JP2015228744A - 蓄電システム - Google Patents

蓄電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015228744A
JP2015228744A JP2014113601A JP2014113601A JP2015228744A JP 2015228744 A JP2015228744 A JP 2015228744A JP 2014113601 A JP2014113601 A JP 2014113601A JP 2014113601 A JP2014113601 A JP 2014113601A JP 2015228744 A JP2015228744 A JP 2015228744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
capacitor
diode
voltage value
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014113601A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 雄介
Yusuke Suzuki
雄介 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014113601A priority Critical patent/JP2015228744A/ja
Publication of JP2015228744A publication Critical patent/JP2015228744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】電流遮断器の端子間に印加される電圧値を低下させる。
【解決手段】組電池10は正極ラインPLおよび負極ラインNLを介して負荷23と接続されている。2つの電池グループ10A、10Bの間の接続点には、中間ラインCLが接続される。ダイオードD1のカソードが正極ラインPLに接続され、ダイオードD1のアノードが中間ラインCLに接続される。ダイオードD2のカソードが中間ラインCLに接続され、ダイオードD2のアノードが負極ラインNLに接続される。コンデンサC1は正極ラインPLおよび中間ラインCLに接続され、コンデンサC2は中間ラインCLおよび負極ラインNLに接続される。組電池10の放電時に電流遮断器が作動するとダイオードD1又はD2に放電電流を流すことができ、コンデンサC1又はC2の電圧値を0[V]にできる。これにより、電流遮断器に印加される電圧値を低下させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の蓄電素子が直列に接続された蓄電装置を有しており、各蓄電素子が電流遮断器を備えた蓄電システムに関する。
特許文献1では、正極ラインおよび負極ラインの他に、中間ラインを設けることにより、単電池に含まれる電流遮断器が作動したときに、電流遮断器の端子間に印加される電圧値を低下させるようにしている。
特許第05333671号
特許文献1において、組電池を放電しているときに第1電池グループに含まれる単電池の電流遮断器が作動した場合を想定する。この場合には、第2電池グループだけが放電される。ここで、第2電池グループと並列に接続されたコンデンサの電圧値は、第2電池グループの電圧値と等しくなる。
一方、第1電池グループと並列に接続されたコンデンサには、第2電池グループと並列に接続されたコンデンサとは逆方向の電荷が蓄積される。これにより、作動状態の電流遮断器には、2つのコンデンサの電圧値の総和(すなわち、組電池の電圧値)が印加されてしまう。したがって、組電池を放電しているときには、特許文献1のように電流遮断器に印加される電圧値を低下させることができない。
本発明の蓄電システムは、蓄電装置を有する。蓄電装置は、直列に接続された複数の蓄電素子を有しており、各蓄電素子は、蓄電素子の内部の電流経路を遮断する電流遮断器を備えている。蓄電装置は、正極ラインおよび負極ラインを介して負荷と接続されている。また、蓄電装置に含まれる2つの蓄電素子の間の接続点には、中間ラインが接続されている。
第1コンデンサは正極ラインおよび中間ラインに接続され、第2コンデンサは負極ラインおよび中間ラインに接続されている。ここで、第1コンデンサおよび第2コンデンサは、正極ラインおよび負極ラインの間で直列に接続されている。第1ダイオードのカソードは正極ラインに接続され、第1ダイオードのアノードは中間ラインに接続されている。第2ダイオードのカソードは中間ラインに接続され、第2ダイオードのアノードは負極ラインに接続されている。ここで、第1ダイオードおよび第2ダイオードは、正極ラインおよび負極ラインの間で直列に接続されている。
蓄電装置を構成する複数の蓄電素子は、正極ラインおよび中間ラインに接続された第1グループと、負極ラインおよび中間ラインに接続された第2グループとに分けられる。例えば、蓄電装置を放電しているときであって、第1グループに含まれる蓄電素子の電流遮断器が作動したときには、第2グループだけが放電される。第2グループの放電電流は第1ダイオードを流れ、第1コンデンサも放電される。
これにより、第1コンデンサの電圧値が0[V]となり、作動状態の電流遮断器には、第1グループの電圧値が印加される。第1グループの電圧値は蓄電装置の電圧値よりも低いため、作動状態の電流遮断器に印加される電圧値を低下させることができる。なお、第2グループに含まれる蓄電素子の電流遮断器が作動した場合にも、上述した場合と同様に、第2コンデンサの電圧値を0[V]にすることができ、作動状態の電流遮断器に印加される電圧値を低下させることができる。
