JP2015228079A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1つの商品に付された商品情報シンボルとサービス情報シンボルとを容易に対応付ける技術を提供する。【解決手段】画像取得部2020は、商品が撮像された画像である商品画像を取得する。商品領域特定部2040は、商品画像から、商品を表す領域である商品領域を特定する。商品情報シンボル検出部2060は、商品画像から、商品情報シンボルを検出する。サービス情報シンボル検出部2080は、商品画像から、サービス情報シンボルを検出する。対応付け部2100は、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている商品情報シンボル及びサービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
一般に、販売されている商品には、その商品に関する情報を得るためのシンボル(以下、商品情報シンボル)が付されている。ここで、シンボルとは、例えばバーコードなどの符号や、文字列などである。さらに、割り引きなどのサービスの対象となっている商品には、そのサービスに関する情報を得るためのシンボル(以下、サービス情報シンボル)が付されている。
商品の精算を行う POS(Point of Service)端末では、上述の商品情報シンボルとサービス情報シンボルとを読み取ることにより、商品に対してサービスが適用される。例えば、商品情報シンボルを読み取ることで商品の価格が特定される。また、サービス情報シンボルを読み取ることで値引き率が特定される。そして、商品の価格と値引率とから商品の売価を算出することにより、商品に対して値引きサービスが適用される。
特開2010−26745号公報
POS 端末は、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとを正しく対応付ける必要がある。商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの対応付けを誤ると、サービス対象の商品にサービスが適用されなかったり、サービス対象外の商品にサービスが適用されてしまったりするためである。
例えば特許文献1の POS 端末装置は、商品情報シンボルをスキャンするスキャナ及び値引きシールを撮像するカメラを有する。ここで、商品情報シンボルをスキャンしている際に値引きシールがカメラの撮像範囲に含まれるように、カメラはスキャナの近傍に設置されている。そして、このカメラは、スキャナによる商品情報シンボルのスキャンに連動して撮像を行うように構成されている。
しかしこの POS 端末装置では、オペレータはシンボルと読み取り装置の位置関係を把握しながら POS 端末を利用しなければならない。具体的には、商品を POS 端末に読み取らせる際、「商品情報シンボルの位置がスキャナによって読み取り可能な位置になり、かつ値引きシールの位置が撮像装置によって読み取り可能な位置になる」ようにする必要がある。そのため、POS 端末の利便性が低くなる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、1つの商品に付された商品情報シンボルとサービス情報シンボルとを容易に対応付ける技術を提供することである。
本発明が提供する情報処理装置は、画像から商品を表す商品領域を特定する商品領域特定手段と、画像から商品情報シンボルを検出する商品情報シンボル検出手段と、画像からサービス情報シンボルを検出するサービス情報シンボル検出手段と、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている前記商品情報シンボル及び前記サービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報との対応付けを行う対応付け手段と、を有する。
本発明が提供する制御方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、画像から商品を表す商品領域を特定する商品領域特定ステップと、商品から商品情報シンボルを検出する商品情報シンボル検出ステップと、画像からサービス情報シンボルを検出するサービス情報シンボル検出ステップと、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている前記商品情報シンボル及び前記サービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報との対応付けを行う対応付けステップと、を有する。
本発明が提供するプログラムは、本発明が提供する情報処理装置の各機能構成部が有する機能をコンピュータ持たせる。
本発明によれば、1つの商品に付された商品情報シンボルとサービス情報シンボルとを容易に対応付ける技術が提供される。
実施形態1に係る情報処理装置を示すブロック図である。 1つの商品が撮像されている商品画像を例示する図である。 第一実施形態における情報処理装置のハードウエア構成例を概念的に示す図である。 実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 バーコードの一部を検出する様子を例示する図である。 商品情報をテーブル形式で例示する図である。 値引きシールの一部を検出する様子を例示する図である。 サービス情報をテーブル形式で例示する図である。 対応付け情報をテーブル形式で例示する図である。 3つの商品が撮像されている商品画像を例示する図である。 実施形態2の情報処理装置が行う処理の流れを例示するフローチャートである。 1つの商品を異なる角度から撮像した様子を例示する図である。 実施形態3の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 POSレジスタ装置の構成例を示す図である。 POSシステムの構成例を示す図である。 実施形態4に係る情報処理装置を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る情報処理装置2000を示すブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
