JP2017028822A - 太陽光発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーコンディショナの定格容量を超える発電能力を有する太陽光発電システムであっても、発電能力を抑制する必要の無い太陽光発電システムを提供する。【解決手段】太陽光発電システム1は、パワーコンディショナ6の定格容量を上回る定格出力を有する太陽光発電機2を備える。また、太陽光発電機2と接続される蓄エネルギー装置3と、太陽光発電機2の発電量からパワーコンディショナ6の定格容量を差引いた過剰分を蓄エネルギー装置3に充電させるコントローラ5を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電システムに関する。
近年、地球温暖化、化石燃料の枯渇が問題となっている。この問題に対応すべく、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電システムが急速に普及している。太陽光発電システムの出力は、パワーコンディショナで直流系統に合わせて変圧し、または交流系統に合わせて交流電力に変換し、直流系統や交流系統に出力される。
但し、太陽光発電システムの出力は、天候に左右され易く不安定であることが問題である。また、太陽光発電システムは、昼間しか発電ができない問題がある。これら問題を解決するために、太陽光発電システムとパワーコンディショナに加えて、蓄電池を併設することがある。一般的には、パワーコンディショナには複数の入力及び出力端子が用意されており、パワーコンディショナに蓄電池を接続する。
この太陽光発電システムとパワーコンディショナと蓄電池からなる給電システムは、晴天の間に一部電力を蓄電池に貯めておき、天候不順時は蓄電池の放電により発電力を補完することで、出力平準化を図ることができる。また、昼間に一部電力を蓄電池に貯めておき、夜間は蓄電池の出力を利用することで、タイムシフトが可能となる。
特開2013−183488号公報 特開2014−166009号公報 特開2010−51106号公報
パワーコンディショナは、コンバータ及びインバータを備え、系統電圧、系統周波数等に合わせて太陽光発電システムの直流電力を変換する。インバータには定格容量が定められており、パワーコンディショナは、定格容量を超える発電量を処理することができない。すなわち、太陽光発電システムの発電量は、パワーコンディショナの定格容量に制限される。
従って、給電システムの構築、また既存の給電システムにおける太陽光パネルの増設に関しては、パワーコンディショナの定格容量について考慮するか、パワーコンディショナの置換も考慮しなくてはならなかった。これら考慮がない場合、太陽光発電システムが高発電能力を有していても、パワーコンディショナが足枷となり、太陽光発電システムの発電能力を十分に享受することができない。更には、太陽光発電システムの高出力によってパワーコンディショナが損傷し、また系統に合った許容の交流電力が生成できない場合もある。
本実施形態は、上述の課題を解決すべく、パワーコンディショナの定格容量を超える発電能力を有する太陽光発電システムであっても、発電能力を抑制する必要の無い太陽光発電システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本実施形態の太陽光発電システムは、パワーコンディショナに電力を出力する太陽光発電システムであって、前記パワーコンディショナの定格容量を上回る定格出力を有する太陽光発電機と、前記太陽光発電機と接続される蓄エネルギー装置と、前記太陽光発電機の発電量から前記パワーコンディショナの定格容量を差引いた過剰分を前記蓄エネルギー装置にチャージさせるコントローラと、を備えること、を特徴とする。
本実施形態に係る太陽光発電システムの設置態様を示すブロック図である。 本実施形態に係る太陽光発電システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る太陽光発電システムが備えるコントローラの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る太陽光発電システムが電力を出力するパワーコンディショナの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る太陽光発電システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る太陽光発電システムの作用を示す模式図である。 本実施形態に係る太陽光発電システムの出力を示すグラフである。 