JP2015502810A - 骨内単一歯インプラント - Google Patents

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Abstract

本発明は、顎骨に作られた穴に挿入可能な、実質的に円筒形の基体(10)、該基体(10)の環状の逃げ部に挿入可能な当接部(50)、当接部は歯置換用固定ヘッド(58)及び保持ねじを受け入れる穴(60)を有し、基体(10)の盲穴に挿入することが出来、当接部を貫通する保持ねじを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の特徴を有する固定歯の置換用単一歯インプラントに関する。
DE 40 28 855 C2や、DE 195 09 762.9−32の主題から公知である単一歯インプラントにおいては、基体の環状の逃げ部の底部にある基体確実ロック要素と、これと相補的なスペーサスリーブの確実ロック要素が、該スペーサスリーブの中央肩部の歯頸端に設けられていることにより、回転防止が図られている。生産技術の観点からは、このような確実ロック要素を製造するには、比較的困難性を有し、一方、使用状況では、スペーサスリーブを基体に対してセンタリングし、固定するに際して、環状逃げ部又は中央肩部が十分な深さを有さないことは望ましくない場合が多い。
DE 37 35 378で提供される別の歯科用インプラントは、同様な困難性を有しており、この困難性は、この場合、基体の確実ロック要素が、該基体の盲穴内の、歯冠端から所定の間隔をあけて配置されているという事実にからきている。
DE 41 27 839 A1は、インプラント基体を開示しており、該インプラント基体の中央環状逃げ部は、該基体の歯冠端に直接隣接する確実ロック要素を有しており、該確実ロック要素は、溝形状構成を有しており、該基体に挿入すべき保持部は、それに相補する構成を有している。この場合、異なるインプラント柱は設けられていない。
DE 195 34 979 C1は、単一歯インプラントを開示しており、このインプラントでは、基体の確実ロック要素は、これに相補的な、当接部確実ロック要素と配置及び構成が対応する形で、その歯冠端に直接隣接する形で配置されている。何故なら、基体の環状の逃げ部の奥行き全体が、当接部をセンタリングし、案内するために利用することが出来、スペーサスリーブと基体間の連結に関し、確実ロック要素の分割及び形状の性質からして、設計の自由度を高めた形で、安定性を著しく改良することができるからである。
本発明は、製造を簡略化した形で、基体内に当接部を案内し、センタリングすることを確実にすることで、従来技術として知られるインプラントを進化させたものである。
本発明によると、説明した一般的な種類の骨内単一歯インプラントの進化においては、請求項1の特徴を組み合わせることにより、その目的が達成される。本発明の特有な構成は、添付の特許請求の範囲の主題である。
より詳しく言うと、本発明は、顎骨に作られた穴に挿入し得る、実質的に円筒形の基体を有し、該基体は、確実ロック部を有する環状の逃げ部、歯冠端に対して開放され、該逃げ部に対して歯頸方向に設けられ、かつ、保持ねじを固定するために、該基体の歯頸端に配置されたねじ部を有し、
前記基体の逃げ部に挿入し得る当接部を有し、該当接部は、確実ロック部、保持ねじ受け入れ用の穴及び歯の置換用固定ヘッドを有し、
前記基体の盲穴に挿入することが出来、かつ、前記当接部を貫通する保持ねじを有する、
前記基体の確実ロック部は、周方向に動作可能な少なくとも1つの基体確実ロック要素を有しており、前記当接部の確実ロック部は、該基体確実ロック要素に相補的な、少なくとも1つの確実ロック要素を有しており、
前記基体の確実ロック部と前記当接部の確実ロック部とは、該当接部が、該基体内の逃げ部に挿入可能であることにより、各確実ロック部同士が互いに係合する形で、互いに相補的であり、
互いに相補的な確実ロック要素は雄部−雌部結合の形をしていることを特徴としている、前記単一骨内歯インプラントに関する。
本発明によると、基体の確実ロック部と、当接部の確実ロック部とは、当接部を基体の逃げ部内に挿入することが出来、各確実ロック要素は、互いに係合することが出来るため、周方向の動きを防止する形で、互いに組み合わさっている。各確実ロック部は、円錐台に似た、又は中空の円筒環状逃げ部、又は穴の形を有することができ、また、基体内に異なる径を有する部位を有しており、当接部上には、これに対応する、外見的円筒部が設けられている。次に説明する本発明の要素は、反対のことを言及しない限り、すべての実施例に適用されるものとする。
