JP2015516628A - 挿入可能な医療器具の特徴情報を提供する標識 - Google Patents

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Abstract

システムであって、該システムによって、挿入可能な医療器具に関連するリソース情報を、そのリソース情報のソースによって識別でき、施術者、介護者、又は患者によってアクセスされるようにする、システムが開示される。具体的にはリソース情報キーが、医療器具上の又は医療器具に近接する、所定のキー位置に備えられ、該キーはリソース情報のソースを表示する。それ故、一例示的実施形態では、患者に対して、血管内アクセスを確立する、挿入可能な医療器具(末梢挿入中心静脈カテーテル(「PICC」)など)が開示され、該医療器具は、内側部分と、ユーザが、該医療器具に関連するリソース情報を入手できるウェブサイトを表示するリソース情報キーを備えた、患者に対して外側にある部分と、を含む。他の実施形態では、クイックレスポンス(「QR」)コードとして、及びエタノールに対する医療器具の適合性を表示する様々なマークとして、標識が提供される。

Description

(関連出願の相互参照)
[01]
本出願は、2012年3月23日に出願された、表題が「Indicia Informative of Ethanol Locking Capability in a Catheter」である、米国特許仮出願第61/614,939号の利益を主張するものであり、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。
[02]
一般的に、医療器具(患者の体内に挿入するように構成されたものを含む)の製造者は、それぞれの器具が、該器具が正しい位置にあること、及び正しく使用されていることを確認することを意図した、印刷物及び他の資料からなる網羅的な集合物を伴っていることを確実にするために、注力している。このような器具の例としては、末梢挿入中心静脈カテーテル(「PICC」)、透析用カテーテル、末梢カテーテル、中心静脈カテーテル(「CVC」)、アクセスポート、及び患者に対して血管アクセスを提供するように設計された他の器具などが挙げられる。
[03]
しかしながら、上述した努力にも関わらず、器具を適切に用いるために、特定の医療器具に関する更なる情報が所望されたり、又は必要とされたりする状況が発生する場合がある。例えば、医療器具の付属資料は、置き違えたり、紛失したりする場合があり、また、器具が製造され、流通した後に更なる情報が公開される場合もある。このような情報は、患者内に医療器具を配置する施術者によって必要とされる場合があり、又は、器具の挿入後に患者若しくは介護者によって必要とされる場合もある。これらの、又は他の場合では、施術者、患者、又は介護者が、器具に関連する必要な情報を容易に入手することが困難な場合がある。
[04]
それ故、上述の議論に照らすと、挿入可能な医療器具に対し、医療器具の情報の利用可能性に関連する、上に特定した課題を克服する解決法に対して需要が存在する。
[05]
本発明の実施形態は、当該技術分野における上述の、又は他の需要に応じて、開発されたものである。端的に概略を述べると、これらの実施形態は、システムであって、該システムによって、挿入可能な医療器具(血管内カテーテルなど)に関連するリソース情報を、そのリソース情報のソースによって識別でき、施術者、介護者、又は患者によってアクセスされるようにする、システムに関する。具体的には、リソース情報キーが、医療器具上の又は医療器具に近接する、所定のキー位置に備えられ、該キーは、リソース情報のソースを表示する。
[06]
それ故、一例示的実施形態では、患者に対して、血管内アクセスを確立する、挿入可能な医療器具(末梢挿入中心静脈カテーテル(「PICC」)など)が開示され、該医療器具は、患者の血管内へと挿入されるように構成された内側部分と、患者に対して外側にある部分と、を含む。PICCの外側部分は、所定のキー位置に位置づけられるリソース情報キーを備える。リソース情報キーは、ユーザが、医療器具に関連するリソース情報を入手できるウェブサイトを表示する。
[07]
他の実施形態では、挿入可能な医療器具は、2次元コード(クイックレスポンス(「QR」)コードなど)を備え、該2次元コードは、電子的に読み取り可能であって、ユーザ又は他の人物に、該医療器具の特徴又は他の側面に関する情報を提供するようになっている。更なる他の実施形態では、エタノール及び他のアルコール系流体に対する該医療器具の適合性などの、該医療器具の具体的な特徴を、ユーザに対して表示するための、様々な標識が開示される。
[08]
本発明の実施形態のこれらの及び他の特徴は、次の説明及び添付の「特許請求の範囲」からより詳細に明らかになるであろうし、以下に述べるような本発明の実施によって、知ることができるであろう。
[09]
本発明の上述の及び他の利点及び特徴を更に明らかにするため、添付の図面に示された本発明の具体的な実施形態を参照することによって、本発明のより具体的な説明を行う。これらの図面は本発明の典型的な実施形態のみを示すものであるため、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではないことが、理解される。以下の添付図面を使用することで、本発明について、更に具体的かつ詳細な記述及び説明を行う。
