JP2015520735A - アルミニウム塩と組み合わせたカプリル酸エタノールアミドおよび/またはカプリン酸エタノールアミドを含む製剤ならびにその使用 - Google Patents

アルミニウム塩と組み合わせたカプリル酸エタノールアミドおよび/またはカプリン酸エタノールアミドを含む製剤ならびにその使用 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、アルミニウム塩と組み合わせたカプリル酸エタノールアミドおよび/またはカプリン酸エタノールアミドを含む製剤ならびにその使用に関する。【解決手段】少なくとも1種の一般式(I)の化合物と、アルミニウム塩とを含む製剤を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、アルミニウム塩と組み合わせたカプリル酸エタノールアミドおよび/またはカプリン酸エタノールアミドを含む製剤ならびにその使用に関する。
抗菌活性成分は、化粧品用デオドラントまたは制汗剤、抗フケおよび抗ニキビ製剤、フットケアおよび秘部衛生用組成物、さらに口腔衛生および歯科医療用製品において広く使用されている。
体臭は、主に、最初は無臭である汗が皮膚上の微生物に分解されたときに生じる。微生物分解生成物だけが不快な汗臭を引き起こす。これは、特に、例えば、腋の下、秘部領域、または足などの汗腺密度が高い所、さらに臭気生成微生物の密集度が高い所ならどこでも起こる。しかし、この原因である微生物は、多くの場合、Corynebacterium属にだけ属しているわけではない。我々の天然皮膚微生物叢には、ブドウ球菌、ある種の連鎖球菌、時には腸球菌、コリネバクテリアおよびプロピオン酸菌を含む、多くの様々な細菌が含まれる。それらは、皮膚上、時には毛穴、汗腺、および汗管中、さらに口腔中で生存している。様々な真菌も皮膚上に存在する。
ある種の皮膚障害も、皮膚上の望ましくない微生物の過度な増殖と関係がある。したがって、ニキビは、嫌気性皮膚細菌Propionibacterium acnesの非抑制増加によってとりわけ引き起こされる。Candida albicansは鵞口瘡(thrush)形成の原因であり、フケは真菌Pilz Malassezia furfurにとりわけ関係している。
口腔衛生の分野では、微生物は、例えばカリエスおよびプラークの形成において重要な役割を果たす。う蝕の最も重要な原因は、例えばStreptococcus mutansである。
体臭を抑制するための最も重要な方針は、臭気マスキング(フレグランスによる)、臭気吸収、抗微生物物質による臭気形成に関与する微生物の抑制、および制汗剤による脂腺活性への影響である。この点で特に重要なのは、アルミニウムクロロハイドレート(ACH)を含有する制汗剤であるが、これらは、使用後、衣類に微量に残るという欠点がある。
WO2011032924は、微生物の増殖を低減させるための、かつ化粧品製剤の構成物質としてのカプロン酸イソプロパノールアミド、カプリル酸イソプロパノールアミド、カプリン酸イソプロパノールアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、カプリル酸モノエタノールアミド、カプリル酸ジエタノールアミド、およびカプリル酸N−メチルエタノールアミドを含むある種のアミドの使用を記載しており、また、さらに共使用することができる他の多くの化合物には、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、およびミョウバンなどのアルミニウム塩を提案している。
本発明の目的は、特に生物の皮膚上において、したがって特に化粧品用途での使用のための、抗微生物効果に関して優れた性質を有する活性成分の組合せを提供することであった。
驚くべきことに、以下に説明するカプリル酸エタノールアミドおよび/またはカプリン酸エタノールアミド(C8または10−MEA)とACHとの組合せが、デオドラント用途において相乗効果を有することが分かった。
したがって、本発明は、一般式(I)の少なくとも1種の化合物
Figure 2015520735

