JP2004508091A - 外科手術用ステープル留め器具 - Google Patents
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Abstract
血管吻合処置を行うための外科手術用ステープル留め器具は、細長い本体(10)及び、接合されるべき組織の縁(56、58)に挿通され、外側にめくるためのフック(12)を備える。針(12)は、示されるような伸長位置と、フックが本体の縁(10a)と係合する引込位置との間で摺動可能である。
ステープル留め機構は、ステープル(36)を外側にめくられた組織縁(56、58)と挿通係合するように変形させるために、該ステープル(36)をフック(12b)の内側に向かって本体(10)の縦方向に駆動するための摺動可能な押出し機(40)を含む。
ステープル留め機構は、ステープル(36)を外側にめくられた組織縁(56、58)と挿通係合するように変形させるために、該ステープル(36)をフック(12b)の内側に向かって本体(10)の縦方向に駆動するための摺動可能な押出し機(40)を含む。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、外科手術用のステープル留め器具、特に、血管吻合処置を行うための器具に関する。
【0002】
(背景技術)
「吻合」という用語は、静脈及び動脈のような血管、又は結腸、腸、胃などの部分のような他の管状器官が、接合されるか又は再連結される種々の処置を含む。これらの血管は、端部と端部、端部と側部及び側部と側部を含む種々の相対的な向きで接合される。
顕微手術、及び鼓動している心臓の外科手術の領域における最近の進歩は、血管の微細な大きさに順応するために、及び、特に、鼓動している心臓(オフ・ポンプ)の冠状動脈バイパス手術の間に迅速な吻合を達成する、血管を接合するための通常の縫合処理に対する代替物の発達をもたらした。
縫合に対する代替物は、接合されるべき血管又は組織部分の間の接合部に沿って適用される外科手術用クリップを使用することであり、該クリップは、縫合と同様の保持機能を果たす。そうした非挿通クリップの2つが、米国特許第4,586,503号及び第4,733,664号に示されている。
【0003】
前者の特許は、クリンプされたときのスプリングバッグが最小である可塑的に変形可能な金属又はプラスチック材料からなる外科手術用マイクロクリップを開示している。このクリップは、一方の端でブリッジによって接合され、他方の端で球形の先端で終端する一対の平行な曲線状の脚部を有する。このクリップは、外側にめくられた組織の縁をつかみ、脚部を互いの方向にクリンプすることによって、それら縁を接合する。
後者の特許は、可塑的に変形可能な本体部分、該本体を変形させるための舌状部、及び該舌状部を該本体に連結する頸状部を備える血管外科手術用クリップを開示している。本体は、あらかじめ決められた張力が舌状部に適用されると変形するように設計され、頸状部は、あらかじめ決められた力を超える力が該舌状部に適用されると、折れるように設計される。
【0004】
上の特許において説明されるように、非挿通クリップは、血管の相対する縁に渡って適用され、最初に外側にめくられるか又は外向きに返されている該縁は、クリップのあご部の間で把持されるフランジを形成する。上述した非挿通クリップの欠点は、これらのクリップを、外側にめくられた組織の外側に適用する必要があることである。治療されている吻合血管、特に重大な血流が含まれるものは、できるだけ速やかに意図される機能に戻す必要がある。
したがって、管腔内又は吻合部位の外側のいずれかから、外科手術用ステープルを速やかに適用するための器具の必要性が存在する。
【0005】
(発明の開示)
したがって、本発明は、接合されるべき組織の縁をステープルで留めるための外科手術用ステープル留め器具を提供するものであり、該器具は、細長い本体と、該本体によって支持される、接合されるべき組織の縁に挿通するためのフック状端部を有する剛性部材と、ステープルを該剛性部材の該フック状端部によって保持される該縁に適用するためのステープル留め手段とを備える。
【0006】
本発明は、さらに、組織の折り曲げ部分により同じ結果を達成する装置を提供するものであり、すなわち、組織の2つの縁をステープルで留めるのではなく、組織の壊れていない領域が折り曲げられ、そのひだは同じ方法でステープル留めすることができる。
ステープル留め手段は、ステープルを外側にめくられた縁に挿通係合するように変形させるために、該ステープルを針のフック状端部の内側に向かって本体の縦方向に駆動するための手段を含むことが好ましい。
本発明は、抹消血管外科手術吻合、透析のための動脈静脈フィステル形成、及び冠状動脈バイパス吻合を含む、種々の血管吻合を行うために用いることができる。本発明は、より具体的には、(心肺バイパスあり及び該バイパスなしの)開胸手法、(心肺バイパスあり及び該バイパスなしの)直接的な及び/又は間接的な胸部観察の下での閉胸手法を含む、多数の手法を利用する管状動脈バイパス吻合を行うために用いることができる。
【0007】
本発明の一実施形態において、器具は、一端(以下、後部端という)に取っ手を備え、他端が血管のステープル送り機構において終端する細長い本体と、尖ったフック状端部を有する組織把持用針とを含む。細長い本体部分は、手動で摺動可能な2つの部材を含み、第1部材は、針を本体の前部端に対して伸長させ及び引込め、第2部材は、針のフック状端部の内側上のアンビルの周りで変形されるようにステープルを送る。ステープルは、第2摺動部材に連結され、ばね付勢された押出し部材によって進められる。
【0008】
