JP2015231968A - 外用製品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観性と使用感とを両立できる外用製剤を収納している、開閉型容器の外用製品を、提供すること。
【解決手段】容器10と容器10に収納された外用製剤4とを備えた外用製品1において、外用製剤4は、固化した外用組成物からなっており、容器10は、本体部3と、本体部3に開閉可能に取り付けられた蓋部2と、を備えており、外用製剤4は、蓋部2が開いた容器10において本体部3から突出している状態で、本体部3に保持されており、外用組成物は、少なくとも、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有しており、固形油分は、植物由来及び/又は動物由来であり、外用製剤4は、10〜40の稠度を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、容器と該容器に収納された外用製剤とを備えた外用製品、及び、その外用製品の製造方法、に関する。外用製品の容器は、本体部と、該本体部に開閉可能に取り付けられた蓋部と、を備えている。容器に収納されている外用製剤は、固化した外用組成物からなっており、蓋部が開いた容器において本体部から突出している状態で、本体部に保持されている。
リップクリームや口紅等の外用組成物すなわち口唇用組成物は、一般に、繰り出し容器の筒体内に収容された棒状製剤として使用されている。ところで、近年では、多彩な外観形状を有する容器に収容された、様々な外観形状を有する、口唇用製剤が、提案されている。例えば、蓋部を開けるだけで、すなわち、繰り出し操作等を行わないで、蓋部が開いた容器から突出している状態の製剤を口唇に直接に塗布できるようになっている、開閉型容器の外用製品も、提案されている。
実開昭60−83514号公報 国際公開第2011/071792号
しかしながら、上述した開閉型容器の外用製品には、次のような不具合があった。
(1)外用製剤が、大きな表面積の外観形状、例えば半球形状やドーム形状、を有する場合には、外用組成物を冷却して外用製剤を製造する際に外用組成物が不均一に冷却され、その結果、製剤の外観不良が発生する。
(2)外用組成物を冷却して外用製剤を製造する際に蓋部を鋳型として使用する場合には、冷却後に外用製剤が蓋部の内面から綺麗に剥がれないことがあり、その結果、製剤の外観不良が発生する。また、使用の際には、蓋部が開いた容器から製剤が突出しているので、蓋部を開閉する毎に蓋部が製剤に接触する等して製剤が削れたり凹んだりし、その結果、製剤の外観不良が発生する。一方、このような外観不良を回避するためには、外用製剤は、比較的高い硬度を有している必要がある。しかるに、外用製剤においては、硬度が高すぎると、塗布部位に対する付着性が低下したり、使用者が感じる保湿感が低下したりして、その結果、いわゆる「使用感」が悪化する。したがって、外用製剤においては、外観性と使用感とを両立させるのが困難である。
本発明は、外観性と使用感とを両立できる外用製剤を収納している、開閉型容器の外用製品を、提供することを、主たる目的としている。
本発明の外用製品は、容器と該容器に収納された外用製剤とを備えた外用製品において、前記外用製剤は、固化した外用組成物からなっており、前記容器は、本体部と、該本体部に開閉可能に取り付けられた蓋部と、を備えており、前記外用製剤は、前記蓋部が開いた前記容器において前記本体部から突出している状態で、前記本体部に保持されており、前記外用組成物は、少なくとも、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有しており、前記固形油分は、植物由来及び/又は動物由来であり、前記外用製剤は、10〜40の稠度を有している、ことを特徴としている。
本発明の外用製品は、更に、次のような具体的構成を任意に採用するのが好ましい。
(a)前記外用組成物が、口唇用組成物である。
(b)前記容器の外観形状が、卵形状、球形状、円錐形状、角錐形状、円錐台形状、角錐台形状、多角柱形状、又は滴形状である。
(c)前記外用製剤の、前記本体部から突出している突出部分の外観形状が、ドーム形状、半球形状、円錐形状、角錐形状、円錐台形状、角錐台形状、又は多角柱形状である。
(d)前記外用製剤の、前記本体部から突出している突出部分が、前記蓋部の内部空間によって成形された成形体である。
(e)前記外用製剤の、前記本体部から突出している突出部分が、10〜30mmの突出寸法及び20〜40mmの幅寸法を、有している。
(f)前記外用製剤の動摩擦係数が、接触子を50gの荷重を加えた状態で2mm/秒の速度で移動させ、移動を開始して10秒経過後から15秒経過後までの5秒間の移動に関して求めた場合に、0.5以下である。