本実施形態に係る太陽光発電システムの放電基準の他の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る太陽光発電システムの他の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る太陽光発電システムについて図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示す太陽光発電システム1は、分散電源として、パワーコンディショナ6(以下、PCS6という)を介して外部系統7及び内部系統8に電力を供給する。太陽光発電システム1は直流電力を発電する。直流電力はPCS6に出力される。PCS6は、太陽光発電システム1と外部系統7との間の電流、電圧、周波数及び位相等の各種電気量の整合をとり、また太陽光発電システム1と内部系統8との間の各種電気量の整合をとる。直流電力は、PCS6によって外部系統7用に交流電力に変換され、またはPCS6によって内部系統8用に変圧される。
外部系統7は交流系統である。外部系統7には、所謂電力会社等の一般電力事業者が所有する交流の基幹系統、地域、工場又はビル単位で管理される地域電力系統、若しくは住宅等の単位で管理される小規模電力系統が含まれる。内部系統8は、太陽光発電システム1の発電を自己消費する直流系統であり、負荷81を有する。
すなわち、この太陽光発電システム1とPCS6とを合わせて、外部系統7や内部系統8に対する給電システムを構成する。太陽光発電システム1は、定格出力を有する太陽光発電機2と、蓄エネルギー装置3を備える。太陽光発電機2の定格出力はPCS6の定格容量に対して過剰である。太陽光発電システム1は、PCS6の定格容量に対する太陽光発電機2の過剰発電分を蓄エネルギー装置3にチャージしておく。太陽光発電システム1は、内部系統8の需要に対する太陽光発電機2による供給不足分、またはPCS6の定格容量に満たない不足分を蓄エネルギー装置3から補完する。
図2に示すように、太陽光発電機2は、複数の太陽光パネル21を直列設置したストリング22を並列に複数有する。太陽光パネル21は、n型及びp型の単結晶シリコン等の半導体ウェハのセルを直列及び並列に設置したセルの集合体であり、光起電力効果により光エネルギーを電力に変換する。蓄エネルギー装置3は、入力された電力を化学エネルギー等に変換して蓄積し、また電力に再変換して放出する。蓄エネルギー装置3としては、陽極と負極を順番に積層し、各間にセパレータを介在させたキャパシタ、リチウム電池等の蓄電池、及び水の電気分解により水素を生成して貯蔵する水素電力貯蔵装置が挙げられる。
このような太陽光発電機2は2系統の出力先を有する。まず、太陽光発電機2はPCS6と出力端子23によって接続され、出力端子23を介してPCS6へ電力を出力する。更に、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3は充電回路41を介して接続されている。太陽光発電機2は、充電回路41を介して蓄エネルギー装置3へ電力を出力する。太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3との間には放電回路42も介在する。蓄エネルギー装置3は、放電回路42を介してPCS6に繋がる出力端子24と更に接続し、PCS6へ向けて出力する。充電回路41と放電回路42は、共にスイッチ43を有し、外部信号に応じて回路を開閉可能となっている。
より詳細には、一部のストリング22aは出力端子23を介してPCS6のみと接続されている。一方、他のストリング22bは、出力端子23を介してPCS6と接続され、また充電回路41を介して蓄エネルギー装置3と接続されている。例えば、太陽光発電機2は、8本のストリング22を並列に備えている。8本のうちの7本のストリング22aは、出力端子23のみと接続し、PCS6のみを出力先とする。8本のうちの残りの1本のストリング22bは、出力端子23と充電回路41を介して蓄エネルギー装置3との両方に接続し、PCS6と蓄エネルギー装置3の両方を出力先としている。
太陽光発電システム1は、充電回路41を閉にしてストリング22bと蓄エネルギー装置3を接続することで、ストリング22bから蓄エネルギー装置3へ電流を出力する。また、太陽光発電システム1は、充電回路41を開にし、放電回路42を閉にすることで蓄エネルギー装置3と出力端子23とを接続し、ストリング22bと蓄エネルギー装置3からPCS6に出力する。
すなわち、この太陽光発電機2は、一部のストリング22aの発電電力をPCS6のみへ送出し、過剰発電量の場合は、他のストリング22bの発電力をPCS6から蓄エネルギー装置3へ切り替えて出力し、不足発電量の場合は、蓄エネルギー装置3のエネルギーを出力端子23を介してPCS6へ送出する。