適当な血管用ピンセットが、吻合されるべき組織壁の1つに接近すると、針は伸長されるため、該針の尖ったフック状端部が本体の前部端から離れる方向に進められ、利用者の操作によって、組織壁に挿通され、フックできるようになる。一方の組織壁がフックされると、ピンセットは、次にさらに、他方の組織壁に接近するように用いられ、そこで該他方の組織壁は伸長された針によってフックされる。針は、組織壁がフックされたとき、該針が斜めに狭いフック状端部の方向に摺動して戻るように構成される。フック状端部の幅は、吻合されている組織壁の組み合わされた壁厚と同等であるのが最適である。その後、針は引込まれ、組織壁を把持しているフック状端部が本体の前部端と係合して、後続するステープル送りの間の安定を保つ。
【0009】
一旦、吻合されるべき組織が把持されて、本体の前部端に対して接近させられると、押出し部材が、20又はそれ以上のステープルのスタックが位置させられているトラックに沿って、前進させられる。押出し部材は、ステープルの脚部が針のフック状端部の内側縁と係合するまで、ステープルをトラックに沿って進める。ステープルがさらに進められるにつれて、その脚部は、針によって形成された組織壁の穴を介して、アンビルによって、互いに内向きに及び互いの方向に変形される。一旦、ステープルが配置されると、押出し部材は戻され、その前部端がステープルのスタックに近接して位置させられる。
針の摺動部材は、次に前進させられて、針及びステープルで留めた組織を本体の前部端から移動させ、該針が該ステープルで留めた組織からフックを外すことを可能にする。
【0010】
さらに別の態様において、本発明は、接合されるべき組織の縁をステープルで留める方法を提供するものであり、この方法は、
a)接合されるべき組織の縁をフック状端部を有する剛性部材によって挿通し、
b)ステープルを、該剛性部材のフック状端部によって保持された縁に適用する、ステップを含む。
【0011】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の実施形態が、実施例として、添付の図面を参照してここで説明される。
ここで図面を参照すると、顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具は、前部「ビジネス」端10a及び後部取っ手端10bを有する細長い中空の本体10を備える。針12は、本体10内に取り付けられ、直線状の本体部分12aと、フック型の前部端12b(以下は、単にフックという)とを有し、フック12bは、外向きに傾いた尖った先端12cで終端する。
針の本体部分12aは、本体10の縦方向軸に平行であり、フック12bが該本体10の前部端10aから離れている伸長位置、図2及び図6、と、該フックの両側12b1及び12b2が、該本体10の該前部端10aと係合する引込位置、図1、図3、図4及び図5、との間で縦方向に摺動可能である。
【0012】
針12は、本体10の外側に取り付けられて、該本体における縦方向のスロット(図1A)を通して針の部分12aの後部端に対して固定された親指操作の摺動部材14によって、伸長位置と引込位置との間で作動される。その伸長位置において、針12は、吻合されるべき組織壁に挿通され、該組織壁を外側にめくることができ、その引込位置において、以下に説明されるように、該針は、ステープルが外側にめくられた組織壁に送られることを可能にする。
摺動部材14は、さらに、軸受22内で本体10の縦方向に摺動可能な押し棒20を介して、針ロック18を作動させる。針ロックは、本体10の前部端10aを囲むU字形の部材18を有し、その相対するアーム18a、18bは、該本体10の軸に対して垂直な軸24の周りで回転して、押し棒20の前部端に対してピボット運動をする。アーム18a、18bは、さらに、軸24に平行な軸28の周りで回転するように本体10の前部端10aの両側に取り付けられたそれぞれの軸受26内で摺動する。
【0013】
針12が、完全に引込まれたとき(図1、図3、図4及び図5)、U字形の部材18の基部18cは、針の先端12cの直後にある本体10の前部端10aの溝30と係合する。これは、フックの12b1側の内側縁を、本体10における狭いステープル案内スロット32の1つの縁32aに整列した状態に維持し、針の直線部分12aは該案内スロットの相対する縁32bに沿って延びるようにする。以下に説明されるように、これは、案内スロット32に沿って、本体10の前部端10aから、フックの両側12b1、12b2の間で、該フックの曲線状の基部12b3に至る完全なステープルのための連続した案内を提供する。
摺動部材14が前方に押し出されて針12が伸長されたとき、押し棒20がピボット軸24を前方に押し出し、U字形部材18を回転させ、軸受26内で摺動させて、該針が溝30から持ち上げられて、該針の先端12cの自由な前方運動が可能になるようにする、図2及び6。
【0014】
ステープル36のスタック34は、本体10に収容されており、該スタック34は、板ばね38によって案内スロット32の方向に、横方向に押されているため、該スタック内の最も下にあるステープル(図2Bで見て)は、脚部が前方を向いた状態でステープルの案内スロット32と整列する、(図2C)。
ステープルは、取り外し可能なカートリッジのようなハウジング内に収容される。カートリッジの中身が使い尽くされたとき、空のカートリッジは、装置から取り出されて、所望のステープルの量をあらかじめ搭載している新しいカートリッジと取り替えられる。
ステープル押出し機40は、ステープル36の後方の案内スロット32内で摺動可能であるため、針12が完全に引込まれたとき、該押出し機40を前方に摺動させることによって、現在該スロット32に整列しているステープル36が、該スロットに沿って本体10の前部端10aの方向に、フック12bの両側12b1、12b2の間を前方に押し出され、最後に該フックの曲線状の基部12b3に当たるようになる。押出し機40は、本体10の外側に取り付けられ、該本体のさらに別の縦方向スロット44(図1C)を通して該押出し機40の後部端に固定された、さらに別の親指操作の摺動部材42によって作動される。
