JP2015513862A - 無線ローカルエリアネットワークにおいて無線リソースのスケジューリングを行う方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントにおいて、無線リソースのスケジューリングを行う方法に関し、無線ローカルエリアネットワークで少なくとも1つの分類ルールが設定され、少なくとも1つの分類ルールのそれぞれに従ってアクセスポイントによってサービスを提供される複数の非アクセスポイントステーションに対して、少なくとも1つのアクセスグループが設定され、この方法は、少なくとも1つの分類メッセージを複数のステーションの少なくとも1つに送信するステップであって、各分類メッセージが、少なくとも1つの分類ルールに従って無線ローカルエリアネットワークで設定されたすべてのアクセスグループのうちの1つに関する情報を含む、送信するステップと、すべてのアクセスグループの中で保護されるべきアクセスグループに割り当てられた無線リソースを示すために、送信許可フレームを複数のステーションに送信するステップとを含む。本発明は、ステーション間の無線リソースの競合を明確に解決し、同時に競合するステーションの数を効果的に制限し、アクセスグループのアクセス制御に柔軟性を提供することができる。
Description
本開示は、無線ローカルエリアネットワークに関し、詳細には、無線通信ネットワークにおいて無線リソースのスケジューリングを行う方法に関する。
IEEE802.11無線ローカルエリアネットワークの利用(特に屋内)が増大し、ますます複雑化されている。様々な利用、例えば、スマートホームオートメーション、娯楽製品などが、家庭の無線ネットワークを通じたトラフィック量を著しく変化させた。家庭内のトラフィックは、もはやPCまたはラップトップのみによって生じるのではなく、いくつかのセンサ、例えば温度センサ、エネルギーメータ、マルチメディアセンサなどによっても生じる。このような多様性が、家庭のトラフィックにおいて数kbpsからMbpsまで広範囲のデータレートをもたらし、これが、IEEE 802.11無線ローカルエリアネットワークを非常に厳しい状況にしている。
よく知られているように、IEEE 802.11無線ローカルエリアネットワークは、元来ベストエフォートサービスのために設計された。コンテンションベースのアクセスが、IEEE 802.11の様々なトラフィック制御方式の基盤である。しかしながら、この単純なアクセス方式は、通常、高いエラー率、競合、および再伝送頻度、ならびに予測できない遅延およびジッタを引き起こし、これらのすべてが、IEEE 802.11ベースの無線ローカルエリアネットワークにおける(リアルタイムの)音声/ビデオサービスの品質を大きく低下させる。
IEEE 802.11のコンテンションベースのアクセスに対するトラフィック制御に伴う技術的問題は、次のように列挙される:
問題1:IEEE 802.11のアクセスカテゴリ制限
IEEE 802.11eは、単に4つのアクセスカテゴリ(AC)、すなわちAC_BK(Background:背景)、AC_BE(Best−Effort:ベストエフォート)、AC_VI(Video:ビデオ)、およびAC_VO(Voice:音声)を定義する。優先的に扱われるために、既存のIEEE 802.11は、ステーションのトラフィックがたとえビデオまたは音声とは全く異なっていても、トラフィックがAC_VIまたはAC_VOとして分類されることを要求する。このような手法は、AC_VIまたはAC_VOカテゴリにおける競合および再伝送の可能性をより高くする恐れがある。例えば、リアルタイムのホームオートメーションおよびセキュリティサービス、ならびにWiFi有効TVの複数のステーションの間で、激しい干渉が観察されることがある。これらはすべて、AC_VIという同じアクセスカテゴリに属し、同じ優先度で無線リソースを求めて競い合うからである。
問題1:IEEE 802.11のアクセスカテゴリ制限
IEEE 802.11eは、単に4つのアクセスカテゴリ(AC)、すなわちAC_BK(Background:背景)、AC_BE(Best−Effort:ベストエフォート)、AC_VI(Video:ビデオ)、およびAC_VO(Voice:音声)を定義する。優先的に扱われるために、既存のIEEE 802.11は、ステーションのトラフィックがたとえビデオまたは音声とは全く異なっていても、トラフィックがAC_VIまたはAC_VOとして分類されることを要求する。このような手法は、AC_VIまたはAC_VOカテゴリにおける競合および再伝送の可能性をより高くする恐れがある。例えば、リアルタイムのホームオートメーションおよびセキュリティサービス、ならびにWiFi有効TVの複数のステーションの間で、激しい干渉が観察されることがある。これらはすべて、AC_VIという同じアクセスカテゴリに属し、同じ優先度で無線リソースを求めて競い合うからである。
問題2:トラフィック制御のための大量のシグナリングオーバーヘッド
IEEE 802.11の競合の間、送信許可(Clear to Send:CTS)フレームによって、保護されたトラフィック源に競合のない区間を割り当てることができる。さらに、保護されていないトラフィック源は、保護されたトラフィック源に競合のない区間を提供するためにアクセスチャネルをクリアするために、確認応答(ACK)中のピギーバック情報に従ってある期間の間休止状態となることがある。これらの既存の手法は拡張性がなく、家庭におけるトラフィック源の数が増大していることを考慮に入れるとき、大量のシグナリグオーバーヘッドにつながる可能性がある。
IEEE 802.11の競合の間、送信許可(Clear to Send:CTS)フレームによって、保護されたトラフィック源に競合のない区間を割り当てることができる。さらに、保護されていないトラフィック源は、保護されたトラフィック源に競合のない区間を提供するためにアクセスチャネルをクリアするために、確認応答(ACK)中のピギーバック情報に従ってある期間の間休止状態となることがある。これらの既存の手法は拡張性がなく、家庭におけるトラフィック源の数が増大していることを考慮に入れるとき、大量のシグナリグオーバーヘッドにつながる可能性がある。