(式中、R=−C15または−C19である)と、
アルミニウム塩と
を含む製剤を提供する。
本発明はさらに、特に表面上の微生物の増殖を低減させるための、また、ヒトの体臭を低減させるための本発明による製剤の使用を提供する。
本発明の利点は、この製剤が、必要条件下で加水分解またはアルコール分解を起こさないので、非極性および極性(特にアルコール性または水性)系において安定なことである。また、可能性のある化粧品製剤の全pH範囲にわたり、有効性がほとんど一定であるという利点もある。製剤が良好な皮膚適合性を有するというさらなる利点もある。製剤が制汗剤中のACH含有量の低減に寄与するという別の利点もある。
個々の構成成分と比較した、本発明による製剤の6時間後の臭気に対する効果を示す図である。各場合におけるビヒクル製剤に対する変化を示す。すべての試験物の結果は、事前に開始値(処置なしの汗臭)を差し引いて、正規化した。 RGB色画像を二成分(黒−白)画像に変換した後の白化作用の写真資料を示す図である。左:製剤A、右:製剤B。 CIELAB色空間のパラメータLを示す図である。左がデオドラントスティック試験製剤A、右がデオドラントスティック試験製剤B。
本発明による使用は、生物種への使用である場合、化粧品用および非治療的使用のみである。別段の記載がない限り、提示するパーセンテージ(%)はすべて質量パーセンテージである。本発明に関して、用語「アルミニウムクロロハイドレート」は、一般的な実験式AlCl(3n−m)(OH)、特にAlCl(OH)の塩を意味すると理解されたい。
アルミニウム塩が好ましくは以下のものからなる群から選択されることを特徴とする本発明による製剤が特に好ましい:
酢酸アルミニウム、ベヘン酸アルミニウム、安息香酸アルミニウム、アルミニウムブロモハイドレート、アルミニウムブトキシド、アルミニウムカルシウムナトリウムシリケート、カプリル酸アルミニウム、アルミニウムカプリロイル加水分解コラーゲン、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス、アルミニウムクロロハイドレックスPEG、アルミニウムクロロハイドレックスPG、クエン酸アルミニウム、二酢酸アルミニウム、二安息香酸/ステアリン酸アルミニウムヒドロキシド、アルミニウムジセチルホスフェート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックスPEG、アルミニウムジクロロハイドレックスPG、ジリノール酸アルミニウム、ジミリスチン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、グリシン酸アルミニウム、水素添加獣脂グルタミン酸アルミニウム、アルミニウムヒドロキシビス−メチレンビス−ジ−t−ブチルフェニルホスフェート、アルミニウム鉄カルシウムマグネシウムゲルマニウムシリケート、アルミニウム鉄カルシウムマグネシウムジルコニウムシリケート、アルミニウム鉄シリケート、アルミニウムイソプロポキシド、アルミニウムイソステアレート、アルミニウムイソステアレート/ラウレート/パルミテート、アルミニウムイソステアレート/ラウレート/ステアレート、アルミニウムイソステアレート/ミリステート、アルミニウムイソステアレート/パルミテート、アルミニウムイソステアレート/ステアレート、アルミニウムイソステアリルグリセリルホスフェート、アルミニウムラッカート(laccate)、アルミニウムラクテート、アルミニウムラノレート、アルミニウム/マグネシウムヒドロキシドステアレート、アルミニウムマグネシウムオキシド、アルミニウムメチオネート、アルミニウムミリステート、アルミニウムミリステート/パルミテート、アルミニウムPCA、アルミニウムフェノールスルホネート、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPG、アルミニウムスターチオクテニルスクシネート、アルミニウムステアレート、アルミニウムステアレート、アルミニウムステアロイルグルタメート、アルミニウムスクロースオクタサルフェート、硫酸アルミニウム、アルミニウムトリホルメート、アルミニウムトリホスフェート、アルミニウムトリステアレート、アルミニウムウンデシレノイルコラーゲンアミノ酸、アルミニウム亜鉛オキシド、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスPEG、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスPG、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスGLY、アンモニウムミョウバン、アンモニウム銀亜鉛アルミニウムシリケート、カルシウムアルミニウムボロシリケート、コバルトアルミニウムオキシド、マグネシウム/アルミニウム/ヒドロキシド/