JP2015230859A - 端子金具とコネクタハウジングとの係止構造 - Google Patents

端子金具とコネクタハウジングとの係止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】端子金具を係止位置までガイドし易く、かつ、端子金具のガタツキを防止することができる端子金具とコネクタハウジングとの係止構造を提供すること。
【解決手段】端子金具10の係止突起部14と、コネクタハウジング20の弾性係止アーム部25と、によって端子金具10を端子収容室22内に係止する端子金具とコネクタハウジングとの係止構造1において、端子金具10の底面10aに向かい合う内部底面22cに設け、係止突起部14を係止位置に向けてガイドするように係止位置の端子金具10の圧着部15から基端部25aまで形成した溝であり、かつ、溝上端面30aが係止位置の端子金具10の圧着部15との隙間を小さくするように形成したガイド溝部30を有する。
【選択図】図11

Description

本発明は、端子金具を端子収容室内に係止する端子金具とコネクタハウジングとの係止構造に関する。
従来、コネクタハウジングの端子収容室内に端子金具を係止する端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、端子金具の一部に自由端側の先端を当接することによって端子金具が端子収容室から離脱する方向に移動することを阻止する弾性係止アーム部を端子収容室内に片持ち片状に設けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、ランス(弾性係止アーム部)の基端部周辺に係止突起部を係止位置に向けてガイドする突部挿通溝(ガイド溝部)を形成している。
特開2005−19282号公報
しかしながら、特許文献1に記載した端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、ガイド溝部の溝上端面が端子金具を支えるようになっているものの、バレル部(圧着部)を支えるようにはなっていないため、バレル部(圧着部)が自重方向にガタツキ易くなり、結果的に、端子金具のガタツキを抑えにくいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子金具を係止位置までガイドし易く、かつ、端子金具のガタツキを防止することができる端子金具とコネクタハウジングとの係止構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、相手端子に接続する部分であり、底面に係止突起部を突設した相手接続部を前端側に設け、かつ、電線の端末部に圧着する圧着部を後端側に設けた端子金具の前記係止突起部と、コネクタハウジングの前記端子金具を収容する端子収容室の内部底面に基端部を設け、かつ、前記係止突起部に自由端となる先端を当接することによって前記端子金具が前記端子収容室から離脱する方向に移動することを阻止する弾性係止アーム部と、によって前記端子金具を前記端子収容室内に係止する端子金具とコネクタハウジングとの係止構造において、前記端子金具の前記底面に向かい合う前記内部底面に設け、前記係止突起部を係止位置に向けてガイドするように係止位置の前記端子金具の前記圧着部から前記基端部まで形成した溝であり、かつ、溝上端面が係止位置の前記端子金具の前記圧着部との隙間を小さくするように形成したガイド溝部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、上記の発明において、前記ガイド溝部は、前記端子収容室内に前記端子金具を挿入するための入口となる端子挿入口から前記弾性係止アーム部の前記基端部まで連続して形成した溝であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、上記の発明において、前記ガイド溝部は、前記係止突起部を間に嵌め込み可能に間隔を開けて立設した一対のガイド壁が溝内側面を形成し、該一対のガイド壁が前記基端部の両側部に連接することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、前記係止突起部が前記ガイド溝部によってガイドされることによって前記端子金具が係止位置までガイドされ、しかも、係止位置の前記端子金具の前記圧着部が前記ガイド溝部の前記溝上端面との間隔を小さくなるように調整されているので、係止位置の前記端子金具の前記圧着部が前記溝上端面にとの間を小さく、あるいは載置されるので、前記圧着部が自重方向にガタツキ難くなり、結果的に、端子金具を係止位置までガイドし易く、かつ、端子金具のガタツキを防止することができる。
本発明の請求項2に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、前記端子金具を前記端子挿入口から前記端子収容室内に挿入する際、前記ガイド溝部を目印にして前記端子金具の向きを確認することができるので、前記コネクタハウジングへの前記端子金具の誤組み付けを防止することができる。
本発明の請求項3に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造は、前記一対のガイド壁が、前記基端部の両側部に連接しているので、前記基端部の剛性を高めることができる。
図1は、本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造の分解斜視図である。 図2は、(a)が電線の端末部に圧着した端子金具の斜視図であり、(b)が端子金具を下方から視た斜視図であり、(c)が端子金具の前面図であり、(d)が(c)の端子金具のA−A線断面図である。 図3は、コネクタハウジングの前面図である。 図4は、図3に示したコネクタハウジングのB−B線断面図である。 図5は、コネクタハウジングの弾性係止アーム部周辺を断面にすることによって弾性係止アーム部を斜め上方から視た図である。 図6は、(a)が端子収容室に端子金具を挿入途中状態のコネクタハウジングの前面図であり、(b)が(a)に示したコネクタハウジングの側面図である。 図7は、(a)が図6(a)に示した端子収容室内に端子金具を挿入途中状態のコネクタハウジングのC−C線断面図である。 図8は、(a)が図6(b)に示したコネクタハウジングのD−D線断面図であり、(b)が(a)の下段の端子収容室を拡大した図である。 図9は、端子金具が端子収容室に挿入途中状態にあるコネクタハウジングの斜め断面図である。 図10は、(a)が端子金具を端子収容室内に係止したコネクタハウジングの前面図であり、(b)が(a)に示したコネクタハウジングの側面図である。 図11は、(a)が図10(a)に示したコネクタハウジングのC−C線断面図であり、(b)が(a)に示した一つの端子収容室を拡大した図である。 図12は、(a)が図10(b)に示したコネクタハウジングのD−D線断面図であり、(b)が(a)の一つの端子収容室を拡大した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造の分解斜視図である。図2は、(a)が電線Wの端末部に圧着した端子金具の斜視図であり、(b)が端子金具を下方から視た斜視図であり、(c)が端子金具の前面図であり、(d)が(c)の端子金具のA−A線断面図である。
なお、図2では、(b)−(d)が端子金具は電線に圧着していない状態のものを示している。
図3は、コネクタハウジングの前面図である。図4は、図3に示したコネクタハウジングのB−B線断面図である。図5は、コネクタハウジングの弾性係止アーム部周辺を断面にすることによって弾性係止アーム部を斜め上方から視た図である。図6は、(a)が端子収容室に端子金具を挿入途中状態のコネクタハウジングの前面図であり、(b)が(a)に示したコネクタハウジングの側面図である。
なお、図6は、上段の端子収容室の端子金具を下段の端子収容室の端子金具に比して端子収容室の奥側位置まで挿入している。
図7は、(a)が図6(a)に示した端子収容室内に端子金具を挿入途中状態のコネクタハウジングのC−C線断面図である。図8は、(a)が図6(b)に示したコネクタハウジングのD−D線断面図であり、(b)が(a)の下段の端子収容室を拡大した図である。図9は、端子金具が端子収容室に挿入途中状態にあるコネクタハウジングの斜め断面図である。図10は、(a)が端子金具を端子収容室内に係止したコネクタハウジングの前面図であり、(b)が(a)に示したコネクタハウジングの側面図である。図11は、(a)が図10(a)に示したコネクタハウジングのC−C線断面図であり、(b)が(a)に示した一つの端子収容室を拡大した図である。図12は、(a)が図10(b)に示したコネクタハウジングのD−D線断面図であり、(b)が(a)の一つの端子収容室を拡大した図である。
