JP2015505414A - 風力発電装置のコンポーネント及びそれらの部品を修理又は製造するための加熱装置又は方法、並びに風力発電装置 - Google Patents

風力発電装置のコンポーネント及びそれらの部品を修理又は製造するための加熱装置又は方法、並びに風力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015505414A
JP2015505414A JP2014541618A JP2014541618A JP2015505414A JP 2015505414 A JP2015505414 A JP 2015505414A JP 2014541618 A JP2014541618 A JP 2014541618A JP 2014541618 A JP2014541618 A JP 2014541618A JP 2015505414 A JP2015505414 A JP 2015505414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
temperature
temperature sensor
unit
heating device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014541618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5908601B2 (ja
Inventor
ムシュケ、スフェン
ヒムゼル、シュテファン
ラーマン、ウーヴェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wobben Properties GmbH
Original Assignee
Wobben Properties GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wobben Properties GmbH filed Critical Wobben Properties GmbH
Publication of JP2015505414A publication Critical patent/JP2015505414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908601B2 publication Critical patent/JP5908601B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/20Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater
    • H05B3/34Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater flexible, e.g. heating nets or webs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/24Apparatus or accessories not otherwise provided for
    • B29C73/30Apparatus or accessories not otherwise provided for for local pressing or local heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/24Apparatus or accessories not otherwise provided for
    • B29C73/30Apparatus or accessories not otherwise provided for for local pressing or local heating
    • B29C73/34Apparatus or accessories not otherwise provided for for local pressing or local heating for local heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B1/00Details of electric heating devices
    • H05B1/02Automatic switching arrangements specially adapted to apparatus ; Control of heating devices
    • H05B1/0227Applications
    • H05B1/0288Applications for non specified applications
    • H05B1/0294Planar elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C35/00Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
    • B29C35/0266Local curing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/08Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
    • B29L2031/082Blades, e.g. for helicopters
    • B29L2031/085Wind turbine blades
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49316Impeller making
    • Y10T29/49318Repairing or disassembling