【0015】
摺動部材42は、押出し機40を後部端10bの方向に付勢する引張ばね46によって、本体10の該後部端10bに連結される。したがって利用者は、押出し機40を進めるときは、ばね46の付勢力に逆らって押さなければならない。しかしながら、摺動部材42に固定されたラチェットばね50が係合するラチェット48は、押出し機40の完全な前方移動操作が完了するまで、該押出し機40が本体10の後部端10b方向に不注意に戻れないことを確実にし、該工程が完了した時点で、該ラチェットばねは、該ラチェット48の前部端48aとの係合が解かれて(図5B)、該押出し機40の戻りを可能にする。
【0016】
フック12bの曲線状の基部12b3の場所以外では、針12は、ほぼC字形の断面を、その全長に沿って有する。これは、チャネル52を、針12の内側縁に沿って構成する。針12が完全に引込まれ、ステープル36が、以下に説明されるように、本体10内において押出し機40によって前方に押出されたとき、該ステープルは、スロット32に沿って摺動することによって、フック12bの方向に案内され、該ステープルの一方の脚部は、該針の直線部分12aにおけるチャネル52に係合し、該ステープルの他方の脚部は、該スロットの縁32aと係合する。ステープル36が本体10の前部端10aを離れたとき、前にスロット32の縁32aと係合していた脚部は、今度は、針ロック18によって該縁32aとの整列状態を保持されているフックの12b1側におけるチャネル52に入り、該チャネルに沿って摺動する。同時に、ステープル36の別の脚部が、フックの12b2側のチャネル52に沿って動く(図5E及び5F)。
【0017】
フック12bの曲線状の基部12b3において、針の内側縁は、アンビルバンプ54(図5E)を有する。ステープル36が、押出し機40によってフックの基部12b3に向かって駆動されるにつれて、該ステープルの脚部が変形され、それらは該フック12bによって保持されている外側にめくられた組織壁を挿通するように閉じられる。
この器具の使用において、吻合されるべき組織壁56の1つは、適当な血管用ピンセットによって把持される。次いで、針12は伸長され、針ロック18は回転して溝30から外れ、フック12bは本体10の前部端10aから離れる方向に進み(図2)、そのため利用者の操作によって、該組織壁56に挿通され、フックすることができるようになる。1つの組織壁がフックされたとき、ピンセットが用いられて、他の組織壁58を把持し、これも次に、伸長位置の針によってさらにフックされる。
【0018】
針は、フックされた組織片が曲線状の基部の方向に摺動するように操作される。
次いで、針12は、引込まれて、フック12bが本体10の前部端10aに係合し、針ロック18が回転して溝30の中に戻る、図3。針が引込まれると、組織壁56、58は自動的に外側にめくられることが理解されるであろう。本体10の前部縁10aは、フックの12b1側を、スロット32の縁32aと整列状態になるその最終位置まで案内するV字形態のスロット60を有する。
ここで、押出し機40が前進させられて、スタック34における最も下にあるステープル36を、該ステープルの脚部がフック12bの両側12b1及び12b2の内側縁にあるチャネル52と係合するまで、トラック32に沿って駆動する、図4。ステープルがさらに進められるにつれて、その脚部はアンビルバンプ54によって、互いに内向きに、及び互いの方向に変形されるため、ステープルの脚部は、針12によって形成された組織壁56、58における穴を挿通する、図5。ステープルが取り付けられると、押出し機40が戻されて、その前部端が次の取付けに備えてステープルのスタック34の後方に再び位置させられる。
【0019】
そこで、針の摺動部材14が進められて、針のフック12bとステープルで留めた組織を、本体10の前部端10aから離れる方向に移動させ、針12がステープルで留めた組織から外されることを可能にする、図6。
ステープルは、チタン又はステンレス鋼のような生体適合性材料から作られる。ニチノール(形状記憶合金)のような特殊材料も用いることができる。典型的に用いられる材料は、延性であり、容易に形成され、スプリングバックが最小のものである。ステープルは、曲線状の基部及び直線状の側部をもつほぼU字形であり、該側部はその中心線に対して外向きに傾斜していることが好ましい。カートリッジに装填されると、脚部は、中心線にほぼ平行になるまで内側に圧縮される。脚部に対するこの外向きの付勢は、それらが、カートリッジ内の所定の位置に緊密に積み重ねられたまま留まり、かつ、案内スロット32に沿って進むとき、ステープルの不注意な前方運動を防止することを確実にする。
【0020】
ステープルの脚部は、示されるように尖っていることが好ましいが、ステープルが取付けられるときには、組織把持用の針が既に該組織に穴を開けているため、尖った端は必ずしも必要とされない。
別の実施形態においては、利用者がステープルの押出し機40の前方運動を変えることを可能にする調整用の構成が、装置に付加される。押出し機を、その正常停止を超えて進めることは、ステープルをさらに閉じることが分かる。これは、工場設定が緊密な吻合を形成するのには充分でないことを利用者が認識する場合に利点がある。装置はこの場合、ステープルの押出し機40がさらに進むことを可能にし、したがって該ステープルをより緊密に閉じ、より良質の吻合を提供するように調整することができる。
別の用途において、装置は、組織においてひだすなわちプリーツを形成するために用いることができる。この実施例は、胃食道逆流疾患(GERD)の可能性のある治療として、胃と食道の接合部にひだを形成するものである。この場合において、図7で示されるように、針12は、ステープルの前部端10aから前方に変位させられて、その間に凹状のひだ72を構成する一対の凹状組織ひだ70に挿通するために用いられる。次に、ステープル36が、前に説明した方法で針12上に適用されて、図8で示されるように変形されたステープルが凹状のひだ72を捕捉する。
