JP2015508365A - 乗客コンベヤ用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

エスカレータまたは動く歩道用のブレーキ装置は、一致して移動する手すりと乗客支持体を含む。制動用張力付与装置が、動作時に手すりの張力を選択的に増加させる。増加した張力は、手すりそして乗客支持体を摩擦により制動するように働く。制動用張力付与装置は、装置設計に従って種々の位置に設けることができ、液圧、電気、電磁気などのあらゆる適切な方式で駆動可能である。手すりの摩擦による摩耗は、開示されるブレーキ装置が手すりの広い範囲、例えば、手すりがその全長に沿って下方に延在する支持体に接触する多くの箇所にわたって摩擦負荷を分散させることによって減少する。

Description

本明細書は、主に、乗客コンベヤに関し、特に、乗客コンベヤ用のブレーキ装置に関する。
世界が進歩し、自動化されるに従って、全ての種類の乗客コンベヤの必要性が増し続けており、既存の搬送装置の積載量についても同様である。前世紀において、種々の種類のコンベヤ、すなわち、エレベータ、エスカレータおよび動く歩道によって、より大きくより効率的なビルの建設が可能となった。
それにもかかわらず、乗客搬送に対する要求が拡大し続けるとともに、既存の現場インフラが徐々に古くなるので、特にエスカレータや動く歩道を定期的に休止して修理または改修する必要性が大きくなっている。さらに、修理の状態にかかわらず、エスカレータは、乗客が装置の故障に直面しているときなどの非常時に停止する必要がある場合がある。
エスカレータの停止時には、2つの事が起こる必要がある。第一に、典型的に強力な電気モータである、エスカレータに動力を供給するモータが停止する。第二に、実質的に同時に、エスカレータが使用のため再稼動されるまでその移動を防止するようにブレーキがかけられる。適切な制動が重要なため、乗客コンベヤ装置に2つのブレーキ装置、すなわち、運転ブレーキと補助ブレーキを備えることが一般的である。運転ブレーキは、典型的に駆動装置内に設けられ、エスカレータの通常の停止や保持に使用される。一方、補助ブレーキは、上方乗場領域の主駆動アセンブリ内に通常設けられる追加の安全ブレーキであり、適切な状況において地域の安全規定に従って作動する。これらのブレーキ装置は、共に設置および動作のための空間を要するとともに、定期的な点検、修理および保守を要する。
よって、乗客コンベヤの制動が重要である一方で、現代の乗客コンベヤにおける制動方法は、ブレーキ装置によって生じる必要な空間や金銭的なコストを減少させるとともに信頼性を高めるために改良の余地がある。このため、発明者は、乗客コンベヤ用の新規なブレーキ装置について以下に説明する。
この背景技術は、読者を補助するために発明者によって記載されたものであり、従来技術に言及するものでなく、指摘した問題が当該技術で認識されているものであることを示すものでもない。
概要を述べると、本発明の一実施例では、改良されたブレーキ装置を有する乗客コンベヤが提供される。乗客コンベヤは、1人または複数の乗客を支持するように設けられた乗客支持体と、この乗客支持体と一致して移動するように該乗客支持体に連結された連続的な手すりと、を含む。手すりは、手すりガイドによって経路に沿って案内されてもよい。乗客支持体上に立つ1人または複数の人を搬送するとともに、乗客支持体と手すりを駆動する駆動装置が提供される。ブレーキ装置が、連続的な手すりの張力を選択的に増加させる張力付与装置によって、手すりそして乗客支持部の移動を選択的に防止し、これにより、手すりと下方に延在する支持部との間の摩擦が増加して手すりの移動が妨げられ、乗客支持体の移動が停止される。
乗客コンベヤは、エスカレータおよび動く歩道を含む種々の装置のいずれかの装置とすることができる。同様に、乗客支持体は、踏段やパレットなどの連結された複数のトレッドプレートまたはコンベヤベルトとすることができる。
本発明の一実施例では、張力付与装置は、手すりに隣接する張力ボウと、張力ボウを手すりに対して押し付けるように張力ボウと関連して設けられた押付け部材と、を含む。張力ボウは、ローラボウ、摺動ボウまたは手すりと係合する他の機構とすることができる。
手すりは、実質的に180°で折り返す第1および第2の折返し部、湾曲移行部および連続的な手すりが直線状に移動する1つまたは複数の直線部にわたって延びる。張力付与装置は、これらのいずれかの位置、手すり駆動プーリに隣接する位置または手すりの経路に沿った他の適切な位置に設けることができる。張力ボウに関連する押付け部材は、液圧、電気、電磁気またはばねによって作動可能である。
