JP2015232533A - 表示制御システムおよび表示制御方法 - Google Patents

表示制御システムおよび表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015232533A
JP2015232533A JP2014120128A JP2014120128A JP2015232533A JP 2015232533 A JP2015232533 A JP 2015232533A JP 2014120128 A JP2014120128 A JP 2014120128A JP 2014120128 A JP2014120128 A JP 2014120128A JP 2015232533 A JP2015232533 A JP 2015232533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
railway vehicle
displayed
railway
display control
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014120128A
Other languages
English (en)
Inventor
哲郎 赤羽
Tetsuo Akaha
哲郎 赤羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014120128A priority Critical patent/JP2015232533A/ja
Publication of JP2015232533A publication Critical patent/JP2015232533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】鉄道車両の存在を把握できるようにしつつ視認性を確保できるように地図画像を表示する。【解決手段】鉄道車両位置判断部は、地図情報と鉄道車両位置を示す鉄道車両位置情報とを比較して、鉄道車両位置が表示範囲の地図画像に含まれる鉄道線62上に該当するか否かを判断する。鉄道車両位置が表示範囲内の鉄道線62上に該当すると鉄道車両位置判断部が判断した場合、表示制御部は、地図情報に基づいて地図画像を表示装置に表示させる際に、鉄道線62のうちで鉄道車両位置を示す鉄道車両存在部分62aと鉄道線のうちの残余部分62bとを異なる表示形態で表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は地図画像の表示技術に関し、より具体的には鉄道車両の存在を把握できるようにしつつ視認性を確保できるように地図画像を表示する技術に関する。
下記特許文献1の車載用ナビゲーション装置は、自車両の現在位置を示す自車両位置マークを地図画像上に表示し、自車両の移動に伴って地図画像上で車両位置マークを移動させたり、地図画像をスクロールする。また、出発地から目的地までの誘導経路、案内情報を地図画像上に表示する。特に、鉄道線上に鉄道車両の画像を重畳表示する。そして、鉄道車両の画像を、鉄道時刻表に合わせて、地図画像の鉄道線上で移動させる。鉄道車両の画像の表示および移動によって、リアル感のある地図を表示できるし、走行予定経路に在る踏切が開いているタイミングを予想するのに役立つ。
特開2005−156231号公報
車載用ナビゲーション装置のユーザ、特に運転者は、表示中の地図画像において自車両の現在位置および走行予定経路に対して、高い関心を持っていると考えられる。これに対し、鉄道線および鉄道車両の現在位置に対する関心は常に高いわけではない。なぜならば、自動車車両は鉄道線路を走行できないので、運転者は自車両の現在位置および走行予定経路として意識しないからである。また、運転者は、自車両が踏切に近づいてきた場合以外は、鉄道線および鉄道車両の現在位置を意識しないからである。
鉄道線上に鉄道車両の画像を重畳表示する場合、鉄道車両の画像はその画像が鉄道車両を表しているようにデザインされる。そのため、鉄道車両の画像にはある程度の表示面積が必要である。また、鉄道車両の進行方向を示す矢印も併せて表示する場合には、さらに大きな表示面積が必要になる。このため、鉄道車両の画像が目立ち、ユーザの視線は鉄道車両の画像に向いてしまう。鉄道車両の画像が動くと、なおさら視線が奪われてしまう。また、鉄道車両の画像を表示することによって、地図画像中の情報(道路線、案内情報、名称文字列、等)が隠れてしまう場合が生じる。これらの理由から、地図画像の視認性が低下してしまう。
ここで、車載用ナビゲーション装置の画面サイズは、使用場所の広さ(すなわち車内空間の広さ)に鑑みると、ある程度、制限される。換言すれば、車載用ナビゲーション装置の画面サイズは、室内に据え置きされる表示装置の画面サイズに比べれば、小画面であると言える。小画面において鉄道車両の画像を表示すると、地図画像の視認性低下は顕著になる。