Abstract

【課題】修理すべき又は製造すべきコンポーネントに対し、発生された熱のより良い伝達を同様に可能とする、改善された加熱装置を提供する。【解決手段】風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードの修理又は製造時に使用するための加熱装置が提供される。該加熱装置は、一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路(120)と、該少なくとも1つの周回通路(120)内に真空チューブ(121)とを備えたマット(110)を有する。前記少なくとも1つの周回通路(120)は、前記マット(110)を第1部分(130)と第2部分(140)とに分割する。前記第1部分(130)の領域には、加熱ユニット(150)が設けられている。前記第1部分(130)の領域における空気は、前記少なくとも1つの周回通路(120)内の前記真空チューブ(121)を通して吸引することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、風力発電装置(風力エネルギー設備)のコンポーネントの修理又は製造時に使用するための加熱装置、風力発電装置のコンポーネントを修理又は製造するための方法、並びに風力発電装置に関する。
例えばロータブレードのような最新の風力発電装置のコンポーネントは、今日では少なくとも部分的にガラス繊維強化プラスチック(GFK)や炭素繊維強化プラスチック(CFK)などから製造される。例えばロータブレードの製造時並びに修理時には、熱が必要であり、この熱は、加熱ユニットにより提供することができる。
記載なし
ところで加熱ユニットにより発生される熱は、できるだけ損失なく、風力発電装置の例えばロータブレードないし他のコンポーネントへ伝達されなくてはならない。
本発明の課題は、修理すべき又は製造すべきコンポーネントに対し、発生された熱のより良い伝達を同様に可能とする、改善された加熱装置を提供することである。
前記課題は、請求項1に記載の加熱装置、請求項10に記載の方法、並びに請求項12に記載の風力発電装置により解決される。
以下、発明を実施するための形態について説明する。
本発明により、風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードの修理又は製造時に使用するための加熱装置が提供される。当該加熱装置は、一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路(周回溝)と、該少なくとも1つの周回通路内に真空チューブとを備えたマット(例えば、シリコーン、PUR(ポリウレタンリアクティブマット)又は他の可撓性材料から成る)を有する。少なくとも1つの周回通路は、マットを第1部分と第2部分とに分割する。加熱ユニットは、第1部分の領域に設けられている。第1部分の領域における空気は、少なくとも1つの周回通路内の真空チューブを通して吸引することができる。
本発明の一視点により、加熱装置は、第1部分の領域において少なくとも1つの第1温度センサを有する。更に加熱装置は、第1温度センサにより検知された温度に依存して加熱ユニットを制御するための制御ユニットを有する。
本発明の更なる一視点により、加熱装置は、第1部分の領域における空気を吸引するために、真空ポンプへチューブを接続するための真空接続部用の吸引接続管を有する。
本発明は(シリコーン)マットないしシリコーン層を備えた加熱装置を設けるという思想に関し、この際、シリコーン層には、加熱ユニットと、真空チューブを備えた少なくとも1つの通路(チャンネル Kanal)とが設けられている。真空チューブを通し、加熱装置の一部分を真空状態にすることができ、従ってこの部分は、修理すべきないし製造すべきコンポーネントに固定的に付着ないし固定されている。好ましくは、加熱装置は、真空接続管ないし吸引接続管を有し、該接続管に真空ポンプのチューブが接続可能である。該接続管は、真空チューブないし内方へ向かって開放した第1通路と接続されている。該通路ないし該少なくとも1つの通路は、第1部分を包囲している。この部分内に加熱ユニットが設けられている。任意的に少なくとも1つの温度センサを第1部分に設けることができる。真空ポンプの作動時には、第1部分の領域における空気が(加熱装置が構成部品上に配置される場合には)吸い出され、従って第1部分が構成部品に付着する。
任意的に制御ユニットを加熱装置に付設することができ、該制御ユニットは、真空ポンプも加熱ユニットも制御する。制御ユニットの制御は、例えば少なくとも1つの温度センサの出力信号に依存して行うことができる。真空チューブは、例えばスパイラルチューブ(Spiralschlauch)として構成することができる。
本発明の更なる展開形態は、下位請求項の対象である。
以下、本発明の利点及び実施例を、添付の図面に関連して詳細に説明する。
第1実施例による加熱装置の概略平面図を示す図である。 第1実施例による加熱装置のA-A線に沿った横断面を示す図である。 第1実施例による加熱装置の下面部を示す図である。 第2実施例による風力発電装置の概略図を示す図である。 第3実施例による加熱装置の下面部の概略図を示す図である。 第3実施例による加熱装置の外面部の概略図を示す図である。 第3実施例による加熱装置の概略断面図を示す図である。 第4実施例による加熱装置の概略図を示す図である。 第5実施例による加熱装置の概略断面図を示す図である。
図1は、第1実施例による加熱装置の概略平面図を示している。第1実施例による加熱装置100は、第1部分130を包囲する少なくとも1つの通路(周回通路)120を備えた、例えばシリコーンマットのマット110を有する。第1部分130の領域には、加熱ユニット150が設けられている。第2部分140は(枠形状で)通路120の外側に設けられている。通路120には、該通路120の開放端部へ向けられた複数の開口部を有する真空チューブが設けられている。更に加熱装置100は、真空接続部ないし吸引接続管190を有し、該真空接続部ないし吸引接続管190は、チューブ210を介して真空ポンプ200と接続することができる。オプションとして少なくとも1つの第1温度センサ170を第1部分130及び/又は第2部分140に設けることができる。この第1温度センサ170は、加熱ユニット150内の温度か、加熱ユニット150に接するところの温度か、又は加熱ユニット150の領域の温度を検知するために用いられる。外部の第2温度センサ160は、修理箇所の真上の温度か又は修理箇所の近傍の温度を検知するために、加熱ユニット150と、修理箇所又は処理すべき箇所との間に位置決めすることができる。更に加熱装置100は、制御ユニット300をもつことができ、該制御ユニット300は、加熱ユニット150及び/又は真空ポンプ200と接続されており、真空ポンプ200の稼働及び/又は加熱ユニット150の稼働を制御することができる。
オプションとして(シリコーン)マット110は、第1部分130の領域において2つの開口部180を有し、該開口部180は、インフュージョン用樹脂のための接続部として用いることができる。特に風力発電装置のロータブレードの修理、又は例えば風力発電装置のナセルのような他の要素の修理においては、多くの場合、修理すべき箇所(ないし修理箇所)又は処理すべき箇所400(図2)がインフュージョン法(Infusionsverfahren 例えばレジンインフュージョン成形法)により処理される必要があり、該インフュージョン法では、例えば樹脂が修理箇所へもたらされ、その後、硬化されなくてはならない。そのために樹脂は、開口部180を通して第1部分130のところへ導入される。
加熱装置100は、修理すべきないし製造すべき要素(修理箇所400)上に配置され、真空ポンプ200が作動され、それにより第1部分130における(シリコーン)マット110と、修理すべき又は製造すべき要素との間の空気が吸引される。従って第1部分130の下側の領域において真空状態が形成される。このことは、それにより第1部分130の領域においてないし第1部分130の下側において気泡を回避することができるので、特に有利である。通路120内の真空チューブ121(図2)は、例えばスパイラルチューブ(Spiralschlauch)として形成することができ、従ってチューブの複数の開口部は、通路120の開放側面部と一致し、それにより第1部分130の領域にある空気を吸引することができる。
従って第1実施例によると、例えばシリコーンマットのマット110と、少なくとも1つの第1周回通路120と、少なくとも1つの加熱要素150(例えば電気的な加熱要素)とを備えた加熱装置が設けられる。周回通路120は(シリコーン)マット110を第1部分130と第2部分140とに分割(区画)する。少なくとも1つの周回通路120には、真空チューブ121が設けられており、該真空チューブ121は、真空ポンプ200と接続可能である。少なくとも1つの周回通路120内の真空チューブ121を用い、第1部分130の領域における空気を吸引することができ、従って第1部分130の領域(シリコーンマット110と処理すべきコンポーネントとの間)において真空状態を得ることができる。
図2は、第1実施例による加熱装置のA-A線に沿った横断面を示している。加熱装置は、例えばシリコーンマットのマット110と、該マット110を第1部分130(通路120により包囲されている領域)と第2部分140(通路120の外側の領域)とに分割(区画)する少なくとも1つの通路(周回通路)120とを有する。第1部分130の領域には、加熱ユニット150が設けられている。開放端部120aを有する周回通路120には、真空チューブ121が設けられており、該真空チューブ121は、周回通路120の開放端部120aに向かう開口部121aを有する。更にオプションとして、第1温度センサ170が、加熱ユニット150内ないし加熱ユニット150に接するところに設けられており、また外部の第2温度センサ160が、修理箇所又は処理すべき箇所400との間に設けられている。
図3は、第1実施例による加熱装置の(下面部の)平面図を示している。加熱装置は、マット110と、該マット110を第1部分130と第2部分140とに分割する少なくとも1つの周回通路120とを有する。周回通路120には、真空チューブ121が設けられており、該真空チューブ121は、例えばスパイラルチューブとして形成することができる。真空ポンプ200(図1)が作動されると、第1部分130と、処理すべき構成部品(修理箇所又は処理すべき箇所400)との間の空気が引き抜かれ、従って第1部分130の領域において真空状態を得ることができる。第1部分130の領域における真空状態により、マット110は、処理すべき構成部品に「付着(kleben)」(吸着ないし張り付き)可能である。真空ポンプ200(図1)により、第1部分130の領域における空気が吸引される。
第1実施例による加熱装置が、風力発電装置のロータブレードの修理ないし整備のために使用される場合には、マット110を、例えば締付ベルトを介してロータブレードに固定することができる。引き続き、制御ユニット300を介して制御することのできる真空ポンプ200を用い、第1部分130の領域における空気が吸引され、従ってそこで真空状態が発生し、シリコーンマット110がロータブレードに付着(吸着)した状態となる。
