JP2015521202A5 - - Google Patents

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JP2015521202A5
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本発明の限定の各々は、本発明の様々な実施形態を包含することができる。したがって、任意の1つの要素または要素の組合せが関与する本発明の限定の各々が、本発明の各々の態様に含まれる可能性があることが予期される。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、前記病原体に対して免疫応答を誘導するのに有効な量の、式
Figure 2015521202

を有する単離された多糖を投与することを含み、式中、nは少なくとも5であり、Rは−NH−CO−CH および−NH からなる群から選択され、ただし、R基の50%未満は−NH−CO−CH である方法。
(項目2)
非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、前記病原体に対して免疫応答を誘導するのに有効な量の、担体とコンジュゲートしている単離された多糖を投与することを含み、前記多糖が式
Figure 2015521202

を有し、式中、nは5以上であり、Rは−NH−CO−CH および−NH からなる群から選択され、ただし、R基の50%未満は−NH−CO−CH である方法。
(項目3)
前記単離された多糖がリンカーを介して前記担体とコンジュゲートしている、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記担体がペプチド担体である、項目2または3に記載の方法。
(項目5)
R基の30%未満、20%未満、10%未満または5%未満が−NH−CO−CH である、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
前記R基のいずれも−NH−CO−CH ではない、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
nが少なくとも15、少なくとも20、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも300、少なくとも400または少なくとも500である、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記単離された多糖が100〜500kDaの分子量を有する、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌である、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌が、S.pneumonia、A群Streptococcus、B群StreptococcusまたはEnterococcusである、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌である、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌が、Listeria、Clostridium difficile、B.subtilis、M.tuberculosisまたはM.smegmatisである、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌である、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌が、Neisseria meningitides、Neisseria gonorrhoeae、型別不能のH.influenzae、HelicobacterまたはCampylobacterである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌である、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌が、Bacteroides fragilis、B.thetaiotamicron、B.vulgatis、Citrobacter rodentium、Vibrio cholera、Salmonella enterica血清型チフス菌またはSalmonella enterica血清型ネズミチフス菌である、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性真菌である、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記非ica/pgaのPNAG陽性真菌が、Candida albicans(酵母)、Candida albicans(菌糸)、Aspergillus、FusariumまたはCryptococcusである、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫である、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫が、P.bergeiまたはP.falciparumである、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記対象がヒトである、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記対象が霊長類、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌまたはネコである、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有する、項目1〜22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を発症するリスクがある、項目1〜22のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記単離された多糖がアジュバントと一緒に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記単離された多糖が全身に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記単離された多糖が局所に投与される、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
対象における非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症の予防または処置で使用するための医薬組成物であって、式
Figure 2015521202

を有する単離された多糖を含み、式中、nは少なくとも5であり、Rは−NH−CO−CH および−NH からなる群から選択され、ただし、R基の50%未満は−NH−CO−CH である、医薬組成物。
(項目29)
対象における非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症の予防または処置で使用するための医薬組成物であって、担体とコンジュゲートしている単離された多糖を含み、前記多糖が式
Figure 2015521202