(g)前記固形油分が、ミツロウ、キャンデリラロウ、及びカルナウバロウからなる群から選択される、少なくとも1種である。
(h)前記液状油分及び/又は前記半固形油分が、スクワラン、マカデミアナッツ油、シア脂、水添アボガド油、水添オリーブ油、及びアロエバターからなる群から選択される、少なくとも1種である。(i)少なくとも1種の前記液状油分と、少なくとも1種の前記半固形油分とを、含有している。
(j)防腐成分を更に含有している。
(k)前記(j)において、前記防腐成分が、アルカンジオール、パラベン、及びイソプロピルブチルカーバメイトからなる群から選択される、少なくとも1種である。
本発明の外用製品の製造方法は、本体部と蓋部とからなる容器に外用製剤を収納した外用製品を、製造する方法において、溶解状態の外用組成物を前記蓋部の内部空間に充填するとともに、充填された前記外用組成物に支持体を取り付ける、充填工程と、前記外用組成物を、前記支持体を伴った状態で、固化させて、前記支持体付きの前記外用製剤を形成する、固化工程と、前記蓋部を前記本体部に取り付けて、前記支持体を、前記外用製剤と共に前記本体部に固定する、固定工程と、を有しており、前記外用組成物は、少なくとも、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有しており、前記固形油分は、植物由来及び/又は動物由来であり、前記外用製剤は、10〜40の稠度を有している、ことを特徴としている。
本発明の外用製品によれば、外用組成物が植物由来及び/又は動物由来の固形油分を含有しているので、製造時において外用組成物の冷却がより均一に進み、製剤に割れや陥没等の外観不良が発生するのを防止できる。
本発明の外用製品においては、外用組成物が、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有し、外用製剤が、10〜40の稠度を有している。したがって、外用製剤が、適度な柔軟性を有することができるとともに、使用の際に良好な付着性や保湿感を発揮できる。
したがって、本発明の外用製品によれば、外用製剤の、外観性と使用感とを両立できる。
なお、前記効果は、外用製剤の、容器の本体部から突出している突出部分の外観形状が、ドーム形状、半球形状、円錐形状、角錐形状、円錐台形状、角錐台形状、又は多角柱形状である場合に、顕著である。
本発明の外用製品の製造方法によれば、蓋部を鋳型として使用するので、生産性が優れている。しかも、外用製剤が10〜40の稠度を有しているので、外用製剤を蓋部から引き剥がす際に、外用製剤が蓋部側に付着したまま残るのを防止でき、よって、外観不良の発生を防止できる。
本発明の第1実施形態の外用製品の正面図である。 図1のII矢視図である。 図1のIII矢視図である。 図1のIV矢視図である。 外用製品を使用する際の状態を示す正面図である。 図5のVI矢視図である。 外用製品の正面縦断面図すなわち図2のVII−VII断面図である。 外用製品の側面縦断面図すなわち図1のVIII−VIII断面図である。 蓋部が開いた状態の容器の側面縦断面図である。 支持体の正面図である。 図10のX矢視図である。 図11のXII−XII断面図である。 第1実施形態の外用製品の製造方法の一作業状態を示す断面模式図である。 図13に続く作業状態を示す断面模式図である。 図14に続く作業状態を示す断面模式図である。 図15に続く作業状態を示す断面模式図である。 図16に続く作業状態を示す断面模式図である。 図17に続く作業状態を示す断面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第1例を示す正面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第2例を示す正面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第3例を示す正面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第4例を示す正面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第5例を示す正面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第6例を示す正面模式図である。 本発明の別の実施形態の外用製品の第7例を示す正面模式図である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態の外用製品の正面図である。図2は、図1のII矢視図である。図3は、図1のIII矢視図である。図4は、図1のIV矢視図である。本実施形態の外用製品1は、全体として卵形状を有している。なお、頂部101が、図1においては少し左側に位置して、左斜め上方を向いており、頂部101の左側には小さな窪み102ができている。