コンテンションベースのアクセスはIEEE 802.11の基盤であるので、分散制御機能(Distributed Coordination Function:DCF)においてだけでなく、集中制御機能(Point Coordination Function:PCF)およびハイブリッド制御機能(Hybrid Coordination Function:HCF)においても、前述の問題が存在する。
従来技術および既存技術の問題の前述の理解を考慮して、無線ローカルエリアネットワークにおいてシグナリングオーバーヘッドを著しく増加させることなく、競合および再伝送の可能性を低下させる無線リソースのスケジューリングを行う方法を提供することが可能であるならば、かなり有益であろう。
本発明の第1の態様によれば、無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントにおいて、無線リソースのスケジューリングを行う方法が提供され、無線ローカルエリアネットワークに、少なくとも1つの分類ルールが設定され、少なくとも1つの分類ルールのそれぞれに従ってアクセスポイントによってサービスを提供される複数の非アクセスポイントステーションに、少なくとも1つのアクセスグループが設定され、この方法は、少なくとも1つの分類メッセージを複数のステーションの少なくとも1つに送信するステップであって、各分類メッセージが、少なくとも1つの分類ルールに従って無線ローカルエリアネットワークで設定されたすべてのアクセスグループのうちの1つに関する情報を含み、アクセスグループに関する情報が、第1の情報、第2の情報、および第3の情報を含み、第1の情報が、アクセスグループの分類ルールを示し、第2の情報が、アクセスグループのアクセスグループラベルを示し、第3の情報が、アクセスグループの状態コードを示す、送信するステップと、送信許可フレームを複数のステーションに送信して、すべてのアクセスグループのうちの保護されるべきアクセスグループに割り当てられる無線リソースを示すステップとを含む。
本発明の第2の態様によれば、無線ローカルエリアネットワークの非アクセスポイントステーションにおいて、無線リソースのスケジューリングを行う際に支援する方法が提供され、無線ローカルエリアネットワークは、複数の非アクセスポイントステーションと、複数の非アクセスポイントステーションにサービスを提供するアクセスポイントとを含み、無線ローカルエリアネットワークに、少なくとも1つの分類ルールが設定され、少なくとも1つの分類ルールのそれぞれに従って複数の非アクセスポイントステーションに、少なくとも1つのアクセスグループが設定され、この方法は、アクセスポイントから少なくとも1つの分類メッセージを受信するステップであって、各分類メッセージが、少なくとも1つの分類ルールに従って無線ローカルエリアネットワークで設定されたすべてのアクセスグループのうちの1つに関する情報を含み、アクセスグループに関する情報が、第1の情報、第2の情報、および第3の情報を含み、第1の情報が、アクセスグループの分類ルールを示し、第2の情報が、アクセスグループのアクセスグループラベルを示し、第3の情報が、アクセスグループの状態コードを示す、受信するステップと、アクセスグループの第3の情報に従って、アクセスグループに加わる/アクセスグループに加わらない/アクセスグループに留まる/アクセスグループから離脱するステップと、アクセスポイントから送信許可フレームを受信するステップと、送信許可フレームに示される、保護されるべきアクセスグループが、現在ステーションが加わっているアクセスグループである場合、送信許可フレームに示される期間に無線リソースを求めて競合するステップとを含む。
本発明のソリューションによれば、非アクセスポイントステーションが、アクセスグループに分割され、非アクセスポイントステーションが、複数のアクセスグループに同時に属することができる。非アクセスポイントステーションが、動的に、アクセスグループに加わる(Join)/アクセスグループに加わらない(Not Join)/アクセスグループに留まる(Stay)/アクセスグループを離脱する(Leave)ことができる。各グループは、アクセスカテゴリとして同等にみなされ、したがって、精密なトラフィック制御のためにより多くのアクセスカテゴリが提供されることが可能である。さらに本発明は、ステーション間の無線リソースの競合を明確に解決し、同時に競合するステーションの数を効果的に制限することができる。
本発明はさらに、アクセスグループのアクセス制御に柔軟性を提供することができる。アクセスポイントが、固定された順序でのみならず、実際に必要に応じてアクセスグループに優先順位をつけるために自発的な方法でCTSフレームを送信することによっても、アクセスグループのスケジューリングを行うことができる。有利には、アクセスグループに予約された期間も、柔軟に変えることができる。
図面を参照して解釈される非限定的実施形態の次の詳細な説明を検討すると、本発明の他の特徴、目的、および利点がより明らかになるであろう。
図面を通して同一または同様の参照符号は、同一または同様の装置(モジュール)またはステップを示す。
図1は、本発明の一実施形態による無線ローカルエリアネットワークのネットワークトポロジの概略図を示す。無線ローカルエリアネットワークは、アクセスポイント110と、ステーション120、122、124、130、132、134、および140とを含む。ステーション120、122、124、130、132、134、および140は、アクセスポイント110のカバレッジエリア内に配置され、アクセスポイント110によってサービスを提供される非アクセスポイントステーションである。アクセスポイント110および前述のステーションは、共に基本サービスセット(BSS)を形成する。一般的に基本サービスセット100の識別子(ID)は、アクセスポイント110のMACアドレスと同じである。基本サービスセット100が属する無線ローカルエリアネットワークは、サービスセット識別子(SSID)によって指定され、識別されることが可能である。ここに例示した非アクセスポイントステーションはすべてノートブックコンピュータであるが、非アクセスポイントステーションは、ハンドセット、センサ、および他の装置を含むこともあることを当業者は理解できる。この実施形態では、アクセスポイントは、DCFモードで動作するが、本発明の実施は、アクセスポイントのいかなる動作モードにも限定されず、競合を含む他のいかなる制御機能モードにも適用できることを当業者は理解できる。
