燃料レールに設置されて流体の脈動を減らすための脈動減衰器において、複合スプリングを装着し、内部で往復運動可能なピストンに連結されたスプリングガイド軸を設置したスプリングボディーと、前記スプリングボディーと螺旋結合され、一対のシーリング内部オーリングの間にオーリングスペーサーが前記ピストン外輪に設置されてオーリング止めを支持可能にする本体と、前記本体の一側に挿入され、燃料レールパイプと接合された連結コネクタと連結通路を含む、複合スプリングを利用した広い圧力範囲に適用可能な脈動減衰器によって達成される。
以上で説明したように、本発明によれば、燃料レールパイプに入ってくる脈動波の大きさに比例して脈動波を相殺させることができ、流体の分散をなすようにして吐出されてくる流体の脈動現象を最小化することができるため、流体供給で作動する作動部の動作を均一化し、脈動に伴う騷音を減らすことができて運転性を増大し、エネルギー損失がないため燃料費が節減される効果がある。
本発明の一実施例による脈動減衰器の縦断面図である。 本発明の他の実施例による脈動減衰器の縦断面図である。 本発明の低弾性係数スプリングの運動曲線である。 本発明の高弾性係数スプリングの運動曲線である。 本発明の高・低弾性係数複合スプリングの運動曲線である。 本発明のまた他の実施例による脈動減衰器の縦断面図である。 本発明のまた他の実施例による脈動減衰器の縦断面図である。。
以下、添付された図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳しく説明することにする。
図1は、本発明の一実施例による脈動減衰器を縦断面図で示している。
図1に示されたように、本発明の複合スプリングによる脈動減衰器10は、直線往復運動が可能なピストン11を内蔵する本体21と、前記本体21と螺旋結合されるスプリングボディー31と、前記本体21と螺旋結合された連結コネクタ61で構成されている。
前記連結コネクタ61は、ガソリン直接噴射エンジンの燃料供給用プランジャポンプ(図示なし)と連結される燃料レールパイプ71と一体に形成されており、その内部には連結通路63が形成されていて、前記連結コネクタ61と螺旋結合される本体21には、スプリングガイド軸12と一体に形成されているピストン11が内蔵されている。
前記スプリングガイド軸12は、低圧コイルスプリング51と高圧ディスクスプリング41が一列に装着されて往復運動可能なようにスプリングボディー31に配置されている。
前記スプリングガイド軸12に一列に設置されている低圧コイルスプリング51と高圧ディスクスプリング41との間には、低圧コイルスプリング51の弾性力を保護する低圧スプリングカバー52が設置されている。
またスプリングガイド軸12の一端には、高圧ディスクスプリング41の弾性力保護のための高圧スプリングパッド14が設置されている。
前記低圧スプリングカバー52は、上・下端が直角にベンディングされており、水平ベンディング部の端には弾性力保護のための低圧スプリングパッド53が、前記スプリングボディー31の一側壁面で形成される低圧スプリングストッパー34に向けて突出した状態で設置されている。
前記スプリングボディー31内には、弾性係数が低い低圧コイルスプリング51と、弾性係数が高い高圧ディスクスプリング41とを一列に設置して、1次で低圧コイルスプリング51が作動するようにし、前記低圧コイルスプリング51の弾性力保護のために低圧スプリングカバー52と低圧スプリングパッド53が低圧スプリングストッパー34に接触して止まることができるようになっている。
次に2次で高圧ディスクスプリング41が作動するようになる。
ここで前記高圧ディスクスプリング41の弾性力保護のために、ピストン11と連結されたスプリングガイド軸12の一端に設置された高圧スプリングパッド14が、スプリングボディー31の一側に突出形成されたストッパー33の内壁に接触して止まるようになる構造になっている,
前記ストッパー33の内部には、ピストン運動空間部32が形成されて、高圧及び低圧スプリング41、51の運動によりピストンガイド軸12の往復運動が可能なようになっている。
前記スプリングボディー31と螺旋結合する本体21には、一対のシーリング内部オーリング22a、22bの間に、オーリングスペーサー23が前記ピストン11外輪に設置されて、オーリング止め25とストップリング28によって支持可能なように内蔵されている,
前記ピストンガイド軸12の先端には、高圧スプリングパッド14が設置されて、2次クッションスプリングの役割を並行するようになる。
また、本体21の一側面外縁と接合される領域には、外部オーリング24を内蔵しており、前記本体21の他の一側には、レールパイプ内室72を保有する燃料レールパイプ71に接合する連結コネクタ61と螺旋結合する螺旋部26が設けられており、前記連結コネクタ61の内室には、コネクタオーリング62が設置されている。
