JP2015506230A - 血管の接合 - Google Patents

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Abstract

本開示の種々の実施形態は、第1の血管の端部上を通過する第1のリングを含む第1の側部と、前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、前記第2の側部は前記第2の血管の端部上を通過するように構成された第2のリングを含み、前記第1のリングは、前記第1の側部に前記第1の血管とともに係合するように構成され、前記第2のリングは、前記第2の側部に前記第2の血管とともに係合するように構成され、前記第1及び第2の側部は、閉位置にあるとき、端部及び端部接触において、前記第1及び第2の血管を維持するクリップを含む装置を備える。

Description

本発明は、血管のような身体組織を融合又は接合するための方法を含む外科手術の分野に関する。特に、本発明は、吻合部の形成及び血管再建のための血管手術の際に有益である。
外科的開口部を閉じるとき、同様に血管のバイパス吻合のような組織の新しい接合を形成する場合を含む組織修復のための身体組織の融合は、外科的処置がまず用いられるため、外科医の重要な関心事となっている。
血管手術において、吻合は、血管を他の血管又は血液が流れる他の開放容器に接合するために行う必要がある。このような組織の接合は、血液が漏れないように形成し、そして生体内でそれらに作用する圧力及び力に耐えなければならない。このような吻合のための流体又は血液が漏れないように(止血)、かつ機械的に安定した接合の形成は、吻合がかなりの時間、技能、そしてケアを要するため、合併症を起こしやすい。
わずかな位置ずれ、非対称な張力、外部からの物質の侵入又は間違った組織タイプは、血栓形成、凝固、又は瘢痕形成のような身体反応を引き起こし、それは、接合の開通性(すなわち、流体を通過させるための機能)に有害な影響を与える虞や、即時又は後に血管の漏れ或いは血管損傷に続いて、裂開、擬似動脈瘤、又は吻合動脈瘤形成を引き起こす虞がある。
ほとんどの場合、外科医が血管壁組織などの組織を縫合又は纏めたときに、吻合において必要とされる組織の接合が形成される。組織ソルダリング、組織融合及び接着剤の使用も検討されているが、最初の2つの方法は広く使用されておらず、接着剤のみが縫合糸、クリップ又は機械的クロージャと組み合わされて使用される。
接着剤の使用に関連する共通の懸念事項は、特に血液血管を接合するとき、接着剤が目詰まりし、他の合併症を引き起こす血流に入る可能性があることである。加えて、身体組織を接合するために接着剤だけを使用することは、機械的に安全でない接合又は不十分な開通性を有する接合となるおそれがある。接合される組織は、生体内と比較して手術中に異なる張力下、変化する張力を受けて、それにより、組織間又は接合の形状変化間の接着結合の弱化又は破壊をもたらす。
閉鎖されていないレシピエント血管に移植片を接合するための接着剤を使用する方法は、数十年前に説明(1974年に発行された特許文献1参照)したが、接着剤は、特に適用の容易性という明らかな利点にもかかわらず、上述した理由により一般的に外科的処置において使用されていない。
米国特許第3,805,793号明細書 米国特許第5,964,750号明細書
多くの臨床用途では、レシピエント血管を閉塞することなく、吻合を行うことが好都合である。これは、レシピエント血管が関与する重要な機能を実行する場合に特に重要となる。脳や心臓などの一般的に敏感又は重要な器官では、レシピエント血管が一時的にでも閉塞することは、多くの場合、不都合である。
ELANA(Excimer Laser Assisted Nonocclusive Anastomosis)技術と呼ばれる技術が血管レシピエントを閉塞せず(特許文献2参照)に吻合形成するために臨床現場で使用されている。この技術は、バイパス手術における神経外科医によって使用される。例えば、互いに身体血管を取り付けるための改善された技術が必要とされている。具体的には、いわゆる「端部及び端部」、「端部及び側部」又は「側部及び側部」の態様で血管本体を取り付けるニーズが存在する。身体血管間の接合のための改良された吻合手術の支援も必要である。
一般に、本発明は、相互に身体血管を取り付けるため改良され、同様に、改良された吻合手術を補助する方法を提供することによって上記のニーズに対処する。
一態様では、クリップを含む装置は、第1の血管の端部上を通過するように構成される第1のリングを含む第1の側部と、前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、前記第2の側部は前記第2の血管の端部上を通過するように構成された第2のリングを含み、前記第1のリングは、前記第1の側部を前記第1の血管に係合するように構成され、前記第2のリングは、前記第2の側部を前記第2の血管に係合するように構成され、前記第1及び第2の側部は、閉位置にあるとき、端部及び端部接触において、前記第1及び第2の血管を維持するように構成される。
他の態様では、クリップを含む装置は、第1の血管の側壁に係合するように構成される第1の取付部を含む第1の側部と、前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、前記第2の側部は、第2の血管の側壁又は端部に係合するように構成された第2の取付部を含み、前記第1及び第2の側部は、閉位置の場合において、側部及び側部接触又は側部及び端部接触において、それぞれ前記第1及び第2の血管を維持するように構成される。
<例>
本明細書に記載される前記装置及び方法についてより説明するために、例のリストを以下に限定的でなく記載する。
(例1)クリップを含む装置であって、第1の血管の端部上を通過するように構成される第1のリングを含む第1の側部と、前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、前記第2の側部は前記第2の血管の端部上を通過するように構成された第2のリングを含み、前記第1のリングは、前記第1の側部を前記第1の血管に係合するように構成され、前記第2のリングは、前記第2の側部を前記第2の血管に係合するように構成され、前記第1及び第2の側部は、閉位置にあるとき、端部及び端部接触において、前記第1及び第2の血管を維持するように構成される装置。
(例2)例1に記載の装置において、前記クリップの前記第2の側部は、前記クリップの第1の側部に対してヒンジ結合されている装置。
(例3)例1又は2の装置において、前記第1及び第2の側部は、閉位置に付勢されている装置。
(例4)例1〜3の何れかの装置において、前記第1又は第2のリングは、前記クリップの各前記第1又は第2の側部が前記各第1又は第2の血管端部の折り返し部に係合するように構成される装置。
(例5)例1〜4の何れかの装置において、前記クリップの前記第1又は第2の側部は、前記クリップの前記第1又は第2の側部を前記第1又は第2の血管に取り付けるように構成されるそれぞれ第1又は第2の取り付け機能を含む装置。
(例6)例5の装置において、前記第1又は第2の取り付け機能は、前記クリップの第1又は第2の側部をそれぞれ第1又は第2の血管に取り付けるために、前記第1又は第2の血管の壁をそれぞれ穿刺するように構成されたポイントを含む装置。
(例7)例1〜6の何れかの装置において、前記クリップの前記第1の側部及び前記クリップの前記第2の側部は、閉位置及び開位置間で移動可能に互いにヒンジ結合され、前記閉位置において、前記第1のリング及び前記第2のリングは互いに平行に配置され、前記開位置において、前記第1のリング及び前記第2のリングは互いに角度を持って配置される装置。
(例8)例7の装置において、前記クリップは、前記クリップの前記第1及び第2の側部を前記閉位置に付勢する付勢機構を含む装置。