本発明は、同様に更なる実施例により、例えば第1実施例に関して説明した加熱ユニットと、該加熱ユニットを制御するための制御ユニットとに関する。加熱ユニット150は、第1部分130において少なくとも1つの温度センサ170と、オプションとして、第1部分130の外側ないし第1部分130の外面部(即ち加熱ユニット150と修理箇所との間)に設けられた第2温度センサ160とを有する。この第2温度センサ160は、重複した(redundant)安全措置として用いることができる。加熱ユニット150は、更に制御ユニット300を有しており、例えば風力発電装置のロータブレードの修理すべき箇所に基材(マトリックス)が置かれ、それに引き続き、該基材を硬化させるために加熱装置を用いて該基材が加熱される場合には、該制御ユニット300は、少なくとも1つの第1温度センサ170及び/又は第2温度センサ160を用い、例えば風力発電装置のロータブレードの修理時の温度経過を監視する。この際、第2温度センサ160(加熱ユニット150と修理箇所との間)を用い、修理箇所内か又は修理箇所に接するところの基材ないしレシーバ(Hoerer)の実際の温度を検知することができる。このことは、発熱(Exothermie)の検知を可能とし、従って加熱ユニットを用いたエネルギー供給ないし熱供給を調節することができる。この際、所定の温度閾値を超過した場合には、加熱ユニット150の加熱出力が減少されるか、又は加熱ユニット150を例えば非作動とすることができる。
互いに依存しない2つの温度センサを設けたことにより、重複した温度監視が考慮されており、即ちそれらの温度センサのうちの1つが異常な値を測定すると、温度監視は、もう1つの温度センサの測定値を基礎にして行うことができる。従ってどの時点においても処理すべき箇所が超過温度(オーバーヒート)とならないことを保証することができる。従って更に、処理すべき構成部品又は加熱ユニットの損傷を回避することができる。また高すぎる反応温度による修理箇所の沸騰状態(ボイル)を回避することができる。
本発明の一視点により、好ましくは、少なくとも2つの互いに依存しないセンサ(温度センサ160、170)が設けられ、制御ユニット300へ接続される。これらの両方の温度センサ160、170は、好ましくは、処理すべき箇所又は修理箇所の温度調節について異常のない経過を監視可能とするために、互いに依存しないセンサとして構成されている。制御ユニット300は、第1温度センサ170と第2温度センサ160の出力信号を受信する。第1温度センサ170は、加熱要素150内か、加熱要素150に接するところか、又は加熱要素150の領域に設けられている。好ましくは、第1温度センサ170は、加熱ユニット150内か又は加熱ユニット150に接するところで中央に設けられている。従ってこの第1温度センサ170は、加熱プロセス時には、加熱ユニット150内か又は加熱ユニット150に接するところで直接的に発生する温度を監視する。
第2温度センサ160は、例えば、修理箇所(又は修理すべき箇所)400と、加熱ユニット150との間に設けることができる。従ってこの第2温度センサ160は、外部の(温度)センサとして構成することができ、修理箇所ないし処理すべき箇所における(正確な)温度を検知するために用いられる。
制御ユニット300は、時間温度推移を制御するために用いられる。オプションとして制御ユニット300は、複数の時間系列(ないし時間制御システム)及び/又は温度系列(ないし温度制御システム)(Zeit- und/oder Temperaturfolgen)を有することができる。時間制御システム及び温度制御システムは、必要であるならば、互いに適合することができる。
本発明により、例えば、一要素の修理又は製造のために基材(マトリックス)を置いた後に、該基材を、加熱ユニット150を用いて40℃の温度へ加熱することができる。この温度は、オプションとして例えば2時間又は3時間持続させることができる。この際、発熱検知を可能とするために、第1温度センサ170及び/又は第2温度センサ160の温度信号が監視される。例えば温度が40℃を越える場合には、加熱ユニット150の加熱出力が減少され、ないし加熱ユニット150がスイッチオフされる。その後、加熱ユニット150は、第1温度センサ170及び/又は第2温度センサ160により測定された温度が所定の閾値を下回る場合に初めて再作動される。加熱ユニット150が数時間の間更に稼働されることにより、引き続き、基材を例えば80℃へ加熱することができる。
安全措置として、第1温度センサ170又は第2温度センサ160が故障している場合には、オプションとして制御機能を非作動とすることができる。第2温度センサ160は、発熱を検知するために、予備の温度センサとして設けることができる。
制御ユニット300は、修理箇所へ施された樹脂の硬化を制御するために、例えば2つの温度モードを有することができる。第1温度モードは、40℃モードとし、第2温度モードは、86℃モードとすることができる。しかし実際の度数は、その都度使用される樹脂に適合可能であることを指摘しておく。従って以下では、単に例として40℃モードと86℃モードについて説明する。つまり以下では、第1温度モード(40℃モード)について説明され、それに続き、第2温度モード(86℃モード)について説明される。
第1温度モードでは、樹脂混合物の反応(分子の結合)がゆっくりと進行する。交互に(即ち目標値の+/−2℃で)加熱ユニット150をオンオフすることにより、温度が平均的にほぼ40℃に保たれる。この第1温度モードは、反応温度をゆっくりと且つ管理して上昇させるために、反応の開始時に使用される。好ましくは、第1温度モードは、発熱検知を伴う。第2温度センサ160が、直接的に修理箇所ないし処理すべき箇所400において温度を検知する。従って温度上昇を、持続的に又はインターバルをもって検知することができる。例えば天候に起因する温度変動を排除可能とするために、制御ユニット300は、発熱検知を作動するために超過しなくてはならない所定の閾値温度を有する。この閾値が(例えば周囲温度が低すぎることにより)超過されない場合には、制御ユニット300は、予めプログラミングされた通常の時間インターバルを制御し、その後に初めて第2温度モードへの切り替えを行う。
発熱検知がスタートされると、最大温度を保存することができる。幾つかの樹脂混合物においては、例えば、最大反応温度が既にほぼ45分後には達成されることになり、この際、反応温度は、その後徐々に低下する。最大温度が10分間で例えば少なくとも0.5℃低下するのであれば、制御ユニット300は、発熱が終了したと認識する。その後、温度が例えば更に0.2℃下がるのであれば、制御ユニット300は、第1温度モードから第2温度モードへ切り替える。本発明による発熱検知により、第1温度モードをかなり短縮することができる。
第2温度モード(例えば86℃モード)では、樹脂混合物が完全に硬化される。交互に(即ち目標値の+/−2℃で)加熱ユニット150をオンオフすることにより、温度が修理箇所又は処理すべき箇所400においてほぼ86℃に保たれる。
マット110は、例えば、シリコーンマット、PURマット(ポリウレタンリアクティブマット)又は他の可撓性材料から成るマットとすることができる。
図4は、第2実施例による風力発電装置の概略図を示している。風力発電装置は、タワーと、ナセル20と、ロータブレード30とを有する。風力発電装置は、ナセル20の領域における真空ポンプ200と、少なくとも1つの空気チューブと、加熱マット用の電流供給装置とを有し、該空気チューブは、外部へ供給可能であり且つ上記の加熱マット用の空気チューブとして用いることができる。
ナセル20の領域には、跳ね蓋(フラップ)を設けることができ、該跳ね蓋を介して少なくとも1つの空気チューブを通すことができる。更に風力発電装置は、第1実施例又は更なる実施例において説明された加熱ユニットを有する。更に風力発電装置は、上記の加熱ユニットを制御するため且つ真空ポンプを制御するための制御ユニットを有することができる。
図5は、第3実施例による加熱装置の下面部の概略図を示している。第3実施例による加熱装置は、第1実施例による加熱装置に基づくことができる。加熱装置100は、電気的な加熱ユニット150を備えたマット110を有する。加熱ユニット150は、加熱導体151と給電線(フィード線)152とを有する。加熱ユニット150は、例えば放熱器(ヒーティングレジスタ Heizregister)として構成することができ、この際、加熱導体151は、マット110内か又はマット110に接するところで蛇行形状(メアンダ形状)に設けられている。加熱装置100は、導線171を備えた温度センサ170を有することができる。温度センサ170は、加熱マット110の中央において縫合固定することができる。加熱導体151の隣接する蛇行導体の間の間隔は、例えば15mmとすることができる。給電線152は、加熱装置100の1つの隅部に挿入して縫合固定することができ、接続部は、水密に(耐水性に)構成されている。マット110は、その周部において少なくとも部分的に加熱導体151のない部分111を有してもよいが、該部分111は、できるだけ小さく保たれているべきである。
図6は、第3実施例による加熱装置の外面部の概略図を示している。加熱装置100は、加熱ユニット150を備えたマット110と、給電線152と、オプションとして枠部112と、少なくとも部分的に、例えばファスナ113や面ファスナ113やベルクロバンド(マジックテープ(登録商標))の形式の固定部と、オプションとしてマット110を取り扱うためのストラップ114と、オプションとして温度センサ170の位置をマークするためのマーキング115とを有する。ファスナ113又はベルクロバンド(面ファスナ)113を用い、加熱装置を隣接した加熱装置と結合させることができる。ゴム製の枠部112は、加熱装置が例えばロータブレードに取り付けられる場合に、使用される粘着テープのより良い付着のために用いられる。
図7は、第3実施例による加熱装置の概略断面図を示している。図7には、互いに結合された2つの加熱装置が示されている。両方の加熱装置は、ファスナ113を介して互いに結合されている。両方の加熱装置は、各々、加熱ワイヤ151と、加熱ワイヤ151が設けられていない領域111とを有し、従ってこの領域111は、クールゾーンないし加熱不能の部分とすることができる。
図8A及び図8Bは、第4実施例による加熱装置の概略図を示している。加熱装置100は、例えば放熱器(ヒーティングレジスタ Heizregister)の形式の加熱ユニット150を備えたマット110を有する。加熱ユニット150は、蛇行形状(メアンダ形状)に配設された加熱導体151を有する。加熱装置100は、給電線(フィード線)152を有する。加熱導体151は、ワイヤ(ないしケーブル)と、該ワイヤを包囲する絶縁部と、例えば編組ワイヤ153の形式の金属シールド部とを有する。従って加熱導体151は、金属コアと、絶縁部と、外側を取り巻いて金属から成るシールド部とを有することができる。給電線152と加熱導体151との間には(コード化可能な)プラグ154を設けることができる。プラグ154は、例えば8ピンを有することができ、この際、第1ピンは、中性線と接続され、第2ピンは、相導体(Phase)と接続され、第3ピンと第4ピンは、各々、温度センサと接続され、第8ピンは、グラウンド(PE:保護接地)と接続されている。
第1実施例、第2実施例、又は第3実施例に基づくことのできる第4実施例によると、加熱導体151は、マット110の領域において該加熱導体151の全長にわたり、編組ワイヤの形式の金属シールド部を有する。両方の端部(入口部/出口部)は、好ましくは、グラウンドないし保護導体に接続することができる。
第4実施例によると、絶縁部が正常に設けられているか否かを検査するために、加熱導体ないし加熱ワイヤを監視することができる。保護導体に欠陥がある場合には、この欠陥が光学的に及び/又は音響的に出力可能である。稼働時に故障が起こった場合にも、この故障は、光学的に及び/又は音響的に出力可能である。加熱プロセスの開始前に故障がある場合には、加熱プロセスはスタートされない。
好ましくは、加熱装置と給電系統との間に分離変圧器(絶縁変圧器 Trenntransformator)を設けることができ、従って電気的な遮断部が設けられている。それにより利用者に危険が及ばないことを保証することができる。
分離変圧器は、加熱装置内ないし加熱装置に接するところ、ないし加熱装置用の制御装置内ないし加熱装置用の制御装置に接するところに設けることができるか、又は別個のユニットとして加熱装置と給電系統との間に設けることができる。