情報処理装置2000は、商品情報シンボルが付された商品を扱う。商品情報シンボルは、商品に関する情報を得るためのシンボルである。ここで、シンボルとは、バーコード及び2次元コード(QRコード(登録商標)など)、並びに文字列シンボルなどである。そして、商品情報シンボルは、商品情報を特定する情報(商品情報のIDなど)が符号化されたバーコード等、又は商品情報を特定する情報を表す文字列シンボルなどである。
また、商品の中には、割り引きなどのサービスの対象となっている物がある。そして、サービスの対象となっている商品には、サービス情報シンボルが付されている。サービス情報シンボルは、サービスに関する情報を得るためのシンボルであり、サービス情報を特定する情報(サービス情報のIDなど)が符号化されたバーコード等、又はサービス情報を特定する情報を表す文字列シンボルなどである。
情報処理装置2000は、画像取得部2020、商品領域特定部2040、商品情報シンボル検出部2060、サービス情報シンボル検出部2080、及び対応付け部2100を有する。画像取得部2020は、商品が撮像された画像である商品画像を取得する。商品領域特定部2040は、商品画像から、商品を表す領域である商品領域を特定する。ここで、「商品を表す領域」とは、商品画像に含まれる領域のうち、商品が写っている領域を意味する。また、商品領域は、商品全体が写っている領域であってもよいし、商品の一部が写っている領域であってもよい。商品情報シンボル検出部2060は、商品画像から、商品情報シンボルを検出する。サービス情報シンボル検出部2080は、商品画像から、サービス情報シンボルを検出する。対応付け部2100は、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている商品情報シンボル及びサービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける。
図2を用いて、本実施形態の情報処理装置2000の動作を概念的に説明する。図2は、1つの商品(商品20)が撮像されている商品画像10を例示する図である。商品画像1に写っている商品20には、バーコード70及び値引きシール80が付されている。バーコード70は商品情報シンボルの一形態であり、値引きシール80はサービス情報シンボルの一形態である。情報処理装置2000は、以下のように処理を行うことにより、バーコード70に対応する商品情報と、値引きシール80に対応するサービス情報とを対応付ける。
画像取得部2020は、上記商品画像10を取得する。商品領域特定部2040は、商品画像10の中から、商品20を表す商品領域90を特定する。商品情報シンボル検出部2060は、商品画像10の中からバーコード70を検出する。サービス情報シンボル検出部2080は、商品画像10の中から値引きシール80を検出する。ここで、バーコード70と値引きシール80はいずれも、商品領域90の内部に存在する。そのため、サービス情報シンボル検出部2080は、バーコード70に対応する商品情報と、値引きシール80に対応するサービス情報とを対応付ける。例えばバーコード70に対応する商品情報は、商品20の価格である。また、値引きシール80に対応するサービス情報は、「商品の価格を30%値引く」という情報である。
なお、商品情報やサービス情報を得るために商品上に設けられている表示は任意の表示でよく、上述のシンボルに限定されない。商品領域特定部2040や商品情報シンボル検出部2060は、これら商品上に設けられた表示を検出できるように構成される。
<ハードウエア構成>
図3は、第一実施形態における情報処理装置のハードウエア構成を例示する図である。図3に示されるように、情報処理装置2000は、CPU(Central Processing Unit)1、メモリ2、入出力インタフェース(I/F)3、通信部4等を有する。CPU1は、他の各部とバス等の通信線により接続される。メモリ2は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等である。通信部4は、他の装置や機器と信号のやりとりを行う。通信部4には、可搬型記録媒体等も接続され得る。入出力I/F3は、表示部5、入力部6、撮像部7、集音部8等と接続される。
表示部5は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、CPU1 や GPU(Graphics Processing Unit)(図示せず)等により処理された描画データに対応する画面を表示するユニットである。入力部6は、ユーザ操作の入力を受け付けるユニットであり、例えば、ハードウエアボタンユニット、タッチセンサ等として実現される。表示部5及び入力部6は一体化され、タッチパネルとして実現されることもできる。撮像部7は、レンズ、撮像素子等から形成されるカメラであり、静止画像及び動画像を撮像する。集音部8は、マイクロフォンユニットである。
