JP2015506374A - 殺虫ヒドロゲル給餌球 - Google Patents

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Abstract

新規な球形の殺虫性ヒドロゲル給餌球は、活性殺虫物質、食物源、任意選択の補助剤、水、および超吸収性ポリマーを含む。約2mm〜約6mmの直径を有する大きな個別的な球体は、約1mm〜約4mmの粒子サイズの粗乾燥顆粒化ポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーの使用によって可能となる。殺虫性ヒドロゲル餌球は餌ステーションの囲みを必要とせずに、昆虫を制御する環境下に配置できる。また、本発明は、個別的なする大型餌球の製造方法を含む。

Description

関連出願の相互参照
2012年1月31日に出願され、「殺虫ヒドロゲル給餌球」と題された米国実用出願13/362486に本出願の優先権を主張し、それは本明細書に組み込まれている。
本発明は、殺虫餌に関し、特に、比較的大きな殺虫ヒドロゲル給餌球を含有する殺虫餌に関し、および、乾燥した粗い粒状の超吸収性コポリマーと、水性溶液または殺虫活性物質もしくは食物源のマイクロエマルジョンとを水和することにより球を製造するための方法に関する。
ゲル状殺虫剤は、文献でよく知られている。半固体または固体のゲル状の殺虫剤製剤は環境中に分布でき、一般に、粉末または液体の殺虫剤組成物を用いることが可能または実用的ではないかもしれない害虫駆除法に使用される。例えば、徐放などの殺虫活性物質の制御放出はゲルマトリックス内に殺虫活性物質を配合することにより可能であることが知られている。ゲルおよび餌は、アリまたはゴキブリが活性剤を食べて巣に持ち帰るように、食物源と共に遅効性殺虫活性物質を提供することにより巣の壊滅をもたらす一般的な手段である。ポリマーゲルマトリックスの密封性、オープンアクセスポートを有する必要がある樹脂餌ステーションに組み込むのに適した物理的形状をもたらすこと、および消費者が安全に利用するためにシリンジ内に導入できるので、ゲル化した餌は便利である。この分野においてより関連する技術のいくつかを、以下に説明する。
Hurry等による米国特許第7138367は、空気清浄に使用可能なゲルを生成するための超吸収性ポリマー(SAP)と揮発性液体(例えば芳香剤)との組み合わせを開示している。開示は、揮発性の液体は殺虫剤であり得ることを示している。
Dykstra等によるPCT出願公開番号WO91/07972は、カラギーナンを含有する固体ゲルマトリックス内に分散させた殺虫剤を開示する。
Levy等による米国特許第4818534、4983390、4983389、4985251および5567430、ならびにPCT出願公開WO89/012450は、固体または流動性の配合物を生成するために超吸収性ポリマーと殺虫剤、農薬、除草剤などのゲル化を開示している。例えば、流動性ゲルを、蚊の駆除のための池の表面にわたって分散させることができる。Levyの開示において、超吸収性ポリマーは、粉末またはフレーク状であり、ブレンドおよび/または凝集されるように適合される。
文献における例は、ポリマーマトリックスからの活性物質の制御放出を教示する。すなわち、ゲル状の塊に殺虫剤、誘引剤、または他の生物活性物質を配合する目的は、制御され、予測可能な速度で、ポリマーマトリックスから活性物質が蒸発することである。ゲル状の餌の例は、餌ステーションの内部またはシリンジ塗布器を使用した場合、ゲル状の塊が、どのようにして餌に対する流出防止物理的形態を提供するのかを示す。
したがって、この業界において依然として欠如していることは、水と餌の十分な量を保持して、長期間にわたり昆虫に連続的かつ直接的な摂食を促進する、非晶質固体の塊に加えて、ゲル化した殺虫餌の他の形態である。具体的には、餌を格納する餌ステーションまたは他の構造を必要とせずに、家の周囲および環境下に容易に配置できる物理的な形状内に殺虫餌製品を配合するための実用的な選択肢は存在しない。
米国特許第7138367 WO91/07972 米国特許第4818534 米国特許第4983390 米国特許第4983389 米国特許第4985251 米国特許第5567430 WO89/012450
安定な水性の殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンと、粗い粒径の超吸収性ポリマー顆粒を水和することによって、大きな光学的に透明なヒドロゲル給餌球を製造することができることが見出された。これらの大きなヒドロゲル球体は、長時間にわたって殺虫餌液を保持し、餌ステーションで使用されるようなゲル餌と比較して比較的同等の給餌消費をもたらす。予想外に、球体は、それらが時間の経過とともに昆虫に供給されることにより消費されても、完全に無傷で透明なままである。ヒドロゲル球は給餌球として機能し、液体食物源がマトリックスから抽出されるにつれて重量が減少する。
本発明の好ましい一態様では、約1mm〜約6mmの平均粒径を有する粗い乾燥顆粒の形態のポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーは、安定な水性殺虫餌溶液と混合され、安定し、光学的に透明な殺虫ヒドロゲル餌球を形成する。
本発明の別の好ましい態様において、約1mm〜約4mmの平均粒径を有する粗い乾燥顆粒の形態のポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーは、安定な水性殺虫餌マイクロエマルジョンと混合され、約0.2cm〜約0.6cmの直径を有する、安定し、光学的に透明な殺虫ヒドロゲル餌球を形成する。
本発明の別の好ましい態様において、光学的に透明なヒドロゲル給餌球を形成する方法が提供され、該方法は、殺虫活性物質および/または殺虫餌の溶液またはマイクロエマルジョンを製造し、安定な殺虫性/餌溶液またはマイクロエマルジョンを、乾燥した粗い超吸収性ポリマー顆粒に添加し、ヒドロゲル球を形成する工程を含む。
本発明の別の好ましい態様では、約1mm〜約6mmの平均粒径を有する粗い乾燥顆粒の形態のポリアクリルアミド/アクリル酸カリウムコポリマーは、殺虫剤、食物源、水、任意の溶媒、および任意の乳化剤を含有する安定な水性殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンと混合され、2mm〜1cmの範囲の直径を有し、400nmより高い波長にて20%よりも高い光透過率、500nmより高い波長にて25%よりも高い光透過率、および700nmより高い波長にて30%よりも高い光透過率を有するヒドロゲル給餌球を形成する。
以下の説明は、例示的態様を示すものであり、決して本発明の範囲、適用性または構成を限定するものではない。むしろ、以下の説明は、本発明の例示的な態様を実施するための便利な実例を提供する。記載された態様に対するさまざまな変更は、本発明の組成物の成分の相対量及び添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱することなく、説明した製造方法の条件で行うことができる。最も重要なことは、膨潤殺虫ヒドロゲル給餌球の形状およびサイズを変化させること、または球体のサイズ分布を変化させること本発明の意図する範囲から逸脱しない。さらに、成分を添加する順序を変更すること、温度および混合時間を変化させることは本発明の趣旨から逸脱するものではない。
本発明は、大きな径の個別的な膨潤球形態の殺虫餌に関し、非晶質ポリマーゲル殺虫剤および昆虫餌を開示する先行技術から区別される。超吸収性ポリマーに加えて、本発明の殺虫給餌球は、ヒドロゲルの成分として、少なくとも一種の殺虫活性物質、少なくとも一種の食物源、任意の補助剤および水を含有する。本明細書における殺虫性ヒドロゲル餌球は、超吸収性ポリマーまたはコポリマー(多くの場合、SAPなどの当技術分野における略称で示される)、水性殺虫剤、および餌溶液もしくは餌エマルジョンを含有する。以下に詳細に説明するように、所望のサイズ、安定性および光透過性を有する殺虫性ヒドロゲル餌球を製造するために、まず、殺虫活性物質と食物源の安定した水性溶液またはエマルジョンを製造し、次いで、溶液またはエマルジョンを、極めて固有の定義された粒度分布を有する乾燥粒状SAPと組み合わせることが望ましい。
本発明の別の態様において、製造方法は、(1)SAPを除くすべての成分を相互に混合して、水性殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンを形成し;(2)次いで、透明な溶液またはマイクロエマルジョンと粒状SAPを混合し;(3)顆粒の水和および大きく膨潤した球体を形成するのに十分な時間をかける工程を含む。殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンが乾燥SAP顆粒の上に注入されるか、またはSAP顆粒が、溶液またはエマルジョン内に滴下、篩などにかけられる場合には重要でない。しかし、SAP顆粒の水和が起こる容器(例えば、PETまたは他のプラスチックで作られる容器)の特性に応じて、SAP顆粒は、乾燥容器内に滴下される場合、プラスチックとの静電相互作用を有する傾向がある。コンテナ内のSAP顆粒の挙動を制御するための救済策は、まず、容器内への溶液または混合物を添加し、次いで、液体を満たした容器にSAP顆粒を添加することである。予め密封されたアクセスポートを開放するなど、最終使用者により餌ステーション内に装着できるプラスチック容器に、水和中のまたは予め水和した給餌球を包装するすることが好ましい。