本発明の構成においては、基体の確実ロック部は、特に中空の円錐台の形を取ることが出来、例えば、中空の円錐台の長手軸に対して、6°〜18°の円錐角(非ロック)、特に、10°〜16°、まったく特別には、12°〜15°、特に14°を有し、これは、円錐先端の角の半分の値である。この場合において、当接部の確実ロック部は、中空円錐台に対応する円錐台の形を有している。
この実施例においては、基体の確実ロック部は、円形の上部面は、比較的小さい径を有し、円形の底部面は、比較的大きい径を有する形で、中空の円錐台の形であり、中空の円錐台の長手軸は、基体の長手軸と同心に配置されており、円形の表面は、中空の円錐台の範囲を定めており、大きい径を有する円形の表面は、基体の歯冠端の方を向いている。
前記基体の確実ロック部を、該基体の冠状端から、基体の歯頚端で保持ねじを受け入れるねじ部まで伸延させることが出来る。特に、確実ロック部は、保持ネジ受け入れ用ねじ切り部から始まり、基体の中空の円錐台の全長の2/3までの長さとすることが出来る。この構成においては、基体は、該基体の中心軸を中心として配置された、環状の歯冠端部を有している。本実施例では、当接部を基体に挿入した際、当接部の截頭円錐形(frustconical)確実ロック部へのセンタリング及び案内は特に良好に達せられ、これにより、当接部の回転が防止される。このようにして、本発明の実施例によると、センタリング、案内、回転的固定を、1つの機能的要素で組み合わせることができる。
本発明によると、基体の確実ロック部は、少なくとも1つ、特に少なくとも2つ、更に特別には少なくとも3つ、設けられており、基体確実ロック要素は周方向に動作可能であり、当接部の確実ロック部は、基体確実ロック要素に対して相補的な当接部確実ロック要素を有している。確実ロック要素は、概して、確実ロック部の長さにより、その軸の長さに関して制限を受けており、上述したように、保持ねじを締め付けると、円錐面が、その周囲に関してシール接触させるように、確実ロック部の歯冠端で確実ロック要素がシール部と接触しないようになっている。当接部の截頭円錐確実ロック部は、基体内の対応する中空円錐部よりも軸方向の長さを長くして、基体から突出させることが出来る。当接部上の円錐台と基体の環状歯冠端の間に、シール、例えば、当接部上の円錐台内の周方向溝にOリングを設けることが出来、これにより、保持ネジを締めた時に、円錐表面の密閉動作がはかどる。
確実ロック要素を有する基体の本発明による構成により、該基体は、確実ロック要素と係合する工具により、従来技術の構造と比較してトルクを増加させた形で、顎骨にねじ込むことができ、当接が確実になることで、基体に挿入された後回転することが防止される。
本発明によると、基体及び当接部上の、相互に相補的な確実ロック要素は、それぞれ雄部−雌部連結を形成しており、雄部は基体上に配置されている。このように配置された構成により、基体の壁厚の減少を避ける結果として、セラミック材の場合でさえ、正確に力を伝達することが出来る。これにより公知の金属や合金材に加えて、セラミックの基体及び/又は当接部を全体的に、又は部分的に使用することが出来る。しかしながら、雄部を当接部の確実ロック部に配置させ、対応する雌部を基体上に配置させることも等しく可能である。
本発明によると、雄部確実ロック要素を、基体の長手軸に平行に伸延し、他の要素上でそれぞれ対応する雌部と回転的固定関係で係合する、バネ脚の形をとることが出来る。確実ロック要素を、基体を構成する要素から加工することが出来、当接部を、ミーリングやボアリング等の、機械加工により形成することが出来る。
確実ロック部は、円筒、又は円錐構造を有している。円筒構造の場合では、確実ロック部は当接部上では、長さ及び直径において基体上の中空円筒穴にその外径で適合する円筒部の形で、形成されている。
基体上で、中空の円錐台の形をした確実ロック部と、当接部上で円錐台の形をした確実ロック部の構成においては、基体又は当接部の各配置によると、バネ脚は、基体又は当接部の長手軸のまわりに放射状に持ち上がっており、円錐台又は中空の円錐台の直径が大きくなる方向に楔形形状で軸方向に伸延しており、この場合、円錐台を形成するより大きな円形面の直径が増えることはない。それゆえ、バネ脚の放射方向高さは、円錐台及び中空の円錐台をなす円形面の半径の違いに、最大限対応している。