また本発明の一実施例により、加熱装置は、繊維織物から成るマットを有する。本発明による加熱装置は、加熱ワイヤを備えた加熱ユニットを有し、この際、加熱ワイヤは、例えばシリコーンから成る絶縁部と、例えば編組ワイヤの形式の金属シールド部とを有することができる。加熱ワイヤの金属シールド部の両方の端部は、保護導体と接続されており、従って故障電流は、保護導体を介して流出可能である。
本発明により、加熱装置の電気接続部は、水密に(耐水性に)構成されている。
図9は、第5実施例による加熱装置の概略断面図を示している。第5実施例による加熱装置は、これまでの実施例に基づくことができる。第5実施例による加熱装置100は、加熱ユニット150ないし加熱ワイヤ151を備えた複数のマット110を有することができる。例えば2つの加熱マット110は、それらの端部において、各々(例えば面ファスナのための)ベルクロバンドストリップ113aを有することができる。2つの加熱マット110を互いに結合させるために、これらの両方の加熱マット110は、相並んで配置され、(例えば面ファスナのための)ベルクロバンドストリップ113bが、隣接して配置されたベルクロバンドストリップ113aへ付けられ、それにより両方の加熱マット110が互いに結合されている。この種の構成は、比較的クール部分が存在するという短所を有するかもしれないが、他方ではホットスポットの発生が回避され、即ち2つの加熱導体が重なり合って配置され、その箇所で温度が高くなりすぎるという領域の発生が回避される。
これまでの実施例の1つに基づくことができる本発明の更なる実施例によると、加熱マットは、認識のためにRFIDチップ(Radio Frequency Identification チップ)を有する。RFIDチップ内に保存されている識別情報は、読取装置により読み出すことができ、データベース、例えばSAPデータベースに保管することができる。従ってどこでいかに加熱装置が使用されたのかを追跡調査することができる。
20 ナセル
30 ロータブレード
100 加熱装置
110 マット
111 加熱導体(加熱ワイヤ)のない部分
112 枠部
113 ファスナないし面ファスナ
113a ベルクロバンドストリップ
113b ベルクロバンドストリップ
114 ストラップ
115 マーキング
120 通路(周回通路;チャンネル)
120a 開放端部
121 真空チューブ
121a 開口部
130 第1部分
140 第2部分
150 加熱ユニット
151 加熱導体(加熱ワイヤ)
152 給電線(フィード線)
153 編組ワイヤ
154 プラグ
160 第2温度センサ
170 第1温度センサ
171 導線
180 開口部
190 真空接続部(吸引接続管)
200 真空ポンプ
210 チューブ
300 制御ユニット
400 修理箇所(処理箇所)
DE 40 19 744 A1
前記課題は、請求項1に記載の加熱装置、請求項10に記載の方法、並びに請求項12に記載の風力発電装置により解決される。
即ち、本発明の第1の視点により、
風力発電装置のコンポーネントの修理又は製造時に使用するための加熱装置であって、一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路と、該少なくとも1つの周回通路内に真空チューブとを備えたマットを有し、前記少なくとも1つの周回通路は、前記マットを第1部分と第2部分とに分割し、前記第1部分の領域において少なくとも1つの加熱ユニットを有し、前記第1部分の領域における空気が、前記真空チューブを通して吸引可能であることを特徴とする加熱装置が提供される。
更に、本発明の第2の視点により、風力発電装置のコンポーネントを修理又は製造するための方法であって、一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路と、該少なくとも1つの周回通路内に真空チューブとを備えたマットを有する加熱装置を用い、前記少なくとも1つの周回通路は、前記マットを第1部分と第2部分とに分割し、前記加熱装置は、前記第1部分の領域において少なくとも1つの加熱ユニットを有し、そして、以下のステップ、即ち、前記第1部分の領域における空気を、前記真空チューブを通して吸引するステップ、及び、前記第1部分を加熱するステップを含むことを特徴とする方法が提供される。
更に、本発明の第3の視点により、風力発電装置であって、ナセルと、該ナセルの領域において少なくとも1つの真空ポンプと、該真空ポンプと端部が接続されている少なくとも1つの真空チューブとを有することを特徴とする風力発電装置が提供される。
尚、本願の特許請求の範囲に付記されている図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードの修理又は製造時に使用するための加熱装置であって、一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路と、該少なくとも1つの周回通路内に真空チューブとを備えたマットを有し、前記少なくとも1つの周回通路は、前記マットを第1部分と第2部分とに分割し、前記第1部分の領域において少なくとも1つの加熱ユニットを有し、前記第1部分の領域における空気が、前記真空チューブを通して吸引可能であること。
(形態2)前記加熱装置において、更に前記第1部分の領域において少なくとも1つの第1温度センサを有し、該第1温度センサにより検知された温度に依存して前記加熱ユニットを制御するための制御ユニットを有することが好ましい。
(形態3)前記加熱装置において、更に前記少なくとも1つの加熱ユニットと修理箇所との間の領域において少なくとも1つの第2温度センサを有し、前記少なくとも1つの第1温度センサは、前記加熱ユニットにおいて実質的に中央に設けられており、前記制御ユニットは、前記第1温度センサ及び/又は前記第2温度センサにより検知された温度に依存して前記加熱ユニットを制御するように構成されていることが好ましい。
(形態4)前記加熱装置において、前記少なくとも1つの第1温度センサは、前記加熱ユニットにおいて実質的に中央に設けられていることが好ましい。
(形態5)前記加熱装置において、更に前記第1部分の領域における空気を吸引するために、真空ポンプのチューブを接続するための真空接続部用の吸引接続管を有することが好ましい。
(形態6)前記加熱装置において、前記制御ユニットは、前記第1温度センサ及び/又は前記第2温度センサにより検知された温度に依存して前記加熱ユニットの稼働を制御するように構成されており、前記制御ユニットは、前記第1温度センサ及び/又は前記第2温度センサにより測定された温度に基づき、コンポーネントの修理又は製造のために使用される基材の発熱検知を実行し、発熱が検知された場合には前記加熱ユニットの加熱出力を減少するように構成されており、前記制御ユニットは、前記発熱が弱まった場合には前記加熱ユニットの加熱出力を増加するように構成されていることが好ましい。
(形態7)前記加熱装置において、前記制御ユニットは、少なくとも1つの第1温度モード及び第2温度モードを有し、前記制御ユニットは、前記第1温度モードにおいて、前記第1温度センサ及び/又は前記第2温度センサにより検知された温度に依存して前記加熱ユニットの稼働を制御し、使用されている基材の発熱検知を行い、前記第1温度センサ及び/又は前記第2温度センサにより検知された温度の監視によりは発熱の弱まりを検知し、前記第1温度モードから前記第2温度モードへの切り替えを行うように構成されており、前記制御ユニットは、前記第2温度モードにおいて、前記加熱ユニットの加熱出力を増加させ、予め決められた時間インターバルの間維持するように構成されていることが好ましい。
(形態8)前記加熱装置において、更に前記加熱ユニットの領域において冷却ユニットを有し、前記制御ユニットは、前記冷却ユニットの稼働を制御し、前記第1温度センサ及び/又は前記第2温度センサにより検知された温度の上昇が速すぎる場合には、前記冷却ユニットを作動するように構成されていることが好ましい。
(形態9)風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードの修理又は製造時に使用するための、特に形態1〜7のいずれか1つに記載の加熱装置であって、加熱ワイヤを備えた少なくとも1つの加熱ユニットと、給電線とを備えたマットを有し、前記加熱ワイヤは、金属シールド部を有し、該金属シールド部は、その両端部においてアースと接続可能であることが好ましい。
(形態10)風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードを修理又は製造するための方法であって、一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路と、該少なくとも1つの周回通路内に真空チューブとを備えたマットを有する加熱装置を用い、前記少なくとも1つの周回通路は、前記マットを第1部分と第2部分とに分割し、前記加熱装置は、前記第1部分の領域において少なくとも1つの加熱ユニットを有し、そして、以下のステップ、即ち、前記第1部分の領域における空気を、前記真空チューブを通して吸引するステップ、及び、前記第1部分を加熱するステップを含むこと。
(形態11)前記方法において、第1温度モード中には、前記加熱ユニット内か又は前記加熱ユニットに接するところ及び/又は前記加熱ユニットの間における第1温度と、修理すべき又は処理すべき箇所における第2温度を検知し、前記第1温度及び/又は前記第2温度に依存して前記加熱ユニットを制御し、前記第1温度及び/又は前記第2温度に依存し、使用されている基材の発熱を検知し、発熱が検知された場合には、前記加熱ユニットの加熱出力を減少及び/又はオフとし、発熱の弱まりが検知された場合には、前記加熱ユニットの加熱出力の増加及び/又はオンにより第2温度モードを作動させることが好ましい。
(形態12)風力発電装置であって、ナセルと、該ナセルの領域において少なくとも1つの真空ポンプと、該真空ポンプと端部が接続されている少なくとも1つの真空チューブとを有すること。
(形態13)前記風力発電装置において、前記ナセルは、前記真空チューブ用の少なくとも1つの跳ね蓋を有することが好ましい。
(形態14)前記風力発電装置において、形態1〜9のいずれか1つに記載の加熱装置を制御するための制御ユニットを有することが好ましい。
本発明は、同様に更なる実施例により、例えば第1実施例に関して説明した加熱ユニットと、該加熱ユニットを制御するための制御ユニットとに関する。加熱ユニット150は、第1部分130において少なくとも1つの温度センサ170と、オプションとして、第1部分130の外側ないし第1部分130の外面部(即ち加熱ユニット150と修理箇所との間)に設けられた第2温度センサ160とを有する。この第2温度センサ160は、重複した(redundant)安全措置として用いることができる。加熱ユニット150は、更に制御ユニット300を有しており、例えば風力発電装置のロータブレードの修理すべき箇所に基材(マトリックス)が置かれ、それに引き続き、該基材を硬化させるために加熱装置を用いて該基材が加熱される場合には、該制御ユニット300は、少なくとも1つの第1温度センサ170及び/又は第2温度センサ160を用い、例えば風力発電装置のロータブレードの修理時の温度経過を監視する。この際、第2温度センサ160(加熱ユニット150と修理箇所との間)を用い、修理箇所内か又は修理箇所に接するところの基材実際の温度を検知することができる。このことは、発熱(Exothermie)の検知を可能とし、従って加熱ユニットを用いたエネルギー供給ないし熱供給を調節することができる。この際、所定の温度閾値を超過した場合には、加熱ユニット150の加熱出力が減少されるか、又は加熱ユニット150を例えば非作動とすることができる。