を有し、式中、nは5以上であり、Rは−NH−CO−CH および−NH からなる群から選択され、ただし、R基の50%未満は−NH−CO−CH である、医薬組成物。
(項目30)
前記単離された多糖がリンカーを介して前記担体とコンジュゲートしている、項目29に記載の医薬組成物。
(項目31)
前記担体がペプチド担体である、項目29または30に記載の医薬組成物。
(項目32)
R基の30%未満、20%未満、10%未満または5%未満が−NH−CO−CH である、項目28〜31のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目33)
前記R基のいずれも−NH−CO−CH ではない、項目28〜32のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目34)
nが少なくとも15、少なくとも20、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも300、少なくとも400または少なくとも500である、項目28〜33のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目35)
前記単離された多糖が100〜500kDaの分子量を有する、項目28〜33のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目36)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌である、項目28〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目37)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌が、S.pneumonia、A群Streptococcus、B群StreptococcusまたはEnterococcusである、項目36に記載の医薬組成物。
(項目38)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌である、項目28〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目39)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌が、Listeria、Clostridium difficile、B.subtilis、M.tuberculosisまたはM.smegmatisである、項目38に記載の医薬組成物。
(項目40)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌である、項目28〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目41)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌が、Neisseria meningitides、Neisseria gonorrhoeae、型別不能のH.Influenzae、HelicobacterまたはCampylobacterである、項目40に記載の医薬組成物。
(項目42)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌である、項目28〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目43)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌が、Bacteroides fragilis、B.thetaiotamicron、B.vulgatis、Citrobacter rodentium、Vibrio cholera、Salmonella enterica血清型チフス菌またはSalmonella enterica血清型ネズミチフス菌である、項目42に記載の医薬組成物。
(項目44)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性真菌である、項目28〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目45)
前記非ica/pgaのPNAG陽性真菌が、Candida albicans(酵母)、Candida albicans(菌糸)、Aspergillus、FusariumまたはCryptococcusである、項目44に記載の医薬組成物。
(項目46)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫である、項目28〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目47)
前記非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫が、P.bergeiまたはP.falciparumである、項目46に記載の医薬組成物。
(項目48)
前記対象がヒトである、項目28〜47のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目49)
前記対象が霊長類、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌまたはネコである、前記項目のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目50)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有する、項目28〜49のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目51)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を発症するリスクがある、項目28〜49のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目52)
前記単離された多糖がアジュバントと一緒に使用される、項目28〜51のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目53)
前記単離された多糖が全身投与のために製剤化される、項目28〜52のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目54)
前記単離された多糖が局所投与のために製剤化される、項目28〜52のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目55)
非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、PNAG特異的抗体またはPNAG特異的抗体断片の有効量を投与すること
を含む方法。
(項目56)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌である、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌が、S.pneumonia、A群Streptococcus、B群StreptococcusまたはEnterococcusである、項目56に記載の方法。
(項目58)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌である、項目55に記載の方法。