図3に示すように、この太陽光発電システム1は充電回路41と放電回路42を制御するコントローラ5を備えている。コントローラ5は、太陽光発電機2の発電量がPCS6の定格容量を超過するケース、太陽光発電機2から内部系統8への供給電力が不足するケースで、蓄エネルギー装置5の充放電を制御する。このコントローラ5は、各種電気量を計測する計測器51と接続され、コンピュータやマイコンにより成り制御内容を決定する演算部52、及び制御内容に従って各構成を制御するドライバ回路53を有する。
計測器51は、変流計(CT)及び計測用変成器(VT)であり、太陽光発電機2の発電量を計測する。演算部52は、メモリを有し、PCS6の定格容量情報を記憶し、また内部系統8の需要量情報を記憶する。この演算部52は、太陽光発電機2の発電量と定格容量又は内部系統8の需要量とを比較し、比較結果に応じた制御内容を決定する。ドライバ回路53は、充電回路41と放電回路42を開閉する。このドライバ回路53は、演算部52の決定した制御内容に応じて、充電回路41と放電回路42が備えるスイッチ43に対して開閉信号を送出する。
発電量が定格容量を上回る場合、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3とを接続し、太陽光発電機2の過剰発電分のエネルギーをチャージさせる。発電量が定格容量を下回る場合、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3とを繋ぐ充電回路21を開にし、太陽光発電機2の全発電量をPCS6に流す。また、発電量が定格容量を下回る場合、或いは発電量が内部系統8の需要量を下回る場合、蓄エネルギー装置3と太陽光発電機2を放電回路42で接続し、蓄エネルギー装置3に放電させて、太陽光発電機2を介して発電量と放電量をPCS6に流す。
このような太陽光発電システム1の動作及び作用について説明する。まず、太陽光発電システム1の発電電力は、内部系統8で自己消費され、自己消費し切れない残余の電力が外部系統7へ逆潮流する。
PCS6は、図4に示すように、第1のDC−DCコンバータ61a、第2のDC−DCコンバータ61b、インバータ62、トランス63及び電路各所の断路器64を備える。第1のDC−DCコンバータ61aは、太陽光発電機2の出力電圧を外部系統7に合わせて変圧し、第2のDC−DCコンバータ61bは、太陽光発電機2の出力電圧を内部系統8に合わせて変圧する。
インバータ62は、太陽光発電機2の直流電力を外部系統7に合わせて交流電力に変換する。トランス63は、太陽光発電機2と内部系統8の側と外部系統7とを絶縁する。断路器64は、太陽光発電システム1の解列、及び電路の切り替えの際に電路を開閉する。
このPCS6は、太陽光発電機2からの入力、外部系統7への出力、及び内部系統8への出力に対応して、三又分路65を備えている。第1分路65aは、太陽光発電機2の出力端子23と接続し、第1分路65aを開閉する断路器64と第1のDC−DCコンバータ61aを有する。第2分路65bは、内部系統8と接続し、第2のDC−DCコンバータ61bを備える。第3分路65cは、第1のDC−DCコンバータ61aと第2のDC−DCコンバータ61bと外部系統7との間に延設され、インバータ62とトランス63と断路器34を直列に有する。
太陽光発電機2の出力は、第1分路65aと第2分路65bを流れ、第1のDC−DCコンバータ61aと第2のDC−DCコンバータ61bで内部系統8に合わせて変圧されて、内部系統8へ出力される。内部系統8で自己消費し切れない残余の電力は、第1分路65aと第3分路65cを流れ、第1のDC−DCコンバータ61aで昇圧され、インバータ62で交流に変換され、トランス63と断路器64を経て外部系統7へ出力される。
図5に示すように、晴天下、太陽光発電機2が定格出力に近い発電をしていると(ステップS01)、太陽光発電機2の発電量がPCS6の定格容量を上回る(ステップS02)。そうすると、コントローラ5は、充電回路41を閉、及び放電回路42を開にして(ステップS03)、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3の充電経路を接続し(ステップS04)、一部の発電電力を蓄エネルギー装置3にチャージさせる(ステップS05)。
更に、天候不順により、太陽光発電機2の出力が落ちていると(ステップS06)、太陽光発電機2の発電量がPCS6の定格容量を下回る(ステップS07)。そうすると、コントローラ5は、充電回路41を開、及び放電回路42を閉にして(ステップS08)、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3の放電経路を接続し(ステップS09)、蓄エネルギー装置3で発電電力を補完させる(ステップS10)。
例えば、8本のうち1本のストリング22bが蓄エネルギー装置3と接続されるものとする。図6の(a)に示すように、理論的には、PCS6の定格容量Pcに対して、太陽光発電機2の発電量PvがPv>Pcとなったとき、太陽光発電機2の発電量Pのうち、8分の7がPCS6へ出力され、8分の1が蓄エネルギー装置3にチャージされる。このチャージ分は、図6の(b)に示すように、太陽光発電機2の発電量PvがPCS6の定格容量Pcに満たない場合の補完電力Pbとなる。
そのため、太陽光発電機2の定格出力がPCS6の定格容量の8分の7以内に収まっていれば、PCS6の能力が足枷となることなく、すなわち太陽光発電機2の出力を抑制することなく、太陽光発電機2の発電能力を十分に発揮することができる。従って、太陽光パネル21の増設等においてPCS6を考慮することもない。また、図7に示すように、太陽光パネル21の過積載によって、太陽光発電システム1がPCS6の定格容量に近い出力を常態的に可能となり、高い出力で平準化させることができる。
このように、太陽光発電システム1のPCS6に対する過剰発電能力を発電能力を抑制せずに発揮させる本実施形態においては、蓄エネルギー装置3はキャパシタであることが望ましい。キャパシタの充放電における応答性は、蓄電池等に比べて非常に高く、突然の天候変化に即応して、過剰な発電量をチャージでき、また過小な発電量を補完でき、PCS6の定格容量を上回らないように高い出力で平準化することが容易となるためである。
また、太陽光発電システム1の放電基準の他の例について図7を参照しつつ説明する。図8に示すように、晴天下、太陽光発電機2が定格出力に近い発電をしていると(ステップS11)、太陽光発電機2の発電量がPCS6の定格容量を上回る(ステップS12)。そうすると、コントローラ5は、充電回路41を閉、及び放電回路42を開にして(ステップS13)、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3の充電経路を接続し(ステップS14)、一部の発電電力を蓄エネルギー装置3にチャージさせる(ステップS15)。
更に、天候不順により、太陽光発電機2の出力が落ちていると(ステップS16)、コントローラ5は、内部系統8の需要に対する太陽光発電システム1の出力不足を検知する(ステップS17)。そうすると、コントローラ5は、充電回路41を開、及び放電回路42を閉にして(ステップS18)、太陽光発電機2と蓄エネルギー装置3の充電経路を接続し(ステップS19)、一部の発電電力を蓄エネルギー装置3にチャージさせる(ステップS20)。このように、蓄エネルギー装置3の放電は、高出力の常態化の観点に代えて、需給バランスを図る観点で行うようにしてもよい。
内部系統8の需要に関しては、内部系統8の電流・電圧値を測定する他、出力不足の結果として生じる現象を検知するようにしてもよい。図9は、太陽光発電システム1の変形例を示す模式図である。内部系統8に接続される負荷81は照明装置である。コントローラ5は、計測器51として照度計を備え、光量に対する閾値を記憶している。照度計である計測器51は、照明装置である負荷81の光量を測定する。コントローラ5は、負荷81の光量が閾値を下回ると、充電回路41を開、放電回路42を閉にして、蓄エネルギー装置3に放電させ、太陽光発電機2の出力を補完する。
以上のように、この太陽光発電システム1は、パワーコンディショナ6の定格容量を上回る定格出力を有する太陽光発電機2を備える。また、太陽光発電機2と接続される蓄エネルギー装置3と、太陽光発電機2の発電量からパワーコンディショナ6の定格容量を差引いた過剰分を蓄エネルギー装置3に充電させるコントローラ5を備える。これにより、太陽光発電機2がパワーコンディショナ6に対して過剰発電能力を有していても、給電システム全体を見直すことなく、太陽光発電システム1の発電能力を十分に発揮させることができる。太陽光パネル21の増設等も容易となる。
また、コントローラ5は、パワーコンディショナ6の定格容量から太陽光発電機2の発電量を差引いた不足分を蓄エネルギー装置3から太陽光発電機2を介してパワーコンディショナ6へ出力させるようにした。これにより、天候不順等が生じてもPCS6の定格容量に近い高出力を常態的に出力することができる。
