JP2015233220A - 接触状況調査装置及びシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載されたテレビ視聴率調査システムでは、テレビの近傍に設置した調査装置で、テレビ受像機を制御する赤外線リモコンから出力されるリモコン信号を傍受して、それを解析することでチャンネルを判定するものである。
本発明は、以上の点に鑑み、リモコンの制御コードの読取りによるローコスト性を生かしたままで、正確な接触状況を測定することを目的とする。
接触状況調査装置であって、
各番組の局ID及び放送時刻を含む番組情報データを記憶する番組情報DB部と、
視聴装置による視聴・接触についての時刻及び局IDを含む接触データを保存する接触データメモリーと、
視聴予約についての時刻及び局IDを含む視聴予約データを保存する視聴予約データメモリーと、
制御部と
を備え、
前記制御部は、前記視聴予約データメモリーを参照し、
現在時刻が視聴予約データの予約時刻になった場合は、前記制御部は、現在時刻及び前記視聴予約データの局IDを含む接触データを、前記接触データメモリーに保存し、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又は現在時刻が予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、リモコン装置からの制御コードの受信を監視し、
前記制御部は、電子番組表操作の制御コードを受信した場合、
前記制御部は、移動操作の制御コードを受信したら、各移動操作の受信回数計測値を更新し、
前記制御部は、決定操作の制御コードを受信したら、前記各移動操作の受信回数計測値と、前記番組情報DB部の番組情報データを参照し、決定操作により選択された番組の放送時刻と現在時刻とを比較することにより視聴予約操作か即時視聴操作かを判断し、
前記制御部は、視聴予約操作であると判断すると、視聴予約した予約時刻及び局IDを含む視聴予約データを前記視聴予約データメモリーに保存し、一方、前記制御部は、即時視聴操作であると判断すると、選択された現在時刻及び局IDを含む接触データを前記接触データメモリーに保存する
ことを特徴とする接触状況調査装置が提供される。
上述のような接触状況調査装置と、
電波アダプターが装着されたリモコン装置と
を備え、
前記電波アダプターは、
前記リモコン装置の発光部からの信号を受光して受信信号に変換する受光部と、
前記受光部からの受信信号を電波で前記視聴装置に送信する電波送信機と
を有し、前記リモコン装置の前記発光部を覆うことを特徴とする接触状況調査システムが提供される。
上述のような接触状況調査装置と、
前記視聴装置と、
前記接触状況調査装置から、オンラインもしくはオフラインにて集めた接触データを集計し、接触率データ又は他の接触情報を計算し、契約者/顧客装置に対して接触データ又は接触率データ又は他の接触情報を提供するための集計・配信センターと
を備えたことを特徴とする接触状況調査システムが提供される。
接触状況調査装置における接触状況調査方法であって、
前記接触状況調査装置は、
各番組の局ID及び放送時刻を含む番組情報データを記憶する番組情報DB部と、
視聴装置による視聴・接触についての時刻及び局IDを含む接触データを保存する接触データメモリーと、
視聴予約についての時刻及び局IDを含む視聴予約データを保存する視聴予約データメモリーと、
制御部と
を備え、
前記制御部は、前記視聴予約データメモリーを参照し、
現在時刻が視聴予約データの予約時刻になった場合は、前記制御部は、現在時刻及び前記視聴予約データの局IDを含む接触データを、前記接触データメモリーに保存し、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又は現在時刻が予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、リモコン装置からの制御コードの受信を監視し、
前記制御部は、電子番組表操作の制御コードを受信した場合、
前記制御部は、移動操作の制御コードを受信したら、各移動操作の受信回数計測値を更新し、
前記制御部は、決定操作の制御コードを受信したら、前記各移動操作の受信回数計測値と、前記番組情報DB部の番組情報データを参照し、決定操作により選択された番組の放送時刻と現在時刻とを比較することにより視聴予約操作か即時視聴操作かを判断し、