本発明は、ここに説明される実施形態に限定されず、この実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく修正又は変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具の側面図である。
【図1B】
顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具の平面図である。
【図1C】
顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具の反対側の側面図である。
【図2A】
針が、吻合されるべき組織の縁に挿通され、把持することに備えて伸長された、図1Aの側面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図2B】
針が、吻合されるべき組織の縁に挿通され、把持することに備えて伸長された、図1Bの平面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図2C】
針が、吻合されるべき組織の縁に挿通され、把持することに備えて伸長された、図1Cの反対側の側面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図3A】
針が、組織の縁に挿通され、把持した後に引込まれた、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図3B】
針が、組織の縁に挿通され、把持した後に引込まれた、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図3C】
針が、組織の縁に挿通され、把持した後に引込まれた、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4A】
ステープルを組織上に閉じる直前に、前方に針のフックの中に駆動されるステープルを示す、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4B】
ステープルを組織上に閉じる直前に、前方に針のフックの中に駆動されるステープルを示す、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4C】
ステープルを組織上に閉じる直前に、前方に針のフックの中に駆動されるステープルを示す、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4D】
図4Cの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図5A】
ステープルを閉じた直後の、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図5B】
ステープルを閉じた直後の、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図5C】
ステープルを閉じた直後の、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図5D】
図5Cの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図5E】
図5Dの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図5F】
図5Dの線A−A上で取られた拡大断面図である。
【図6A】
針が、ステープルで留めた組織を放すために再び伸長された、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図6B】
針が、ステープルで留めた組織を放すために再び伸長された、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図6C】
針が、ステープルで留めた組織を放すために再び伸長された、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図6D】
図6Cの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図7】
組織においてプリーツを形成する間の器具の先端の概略的な側面図である。
【図8】
器具によって形成されたプリーツの部分側面図である。
(技術分野)
本発明は、外科手術用のステープル留め器具、特に、血管吻合処置を行うための器具に関する。
【0002】
(背景技術)
「吻合」という用語は、静脈及び動脈のような血管、又は結腸、腸、胃などの部分のような他の管状器官が、接合されるか又は再連結される種々の処置を含む。これらの血管は、端部と端部、端部と側部及び側部と側部を含む種々の相対的な向きで接合される。
顕微手術、及び鼓動している心臓の外科手術の領域における最近の進歩は、血管の微細な大きさに順応するために、及び、特に、鼓動している心臓(オフ・ポンプ)の冠状動脈バイパス手術の間に迅速な吻合を達成する、血管を接合するための通常の縫合処理に対する代替物の発達をもたらした。
縫合に対する代替物は、接合されるべき血管又は組織部分の間の接合部に沿って適用される外科手術用クリップを使用することであり、該クリップは、縫合と同様の保持機能を果たす。そうした非挿通クリップの2つが、米国特許第4,586,503号及び第4,733,664号に示されている。
【0003】