[010] 患者の腕に部分的に挿入された末梢挿入中心静脈カテーテル(「PICC」)の上面図であり、本発明の一実施形態に係る、本発明の利益を得る挿入可能な医療器具の一例を示す。 [011] 一実施形態に係るリソース情報キーを備える、患者内に挿入する前の、図1のPICCの斜視図である。 [012] 図2のPICCの一部の近接上面図であり、リソース情報キーの更なる詳細を示す。 [013] 図2のPICCのコネクタ部の上面図であり、一実施形態に係るリソース情報キー位置を示す。 [014] 図2のPICCのクランプ部の上面図であり、一実施形態に係るリソース情報キー位置を示す。 [015] 図2のPICCの分岐ハブ部の上面図であり、一実施形態に係るリソース情報キー位置を示す。 [016] 図2のPICCのカテーテル部の上面図であり、一実施形態に係るリソース情報キー位置を示す。 [017] 一実施形態に係るリソース情報キー位置を有する吊り下げタグを備える、図2のPICCの一部の上面図である。 [018] 一実施形態に係る、複数のリソース情報キー位置を有する安定化装置に連結されたPICCの斜視図である。 [019] 本発明の一実施形態に係る、複数のリソース情報キー位置を有する包帯剤を伴う、PICC及び安定化装置の上面図である。 [020] デュアルセプタムのインプラント可能なアクセスポートの斜視図であり、本発明の一実施形態に係る、本発明の利益を得るインプラント可能な医療器具の例を示す。 [021] 本発明の一実施形態に係る、反転した放射線不透過性リソース情報キーを備える、図11のデュアルセプタムのインプラント可能なアクセスポートの底面図である。 [022] 一実施形態に係る、符号化された標識を備えるカテーテル組立体の斜視図である。 [023] 一実施形態に係る、符号化された標識としてのサンプルのQRコード(登録商標)を示す。 [024] 図13Aのカテーテル組立体の分岐部の上面図であり、符号化された標識を示す。 [025] 一実施形態に係る、符号化された標識を備えるアクセスポートの斜視図である。 [026] 一実施形態に係る、符号化された標識を備えるアクセスポートの上面図であり、該標識は、アクセスポートのセプタムに備えられている。 [027] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [028] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [029] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [030] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [031] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [032] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [033] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [034] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [035] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [036] 一実施形態に係る、特定の標識を備えるカテーテル組立体の一部の斜視図である。 [037] 一実施形態に係る、標識として機能できる様々な記号を示す。 [038] 一実施形態に係る、インプラント可能なポートに使用し、特定の標識を備える、放射線不透過性挿入体の底面図である。
[039]
次に、同様の構成には、同様の参照表記を付した、図面を参照する。図面は、本発明の例示的な実施形態の、図形的かつ概略的な表現であり、本発明を限定するものではなく、必ずしも一定の縮尺で描かれないことが理解される。
I.リソース情報キー
[040]
図1〜10は、本発明の実施形態の様々な特徴を示す。概して、本発明は、システムであって、該システムによって、挿入可能な医療器具(血管内カテーテル器具など)に関連するリソース情報を、識別でき、施術者、介護者、又は患者によってアクセスされるようにする、システムに関する。
[041]
まず図1を参照する。図1は、患者の体12内へ挿入するように構成されている、医療器具(全般的に、10で表記される)を示す。具体的には、図1で示される医療器具10は、デュアルルーメンの末梢挿入中心静脈カテーテル(「PICC」)であり、患者の体12の腕に挿入されている状態で示されている。また、図1には、リソース情報キー位置(全般的に、50で示される)も示され、該リソース情報キー位置については以下により詳細に説明する。
[042]
なお、添付の図面では、PICC器具を示しているが、少なくとも部分的に患者内へ挿入される他の医療器具も、本明細書に記載される本発明の原理の利益を得ることができることに、留意されたい。このような器具の例としては、透析用カテーテル、末梢カテーテル、カニューレ、輸液セット、及び患者に対して、血管内アクセスを可能とするように設計される他の器具が挙げられる。更なる他の実施形態では、完全にインプラント可能な器具(皮下アクセスポートなど)に、本発明の実施形態を用いてもよい。このように、本発明の範囲は、本明細書において明示的に示され、かつ説明される医療器具に限定するように解釈してはならない。
[043]
次に図2を参照する。図2は、患者内に配置する前の、図1に示されるPICC(20で示されている)の更なる詳細を示す。図2と図1との比較から、PICC 20が、患者の血管構造の中へ挿入される内側部分20Aと、PICCの使用中、患者の体の外側に残る、外側部分20Bと、を含むことが明らかである。本発明の実施形態は、他の挿入可能な医療器具に適用可能であるため、挿入可能な医療器具の具体的な設計に従って、他の器具の内側部分及び外側部分は様々となるであろう。図示されているように、一般に、PICC 20は、カテーテル22と、延長脚部組立体24と、該カテーテルと該延長脚部組立体とを、操作可能に相互連結する分岐ハブ26と、を備える。
[044]
更に詳細には、延長脚部組立体24は、カテーテル22及び分岐ハブ26を介して、患者の血管構造への流体の注入、又は患者の血管構造からの流体の吸引を可能にするように構成されている。延長脚部組立体24は、それぞれ、第1の延長管40及び第2の延長管42に接続される、第1のコネクタ30及び第2のコネクタ32を備える。第1のクランプ44が、第1の延長管40上に備えられ、第2のクランプ46が、第2の延長管42上に備えられている。なお、PICC 20には、より多くの又はより少ない数の延長管が備えられていてもよいことに留意すべきである。
[045]
一実施形態に従うと、PICC 20にはキーが提供され、患者、施術者、介護者などが、PICCに関連する更なる情報にアクセスすることが可能とされる。具体的には、リソース情報キー位置(「RIKL」)(全般的に、50で示される)が、PICC 20に提供される。RIKL 50は、リソース情報キー52が位置している、PICC 20上のある領域を画定する。説明されるように、リソース情報キー52は、PICC 20に関する更なる情報にアクセスできるソースに従って、データを人に提供する。リソース情報キー52自身が情報を提供するのではなく、代わりに、リソース情報キー52は、「鍵」として機能し、更なるPICC関連情報の位置を特定することを可能にしている。