本発明の他の実施例では、乗客支持体と、この乗客支持体と連続する手すりとが一致して移動するように該乗客支持体に連結された手すりと、を有する乗客コンベヤの制動方法が提供される。この方法は、乗客コンベヤを制動する必要性を検出し、手すりの移動が妨げられて乗客支持部も停止するまで手すりと下方に延在する支持体との間の摩擦を増加させるように、手すりの張力を選択的に増加させることを含む。
本発明の上記の実施例おける乗客コンベヤは、エスカレータまたは動く歩道とすることができ、乗客支持体は、例えば、コンベヤベルトまたは踏段やパレットなどの連結された複数のトレッドプレートを含みうる。
本発明の一形態では、乗客コンベヤは、手すりに隣接する張力ボウと張力ボウと関連して設けられた押付け部材と、を有する。この場合、押付け部材によって手すりに対して張力ボウを押し付けることによって、手すりの張力が選択的に増加される。
本発明の他の実施例と同様に、張力ボウは、例えば、ローラボウまたは摺動ボウとすることができる。張力ボウは、手すりが180°折り返す折返し部、湾曲移行部、手すり駆動プーリに隣接する位置、直線部または手すりの経路に沿ったあらゆる他の適切な位置で手すりに対して押付け可能である。
他の実施例と同様に、手すりに対する張力ボウの押付けは、液圧式機構、電磁式機構、電気式機構およびばね機構の1つまたは複数によって実行することができる。
本発明の他の実施例では、乗客コンベヤ用のブレーキ装置が提供される。この実施例では、乗客コンベヤの乗客用手すりと係合するように構成された張力付与装置が、手すりの張力を選択的に増加するように設けられる。押付け部材が、張力付与要素と連結されており、手すりの張力増加によって制動力を提供するように、作動時に滑り係合するよう乗客用手すりに対して張力付与要素を選択的に押し付けるように構成されている。
他の実施例と同様に、張力付与要素は、例えば、ローラボウまたは摺動ボウとすることができ、押付け部材は、液圧、電磁力、電力およびばねの力のいずれかによって作動可能である。
本発明の異なる実施例は、相容れないものではなく、いずれかの実施例の要素を他の実施例の1つまたは複数の要素と組み合わせることができ、実施例ごとの説明は、読者の便宜のためであり、相容れない異なる発明を示すためではない。開示した原理の別のあるいは代わりの形態および特徴部は、以下の詳細な説明および添付図面によって明らかとなる。
開示された動作原理の実施例を実現し得るエスカレータの概略説明図である。 開示された動作原理の実施例を実現し得る手すり移動装置の詳細概略説明図である。 透明でない欄干を有する設備で使用される手すり駆動機構の切欠き説明図である。 ガラス製欄干設備で使用されるエスカレータの手すり駆動部の詳細説明図である。 制動用張力付与装置を有する下方の直線状手すり部の概略説明図である。 説明した動作原理に従って制動を提供するために張力を加えることができる特定の代替的な摩擦ゾーンを示す、手すりおよび関連する駆動装置の概略説明図である。
本明細書は、連係して動く1つまたは複数の乗客支持用移動手すりに連結された踏段や床部などの移動する踏段や人が立つ部分を有する乗客コンベヤに関する。手すりは、典型的に、コンベヤ上の乗客の手が届く範囲内でコンベヤの両側に設けられる。典型的な実施例には、乗客の垂直方向および水平方向の両方の移動のためのエスカレータおよび傾斜した動く歩道および乗客の水平方向の移動のための水平な動く歩道が含まれる。前者は、ビル内の制限された数の連続階の間で乗客を移動させるために使用することができ、後者は、空港内の空港ターミナルの間などの広い平らな空間にわたって乗客を速く移動させるために使用することができる。
開示される装置は、全体として、運転ブレーキ装置、補助ブレーキ装置またはこれらの両方の役割を果たす改良されたブレーキ装置を提供する。開示されたブレーキ装置は、新しい設備の一部として設置することができ、または既存の設備の改装装置として提供することもできる。いずれの場合でも、典型的には最小化される手すりの摩擦が、強い制動力を提供するために選択的に用いられる。手すりとコンベヤとの間の機械的なリンクにより、手すりの停止によりコンベヤ自体も確実に停止される。
