JP2015229166A - プレストレス装置、これを備えるスタンド拡縮ミル及びプレストレスの付与方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スタンド拡縮ミル10に用いられ、シリンダケーシング19、シリンダケーシング19内を軸方向に摺動可能なピストン20、ピストン20に挿入されている頭部28を有し、ハウジング11、12間にプレストレスを付与するプレストレスロッド21及びスペーサー22を備えるプレストレス装置13において、頭部28は径方向に突出する突起部29を有し、ピストン20は内部に軸方向に分離して設けられた複数のボス部36、37を有し、複数のボス部36、37には、所定通過角度で頭部28を通過させる凹部40、41が形成されている。
【選択図】図2
Description
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るスタンド拡縮ミル10は、一対のハウジング(スタンド)としての駆動側ハウジング11及び操作側ハウジング12と、複数のプレストレス装置13と、一対のハウジング(駆動側ハウジング11及び操作側ハウジング12)間に設けられた一対の水平ロール14と、駆動側ハウジング11及び操作側ハウジング12のそれぞれの上部に設けられた水平圧下装置(図示せず)と、駆動側ハウジング11及び操作側ハウジング12のそれぞれの下部に設けられた水平圧上装置(図示せず)と、駆動側ハウジング11及び操作側ハウジング12のそれぞれに取り付けられ、それぞれに竪ロール17を有する対向する一対のヨーク18とを備える。駆動側ハウジング11は固定されており、操作側ハウジング12は駆動側ハウジング11との間隔を調整可能な移動式のハウジングである。各プレストレス装置13は、駆動側ハウジング11と操作側ハウジング12とを連結するように配置されている。この図1におけるスタンド拡縮ミル10は、H形鋼を圧延するユニバーサル圧延の構造になっている。
図2(a)に示される、一対のハウジング11、12間の距離がL1の狭幅状態におけるプレストレスの付与方法について説明する。このとき、スペーサー22としては、第3スペーサー32はプレストレスロッド21から外し、第1スペーサー30と第2スペーサー31とが配置された状態となっている。また、プレストレスロッド21の頭部28は、ピストン20の最も奥(第2円柱空間部39)に挿入されている。このとき、頭部28の突起部29の向きは上下左右方向(軸方向視で「+」形状)となっている(図3(a−1)参照)。また、第2ボス部37の凹部41の向きはそれぞれ斜め方向(軸方向視で「X」形状)となっており(図3(a−1)参照)、第1ボス部36の凹部40の向きは上下左右方向(軸方向視で「+」形状)となっている(図3(a−2)参照)。このような配置により、頭部28は、第2ボス部37を通過することができず、頭部28の突起部29と第2ボス部37とが接触した状態となっている。突起部29と第2ボス部37とは互いに平面で接触している。
次いで、上述した図2(a)の狭幅状態から図2(b)の拡幅状態へのハウジング間隔(スタンド間隔)の変更方法について説明する。まず、油圧室26の圧を抜き、シリンダケーシング19及びピストン20に圧がかかっていない状態にする。次いで、油圧シリンダ23を作動させ、軸を中心にピストン20を45°回転させる。なお、このときプレストレスロッド21は回転しない。このピストン20の回転により、第2ボス部37の凹部41の向きは上下左右方向(軸方向視で「+」形状、図3(b−1)参照)、第1ボス部36の凹部40の向きはそれぞれ斜め方向(軸方向視で「X」形状、図3(b−2)参照)となっている。すなわち、第2ボス部37の凹部41の向きと、頭部28の突起部29の向きは一致し、頭部28が第2ボス部37を通過可能な状態(第2ボス部37における所定通過角度)となっている。この状態で、操作側ハウジング12を外側に距離Lほど移動させ、一対のハウジング11、12間の距離をL1+L(=L2)とする。このとき、プレストレスロッド21の頭部28は、第2ボス部37を通過して、第1円柱空間部38に移動する。次いで、拡がった第1スペーサー30と第2スペーサー31との間に第3スペーサー32を配置し、図2(b)の拡幅状態となる。
図2(b)に示される、一対のハウジング11、12間の距離がL2の拡幅状態におけるプレストレスの付与方法について説明する。前記(2)の操作が終了した状態においては、頭部28の突起部29の向きは上下左右方向(軸方向視で「+」形状)、第1ボス部36の凹部40の向きはそれぞれ斜め方向(軸方向視で「X」形状)となっている(図3(b−2)参照)。このような配置により、頭部28は、第1ボス部36を通過することができず、頭部28の突起部29と第1ボス部36とが接触した状態となっている。突起部29と第1ボス部36とは互いに平面で接触している。このような状態で、油圧室26に油圧を作用させると、狭幅時と同様に、ピストン20に外側方向に圧力がかかり、第1ボス部36の外側面を介してプレストレスロッド21の頭部28に対しても外側方向に力が加わる。このとき両ハウジング11、12には、プレストレスロッド21により間隔を狭める向きに力(プレストレス)が生じ、第1スペーサー30、第2スペーサー31及び第3スペーサー32にはその反力が生じる。このように拡幅時においても、両ハウジング11、12間にプレストレスを付与することができ、強固に連結される。
拡幅状態から狭幅状態への変更については、前記(2)狭幅状態から拡幅状態への変更手順を逆に行えばよい。
Claims (7)
- 一対のハウジングの間隔を変えてそれぞれの前記間隔で圧延を行うスタンド拡縮ミルに用いられ、
前記一対のハウジングのうちの一方に取り付けられるシリンダケーシング、
前記シリンダケーシング内を軸方向に摺動可能なピストン、
前記ピストンに挿入されている頭部を有し、前記一対のハウジング間にプレストレスを付与するプレストレスロッド、及び
前記ハウジング間に配置されるスペーサーを備えるプレストレス装置において、
前記プレストレスロッドの頭部は、径方向に突出する突起部を有し、
前記ピストンは、内部に軸方向に分離して設けられた複数のボス部を有し、
該複数のボス部のうちの少なくとも1つには、所定通過角度で前記プレストレスロッドの頭部を通過させる凹部が形成されていることを特徴とするプレストレス装置。 - 請求項1記載のプレストレス装置において、前記複数のボス部のうちの少なくとも隣り合う2つに前記凹部が形成されており、前記所定通過角度が隣り合う前記ボス部間で異なることを特徴とするプレストレス装置。
- 請求項1又は2記載のプレストレス装置において、前記突起部が点対称に形成されていることを特徴とするプレストレス装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプレストレス装置において、前記スペーサーが、前記プレストレスロッドを覆う筒状スペーサーと、断面U字状スペーサーとを有することを特徴とするプレストレス装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプレストレス装置において、前記ピストンを回転させる回転手段をさらに備えていることを特徴とするプレストレス装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプレストレス装置を備えることを特徴とするスタンド拡縮ミル。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプレストレス装置を用いたプレストレスの付与方法において、
前記プレストレスロッドの頭部の突起部といずれか1の前記ボス部とを接触させた状態で前記ピストンに圧力をかけることにより前記プレストレスを付与する工程を有することを特徴とするプレストレスの付与方法。
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