ここで、「透明性」とは、定性的および主観的に使用される用語であり、本発明方法により製造され、本明細書に開示された、大きくて粗い殺虫ヒドロゲル給餌球と不透明な固体または半固体の殺虫ゲルとを比較することにより見られる特徴を伝えることを意味している。本発明の球は、半固体または固体ゲルの塊よりも「より透明」であることが肉眼によって明らかである。言い換えれば、本発明における用語「透明」、「明瞭」、「光学的透明」または「光学的美しさ」は、本発明の方法により製造された製品が、視覚的に検査したときに透明であり、不透明ではないことを意味する。しかし、本発明に係る透明性を伝達するために、本発明の方法により製造された膨潤、殺虫ヒドロゲル餌球について、入射光の波長に対する光透過率(%T)が容易に測定され、記入されている。驚くべきことに、光学的に透明な好適な餌球について測定されたT%記入値は、半固体または固体殺虫ゲルのバルク塊よりもはるかに高い光学的魅力を有していることを考慮して予想されるものよりも、大幅に低い(例えば、350〜900nmにおいて35%Tを超過しない)。
超吸収性ポリマー
殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンと混合される、本発明に係るポリマーは、好ましくは、超吸収性材料、より具体的には、超吸収性ポリマーまたはSAPである。これらは、大量の水または水溶液を吸収できる材料であり、「ヒドロゲル形成」SAPとして先行技術において言及されている。本発明において、超吸収剤は合成有機ポリマーまたはコポリマーであってもよく、直鎖状、分枝状、および必要に応じて架橋されてもよい。好ましいSAPは、モノマーとして、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルを含有してもよいし、上述のモノマーのいずれかのホモポリマーであってもよい。あるいは、SAPは、アクリレート、アクリルアミド、メタクリレート、アクリル酸またはメタクリル酸、またはこれらのモノマーのコポリマーと、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、またはイソブチレン-無水マレイン酸との組合せを介する共重合体であってもよい。また、SAPは、アクリロニトリルの鹸化グラフトポリマー、または、澱粉とアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルキルエーテル、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドおよびそれらのコポリマーとのグラフトポリマー、またはそれらの塩であってもよい。いずれの場合においても、上述したものなどのSAPは、それ自身の重量の約50〜200倍の水または親水性溶媒を吸収できる。最も一般的なSAPは、少なくとも高い電解質含有物を有する液体の迅速な吸収が必要なおむつで使用される、架橋されたポリアクリル酸ナトリウム/ポリアクリル酸ポリマーを含む。この種の超吸収剤は、名称Salsorb(登録商標)(Ciba/Allied Colloids社)とCabloc(登録商標)(Stockhausen社)で市販されている。本発明において使用され得る他のSAPには、これらに限定されないが、US 7528291;7504551;5669894;5559335;5539019;5250642;5196456;5145906;4507438;および4295987;ならびにUS特許出願No.2007/0185228に記載されるヒドロゲル形成ポリマーは、すべて参照により本明細書に組み込まれる。
しかしながら、本発明で使用するのに最も好ましい超吸収性ポリマーは、アクリルアミドとアクリル酸塩モノマーを含有するコポリマーであり、時にはポリアクリルアミド/アクリレートSAPと称される。これらのコポリマーは交互コポリマー、ランダムコポリマー、ブロックコポリマー、またはグラフトコポリマーであってもよい。これらは、直鎖状または分枝状、および必要に応じて架橋されていてもよい。特に好ましいポリマーには以下のものが含まれる:ポリアクリルアミド/アクリル酸ナトリウム架橋コポリマー(CAS番号25085-02-3)、Hisobead(登録商標)の商品名でAekyung Specialty Chemicals Co, Ltdから入手できるもの、Praestol(登録商標)の商品名でStocldiausen, GmbHおよび他の国内および海外メーカーから入手できるもの;アクリルアミドとアクリル酸ナトリウムのコポリマーのグラフト側鎖を有するデンプンのコポリマー、Grain Processing Corporationから入手できる商品名Water Lock(登録商標) A- 100;ポリアクリルアミド/アクリル酸カリウム架橋コポリマー(CAS番号31212-13-2)、Horticultural Alliance, Inc.から入手できる、商品名Horta-Sorb(登録商標)、Stocldiausen, GmbHから入手できる商品名StockSorb(登録商標)、およびNovo-Tech,Incから入手できる、商品名Water Keep(登録商標)、および他の国内および海外メーカーから入手できるもの。「CAS番号」は、化学化合物のために世界的に認められ識別システムを調整し、それぞれ、既知のすべての化学物質に固有の識別子を割り当てるケミカルアブストラクトサービスによって割り当てられた識別番号に関する。略号で表され、創造的な慣用名および/またはブランド名で表されることが多いこれらの材料は、簡単に混乱されるので、SAP同士を区別する場合にCAS番号は特に重要である。本明細書において疑いなく最も好ましいSAPは、CAS番号31212-13-2で特定される架橋ポリアクリルアミド/アクリル酸カリウムコポリマーである。なぜならば、この特定のSAPは、粒状SAPが、大きな粒度分布をもたらし、安定な水性殺虫餌組成物と組み合わされる透明なヒドロゲル球の生成を常にもたらすからである。SAPのナトリウム塩(つまりCAS番号25085-02-3)の使用は、これらの球は殺虫餌として同等に有用であるが、より不透明でありやや好ましいヒドロゲル球を生成する。
顆粒と水溶液またはマイクロエマルジョンとを混合し十分な時間の後に生成する目に見えて大きい個別的なヒドロゲル球がSAPによる液体の完全な吸着をもたらすように、本発明において使用するための超吸収性ポリマー/コポリマーは、ナトリウムまたはカリウムアクリル酸モノマーを含有することに関係なく、約1mm〜約6mm、好ましくは1mm〜4mmの平均粒径を有する乾燥粗顆粒形状で得られなければならない。粉砕した粉末SAPは、殺虫剤分野において既知であり、ゲル化した殺虫餌を製造するのに使用されている。しかしながら、粉末SAPは、認識可能な球状構造を有さないタピオカまたはマッシュ似た非晶質固体ゲル塊を生成し、およびこの非晶質ゲルは、使用して処理するために二次的格納(注射筒、または餌ステーション)を必要とする。したがって、得られる水和球体が約2mmから約1cmまでの粒径分布を有するように、十分に大きい平均粒径を有する乾燥顆粒化SAPを使用することが最も好ましく、このことは、約1mm〜約6mmの粒径を有する乾燥顆粒化SAPを使用することによりもたらされる。大きな球体は、例えば、手やピンセットで、開口した袋から容易に投薬できるように容易に取り扱える。約2mm〜約6mm(0.2cm〜0.6cm)の直径を有するヒドロゲル球を製造するために、約1mm〜約4mmの直径を有する粗SAP粒子を用いて開始することが好ましく、「微粒子」を有さないことが常に好ましい。約1mm〜約4mmの好ましい全般的なSAP粒径を有する場合、SAP顆粒による殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンの吸収は、典型的には室温で12〜42時間かかる。SAPおよび殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンはもちろん、餌製品が商品化される容器で組合せてもよく、これらの容器は、球体の完全な水和を待たずに出荷コルゲート中に箱詰めできる。製品が商品化され販売される店に届くまでに時間がかかるので、水和工程は完了する。
最適な透明性と水和餌球の美しさ、ならびに使いやすさとエンドユーザによる使用の便宜のためにのために、完全なポリマーの水和がもたらされるべきである。すなわち、ポリマー顆粒を水和する際、過剰な液体量、不十分な液体量とすべきではない。このバランスを達成するためには、最終組成物の総重量に対して約0.5重量%〜約3.0重量%SAP顆粒を使用することが好ましい。殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンの量に対して過剰のSAPが使用される場合、球体は、比較的透明で膨潤したヒドロゲル球の内部にシードまたは核を含んでいるように見える不透明なコアを有し得る。記載したように、殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンに対して極めて少量のSAPが使用される場合、余分な溶液またはマイクロエマルジョンはSAPによって吸収されず、容器におけるヒドロゲル球周囲ののスロッシング部に残存し、製品の使い易さを著しく損ない、包装容器の外への漏れを潜在的に有する。本発明の方法において、全組成物に対するSAPの好ましい量は、約0.5重量%〜約3.0重量%であり、より好ましくは約1.0重量%〜約2.0重量%、最も好ましくは約1.4重量%〜約1.8重量%である。下記の式表で説明したように、組成物の総重量の残部は、殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンである。したがって、最も好ましい1.8重量%のSAPを方法において使用する場合、98.2重量%は殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンである。
殺虫餌溶液およびエマルジョン
上述のように、本発明は、殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンによって水和した超吸収性ポリマーを含有する大きな膨潤ヒドロゲル球を含む。これらの溶液/エマルジョンは、少なくとも一種の殺虫活性物質、少なくとも一種の食物源(すなわち餌)、および水が含まれる。溶液またはエマルジョンは、更なる乳化剤、溶媒、染料、苦み剤、安定剤および保存剤を含んでもよい。