(例9)第1及び第2の血管の接合を容易に行うための方法であって、前記方法はクリップを得ることを含み、前記クリップは、前記第1の血管の端部上を通過するように構成される第1のリングを含む前記第1の側部と、前記第1のリングが前記第1の側部に前記第1の血管とともに係合するように構成されることと、前記第1の側部に連結される第2の側部と、前記第2の側部が前記第2の血管の端部上を通過するように構成された第2のリングを含むことと、前記第2のリングが前記第2の側部を前記第2の血管に取り付けるように構成されることと、を備え、さらに、前記方法は、前記第1のリングが前記第1の血管の端部上を通過することと、前記第2のリングが前記第2の血管の端部上を通過することと、前記第1及び第2の血管を端部及び端部接触に導くために前記クリップの前記側部を閉じることと、を含む方法。
(例10)例9の方法において、さらに、前記第1または第2のリング上の前記第1または第2の管の端部を折り返すことと、前記第1または第2の端部の前記折り返し部に前記第1または第2のリングをそれぞれ取り付けることとを含む方法。
(例11)例10の方法において、前記クリップの前記第1又は第2の側部は、それぞれ第1又は第2の取り付け機能を含み、前記第1又は第2の取り付け機能は、前記第1又は第2の血管を穿刺するポイントを含む方法。
(例12)例11の方法において、前記壁は、第1または第2の折り返し部の壁であり、前記方法は、さらに、それぞれ、前記第1または第2の血管の端部の前記折り返し部に第1または第2のリングを取り付けるために前記壁に前記ポイントを挿入することを含む方法。
(例13)例9の方法において、前記クリップの前記第1及び第2の側部は閉位置に付勢され、前記方法は、さらに、前記第1及び第2の血管を端部及び端部接触に維持するために前記クリップの前記側部を閉じることを含む方法。
(例14)クリップを含む装置であって、第1の血管の側壁に係合するように構成される第1の取付部を含む第1の側部と、前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、前記第2の側部は、第2の血管の側壁又は端部に係合するように構成された第2の取付部を含み、前記第1及び第2の側部は、閉位置の場合において、側部及び側部接触又は側部及び端部接触において、それぞれ前記第1及び第2の血管を維持するように構成される装置。
(例15)例14の装置において、前記クリップの前記第1の側部及び前記クリップの前記第2の側部は、閉位置及び開位置間で移動可能に互いにヒンジ結合され、前記閉位置において、前記第1の取付部及び前記第2の取付部は互いに平行に配置され、前記開位置において、前記第1の取付部及び前記第2の取付部は互いに角度を持って配置される装置。
(例16)例14又は15の装置において、前記第1及び第2の側部は、閉位置に付勢されている装置。
(例17)例14又は15の装置において、前記クリップは、前記クリップの前記第1及び第2の側部を前記閉位置に付勢する付勢機構を含む装置。
(例18)例14〜16の何れかの装置において、前記第1又は第2の取付部は、前記クリップの第1又は第2の側部がそれぞれ第1又は第2の血管の側壁又は端部に係合するように、第1又は第2の血管のそれぞれの端部又は側壁を穿刺するように構成された少なくとも一つのフォーク又はポイントを含む装置。
(例19)例14〜16の何れかの装置において、前記第1又は第2の取付部は、前記第1又は第2の血管の側壁内に挿入するための一対のフォークを含む装置。
(例20)例19の装置において、前記一対のフォークは、挿入された前記フォークの間に配置された前記側壁の一部を伸張又は支持する外形を規定する装置。
(例21)例18〜20の何れの装置において、前記フォークは、二又フォークである装置。
(例22)例14〜17の何れの装置において、前記第1の取付部は、2つの突出部を備えた第1のフォークを含み、前記第2の取付部は、2つの突出部を備えた第2のフォークを含む装置。
(例23)例22の装置において、前記各フォークは、前記突出部が外向きに互いに湾曲する湾曲部を有する装置。
(例24)例23の装置において、前記閉位置において、前記第1及び第2のフォークの前記湾曲部は互いに入れ子になる装置。
(例25)例22の装置において、前記各フォークは、前記突出部が互いに平行である直線部を有する装置。
(例26)例25の装置において、前記閉位置において、前記フォークの前記直線部は、互いに入れ子になる装置。
(例27)例21〜26の装置において、前記フォークの前記突出部は、血管を穿刺するための尖った先端部を有し、前記フォークは、第1の部分、前記第1の部分及び前記突出部の先端部間に配置される第2の部分、前記第2の部分及び前記突出部の先端部間に配置され、かつ前記突出部の先端部まで延出する第3の部分を有し、前記突出部間の距離は、前記第2の部分においては、前記第1の部分に比べて小さく、前記第3の部分においては、前記先端部の方向から見て、前記突出部が互いに発散するように形成される装置。
(例28)例27の装置において、前記突出部の先端部間の距離は、前記第1の部分における前記突出部間の最大距離に対応する装置。
(例29)例14〜18の何れかの装置において、前記第1の取付部は、第1の脚部、第2の脚部、及び前記第1の脚部並びに前記第2の脚部を連結し、かつ180°湾曲する反転曲げ部を有する第1のループを含み、前記第1の脚部は、前記第2の側部に連結される前記ループの端部から前記反転曲げ部に延出し、前記第2の脚部は、前記反転曲げ部から血管を穿刺するように向けられた前記ループの自由端に延出する装置。
(例30)例29の装置において、前記第2の取付部は、第1の脚部、第2の脚部、及び前記第1の脚部並びに前記第2の脚部を連結し、かつ180°湾曲する反転曲げ部を有する第2のループを含み、前記第1の脚部は、前記第2の側部に連結される前記ループの端部から前記反転曲げ部に延出し、前記第2の脚部は、前記反転曲げ部から血管を穿刺するように向けられた前記ループの自由端に延出する装置。
(例31)例30の装置において、前記閉位置において、前記第1及び第2のループは、互いに入れ子となる装置。
(例32)例29〜31の何れの装置において、前記第1又は第2のループはU字形状を有する装置。
(例33)例14〜32の何れかの装置において、前記クリップが閉位置にあるとき、前記クリップの前記第1の側部上の前記第1の取付部は、少なくとも部分的に前記クリップの前記第2の側部上の前記第2の取付部内に位置する装置。
(例34)例14〜33の何れかの装置において、前記クリップが閉位置にあるとき、前記クリップの前記第1の側部上の前記第1の取付部は、少なくとも部分的に前記クリップの前記第2の側部上の前記第2の取付部上に位置する装置。
(例35)例14〜34の何れかの装置において、前記第1の側部を前記クリップの前記第2の側部に連結するヒンジを含む装置。
(例36)例35の装置において、前記ヒンジは前記クリップと一体形成され、
前記ヒンジは、前記第1及び第2の側部を前記閉位置に付勢する又は前記第1及び第2の側部を所望の位置に保持する変形可能材料を含む装置。
(例37)例14〜36の何れかの装置において、さらに、前記クリップの前記第1及び第2の側部間で介在可能である保持部材を含み、前記保持部材は、前記第1及び第2の血管間の接合を開く又は閉じるために前記クリップの側部に係合するように構成された装置。
(例38)例37の装置において、前記保持部材は、少なくとも前記接合が閉じているとき、自身の中心を通って血液の通過を可能にするリング構造を含む装置。
(例39)例38の装置において、一方で前記リング構造、及び他方で前記第1又は第2の取付部の少なくとも一部は、閉位置において互いに入れ子にされている装置。
(例40)例38又は39の装置において、さらに、第2のリング構造のような、前記クリップの前記第1及び第2の側部間に介在可能である第2の保持部材を含み、前記第2の保持部材は、前記第1及び第2の血管間の接合を開く又は閉じるために前記クリップの側部に係合するように構成された装置。
