JP2015232621A - 光半導体素子実装方法及び装置 - Google Patents

光半導体素子実装方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パッシブアライメント実装方法において、光半導体素子と光ファイバ・光導波路との結合効率を向上させることのできる光半導体素子実装方法及び装置を提供すること。
【解決手段】ボンディングツール5に吸着させたDFBレーザチップ1を素子端面観測ステージ10上に搬送し、ボンディングツール5を下降させてDFBレーザチップ1のp側電極が素子端面観測ステージ10上の電極と電気的に接続されるように押し付ける。ボンディングツール5の先端に形成された電極からの配線と、ボンディングツール5上の電極からの配線が接続された直流電流源11を動作させ、レーザを発光させる。DFBレーザチップ1の両側の端面から光が出射されている状態で、第4、第5のCCDマイクロスコープ8、9により観測される画像情報を取り込み、出射端面から出射される光の形状と寸法、中心位置を規定するために必要な情報を座標化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッシブアライメントにより光半導体素子を基板に実装する光半導体素子実装方法及び装置に関する。
近年のインターネットにおける高精細な画像配信などによるトラフィックの急激な増大により、幹線系においても、メトロ・アクセス系においてもネットワークの更なる高速・大容量化が急務な課題となっている。また、データセンタ内の装置間を結ぶ信号配線や装置内の配線を光化することにより、データセンタ全体や伝送装置の消費電力の大幅な低減と信号処理能力の飛躍的な向上を図ろうとする取り組みも盛んに行われている。そのようなニーズの高まりに呼応して、光信号を送受信する装置に使用される光モジュールにおいて、高速・高性能化と小型・低コスト・低消費電力化の両方を実現することが求められている。
一方、光モジュールを組み立てる際には、半導体レーザや光増幅器、フォトダイオード等の光半導体素子と、光ファイバや平面基板上に作製された光導波路とを高い効率で光学的に結合させることが重要な課題となる。
そのため、半導体レーザのような発光素子においては、まず、パッケージ上に光素子を実装して固定する。次に、素子に電流を注入して発光させ、光ファイバや光導波路の端面を徐々に発光素子端面に近づけていくことにより、光素子から出力された光を光ファイバや光導波路と結合させて、光ファイバや光導波路のもう一方の端面から出てくる光出力パワーを光パワーメータにより観測できるようにし、光パワーメータの指示値が大きくなるように光ファイバや光導波路の位置を調整(光軸調心)して、指示値が最も大きくなった位置で光ファイバや光導波路を固定するという方法を用いることが一般的である。この実装方法は、アクティブアライメントと呼ばれている。
しかし、この方法では、一度、光素子をパッケージやサブキャリア等に実装し、ワイヤボンディング等を施してから調心を行う必要があるため、個々のモジュールの組立に手間と時間がかかることが、光モジュールの小型・低コスト化を図る上での課題となっている。
そこで、光モジュールの抜本的な小型・低コスト化を図る方法の1つとして、半導体レーザや光増幅器、フォトダイオード等の光半導体素子を、前述の光軸調心を行うことなく、光半導体素子と搭載基板の両方に形成された位置合わせ用のマークを、CCDマイクロスコープ等を使って重ね合わせることにより、搭載基板上に光半導体素子をフリップチップ実装する方法が提案されてきた(例えば、特許文献1、特許文献2、非特許文献1参照)。
この実装方法は、パッシブアライメントと呼ばれ、ICやチップ抵抗、チップコンデンサ等の電子部品をプリント基板上にフリップチップ実装するのと同じように光半導体素子を搭載基板上に実装できる方法として、光モジュールの組立工程や組立時間を短くするために有効である。
また、デジタルビデオカメラの小型・低コスト化と画像解析技術の発展により、複数のカメラから取り込んだ画像を統合的に解析処理し、1つの新たな画像をリアルタイムに作り出す技術が提案され、実際に使用されている(例えば、特許文献3参照)。1例として、アラウンドビューモニターシステムと呼ばれる自動車の駐車支援システム等が知られている。このように、実際の空間では実現できない画像を、画像解析技術により仮想空間上でリアルタイムに実現する方法は、今後、多くの分野で応用されていく可能性があり、光半導体素子の実装技術への応用も期待される。
特許第2546506号公報 特開平8−111600号公報 特許第4156181号公報
Toshikazu Hashimoto et al., "Multichip optical hybrid integration technique with planar lightwave circuit platform," IEEE Journal of Lightwave Technology, Vol.16, No.7, July, 1998, pp.1249-1258
しかしながら、前述の位置合わせ用のマークを使ったパッシブアライメントによる実装方法を用いる際、搭載する光半導体素子の表面にマークを形成する工程が必要になり、実装装置や搭載基板に適合した光半導体素子を作製する必要があり、光半導体素子のコストを上げてしまうという課題がある。
また、位置合わせ用のマークを使わずに、CCDマイクロスコープ等のカメラを用いて光半導体素子表面に形成された電極パターンを読み取り、その情報から光半導体素子の出射光の光軸位置を推定して搭載基板上に搭載する方法も用いられている。しかし、アクティブアライメントを用いた実装方法に比べ、光半導体素子と光ファイバ・光導波路との光軸合わせの精度が悪くなり、そのことが原因で光モジュールの光出力の低下と特性ばらつきが大きくなるという課題がある。
また、近年のネットワークの高速・大容量化の進展と低消費電力化への要求の高まりに より、光モジュールの高速化と低電流動作での高出力化が強く求められてきている。そのため、光半導体素子においては、変調動作部の寄生容量を低減するために素子長を短くしたり、電極の大きさをできるだけ小さくしたりすることが必須となっている。このことは、素子表面に位置合わせ用のマークを形成するスペースを設けることを困難にしている。
さらに、光モジュールの低電流動作と高出力化を実現するためには、光半導体素子からの出射光と光ファイバ・光導波路との結合効率をできるだけ高くする必要が生じており、光軸合わせの精度を歩留りよく高めることが困難な従来のパッシブアライメント実装方法を用いることが難しくなっている。
このような上記の光軸合わせの精度低下を補償するために、光半導体素子の出射端面部、もしくは、光導波路の入射端面部にスポットサイズを変換できる領域を付加して、光軸ずれに対する許容度を大きくする検討も行われている。しかし、ここでも光半導体素子や光導波路の作製工程が複雑になり、作製コストが高くなることが課題となっている。