図5は、外用製品1を使用する際の状態を示す正面図である。図6は、図5のVI矢視図である。外用製品1は、蓋部2と本体部3とからなる容器10と、容器10に収納された外用製剤4と、を備えている。蓋部2は、下向きに開いた内部空間を有しており、本体部3は、上向きに開いた内部空間を有している。外用製剤4は、蓋部2の内部空間に収納されている。蓋部2は、本体部3に対して開閉可能に取り付けられており、図1〜図4は、蓋部2が閉じた状態を示しており、図5及び図6は、蓋部2が開いた状態を示している。外用製剤4は、蓋部2が開いた容器10において本体部3から突出している状態で、本体部3に保持されている。
図7は、外用製品1の正面縦断面図すなわち図2のVII−VII断面図である。図8は、外用製品1の側面縦断面図すなわち図1のVIII−VIII断面図である。図9は、蓋部2が開いた状態の容器10の側面縦断面図である。図7〜図9に示されるように、外用製剤4は、支持体5を介して、本体部3に保持されている。また、蓋部2は、本体部3に取り付けられた支持体5に着脱可能に取り付けられることにより、本体部3に対して開閉可能に取り付けられている。
図10は、支持体5の正面図である。図11は、図10のX矢視図である。図12は、図11のXII−XII断面図である。支持体5は、筒部51と平部52とからなっている。平部52は、筒部51の上下方向(Z方向)の中央より少し上方において、筒部52の内部を水平方向に横断している。平部52は、図11に示されるように、中央のリング部521と、リング部521から半径方向外向きに延びて筒部51の内面に至っている8本のアーム部522と、隣接するアーム部522間に広がっている2個の延在部523と、からなっている。筒部51は、下半部53と上半部54とからなっている。下半分53は、本体部3に上方から内嵌する部分であり、上半部54は、蓋部2が上方から外嵌する部分である。本体部3の上部の内周面には、凸部311が形成されている。下半分53の外周面には、凸部531が形成されている。下半分53は、半径方向内向きに撓みながら本体部3に上方から挿入され、凸部531が凸部311を乗り越えることによって、本体部3に保持されるようになっている。上半分54の外周面には、ねじ山541が形成されている。蓋部2の下部の内周面には、ねじ溝201が形成されている。蓋部2は、筒部51を上方から覆い、ねじ溝201をねじ山541に螺合させることによって、支持体5ひいては本体部3に、取り付けられるようになっている。外用製剤4は、平部52の上面と、筒部51の上半分53の内周面530とに、固着されることによって、支持体5ひいては本体部3に、保持されている。
外用製剤4の本体部3から突出している突出部分40は、図5及び図6に示されるように、ドーム形状を有している。そして、突出部分40は、好ましくは、10〜30mmの突出寸法H及び20〜40mmの幅寸法Wを、有している。また、外用製剤4の融点は、好ましくは、50℃以下である。
更に、好ましくは、外用製剤4の動摩擦係数は、接触子を50gの荷重を加えた状態で2mm/秒の速度で移動させ、移動を開始して10秒経過後から15秒経過後までの5秒間の移動に関して求めた場合に、0.5以下である。
外用製剤4は、固化した外用組成物からなっている。外用組成物としては、好ましくは、口唇用組成物を使用できる。
外用組成物は、少なくとも、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有している。そして、固形油分は、植物由来及び/又は動物由来である。また、外用製剤4は、10〜40の稠度を有している。
植物由来又は動物由来の固形油分としては、ロウ類、固体油脂等を使用できる。ロウ類の具体例としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ジョジョバロウ、セラックロウ、コメヌカロウ等が、挙げられる。これらは、1種又は複数種を使用できる。固体油脂の具体例としては、モクロウ、カカオ脂等が、挙げられる。なお、固形油分としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、及びカルナウバロウで構成される群から選択される少なくとも1種を含有することが、好ましい。
外用組成物において、固形油分の含有量は、10〜35重量%が好ましい。何故なら、固形油分の含有量が少なすぎる場合には、所定の形状に成形するのが困難であり、また、固形油分の含有量が多すぎる場合には、成形後の製剤が硬くなりすぎるからである。
なお、固形油分として、ミツロウ、キャンデリラロウ、及びカルナウバロウの内の、2成分以上を含む場合の配合割合として、ミツロウ1重量部に対して、キャンデリラロウ及び/又はカルナウバロウを0.2〜2重量部含むことが、成形性が良好になる点で、好ましい。
液状油分又は半固形油分としては、液体油脂類又は半固形油脂類、炭化水素油、エステル油、鎖状シリコーン油、環状シリコーン油、トリグリセリン、フッ素変性油等を、使用できる。外用組成物は、少なくとも1種の液状油分と、少なくとも1種の半固形油分とを、含有しているのが、好ましい。その場合の外用製剤4は、体温付近で溶けやすく、また、高い保湿感を発揮でき、それ故、口唇用特にリップクリーム用に、適している。
液体油脂類又は半固形油脂類の具体例としては、シア脂、アロエバター、マカデミアナッツ油、アボカド油、水添アボカド油、水添オリーブ油、オリーブ油、ツバキ油、月見草油、ホホバ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、茶実油、コメヌカ油、胚芽油、落花生油、ヒマワリ油、アーモンド油、トウモロコシ油、メドウフォーム油、ローズヒップ油、ブドウ種子油、ワサビノキ種子油(モリンガバター)等が、挙げられる。また、これらに水素添加等の処理を施したものは、形状が液体から半固形や固形に変わるものもあるが、その形状の油脂類として同様に利用できる。特に、水添アボカド油、シア脂が好ましい。
炭化水素油の具体例としては、スクワラン、流動パラフィン、ポリブテン、ワセリン、水添ポリブテン、軽質流動パラフィン、ポリイソブチレン、ボリイソブテン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン等が、挙げられる。
エステル油の具体例としては、ラノリン、イソステアリン酸イソセチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸2−ヘキシルデシル、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、リンゴ酸ジイソステアリル、イソプロピルミリステート、2−オクチルドデシルオレエート、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキシルパルミテート、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸デシル、ドデシルオレエート、オレイン酸オレイル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、コハク酸2−エチルヘキシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ホホバエステル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、リンゴ酸ジオクチルドデシル、リンゴ酸ジデシルテトラデカノール、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル等が、挙げられる。
鎖状シリコーン油の具体例としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等が、挙げられる。
環状シリコーン油の具体例としては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が、挙げられる。
外用組成物は、液状油分又は半固形油分として、スクワラン、シア脂、アボカド油、又はアロエバターを含有しているのが好ましい。これらの成分は、保湿性が優れており、本発明の外用製剤の使用感を向上できる。「使用感」とは、例えば、「滑りの良さ」、「付き(付着性)の良さ」、「好感度」等を言う。外用組成物中のこれらの成分の含有量は、3〜35重量%、好ましくは5〜15重量%、より好ましくは8〜12重量%である。
アボカド油としては、アボカド(別名:ワニナシ、Persea gratissima Gaertn)の果実から採取される油であって、水添アボカド油など化粧料の成分として通常使用されている油を、特に制限なく使用することができる。市販品を使用してもよく、市販品としては、例えば、ABO−1、Avocado Butter、AEC Avocado Butter、ESP Avocado Butter、Avocado Butter−Ultra Refined、Avo−Prill Persea Butter Prima、精製アボカド油、アボカド油、クロピュア アボガド、AVOCADO OIL EXTRA、NIKKOL精製アボカド油、Huile D‘Avocat(いずれも商品名)等が挙げられ、これらは、日光ケミカルズ(株)、日本油脂(株)、(株)アイ・ティー・オー、Jan Dekker、エスペリス、INTERNATIONAL FLORA TECHNOLOGIES、A&E Connock、EarthSupplied Products、Naturactiva、Biochemica International、SNOI、Lipo、CRODA等から入手可能である。なお、アボカド油としては、水添アボカド油を使用するのが好ましい。水添アボガド油は、硬化油と呼ばれることもあり、市販品を使用してもよい。
