JP2015519528A - バルブのための油圧機構 - Google Patents
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Abstract
Description
ボアは、第二のピストン部材が第二の室と相対的に第二のボア内において縦方向に移動可能なように、第二のピストン部材を受け入れるように構成される。第二のピストン部材は、第二のピストン部材の上部、および第二のボアを画定する一以上の内面が、第二の内部容積を少なくとも部分的に画定するように、第二のボアを画定する一以上の内面に密封的に係合する。導管部が、第一の内部容積と第二の内部容積とが流体連絡するように第一の室から第二の室に延伸する。油圧流体が第一の内部容積、導管部および第二の内部容積内に配置され、これにより第一の室と相対的な第一のピストン部材の下向きの移動によって、油圧流体が第二のピストン部材の上部に圧力を与えて、第二のピストン部材を下向きに動かす。
テム12は第一の端部14および第二の端部16を有し、縦方向軸18に沿って延伸し、そして縦方向軸18に沿って動くように構成される。バルブアセンブリ10は、バルブステム12の第一の端部14に連結された第一のピストン部材20をさらに含む。第一のピストン部材20は、第一の領域A1を画定する外周囲22を有する。バルブアセンブリ10は、加えて、圧縮部材24を含み、これは、圧縮部材24に連結されたダイヤフラム26および第二のピストン部材28に係合するように構成されている。第二のピストン部材28は、第二の領域A2を画定する外周囲30を有する。図2Aおよび図2Bを参照するように、バルブアセンブリ10は、加えて、一以上の内面36によって画定された第一のボア34を有する第一の室32を含む。第一のボア34は、第一のピストン部材20が第一の室32と相対的に第一のボア34内において縦方向に移動可能なように、第一のピストン部材20を受け入れるように構成される。第一のピストン部材20は、第一のピストン部材20の底部38、および第一のボア34を画定する一以上の内面36が、第一の内部容積40を少なくとも部分的に画定するように、第一のボア34を画定する一以上の内面36に密封的に係合する。
定できる中空内部72を有することができる。例えば、ボンネット58は、内部72が円筒形内壁74によって画定されるように、縦方向軸18の周りに対称的にまたは略対称的に形成できる。このような構成では、ボンネット58は、円筒形内壁74によって部分的に画定された中空内部72に開放された第一の端部68を持つ、シリンダの概略の形状を有する。ボンネット58は、第二の端部70に隣接した上部76を有することができる。上部76は、バルブステム12を摺動自在に受け入れるように構成されたステム開口部78を含むことができる。それ故に、ステム開口部78は、バルブステム12の断面形状に略対応する形状を有することができる。例えば、ステム開口部78は、円形断面形状を有するバルブステム12を受け入れるような円形状を有することができる。ステム開口部78は、図1Aに図示するように、上壁部80または上壁部80から上向きに突出するステム突出部82に形成できる。加えて、Oリングなどのシール(図示せず)を、ステム開口部78にまたはそこに隣接して配置し、ステム12を密封係合して、破片がステム開口部78を通じてボンネット58の内部78に入ることを防ぐことができる。
る。外周囲22は、縦方向軸18に沿う方向から見たときに、第一のピストン部材20の外縁によって画定できる。外周囲22は、任意の適切な形状を有することができる。一実施形態では、第一のピストン部材20は、バルブステム12の第一の端部14に隣接して配置された上部108を有し、上部108と反対側に配置された底部38を備えた円盤の形状(すなわち、円筒形状)を有することができる。上部108および底部38の各々は、平面から成ることができる。あるいは、上部108および底部38の一つまたは両方は、輪郭に合わせてまたは部分的に輪郭に合わせて形成できる。側部110が、上部108と底部38との間を延伸できる。側部110は、円筒形または略円筒形状を有することができる。このような構成では、側部110と底部38との交点によって形成される円形縁が、第一のピストン部材20の外周囲22を形成できる。この例では、第一のピストン部材20の外周囲22によって画定される第一の領域A1は、π(R1)2であり得る。ここで、R1は、円形外周囲22の半径である。円形外周囲22の半径R1は、第一の室32の第一のボア34の円筒形内面36の半径よりも若干短くてもよい。
132の外面134が、ボンネット58の内壁74に隣接またはそれと接触できるように、ボンネット58に固定できる。第二の室42は、例えば、機械的締め付け、溶接または接着剤によってボンネット58に固定できる。第二の室42は、第一の室32と同じ材料または複数の材料から製造できる。
導管部52の縦方向軸は、縦方向軸18に沿って延伸できる。円筒形導管部52の縦方向軸は、縦方向軸18と同軸上に位置合わせしてもよい。第一の室32の第一の導管アパーチャ130、および第二の室32の第二の導管アパーチャ140が、側壁152の内面154を部分的に画定できる。このような構成では、導管部52の内部容積158が、第一の内部容積40および第二の内部容積50の各々と流体連絡することができる。それ故に、第一の内部容積40および第二の内部容積50の内部に配置された油圧流体54が、導管部52の内部容積158を通って第一の内部容積40と第二の内部容積50との間を移動することができる。