本発明の一実施形態は、無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントにおいて、無線リソースのスケジューリングを行う方法に関し、無線ローカルエリアネットワークに少なくとも1つの分類ルールが設定され、少なくとも1つの分類ルールのそれぞれに従ってアクセスポイントによってサービスを提供される複数の非アクセスポイントステーションに対して、少なくとも1つのアクセスグループが設定される。
本発明の一実施形態では、分類ルールは、例えば、IEEE 802.11eに定義される4つのアクセスカテゴリを含むことができるが、これに限定されない。例えば、ステーションは、そのMACアドレスのN(Nは48未満の正の整数を表す)最下位ビットに従って分類されることが可能であり、すなわちそのMACアドレスに同じN最下位ビットを持つステーションは、同じアクセスグループに属する。
他の多くの分類ルールが設計され、採用されることがあるので、本発明の説明では明確にするために、分類ルールインデックス(CRI)を採用して異なる分類ルールを区別する。
アクセスポイント110によってサービスを提供されるそれぞれのステーションは、任意の分類ルールに従っていくつかのアクセスグループ(AG)に分割されることが可能である。各アクセスグループは、新しく定義されたアクセスグループラベル(AGL)と関連付けられる。したがって、1つのアクセスグループは、2タプル(2−tuple)の<CRI,AGL>、すなわちアクセスグループIDによって一意に識別されることが可能である。本発明の一実施形態では、CRIは、オクテットにエンコードされ、したがって0x00から0xFFまでの範囲の値をとる。これは、最大256の分類ルールに対応していることを意味する。AGLもまた、オクテットにエンコードされ、したがって、やはり0x00から0xFFまでの範囲の値をとり、これは各分類ルールによって最大256グループが対応可能であることを意味する。したがって、それぞれの分類ルールに従って設定されるすべてのアクセスグループの数は、最大256*256=65536である。したがって本発明は、優れた拡張性を有し、ハイブリッドホームアプリケーションの複雑さに適応することができる。
1つのステーションは、一般的にただ1つのAGと関連付けられるが、ステーションは2つ以上のAGと関連付けられることが可能であることを当業者は理解できる。例えば、図1に示す実施形態では、第1の分類ルールCRI 1を用いて、ステーション120、122、および124は、<CRI 1,AGL 1>で識別されるグループに分類され、ステーション130、132、および134は、<CRI 1,AGL 2>で識別されるグループに分類され、第2の分類ルールCRI 2を用いて、ステーション121および131は、<CRI 2,AGL 1>で識別されるグループに分類され、ステーション120、130、および140は、<CRI 2,AGL 2>で識別されるグループに分類される。すなわち、第1の分類ルールCRI 1を用いて、ステーション120は、AGL 1に属し、例えば第1の分類ルールCRI 2を用いて、ステーション120は、AGL 2に属する。ステーション120は、2タプルの形式、すなわち、<CRI 1,AGL 1>および<CRI 2,AGL 2>で、複数のアクセスグループIDに関連付けることができる。本発明の説明の便宜上、各ステーションは、一度にただ1つのAGと関連付けられる。
本発明の一実施形態における方法は、a.少なくとも1つの分類メッセージを、複数のステーションの少なくとも1つに送信するステップであって、各分類メッセージが、少なくとも1つの分類ルールに従って無線ローカルエリアネットワークで設定されたすべてのアクセスグループのうちの1つに関する情報を含み、アクセスグループに関する情報が、第1の情報、第2の情報、および第3の情報を含み、第1の情報が、アクセスグループの分類ルールを示し、第2の情報が、アクセスグループのアクセスグループラベルを示し、第3の情報が、アクセスグループの状態コードを示す、送信するステップを含む。
詳細には、アクセスポイント110は、ダウンリンクフレームで少なくとも1つの非アクセスポイントステーションに、ブロードキャストまたはユニキャストの形式でアクセスグループ情報を送信する、または非アクセスポイントステーションの要求に応じて、要求を送信する非アクセスポイントステーションに、ユニキャスト方式でアクセスグループ情報を送信することができる。ダウンリンクフレームは、ビーコン(Beacon)フレーム、アソシエーション応答(Association Response)フレーム、プローブ応答(Probe Response)フレーム、以下に詳述するアクションフレームなどを含む。アクセスポイント110から送信されるアクセスグループ情報は、分類ルールに関する情報と、分類ルールに対応する少なくとも1つのAGLに関する情報とを含む。任意選択で、分類ルールに対応するすべてのAGLは、ブロードキャストアクセスグループ情報に含まれることが可能である。
本発明の一実施形態では、アクセスグループ情報はエンコードされて、新しく定義された情報要素になる。図2(a)は、本発明の一実施形態によるアクセスグループ情報要素のエンコードフォーマットを示す。優れた互換性を達成するために、アクセスグループ情報のサイズは、すべてのステーションによって受信されることが可能なサイズの最小上限に適合する。図2(a)に示す実施形態では、アクセスグループ情報要素は、以下を含む:
(1)要素ID情報、この要素をアクセスグループ情報要素として示し、識別する1オクテットのフィールド。
(2)長さ情報、アクセスグループ情報フィールドにおけるオクテット数を示す1オクテットのフィールド。
(3)アクセスグループ情報、可変個のサブアクセスグループ(SubAG)サブフィールドを含む可変長のフィールド。図示した実施形態では、アクセスグループ情報は、n個のSubAGを含み、各SubAGの長さは可変である。
(1)要素ID情報、この要素をアクセスグループ情報要素として示し、識別する1オクテットのフィールド。
(2)長さ情報、アクセスグループ情報フィールドにおけるオクテット数を示す1オクテットのフィールド。
