JP2015519632A - 補助接点電流路にスイッチング要素を有する安全開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全開閉装置において、常時のエネルギー消費の削減または最適化を行う。【解決手段】電気機械式スイッチ(40)は、技術的設備(10)の負荷回路(49)を切り替える常時開接点(42)を有し、また補助接点電流路(45)に強制ガイド補助接点(44)を有する。常時開接点(42)の開閉位置を確認するために、規定電圧(V1)が印加されるとこの補助接点電流路(45)に電流を流すことができる。補助接点電流路(45)にはスイッチング要素(50)が配置されている。フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、出力信号(A)を電気機械式スイッチ(40)に送信する第1出力部(36)を有するとともに、出力信号時刻(t1、t2)から時間間隔(△t3、△t4)を空けた開閉信号時刻(t3、t4)に開閉信号(S)を生成するよう構成され、開閉信号(S)を、開閉信号(S)を受信すると補助接点電流路(45)を通る電流を切り替えるよう構成されたスイッチング要素(50)に送信する第2出力(52)を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、確実に安全に技術的設備をオンオフする安全開閉装置に関するものである。安全開閉装置は、入力信号を受信する入力を備えたフェールセーフ制御評価ユニットから成る。フェールセーフ制御評価ユニットは、入力信号に応じて技術的設備をオンオフするための出力信号を出力信号時刻に生成するために入力信号を処理するよう構成されている。フェールセーフ制御評価ユニットは、出力信号を電気機械式スイッチに送信する第1出力を有する。電気機械式スイッチは、技術的設備の負荷回路を切り替える動作接点を有し、また補助接点電流路に強制ガイド補助接点を有する。この補助接点は、規定電圧が印加されることによって動作接点の開閉位置を確認するための電流を伝えるのに利用することができる。
また、本発明は、そのような安全開閉装置と、別個に配置されて電気機械式スイッチを有する開閉装置とからなる安全開閉システムに関するものである。
また、本発明は、確実に安全に技術的設備をオンオフする安全開閉装置のフェールセーフ制御評価ユニットの操作方法に関するものである。この方法は、次の工程を含む。すなわち、フェールセーフ制御評価ユニットの入力で入力信号を受信し、それに応じて技術的設備をオンオフする出力信号を出力信号時刻に生成するために入力信号を処理し、出力信号をフェールセーフ制御評価ユニットの第1出力から電気機械式スイッチへ送信する。電気機械式スイッチは、技術的設備の負荷回路を切り替える動作接点を有するとともに、補助接点電流路に強制ガイド補助接点を有するもので、この補助接点電流路は、規定電圧が印加されることによって動作接点の開閉位置を確認するための電流を伝えるのに利用することができる。
この種の安全開閉装置および安全開閉システムは、特許文献1で知られている。
本発明に関する安全開閉装置またはフェールセーフ制御評価ユニットは、必要な安全規格、特に、少なくともカテゴリ3と好ましくはカテゴリ4、および/またはEN ISO 13849−1規格に基づく適切なPL(性能水準)、ならびに/もしくはEN/IEC 62061または例えばもはや有効でない欧州規格EN954−1など同等の安全規格に基づく適切なSIL(安全度水準)を満たす任意の安全開閉装置またはフェールセーフ制御評価ユニット(例えば、CPUまたはマイクロコントローラ)である。
これらには、特に、工業生産環境の分野において安全を最重視すべき作業を制御し実行するために使用される安全リレー、安全制御装置、およびセンサー・アクチュエータモジュールが含まれる。特に、緊急停止ボタンまたは防護扉の動作位置や、一例として、光バリアの動作状態を監視し、これを機械や機械エリアの電源を切るための基準にする安全リレーが知られている。このような安全開閉装置の故障は、機械担当者に対して生命を危険にさらす結果をもたらす可能性があり、そのため、安全開閉装置は関連監督官庁(例えば、ドイツのBerufsgenossenschaften(労働衛生機関))に認定された場合にのみ使用が許される。
前記特許文献1には自動操縦ロボットの保護装置が開示されている。この装置は、出力で2つの外部スイッチング要素を作動させる安全開閉装置からなる。安全開閉装置は、入力において、適切に接続された信号発生器によって1以上の入力信号を提供される。受信した入力信号は、好ましくは多重チャンネルの冗長性を持たせるよう構成された評価制御ユニットへ供給される。好適な実施形態において、安全開閉装置は2つの出力側リレーからなり、その開閉位置を評価制御ユニットによって判定する。各リレーは多数の強制ガイド開閉接点を有する。
安全工学において、電気機械式スイッチ、例えばリレーや接触器は、通常、メーク接点とも呼ばれる動作接点と、ブレーク接点とも呼ばれる、動作接点に対して強制的にガイドされる補助接点とを有する。これに関連し、強制的にガイドされるとは、動作接点と補助接点が同時に閉じることがないよう機械的に互いに接続されていることを意味する。換言すれば、動作接点(またはメーク接点)が開いているとき、補助接点(またはブレーク接点)は閉じ、またその逆も同様である。
動作接点は技術的設備の負荷電流路または負荷回路に配置され、その結果、技術的設備への電流をオンオフすることができる。補助接点は、別個の補助接点電流路またはフィードバックループ(EDM、外部機器モニタ)とも呼ばれる補助接点回路に配置されている。補助接点電流路の電流または信号によって、動作接点の開閉位置を、動作接点と補助接点との間の強制ガイドに基づいて例えばリードバック論理演算装置で確認することができる。
動作接点および補助接点を有する電気機械式スイッチは、安全開閉装置から遠く離れて配置してもよい。あるいは、電気機械式スイッチは、安全開閉装置内またはそのハウジング内に収容してもよい。
一例として、特許文献2には、電気負荷、特に電動機械をオンにし、安全にオフにする安全開閉装置が開示されている。この安全開閉装置は、動作接点が安全開閉装置の第1入力端子と出力端子との間に互いに直列に配置された第1および第2電気機械式スイッチング要素からなる。さらに、2つの各スイッチング要素は、各々の動作接点に対して強制的にガイドされる補助接点を有する。両スイッチング要素の補助接点は、同様に互いに直列に接続されている。補助接点を介して伝えられる電流を使用するため、スイッチング要素の操作範囲において直接行動を起こすことなく、スイッチング要素の動作接点の開閉位置を確認することができる。
一例として、本発明に関する安全開閉装置は、設定可能またはプログラム可能なコントローラの安全開閉装置であってもよい。PNOZ(登録商標)という商標で本発明の出願人により販売されているような設定可能なコントローラの安全開閉装置や、PSS(登録商標)という商標で本発明の出願人により販売されているプログラム可能なコントローラの安全開閉装置や、これらのうち一方に類似のものであってもよい。