次に、特定の例示的な実施例の詳細についてみると、図1は上記の図面の簡単な説明に記載したようにエスカレータの概略説明図である。図示のエスカレータ10は、フレーム12、駆動装置14、踏段チェーン16、踏段18、ローラ用レール20および欄干アセンブリ22を含む。図では一方側しか示していないが、フレーム12は左右両側にトラス部24を含む。各々のトラス部24は、傾斜した中間部28によって接続された互いに平行な2つの端部26を有する。これらの端部26は、上方の高さ32において上方の乗場30を構成し、下方の高さ36において下方の乗場34を構成する。一致するローラ用レール20の対は、各々のトラス部24の内側、すなわち他方のトラス部24に面するトラス部24の面に取り付けられている。ローラ用レール20の傾斜が斜面28の傾斜から乗場30,34の傾斜に変化する傾斜した中間部28と乗場30,34との間の領域は、移行領域38として定義される。
上方の乗場30は、トラス部24の間にエスカレータ駆動装置14を収容する。この駆動装置14は、一対の踏段チェーンスプロケット40に動力を供給し、踏段チェーンスプロケット40は、踏段チェーン16に直線運動を伝える。踏段18は、踏段チェーン16に連結されており、エスカレータ駆動装置14によって踏段チェーン16と共に駆動されるときにローラ用レール20に沿って案内される。踏段チェーン16および踏段18は、一方の高さ32から他方の高さ36まで延びて一方の高さに戻る(図1に仮想線で示した)閉じたループ状経路42に沿って移動する。踏段チェーン16および踏段18が移動する閉じたループ状経路は、2つの折返し部44を含み、これらの折返し部44において、チェーン16およびステップ18は、上方および下方の乗場30,34に設けられた2つのスプロケット40の周りまたは1つのスプロケットと1つの折返しレールの周りを移動する。
上述したように、駆動装置14は、上方の乗場30に関連して設けられた踏段チェーンスプロケットに動力を供給する。一実施例では、(以下により詳細に説明する)手すり移動装置48を駆動する手すり駆動スプロケット46が、上方の乗場30に関連して設けられた踏段チェーンスプロケット40に固定されている。一実施例では、手すり駆動スプロケット46は、2つの平行なチェーンを介して手すり移動装置48を駆動するように設けられた二重スプロケットである。
次に図では、手すり移動装置48と関連する構成要素および装置のより詳細な概略説明図が示されている。上述したように、手すり移動装置48は、手すり駆動チェーン50を介して、主駆動アセンブリの踏段チェーンスプロケット40に対として設けられたスプロケットによって駆動される。手すり駆動チェーン50は、手すりを駆動するとともに主駆動アセンブリを制動するための充分な力を伝達する単一の複合チェーンまたは、複数のチェーンストランドとすることができる。手すり移動装置48において、手すり駆動チェーン50は、被駆動スプロケット52を介して被駆動スプロケット52に固定された手すり駆動プーリ54に連結されている。
手すり駆動プーリ54は、駆動状態ではエスカレータの手すりを駆動するように配置および構成されている。しかし、制動状態では手すりによって駆動される。特に、ラッピングローラガイド58と協働する一対の外側ローラガイド56が、手すり60を手すり駆動プーリ54に部分的に巻き付けるように機能する。このようにして、手すり駆動プーリ54が回転すると、手すり60が前または後に引っ張られる。手すり60がエスカレータの側方構造体の周りに連続的なループを成すため、手すり60全体が移動する。回転部品の間のギアリングおよび手すり駆動プーリ54の寸法が、駆動装置14の回転に対する手すり60の移動速度を設定するために使用される。このように、2つの構成要素を同期させて駆動および制動するように、手すり60の移動が踏段18の移動と一致するように設けられる。
手すり60を移動させる図2の構成は、ガラス製の欄干を有する設備で手すり駆動機構を隠すのに役立つが、他の構成も同様に使用可能である。図3は、透明でない欄干を有する設備で使用される手すり駆動機構の切欠き説明図である。この図では、明瞭化のために手すり60の大部分が省略されている。
図示のように、手すり60は、手すりガイド62などの下方に延在する構造体に沿って移動するとともにこの構造体によって保持される。手すり60は、図示の実施例では、上方の乗場の折返し部として設けられた駆動プーリ64によって推進される。駆動プーリ64は、図1に示す駆動機構と同様に、踏段駆動装置(図3では省略)と位置合わせされたチェーン駆動装置66によって駆動される。この装置では、手すり60と駆動プーリ64および手すりガイド62との連続的な位置合わせを確実に得るためにローラガイド装置68が同様に有用である。