(3)アクセスグループ情報、可変個のサブアクセスグループ(SubAG)サブフィールドを含む可変長のフィールド。図示した実施形態では、アクセスグループ情報は、n個のSubAGを含み、各SubAGの長さは可変である。
図2(b)は、本発明の一実施形態によるSubAGフィールドのエンコードフォーマットを示す図である。SubAGフィールドは、以下を含む:
(1)CRI、どの分類ルールが使用されているかを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(2)AGLの数、この分類ルールの下のAGLの数を示す1オクテットのフィールド。
(3)AGL n、CRIフィールドに示される分類ルールに対応するアクセスグループの1つを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(4)アクセスグループ状態コード、AGL nに関連するアクセスグループの状態を示す1オクテットのフィールド。このフィールドの値は、ステーションがアクセスグループに加わる、アクセスグループに留まる、またはアクセスグループを離脱するための指針を提供する。アクセスグループ状態コードの値および意味を、表1に示す。
(1)CRI、どの分類ルールが使用されているかを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(2)AGLの数、この分類ルールの下のAGLの数を示す1オクテットのフィールド。
(3)AGL n、CRIフィールドに示される分類ルールに対応するアクセスグループの1つを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(4)アクセスグループ状態コード、AGL nに関連するアクセスグループの状態を示す1オクテットのフィールド。このフィールドの値は、ステーションがアクセスグループに加わる、アクセスグループに留まる、またはアクセスグループを離脱するための指針を提供する。アクセスグループ状態コードの値および意味を、表1に示す。
本明細書では簡単にするために、アクセスグループに関してステーションを分類し、保護する機能は、単にAG機能と呼ばれる。アクセスポイント100は、拡張機能情報要素を使用することによって、そのAG機能を示すことができる。例えば、拡張機能情報要素の機能フィールド中の1つの予約済みビットは、このために使用することができる。ビットを1(0)に設定して、AG機能が利用できること(利用できないこと)を示す。あるいは、ダウンリンクフレーム(例えば、ビーコンフレーム、アソシエーション応答フレーム、プローブ応答フレームなど)にAG情報要素があると、AG機能が利用できることを示すとみなされることも可能である。
AG機能の表示を受信すると、関連するステーションは、IEEE 802.11無線ローカルエリアネットワークがアクセスグループの観点からDCFモードを実行するであろうと認識することになる。より詳細には、関連するステーションは、保護されたAGを示す情報をCTSフレームに見つけることができると認識することになる。
図3は、本発明の一実施形態によりステーションを異なるアクセスグループに割り当てるための起動工程のフローチャートを示す。
ステップS301において:アクセスポイント110は、ステーション120にビーコンフレームを送信する。図3には示していないが、代替的にはビーコンフレームは、アクセスポイント110によってサービスを提供されるすべてのステーションにブロードキャスト形式で送信されることが可能であることを、当業者は理解することができる。ビーコンフレームでは、AG機能を識別するビットは1に設定されて、アクセスポイント110がAG機能を有することを明示的に示す。さらに、ビーコンフレームは、そのアクセスグループ状態コードが「条件付き加入(Conditional Join」)」であるので、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループが、ステーションを受け入れるために条件付きで開かれることを示すAG情報要素も搬送する。このような情報に従って、ステーション120は、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わる。ステーション120は、アクセスグループに加わらないこともあることを当業者は理解することができる。
当業者は、ビーコンフレームがいかなるAG情報要素も含まないことがあることを理解することができる。AG機能を識別するビットが1に設定されていることを認識すると、ステーションは、アクセスポイントがアクセスグループの観点からステーションを保護する機能を有することを知ることになり、したがってステーションは、第2の要求メッセージ、例えばアソシエーション要求またはプローブ要求フレームを送信することによって、アクセスポイント110からアクセスグループ情報を要求することができる。
例えば、ステップS311において、ステーション130は、アソシエーション要求フレームをアクセスポイント110に送信する。アソシエーション要求を受信すると、アクセスポイント110は、ステップS312において、AG情報要素を搬送するアソシエーション応答フレームをステーション130に送信し、AG情報要素は、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループが、いかなるステーションも受け入れるために開かれていることを示す。ステップS313において、ステーション130は、アクセスポイント110によって要求されるように、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに加わる。当業者は、アソシエーション応答フレームがアソシエーション要求フレームに応答して送信され、したがってユニキャスト方式で送信されることを理解できる。
別の例では、ステップS321において、ステーション140は、プローブ要求フレームをアクセスポイント110に送信する。プローブ要求を受信すると、アクセスポイント110は、ステップS322において、AG情報要素を搬送するプローブ応答フレームをステーション130に送信し、この実施形態では、AG情報要素は、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループが、いかなるステーションも受け入れるために開かれていることを示す。ステップS323において、ステーション140は、アクセスポイント110によって要求されるように、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わる。当業者は、プローブ応答フレームがプローブ要求フレームに応答して送信され、したがってユニキャスト方式で送信されることを理解できるであろう。