本発明の目的は、パッシブアライメント実装方法において、光半導体素子と光ファイバ・光導波路との結合効率を歩留りよく向上させることのできる光半導体素子実装方法及び装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、発光素子部を有する光半導体素子を基板上に形成された配線と電気的に接続し、かつ、光導波路もしくは光ファイバと光学的に結合するように基板上に実装する光半導体素子実装装置であって、前記光半導体素子が置かれる素子供給ステージと、前記素子供給ステージ上に置かれた前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面を撮影する第1のカメラと、前記第1の素子電極が形成された面を吸引固定して、前記光半導体素子を所定の座標系の任意の位置に移動させることができるボンディングツールであって、前記光半導体素子を吸引固定時に前記第1の素子電極と電気的に接続されるボンディングツール電極を有する、ボンディングツールと、前記ボンディングツールに吸引固定された前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面と対向する、第2の素子電極が形成された面を撮影する第2のカメラと、ステージ電極を有する素子端面観測ステージと、前記ステージ電極が形成された面を撮影する第3のカメラと、前記ボンディングツール電極と前記ステージ電極とに電気的に接続された電流源であって、前記ボンディングツールによって前記光半導体素子が前記素子端面観測ステージに押し付けられ、前記第2の素子電極が前記ステージ電極に電気的に接続されたとき、前記光半導体素子が発光する電流を供給する電流源と、前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面を撮影する第4のカメラであって、前記光半導体素子から出射された光の波長帯に感度を有する第4のカメラと、前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面とは対向する第2の出射端面を撮影する第5のカメラであって、前記光半導体素子から出射された光の波長帯に感度を有する第5のカメラと、前記基板が置かれる、前記基板を加熱および冷却することが可能な素子搭載ステージと、前記素子搭載ステージ上に置かれた前記基板上に形成された基板電極および前記基板と一体形成された光導波路もしくは前記基板に固定された光ファイバを撮影する第6のカメラと、前記第1〜第6のカメラで撮影された前記光半導体素子および前記基板の画像を取得し、合成することにより、前記光半導体素子の外形形状、外形寸法、前記第1および第2の出射端面における出射光の出射位置、出射角、出射方向、出射ビームの強度分布と前記基板電極の位置、形状、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置を前記所定の座標系にマッピングし、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記素子端面観測ステージに置かれるとき、前記第2の素子電極が前記ステージ電極に電気的に接続され、前記第1の出射端面と前記第4のカメラの撮像面とが平行、かつ、前記第2の出射端面と前記第5のカメラの撮像面とが平行になる前記光半導体素子の第1の最適位置を算出し、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記第1の最適位置に移動されたとき、前記光半導体素子の第1および第2の出射端面における外形形状、外形寸法、出射光の出射位置、出射ビームの強度分布の観測結果に基づき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、前記第1および第2の出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布を算出し、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置かれるとき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布の算出結果と、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置座標と、前記光半導体素子を前記基板上に搭載するときの位置座標とにおける、前記光半導体素子と前記光導波路もしくは光ファイバとの光学的な結合効率を算出する、画像解析装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光半導体素子実装装置において、前記ボンディングツールが前記光半導体素子を前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置くとき、前記画像解析装置は、前記第2の素子電極が前記基板電極と電気的に接続され、前記光導波路もしくは前記光ファイバの入射端面と前記第1および第2の出射端面の少なくとも一方とが所定の距離だけ離れた位置において、前記光導波路もしくは光ファイバと前記光半導体素子から出射される光との結合効率が最も高くなる、前記光半導体素子の第2の最適位置を算出し、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記第2の最適位置に移動されたとき、前記素子搭載ステージは、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記基板上に固定されると、所定の温度まで前記素子搭載ステージを加熱する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光半導体素子実装装置において、前記画像解析装置は、前記第1および第2のカメラで前記素子供給ステージ上に置いた所定の長さの基準被測定物を撮影し、前記第3〜第5のカメラで前記素子端面観測ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第6のカメラで前記素子搭載ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第1〜第6のカメラの撮影倍率毎に撮影された画像における前記基準被測定物の寸法を求めて予め記憶しており、前記基準被測定物との比較から前記素子供給ステージ、前記素子端面観測ステージおよび前記素子搭載ステージ上に置かれた被測定物の寸法をそれぞれ算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の光半導体素子実装装置において、前記光半導体素子は、p型半導体とn型半導体が活性層を水平方向に挟み込む形に配置された横注入型半導体レーザであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、発光素子部を有する光半導体素子を基板上に形成された配線と電気的に接続し、かつ、光導波路もしくは光ファイバと光学的に結合するように基板上に実装する光半導体素子実装方法であって、素子供給ステージ上に前記光半導体素子を配置するステップと、第1のカメラを用いて、前記素子供給ステージ上に置かれた前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面を撮影するステップと、前記第1のカメラで撮影された前記光半導体素子の画像を取得し、前記光半導体素子の外形形状、外形寸法を前記所定の座標系にマッピングする第1のマッピングステップと、ボンディングツールを用いて、前記第1