JP2015229834A - 組立構造物及び組立構造物の構築方法 - Google Patents

組立構造物及び組立構造物の構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能な組立構造物及び組立構造物の構築方法を提供する。
【解決手段】組立茶室1は、土台2と、支持床3と、居住床4と、建具5を備えている。土台2は組立茶室1を配置する場所の床面に設置される基礎部分であり、土台2より上の各領域を支持するものとなる。また、支持床3は、組立茶室1の床面の強度を保つ部材であり、土台2の上側かつその内側に配置される。居住床4は、フローリング部6と畳部7から構成され、支持床3の上側に配置される。居住床4が、組立茶室1を使用する人が実際に座る部分となる。また、建具5は、組立茶室1の内外を仕切る部材であり、フローリング部6の外周の位置を境界に空間を仕切るものとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、組立構造物及び組立構造物の構築方法に関する。詳しくは、容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能な組立構造物及び組立構造物の構築方法に係るものである。
ホテルやショッピングモール等の施設において、その雰囲気を異ならせる目的で、デザイン性に優れた組立構造物が使用されている。例えば、和室空間の組立構造物を設けることで、施設の印象を変える役割を果たすものとなる。
また、組立構造物の内部を人が使用可能な空間として構築し、催し物の際に使用したり、休憩スペースとして利用したりして用いられる場合もある。
組立構造物の多くは、期間限定で設置されるものであり、都度、設置場所での構築及び分解の作業が必要となるため、容易に構築できることが求められる。また、茶室を模した構造物等、実際に使用可能な空間として構築されるものでは、強度と安定した構造が必要となる。
こうしたなか、容易に構築及び分解が可能な組立構造物の提供を試みた組立小間が存在し、例えば、特許文献1に記載の組立小間が提案されている。
ここで、特許文献1には、図11に示すような組立小間100の構造が記載されている。組立小間100は、柱101と、土台枠102と、幕板103と、天井板104で構成される。
組立小間100は、四隅に柱101を立て、柱101の下部によって土台枠102を固定している。また、柱101の上部の差し込みによって幕板103を固定し、柱101の上端と幕板103の間に天井板104を乗せた構造となっている。
特開2002−309786号公報
しかしながら、特許文献1に記載の組立小間は、簡易な構造としながら、大小複数の部材から構成されており、構築に手間がかかるものとなっている。特に、四隅に立てた柱同士の間に間柱を立てて敷居及び鴨居を配置する構造は部材も多く、複雑なものと言える。
また、四隅に柱を立てる構造から、小間の形状が限定されるものとなり、組立構造物の形状としての自由度が低いものとなっている。特に、配置場所の印象を異ならせるためには、形状に自由度を持たせることが重要となる。
また、土台枠はいずれも平坦な部材で構成されている。そのため、平坦な床面に配置される際には良いが、凹凸や傾斜を有する床面に配置される際には、土台枠を平坦に設置することが困難となる。
この結果、土台枠の上に配置される畳を水平に配置できなくなり、実使用時の居住性に悪影響を及ぼすことが考えられる。また、見た目が悪くなるおそれもある。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能な組立構造物及び組立構造物の構築方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の組立構造物は、複数の板状体を配置して形成された床部と、該床部に対して略垂直に配置され、同床部の一方の面側から同床部を支持可能な土台部と、前記床部の他方の面側に設けられた壁部とを備える。
ここで、板状体を配置して形成された床部によって、組立構造物の中に人が座ることが可能な床を設けることができる。
また、床部が複数の板状体を配置して形成されることによって、組立構造物の床の大きさや形状の変更を容易に行うことができる。即ち、所望の面積や形状の床となるよう板状体を組み合わせて構築することができる。また、1枚ものの板材を床として配置する場合に比べて、組立時の運搬や設置の作業が容易となる。
また、床部に対して略垂直に配置され、床部の一方の面側から床部を支持可能な土台部によって、組立構造物を支持する基礎構造を構築することができる。