本発明による方法は、b.すべてのアクセスグループの中で保護されるべきアクセスグループに割り当てられる無線リソースを示すために、複数のステーションに送信許可フレームを送信するステップをさらに含む。
本発明の一実施形態では、送信許可フレーム中に示される受信機アドレスが、保護されるべきアクセスグループのグループアドレスを示す。
図4は、本発明の一実施形態によるCTSフレームのエンコードフォーマットを示す。この実施形態では、CTSフレームは、フォーマットを変更されず、単にフレーム中の受信機アドレス(RA)フィールドが使用されて、アクセスグループの識別、すなわち2タプルの<CRI,AGL>を搬送する。従来技術では、RAは一般的に、保護されるステーションのユニキャストのMACアドレスと同じであることが知られている。しかしながら本発明では、RAは、保護されるアクセスグループを示すグループのMACアドレスに変更される。本発明の一実施形態では、アクセスグループのMACアドレスは、80−C2−00−03−00から01−80−C2−FF−FF−FFの、IEEEが予約したMACアドレス範囲にあることが可能である。例えばRAフィールドの最初の3オクテットは、図4に示すように、80−C2−00であり、RAフィールドの他のオクテットは、以下のように定義される:
(1)アクセスグループのトラフィック制御(TC)フラグ、このグループのMACアドレスが、アクセスグループの観点からステーションを保護するために使用されることを示す1オクテットのフィールド。例えばこれは、0x01と定義されることが可能である(ただし、これに限定されない)。
(2)CRI、どの分類ルールが使用されているかを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(3)AGL、CRIフィールドに示される分類ルールに対応するアクセスグループの1つを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(1)アクセスグループのトラフィック制御(TC)フラグ、このグループのMACアドレスが、アクセスグループの観点からステーションを保護するために使用されることを示す1オクテットのフィールド。例えばこれは、0x01と定義されることが可能である(ただし、これに限定されない)。
(2)CRI、どの分類ルールが使用されているかを示し、識別する1オクテットのフィールド。
(3)AGL、CRIフィールドに示される分類ルールに対応するアクセスグループの1つを示し、識別する1オクテットのフィールド。
さらに、CTSフレーム中の期間フィールドは、<CRI,AGL>で識別される、保護されるアクセスグループ中のステーションに予約されたネットワーク割り当てベクトル時間を示す。ネットワーク割り当てベクトル時間の間、保護されたステーションが、無線リソースの競合に成功する場合、保護されたステーションはアクセスポイントにデータフレームを送信することができるが、異なるアクセスグループの他のステーションはすべて休止状態になる。
本発明の一実施形態によれば、非アクセスポイントのステーションがアクセスポイントから送信許可フレームを受信した後、送信許可フレームに示される、保護されるべきアクセスグループが、現在ステーションが加わっているアクセスグループである場合、ステーションは送信許可フレームに示される期間に無線リソースを求めて競合する。
さらに、送信許可フレームに示される、保護されるべきアクセスグループが、現在ステーションが加わっているアクセスグループとは異なる場合、ステーションは、送信許可フレームに示された期間に休止状態を維持する。
図5は、本発明の一実施形態によりグループの観点からステーションを保護する例示的なプロセスを示す。この実施形態では、ステーション120および122は、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わっており、ステーション130および132は、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに加わっている。
ステップS501において、アクセスポイント110は、マルチキャスト方式でCTSフレーム510を送信して、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループ中のステーションに対して、ネットワーク割り当てベクトル(NAV)時間を割り当てる。CTSフレームを受信すると、ステーション120および122は、CTSフレーム510中の期間フィールドに示される次の期間がこれらのステーション120および122に予約されていることを知る。ステーション120および122の両方が、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループに属しているからである。
ステップS502において、ステーション120および122は、CTSフレームに示される期間内に、すなわち、期間NAV(CTS 510)内に、通常の802.11 DCFモードのように無線リソースを共有する。例えば、まずステーション120が、次いでステーション122が、その送信すべきデータを送信する。
ステップS503において、ステーション130および132は、これらが<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに属するので、CTSフレーム510を受信した後に、期間NAV(CTS 510)内に休止する。
ステップS504において、アクセスポイント110は、ブロードキャスト方式でCTSフレーム520を送信して、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループ中のステーションに対して、NAV時間を割り当てる。CTSフレームを受信すると、ステーション130および132は、CTSフレーム520中の期間フィールドに示される次の期間が、これらのステーションに予約されていることを知る。これらのステーションの両方が、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに属しているからである。この間、他のステーション、例えばステーション120および122は、休止状態になる。