殺虫活性物質:
本発明において使用する殺虫活性物質は、潜在的に無制限である。一つの理由は、球体は這いずり回るまたは飛行する任意の害虫を根絶および制御するのに使用されるからである。有用な殺虫剤が広範囲である第二の理由は、(単数または複数の)殺虫活性物質が水に容易に溶解しない場合でも、それ/それらは、常に1つまたは複数の乳化剤および/または1種以上の溶媒を用いて水に乳化させて、超吸収性ポリマー顆粒を水和するために続いて使用することができるエマルジョンを生成できるからである。好ましい活性物質は、バチルス(バチルス・チューリンゲンシス);バチルスエンドトキシン(例えばバチルス・チューリンゲンシスデルタ-エンドトキシン);カルバメート;キチン合成阻害剤;コリンエステラーゼ阻害剤;シクロジエン殺虫剤;エクシソンアゴニスト;GABA調節性クロライドチャネル遮断薬; GABAアンタゴニスト;幼若ホルモン模倣体;大環状ラクトン;脂質生合成阻害剤;ミトコンドリア電子伝達阻害剤(METI);脱皮阻害剤;天然由来または遺伝的に修飾されたウイルス殺虫剤;ネオニコチノイド; ネライストキシン(nereisotoxin)類似体;ニューロンナトリウムチャネル遮断薬;ニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物;オクトパミン受容体リガンド;酸化的リン酸化阻害剤化合物;ピレスロイド;リアノジン受容体リガンド;ナトリウムチャネルモジュレーター;脱共役化合物;尿素;およびそれらの混合物から成る群から選択される。
作用形態に基づいて、これらの好ましい群の中で、いくつかの特定の殺虫活性物質が、本発明のヒドロゲル給餌球内への封入のために有用である。これらの殺虫活性物質は以下の群から好ましく選択される:(1)オルガノ(チオ)ホスフェート:アセフェート、アザメチホス、アジンホス-メチル、クロルピリホス、クロルピリホス-メチル、クロルフェンビンホス、ダイアジノン、ジクロルボス、ジクロトホス、ジメトエート、ジスルホトン、エチオン、フェニトロチオン:フェンチオン、イソキサチオン、マラチオン、メタミドホス、メチダチオン、メチルパラチオン、メビンホス、モノクロトホス、オキシデメトン-メチル、パラオキソン、パラチオン、フェントエート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホレート、ホキシム、ピリミホスメチル、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホス、テトラクロビンホス、テルブホス、トリアゾホス、トリクロルホン; (2)カルバメート:アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、フェノキシカルブ、フラチオカルブ、メチオカルブ、メソミル、オキサミル、ピリミカルブ、プロポキスル、チオジカルブ、トリアザメート; (3)ピレスロイド:アレスリン、ビフェントリン、シフルトリン、シハロトリン、シフェノトリン、シペルメトリン(cypemiethrin)、アルファ-シペルメトリン、ベータ-シペルメトリン、ゼータ-シペルメトリン、デルタメトリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、イミプロトリン、ラムダ-シハロトリン、ペルメトリン、プラレトリン、ピレトリンIおよびII、レスメトリン、シラフルオフェン、タウ-フルバリネート、テフルトリン、テトラメトリン、トラロメトリン、トランスフルトリン; (4)成長調節剤:a)キチン合成阻害剤:ベンゾイル尿素:クロルフルアズロン、シラマジン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、テフルベンズロン、トリフルムロン;ブプロフェジン、ジオフェノラン、ヘキシチアゾクス、エトキサゾール、クロフェンタジン;b)エクジソン拮抗薬:ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド、アザジラクチン; c)幼若ホルモン様物質:ピリプロキシフェン、メトプレン、フェノキシカルブ; d)脂質生合成阻害剤:スピロジクロフェンメシフェン;スピロメシフェン;(5)ニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物:クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド; (6)GABAアンタゴニスト化合物:アセトプロール、エンドスルファン、エチプロール、フィプロニル、バニリプロール;(7)大環状ラクトン殺虫剤:アバメクチン、エマメクチン、ミルベメクチン、レピメクチン、スピノサド; (8)METI(ミトコンドリア電子伝達阻害剤)I殺ダニ剤:フェナザキン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド; (9)METI IIおよびIII化合物:アセキノシル、フルアシプリム(fluacyprim)、ヒドラメチルノン; (10)脱共役剤化合物:クロルフェナピル;(11)酸化的リン酸化阻害剤化合物:シヘキサチン、ジアフェンチウロン、フェンブタチンオキシド、プロパルギット; (12)脱皮かく乱化合物:クリオマジン(cryomazine);(13)混合機能オキシダーゼ阻害剤化合物:ピペロニルブトキシド;(14)ナトリウムチャネルブロッカー化合物:インドキサカルブ、メタフルミゾン; (15)その他の殺虫剤:ホウ酸、四ホウ酸ナトリウム水和物(ホウ砂)、ベンクロチアズ、ビフェナゼート、カルタップ、フロニカミド、ピリダリル、ピメトロジン、硫黄、チオシクラム、およびマロノニトリル化合物、JP2002 284608、WO 02/89579、 WO 02/90320、WO 02/90321、WO 04/06677、WO 04/20399またはJP 2004 99597に記載されているもの、およびそれらの混合物である。
本発明において使用するのに最も好ましい殺虫活性物質は以下のものから成る群から選択される一群のもから選択される:アバメクチン、アセフェート、アセタミプリド、アセトプロール、アミドフルメト、アベルメクチン、アザジラクチン、アジンホスメチル、ビフェントリン、ビフェナゼート、ビストリフルオロン、ホウ酸、ブプロフェジン、カルボフラン、カルタップ、クロルフェナピル、クロルフルアズロン、クロルピリホス、クロルピリホス-メチル、クロマフェノジド、クロチアニジン、シフルメトフェン、シフルトリン、ベータ-シフルトリン、シハロトリン、ラムダ-シハロトリン、シペルメトリン、シロマジン、デルタメトリン、ジアフェンチウロン、ダイアジノン、ディルドリン、ジフルベンズロン、ジメフルトリン、ジメトエート、ジノテフラン、ジオフェノラン、エマメクチン、エンドスルファン、エスフェンバレレート、エチプロール、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フィプロニル、フロニカミド、フルベンジアミド、フルシトリネート、タウ-フルバリネート、フルフェネリム、フルフェノクスロン、ホノホス、ガンマ-シハロトリン、ハロフェノジド、ヘキサフルム、ヒドラメチルノン、イミダクロプリド、インドキサカルブ、イソフェンホス、ルフェヌロン、マラチオン、メタフルミゾン、メタアルデヒド、メタミドホス、メチダチオン、メソミル、メトプレン、メトキシクロル、メトキシフェノジド、メトフルトリン、モノクロトホス、ニテンピラム、ニチアジン、ノバルロン、ノビフルムロン、オキサミル、パラチオン、パラチオン-メチル、ペルメトリン、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミカーブ、プロフェノホス、プロフルトリン、プロトリフェンビュート、ピメトロジン、ピラフルプロール、ピレトリン、ピリダリル、ピリフルキナゾン、ピリプロール、ピリプロキシフェン、ロテノン、リアノジン、SI 812(原子価)、四ホウ酸ナトリウム水和物(ホウ砂)、スピノサド、スピリジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト、スルプロホス、テブフェノジド、テフルベンズロン、テフルトリン、テルブホス、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアメトキサム、チオジカルブ、チオスルタプ-ナトリウム、トルフェンピラド、トラロメトリン、トリアザメート、トリクロルホン、トリフルムロン、アルジカルブ、イミシアホス、フェナミホス、アミトラズ、キノメチオネート、クロロベンジレート、シヘキサチン、ジコホル、ジエノクロル、エトキサゾール、フェナザキン、フェンブタチン酸化物、フェンプロパトリン、フェンピロキシメート、ヘキシチアゾクス、プロパルギット、ピリダベン、テブフェンピラド、バチルス・チューリンゲンシスアイザワイ、バチルス・チューリンゲンシスクルスタキ、バチルス・チューリンゲンシスデルタエンドトキシン、バキュロウイルス、昆虫病原性細菌、昆虫病原性ウイルス、昆虫病原糸状菌、およびそれらの混合物。
ヒドロゲル餌球組成物に使用される殺虫活性成分の総量は、活性物質の混合物が使用されているかどうかにかかわらず、標的害虫やその環境、殺虫活性物質の性質に依存し、また、相乗的増強がある場合、殺虫活性物質の組み合わせを使用する。典型的には、任意の前述の(複数の)活性剤は、球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、痕跡量(例えば、0.0001重量%以下)から約5重量%の量で膨潤餌球体に組み込まれてもよい。殺虫活性物質は、活性物質がホウ酸、ホウ砂等の無機物質でない限り、約0.1重量%を超えないことが好ましい。約0.01〜約0.10重量%のジノテフラン;約0.01〜約0.10重量%のクロルフェナピル;約0.01〜約0.05重量%のスピノサド;約0.01〜約0.10重量%のインドキサカルブ; 約0.005〜約0.02重量%のアベルメクチン;約0.0001〜約0.01重量%のフィプロニル; 約0.10〜約0.30重量%のヒドラメチルノン、または約0.50〜約5.0重量%のホウ酸若しくはホウ砂、あるいはそれらの任意の組み合わせにおけるこれらの物質のいずれかの混合物が好ましい。記載した濃度におけるこれら後者の好ましい材料には、アリ集団の抑制および殺生に有用な給餌球を製造する。