本発明によると、バネ脚は、盲穴(保持穴)に保持されたピンの形を有していると好ましく、該盲穴は、基体内で、或いは当接部内での雄部及び雌部の相対的位置に依存しつつ、中空の円錐台又は円錐台の円錐領域内で、該領域がねじ切り部に平行である限り、基体の長手方向中心軸と同軸に設けられている。円錐面が中空の円錐又は円錐台上に形成されている結果として、各ピンは、バネ脚に楔形状を与える形で、保持穴とは反対の端部に対して減少する、横断面の溝に少なくとも部分的に案内される。確実ロック部の壁厚をできる限り厚くするために、基体又は当接部内の雄部、雌部の各相対的位置に依存しつつ、穴の周辺線が、歯頸端で円形面の周辺線にわずかに触れる、或いは、穴が歯頸端で円形面内に部分的に配置される形で、ピン又は溝受け入れ盲穴を配置させる。
好ましくは、ピンは、円形、又は規則的、不規則的多角形断面にすることが出来、その断面部分は、雄部、雌部の相対的位置に依存しつつ、長手中心軸方向に放射状に、円錐壁内の溝から突出し、また、バネ脚を、確実ロック部の軸方向最大長を超えて設けることが出来る。最も単純な形状においては、ピンを円筒形にすることが出来、例えば該ピンを伸線機で製造することが出来る。このように、ピンを、当接部又は基体の材料よりも、高いレベルの引っ張り強度で、材料から製造することができるので、確実ロック要素又はねじ込み工具により、力を正確に伝達することができる。
ピンを軸方向に固定するために、各ピンを、プレスフィットにより盲穴内に収め/挿入することが出来る。
当接部を周方向に異なる位置に挿入させるために、確実ロック要素は、該当接部及び基体の周囲に、30度、60度、90度又は、120度の目盛りを持たせることができる。加えて、この場合、雌部確実ロック要素の数を、雄部確実ロック要素の数と等しいか、または多くすることが出来、例えば、各部分に左右されるものの、その数を2倍または3倍にする。
上述したように、インプラントを患者に適合させた後に、インプラント内の空洞に異質な組織や流体が侵入するのを防ぐために、当接部側には、Oリングに似たシール手段を、シール部の周囲溝、又は、シール部から当接部の確実ロック部までの移行部に設けることが出来る。必要であれば、Oリング似のシール手段を、追加的に、又は二者択一的に、基体側の溝に配置させるが、前者の方がより好ましい。
当接部のシール部と基体の端部とは、上記特定した円錐角で、互いに対応する円錐形状であり、上述したように、シール手段を、円錐シール面内の周方向溝内に配置させることが出来る。
インプラントポスト/保持ねじのために、雌ねじを、基体の円錐確実ロック中心部から歯頸方向に盲穴内に設けることが出来、該保持ねじは、当接部を完全に貫通し得る。
加えて、本発明は、本発明によるインプラントの個別要素としての、基体及び当接部に関するものであり、これらは、インプラントのデザイン詳細に対応する全体構成である。
センタリング及び案内領域内で、上記目違い接続の形のそれぞれ対応する確実ロック要素を有する基体及び当接部を、簡単な機械加工により製造することが出来ることは、本発明の基本的事項である。素材の加工は、従来技術で公知の解決法と比較して、実質的に簡略的であり、費用もかからない。
このように、本発明は、インプラント部を回転的に固定するために目違い接続で、確実ロック接続を採用したことに向けられており、該目違い接続は、第2インプラント要素上の対向する溝内に、確実ロック関係を持つ、インプラント要素上の穴内に保持されたピンにより行われる。確実ロック接続は、円錐台−中空円錐台の要素ペアでなされる。回転を防止すべき、多部品からなるインプラントをどこに使用しようとも、本発明による確実ロック接続を使用することが出来る。
本発明によると単一歯インプラントしての実施例を、下記に示す概略図に従って詳細に説明する。
図1の上部は、本発明による単一骨内歯インプラントの長手軸部における基体の実施例の平面図であり、図1の下部は、該基体を上方から見た平面図である。
図2は、図1に対応する形の、単一歯インプラントの図1の基体に適合した当接部の実施例の平面図であり、図1に垂直な面における長手部の断面図であり、歯冠当接部上から見た図、歯頸当接部を下から見た図である。
図3は、上図が、本発明による単一歯インプラントの軸長手方向の基体の第2実施例の部分平面図、下図は、上部から見た基体の平面図である。
図4は、図3に対応する図であって、単一歯インプラントの図3の基体に適合した当接部の実施例を示す平面図であり、図長手方向に3つのバネ脚を有している。長手部は、前図に垂直な面における断面図であり、歯冠当接部を上から見た図、歯頸当接部を下から見た図である。
図5は、図3に対応する図であって、単一歯インプラントの図3の基体に適合した当接部の第2実施例を示す平面図であり、図長手方向に一つのバネ脚を有している。長手部は、前図に垂直な面における断面図であり、歯冠当接部を上から見た図、歯頸当接部を下から見た図である
図6は、上図は、本発明による単一骨内インプラントの、軸長手方向断面図における基体の実施例を示す図であり、下図は、上部から見た基体を示す図である。