Claims (14)

  1. 風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードの修理又は製造時に使用するための加熱装置であって、
    一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路(120)と、該少なくとも1つの周回通路(120)内に真空チューブ(121)とを備えたマット(110)を有し、
    前記少なくとも1つの周回通路(120)は、前記マット(110)を第1部分(130)と第2部分(140)とに分割し、
    前記第1部分(130)の領域において少なくとも1つの加熱ユニット(150)を有し、
    前記第1部分(130)の領域における空気が、前記真空チューブ(121)を通して吸引可能であること
    を特徴とする加熱装置。
  2. 更に前記第1部分(130)の領域において少なくとも1つの第1温度センサ(170)を有し、該第1温度センサ(170)により検知された温度に依存して前記加熱ユニット(150)を制御するための制御ユニット(300)を有すること
    を特徴とする、請求項1に記載の加熱装置。
  3. 更に前記少なくとも1つの加熱ユニット(150)と修理箇所(400)との間の領域において少なくとも1つの第2温度センサ(160)を有し、
    前記少なくとも1つの第1温度センサ(170)は、前記加熱ユニット(150)において実質的に中央に設けられており、
    前記制御ユニット(300)は、前記第1温度センサ(170)及び/又は前記第2温度センサ(160)により検知された温度に依存して前記加熱ユニット(150)を制御するように構成されていること
    を特徴とする、請求項2に記載の加熱装置。
  4. 前記少なくとも1つの第1温度センサ(170)は、前記加熱ユニット(150)において実質的に中央に設けられていること
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱装置。
  5. 更に前記第1部分(130)の領域における空気を吸引するために、真空ポンプ(200)のチューブ(210)を接続するための真空接続部用の吸引接続管(190)を有すること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱装置。
  6. 前記制御ユニット(300)は、前記第1温度センサ(170)及び/又は前記第2温度センサ(160)により検知された温度に依存して前記加熱ユニット(150)の稼働を制御するように構成されており、
    前記制御ユニット(300)は、前記第1温度センサ(170)及び/又は前記第2温度センサ(160)により測定された温度に基づき、コンポーネントの修理又は製造のために使用される基材の発熱検知を実行し、発熱が検知された場合には前記加熱ユニット(150)の加熱出力を減少するように構成されており、
    前記制御ユニット(300)は、前記発熱が弱まった場合には前記加熱ユニット(150)の加熱出力を増加するように構成されていること
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱装置。
  7. 前記制御ユニット(300)は、少なくとも1つの第1温度モード及び第2温度モードを有し、
    前記制御ユニット(300)は、前記第1温度モードにおいて、前記第1温度センサ(170)及び/又は前記第2温度センサ(160)により検知された温度に依存して前記加熱ユニット(150)の稼働を制御し、使用されている基材の発熱検知を行い、前記第1温度センサ(170)及び/又は前記第2温度センサ(160)により検知された温度の監視によりは発熱の弱まりを検知し、前記第1温度モードから前記第2温度モードへの切り替えを行うように構成されており、
    前記制御ユニット(300)は、前記第2温度モードにおいて、前記加熱ユニット(150)の加熱出力を増加させ、予め決められた時間インターバルの間維持するように構成されていること
    を特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の加熱装置。
  8. 更に前記加熱ユニット(150)の領域において冷却ユニットを有し、
    前記制御ユニット(300)は、前記冷却ユニットの稼働を制御し、前記第1温度センサ(170)及び/又は前記第2温度センサ(160)により検知された温度の上昇が速すぎる場合には、前記冷却ユニットを作動するように構成されていること
    を特徴とする、請求項7に記載の加熱装置。
  9. 風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードの修理又は製造時に使用するための、特に請求項1〜7のいずれか一項に記載の加熱装置であって、
    加熱ワイヤ(151)を備えた少なくとも1つの加熱ユニット(150)と、給電線(152)とを備えたマット(110)を有し、
    前記加熱ワイヤ(151)は、金属シールド部を有し、該金属シールド部は、その両端部においてアースと接続可能であること
    を特徴とする加熱装置。
  10. 風力発電装置のコンポーネント、特に風力発電装置のロータブレードを修理又は製造するための方法であって、
    一側面に向かって開放した少なくとも1つの周回通路(120)と、該少なくとも1つの周回通路(120)内に真空チューブ(121)とを備えたマット(110)を有する加熱装置を用い、
    前記少なくとも1つの周回通路(120)は、前記マット(110)を第1部分(130)と第2部分(140)とに分割し、
    前記加熱装置は、前記第1部分(130)の領域において少なくとも1つの加熱ユニット(150)を有し、
    そして、以下のステップ、即ち、
    前記第1部分(130)の領域における空気を、前記真空チューブ(121)を通して吸引するステップ、及び、
    前記第1部分(130)を加熱するステップ
    を含むこと
    を特徴とする方法。
  11. 第1温度モード中には、
    前記加熱ユニット(150)内か又は前記加熱ユニット(150)に接するところ及び/又は前記加熱ユニット(150)の間における第1温度と、修理すべき又は処理すべき箇所(400)における第2温度を検知し、
    前記第1温度及び/又は前記第2温度に依存して前記加熱ユニット(150)を制御し、
    前記第1温度及び/又は前記第2温度に依存し、使用されている基材の発熱を検知し、
    発熱が検知された場合には、前記加熱ユニット(150)の加熱出力を減少及び/又はオフとし、
    発熱の弱まりが検知された場合には、前記加熱ユニット(150)の加熱出力の増加及び/又はオンにより第2温度モードを作動させること
    を特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 風力発電装置であって、
    ナセル(20)と、該ナセル(20)の領域において少なくとも1つの真空ポンプ(200)と、該真空ポンプ(200)と端部が接続されている少なくとも1つの真空チューブとを有すること
    を特徴とする風力発電装置。
  13. 前記ナセル(20)は、前記真空チューブ用の少なくとも1つの跳ね蓋を有すること
    を特徴とする、請求項12に記載の風力発電装置。
  14. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の加熱装置を制御するための制御ユニットを有すること
    を特徴とする、請求項11又は12に記載の風力発電装置。
JP2014541618A 2011-11-16 2012-11-12 風力発電装置のコンポーネント及びそれらの部品を修理又は製造するための加熱装置又は方法 Expired - Fee Related JP5908601B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102011086453A DE102011086453A1 (de) 2011-11-16 2011-11-16 Heizeinrichtung zur Reparatur oder Herstellung von Komponenten einer Windenergieanlage und Teilen davon sowie Windenergieanlage
DE102011086453.9 2011-11-16
PCT/EP2012/072393 WO2013072276A2 (de) 2011-11-16 2012-11-12 Heizeinrichtung oder verfahren zur reparatur oder herstellung von komponenten einer windenergieanlage und teilen davon sowie windenergieanlage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015505414A true JP2015505414A (ja) 2015-02-19
JP5908601B2 JP5908601B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=47221367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014541618A Expired - Fee Related JP5908601B2 (ja) 2011-11-16 2012-11-12 風力発電装置のコンポーネント及びそれらの部品を修理又は製造するための加熱装置又は方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US20140317925A1 (ja)
EP (1) EP2780157B1 (ja)
JP (1) JP5908601B2 (ja)
KR (1) KR101704151B1 (ja)
CN (1) CN103946013B (ja)
AR (1) AR088891A1 (ja)
AU (1) AU2012338929B2 (ja)
BR (1) BR112014011752A2 (ja)
CA (1) CA2855247A1 (ja)
CL (1) CL2014001258A1 (ja)
DE (1) DE102011086453A1 (ja)
MX (1) MX2014005926A (ja)
RU (1) RU2580739C2 (ja)
TW (1) TWI600532B (ja)
WO (1) WO2013072276A2 (ja)
ZA (1) ZA201404028B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013068A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 東北電力株式会社 電気式連続揚物機