[046]
リソース情報キー52の内容物は、医療器具に関する更なる情報が発見できるソースを、ユーザに視覚的に伝達することができる、任意の文字数字式の内容物、印刷された内容物、図形的な内容物、又は、他の視覚的な標識であってもよい。このように、文字、数字、図形、又は他の記号などを単独で又は組み合わせて使用して、リソース情報キー52を形成してもよい。更なる他の実施形態では、キーは視覚的にではなく、触覚的に識別されてもよい。
[047]
例えば、図3に更に詳細に示すように、一実施形態におけるリソース情報キー52は、ウェブサイトの統一資源位置指定子(「URL」)(www.powerpicc.com)として実装され、このURLにおいて、ユーザは、インターネットを介して、PICC 20に関連する構造、使用、注意事項、又は他の側面に関する更なる情報を与える、様々なウェブページにアクセスできる。特に、PICC 20に元々付随していた印刷資料を置き違えたか、若しくは紛失した場合、又は、PICCに関して新しい情報が利用可能となったときには、このような情報はユーザにとって利益をもたらすことができ、又は、患者の安全を確保するために重要である場合がある。
[048]
上述の議論に照らすと、本発明の実施形態に従い、リソース情報キー52は、特にユーザにインターネット上のリソースを指し示すことに関して、複数の形態のうちのいずれかを採用することができることが、理解される。このように、リソース情報キーの例としては、ウェブアドレス、URL、URI、IPアドレスなどが挙げられ、これらはユーザに、更なる情報を発見できる、インターネット上の位置を指示する。もちろん、リソース情報キー52の内容物は、該リソース情報キー52を見出すことができる器具に従って、様々であってもよい。
[049]
図2及び3に示すように、リソース情報キー52は、RIKL 50に備えられ、該RIKL 50は、第2の延長管42の一部に配設されている。一般的に、RIKL 50は、ユーザにとって容易に視認できるように選択される。また、RIKL 50は、過度に努力しなくても読み取れるように、リソース情報キー52に対して十分大きいサイズであるべきである。一般的に、キーを容易に視認できるようにするためには、医療器具の外側部分上の、近位側に配設された位置が有利である。しかしながら、以下に述べる付加的な例示的実施形態で示されるように、キーは、医療器具の様々な位置に、配置されてもよい。リソース情報キー52は、エッチング、エンボス加工、ラベル、インク又は他の印刷などの様々な方法で、RIKL 50上に画定することができる。
[050]
言及したように、図1〜3に示される実施形態では、リソース情報キー52は、第2の延長管42上に位置しているが、他の実施形態では、リソース位置キーは、PICC又は他の挿入可能な医療器具の、他のリソース情報キー位置に位置づけられてもよい。図4〜8は、このようなリソース情報キーの代替的な配置位置の様々な例を与える。例えば、図4では、RIKL 50は、延長脚部組立体24の第1のコネクタ30上に配設され、一方で、図5は、第1のクランプ44に固定されたキャップ56上に配設されたRIKLを示す。
[051]
図6では、RIKL 50は、分岐ハブ26の軸部に配設されている。あるいは、RIKLは、分岐ハブ26の本体から延在する2つの縫合ウイング部60の一方又は両方に配設されてもよい。図7では、RIKL 50は、患者内に挿入されていない、カテーテル22の近位部22Aに配設されている。図8では、吊り下げタグ80又は他の取り付け可能な構成要素がPICC 20に対して付加され、該吊り下げタグ又は該構成要素上にRIKL 50が含まれる。
[052]
図1〜8に示す実施形態は、PICC 20自体の一部に配設されたRIKL 50を示す。しかしながら、RIKLは、PICC 20又は他の挿入可能な医療器具の一部ではないが、PICC 20又は他の挿入可能な医療器具と典型的に併せて使用される構成要素に位置づけられてもよい。例えば、図9では、STATLOCK(登録商標)との商標で販売されているカテーテル安定化装置が90の符号で示されており、この安定化装置は、患者の血管構造の中へ挿入した後に、正しい位置にPICC 20を固定するのを補助するために一般的に使われている。この安定化装置90は、PICC 20の分岐ハブ26を保持するために、ベース部92及び保持組立体94を備える。保持組立体94は、選択的に閉鎖可能な蓋96を備える。図9は、更に2つのRIKL 50を配置し得る場所を示している。すなわち、器具のベース部92の一部、及び蓋96の一方又は両方である。もちろん、RIKL 50を位置づけるために、安定化装置90の他の場所を用いてもよい。
[053]
図10は、粘着性の包帯剤100を示しており、該粘着性の包帯剤は、衛生状態を向上させるよう、PICC 20及び安定化装置90の一部を被覆するために、一般的に使用されているものである。ここで、包帯剤100は、リソース情報キーを配置し得る位置の更なる他の例として、2つのRIKL 50を含んでいる。所望であれば、上に述べた例に加えて、様々な挿入可能な医療器具(アクセスポートなどの、患者の体内に完全にインプラントされる器具を含む)に、多くの他のキー位置を案出することができるであろうことが、理解される。それ故、本発明は、本明細書において明示的に示され、かつ説明されるもののみに限定されるべきではない。
[054]
図11及び12は、更なる他の例示的実施形態で用いる本発明を示す。具体的には、図11及び12は、患者の体内へ皮下インプラントするように構成された、デュアルセプタムのアクセスポート110を示す。アクセスポート110は、第1のリザーバを覆う第1のセプタム112と、第2のリザーバを覆う第2のセプタム114と、を備える。これらのリザーバは、本体116によって画定される。リソース情報キー52は、アクセスポートの本体116の底面118上の、所定のリソース情報キー位置50に配設される。
[055]