図7は、図6に対応し、単一歯インプラントの図6の基体に適合した当接部の実施例を示す図であって、長手方向断面図は、前図に垂直な面に関する図、及び上部から見た歯冠当接部と下から見た歯頸当接部の図である。
図8は、左側部分は、本発明による図6の単一骨内歯インプラントの基体の実施例を示し、紙面に垂直な右側部分の矢印によって示される面に沿った軸長手部分を示し、右側部分は、基体を示す図、また、2つの断面図は、B-B面及び、C―C面に沿った長手軸に対して放射方向に形成された断面を上から見た図である。
図9及び図10は、図7の当接部の実施例を示す部分である。
図11、図12及び図13は、本発明による歯インプラントの基体及び当接部の実施例を示す図であり、図6−図11に示す実施例に関連した要素に関し、相互に置き換えた確実ロック要素を有している。
図1は、実施例における単一歯インプラントを示しており、該単一歯インプラントは、基体10を有している。
図1下部に示す歯頚端で閉じた構成である基体10は、図1の上方である冠状端に対して開放している。ボア12の歯頚端には、小径の雌ねじ14が設けられており、該雌ねじには、(図1には示されていない)保持ねじが螺合することが出来る。基体10の冠状方向の雌ねじ14に隣接して、円錐台形の逃げ16が設けられており、該逃げ16の内径は、雌ねじ14にに対して大きくなる。
この構成においては、円錐台形の逃げ16は、確実ロック部20の形をとっており、該確実ロック部20は、前記雌ねじ14と冠状に隣接しており、かつ、同時に、図1の実施例では放射状内方に方向付けられた3つのバネ脚26を有するセンタリングガイド部として機能することにより、確実ロック部を構成している。バネ脚26は、舌−溝連結のように、当接部50上の確実ロック溝54に対応する構造を有しており、センタリングガイド部20の軸方向の全長を超えて伸延するサイズとすることが出来る。該バネ脚26は、基体から加工して製造することが出来る。しかしながら、バネ脚26をセンタリングガイド部20内の軸方向盲穴内に保持されたピン22によって形成することができ、周囲に一様に振り分けられると都合が良い。この場合、盲穴24に適合した断面の各ピン、例えば、円筒形のピンは、穴24内に確かに適合させることが出来、その穴端部において包囲されており、基体10の長手軸に対して同軸上に保持されており、当接部50内の確実ロック溝54に対応する、放射状内側に向けられたバネ脚26が形成される。好ましくは、盲穴24は、ネジ切り部近くに配置されており、盲穴に保持された円筒ピンの厚みを、円筒形ピン22を、部分20に対してその長さ全体に亘って保持し、センタリングガイド部/確実ロック部20の溝内で長手範囲の少なくとも1部を案内する形で支持する。
歯冠方向においてセンタリングガイド部/確実ロック部20に隣接するのは、歯冠端リング18を有する端部である。好ましくは、該端部は、歯冠端リングの形状をしているだけであり、確実ロック部20は、歯冠端リング18に隣接している。しかしながら、該端部は、円筒端部の形状を有することも出来る。
基体10は、素材を加工することにより、簡単に製造することが出来る。この点において有利なことは、特に、各バネ脚26が、基体10のセンタリングガイド部/確実ロック部20において盲穴24に配置された各ピンの形状を有しているという事実である。このように、中央ガイド部20を形成する前に、各穴を、雌ねじ部分の壁の中に、盲穴12と同軸に形成することができる。バネ脚26を形成する各ピン22は、盲穴内に軸方向に適合することが出来る。しかしながら、盲穴24は、中空円錐台の中でミーリングツールにより製造することができる。円筒状のピンは、製造技術の点では都合が良いが、規則的な、又は不規則な多角形横断面のピン及び、横断面に対応して適合した盲穴24を使用することができる。
図2に示す当接部50は、図示しない固定歯置換用の、固定ヘッドとして機能し、歯置換用の固定ヘッド58に設けられている。基体10上に適合することができ、周縁環状肩部の形をした肩部56に隣接して、当接部50は、円錐台52の形状をした、センタリングガイド部を歯頸方向に有しており、該円錐台52には、いくつかの軸方向に伸延した確実ロック溝54が、形状及び配置が対応するように設けられているが、基体10のバネ脚26の数に対応している必要はない。