前記制御部は、視聴予約操作であると判断すると、視聴予約した予約時刻及び局IDを含む視聴予約データを前記視聴予約データメモリーに保存し、一方、前記制御部は、即時視聴操作であると判断すると、選択された現在時刻及び局IDを含む接触データを前記接触データメモリーに保存する
ことを特徴とする接触状況調査方法が提供される。
図1に、接触状況調査システム構成図の例を示す。
本接触状況調査システムは、調査対象世帯1、集計・配信センター5、契約社/顧客装置6、放送局群7を備える。調査対象世帯1は、リモコン装置2、テレビ受像機3、調査装置4を有する。集計・配信センター5は、受信部51、番組情報部52、通信部53、集計・配信部54を有する。調査対象世帯1と集計・配信センター5とは、ブロードバンド回線等の適宜の有線又は無線ネットワークにより接続される。
図2に、調査装置4の概略ブロック図(1)を示す。また、図3に、調査装置4の概観説明図の一例を示す。調査装置4は、リモコンコードDB部40、番組情報DB部41、制御部42、蓄積部43、リモコン受信部45、表示入力部47、通信部48を備え、各部はバスで接続されている。
図9に、番組情報データの一例を示し、また、図10に、そのときのテレビ受像機のEPG画面の一例を示す。
番組データは、局名、局ID、放送時刻、番組名・タイトル等を含む。
番組情報データは、集計・配信センター5の番組情報部52から、通信部53及びネットワークを介して、調査装置4に送られる。
「局ID」は、全国の放送局へユニークに割り振った放送局番号である。ただし、特定の局ID、例えば、局ID=0000だけはテレビ電源のOFFを意味している。図示の例では、日時2014/12/14において、時刻19:30:45から20:00:01まで局ID=0024を、さらに、時刻20:00:01から局ID=0001を視聴したあと、時刻20:50:14にテレビをOFFにした。そして、時刻23:34:20から局ID=0001の視聴を再開したあと、時刻00:20:53にOFFしたことを示している。
図16に、視聴予約データの説明図の例を示す。視聴予約データは、視聴予約についての時刻、局ID、視聴者コードを含む。なお、視聴者コードは、省略してもよい。
次に、フローチャートを用いて接触状況調査の動作を説明する。調査装置は、以下のメインフロー図(1)〜(3)のいずれかを実行する。
3−1.メインフロー図(1)
このフローチャートは、主に、テレビ受像機の電源がONの状態で、予約時刻になると、予約されたチャンネルに切り替わるような第1の方式のテレビ受像機に対応するものである。
制御部42は、図示の処理を繰り返し実行する。初期状態では、表示入力部47の画面には、例えば図3のように何も表示されていない状態又は予め定められたデフォルト画面が表示されている状態である。ステップ1では、制御部42は、ユーザがテレビ電源をONにする操作を待ち受けており、もしリモコン装置2から「電源」ボタンONの制御コードが受信されたなら、ステップ2へ進む。ステップ2では、制御部42は、蓄積部43の接触データメモリーに保存されている接触データのうち最後に記憶された接触データの局IDを取得し、これに現在時刻を附し、新たな接触データとして蓄積部43の接触データメモリーに保存する。
制御部42は、ステップ8又は10又は12の後、ステップ3へ戻り、また、それ以外のボタンによる制御コードを受信した場合又は予め定められた一定時間制御コードを受信しなかった場合も、ステップ3へ戻る。また、制御部42は、視聴予約データメモリーを参照し、視聴予約データに含まれる視聴時刻が、現在時刻から予め定められた一定時間経過した場合、その視聴予約データを破棄するようにしてもよい。
EPG選局処理(S12)は、EPG(電子番組表)ボタンの制御コードを受信したときに呼出される処理である。以下、図に従い説明する。
まず、制御部42は、内部のワークメモリーに一時保存されているカーソルの移動操作についての情報、この例では、上矢印、下矢印、左矢印、右矢印の受信回数計測値をゼロに初期化する(S120)。そしてこのあと、制御部42は、ステップ121・122・126による監視ループに入る。
ステップ121、122、126で示した以外のボタンによる制御コードを受信した場合又は予め定められた一定時間制御コードを受信しなかった場合も、ステップ121へ戻る。
EPG選局処理では、ユーザによる視聴予約はテレビ受像機3のEPG画面上で行われる。例えば現在時刻19時5分でMHK局を視聴中にリモコン装置2によりEPGボタンを押すと、テレビ受像機3の画面は図10のような番組表に切り換わり、視聴していた番組にカーソルがあたり、ここをホームポジション(起点)として表示する。この例では、水平方向が放送局を、垂直方向が時刻を現している。