この場合、設定可能とは、配線など、コントローラのハードウェア部分の整合や調整を意味すると理解されることを意図している。プログラム可能とは、この場合、例えばプログラム言語の使用など、コントローラのソフトウェア部分の整合や調整を意味すると理解されることを意図している。
ユーザーガイド「PNOZmm0p、設定可能制御システムPNOZmulti、操作マニュアル No.1001274−EN−04」には、PNOZ(登録商標)という商標で本発明の出願人により販売されている安全開閉装置が開示されている。拡張エラー認識を備えた各安全出力O0、O1、O2、O3には、EN IEC 62061 SIL CL3による用途のために、2つの負荷が接続されていてもよい。その必要条件は、とりわけ、フィードバックループが入力に接続されていることである。
ユーザーガイド「PSSuniversal、プログラム可能制御システムPSS(登録商標)、システム記述 No.21256−EN−04」には、PSS(登録商標)という商標で本発明の出願人により販売されている安全開閉装置が開示されている。この装置は、フィードバックループ入力(EDM入力)およびフィードバックループ論理演算装置(EDM論理演算装置)を有する。
独国特許出願公開第102004033359号明細書 独国特許出願公開第19954460号明細書 独国特許出願公開第102004020995号明細書
このような安全開閉装置に対する1つの課題は、多くの場合、エネルギー消費の削減または最適化である。
以上の背景の下に、本発明は、より大きな省エネルギーまたはより高いエネルギー効率で動作する冒頭で述べた種類の安全開閉装置、安全開閉システム、および方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、この目的は、補助接点電流路に配置されるスイッチング要素を備え、フェールセーフ制御評価ユニットが出力信号時刻に対して時間差を有する開閉信号時刻に開閉信号を生成するよう構成され、またフェールセーフ制御評価ユニットが開閉信号をスイッチング要素に送信する第2出力を有し、このスイッチング要素は、開閉信号を受信すると、補助接点電流路を通る電流を切り替えるよう構成された、冒頭で引用した種類の安全開閉装置によって実現される。
本発明の別の態様によれば、前記目的は、以下の工程を含む冒頭で引用した種類の安全開閉装置の制御評価ユニットの操作方法によって実現される。すなわち、出力信号時刻に対して時間差を有する開閉信号時刻に開閉信号を生成し、開閉信号をフェールセーフ制御評価ユニットの第2出力から、補助接点電流路に配置され、開閉信号を受信すると補助接点電流路を通る電流を切り替えるよう構成されたスイッチング要素に送信する。
したがって、本発明の安全開閉装置は、補助接点電流路または補助接点回路に制御評価ユニットによって作動される追加のスイッチング要素を使用する。詳細には、スイッチング要素は補助接点と直列に配置されている。その結果、制御評価ユニットの制御下でスイッチング要素を適宜切り替えることで、常時ではなく特定の時刻にのみ補助接点電流路に電流が流れるという効果を実現することができる。したがって、補助接点電流路の電流は、必要なときにのみオンにすることができる。これにより、例えば負荷要素を介して、補助接点電流路に低消費電流および/または低発熱をもたらすことになる。したがって、さらに省エネルギーの、またはさらにエネルギー効率のよい安全開閉装置が提供される。
周知の安全開閉装置では、電流は、例えば規定電圧を規定する負荷要素を介して補助接点電流路に常時流れる。技術的設備が比較的長い時間オフになるとき、つまり、技術的設備の負荷回路の動作接点が開き、動作接点に対して強制的にガイドされる補助接点がその結果閉じているときは特にそうである。この常時電流は、電流引き込みを増大させ、さらに発熱させることになる。
したがって、全般的にみて、本発明の安全開閉装置、本発明の安全開閉システム、および本発明の方法は、省エネルギーまたはエネルギー効率を増大させることができる。
改良形態において、フェールセーフ制御評価ユニットは、技術的設備をオンにするスイッチオン信号という形で出力信号を第1出力信号時刻に生成するとき、第1出力信号時刻より前の第1開閉信号時刻に、スイッチング要素をオンにするスイッチオン信号という形で開閉信号を生成するよう構成されている。
この改良形態において、電流は、技術的設備がオンになるときまたはなる前にごく短時間のみ補助接点電流路を介して流れることができる。したがって、電流は、例えば動作接点の開閉位置を確認するか、技術的設備または危険な機械をオンにするのに必要とされるときのみ流れる。技術的設備がオンになるときのみ、電流が消費されかつ/または熱が発生する。詳細には、スイッチング要素は、開閉信号を受信すると、補助接点電流路を通る電流をオンにするよう構成されている。
この改良形態の変形例において、フェールセーフ制御評価ユニットは、第1出力信号時刻より後の別の開閉信号時刻に、スイッチング要素をオフにするスイッチオフ信号という形で別の開閉信号を生成するよう構成されている。
この変形例において、スイッチング要素は、もはや必要でなくなったときに再びオフになる。この結果、複数の電気機械式スイッチの複数の補助接点電流路など、他の要素もスイッチング要素によって作動されているときは特に、電流消費および/または発熱率がさらに低減することになる。
代わりのまたは付加的な改良形態において、フェールセーフ制御評価ユニットは、技術的設備をオフにするスイッチオフ信号という形で出力信号を第2出力信号時刻に生成するとき、第2出力信号時刻より後の第2開閉信号時刻にスイッチング要素をオフにするスイッチオフ信号という形で開閉信号を生成するよう構成されている。
この改良形態において、設備がオフになったときまたはなった後にごく短時間のみ補助接点電流路に電流を供給することができる。したがって、電流は、例えば動作接点の開閉位置を確認するか、機械がオフになった後に読み戻すのに必要とされるときのみ流れる。その結果、機械がオフになったとき、電流消費および/または発熱が低減される。詳細には、スイッチング要素は、スイッチオフ信号を受信したとき、補助接点電流路を通る電流をオフにするよう構成されている。
この改良形態の変形例として、フェールセーフ制御評価ユニットは、第2出力信号時刻より前の別の開閉信号時刻に、スイッチング要素をオンにするスイッチオン信号という形で別の開閉信号を生成するよう構成されている。
この変形例において、スイッチング要素は、再び必要とされる前に再びオンになり、こうして、複数の電気機械式スイッチの複数の補助接点電流路など、他の要素もスイッチング要素によって作動されているときは特に、電流消費および/または発熱がさらに低減する。
別の改良形態において、フェールセーフ制御評価ユニットは、対応する電気機械式スイッチにそれぞれ出力信号を送信する少なくとも2つの第1出力を有し、特にスイッチング要素は、電気機械式スイッチの補助接点の各補助接点電流路に配置されている。