シア脂としては、シア(Buryrospermum parkii)の種子から採取される半固形油であって、化粧料の成分として通常使用されている油を、特に制限なく使用することができる。市販品を使用してもよく、市販品としては、例えば、セチオールSB−45、ビオデルマSX−19〈E〉、液状シアバター、クロピュア ベジラン、クロピュア SR−ベジラン、クロピュア リキッド ベジラン、クロピュアSB、シアバターRF、リペックス シアソフト(いずれも商品名)等が挙げられ、これらは、コグニスジャパン(株)、Henkel KGaA、一丸ファルコス(株)、クローダジャパン(株)、高級アルコール工業(株)、KARLSHAMNS AB 等から入手可能である。
アロエバターとしては、アロエの葉から、「硬化油」、「ヤシ油」、「流パラ」、又はこれらの混液として、抽出して得られるエキスであり、半固形油である。このエキスとしては、化粧料の成分として通常使用されている油を、特に制限なく使用できる。このエキスは、アロエベラ葉エキスとも呼ばれることもあり、市販品を使用してもよい。
なお、外用組成物は、固形油分、及び、液状油分及び/又は半固形油分、の他に、用途に応じた有効成分や種々の添加剤成分を含有してもよい。
例えば、外用組成物が口唇用である場合には、有効成分とは、口唇皮膚に対して所望の作用効果を期待して配合される成分を言う。ここで、所望の作用効果としては、(a)口唇のひびわれ、口唇のただれ、口唇炎、口角炎等を、治療すること、(b)日焼けによるしみ・そばかすを防止すること、(c)日やけ・雪やけ後のほてりを鎮静化すること、(d)口唇を清浄にすること、(e)口唇を保護すること、(f)口唇の乾燥を防止すること、(g)口唇の荒れを防止すること、(h)キメを整えること、(i)口唇に潤いを与えること、(j)口唇を滑らかにすること、(k)口唇を健やかに保つことが、挙げられる。有効成分の具体例としては、抗炎症成分(グリチルレチン酸ステアリル、サリチル酸、アラントイン等)、ビタミン成分(トコフェロール酢酸エステル、ビタミンA油等)、保湿成分(ヒアルロン酸ナトリウム、ハチミツ、ローヤルゼリーエキス、ホエイ、水溶性コラーゲン等)、紫外線吸収成分(パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル等)、鎮痛成分(メントール、カンフル、サリチル酸、ユーカリ油、サリチル酸メチル等)等が、挙げられる。
添加剤成分としては、外用製剤4の効果を損なわない限り、種々の、着色成分、防腐成分、防カビ成分、抗ウィルス成分、酸化防止成分、金属封鎖成分、滑沢成分、pH調整成分、分散成分、矯味成分(甘味成分を含む)、矯臭成分(香料成分を含む)、パール光沢付与成分等を、使用できる。
防腐成分としては、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、アルカンジオール(1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等)、パラベン類(パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸メチル等)、フェノキシエタノール、イソプロピルブチルカーバメイト(ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル)、クロルヘキシジン、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム、アクリノール、エタノール、塩化ベンゼトニウム、クレゾール、グルコン酸及びその誘導体、ポピドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素、イソプロピルメチルフェノール、トリクロカルバン、トリクロサン、感光素101号、感光素201号、塩酸アルキルジアミノグリシン、ピロクトオラミン、ミコナゾールからなる群から選択される、少なくとも1種を、使用できる。特にパラベン類、アルカンジオール、イソプロピルブチルカーバメイトが望ましい。
外用製品1においては、外用組成物が、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有し、外用製剤4が、10〜40の稠度を有している。したがって、外用製剤4が、適度な柔軟性を有することができるとともに、使用の際に良好な付着性や保湿感を発揮できる。また、外用製剤4は、適度な柔軟性を有しているので、蓋部2を開閉する際に蓋部2が触れても、殆ど損傷することはない。したがって、外用製剤4は、外観性を良好に維持できる。
したがって、前述した構成の外用製品1によれば、外用製剤4の、外観性と使用感とを両立できる。なお、その効果は、外用製剤4の突出部分40の外観形状がドーム形状であるので、特に顕著である。
また、外用製品1は、外観形状が卵形状であるので、意匠的美観を発揮できる。しかも、蓋部2の頂部101が、図1において左側に位置して、左斜め上方を向いているので、意匠的美観をより効果的に発揮できる。更に、蓋部2の頂部101の左側に小さな窪み102を有しているので、使用時において本体部3と蓋部2とを区別して認識しやすく、さらに蓋部2の把持性を向上でき、この点からも使用感を向上できる。
前述した構成の外用製品1は、次の工程(1)〜(3)をこの順に経て製造される。
(1)溶解状態の外用組成物を蓋部2の内部空間に充填するとともに、充填された外用組成物に支持体5を取り付ける、充填工程。
(2)外用組成物を、支持体5を伴った状態で、固化させて、支持体5付きの外用製剤4を形成する、固化工程。
(3)蓋部2を本体部3に取り付けて、支持体5を、外用製剤4と共に本体部3に固定する、固定工程。
充填工程においては、まず、図13に示されるように、蓋部2が裏返しの状態にセットされる。なお、蓋部2は、内部空間に成形部材22を有している。成形部材22は、蓋部2の内面に沿ってドーム状に窪んだ成形面221を、有している。次に、図14に示されるように、成形部材22を満たすように、溶解状態の外用組成物400を注ぎ入れる。そして、図15に示されるように、充填された外用組成物400に支持体5を取り付ける。
固化工程においては、図15の状態の外用組成物400を、支持体5を伴った状態で、固化させる。これにより、支持体5付きの外用製剤4が形成される。
固定工程においては、図16に示されるように、支持体5付きの外用製剤4を有する蓋部2を、ひっくり返して、本体部3に取り付ける。これにより、支持体5が、外用製剤4と共に本体部3に固定される。具体的には、支持体5の下半分53が本体部3に内嵌されて、蓋部2が本体部3に取り付けられる。図17はその状態を示している。
なお、図17の状態では、外用製剤4が成形部材22に固着したままであるので、図18に示されるように、蓋部2をゆっくりと本体部3から引き離す。これにより、外用製剤4の表面が成形部材22から引き剥がされる。これにより、外用製剤4は、蓋部2を鋳型として成形された成形体として、得られる。そして、外用製剤4を、そのまま使用してもよく、使用しない場合は蓋部2を本体部3に取り付ける。
前述した製造方法によれば、蓋部2を鋳型として使用するので、生産性が優れている。しかも、外用製剤4が10〜40の稠度を有しているので、外用製剤4を蓋部2から引き剥がす際に、外用製剤4が蓋部2側に付着したまま残るのを防止でき、よって、外観不良の発生を防止できる。更に、外用組成物400が植物由来及び/又は動物由来の固形油分を含有しているので、製造時において外用組成物400の冷却がより均一に進み、外用製剤4に割れや陥没等の外観不良が発生するのを防止できる。
[別の実施形態]
(1)容器1の外観形状は、卵形状に限るものではなく、図19に示される球形状、図20に示される円錐形状、図21に示される角錐形状、図22に示される円錐台形状、図23に示される角錐台形状、図24に示される多角柱形状、又は図25に示される滴形状でもよい。
(2)外用製剤4の突出部分40の外観形状は、ドーム形状に限るものではなく、図19に示される半球形状、図20に示される円錐形状、図21に示される角錐形状、図22に示される円錐台形状、図23に示される角錐台形状、又は図24に示される多角柱形状でもよい。また、容器1の外観形状と外用製剤4の突出部分40の形状は必ずしも一致させなくてもよい。すなわち、例えば、多角柱形状の容器に、半球形状の突出部分を有する外用製剤を、用いてもよい。
(3)なお、図21の角錐形状は、三角錐形状であるが、四角錐形状、五角錐形状、又は六角錐以上の多角錐形状でもよい。図23の角錐台形状は、四角錐台形状であるが、三角錐台形状、五角錐台形状、又は六角錐台形状以上の多角錘台形状でもよい。図24の多角柱形状は、四角柱形状であるが、三角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状以上の多角柱形状でもよい。