本実施の形態では、この点に鑑み、以下のように、調査装置4が、予約時刻や放送局を判断する処理を実行する。
調査対象家庭における視聴可能な放送局については、調査装置4の設置時に、リモコン受信部45に受信局リストとして予め設定されている。制御部42は、その家庭で必要な番組情報データを、通信部48を介してブロードバンド回線などのネットワークを通じて、例えば予め定めた時間又は時刻又はタイミングごとに集計・配信センター5へ送信要求する。集計・配信センター5は、番組情報部52で抽出した放送局群7の各放送局のPSI/SI等の信号から抽出した各番組の放送時刻及びタイトル等に局IDと局名を付加した、放送局群7の全て又は予め定められた複数の放送局の番組情報データの中から、調査装置4から要求された放送局に関するもの又は全ての放送局に関するものを調査対象世帯1へ送信する。そして、制御部42は、調査装置4の通信部48で受け取った番組情報データ(図9)を番組情報DB部41に保存する。
以上のようにして、制御部42の視聴予約データメモリーに視聴予約データが蓄積され、また、蓄積部43に接触データが蓄積されていく。
このフローチャートは、主に、テレビ受像機の電源がOFFの状態でも、予約時刻になると自動的にテレビ受像機がONに切り替わり、さらに、予約されたチャンネルに切り替わるような第2の方式のテレビ受像機に対応するものである。
メインフロー図(1)との差は、特に、ステップ13が付加されたことである。ステップ1で、電源ボタンONを受信しない場合、ステップ13で制御部42は、視聴予約データメモリーを参照して、視聴予約データの視聴予約時刻を監視する。視聴予約時刻になったら、制御部42は、ステップ4に進み、その予約局の局IDに現在時刻を附し、接触データとして蓄積部43の接触データメモリーに保存し、視聴予約データを破棄し、ステップ5に進む。一方、視聴予約時刻でなければ、制御部42は、ステップ1に進む。
他のステップの処理については、メインフロー(1)で上述した通りである。
このフローチャートは、主に、テレビ受像機の電源のON/OFFを検出することにより、上述の第1の方式のテレビ受像機でも第2の方式のテレビ受像機でも接触データの取得できるように対応可能としたものである。
メインフロー図(2)との差は、特に、ステップ14が付加されたことである。ステップ13で、視聴予約時刻になった場合、ステップ14で制御部42は、テレビ受像機の電源がONかどうか監視する。例えば、リモコン受信部45又は他の付加部によりテレビ受像機のイヤホン端子から音声信号を入力する構成を備えることで、制御部42は、音声入力レベルが予め定められた閾値を超える場合に電源がONと判定することができる。または、リモコン受信部45又は他の付加部にテレビ受像機のディスプレイ付近に配置した受光素子から信号を入力する構成を備えることで、制御部42は、信号レベルが予め定められた閾値を超える場合に電源がONと判定するようにしてもよい。電源ONが検出されたら、制御部42は、ステップ4に進み、その予約局の局IDに現在時刻を附し、接触データとして蓄積部43の接触データメモリーに保存し、視聴予約データを破棄し、ステップ5に進む。一方、予め定められた一定期間電源ONが検出されなければ、ステップ15で制御部42は、視聴予約データを破棄し、ステップ1に進む。なお、この一定期間待ち合わせることは、テレビ受像機と調査装置との間での内部時計の時刻差を考慮したものであり、両者が同期されていれば又は同一の時計を用いれば、一定期間後でなくとも即時に視聴予約データを破棄してもよい。
他のステップの処理については、メインフロー(1)及び(2)で上述した通りである。
図7に、視聴者申告用リモコン装置の説明図を示す。また、図8に、視聴者申告用無線タグ装置の説明図を示す。
また、視聴者コードの入力については、前述のように表示入力部47でユーザに手押しさせるだけでなく、赤外線等による専用の視聴者申告用リモコン装置(図7)や、常時携行させる視聴者申告用無線タグ装置(図8)を配布し、入力の手間を軽減させることもできる。視聴者申告用リモコン装置を使う場合は、例えば、その信号をリモコン受信部45で受信し、表示入力部47に反映させ、手で押した場合と同様の処理を行えばよい。また視聴者申告用無線タグ装置を使う場合は、リモコン受信部45に無線受信器を増設し、無線タグ装置からの電界強度があらかじめ定めた値以上になったことを検出すればテレビを視聴中だとみなして、前述と同様の処理を行えばよい。
以下に、調査装置の他の実施の形態について説明する。