図2は、本発明の他の実施例を示す要部断面図であり、図2に示されたように、図1の低圧コイルスプリング51の代わりに低圧ディスクスプリング81を内蔵した構造で形成することができるものである。
図6は、本発明のまた他の実施例による脈動減衰器の縦断面図を示している。
図6に示されたように、本発明の複合スプリングによる脈動減衰器20は、直線往復運動が可能なピストン11を内蔵する本体21と、前記本体21と螺旋結合するスプリングボディー31aと、前記本体21と螺旋結合された連結コネクタ61で構成されている。
前記連結コネクタ61は、ガソリン直接噴射エンジンの燃料供給用プランジャポンプ(図示なし)と連結される燃料レールパイプ71と一体に形成されており、その内部には連結通路63が形成されていて、前記連結コネクタ61と螺旋結合される本体21には、スプリングガイド軸12と一体に形成されているピストン11が内蔵されている。
前記スプリングガイド軸12は、低圧コイルスプリング51aと高圧ディスクスプリング41aが一列に装着されて往復運動可能なようにスプリングボディー31aに配置されている。
前記スプリングガイド軸12に一列に設置されている低圧コイルスプリング51aと高圧ディスクスプリング41aとの間には、低圧コイルスプリング51aの弾性力を保護する低圧スプリングカバー52aが設置されている。
またスプリングガイド軸12の一端には、高圧ディスクスプリング41aの弾性力保護のための高圧スプリングパッド14が設置されている。
前記低圧スプリングカバー52aは、垂直に立てられる平面からなり、前記スプリングボディー31aの一側の階段部内側面に形成された支持具52bには、弾性力保護のための固定された低圧スプリングパッド53aと対応するように設置されている。
前記スプリングボディー31a内には、弾性係数が低い低圧コイルスプリング51aと、弾性係数が高い高圧ディスクスプリング41aとを一列に設置して、1次で低圧コイルスプリング51aが作動するようにし、前記低圧コイルスプリング51aの弾性力保護のために低圧スプリングカバー52aが低圧スプリングパッド53aに接触して低圧スプリングストッパー34a側に止まることができるようになっている。
次に2次で高圧ディスクスプリング41aが作動するようになる。
ここで前記高圧ディスクスプリング41aの弾性力保護のために、ピストン11と連結されたスプリングガイド軸12の一端に設置された高圧スプリングパッド14が、スプリングボディー31aの一側に突出形成されたストッパー33の内壁に接触して止まるようになる構造になっている,
前記ストッパー33の内部に、はピストン運動空間部32が形成されて、高圧及び低圧スプリング41a、51aの運動によりピストンガイド軸12の往復運動が可能なようになっている。
前記スプリングボディー31aと螺旋結合する本体21には、一対のシーリング内部オーリング22a、22bの間に、オーリングスペーサー23が前記ピストン11外輪に設置されて、オーリング止め25とストップリング28によって支持可能なように内蔵されている。
前記ピストンガイド軸12の先端には、高圧スプリングパッド14が設置されて、2次クッションスプリングの役割を並行するようになる。
また、本体21の一側面外縁と接合される領域には、外部オーリング24を内蔵しており、前記本体21の他の一側には、レールパイプ内室72を保有する燃料レールパイプ71に接合する連結コネクタ61と螺旋結合する螺旋部26が設けられており、前記連結コネクタ61の内室には、コネクタオーリング62が設置されている。
図7は、本発明のまた他の実施例を示す要部断面図であり、図7に示されたように、図6の低圧コイルスプリング51aの代わりに低圧ディスクスプリング81aを内蔵した構造で形成することができるものである。
このような構成からなる脈動減衰器10、20は、図1及び図6に示したように、低圧コイルスプリング51、51aと高圧ディスクスプリング41、41aをスプリングボディー31、31aに内蔵し、スプリングボディー31、31aと本体(Body)21を螺旋結合し、スプリングボディー31、31a内部には、低圧コイルスプリング51、51aと高圧ディスクスプリング41、41aとともに往復運動するスプリングガイド軸12を内蔵し、スプリングガイド軸12と一体に形成されるピストン11を前記本体21に往復運動可能なように設置している。
したがって、ガソリン直接噴射エンジンのエンジン燃料供給用プランジャポンプが圧縮工程のとき、発生した高圧脈動波がレールパイプ内室72を介し燃料通路63を介してピストン11に伝達されるのである。
このようにピストン11に伝達された脈動波は、ピストン11を動作させ、ピストン11と一体性のあるスプリングガイド軸12を動作させて高圧ディスクスプリング41、41aと低圧コイルスプリング51、51aに伝達され、高圧ディスクスプリング41、41aと低圧コイルスプリング51、51aが収縮して、高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧コイルスプリング51、51aのうちいずれか一つか両方に圧縮エネルギー(Energy)として変換保存される。