前者の特許は、クリンプされたときのスプリングバッグが最小である可塑的に変形可能な金属又はプラスチック材料からなる外科手術用マイクロクリップを開示している。このクリップは、一方の端でブリッジによって接合され、他方の端で球形の先端で終端する一対の平行な曲線状の脚部を有する。このクリップは、外側にめくられた組織の縁をつかみ、脚部を互いの方向にクリンプすることによって、それら縁を接合する。
後者の特許は、可塑的に変形可能な本体部分、該本体を変形させるための舌状部、及び該舌状部を該本体に連結する頸状部を備える血管外科手術用クリップを開示している。本体は、あらかじめ決められた張力が舌状部に適用されると変形するように設計され、頸状部は、あらかじめ決められた力を超える力が該舌状部に適用されると、折れるように設計される。
【0004】
上の特許において説明されるように、非挿通クリップは、血管の相対する縁に渡って適用され、最初に外側にめくられるか又は外向きに返されている該縁は、クリップのあご部の間で把持されるフランジを形成する。上述した非挿通クリップの欠点は、これらのクリップを、外側にめくられた組織の外側に適用する必要があることである。治療されている吻合血管、特に重大な血流が含まれるものは、できるだけ速やかに意図される機能に戻す必要がある。
したがって、管腔内又は吻合部位の外側のいずれかから、外科手術用ステープルを速やかに適用するための器具の必要性が存在する。
【0005】
(発明の開示)
したがって、本発明は、接合されるべき組織の縁をステープルで留めるための外科手術用ステープル留め器具を提供するものであり、該器具は、細長い本体と、該本体によって支持される、接合されるべき組織の縁に挿通するためのフック状端部を有する剛性部材と、ステープルを該剛性部材の該フック状端部によって保持される該縁に適用するためのステープル留め手段とを備える。
【0006】
本発明は、さらに、組織の折り曲げ部分により同じ結果を達成する装置を提供するものであり、すなわち、組織の2つの縁をステープルで留めるのではなく、組織の壊れていない領域が折り曲げられ、そのひだは同じ方法でステープル留めすることができる。
ステープル留め手段は、ステープルを外側にめくられた縁に挿通係合するように変形させるために、該ステープルを針のフック状端部の内側に向かって本体の縦方向に駆動するための手段を含むことが好ましい。
本発明は、抹消血管外科手術吻合、透析のための動脈静脈フィステル形成、及び冠状動脈バイパス吻合を含む、種々の血管吻合を行うために用いることができる。本発明は、より具体的には、(心肺バイパスあり及び該バイパスなしの)開胸手法、(心肺バイパスあり及び該バイパスなしの)直接的な及び/又は間接的な胸部観察の下での閉胸手法を含む、多数の手法を利用する管状動脈バイパス吻合を行うために用いることができる。
【0007】
本発明の一実施形態において、器具は、一端(以下、後部端という)に取っ手を備え、他端が血管のステープル送り機構において終端する細長い本体と、尖ったフック状端部を有する組織把持用針とを含む。細長い本体部分は、手動で摺動可能な2つの部材を含み、第1部材は、針を本体の前部端に対して伸長させ及び引込め、第2部材は、針のフック状端部の内側上のアンビルの周りで変形されるようにステープルを送る。ステープルは、第2摺動部材に連結され、ばね付勢された押出し部材によって進められる。
【0008】
適当な血管用ピンセットが、吻合されるべき組織壁の1つに接近すると、針は伸長されるため、該針の尖ったフック状端部が本体の前部端から離れる方向に進められ、利用者の操作によって、組織壁に挿通され、フックできるようになる。一方の組織壁がフックされると、ピンセットは、次にさらに、他方の組織壁に接近するように用いられ、そこで該他方の組織壁は伸長された針によってフックされる。針は、組織壁がフックされたとき、該針が斜めに狭いフック状端部の方向に摺動して戻るように構成される。フック状端部の幅は、吻合されている組織壁の組み合わされた壁厚と同等であるのが最適である。その後、針は引込まれ、組織壁を把持しているフック状端部が本体の前部端と係合して、後続するステープル送りの間の安定を保つ。
【0009】
一旦、吻合されるべき組織が把持されて、本体の前部端に対して接近させられると、押出し部材が、20又はそれ以上のステープルのスタックが位置させられているトラックに沿って、前進させられる。押出し部材は、ステープルの脚部が針のフック状端部の内側縁と係合するまで、ステープルをトラックに沿って進める。ステープルがさらに進められるにつれて、その脚部は、針によって形成された組織壁の穴を介して、アンビルによって、互いに内向きに及び互いの方向に変形される。一旦、ステープルが配置されると、押出し部材は戻され、その前部端がステープルのスタックに近接して位置させられる。
針の摺動部材は、次に前進させられて、針及びステープルで留めた組織を本体の前部端から移動させ、該針が該ステープルで留めた組織からフックを外すことを可能にする。
【0010】
さらに別の態様において、本発明は、接合されるべき組織の縁をステープルで留める方法を提供するものであり、この方法は、
a)接合されるべき組織の縁をフック状端部を有する剛性部材によって挿通し、
b)ステープルを、該剛性部材のフック状端部によって保持された縁に適用する、ステップを含む。
【0011】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の実施形態が、実施例として、添付の図面を参照してここで説明される。
ここで図面を参照すると、顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具は、前部「ビジネス」端10a及び後部取っ手端10bを有する細長い中空の本体10を備える。針12は、本体10内に取り付けられ、直線状の本体部分12aと、フック型の前部端12b(以下は、単にフックという)とを有し、フック12bは、外向きに傾いた尖った先端12cで終端する。