手すり駆動プーリ64は、駆動状態においてエスカレータの手すりを駆動するように配置および構成されているとともに、制動状態において手すりからの制動力を伝達する。駆動状態に関して、手すり60は、手すり60と手すり駆動プーリ64との間の摩擦結合によって充分な駆動力を伝達するように設置時または修理時に初期調整される。同様に、手すり60と手すり駆動プーリ64との間の摩擦係合によって、手すり60から手すり駆動プーリ64に制動力が伝達される。これにより、手すり駆動プーリ64が回転すると、手すり60が前または後に引っ張られる。手すり60がエスカレータの側方構造体の周りに連続的なループを成すので、手すり60全体が移動する。
回転部品のギアリングと手すり駆動プーリ64の寸法が、駆動装置14の回転に対する手すり60の移動速度を設定するために使用される。これにより、手すり60の移動が踏段18の移動と一致して、これらの2つの構成要素が同期して駆動および制動される。
図示の構成および他の駆動構成では、手すりと下方に延在するガイド構造体との間に摩擦抵抗が生じる。手すりの張力が適切に設定されなければ、このような摩擦抵抗によってエスカレータ全体の効率が実質的に損なわれるおそれがある。同時に、手すりの張力の設定が低すぎると、手すりは、下方に延在するガイド構造体との側方の位置合わせが狂うとともに/または、例えば、駆動プーリなどの上で滑ることによって踏段との位置合わせが狂ってしまう。
手すりの摩擦は、できるだけ小さくすることが常に課題として扱われてきたが、手すりの摩擦を操作することで有利な制動動作が得られることが発明者によって見いだされた。特に、手すりの摩擦は、手すりと下方に延在するガイド面との間の垂直抗力の関数であり、この垂直抗力は、手すりの張力の関数である。従って、手すりの張力が増加すると、手すりおよび手すりと共に乗客を載せる要素の制動に利用できる摩擦力も増加する。よって、手すりの張力は、今までどおり効率を最大化するように、すなわち走行摩擦を可能な限り低いレベルまで減少させるように設定する必要がある一方で、手すりの張力を選択的に増加させることで手すりの摩擦抵抗を増加させる実施例において別の追加の機構が含まれる。
手すりの初期張力をエスカレータの移動を防止する充分なレベルまで増加させる必要があり得るが、エスカレータの通常運転では手すりおよび踏段が自由に移動することが要求される。よって、手すりの初期張力は、このような移動を可能にする従来の比較的低いレベルに設定する必要があり、実施例では制動が望まれる場合にのみ手すりの張力を選択的に増加される装置が提供される。
図4,図5には、エスカレータの運転ブレーキおよび/または補助ブレーキの作動を容易にするために、手すりの張力を選択的に増加させることができる2つの構成が示されている。図4を参照すると、この図はガラス製欄干設備で使用されるエスカレータの手すり駆動部の詳細概略図である。図示の部分は、手すり74を駆動する手すり駆動プーリ62を示す。手すり74は、ローラボウアセンブリ76(roller bow assembly)によって案内される。図示の実施例では、少なくとも1つのローラボウアセンブリ76(張力付与要素)が、手すり74の張力を増加あるいは減少させるために、手すり駆動プーリ62に向かってまたは駆動プーリ62から離れるように駆動機構78(押付け要素 forcing element)によって直線的に動かされる。
駆動機構78は、機械式、液圧式または磁気式とすることができ、または作動用のばねを含みうる。機械式駆動機構の例は、ねじ式駆動機構やラック・ピニオン式駆動機構などを含み、液圧式駆動機構の例は、特に、水圧ラムやシザードライブを含む。磁気式駆動機構は、作動されるまでローラボウ76を非制動位置に保持するため、あるいは作動時にローラボウ76を手すり駆動プーリ62に向かって駆動するために磁力を使用することができる。いずれにしても、ブレーキ装置は、自動または手動で作動可能である。同様に、作動後に、ローラボウ76は手動または自動で非制動位置に戻すことができる。図示の実施例では、ローラボウに加える必要のある力は、乗客コンベヤ、手すり長さ、摩擦面の種類、傾斜角度、使用材料などの特定の設計によって決まる。
他の実施例では、制動用張力付与装置は、手すりの走行経路の直線部に設けられている。これは、制動用張力付与装置を有する直線状の下部手すり部の概略図である図5に示されている。図示の実施例では、手すり80は、通常の動作時において、下方に位置する複数のローラガイド82と上方に位置する張力ボウ84とに囲まれている。張力ボウは、上述したように必要な制動用張力を調整するローラ式または摺動式のものとすることができる。