また高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧コイルスプリング51、51aのうちいずれか一つか両方に保存された脈動波である圧縮エネルギーは、エンジン燃料供給用プランジャポンプが吸入工程のとき、高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧コイルスプリング51、51aが膨脹しながら、高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧コイルスプリング51、51aに保存されていた圧縮エネルギーを再び燃料に高圧で放出する。
このように高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧コイルスプリング51、51aが、燃料内の脈動波を圧縮エネルギーとして変換保存及び放出を繰り返すことにより、燃料供給用プランジャポンプで発生した脈動波を消滅させ、燃料内に脈動波がない一定圧力状態で維持してくれるため、エネルギー損失がない脈動減衰器を具現することができるようになる。
一方、本発明ではシーリング用内部オーリング(Sealing Inner O−Ring)22a、22bを、本体21の内部に挿入して気密を維持し、オーリングの間隔維持用の内部オーリングスペーサー(Inner O−Ring Spacer)23を設置し、内部オーリング止め(Inner O−Ring Stopper)25を設置してシーリング用内部オーリング22a、22bの離脱を防止した。
また、高圧ディスクスプリング41、41aに過負荷がかかることを防止するために、2次クッション用高圧スプリングパッド14をスプリングガイド軸12の一側に設置している。
また、図1に示されたように、低圧コイルスプリング51に過負荷がかかることを防止するために、2次クッション用低圧スプリングパッド53を、高圧ディスクスプリング41と低圧コイルスプリング51の間に設置された低圧スプリングカバー52のベンディングされた上下に突出して設置している。
また、図6に示されたように、低圧コイルスプリング51aに過負荷がかかることを防止するために、2次クッション用低圧スプリングパッド53aを、高圧ディスクスプリング41aと低圧コイルスプリング51aの間に設置された低圧スプリングカバー52aが対応できるように、前記スプリングボディー31aの一側の階段部内側面に形成された支持具52bに、弾性力保護が可能なように、低圧スプリングパッド53aが設置されている。
また、燃料の2次漏油を防止するために外部オーリング(Outer O−Ring)24を設置した。
そして本発明は、本体21と連結コネクタ61は連結ねじ(Joint Thread)で締結し、連結コネクタ61を燃料レールパイプ71に取付けることにより、脈動減衰器10が燃料レールパイプ71に安定かつ良好な作動が可能な状態で取付けられることができるのである。
したがって、本発明によりエネルギー損失がない脈動減衰器10を得ることができる。
一方、本発明では、図2及び図7のように、低圧コイルスプリング51、51aを低圧ディスクスプリング81、81aで代替することにより、圧縮エネルギー(Energy)として変換保存した後、高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧ディスクスプリング81、81aが膨脹しながら高圧ディスクスプリング41、41aまたは低圧コイルスプリング51、51aに保存された圧縮エネルギーを再び燃料に高圧で放出させるようになるものである。
したがって、図3のように、低弾性スプリングにかかる力F1は、低弾性スプリング変位K1と比例的に作用する低圧スプリングストップ位置P1を確認することができ、図4のように、高弾性係数スプリングにかかる力F2は、高弾性係数スプリング変位K2に応じて高圧スプリングストップ位置P2を確認することができ、図5のように、複合スプリングにかかる力F3は、複合スプリング変位K3に応じて複合スプリングストップ位置P3を確認することができる。
本発明は、燃料内の脈動波を圧縮エネルギーとして変換保存及び放出を繰り返すことにより、燃料供給用プランジャポンプで発生した脈動波を消滅させ、燃料内に脈動波がない一定圧力状態で維持させるため、エネルギー損失がない脈動減衰器を具現することができるようになるため、流体供給で作動する作動部の動作を均一化し、脈動による騷音を減らすことができて運転性を増大し、エネルギー損失がなくて燃料費を節減する効果があり、産業上の可能性が非常に大きい。
以上の説明で、本発明は、特定の実施例と係わって図示及び説明したが、特許請求の範囲によって示された発明の思想及び領域から逸脱しない限度内で、多様な改造及び変化が可能であるということを、この技術分野で通常の知識を有する者なら誰でも容易に知ることができるであろう。

Claims (8)

  1. ガソリン直接噴射エンジンの燃料供給用ポンプと連結される燃料レールパイプ(71)に連結コネクタ(61)を形成して内部に連結通路(63)を設け、前記連結コネクタ(61)に螺旋結合する本体(21)が緩衝手段を内蔵したスプリングボディー(31)と結合されて燃料の脈動を減らすための脈動減衰器(10)において、
    前記スプリングボディー(31)の内部に往復運動可能に配置されるスプリングガイド軸(12)に共に装着する低圧コイルスプリング(51)及び高圧ディスクスプリング(41)と、
    前記低圧コイルスプリング(51)と高圧ディスクスプリング(41)とが一列に設置され、その間に配置されて低圧コイルスプリング(51)の弾性力を保護する低圧スプリングカバー(52)と、
    前記スプリングガイド軸(12)とピストン(11)が一体に連結され、前記スプリングガイド軸(12)の一端に設置されて高圧ディスクスプリング(41)の弾性力保護のための高圧スプリングパッド(14)を含むことを特徴とする、複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  2. 前記スプリングボディー(31)内に、弾性係数が低い低圧コイルスプリング(51)と弾性係数が高い高圧ディスクスプリング(41)とを一列に設置して、1次で低圧コイルスプリング(51)が作動し、前記低圧コイルスプリング(51)の弾性力保護のために低圧スプリングカバー(52)と低圧スプリングパッド(53)が低圧スプリングストッパー(34)に接触して止まることが可能なようになることを特徴とする、請求項1に記載の複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  3. 前記スプリングボディー(31)内に、弾性係数が低い低圧コイルスプリング(51)と弾性係数が高い高圧ディスクスプリング(41)とを一列に設置して、1次で低圧コイルスプリング(51)が作動し、2次で高圧ディスクスプリング(41)が作動するようになり、前記高圧ディスクスプリング(41)の弾性力保護のために、ピストン(11)と連結されたスプリングガイド軸(12)の一端に設置された高圧スプリングパッド(14)が、高圧スプリングストッパー(33)に接触して止まることが可能なようになることを特徴とする、請求項1に記載の複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  4. 前記本体(21)は、前記スプリングボディー(31)と螺旋結合され、一対のシーリング内部オーリング(22a)(22b)の間にオーリングスペーサー(23)が前記ピストン(11)の外輪に設置されて、内部オーリング止め(25)によって支持可能に内蔵されたことを特徴とする、請求項1に記載の複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  5. 低圧コイルスプリング(51)の代わりに低圧ディスクスプリング(81)を内蔵した構造からなる、請求項1に記載の複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  6. ガソリン直接噴射エンジンの燃料供給用ポンプと連結される燃料レールパイプ(71)に連結コネクタ(61)を形成して内部に連結通路(63)を設け、前記連結コネクタ(61)に螺旋結合する本体(21)が緩衝手段を内蔵したスプリングボディー(31a)と結合されて燃料の脈動を減らすための脈動減衰器(20)において、
    前記スプリングボディー(31a)の内部に往復運動可能に配置されるスプリングガイド軸(12)に共に装着する低圧コイルスプリング(51a)及び高圧ディスクスプリング(41a)と、
    前記低圧コイルスプリング(51a)と高圧ディスクスプリング(41a)とが一列に設置され、その間に配置されて低圧コイルスプリング(51a)の弾性力を保護する低圧スプリングカバー(52a)と、
    前記スプリングガイド軸(12)とピストン(11)が一体に連結され、前記スプリングガイド軸(12)の一端に設置されて高圧ディスクスプリング(41)の弾性力保護のための高圧スプリングパッド(14)を含むことを特徴とする、複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  7. 前記スプリングボディー(31a)は、一側に階段部が形成され、内側面に支持具(52b)を形成し、前記低圧スプリングカバー(52a)と対応して弾性力保護のための低圧スプリングパッド(53a)が固定されたことを特徴とする、請求項6に記載の複合スプリングを利用した脈動減衰器。
  8. 低圧コイルスプリング(51a)の代わりに低圧ディスクスプリング(81a)を内蔵した構造からなる、請求項6に記載の複合スプリングを利用した脈動減衰器。
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