情報処理装置2000のハードウエア構成は、図3に示される構成に限定されない。情報処理装置2000は、図3に示される構成以外の構成を更に有してもよい。また、情報処理装置2000は、表示部5、入力部6、撮像部7及び集音部8を有していなくてもよい。この場合、情報処理装置2000は、通信部4を介した通信により、他の装置が有する表示部5への表示、撮像部7により撮像された画像の取得、集音部8により得られた音声データの取得を用いることができる。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS102において、画像取得部2020は、商品が撮像された商品画像を取得する。ステップS104において、商品領域特定部2040は、商品画像から、商品を表す商品領域を特定する。ステップS106において、商品情報シンボル検出部2060は、商品画像から、商品情報シンボルを検出する。ステップS108において、サービス情報シンボル検出部2080は、商品画像から、サービス情報シンボルを検出する。ステップS110において、対応付け部2100は、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている商品情報シンボル及びサービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける。ここで、各ステップが実行される順番は、図4に示した順番に限定されない。例えばステップS104の前にステップS106やS108が実行されてもよい。
本実施形態によれば、商品情報シンボルとサービス情報シンボルを撮像する撮像装置によって撮像された商品画像を得ることで、商品情報とサービス情報とを対応付けることができる。具体的には、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている商品情報シンボル及びサービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報とが対応付けられる。これにより、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを個別に読み取る場合と比較し、商品情報とサービス情報とを対応付ける操作が容易になり、かつ対応付けが正確になる。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<画像取得部2020の詳細>
画像取得部2020が商品画像を取得する方法は様々である。例えば画像取得部2020は、撮像部7から商品画像を取得する。また、画像取得部2020は、撮像部7によって撮像された商品画像を格納している格納部やデータベース等から商品画像を取得してもよい。
<商品領域特定部2040の詳細>
商品領域特定部2040は、商品画像についてオブジェクト認識処理を行うことにより、商品領域を特定する。ここで、画像に撮像されているオブジェクトを背景と区別して抽出するというオブジェクト認識は、既知の技術である。そのため、オブジェクト認識に関する詳細な説明は省略する。
例えば商品領域特定部2040は、商品の特徴量を格納部等から取得し、その特徴量を用いて商品画像から商品を表す商品領域を特定する。前述したように、商品領域は、商品全体が写っている領域であってもよいし、商品の一部が写っている領域であってもよい。また例えば、商品領域特定部2040は、商品のパッケージごとなどに特徴量を取得してもよい。例えば、同様のパッケージに入っている異なる種類の弁当について、共通の特徴量を取得する。
また、商品領域特定部2040は、商品の特徴量を用いずに商品領域を特定してもよい。例えば商品領域特定部2040は、商品として考えられる形状(直方体、円錐、四角形、又は円など)を商品画像から検出し、検出した形状に対応する部分を商品領域する。また例えば、商品領域特定部2040は、商品画像から、商品以外(商品が置かれている作業台等)を表す領域(以下、背景領域)を特定し、背景領域以外の各領域をそれぞれ商品領域として特定する。特に、作業台の色を一つの色のみで構成したり、作業台の模様を単純なパターンなどで構成すると、背景領域と商品領域とを容易に区別できるようになる。
なお、情報処理装置2000は、商品以外の物を表す領域も誤って商品領域として特定してしまったとしても、正しく動作することができる。商品以外の物には商品情報シンボルが付されておらず、商品以外の物について誤って商品情報とサービス情報の対応付けがなされることは無いためである。ただし、対応付け部2100によって実行される計算の計算量が多くなるため、画像取得部2020は商品を表す領域のみを商品領域として特定することが好ましい。
<商品情報シンボル検出部2060の詳細>
商品情報シンボル検出部2060は、商品画像についてオブジェクト認識処理を行うことにより、商品情報シンボルを特定する。例えば商品情報シンボル検出部2060は、商品情報シンボルの特徴量を格納部等から取得し、その特徴量を用いて商品画像から商品情報シンボルを検出する。
また、商品情報シンボル検出部2060は、商品画像全体ではなく、商品領域特定部2040によって特定された商品領域に着目して商品情報シンボルの検出処理を行ってもよい。この場合、商品情報シンボル検出部2060が行う処理の計算量が少なくなるため、商品情報シンボル検出部2060が行う処理の所要時間が短くなる。
なお、商品情報シンボルの形態によっては、商品情報シンボル検出部2060は、商品情報シンボルの一部のみを検出すれば十分な場合もある。例えば商品情報シンボルが図2に示したバーコード70である場合、図5の実線で示す領域100などのようにバーコード70の一部のみからでも、バーコード70によって符号化された情報を復号することができる。
<商品情報の詳細>
図6は、商品情報をテーブル形式で例示する図である。図6に示すテーブルを、商品情報テーブル200と表記する。商品情報テーブル200は、商品情報ID202、商品名204、価格206、特徴量208という4つの列を有する。商品情報ID202は商品情報を特定するIDを示す。商品名204は商品の名前を示す。価格206は商品の価格を示す。特徴量208は商品画像から商品情報シンボルを検出するために用いられる特徴量を示す。