カルボネート、マグネシウムアルミニウムシリケート、マグネシウム/アルミニウム/亜鉛/ヒドロキシド/カルボネート、カリウムミョウバン、カリウムアルミニウムポリアクリレート、銀マグネシウムアルミニウムホスフェート、ナトリウムミョウバン、アルミン酸ナトリウム、ナトリウムアルミニウムクロロヒドロキシラクテート、ナトリウム/アルミニウムヒドロキシド/オキサレート/サルフェート、ナトリウム/アルミニウム/鉄ヒドロキシド/オキサレート/サルフェート、ナトリウム/アルミニウム/鉄/サルフェート/シトレート/ヒドロキシド、ナトリウム/アルミニウム/鉄/サルフェート/オキサレート/ヒドロキシド、ナトリウム/アルミニウム/鉄/サルフェート/タルタレート/ヒドロキシド、ナトリウムアルミニウムラクテート、ナトリウムリン/亜鉛/カルシウム/シリコン/アルミニウム/銀オキシド、ナトリウムカリウムアルミニウムシリケート、アルミノケイ酸ナトリウム、ナトリウム銀アルミニウムシリケート、トロメタミンマグネシウムアルミニウムシリケート、およびミョウバン、特にアルミニウムクロロハイドレート。
化粧品製剤または医薬製剤である本発明による製剤が好ましい。本発明による化粧品製剤または医薬製剤は、スキンケア、フェイスケア、ヘッドケア、ボディケア、秘部ケア、フットケア、ヘアケア、ネイルケア、歯のケア、リップケア、もしくは口腔ケア製品、または制汗剤/デオドラント製品として使用することができる。ヘアケア製品の例は、毛髪洗浄組成物、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナ、毛髪用液体(hair fluid)、整髪用ジェル、養毛剤、ヘアワックス、ヘアラッカー、ヘアスプレー、ヘアクリーム、ヘアムース、ヘアバーム、抗フケシャンプーである。ボディケア製品の例は、シャワーバス、クリームバス、クリームジェル、シャワーオイル、シャワーゲル、洗浄用ジェル、洗浄用スクラブ、清浄用ローション、フェイスマスク、フェイストナー、フェイススクラブ、アイクリーム、夜用クリーム、清浄用マスク、ローションパッド、清浄用ワイプ、清浄用ローション、清浄用ミルク、清浄用ジェル、アフターシェイブジェル、アフターシェイブバーム、サンミルク、アフターサン製品、セルフタンニング組成物、足用ローション、足用スプレー、ボディローション、ボディジェル、ボディスプレー、ボディミルク、ボディスクラブ、ボディオイル、ボディバターである。リップケア製品の例は、リップバーム、リップクリーム、リップケアスティックである。
本発明による化粧品製剤または医薬製剤は、例えば、以下の群から選択される少なくとも1種の別の構成成分を含有することができる;
皮膚軟化剤、
乳化剤、
増粘剤/粘度調整剤/安定化剤、
紫外線保護用フィルタ剤、
抗酸化剤、
ヒドロトロープ(またはポリオール)、
固形物および充填材、
被膜形成剤、
真珠箔添加剤、
デオドラントおよび制汗活性成分、
防虫剤、
セルフタンニング剤、
保存剤、
コンディショナ、
香料、
染料、
臭い吸収剤、
化粧品活性成分、
ケア用添加剤、
過脂肪剤、
溶剤。
各々の群の例示的な代表として使用できる物質は、当業者には既知であり、例えば、ドイツ特許出願第102008001788.4号明細書に見ることができる。この特許出願を参照により本明細書に組み込み、ひいては、開示の一部をなすものとする。
無生物表面に本発明による製剤を使用する場合、製剤は、特に、例えば、消毒剤、消毒用クリーナー、泡状クリーナー、床用クリーナー、カーペット用クリーナー、家具用クリーナー、床ケア製品、大理石用クリーナー、寄せ木用クリーナー、石およびセラミック床用クリーナー、ワイプケア製品、ステンレス鋼用クリーナー、ガラス用クリーナー、食器用洗剤、プラスチック用クリーナー、衛生用クリーナー、木材用クリーナー、革用クリーナー、洗濯用洗剤、洗濯物ケア用組成物、消毒洗浄剤、強洗浄用洗剤、優しい洗剤、羊毛用洗剤、柔軟仕上げ剤、含浸組成物など、家庭、工業、および施設(institutional)用途のための清浄用およびケア用組成物である。
一般式(I)の化合物の混合物が、本発明による製剤中に存在し得ることは明白である。このような製剤は、化合物の混合物が、R=−C15である一般式(I)の化合物とR=−C19である一般式(I)の化合物との重量比が5:95〜95:5、特に好ましくは35:65〜65:35の範囲にある状態で存在することを特徴とする場合が有利である。
しかし、Rが−C15または−C19以外の鎖を有することを特徴とする、一般式(I)の化合物に類似した化合物が高い分率で存在すると、負の影響があることが分かった。したがって、本発明による好ましい製剤は、その製剤中に、一般式(I)の化合物と(II)の化合物の総重量に対して80重量%未満、好ましくは40重量%未満、特に20重量%未満の一般式(II)の化合物が存在することを特徴とする
Figure 2015520735