の素子電極が形成された面を吸引固定して、前記光半導体素子を所定の座標系の第1の位置に移動させるステップと、第2のカメラを用いて、前記第1の位置において前記ボンディングツールに吸引固定された前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面と対向する、第2の素子電極が形成された面を撮影するステップと、前記第2のカメラで撮影された前記光半導体素子の画像を取得し、前記光半導体素子の外形形状、外形寸法を前記所定の座標系にマッピングする第2のマッピングステップと、第3のカメラを用いて、素子端面観測ステージが有するステージ電極が形成された面を撮影するステップと、前記第3のカメラで撮影された前記ステージ電極の画像を取得し、前記ステージ電極の外形形状、外形寸法を前記所定の座標系にマッピングする第3のマッピングステップと、前記ボンディングツールが前記光半導体素子を前記素子端面観測ステージに置くとき、前記素子端面観測ステージが有するステージ電極に前記第2の素子電極が電気的に接続され、前記第1の出射端面と第4のカメラの撮像面とが平行、かつ、前記第2の出射端面と第5のカメラの撮像面とが平行になる前記光半導体素子の第1の最適位置を算出するステップと、前記第1の最適位置において、前記ボンディングツールに吸引固定された前記光半導体素子の第2の素子電極を前記素子端面観測ステージのステージ電極に押し付けるステップと、前記ボンディングツールが有する、前記光半導体素子を吸引固定時に前記第1の素子電極と電気的に接続されるボンディングツール電極と、前記ステージ電極との間に電流を供給し、前記光半導体素子を発光させるステップと、前記第4のカメラを用いて、前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面を撮影するステップと、前記第5のカメラを用いて、前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面と対向する、第2の出射端面を撮影するステップと、前記第4および第5のカメラで撮影された前記光半導体素子の画像を取得し、前記第1および第2の出射端面における出射光の出射位置、出射角、出射方向、出射ビームの強度分布を前記所定の座標系にマッピングする第4のマッピングステップと、前記第1の出射端面を撮影するステップおよび前記第2の出射端面を撮影するステップにおける、前記光半導体素子の第1および第2の出射端面における外形形状、外形寸法、出射光の出射位置、出射ビームの強度分布の観測結果に基づき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、前記第1および第2の出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布を算出するステップと、前記基板を加熱および冷却することが可能な素子搭載ステージ上に前記基板を配置するステップと、第6のカメラを用いて、前記素子搭載ステージ上に置かれた前記基板上に形成された基板電極および前記基板と一体形成された光導波路もしくは前記基板に固定された光ファイバを撮影するステップと、前記第6のカメラで撮影された前記基板の画像を取得し、前記基板電極の位置、形状、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置を前記所定の座標系にマッピングする第5のマッピングステップと、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置かれるとき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布の算出結果と、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置座標と、前記光半導体素子を前記基板上に搭載するときの位置座標とにおける、前記光半導体素子と前記光導波路もしくは光ファイバとの光学的な結合効率を算出するステップと、を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の光半導体素子実装方法において、前記ボンディングツールが前記光半導体素子を前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置くとき、前記第2の素子電極が前記基板電極と電気的に接続され、前記光導波路もしくは前記光ファイバの入射端面と前記第1および第2の出射端面の少なくとも一方とが所定の距離だけ離れた位置において、前記光導波路もしくは光ファイバと前記光半導体素子から出射される光との結合効率が最も高くなる、前記光半導体素子の第2の最適位置を算出するステップと、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記第2の最適位置に固定するステップと、前記素子搭載ステージは、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記基板上に固定されると、所定の温度まで前記素子搭載ステージを加熱するステップと、をさらに有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の光半導体素子実装方法において、前記第1〜第5のマッピングステップは、前記第1および第2のカメラで前記素子供給ステージ上に置いた所定の長さの基準被測定物を撮影し、前記第3〜第5のカメラで前記素子端面観測ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第6のカメラで前記素子搭載ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第1〜第6のカメラの撮影倍率毎に撮影された画像における前記基準被測定物の寸法を求めて予め記憶しており、前記基準被測定物との比較から前記素子供給ステージ、前記素子端面観測ステージおよび前記素子搭載ステージ上に置かれた被測定物の寸法をそれぞれ算出するステップを含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7のいずれかに記載の光半導体素子実装方法において、前記光半導体素子は、p型半導体とn型半導体が活性層を水平方向に挟み込む形に配置された横注入型半導体レーザであることを特徴とする。
本発明は、カメラを用いて光半導体素子の両端面から出力される光の位置と形状を精度よく画像情報として取り込むことで、搭載する素子ごとに光導波路もしくは光ファイバとの光学的な結合を最適にする搭載基板上の搭載位置を求められるようになり、従来のパッシブアライメントを用いた実装方法よりも精度よく高い結合効率の光モジュールを作製することができるようになるという効果を有する。