コントローラ5は、内部系統8への給電が不足すると、蓄エネルギー装置3から太陽光発電機2を介してパワーコンディショナ6へ出力させるようにしてもよい。内部系統8は照明装置を備え、コントローラ5は、計測器51として照度計を有し、照度計の示す値に基づき直流電力系統への給電不足を検知するようにしてもよい。
太陽光発電機2は、並列な複数のストリング22と、パワーコンディショナ6への出力端子23を有し、一部の複数のストリング22aは、出力端子23のみと接続し、他の複数のストリング22bは、出力端子23と蓄エネルギー装置3の両方と接続されているようにした。これにより、一部の電力を蓄エネルギー装置3へ出力するために、複雑な電流制御を行う必要がなく、簡便に過剰発電分を蓄エネルギー装置3へ出力することができる。
そして、蓄エネルギー装置3は、キャパシタとした。これにより、突然の天候変化による過剰発電や過小発電の影響をPCS6に与えることを抑制することができる。
(その他の実施形態)
本明細書においては、本発明に係る実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。以上のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 太陽光発電システム
2 太陽光発電機
21 太陽光パネル
22 ストリング
23 出力端子
3 蓄エネルギー装置
41 充電回路
42 放電回路
43 スイッチ
5 コントローラ
51 計測器
52 演算部
53 ドライバ回路
6 パワーコンディショナ
61a 第1のDC−DCコンバータ
61b 第2のDC−DCコンバータ
62 インバータ
63 トランス
64 断路器
65 三又分路
65a 第1分路
65b 第2分路
65c 第3分路
7 外部系統
8 内部系統
81 負荷

Claims (8)

  1. パワーコンディショナに電力を出力する太陽光発電システムであって、
    前記パワーコンディショナの定格容量を上回る定格出力を有する太陽光発電機と、
    前記太陽光発電機と接続される蓄エネルギー装置と、
    前記太陽光発電機の発電量から前記パワーコンディショナの定格容量を差引いた過剰分を前記蓄エネルギー装置にチャージさせるコントローラと、
    を備えること、
    を特徴とする太陽光発電システム。
  2. 前記コントローラは、
    前記パワーコンディショナの定格容量から前記太陽光発電機の発電量を差引いた不足分を前記蓄エネルギー装置から前記太陽光発電機を介して前記パワーコンディショナへ出力させること、
    を特徴とする請求項1記載の太陽光発電システム。
  3. 前記パワーコンディショナを介して直流電力系統と接続され、
    前記コントローラは、
    前記直流電力系統への給電が不足すると、前記蓄エネルギー装置から前記太陽光発電機を介して前記パワーコンディショナへ出力させること、
    を特徴とする請求項1記載の太陽光発電システム。
  4. 前記直流電力系統は、照明装置を備え、
    前記コントローラは、
    前記照明装置に対する照度計を有し、当該照度計の示す値に基づき前記直流電力系統への給電不足を検知すること、
    を特徴とする請求項3記載の太陽光発電システム。
  5. 前記太陽光発電機と前記蓄エネルギー装置との間に介在し、スイッチを有する充電回路を備え、
    前記コントローラは、
    前記充電回路のスイッチを閉にして、前記太陽光発電機と前記蓄エネルギー装置を接続すること、
    を特徴とする請求項1記載の太陽光発電システム。
  6. 前記太陽光発電機と前記蓄エネルギー装置との間に介在し、スイッチを有する放電回路を備え、
    前記コントローラは、
    前記放電回路のスイッチを閉にして、前記太陽光発電機と前記蓄エネルギー装置を接続すること、
    を特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の太陽光発電システム。
  7. 前記太陽光発電機は、
    並列な複数のストリングと、前記パワーコンディショナへの出力端子を有し、
    一部の前記複数のストリングは、前記出力端子のみと接続し、
    他の前記複数のストリングは、前記出力端子と前記蓄エネルギー装置の両方と接続されていること、
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の太陽光発電システム。
  8. 前記蓄エネルギー装置は、キャパシタであること、
    を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の太陽光発電システム。
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