なお、上記では車載用ナビゲーション装置について述べたが、スマートフォン等で地図画像を見る場合にも同様の問題は生じうる。
本発明は、鉄道車両の存在を把握できるようにしつつ視認性を確保できるように地図画像を表示する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御システムは、地図情報と鉄道車両位置を示す鉄道車両位置情報とを比較して、鉄道車両位置が表示範囲の地図画像に含まれる鉄道線上に該当するか否かを判断する鉄道車両位置判断部と、鉄道車両位置が表示範囲内の鉄道線上に該当すると鉄道車両位置判断部が判断した場合、地図情報に基づいて地図画像を表示装置に表示させる際に、鉄道線のうちで鉄道車両位置を示す鉄道車両存在部分と鉄道線のうちの残余部分とを異なる表示形態で表示させる、表示制御部とを含む。
本発明に係る表示制御システムによれば、鉄道線の表示について鉄道車両存在部分と残余部分とで異なる表示形態を採用する。このため、鉄道線上に鉄道車両の画像を重畳表示しなくても、地図画像上で鉄道車両の存在を把握でき、地図画像の視認性を確保できる。
表示制御システムが適用されたカーナビゲーション装置の構成を説明するブロック図である。 地図画像の例である。 鉄道線の特殊表示形態の第1例を示す図である。 鉄道線を特殊表示形態で表示するための表示制御機能を説明するブロック図である。 鉄道線を特殊表示形態で表示するための表示制御機能を説明するフローチャートである。 鉄道線の特殊表示形態の第2例を示す図である。 鉄道線の特殊表示形態の第3例を示す図である。 鉄道線の特殊表示形態の第4例を示す図である。 鉄道線の特殊表示形態の第5例を示す図である。 鉄道線の特殊表示形態の第6例を示す図である。 鉄道線の特殊表示形態の第7例を示す図である。 鉄道線の特殊表示形態の第8例を示す図である。 サーバを利用して表示制御システムを構成する場合のブロック図である。 情報端末を利用して表示制御システムを構成する場合のブロック図である。
図1に本発明に係る表示制御システムを説明するためのブロック図を示す。図1では表示制御システムがカーナビゲーション装置1によって具現化されている。図1に示すようにカーナビゲーション装置1は、情報処理部10と、ユーザインターフェース部20と、情報記憶部30と、位置検出部40とを含んでいる。
情報処理部10は、カーナビゲーション装置1における各種処理を行う。情報処理部10は、演算装置11と、画像処理装置12と、音声処理装置13と、センサインターフェース14と、通信インターフェース15とを含んでいる。ユーザインターフェース部20は、ユーザとカーナビゲーション装置1との間を繋ぐマンマシンインターフェースである。ユーザインターフェース部20は、表示装置21と、音声出力装置22と、操作装置23とを含んでいる。
演算装置11は、マイクロプロセッサと半導体メモリで構成される。半導体メモリ内のプログラムをマイクロプロセッサが実行することによって、換言すればソフトウェアによって、情報処理部10の各種機能が実現される。その際、演算装置11は画像処理装置12等の要素と協働する場合もある。なお、マイクロプロセッサが利用するプログラムは半導体メモリに固定的に格納されていてもよいし、情報記憶部30から適宜、半導体メモリに読み込んでもよい。
画像処理装置12は、演算装置11の制御の下、表示装置21に供給する画像データ等を生成する装置である。音声処理装置13は、演算装置11の制御の下、音声出力装置22に供給する音声データ等を生成する装置である。画像処理装置12と音声処理装置13とは一体化した装置として提供されてもよい。
センサインターフェース14は、位置検出部40から検出結果情報を受信して、演算装置11に供給する装置である。通信インターフェース15は、カーナビゲーション装置1の外部との通信を行う装置である。
表示装置21は、視覚的な情報をユーザに提供する装置であり、例えば液晶表示装置によって構成される。音声出力装置22は、聴覚的な情報をユーザに提供する装置であり、スピーカ等を含む音響装置によって構成される。操作装置23は、ユーザがカーナビゲーション装置1を操作するための装置であり、タッチパネル、リモートコントローラ、スイッチ等によって構成される。
情報記憶部30は、格納している情報を情報処理部10に供給し、情報処理部10から供給された情報を格納する。情報記憶部30はハードディスク装置、半導体メモリ等の記憶装置によって構成される。図1では、地図情報31とコンテンツ情報32とプログラム33とが、情報記憶部30に格納されている。
地図情報31は、地図画像を生成するための情報であり、道路線、鉄道線、等に関する情報を含む。コンテンツ情報32は、アイコン等の画像を生成するための情報であり、ナビゲーション画面において自車位置を示す図形に関する情報を含む。プログラム33は、演算装置11で実行される各種プログラムであり、例えばナビゲーション機能を実現するためのプログラムを含む。
位置検出部40は、自車両の現在位置(換言すれば自車両に搭載されているカーナビゲーション装置1の現在位置)を特定するための情報を検出し、検出結果情報を演算装置11に供給する。演算装置11は、取得した検出結果情報から、現在位置を算出する。図1では、位置検出部40は、GPS(Global Positioning System)センサ41と、ジャイロセンサ42と、速度センサ43と、道路情報受信センサ44とを含んでいる。
GPSセンサ41は、GPS衛星の電波を利用することによって、現在位置を座標情報(例えば、緯度および経度からなる情報)で提供する。ジャイロセンサ42は自車両の角度や角速度を検出し、速度センサ43は自車両の速度を検出する。ジャイロセンサ42および速度センサ43の検出結果情報は、演算装置11において、自律航法による現在位置の算出に利用される。道路情報受信センサ44は、道路状況を示す情報を受信する。また、道路情報受信センサ44は、道路に設置されたビーコンが発信する電波または赤外線光を受信する。かかる電波または赤外線光から、現在位置を特定することもできる。
カーナビゲーション装置1は地図画像を、鉄道車両の現在位置を把握できるように表示する。そのような表示について図2を参照して説明する。図2は表示装置21の画面に表示される地図画像の例であり、道路線61と、鉄道線62と、河川63と、自車両の現在位置を示す図形70とが表示されている。
鉄道車両の現在位置(以下、鉄道車両位置とも呼ぶ)が地図画像上では鉄道線62上の×印の位置に該当する場合、鉄道線62を、×印の位置を含む予め設定された長さの部分である鉄道車両存在部分62aと、鉄道車両存在部分62a以外の残余部分62bとに分類する。そして、鉄道車両存在部分62aと残余部分62bとを異なる表示形態で表示する。
そのような特殊表示形態を図3に示す。図3では、鉄道車両存在部分62aが残余部分62bとは異なる色で表示されている。例えば、鉄道線62に対して予め設定されている規定色が黒色である場合、残余部分62bをその規定色で表示し、鉄道車両存在部分62aを灰色で表示する。鉄道車両存在部分62aを赤色等で表示してもよい。
鉄道線62の特殊表示形態は情報処理部10によって制御される。その表示制御機能の観点から情報処理部10を捉えたブロック図を図4に示す。図4によれば、情報処理部10は鉄道車両位置判断部51と、表示制御部52とを含んでいる。
鉄道車両位置判断部51は、情報記憶部30から地図情報31を取得し、鉄道車両の現在位置(鉄道車両位置)を示す鉄道車両位置情報100をカーナビゲーション装置1の外部から取得する。そして、鉄道車両位置判断部51は、地図情報31と鉄道車両位置情報100とを比較して、鉄道車両位置情報100によって示される鉄道車両位置が表示範囲の地図画像に含まれる鉄道線62上に該当するか否かを判断する。
鉄道車両位置情報100は、鉄道車両に搭載された位置検出装置(GPSセンサ等)によって取得され、鉄道車両から無線通信で発信される。そして、鉄道車両位置情報100は、カーナビゲーション装置1の通信インターフェース15(図1参照)によって受信される。なお、鉄道車両位置情報100は、鉄道車両からカーナビゲーション装置1へ直接的に伝達されてもよいし、中継設備(無線中継局、インターネット等の通信回線、等)を経由して間接的に伝達されてもよい。また、鉄道会社が鉄道車両位置情報100を管理している場合、カーナビゲーション装置1はその管理サーバから鉄道車両位置情報100を取得してもよい。
表示制御部52は、地図情報31に基づいて地図画像を表示装置21に表示させる。その際、鉄道車両位置判断部51が鉄道車両位置が表示範囲内の鉄道線62上に該当すると判断した場合、表示制御部52は、表示範囲内の鉄道線62を特殊表示形態で描画した地図画像のデータを生成する。
具体的に表示制御部52は、鉄道線62の描画データのうちで鉄道車両存在部分62aに該当する部分をクリッピングし、クリッピングした描画データに含まれる描画色データを、鉄道車両存在部分62a用に予め設定された色データに変更する。これにより、鉄道車両存在部分62aおよび残余部分62bをそれぞれの描画データに基づいて描画することによって、鉄道車両存在部分62aと残余部分62bとの表示色を異ならせることができる。他方、鉄道車両位置が表示範囲内の鉄道線62上に該当しないという判断がなされた場合、表示制御部52は鉄道線62を通常の表示形態で描画した地図画像データを生成する。生成された地図画像データに基づいて表示装置21が表示動作を行うことによって、地図画像が画面に表示される。
ここで、鉄道車両位置判断部51および表示制御部52の機能は、演算装置11のマイクロプロセッサが各機能に対応したプログラムを実行することによって、実現される。その際、鉄道車両位置情報100を取得する機能は、演算装置11が通信インターフェース15と協働することによって実現される。また、表示装置21に地図画像を表示させる機能は、演算装置11が画像処理装置12と協働することによって実現される。