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015178815A1 (en) * 2014-05-23 2015-11-26 Saab Ab Resistive heating curing device for resin materials
CN104890264B (zh) * 2015-06-05 2016-03-02 广东四会互感器厂有限公司 一种修补树脂制品的方法
DE102015008312A1 (de) * 2015-06-30 2017-01-05 Airbus Defence and Space GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Reparieren von Bauteilen
DE102016218592A1 (de) * 2016-09-27 2018-03-29 Siemens Aktiengesellschaft Vakuummantel zum Abdecken einer Windturbinenkomponente und Verfahren zum Herstellen einer Anordnung des Vakuummantels und der Windturbinenkomponente
WO2018196917A1 (de) 2017-04-24 2018-11-01 Structrepair Gmbh Mobile membranpresse
DE102018108724A1 (de) * 2018-04-12 2019-10-17 fos4X GmbH Verfahren zum induktiven Kleben von Sensoren in Windenergieanlagen
EP3581797A1 (en) 2018-06-12 2019-12-18 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Heating arrangement for bonding a protective shell to a wind turbine blade and method for bonding a protective shell to a wind turbine blade
CN110667143B (zh) * 2018-07-03 2022-02-08 澜宁管道(上海)有限公司 一种塑料涂层补洞仪
DE102019123950A1 (de) * 2019-09-06 2021-03-11 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Werkzeugvorrichtung mit einer Heizmatte sowie Reparaturverfahren und Herstellverfahren für Werkstücke aus Kunststoffmaterial
DE102019123952A1 (de) 2019-09-06 2021-03-11 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Heizmatte