針の本体部分12aは、本体10の縦方向軸に平行であり、フック12bが該本体10の前部端10aから離れている伸長位置、図2及び図6、と、該フックの両側12b1及び12b2が、該本体10の該前部端10aと係合する引込位置、図1、図3、図4及び図5、との間で縦方向に摺動可能である。
【0012】
針12は、本体10の外側に取り付けられて、該本体における縦方向のスロット(図1A)を通して針の部分12aの後部端に対して固定された親指操作の摺動部材14によって、伸長位置と引込位置との間で作動される。その伸長位置において、針12は、吻合されるべき組織壁に挿通され、該組織壁を外側にめくることができ、その引込位置において、以下に説明されるように、該針は、ステープルが外側にめくられた組織壁に送られることを可能にする。
摺動部材14は、さらに、軸受22内で本体10の縦方向に摺動可能な押し棒20を介して、針ロック18を作動させる。針ロックは、本体10の前部端10aを囲むU字形の部材18を有し、その相対するアーム18a、18bは、該本体10の軸に対して垂直な軸24の周りで回転して、押し棒20の前部端に対してピボット運動をする。アーム18a、18bは、さらに、軸24に平行な軸28の周りで回転するように本体10の前部端10aの両側に取り付けられたそれぞれの軸受26内で摺動する。
【0013】
針12が、完全に引込まれたとき(図1、図3、図4及び図5)、U字形の部材18の基部18cは、針の先端12cの直後にある本体10の前部端10aの溝30と係合する。これは、フックの12b1側の内側縁を、本体10における狭いステープル案内スロット32の1つの縁32aに整列した状態に維持し、針の直線部分12aは該案内スロットの相対する縁32bに沿って延びるようにする。以下に説明されるように、これは、案内スロット32に沿って、本体10の前部端10aから、フックの両側12b1、12b2の間で、該フックの曲線状の基部12b3に至る完全なステープルのための連続した案内を提供する。
摺動部材14が前方に押し出されて針12が伸長されたとき、押し棒20がピボット軸24を前方に押し出し、U字形部材18を回転させ、軸受26内で摺動させて、該針が溝30から持ち上げられて、該針の先端12cの自由な前方運動が可能になるようにする、図2及び6。
【0014】
ステープル36のスタック34は、本体10に収容されており、該スタック34は、板ばね38によって案内スロット32の方向に、横方向に押されているため、該スタック内の最も下にあるステープル(図2Bで見て)は、脚部が前方を向いた状態でステープルの案内スロット32と整列する、(図2C)。
ステープルは、取り外し可能なカートリッジのようなハウジング内に収容される。カートリッジの中身が使い尽くされたとき、空のカートリッジは、装置から取り出されて、所望のステープルの量をあらかじめ搭載している新しいカートリッジと取り替えられる。
ステープル押出し機40は、ステープル36の後方の案内スロット32内で摺動可能であるため、針12が完全に引込まれたとき、該押出し機40を前方に摺動させることによって、現在該スロット32に整列しているステープル36が、該スロットに沿って本体10の前部端10aの方向に、フック12bの両側12b1、12b2の間を前方に押し出され、最後に該フックの曲線状の基部12b3に当たるようになる。押出し機40は、本体10の外側に取り付けられ、該本体のさらに別の縦方向スロット44(図1C)を通して該押出し機40の後部端に固定された、さらに別の親指操作の摺動部材42によって作動される。
【0015】
摺動部材42は、押出し機40を後部端10bの方向に付勢する引張ばね46によって、本体10の該後部端10bに連結される。したがって利用者は、押出し機40を進めるときは、ばね46の付勢力に逆らって押さなければならない。しかしながら、摺動部材42に固定されたラチェットばね50が係合するラチェット48は、押出し機40の完全な前方移動操作が完了するまで、該押出し機40が本体10の後部端10b方向に不注意に戻れないことを確実にし、該工程が完了した時点で、該ラチェットばねは、該ラチェット48の前部端48aとの係合が解かれて(図5B)、該押出し機40の戻りを可能にする。
【0016】
フック12bの曲線状の基部12b3の場所以外では、針12は、ほぼC字形の断面を、その全長に沿って有する。これは、チャネル52を、針12の内側縁に沿って構成する。針12が完全に引込まれ、ステープル36が、以下に説明されるように、本体10内において押出し機40によって前方に押出されたとき、該ステープルは、スロット32に沿って摺動することによって、フック12bの方向に案内され、該ステープルの一方の脚部は、該針の直線部分12aにおけるチャネル52に係合し、該ステープルの他方の脚部は、該スロットの縁32aと係合する。ステープル36が本体10の前部端10aを離れたとき、前にスロット32の縁32aと係合していた脚部は、今度は、針ロック18によって該縁32aとの整列状態を保持されているフックの12b1側におけるチャネル52に入り、該チャネルに沿って摺動する。同時に、ステープル36の別の脚部が、フックの12b2側のチャネル52に沿って動く(図5E及び5F)。
【0017】
フック12bの曲線状の基部12b3において、針の内側縁は、アンビルバンプ54(図5E)を有する。ステープル36が、押出し機40によってフックの基部12b3に向かって駆動されるにつれて、該ステープルの脚部が変形され、それらは該フック12bによって保持されている外側にめくられた組織壁を挿通するように閉じられる。
この器具の使用において、吻合されるべき組織壁56の1つは、適当な血管用ピンセットによって把持される。次いで、針12は伸長され、針ロック18は回転して溝30から外れ、フック12bは本体10の前部端10aから離れる方向に進み(図2)、そのため利用者の操作によって、該組織壁56に挿通され、フックすることができるようになる。1つの組織壁がフックされたとき、ピンセットが用いられて、他の組織壁58を把持し、これも次に、伸長位置の針によってさらにフックされる。