本発明の一実施形態に係る光半導体素子実装方法及び装置の概略を示す図である。 本発明の第1の実施形態で実装したDFBレーザチップ1の概観図である。 画像解析装置16によって座標化された本実施形態のDFBレーザチップ1のn側電極が形成された面の画像の模式図である。 画像解析装置16によって座標化された本実施形態のDFBレーザチップ1のp側電極24が形成された面の画像の模式図である。 画像解析装置16によって座標化された素子端面観測ステージ10上面の画像の模式図である。 画像解析装置16において、素子端面観測ステージ上にDFBレーザチップを搭載する際の位置決めをした画像の模式図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る光半導体素子実装装置の素子端面観測ステージ上にDFBレーザチップを搭載した時の模式図であり、(b)はボンディングツールの先端部の模式図である。 本実施形態で実装したDFBレーザチップ1の第1の出射端面の模式図である。 本実施形態で実装したDFBレーザチップ1の第2の出射端面の模式図である。 DFBレーザチップ1の電極形状と、光軸および出射光の出射領域と放射領域との関係を示す見取り図である。 画像解析装置16によって座標化された光半導体素子搭載基板14とDFBレーザチップ1の画像の模式図である。 光半導体素子搭載基板14上にDFBレーザチップ1を実装した場合の、光導波路15の中央部における高さ方向の断面(y-z面)の模式図である。 水平方向(x-y面)において、光半導体素子搭載基板14とDFBレーザチップ1の位置関係を座標化した画像の模式図である。 本発明の第2の実施形態で実装したEA−DFBレーザチップ1の概観図である。 (a)は本発明の第2の実施形態に係る光半導体素子実装装置の素子端面観測ステージ上にEA−DFBレーザチップを搭載した時の模式図であり、(b)はボンディングツールの先端部の模式図である。 本発明の第3の実施形態で実装した横注入型半導体レーザチップ1の概観図である。 (a)は本発明の第3の実施形態に係る光半導体素子実装装置の素子端面観測ステージ上に横注入型半導体レーザチップを搭載した時の模式図であり、(b)はボンディングツールの先端部の模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の一実施形態に係る光半導体素子実装方法及び装置の概略を示す。1は10Gbit/sで直接変調動作が可能な出射光の波長が1.3μm帯のDFBレーザチップ、2、6〜9、12は第1〜6のCCDマイクロスコープであり、少なくとも第3、第4のCCDマイクロスコープ8、9は1.3μm帯の波長の光に対しても感度を持つCCDマイクロスコープである。3は素子供給ステージ、4はDFBレーザチップを一定の向きに並べて収容したチップトレイ、5はDFBレーザチップ1を吸引して持ち上げることのできるボンディングツールである。10は素子端面観測ステージ、11は直流出力もしくはパルス出力が可能な電流源、13は素子搭載ステージである。14はシリコンベンチ上にSiO2を積層させて光導波路を形成したPLC(Planar Lightwave Circuit)プラットフォームと呼ばれる光半導体素子搭載基板であり、15がPLCプラットフォーム上に形成された光導波路である。
また、図1の第1〜第6のCCDマイクロスコープ2、6、7〜9、12から取り込まれた画像情報は、画像解析装置16に取り込まれてデジタルデータに変換され、統合的に解析処理される。
尚、第1〜第6のCCDマイクロスコープ2、6、7〜9、12は、1つのCCDマイクロスコープを移動させて利用することも、複数のCCDマイクロスコープをそれぞれ別個に用意しても良い。
また、DFBレーザチップ1に代えて他の発振波長のレーザ素子を搭載する場合、第3、第4のCCDマイクロスコープ8、9を搭載するレーザ素子が出射するレーザ光の波長帯に感度を持つものにする。
尚、各々のCCDマイクロスコープにおいて、予め正確な長さの分っている被測定物(寸法標準器)を各ステージの上に置き、各マイクロスコープの撮影倍率毎に撮影された画像における寸法標準器の寸法を求め、画像解析装置16に入力しておくことで各ステージ上の被測定物の寸法を算出することができる。
図2に、本実施形態で実装したDFBレーザチップ1の概観図を示す。17はp型InPクラッド層、22はFeをドープした半絶縁性InP埋込層、18と20はInGaAsPSCH層、19はInGaAsP活性層、21はn型InP基板、23は絶縁膜(SiO2)、24はp側電極(Au)、25はn側電極(Au)である。また、素子長は約200μm、素子の横幅は約250μm、素子の厚さは約100μmとなるように作製されている。
本実施例では、まず、DFBレーザチップ1をp側電極24が下になるようにチップトレイ4の上に並べて収容する。その後、チップトレイ4を素子供給ステージ3上に置き、素子供給ステージ3に吸引させて固定する。その後、下記の手順で実装を行う。
(1)素子供給ステージ3上に設置された第1のCCDマイクロスコープ2を使ってチップトレイ4上の各DFBレーザチップ1の配置を画像として取り込み、第1のCCDマイクロスコープ2に接続された画像解析装置16によって各DFBレーザチップ1の形状、位置および寸法を座標化する。図3に、画像解析装置16によって座標化された本実施形態のDFBレーザチップ1のn側電極が形成された面の画像を模式的に示す。本実施例では、DFBレーザチップの1つの隅の位置を原点としている。この画像より、DFBレーザチップのx軸方向の長さ(a)とy軸方向の長さ(b)が算出されると共に、n側電極25の中心位置26を算出する。次に、ボンディングツール5の先端部分の中心がn側電極25の中心位置26と重なるようにボンディングツール5の吸着位置の輪郭27を定める。同様にして、マッピングされた座標系に、チップトレイ4上に配列された各DFBレーザチップ1上面の輪郭をマッピングする。
(2)上記の座標化された位置情報を用いて、チップトレイ上の各DFBレーザチップ1の中心位置にボンディングツール5を移動させてDFBレーザチップ1を吸着させ、トレイより持ち上げる。
(3)ボンディングツール5に吸着させたDFBレーザチップ1を第2のCCDマイクロスコープ6上に搬送し、第2のCCDマイクロスコープ6を使ってDFBレーザチップ1のp側電極が形成された面、p側電極の形状、位置および寸法を画像情報として取り込み、画像解析装置16によってそれらの情報を座標化する。すなわち、電極が形成された面および電極の輪郭を、DFBレーザチップ1上面の輪郭がマッピングされた座標系、又はその座標系との相対的位置関係が規定された座標系にマッピングする。図4に、画像解析装置16によって座標化された本実施形態のDFBレーザチップ1のp側電極24が形成された面の画像を模式的に示す。
(4)第3のCCDマイクロスコープ7を使って、素子端面観測ステージ10上に形成された電極28、29の形状と位置、寸法を画像情報として取り込み、画像解析によってそれらの情報を座標化する。すなわち、少なくともボンディングツール5の先端に吸着されたDFBレーザチップと共通する座標系に素子端面観測ステージ上に形成された電極の輪郭をマッピングする。図5に、画像解析装置16によって座標化された素子端面観測ステージ10上面の画像を模式的に示す。本実施例では、素子端面観測ステージ上に素子を搭載する際の位置合わせに用いる情報として、電極28の中心位置30を予め算出している。図6は、画像解析装置16において、素子端面観測ステージ上にDFBレーザチップを搭載する際の位置決めをした画像を模式的に示す。