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3875373A (en) * 1974-02-14 1975-04-01 Boeing Co Vacuum-applied heating pad
US4352707A (en) * 1981-04-23 1982-10-05 Grumman Aerospace Corporation Composite repair apparatus
US4554036A (en) * 1984-05-07 1985-11-19 Newsom Cosby M Portable vacuum device and method of using same
DE4019744A1 (de) * 1990-06-21 1992-01-02 Poly Id Ag Verfahren zum reparieren von bauteilen aus kunststoff, insbesondere aus faserverbundwerkstoffen
JP2004529685A (ja) * 2001-03-02 2004-09-30 ストリートフィールド ジル,スティーブン 複合材料から構成される患者用フレーム
US7157663B1 (en) * 2005-10-12 2007-01-02 The Boeing Company Conducting-fiber deicing systems and methods
JP2007500627A (ja) * 2003-07-29 2007-01-18 バナスキー,ハワード,ビクター 複合材料から成る構成部品の修理箇所を硬化させるための容器およびシステム
JP2011523990A (ja) * 2008-05-16 2011-08-25 エクスイーエムシー ダーウィンド ビーブイ タービン翼半体の製造方法、タービン翼半体、タービン翼の製造方法およびタービン翼
JP2011163347A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Siemens Ag 少なくとも1つの繊維強化マトリックスを有する複合部材を製造するための型