図5に、鉄道線62を特殊表示形態で表示するための表示制御機能についてフローチャートを示す。図5によれば、鉄道車両位置判断部51は、鉄道車両位置情報100を取得したならば(ステップS1)、地図情報31と鉄道車両位置情報100とを比較して、鉄道車両位置情報100によって示される鉄道車両位置が表示範囲の地図画像に含まれる鉄道線62上に該当するか否かを判断する。この判断処理は図5のフローチャートではステップS2,S3によって行われる。
ステップS2では大まかな判断処理を行う。すなわち、鉄道車両位置判断部51は、取得した鉄道車両位置に該当する地図情報31(具体的には鉄道線62の位置情報)を情報記憶部30から取得済みか否かを判断する。地図情報31は予め設定された区域ごとに管理されており、表示範囲に該当する区域およびその周辺区域の地図情報31が情報記憶部30から情報処理部10に読み出されている。このため、読み出されていない区域はそもそも、その時点で地図表示に関与しないことになる。かかる点に鑑みステップS2では、その時点で全く必要のない鉄道車両位置情報100を選別する。
ステップS3では、ステップS2で一応の必要性があるとして抽出された鉄道車両位置情報100に対して、詳細な判断処理を行う。すなわち、鉄道車両位置判断部51は、鉄道車両位置情報100によって示される鉄道車両位置が表示範囲内に存在するか否かを判断する。
なお、ステップS2を行わずに、全ての鉄道車両位置情報100に対してステップS3を実行してもよい。
ステップS3において鉄道車両位置が表示範囲内に存在すると判断された場合、表示制御部52は、表示範囲内の鉄道線62を特殊表示形態で描画した地図画像を表示装置21に表示させる(ステップS4)。
これに対し、ステップS3において鉄道車両位置が表示範囲内に存在しないと判断された場合、表示制御部52は、表示範囲内の鉄道線62を通常表示形態で描画した地図画像を表示装置21に表示させる(ステップS5)。ここで、ステップS1において鉄道車両位置情報100を取得していないと判断された場合、および、ステップS2において鉄道車両位置に該当する地図情報を情報記憶部30から取得済みでないと判断された場合にも、鉄道線62は通常表示形態で表示される(ステップS5)。
鉄道車両存在部分62aと残余部分62bとで色を異ならせることによって、鉄道車両の現在位置を表現することができる。また、鉄道車両の移動に伴って鉄道車両存在部分62aが移動することによって、鉄道車両の移動を表現することができる。すなわち、鉄道線62上に鉄道車両の画像を重畳表示しなくても、ユーザは鉄道車両の現在位置および移動を地図画像上で把握することができる。また、鉄道車両の画像を表示しないので、鉄道車両の画像に視線が奪われることがないし、鉄道車両の画像が地図画像中の他の情報を隠すことがない。しがたって、地図画像上で鉄道車両の存在を把握できるとともに、地図画像の視認性を確保できる。
鉄道車両存在部分62aは残余部分62bと類似した色であることが、より好ましい。なぜならば、ユーザが鉄道線62および鉄道車両よりも関心が高い情報を見ている場合に、鉄道車両存在部分62aに視線が奪われるのを抑制できるからである。その一方で、鉄道車両存在部分62aは残余部分62bと異なる色をしているので、鉄道線62を意識的に見ることによって、鉄道車両の現在位置および動きを知ることができる。つまり、類似色によれば、目立ちすぎないように情報を提供することができる。
ここで、一般に色は色相と明度と彩度という3つの属性によって特定可能である。この特定手法に基づいて説明するならば、色が異なるとは、色相と明度と彩度とのうちの少なくとも1つの値が異なることである。なお、黒色、白色および灰色は無彩色と呼ばれ、明度だけを持つので、鉄道車両存在部分62aを灰色で表示し残余部分62bを黒色で表示する場合は明度が異なることになる。
色の差が大きい2色は類似しているとは感じられない。逆に、色の差が小さすぎると、判別が難しくなる。このため、鉄道車両存在部分62aと残余部分62bとを類似色で表示する場合、判別可能な程度において近似している色の組み合わせを予め選定しておけばよい。なお、黒色と灰色は類似色を構成し易い。他方、無彩色と有彩色(例えば黒色と赤色)は類似色を構成し難い。
図6〜図11に鉄道線62の特殊表示形態の他の例を示す。図6では、地図画像は図3と同様に2次元(2D)表示モードで表示され、このため残余部分62bは平面的に表示されている。これに対し、鉄道車両存在部分62aは立体的に表示されている(いわゆる疑似3D表示)。
図7では、鉄道車両存在部分62aが半透過で表示され、残余部分62bが非透過で表示されている。このため、河川63が、鉄道車両存在部分62aとの交差部分において、透けて見えている。これに対し、図8では、鉄道車両存在部分62aが非透過で表示され、残余部分62bが半透過で表示されている。このため、道路線61が、残余部分62bとの交差部分において、透けて見えている。透過度は、いわゆるアルファブレンドによって制御可能である。なお、半透過部分をすりガラス調に加工してもよい。
図9では、地図画像が3次元(3D)表示モードで表示され、鉄道車両存在部分62aが残余部分62bに対して隆起して見えるように表示されている。図10では、鉄道車両存在部分62aが影付きで表示され、残余部分62bが影無しで表示されている。図11では、鉄道車両存在部分62aが残余部分62bに比べて太く表示されている。
上記の特殊表示形態は様々に組み合わせることも可能である。その一例として、図12に、図3と図6の組み合わせを示す。すなわち、図12では、2次元表示モードの地図画像において、残余部分62bは平面的に表示され、鉄道車両存在部分62aは立体的に表示されると共に残余部分62bとは異なる色で表示されている。
これらの特殊表示形態によっても、上記の効果を得ることができる。
ところで、図1および図4ではカーナビゲーション装置1が地図情報31のデータベースを保有しているものとした。これに対し、その地図情報データベースをカーナビゲーション装置1がアクセス可能なサーバ(例えばインターネット上に設置される)に配置し、必要な地図情報31を適宜、サーバからカーナビゲーション装置1にダウンロードするようにしてもよい。
また、そのサーバによって鉄道車両位置判断部51を実現してもよい。また、図13に示すように、鉄道車両位置判断部51および表示制御部52をサーバ200によって実現してもよい。これらの例において、サーバは必要な情報をカーナビゲーション装置1から取得する。例えば図13では、鉄道車両位置情報100はカーナビゲーション装置1によって受信され、サーバ200に転送される。但し、鉄道車両位置情報100をサーバが取得するようにしてもよい。また、カーナビゲーション装置1は必要な情報をサーバから取得する。例えば図13では、表示制御部52によって生成された地図画像データがサーバ200からカーナビゲーション装置1に転送され、その地図画像データに基づいて表示装置21が地図画像を表示する。
また、カーナビゲーション装置1とサーバとの間の通信に、情報端末の通信機能を利用してもよい。情報端末として、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等のPDA(Personal Digital Assistant)が利用される。カーナビゲーション装置1と情報端末とは有線で接続されてもよいし、無線で接続されてもよい。
また、その情報端末によって鉄道車両位置判断部51を実現してもよい。また、図14に示すように、鉄道車両位置判断部51および表示制御部52を情報端末210によって実現してもよい。これらの例において情報端末は必要な情報をカーナビゲーション装置1およびサーバから取得する。例えば図14では鉄道車両位置情報100はカーナビゲーション装置1によって受信され、情報端末210に転送される。但し、情報端末210が鉄道車両位置情報100を取得するようにしてもよい。また、情報端末210はサーバ200から地図情報31を取得する。また、カーナビゲーション装置1は必要な情報を情報端末210から取得する。例えば図14では、表示制御部52によって生成された地図画像データが情報端末210からカーナビゲーション装置1に転送され、その地図画像データに基づいて表示装置21が地図画像を表示する。
このように、本発明に係る表示制御システムは、カーナビゲーション装置1だけで実現することも可能であるし、カーナビゲーション装置1が1つまたは複数の他の装置と連携によっても実現することも可能である。また、情報端末だけで、または、情報端末とサーバとの連携によって、本発明に係る表示制御システムを実現してもよい。つまり、本発明に係る表示制御システムは、様々な形態によって実現することが可能である。
なお、上記では自動車車両を例示したが、道路を移動する他の移動体(オートバイ、自転車、人、等)において地図画像が利用される場合に、本発明に係る表示制御システムおよび表示制御方法は特に有用である。
本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 カーナビゲーション装置(表示制御システム)、21 表示装置、31 地図情報、51 鉄道車両位置判断部、52 表示制御部、62 鉄道線、62a 鉄道車両存在部分、62b 残余部分、100 鉄道車両位置情報、200 サーバ、210 情報端末。

Claims (10)

  1. 地図情報と鉄道車両位置を示す鉄道車両位置情報とを比較して、前記鉄道車両位置が表示範囲の地図画像に含まれる鉄道線上に該当するか否かを判断する鉄道車両位置判断部と、
    前記鉄道車両位置が前記表示範囲内の前記鉄道線上に該当すると前記鉄道車両位置判断部が判断した場合、前記地図情報に基づいて前記地図画像を表示装置に表示させる際に、前記鉄道線のうちで前記鉄道車両位置を示す鉄道車両存在部分と前記鉄道線のうちの残余部分とを異なる表示形態で表示させる、表示制御部と
    を備える表示制御システム。
  2. 前記鉄道車両存在部分は前記残余部分とは異なる色で表示される、請求項1に記載の表示制御システム。
  3. 前記鉄道車両存在部分は前記残余部分と類似した色で表示される、請求項2に記載の表示制御システム。
  4. 2次元表示モードの前記地図画像中で、前記残余部分は平面的に表示され、前記鉄道車両存在部分は立体的に表示される、請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の表示制御システム。
  5. 前記鉄道車両存在部分が半透過で表示され、前記残余部分が非透過で表示される、請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の表示制御システム。
  6. 前記鉄道車両存在部分が非透過で表示され、前記残余部分が半透過で表示される、請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の表示制御システム。
  7. 3次元表示モードの前記地図画像中で、前記鉄道車両存在部分が前記残余部分に対して隆起して見えるように表示される、請求項1と請求項2と請求項3と請求項5と請求項6とのうちのいずれか一項に記載の表示制御システム。
  8. 前記鉄道車両存在部分が影付きで表示され、前記残余部分が影無しで表示される、請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載の表示制御システム。
  9. 前記鉄道車両存在部分が前記残余部分に比べて太く表示される、請求項1から請求項8のうちのいずれか一項に記載の表示制御システム。
  10. 地図情報と鉄道車両位置を示す鉄道車両位置情報とを比較して、前記鉄道車両位置が表示範囲の地図画像に含まれる鉄道線上に該当するか否かを判断することと、
    前記鉄道車両位置が前記表示範囲内の前記鉄道線上に該当すると判断された場合、前記鉄道線のうちで前記鉄道車両位置を示す鉄道車両存在部分と前記鉄道線のうちの残余部分とを異なる表示形態で表示させることと
    を備える表示制御方法。
JP2014120128A 2014-06-11 2014-06-11 表示制御システムおよび表示制御方法 Pending JP2015232533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014120128A JP2015232533A (ja) 2014-06-11 2014-06-11 表示制御システムおよび表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014120128A JP2015232533A (ja) 2014-06-11 2014-06-11 表示制御システムおよび表示制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015232533A true JP2015232533A (ja) 2015-12-24

Family

ID=54934056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014120128A Pending JP2015232533A (ja) 2014-06-11 2014-06-11 表示制御システムおよび表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015232533A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631322B1 (en) * 2002-12-06 2003-10-07 General Electric Co. Method and apparatus for vehicle management
JP2005156231A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2007264176A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Xanavi Informatics Corp 立体視車載表示装置
JP2010140458A (ja) * 2008-03-19 2010-06-24 Denso Corp 表示方法、表示装置、及び操作入力装置
JP2011521280A (ja) * 2008-05-02 2011-07-21 トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ 地図ルートを強調するナビゲーションデバイス及びナビゲーション方法