但し、本実施形態において用いたDFBレーザチップ1のp側の電極24は1つしかなく、そのため、素子端面観測ステージ上に形成された電極パターン28、29も、ステージ全体が1つの電極となるようなパターンでよいため、ステージ上に素子を搭載する際に、電極パターンどうしの正確な位置合わせの必要がない。従って、この電極28の中心位置30を予め算出する工程は、省略することが可能である。
(5)ボンディングツール5に吸着させたDFBレーザチップ1を素子端面観測ステージ10上に搬送し、ボンディングツールを下降させてDFBレーザチップ1のp側電極が素子端面観測ステージ10上の電極と電気的に接続されるように押し付ける。図7(a)に、素子端面観測ステージ上にDFBレーザチップを搭載した時の模式図を示し、図7(b)に、ボンディングツールの先端部の模式図を示す。尚、図7の36は、第1の出射端面34におけるレーザ光の出射領域の形状(近視野像:Near Field Pattern)を表す。また、第1の出射端面34から出射される光は、半導体と空気との境界となる出射端面で屈折するため、第1の出射端面34から離れるにつれて広がっていく。図7の37は、第1の出射端面34から離れた位置で広がった放射領域の形状(遠視野像:Far Field Pattern)を表す。出射光が放射される方向(出射光の光軸)38は、第1の出射端面34における第1の出射領域36の中心と、第1の出射端面から離れた位置での放射領域37の中心を直線で結ぶ直線となる。この出射光が放射される方向38は、第2の出射端面35(第1の出射端面34とは反対側の出射端面)における第2の出射領域39の中心と出射領域36の中心を結ぶ直線41(DFBレーザチップ内における導波光の光軸)と、第1の出射領域36の中に含まれる各半導体層(図2の17、18、19、20、21、22)の屈折率から算出される等価屈折率、ならびに、空気の屈折率とを用いて算出することができる。
尚、この時、DFBレーザチップ1の両側端面34、35と第4、第5のCCDマイクロスコープ8、9の撮影面(レンズ面)とが水平になるようにボンディングツール5の向きを調整する。ボンディングツール5の向きを調整する代わりに、素子端面観測ステージ10を回転させたり、第4、第5CCDマイクロスコープ8、9の位置を調整したりしても良い。
また、DFBレーザチップ1の両側端面と第4、第5のCCDマイクロスコープ8、9の撮影面(レンズ面)とを水平にする代わりに、画像解析装置16で画像を補正しても良い。
また、第4のCCDカメラ8の前に任意の位置での光の強度分布を観測できる光学系を取り付けることにより、出射領域36、及び、放射領域37の両方を観測するようにしてもよい。この場合は、第5のCCDカメラ9を使用しなくても出射光が放射される方向38を正確に求めることができる。
(6)ボンディングツール5の先端に形成された電極31からの配線32と、素子端面観測ステージ上の電極28からの配線29が接続された直流電流源11を動作させ、DFBレーザチップ1の閾値電流の値より少し大きな電流(本実施例では15mA)をDFBレーザチップ1に流し、レーザを発光させる。
(7)DFBレーザチップ1の両側の端面34、35から光が出射されている状態で、第4、第5のCCDマイクロスコープ8、9により観測される画像情報を取り込み、出射端面34、35から出射される光の形状と寸法、中心位置を規定するために必要な情報(図8のd〜I、及び、図9のj〜o)を座標化する。出射端面34、35から出射される光の形状と寸法、中心位置は、DFBレーザチップ1の端面における出射光をCCDカメラで撮影し、画像解析装置16にてその領域を解析し、その輪郭を抽出することによって求められる。図8、図9に、本実施形態で実装したDFBレーザチップ1の出射端面の模式図を示す。
(9)第1、第2、第4、第5のCCDマイクロスコープ2、6、8、9から取り込まれた画像情報を画像解析装置16によって統合的に解析を行うことによって、DFBレーザチップ1の外形形状、電極形状と、光軸38および出射光の放射領域37とを同一の座標系にマッピングする。図10に、DFBレーザチップ1の電極形状と、光軸および出射光の放射領域との関係を示す見取り図を示す。
尚、図10におけるDFBレーザチップ出射端面34、35からの出射光の広がり角(屈折角)は、予めDFBレーザの活性層(導波路層)の周りの半導体層組成で決まる等価屈折率を画像解析装置16に入力しておくことで求められている。
また、出射光が放射される方向(出射光の光軸)38、40は、画像解析装置16において、出射領域36の中心と出射領域39の中心を結ぶ直線41(DFBレーザチップ内における導波光の光軸)が出射端面34、35となす角度と等価屈折率とから求められる。
(10)第6のCCDマイクロスコープ12を使って、素子搭載ステージ13上に吸引固定された光導波路15を積層した光半導体素子搭載基板14(PLCプラットフォーム)上に形成された電極の形状と位置、寸法、ならびに、光導波路の入射端面での位置を画像情報として取り込み、画像解析によってそれらの情報を座標化する。すなわち、DFBレーザチップ1の電極形状と、出射光の光軸38および出射光の放射領域37とがマッピングされた座標系に光半導体素子搭載基板14上に形成された電極の輪郭をマッピングする。図11に、画像解析装置16によって座標化された光半導体素子搭載基板14とDFBレーザチップ1の画像を模式的に示す。また、図12は、光半導体素子搭載基板14上にDFBレーザチップ1を実装した場合の、光導波路15の中央部における高さ方向の断面(y−z面)を模式的に示したものである。
なお、本実施例における光半導体素子搭載基板14においては、光導波路と基板が一体になっているため、高さ(z軸)方向において光の進行方向(光軸)の位置調整を行うことが困難である。そこで、図12に示すように、高さ方向については、予め光半導体素子搭載基板14における光導波路15の光軸42の位置(導波路断面の中心)と、DFBレーザチップ1を光半導体素子搭載基板14の上に実装した時の活性層19の中央の位置45が一致するように光半導体素子搭載基板14とDFBレーザチップ1のそれぞれを設計することで、高さ方向の位置調整を省けるようにしている。
図13は、水平方向(x-y面)において、光半導体素子搭載基板14における光導波路15の光軸42とDFBレーザチップ1の第1の出射端面34から出射される光の光軸38が一致するようにするための光半導体素子搭載基板14とDFBレーザチップ1の位置関係を、画像解析装置16による解析により求め、座標化した画像の1例を模式的に表したものである。
この時、光半導体素子搭載基板上に形成された電極表面から光導波路の中心位置までの高さ46と、PLC光導波路のコアとクラッドにおける等価屈折率等の情報は、予め画像解析装置に入力しておく。また、DFBレーザチップ1の第1の出射端面34が光半導体素子搭載基板と接触して損傷するのを防ぐため、DFBレーザチップ1の第1の出射端面34の中央部から光半導体素子搭載基板14の端面までのy方向の間隔が10μmになるように設定している。
尚、図13では、DFBレーザチップ内における導波光と第1の出射端面34とのなす角が90度(垂直)ではない場合を例にとっているため、第1の出射端面34から出射される光の光軸38はθ2だけ屈折した方向となる。従って、DFBレーザチップ1から出射された光を光半導体素子搭載基板14の光導波路に効率よく結合させるためには、図に示すように、DFBレーザチップ1の第1の出射端面34に対して光半導体素子搭載基板14を傾けて配置する必要がある。
(11)図10に示した情報と第6のCCDマイクロスコープで観測した画像情報とを画像解析装置16により統合的に解析することにより、DFBレーザチップ1のp側電極と光半導体素子搭載基板14上に形成された電極との十分な電気的接続が確保される範囲内で、DFBレーザチップ1と光半導体素子搭載基板14上の光導波路との結合効率がもっとも大きくなる最適位置(図13)を導出し、その位置にボンディングツール5を下降させてDFBレーザチップ1を搭載する。
また、実装後のDFBレーザチップ1と光半導体素子搭載基板14上の光導波路15との結合効率は、光導波路(コア)及びその周囲(クラッド)の屈折率、ならびに、光導波路の形状、寸法を予め画像解析装置16に入力しておくことで計算により見積もることができる。
(12)ボンディングツール5でDFBレーザチップ1を光半導体素子搭載基板14上に押し付けた状態で素子搭載ステージ13の温度を上昇させてDFBレーザチップ1又は光半導体素子搭載基板14の電極上のハンダ(AuSn)を融解させた後、素子搭載ステージ13の加熱を止め、空冷により素子搭載ステージ13を冷却させる。
最後に、光半導体素子搭載基板上14上に形成されているn側電極とDFB−レーザチップ1のn側電極25とを金ワイヤーもしくは金リボン線によりワイヤボンディングを行って、電気的に接続する。
以上で、本発明によるDFBレーザチップ1の光半導体素子搭載基板14上の実装工程は終了となる。
実装した光モジュールにおいて、DFBレーザチップ1と光半導体素子搭載基板14上の光導波路との結合効率を見積もったところ、約9dBの値が得られ、従来の合わせマークを用いたパッシブアライメントにより実装した場合の結合効率の平均的な値(約11dB)に比べ、高い結合効率が得られることが確認できた。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る光半導体素子実装方法について、実装する光半導体素子として、変調器が集積されたDFBレーザ(変調器集積DFBレーザまたはEA−DFBレーザ)を例にとり、前述の第1の実施形態との相違点について説明する。
図14に、EA−DFBレーザチップの概観図を示す。47は、DFBレーザ部であり、p側電極49の形状と活性層19の長さ(本実施例では、400μm)以外は、第1の実施形態で述べたDFBレーザチップと同じ構造である。また、48は、電界吸収型(EA)変調器部(長さ150μm)であり、47のDFBレーザ部で生成される波長1.3μm帯に対して吸収動作が可能な光吸収層52に電圧を印加することで、第1の出射端面34から出射される光のON/OFF切り換え動作を行う。
なお、DFBレーザ部47における光導波路(図2の18〜20)とEA変調器部48における光導波路52とは素子内部で突き当てて接合(バットジョイント)されており、両者の間での接続損失はほとんどない。
さらに、DFBレーザ部47におけるp型InPクラッド層17(図2)とEA変調器部48におけるp型InPクラッド層53の間で電流が流れないように、分離溝51が形成されている。n型InPクラッド層21とn側電極25は、DFBレーザ部47とEA変調器部48において共通化されている。
図15(a)に、素子端面観測ステージ上にEA−DFBレーザチップを搭載した時の模式図を示し、図15(b)に、ボンディングツールの先端部の模式図を示す。第1の実施形態とは、素子端面観測ステージ10上に形成される電極をDFBレーザ部搭載箇所とEA変調器部搭載箇所とで分離している点が異なる。第1、及び、第2の出射端面34、35における出射領域を観測する際には、ボンディングツール5の先端に形成された電極31からの配線32と、素子端面観測ステージ上の電極28からの配線29を電流源11に接続し、電極54からの配線55は電流源には接続しない。配線55については、通常、EA変調器部の電極に電圧を印加(バイアス)することで吸収層での光吸収が大きくなるようになっているため、本実施形態では無接続(オープン)としているが、電流源11とは別に電圧源を設置し、ボンディングツール5の先端に形成された電極31からの配線32と電極54からの配線55を電圧源に接続して電圧を印加するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る光半導体素子実装方法について、実装する光半導体素子として、半絶縁性の半導体基板上にp型半導体とn型半導体が活性層を挟み込む形に配置された横注入型半導体レーザを例にとり、前述の第1の実施形態との相違点について説明する。
図16に、本実施例における横注入型半導体レーザチップの概観図を示す。半絶縁性InP基板59上に活性層19が形成され、活性層19の両側をp型InP層56とn型InP層57に挟み込むことにより、活性層に対して横方向に電流を注入するようにしている。p型InP層56とn型InP層57の上部にp側電極24とn側電極25を作製するため、2つの電極が同じ側に配置されることが大きな特徴となっている。また、活性層19の上部には、半絶縁性InP層58が形成され、p型InP層56とn型InP層57を電気的に分離している。
図17(a)に、素子端面観測ステージ上に横注入型半導体レーザチップを搭載した時の模式図を示し、図17(b)に、ボンディングツールの先端部の模式図を示す。第1の実施形態とは、素子端面観測ステージ10上に、p側電極24とn側電極25の両方が形成されている点が異なる。従って、ボンディングツール5の先端に形成された電極31からの配線32は使用せず、素子端面観測ステージ上の電極60からの配線61と電極62からの配線63を電流源11に接続して、横注入型半導体レーザチップに電流を流す。
第2および第3の実施形態として示したように、本発明は、主に素子端面観察ステージ上の電極形状と、電流源の接続方法を変えるだけで、様々な半導体素子を実装することが可能である。
1 DFBレーザチップ
2、6〜9、12 CCDマイクロスコープ
3 素子供給ステージ
4 チップトレイ
5 ボンディングツール
10 素子端面観測ステージ
11 電流源
13 素子搭載ステージ
14 光半導体素子搭載基板
15 光導波路
16 画像解析装置
17 p型InPクラッド層
18、20 InGaAsPSCH層
19 InGaAsP活性層
21 n型InP基板
22 半絶縁性InP埋込層
23 絶縁膜(SiO2
24 p側電極(Au)
25 n側電極(Au)
26 n側電極の中心位置
27 ボンディングツールの吸着位置の輪郭
28、29 素子端面観測ステージ上に形成された電極
30 電極28の中心位置
31 ボンディングツールの先端に形成された電極(Au)
32 ボンディングツールの先端に形成された電極からの配線(Au)
33 ボンディングツールの吸引口
34 第1の出射端面
35 第2の出射端面
36 第1の出射端面における出射領域
37 第1の出射端面から離れた位置での放射領域
38 出射光の光軸
39 第2の出射端面における出射領域
40 第2の出射端面から離れた位置での放射領域
41 DFBレーザチップ内における導波光の光軸
42 光半導体素子搭載基板に形成された光導波路の光軸
43 光半導体素子搭載基板上のp側電極(Au)
44 光半導体素子搭載基板上のn側電極(Au)
45 活性層の高さ方向の中央の位置