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4408558A (en) * 1982-04-22 1983-10-11 The General Tire & Rubber Company Repair apparatus
US5442156A (en) * 1991-04-09 1995-08-15 The Boeing Company Heating apparatus for composite structure repair
FR2763882B1 (fr) * 1997-05-29 1999-08-20 Aerospatiale Outillage de reparation sur site d'une structure composite presentant une zone endommagee et procede correspondant
RU2154576C1 (ru) * 1999-10-26 2000-08-20 Ермачков Вячеслав Владимирович Вулканизатор для ремонта местных повреждений пневматических шин транспортных средств
CN2709150Y (zh) * 2004-06-15 2005-07-13 中国人民解放军空军装备研究院航空装备研究所 便携式复合材料热补装置
AU2007315397B2 (en) * 2006-11-03 2011-06-30 Vestas Wind Systems A/S Heating system, wind turbine or wind park, method for utilizing surplus heat of one or more wind turbine components and use hereof
EP2142798A2 (en) * 2007-03-18 2010-01-13 Peter Robert Raffaele Thermal air engine
US8865050B2 (en) * 2010-03-16 2014-10-21 The Boeing Company Method for curing a composite part layup
FR2950079A1 (fr) * 2009-09-16 2011-03-18 Aircelle Sa Dispositif de chauffage pour traitement thermique local
US8545650B2 (en) * 2009-12-08 2013-10-01 The Boeing Company Method of repairing a composite structure

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3875373A (en) * 1974-02-14 1975-04-01 Boeing Co Vacuum-applied heating pad
US4352707A (en) * 1981-04-23 1982-10-05 Grumman Aerospace Corporation Composite repair apparatus
US4554036A (en) * 1984-05-07 1985-11-19 Newsom Cosby M Portable vacuum device and method of using same
DE4019744A1 (de) * 1990-06-21 1992-01-02 Poly Id Ag Verfahren zum reparieren von bauteilen aus kunststoff, insbesondere aus faserverbundwerkstoffen
JP2004529685A (ja) * 2001-03-02 2004-09-30 ストリートフィールド ジル,スティーブン 複合材料から構成される患者用フレーム
JP2007500627A (ja) * 2003-07-29 2007-01-18 バナスキー,ハワード,ビクター 複合材料から成る構成部品の修理箇所を硬化させるための容器およびシステム
US7157663B1 (en) * 2005-10-12 2007-01-02 The Boeing Company Conducting-fiber deicing systems and methods
JP2011523990A (ja) * 2008-05-16 2011-08-25 エクスイーエムシー ダーウィンド ビーブイ タービン翼半体の製造方法、タービン翼半体、タービン翼の製造方法およびタービン翼
JP2011163347A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Siemens Ag 少なくとも1つの繊維強化マトリックスを有する複合部材を製造するための型

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013068A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 東北電力株式会社 電気式連続揚物機

Also Published As

Publication number Publication date
KR101704151B1 (ko) 2017-02-07
CA2855247A1 (en) 2013-05-23
JP5908601B2 (ja) 2016-04-26
TWI600532B (zh) 2017-10-01
AR088891A1 (es) 2014-07-16
AU2012338929B2 (en) 2016-05-19
NZ625874A (en) 2016-03-31
EP2780157B1 (de) 2022-07-27
WO2013072276A2 (de) 2013-05-23
TW201338962A (zh) 2013-10-01
AU2012338929A1 (en) 2014-06-26
WO2013072276A3 (de) 2013-08-29
RU2014124201A (ru) 2015-12-27
EP2780157A2 (de) 2014-09-24
US20140317925A1 (en) 2014-10-30
ZA201404028B (en) 2015-10-28
BR112014011752A2 (pt) 2017-05-09
KR20140097381A (ko) 2014-08-06
CL2014001258A1 (es) 2014-10-03
MX2014005926A (es) 2014-06-19
DE102011086453A1 (de) 2013-05-16
RU2580739C2 (ru) 2016-04-10
CN103946013A (zh) 2014-07-23
CN103946013B (zh) 2017-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5908601B2 (ja) 風力発電装置のコンポーネント及びそれらの部品を修理又は製造するための加熱装置又は方法
DK2552680T3 (en) Rotor blade mold for producing a rotor blade of a wind power plant and method for manufacturing it
DK2597305T3 (en) Wind turbine rotor blade with a heating means and method for producing the same
EP3568287B1 (en) Method and apparatus for assembling a wind turbine blade having an internal web
CN110546378A (zh) 与风力发电设备或其它装置的翼片加热相关的方法和设备
US20170001389A1 (en) Method and device for repairing components
US20150306712A1 (en) Embedded section heater for bonding composite structures, and associated apparatuses and methods
JP2014019432A (ja) 電気加熱素子を含むシステムおよびそれを据え付け使用する方法
CN103395148B (zh) 利用碳纤维电发热材料的自硫化橡胶衬里局部加热贴片
US11867155B2 (en) Method for providing a wind turbine blade with lightning protection and a wind turbine blade
NZ625874B2 (en) Heating device or method for repairing or producing components of a wind power plant and parts thereof, and wind power plant
CN104777409B (zh) 智能型充气式绝缘服试验装置及操作方法
CN208417074U (zh) 一种带加热功能的洗碗机洗涤泵及其洗碗机
CN109961905A (zh) 制备用于在配电设备中使用的环氧树脂涂覆的汇流条的方法
CN108847593A (zh) 电气柜控制系统
JPH07106056A (ja) 複合ゴムヒーター製品
EP4113762A1 (en) Pressurisation and heating device and method for insulation system restoration of a power cable
CN207751177U (zh) 便携供热装置
CA3216938A1 (en) Wind turbine blade having an electro-thermal system
SE1551642A1 (en) Method for blade heating system repair and wind turbine rotor blade
CN115603237A (zh) 用于电力电缆的绝缘系统修复的加热组件和方法
CN114914855A (zh) 安装热收缩盖的方法、电加热系统和安装系统
KR101059987B1 (ko) 투명 히팅 자켓
CN106304427A (zh) 带软连接的电加热器
KR20100093962A (ko) 상부천과 하부천을 갖는 투명 히팅 자켓

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150519

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150916

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908601

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees