JP2015231847A - トレイ及びトレイの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、積み重ねの支持強度を向上させることができるとともに、低コストで製造することができるトレイ及びトレイの製造方法を提供すること。
【解決手段】折り返し部3が折り返されて積み重ね部5に重ねられるとともに、この積み重ね部5に他のトレイが重ねられることで、折り返し部3によって補強された積み重ね部5によって上側に他のトレイを支持することができ、積み重ねの支持強度を向上させることができる。また、真空成形によってトレイ1全体を略等しい肉厚で形成しても積み重ね部5の支持強度を向上させることができ、低コストで製造することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、被載置物を載置するためのトレイ及びトレイの製造方法に関する。
従来、被載置物を載置するトレイとして、複数のトレイが積み重ね可能に構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来のトレイでは、端辺付近が上面から突出して上側に他のトレイを支持可能に形成されるとともに、凹状の中央部に被載置物を載置することで、被載置物を保護しつつ複数のトレイが積み重ねられるようになっている。
特開2003−276790号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のトレイでは、トレイや被載置物の重量が大きい場合や、積み重ねるトレイの数が多い場合、端辺に加わる荷重が大きくなって積み重ねの支持強度が不足し、トレイが変形してしまうことがあった。そこで、端辺を肉厚に形成して支持強度を向上させる構成も考えられるが、真空成形によって端辺のみを肉厚に形成することは困難であり、全体が肉厚になって高コスト化してしまう。一方、端辺のみを肉厚に形成するために射出成形によって成形しようとすると、金型の製作に要するコストが上昇してしまう。
本発明の目的は、積み重ねの支持強度を向上させることができるとともに、低コストで製造することができるトレイ及びトレイの製造方法を提供することにある。
本発明のトレイは、被載置物を載置するトレイであって、端辺に設けられた折り返し部と、前記折り返し部に隣接して設けられた変形部と、前記変形部を挟んで前記折り返し部の反対側に設けられるとともに上側又は下側に他のトレイが重ねられる積み重ね部と、を有して一体に形成され、前記折り返し部は、前記変形部を変形させて折り返されることで、前記積み重ね部の上側又は下側に重ねられるとともに嵌合可能に形成されていることを特徴とする。
以上のような本発明によれば、折り返し部が折り返されて積み重ね部に重ねられるとともに、この積み重ね部に他のトレイが重ねられることで、折り返し部によって補強された積み重ね部によって上側に他のトレイを支持することができ、積み重ねの支持強度を向上させることができる。また、トレイ全体を略均等な肉厚で形成しても積み重ね部の支持強度を向上させることができ、積み重ね部と変形部と折り返し部とを真空成形によって容易に一体に成形し、低コストで製造することができる。
この際、本発明のトレイでは、前記折り返し部は、折り返し前の状態において、上面または下面に他のトレイと係合するための第1係合部を備え、前記積み重ね部は、前記第1係合部側の面に、該第1係合部と係合可能な第2係合部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、第1係合部と第2係合部とが形成された面が外側を向くように折り返し部を折り返すことによって、重ねられた積み重ね部と折り返し部とが上下の面に第1係合部と第2係合部とを有し、上下のトレイの係合部同士を係合させて、安定に複数のトレイを積み重ねることができる。
さらに、本発明のトレイでは、前記折り返し部は、前記積み重ね部の下側に重ねられることが好ましい。このような構成によれば、トレイの上面において例えば仕切り等が突出していても、突出した部分を避けるように折り返し部を形成する必要がなく、折り返し部の形状が複雑化することを防止することができる。
さらに、本発明のトレイでは、前記折り返し部、前記変形部、及び、前記積み重ね部は、少なくとも対向する2辺に設けられることが好ましい。このような構成によれば、対向する2辺において積み重ね部を補強して上側に他のトレイを支持することができ、2辺間に載置した被載置物を上側のトレイの荷重から保護することができる。また、トレイが平面視矩形状に形成されるとともに、周囲の4辺に折り返し部、変形部、及び、積み重ね部が設けられていてもよく、このような構成によれば、被載置物を上側のトレイの荷重からより確実に保護することができる。
一方、本発明のトレイの製造方法は、被載置物を載置するトレイの製造方法であって、端辺に設けられる折り返し部と、前記折り返し部に隣接して設けられる変形部と、前記変形部を挟んで前記折り返し部の反対側に設けられるとともに上側又は下側に他のトレイが重ねられる積み重ね部と、を有するように真空成形によって一体に成形し、前記変形部を変形させて前記折り返し部を折り返し、該折り返し部を前記積み重ね部の上側又は下側に重ねるとともに嵌合させることを特徴とする。
このような本発明によれば、真空成形によって折り返し部と変形部と積み重ね部とを一体に成形し、折り返し部を積み重ね部に重ねるとともに、積み重ね部に他のトレイが重ねられることで、積み重ねの支持強度を向上させることができるとともに、低コストで製造することができる。なお、折り返し部を折り返す工程は任意のタイミングで実施すればよく、製造時に一貫して実施してもよいし、被載置物を載置する直前や直後に実施してもよいし、複数のトレイを積み重ねる直前に実施してもよい。
以上のような本発明のトレイ及びトレイの製造方法によれば、折り返し部が折り返されて積み重ね部に重ねられるとともに積み重ね部に他のトレイが重ねられることで、積み重ねの支持強度を向上させることができるとともに、低コストで製造することができる。
本発明の実施形態に係るトレイを示す平面図である。 前記トレイのII−II断面図である。 前記トレイを真空成形する様子を示す断面図である。 前記トレイの要部を示す斜視図である。 前記トレイの他の要部を示す斜視図である。 前記トレイを積み重ねた様子を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のトレイ1は、図1に示すように、図示しない被載置物を載置可能な本体部2と、端辺に設けられた折り返し部3と、折り返し部3に隣接して設けられた変形部4と、変形部4を挟んで折り返し部3の反対側に設けられた積み重ね部5と、を有し、全体が平面視矩形状に一体に形成されたものであって、後述するように折り返し部3A、3Bが折り返されるとともに被載置物を載置し、ベルトコンベア等の図示しない搬送手段によって搬送される。なお、本実施形態におけるトレイ1の上下方向、長手方向、幅方向、並びに、長手方向の一辺側および他辺側は、図1、2に示す通りとする。
本体部2は、上面から突出するとともに長手方向に延びる仕切り21を備え、仕切り21の間に凹状の載置部22が形成されている。仕切り21の下面側は、仕切り21の突出寸法と略同一の深さを有して凹状に形成されている。
折り返し部3は、長手方向の一辺側に形成された第1折り返し部3Aと、他辺側に形成された第2折り返し部3Bと、を備える。
第1折り返し部3Aは、図1、2に示す折り返し前の状態において、上面に形成されるとともに幅方向に並設された複数の凹状の第1係合部31Aと、下面に形成された嵌合凸部32Aと、を備える。第1係合部31Aは、上方に向かうにしたがって開口が大きくなる(長手方向及び幅方向寸法が大きくなる)テーパー形状を有している。
第2折り返し部3Bは、第1折り返し部3Aと略同様に、上面に形成されるとともに幅方向に並設された複数の凹状の第1係合部31Bと、下面に形成された嵌合凸部32Bと、を備える。第1係合部31Bは、上方に向かうにしたがって開口の幅方向寸法が大きくなるテーパー形状を有するとともに、凹部の深さが本体部2の仕切り21の下面側の深さよりも小さく形成されている。
変形部4は、第1折り返し部3Aに隣接した第1変形部4Aと、第2折り返し部3Bに隣接した第2変形部4Bと、を備え、第1変形部4Aおよび第2変形部4Bは、それぞれ幅方向に延びるとともに、周辺部位よりも肉薄に形成されることで容易に変形可能に形成されている。
積み重ね部5は、第1折り返し部3Aに対応して長手方向の一辺側に形成された第1積み重ね部5Aと、第2折り返し部3Bに対応して他辺側に形成された第2積み重ね部5Bと、を備える。
第1積み重ね部5Aは、上面に形成されるとともに幅方向に並設された複数の凸状の第2係合部51Aと、第1折り返し部3Aの嵌合凸部32Aと嵌合可能な開口部52Aと、を備える。第2係合部51Aは、第1係合部31Aと係合可能な寸法および形状を有するとともに、上方に向かうにしたがって幅方向及び長手方向の寸法が小さくなるテーパー形状を有している。また、第2係合部51Aは、上面が本体部2の仕切り21の上面と略同一高さに設けられるとともに、基端部が仕切り21の上面よりも低い位置に設けられている。
第2積み重ね部5Bは、本体部2の仕切り21と一体に形成された複数の凸状の第2係合部51Bと、第2折り返し部3Bの嵌合凸部32Bと嵌合可能な開口部52Bと、を備える。第2係合部51Bは、第1係合部31Bと係合可能な寸法および形状を有するとともに、上方に向かうにしたがって幅方向及び長手方向の寸法が小さくなるテーパー形状を有している。
次に、トレイ1の製造方法について説明する。まず、図3に示すように、シート部材Sの一方側の面に金型Mを当接させる。シート部材Sは、例えばポリプロピレンやポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等の樹脂によって形成され、全体が略均等な肉厚を有している。金型Mは、図示しない加熱手段によって加熱可能に構成され、シート部材Sとの当接面M1に吸引孔M2が形成されるとともに、吸引孔M2には適宜な減圧手段が接続されている。
さらに、加熱手段によって金型Mを加熱してシート部材Sを軟化させるとともに、減圧手段によってシート部材Sと当接面M1との間の空間を減圧してシート部材Sを当接面M1に押し付けることによって、シート部材Sを当接面M1に沿った形状に変形させる。シート部材Sが充分に変形したら加熱を停止して冷却し、シート部材Sを硬化させるとともに減圧を停止して型抜きする。このように真空成形することでシート部材Sに仕切り21や第1係合部31A、31B、嵌合凸部32A、32B、第2係合部51A、51B等の凹凸を形成した後、打ち抜き加工によって開口部52A、52Bを形成するとともに、必要に応じて切削加工を施してトレイ1を形成する。
以上のようにトレイ1を形成した後、形成された折り返し部3を折り返す。即ち、長手方向の一辺側において、図4(A)に示す状態から、変形部4Aを変形させつつ第1折り返し部3Aを下側に折り返し、図4(B)に示すように、第1積み重ね部5Aに重ねるとともに、図5(A)に示す状態から、変形部4Bを変形させつつ第2折り返し部3Bを下側に折り返し、図5(B)に示すように、第2積み重ね部5Aに重ねる。このとき、折り返し部3の折り返し作業は、手作業によって実施してもよいし、専用の治具等を用いて実施してもよい。さらに、嵌合凸部32A、32Bをそれぞれ開口部52A、52Bに嵌合させることで、第1折り返し部3Aと第1積み重ね部5Aとを固定し、第2折り返し部3Bと第2積み重ね部5Bとを固定する。このとき、他辺側において、仕切り21の下面の凹部に、凸状の第1係合部3Bの裏側の凸部が嵌まり込むようになっている。
次に、上記のように製造したトレイ1を複数積み重ねる方法について説明する。重ねられた折り返し部3と積み重ね部5とは、上面に第2係合部51A、51Bを備えるとともに、下面に第1係合部31A、31Bを備える。図6に示すように、トレイ1Aの上側にトレイ1Bを重ねる場合、一辺側において、トレイ1Aの第2係合部51Aとトレイ1Bの第1係合部31Aとを係合させる。他辺側においても略同様にトレイ1Aの第2係合部51Bと第1係合部31Bとを係合させる。さらに、折り返し部3A、3Bを折り返した際、第1係合部31A、31Bが下方に向かうにしたがって開口が大きくなるテーパー形状となり、第2係合部51A、51Bのテーパー形状と嵌まり合い、トレイ1A、1B同士の幅方向および長手方向の相対移動が規制され、より安定に積み重ねられるようになっている。
このとき、一辺側において、第2係合部51Aの基端部が仕切り21の上面よりも低い位置に設けられているものの、仕切り21の下面側に凹部が形成されていることから、上側のトレイ1Bの荷重は、下側のトレイ1Aの仕切り21に加わりにくく、主に第1積み重ね部5Aに加わる。
さらに、他辺側において、凹状の第1係合部31Bの深さが仕切り21の下面側の深さよりも小さいことから、上側のトレイ1Bは、仕切り21の下面のうち第2折り返し部3Bが重ねられた部分において下側のトレイ1Aの仕切り21と当接し、この部分(即ち、第2折り返し部3Bと第2積み重ね部5Bとが重ねられた部分)において下側のトレイ1Aに荷重が加わる。即ち、トレイ1Aとトレイ1Bとを積み重ねた際、折り返し部3と積み重ね部5とが重ねられた部分において主に荷重を受けて支持するようになっている。また、トレイ1Bの上にさらにトレイを積み重ね、3以上のトレイを積み重ねてもよい。
なお、折り返し部3を折り返す工程は任意のタイミングで実施すればよく、製造時に一貫して実施してもよいし、被載置物を載置する直前や直後に実施してもよいし、複数のトレイ1を積み重ねる直前に実施してもよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、折り返し部3が折り返されて積み重ね部5に重ねられるとともに、この積み重ね部5に他のトレイが重ねられることで、折り返し部3によって補強された積み重ね部5によって上側に他のトレイを支持することができ、積み重ねの支持強度を向上させることができる。また、真空成形によってトレイ1全体を略等しい肉厚で形成しても積み重ね部5の支持強度を向上させることができ、低コストで製造することができる。
さらに、重ねられた折り返し部3と積み重ね部5とが上面に第2係合部51A、51Bを備えるとともに下面に第1係合部31A、31Bを備え、下側のトレイ1Aの第2係合部51Aと上側のトレイ1Bの第1係合部31A、31Bとが係合することで、安定に複数のトレイを積み重ねることができる。
さらに、折り返し部3、変形部4、及び、積み重ね部5が長手方向に対向する2辺に設けられるとともに、主にこの2辺において上側のトレイ1Bの荷重を受けることで、2辺間の載置部22に載置した被載置物を上側のトレイ1Bの荷重から保護することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。例えば、前記実施形態では、折り返し部3が積み重ね部5の下側に重ねられるものとしたが、折り返し部は積み重ね部の上側に重ねられてもよく、このような構成によれば、折り返し部を折り返してもトレイの下面を平滑に形成することができ、トレイを搬送装置や保管用の棚等に安定に載置することができる。
また、前記実施形態では、折り返し前の折り返し部3A、3Bが上面に凹状の第1係合部31A、31Bを備え、積み重ね部5A、5Bが上面に凸状の第2係合部51A、51Bを備えるものとしたが、折り返し部と積み重ね部とを重ねた状態において上下の面に互いに係合可能な係合部を備えていれば前記実施形態と略同様の効果を奏することができ、例えば、第1係合部が凸状に形成されるとともに第2係合部が凹状に形成されていてもよいし、折り返し前の折り返し部が下面に第1係合部を備えるとともに積み重ね部が下面に第2係合部を備え、折り返し部が積み重ね部の上側に重ねられる構成であってもよい。
また、折り返し部および積み重ね部から係合部が省略されていてもよく、例えば本体部に上下のトレイと係合可能な係合部が形成されてもよいし、トレイが係合せずに単に上下に積み重ねられる構成であってもよい。
また、前記実施形態では、折り返し部3、変形部4、及び、積み重ね部5が長辺方向に対向する2辺に設けられるものとしたが、折り返し部、変形部、及び、積み重ね部は、トレイを積み重ねた際に荷重を受けることができる位置に設けられていればよく、例えばトレイの周囲の4辺に設けられていてもよく、このような構成によれば、荷重によるトレイの変形をさらに抑制し、被載置物をより確実に保護することができる。また、トレイは任意の形状を有していればよく、その端辺のうち少なくとも1辺に折り返し部、変形部、及び、積み重ね部が形成されていればよい。
また、前記実施形態では、折り返し部3A、3Bに形成された嵌合凸部32A、32Bと積み重ね部5A、5Bに形成された開口部52A、52Bとがそれぞれ嵌合するものとしたが、折り返し部に開口部が形成されるとともに積み重ね部に嵌合凸部が形成されてもよいし、開口部に代えて嵌合凹部が形成されていてもよいし、凹状の第1係合部の裏面側の凸部と、凸状の第2係合部の裏面側の凹部と、が嵌合する構成であってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 トレイ
3 折り返し部
4 変形部
5 積み重ね部
31A、31B 第1係合部
51A、51B 第2係合部

Claims (5)

  1. 被載置物を載置するトレイであって、
    端辺に設けられた折り返し部と、
    前記折り返し部に隣接して設けられた変形部と、
    前記変形部を挟んで前記折り返し部の反対側に設けられるとともに上側又は下側に他のトレイが重ねられる積み重ね部と、を有して一体に形成され、
    前記折り返し部は、前記変形部を変形させて折り返されることで、前記積み重ね部の上側又は下側に重ねられるとともに嵌合可能に形成されていることを特徴とするトレイ。
  2. 前記折り返し部は、折り返し前の状態において、上面または下面に他のトレイと係合するための第1係合部を備え、
    前記積み重ね部は、前記第1係合部側の面に、該第1係合部と係合可能な第2係合部を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
  3. 前記折り返し部は、前記積み重ね部の下側に重ねられることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレイ。
  4. 前記折り返し部、前記変形部、及び、前記積み重ね部は、少なくとも対向する2辺に設けられることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のトレイ。
  5. 被載置物を載置するトレイの製造方法であって、
    端辺に設けられる折り返し部と、前記折り返し部に隣接して設けられる変形部と、前記変形部を挟んで前記折り返し部の反対側に設けられるとともに上側又は下側に他のトレイが重ねられる積み重ね部と、を有するように真空成形によって一体に成形し、
    前記変形部を変形させて前記折り返し部を折り返し、該折り返し部を前記積み重ね部の上側又は下側に重ねるとともに嵌合させることを特徴とするトレイの製造方法。
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