内径が、図示しない保持ネジの、少なくとも外形に対応している長手穴60が設けられた当接部50が、基体10内に挿入されると、当接部のセンタリングガイド部としての円錐台52は、基体10の中空の円錐台16を押さえつけ、当接部50は、更に導入されつつ、センタリングされる。この場合、バネ脚26及び溝54は、当接部の回転により、互いに係合し、かように、当接部は、確実にこれが回転するのを防いでいる。好ましくは、シール部が、基体の確実ロック部と歯冠関係で配置され、当接部が、中空の円錐台の形をした円錐台52と環状の逃げ部16とでシール相互作用をもたらすことができる範囲で、バネ脚及び溝が互いに遊びをもっていれば、都合が良い。この場合、肩部56に隣接した、当接部50のシール部は、好ましくは、端部リング18近くで、基体10の端部に、プレスフィットで適合している。図2に示すように、Oリングのような、シールを受ける溝57を、シール部に設けることができる。溝54は、円錐ミーリングカッタを使って、ミーリングすることで形成することができる。
このようにして、当接部50を、回転不能固定関係で、基体10に連結させる。当接部50を、該当接部50を貫通し、基体10の雌ネジ14にねじ込めることが出来る保持ネジ60により、固定して、及び基体10に対して非回転固定関係で連結させることが出来る。容易に当接部50を基体10からを外すためには、図2には図示しない雌ねじを、当接部を貫通させる形で、穴に設けることができ、保持ネジが外れた後に、該雌ねじにネジ込まれるのは、基体の雌ネジ14でその歯頸端を支持された追い出し柱(forcing-off post)である。保持ポストを当接部50にねじ込むと、基体10から冠状に持ち上げられ、取り外すことができる。
各ピッチ或いは、基体10と当接部50のピッチ比次第で、当接部50を、基体10内に、異なる角度位置、例えば、30°、45°、60°、90°、120°、又は180°で挿入することが出来、これにより、治療を行う医師が、多数の異なるデザイン構成を利用することができる。この点において、雌部確実ロック要素の数を、雄部確実ロック要素の数より多くすることができる。
図3は、図1の基体10に関連して変更した構造の基体10を示している。図3では、確実ロック部20内の基体10は、3つの確実ロック溝28を有しており、該溝内では、当接部上の各対応するバネ脚が係合している。この構成においては、該基体10は、素材を加工することにより、簡単に製造することができる。このように、截頭円錐のような領域を形成する前に、例えば、3つの周方向に等しく間隔をあけて形成された穴を、基体の確実ロック部20内に、盲穴12に対して所定の間隔で同軸状に形成することができる。円錐ミーリングカッタで、確実ロック部20に穴を開けると、壁内に溝が形成される。穴の直径が、円錐台(上面及び基面)の範囲を定める円形表面の直径間の違いに対応しているならば、溝28は、チャンネル形状をした、歯頸部方向に増加する断面である。基体10内に挿入すると、当接部50は、溝に対応した当接部50上のバネ脚53により案内される。溝28は、円錐ミーリングカッタによりミーリングにより形成することができる。
図3に示す基体10の実施例に適合し、かつ、円錐台52を有する当接部は、図4に3つのバネ脚53を有する2つの部分図に概略的に示され、或いは、図5に示すように1つのバネ脚53を有している。上述した図面に示す各上図に、放射状の断面として示すように、各ピンは、穴55に固定され、例えばプレスフィットにより該ピンが穴から軸方向に落ちないようになっている。このように、この実施例においても、本発明による当接部は、素材を加工することにより簡単に製造することができ、この場合においては、確実ロック要素を形成するために、ミーリング操作を実行しなければならない。
図6は、ここに図示された実施例の単一歯インプラントを示すものであり、例えば、DE 195 34 979 C1と同様な形状を有する一般的な基体10を有している。
図6下方に示す歯頸端で閉構造を有する基体10は、盲穴12を有しており、該盲穴12は、図6の上方歯冠端に対して開放している。盲穴12の歯頸端近くが小径の雌ねじ14である限り、その中に、保持溝(図6には示されていない)を形成することができる。基体の、歯冠方向の雌ねじ14に隣接して、中空の円筒環状逃げ部16が設けられており、該逃げ部16の内径は、雌ねじ14より大きく形成されている。図示された形状においては、環状逃げ部は、内径が異なる3つの「段差」領域(40、20、34)を有している。