なお、図7、図9および図11では、端子金具は電線に取り付けていない状態のものを示している。
また、本発明の実施例では説明の便宜上、図中に示すように前後、および上下方向を定義する。
本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造1は、相手端子に接続する部分であり、底面10aに係止突起部14を突設した相手接続部11を前端側に設け、かつ、電線Wの端末部に圧着する圧着部15を後端側に設けた端子金具10の係止突起部14と、コネクタハウジング20の端子金具10を収容する端子収容室22の内部底面22cに基端部25aを設け、かつ、係止突起部14に自由端となる先端を当接することによって端子金具10が端子収容室22から離脱する方向に移動することを阻止する弾性係止アーム部25と、によって端子金具10を端子収容室22内に係止するものである。
まず、端子金具10について説明する。
端子金具10は、銅、あるいは銅合金等の金属からなる板状部材を金型プレス加工等によって成形したものである。この端子金具10は、図2に示すように、電線Wの不図示の接続相手に接続する相手接続部11と、電線Wの端末部に圧着する圧着部15と、圧着部15と、相手接続部11との間を繋ぐ繋ぎ部17と、を有する。
相手接続部11は、角筒状をなす接続本体部12の筒内に設けられた弾性接触片12dに接続相手が接触されるようになっている。この相手接続部11は、接続相手としての雄端子が接続する雌端子を構成している。
接続本体部12は、底壁12aと、底壁12aに立設する一対の側壁12b、12bと、天井壁12cと、によって角筒形状を構成する。
底壁12aは、係止開口部13と、係止突起部14と、を有する。
係止開口部13は、弾性復元した弾性係止アーム部25が接続本体部12内に係止のため侵入可能に形成した開口である。
係止突起部14は、係止開口部13の前側の開口内縁面14の一部を下方に向けて突出するように形成した部分である。
この係止突起部14は、横断面を円弧状に形成することによって、弾性係止アーム部25に摺接しながら係止位置まで移動する際に摩擦抵抗を抑えてなめらかに移動できるようになっている。
なお、相手接続部11は、雌端子を構成するものを例示したが、これに限らず、接続相手に接続できる構成になっていれば、その他の端子構成であっても構わない。
圧着部15は、電線Wの露出した導体部W1に圧着する導体圧着部15aと、電線Wの絶縁被覆部W2に圧着する被覆圧着部15bと、を有する。これら導体圧着部15aと被覆圧着部15bとの間は中間部16が連結している。
次に、コネクタハウジング20について説明する。
コネクタハウジング20は、合成樹脂等の絶縁材からなり、全体として直方体ブロック状をなしてコネクタハウジング20の本体部分を構成するハウジング本体21を有する。
このハウジング本体21には、ハウジング本体21を前後方向に貫通するように、横方向に6列、縦方向に2列の合計12個の端子収容室22を設けている。
なお、端子収容室22の数は12個に限定せず、1以上であればその他の数であっても構わない。
各端子収容室22は、後端面に端子金具10を挿入するための端子挿入口22aを設け、前端面に接続相手となる端子の端子金具10との接続部分を挿入するための相手端子挿入口22bを設けている。
この端子収容室22は、主に端子金具10の接続本体部12が配置される接続本体配置部23と、主に端子金具10の圧着部15が配置される圧着部分配置部24と、を前端から後端に向けて空間を連続して設けている。
接続本体配置部23は、端子収容室22の収容空間を接続本体部12の横断面形状に対応した矩形状に形成した部分である。
圧着部分配置部24は、端子収容室22の収容空間を電線Wに圧着した圧着部15の横断面形状に対応して形成した部分である。
この実施例では、圧着部分配置部24が接続本体配置部23より大きい横断面の面積となる空間を形成するようになっている。
弾性係止アーム部25は、基端部25aから自由端となる先端に向けてなだらかに上方傾斜するように端子収容室22内に片持ち片状に設けている。
この弾性係止アーム部25は、先端延在部25bを有する。
先端延在部25bは、端子金具10の係止状態を解除するために不図示の係止解除用の治具を引っ掛けて弾性係止アーム部25を係止解除方向にたわませるための部分である。
また、コネクタハウジング20は、係止状態を解除するために不図示の係止解除用の治具を挿入するための治具挿入空間26を形成している。
この治具挿入空間26は、端子収容室22の下側から端子収容室22に繋がる空間であり、コネクタハウジング20の前端に形成した治具挿入口26aからたわみ空間27まで連続した空間をなしている。
たわみ空間27は、端子金具10が端子収容室22の端子挿入口22aから端子収容室22の係止位置まで移動する際、係止突起部14が摺接することによって、弾性係止アーム部25が中立状態から係止解除方向にたわみ変形した場合に、弾性係止アーム部25を受け入れるための空間である。
また、各端子収容室22は、端子金具10の底面10aに向かい合う端子収容室22の内部底面22cに設け、係止突起部14を係止位置に向けてガイドするように係止位置の端子金具10の圧着部15から弾性係止アーム25の基端部25aまで形成した溝であり、かつ、溝上端面30aが係止位置の端子金具10の圧着部15との隙間を小さくするように形成したガイド溝部30を有する。
ガイド溝部30は、端子収容室22内に端子金具10を挿入するための入口となる端子挿入口22aから弾性係止アーム部25の基端部25aまで連続して形成した溝である。
より具体的には、ガイド溝部30は、端子挿入口22aから端子収容室22内方に位置する弾性係止アーム部25の基端部25aまで直線状に延びた溝である。このガイド溝部30は、端子収容部22の内部底面22cを溝底面とし、溝底面上に係止突起部14を間に嵌め込み可能に間隔を開けて立設した一対のガイド壁31、31が溝内側面30b、30bを形成するようになっている。
一対のガイド壁31、31は、端子挿入口22aから弾性係止アーム部25の基端部25aまで直線状に延びた壁である。このような一対のガイド壁31、31は、基端部25aの両側部に連接することによって基端部25aの剛性を高めるようになっている。
また、ガイド溝部30は、端子金具10の挿入口となる端子挿入口22aから形成しているので、端子金具10を端子挿入口22aから端子収容室22内に挿入する際、係止突起部14の向きをガイド溝部30に対応させることによって、端子金具10を端子収容室22に挿入する際の、正規の向き確認することができる。
すなわち、ガイド溝部30は、端子金具10の向きを確認するための目印としての機能もなしている。
次に、端子金具10を端子挿入口22aに挿入してから係止位置に配置するまでの端子金具10およびコネクタハウジング20の各部の動作について説明する。
まず、端子金具10は、係止突起部14をガイド溝部30に嵌め込むようにして端子挿入口22aから端子収容室22内方に向けて挿入開始されると、接続本体部12が接続本体配置部23に侵入する。これにより接続本体部12が接続本体配置部23の内壁面との隙間を僅かにして所定の係止位置に向けて移動される。
この状態になると、端子金具10のガタツキが少なくなり、係止突起部14がガイド溝部30から抜け難くなり、端子金具10がガイド溝部30によってより安定して係止位置までガイドされるようになる。
さらに端子金具10が端子収容室22内方に向けて移動すると、端子金具10の先端が弾性係止アーム部25の基端部25aに摺接する。
これにより、弾性係止アーム部25がたわみ空間27側に弾性変形し、係止突起部14が弾性係止アーム部25を乗り越えるようにして弾性係止アーム部25の先端面より端子収容室22の内方側に移動する(図7、および図9参照)。
係止突起部14が弾性係止アーム部25の先端面より端子収容室22の内方側に移動すると、弾性係止アーム部25が弾性的に復元し、端子金具10の係止開口部13に侵入することによって、端子金具10が端子収容室22内に係止される(図11参照)。
この係止完了状態では、端子金具10が端子収容室22から離脱する方向に移動すると、弾性係止アーム部25の先端が係止突起部14に当接することによって、端子金具10が端子収容室22から離脱することを阻止する。
なお、この係止完了状態では、図11(b)に示すように、端子金具10が圧着部15をガイド溝部30の溝上端面30aとの隙間を僅かにした状態、あるいは、圧着部15をガイド溝部30の溝上端面30aに載置した状態で端子収容室22内に係止される。
なお、この実施例では、係止位置の端子金具10の相手接続部11の一部までガイド溝部30が延びているため、端子金具10は、相手接続部11の一部をガイド溝部30の溝上端面30aとの隙間を僅かにした状態、あるいは、相手接続部11の一部をガイド溝部30の溝上端面30aに載置した状態で端子収容室22内に係止される。