アクセスポイント110は、ネットワーク状態の変化および/または保護されるべきアクセスグループのサービス品質の要求の変化に従って、保護されるべきアクセスグループに割り当てられる無線リソースを調整することができることを、当業者は理解することができる。詳細には、例えばアクセスポイント110は、保護されるべきあるアクセスグループに対してより長い期間を有する無線リソースを割り当てることができる。
本発明のさらなる実施形態では、アクセスポイント110は、ネットワーク状態および/または保護されるべきアクセスグループのサービス品質の要求に従って、少なくとも分類ルール、およびそれに対応するアクセスグループのうちの少なくとも1つを変更することができる。
詳細には、アクセスポイント110は、ネットワーク状態の変化および/または保護されるべきアクセスグループのサービス品質の要求の変化に従って、自発的に、またはアクセスグループ中の非アクセスポイントステーションの要求に応じて、少なくとも分類ルール、およびそれに対応するアクセスグループのうちの少なくとも一方を変更することができる。
本発明のさらなる実施形態では、アクセスポイント110は、すべてのアクセスグループのうちの1つの性能を評価し、予め定められたルールに従ってアクセスグループの状態コードを調整することができる。
次の因子のいずれか1つまたはいずれかの組合せが、アクセスグループを調整するための判断となることができる:同じアクセスグループのステーション間の検出された、または予測される激しいコリジョン、ネットワーク負荷の検出された、または予測される変化、トラフィックのタイプの検出された、または予測される変化、およびその他の動作状態。前述の因子は、単に「アクセスグループ調整因子」と呼ぶ。詳細には、次の2つの可能な手法がある:
手法1:ステーションから調整要請をしない。
この手法では、アクセスポイント110は、トリガモードまたは周期モードの下で、すべてのアクセスグループに対してアクセスグループ調整因子を監視し、チェックする。これらのアクセスグループ調整因子を評価することによって、アクセスポイントは、アクセスグループ情報要素の最後のアクセスグループ状態コードを適応的に変更する、または変更しない。次にアクセスポイント110は、ダウンリンクフレーム、例えば、ビーコンフレーム、アソシエーション応答フレーム、プローブ応答フレーム、以下に詳述するアクセスグループアクションフレームなどでステーションに更新された情報を、増分値または実数値形式で送信する。ダウンリンクフレームを受信すると、ステーションは、ステーションが属するアクセスグループに対応するアクセスグループ状態コードを調べ、アクセスグループに加わる/アクセスグループに留まる/アクセスグループを離脱することを決定する。
手法2:ステーションから調整要請をする。
この手法では、ステーションは、以下に詳述する(ここではアクセスグループ調整要求フレームと呼ぶ)アクセスグループのアクションフレームで、アクセスグループ調整要求を起動することができる。したがって、アクセスポイント110は、以下に詳述する(ここではアクセスグループ調整応答フレームと呼ぶ)別のアクセスグループのアクションフレームで、アクセスグループの調整方法に関してステーションに応答することができる。アクセスグループ調整応答フレームは、自発的な方法で使用することができ、したがって、第1の手法に適用できる可能性がある。
図6は、それぞれ、アクセスグループの調整アクションフレームのエンコードフォーマットを示し、図6(a)は、アクセスグループの調整要求フレームを示し、図6(b)は、アクセスグループの調整応答フレームを示す。
図6(a)では、アクセスグループの調整要求フレームは、以下を含む:
1)カテゴリ:このアクションフレームがアクセスグループの調整に関連することを示す1オクテットのフィールド。
2)アクション:アクションフレームが調整要求用であることを示す1オクテットのフィールド。
3)ダイアログトークン:アクセスグループの調整を追跡するためにステーションとアクセスポイントの両方によって使用される1オクテットのフィールド。
4)アクセスグループ数:アクセスグループIDの数を示す1オクテットのフィールド。
5)アクセスグループIDn:n番目のアクセスグループのアクセスグループIDを示す、1オクテットのCRIと1オクテットのAGLとからなる、2オクテットのフィールド。
1)カテゴリ:このアクションフレームがアクセスグループの調整に関連することを示す1オクテットのフィールド。
2)アクション:アクションフレームが調整要求用であることを示す1オクテットのフィールド。
3)ダイアログトークン:アクセスグループの調整を追跡するためにステーションとアクセスポイントの両方によって使用される1オクテットのフィールド。
4)アクセスグループ数:アクセスグループIDの数を示す1オクテットのフィールド。
5)アクセスグループIDn:n番目のアクセスグループのアクセスグループIDを示す、1オクテットのCRIと1オクテットのAGLとからなる、2オクテットのフィールド。
図6(b)では、アクセスグループの調整応答フレームは、以下を含む:
1)カテゴリ:アクセスグループの調整要求フレームと同様に、このアクションフレームが、アクセスグループ調整に関連することを示す1オクテットのフィールド。
2)アクション:アクションフレームが調整応答用であることを示す1オクテットのフィールド。
3)ダイアログトークン:アクセスグループの調整を追跡するためにステーションとアクセスポイントの両方によって使用される1オクテットのフィールド。
4)長さ:アクセスグループ情報フィールドにおけるオクテット数を示す1オクテットのフィールド。
5)アクセスグループ情報:図2に示すアクセスグループ情報要素で定義されたものと同じフォーマットを有する可変個のSubAGサブフィールドを含んだ可変長フィールド。
1)カテゴリ:アクセスグループの調整要求フレームと同様に、このアクションフレームが、アクセスグループ調整に関連することを示す1オクテットのフィールド。