図13に、制御コードの再送信のための調査対象世帯の構成図を示す。
調査対象世帯1’は、図1に示した調査対象世帯1のリモコン装置2を電波式リモコン装置100としたものである。電波式リモコン装置100にはスマートフォンやタブレット等の無線端末にインストールされたアプリケーション・ソフトウェアにより電波によるリモコン機能を実現するものを用いてもよい。図示のように、リモコン装置2が発した赤外線信号を、テレビ受像機3と調査装置4の両者において、一層取りこぼしなく確実に受信されように、家庭で使用する赤外線リモコンを調査会社が用意した電波式リモコン装置100と置き換えてもよい。
この例では、これまで使用してきたリモコン装置2の赤外線発光部106を覆い隠すように電波アダプター103を装着する。その理由はリモコン装置2が発する赤外線等をテレビ受像機3に受光させないためである。リモコン装置2の赤外線発光部106と対面する位置には、電波アダプター103の赤外線等の受光部104があり、受光部104での受信信号を電波送信機105で調査装置4へ送信して、図13の調査対象世帯及び図19の調査装置4’を用いて、以後これまで説明してきた動作をさせても良い。
2 リモコン装置
3 テレビ受像機
4 調査装置
5 集計・配信センター
6 契約社/顧客装置
Claims (16)
- 接触状況調査装置であって、
各番組の局ID及び放送時刻を含む番組情報データを記憶する番組情報DB部と、
視聴装置による視聴・接触についての時刻及び局IDを含む接触データを保存する接触データメモリーと、
視聴予約についての時刻及び局IDを含む視聴予約データを保存する視聴予約データメモリーと、
制御部と
を備え、
前記制御部は、前記視聴予約データメモリーを参照し、
現在時刻が視聴予約データの予約時刻になった場合は、前記制御部は、現在時刻及び前記視聴予約データの局IDを含む接触データを、前記接触データメモリーに保存し、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又は現在時刻が予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、リモコン装置からの制御コードの受信を監視し、
前記制御部は、電子番組表操作の制御コードを受信した場合、
前記制御部は、移動操作の制御コードを受信したら、各移動操作の受信回数計測値を更新し、
前記制御部は、決定操作の制御コードを受信したら、前記各移動操作の受信回数計測値と、前記番組情報DB部の番組情報データを参照し、決定操作により選択された番組の放送時刻と現在時刻とを比較することにより視聴予約操作か即時視聴操作かを判断し、
前記制御部は、視聴予約操作であると判断すると、視聴予約した予約時刻及び局IDを含む視聴予約データを前記視聴予約データメモリーに保存し、一方、前記制御部は、即時視聴操作であると判断すると、選択された現在時刻及び局IDを含む接触データを前記接触データメモリーに保存する
ことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1に記載の接触状況調査装置において、
前記制御部は、前記リモコン装置から電源オン操作の制御コードを受信した場合、前記接触データメモリーに保存されている最後に記憶された接触データの局IDを取得し、現在時刻及び該局IDを含む接触データを前記接触データメモリーに保存する
ことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項2に記載の接触状況調査装置において、
前記リモコン装置から電源オン操作の制御コードを受信していない場合、
前記制御部は、前記視聴予約データメモリーを参照し、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又はまだ予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、前記リモコン装置からの電源オン操作の制御コードの受信を監視し、
現在時刻が視聴予約データの予約時刻になった場合、前記制御部は、現在時刻及び前記視聴予約データの局IDを含む接触データを、前記接触データメモリーに保存し、前記視聴予約データを破棄し、前記リモコン装置からの制御コードの受信を監視する
ことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項2に記載の接触状況調査装置において、
前記リモコン装置から電源オン操作の制御コードを受信していない場合、