WO2014054151A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 車載情報処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631322B1 (en) * 2002-12-06 2003-10-07 General Electric Co. Method and apparatus for vehicle management
JP2005156231A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2007264176A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Xanavi Informatics Corp 立体視車載表示装置
JP2010140458A (ja) * 2008-03-19 2010-06-24 Denso Corp 表示方法、表示装置、及び操作入力装置
JP2011521280A (ja) * 2008-05-02 2011-07-21 トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ 地図ルートを強調するナビゲーションデバイス及びナビゲーション方法
WO2014054151A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 車載情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10553021B2 (en) System and methods for interactive hybrid-dimension map visualization
US10041807B2 (en) Stylized procedural modeling for 3D navigation
EP2728313B1 (en) Method of displaying objects on a navigation map
US9435656B2 (en) Method, apparatus and computer program product for collaborative presentation of travel route information
JP6744221B2 (ja) ビデオ画像ストリーム中に含まれている車両の車両周辺部のオブジェクトに関する情報データを提供するための装置、並びに、方法
US9470543B2 (en) Navigation apparatus
JP4973331B2 (ja) 情報提供装置
JP2006084208A (ja) ナビゲーション装置及び進行方向案内方法
JP2009236843A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、およびナビゲーションプログラム
JP4558753B2 (ja) 表示装置
WO2015146021A1 (ja) 2次元コード生成装置及び2次元コード生成プログラム製品
JP2008014754A (ja) ナビゲーション装置
JP2014006147A (ja) 拡張現実システム
JP2007309823A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2019105944A (ja) 表示制御装置
JP5702476B2 (ja) 表示装置、制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2016038305A (ja) 地図描画システム、地図描画方法
JP2016070716A (ja) 情報表示制御システムおよび情報表示制御方法
JP2015232533A (ja) 表示制御システムおよび表示制御方法
JP5438172B2 (ja) 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体
WO2014049705A1 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム、並びにサーバ装置
JP2005180957A (ja) ナビゲーション装置およびランドマーク表示方法
JP2016109504A (ja) 車載装置
JP2016188796A (ja) ナビゲーションシステム
US20120253666A1 (en) Movement guidance display system, movement guidance display method, and computer program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171205