図12のキー52である、「www.bardpp.com」は、底面118に、反転した構成で、又は、鏡像としての構成で位置づけられている。更に、キー52を画定するのに使用される材料は、放射線不透過性材料を含み、インプラントしたアクセスポート110の放射線画像、又はX線画像が撮影されるときに、キー52が視認できるようにされる。この場合、反転させたキー52は、X線画像を見たときに、反転していない向きで現れ、インプラントしたアクセスポートの方向を容易に確かめることを可能とする。もちろん、このキーは、(反転させた又は反転させていない)様々な構成で、かつ様々なアクセスポートの位置に、位置づけられてもよい。
[056]
また、所望であれば、キー52の内容物は、種類、サイズ、製造者などの観点から、アクセスポート110を識別するように機能させてもよい。加えて、キー52は、先の実施形態のように、観察者が、アクセスポート110に関する更なる情報にアクセスしに行くことができるソースを提供する。なお、ここでは、デュアルセプタム式のアクセスポートと関連させて示したが、シングルセプタム式、又は他の構成のアクセスポート、並びに他の種類のインプラント可能な医療器具もまた、本実施形態について、本明細書に記載した原理の利益を得ることができることに、留意されたい。
II.符号化された、エタノールに関連する標識
[057]
次に図13A〜14を参照し、一実施形態に係る医療器具のための、標識の識別の詳細について説明する。図示されているように、図13Aは、概ね、遠位部120Aと、近位部120Bと、を含む医療器具(すなわち、カテーテル120)を示す。詳細には、カテーテル120は、1つ以上のルーメンを画定するカテーテル管222を備える。カテーテル管222は、2つのルーメンを画定しているが、ルーメンの数は様々であってもよい。カテーテル120の2本の延長脚部224のそれぞれは、カテーテル管222のルーメンのそれぞれと流体連通している。分岐部226は、カテーテル管222のルーメンを延長脚部224に流体連通している。ルアーコネクタ228は、延長脚部224の近位端に配設されている。また、クランプ230が、延長脚部224に配設されており、延長脚部224の選択的な閉塞が可能となっている。
[058]
本実施形態によると、符号化された標識240は、ここで図示されている医療器具(すなわち、カテーテル120)に備えられている。符号化された標識240は、カテーテル120、又はカテーテル120が関連付けられている他の医療器具の特徴、特性、及び/又は品質に関連する情報を提供するように構成されている。例えば、符号化された標識240を利用して、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、インターネット接続装置などに見出されるもののような、好適なインターネットブラウザ又はウェブブラウザを用いて、インターネットウェブページ又はオンラインリソースにアクセスできるようにし、ユーザが、カテーテル120に関する更なる情報を入手することを可能にしてもよい。
[059]
符号化された標識240が、ユーザに指示してもよいリソースの例としては、医療器具に関する更なる詳細及び/又は説明を与えるインターネットウェブページ、視覚情報及び/又はマルチメディア情報(医療器具の使用法を説明するかつ又は実演する動画など)、医療器具の挿入、除去、及び使用方法をユーザに指示する説明用ウェブサイト、医療器具に関する識別情報(種類、サイズ、製造者など)、製造者又は公的機関若しくは規制機関によって公表された警告又は公式情報、直近に公表された又は公開された医療器具に関する情報などが挙げられる。これらの及び他のリソース及び情報が、符号化された標識240が、ユーザに対して指示する対象となってもよい。
[060]
本実施形態では、符号化された標識240は、クイックレスポンス(「QR」)コード242などの、2次元の符号化された記号として実装される。具体的には、図13A及び14に示すように、QRコード(登録商標)242は、2次元マトリックス式のバーコードであり、カテーテル120の近位部120Bの一部である、分岐部226の上面部分に備えられている。図13Bに、QRコード242の比較的大きな図が示されている。なお、QRコード242は、図13Aに図示されている位置に加えて、図13Aに示される構成要素のいずれかの配置などの、カテーテル120の好適な位置に備えられていてもよい。QRコード242は、印刷、粘着性ステッカー、エッチング、彫刻、インサート成形などの、任意の許容可能な製法を使用して、カテーテル120に付加されてもよい。加えて、QRコード242は、好適な医療器具に、放射線不透過性となるように備えられてもよく、X線撮像技術を介して、該医療器具の識別を可能にしてもよい。また、当業者には理解されるように、QRコードに加えて、他の2次元の符号化された記号が、医療器具に備えられて、符号化された標識として機能してもよい。同様に、QRコードのサイズ及び具体的な構成は、本明細書に示されるものから変化してもよい。
[061]
QRコード242は、電子的に走査可能(本明細書では、機械読み取り可能、又は光学的に走査可能とも言う)となるように符号化され、QRコードを走査し、解釈するように構成された装置が、QRコードを視覚的に読み取ることができ、ユーザに提示するために該QRコードに関連付けられたリソース又は情報にアクセスできるようにされてもよい。このような装置の一例は、QRコード242の写真を撮ることができるカメラ、又はQRコード242を(光走査などを介して)電子的に走査できる他の手段を備えた、スマートフォンであり、該スマートフォンのディスプレイなどに、ユーザに対してリソース又は情報を提示する前に、該QRコードが関連付けられたリソース又は情報を引き出すように、インターネット又は他のポータルへアクセスする。一般に、スマートフォン及び他の電子機器は、QRコード及び他の走査可能な符号の、撮像及び解釈が可能な適切なソフトウェア又はアプリケーションを含み、又は含むように改変することができる。他の実施形態では、携帯コンピュータ又は専用のコンピューティング装置を使用して、QRコードと関連付けられたリソース又は情報のスキャン、解釈、及びアクセスを行うことができる。
[062]
上述したものの一例として、図13Aに示されているような符号化された標識240を備えるカテーテル120を、血管アクセスを確立するために、患者内へ挿入することができる。カテーテル120の挿入の前又は後に、ユーザは、適切なソフトウェア又はアプリケーションを含む、スマートフォン又は他の好適な走査装置を用いて、QRコード242を、電子的に走査できる。一旦QRコード242が走査されると、ソフトウェア/アプリケーションは、そのコードを統一資源位置指定子(「URL」)へと変換することができ、スマートフォン上のウェブブラウザにウェブサイト又は他のインターネット上の位置にアクセスするように指示し、そのQRコードに関連付けられたリソース及び/又は情報を引き出す。例えば、リソース/情報は、カテーテル120をフラッシュするための説明を含んでもよい。リソース及び/又は情報は、スマートフォンのディスプレイ上に表示され、ユーザによる情報の読み取り及び使用が可能となる。
[063]
言及したように、様々な他の種類の装置を用いて、ユーザに対して、QRコードに関連する情報のスキャン、解釈、提示を行ってもよい。また、インターネット又は他のソースを介して情報に遠隔アクセスすることに加えて、QRコードと関連付けられた情報を入手するための他の手段を用いてもよく、例えば、スマートフォン自体又は他の走査装置自体のローカルに位置する情報にアクセスすることなどが挙げられる。
[064]
図15及び16は、他の実施形態によるQRコード242の配置を示す。図15には、本体262と、取り付け済みのセプタム264と、を備える、アクセスポート260が示されている。ステム266が、ポート本体262から延在している。この実施形態では、QRコード242はポート本体262の側面に位置して示されており、この位置でQRコード242は、アクセスポート260が患者の体内に配置される前に、対応する情報にアクセスするために、走査されてもよい。図16では、QRコード242は、セプタム264上に位置づけられている。一実施形態では、図16のQRコード242は、放射線不透過性となるように構成され、ポートが患者の体内に皮下インプラントされた後、QRコード242を介して、アクセスポート260の識別が可能となるようにされてもよい。それ故、QRコードを使用することにより、様々な医療器具のうちのいずれかに関する更なるリソース/情報の入手が容易になることが想定されていることが、理解される。
[065]
次に、他の実施形態に係る医療器具を説明する、図17を参照する。具体的には、図17は、2つのルーメンを画定する細長いカテーテル管322を備えるカテーテル320を示しているが、他のルーメンの構成も可能である。カテーテル管322の近位端は、分岐部326に操作可能に取り付けられる。分岐部326の近位端は、2つの延長脚部324に操作可能に取り付けられている。各延長脚部324は、各延長脚部と、対応するカテーテル管322のルーメンとの間に、流体経路が画定されるように、ルーメンを画定する。カテーテルの設計に従って、より多くの又はより少ない数の延長脚部が備えられていてもよい。それぞれの延長脚部324は、対応するルアーコネクタ328を備える。また、任意選択で、クランプ330も、それぞれの延長脚部324に備えられる。
[066]
本実施形態によると、様々な標識が、カテーテル組立体又は他の医療器具に、観察者、所定の特徴、品質、特性、又はカテーテル組立体の他の側面に対して、備えられる。以下に説明する実施形態では、所定の特徴には、カテーテルの、エタノールなどのアルコール系溶液に対する適合性が含まれ、例えば、該適合性は、カテーテルを「ロック」(本明細書では、「エタノールロック」とも言う)し、カテーテル先端での、又は先端付近での凝固、シースの形成、及び/又は閉塞を防止するように、エタノールを、ある時間にわたってカテーテル又は延長脚部ルーメン内に配置する能力である。また、エタノールを使用して、カテーテルルーメンの(複数の)ルーメンをロックすることは、カテーテルの感染予防及び施術のためにも有用である。本明細書では、「エタノール適合性」及び「エタノールロック」は共に、カテーテル/器具を容認できないほどに劣化させることなく、エタノール(又は、一実施形態では、他のアルコール系流体)とのそのような接触の影響に耐える、カテーテル又は他の医療器具の能力を表示するために使用される。エタノール適合性を表示することに加え、以下に説明する標識は、カテーテル又は医療器具の他の特徴、品質、又は特性を表示してもよい。それ故、次の記述はどのような形であれ、限定であると解釈してはならない。
[067]
上述した内容に照らして、図17は、カテーテル10のエタノール適合性(液体エタノールを含有する溶液を用いてロックするための、カテーテルの能力など)を表示するための、一実施形態に係る、エタノールロック標識(「標識(indicium)」又は「複数の標識(indicia)」)340を示す。図示されているように、本実施形態の標識340は、延長脚部324のクランプ330上に備えられる文字数字式マーク342Bと組み合わせて、カテーテル320の分岐部326に適用される表示色342Aとして実装される、
[068]
更に詳細に述べると、分岐部の表示色342Aは、本実施形態では、観察者に対して、カテーテル組立体が、エタノールを用いてロック可能であることを表示する。全てのカテーテル組立体が、エタノールの存在に、好適であるか、又は好適に耐えることができるわけではないため、このような表示は重要である。本実施形態では、分岐部326に配設された表示色342Aは黄色であるが、他の色を使用して、この又は他のカテーテル/医療器具の特徴、品質、又は特性を表示するようにしてもよい。加えて、本実施形態では、エタノール適合性であることを更に表示するために、クランプ330も黄色く着色されていてもよい。より多くの、より少ない数の又は他の、カテーテルの構成要素又は好適な医療器具を所定の色で着色して、器具の特徴、品質、又は特性を表示するようにしてもよい。
[069]
本実施形態では、上述した文字数字式マーク342Bが、分岐部の表示色342Aと組み合わせられて、標識340の付加的な構成要素として、機能する。図17に示されているように、文字数字式マーク342Bが、クランプ330のそれぞれに配設され、文字数字式メッセージ(すなわち、エタノールに対する省略表記である「EtOH」)が含まれている。これは、カテーテル320のエタノールに対する適合性を観察者に表示するものである。
[070]
一実施形態では、カテーテル管322、分岐部326、及び延長脚部324のうちの1つ以上は、耐エタノール材料(典型的な約190psiの高圧注入に耐えることにも関連する、芳香族ポリカーボネートポリウレタンなど)を含む。芳香族ポリエーテルポリウレタン、脂肪族ポリカーボネートポリウレタン、及び脂肪族ポリエーテルポリウレタンなどの、他の好適なプラスチックを用いてもよい。一実施形態では、カテーテル320のロックに、約70%濃度のエタノール溶液を用いているが、他の濃度及び配合を用い、標識によって表示してもよい。
[071]
本実施形態のエタノールロック標識に含まれる、表示色及び文字数字式マークは、共に使用されてもよいし、又は、後に述べられるように、カテーテル又は医療器具の異なる部品又は構成要素に別々に配置されてもよく、また、異なって構成されてもよいことが、理解される。同様に言及したことではあるが、標識は、カテーテル又は医療器具の他の特徴、品質、及び/又は特性を表示するために使用してもよい。本発明の図面ではPICCカテーテルが示されているものの、カテーテルの場合には、CVC、トンネル型及び非トンネル型透析用カテーテル、末梢静脈カテーテルなどの、他の種類のカテーテルも、本開示の利益を得ることができる。更に、サイズ及び長さなどは、図示し、説明したものから変化させてもよい。
[072]
図18は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、延長脚部324のクランプ330のそれぞれに配置されたアイコン式マーク352として実装されている。本実施形態では、アイコン式マーク352は、南京錠の画像と、該南京錠の画像に重ね合わせた文字「e」と、を含む。例えば、上述したように、クランプ330は、任意選択的に着色されて、アイコン式マーク352と同様に、エタノールロックのための、このカテーテルのエタノールに対する適合性を更に表示するようにしてもよい。本実施形態では、クランプ330のそれぞれにアイコン式マーク352が印刷されているが、クランプ上にマークを配置する他の方法が用いられてもよく、一方の延長脚部上にのみ標識を配置し、その脚部及び対応するカテーテルルーメンのみに対するエタノール適合性を表示することなどが挙げられる。
[073]
なお、アイコン式マークの位置、デザイン、サイズ、内容物、意味などは、本明細書で図示し、説明したものから変化させてもよいことに、留意されたい。この例として、図19は、クランプ330上に配設された、混在型マーク362として実装された、エタノールロック標識340を示す。混在型マーク362は、アイコン式マークと、文字数字式マークの両方を含む。詳細には、混在型マーク362のアイコン式部分は、図18と同様に、南京錠の画像の上面に重ね合わせた文字「e」を含む。混在型マーク362の文字数字式部分は、図17の実施形態と類似した、省略表記「EtOH」を含んでいる。それ故、標識のこの組み合わせ及び他の取り得る組み合わせが想定されている。
[074]
図20は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、延長脚部324のルアーコネクタ328のそれぞれに配置された文字数字式マーク372として実装されている。本実施形態では、エタノールロック性能を表示するために、文字「EtOH」が印刷されているが、他の文字、単語、記号、数字などを使用して、医療器具のエタノール適合性、又は他の特徴、品質、及び/又は特性を表示してもよい。
[075]
図21は、エタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、それぞれの延長脚部324の管上に配設された文字数字式マーク382として実装されている。本実施形態では、エタノールロック性能を表示するために、「ethanol lockable」との単語が印刷されているが、先に記したように、文字、単語、記号、数字、色彩などの他の組み合わせを使用してもよい。
[076]
図22は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、標識は、カテーテル組立体10に取り付けられた、又は他の方法でカテーテル組立体10に備えられた表示器部品392Aとして、表示器部品上に備えられた文字数字式又は他の好適なマーク392Bと共に、組み合わせて実装されている。図示した実施形態では、表示器部品392Aは、小さな南京錠として成形され、カテーテル組立体10が、エタノールロック可能であることを表示している。加えて、エタノールロック能力を表示する、「e」を含む文字数字式マーク392Bが、南京錠型の表示器部品392A上に印刷されている。本実施形態及び他の実施形態と同様に、例えば、色彩、文字数字式、アイコン、記号、及び成形による表示器などの、複数の様式の表示を用いて、カテーテル又は医療器具の所定の特徴、品質、及び/又は特性を観察者に伝達してもよい。一実施形態では、表示器部品の全部又は一部が(例えば、黄色などに)着色されてもよい。また、他の実施形態では、表示器部品は、文字数字式、又はアイコン式マークを備えていない。
[077]
なお、2つの南京錠型の表示器部品392Aのそれぞれが、延長脚部324の管のうちの対応する一方の周りに摺動可能に配設されていることに留意されたい。表示器部品392Aは、カテーテル組立体の他の部分に固定的に、又は移動可能に備えられていてもよいが、一実施形態では、表示器部品392Aは、器具の使用、又は患者の快適さ若しくは安全のどちらにも支障をきたすことがないようにされることが、理解される。なお、(複数の)表示器部品のサイズ、形状、色彩、数、位置、及びデザインは、本明細書で図示し、説明したものから変化させてもよいことに留意されたい。
[078]
図23は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、表示器部品402Aとして、表示器部品上に備えられた文字数字式又は他の好適なマーク402Bと共に、組み合わせて実装されている。図示した実施形態では、表示器部品402Aは、円筒形で、かつカテーテル320の延長脚部324の管のうちの一方の上に摺動可能に嵌るように中空である。加えて、エタノールロック能力を表示する、文字「EtOH」を含む文字数字式マーク402Bが、円筒形表示器部品402A上に印刷されている。
[079]
図24は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、延長脚部324の端に配設される2つの弁付コネクタ408のそれぞれをほぼ半分被覆する表示色マーク412Aとして、表示色マーク412Aの上面で、弁付コネクタのそれぞれに配置された文字数字式マーク412Bと共に、組み合わせて実装されている。図示した実施形態では、各弁付コネクタ408を半分被覆する表示色マーク412Aは黄色であるが、他の色、及び付加的な又は代替的なカテーテルの構成要素への着色も可能である。なお、先の実施形態と同様に、エタノール適合性を表示する標識340の更なる構成要素として機能するように、分岐部も黄色に着色されていることに留意されたい。加えて、やはりエタノールロック能力を表示する、文字「EtOH」を含む文字数字式マーク412Bが、円筒形表示器部品402A上に印刷されている。
[080]
図示されているように、図25は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、弁付コネクタ408のそれぞれに配置された、混在型の文字数字式/アイコン式マーク422として実装されている。図示した実施形態では、混在型マーク422は、上に重ね合わせた文字「e」を含むアイコン式南京錠画像と共に、文字「EtOH」を含み、これらは共に、エタノールロック能力を表示する。対照的に、図26は、エタノールロック能力を表示するために、上に重ね合わせた文字「e」を含む南京錠画像のアイコン式マーク432のみを備えた、更なる他の実施形態に係るエタノールロック標識340を示す。
[081]
図27は、一実施形態に係る使用可能なエタノールロック標識340の様々な例を示し、上に重ね合わせた文字「EtOH」を有する南京錠アイコン(442A)、医療器具に使用されるエタノールのパーセント濃度を伴う南京錠アイコン(442B)、着色された南京錠アイコン(ここではオレンジ色でマークされている)(442C)、鍵穴を備える南京錠アイコン(442D)、丸い南京錠アイコン(442E)、上に重ね合わせた小文字「e」を含む南京錠アイコン(442F)、及び上に重ね合わせた大文字「E」を含む南京錠アイコン(442G)が挙げられている。なお、本明細書に記載した、これらの及び他のマーク及び標識は、カテーテル又は医療器具に、接着剤、又は他のデカール若しくはスキン、インク印刷、物理的な部品などの様々な方法のうちの任意のものによって、備えられてもよく、該マーク及び標識と密接に関連する器具及び構成要素の任意の好適な部分に、直接表面塗布、パッド印刷、エンボス加工、インサート成形、オーバーモールディングなどの、任意の好適な方法を介して、適用されてもよいことに留意されたい。
[082]
図28は、一実施形態に係るエタノールロック標識340の他の例を示し、ここで、該標識は、エタノールロック能力を表示するために、上に重ね合わせた文字「e」を含む南京錠画像を含んだ、アイコン式マーク452として実装されている。本実施形態では、マーク452は、放射線不透過性の挿入体446の本体448内に画定され、挿入体446は、インプラント可能なアクセスポートに備えられている。一実施形態では、挿入体446は、比較的薄く、シート状であり、かつアセチル樹脂及び三酸化ビスマスの混合物を含んでいるが、該挿入体を画定するために、他の多くの好適な材料を使用してもよい。本実施形態のマーク452は、シート状の挿入体本体448を貫通する切り欠きとして、画定されており、アクセスポートが患者の体内にインプラントされた後、X線画像技術を介して観察したときに、挿入体に対して、コントラストをなすようにされる。また、任意選択で、挿入体446は、高圧注入標識450を備え、ポートが、コントラストの媒体又は他の流体による該ポートを通過した高圧注入に対して、好適であることを表示する。放射線不透過性挿入体及び関連するアクセスポートに関する更なる詳細は、2010年6月8日に出願された、表題が「Systems and Methods for Radiographically Identifying an Access Port」である、米国特許第8,029,482号に見出すことができ、該特許は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。なお、挿入体のサイズ、形状、及び構成は、本明細書において図示され、かつ説明されるものから変化してもよいことに留意されたい。また、エタノールロック標識の種類、サイズ、構成、目的なども、様々であってもよいことに留意されたい。
[083]
上記した内容に照らして、一実施形態では、本明細書で述べた標識は、医療器具自体に適用するのではなく、該医療器具で用いる又は該医療器具に関連する構成要素に備えてもよいことが、理解される。これは、例えば、ルアーキャップ又は針無し注入キャップ(それぞれカテーテルのルアーコネクタに操作可能に接続される)に標識が備えられることを含む。このように、上に述べた標識の任意の1つ以上を、カテーテル又は他の医療器具に用いられる、このようなキャップ又は他の構成要素と関連させてもよい。一実施形態では、放射線不透過性となるように、標識を形成することで、X線画像技術を介した検知を可能にしてもよいことが更に理解される。
[084]
上記した内容に照らして、本明細書に記載する標識は、エタノールロック性能を表示する以外の目的のため、及びカテーテル組立体に加えて他の器具のために、他の方法で実装されてもよいことが、理解される。それ故、上記の実施形態は、どのような形であれ、限定であると解釈してはならない。
[085]
本発明は、本発明の趣旨又は本質的な特徴から逸脱することなく、他の具体的な形式で、実施されてもよい。説明した実施形態は、あらゆる点において、例示的なものに過ぎず、非制限的なものとして解釈されるべきである。それ故、本発明の範囲は、上記した説明によってではなく、添付した「特許請求の範囲」によって示される。特許請求の範囲と同等の意味及び範囲内にて行われる全ての変更は、本発明の範囲内に包含される。

Claims (31)

  1. 患者内に少なくとも部分的に挿入するための医療器具であって、
    本体と、
    該本体に備えられる、少なくとも1つの2次元的に符号化された標識であって、該医療器具の少なくとも1つの特徴、特性、及び/又は品質に関連する情報にアクセス可能とするために、光学的に走査可能である、符号化された標識と、を備える、医療器具。