制動時には、張力ボウ84が、複数のローラガイド82によって下方から支持された手すり80に下向きに押し付けられる。このようにして、手すりの張力P0を要求される制動レベルまで増加させることができる。上記の実施例と同様に、張力ボウ84は、機械式、液圧式、磁気式、ばね(図示省略)などを含む種々の方法で作動可能である。張力ボウ84を作動させる力は、動作時における張力ボウ84の下方に位置する手すりの角度によって決まる。
手すり80に作用する張力ボウ84は、手すり80を変位させて手すり80に角度αの湾曲部を強制的に形成する。一般に、180°までは角度αが大きければ大きいほど(すなわち、変位領域において手すりが平らなほど)加える必要のある力(F)が小さくなる。張力ボウ84の下方の手すりは、初期状態では180°であるが、加える必要のある力の分数乗数を定める最終角度αまで僅かに偏向される。乗数の例示的な値は以下の通りである。

[表1]
α(度) F(N)
80 153.2%×P0
90 141.4%×P0
100 128.6%×P0
110 114.7%×P0
120 100.0%×P0
130 84.5%×P0
140 68.4%×P0
150 51.8%×P0
160 34.7%×P0
170 17.4%×P0
よって、例えば、150°の湾曲部により、加える力を乗客コンベヤを停止するために要求される初期手すり張力(P0)の約50%まで減少させることができ、170°の湾曲部により、加える力を80%以上減少させることができる。このようなてこの作用は、直角三角形の底辺に沿って斜辺に向かって加えられる力により、斜辺に沿って幾何学的に増幅された力が得られることによるものであり、最も低い増幅率は(斜辺と底辺が本質的に等しい場合に)実質的に1であり、最も高い増幅率は底辺(変位)がゼロに近づくに従って無限大に近づく。量的には、図5に示す幾何学的な構成では、増幅定数は(sin(90°−α/2))-1である。
図5の実施例で可能となる手すり80の浅い湾曲部により、この実施例では図4に示す構成に比べて、てこの原理による利点が得られる。しかし、説明した原理に従って要求される制動力を加えることができる方法は他にもある。図6は、いくつかの代替的な構成を示しているが、制動用張力を加えるための他の全ての構成を網羅するものではない。
特に、図6は、手すり88と関連する駆動装置90の概略説明図であり、説明した原理に従って制動力を提供するために張力の付与を行うことができる特定の代替的な摩擦ゾーンも示している。図示の張力ゾーンは、下方折返しゾーン92と上方折返しゾーン94を含む。加えて、概略説明図には、移行ゾーン96も示されている。
種々のゾーン92,94,96における手すり張力付与装置は、制動が得られる点まで手すりの張力を増加させるあらゆる適切な方法で実現することができる。一実施例では、折返しゾーン92,94における手すり張力付与装置は、エスカレータの端部に設けられたローラ式または摺動式の折返しボウ98,100によって実現される。移行領域96に設けられた手すり張力付与装置102も、ローラ式または摺動式のボウとして示されている。複数の手すり張力付与装置98,100,102が示されているが、単一の張力付与装置を使用して手すり全体の張力を増加してもよく、張力付与装置の組み合わせを使用して運転ブレーキと冗長な補助ブレーキの両方を提供してもよい。
上述した実施例と同様に、手すり張力付与装置98,100,102は、あらゆる適切な押付け機構によって張力を付与することができる。種々の実施例では、押付け機構は、液圧ピストンまたはシザー、ウォーム駆動装置や他の駆動装置などの電気式アクチュエータ、電磁式駆動装置、またはばね式駆動装置を含む。
開示した装置は、小さい面積または要素に摩耗を集中させる代わりに、手すりの面積の大きな割合にわたって摩擦による摩耗を分散させるという追加の利点を有する。特に、手すりの張力は、単一の領域における張力付与装置によって増加するが、張力の増加によって発生する摩擦は、手すりがその長さにわたって下方に延在する支持部と接触する実質的に全ての箇所で発生する。
説明した原理を踏まえれば、ここで明確に示した以外の種類の張力付与装置や押付け装置を使用してもよい。加えて、図示の実施例は主にエスカレータ装置を示しているが、説明した原理は連係して動く移動手すり部分に連結された移動する踏段や人が立つ部分を有する動く歩道や他の乗客コンベヤ装置に同様に当てはまる。