実施例1である電池システムの構成を示す図である。 単電池の構成を示す概略図である。 実施例2である電池システムの構成を示す図である。 実施例3である電池システムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である電池システム(本発明の蓄電システムに相当する)について説明する。図1は、電池システムの構成を示す概略図である。
組電池(本発明の蓄電装置に相当する)10は、直列に接続された複数の単電池(本発明の蓄電素子に相当する)11を有する。単電池11としては、二次電池又は電気二重層キャパシタを用いることができる。組電池10は、2つの電池グループ10A,10Bに分けられている。各電池グループ10A,10Bは、直列に接続された複数の単電池11によって構成されている。
組電池10(電池グループ10A)の正極端子には正極ラインPLが接続され、組電池10(電池グループ10B)の負極端子には負極ラインNLが接続されている。電池グループ10Aおよび電池グループ10Bの間の接続点、言い換えれば、2つの単電池11の間の接続点には、中間ラインCLが接続されている。正極ラインPLにはシステムメインリレーSMR−Bが設けられ、システムメインリレーSMR−Bはオンおよびオフの間で切り替わる。負極ラインNLにはシステムメインリレーSMR−Gが設けられ、システムメインリレーSMR−Gはオンおよびオフの間で切り替わる。
中間ラインCLにはシステムメインリレーSMR−Cが設けられ、システムメインリレーSMR−Cはオンおよびオフの間で切り替わる。システムメインリレーSMR−Cには、抵抗素子RおよびシステムメインリレーSMR−Pが並列に接続されている。抵抗素子RおよびシステムメインリレーSMR−Pは直列に接続されている。電池パック100は、組電池10、システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−C,SMR−Pおよび抵抗素子Rを含んでおり、1つのユニットとして取り扱われる。
ダイオード(本発明の第1ダイオードに相当する)D1およびダイオード(本発明の第2ダイオードに相当する)D2は、正極ラインPLおよび負極ラインNLの間において直列に接続されている。具体的には、ダイオードD1のカソードが正極ラインPLに接続され、ダイオードD1のアノードがダイオードD2のカソードと接続されている。ダイオードD2のアノードは負極ラインNLに接続されている。また、ダイオードD1,D2の間の接続点には、中間ラインCLが接続されている。
これにより、ダイオードD1は、正極ラインPLおよび中間ラインCLを介して、電池グループ10Aと並列に接続される。また、ダイオードD2は、負極ラインNLおよび中間ラインCLを介して、電池グループ10Bと並列に接続される。
コンデンサ(本発明の第1コンデンサに相当する)C1およびコンデンサ(本発明の第2コンデンサに相当する)C2は、正極ラインPLおよび負極ラインの間において直列に接続されている。具体的には、コンデンサC1の一端が正極ラインPLに接続され、コンデンサC1の他端がコンデンサC2の一端に接続されている。コンデンサC2の他端は負極ラインNLに接続されている。コンデンサC1,C2の間の接続点には、中間ラインCLが接続されている。
これにより、コンデンサC1は、正極ラインPLおよび中間ラインCLを介して、電池グループ10AやダイオードD1と並列に接続される。また、コンデンサC2は、負極ラインNLおよび中間ラインCLを介して、電池グループ10BやダイオードD2と並列に接続される。
組電池10は、正極ラインPLおよび負極ラインNLを介して、昇圧回路21に接続されている。昇圧回路21は、組電池10の出力電圧を昇圧し、昇圧後の電力をインバータ22に出力する。インバータ22は、昇圧回路21から出力された直流電力を交流電力に変換し、交流電力をモータ・ジェネレータ(MG)23に出力する。モータ・ジェネレータ23は、インバータ22からの交流電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギを生成する。
モータ・ジェネレータ23は、車両の制動時に発生する運動エネルギを電気エネルギ(交流電力)に変換し、交流電力をインバータ22に出力する。インバータ22は、モータ・ジェネレータ23からの交流電力を直流電力に変換し、直流電力を昇圧回路21に出力する。昇圧回路21は、インバータ22の出力電圧を降圧し、降圧後の電力を組電池10に出力する。これにより、組電池10は、回生電力を蓄えることができる。
PCU(Power Control Unit)200は、昇圧回路21およびインバータ22を含むユニットであり、PCU200には、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2が含まれる。ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2は、例えば、昇圧回路21の基板上に設けることができる。
エアコン(A/C)24は、正極ラインPLおよび負極ラインNLに接続されており、組電池10からの電力を受けて動作する。DC/DCコンバータ25は、正極ラインPLおよび負極ラインNLに接続されており、組電池10の出力電力がDC/DCコンバータ25に供給される。DC/DCコンバータ25には補機電池26および補機27が接続されており、DC/DCコンバータ25の出力電力が補機電池26や補機27に供給される。