(4)容器10は、蓋部2が本体部3から離れる型式に限らず、蓋部2がヒンジ等で本体部3に接合された状態で本体部3に対して開閉する型式でもよい。
(5)容器10は、蓋部2が本体部3に対して上下方向に開閉する型式に限らず、横方向に開閉する型式でもよい。
(6)外用製剤4は、蓋部2を鋳型として用いて得られた成形体に限らない。
次に、実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。しかるに、本発明は、以下の実施例のみに限定されるものではない。なお、表中の成分の配合量の単位は、特に記載のない場合には、全て重量%(w/w%)である。
[実施例1〜10]
第1実施形態の図に示される構成を有する外用製品1に係る実施例1〜10を製造した。各実施例において用いた外用組成物は、表1に示されるとおりの、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を少なくとも含有している。なお、外用組成物は、75〜85℃で加熱溶解して、蓋部2に充填した。また、外用製剤4の稠度は、表1に示されるとおりである。外用製剤4の突出部分40は、15mmの突出寸法H及び27mmの幅寸法Wを有している。
Figure 2015231968
[比較例1〜4]
表2に示されるように、外用製剤4の稠度が10〜40の範囲から外れている外用製品1に係る比較例1〜4も、実施例と同様にして製造した。各比較例において用いた外用組成物は、表2に示されるとおりの、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を少なくとも含有している。
Figure 2015231968
[稠度]
(1)試験方法
試験方法は、JIS K2220に規格化されている。すなわち、規定円すいを外用製剤4中に侵入させ、その深さによって外用製剤4の硬さを表した。深さ1/10mmが稠度1になる。
具体的には、稠度試験機(安田精機製作所製)を用いて測定した。すなわち、まず、外用製剤4を、25±0.5℃に保った恒温室に2時間放置した。そして、稠度試験機を用いて、規定円すいを外用製剤4中に5秒間侵入させ、ダイヤルゲージの示度を0.1まで読み取った。なお、測定に際しては、規定円すいから保持具を取り外し、先針のみで測定を行った。
(2)試験結果
実施例1〜10の外用製剤4は、10〜40の範囲内に稠度を有していたが、比較例1〜4の外用製剤4は、10〜40の範囲から外れた稠度を有していた。
[動摩擦係数]
(1)試験方法
外用製剤4を、人工皮革の表面に対して、常温で10往復させることによって塗布した。そして、静動摩擦測定機であるトライボマスター(商品名「TL201S」、株式会社トリニティーラボ製)を用いて、塗布後の人工皮革表面についての動摩擦係数を測定した。具体的には、塗布後の人工皮革を移動テーブルに貼付し、その上に接触子を固定し、摩擦感テスターを50gの荷重を加えた状態で2.0mm/秒の速度で移動させた。これにより、移動を開始して10秒経過後から15秒経過後までの5秒間における動摩擦係数を測定した。接触子としてはR接触子を使用した。測定データは、Condition catcher Model(商品名「MPL−10A−128」、株式会社九州共販製)を用いて、コンピュータへ転送し、得られた測定値をコンピュータで処理し、外用製剤4の動摩擦係数とした。なお、動摩擦係数は各外用製剤4について3回測定を行い、それら測定値の平均値を表1、2に記載した。
(2)試験結果
実施例1〜10の外用製剤4は、1.8より小さい動摩擦係数を有していたが、比較例1〜4の外用製剤4は、動摩擦係数を測定不可能であったり、5を超える動摩擦係数を有していた。
[効果]
実施例1〜10においては、製造過程において、固化した外用製剤4を蓋部2から引き剥がす際に、外用製剤4が蓋部2に付着したまま残ることはなく、よって、外観不良は発生しなかった。これに対して、比較例1〜3においては、外用製剤4が蓋部2に付着したまま残ったり、外用製剤4の折れや剥がれが発生したりして、外観不良が発生した。これは、実施例1〜10の外用製剤4が10〜40の範囲内に稠度を有していることに、起因している、と考えられる。
実施例1〜10においては、外用製剤4は、実際に適用した場合に、適度なしっとり感やカバー感を発揮できた。しかも、動摩擦係数が1.2より低い実施例2、4〜9においては、外用製剤4は、更に、適度なつや感を発揮できた。これに対して、比較例1〜4の内、外観不良が発生しなかった比較例4においては、外用製剤4は、実際に適用した場合に、付着性を全く発揮できず、使用感の観点から、口唇用製剤として使用できないものであった。これは、実施例1〜10の外用製剤4が1.8より小さい動摩擦係数を有していることに、起因している、と考えられる。