2)アクション:アクションフレームが調整応答用であることを示す1オクテットのフィールド。
3)ダイアログトークン:アクセスグループの調整を追跡するためにステーションとアクセスポイントの両方によって使用される1オクテットのフィールド。
4)長さ:アクセスグループ情報フィールドにおけるオクテット数を示す1オクテットのフィールド。
5)アクセスグループ情報:図2に示すアクセスグループ情報要素で定義されたものと同じフォーマットを有する可変個のSubAGサブフィールドを含んだ可変長フィールド。
図7は、第1および第2の手法を使用してアクセスグループを調整するフローチャートを示す。ステップS701において、ステーション120および122は、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わり、ステーション130および132は、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに加わり、ステーション140は、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わる。
ステップS702において:アクセスポイント110は、アクセスグループ情報要素を搬送するビーコンフレームを送信する。図のように、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループの状態コードは、「Conditional Leave(条件付き離脱)」であり、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループの状態コードは、「Stay(残留)」である。ビーコンフレームを受信すると、ステーション120は、条件付きで離脱するが、ステーション122は、<CRI 1,AGL 1>で識別されるアクセスグループに条件付きで留まる。ステーション140は、ビーコンフレームで指示されるように、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループに留まる。さらに、ステーション130および132は、アクセスグループ情報要素の明示的な指示なしに、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに留まる。
ステップS704において、アクセスポイント110は、第1の手法により自発的に、アクションフレーム(すなわち、アクセスグループ調整応答フレーム)をステーション120に送信する。フレーム中のアクセスグループ情報要素が、「Join」のアクセスグループ状態コードを用いて、ステーション120に<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループに加わるよう指示する。その後ステップS705において、ステーション120は、このような情報に従ってアクセスグループに加わる。
ステップS706において、ステーション130は、アクションフレーム(すなわち、アクセスグループ調整要求フレーム)をアクセスポイント110に送信して、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループを離脱する、またはこれに留まるための指示を要求する。したがって、ステップS707において、アクセスポイント110は、アクセスグループの性能を評価し、第2の手法によりこれが過負荷状態であることがわかる。ゆえに、アクセスポイント110は、ステーション130を、<CRI 2,AGL 1>で識別される別の軽負荷のアクセスグループに向かわせることを決定する。ステップS708において、アクセスポイント110は、アクションフレーム(すなわち、アクセスグループ調整応答フレーム)をステーション130に送信する。フレーム中のアクセスグループ情報要素が、ステーション130に、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループを離脱し、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わるよう指示する。アクセスグループ調整応答フレームを受信すると、ステーション130は、ステップS709において、<CRI 1,AGL 2>で識別されるアクセスグループを離脱し、<CRI 2,AGL 1>で識別されるアクセスグループに加わる。
本発明のソリューションによれば、非アクセスポイントステーションが、アクセスグループに分割され、非アクセスポイントステーションが、複数のアクセスグループに同時に属することができる。非アクセスポイントステーションは、動的に、アクセスグループに加わる(Join)/アクセスグループに加わらない(Not Join)/アクセスグループに留まる(Stay)/アクセスグループを離脱する(Leave)ことができる。各グループは、アクセスカテゴリとして同等にみなされることが可能であり、したがって、精密なトラフィック制御を行うためにより多くのアクセスカテゴリが提供されることが可能である。さらに本発明は、ステーション間の無線リソースの競合を明確に解決し、同時に競合するステーションの数を効果的に制限することができる。
本発明はさらに、アクセスグループのアクセス制御に柔軟性を提供することができる。アクセスポイントが、固定された順序でのみならず、実際に必要に応じてアクセスグループに優先順位をつけるために未承諾な方法でCTSフレームを送信することによっても、アクセスグループのスケジューリングを行うことができる。有利には、アクセスグループに予約された期間も、柔軟に変えることができる。
本発明は、前述の例示的実施形態の詳細に限定されず、本発明の趣旨または本質を逸脱することなく、他の特定の形式で具体化されることが可能であることを当業者は理解するであろう。したがって、諸実施形態は、いずれにせよ例示であり、非限定的であると解釈されよう。さらに、明らかに「含む」という用語は、別の(1つもしくは複数の)要素または(1つもしくは複数の)ステップを除外することはなく、「a」または「an」は、複数を除外することはない。装置クレームに記載される複数の要素は、代替的に、単一要素として具体化されることが可能である。「第1の」、「第2の」などの用語は、名前を指定するものであるが、特定の順序を提案するものではない。