図1に示す電池システムを起動状態にするときには、システムメインリレーSMR−Pがオフからオンに切り替わるとともに、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオフからオンに切り替わる。コンデンサC1は、電池グループ10Aの放電電流によって充電されるが、コンデンサC1の充電電流が抵抗素子Rを流れることにより、コンデンサC1に突入電流が流れることを抑制できる。また、コンデンサC2は、電池グループ10Bの放電電流によって充電されるが、コンデンサC2の充電電流が抵抗素子Rを流れることにより、コンデンサC2に突入電流が流れることを抑制できる。
コンデンサC1,C2を充電した後、システムメインリレーSMR−Cがオフからオンに切り替わるとともに、システムメインリレーSMR−Pがオンからオフに切り替わる。これにより、組電池10および昇圧回路21の接続が完了し、図1に示す電池システムが起動状態となる。なお、システムメインリレーSMR−B,SMR−G、SMR−Cがオンからオフに切り替わることにより、図1に示す電池ステムが停止状態になる。
図2に示すように、単電池11は、発電要素11aおよび電流遮断器11bを有する。発電要素11aは充放電を行う要素であり、公知のように、正極板、負極板およびセパレータによって構成することができる。電流遮断器11bは、発電要素11aに流れる電流を遮断するために用いられる。例えば、単電池11の内部でガスが発生し、単電池11の内圧が上昇したときに、電流遮断器11bを作動させることができる。また、発電要素11aに過大な電流が流れるときに、電流遮断器11bを作動させることができる。電流遮断器11bとしては、上述した機能を達成させる公知の構成を用いることができる。
電流遮断器11bが作動したときには、電流遮断器11bの端子間に高電圧が印加されることがある。本実施例では、以下に説明するように、作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値を低下させることができる。
以下では、電池グループ10Aに含まれる単電池11(任意の1つ)の電流遮断器11bが作動したときについて説明する。なお、電池グループ10Bに含まれる単電池11(任意の1つ)の電流遮断器11bが作動したときの挙動は、電池グループ10Aに含まれる単電池11の電流遮断器11bが作動したときの挙動と同様であるため、詳細な説明は省略する。
まず、図1に示す電池システムを起動状態にするときに、電流遮断器11bが作動している場合について説明する。
電池システムを起動状態にする前では、コンデンサC1,C2が放電されており、コンデンサC1,C2の電圧値V_c1,V_c2が0[V]である。本実施例では、中間ラインCLを設けているため、作動状態の電流遮断器11bには、コンデンサC1の電圧値V_c1と電池グループ10Aの電圧値V_Aとの差に相当する電圧値が印加される。ここで、コンデンサC1の電圧値V_c1が0[V]であるため、電流遮断器11bには、電池グループ10Aの電圧値V_Aが印加される。
中間ラインCLを省略すると、電流遮断器11bには、組電池10の電圧値Vbが印加されてしまう。電池グループ10Aの電圧値V_Aは、組電池10の電圧値Vbよりも低いため、本実施例によれば、電流遮断器11bに印加される電圧値を低下させることができる。
次に、組電池10を放電しているときに電流遮断器11bが作動した場合について説明する。
電流遮断器11bが作動することにより、電池グループ10Aは放電されず、電池グループ10Bだけが放電される。ここで、ダイオードD1,D2を省略したとき、コンデンサC2の電圧値V_c2は、電池グループ10Bの電圧値V_Bと等しくなる。また、電池グループ10Bの放電電流がコンデンサC1に流れることにより、コンデンサC1には、コンデンサC2とは逆方向の電荷が蓄積される。そして、コンデンサC1の電圧値V_c1は、コンデンサC2の電圧値V_c2、言い換えれば、電池グループ10Bの電圧値V_Bと等しくなる。
作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値は、上述したように、電池グループ10Aの電圧値V_AとコンデンサC1の電圧値V_c1との差になる。上述したように、コンデンサC1には逆方向の電荷が蓄積されているため、作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値は、電圧値V_Aおよび電圧値V_c1(電圧値V_B)の総和(すなわち、組電池10の電圧値Vb)になる。
本実施例のように、ダイオードD1,D2を設けると、電池グループ10Bの放電電流をダイオードD1に流すことができる。これにより、コンデンサC1を放電させることができ、コンデンサC1の電圧値V_c1を0[V]にすることができる。このとき、作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値は、電池グループ10Aの電圧値V_Aとなる。したがって、ダイオードD1,D2を省略した場合に比べて、作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値を低下させることができる。
次に、組電池10を充電しているときに電流遮断器11bが作動した場合について説明する。