46 光半導体素子搭載基板上に形成された電極表面から光導波路中心位置までの高さ
47 EA−DFBレーザチップのDFBレーザ部
48 EA−DFBレーザチップのEA変調器部
49 DFBレーザ部のp側電極(Au)
50 EA変調器部のp側電極(Au)
51 電極ならびにp型InPクラッド層の分離溝
52 EA変調器の吸収層
53 EA変調器のp型InPクラッド層
54、55 素子端面観測ステージ上に形成された第2の電極(Au)
56 p型InP層
57 n型InP層
58 半絶縁性InP層
59 半絶縁性InP基板
60、61 光半導体素子搭載基板上のp側電極(Au)
62、63 光半導体素子搭載基板上のn側電極(Au)

Claims (8)

  1. 発光素子部を有する光半導体素子を基板上に形成された配線と電気的に接続し、かつ、光導波路もしくは光ファイバと光学的に結合するように基板上に実装する光半導体素子実装装置であって、
    前記光半導体素子が置かれる素子供給ステージと、
    前記素子供給ステージ上に置かれた前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面を撮影する第1のカメラと、
    前記第1の素子電極が形成された面を吸引固定して、前記光半導体素子を所定の座標系の任意の位置に移動させることができるボンディングツールであって、前記光半導体素子を吸引固定時に前記第1の素子電極と電気的に接続されるボンディングツール電極を有する、ボンディングツールと、
    前記ボンディングツールに吸引固定された前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面と対向する、第2の素子電極が形成された面を撮影する第2のカメラと、
    ステージ電極を有する素子端面観測ステージと、
    前記ステージ電極が形成された面を撮影する第3のカメラと、
    前記ボンディングツール電極と前記ステージ電極とに電気的に接続された電流源であって、前記ボンディングツールによって前記光半導体素子が前記素子端面観測ステージに押し付けられ、前記第2の素子電極が前記ステージ電極に電気的に接続されたとき、前記光半導体素子が発光する電流を供給する電流源と、
    前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面を撮影する第4のカメラであって、前記光半導体素子から出射された光の波長帯に感度を有する第4のカメラと、
    前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面とは対向する第2の出射端面を撮影する第5のカメラであって、前記光半導体素子から出射された光の波長帯に感度を有する第5のカメラと、
    前記基板が置かれる、前記基板を加熱および冷却することが可能な素子搭載ステージと、
    前記素子搭載ステージ上に置かれた前記基板上に形成された基板電極および前記基板と一体形成された光導波路もしくは前記基板に固定された光ファイバを撮影する第6のカメラと、
    前記第1〜第6のカメラで撮影された前記光半導体素子および前記基板の画像を取得し、合成することにより、前記光半導体素子の外形形状、外形寸法、前記第1および第2の出射端面における出射光の出射位置、出射角、出射方向、出射ビームの強度分布と前記基板電極の位置、形状、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置を前記所定の座標系にマッピングし、
    前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記素子端面観測ステージに置かれるとき、前記第2の素子電極が前記ステージ電極に電気的に接続され、前記第1の出射端面と前記第4のカメラの撮像面とが平行、かつ、前記第2の出射端面と前記第5のカメラの撮像面とが平行になる前記光半導体素子の第1の最適位置を算出し、
    前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記第1の最適位置に移動されたとき、前記光半導体素子の第1および第2の出射端面における外形形状、外形寸法、出射光の出射位置、出射ビームの強度分布の観測結果に基づき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、前記第1および第2の出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布を算出し、
    前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置かれるとき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布の算出結果と、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置座標と、前記光半導体素子を前記基板上に搭載するときの位置座標とにおける、前記光半導体素子と前記光導波路もしくは光ファイバとの光学的な結合効率を算出する、画像解析装置と、
    を備えたことを特徴とする光半導体素子実装装置。
  2. 前記ボンディングツールが前記光半導体素子を前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置くとき、
    前記画像解析装置は、前記第2の素子電極が前記基板電極と電気的に接続され、前記光導波路もしくは前記光ファイバの入射端面と前記第1および第2の出射端面の少なくとも一方とが所定の距離だけ離れた位置において、前記光導波路もしくは光ファイバと前記光半導体素子から出射される光との結合効率が最も高くなる、前記光半導体素子の第2の最適位置を算出し、
    前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記第2の最適位置に移動されたとき、前記素子搭載ステージは、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記基板上に固定されると、所定の温度まで前記素子搭載ステージを加熱する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子実装装置。
  3. 前記画像解析装置は、前記第1および第2のカメラで前記素子供給ステージ上に置いた所定の長さの基準被測定物を撮影し、前記第3〜第5のカメラで前記素子端面観測ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第6のカメラで前記素子搭載ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第1〜第6のカメラの撮影倍率毎に撮影された画像における前記基準被測定物の寸法を求めて予め記憶しており、前記基準被測定物との比較から前記素子供給ステージ、前記素子端面観測ステージおよび前記素子搭載ステージ上に置かれた被測定物の寸法をそれぞれ算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の光半導体素子実装装置。