26は、流体がバルブ本体56の通路62を通り流れ、さもなければボンネット開口部66の中に入ることを防ぐシールとして作用する。第二のピストン部材28が、図1A、図1Bおよび図2Aに図示するような第一の位置(すなわち、バルブ閉鎖位置)にあるときには、ダイヤフラム26の先端176の頂点が、弁座64を画定するバルブ本体56の表面に密封的に係合する。これにより入口68に入る流体が、通路62に入り、最終的に出口60に流れることがダイヤフラム26によって防がれる。しかしながら、第二のピストン部材28が、図1Cおよび図2Bに図示するような第二の位置(すなわち、バルブ開放位置)にあるときには、ダイヤフラム26の先端176の頂点が、弁座64を画定するバルブ本体56の表面と縦方向にオフセットし、従って、入口68に入る流体は、通路62内を流れ、出口60に流れ続ける。
22を有し、第二のピストン部材28は、第二の領域A2を画定する外周囲30を有する。第二のピストン部材28の第二の領域A2は、好ましくは、第一のピストン部材20の第一の領域A1よりも大きい。このような構成では、バルブアクチュエータ84が、バルブアクチュエータ84が第一のピストン部材20を下向きに動かすときに、第一のピストン部材20に下向きの力を与える。この下向きの力が、第一の内部容積40内の油圧流体54に第一の圧力を生じさせる。この圧力は、第一の領域A1によって分け与えられるアクチュエータの下向きの力とほぼ等しい。当業者は、第一のピストン部材20の下向きの移動によって生じる圧力が、第二のピストン部材28にも作用し、従って、第二のピストン部材28に作用する下向きの力が、第二の領域A2と第一の領域A1との比率に比例することを理解するであろう。つまり、第二の領域A2が第一の領域A1の2倍の大きさである場合には、第二のピストン部材28に作用する力は、第一のピストン部材20によって与えられる力(転じて、バルブアクチュエータ84の下向きの力によって与えられる力)の2倍となる。第二の領域A2と第一の領域A1との比率は、任意の適切な値を有することができる。例えば、第二の領域A2と第一の領域A1との比率は、1.5〜10でもよい(すなわち、第二の領域A2は、第一の領域A1よりも1.5〜10倍大きくてもよい)。それ故に、そのような油圧システムは、ダイヤフラム26と弁座64との間の結合力を増大する、力を増加するものとして作用する。
Claims (20)
- 縦方向軸に沿って延伸する第一の端部および第二の端部を有し、前記縦方向軸に沿って動くように構成されたバルブステムと、
前記バルブステムの前記第一の端部に連結されており、第一の領域を画定する外周囲を有する第一のピストン部材と、
ダイヤフラムに係合するように構成された圧縮部材と、
前記圧縮部材に連結されており、第二の領域を画定する外周囲を有する第二のピストン部材と、
一以上の内面によって画定された第一のボアを有する第一の室であって、前記第一のピストン部材が前記第一の室と相対的に前記第一のボア内において縦方向に移動可能なように、前記第一のボアが前記第一のピストン部材を受け入れるように構成されており、前記第一のピストン部材の底部、および前記第一のボアを画定する前記一以上の内面が、第一の内部容積を少なくとも部分的に画定するように、前記第一のピストン部材が前記第一のボアを画定する前記一以上の内面に密封的に係合する、第一の室と、
一以上の内面によって画定された第二のボアを有する第二の室であって、前記第二のピストン部材が前記第二の室と相対的に前記第二のボア内において縦方向に移動可能なように、前記第二のボアが前記第二のピストン部材を受け入れるように構成されており、前記第二のピストン部材の上部、および前記第二のボアを画定する前記一以上の内面が第二の内部容積を少なくとも部分的に画定するように、前記第二のピストン部材が前記第二のボアを画定する前記一以上の内面に密封的に係合する、第二の室と、
前記第一の内部容積と前記第二の内部容積とが流体連絡するように、前記第一の室および前記第二の室から延伸する導管部と、
前記第一の内部容積、前記導管部および前記第二の内部容積内に配置された油圧流体であって、これにより前記第一の室と相対的な前記第一のピストン部材の下向きの移動によって、前記油圧流体の一部分が前記第二のピストン部材の前記上部に圧力を与えて、前記第二のピストン部材を下向きに動かす、油圧流体と
を備えた、バルブアセンブリ。 - 前記第二のピストン部材の前記第二の領域が、前記第一のピストン部材の前記第一の領域よりも大きい、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第二の領域が前記第一の領域よりも1.5〜10倍大きい、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 弾性部材が前記圧縮部材を前記第一のピストン部材の方に付勢し、これにより前記第一のピストン部材が前記第一の室と相対的に上向きに動かされたときに、前記第二のピストン部材が前記第一のピストン部材の方に動かされて、前記第一のピストン部材の前記底部と前記油圧流体との接触を維持する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第二のピストン部材が前記圧縮部材の上部に連結し、前記圧縮部材の底部が前記ダイヤフラムに係合するように構成された、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第一の室、前記第二の室、前記第一のピストン部材、および前記第二のピストン部材の各々が、円形断面形状を有する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第一の室、前記第二の室、前記第一のピストン部材、前記第二のピストン部材、お