また、床部の他方の面側に設けられた壁部によって、組立構造物の内側と外側の空間を区切る仕切りとすることができる。即ち、例えば、床部の中央領域を複数の壁部で囲繞した際には、壁部で仕切られた小部屋空間を形成することができる。
また、土台部が床部の端部近傍に沿って配置され、隣接する部材同士が連結可能に形成された腰壁部を有する場合には、土台部を床部の大きさに対応させ、かつ、安定した構造とすることができる。即ち、連結された腰壁部の構造体が土台部の外枠となり、床部を支持するものとなる。また、腰壁部が複数の部材で形成されるため、組立時の運搬や設置の作業が容易となる。
また、土台部が腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する腰壁部と連結可能に形成された中桟部を有する場合には、土台部が床部の略中央側の領域を充分に支持可能な構造となる。また、中桟部が複数の部材で形成されるため、組立時の運搬や設置の作業が容易となる。
また、土台部が床部の端部近傍に沿って配置され、隣接する部材同士が連結可能に形成された腰壁部と、腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する腰壁部と連結可能に形成された中桟部とを有する場合には、床部の外周側と略中央側の領域を土台部によって、より一層充分に支持可能な構造となる。
また、壁部の隣接する部材同士が連結可能に形成された場合には、組立構造物をより安定な構造とすることができる。即ち、例えば、床部の中央領域を複数の壁部で囲繞した際には、壁部が一体化した構造となり、安定性をより向上させることができる。
また、床部が隣接する板状体の間に所定の間隙を設けた場合には、床部を略平坦に配置しやすくなる。即ち、部材間に間隙があることで、隣接する部材同士が干渉しにくくなり、所望の位置に配置しやすくなる。なお、ここでいう、所定の間隙とは、略5mm程度の隙間を意味するものである。
また、床部が、外周側に配置されたフローリング部材と、フローリング部材で囲まれた領域に配置された畳部材とを有する場合には、組立構造物の実使用時の居住性と意匠性を高めることができる。また、例えば、畳の領域が存在することで、茶室や休憩スペースとしての使用しやすい構造となる。
また、腰壁部及び中桟部が垂直方向の高さを調節可能な調節部を備える場合には、起伏や傾斜を有する場所にも組立構造物を容易に構築することが可能となる。即ち、腰壁部及び中桟部を配置する位置の設置面の高さに応じて、各々の部材の高さを調節することで、床部を略水平に配置可能となる。この結果、組立構造物の実使用時の居住性を向上させることができる。また、組立構造物を設置する場所の選択の幅を広げることができる。
また、調節部が所定の角度範囲内で傾斜可能に構成された場合には、起伏や傾斜を有する場所に、より一層、組立構造物を容易に構築することが可能となる。即ち、腰壁部及び中桟部を配置する位置の設置面の起伏や傾斜に対し、部材の高さと傾きで対応可能な構造となる。
また、床部と腰壁部の間に壁部が配置された場合には、組立構造物をより一層安定した構造とすることができる。即ち、壁部が床部と腰壁部に挟まれて支持される構造となり、壁部を安定して配置することが可能となる。
また、壁部の少なくとも一部が電源に連結されて発光可能に形成された場合には、組立構造物の意匠性をより一層高めることができる。例えば、壁部にアクリル導光板を配置して、光による装飾を施すことができる。また、着色されたシート等を介して光の色を調節することで、イメージを異ならせることもできる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の組立構造物の構築方法は、隣接する部材同士が連結可能な腰壁部と、該腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する同腰壁部と連結可能な中桟部とを組み合わせて土台を形成する第1の工程と、該第1の工程で組み合わせた土台の上に、複数の床部材を配置して床面を形成する第2の工程と、該第2の工程で形成された床面の上に複数の壁部を設ける第3の工程とを備える。
ここで、腰壁部及び中桟部を組み合わせて土台を形成する第1の工程によって、組立構造物を支持する基礎構造を構築することができる。また、腰壁部及び中桟部が複数の部材で形成されるため、組立時の運搬や設置の作業が容易となる。
また、土台を形成する第1の工程の隣接する部材同士が連結可能な腰壁部によって、土台を安定した構造とすることができる。即ち、連結された腰壁部の構造体が土台の枠となり、床面を支持するものとなる。また、腰壁部が複数の部材で形成されるため、組立時の運搬や設置の作業が容易となる。
また、土台を形成する第1の工程の腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する腰壁部と連結可能な中桟部によって、土台の略中央側の領域に中桟部の構造体が配置されることとなり、土台を安定した構造とすることができる。また、中桟部が複数の部材で形成されるため、組立時の運搬や設置の作業が容易となる。
また、隣接する部材同士が連結可能な腰壁部と、腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する腰壁部と連結可能な中桟部とを組み合わせて土台を形成する第1の工程によって、土台が安定した構造となり、床面をより一層充分に支持することが可能となる。
また、第1の工程で組み合わせた土台の上に、複数の床部材を配置して床面を形成する第2の工程によって、組立構造物の中に人が座ることが可能な床を設けることができる。
また、第2の工程で形成された床面の上に複数の壁部を設ける第3の工程によって、組立構造物の内側と外側の空間を区切る仕切りとすることができる。即ち、例えば、床部の中央領域を複数の壁部で囲繞した際には、壁部で仕切られた小部屋空間を形成することができる。
また、第1の工程で、腰壁部及び中残の各々の垂直方向の高さの調節を行う場合には、起伏や傾斜を有する場所にも組立構造物を容易に構築することが可能となる。即ち、腰壁部及び中桟部を配置する位置の設置面の高さに応じて、各々の部材の高さを調節することで、床部を略水平に配置可能となる。この結果、組立構造物の実使用時の居住性を向上させることができる。また、組立構造物を設置する場所の選択の幅を広げることができる。
本発明に係る組立構造物は、容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能なものとなっている。
また、本発明に係る組立構造物の構築方法は、容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能な組立構造物を設置できる方法となっている。
組立茶室の各領域を示す概略図である。 腰壁部を示す概略図(a)及び八角形用の中桟を示す概略図(b)である。 連結具で連結された部材の概略側面図(a)、連結構造を上側から見た図(b)及びアジャスターの構造を示す概略図(c)である。 フローリング下用の中桟を示す概略図(a)及び畳下用の中桟を示す概略図(b)である。 建具の配置を示す概略図である。 建具の木枠の構造の一例を示す概略平面図である。 配線構造の一部を示す概略断面図である。 支持床及び炉を配置する構造を示す概略図である。 フローリング部を配置する構造を示す概略図である。 畳部を配置した組立茶室の完成状態を示す概略図である。 従来の組立小間の構造を示す概略図である。
以下、本発明を適用した組立構造物の一例について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の内容は本発明の実施の形態の一例に過ぎず、本発明の内容はこれらに限定されるものではない。
図1は、組立茶室の各領域を示す概略図である。
図1に示すように、本発明を適用した組立構造物の一例である組立茶室1は、土台2と、支持床3と、居住床4と、建具5を備えている。
土台2は組立茶室1を配置する場所の床面に設置される基礎部分であり、土台2より上の各領域を支持する。また、支持床3は、組立茶室1の床面の強度を保つ部材であり、土台2の上側かつその内側の領域に配置される。
居住床4は、フローリング部6と畳部7から構成され、支持床3の上側に配置される。居住床4が、組立茶室1を使用する人が実際に座る部分となる。また、建具5は、組立茶室1の内外を仕切る部材であり、フローリング部6の外周の位置を境界に空間を仕切るものとなっている。
また、組立茶室1では、土台2、支持床3、フローリング部6及び建具5を平面視すると略八角形の形状を有する構造となっている。また、畳部7及び支持床3の一部には、炉8を配置するための孔部が形成されている。
ここで、必ずしも、組立構造物が茶室として構築される必要はない。茶室は構造物の一例である。例えば、居住床の全面を畳にして休憩スペースにすることや、オブジェや花等の装飾物を置いて観賞用に利用することも可能である。
また、必ずしも、組立茶室1の床が支持床3と居住床4に分けられる必要はなく、これらが一体化した構造も採用しうる。但し、床を2層に分けることで、各部材の重量が軽くなり、持ち運びが容易になる点や、強度を担保する支持床3の形状と、見た目や居住性に寄与する居住床4の形状を異ならせて、安定性と使い勝手を両立できる点から、組立茶室1の床が支持床3と居住床4に分けられることが好ましい。
また、必ずしも、居住床4がフローリング部6と畳部7から構成される必要はない。例えば、居住床4の全面をフローリング部または畳部とすることも可能である。
また、必ずしも、土台2、支持床3、フローリング部6及び建具5が略八角形の形状を有する必要はない。適宜、形状や大きさを変化して構築することが可能である。例えば、六角形や円形等、適宜、所望の形状を採用することができる。
以下、組立茶室の各領域の詳細な構造について説明する。
図2は、腰壁部を示す概略図(a)及び八角形用の中桟を示す概略図(b)である。図2(a)に示すように、土台2は複数の腰壁9を有している。
腰壁9は、隣接する部材同士が連結可能な構造となっており、8つの部材を組み合わせることで、略八角形の土台2の外枠部分となる。また、腰壁9の上端面には建具5が配置される溝部10が形成されている。
また、腰壁9の内側の面には略垂直な縦溝11が形成されている。縦溝11は後述する中桟の端部と嵌合する部分となっている。また、腰壁9の外側の面には一定間隔でリブ材41が取り付けられ、リブ材41同士の間には溝部42が形成されている。
図2(b)に示すように、八角形用の中桟12が腰壁9で囲まれた領域の内側に配置される。中桟12は、隣接する部材同士が連結可能な構造となっており、8つの部材を組み合わせることで略八角形の構造体となる。
また、中桟12は枠状の形状を有しており、8つのうち4つは内側及び外側の両面に略垂直な縦溝13が形成されている。また、残り4つは外側の面に縦溝14が形成されている。縦溝13を有する中桟12と、縦溝14を有する中桟12が交互に配置されている。
中桟12の外側の面に形成された縦溝13及び縦溝14は、腰壁9の縦溝11と対向し、腰壁9及び中桟12の間に配置されるフローリング下用の中桟の両端部と嵌合する部分となっている。
また、中桟12の内側の面に形成された縦溝13は、中桟12で囲まれた領域に配置される畳下用の中桟の両端部と嵌合する部分となっている。
ここで、腰壁9及び中桟12について、隣接する部材同士の連結構造は特に限定されるものではない。但し、後述する連結具を用いることで、容易かつ安定した連結構造とすることができる。この点については後の段落で詳細を説明する。
また、必ずしも、腰壁9の外側の面に一定間隔でリブ材41が取り付けられ、リブ材41同士の間には溝部42が形成される必要はない。但し、組立茶室1の意匠性を高めることができる点から、腰壁9の外側の面に一定間隔でリブ材41が取り付けられ、リブ材41同士の間には溝部42が形成されることが好ましい。
また、必ずしも、中桟12が枠状の形状とされる必要はない。但し、土台2の強度を担保しつつ、個別の部材の重量を軽くして、組立時や分解時の持ち運びが容易となる点から、中桟12が枠状の形状とされることが好ましい。
また、必ずしも、腰壁9及び中桟12が同じ略八角形の構造体とされる必要はなく、異ならせることもできる。但し、土台2の内側と外側の部材を同一形状の多角形にすることで、安定した構造体とすることが可能となる。
腰壁9、中桟12及び建具5の連結構造について説明する。
図3(a)は、連結具で連結された部材の概略側面図である。図3(b)は、連結構造を上側から見た図である。
腰壁9、中桟12及び建具5はいずれも、前述したように組み合わされて略八角形の形状を有する構造体となるが、図3(a)に示す連結具15によって隣接する部材同士が連結されている。
図3(a)には、腰壁を例として、左側の腰壁16と右側の腰壁17が端面で接して連結されている。連結具15は、雌雄型の部材で構成され、腰壁16の端面内側に雌型具18が、また腰壁17の端面内側に雄型具19がそれぞれ嵌め込まれている。
雌型具18及び雄型具19は、腰壁16及び腰壁17の端面が接した際に、互いに正対する位置に配置されている。
また、図3(b)に示すように、雄型具19には、六角ドライバーの先端が挿通可能な孔20が形成され、その内側にドライバーの回転に応じて可動する可動凸部21を有している。また、雄型具19の雌型具18と対向する端面には2つの凸部22が形成されている。雌型具18には、可動凸部21に対応する溝部と、凸部22に対応する嵌合孔とが形成されている。
連結具15は、腰壁16及び腰壁17の端面が接した時に、雄型具19の凸部22と雌型具18の嵌合孔とが嵌合する。さらに孔20に六角ドライバーの先端を回転させて、可動凸部21を回転させると、雌型具の溝部に可動凸部21が入りロック状態となる。これにより、隣接する腰壁同士が強固に連結される。
ここで、必ずしも、腰壁等の部材の連結に連結具15が使用される必要はない。隣接する部材の連結及び取外しが可能な構造であれば充分である。但し、六角ドライバーのみの使用で部材同士を容易かつ強固に連結できる点から、腰壁等の部材の連結に連結具15が使用されることが好ましい。
土台2の高さ調節構造について説明する。
図3(c)は、アジャスターの構造を示す概略図である。
土台2は前述した腰壁9、中桟12と、後述するフローリング下用の中桟及び畳下用の中桟から構成されている。これら腰壁9及び中桟の下端面の両端近傍には図3(c)に示すアジャスター23が設けられている。
アジャスター23は、外周面状にねじ溝が形成され、腰壁等の下端面に埋め込まれる軸部24を有している。また、アジャスター23は、軸部24の外周面に設けられた高さ調節用のナット25と、軸部24を支持する接地部26を有している。
ねじ構造にてナット25を軸部24に対して回転させることで、腰壁等の下端面からの軸部24の突出量を変化させて、腰壁等の部材の地面からの高さを調節可能なものとなっている。
また、軸部24は接地部26に対して、通常は略垂直な向きとなるが、接地部26が接する地面の起伏や傾斜に応じて、軸部24の傾きが変わる構造となっている。その傾きの変化は、略30度の範囲で可変可能なものとなっている。
腰壁9及び中桟の下端面に2つのアジャスター23を設けたことで、起伏や傾斜を有する地面に対しても腰壁及び中桟の上端の位置を合せることができる。即ち、土台2の上に支持床3及び居住床4を水平に配置することが可能となる。即ち、土台2を設置する場所の適用範囲を広げることができる。
また、支持床3や居住床4を配置する際に、各部材の位置が合わない等の不具合が生じにくく、組立を容易にすることができる。また、組立茶室1の見栄えを良くすることにもつながる。
ここで、必ずしも、腰壁9及び中桟の下端面にアジャスター23が設けられる必要はない。但し、前述したように、土台2の設置する場所の適用範囲を広げることができる点から、腰壁9及び中桟の下端面にアジャスター23が設けられることが好ましい。
また、土台2の各部材に高さ調節の構造を設ける場合には、必ずしも、アジャスター23の構造である必要はない。例えば、高さ調節のみで角度調節の機能のない部材も採用しうる。
図4は、フローリング下用の中桟を示す概略図(a)及び畳下用の中桟を示す概略図(b)である。
図4(a)に示すように、略八角形状に組まれた腰壁9及び中桟12の間に、8つのフローリング下用の中桟27が配置される。中桟27は、組立茶室1の完成時にフローリング部6の下方に位置する部分となる。
中桟27は枠状の形状を有しており、腰壁9の縦溝11と、中桟12の縦溝13または縦溝14の間に挟まれ、その両端部は各縦溝と嵌合するものとなっている。
図4(b)に示すように、略八角形状に組まれた中桟12の内側の領域に、2つの枠状の中桟28と、中桟28の略2倍の長さを有する枠状の中桟29が配置される。中桟29の両面の真ん中の部分には、略垂直な縦溝30が設けられている。
中桟29は、中桟12の縦溝14同士の間に挟まれ、その両端部は各縦溝と嵌合するものとなっている。また、中桟28は、中桟12の縦溝14及び中桟29の縦溝30の間に挟まれ、その両端部は各縦溝と嵌合するものとなっている。
組み合わされた中桟28及び中桟29は略十字の形状となり、組立茶室1の完成時に畳部6の下方に位置する部分となる。即ち、前述した畳下用の中桟を構成している。
ここで、必ずしも、中桟27と腰壁9及び中桟12、中桟29と中桟12、及び、中桟28と中桟29とが縦溝を介して嵌合される構造とされる必要はない。各部材を組み合わせて固定可能な構造であれば充分である。
以上までで説明した腰壁9、中桟12、中桟27、中桟28及び中桟29が土台2を構成し、組立茶室1を支持する部分となる。
図5は、建具の配置を示す概略図である。図6は、建具の木枠の構造の一例を示す概略平面図である。
図5に示すように、土台2の上に建具5が配置される。建具5の下端は腰壁9の上端面に設けられた溝部10に嵌め込まれる。また、腰壁9は建具5の下端の外周面と接する凸部31が形成され、外側に建具5が外れにくい構造とされている。
また、建具5は、隣接する部材同士が前述した連結具15によって連結されている。なお、建具5は一定の高さを有しているため、上部と下部の2カ所に連結具15を備え、強固に連結されたものとなっている。
ここで、必ずしも、建具5の隣接する部材同士が連結具15によって連結される必要はない。例えば、隣接する部材の上端のそれぞれに突起を設け、各突起が挿通可能な孔を設けた連結具で連結する構造等も採用しうる。また、接合部分の形状に嵌合する嵌め込み式の金具等も採用しうる。
図6に示すように、建具5を構成する複数の木枠は各々が異なる構造を有している。例えば、木枠32は左上に青色の光障子33、右下に黄色の光障子34が配置されている。また、木枠35は外枠部分のみを有し、出入り口となる部分となっている。
また、その他の木枠も格子36や横桟37が設けられ、各々が異なる見栄えを有するものとなっている。
青色の光障子33及び黄色の光障子34は、図示しないアクリル導光板を、和紙を模した樹脂板で挟み、障子越しの明かりを再現したものとなっている。また、青色の光障子33には青色のシートを貼りつけることで呈色させている。
ここで、必ずしも、建具5が木枠で構成される必要はない。例えば、全てをふすま状の建具とすることも可能である。
また、建具5を構成する木枠の構造も特に限定されるものではない。但し、光障子を採用することで、組立茶室1の意匠性を高めることができる。
アクリル導光板を電源と繋ぐ配線構造について説明する。
図7は、配線構造の一部を示す概略断面図である。
図7には、建具5の下端面及び腰壁9の上端面の断面構造を部分的に示している。図7に示す配線38は、一端が前述した光障子を構成する導光板に、他端が電源コンバータ45に連結されている。
建具5の内部には導通孔39が形成されている。また、腰壁9の上端面の溝部10の部分には、導通孔39と対応する位置に導通孔40が形成されている。また、腰壁9のうち、リブ材41同士の間の溝部42に面した領域43の上端部分にも導通孔44が形成されている。
導通孔39、導通孔40及び導通孔44には、配線38が挿通され、電源コンバータ45へと連結されている。電源コンバータ45は、前述した中桟12、中桟28及び中桟29で囲まれた空間に配置されている。
電源コンバータ45には、腰壁9の下端と地面との間の隙間を通された外部電源からの配線が繋げられている。また、電源コンバータ45が木枠に設けられた光障子や、その他照明器具の電力供給源として機能する。
このように、配線38が、建具5の内部や腰壁9の領域43の部分に通されることで人の目につきにくい構造となっている。特に、腰壁9の領域43は溝部42に対応する位置であり、リブ材41の存在により認識されにくい位置となっている。この結果、組立茶室1は、最低限の配線構造のみが露出したすっきりとした外観となり、意匠性の高い構造となっている。
図8は、支持床及び炉を配置する構造を示す概略図である。
組立茶室1の土台2の上部には、複数の底板46が配置され、支持床3を構成している。支持床3は、土台2の略八角形の形状に沿って配置される8つの外側の底板と、その内側に配置される4つの底板とを有している。
組立茶室1では、8つの腰壁9が略垂直に配置され、ずれなく略八角形の形状として組み上がった際の腰壁9で囲まれた領域の面積は、隣接する床板46同士をぴったりと併せて配置した面積よりも大きくなっている。
この面積の違いにより、隣接する床板46同士の間に略5mm程度の間隙を空けて配置していくことが可能となる。間隙を設けることで、床板46を木材で形成した際の素材の収縮や、地面の起伏や傾斜に起因して、腰壁9や中桟にずれが生じても、床板46同士が干渉せず、敷き詰めやすい構造となっている。
また、外側の底板46は、外周側の端面が建具5と接し、腰壁9の凸部31との間で建具5を挟みこむ構造となっている。建具5は、腰壁9の溝部10と共に、外側の底板46によっても固定され、安定した構造となる。
また、底板46には複数の把持孔47が形成されている。搬送時や組立、取外しの際には、把持孔47により底板46が掴みやすいものとなっている。
また、底板46の一部には、炉8を配置するための孔部48が形成されている。炉8は、炉受け49、炉壇50及び炉枠51で構成されている。炉8は電熱炉であり、炉受け49及び炉壇50にはそれぞれ専用のコンセントが設けられ、更に電源コンバータ45と連結されるものとなっている。
ここで、必ずしも、複数の底板46が外側と内側の底板に分けられる必要はない。適宜、形状と大きさを変更することができる。
また、必ずしも、床板46が、隣接する床板46同士の間に略5mm程度の間隙を空けて配置される必要はない。但し、床板同士が干渉せず、敷き詰めやすくなる点から、床板46が、隣接する床板46同士の間に略5mm程度の間隙を空けて配置されることが好ましい。
図9は、フローリング部を配置する構造を示す概略図である。
図9に示すように、支持床3の上部かつ外周側には、8つのフローリング材52が配置され、フローリング部6を構成している。フローリング材52が配置されると、腰壁9の凸部9の高さと略同等の高さとなる。
また、フローリング材52は、外周側の端面が建具5と接し、腰壁9の凸部31との間で建具5を挟みこむ構造となっている。建具5は、腰壁9の溝部10や床板46と共に、フローリング材52によっても固定され、安定した構造となっている。
図10は、畳部を配置した組立茶室の完成状態を示す概略図である。
図10に示すように、フローリング材52で囲まれた領域には5つの畳53が配置され、畳部7を構成している。また、畳53の一部には、炉8に対応する位置に孔部54が形成され、炉縁55が取り付けられている。