(項目59)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌が、Listeria、Clostridium difficile、B.subtilis、M.tuberculosisまたはM.smegmatisである、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌である、項目55に記載の方法。
(項目61)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌が、Neisseria meningitides、Neisseria gonorrhoeae、型別不能のH.Influenzae、HelicobacterまたはCampylobacterである、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌である、項目55に記載の方法。
(項目63)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌が、Bacteroides fragilis、B.thetaiotamicron、B.vulgatis、Citrobacter rodentium、Vibrio cholera、Salmonella enterica血清型チフス菌またはSalmonella enterica血清型ネズミチフス菌である、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性真菌である、項目55に記載の方法。
(項目65)
前記非ica/pgaのPNAG陽性真菌が、Candida albicans(酵母)、Candida albicans(菌糸)、Aspergillus、FusariumまたはCryptococcusである、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫である、項目55に記載の方法。
(項目67)
前記非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫が、P.bergeiまたはP.falciparumである、項目66に記載の方法。
(項目68)
前記対象がヒトである、項目55〜67のいずれか一項に記載の方法。
(項目69)
前記対象が霊長類、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌまたはネコである、項目55〜67のいずれか一項に記載の方法。
(項目70)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有する、項目55〜69のいずれか一項に記載の方法。
(項目71)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を発症するリスクがある、項目55〜69のいずれか一項に記載の方法。
(項目72)
前記抗体または抗体断片が全身に投与される、項目55〜71のいずれか一項に記載の方法。
(項目73)
前記抗体または抗体断片が局所に投与される、項目55〜71のいずれか一項に記載の方法。
(項目74)
前記抗体または抗体断片がF598(ATCC PTA−5931)抗体またはその断片である、項目55〜73のいずれか一項に記載の方法。
(項目75)
前記抗体または抗体断片がF628(ATCC PTA−5932)抗体またはその断片である、項目55〜73のいずれか一項に記載の方法。
(項目76)
前記抗体または抗体断片がF630(ATCC PTA−5933)抗体またはその断片である、項目55〜73のいずれか一項に記載の方法。
(項目77)
前記抗体または抗体断片が薬剤とコンジュゲートしている、項目55〜74のいずれか一項に記載の方法。
(項目78)
前記薬剤が細胞毒性剤である、項目77に記載の方法。
(項目79)
対象における非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症の予防または処置で使用するための、PNAG特異的抗体またはPNAG特異的抗体断片を含む医薬組成物。
(項目80)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌である、項目79に記載の医薬組成物。
(項目81)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌が、S.pneumonia、A群Streptococcus、B群StreptococcusまたはEnterococcusである、項目80に記載の医薬組成物。
(項目82)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌である、項目79に記載の医薬組成物。
(項目83)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌が、Listeria、Clostridium difficile、B.subtilis、M.tuberculosisまたはM.smegmatisである、項目82に記載の医薬組成物。
(項目84)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌である、項目79に記載の医薬組成物。
(項目85)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌が、Neisseria meningitides、Neisseria gonorrhoeae、型別不能のH.Influenzae、HelicobacterまたはCampylobacterである、項目84に記載の医薬組成物。
(項目86)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌である、項目79に記載の医薬組成物。
(項目87)
前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌が、Bacteroides fragilis、B.thetaiotamicron、B.vulgatis、Citrobacter rodentium、Vibrio cholerae、Salmonella enterica血清型チフス菌またはSalmonella enterica血清型ネズミチフス菌である、項目86に記載の医薬組成物。
(項目88)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性真菌である、項目79に記載の医薬組成物。
(項目89)
前記非ica/pgaのPNAG陽性真菌が、Candida albicans(酵母)、Candida albicans(菌糸)、Aspergillus、FusariumまたはCryptococcusである、項目88に記載の医薬組成物。
(項目90)
前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫である、項目79に記載の医薬組成物。
(項目91)
前記非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫が、P.bergeiまたはP.falciparumである、項目90に記載の医薬組成物。
(項目92)
前記対象がヒトである、項目79〜91のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目93)
前記対象が霊長類、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌまたはネコである、項目79〜91のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目94)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有する、項目79〜93のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目95)
前記対象が非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を発症するリスクがある、項目79〜93のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目96)
前記抗体または抗体断片が全身投与のために製剤化される、項目79〜95のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目97)
前記抗体または抗体断片が局所投与のために製剤化される、項目79〜95のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目98)
前記抗体または抗体断片がF598(ATCC PTA−5931)抗体またはその断片である、項目79〜97のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目99)
前記抗体または抗体断片がF628(ATCC PTA−5932)抗体またはその断片である、項目79〜97のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目100)
前記抗体または抗体断片がF630(ATCC PTA−5933)抗体またはその断片である、項目79〜97のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目101)
前記抗体または抗体断片が薬剤とコンジュゲートしている、項目79〜98のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目102)
前記薬剤が細胞毒性剤である、項目101に記載の医薬組成物。
(項目103)
濃縮した微生物細胞体調製物から粗製多糖調製物をエタノール沈殿させることと;
前記粗製多糖をリゾチームおよびリソスタフィンで同時に消化し、続いてヌクレアーゼおよびプロテイナーゼKで逐次的に消化して、消化された多糖調製物を形成することと;
消化された前記多糖調製物をサイズ分画することと;
アセチル化多糖画分を単離することと;
前記アセチル化多糖画分を脱アセチル化して、50%未満のアセテート置換を有するPNAG多糖を生成することと
を含み、前記微生物細胞体調製物が非ica/pgaのPNAG陽性微生物から誘導される方法。
(項目104)
微生物培養物から不純な多糖を調製することと;
前記不純な多糖を酸または塩基とともにインキュベートして半純粋な多糖調製物を生成することと;
前記調製物を中和することと;
中和された前記調製物をフッ化水素酸中でインキュベートすることと;
前記調製物からアセチル化多糖を単離することと;
前記アセチル化多糖を脱アセチル化して、50%未満のアセテート置換を有するPNAG多糖を生成することと
を含み、前記微生物培養物が非ica/pgaのPNAG陽性微生物培養物である方法。
(項目105)
微生物培養物から不純な多糖を調製することと;
前記不純な多糖を酸または塩基とともにインキュベートして半純粋な多糖調製物を生成することと;
前記調製物を中和することと;
中和された前記調製物をフッ化水素酸中でインキュベートすることと;
前記調製物から50%未満のアセテート置換を有するPNAG多糖を単離することと
を含み、前記微生物培養物が非ica/pgaのPNAG陽性微生物培養物である方法。
(項目106)
担体を前記単離された多糖とコンジュゲートさせることをさらに含む、項目103〜105のいずれか一項に記載の方法。
(項目107)
前記担体がペプチド担体である、項目106に記載の方法。
(項目108)
前記アセチル化多糖が化学的に脱アセチル化されている、項目103または104に記載の方法。
(項目109)
前記アセチル化多糖が塩基性溶液とのインキュベーションによって脱アセチル化されている、項目108に記載の方法。
(項目110)
前記アセチル化多糖が酵素によって脱アセチル化されている、項目103または104に記載の方法。
(項目111)
対象に、抗体生成のために有効な量の、非ica/pgaのPNAG陽性病原体から単離されたPNAG多糖、およびアジュバントを投与することと、
前記対象から抗体を単離することと
を含む、抗体の生成方法。
(項目112)
前記抗体がポリクローナル抗体である、項目111に記載の方法。
(項目113)
対象に、抗体生成のために有効な量の、非ica/pgaのPNAG陽性病原体から単離されたPNAG多糖、およびアジュバントを投与することと、
前記対象から脾細胞を収集することと、
前記対象からの脾細胞を骨髄腫細胞と融合させることと、
融合サブクローンから生成された抗体を収集することと
を含む、モノクローナル抗体の生成方法。
(項目114)
前記PNAG多糖が50%未満アセチル化されている、項目111〜113のいずれか一項に記載の方法。
(項目115)
抗体を単離することをさらに含む、項目111〜114のいずれか一項に記載の方法。
(項目116)
前記対象がウサギである、項目111〜115のいずれか一項に記載の方法。
(項目117)
前記対象がヒトである、項目111〜116のいずれか一項に記載の方法。
(項目118)
非ica/pgaのPNAG陽性病原体を検出するための方法であって、
非ica/pgaのPNAG陽性病原体を含有することが疑われる試料を、PNAG特異的抗体または抗体断片と接触させることと、
前記抗体または抗体断片と前記試料との結合を検出することと
を含み、前記抗体または抗体断片の結合が、前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が前記試料中に存在することを示す、方法。
(項目119)
前記試料がStaphylococcus陰性である、項目118に記載の方法。
(項目120)
前記試料が対象からの生体試料である、項目118または119に記載の方法。
(項目121)
前記生体試料が尿、血液、膿、皮膚、痰、関節液、リンパまたは乳汁である、項目120に記載の方法。
(項目122)
前記抗体または抗体断片が検出可能な標識とコンジュゲートしている、項目118〜121のいずれか一項に記載の方法。

Claims (27)

  1. 非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、前記病原体に対する免疫応答を誘導する際に使用するための医薬組成物であって、前記医薬組成物は有効な量の、式
    Figure 2015521202
    を有する単離された多糖を含み、式中、nは少なくとも5であり、Rは−NH−CO−CHおよび−NHからなる群から選択され、ただし、R基の50%未満は−NH−CO−CHである医薬組成物
  2. 前記単離された多糖が、担体とコンジュゲートしており、
    必要に応じて、前記単離された多糖がリンカーを介して前記担体とコンジュゲートしており、