(例41)第1及び第2の血管の接合を容易に行うための方法であって、前記方法はクリップを得ることを含み、前記クリップは、前記第1の血管の側壁に係合するように構成された第1の取付部を含む前記第1の側部と、前記第1の側部に連結される第2の側部と、前記第2の側部が第2の血管の端部又は側壁に係合するように構成された第2の取付部を含むことと、前記第1及び第2の側部が、閉位置に存在するとき、前記第1及び第2の血管を側部及び側部接触又は側部及び端部接触にそれぞれ維持するように構成されることと、を備え、さらに、前記方法は、前記第1の取付部を前記第1の血管の前記側壁に係合することと、前記第2の取付部を前記第2の血管の前記側壁又は前記端部に係合することと、前記第1及び第2の血管を側部及び側部接触又は側部及び端部接触に導くために前記クリップの前記側部を閉じることと、を含む方法。
(例42)例41の方法において、前記クリップの前記第1及び第2の側部は閉位置に付勢され、前記クリップの側部を閉じることは、前記第1及び第2の血管を前記側部及び側部接触又は側部及び端部接触に維持することを含む方法。
(例43)例41の方法において、前記第1又は第2の取付部は、それぞれ前記第1又は第2の血管の側壁又は端部を穿刺するポイント又は少なくとも1つのフォークを含み、前記方法は、さらに、前記クリップの前記第1又は第2の側部を前記第1又は第2の血管のそれぞれの側壁又は端部に係合するために、ポイント又は少なくとも1つのフォークを第1又は第2の血管の側壁又は端部に挿入することを含む方法。
(例44)例41の方法において、前記第1又は第2の取付部は、前記第1又は第2の血管の側壁を貫通するための一対のフォークを含み、前記一対のフォークは、前記フォークが前記第1又は第2の血管の側壁に埋め込まれたとき、前記フォーク間に配置される前記側壁の一部を伸長させる又は支持する外形を規定し、前記方法は、さらに、それぞれの前記第1又は第2の血管の側壁に前記一対のフォークを挿入することと、前記挿入されたフォーク間に配置された前記側壁の一部を伸長させる又は支持することとを含む方法。
(例45)例41の方法において、前記クリップは、前記クリップの前記第1及び第2の側部間で介在可能である保持部材を含み、前記保持部材は、前記第1及び第2の血管の接合を開く又は閉じるために前記クリップの側部に係合するように構成され、前記方法は、さらに、前記接合を開く又は閉じるために、前記クリップの前記側部の少なくとも一つを開く又は閉じることを含む方法。
(例46)例42の方法において、前記方法は、さらに、前記第1又は第2の血管の前記側壁内の穴を形成することを含む方法。
本装置及び方法のこれら及びその他の実施例及び特徴は、以下の発明の詳細な説明に関係して記載される。課題を解決するための手段及び各例は、本主題への限定を意図するものではない。また、排他的又は網羅的な解釈を意図するものでもない。発明の詳細な説明は、本主題により詳細な説明を提供するためのものである。
本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 例示的な実施形態によれば、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 例示的な実施形態による、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法の態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 本発明の実施形態による吻合クリップの態様を示す。 例示的方法の実施形態による、第1及び第2血管の接合を容易にするための方法の態様を示すブロックフロー図である。 例示的方法の実施形態による、第1及び第2血管の接合を容易にするための方法の態様を示すブロックフロー図である。
以下の詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付図面を参照する。図面は、例示的な実施形態に従った説明図を示している。また、本明細書では、これらの例示的な実施形態においては、「実施例」は、当業者が本主題を実施可能にするために十分に詳細に記載されている。実施形態は、他の実施形態を利用することができ、組み合わせてもよく、構造上の変更は、特許請求の範囲から逸脱することなく可能である。従って、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではない。
添付の図面は、例えば、吻合クリップを示す。いくつかの例では、吻合クリップは、2つの血管を接合するために使用することができる。さらなる例において、吻合クリップは、例えば、図1Eに示すように、2つの血管の端部同士を接合するために使用することができる。吻合クリップは、種々の血管を纏めて接合するために使用することができる。血管は、閉塞性又は非閉塞性の方法で接合することができる。いくつかの例では、吻合クリップは、バイパス手術において使用することができる。
図1A〜図1Eを参照すると、一例の吻合クリップ10は、ヒンジ20によって互いに結合された2つのリング16,18を備えている。いくつかの例では、ヒンジ20は、リング16,18が適切なアプリケータ(図示せず)によって操作可能となるように対向する把持構造22を含む。アプリケータは、例えば、クリップを開閉する把持構造22と係合可能な顎部を有する。本明細書に記載のいくつかの例では、クリップの側部の少なくとも一つ及び両側部は、閉位置に付勢されている。いくつかの例では、吻合クリップ10のヒンジ20は、閉位置(図1B)に付勢される。いくつかの例では、把持構造22は、リング16,18が離れるように(図1A)移動するためのアプリケータによる付勢力に抗して一緒に圧縮される。いくつかの例では、付勢機構又は機能は、ばね又はばねに類似する要素、クランプ、「記憶」鋼又は弾性変形可能材料、及び手動クリップ開閉システムを含む又は使用する。いくつかの例では、リング16,18は、ヒンジ20又は付勢機構が設けられた材料の変形により閉位置又は開位置に保持することができる。
この例では、リング16,18は、リング16,18から半径外方向に延びるポイント24の形態における取り付け機能を有する。いくつかの例において、ポイント24は、例えば、接合されるべき血管の1つ以上の折り返される血管壁26のような(図1B、図1C)血管壁を穿刺するように構成されている。いくつかの例では、ポイント24は、ポイント24の端部が出口穿刺マーク28(図1C)において見られるように、血管壁を完全に穿刺する。いくつかの例では、このポイントは完全に血管壁を穿刺(貫通)しない。例えば、リング16,18は、8つのポイント24を有するが、このリングは8つ未満又は8つを超える数のポイントを有していてもよく、さらにポイントがなくてもよい(すなわち平滑リング)。また、両リングは互いにポイントの数が異なっていてもよい。リングの表面は、テクスチャ加工表面を提供するために粗面化してもよい。ポイント又は粗面は、接合された血管の滑りの回避を補助又はリングに対する血管の滑りを回避できる。このポイントは、改善された動脈血液形成に繋がる接合された血管の安定性を向上させることができる。いくつかのポイント24は、平面又はリングの軸方向に対する異なる方向、即ち軸方向に対する異なる角度をなして延びるように構成される。いくつかの例において、ポイント24は、例えば、ピン構成、又はフック構成、又は1つ以上の歯、又は硬化した表面(例えば、ダイヤモンド)又は生体適合性又は生体吸収素材を含む特徴の異なるポイント構成を含む。