この改良形態において、複数の電気機械式スイッチの補助接点電流路に1つのスイッチング要素が使用される。したがって、より簡単かつ安価に実施される。この改良形態は、詳細には、前述の電流がもはや必要でなくなった後の再スイッチオフとともに、かつ/または前述の電流が必要になれば再スイッチオンとともに利用することができる。この場合、さらに低電流消費および/または発熱率が達成される。
別の改良形態において、フェールセーフ制御評価ユニットは、対応する電気機械式スイッチにそれぞれ出力信号を送信する少なくとも2つの第1出力を有し、特に安全開閉装置は、電気機械式スイッチの補助接点の補助接点電流路のうち1つの補助接点電流路に各々配置される少なくとも2つのスイッチング要素を有する。
この改良形態において、各スイッチング要素は、複数の電気機械式スイッチの各々の補助接点電流路に使用される。したがって、電流消費またはエネルギーを最大限に低減させることができる。
別の改良形態において、安全開閉装置は、補助接点電流路に接続されて、動作接点の開閉位置を確認するリードバック信号を受信する入力を有するリードバック論理演算装置を備えている。
この改良形態において、リードバック論理演算装置は、電気機械式スイッチが所期通り動作しているか、または例えば溶着しているかを判定するための確認を可能にする。これにより安全性が増大する。リードバック論理演算装置は、制御評価ユニットまたは別個の処理演算装置において実現してもよい。リードバック論理演算装置は、電圧整合ユニットおよび/またはフィルターを有するリードバック回路を上流に接続させてもよい。
この改良形態の変形例において、リードバック論理演算装置は、第1出力信号時刻より前で特に第1開閉信号時刻より後の第1リードバック時刻に動作接点の開閉位置を確認するよう構成されている。
この変形例において、技術的設備がオンになる前に電気機械式スイッチを確認することができる。動作接点が実際に閉じているかオンになっているか、また例えば溶着されていないかを確認することができる。第1リードバック時刻は、詳細には、第1開閉信号時刻と第1出力信号時刻との間でもよい。これは、スイッチング要素はオンになるが補助接点はまだ閉じている期間を利用している。
代わりのまたは付加的な変形例において、リードバック論理演算装置は、第2出力信号時刻より後で、特に第2開閉信号時刻より前の第2リードバック時刻に、動作接点の開閉位置を確認するように構成されている。
この変形例において、電気機械式スイッチがオフになった後に電気機械式スイッチを確認することができる。したがって、動作接点が実際に開いているかオフになっているか、また例えば溶着していないかを確認することができる。第2リードバック時刻は、特に第2出力信号時刻と第2開閉信号時刻との間であってもよい。これは、スイッチング要素がオンになり補助接点が再び開く期間を利用している。
別の改良形態において、安全開閉装置は、補助接点電流路に配置され、規定電圧が印加されると補助接点電流路を通る規定電流を設定する負荷要素を備えている。
この改良形態において、特に最小電流または最小電力に相当するかそれを超過する規定電流を補助接点電流路に提供することができる。この最小電流または最小電力が存在するか、それを超過している場合のみ、補助接点の低接触抵抗を保証することができる。したがって、接点の確実性が向上する。最小電流または最小電力は、各補助接点の特性であり、例えば電気機械式スイッチ製造者によって指定することができる。詳細には、負荷要素は、最小電流および/または最小電力を確保できるような大きさにしてもよい。負荷要素の電流消費および/または発熱率は、選択した各負荷要素に依拠する。負荷要素は、詳細には、負荷抵抗器であってもよい。これにより、簡単かつ安価な、規定電流の設定方法が提供される。しかしながら、代わりに、電流シンク(例えば電子負荷)など、他の適した負荷要素を利用してもよい。
別の改良形態において、スイッチング要素は電子スイッチング要素であり、詳細には、トランジスタである。
この改良形態により達成される効果は、スイッチング要素またはトランジスタが電気機械式スイッチよりはるかに迅速に切り替わることである。したがって、開閉信号時刻と出力信号時刻との間の時間間隔は、電気機械式スイッチの最大開閉頻度よりずっと短くてもよい。
別の改良形態において、安全開閉装置は、電気機械式スイッチを備える。
この改良形態において、電気機械式スイッチは安全開閉装置の一部である。詳細には、電気機械式スイッチは、安全開閉装置のハウジング内に配置されていてもよい。一例として、ハウジング上に、技術的設備の負荷回路に接続することができる出力端子があってもよい。これにより、技術的設備を直接オンオフすることができる。したがって、小型の安全開閉装置を提供することができる。安全開閉装置は、負荷回路に直接接続することができる。
別の改良形態において、安全開閉装置は、そのハウジング上に配置されかつ第1出力に接続され、電気機械式スイッチを作動させる出力端子を有する。
この改良形態において、電気機械式スイッチは安全開閉装置の一部ではなく、安全開閉装置のハウジング内に配置されていない。これにより、技術的設備を間接的にオンオフすることができる。電気機械式スイッチは、安全開閉装置から物理的に分離するよう配置されるか独立した開閉装置に配置されていてもよい。そして、安全開閉装置と開閉装置はともに、安全開閉システムを形成している。物理的に分離するよう配置された開閉装置は、開閉装置のハウジング上に配置されて出力信号を受信する入力端子を有していてもよい。したがって、物理的に分離された開閉装置を使用することで、接触器を使用するときなど比較的高電流が切り替えられる場合は特に安全性が増大する。
上述した特徴および次に説明する特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、それぞれ示された組み合わせだけでなく他の組み合わせにおいても、あるいは単独で使用できることは言うまでもない。
本発明の実施形態を図に示し、次の明細書本文でさらに詳細に説明する。
安全開閉装置の実施形態とともに技術的設備の簡略図を示す。 本発明の安全開閉装置の第1実施形態の簡略図を示す。 本発明の安全開閉装置の第2実施形態の簡略図を示す。 回路図に基づく安全開閉装置における種々の要素の状態の時間プロファイルを示す図である。 別の回路図に基づく安全開閉装置における種々の要素の状態の時間プロファイルを示す図である。 本発明の安全開閉装置の第3実施形態の簡略図を示す。 本発明の安全開閉装置または安全開閉システムの第4実施形態の簡略図を示す。 本発明の安全開閉装置の第5実施形態の簡略図を示す。 本発明の安全開閉装置の第6実施形態の簡略図を示す。
図1は、技術的または危険な設備10をフェールセーフにオンオフする安全開閉装置1の技術的設備10を示す。この実施形態において、設備10は、一例としてロボット12を含み、その動作モード時の動きは、ロボット12の動作範囲にいる人間にとって危険である。そのため、ロボット12の動作範囲は、防護扉14を有する防護柵で保護されている。防護扉14は、例えば保守作業や設定作業のためにロボット12の動作範囲へのアクセスを可能にする。しかしながら、ロボット12は、通常運転中、防護扉14が閉まっている場合にのみ動作することができる。防護扉14が開くとすぐにロボット12は電源を切るか別の適した方法で安全な状態にされなければならない。