また、本明細書の説明では、単一の手すりおよび手すりの特定の形態および特徴部を示しているが、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベヤは、典型的にこのような手すりを2つ有し、両方の手すりが装置の移動踏段部分に連結される。よって、説明された張力付与装置は、このような手すりの1つまたは両方に設けることができる。さらに、両方の手すりに設けられた張力付与装置は典型的に一致するが、このような一致は必須ではなく、説明した原理の範囲から逸脱せずに同じ乗客コンベヤの異なる手すりに異なる張力付与装置を使用することができる。
また、図2のプーリ駆動装置または図3の折返し駆動装置のいずれかに設けられるものとして示されているが、説明した原理は、リニア手すり駆動装置などの他の種類の手すり駆動装置にも同様に当てはまる。
よって、上述の説明は、開示された装置および技術の有用な例を提供するものである。しかし、本明細書の他の実施例は上記の例とは詳細が異なりうる。明細書および実施例への言及は、その時点で説明している特定の例に言及しており、開示範囲を全体として限定することを意図していない。特定の特徴部に関する差異や難点に関する記載は、当該特徴部が好ましくないことを示すが、明確に示していなければ、このような特徴部を完全に開示範囲から除外するものではない。

Claims (26)

  1. 1人または複数の乗客を支持するように設けられた乗客支持体と、
    乗客支持体と一致して移動するように該乗客支持体に連結されているとともに、下方に延在する支持体によって移動が案内される手すりと、
    手すりおよび手すりと一致する乗客支持体の移動を選択的に防止するブレーキ装置と、を備え、ブレーキ装置は、手すりの張力を選択的に増加させる張力付与装置を含み、手すりと下方の支持体との間の摩擦によって手すりと乗客支持体の移動が妨げられることを特徴とする乗客コンベヤ。
  2. ブレーキ装置は、運転ブレーキおよび補助ブレーキの一方または両方を提供することを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤ。
  3. 乗客コンベヤは、エスカレータまたは動く歩道であることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤ。
  4. 乗客支持体は、踏段、パレットまたはコンベヤベルトを含むことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤ。
  5. 下方の支持部に対する手すりの張力を選択的に増加させる張力付与装置は、手すりに隣接する張力ボウと、この張力ボウを手すりに対して押し付けるように張力ボウと関連して設けられた押付け部材と、を含むことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤ。
  6. 張力ボウは、ローラボウまたは摺動ボウであることを特徴とする請求項5記載の乗客コンベヤ。
  7. 張力ボウは、手すりが張力ボウを通過するときの関連する手すり案内角度を有し、手すりの所定の張力を生じさせるために張力ボウによって加える必要がある力は、張力ボウの案内角度によって決まることを特徴とする請求項5記載の乗客コンベヤ。
  8. 下方の支持体に沿って移動する手すりは、手すりが実質的に180°折り返す第1および第2の折返し部と、湾曲移行部と、手すりが直線状に移動する1つまたは複数の直線部と、を含み、乗客支持体を駆動する駆動装置をさらに備え、手すりは駆動プーリを含み、手すりの張力を選択的に増加させる張力付与装置は、手すりの直線部、手すりの折返し部、湾曲移行部および駆動プーリに隣接する位置からなる群から選択される少なくとも1つの位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤ。
  9. 張力ボウを手すりに対して押し付けるように張力ボウと関連して設けられた押付け部材は、液圧、電磁力、電気およびばねの1つまたは複数によって作動することを特徴とする請求項5記載の乗客コンベヤ。
  10. 1人または複数の乗客を支持するように設けられた乗客支持体と、この乗客支持体と一致して移動するように該乗客支持体に連結された手すりと、を有する乗客コンベヤの制動方法であって、手すりの移動は、下方に延在する支持部によって案内されており、
    乗客コンベヤの制動の必要性を検出し、
    制動の必要性の検出に応じて、手すりの移動が妨げられて乗客支持体も停止するまで、手すりと支持部との間の摩擦を増加させるように手すりの張力を選択的に増加させることを特徴とする乗客コンベヤの制動方法。
  11. 乗客コンベヤは、エスカレータまたは動く歩道であることを特徴とする請求項10記載の乗客コンベヤの制動方法。
  12. 乗客支持体は、コンベヤベルト、連結された複数の踏段または連結された複数のパレットを含むことを特徴とする請求項10記載の乗客コンベヤの制動方法。
  13. 乗客コンベヤは、手すりに隣接する張力ボウと、張力ボウと関連して設けられた押付け部材と、を含み、下方に延在する支持部に対する手すりの張力を選択的に増加させることは、押付け部材によって張力ボウを手すりに対して押し付けることを含むことを特徴とする請求項10記載の乗客コンベヤの制動方法。
  14. 張力ボウは、ローラボウまたは摺動ボウであることを特徴とする請求項13記載の乗客コンベヤの制動方法。
  15. 下方に延在する支持部に沿って移動する手すりは、手すりが実質的に180°折り返す第1および第2の折返し部と、湾曲移行部と、手すりが直線状に移動する1つまたは複数の直線部と、を含み、張力ボウを押付け部材によって手すりに対して押し付けることは、前記の折返し部、湾曲移行部および直線部の少なくとも1つにおいて張力ボウを手すりに対して押し付けることを含むことを特徴とする請求項13記載の乗客コンベヤの制動方法。
  16. 乗客コンベヤは、手すりを駆動する駆動プーリを含み、押付け部材によって張力ボウを手すりに対して押し付けることは、駆動プーリに隣接する位置で手すりに対して張力ボウを押し付けることを含むことを特徴とする請求項13記載の乗客コンベヤの制動方法。
  17. 押付け部材によって手すりに対して張力ボウを押し付けることは、液圧機構、電磁機構、電気機構またはばね機構によって手すりに対して張力ボウを押し付けることを含むことを特徴とする請求項13記載の乗客コンベヤの制動方法。
  18. 押付け部材によって手すりに対して張力ボウを押し付けることは、運転ブレーキおよび安全ブレーキの少なくとも一方を提供することを特徴とする請求項13記載の乗客コンベヤの制動方法。
  19. 移動可能な乗客支持部と、この乗客支持部と一致して移動するように該乗客支持部に連結された移動可能な乗客用手すりと、を有する乗客コンベヤ用ブレーキ装置であって、このブレーキ装置は、手すりの張力を選択的に増加させるように設けられた張力付与要素を備えており、手すりの張力の増加によって乗客支持部の制動力が得られることを特徴とする乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  20. 張力付与要素は、ローラボウまたは摺動ボウであることを特徴とする請求項19記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  21. 手すりに対して張力付与要素を押し付けるために、張力付与要素と関連して設けられた押付け部材をさらに含むことを特徴とする請求項19記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  22. 押付け部材は、液圧、電磁力、電力またはばねの力によって作動することを特徴とする請求項21記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  23. 押付け部材は、運転ブレーキおよび補助ブレーキの少なくとも一方を提供するように作動されることを特徴とする請求項21記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  24. 押付け部材によって加えられる力によって生じる手すりの張力は、張力付与要素の案内角度によって決まることを特徴とする請求項21記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  25. ブレーキ装置は、乗客コンベヤを動作状態に戻すために自動または手動で解除することができることを特徴とする請求項19記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
  26. 手すり駆動装置をさらに含み、この手すり駆動装置は、プーリ駆動装置、折返し駆動装置、またはリニア駆動装置であることを特徴とする請求項19記載の乗客コンベヤ用ブレーキ装置。
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