電流遮断器11bが作動すると、電池グループ10Aを充電することができなくなる。また、組電池10を充電するときの電流がコンデンサC1,C2に流れることにより、コンデンサC1,C2が充電される。ここで、コンデンサC2は電池グループ10Bと並列に接続されているため、コンデンサC2の電圧値V_c2は電池グループ10Bの電圧値V_Bと等しくなる。したがって、コンデンサC1の電圧値V_c1は、電圧値V_c2,V_Bに比べて上昇しやすくなる。
ここで、電圧値V_c1が閾値V_ovl1よりも高いときには、組電池10への電力供給を停止させることができる。ここで、電圧値V_c1,V_c2は、電圧センサを用いて検出することができる。例えば、回生電力を用いて組電池10を充電しているときには、モータ・ジェネレータ23による発電を停止させることができる。これにより、電圧値V_c1を閾値V_ovl1以下の電圧値に維持することができる。
閾値V_ovl1は予め設定しておくことができる。ここで、電流遮断器11bが作動していなく、組電池10(又は単電池11)の電圧値に基づいて組電池10の充放電を制御するときには、組電池10への電力供給を停止させる必要が無い。この点を考慮して、閾値V_ovl1を設定することができる。
電圧値V_c1を閾値V_ovl1以下の電圧値に維持すれば、作動状態の電流遮断器11bには、電圧値V_Aおよび閾値V_ovl1の差に相当する電圧値が印加される。これにより、電圧値V_c1が閾値V_ovl1よりも高くなる場合に比べて、作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値を低下させることができる。
本実施例では、ダイオードD1,D2を用いているが、ダイオードD1,D2の代わりにツェナーダイオードを用いることもできる。ここで、ダイオードD1,D2と同様に、ツェナーダイオードを接続することができる。ツェナーダイオードに印加される電圧値がツェナーダイオードの降伏電圧値よりも高くなると、ツェナーダイオードのカソードからアノードに電流が流れる。これにより、ツェナーダイオードと並列に接続されたコンデンサC1,C2の電圧値V_c1,V_c2は、ツェナーダイオードの降伏電圧値よりも高くなることはない。
このように、ツェナーダイオードを用いることにより、コンデンサC1,C2の電圧値V_c1,V_c2の上限値をツェナーダイオードの降伏電圧値に設定することができる。したがって、コンデンサC1,C2の電圧値V_c1,V_c2が上昇しすぎることを防止でき、上述したように、作動状態の電流遮断器11bに印加される電圧値を低下させることができる。また、ツェナーダイオードを用いることにより、組電池10への電力供給を停止させなくても、コンデンサC1,C2の充電を停止させることができる。
本発明の実施例2である電池システムについて、図3を用いて説明する。本実施例において、実施例1で説明した構成要素と同じ構成要素についは同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、実施例1と異なる点について説明する。
実施例では、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2がPCU200に含まれていたが、本実施例では、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2が電池パック100に含まれている。一方、PCU200は、正極ラインPLおよび負極ラインNLに接続されたコンデンサC3を有する。なお、コンデンサC3は省略することもできる。
実施例1では、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2を追加する分だけ、PCU200の構成を変更しなければならない。本実施例によれば、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1,C2を電池パック100に設けているため、PCU200としては、従来の構成を採用することができる。本実施例においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。また、本実施例においても、ダイオードD1,D2の代わりに、ツェナーダイオードを用いることができる。
本発明の実施例3である電池システムについて、図4を用いて説明する。本実施例において、実施例1,2で説明した構成要素と同じ構成要素についは同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、実施例1,2と異なる点について説明する。
本実施例では、実施例1,2で説明したシステムメインリレーSMR−Cが省略されている。また、抵抗素子RおよびシステムメインリレーSMR−Pは、システムメインリレーSMR−Gと並列に接続されている。なお、抵抗素子RおよびシステムメインリレーSMR−Pは、システムメインリレーSMR−Bと並列に接続することもできる。
本実施例において、ダイオードD1のカソードは、組電池10の正極端子およびシステムメインリレーSMR−Bの間に位置する正極ラインPLに接続されている。また、ダイオードD2のアノードは、組電池10の負極端子およびシステムメインリレーSMR−Gの間に位置する負極ラインNLに接続されている。
また、コンデンサC1の一端は、組電池10の正極端子およびシステムメインリレーSMR−Bの間に位置する正極ラインPLに接続されている。また、コンデンサC2の他端は、組電池10の負極端子およびシステムメインリレーSMR−Gの間に位置する負極ラインNLに接続されている。