防護扉14が閉鎖状態にあることを検出するために、防護扉14には、扉部16とフレーム部18とを有する防護扉スイッチが取り付けられている。フレーム部18は、線19を介して本発明の安全開閉装置1に供給される防護扉信号を線20上に生成する。
この実施形態において、安全開閉装置1は、複数の接続(外部接続または装置接続)25を備えたI/O部24を有する。一部の実施形態において、接続25a、25bは、安全開閉装置1におけるハウジング27のハウジング側の一つに配置された接続端子またはF端子であり、一例として、引っ張りばね式端子やねじ式端子がある。
他の実施形態では、接続は、それぞれが接続を形成する複数の接触要素(ピン)を収容するプラグまたはソケットであってもよい。現場レベルで信号装置または他のセンサを接続するために、5本の接触ピンを有するM8ソケットが頻繁に使用されている。したがって、本発明の安全開閉装置の実施形態は、ロボット12に近接した開閉器キャビネットの外部に配置されるフィールドデバイスとするか、またはそれを包含してもよい。
安全開閉装置1はフェールセーフ制御評価ユニット28を有する。この実施形態において、安全開閉装置1は2つの冗長信号処理チャンネルを有する。一例として、2つの処理装置またはマイクロコントローラ28a、28bが図示されているが、それぞれ、I/O部24または接続25a、25bに接続されている。この場合、矢印29で示すように、マイクロコントローラ28a、28bは、入力34a、34bに印加されかつ安全開閉装置1が装置接続25a、25bまたはI/O部24の入力において受信する入力信号を互いに冗長的に処理し、それらの結果を比較する。2つのマイクロコントローラ28a、28bの代わりに、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、および/または他の信号処理回路を使用することができる。
したがって、安全開閉装置1の実施形態は好ましくは、互いに冗長的であり、それぞれの出力36a、36bにおいて出力信号を生成するための基準とするために各々が論理的に信号を組み合わせることができる少なくとも2つの信号処理チャンネルを有する。この出力信号は、スイッチング要素30a、30bまたは電気機械式スイッチ40a、40bを作動させ、技術的設備10またはロボット12の電源を切るために使用される。したがって、このような安全開閉装置1は、設備10、この場合はロボット12を確実に安全に電源を切るために使用することができる。
ここに示す例では、安全開閉装置1は2個の冗長スイッチング要素30a、30b、この場合はトランジスタという形での電子スイッチング要素30a、30bを有する。電気機械式スイッチ40a、40bへの電流の流れをもたらすか、この電流の流れを遮断するために、これら2個のスイッチング要素30a、30bはそれぞれ、高電圧電位Vを安全開閉装置1の装置接続点38a、38bに切り換えることができる。したがって、各スイッチング要素30は接触器などの電気機械式スイッチ40を切断することができる。
電気機械式スイッチ40a、40bはそれぞれ動作接点42a、42bを有する。動作接点42a、42bはこの場合、電源装置48からロボット12への電流供給路または負荷回路49に互いに直列に配置されている。さらに、電気機械式スイッチ40a、40bはそれぞれ、関連する動作接点42a、42bに対して強制的にガイドされる補助接点44a、44bを有する。この場合、補助接点44a、44bは、印加電圧V1を有する補助接点電流路45に互いに直列に配列されている。補助接点回路の電圧V1は、例えば24Vであってもよい。負荷回路の電圧は、さらに高くてもよい。
安全開閉装置1が電気機械式スイッチ40a、40bを切断するとすぐ動作接点42が落ち、ロボット12に対する電力供給が切断される。当業者には、このような「基本的な」切断が一例として記載されていることは明白である。ここから逸脱して、ロボット12の一部、例えば危険な駆動装置のみ電源を切る一方、ロボット12の他の部分は動作可能のままであることが安全要件に含まれていてもよい。遅延切断も考えられるため、駆動装置の電源が切られる前に、適宜、ロボット12を、制御された形で減速することができる。
安全開閉装置1は、この場合、例えば、接続または入力25aにおける線19上の防護扉スイッチからの入力信号に基づきかつ接続または入力25bにおける緊急停止押しボタン32からの別の入力信号に基づいて、スイッチング要素30a、30bを作動させる。また、緊急停止押しボタン32は、線を介して安全開閉装置1の装置接続に接続されている。好ましくは、各入力信号は冗長して印加することができるか、2本の入力線と出力線または接続を設けてもよい(図1には図示せず)。図1に示す実施例では、緊急停止押しボタン32に、緊急停止押しボタンスイッチからの1つの入力信号を各々が送信する2本の入力線または2個の入力25bを設けてもよい。同様の状況が保護扉スイッチからの信号にも当てはまる。
一部の実施形態において、安全開閉装置1は、個々の信号装置に供給される出力信号を生成する。一例として、このような出力信号は、線33を介して防護扉スイッチのフレーム部18に伝えられる。フレーム部18は、扉部16がフレーム部18の近傍にあるとき、つまり、防護扉14が閉鎖しているとき、安全開閉装置1からの出力信号を線33から線19にループさせる。したがって、安全開閉装置1は、線33の出力信号を用いて、また線19の入力信号を用いて、防護扉スイッチを監視することができる。同等に、安全開閉装置1はこの場合、緊急停止押しボタン32を監視する。
図1に図示しないが、別個の信号線を介して信号装置に伝えられ、この信号装置を経由して安全開閉装置1に戻ってくる安全開閉装置1からの2つの冗長出力信号が実際には頻繁に使用される。このような実施形態の一例として、特許文献3を参照することができるが、特許文献3は、このような信号装置の冗長監視の詳細のために参照により組み込まれる。実際には、緊急停止押しボタン32も、上述のように冗長入力線および出力線を用いて頻繁に監視される。
図2は、本発明の安全開閉装置1、例えば、図1を参照して説明した安全開閉装置の第1実施形態の簡略図を示す。フェールセーフ制御評価ユニット28は、入力信号を受信する第1入力34を有し、この入力信号を、技術的設備10をオンオフするための出力信号Aを出力信号時刻に生成するための基準とするために、入力信号を処理するよう構成されている。
それに応じて、フェールセーフ制御評価ユニット28は、出力信号Aを電気機械式スイッチ40に送信する第1出力点36を有する。図2に、第1出力36と電気機械式スイッチ40との間の適切な接続または線を示す。電気機械式スイッチ40は、技術的設備10の負荷回路49を切り替える動作接点42を有し、補助接点電流路45に強制ガイド補助接点44を有する。