この構成においては、環状の逃げ部16は、雌ねじ14の歯冠方向に隣接している中心部40を有している。環状逃げ部16の、歯冠方向中心部40に隣接して、確実ロック部20が設けられており、該締め付け部20の内径は、中心部と比較して大きく形成されており、また、確実ロック部20は、−図1に示す実施例においては−3つの放射状に内方に方向付けられたバネ脚26を有する、中空円筒内壁を有している。バネ脚26は、当接部50上の確実ロック溝66に対応するように、目違い接続の形で設計されており、確実ロック部24の軸方向全長に亘って伸延する寸法を取ることが出来る。バネ脚26は、基体から加工により製造することが出来る。しかしながら、バネ脚26は、周囲に均一に設けられた軸保持溝25内で、確実ロック部24に保持されたピンにより形成することが出来れば、なお都合が良い。この場合、保持溝25に適合した横断面を有するピン22のそれぞれは、例えば、円筒状のピンは、保持溝25に収めることができ、また、保持溝25により包囲されて部分的に保持され、当接部50の確実ロック溝66に対応する、放射方向内方に方向付けされたバネ脚が提供される。
確実ロック部20の歯冠方向に隣接して、歯冠終端38を有する端部34が形成されており、該端部34の内径は、下記実締め付け部20と比較して大きい。該端部34は、当接部50のシール部70の外形に対応する内壁を有しており、該内壁は円筒形又は円錐形である。固定リング36は、例えば、プレスフィットにより、確実ロック部20に向かう方向にある領域で、確実ロック部端部34に収まっている。固定リング36の内径は、少なくとも確実ロック部20の直径に略対応しているが、幾分大きい場合もある。固定リングは、ピン22が、溝25又は穴24から落ちるのを防ぐ役割をしている。円筒形の構成においては、終端38は、当接部のための高さ止めとして機能している。一方、円錐構成においては、基体の内部円錐の形、及び当接部のシール部の外部円錐の形では、当接部の高さ止めとして機能している。
基体10は、素材を加工することにより簡単に製造することが出来る。この点において、特に、バネ脚は、基体10の確実ロック部20内の盲穴24及びこれに対応する溝25も配置された円筒形のピンの形状を有していると都合が良い。確実ロック部を製造する前に、盲穴12と同軸状に、基体の中心部40内の壁32に穴を形成することができ、また、該穴は、確実ロック部20の穴開けに際して、溝25の形で肩リング30に、及び壁32内に、盲穴24の形で残っている。
円筒形のピンを使用するのは、製造エンジニアリングの観点からは都合が良いが、規則的又は不規則多角形横断面形状のピンを使用することも出来、溝25は、横断面に対応して適合しており、確実ロック溝66と調和している。
図2に示す当接部50は、図示しない固定歯置換用の固定ヘッドとして機能しており、これは、歯置換用の、周方向に伸延した配置肩部61に設けられている。基体10の終端38上に適合し、周方向に伸延した環状肩部の形を有する肩部59に隣接して、歯頸方向の当接部50は、図示しないOリングのようなシール手段、シール部70、確実ロック部52、及び中心肩部64を有する中心部62を受け入れる、周方向伸延溝63が設けられている。確実ロック部56に設けられているのは、これに形状及び配置が対応している、数個の軸方向伸延確実ロック溝66であるが、その数は、基体10のバネ脚26に対応していることは必ずしも必要ではない。
内径が、図示しない保持溝の外径に対応した、軸長手方向穴が設けられた当接部50を基体10内に挿入すると、中心部62は、環状の逃げ部16の中心部40ないで、中心肩部64と係合し、この場合、中心部62の滑らかな円筒周面は、基体10の中心部40の円筒周面に対して圧迫するようになる。
好ましくは、当接部50のシール部70は、プレスフィットで、基体10の端部34内に収まる。肩部61が終端38に対して圧迫するようになる一方、バネ脚26は、確実ロック溝66内に係合する。このようにして、当接部50を、基体10に対して、回転固定関係で連結させる。当接部50は、該当接部を貫通し、基体10の雌ねじ14内にねじ込むことができる保持ネジにより、基体10に固定して接続させることができる。当接部を基体10から容易に取り外すために、図7には図示しない雌ねじを、一般的には、確実ロック部52の歯冠端で、該当接部を貫通する穴内に設けることが出来、保持溝を外した後は、雄ネジを有する図示しない押し出し柱(forcing-off post)が基体の雌ネジ14でその歯頸端で支持される。保持柱を当接部50内にねじ込み、その後、基体10から歯冠方向に引き出し、外すことができる。
基体10及び当接部50の各ピッチ、或いは、ピッチ比に依存して、当接部50を、異なる回転位置で、例えば、30°、45°、60°、90°、120°、又は180°で基体10内に挿入することができ、これにより、治療を施す位置に対して、多数の異なるデザイン選択が与えられる。この点において、当接部確実ロック要素66の数は、基体確実ロック要素28の数よりも多い。
図8の断面B−B及びC−Cに図示されたのは、盲穴24に配置され、環状の逃げ部16内に放射状内側に突出したバネ脚26を設けたピン22である。