次に、添付の図2A〜図2Cを参照する。図2Aは、吻合クリップ10のリング16,18のそれぞれを介して配置された各血管端部とともに、吻合クリップ10に接触する2つの血管端部12,14を示す。図2Bは、血管壁に吻合クリップ10のリングを取り付けるための血管壁28を貫通するリングの一つのポイントとともに、符号26にて示す箇所において示される、折り返された血管12,14を示している。この接合は、滑りを回避可能である。図2Cは、血管12,14、実質的にそれらの端部同士を連結するために閉位置における吻合クリップ10とともに、折り返され、かつ吻合クリップ10の対応するリングに結合するそれぞれの血管壁を示す。両方の血管壁が折り返されているため、内膜接触する内膜が容易になる。これは、外科的処置において重要である。いくつかの例では、吻合クリップ10(及びそのヒンジ20)は、例えば、縫合糸のような別個の留め具なしに、端部同士を接合する血管12,14を維持するのに十分である。しかしながら、他の実施例においては、一つ以上の追加の留め具が吻合クリップとともに使用することが考えられる。
図3A及び図3Bは、図1A〜図2Cの吻合クリップ10の側部の一例を示す。いくつかの例では、吻合クリップ10の各側部は同一であってもよい。他の例では、吻合クリップの側部は、形状、サイズ、又は構成において異なっていてもよい。添付の図面の両方のリングは、円形で示されているが、個々に又は集合的にリングの他の形状も可能である。クリップ10の全体又は最大のサイズは、数ミリメートルから数センチメートルの範囲であってもよい。いくつかの寸法は図3A及び図3Bに示されるように、クリップ10に対して指定されているが、種々の実施例において、クリップ10の側部は、例えば取り付けが意図された血管に適合するように、異なる寸法を有することができる。いくつかの例では、吻合クリップは、図3Cの表に示された寸法を有している。その表に列挙された数字(ローマ字)は、図3A及び図3Bに記載されている。
図4A〜4Dは、吻合クリップ10の例を示している。クリップは、互いに接続された2つの側部16,18を含む。例では、2つの側部が符号20において示されるように互いにヒンジ接合されている。いくつかの例では、吻合クリップ10のヒンジ20は、閉位置に付勢されている。いくつかの例において、クリップ10は、把持構造を含み、例えば、上述のクリップ10に対する方法と同様に、適切なアプリケータを用いて操作される。いくつかの例において、クリップ10は、例えば、上述したタイプの付勢機構又は機能等の一つ以上の付勢機構又は機能を含む。
いくつかの例では、クリップの側部16,18の少なくとも一方は、対応する血管に側部を取り付けるように構成された取付部を含む。いくつかの例では、取付部は、血管壁を貫通するように構成されるフォーク30,32のような取り付け機能を含む。各側部は、二又状(又はペア)のフォークとともに示されているが、吻合クリップ10の側部は異なる構成の取り付け機能を含むことが考えられている。図5A〜5Fはともに2つの血管12,14を接合するための手順の例を示す。
いくつかの例では、吻合クリップ10は、2つの血管を接合するために使用される。いくつかの例では、二又フォーク30,32は、ドナー及びレシピエント血管の壁を通って押し出され、そして血管クリップ10が閉じられる。さらなる例において、吻合クリップ10は、二つの血管を側部同士(side to side)で接合するために使用することができる。吻合クリップ10は、一例として脳内の血管を含む種々の血管を纏めて接合するために使用される。いくつかの例では、吻合クリップは、バイパス手術において使用することができる。
図5A〜5Dは、第1の血管12(例えば、ドナー血管)に取り付けられる吻合クリップの第1の側部18を示す。クリップ10の第1の側部18のフォーク32が血管12の壁中に挿入されているため、側部18及びフォーク32はこれらの視界から直接的に視認できない。血管12の壁への挿入において、フォーク32の外側に向かって湾曲した形状は、血管12の壁を若干伸長させることを促す。伸長する壁は血管壁において実質的に平面、即ち水平面36を規定する。
平面又は水平面36は、例えば、レーザカテーテル、パンチャー又はハサミを用いて、血管壁における切開又は穴、この血管壁からフラップを切除する能力を促進することができる。領域36は、基本的なフォーク32の輪郭で囲まれ、かつ血管壁は伸長され、又は少なくともその領域で支持されている。
所望であれば、レーザカテーテル(又は他のデバイス)は、その領域内における第1の血管壁を貫通して切断するために、表面36とともにレーザカテーテルの先端を整列させるとともに、第1の血管12を介して通過させることができる。レーザの代わりに他のデバイスは、血管壁において切開又は穴、血管壁からフラップを作成するパンチャーやハサミのように使用されてもよい。レーザカテーテルは、従来のタイプのものであってもよい。レーザによる適切なカットは、血液を通過させるために、血管壁に穴を形成する。いくつかの例では、2つの血管12,14が以下の方法にて一つに接合されるまで、穴は領域36に形成されない。
図5Dを参照すると、クリップ10は、フォーク30を含むクリップの第2の側部が血管12の壁から離れて移動するように開位置に配置することができる。開いたクリップ10におけるフォーク30のスタンド状態は、隣接する血管壁へのフォークの侵入を促すことができるが、フォーク30の状態又はクリップ10の全体状態、又は側部16,18の状態に応じて一の側部を他の血管に接合するためにクリップ10を開く必要は必ずしもない。例えば、フォークの鋭い先端は、血管壁に沿ったクリップのスライド動作によって、鋭い先端が挿入自在となるように、たとえ閉位置であってもクリップを血管壁内に立てる。
図5Eを参照すると、吻合クリップの第2の側部16は、その後、血管14の壁にフォーク30を挿入することによって、第2の血管14(例えば、レシピエント血管)に接合されている。一旦、取り付けられると、図5Fに示すように、吻合クリップ10は、第1及び第2の血管のそれぞれの側部に接する閉位置に設けることができる。
穴が既に第1の血管12内に形成されている場合(上記の通り)、レーザカテーテル(又は他のデバイス)は、次いで、それらの側部における整列していない穴を通じて第1及び第2の血管12,14間を通過する流体を許容するため、第2の血管14の側部における第2の穴を穿つために使用される。穴が前もって第1の血管12内に形成されていない場合には、レーザカテーテル(又は他のデバイス)は、次いで、流体が「接合」孔を介して第1及び第2の血管間を通過することを可能にするために、第1及び第2の血管12,14の両方の側部に隣接する「接合」穴を穿つべく、この時点で使用される。いくつかの例では、閉位置における吻合クリップ10は、血管を側部同士で接合し、かつ開位置において両血管の接合を絶つことが可能である。いくつかの例では、吻合クリップ10(及びそのヒンジ20)は、例えば、縫合糸のような別個の留め具なしに、側部及び側部(上記側部同士)接触した血管を維持するのに十分である。しかしながら、他の実施例においては、一つ以上の追加の留め具がクリップ吻合とともに使用されることが考えられている。
クリップ10の側部及び/又はフォークは、互いに異なる構成又は異なるサイズであってもよい。例えば、図4Dを参照して、フォーク30,32は、平面輪郭の開放リング形状を有し、フォーク32の外側開放リングの直径は、フォーク30の内側開放リングの直径よりも大きい。この構成は、クリップ10の一側部上の取り付け機能(例えば、レシピエント血管に挿入された)が、クリップ10の他の側部上の取り付け機能(例えば、ドナー血管に挿入された)の内又は少なくとも部分的にその内に設けられるように入れ子とされている。いくつかの例では、クリップ10の一側部又は取り付け機能は、クリップ10が閉じたときの並列(side by side)状態のクリップ10の他の側部又は取り付け機能内に設けられる。図5Dにおいて符号31で側面視されるように、フォーク30の輪郭は、入れ子を可能にするように、適切な平面から曲げられ又は構成される。入れ子状態は、互いに血管壁の固定を改善し、止血の改善を可能とする。いくつかの例では、両リング又は取り付け機能は、同様のサイズであって、クリップ10が閉じられたとき重複(オーバーラップ)又はリング・オン・リングの状態となり得る。