【0018】
針は、フックされた組織片が曲線状の基部の方向に摺動するように操作される。
次いで、針12は、引込まれて、フック12bが本体10の前部端10aに係合し、針ロック18が回転して溝30の中に戻る、図3。針が引込まれると、組織壁56、58は自動的に外側にめくられることが理解されるであろう。本体10の前部縁10aは、フックの12b1側を、スロット32の縁32aと整列状態になるその最終位置まで案内するV字形態のスロット60を有する。
ここで、押出し機40が前進させられて、スタック34における最も下にあるステープル36を、該ステープルの脚部がフック12bの両側12b1及び12b2の内側縁にあるチャネル52と係合するまで、トラック32に沿って駆動する、図4。ステープルがさらに進められるにつれて、その脚部はアンビルバンプ54によって、互いに内向きに、及び互いの方向に変形されるため、ステープルの脚部は、針12によって形成された組織壁56、58における穴を挿通する、図5。ステープルが取り付けられると、押出し機40が戻されて、その前部端が次の取付けに備えてステープルのスタック34の後方に再び位置させられる。
【0019】
そこで、針の摺動部材14が進められて、針のフック12bとステープルで留めた組織を、本体10の前部端10aから離れる方向に移動させ、針12がステープルで留めた組織から外されることを可能にする、図6。
ステープルは、チタン又はステンレス鋼のような生体適合性材料から作られる。ニチノール(形状記憶合金)のような特殊材料も用いることができる。典型的に用いられる材料は、延性であり、容易に形成され、スプリングバックが最小のものである。ステープルは、曲線状の基部及び直線状の側部をもつほぼU字形であり、該側部はその中心線に対して外向きに傾斜していることが好ましい。カートリッジに装填されると、脚部は、中心線にほぼ平行になるまで内側に圧縮される。脚部に対するこの外向きの付勢は、それらが、カートリッジ内の所定の位置に緊密に積み重ねられたまま留まり、かつ、案内スロット32に沿って進むとき、ステープルの不注意な前方運動を防止することを確実にする。
【0020】
ステープルの脚部は、示されるように尖っていることが好ましいが、ステープルが取付けられるときには、組織把持用の針が既に該組織に穴を開けているため、尖った端は必ずしも必要とされない。
別の実施形態においては、利用者がステープルの押出し機40の前方運動を変えることを可能にする調整用の構成が、装置に付加される。押出し機を、その正常停止を超えて進めることは、ステープルをさらに閉じることが分かる。これは、工場設定が緊密な吻合を形成するのには充分でないことを利用者が認識する場合に利点がある。装置はこの場合、ステープルの押出し機40がさらに進むことを可能にし、したがって該ステープルをより緊密に閉じ、より良質の吻合を提供するように調整することができる。
別の用途において、装置は、組織においてひだすなわちプリーツを形成するために用いることができる。この実施例は、胃食道逆流疾患(GERD)の可能性のある治療として、胃と食道の接合部にひだを形成するものである。この場合において、図7で示されるように、針12は、ステープルの前部端10aから前方に変位させられて、その間に凹状のひだ72を構成する一対の凹状組織ひだ70に挿通するために用いられる。次に、ステープル36が、前に説明した方法で針12上に適用されて、図8で示されるように変形されたステープルが凹状のひだ72を捕捉する。
本発明は、ここに説明される実施形態に限定されず、この実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく修正又は変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具の側面図である。
【図1B】
顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具の平面図である。
【図1C】
顕微手術の吻合処置の間に、外科手術用ステープルを血管に適用するための器具の反対側の側面図である。
【図2A】
針が、吻合されるべき組織の縁に挿通され、把持することに備えて伸長された、図1Aの側面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図2B】
針が、吻合されるべき組織の縁に挿通され、把持することに備えて伸長された、図1Bの平面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図2C】
針が、吻合されるべき組織の縁に挿通され、把持することに備えて伸長された、図1Cの反対側の側面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図3A】
針が、組織の縁に挿通され、把持した後に引込まれた、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図3B】
針が、組織の縁に挿通され、把持した後に引込まれた、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図3C】
針が、組織の縁に挿通され、把持した後に引込まれた、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4A】
ステープルを組織上に閉じる直前に、前方に針のフックの中に駆動されるステープルを示す、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4B】