図7の当接部の2つの部分平面図に関係して、2つのバネ脚の実施例を図9及び図10に示す。
図9においては、バネ脚26が、肩リング30及び溝25内で、盲穴24内に挿入された円筒形のピン22によって形成される。当接部50内の対応する確実ロック溝66は、本実施例においては、円弧のような、横断面形状をしている。
図10に示すように、バネ脚26は、溝25に挿入される筒状のピンによって設けることが出来、直角なバネ脚26を形成することが出来る。この実施例においては、当接部50内の対応する確実ロック溝66も、直角な横断面形状である。
図9及び図10の実施例においては、一方の側のピンは溝25内で放射状に固定されて保持されており、他方の側では、ピンの放射部は環状の逃げ部16内に内側で溝から突出する形で、溝25はピン22を包囲している。ピン22の軸方向の移動を防ぐために、図9及び図10には図示しない固定リングを、プレスフィットでピン22上に歯冠方向に配置させることが出来る。
図11は、図6の基体10と比較して変更を加えた構造の基体10を示しており、図11においては、確実ロック部20内の基体10には、3つの溝28が設けられており、該溝内には、当接部上の各対応するバネ脚を係合させることが出来る。この実施例においても、基体10は、素材を加工することにより、簡単に製造することが出来る。このように、確実ロック部を形成する前に、例えば、3つの周方向に等しい間隔を有する穴を、基体の確実ロック部20内に、盲穴12に対して所定の間隔を開ける形で、同軸状に形成する。肩リング30まで、確実ロック部20に対して穴を開けると、確実ロック部内の壁32に、溝28が形成される。穴の直径が、端部34の内径と確実ロック部20の内径間の差に対応しているならば、溝28は、図11の下部に示すように、略半円の横断面を有することになる。これを基体10内に適合させると、当接部50は、溝28に対応する形で、当接部上のバネ脚68により、円筒端部34内に案内させることが出来る。
図11の基体10の構成に適合した、円筒端部70及び確実ロック部52を有する当接部50で1つのバネ脚68を有するものは、12図に、また3つのバネ脚を有するものは、図13にそれぞれ概略的に示す。上述した図の各上部に、放射部として示すように、ピン71を、肩リング74内で、例えばプレスフィットとして、図示しない穴に固定して、これが保持溝72から落ちないようにしている。このように、この実施例においては、本発明による当接部を、確実ロック要素を製造しつつ、複雑で費用のかかるミーリング作業を行うことなく、素材を加工することで簡単に製造することが出来る。
10 基体
12 穴
14 雌ねじ
16 環状逃げ部
18 端部リング
20 確実ロック部
22 ピン
24 穴
25 溝/穴
26 バネ脚部
28 確実ロック溝
30 肩リング
32 壁
34 端部
36 固定リング
38 終端
40 中心部/ガイド部
50 当接部
51 端部リング
52 確実ロック部
53 バネ脚
54 確実ロック溝
55 盲穴
56 肩部
57 シール受け入れ溝
58 歯置換用固定ヘッド
59 配置肩部
60 保持溝用穴
61 配置肩部
62 中心部
63 横溝
64 中心肩部
66 確実ロック溝
68 バネ脚
70 シーリング部
71 ピン
72 保持溝
74 肩リング

Claims (16)

  1. 固定歯置換用単一骨内歯インプラントであって、該インプラントは、
    a.顎骨に作られた穴に挿入し得る、実質的に円筒形の基体(10)を有し、該基体(10)は、環状の逃げ部(16)、確実ロック部(20)、及び冠状端に対して開放され、該逃げ部に対して相対的に頸部に設けられ、かつ、保持ねじを固定するために、該基体の歯頸端に配置されたねじ部(14)を有する穴(12)を有し、
    b.前記基体の逃げ部(16)に挿入し得る当接部(50)を有し、該当接部(50)は、確実ロック部(52)、前記保持ねじ受け入れ用の穴(60)及び歯の置換用固定ヘッド(58)を有し、
    c.前記基体に設けられた盲穴内に挿入することが出来、前記当接部を貫通する保持ねじを有する、

    前記基体(10)の前記確実ロック部(20)は、周方向に動作可能な少なくとも1つの基体確実ロック要素(26)を有しており、前記当接部(50)の前記確実ロック部(52)は、該基体確実ロック要素(26)と相補的な、少なくとも1つの当接部確実ロック要素(54)を有しており、
    前記基体の前記確実ロック部と前記当接部の前記確実ロック部とは、該当接部が、該基体内の前記逃げ部に挿入可能であることにより、各確実ロック要素同士が互いに係合する形で、互いに相補的であり、