図6A及び図6Bは、一般的に吻合クリップ10の例を示している。クリップは、アプリケータ38によって互いに結合された2つの側部16,18を含む。この例では、2つの側部16,18は、アプリケータ38の対向する顎部40を使用して保持かつ操作される。側部16,18は、アプリケータ38で規定されたピボット軸20を中心に移動可能である。いくつかの例では、クリップ10の側部は、アプリケータ38によって閉位置に付勢されている。いくつかの例では、顎部40は、アプリケータ38から取り外し可能であり、側部16,18は顎部40から取り外し可能である。いくつかの例では、クリップ10又はアプリケータ38は、上述のタイプの特徴の一つ以上の付勢機構を含むことができる。
側部16,18の一つ又は両方は、その側部を対応する血管に接合するために構成された取り付け機能を含む。図6A及び図6Bに示される実施例では、取り付け機能は側部の両方に設けられ、血管壁を穿刺するように構成されたフォーク30,32を含む。フォーク30,32は二又に分岐し、示されるようにブルホーン(bull-horn)状態となり得る。ブルホーンの例示的機能は、血管壁の余分な伸長を回避するために、金属リングの最大横寸法の大きさに穿刺穴を適応させることであり、これにより、デバイスの位置決め中に、潜在的な血管損傷の可能性を低減することができる。その他の状態も可能である。ブルホーンフォークは、クリップ10が閉じられたとき、例えば並列状態(図6B)、又は例えばリング・オン・リング状態に構成される。
ブルホーンフォーク30,32の実質的に平行な直線部42は、上記例のクリップ10の丸いリング形状のフォークと同様に、血管壁に挿入されたとき、血管壁を伸長しない。狭い又は直線フォーク状態は、対応する血管壁へのフォークの挿入を簡単に行うことができる。
図6A及び図6Bに示すように、対向するフォーク30,32の先端部44は、フォーク30,32内にある囲まれた領域36を規定するように内方向に向けて形成される。領域36は、上述した方法と同様に、「側部及び側部」態様、又は血管の端部から他の血管壁への「端部及び側部」態様で隣接する血管の壁を接合するための支持領域を提供するために使用される。クリップ10の各側部が2又(2つの突出部)のフォークで示されているが、吻合クリップ10の側部は、異なるように構成された取り付け機能を含むことが考えられる。
いくつかの例では、クリップ10は、例えば、クリップ10の第1の側部が取り付け機能(例えば図4A〜図6Bのフォーク30,32)を含み、クリップ10の第2の側部は血管が「側部及び端部」態様で接合されるようなリング形状を含むように、フォーク及びリングの組み合わせを含む。クリップの第2の側部は、図1A〜図3Cに示される閉リングのタイプを含む、又はいくつかの例は、図4A〜図6B(又はさらに下記に説明される他の例)に示されるフォーク状態の開リングのタイプを含む。いくつかの例において、クリップの第2又は「リング」側部は、クリップの第1の又はフォーク側部によって穿刺して固定されている別の血管壁に対する血管の端部の折り返し部分を固定するために使用される。閉じたときに、クリップ10は、2つの血管を纏めて保持する。レーザカテーテル又は他のデバイスは、他の血管壁を介して1つ血管の開放端からの血液の通過を可能にするべく、第2の血管壁に穴を形成するために使用することができる。所望又は必要に応じて、クリップ10の側部のいずれかが本明細書に記載の例示的実施形態のいずれかの取り付け機能又はリングを含むことができる。
図7A〜7Cは、吻合クリップ10の例を示している。例示のクリップ10は、概ね「ペーパークリップ」構成であり、(クリップ10が開いている時)クリップ10(図7C)の側部16,18を規定する2つの脚部又はループを含む。いくつかの例では、側部16,18の脚部はクリップ10が閉じたとき(図7A)、入れ子状の並列状態であって、一方、いくつかの例において、側部16,18の脚部は、クリップ10が閉じたとき重なるようにリング・オン・リング状態である。様々な組み合わせが可能である。クリップ10の各側部は、一例では、唯一の血管侵入ピン又は先端を有する。いくつかの例において、クリップの他の態様は、本明細書に記載の他の実施例と同様の方法で動作する。
いくつかの例では、クリップの側部16,18は、ペーパークリップの構造と再び同様のクリップ10の材料と一体に形成された中央ヒンジ部20によって接合されている。いくつかの例では、クリップの側部16,18は、手動で離れるように押しやられる。いくつかの例では、側部16,18は、ヒンジ部20(図7B及び図7C)の領域と係合するアプリケータ48の顎部40を使用するオペレータによって離れるように押しやられる。いくつかの例では、クリップ10が開かれたとき、ヒンジ部20は変形し、変形した材料によって生じる復元力は、クリップ10(図7A)の閉位置に戻すように側部16,18を付勢する。他の付勢機構又は特徴も上述したように可能である。いくつかの例では、変形したヒンジ部20は、クリップを付勢しないが、所望の位置にクリップを保持するのに十分である。いくつかの例では、ヒンジ部20は、クリップ10とは別に形成されている。
いくつかの例では、クリップの各側部16,18の脚部は、図7A〜図7Cにおける符号16A,18Aによってそれぞれ示される鋭利に湾曲した基端で終端する。クリップの各側部16,18の先端部(すなわち、アプリケータから離れた方向)は、ペーパークリップと同様のフープを形成する。いくつかの例では、鋭利部分16A,18Aは、脚マーク16B,18Bのそれぞれの直線状のピン部によって延出される。クリップ10の側部16,18は、離れるように移動されたとき(図7B、図7C)、鋭利脚部は、より容易に、例えば、それぞれドナー及びレシピエントの血管の壁内に挿入される。クリップ10の側部16,18は、次いで、接合された血管の壁を保持するように移動又は解放することができる。いくつかの例では、単一の脚部の各血管への挿入は、それに応じて形成された各血管における各挿入の一つのポイントのみである。挿入ポイントの削減は、血管壁への外傷を減らすことができ、かつクリップを挿入するときに1つの挿入ポイントのみに集中すればよいためオペレータに利点を与えることができる。いくつかの例では、側部16,18の脚部は、外形又は断面が円形、楕円形、直線、又は他の形状や状態であってもよい。脚部は、互いに異なるサイズであってもよい。
図8A〜図8Hは、吻合クリップ10の例を示している。この例のクリップは、場合によっては、3つの部分、すなわち、2つの側部16,18及び保持部材46を含む「トリニティ(三つ一組)」クリップと呼ばれている。いくつかの例において、このクリップは、本明細書に記載の他の実施例と同様に動作し、同様の効果を提供することができる。クリップの側部及び/又はフォークの形状は、図8A〜図8Hの図面に例示するよう、又は各側部、リング又はフォークにおいて、ブルホーン構成又はペーパークリップ構成、又はそれら構成の組み合わせを有していてもよい。いくつかの例では、保持部材46は、クリップ10の側部16,18間に、介在又は少なくとも介在可能とされる。保持部材46は、ドナー血管接合及びレシピエント血管接合が互いに独立して開く又は閉じることを可能とする。例えば、ドナー血管接合を閉じる(閉付勢とともに、又はそれなしに)ために保持部材46に対向して動作する、取り付けられたクリップ10の一つ側部16は、その状態(例えば、閉位置)に保たれる一方、クリップの他の側部18は、例えば、レシピエント血管接合を開くために保持部材46から開かれる、又は離間することが可能である。開かれたレシピエント接合は、所望の通り、クリップ10の他の側部でドナー接合を妨害することなしに再び閉じる。独立した接合の開閉は、血流の良好な制御、カテーテルの導入等を可能にしながら手術部位の固定及び安定性を改善できる。
図8A〜図8Hに戻って、例示の吻合クリップ10は、結合された2つの側部16,18を含む。いくつかの実施例では、2つの側部は、符号20で示すように、互いにヒンジ結合されている。いくつかの例では、クリップ10のヒンジ20は、閉位置に付勢される。いくつかの例では、クリップ10は、側部16,18のうち1つ以上が保持部材46の移動に関連して、又は関連なく操作されるような形状又は機構を含む。いくつかの例では、クリップ10の側部16,18は、アプリケータを使用して操作することができる。いくつかの例において、クリップ10は、例えば特徴の付勢機構は、上述した付勢機構又は機能のような1つ以上の付勢機構又は機能を含む。
いくつかの例では、側部16,18の各々は、対応する血管に側部のそれぞれを取り付けるように構成された取り付け機能を含む。いくつかの例では、取り付け機能は、血管壁を穿刺(貫通)するように構成されたフォーク30,32を含む。各側部は二又(又は対になった)フォークとともに示されているが、吻合クリップ10の側部が異なる構成の取り付け機能を含むことが考えられる。いくつかの実施形態では、フォーク30,32の端部は血管壁を貫通するように鋭い。いくつかの例では、保持部材46は、クリップに固定されている、又はヒンジ20の一部に取り付けられ、又はヒンジ20の一部を形成してもよい。いくつかの例では、保持部材46は、自由で、かつクリップに取り付けられていなくてもよい。クリップ10(上記の例のいずれか)及び別個の保持部材46(側部間で介在可能となるように構成された)を含むクリップキットが提供されてもよい。いくつかの例では、保持部材は、例えば、実質的に図8A〜図8Hに示すような構造を含むリング構造を含む。保持部材46について他の状態、構造及び形状が可能である。保持部材の状態、構造及び形状は、例えば、クリップの取り付け機能又は接合されるべき血管のサイズに合せて選択してもよい。いくつかの例では、クリップ10の側部16,18の一方又は両方の取り付け機能は、クリップ10が閉じたとき、取り付け機能の少なくとも一部が保持部材内に位置するように形成又は屈曲(例えば、図8Hにおける符号31)される。クリップ10の側部16,18は、保持部材46と連動して、又は独立して、ともに動かされたとき、上述のタイプの並列(side by side)状態又はリング・オン・リング状態を形成する。クリップ10の側部16,18のそれぞれ又は両方は、例えば、本明細書に記載される例の1つ以上のリング及び取り付け機能又はそれらの変形を含む。いくつかの例では、第2以上の係止部材46が設けられている。例えば、クリップ10は、クリップ10の側部16,18間に介在する2つのリング構造46を含む。このため、クリップ10は4つの部品を含む。
例として上述したように、クリップ10の取り付けを以下のように続ける。クリップ10の一つの側部16が第1の血管(ドナー血管のような)壁に挿入され、かつクリップの他の側部18が第2の血管(レシピエント血管のような)壁に挿入されるように、クリップ10は開かれる(さもなければ、クリップ又はその各側部16,16及び取り付け機能等の全体状態に応じて閉じたときに操作される)。クリップ10は、端部及び端部、側部及び側部、又は端部及び側部血管接合を形成するために適宜使用することができる。側部及び側部血管接合において、例えば、保持部材46が使用中に隣接する血管の壁の外面間に設置され、かつクリップ10(対応する血管壁内に挿入される)の側部16,18が対応する血管接合を閉じるために血管壁を押す又はそれに係合可能な対向する反射面を規定する。この構成は、図8Hに模式的に断面の輪郭として示されている。血管壁は、明瞭にするために、この図から省略されているが、クリップの「上側」側部16は、クリップ10の「下側」側部18とは無関係に保持部材46に向かって又は離間するように移動(所望のように)可能であり、「下側」側部18も同様に動作する。クリップ10が血管壁に取り付けられると、穴は隣接する血管壁の壁を通って、かつ保持部材46の中心を通って通過するように形成(例えば、レーザカテーテル又は他のデバイスによって)される。いくつかの例では、クリップ10の側部16,18のピン又はフォークは、まずドナー血管内に進出される。クリップ10は閉じられ、かつドナーの血管壁がクリップの保持部材(例えばリング46)とドナー血管壁内のピンとの間で保持される。穴は、ドナー血管の遠位端を介して、レーザカテーテル(例えば、又は他のデバイス)を前進させることによって形成又は焼き切ることができる。次いで、クリップの他の側部(符号18又は16、それぞれ図中のクリップ10の下部)は、ドナー血管(既に穿穴された)が保持部材46によって所定の位置に保持されている間に開くことができる。そして、クリップ10の他側部上のピン又はフォークはレシピエント血管に導入でき、血管クリップ10を閉じることができる。そして、カテーテル(又は他のデバイス)を再度配置することができ、レシピエント血管に穴を形成又は焼き切る。再び保持部材46は、レシピエント血管及び導入されたピン又はフォークに安定性を与える。側部16,18、ピン又はフォーク、リテーナ部材46の形状は、良好な接合が容易になるように、血管壁が重なって押されるような方法で構成することができる。
本発明の主題のいくつかの実施形態は、第1及び第2の血管の接合を容易にするための方法を含む。このような一実施形態が図9Aに示されている。いくつかの実施形態では、方法900は、要素902において、前記方法はクリップを得ることを含み、前記クリップは、前記第1の血管の端部上を通過する第1のリングを含む前記第1の側部と、前記第1のリングが前記第1の側部が前記第1の血管に係合することと、前記第1の側部に連結される第2の側部と、前記第2の側部が前記第2の血管の端部上を通過するように構成された第2のリングを含むことと、前記第2のリングが前記第2の側部を前記第2の血管に取り付けられることと、を備え、要素904において、前記第1のリングが前記第1の血管の端部上に通過すること、要素906において、前記第2のリングが前記第2の血管の端部上を通過すること、要素908において、前記第1及び第2の血管を端部及び端部接触に導くために前記クリップの前記側部を閉じること、を含む。
いくつかの例では、方法900は、前記第1又は第2のリング上の前記第1又は第2の血管の端部の折り返し部と、第1又は第2の前記端部の前記折り返し部に前記第1又は第2のリングを取り付けることとをさらに含む。クリップの第1又は第2側部は、それぞれ第1又は第2の取り付け機能を含み、前記第1又は第2の取り付け機能は、前記第1又は第2の血管の壁を穿刺するポイントを含む。
いくつかの例では、壁は、前記第1又は第2の折り返し部の壁であり、さらに、方法900は、前記第1又は第2の血管の端部の折り返し部にそれぞれ前記第1又は第2のリングを取り付けるために前記壁内に前記ポイントを挿入することを含む。
得られたクリップの第1及び第2の側部は閉位置に付勢され、かつ、さらに方法900は、端部及び端部接触において、第1及び第2の血管を維持するために、前記クリップの側部を閉じることを含む。
図9Bを参照して、方法1000は、要素1002において、前記方法はクリップを得ることを含み、前記クリップは、前記第1の血管の側壁に係合するように構成された第1の取付部を含む前記第1の側部と、前記第1の側部に連結される第2の側部と、前記第2の側部が第2の血管の端部又は側壁に係合するように構成された第2の取付部を含むことと、前記第1及び第2の側部が、閉位置に存在するとき、前記第1及び第2の血管を側部及び側部接触又は側部及び端部接触にそれぞれ維持することと、を備え、要素1004において、前記第1の取付部を前記第1の血管の前記側壁に係合することと、要素1006において、前記第2の取付部を前記第2の血管の前記側壁又は前記端部に係合することと、要素1008において、前記第1及び第2の血管を側部及び側部接触又は側部及び端部接触に導くために前記クリップの前記側部を閉じることとを含む。
いくつかの例では、取得した前記クリップの前記第1および第2の側部が閉位置に付勢され、かつ、前記クリップの前記側部を閉じることは、側部及び側部又は側部及び端部接触において第1及び第2の血管を維持することを含む。
前記第1又は第2の取付部は、前記第1又は第2の血管のそれぞれの端部又は側壁を穿刺するように構成されたポイント又は少なくとも一つのフォークを含んでもよく、前記方法は、さらに、前記クリップの第1又は第2の側部が前記第1又は第2の血管のそれぞれの端部又は側壁に係合することによって、前記第1又は第2の血管の前記端部又は側壁内にポイント又は少なくとも一つのフォークを挿入することを含んでもよい。
いくつかの例において、前記第1又は第2の取付部は、前記第1又は第2の血管の側壁を刺すための一対のフォークを含み、前記一対のフォークは、フォークが前記第1又は第2の血管の側壁内に埋め込まれたとき、前記フォークの間の側壁の一部を伸長させる又は支持する外形を規定する。要素1000は、さらに、前記第1又は第2の血管のそれぞれの側壁に前記一対のフォークを挿入することと、前記挿入されたフォーク間に配置される前記側壁の一部を支持又は伸長することと、を含む。
いくつかの例において、得られたクリップは、前記クリップの前記第1及び第2の側部間に介在可能である保持部材を含み、前記保持部材は、前記第1及び第2の血管の接合を開く又は閉じるために前記クリップの側部に係合するように構成され、前記方法は、さらに、前記接合を開く又は閉じるため前記クリップの前記側部の少なくとも一つを開くこと又は閉じることを含む。方法1000は、さらに、前記第1又は第2の血管の前記側壁に穴を形成することを含む。
<注釈>
上記の詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付図面に対する参照を含む。図面は、例示の目的で、本発明を実施できる特定の実施形態を示す。また、これらの実施形態は本明細書では「実施例」に関連する。そのような実施例は、図示又は記載されたものに加えて要素を含むことができる。しかしながら、また、本発明者らは図示又は記載要素のみが設けられた例を考える。さらに、本発明者らは、他の実施例(又はその一つ以上の態様)に関して、又は特定の例(又はその一つ以上の態様)に関して、図示又は本明細書に記載されたこれらの要素の任意の組合せ又は置換を使用して実施例(又は1種以上の態様)を考える。
個々に参照して組み込まれるように、本明細書で言及した全ての刊行物、特許及び特許文献は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。本明細書及び参照により組み込まれた文書間に矛盾する使用法がある場合、参照により組み込まれた使用法は、本明細書のそれに対して補足的である必要があり、相容れない矛盾のために、この明細書の使用方法が支配的である。
特に断らない限り、本明細書において、用語「又は」は、非排他的又は、「A又はB」は「AではなくB」、「BではなくA」、及び「A及びB」を含むように使用される。本明細書では、用語「含む」は、それぞれの用語の平易な「備える」の等価物として使用される。また、以下の特許請求の範囲において、用語「含む」、「備える」は、即ち、請求項におけるそのような用語の前に列挙されたものに加えた要素を含む装置、物品、プロセス又はシステムは依然として請求項の範囲内にあるものと考えられる。また、以下の特許請求の範囲において、用語「第1」、「第2」「第3」等は単に識別記号として使用され、それらの対象に数値的要件を課すことを意図するものではない。本明細書に記載される方法の例としては、機械又はコンピュータ実装の少なくとも一部であってもよい。
いくつかの例は、上記実施例に記載の方法を実行するための電子機器を構成するように動作可能な命令で符号化されたコンピュータ可読媒体又は機械可読媒体を含むことができる。このような方法の実装は、マイクロコード、アセンブリ言語コード、高レベル言語コード等のコードを含むことができる。このようなコードは、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令を含むことができる。コードは、コンピュータプログラム製品の一部を形成してもよい。また、実施例では、コードは、実行中又は他の時のような1つ以上の揮発性、非一時的、又は不揮発性の有形のコンピュータ可読媒体上に記憶することができる。これらの有形のコンピュータ可読媒体の例は、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、リムーバブル光ディスク(例えば、コンパクトディスク及びデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカード又はスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リード専用メモリ(ROM)を含むことができるが、これらに限定されない。
上記の説明は例示であって限定的なものではない。例えば、上述した実施例(又はその1つ以上の態様)は互いに組み合わせて使用することができる。他の実施形態は、上記の説明を検討すれば、当業者などによって使用することができる。要約書は、読者が技術的開示の特徴を迅速に確認することを可能にするために、米国施行規則(37C.F.R)§1.72(b)に準拠するために提供される。それは特許請求の範囲又は意味を解釈又は限定するためには利用されない意図で提出される。また、上記の詳細な説明において、様々な特徴は、開示を合理化するために一緒にグループ化されてもよい。これは、未請求の開示された機能は、任意の請求項に不可欠であることを意図するものとして解釈されるべきではない。むしろ、発明の主題は、特定の開示された実施形態の全ての特徴より少なくてもよい。従って、以下の特許請求の範囲は、本明細書に別個の実施形態として自立している各請求項とともに、詳細な説明に組み込まれ、このような実施形態は、種々の組み合わせ又は順列で互いに組み合わせることができる。本発明の範囲は、このような請求項が権利を与えられる等価物の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。

Claims (35)

  1. クリップを含む装置であって、
    第1の血管の端部上を通過する第1のリングを含む第1の側部と、
    前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、
    前記第2の側部は第2の血管の端部上を通過するように構成された第2のリングを含み、
    前記第1のリングは、前記第1の側部を前記第1の血管に係合するように構成され、
    前記第2のリングは、前記第2の側部を前記第2の血管に係合するように構成され、
    前記第1及び第2の側部は、閉位置にあるとき、端部及び端部接触において、前記第1及び第2の血管を維持する装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記クリップの前記第2の側部は、前記クリップの第1の側部に対してヒンジ連結されている装置。
  3. 請求項1又は2に記載の装置において、
    前記第1及び第2の側部は、閉位置に付勢されている装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1又は第2のリングは、前記クリップの各前記第1又は第2の側部が前記各第1又は第2の血管端部の折り返し部に係合する装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の装置において、
    前記クリップの前記第1又は第2の側部は、前記クリップの前記第1又は第2の側部を前記第1又は第2の血管に取り付けるそれぞれ第1又は第2の取り付け機能を含む装置。
  6. 請求項5に記載の装置において、
    前記第1又は第2の取り付け機能は、前記クリップの第1又は第2の側部をそれぞれ第1又は第2の血管に取り付けるために、前記第1又は第2の血管の壁をそれぞれ穿刺するように構成されたポイントを含む装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の装置において、
    前記クリップの前記第1の側部及び前記クリップの前記第2の側部は、閉位置及び開位置間で移動可能に互いにヒンジ連結され、
    前記閉位置において、前記第1のリング及び前記第2のリングは互いに平行に配置され、
    前記開位置において、前記第1のリング及び前記第2のリングは互いに角度を持って配置される装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、
    前記クリップは、前記クリップの前記第1及び第2の側部を前記閉位置に付勢する付勢機構を含む装置。
  9. クリップを含む装置であって、
    第1の血管の側壁に係合する第1の取付部を含む第1の側部と、
    前記第1の側部に連結された第2の側部と、を含み、
    前記第2の側部は、第2の血管の側壁又は端部に係合するように構成された第2の取付部を含み、
    前記第1及び第2の側部は、閉位置の場合において、側部及び側部接触又は側部及び端部接触において、それぞれ前記第1及び第2の血管を維持する装置。
  10. 請求項9に記載の装置において、
    前記クリップの前記第1の側部及び前記クリップの前記第2の側部は、閉位置及び開位置間で移動可能に互いにヒンジ連結され、
    前記閉位置において、前記第1の取付部及び前記第2の取付部は互いに平行に配置され、
    前記開位置において、前記第1の取付部及び前記第2の取付部は互いに角度を持って配置される装置。
  11. 請求項9又は10に記載の装置において、
    前記第1及び第2の側部は、閉位置に付勢されている装置。
  12. 請求項9又は10に記載の装置において、
    前記クリップは、前記クリップの前記第1及び第2の側部を前記閉位置に付勢する付勢機構を含む装置。
  13. 請求項9〜11の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1又は第2の取付部は、前記クリップの第1又は第2の側部がそれぞれ第1又は第2の血管の側壁又は端部に係合するように、第1又は第2の血管のそれぞれの端部又は側壁を穿刺するように構成された少なくとも一つのフォーク又はポイントを含む装置。
  14. 請求項9〜11の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1又は第2の取付部は、前記第1又は第2の血管の側壁内に挿入するための一対のフォークを含む装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、
    前記一対のフォークは、挿入された前記フォークの間に配置された前記側壁の一部を伸張又は支持する外形を規定する装置。
  16. 請求項13〜15の何れか一項に記載の装置において、
    前記フォークは、二又フォークである装置。
  17. 請求項9〜12の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1の取付部は、2つの突出部を備えた第1のフォークを含み、
    前記第2の取付部は、2つの突出部を備えた第2のフォークを含む装置。
  18. 請求項17に記載の装置において、
    前記各フォークは、前記突出部が外向きに互いに湾曲する湾曲部を有する装置。
  19. 請求項18に記載の装置において、
    前記閉位置において、前記第1及び第2のフォークの前記湾曲部は互いに入れ子になる装置。
  20. 請求項17に記載の装置において、
    前記各フォークは、前記突出部が互いに平行である直線部を有する装置。
  21. 請求項20に記載の装置において、
    前記閉位置において、前記フォークの前記直線部は、互いに入れ子になる装置。
  22. 請求項16〜21の何れか一項に記載の装置において、
    前記フォークの前記突出部は、血管を穿刺するための尖った先端部を有し、
    前記フォークは、第1の部分、前記第1の部分及び前記突出部の先端部間に配置される第2の部分、前記第2の部分及び前記突出部の先端部間に配置され、かつ前記突出部の先端部まで延出する第3の部分を有し、
    前記突出部間の距離は、前記第2の部分においては、前記第1の部分に比べて小さく、
    前記第3の部分においては、前記先端部の方向から見て、前記突出部が互いに発散するように形成される装置。
  23. 請求項22に記載の装置において、
    前記突出部の先端部間の距離は、前記第1の部分における前記突出部間の最大距離に対応する装置。
  24. 請求項9〜13の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1の取付部は、第1の脚部、第2の脚部、及び前記第1の脚部並びに前記第2の脚部を連結し、かつ180°湾曲する反転曲げ部を有する第1のループを含み、
    前記第1の脚部は、前記第2の側部に連結される前記ループの端部から前記反転曲げ部に延出し、
    前記第2の脚部は、前記反転曲げ部から血管を穿刺するように向けられた前記ループの自由端に延出する装置。
  25. 請求項24に記載の装置において、
    前記第2の取付部は、第1の脚部、第2の脚部、及び前記第1の脚部並びに前記第2の脚部を連結し、かつ180°湾曲する反転曲げ部を有する第2のループを含み、
    前記第1の脚部は、前記第2の側部に連結される前記ループの端部から前記反転曲げ部に延出し、
    前記第2の脚部は、前記反転曲げ部から血管を穿刺するように向けられた前記ループの自由端に延出する装置。
  26. 請求項25に記載の装置において、
    前記閉位置において、前記第1及び第2のループは、互いに入れ子となる装置。
  27. 請求項24〜26の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1又は第2のループはU字形状を有する装置。
  28. 請求項9〜27の何れか一項に記載の装置において、
    前記クリップが閉位置にあるとき、前記クリップの前記第1の側部上の前記第1の取付部は、少なくとも部分的に前記クリップの前記第2の側部上の前記第2の取付部内に位置する装置。
  29. 請求項9〜28の何れか一項に記載の装置において、
    前記クリップが閉位置にあるとき、前記クリップの前記第1の側部上の前記第1の取付部は、少なくとも部分的に前記クリップの前記第2の側部上の前記第2の取付部上に位置する装置。
  30. 請求項9〜29の何れか一項に記載の装置において、
    前記第1の側部を前記クリップの前記第2の側部に連結するヒンジを含む装置。
  31. 請求項30に記載の装置において、
    前記ヒンジは前記クリップと一体形成され、
    前記ヒンジは、前記第1及び第2の側部を前記閉位置に付勢する又は前記第1及び第2の側部を所望の位置に保持する変形可能材料を含む装置。
  32. 請求項9〜31の何れか一項に記載の装置において、
    さらに、前記クリップの前記第1及び第2の側部間で介在可能である保持部材を含み、
    前記保持部材は、前記第1及び第2の血管間の接合部を開閉するために前記クリップの側部に係合するように構成された装置。
  33. 請求項32に記載の装置において、
    前記保持部材は、少なくとも前記接合が閉じているとき、自身の中心を通って血液の通過を可能にするリング構造を含む装置。
  34. 請求項33に記載の装置において、
    一方で前記リング構造、及び他方で前記第1又は第2の取付部の少なくとも一部は、閉位置において互いに入れ子にされている装置。
  35. 請求項33又は34に記載の装置において、
    さらに、第2のリング構造のような、前記クリップの前記第1及び第2の側部間に介在可能である第2の保持部材を含み、
    前記第2の保持部材は、前記第1及び第2の血管間の接合部を開閉するために前記クリップの側部に係合するように構成された装置。
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