(式中、
=7未満または9超の鎖長を有する有機基である)。
この場合、一般式(I)および(II)のRおよびRは、互いに独立しており、一般式(I)および(II)のRおよびRが同一であることが好ましい。
好ましくは、本発明による製剤が、特に、全製剤に対して0.001重量%〜20重量%、好ましくは0.01重量%〜10重量%、特に好ましくは0.1重量%〜5重量%の一般式(I)の少なくとも1種の化合物を含むことを特徴とする。本発明による製剤は、特に、全製剤に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1重量%〜35重量%、特に好ましくは1.0重量%〜20重量%の少なくとも1種のアルミニウム塩を含むことを特徴とする。
本発明による製剤は、家庭、工業、製薬、および化粧品における用途用の多くの製剤として使用することができる。これらの製剤は、デオドラントにおける効果的な構成成分として特に適切であり、エアロゾルスプレー、ポンプスプレー、ロールオン製剤、デオドラントスティック、W/OもしくはO/Wエマルジョン(例えばクリームまたはローション)、またはワイプの形態で存在し得る。例えば、トリクロサン、エチルヘキシルグリセロール、ファルネソール、カプリン酸ポリグリセロール、カプリル酸ポリグリセロール、クエン酸トリエチル、ペンタ(カルボキシメチル)ジエチレントリアミン(ペンテト酸)、ペンチレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、リシノール酸亜鉛、シクロデキストリン、銀およびその塩、または酸化亜鉛など、従来技術から知られている活性成分/活性成分の組合せは、これらの製剤において共使用することができる。
しかし、用途は、デオドラントでの使用に限らず、微生物またはそれらの増殖を抑制することが望ましいどんな場合にも、例えば、秘部衛生用品、抗ニキビまたは抗フケ製品などにおいて有利となり得、それらは、通常のリーブオンまたはリンスオフ製剤、例えば、クリーム、ローション、シャンプー、洗浄溶液、ヘアコンディショナ、ワイプ、および類似の製剤などの形で存在し得る。また、フットケア用組成物における本発明による製剤の使用も有利である。フットケア用組成物は、皮膚に直接施用される組成物だけでなく、例えば、靴の中敷の臭気除去を同様に包含する用語も意味すると理解されたい。
抗ニキビ製品では、本発明による製剤はまた、任意選択により、既知の抗ニキビ活性成分、例えば、過酸化ジベンゾイル、サリチル酸、フィトスフィンゴシン、トレチノイン、イソトレチノイン、または植物抽出物などを含むことができる。同様に、抗フケ製品の場合、例えば、クリンバゾール、ピリチオン亜鉛、セレン化合物(例えば硫化セレン)、ピロクトンオラミン(オクトピロックス)、または植物抽出物などの既知の抗フケ活性成分と組み合わせて、使用することができる。
本発明による製剤はまた、口腔衛生製品の分野で使用することができ、その場合、口内洗浄溶液または練り歯磨きにおける使用が特に推奨される。
また、本発明による製剤を、その製剤が前記目的に効果を有する領域で有効性に違いのある他の活性成分と組み合わせて、使用することができる。このようにして、保存剤の使用を低減させることができるか、場合によっては、典型的な保存剤を完全に省くことがさらに可能である。
本発明はさらに、微生物の増殖を低減させるための本発明による製剤の少なくとも1種の使用を提供する。本発明による製剤の本発明による使用の結果、例えば、製剤自体において微生物の数を低減させることが可能である。これは保存剤の基本的な考え方に相当する。しかし、本発明による使用は、好ましくは表面に対して実行される。好ましくは、本発明による使用における表面は、ヒトまたは動物の身体部分、特に、皮膚、毛髪、または歯の表面であり、皮膚上の使用が特に好ましい。これらの表面は、一般に、望ましくない微生物、例えば、細菌、特に、Corynebacterium xerosis、Corynebacterium jeikeium、Corynebacterium minutissimum、Propionibacterium acnes、Staphylococcus aureus、Staphylococcus epidermidis、Streptococcus sobrinus、およびStreptococcus mutansなどを有する。同様に、ここには真菌(酵母を含む)も存在し、例えば、代表的な属は、Microsporum属、Epidermiphyton属、Trichphyton属、さらにCandida albicans属、またはMalassezia furfur属である。したがって、微生物がグラム陽性の、特に、使用は、コリネフォルム細菌、および特に、前述と同様の種であることを特徴とする。
本発明による使用のさらなる好ましい一実施形態では、使用が行われる表面は、無生物表面である。このような表面の例は、タイル、木材、ガラス、セラミック、リノリウム、プラスチック、塗面、革、材料、繊維の表面である。好ましくは、こうした物は、人々または動物と直接または間接的に毎日数回接触するものである。好ましくは、こうした物の表面は、前述の接触により汚染される。こうした物の例は、
窓ガラスおよび窓台、シャワー仕切り、
床材、例えば、カーペット、タイル、ラミネート、寄せ木、コルク敷、大理石、石、およびストーンウェアの床など、
家庭用セラミック、例えば、トイレ、洗面器、ビデ、シャワートレイ、バスタブ、ドアハンドル、取付け具など、
家庭用電気器具、例えば、洗濯機、乾燥器、食器洗浄器、セラミックまたはステンレス鋼でできたシンクなど、
家具、例えば、テーブル、椅子、ベンチ、調理台、窓、ポットおよび鍋、陶器および食卓用刃物など、
洗濯物、特に、身体近くに着けていた洗濯物(「下着」)、
船舶、車両、および航空機、例えば、車、バス、モーターボート、およびセールボートなど、
道具、例えば、外科用器具、電気掃除機。
食品加工における発動機、パイプライン、タンク、ならびに搬送、加工、および保存のための装置などである。したがって、この場合、これは、家庭、工業、および施設業のための清浄用およびケア用組成物における一般式(I)の化合物の使用である。
本発明はまた、ヒトの体臭を低減させるための本発明による少なくとも1種の製剤の使用をさらに提供する。
本発明はまた、白化作用を低減させるための本発明による少なくとも1種の製剤の使用をさらに提供する。白化作用の低減に関わる比較製剤として、アルミニウム塩のみをベースとする製剤を特に使用する。これは、定量的に、白化作用低減製剤と同じ汗臭抑制効果を有する。
本発明による使用には、各場合において、好ましい製剤として上記で指定した製剤を使用することが好ましい。
本発明はさらに、微生物の増殖を低減させる方法であって、
a)本発明による製剤、特に、化粧品製剤または医薬製剤を提供する工程と、
b)その製剤を、処置すべき表面、特に、皮膚、毛髪、または歯に有効量塗布する工程と、
c)微生物の増殖の低減を確実にするのに十分な期間、その製剤を処置する表面上に残留させる工程と、
d)任意選択により、その製剤を洗い落とす、または濯ぎ落とす工程と
を含む方法を提供する。
以下に示す実施例は、本発明を例示的に説明しているが、本発明、全説明および特許請求の範囲から生じる本出願の範囲を、実施例に規定される実施形態に限定することを意図するものではない。以下の図面は実施例の一部をなすものである。
(実施例1)
汗臭抑制効果の有効性試験
研究は、「不完全ブロックデザイン」無作為化二重盲検で行った。各対象に対して2種の製品をポンプスプレー方式で腋の下に塗布した(ハーフサイド試験)。3人の嗅覚専門家(professional sniffer)が評価した。対象のグループは、腋の下の体臭が検出可能な、年齢20〜65歳の女性33人および男性17人の健常なボランティア50人で構成した。対象には、純綿でできた衣類のみを着用するよう確約させた。研究全体にわたって着用した衣類は、香り付き洗剤または布帛柔軟化剤で処理させないようにした。研究は8月に行った。予備調整段階の10日間、対象には、腋の下の清浄に抗菌成分を含まない無香石けんのみを使うよう確約させた。腋の下の清浄は、規定した手順に従って30秒間行った。主段階の間、試験物の塗布は、標準化したフォームで腋の下を乾燥させた後、5回のポンプストロークからなる明確な量(約0.7〜0.8g)で行った。各対象は、2種の試験物を、右の腋の下に1種、左の腋の下に1種、塗布した。
評価は、最終洗浄操作(開始値)の6時間後および試験物を1回塗布した6時間後の各場合において3人の訓練された試験官によって主段階の間に行われた。
Figure 2015520735
汗臭の度合いは、0〜5のスケールを使用して評価した(0=知覚不可能、1=非常に弱い、2=弱い、3=明確、4=強い、5=非常に強い)。右腋と左腋との間を比較した知覚可能な差を、評価スケールの少なくとも1つの値の差で評価した。嗅覚評価は、1回の製品塗布の6時間後に行う。評価はすべて、室温22±1℃および相対大気湿度50±5%の一定雰囲気が保証された特別な気候調整室で行った。
研究が示すように、試験物を1回塗布した後、ビヒクル製剤と比較して汗臭の低減が実現され得た。汗臭の低減は「ACH2%」を塗布したグループで最も低く(−0.11)、「MEA2%」グループではより顕著(−0.22)な汗臭の低減が記録された。同一濃度の2種の活性成分を組み合わせると、「MEA2%+ACH2%」グループにおいて汗臭の低減が観察され、個々の効果の合計(−0.22+−0.11=−0.33)から予想されたものを超える(−0.41)が記録された。したがって、2種の活性成分「MEA2%」および「ACH2%」を組み合わせることにより、予測できない驚くべき相乗効果が見られた。
(実施例2)
アルミニウム塩含有デオドラントケア製品の白化の低減
デオドラントケア製品、特に、アルミニウム塩含有デオドラントケア製品を塗布した後、消費者によって皮膚および衣類上に白色の痕跡物が見つけられることが頻繁にある。これらの白色痕跡物は不快なものとして通常感じられ、したがって、デオドラントケア製品を塗布した後の白化作用を低減させる試みがなされている。ここでの一手法は、製品の有効性を一定に保つまたはさらに向上させながら、デオドラントケア製剤のアルミニウム塩を含有する構成成分を低減させることである。したがって、デオドラントスティック製剤におけるカプリル酸/カプリン酸エタノールアミドとアルミニウム塩を交換することによって、デオドラントスティックの塗布後の、特に黒っぽい衣類上への白色痕跡物の形成を低減させることが可能かどうか調査することが目的であった。このために、2種のデオドラントスティック製剤を生成した。第1種は、10%のアルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスGLYを含有しており、一方、第2種では、この量を5%に減らし、5%のカプリル酸/カプリン酸エタノールアミドを追加した(表2)。
Figure 2015520735