本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造1は、係止突起部14がガイド溝部30によってガイドされることによって端子金具10が係止位置までガイドされ、しかも、係止位置の端子金具10の圧着部15がガイド溝部30の溝上端面30aとの間隔を小さくなるように調整されているので、係止位置の端子金具10の圧着部15が溝上端面30aにとの間を小さく、あるいは載置されるので、圧着部15が自重方向にガタツキ難くなり、結果的に、端子金具10を係止位置までガイドし易く、かつ、端子金具10のガタツキを防止することができる。
また、本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造1は、端子金具10を端子挿入口22aから端子収容室22内に挿入する際、ガイド溝部30を目印にして端子金具10の向きを確認することができるので、コネクタハウジング20への端子金具10の誤組み付けを防止することができる。
また、本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造1は、一対のガイド壁31が、基端部25aの両側部に連接しているので、基端部25aの剛性を高めることができる。
本発明の実施例に係る端子金具とコネクタハウジングとの係止構造1は、ガイド溝部30を端子挿入口22aから形成するものを例示したが、これに限らず、ガイド溝部30の溝上端面30aが圧着部15を支持することができるようになっていればよい。より好ましくは、係止位置の端子金具10の圧着部15の後端面から端子収容室22内方に延びる圧着部15を下方から支持することができるようになっていればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 端子金具とコネクタハウジングとの係止構造
10 端子金具
10a 底面
11 相手接続部
12 接続本体部
12a 底壁
12b 側壁
12c 天井壁
12d 弾性接触
13 係止開口部
13a 開口内縁面
14 係止突起部
15 圧着部
15a 導体圧着部
15b 被覆圧着部
16 中間部
17 繋ぎ部
20 コネクタハウジング
21 ハウジング本体
22 端子収容室
22a 端子挿入口
22b 相手端子挿入口
22c 内部底面
23 接続本体配置部
24 圧着部分配置部
25 弾性係止アーム部
25a 基端部
26 治具挿入空間
26a 治具挿入口
27 たわみ空間
30 ガイド溝部
30a 溝上端面
30b 溝内側面
31 ガイド壁
W 電線
W1 導体部
W2 絶縁被覆部

Claims (3)

  1. 相手端子に接続する部分であり、底面に係止突起部を突設した相手接続部を前端側に設け、かつ、電線の端末部に圧着する圧着部を後端側に設けた端子金具の前記係止突起部と、コネクタハウジングの前記端子金具を収容する端子収容室の内部底面に基端部を設け、かつ、前記係止突起部に自由端となる先端を当接することによって前記端子金具が前記端子収容室から離脱する方向に移動することを阻止する弾性係止アーム部と、によって前記端子金具を前記端子収容室内に係止する端子金具とコネクタハウジングとの係止構造において、
    前記端子金具の前記底面に向かい合う前記内部底面に設け、前記係止突起部を係止位置に向けてガイドするように係止位置の前記端子金具の前記圧着部から前記基端部まで形成した溝であり、かつ、溝上端面が係止位置の前記端子金具の前記圧着部との隙間を小さくするように形成したガイド溝部
    を有する
    ことを特徴とする端子金具とコネクタハウジングとの係止構造。
  2. 前記ガイド溝部は、
    前記端子収容室内に前記端子金具を挿入するための入口となる端子挿入口から前記弾性係止アーム部の前記基端部まで連続して形成した溝である
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子金具とコネクタハウジングとの係止構造。
  3. 前記ガイド溝部は、
    前記係止突起部を間に嵌め込み可能に間隔を開けて立設した一対のガイド壁が溝内側面を形成し、該一対のガイド壁が前記基端部の両側部に連接する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の端子金具とコネクタハウジングとの係止構造。
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