Claims (15)
- 無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントにおいて、無線リソースのスケジューリングを行う方法であって、無線ローカルエリアネットワークで少なくとも1つの分類ルールが設定され、少なくとも1つの分類ルールのそれぞれに従ってアクセスポイントによってサービスを提供される複数の非アクセスポイントステーションに対して、少なくとも1つのアクセスグループが設定され、この方法は、
a.少なくとも1つの分類メッセージを、複数のステーションの少なくとも1つに送信するステップであって、各分類メッセージが、少なくとも1つの分類ルールに従って無線ローカルエリアネットワークで設定されたすべてのアクセスグループのうちの1つに関する情報を含み、アクセスグループに関する情報が、第1の情報、第2の情報、および第3の情報を含み、第1の情報が、アクセスグループの分類ルールを示し、第2の情報が、アクセスグループのアクセスグループラベルを示し、第3の情報が、アクセスグループの状態コードを示す、送信するステップと、
b.すべてのアクセスグループの中で保護されるべきアクセスグループに割り当てられる無線リソースを示すために、複数のステーションに送信許可フレームを送信するステップと
を含む、方法。 - ネットワーク状態および/または保護されるべきアクセスグループのサービス品質の要求に従って、少なくとも1つの分類ルール、およびそれに対応するアクセスグループのうちの少なくとも1つを変更するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - すべてのアクセスグループのうちの1つの性能を評価するステップと、
予め定められたルールに従ってアクセスグループの状態コードを調整するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - アクセスグループの性能を評価するステップの前に、
アクセスグループに属するステーションから、アクセスポイントにアクセスグループを調整するように要求する第1の要求メッセージを受信するステップ
をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - アクセスグループの状態コードが、Join、Conditional Join、Stay、Conditional Leave、およびLeaveを含む、請求項1に記載の方法。
- ネットワーク状態の変化および/または保護されるべきアクセスグループのサービス品質の要求の変化に従って、保護されるべきアクセスグループに割り当てられる無線リソースを調整するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - ステップaの前に、方法が、
複数のステーションの少なくとも1つから、分類メッセージを要求する第2の要求メッセージを受信するステップ
をさらに含み、
ステップaにおいて、少なくとも1つの分類メッセージが、第2の要求メッセージを送信している少なくとも1つのステーションに送信される、請求項1に記載の方法。 - 送信許可フレーム中に含まれる受信機アドレスが、保護されるべきアクセスグループのグループアドレスを示す、請求項1に記載の方法。
- 無線ローカルエリアネットワークの非アクセスポイントステーションにおいて、無線リソースのスケジューリングを行う際に支援する方法であって、無線ローカルエリアネットワークが、複数の非アクセスポイントステーションと、複数の非アクセスポイントステーションにサービスを提供するアクセスポイントとを含み、少なくとも1つの分類ルールが、無線ローカルエリアネットワークで設定され、少なくとも1つの分類ルールのそれぞれに従って複数の非アクセスポイントステーションに対して、少なくとも1つのアクセスグループが設定され、この方法は、
i.アクセスポイントから少なくとも1つの分類メッセージを受信するステップであって、各分類メッセージが、少なくとも1つの分類ルールに従って無線ローカルエリアネットワークで設定されたすべてのアクセスグループのうちの1つに関する情報を含み、アクセスグループに関する情報が、第1の情報、第2の情報、および第3の情報を含み、第1の情報が、アクセスグループの分類ルールを示し、第2の情報が、アクセスグループのアクセスグループラベルを示し、第3の情報が、アクセスグループの状態コードを示す、受信するステップと、
ii.アクセスグループの第3の情報に従って、アクセスグループに加わる/アクセスグループに加わらない/アクセスグループに留まる/アクセスグループを離脱するステップと、
iii.アクセスポイントから送信許可フレームを受信するステップと、
iv.送信許可フレームに示される、保護されるべきアクセスグループが、現在ステーションが加わっているアクセスグループである場合、送信許可フレームに示された期間に無線リソースを求めて競合するステップと
を含む、方法。 - v.送信許可フレームに示される、保護されるべきアクセスグループが、現在ステーションが加わっているアクセスグループとは異なる場合、送信許可フレームに示された期間に休止状態を維持するステップ
をさらに含む、請求項9に記載の方法。 - 少なくとも分類ルールおよびそれに対応するアクセスグループのうちの少なくとも一方が、ネットワーク状態および/または保護されるべきアクセスグループのサービス品質の要求に従って変更される、請求項9に記載の方法。
- すべてのアクセスグループのいずれか1つの状態コードが、予め決定されたルールに従って調整される、請求項9に記載の方法。
- 第1の要求メッセージをアクセスポイントに送信して、アクセスポイントにアクセスグループを調整するように要求するステップ
をさらに含む、請求項12に記載の方法。 - アクセスグループの状態コードが、Join、Conditional Join、Stay、Conditional Leave、およびLeaveを含む、請求項9に記載の方法。
- ステップiの前に、
第2の要求メッセージをアクセスポイントに送信して、分類メッセージを要求するステップ
をさらに含む、請求項9に記載の方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160705 |