    さらに必要に応じて前記担体がペプチド担体である、請求項1に記載の医薬組成物
  3. (a)R基の30%未満、20%未満、10%未満または5%未満が−NH−CO−CHである、および/あるいは
    (b)前記R基のいずれも−NH−CO−CH ではない、および/あるいは
    (c)nが少なくとも15、少なくとも20、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも300、少なくとも400または少なくとも500である、および/あるいは
    (d)前記単離された多糖が100〜500kDaの分子量を有する、請求項1または請求項2に記載の医薬組成物
  4. 前記単離された多糖がアジュバントと一緒に使用され
    必要に応じて、
    (a)全身投与のために、または
    (b)局所投与のために
    製剤化されるものであることを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  5. 非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、前記病原体に対する免疫応答を誘導する際に使用するための医薬組成物であってPNAG特異的抗体またはPNAG特異的抗体断片の有効量を含医薬組成物
  6. 前記抗体または抗体断片が
    (a)全身投与のために、または
    (b)局所投与のために
    製剤化され
    必要に応じて前記抗体または抗体断片が
    (a)F598(ATCC PTA−5931)抗体またはその断片、
    (b)F628(ATCC PTA−5932)抗体またはその断片、あるいは
    (c)F630(ATCC PTA−5933)抗体またはその断片
    であり、
    さらに必要に応じて、前記抗体または抗体断片が薬剤とコンジュゲートしており、
    必要に応じて、前記薬剤が細胞毒性剤である、請求項に記載の医薬組成物。
  7. (a)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌が、S.pneumonia、A群Streptococcus、B群StreptococcusまたはEnterococcusであり、
    (b)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌が、Listeria、Clostridium difficile、B.subtilis、M.tuberculosisまたはM.smegmatisである、
    (c)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌が、Neisseria meningitides、Neisseria gonorrhoeae、型別不能のH.influenzae、HelicobacterまたはCampylobacterである、
    (d)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌が、Bacteroides fragilis、B.thetaiotamicron、B.vulgatis、Citrobacter rodentium、Vibrio cholera、Salmonella enterica血清型チフス菌またはSalmonella enterica血清型ネズミチフス菌である、
    (e)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性真菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性真菌が、Candida albicans(酵母)、Candida albicans(菌糸)、Aspergillus、FusariumまたはCryptococcusである、あるいは
    (f)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫が、P.bergeiまたはP.falciparumである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  8. 前記対象が
    (a)ヒト、あるいは
    (b)霊長類、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌまたはネコ
    である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の医薬組成物
  9. 前記対象が
    (a)非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有する、または
    (b)非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を発症するリスクがある
    請求項1〜のいずれか一項に記載の医薬組成物
  10. 感染症を処置または予防する際に使用するための、請求項のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  11. 濃縮した微生物細胞体調製物から粗製多糖調製物をエタノール沈殿させることと;
    前記粗製多糖をリゾチームおよびリソスタフィンで同時に消化し、続いてヌクレアーゼおよびプロテイナーゼKで逐次的に消化して、消化された多糖調製物を形成することと;
    前記消化された多糖調製物をサイズ分画することと;
    アセチル化多糖画分を単離することと;
    前記アセチル化多糖画分を脱アセチル化して、50%未満のアセテート置換を有するPNAG多糖を生成することと
    を含み、前記微生物細胞体調製物が非ica/pgaのPNAG陽性微生物から誘導される方法。
  12. 微生物培養物から不純な多糖を調製することであって、前記微生物培養物が非ica/pgaのPNAG陽性微生物培養物である、ことと;
    前記不純な多糖を酸または塩基とともにインキュベートして半純粋な多糖調製物を生成することと;
    前記調製物を中和することと;
    中和された前記調製物をフッ化水素酸中でインキュベートすることと;
    (a)前記調製物からアセチル化多糖を単離し、そして前記アセチル化多糖を脱アセチル化して、50%未満のアセテート置換を有するPNAG多糖を生成すること、または
    (b)前記調製物から50%未満のアセテート置換を有するPNAG多糖を単離することのいずれか
    を含む、方法。
  13. 担体を前記単離された多糖とコンジュゲートさせることをさらに含み、
    必要に応じて、前記担体がペプチド担体であり、
    さらに必要に応じて、前記アセチル化多糖が
    (a)化学的に脱アセチル化されており、必要に応じて、前記アセチル化多糖が塩基性溶液とのインキュベーションによって脱アセチル化されている、あるいは
    (b)酵素によって脱アセチル化されている、請求項11および12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 非ヒト対象に、抗体生成のために有効な量の、非ica/pgaのPNAG陽性病原体から単離されたPNAG多糖、およびアジュバントを投与することと、
    前記対象から抗体を単離することと
    を含み、必要に応じて、前記抗体がポリクローナル抗体である、抗体の生成方法。
  15. 非ヒト対象に、抗体生成のために有効な量の、非ica/pgaのPNAG陽性病原体から単離されたPNAG多糖、およびアジュバントを投与することと、
    前記対象から脾細胞を収集することと、
    前記対象からの脾細胞を骨髄腫細胞と融合させることと、
    融合サブクローンから生成された抗体を収集することと
    を含む、モノクローナル抗体の生成方法。
  16. (a)前記PNAG多糖が50%未満アセチル化されている、および/または
    (b)抗体を単離することをさらに含む、および/または
    (c)前記対象がウサギである、請求項14または15に記載の方法。
  17. 非ica/pgaのPNAG陽性病原体を検出するための方法であって、
    非ica/pgaのPNAG陽性病原体を含有することが疑われる試料を、PNAG特異的抗体または抗体断片と接触させることと、
    前記抗体または抗体断片と前記試料との結合を検出することと
    を含み、前記抗体または抗体断片の結合が、前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が前記試料中に存在することを示
    必要に応じて、
    (a)前記試料がStaphylococcus陰性である、および/あるいは
    (b)前記試料が対象からの生体試料であり、必要に応じて、前記生体試料が尿、血液、膿、皮膚、痰、関節液、リンパまたは乳汁である、および/あるいは
    (c)前記抗体または抗体断片が検出可能な標識とコンジュゲートしている、方法。
  18. 非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、前記病原体に対する免疫応答を誘導するための医薬の製造における、式
    Figure 2015521202

    を有する単離された多糖の使用であって、式中、nは少なくとも5であり、Rは−NH−CO−CH および−NH からなる群から選択され、ただし、R基の50%未満は−NH−CO−CH である使用。
  19. 前記単離された多糖が、担体とコンジュゲートしており、
    必要に応じて、前記単離された多糖がリンカーを介して前記担体とコンジュゲートしており、
    さらに必要に応じて、前記担体がペプチド担体である、請求項18に記載の使用。
  20. (a)R基の30%未満、20%未満、10%未満または5%未満が−NH−CO−CH である、および/あるいは
    (b)前記R基のいずれも−NH−CO−CH ではない、および/あるいは
    (c)nが少なくとも15、少なくとも20、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも300、少なくとも400または少なくとも500である、および/あるいは
    (d)前記単離された多糖が100〜500kDaの分子量を有する、請求項18または請求項19に記載の使用。
  21. 前記単離された多糖がアジュバントと一緒に使用され、
    必要に応じて、前記医薬が、
    (a)全身投与のために、または
    (b)局所投与のために
    製剤化されるものであることを特徴とする、請求項18〜20のいずれか一項に記載の使用。
  22. 非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有するか、またはその発症のリスクがある対象に、前記病原体に対する免疫応答を誘導するための医薬の製造における、PNAG特異的抗体またはPNAG特異的抗体断片の使用。
  23. 前記医薬が
    (a)全身投与のために、または
    (b)局所投与のために
    製剤化されるものであり、
    必要に応じて前記抗体または抗体断片が
    (a)F598(ATCC PTA−5931)抗体またはその断片、
    (b)F628(ATCC PTA−5932)抗体またはその断片、あるいは
    (c)F630(ATCC PTA−5933)抗体またはその断片
    であり、
    さらに必要に応じて、前記抗体または抗体断片が薬剤とコンジュゲートしており、
    必要に応じて、前記薬剤が細胞毒性剤である、請求項22に記載の使用。
  24. (a)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性球菌が、S.pneumonia、A群Streptococcus、B群StreptococcusまたはEnterococcusであり、
    (b)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陽性桿菌が、Listeria、Clostridium difficile、B.subtilis、M.tuberculosisまたはM.smegmatisである、
    (c)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性球菌または球桿菌が、Neisseria meningitides、Neisseria gonorrhoeae、型別不能のH.influenzae、HelicobacterまたはCampylobacterである、
    (d)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性グラム陰性桿菌が、Bacteroides fragilis、B.thetaiotamicron、B.vulgatis、Citrobacter rodentium、Vibrio cholera、Salmonella enterica血清型チフス菌またはSalmonella enterica血清型ネズミチフス菌である、
    (e)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性真菌であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性真菌が、Candida albicans(酵母)、Candida albicans(菌糸)、Aspergillus、FusariumまたはCryptococcusである、あるいは
    (f)前記非ica/pgaのPNAG陽性病原体が、非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫であり、
    必要に応じて、前記非ica/pgaのPNAG陽性寄生虫が、P.bergeiまたはP.falciparumである、
    請求項18〜23のいずれか一項に記載の使用。
  25. 前記対象が
    (a)ヒト、あるいは
    (b)霊長類、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌまたはネコ
    である、請求項18〜24のいずれか一項に記載の使用。
  26. 前記対象が
    (a)非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を有する、または
    (b)非ica/pgaのPNAG陽性病原体による感染症を発症するリスクがある、
    請求項18〜25のいずれか一項に記載の使用。
  27. 前記医薬が感染症を処置または予防するために製剤化されるものであることを特徴とする、請求項18〜26のいずれか一項に記載の使用。
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