食物源(餌)
本発明のヒドロゲル給餌球は、這いずり回るおよび/または飛行する昆虫をおびき寄せるための少なくとも1種の食物源(すなわち餌)を含有する。そのような食品は、米国特許出願US 2009/0304624(Gutsmann)および米国特許第6162825;5925670;5906983;および5547955(シルバーマンら)に開示されており、それぞれを参照することによりにより本明細書に組み込まれる。典型的に、昆虫の餌は、標的害虫に応じて、これらの各種食品の低分子量の糖、適度な分子量オリゴ糖、より大きな分子量の炭水化物、穀物食品、脂質、脂肪、水素化脂肪、または動物または植物タンパク質、またはそれらの混合物を含んでもよく、完成した餌の所望の物理的形態を備え得る。糖餌は任意の単糖または二糖、任意の還元糖(糖アルコール)、任意の種類の糖誘導体(例えば、糖アミン)またはポリヒドロキシアルコール、糖蜜、および/または既知の糖シロップおよびジャムを含むことができる。最も一般的な昆虫餌における食品、および本発明の餌球での使用されるものには、これらのものに限定されないが、グルコース、フルクトース、スクロース、デキストロース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、アラビノース、グリセリン、転化糖、糖蜜、高フルクトースコーンシロップ、メープルシロップ、蜂蜜、水素化植物性ショートニング、黒砂糖、ブラウンシュガー、グルコサミン、および植物油が含まれる。食物源は、標的害虫に応じて、約1重量%〜約70重量%の量でヒドロゲル餌球組成物に好ましく組み込まれる。例えば、本発明による球形の蟻餌は、スクロース、デキストロース、および高フルクトースコーンシロップなどのさまざまな糖及びシロップ剤の混合物を約1重量%〜約70重量%の量で含有し得る。最も好ましいのは、殺虫餌球組成物(液体とSAPの合計)の総重量に基づいて、約10重量%〜約60重量%の総量で糖およびシロップの組み合わせを使用することである。所望の昆虫餌は、例えば植物油またはショートニングの場合のような、水溶性でない場合には、食品は、不溶性の殺虫剤を水中に乳化させる方法と同じ方法で、少なくとも1種の乳化剤および/または溶媒を用いて水に乳化することができる(以下に詳述する)。
殺虫剤マイクロエマルジョン
殺虫剤が水に溶解しない場合でも、活性物質は、少なくとも一種の乳化剤および/または少なくとも一種の水以外の溶媒を用いて水中にに乳化させることができるので、上述のように、農薬分野において既知の任意の殺虫活性物質が、本発明の餌球に含めるのに十分である。濁ったエマルジョン(大きな液滴サイズのもの)をSAP顆粒の水和に使用することができると考えられるが、理想的には、水への(単数または複数の)水不溶性活性殺虫剤の乳化は、好ましくは、透明な「マイクロエマルジョン」をもたらす。透明である必要がある安定したマイクロエマルジョンは、より大きな光透過性を有する餌球を生産するようにみえる。したがって、光学的に透明なヒドロゲル餌球が望まれる場合、濁ったO/Wエマルジョンではなく、安定したマイクロエマルジョンを生成できる乳化剤および/または溶媒系を見出すことが好ましい。
安定な水性殺虫マイクロエマルジョンの形成は、一般的に、界面活性剤/乳化剤の適切な選択が必要であり、他の共乳化剤および/または各種溶媒を補充する。香料マイクロエマルジョン(すなわち、水中に疎水性エッセンシャルオイルを乳化させたもの)、US特許7,226,901(Stora);6,403,109 (Stora);6,071,975 (Halloran);および 5,374,614(Behan et al);US出願公開2002/0143072 (Aust);およびPCT出願公開 WO2005/123028 (Piechocki等)は、有益であり、参照することにより本明細書に組み込まれる。殺虫剤が水に対する溶解性をほとんど示さないまたは示さない(すなわち、極めて疎水性である)際に、安定した香料マイクロエマルジョンを形成するために記載される方法を、殺虫剤マイクロエマルジョンに外挿できる。マイクロエマルジョンは、2種以上の不混和性液体と1種以上の界面活性剤/乳化剤の単一または一相の透明な熱力学的に安定混合物を意味する。それらは典型的には500nm程度である可視光の波長よりも小さい構造を含むため、マイクロエマルジョンは、一般に目に見えて透明であるか透明である。マイクロエマルジョンは、油と界面活性剤の単層、または水と界面活性剤の単層からなる自発的な自己組織化集合体(すなわち、「熱力学的に制御された」ものであり「速度論的に制御された」ものではないではない)構造が含まれる。マイクロエマルジョンは、水中に分散した油滴を含んでもよく(O/W)、油中に分散した水滴(W/O)、または双方向連続構造または他の構造を含み得る。入射光が分散相の小滴によって反射されないので、肉眼に対して光学的に透明となるであろう。本発明においては、油相は、以下に詳細に説明する水不混和性共溶媒に溶解した(単数または複数の)活性殺虫剤または活性剤である。本明細書において、比較的少量の殺虫活性物質を水に分散させて、1種以上の界面活性剤/乳化剤および/または共溶媒を用いて透明なO/Wマイクロエマルジョンを製造できる。
以下に、本発明で使用するための安定したマイクロエマルジョンをもたらすのに使用され得る好ましい乳化剤、安定化剤および溶媒のいくつかについて以下に記載する。好適な乳化系は、完成したヒドロゲル餌球の光学的美しさを得るために、すべて非イオン性乳化剤からなり、アルコールまたは他の揮発性溶媒から構成されない、本発明は、安定なマイクロエマルジョンを達成するために、いくつかの異なる乳化剤の混合物の使用を必要としてもよい。しかし、殺虫活性物質の疎水性に依存して、単に一つの乳化剤を用いて安定なマイクロエマルジョンをもたらすことができる。他の活性物質は、安定な透明マイクロエマルジョンをもたらすために、いくつかの乳化剤と溶媒の巧妙な組合せを必要とする。重要な点は、乳化剤、安定剤などの選択は、やや経験的なプロセスであり、性質、特に疎水性または殺虫活性に必ず依存することである。
非イオン性乳化剤
本発明の製造方法及び餌組成物に使用される非イオン性乳化剤は、以下のものを含む少なくとも1種の非イオン性物質含むことができる:ソルビタンエステル;アルコキシル化ソルビタンエステル; C-Cグリコール;グリコールエステル;グリセリン;グリセリルエステル;アルコキシル化グリセリルエステル;アミドワックス;脂肪アルコール;モノアルコールエステル;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールエステル;ポリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコールエステル、脂肪アルコールアルコキシレート;アルキルフェノールアルコキシレート;アルコキシル化脂肪酸エステル;および界面活性剤の分類の他の非イオン性材料体(例えばアルカノールアミド、アミンN-オキシド、アルキルポリグリコシドなど)、およびそれらの混合物。非イオン性物質の性質にかかわらず、完成した球体(液体とSAPの合計)の総重量に基づいて、約0.0002重量%〜約0.2重量%の総量で非イオン性物質を使用することが好ましい。
本発明に使用するために好適な非イオン性乳化剤は、Croda(以前はUniqema)製のSpan(登録商標)、 Brij(登録商標)、Tween(登録商標)およびAtlas(登録商標) などのソルビタン誘導体が含まれる。これらの材料は、一般に、脂肪酸鎖、ソルビタン結合、および必要に応じてアルコキシレート(例えば、ポリオキシエチレンとも呼ばれる「PEG」、または「EO」)鎖を含有するソルビタンエステルである。本発明における使用のためのより好ましい非イオン性乳化剤は、ソルビタンエステルを含み、特定の3-80モルの、エトキシル化モノ-、ジ-、またはトリ-ソルビタン脂肪酸エステルである。これらの材料は、Tween(登録商標)およびCroda製のAtlasの商品名で入手可能であり、以下のものを含む:ポリオキシエチレン(2)ソルビタンモノラウレート(Tween(登録商標)20);ポリオキシエチレン(4)ソルビタンモノラウレート(Tween(登録商標)21);ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミテート(Tween(登録商標)40);ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート(Tween(登録商標)60);ポリオキシエチレン(4)ソルビタンモノステアレート(Tween(登録商標)61);ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアレート(Tween(登録商標)65);ポリオキシエチレン(5)ソルビタンモノオレエート(Tween(登録商標)81);ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート(Tween(登録商標)80);ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリオレエート(Tween(登録商標)85);及び、ポリオキシエチレン(80)ソルビタンモノラウレート(Atlas(登録商標)G-4280)、およびそれらの混合物。ソルビタンエステル(すなわち、非アルコキシル)も有用であり、CrodaからSpan(登録商標)の商品名で入手できる。これらの好ましい非イオン性物質はソルビタンモノステアレート(Span(登録商標)60)およびソルビタントリステアレート(Span(登録商標)65)を含む。安定殺虫マイクロエマルジョンを得るために、完成した球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量%にてTween(登録商標)20、Tween(登録商標)60、および/またはTween(登録商標)80あるいはそれらの混合物を使用することが最も好ましい。