各場合において、デオドラントスティック試験製剤(表1)0.2gを、各々のデオドラントスティックを黒色のフォームラバー上に約10cmの範囲で(前後に)2回に延ばして、互いに平行に塗布した。塗布の約6時間後に白化作用の写真資料化を行った。さらに、Skin−Colorimeter(登録商標)CL400測色プローブおよびC+K Multi Probe Adapter System MPA(Courage+Khazaka Electronic GmbH)を使用して、CIELAB色空間のパラメータLを決定した。パラメータLは明度を示し、エンドポイントの黒(L=0)および白(L=100)を有する。フォームラバーに塗布したデオドラントスティック試験製剤の様々な箇所で10重測定して、パラメータLを各場合において決定した。これらの10個の測定値の平均値を各場合において示す。写真資料(図2)に示すように、デオドラントスティック試験製剤中のアルミニウム塩のいくらかをカプリル酸/カプリン酸エタノールアミドと置き換えた場合、デオドラントスティックを2回延ばした後の白化作用が低減した。
同様に、フォームラバーに塗布したデオドラントスティック試験製剤の明度(L)測定から、白色のデオドラント痕跡物の形成が低減されることが示された(図3)。
したがって、アルミニウム塩のいくらかをカプリル酸/カプリン酸エタノールアミドに置き換えることにより、白化作用の低減が実現された。
実施例製剤:
実施例製剤、PEGなしデオドラントロールオン
Figure 2015520735

実施例製剤、抗菌ボディローション
Figure 2015520735

実施例製剤、制汗/デオドラントスティック
Figure 2015520735

実施例製剤、W/O制汗エアロゾルスプレー
Figure 2015520735

実施例製剤、制汗/デオドラントエアロゾルスプレー(水なし)
Figure 2015520735

実施例製剤、O/W制汗剤/デオドラントロールオン
Figure 2015520735

実施例製剤、デオドラントウェットワイプ溶液
Figure 2015520735

実施例製剤、デオドラントワイプ溶液
Figure 2015520735
実施例製剤、アルコールを含むデオドラント足用ジェル
Figure 2015520735

実施例製剤、透明な手用コンディショニングジェル
Figure 2015520735

Claims (17)

  1. 少なくとも1種の一般式(I)の化合物
    Figure 2015520735

    (式中、
    =−C15または−C19である)
    と、アルミニウム塩とを含む製剤。
  2. アルミニウム塩が、
    酢酸アルミニウム、ベヘン酸アルミニウム、安息香酸アルミニウム、アルミニウムブロモハイドレート、アルミニウムブトキシド、アルミニウムカルシウムナトリウムシリケート、カプリル酸アルミニウム、アルミニウムカプリロイル加水分解コラーゲン、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス、アルミニウムクロロハイドレックスPEG、アルミニウムクロロハイドレックスPG、クエン酸アルミニウム、二酢酸アルミニウム、二安息香酸/ステアリン酸アルミニウムヒドロキシド、アルミニウムジセチルホスフェート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックスPEG、アルミニウムジクロロハイドレックスPG、ジリノール酸アルミニウム、ジミリスチン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、グリシン酸アルミニウム、水素添加獣脂グルタミン酸アルミニウム、アルミニウムヒドロキシビス−メチレンビス−ジ−t−ブチルフェニルホスフェート、アルミニウム鉄カルシウムマグネシウムゲルマニウムシリケート、アルミニウム鉄カルシウムマグネシウムジルコニウムシリケート、アルミニウム鉄シリケート、アルミニウムイソプロポキシド、アルミニウムイソステアレート、アルミニウムイソステアレート/ラウレート/パルミテート、アルミニウムイソステアレート/ラウレート/ステアレート、アルミニウムイソステアレート/ミリステート、アルミニウムイソステアレート/パルミテート、アルミニウムイソステアレート/ステアレート、アルミニウムイソステアリルグリセリルホスフェート、アルミニウムラッカート、アルミニウムラクテート、アルミニウムラノレート、アルミニウム/マグネシウムヒドロキシドステアレート、アルミニウムマグネシウムオキシド、アルミニウムメチオネート、アルミニウムミリステート、アルミニウムミリステート/パルミテート、アルミニウムPCA、アルミニウムフェノールスルホネート、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPG、アルミニウムスターチオクテニルスクシネート、アルミニウムステアレート、アルミニウムステアレート、アルミニウムステアロイルグルタメート、アルミニウムスクロースオクタサルフェート、硫酸アルミニウム、アルミニウムトリホルメート、アルミニウムトリホスフェート、アルミニウムトリステアレート、アルミニウムウンデシレノイルコラーゲンアミノ酸、アルミニウム亜鉛オキシド、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスPEG、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスPG、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスGLY、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスGLY、アンモニウムミョウバン、アンモニウム銀亜鉛アルミニウムシリケート、カルシウムアルミニウムボロシリケート、コバルトアルミニウムオキシド、マグネシウム/アルミニウム/ヒドロキシド/カルボネート、マグネシウムアルミニウムシリケート、マグネシウム/アルミニウム/亜鉛/ヒドロキシド/カルボネート、カリウムミョウバン、カリウムアルミニウムポリアクリレート、銀マグネシウムアルミニウムホスフェート、ナトリウムミョウバン、アルミン酸ナトリウム、ナトリウムアルミニウムクロロヒドロキシラクテート、ナトリウム/アルミニウムヒドロキシド/オキサレート/サルフェート、ナトリウム/アルミニウム/鉄ヒドロキシド/オキサレート/サルフェート、ナトリウム/アルミニウム/鉄/サルフェート/シトレート/ヒドロキシド、ナトリウム/アルミニウム/鉄/サルフェート/オキサレート/ヒドロキシド、ナトリウム/アルミニウム/鉄/サルフェート/タルタレート/ヒドロキシド、ナトリウムアルミニウムラクテート、ナトリウムリン/亜鉛/カルシウム/シリコン/アルミニウム/銀オキシド、ナトリウムカリウムアルミニウムシリケート、アルミノケイ酸ナトリウム、ナトリウム銀アルミニウムシリケート、トロメタミンマグネシウムアルミニウムシリケート、およびミョウバンを含む群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の製剤。
  3. アルミニウム塩が、アルミニウムクロロハイドレートであることを特徴とする、請求項1または2に記載の製剤。
  4. 製剤中に、一般式(I)と一般式(II)の化合物の総量に対して80重量%未満の一般式(II)の化合物
    Figure 2015520735

    (式中、
    =7未満または9超の鎖長を有する有機基である)
    が存在することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の製剤。
  5. 全製剤に対して0.001〜20重量%の、少なくとも1種の一般式(I)の化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製剤。
  6. 全製剤に対して0.01〜50重量%の、少なくとも1種のアルミニウム塩を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の製剤。
  7. =−C15の一般式(I)の化合物とR=−C19の一般式(I)の化合物との重量比が、5:95〜95:5の範囲にあることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化粧品製剤または医薬製剤。
  8. 制汗剤またはデオドラント製剤、好ましくはエアロゾルスプレー、ポンプスプレー、ロールオン製剤、デオドラントスティック、W/OもしくはO/Wエマルジョン、またはワイプの形態の制汗剤またはデオドラント製剤であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化粧品製剤または医薬製剤。
  9. 口腔衛生製品、特に、口内洗浄溶液または練り歯磨きであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化粧品製剤または医薬製剤。
  10. フットケア用組成物であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化粧品製剤または医薬製剤。
  11. ニキビを治療するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の医薬製剤。
  12. フケを治療するための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化粧品製剤または医薬製剤。
  13. 製剤が、家庭、工業、または施設用途のための清浄用およびケア用組成物であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の製剤。
  14. 微生物の増殖を低減させるための、請求項1〜13のいずれか一項に記載の少なくとも1種の製剤の使用。
  15. 微生物が、Microsporum属、Epidermiphyton属、Trichphyton属、またはグラム陽性の代表的な細菌、特に、コリネフォルム細菌であることを特徴とする、請求項14に記載の使用。
  16. ヒトの体臭を低減させるための、請求項1〜13のいずれか一項に記載の少なくとも1種の製剤の使用。
  17. 白化作用を低減させるための、請求項1〜13のいずれか一項に記載の少なくとも1種の製剤の使用。
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