  2. 前記少なくとも1つの2次元的に符号化された標識は、走査可能なバーコードを含む、請求項1に記載の医療器具。
  3. 前記少なくとも1つの2次元的に符号化された標識は、前記医療器具の前記本体に配設されたクイックレスポンス(「QR」)コードを含む、請求項1に記載の医療器具。
  4. 前記少なくとも1つの2次元的に符号化された標識が、カメラ又は光学センサを備える走査装置によって光学的に走査される、請求項1に記載の医療器具。
  5. 前記少なくとも1つの2次元的に符号化された標識が、スマートフォンのカメラによって光学的に走査される、請求項4に記載の医療器具。
  6. 前記医療器具の前記少なくとも1つの特徴、特性、又は品質に関連する前記情報が、前記走査装置により、インターネットを介して、アクセスされる、請求項4に記載の医療器具。
  7. 前記情報が、前記走査装置のディスプレイに表示される、請求項6に記載の医療器具。
  8. 前記医療器具が、カテーテルであり、前記QRコードが、該カテーテルの、前記患者の体の外側に残る部分に配設される、請求項3に記載の医療器具。
  9. 前記QRコードが、前記カテーテルの分岐部に印刷される、請求項8に記載の医療器具。
  10. 患者内に少なくとも部分的に挿入するための医療器具であって、
    本体と、
    該本体に備えられる、クイックレスポンス(「QR」)コード標識であって、該QRコードは、該医療器具の少なくとも1つの特徴、特性、及び/又は品質に関連する情報にアクセス可能とするように、光学的に走査可能である、QRコード標識と、を備える、医療器具。
  11. 患者内に少なくとも部分的に挿入するための医療器具であって、
    器具本体と、
    該器具本体に備えられる、少なくとも1つのエタノール標識であって、エタノール、又は他のアルコール系物質に対する該医療器具の適合性を表示するために、観察者によって知覚可能である、少なくとも1つのエタノール標識と、を備える、医療器具。
  12. 前記少なくとも1つのエタノール標識が、前記観察者によって、視覚的に知覚可能である、請求項11に記載の医療器具。
  13. 前記医療器具が、少なくとも1つのルーメンを画定するカテーテルを含み、該カテーテルの適合性が、該カテーテルの機能性を損なうことなく、該カテーテルの該少なくとも1つのルーメン内に、エタノールを配置できることを示す、請求項11に記載の医療器具。
  14. 前記少なくとも1つのエタノール標識が、分岐部に含まれる着色を含む、請求項13に記載の医療器具。
  15. 前記着色が、実質的に黄色であり、前記着色が、前記カテーテルの少なくとも1つの付加的な構成要素に更に含まれる、請求項14に記載の医療器具。
  16. 前記少なくとも1つの標識が、文字数字式マーク及びアイコン式マークのうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の医療器具。
  17. 前記アイコン式マークが、南京錠の画像を含む、請求項16に記載の医療器具。
  18. 前記少なくとも1つの標識が、単語「エタノール」の省略表示を含む、請求項16に記載の医療器具。
  19. 前記医療器具が、カテーテルを含み、前記少なくとも1つの標識が、該カテーテルの一部に摺動可能に取り付けられた、別個の表示器部品を含む、請求項11に記載の医療器具。
  20. 前記表示器部品が、前記カテーテルの延長脚部に摺動可能に取り付けられる、請求項19に記載の医療器具。
  21. 前記表示器部品が、円筒形及び南京錠形のうちのいずれかである、請求項20に記載の医療器具。
  22. 前記医療器具が、カテーテルを含み、前記少なくとも1つの標識が、該カテーテルのルアーコネクタに配設されている、請求項11に記載の医療器具。
  23. 前記少なくとも1つの標識が、前記医療器具が受容可能に暴露され得るエタノールのパーセント濃度を表示する、請求項22に記載の医療器具。
  24. 前記少なくとも1つのエタノール標識が、前記医療器具の延長管の管クランプに備えられる、請求項11に記載の医療器具。
  25. 医療器具のアルコール系物質に対する適合性を識別する方法であって、該医療器具が、患者の体内への少なくとも部分的な挿入のために構成されており、該方法は、
    医療器具を提供することであって、該医療器具が、アルコール系物質に対する該医療器具の適合性を表示するために、観察者によって知覚可能な、少なくとも1つの標識を備える、ことと、
    該少なくとも1つの標識を観察して、該医療器具の該アルコール系物質に対する該適合性を識別することと、を含む、方法。
  26. 前記医療器具が、カテーテルであり、前記アルコール系物質が、液体エタノールであり、かつ、前記カテーテルの前記適合性が、エタノールを用いて前記カテーテルを流体ロックする能力を含む、請求項25に記載の識別する方法。
  27. 前記カテーテルを、患者内に挿入することと、
    前記少なくとも1つの標識の前記観察に従って、前記カテーテルを流体ロックすることと、を更に含む、請求項26に記載の識別する方法。
  28. 患者の内部にアクセスするためのカテーテルであって、
    少なくとも1つのルーメンを画定するカテーテル管と、
    該カテーテルに備えられる、少なくとも1つのエタノール標識であって、エタノールに対する該医療器具の適合性を表示するために、観察者によって知覚可能である、少なくとも1つのエタノール標識と、を備える、カテーテル。
  29. 前記カテーテルが、着色された分岐部を介して前記カテーテル管に操作可能に取り付けられた、少なくとも1つの延長脚部を更に備え、該分岐部が、実質的に黄色に着色されて、前記少なくとも1つのエタノール標識として機能する、請求項28に記載のカテーテル。
  30. それぞれの延長脚部が、管クランプを更に備え、該管クランプのうちの少なくとも1つが、着色され、かつ、文字数字式マークを更に備え、前記少なくとも1つのエタノール標識としても機能する、請求項29に記載のカテーテル。
  31. 前記文字数字式マークが、「ETOH」の文字を含んで、前記カテーテルがエタノールを用いて流体ロックされ得ることを表示する、請求項30に記載のカテーテル。
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