本明細書において使用するための他の好ましい非イオン性乳化剤は、界面活性剤、例えばエトキシル化(EO)、プロポキシル化(PO)または混合エトキシ化/プロポキシ化(EO/PO)アルキルフェノールエーテル類;EO、POまたはEO/POC−C16脂肪アルコール; EO、POまたはEO/PO脂肪族C−C16カルボン酸のモノ−およびジエステル;EO、POまたはEO/PO分岐脂肪族アルコールであって、C−C16脂肪族炭素主鎖を有するもの;およびEO、POまたはEO/PO水素化ヒマシ油(例えば、BASF製のCremophor(登録商標)を含む。本発明で使用するのに好ましいエトキシル化脂肪族アルコールは、TomahからTomadol(登録商標)の商標名で入手可能である。本発明で使用するのに最も好ましいエトキシル化脂肪族アルコールは、平均12モルのエチレンオキシドを有する本質的にC12−C15アルコールであるTomah製のTomadol(登録商標)25−12、および/または平均9モルのエチレンオキシドを有する本質的にC−C11アルコールであるTomadol(登録商標)91−8である。最も好ましいエトキシル化水素添加ヒマシ油は、PEG−40−水素添加ヒマシ油であるCremophor(登録商標)である。また、エトキシル化アルコール、EO/POグリコールエーテルおよびエトキシル化水素添加ヒマシ油の混合物である、Cognis製のEumulgin(登録商標)、またはClariant製のGenapol(登録商標)である。最も好ましいのは、乳化する殺虫剤の種類に適応するように調整されたこれらのエトキシル化物質の組み合わせである。
他の好ましい非イオン性界面活性剤は、アミンオキシド界面活性剤が含まれる。本発明における使用に好ましいアミンオキシド界面活性剤は、典型的には、トリアルキルアミンN-オキシド、最も好ましくは、アルキルジメチルアミンN-オキシドである。本殺虫剤/餌マイクロエマルジョンにおける使用を見出すような材料の例は、Stepan製のAmmonyx(登録商標)LO、Lonza製のBarlox(登録商標)12、およびSurfactant社のSurfox(登録商標)LOスペシャルを含む。これらの化合物は、本質的にラウリルまたはミリスチルジメチルアミンオキシド又はそれらのブレンド/それらの鎖長分布物の水性又は水/アルコール溶液である。
これらの非イオン性物質又はそれらの混合物のいずれかは、完成した球体の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量の量で殺虫剤マイクロエマルジョン中に組み込むことができる。
殺虫ヒドロゲル餌球を生成するために本方法で使用する他の好ましい非イオン性材料は、アミド型非イオン性界面活性剤、例えば、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)およびモノイソプロパノールアミン(MIPA)などのアルカノールアミンと脂肪酸の縮合物であるアルカノールアミドを含む。本発明に使用する安定した殺虫剤マイクロエマルジョンを構築するのを補助するために有用なアルカノールアミドには、脂肪酸アシル基が典型的には8〜18個の炭素原子を含有するモノエタノールアミド、ジエタノールアミドおよびイソプロパノールアミド等のエタノールアミド及び/またはイソプロパノールアミドが含まれる特に満足なものは、モノ−およびジエタノールアミドであり、ココナツ油と混合した脂肪酸から誘導されるもの、または、主にC12−C14脂肪酸を含有する特別な画分である。この製造方法において特に有用であるココナツ油混合脂肪酸由来のモノおよびジエタノールアミド、(主にC12〜C14脂肪酸)は、Mclntyre Group LimitedからMackamide(登録商標)から入手可能なものである。最も好ましいのはMackamide(登録商標)CMAであり、McIntyreから入手可能なココナツモノエタノールアミドである。非イオン性系乳化剤として、または乳化剤混合物中の共乳化剤として使用される場合、アミド界面活性剤は、完成した球体の総重量(液体とSAPの合計)に基づいて、約0.0002重量%〜約0.2重量%の量で殺虫マイクロエマルジョン中に組み込まれる。
本発明におけるSAPと混合する殺虫マイクロエマルジョンは、非イオン性物質のようなアルキルポリグリコシド界面活性剤で安定化することができる。アルキルポリグルコシドと呼ばれるアルキルポリグリコシド(APG)は、糖部分がグルコースである場合にも、自然に非イオン性界面活性剤に由来する。本発明で使用することができるアルキルポリグリコシドは、炭水化物が縮合重合を介して脂肪アルコールと酸性条件下で反応する場合に形成される糖類または多糖類の脂肪酸エステル誘導体である。APGは、典型的には、トウモロコシベースの炭水化物、および動物、ココナッツ、パーム核における天然油由来の脂肪アルコールから誘導される。本発明で使用するのに好ましいアルキルポリグリコシドは、炭水化物から誘導される親水性基を含有し、一種以上のアンヒドログルコース単位から構成される。グルコース単位のそれぞれは、互いにグリコシドに水溶性を付与する、末端ヒドロキシル基と共に、二つのエーテル酸素原子及び三個のヒドロキシル基を有することができる。アルキル炭素鎖の存在は、分子に疎水性末端部をもたらす。炭水化物分子が脂肪族アルコール化合物と反応すると、アルキルポリグリコシド分子は、それぞれモノグリコシドおよびポリグリコシドを末端とする単一または複数の無水グルコース単位を有するように形成される。最終的なアルキルポリグリコシド生成物は、典型的には変動するグルコース単位の濃度(または重合度)の分布を有している。非イオン性乳化剤成分として、殺虫剤マイクロエマルジョンで使用することができるAPGは、好ましくは、ヘキソースまたはペントースの糖または多糖基(すなわち、モノ - 、ジ - 、トリ-等の糖類)、ならびに6〜20の炭素原子を有する脂肪族基を有する。本発明に従って使用することができる好ましいアルキルポリグリコシドは、一般式G−O−Rでで表される(式中、Gは、5または6個の炭素原子を含む還元糖から誘導される基、例えばペントースまたはヘキソースであり;Rは6〜20個の炭素原子を含む脂肪族アルキル基であり;xは、ポリグリコシドの重合度であり、ポリグリコシドにおける単糖の繰り返し単位の数を表す)。一般に、xは個別の分子に基づいて整数であるが、APGは製造工程における統計的変動があるので、本発明の殺虫剤マイクロエマルジョン用乳化剤として使用されるAPGに関連する場合、xは、平均に基づいて非整数であることもできる。本明細書において使用されるAPGに関して、x好ましくは2.5未満の値を有し、より好ましくは1〜2である。Gが由来され得る例示的な糖類は、グルコース、フルクトース、マンノース、ガラクトース、タロース、グロース、アロース、アルトロース、イドース、アラビノース、キシロース、リキソースおよびリボースである。グルコースの入手しやすさにより、ポリグリコシドにおいてグルコースが好ましい。不飽和脂肪酸鎖が使用されてもよいが、脂肪族アルキル基は、好ましくは、飽和している。一般的に、商業的に入手可能なポリグリコシドは、C8〜C16アルキル鎖、および1.4から1.6の平均重合度を有する。APG界面活性剤が非イオン性系乳化剤として、または非イオン性物質の混合物中の共乳化剤として使用される場合、完成した球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量%の量で殺虫マイクロエマルション内に組み込まれ得る。
本発明における殺虫活性物質マイクロエマルジョンは、非イオン性乳化剤として、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコール、またはこれらの混合物などのポリエーテル材料で安定化できる。殺虫剤マイクロエマルジョンにおいて有用な一つのそのようなポリエーテルは、ポリエチレングリコール(すなわち「PEG」)である。これらの材料は、ダウ・ケミカル社からCarbowax(登録商標)の名称で最も容易に入手できる。PEGのエステルもまた、本発明において有用である。非限定的な例としては以下のものを含む:PEG(40)ステアリン酸; PEG(200)ココエート; PEG(200)モノオレイン酸; PEG(300)モノオレイン酸; PEG(300)モノステアレート; PEG(400)ココエート; PEG(400)ジラウレート; PEG(400)ジオレエート; PEG(400)モノラウレート;PEG(400)モノオレエート; PEG(400)モノステアレート; PEG(400)リシノール酸; PEG(600)ジオレイン酸;および、PEG(600)モノラウレート。殺虫剤マイクロエマルジョンはまた、低分子量のグリコール(すなわちC〜C)、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールまたはジプロピレングリコールを利用することができる。さらに、これらの低分子量グリコールのエステルは、本発明において使用できる。いくつかの非限定的な例として以下のものを含む:ジエチレングリコールジステアレート;ジエチレングリコールモノステアレート;エチレングリコールモノステアレート;プロピレングリコールジオレエート;プロピレングリコールモノステアレート;および、プロピレングリコールトリカプリルカプリン。非イオン性系乳化剤として、または非イオン性物質の混合物中の共乳化剤として使用される場合、これらのグリコール、グリコールエーテル、ポリエーテルおよび/またはエステルのいずれかは、完成した球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量%の量で殺虫マイクロエマルション内に組み込まれ得る。