    前記互いに相補的な確実ロック要素(22、26;54、66;28、53;68)は雄部−雌部結合の形をしていることを特徴としている、単一骨内歯インプラント。
  2. 前記各雄部(22、26)は、前記基体(10)上に配置されており、これに対応する雌部(54)は、前記当接部(50;60)上に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の、単一骨内歯インプラント。
  3. 前記各雄部(53;68)は、前記当接部(50)上に配置されており、これに対応する前記雌部(28)は、前記基体(10)上に配置されていることを特徴とする、請求項1項記載の、単一骨内歯インプラント。
  4. 前記雄部−雌部連結は、バネ脚(26;53)により、提供されており、該バネ脚は、前記基体の長手軸に平行に伸延しており、かつ、該基体(10)又は前記当接部(50)の構成要素上に設けられており、かつ、他方の構成要素上に設けられた対応する溝(28;54)内に、回転を拘束する関係で係合していることを特徴とする、請求項2項又は第3項記載の、単一骨内歯インプラント。
  5. 前記バネ脚(26)は、好ましくは穴(24;55)に保持されたピンの形であることを特徴とする、請求項4項記載の、単一骨内歯インプラント。
  6. 前記穴(24;55)に保持された前記ピンは、断面円形であることを特徴とする、請求項5項記載の、単一骨内歯インプラント。
  7. 前記互いに相補的な確実ロック要素は、前記基体の周囲に関し、また、前記当接部の周囲に関し、互いに整合した30、60、90又は120度目盛を有していることを特徴とする、請求項1乃至6の内、いずれか1項記載の、単一骨内歯インプラント。
  8. 前記雌部の確実ロック要素の数は、前記雄部の確実ロック要素の数よりも多いことを特徴とする、請求項1乃至7の内、いずれか1項記載の、単一骨内歯インプラント。
  9. 前記基体(10)の前記確実ロック部(20)は、中空の円錐台の形であり、該中空の円錐台の長手軸は、前記基体の長手軸と同軸であり、該中空の円錐台の底面は、該基体の冠状端に向けて対向し、かつ、前記当接部(50)は、該中空円錐台(10)に対応する円錐台(52)を有していることを特徴とする、請求項1乃至8の内、いずれか1項記載の単一骨内歯インプラント。
  10. 前記基体の中空円錐台は、該中空円錐台の長手軸に対して6°〜18°、特に、10°〜16°、極めて特に12°〜15°、特に14°の円錐角を有していることを特徴とする、特許請求の範囲第9項記載の単一骨内歯インプラント。
  11. 前記基体(10)の前記中空円錐台(16)は、前記基体の歯頚端で前記保持ねじを受け入れるために、前記基体の前記冠状端(18)から前記ねじ部(14)にまで伸延していることを特徴とする、請求項9又は10記載の単一骨内歯インプラント。
  12. 前記基体(10)の前記確実ロック部(20)は、中空円筒形状で有り、該中空円筒の長手方向軸は前記基体の長手方向軸と同軸であり、前記当接部(50)は前記中空円筒に対応した円筒部(52)を有することを特徴とする、請求項1乃至8の内、いずれか1項記載の単一骨内歯インプラント。
  13. 前記基体(10)の前記確実ロック部(20)は、頚部に、前記基体(10)の中空円筒端部(34)に向けて配置されており、その内径は前記端部(34)に比して減少しており、前記当接部(50)は、該端部(34)に対応したシール部(70)を有することを特徴とする、請求項12記載の単一骨内歯インプラント。
  14. 環状の逃げ部(16)の確実ロック部(20)の頚部に隣接して、前記環状の逃げ部(16)のセンタリング部(40)があり、その直径は、前確実ロック部(20)に対して減少しており、前記当接部(50)は、前記センタリング部(40)に対応したセンタリング肩部(64)を有することを特徴とする、請求項12又は13項記載の単一骨内歯インプラント。
  15. 前記当接部(50)の前記シール部(70)と前記基体(10)の前記端部(34)は、相互に対応する円錐状に形成されていることを特徴とする、請求項13項又は14項記載の単一骨内歯インプラント。
  16. インプラント部品を回転させて確実に接続するための目違い接続による確実ロック接合の使用であり、前記目違い接続は、インプラント構成部品の溝に保持されたピンを、第2のインプラント構成部品の対応する溝に、確実にロックする関係で係合させることで為されることを特徴とする使用方法。
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