よび前記バルブステムの各々が、前記縦方向軸と同軸上に位置合わせされた、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。 - 前記導管部が、前記第一の室の底部と前記第二の室の上部との間に配置された、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 第一のOリングが、前記第一のピストン部材の周囲に配置され、前記第一の室の前記ボアを画定する前記一以上の内面に密封的に係合し、第二のOリングが、前記第二のピストン部材の周囲に配置され、前記第二の室の前記ボアを画定する前記一以上の内面に密封的に係合する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第一のボアが前記縦方向軸に沿って延伸し、前記第二のボアが前記縦方向軸に沿って延伸する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- バルブステムの第一の端部に連結されており、第一の室の第一のボア内に移動可能に配置され、第一の領域を画定する外周囲を有する第一のピストン部材と、
バルブ閉鎖要素に連結されており、第二の室の第二のボア内に移動可能に配置され、第二の領域を画定する外周囲を有する第二のピストン部材と
を備えており、
前記第一の室と相対的な前記第一のピストン部材の縦方向の移動によって、前記第二のピストン部材が縦方向に動き、前記バルブ閉鎖要素が弁座に密封的に係合して、バルブ入口からバルブ出口への流れを防ぐように、前記第一の室の密封された容積内に配置された油圧流体が前記第二のピストン部材に作用し、
前記第二の領域が前記第一の領域よりも大きく、これにより前記第二のピストン部材によって与えられた下向きの力が、前記第一のピストン部材によって与えられた下向きの力よりも大きい、バルブアセンブリ。 - 前記第一のピストン部材が、前記第一のボアを画定する前記第一の室の内面に密封的に係合し、前記第二のピストン部材が、前記第二のボアを画定する前記第二の室の内面に密封的に係合する、請求項11に記載のバルブアセンブリ。
- 前記バルブステムの第二の端部がバルブアクチュエータに連結された、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第一の室、前記第二の室、前記第一のピストン部材、および前記第二のピストン部材の各々が、円形断面形状を有する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第一の室、前記第二の室、前記第一のピストン部材、および前記第二のピストン部材の各々が、縦方向軸と同軸上に位置合わせされた、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第一の室の前記密封された容積が前記第二の室の密封された容積と流体連絡するように、導管部が前記第一の室と前記第二の室とに連結し、前記第二の室の前記密封された容積内の前記油圧流体が、前記第二のピストン部材を縦方向に動かすように前記第二のピストン部材に作用する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第二のピストン部材が、前記バルブ閉鎖部材として作用するダイヤフラムに連結された、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記第二のピストン部材が圧縮部材の上部に連結し、前記圧縮部材の底部が前記ダイヤフラムに係合する、前記請求項のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
- 制御バルブを閉鎖する方法であって、
バルブステムを下向きに動かすことと、
前記バルブステムの前記下向きの移動によって、前記バルブステムに連結された第一のピストン部材を下向きに動かすことと、
前記第一のピストン部材の前記下向きの移動によって油圧流体に圧力を加えることと、これにより前記油圧流体が前記圧力を第二のピストン部材に伝達して前記第二のピストン部材を下向きに動かし、前記第二のピストン部材が前記第一のピストン部材よりも大きい領域を有し、これにより前記第二のピストン部材にかかる下向きの力が、前記第一のピストン部材に作用する下向きの力よりも大きいことと、
前記第二のピストン部材に連結されたバルブ閉鎖部材を下向きに動かすことによって、前記バルブ閉鎖部材を弁座に密封的に係合することと
を含む、方法。 - 前記バルブステムに連結されたダイヤフラムに流体によって力を加えることによって、前記バルブステムを下向きに動かすことをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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