また、モノアルコールエステルは、安定なO/W殺虫マイクロエマルジョン内に用いて殺虫剤を乳化できる。これらの材料には以下のものが含まれる:2-エチルヘキシルオレアート;2-エチルヘキシルパルミテート;2-エチルヘキシル牛脂脂肪酸;2-エチルヘキシルステアレート;ブチルオレアート;ステアリン酸ブチル;パルミチン酸セチル;セチルステアレート;オレイン酸デシル;イソステアリン酸イソセチル;イソセチルステアレート;ミリスチン酸イソプロピル;オレイン酸イソプロピル;パルミチン酸イソプロピル;パルミチン酸−ステアリン酸イソプロピル;ステアリン酸イソトリデシル;ステアリン酸イソデシル;ミリスチン酸ミリスチル;および、パルミチン酸オクチル。非イオン性系乳化剤として、または非イオン性物質の混合物中の共乳化剤として使用される場合、これらのアルコールエステルは、完成した球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量%の量で殺虫マイクロエマルション内に組み込まれ得る。
最後に、グリセリン、グリセリル脂肪酸モノ-、ジ- およびトリ-エステル、およびアルコキシル化脂肪酸グリセリルモノエステルは、単独で、または説明した他の非イオン性物質と混合し、本発明における非イオン性乳化剤として使用できる。これらの既知の乳化剤には以下の化合物が含まれる:グリセリルモノステアレート、モノオレイン酸、モノパルミチン酸、モノココエート、モノ牛脂脂肪酸、モノミリステート、モノリシノレートなど;エトキシル化度が約7〜約80である、ポリオキシエチレングリセリルモノステアレート、モノオレエート、モノパルミテート、モノココエート、モノ牛脂脂肪酸、モノミリステート、モノリシノレートなど;グリセリルジ−ステアレート、−オレエート、−パルミテート、−ココエート、−牛脂脂肪酸、−ミリステート、−リシノレートなど;ならびにグリセリルトリ−アセテート、−ステアレート、−オレエート、−パルミテート、−ココエート、−牛脂脂肪酸、−ミリステート、−リシノレートなど。非イオン性系乳化剤として、または非イオン性物質の混合物中の共乳化剤として使用される場合、グリセリン及びこれらのグリセリン誘導体は、完成した球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量%の量で殺虫マイクロエマルション内に組み込まれ得る。
分子量や構造に応じて、これらの非イオン性物質の一部は、室温で固体、ワックス状固体またはスラッシュであってよいことに留意すべきである。その場合、水不溶性の殺虫活性物質および/または水不溶性の食物源と予備混合し、次いで急速に攪拌し、水に添加される前に液化するために、非イオン性物質を温めてもよい。
本発明の球状ヒドロゲル餌は、非イオン性乳化剤を用いて安定した殺虫活性物質マイクロエマルジョンがもたらされていない場合に使用することができる1種以上の溶媒を含んでいてもよい。安定した殺虫剤エマルジョンに有用な溶媒には約0.0002重量%〜約0.2重量%の濃度で使用する場合、水への殺虫剤の乳化を補助しエマルションを安定させる、エタノール、イソプロパノール、n-プロパノール、n−ブタノール、MP-ジオール(メチルプロパンジオール)、エチレングリコール、プロピレングリコール、および他の低分子量アルカノール、ジオール、およびポリオールが含まれる。任意の組合せで非イオン性乳化剤を使用して安定なマイクロエマルションが得られない場合、透明なマイクロエマルジョンを生成するのにジオールまたはアルコールを使用する場合がある。最も好ましくは、共溶媒としてプロピレングリコールを、完成した球の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0002重量%〜約0.2重量%の量で使用する。

本発明の殺虫剤ヒドロゲル餌球は、必然的に大量の水を含有する。好ましくは、水は、完成した球体の総重量(液体およびSAPの合計)に基づいて、少なくとも50重量%、およびより好ましくは60重量%の量で存在する。
任意成分
本発明の餌球はまた、pH調整剤、安定剤、防腐剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、酸化防止剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される任意の「補助剤」を含むことができる。
餌球はまたpH調整剤を含むことができる。このようなpH調整剤は、このような薬剤の性質に応じて、アルカリ性または酸性のいずれであってもよく、最終的には昆虫が球体に引き付けられる度合と消費率に影響を及ぼし得る。アルカリ性pH調整剤としては、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、クエン酸塩、水酸化物、及び有機アミンなどの、pHを上昇させることが知られている有機または無機物質を含む。完成した球体のpHを低下させるために使用される酸性pH調整剤は、鉱酸及び有機酸のような物質が挙げられる。有機酸は、本発明のために最も有用であり、ギ酸、酢酸(すなわち酢)、クエン酸、リンゴ酸、乳酸などの物質が挙げられる。熟成した酢、例えばバルサミコ酢は、pH酸性化剤(すなわち酢酸)および食物源(糖など)のいずれも供給する。これらのアルカリ性または酸性pH調整剤のいずれかを、球体組成物の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、約0.0001〜約5.0重量%で添加してもよく、昆虫を引き付ける安定したヒドロゲル球体を形成するpHを調整するのに必要な量で添加され得る。最も好ましいのは、球組成物の全重量に基づいて、約0.0001重量%〜約1.0重量%の量で任意の形態および強度の酸を添加することである。
本発明の餌球は、さまざまな安定剤および保存剤を含み、球体の高い水性で有機リッチな組成物中に微生物が増殖することを防ぐことができる。好ましい防腐剤は、Dow、 Lonza、 Rohm and HaasからのDowicil(登録商標)、Neolone(登録商標)、およびKathon(登録商標)を含む。これらの材料は、ヒドロゲル球中の細菌やカビの増殖を阻止するために、メーカーが推奨するレベルで組み込まれ、組成や、保存されているもののpHを知ることによって選択される。防腐剤は、本明細書中の酸化防止剤および紫外線吸収剤を含むことを意味する。例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、ソルビン酸、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、または他の典型的な食品安定剤/酸化防止剤を、安定性を促進する餌球に添加してもよい。餌球は、色素の取り込みにより着色される場合、光を吸収して染料退色から保護する材料(例えば、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、ベモトリジノールなど、BASF/CibaによりTinosorb(登録商標)として販売されている物質)メーカーの推奨されるレベルで殺虫剤ヒドロゲル餌球組成物に添加できる。最も好ましくは、1種以上の安息香酸塩および/またはソルベート塩、および防腐剤としてのDowicil(登録商標)150を約0.01重量%〜約1.0重量%含むことである。
ヒドロゲル餌球はまた、摂取を阻止するための苦み物質を含んでいてもよい。好ましい苦み剤物質は、製造業者の推奨レベルで餌組成物に組み込むことができるBitrx(登録商標)である。
本発明の餌球はまた、殺虫餌球に色を提供し、球体の外観を高めるために、染料または他の着色剤を含んでもよい。このような着色は、それらが家庭や外部環境に配置されている場合に球体を検出/発見を助けるために重要であり得る。完全に透明かつ無色の餌球は見ることは容易ではないことがあり、染料を含むことが有利であり得る。好ましくは、染料は、食品染料等の水溶性であるべきであり、、餌球を訪問しそれらを給餌する昆虫の関心に影響を及ぼすべきではない。このような色素は、これらに限定されないが、FD&Cおよび/またはD&C イエロー、レッド、ブルー、グリーンおよびバイオレット、または他の染料である。最も好ましい染料には、FD&Cイエロー#5およびブルー#1、およびD&Cバイオレット#2である。染料は、組成物の総重量(液体とSAPの合計)に基づき、例えば約0.0001重量%〜約0.5重量%の量で球体に淡い色を提供するのに十分な濃度で組み込まれる。球体のカラーリングは、マーケティングにおける「カラーコード」システムを可能にする。例えば、特定の色は、特定の標的昆虫および/または特定の殺虫活性を示すことがある(例えば、アリ:赤い球、ゴキブリ:青い球など)。異なる色の球体のバッチ餌は、少なくとも二つの害虫に対して有用であることを、消費者に伝えるする方法として組み合わせることができる(例えば、単一の製品における青色及び赤色の球の混合物は、アリおよびゴキブリの両方を制御する餌を示す)。異なる色の球体を組み合わせる色の組み合わせに制限はない。
製造方法
本発明の殺虫ヒドロゲル給餌球体を製造する方法は、粗い粒状のSAPと、殺虫活性物質および食物源の水溶液と組合せること、または食物源を含む安定なO/W殺虫剤マイクロエマルジョンとを組合せること、およびSAPの水和および膨潤を介して個別的な球体の形成に十分な時間をかけることである。初期溶液の生成は、混合容器に水を注入し、撹拌または他の震盪を行いながら、糖および/または他の食物源、(単数または複数の)殺虫活性物質、および他の所望の任意成分、例えば防腐剤や着色剤を添加するように簡単なものであってよい。容器内の水に水溶性の高い成分を添加し撹拌することにより透明な溶液を直ちに生成してもよい。もちろん、加熱は、水溶性成分の溶解を促進するために含まれ得る。(単数または複数の)殺虫活性物質および/または(単数または複数の)食物源が水に容易に溶解しない場合は、少なくとも1種の乳化剤および/または少なくとも1種の共溶媒を、安定した殺虫剤/餌のマイクロエマルジョンを作るための方法として添加してもよい。殺虫剤/餌マイクロエマルジョンは、まず、(単数または複数の)乳化剤および/または溶媒と(単数または複数の)殺虫活性物質および/または(単数または複数の)不溶性の食物とを混合して予備混合物を調製し、次いで、その予備混合物を、溶解させた水溶性食物源(例えば糖など)、および更なる溶媒または補助剤(例えば、pH調整剤、および保存剤など)を既に含有する水に添加する。殺虫O/Wマイクロエマルジョンの生成は、周囲温度または高温で行うことができる。殺虫剤および/または食品の疎水性、および熱力学的安定性のために必要な乳化剤及び溶媒の必要な組み合わせに応じて、マイクロエマルジョンの形成は、以下の工程を含んでもよい:
殺虫剤および/または食物と、(液体内に予め溶融させた任意の非イオン性ペーストまたはワックス状固体を有する)非イオン性界面活性剤/乳化剤とを予備混合し;糖及び他の水溶性食物源、染料、pH調整剤、防腐剤、及び更なる溶媒(例えばプロピレングリコールなど)を水中に溶解させ、次いで、殺虫剤/非イオン性予備混合層をゆっくりと添加する間に、水相を急速に撹拌/震盪させる。この添加の順序のいくつかは重要ではないが、ほとんどの場合必要とされることは、殺虫剤及び/又は不溶性の食物源と乳化剤の少なくとも1種が予め混合され、得られた予備混合物を比較的ゆっくりと(滴下に等しく)、急激に撹拌している室温又は高温のいずれかに保持された水に添加することである。例えば、殺虫剤をアルコールエトキシレート非イオン性界面活性剤とのみ予備混合し、次いで、その予備混合物を、他の乳化剤および/または共溶媒(例えば、アルキルジメチルアミンN-オキシド界面活性剤及び/又はグリコールなど)を含有する急激に震盪している水に添加してもよい。殺虫剤/非イオン性事前混合物を添加する前に、水または水/乳化剤、または水/溶媒/乳化剤溶液を温める場合、水又は水溶液の温度は、好ましくは、約25℃〜約60℃に保持される。震盪は、パドル翼を持つ単純な撹拌から、ロス(Ross)ホモジナイザーまたは分散機を用いる高い剪断まで、任意の程度の力であり得る。上述のように、染料および保存剤などの補助剤は、殺虫剤/非イオン性予備混合物が添加される水相に予め添加していてもよく、またはこれらの物質を、殺虫剤/餌予備混合物が水相に添加された後に簡単に添加してもよい。いくつかの殺虫剤タイプに対して、殺虫剤/非イオン性予備混合物に共溶媒を添加してもよいが、もし溶媒、例えばアルコールまたはジオールが必要である場合、それは、通常、殺虫剤/非イオン性予備混合物の添加前に水と予め混合され、または水相に殺虫剤予備混合物を添加した後に濁った混合物が生成する前に水と予め混合される。殺虫剤/非イオン性予備混合物を添加する間に水を高温で保持する場合、一般的な方法は、最終的なエマルジョンが安定し、透明なマイクロエマルジョンが生じることを確実にするために室温に戻す。当技術分野でよく知られているように、熱力学的に安定するように設定した場合安定なマイクロエマルジョンが生成し、その結果、マイクロエマルジョンの形成速度が遅いが熱力学的に安定であれば、それらは濁りを生じ得るが、時間と共に透明になる。明らかに殺虫剤が初期に濁ったエマルジョンから分離されている場合、マイクロエマルジョンは失敗あり、時間が経過してもそれは改善されず、最初の段階で乳化剤種および/または乳化剤の量が最適化されていないことを意味する。
一旦、水溶性成分の透明な溶液または、透明で安定な殺虫剤/餌マイクロエマルジョンが得られた場合、SAP顆粒は適当な容器内に配置され(好ましくは、餌ステーションの内部貯留層、プラスチックまたはガラス瓶、または販売の商品化ユニットになり得るポーチまたは袋)、液体が上部に注がれる。(例えば、SAP顆粒が完全に乾燥したPETプラスチック容器に入れられたときに見られるように、)静電気が問題となる場合、殺虫剤マイクロエマルジョンがまず容器に添加され、次いでSAP顆粒が添加されてもよい。静電荷は、SAP顆粒が広口容器、プラスチックで裏打ちされたポーチ、またはプラスチック餌ステーションから文字通り飛び出し、このことは、自動化された充填ライン工程の妨害となる。製品の一例として、SAP顆粒4グラムを約100グラムの殺虫餌溶液又はマイクロエマルジョンと一緒に小さなプラスチック製広口容器に添加してもよい。次に、各容器を、スクリーンが標的昆虫の通過を可能にするのに十分なサイズの孔を有するまで閉鎖させることができる。スクリーンは、子供たちによる製品への接触を防止しながら、昆虫によるヒドロゲル餌球へのアクセスを可能にする。スクリーンは、その後、密封および保存のためにネジ式の蓋で覆われてもよい。あるいは、水和した球は大量に作られ、その後、これらの小さな商品容器、例えば密封可能なポーチまたは餌ステーションにバッチ容器から移し換えてもよい。吸収プロセスは、SAP顆粒のサイズ、硬さおよび透磁率および吸収反応の温度(通常は製造プラント内の周囲温度)に応じて12〜42時間程度と極めて遅くできる。SAP顆粒に関する、殺虫餌溶液またはマイクロエマルジョンのすべてを吸収する「十分な時間」は、2日間ほどの長さであってよい。好ましくは、球は、約0.5〜3%のヒドロゲル形成SAP顆粒と、約97%〜約99.5%の殺虫餌溶液又はマイクロエマルジョンの組合せから形成される。
本発明の例示的な餌組成物を表1に示す。この場合、殺虫活性物質は除外しているため、得られた球体は、基本的に昆虫が餌にするためだけの食物源/誘引であることに注意すべきである。表1の値は、重量パーセント(重量%)活性物質である。
Figure 2015506374

表1において、使用した乾燥顆粒SAPは、平均粒径約1mm〜4mmの、(1)粒状ポリアクリルアミド/ポリアクリル酸ナトリウム(CAS 25085-02-03)または(2)ポリアクリルアミド/ポリアクリル酸カリウム(CAS 31212-13-2)である。2種のコポリマーの混合物は、透明性が変化し得るが、球体を形成するために機能する。表1の組成に従って製造された餌球は約0.2cm〜約0.6cmの範囲の直径を有していた。これらの大きな球体は、光学的に透明に見え、カリウム塩のみとの共重合体を使用する場合に著しい。
ヒドロゲル球の視覚的透明度を、紫外可視分光光度計、HP型式8453を用いて定量化した。パーセント透過率(%T)の測定は、可視スペクトルを完全にカバーするために350nm〜900nmで記録した。一貫性のある入射光路長を有するために、球によりキュベットの至る所で接触が確実になるように、カリウム塩コポリマー(CAS 31212- 13-2)の水和から得られた水和餌球を、1cmの路程長を有するキュベットに押し込み充填した。砂糖餌球は、400nmより高い波長で20%より高い透過率、500nmより高い波長で25%より高い透過率、および700nmより高い波長で30%より高い透過率を示した。
何万種ものアリの種類が存在し、新たな種が連続して発見されて、全国各地、世界によってその種類は異なる。数および行動の制御を必要とするアリ属には、Dorymyrmex、Forelius、LiometopumおよびTapinoma種を含む亜科Dolichoderinae種、Acanthomyops、Acropyga、Camponotus、Formica、Lasius、Myrmecocystus、Paratrechina およびPolyergus種を含む亜科Formicinae種、Aphaenogaster、Crematogaster、 Ephebomyrmex、Formicoxenus、Leptothorax、Manica、Messor、Monomorium、 Myrmecina、 Myrmica、Pheidole、Pogonomyrmex、Pyramica、Rogeria、Solenopsis、Stenamma、 StrumigenysおよびTrachmyrmex種を含む亜科Myrmicinae種、Neivamyrmex種を含む亜科Ecitoninae種、Amblyopone、HypoponeraおよびOdontomachusを含む亜科Ponerinae種およびPseudomyrmex種を含む亜科Pseudomyrmicinae種を含む。
少なくとも、多くのアリの種は厄介な問題を提起するが、一部の種は木造建築、屋根、および電気機器の損傷を含め、自宅などに大きな破壊をもたらし得る。アリはまた、病原体を拡散し、いくつかの一般的なアリの種は痛みを伴う咬傷を負わせ、汚染や病気を媒介することが知られている。農業では、ある種のアリを飼い慣らして作物を餌にする他の害虫を駆除するが、ある種のアリは種子や作物の苗および発芽を食べる。害虫アリの例には、これらに限定されないが、大工アリ(Camponotus modoc)、赤大工アリ(Camponotus ferrugineus Fabricius)、黒大工アリ(Camponotus pennsylvanicus De Geer)、ファラオアリ(Monomorium pharaonis Linnaeus)、チビヒアリ(Wasmannia auropunctata Roger)、ヒアリ(Solenopsis geminata Fabricius)、赤インポートヒアリ(Solenopsis invicta Buren)、黒インポートヒアリ(Solenopsis richteri)、サザンヒアリ(Solenopsis xyloni)、アルゼンチンアリ(Iridomyrmex humilis Mayr)、クレイジーアリ(Paratrechina longicornis Latreire)、舗装アリ(Tetramorium caespitum Linnaeus)、トウモロコシ畑アリ(Lasius alienus Foerster)、悪臭ハウスアリ(Tapinoma sessile Say)、チビ黒アリ(Honomorium minimum)、好熱性アリ(例えばForelius breviscapusおよびForelius pruinosusなど)、およびゴーストアリ(Tapinoma melanocephalum)を含む。したがって、本発明のヒドロゲル給餌球に、これらのアリ種の一つ以上に対して有効な殺虫剤を含むことが望ましい。