前述したフローリング部6及び畳部7により居住床4が構成され、この部分に人が座る領域となる。
また、フローリング材52及び畳53も、前述した床板46と同様に、隣接する部材同士の間に略5mm程度の間隙を空けて配置していくことが可能となっている。この間隙を設けることで、素材の収縮や、地面の凹凸や傾斜に起因して、腰壁9や中桟にずれが生じても、フローリング材52及び畳53同士が干渉せず、敷き詰めやすい構造となっている。
以上までに説明した組立茶室1の構築方法について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の説明は、本発明の実施の形態の一例にすぎず、本発明の内容が以下に記載の内容に限定されるものではない。
まず、図2(a)に示すように、腰壁9を配置していき、土台2の外枠形状を形成していく。この際、隣接する部材同士は、連結具15で連結していく。また、地面に起伏や傾斜がある場合には、アジャスター23の高さや角度を調節して、腰壁9の上端面の高さ位置を合せて配置していく。
図2(b)に示すように、腰壁9の内側に、八角形用の中桟12を配置していく。中桟12は、縦溝14を有する部材と、縦溝13を有する部材を交互に配置し、連結具15で繋いでいく。また、外側の面に位置する縦溝13と腰壁9の縦溝11の位置を対応させて中桟12を配置する。中桟12もアジャスター23で上端の高さ位置を合わせる。
図4(a)に示すように、腰壁9及び中桟12の間に、フローリング下用の中桟27を配置していく。中桟27は、腰壁9の縦溝11及び中桟12の縦溝13に中桟27の両端を嵌合させ、落とし込んでいく。
図4(b)に示すように、中桟12で囲まれた領域に、畳下用の中桟28及び中桟29を配置していく。先に中桟29を中桟12の縦溝13に嵌合させて配置し、その後、中桟28を組み合わせる。中桟27、中桟28及び中桟29もアジャスター23で上端の高さ位置を合わせる。ここまでで土台2が完成する。
続いて、図5に示すように、土台2の上部に建具5を配置していく。建具5は下端を腰壁9の上端面に設けられた溝部10に嵌合させる。また、隣接する建具5同士は連結具15で連結させる。
建具5は、1つめの部材から右回りまたは左回りのいずれかに順番で連結し、配置していく。隣接する建具5同士で支持しながら配置していくものとなっている。
建具5の配置の際には、その内部に納められた導光板と連結された配線を腰壁9の貫通孔40及び貫通孔44に挿通させ、腰壁9で囲まれた領域の内側へと引っ張っていく。
また、電源コンバータ45を中桟12、中桟28及び中桟29で囲まれた空間に配置する。また、外部電源から配線を引き、一部の腰壁9の下端と地面の間に配線を通し、電源コンバータ45に連結させる。そして、電源コンバータ45の配線と導光板の配線を連結させる。電源コンバータ45の配線は、必要に応じて、証明器具等の配線と連結させる。
図8に示すように、土台2の上部に床板46を配置していく。この際、隣接する床板46同士の間には略5mm程度の間隙を設けながら配置していく。間隙を設けることで、部材同士の干渉が生じにくくすることができる。
また、床板46の外周側の端面と腰壁9の凸部31との間で建具5を挟みこみ、建具5を支持する。
また、床板46に設けられた孔部48に炉8を収容する。この際、炉受け49及び炉壇50のコンセントを繋ぎ、更に電源コンバータ45の配線と連結させ、電熱炉の電源を確保する。
図9に示すように、支持床3の上部かつ外周側にフローリング材52を配置していく。また、フローリング材52の外周側の端面と腰壁9の凸部31との間で建具5を挟みこみ、建具5を支持する。
また、図10に示すように、フローリング材52で囲まれた領域に畳53を配置する。また、炉8に対応する位置に炉縁55を配置する。
以上、説明した手順で組立茶室1を構築することができるものとなっている。
本発明を適用した組立茶室1は、土台、床面及び建具の各領域を組み上げるだけで構築可能であり、構築に特別な技術を必要としない簡易な構造となっている。
また、土台、床面、建具は複数の部材に分割されているので、運搬が容易であり、効率よく組み上げることができるものとなっている。また、枠状に形成された中桟は、支持強度を保ちながら、持ち運びが容易な部材となっている。更に、土台部分の通気性を確保するものともなっている。
また、土台を構成する腰壁及び中桟の下面には、高さ及び角度が可変可能なアジャスターが設けられている。これにより、腰壁や中桟を組み上げる際に、地面の起伏や傾斜に応じて、各部材の高さや向きを変えることができ、土台の上端の高さを合わせることが可能な構造となっている。
この結果、床面を水平に配置することが可能となり、組立茶室を設置する場所の選択の幅を広げることができるものとなっている。