  4. 前記光半導体素子は、p型半導体とn型半導体が活性層を水平方向に挟み込む形に配置された横注入型半導体レーザであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光半導体素子実装装置。
  5. 発光素子部を有する光半導体素子を基板上に形成された配線と電気的に接続し、かつ、光導波路もしくは光ファイバと光学的に結合するように基板上に実装する光半導体素子実装方法であって、
    素子供給ステージ上に前記光半導体素子を配置するステップと、
    第1のカメラを用いて、前記素子供給ステージ上に置かれた前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面を撮影するステップと、
    前記第1のカメラで撮影された前記光半導体素子の画像を取得し、前記光半導体素子の外形形状、外形寸法を前記所定の座標系にマッピングする第1のマッピングステップと、
    ボンディングツールを用いて、前記第1の素子電極が形成された面を吸引固定して、前記光半導体素子を所定の座標系の第1の位置に移動させるステップと、
    第2のカメラを用いて、前記第1の位置において前記ボンディングツールに吸引固定された前記光半導体素子の第1の素子電極が形成された面と対向する、第2の素子電極が形成された面を撮影するステップと、
    前記第2のカメラで撮影された前記光半導体素子の画像を取得し、前記光半導体素子の外形形状、外形寸法を前記所定の座標系にマッピングする第2のマッピングステップと、
    第3のカメラを用いて、素子端面観測ステージが有するステージ電極が形成された面を撮影するステップと、
    前記第3のカメラで撮影された前記ステージ電極の画像を取得し、前記ステージ電極の外形形状、外形寸法を前記所定の座標系にマッピングする第3のマッピングステップと、
    前記ボンディングツールが前記光半導体素子を前記素子端面観測ステージに置くとき、前記素子端面観測ステージが有するステージ電極に前記第2の素子電極が電気的に接続され、前記第1の出射端面と第4のカメラの撮像面とが平行、かつ、前記第2の出射端面と第5のカメラの撮像面とが平行になる前記光半導体素子の第1の最適位置を算出するステップと、
    前記第1の最適位置において、前記ボンディングツールに吸引固定された前記光半導体素子の第2の素子電極を前記素子端面観測ステージのステージ電極に押し付けるステップと、
    前記ボンディングツールが有する、前記光半導体素子を吸引固定時に前記第1の素子電極と電気的に接続されるボンディングツール電極と、前記ステージ電極との間に電流を供給し、前記光半導体素子を発光させるステップと、
    前記第4のカメラを用いて、前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面を撮影するステップと、
    前記第5のカメラを用いて、前記素子端面観測ステージ上で発光する前記光半導体素子の第1の出射端面と対向する、第2の出射端面を撮影するステップと、
    前記第4および第5のカメラで撮影された前記光半導体素子の画像を取得し、前記第1および第2の出射端面における出射光の出射位置、出射角、出射方向、出射ビームの強度分布を前記所定の座標系にマッピングする第4のマッピングステップと、
    前記第1の出射端面を撮影するステップおよび前記第2の出射端面を撮影するステップにおける、前記光半導体素子の第1および第2の出射端面における外形形状、外形寸法、出射光の出射位置、出射ビームの強度分布の観測結果に基づき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、前記第1および第2の出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布を算出するステップと、
    前記基板を加熱および冷却することが可能な素子搭載ステージ上に前記基板を配置するステップと、
    第6のカメラを用いて、前記素子搭載ステージ上に置かれた前記基板上に形成された基板電極および前記基板と一体形成された光導波路もしくは前記基板に固定された光ファイバを撮影するステップと、
    前記第6のカメラで撮影された前記基板の画像を取得し、前記基板電極の位置、形状、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置を前記所定の座標系にマッピングする第5のマッピングステップと、
    前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置かれるとき、前記第1および第2の出射端面における出射ビームの出射角、出射方向、出射端面から所定の距離だけ離れた位置における出射ビームの強度分布の算出結果と、前記光導波路もしくは光ファイバの入射端面の位置座標と、前記光半導体素子を前記基板上に搭載するときの位置座標とにおける、前記光半導体素子と前記光導波路もしくは光ファイバとの光学的な結合効率を算出するステップと、
    を有することを特徴とする光半導体素子実装方法。
  6. 前記ボンディングツールが前記光半導体素子を前記素子搭載ステージに置かれた前記基板上に置くとき、前記第2の素子電極が前記基板電極と電気的に接続され、前記光導波路もしくは前記光ファイバの入射端面と前記第1および第2の出射端面の少なくとも一方とが所定の距離だけ離れた位置において、前記光導波路もしくは光ファイバと前記光半導体素子から出射される光との結合効率が最も高くなる、前記光半導体素子の第2の最適位置を算出するステップと、
    前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記第2の最適位置に固定するステップと、
    前記素子搭載ステージは、前記光半導体素子が前記ボンディングツールによって前記基板上に固定されると、所定の温度まで前記素子搭載ステージを加熱するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の光半導体素子実装方法。
  7. 前記第1〜第5のマッピングステップは、前記第1および第2のカメラで前記素子供給ステージ上に置いた所定の長さの基準被測定物を撮影し、前記第3〜第5のカメラで前記素子端面観測ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第6のカメラで前記素子搭載ステージ上に置いた前記基準被測定物を撮影し、前記第1〜第6のカメラの撮影倍率毎に撮影された画像における前記基準被測定物の寸法を求めて予め記憶しており、前記基準被測定物との比較から前記素子供給ステージ、前記素子端面観測ステージおよび前記素子搭載ステージ上に置かれた被測定物の寸法をそれぞれ算出するステップを含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の光半導体素子実装方法。
  8. 前記光半導体素子は、p型半導体とn型半導体が活性層を水平方向に挟み込む形に配置された横注入型半導体レーザであることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の光半導体素子実装方法。
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