本実施例によれば、実施例1,2と同様の効果を得ることができる。また、本実施例では、実施例1,2と比べて、システムメインリレーSMR−Cを省略できるため、部品点数を減らすことができる。
なお、本実施例では、2つのダイオードD1,D2および2つのコンデンサC1,C2を設けているが、ダイオードおよびコンデンサの数を3つ以上にすることもできる。ここで、3つの以上のダイオードは、正極ラインPLおよび負極ラインNLの間において直列に接続される。また、各ダイオードに対してコンデンサが並列に接続される。
2つのダイオードの接続点には中間ラインCLが接続されるため、3つ以上のダイオードを直列に接続したときには、複数の中間ラインCLが設けられる。また、各ダイオードと並列に接続される電池グループは、ダイオードの数だけ存在する。本実施例においても、ダイオードD1,D2の代わりに、ツェナーダイオードを用いることができる。
10:組電池、11:単電池、11a:発電要素、11b:電流遮断器、
10A,10B:電池グループ、21:昇圧回路、22:インバータ、
23:モータ・ジェネレータ、100:電池パック、200:PCU、
PL:正極ライン、NL:負極ライン、CL:中間ライン、
D1,D2:ダイオード、C1,C2:コンデンサ、R:抵抗素子、
SMR−B,SMR−G,SMR−C,SMR−P:システムメインリレー

Claims (1)

  1. 直列に接続された複数の蓄電素子を有し、前記各蓄電素子が内部の電流経路を遮断する電流遮断器を備えた蓄電装置と、
    前記蓄電装置の正極端子を負荷と接続する正極ラインと、
    前記蓄電装置の負極端子を前記負荷と接続する負極ラインと、
    前記蓄電装置に含まれる2つの前記蓄電素子の間の接続点に接続された中間ラインと、
    前記正極ラインおよび前記中間ラインに接続された第1コンデンサと、
    前記負極ラインおよび前記中間ラインに接続され、前記正極ラインおよび前記負極ラインの間で前記第1コンデンサと直列に接続された第2コンデンサと、
    前記正極ラインにカソードが接続され、前記中間ラインにアノードが接続された第1ダイオードと、
    前記中間ラインにカソードが接続され、前記負極ラインにアノードが接続され、前記正極ラインおよび前記負極ラインの間で前記第1ダイオードと直列に接続された第2ダイオードと、
    を有することを特徴とする蓄電システム。
JP2014113601A 2014-05-30 2014-05-30 蓄電システム Pending JP2015228744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014113601A JP2015228744A (ja) 2014-05-30 2014-05-30 蓄電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014113601A JP2015228744A (ja) 2014-05-30 2014-05-30 蓄電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015228744A true JP2015228744A (ja) 2015-12-17

Family

ID=54885914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014113601A Pending JP2015228744A (ja) 2014-05-30 2014-05-30 蓄電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015228744A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10017138B2 (en) Power supply management system and power supply management method
US10097035B2 (en) Uninterruptible power supply unit
JP6123737B2 (ja) 蓄電システム
JP6178328B2 (ja) 電気化学セルを含むdc電圧源
JP2011004556A (ja) 車両用電源装置
JP6015626B2 (ja) 蓄電システム
JP6410299B2 (ja) 無停電電源装置
JP2013099124A (ja) バッテリシステムおよびバッテリシステムの制御方法
JP5864320B2 (ja) バランス補正装置および蓄電システム
WO2019035169A1 (ja) 電源システム及びその制御方法
JP5799210B2 (ja) 蓄電システム、充放電回路、及び系統連系装置
JP2017028822A (ja) 太陽光発電システム
JP6256384B2 (ja) 電源装置
JP2011130534A (ja) 車両用電源装置
JP2017022872A (ja) 電源システム
JP2015228743A (ja) 蓄電システム
JP6428775B2 (ja) 電池システム及び電池システムの制御方法
JP2005176528A (ja) 電気車制御装置
JP2015228742A (ja) 蓄電システム
JP2015228744A (ja) 蓄電システム
JP2015061504A (ja) 蓄電システム
JP2014102079A (ja) 蓄電システム
JP2018033262A (ja) 電圧変換装置
JP5849518B2 (ja) 電源システム
JP2009027888A (ja) 車両