ステープルを組織上に閉じる直前に、前方に針のフックの中に駆動されるステープルを示す、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4C】
ステープルを組織上に閉じる直前に、前方に針のフックの中に駆動されるステープルを示す、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図4D】
図4Cの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図5A】
ステープルを閉じた直後の、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図5B】
ステープルを閉じた直後の、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図5C】
ステープルを閉じた直後の、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図5D】
図5Cの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図5E】
図5Dの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図5F】
図5Dの線A−A上で取られた拡大断面図である。
【図6A】
針が、ステープルで留めた組織を放すために再び伸長された、図2Aの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図6B】
針が、ステープルで留めた組織を放すために再び伸長された、図2Bの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図6C】
針が、ステープルで留めた組織を放すために再び伸長された、図2Cの断面図に類似した器具の縦方向の断面図である。
【図6D】
図6Cの円で囲まれた部分の詳細な拡大図である。
【図7】
組織においてプリーツを形成する間の器具の先端の概略的な側面図である。
【図8】
器具によって形成されたプリーツの部分側面図である。
Claims (12)
- 細長い本体と、前記本体によって支持される、接合されるべき組織の縁を挿通するためのフック状端部を有する剛性部材と、ステープルを前記剛性部材の前記フック状端部によって保持された縁に適用するためのステープル留め手段とを備える、前記接合されるべき組織の縁を前記ステープルで留めるためのステープル留め器具。
- 前記ステープル留め手段が、前記ステープルを前記縁と挿通係合するように変形するために、前記ステープルを前記剛性部材の前記フック状端部の内側に向かって、前記本体の縦方向に駆動するための手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の器具。
- 前記剛性部材の内側縁が、前記ステープルのための案内トラックを設けることを特徴とする、請求項2に記載の器具。
- 前記剛性部材が、前記本体の中に延びるほぼ直線状の部分を有し、前記フック状端部は前記直線状の部分の一方の端で形成され、前記本体内において、前記ステープルを前記本体におけるスロットに沿って摺動することによって、前記フック状端部の方向に案内され、前記ステープルの一方の端は前記剛性部材の前記直線状の部分においてチャネルと係合し、及び、前記剛性部材の前記フック状端部内において、前記ステープルは該ステープルの相対する脚部と前記フック状端部の両側のそれぞれにおけるチャネルとの摺動する係合によって案内されることを特徴とする、請求項3に記載の器具。
- 前記剛性部材が、前記フック状端部が創傷の縁を挿通するために、前記本体の前記端から離れている伸長位置と、前記フック状端部の反対側が前記本体と係合して、前記ステープルが前記フック状端部の内側に向かって駆動することを可能にする引込位置との間の細長い前記本体の縦方向に摺動可能であり、前記ステープルが、前記剛性部材を前記伸長位置と前記引込位置との間で摺動させるための手段をさらに含むことを特徴とする、請求項2、3又は4に記載の器具。
- 各々の前記剛性部材の摺動手段、及び、ステープル駆動手段が、それぞれ手動で作動可能な摺動部材を前記本体上に備えることを特徴とする、請求項5に記載の器具。
- 前記剛性部材が、曲線状の針であることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の器具。
- 前記剛性部材が、組織が挿通されたときに、前記組織の縁を外側にめくるように作動可能であることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の器具。
- ステープルの変形の程度を調整できることを特徴とする、請求項2に記載の器具。
- 接合されるべき組織の縁をステープルで留めるための方法であって、
a)接合されるべき組織の縁を、フック状端部を有する剛性部材によって挿通し、
b)ステープルを、前記剛性部材の前記フック状端部によって保持された前記縁に適用する、
ステップを含む方法。 - 細長い本体と、前記本体によって支持される、接合されるべき組織のひだを挿通するためのフック状端部を有する剛性部材と、ステープルを前記剛性部材の前記フック状端部によって保持されたひだに適用するためのステープル留め手段を備える、前記接合されるべき組織のひだを前記ステープルで留めるためのステープル留め器具。
- 接合されるべき組織のひだをステープルで留めるための方法であって、
a)接合されるべき組織のひだを、フック状端部を有する剛性部材によって挿通し、
b)ステープルを、前記剛性部材の前記フック状端部によって保持された前記ひだに適用する、
ステップを含む方法。
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