表1から得られるヒドロゲル球は、Forelius pruinosusアリを用いて供給実験を試験したところ、小さなアリ(長さがわずか1〜2ミリメートル)は(約0.2cm〜約0.6cmの範囲)の大きな球体の上に登ることができ、彼らは半固体餌の塊または固体ゲル餌を効率的に食べることを確認した。大きな餌球とアリの相互作用、およびどのように供給するかという任意の特定の理論に縛られることを望まないが、アリは、シネレシスまたは他の浸出法などにより、ポリマーマトリックスの中間経路を通って球の表面に連続的に移動してきた液体の砂糖餌を消費したと考えられる。しかし、本発明のヒドロゲル球体の断面が均一に見えることに注意することが重要である。すなわち、それらは、半分に切断して得られた断面のそれぞれは、均一な固体ゲル構造を示すことができる。つまり、半分に切ったとき、液体充填球は明らかに液体を噴出したり排出したりするが、本発明の球体は、液体を噴出したり排出したりしていないことが明らかであるので、液体充填カプセルではないことが分かる。いずれにしても、小さなForeliusアリは、大規模なヒドロゲル球とよく相互作用した。長さがわずか1〜2mm小さなアリは、それ等自身の約2〜3倍の球に問題なくよじ登り、その球から摂食した。したがって、表1の餌組成物中に、上記の殺虫剤のうちのいずれかを組込むことにより商業的に有用な殺虫ヒドロゲル餌球が生成される。
給餌消費テストでは、殺虫活性物質を用いずにCOMBAT(登録商標)蟻餌ゲルを調製した。この対照ゲルおよび表1から調製した球を使用してForeliusアリのために2つの選択肢の試験を設定した。試験は、高い蟻活性の巣に隣接する砂漠の低地(desert wash)で行った。0.9g〜1.1gの間の対照アリゲルまたは表1からの8個の球を、独立したタイトフィット50×9mmペトリ皿の蓋の上に置いた。7個の試験環境のそれぞれにおいて、1種類の餌を含有する個別のペトリ皿の蓋を、活性蟻道の隣接する地面の上に直接配置した。皿の蓋は、相互に近接させ、蟻道に交差して並べて配置した。空のペトリ皿の蓋と餌と蓋の初期重量を記録した。餌を、一日の真ん中に屋外にて約5時間放置した。最終重量を記録し、パーセント重量損失および消費量を算出した。すべてのデータはブロック化因数として反復/位置をANOVAによって分析した。試験は、表1からのSAP球の消費量対殺虫活性物質を有さないCOMBAT(登録商標)蟻餌ゲルの消費量が同等であることを示す(約0.119グラムのヒドロゲル給餌球の消費に対して、0.095グラムのCOMBAT(登録商標)ゲルの消費であった)。結論として、小さなForeliusアリは、大きな球体に登り給餌するのに問題を有さない。したがって、表1の餌組成物中に上記の殺虫剤の任意の組み込みは、大径の商業的に有用な殺虫性ヒドロゲル餌球を生成する。
出願人は、光学的に透明でアリに給餌する殺虫ヒドロゲル球の新規な製造方法と、他に存在しない大きなヒドロゲル球体の殺虫餌を開示している。球体の形成には、第一の殺虫性/餌溶液又は安定な水性マイクロエマルジョンを生成し、次いでこの液体と比較的大きな粒度の超吸収性ポリマー顆粒とを組み合わせる工程を含む。本発明の組成物は、単に環境下に配置するか、餌ステーションまたは他の適切な容器内に配置してもも、蟻餌の新規かつ便利な形態としての用途が見出されるであろう。

Claims (10)

  1. a.約1重量%〜約70重量%の少なくとも1種の食物源;
    b.約0.5重量%〜約3重量%のポリアクリルアミド/アクリレートコポリマー;
    c.少なくとも1種の殺虫活性物質;
    d.少なくとも50重量%の水:および
    e.所望による、pH調整剤、安定剤、防腐剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、酸化防止剤およびこれらの混合物からなる群から選択される補助剤
    を含有する個別的な殺虫ヒドロゲル給餌球であって、
    該球は約2mm〜約6mmの平均径を有し、400nmより高い波長にて20%よりも高い光透過率、500nmより高い波長にて25%よりも高い光透過率、および700nmより高い波長にて30%よりも高い光透過率を有する、給餌球。
  2. ポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーが、ポリアクリルアミド/ポリアクリル酸ナトリウムコポリマー、ポリアクリルアミド/ポリアクリル酸カリウムコポリマー、およびそれらの混合物から成る群から選択される、請求項1に記載の給餌球。
  3. 食物源が、糖、糖誘導体、多価アルコール、シロップ、オリゴ糖、炭水化物、穀物食品、脂質、脂肪、水素化脂肪、動物タンパク質、植物タンパク質またはそれらの混合物から成る群から選択される、請求項1に記載の給餌球。
  4. 食物源が、グルコース、フルクトース、スクロース、デキストロース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、アラビノース、グリセリン、転化糖、糖蜜、高フルクトースコーンシロップ、蜂蜜、水素化植物性ショートニング、黒砂糖、ブラウンシュガー、グルコサミンおよびそれらの混合物から成る群から選択される、請求項3に記載の給餌球。
  5. エタノール、イソプロパノール、n-プロパノール、n−ブタノール、メチルプロパンジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール、およびそれらの混合物から成る群から選択される、約0.0002重量%〜約0.2重量%の溶媒をさらに含有する、請求項1に記載の給餌球。
  6. エトキシル化アルコール、プロポキシル化アルコール、EO/POアルコール、アミンオキシド、エトキシル化水素添加ヒマシ油、エトキシル化グリコール、プロポキシル化グリコール、EO/POグリコール、エトキシル化ソルビタンモノオレエート、エトキシル化ソルビタンモノラウレート、エトキシル化ソルビタンモノパルミテート、エトキシル化ソルビタンモノステアレート、およびそれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1種の非イオン性乳化剤をさらに含む、請求項1に記載の給餌球。
  7. 請求項1に記載の組成物の個別的な殺虫ヒドロゲル給餌球の製造方法であって、
    a.殺虫活性物質、少なくとも1種の食物源および所望による補助剤を水中に溶解させることにより、殺虫活性物質、少なくとも1種の食物源および所望による補助剤の水溶液を調製する工程;
    b.1〜4mmの粒径を有する乾燥した粗物理的顆粒形状にポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーをもたらす工程;および
    c.該水溶液と該乾燥した粗ポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーを混合し、完全に水和するように十分な時間をかけることにより個別的な殺虫ヒドロゲル給餌球を形成する工程
    を含み、
    このようにして形成した該球は約2mm〜約6mmの平均径を有し、400nmより高い波長にて20%よりも高い光透過率、500nmより高い波長にて25%よりも高い光透過率、および700nmより高い波長にて30%よりも高い光透過率を有する、製造方法。
  8. ポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーが、ポリアクリルアミド/アクリル酸ナトリウムコポリマー、ポリアクリルアミド/アクリル酸カリウムコポリマーおよびそれらの混合物から成る群から選択される、請求項7に記載の製造方法。
  9. 請求項6に記載の組成物の個別的な殺虫ヒドロゲル給餌球の製造方法であって、
    a.少なくとも1種の殺虫活性物質と少なくとも1種の非イオン性乳化剤の事前混合物を調製する工程;
    b.少なくとも1種の食物源および所望による補助剤を水中に溶解させることにより、少なくとも1種の食物源および所望による補助剤の水溶液を調製する工程、
    c.撹拌下、該事前混合物を該水溶液に添加して安定なO/Wエマルジョンまたは透明なマイクロエマルジョンを生成する工程;
    d.1〜4mmの粒径を有する乾燥した粗物理的顆粒形状にポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーをもたらす工程;および
    e.該エマルジョンまたはマイクロエマルジョンと該乾燥した粗ポリアクリルアミド/アクリレートコポリマーを混合し、完全に水和にするように十分な時間をかけることにより個別的な殺虫ヒドロゲル給餌球を形成する工程、
    を含み、
    このようにして形成した該球は約2mm〜約6mmの平均径を有し、400nmより高い波長にて20%よりも高い光透過率、500nmより高い波長にて25%よりも高い光透過率、および700nmより高い波長にて30%よりも高い光透過率を有する、製造方法。
  10. 非イオン性の乳化剤が、C12−C14/12モルEOエトキシル化アルコール、C−C11/9モルEOエトキシル化アルコール、ラウリルジメチルアミンN−オキシド、PEG−40水素添加ヒマシ油、EO/POグリコールエーテル、およびそれらの混合物から成る群から選択される、請求項9に記載の製造方法。
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