外用製剤4の具体的な処方例を表3及び表4に示す。
Figure 2015231968
Figure 2015231968
本発明の外用製品は、外用製剤の、外観性と使用感とを両立できるので、産業上の利用価値が大である。
1 外用製品 2 蓋部 3 本体部 4 外用製剤 40 突出部分 5 支持体

Claims (13)

  1. 容器と該容器に収納された外用製剤とを備えた外用製品において、
    前記外用製剤は、固化した外用組成物からなっており、
    前記容器は、本体部と、該本体部に開閉可能に取り付けられた蓋部と、を備えており、
    前記外用製剤は、前記蓋部が開いた前記容器において前記本体部から突出している状態で、前記本体部に保持されており、
    前記外用組成物は、少なくとも、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有しており、
    前記固形油分は、植物由来及び/又は動物由来であり、
    前記外用製剤は、10〜40の稠度を有している、
    ことを特徴とする外用製品。
  2. 前記外用組成物が、口唇用組成物である、
    請求項1記載の外用製品。
  3. 前記容器の外観形状が、卵形状、球形状、円錐形状、角錐形状、円錐台形状、角錐台形状、多角柱形状、又は滴形状である、
    請求項1又は2に記載の外用製品。
  4. 前記外用製剤の、前記本体部から突出している突出部分の外観形状が、ドーム形状、半球形状、円錐形状、角錐形状、円錐台形状、角錐台形状、又は多角柱形状である、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の外用製品。
  5. 前記外用製剤の、前記本体部から突出している突出部分が、前記蓋部の内部空間によって成形された成形体である、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の外用製品。
  6. 前記外用製剤の、前記本体部から突出している突出部分が、10〜30mmの突出寸法及び20〜40mmの幅寸法を、有している、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の外用製品。
  7. 前記外用製剤の動摩擦係数が、接触子を50gの荷重を加えた状態で2mm/秒の速度で移動させ、移動を開始して10秒経過後から15秒経過後までの5秒間の移動に関して求めた場合に、0.5以下である、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の外用製品。
  8. 前記固形油分が、ミツロウ、キャンデリラロウ、及びカルナウバロウからなる群から選択される、少なくとも1種である、
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の外用製品。
  9. 前記液状油分及び/又は前記半固形油分が、スクワラン、マカデミアナッツ油、シア脂、水添アボカド油、水添オリーブ油、及びアロエバターからなる群から選択される、少なくとも1種である、
    請求項1〜8のいずれか1つに記載の外用製品。
  10. 少なくとも1種の前記液状油分と、少なくとも1種の前記半固形油分とを、含有している、
    請求項1〜9のいずれか1つに記載の外用製品。
  11. 防腐成分を更に含有している、
    請求項1〜10のいずれか1つに記載の外用製品。
  12. 前記防腐成分が、アルカンジオール、パラベン、及びイソプロピルブチルカーバメイトからなる群から選択される、少なくとも1種である、
    請求項11記載の外用製品。
  13. 本体部と蓋部とからなる容器に外用製剤を収納した外用製品を、製造する方法において、
    溶解状態の外用組成物を前記蓋部の内部空間に充填するとともに、充填された前記外用組成物に支持体を取り付ける、充填工程と、
    前記外用組成物を、前記支持体を伴った状態で、固化させて、前記支持体付きの前記外用製剤を形成する、固化工程と、
    前記蓋部を前記本体部に取り付けて、前記支持体を、前記外用製剤と共に前記本体部に固定する、固定工程と、を有しており、
    前記外用組成物は、少なくとも、固形油分と、液状油分及び/又は半固形油分と、を含有しており、
    前記固形油分は、植物由来及び/又は動物由来であり、
    前記外用製剤は、10〜40の稠度を有している、
    ことを特徴とする外用製品の製造方法。
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