規定電圧V1(例えば、24V)が印加されると、補助接点44または補助接点電流路45を使用して、動作接点42の開閉位置を確認するための電流を伝えることができる。これは、一例として、補助接点電流路45に接続され、動作接点42の開閉位置を確認するためのリードバック信号を受信する第2入力58を備えたリードバック論理演算装置によって実現できる。図2において分かるように、補助接点電流路45から第2入力58への接続または線はこのために設けられている。これにより、補助接点40が所期通りに動作しているか、または溶着しているかを判定するための確認が可能になる。ここに示す実施形態では、リードバック論理演算装置は、制御評価ユニット28において実現されている。代わりに、リードバック論理演算装置は、別個の演算処理装置において実現してもよい。
安全開閉装置1は、補助接点電流路45に配置されたスイッチング要素50を含む。スイッチング要素50は補助接点44と直列に配置されている。したがって、補助接点電流路の電流は、補助接点44またはスイッチング要素50のいずれかが開くと遮断される。補助接点電流路の電流は、補助接点44およびスイッチング要素50の両方が閉じているときのみ流れる。
フェールセーフ制御評価ユニット28は、出力信号時刻に対して時間差を有する開閉信号時刻に開閉信号Sを生成するよう構成されている。フェールセーフ制御評価ユニット28は、開閉信号Sをスイッチング要素50に送信する第2出力52を有し、このスイッチング要素50は、開閉信号Sを受信すると補助接点電流路45を通る電流を切り替えるよう構成されている。図2に、第2出力52とスイッチング要素50との間の適切な接続または線を示す。
このように、安全開閉装置1は、制御評価ユニット28により作動される、補助接点電流路45の付加的なスイッチング要素50を使用する。制御評価ユニット28の制御下でスイッチング要素50を適切に切り替えることによって、常時ではなく特定の時刻にのみ、補助接点電流路45に電流が流れるという効果を実現することができる。特に、時間の間隔は、電気機械式スイッチ40の切り替え工程において遅れが生じない程度に短く、および/または、例えば、動作接点42の開閉位置の確認またはリードバック信号に必要とされるように、容易に感知できるほどの電流が補助接点電流路45に流れることができる程度に長くてもよい。開閉信号時刻と出力信号時刻との間の時間間隔は、一例として、マイクロ秒の範囲、例えば1マイクロ秒と100マイクロ秒の間で、詳細には、10マイクロ秒と50マイクロ秒の間、さらに詳細には、20マイクロ秒と40マイクロ秒の間であってもよい。
ここに示す実施形態において、スイッチング要素50は、トランジスタという形での電子スイッチング要素である。トランジスタ50は電気機械式スイッチ40よりもはるかに迅速に切り替わることができる。したがって、開閉信号時刻と出力信号時刻との間の時間差は、電気機械式スイッチ40の最大開閉頻度よりずっと短くてもよい。当業者であれば、他の適した種類のスイッチング要素も使用できることが理解されよう。
図2に示す実施形態において、安全開閉装置1は、補助接点電流路45に配置され、規定電圧V1が印加されると補助接点電流路45を通る規定電流を設定する負荷要素54を有する。したがって、補助接点電流路45の補助接点44に対して最小電流または最小電力を提供または確保することができる。最小電流または最小電力が存在するか、それを超過している場合のみ、補助接点44の低接触抵抗を保証することができる。
負荷要素54は特に、最小電流および/または最小電力が確保されるような大きさにしてもよい。ここに示す実施形態では、負荷要素54は負荷抵抗器である。しかしながら、代わりに、電流シンク(例えば、電子負荷)など、その他の適した負荷要素を使用することもできる。一例として、負荷要素はリードバック回路において実施することができる。この場合、リードバック回路であれば、規定電流または最小電流もしくは最小電力を設定するよう構成されている。
図3は、本発明の安全開閉装置の第2実施形態の簡略図を示す。この第2実施形態は、図2の第1実施形態に基づいているため、図2の実施形態に関する説明は、この実施形態にも適用される。この実施形態において、トランジスタ50は、補助接点電流路45において、図2に示すように補助接点44の下方でも後方でもなく、その上方または上流に配置されている。補助接点電流路におけるスイッチング要素またはトランジスタのこれらの配置は相互交換可能であることは当事者には明白である。
図3の実施形態において、リードバック論理演算装置(この場合、制御評価ユニット28)の上流に、リードバック回路56も接続されている。一例として、リードバック回路は、補助接点電流路45の電圧V1をリードバック論理演算装置または制御評価ユニット28の入力58に適した電圧に変換するために電圧整合をとる。また、一例として、リードバック回路は、補助接点44で起こり得るはね返りをフィルター処理する、低域通過フィルターなどのフィルターも含む。
図4は、特に、図2または図3を参照して上述した安全開閉装置1の回路図に基づく、安全開閉装置1における種々の要素の状態の時間プロファイル図を示す。
図4aは、時間tにわたる動作接点42の開閉状態ST42または出力信号Aのプロファイルを示す。出力信号Aという用語は、この場合、特に開閉状態ST42における変化またはエッジを意味すると理解されることを意図している。図4bは、時間tにわたる強制ガイド補助接点44の開閉状態ST44のプロファイルを示す。図4cは、時間tにわたるスイッチング要素50の開閉状態ST50または開閉信号Sのプロファイルを示す。開閉信号Sという用語は、この場合、特に開閉状態ST50における変化またはエッジを意味すると理解されることを意図している。図4a〜図4cにおいて、状態0はそれぞれ接点またはスイッチング要素の開状態を表し、状態1はそれぞれ接点またはスイッチング要素の閉状態を表す。また、図4dは、時間tにわたる負荷要素54の電力損失Pv54のプロファイルを示す。
まず、図4を参照して、制御評価ユニット28の操作方法を説明する。この方法は、まず、フェールセーフ制御評価ユニット28の入力34で入力信号を受信し、この入力信号を、技術的設備10をオンオフする出力信号Aを出力信号時刻t1、t2に生成するための基準とするために、入力信号を処理し、フェールセーフ制御評価ユニット28の第1出力36で、出力信号Aを電気機械式スイッチ40に送信する。
図4aに示す出力信号Aのプロファイルにおいて、第1出力信号時刻t1に、技術的設備をオンにするスイッチオン信号A1という形で出力信号Aが生成される。スイッチオン信号はこの場合、ポジティブエッジまたは状態0(開)から状態1(閉)への変化という形で示されている。したがって、図4bの開閉状態ST44で分かるように、第1出力信号時刻t1に動作接点42は閉じ、動作接点42に対して強制的にガイドされる補助接点44がその結果開く。負荷回路が動作接点42によって閉じられたことにより、技術的設備は、オンになる。そして、図4aに示す出力信号Aのプロファイルにおいて、第2出力信号時刻t2に、技術的設備をオフにするスイッチオフ信号A2という形で出力信号Aが生成される。スイッチオフ信号はこの場合、ネガティブエッジまたは状態1(閉)から状態0(開)への変化という形で示されている。図4bの開閉状態ST44で分かるように、第2出力信号時刻t2に動作接点42は再び開き、それに対して強制的にガイドされる補助接点44はその結果再び閉じる。負荷回路が動作接点42によって開かれたことにより、技術的設備は再びオフになる。