また、土台の腰壁、八角形用の中桟、建具は隣接する部材同士を連結具によって容易に連結することができる。連結具は、六角ドライバーのみで連結させることが可能であり、特別な技術を要さず、組立が可能となっている。また、組立茶室を安定した構造となる。
また、床材、フリーリング部、畳部の各部材は、配置時に隣接する部材同士の間に所定の間隙を設けて配置している。これにより、地面の起伏や傾斜、組み上げられた土台に歪みが生じていた場合にも、隣接する部材同士の干渉が生じにくく、平坦な床面を形成することができる。
また、組立茶室1では、建具の一部に、電源と繋いで発光する光障子が配置されている。これにより、和風の雰囲気を与えると共に、意匠性を高めた構造となっている。
また、配線構造を、建具の内部や、腰壁のリブ材の間の領域に通すことで、目立たないものとしている。更に、電源コンバータは、土台の内部に配置され、配線や電源設備が目につきにくいことで、組立茶室の意匠性を高めるものとなっている。
以上のように、本発明に組立構造物は、容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能なものとなっている。
また、本発明の組立構造物の構築方法は、容易に構築可能かつ意匠性に優れると共に、多様な設置場所に対応可能な方法となっている。
1 組立茶室
2 土台
3 支持床
4 居住床
5 建具
6 フローリング部
7 畳部
8 炉
9 腰壁
10 溝部
11 縦溝
12 中桟
13 縦溝
14 縦溝
15 連結具
16 左側の腰壁
17 右側の腰壁
18 雌型具
19 雄型具
20 孔
21 可動凸部
22 凸部
23 アジャスター
24 軸部
25 ナット
26 接地部
27 中桟
28 中桟
29 中桟
30 縦溝
31 凸部
32 木枠
33 青色の光障子
34 黄色の光障子
35 木枠
36 格子
37 横桟
38 配線
39 導通孔
40 導通孔
41 リブ材
42 溝部
43 溝部に面した領域
44 導通孔
45 電源コンバータ
46 底板
47 把持孔
48 孔部
49 炉受け
50 炉壇
51 炉枠
52 フローリング材
53 畳
54 孔部
55 炉縁

Claims (11)

  1. 複数の板状体を配置して形成された床部と、
    該床部に対して略垂直に配置され、同床部の一方の面側から同床部を支持可能な土台部と、
    前記床部の他方の面側に設けられた壁部とを備える
    組立構造物。
  2. 前記土台部は前記床部の端部近傍に沿って配置され、隣接する部材同士が連結可能に形成された腰壁部と、該腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する同腰壁部と連結可能に形成された中桟部とを有する
    請求項1に記載の組立構造物。
  3. 前記壁部は隣接する部材同士が連結可能に形成された
    請求項1または請求項2に記載の組立構造。
  4. 前記床部は隣接する板状体の間に所定の間隙を設けた
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の組立構造物。
  5. 前記床部は外周側に配置されたフローリング部材と、該フローリング部材で囲まれた領域に配置された畳部材とを有する
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の組立構造物。
  6. 前記腰壁部及び前記中桟部は垂直方向の高さを調節可能な調節部を備える
    請求項2に記載の組立構造物。
  7. 前記調節部は所定の角度範囲内で傾斜可能に構成された
    請求項6に記載の組立構造物。
  8. 前記床部と前記腰壁部の間に前記壁部が配置された
    請求項2に記載の組立構造物。
  9. 前記壁部の少なくとも一部は電源に連結されて発光可能に形成された
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の組立構造物。
  10. 隣接する部材同士が連結可能な腰壁部と、該腰壁部の内側に配置され、隣接する部材同士または隣接する同腰壁部と連結可能な中桟部とを組み合わせて土台を形成する第1の工程と、
    該第1の工程で組み合わせた土台の上に、複数の床部材を配置して床面を形成する第2の工程と、
    該第2の工程で形成された床面の上に複数の壁部を設ける第3の工程とを備える
    組立構造物の構築方法。
  11. 前記第1の工程で、前記腰壁部及び前記中残の各々の垂直方向の高さの調節を行う
    請求項10に記載の組立構造物の構築方法。
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