前記制御部は、前記視聴予約データメモリーを参照し、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又はまだ予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、前記リモコン装置からの電源オン操作の制御コードの受信を監視し、
現在時刻が視聴予約データの予約時刻になった場合、前記制御部は、視聴装置の電源オンを検出すると、現在時刻及び前記視聴予約データの局IDを含む接触データを、前記接触データメモリーに保存し、前記視聴予約データを破棄して前記リモコン装置からの制御コードの受信を監視し、一方、前記視聴装置の電源オフを予め定められた期間検出すると、前記視聴予約データを破棄して前記リモコン装置からの電源オン操作の制御コードの受信を監視することを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
前記制御部は、前記番組情報データにより表される電子番組表に基づき、視聴中の番組の局IDと放送時刻により定まる視聴放送時間枠を起点として、移動操作で選択された番組の局IDと放送時刻により定まる選択放送時間枠を求め、現在時刻が前記選択放送時間枠外の前の時刻である場合に視聴予約であると判断し、一方、現在時刻が前記選択放送時間枠内の時刻の場合に即時視聴であると判断することを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又はまだ予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、前記リモコン装置からの制御コードの受信を監視し、
前記制御部は、電源オフ操作の制御コードを受信したら、電源オフを表す特定の局ID及び現在時刻を含む接触データを前記接触データメモリーに保存し、
前記制御部は、局IDの制御コードを受信したら、該局ID及び現在時刻を含む接触データを前記接触データメモリーに保存し、
前記制御部は、チャンネルの切換え操作の制御コードを受信したら、前記番組情報DB部を参照し、前記番組情報データに基づき切換わったチャンネルの局IDを求めて、該ID及び現在時刻を含む接触データを前記接触データメモリーに保存する
ことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
メーカ各社の視聴装置で採用されている制御コードに対する操作内容を予め記憶し、使用する視聴装置に対応したデータが予め設定されたリモコンコードDB部と
受信チャンネルに対する局IDを予め保持する受信局リストと
を備え、
前記制御部は、制御コードを受信したら、前記リモコンコードDB部を参照して、該制御コードに該当する操作内容を判定し、
前記制御部は、チャンネル操作の制御コードを受信したら、前記受信局リストを参照して、該制御コードに該当する局IDを判定する
ことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
前記制御部は、集計・配信センターに対して、予め定められた時間又は時刻又はタイミングにより、必要な放送局又は全ての放送局に関する各番組の局ID及び放送時刻を含む番組情報データを要求し、
前記制御部は、前記要求に従い前記集計・配信センターから受け取った番組情報データを前記番組情報DB部に保存する
ことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
接触データ及び視聴予約データは、さらに、視聴者の識別情報である視聴者コードを含み、
前記制御部は、視聴者コードを送信するための視聴者申告用リモコン装置から受信した視聴者コード又は表示入力部から入力された視聴者コードを前記接触データ及び前記視聴予約データに含めることを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
視聴者コードを送信するための聴者申告用無線タグ装置からの電界強度が予め定められた値以上になったことを検出すると、前記リモコン装置から受信した信号を視聴者コードに変換するリモコン受信部と
を備え、
前記制御部は、前記リモコン受信部で受信した視聴者コードを前記接触データ及び前記視聴予約データに含めることを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の接触状況調査装置において、
前記リモコン装置から制御コードに対応する電波信号を受信し、制御コードに変換するリモコン受信部と、
前記リモコン受信部で変換した制御コード、又は、該制御コードに対応する前記視聴装置に採用される制御コードを、前記視聴装置へ向けて赤外線又は他の光信号で再送信するリモコン再送信部と
を、さらに備えたことを特徴とする接触状況調査装置。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の接触状況調査装置と、
電波アダプターが装着されたリモコン装置と
を備え、
前記電波アダプターは、
前記リモコン装置の発光部からの信号を受光して受信信号に変換する受光部と、
前記受光部からの受信信号を電波で前記視聴装置に送信する電波送信機と
を有し、前記リモコン装置の前記発光部を覆うことを特徴とする接触状況調査システム。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の接触状況調査装置と、
前記視聴装置と、
前記接触状況調査装置から、オンラインもしくはオフラインにて集めた接触データを集計し、接触率データ又は他の接触情報を計算し、契約者/顧客装置に対して接触データ又は接触率データ又は他の接触情報を提供するための集計・配信センターと
を備えたことを特徴とする接触状況調査システム。
- 請求項13に記載の接触状況調査システムにおいて、
前記接触状況調査装置は、前記制御部により、視聴者を選択入力するための視聴者申告部により選択された視聴者の視聴者コードを前記接触データに付加して前記接触データメモリーに記憶し、
前記集計・配信センターは、視聴者コードに対応して視聴者のプロフィール情報を予め記憶したプロフィール情報DBを備え、前記接触データに含まれる視聴者コードに対応したプロフィール情報を、さらに契約者/顧客装置に提供する
ことを特徴とする接触状況調査システム。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載の接触状況調査装置、又は、請求項12乃至14のいずれかに記載の接触状況調査システムにおいて、
前記リモコン装置は、インストールされたアプリケーション・ソフトウェアによりリモコン機能を実現するスマートフォン又はタブレット又は他の無線端末であることを特徴とする接触状況調査装置又は接触状況調査システム。
- 接触状況調査装置における接触状況調査方法であって、
前記接触状況調査装置は、
各番組の局ID及び放送時刻を含む番組情報データを記憶する番組情報DB部と、
視聴装置による視聴・接触についての時刻及び局IDを含む接触データを保存する接触データメモリーと、
視聴予約についての時刻及び局IDを含む視聴予約データを保存する視聴予約データメモリーと、
制御部と
を備え、
前記制御部は、前記視聴予約データメモリーを参照し、
現在時刻が視聴予約データの予約時刻になった場合は、前記制御部は、現在時刻及び前記視聴予約データの局IDを含む接触データを、前記接触データメモリーに保存し、
前記視聴予約データメモリーに、視聴予約データがない場合又は現在時刻が予約時刻になっていない場合は、前記制御部は、リモコン装置からの制御コードの受信を監視し、
前記制御部は、電子番組表操作の制御コードを受信した場合、
前記制御部は、移動操作の制御コードを受信したら、各移動操作の受信回数計測値を更新し、
前記制御部は、決定操作の制御コードを受信したら、前記各移動操作の受信回数計測値と、前記番組情報DB部の番組情報データを参照し、決定操作により選択された番組の放送時刻と現在時刻とを比較することにより視聴予約操作か即時視聴操作かを判断し、
前記制御部は、視聴予約操作であると判断すると、視聴予約した予約時刻及び局IDを含む視聴予約データを前記視聴予約データメモリーに保存し、一方、前記制御部は、即時視聴操作であると判断すると、選択された現在時刻及び局IDを含む接触データを前記接触データメモリーに保存する
ことを特徴とする接触状況調査方法。
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JP6367998B1 (ja) * | 2017-03-22 | 2018-08-01 | 株式会社博報堂Dyホールディングス | 個人特定システム、個人特定プログラム、携帯情報端末及び携帯情報端末プログラム |
JP2018160728A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社博報堂Dyホールディングス | 個人特定システム、個人特定プログラム、携帯情報端末及び携帯情報端末プログラム |
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