さらに、図4cに示すように、出力信号時刻t1、t2から時間間隔△t3、△t4をおいた開閉信号時刻t3、t4に開閉信号Sが生成される。そして、開閉信号Sは制御評価ユニット28の第2出力52において、補助接点電流路45に配置されたスイッチング要素50に送信されるが、このスイッチング要素は、開閉信号Sを受信すると補助接点電流路45を通る電流を切り替えるよう構成されている。
図4において、出力信号Aが、第1出力信号時刻t1にスイッチオン信号A1という形で生成されると、開閉信号Sが、第1出力信号時刻t1より前の第1開閉信号時刻t3に、スイッチング要素50をオンにするスイッチオン信号S1という形で生成される。スイッチオフ信号S2を受信すると、スイッチング要素50は、補助接点電流路45を通る電流をオフにする。第1開閉信号時刻t3と第1出力信号時刻t1との時間の間隔は△t3で表す。したがって、補助接点電流路の電流は、補助接点44が閉じた状態でスイッチング要素50が閉じる第1開閉信号時刻t3と補助接点44が開く第1出力信号時刻t1との間にのみ流れる。したがって、補助接点電流路を介する電流は、技術的設備がオンになるときまたはなる前にごく短時間のみ流れることができる。その結果、負荷要素54にわたる電力損失Pv54は、図4dで分かるように、第1開閉信号時刻t3と第1出力信号時刻t1との間にのみ発生し得る。
他方、出力信号Aが第2出力信号時刻t2にスイッチオフ信号A2という形で生成されると、開閉信号Sが第2出力信号時刻t3より後の第2開閉信号時刻t4に、スイッチング要素50をオフにするスイッチオフ信号S2という形で生成される。スイッチオン信号S1を受信すると、スイッチング要素50は補助接点電流路45を通る電流をオンにする。第2出力信号時刻t2と第2開閉信号時刻t4との時間差は△t4で表す。したがって、補助接点電流路の電流は、スイッチング要素50が閉じた状態で補助接点44が閉じる第2出力信号時刻t2と、スイッチング要素50が開く第2開閉信号時刻t4との間にのみ流れる。そのため、補助接点電流路を介する電流は、技術的設備がオフになるときまたはなった後、ごく短時間のみ流れることができる。その結果、負荷要素54にわたる電力損失Pv54は、図4dで分かるように、第2出力信号時刻t2と開閉信号時刻t4との間にのみ発生し得る。
図5は、別の回路図に基づく、安全開閉装置における種々の要素の状態の経時的プロファイルの図を示す。図5の回路図は、図4の回路図に基づいているため、図4の回路図に関する説明は図5の回路図にも適用される。図5aは、時間tにわたる動作接点42の開閉状態ST42または出力信号Aのプロファイルを示し、図5bは、時間tにわたる強制ガイド補助接点44の開閉状態ST44のプロファイルを示す。図5cは、リードバック論理演算装置のリードバック時刻tRLを示す。図5dは、時間tにわたるスイッチング要素50の開閉状態ST50または開閉信号Sのプロファイルを示し、図5eは、時間tにわたる負荷要素54の電力損失Pv54のプロファイルを示す。
図5において、第1出力信号時刻t1より後の別の開閉信号時刻t5にスイッチング要素50をオフにするスイッチオフ信号S2という形で別の開閉信号Sが生成される。第1出力信号時刻t1と別の開閉信号時刻t5との時間の間隔は、△t5で表す。したがって、スイッチング要素50は、もはや必要がなくなったときに再びオフにされる。
図5において、第2出力信号時刻t2より前の別の開閉信号時刻t6にスイッチング要素50をオンにするスイッチオン信号S1という形で別の開閉信号Sも生成される。別の開閉信号時刻t6と第2出力信号時刻t2との時間の間隔は△t6で表す。したがって、スイッチング要素50は、再び必要になる前に再びオンにされる。そのため、図5の回路図では、スイッチング要素50は設備がオンになった後にオフにされ、設備がオフになる前に再びオンにされる。したがって、スイッチング要素50は、別の開閉信号時刻t5と別の開閉信号時刻t6との間の期間にオフになる。別の開閉信号時刻t5、t6を有するこの回路図は、図8を参照してさらに詳細に説明するように複数の電気機械式スイッチの場合の複数の補助接点電流路など、他の要素もスイッチング要素50によって作動される際に特に有利である。
図5cで分かるように、動作接点42の開閉位置ST42は、第1出力信号時刻t1より前の第1リードバック時刻tRL1にリードバック論理演算装置によって確認される。したがって、技術的設備がオンになる前に電気機械式スイッチ40または動作接点42を確認することができる。動作接点42が実際に閉じているかオンになっているか、また例えば溶着していないかを確認することができる。さらに、第1リードバック時刻tRL1は、第1開閉信号時刻t3の後である。換言すれば、第1リードバック時刻tRL1は、第1開閉信号時刻t3と第1出力信号時刻t1との間である。したがって、スイッチング要素50がオンになり補助接点44がまだ開いていない期間は読み戻すために使用される。
設備がオンになったときの動作接点42をさらに正確に確認できるようにするために、図5cに示すように、別のリードバック時刻tRL3に開閉位置ST42をリードバック論理演算装置によって追加で確認させることができる。したがって、開閉位置ST42が実際に変化し、ポジティブエッジが存在することを確実にすることができる。
図5cから分かるように、動作接点42の開閉位置は、第2出力信号時刻t2より後の第2リードバック時刻tRL2にリードバック論理演算装置によって確認される。その結果、技術的設備がオフになった後に電気機械式スイッチ40または動作接点42を確認することができる。したがって、動作接点42が実際に開いているかオフになっているか、また例えば溶着していないかを確認することができる。さらに、第2リードバック時刻tRL2は、第2開閉信号時刻t4の前である。換言すれば、第2リードバック時刻tRL2は、第2出力信号時刻t2と第2開閉信号時刻t4との間である。したがって、スイッチング要素50がオンになり補助接点44が再び開く期間は読み戻すために使用される。
当業者であれば、リードバック時刻について図5cを参照して説明したオプションが図5の特定の回路図との関連においてだけでなく、それとは関係なく実行できることがわかる。さらに、リードバック論理演算装置は、動作接点の開閉位置ST42を周期的に確認するよう構成されていてもよい。一例として、リードバック時刻は、少なくとも1周期に1回発生する。したがって、動作接点の開閉状態は少なくとも1周期に1回検出することができる。
これは、安全開閉装置1がPSS(登録商標)という商標で本発明の出願人により販売されているようなプログラム可能なコントローラに使用されている場合は特に利用することができる。そのような安全プログラマブルロジックコントローラ(PLC)において、通信は周期的に行うことができる。
図6は、本発明の安全開閉装置1の第3実施形態の簡略図を示し、図7は、本発明の安全開閉装置1の別の第4実施形態の簡略図を示す。先に引用した図に関する説明は、図6または図7の実施形態に同様に関連している。
図6の実施形態において、安全開閉装置1は電気機械式スイッチ40を含む。したがって、動作接点42と補助接点44とを備えた電気機械式スイッチ40は安全開閉装置の一部である。図6から分かるように、電気機械式スイッチ40は安全開閉装置1のハウジング27内に配置されている。ハウジング27には出力端子64があり、この出力端子は技術的設備10の負荷回路49に接続することができる。これにより、技術的設備を直接オンオフすることができる。安全開閉装置1は負荷回路49に直接接続することができる。
図7の別の実施形態において、安全開閉装置1は、安全開閉装置1のハウジング27上に配置されかつ第1出力36に接続され、電気機械式スイッチ40を作動させる出力端子38を有する。したがって、この場合、電気機械式スイッチ40は安全開閉装置1の一部ではなく、安全開閉装置1のハウジング27内に配置されていない。
図7の実施形態において、動作接点42と補助接点44とを備える電気機械式スイッチ40は、安全開閉装置1から独立するよう配置された開閉装置60に配置されている。これにより、技術的設備を安全開閉装置1によって間接的にオンオフすることができる。安全開閉装置1と開閉装置60がともに安全開閉システムを形成している。別個に配置された開閉装置60は、開閉装置60のハウジング67上に配置され出力信号Aまたはその結果生じる電位Vを安全開閉装置1の装置接続38から受け取る入力端子61を有する。さらに、開閉装置60は負荷要素54を有する。当然のことながら、負荷要素は代わりに安全開閉装置1に配置されていてもよい。この実施形態において、安全開閉装置1は補助接点44によって切り替えられる電位V1を受け取る入力39を有する。
フェールセーフ制御評価ユニット28は、先の図2〜図7の実施形態において1つのユニットとして存在するが、当然のことながら、図1を参照して説明したように、制御評価ユニット28は一般に、互いに冗長的に入力信号を処理できる少なくとも2つの処理装置またはマイクロコントローラ28a、28bを含んでいてもよい。安全開閉装置1は2つの冗長信号処理チャンネルを有する。したがって、各制御評価ユニット28は、出力信号Aをそれぞれの電気機械式スイッチ40a、40bに送信する2つの第1出力36a、36bを有する。
この場合、図1を参照して説明したように、電気機械式スイッチ40a、40bの動作接点42a、42bは、通常、負荷回路49において互いに直列に接続され、補助接点44a、44bは補助接点電流路45において互いに直列に接続されている。したがって、電気機械式スイッチ40a、40bは互いに対して冗長的に作動される。これは、制御評価ユニットの冗長出力36a、36bによって達成される。しかしながら、代わりにまたは追加的に、制御評価ユニットの出力は、図8または図9を参照して後述するように、2つの論理的に分離された出力であってもよい。
図8は、本発明の安全開閉装置1の第5実施形態の簡略図を示し、図9は、本発明の安全開閉装置1の第6実施形態の簡略図を示す。先に引用した図に関する説明は、図8または図9の実施形態に同様に適用される。
図8または図9の実施形態において、フェールセーフ制御評価ユニット28は、それぞれの出力信号Aa、Abをそれぞれの電気機械式スイッチ40a、40bに送信する少なくとも2つの第1出力36a、36bを有する。図8または図9の実施形態において、第1出力36a、36bは2つの論理的に分離された出力である。この場合、動作接点42a、42b同士と補助接点44a、44b同士は互いに直列に接続されていない。図8または図9で分かるように、各補助接点44a、44bは、この場合、別個の補助接点電流路45a、45bに配置されている。各動作接点42a、42bも専用負荷回路に配置されている。図8または図9において、動作接点42a、42bは個々に、または互いに独立して確認される。この点で、リードバック論理演算装置または制御評価ユニット28の第2入力58a、58bが設けられている。第2入力58a、58bはそれぞれ、動作接点42a、42bのうち一方の開閉位置を確認するリードバック信号を受信する。
図8に示す実施形態において、スイッチング要素50は、電気機械式スイッチ40a、40bの補助接点44a、44bの各補助接点電流路45a、45bに配置されている。換言すれば、スイッチング要素50は、第1補助接点44aを有する第1補助接点電流路45aと第2補助接点44bを有する第2補助接点電流路45bの両方に配置されている。したがって、2つの電気機械式スイッチ40a、40bの2つの補助接点電流路45a、45bに1つのスイッチング要素50が使用されている。この場合、スイッチング要素50は規定電圧V1と2つの補助接点44a、44bとの間に配置されている。
この図8の実施形態は、特に、設備がオンになった後にスイッチング要素50がオフになり、設備がオフになる前に再びオンになる図5の開閉状態ST50または開閉信号Sの回路図と併用することができる。これにより、スイッチング要素50がオフになっている、別の開閉信号時刻t5、t6間の期間に、もう一つの補助接点電流路の要素はいずれも確実にエネルギーを消費しない。
他方、図9の別の実施形態において、安全開閉装置1は2つのスイッチング要素50a、50bを有し、これらのスイッチング要素50a、50bはそれぞれ、電気機械式スイッチ40a、40bの補助接点44a、44bの補助接点電流路45a、45bのうち一方の補助接点電流路45a、45bに配置されている。換言すれば、第1スイッチング要素50aは、第1補助接点44aを有する第1補助接点電流路45aに配置され、第2スイッチング要素50bは、第2補助接点44bを有する第2補助接点電流路45bに配置されている。したがって、1つのスイッチング要素50a、50bが、2つの電気機械式スイッチ40a、40bの各補助接点電流路45a、45bにそれぞれ使用される。

Claims (15)

  1. 入力信号を受信する入力部(34)を有し、前記入力信号に応じて、技術的設備(10)をオンオフする出力信号(A)を出力信号時刻(t1、t2)に生成するために前記入力信号を処理するよう構成され、前記出力信号(A)を電気機械式スイッチ(40)に送信する第1出力部(36)を有するフェールセーフ制御評価ユニット(28)を備え、前記電気機械式スイッチ(40)は、前記技術的設備(10)の負荷回路(49)を切り替える動作接点(42)と、補助接点電流路(45)に、規定電圧(V1)が印加されることによって前記動作接点(42)の開閉位置を確認するための電流を伝えるのに使用される強制ガイド補助接点(44)とを有する、前記技術的設備(10)をオンオフする安全開閉装置(1)において、
    前記補助接点電流路(45)にスイッチング要素(50)が配置され、前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、前記出力信号時刻(t1、t2)に対して時間差(△t3、△t4)を有する開閉信号時刻(t3、t4)に開閉信号(S)を生成するよう構成され、前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、前記開閉信号(S)を前記スイッチング要素(50)に送信する第2出力(52)を有し、前記スイッチング要素(50)は、前記開閉信号(S)を受信すると、前記補助接点電流路(45)を通る前記電流を切り替えるよう構成されている、安全開閉装置(1)。
  2. 前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、前記技術的設備(10)をオンにするスイッチオン信号(A1)の形で前記出力信号(A)を第1出力信号時刻(t1)に生成し、前記第1出力信号時刻(t1)より前の第1開閉信号時刻(t3)に、前記スイッチング要素(50)をオンにするスイッチオン信号(S1)という形で前記開閉信号(S)を生成するよう構成されている、請求項1に記載の安全開閉装置。
  3. 前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、前記第1出力信号時刻(t1)より後の別の開閉信号時刻(t5)に前記スイッチング要素(50)をオフにするスイッチオフ信号(S2)という形で別の開閉信号(S)を生成するよう構成されている、請求項2に記載の安全開閉装置。
  4. 前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、前記技術的設備(10)をオフにするスイッチオフ信号(A2)の形で前記出力信号(A)を第2出力信号時刻(t2)に生成し、前記第2出力信号時刻(t2)より後の第2開閉信号時刻(t4)に前記スイッチング要素(50)をオフにするスイッチオフ信号(S2)という形で前記開閉信号(S)を生成するよう構成されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  5. 前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、前記第2出力信号時刻(t2)より前の別の開閉信号時刻(t6)に、前記スイッチング要素(50)をオンにするスイッチオン信号(S1)という形で別の開閉信号(S)を生成するよう構成されている、請求項4に記載の安全開閉装置。
  6. 前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、対応する電気機械式スイッチ(40a、40b)にそれぞれ出力信号(Aa、Ab)を送信する少なくとも2つの第1出力部(36a、36b)を有し、前記スイッチング要素(50)は、前記電気機械式スイッチ(40a、40b)の前記補助接点(44a、44b)の各前記補助接点電流路(45a、45b)に配置されている、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  7. 前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)は、対応する電気機械式スイッチ(40a、40b)にそれぞれ出力信号(Aa、Ab)を送信する少なくとも2つの第1出力部(36a、36b)を有し、前記安全開閉装置は、前記電気機械式スイッチ(40a、40b)の前記補助接点(44a、44b)の前記補助接点電流路(45a、45b)の1つに各々配置されている少なくとも2つのスイッチング要素(50a、50b)を備える、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  8. 前記補助接点電流路(45)に接続されて前記動作接点(42)の前記開閉位置を確認するリードバック信号を受信する入力を有するリードバック論理演算装置を備える、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  9. 前記リードバック論理演算装置は、前記第1出力信号時刻(t1)より前で特に前記第1開閉信号時刻(t3)より後の第1リードバック時刻(tRL1)に前記動作接点(42)の前記開閉位置を確認するよう構成されている、請求項8に記載の安全開閉装置。
  10. 前記リードバック論理演算装置は、前記第2出力信号時刻(t2)より後で特に前記第2開閉信号時刻(t4)より前の第2リードバック時刻(tRL2)に前記動作接点(42)の前記開閉位置を確認するよう構成されている、請求項8または請求項9に記載の安全開閉装置。
  11. 前記補助接点電流路(45)に配置され、規定電圧(V1)が印加されたとき、前記補助接点電流路(45)を通る規定電流を得る負荷要素(54)を備える、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  12. 前記スイッチング要素(50)は、電子スイッチング要素であり、特にトランジスタである、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  13. 前記電気機械式スイッチ(40)を備える、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の安全開閉装置。
  14. 請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の安全開閉装置と、別個に配置されて前記電気機械式スイッチ(40)を有する開閉装置(60)とからなる安全開閉システム。
  15. 確実に安全に技術的設備(10)をオンオフする安全開閉装置(1)のフェールセーフ制御評価ユニット(28)の操作方法であって、
    (a)前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)の入力部(34)で入力信号を受信する工程と、
    (b)前記入力信号に応じて、前記技術的設備(10)をオンオフする出力信号(A)を出力信号時刻(t1、t2)に生成するために前記入力信号を処理する工程と、
    (c)前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)の第1出力部(36)から前記出力信号(A)を、前記技術的設備(10)の負荷回路(49)を切り替える動作接点(42)と、規定電圧(V1)が印加されることによって前記動作接点(42)の開閉位置を確認するための電流を伝えるのに使用できる、補助接点電流路(45)における強制ガイド補助接点(44)とを有する電気機械式スイッチ(40)に送信する工程と、
    (d)前記出力信号時刻(t1、t2)に対して時間差(△t3、△t4)を有する開閉信号時刻(t3、t4)に開閉信号(S)を生成する工程と、
    (e)前記フェールセーフ制御評価ユニット(28)の第2出力(52)から前記開閉信号(S)を、前記補助接点電流路(45)に配置され、前記開閉信号(S)を受信すると前記補助接点電流路(45)を通る前記電流を切り替えるよう構成されているスイッチング要素(50)に送信する工程と、
    を含むフェールセーフ制御評価ユニットの操作方法。
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