例えば図6の1行目のレコードは、「商品名が XXX であり、価格が 1000 円である」という商品に関する情報が、商品情報ID202= I001 の商品情報として管理されていることを示す。さらにこのレコードは、「商品情報ID202 = I001」の商品情報に対応する商品情報シンボルの特徴量が FI001 であることを示す。
なお、商品情報テーブル200は、商品名や価格以外の情報を示してもよい。
<サービス情報シンボル検出部2080の詳細>
サービス情報シンボル検出部2080は、商品画像についてオブジェクト認識処理を行うことにより、サービス情報シンボルを特定する。例えば商品情報シンボル検出部2060は、サービス情報シンボルの特徴量を格納部等から取得し、その特徴量を用いて商品画像からサービス情報シンボルを検出する。
また、サービス情報シンボル検出部2080は、商品情報シンボル検出部2060と同様に、商品画像全体ではなく、商品領域特定部2040によって特定された商品領域に着目してサービス情報シンボルの検出処理を行ってもよい。
なお、サービス情報シンボルの形態によっては、サービス情報シンボル検出部2080は、サービス情報シンボルの一部のみを検出すれば十分な場合もある。例えばサービス情報シンボルが図2で示す値引きシール80である場合、図7の実線で示す領域110などのように値引きシール80の一部のみからでも、値引きシール80で表されている情報を得ることができる。
<サービス情報の詳細>
図8は、サービス情報をテーブル形式で例示する図である。図8に示すテーブルを、サービス情報テーブル300と表記する。サービス情報テーブル300は、サービス情報ID302、サービス内容304、及び特徴量306という3つの列を有する。サービス情報ID302はサービス情報を特定するIDを示す。サービス内容304はサービスの内容を示す。特徴量306は、商品画像の中からサービス情報シンボルを検出するために用いられる特徴量を示す。
例えば図8の1行目のレコードは、「30%引きというサービス」に関する情報が、「サービス情報ID302= S001」のサービス情報として管理されていることを示す。さらにこのレコードは、「サービス情報ID302 = S001」のサービス情報に対応するサービス情報シンボルの特徴量が FS001 であることを示す。
なお、サービス情報テーブル300は、サービス内容以外の情報を示してもよい。
<対応付け部2100の詳細>
例えば対応付け部2100は、商品画像内における商品情報シンボルの座標及びサービス情報シンボルの座標を用いて、商品情報シンボルやサービス情報シンボルが商品領域に含まれていることを割り出す。ここで、商品情報シンボルの座標は、商品情報シンボル内の任意の座標でよい。例えば商品シンボルの座標は、商品シンボルの左上の頂点の座標や、商品情報シンボルの中心の座標である。サービス情報シンボルの座標についても同様である。
<対応付け情報>
対応付け部2100は、商品情報シンボルとサービス情報シンボルを対応付けた情報を生成してもよい。この情報を対応付け情報と表記する。図9は、対応付け情報をテーブル形式で例示する図である。図9が示すテーブル形式の対応情報を、対応付け情報テーブル400と表記する。対応付け情報テーブル400は、商品情報ID402及びサービス情報ID404という2つの列を有する。対応付け情報テーブル400の各レコードは、商品情報ID402で特定される商品情報と、サービス情報ID404で特定されるサービス情報とを対応付けている。
[実施形態2]
実施形態2の情報処理装置2000の構成は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、図1によって例示される。
実施形態2の情報処理装置2000は、1つの商品画像に複数の商品が写っている場合に、それら複数の商品それぞれについて、商品情報とサービス情報の対応付けを行う。具体的には、商品領域特定部2040が、1つの商品画像に含まれている複数の商品について、各商品を表す商品領域をそれぞれ特定する。そして、対応付け部2100が、特定された商品領域のうち、商品情報シンボルとサービス情報シンボルの双方を含む商品領域について、前述した商品情報とサービス情報との対応付けを行う。
図10を用いて、本実施形態の情報処理装置2000の動作を概念的に説明する。図10は、3つの商品20−1、20−2、及び20−3が撮像されている商品画像60を例示する図である。商品領域特定部2040は、商品20−1を表す商品領域90−1、商品20−2を表す商品領域90−2、及び商品20−3を表す商品領域90−3を特定する。また、商品情報シンボル検出部2060は、バーコード70−1、バーコード70−2、及びバーコード70−3を検出する。さらに、サービス情報シンボル検出部2080は、値引きシール80−1及び値引きシール80−3を検出する。
対応付け部2100は、バーコード70−1に対応する商品情報と値引きシール80−1に対応するサービス情報を対応付ける。また、対応付け部2100は、バーコード70−3に対応する商品情報と値引きシール80−3に対応するサービス情報を対応付ける。このように、商品20−1と商品20−3についてはそれぞれ、商品情報とサービス情報が対応付けられる。一方、商品領域90−2の内部には値引きシールが含まれていないため、商品20−2については対応付けが行われない。
なお、商品領域特定部2040が行う処理、商品情報シンボル検出部2060が行う処理、及びサービス情報シンボル検出部2080が行う処理はそれぞれ、実施形態1で説明した処理と同様である。
<処理の流れ>
図11は、実施形態2の情報処理装置2000が行う処理の流れを例示するフローチャートである。実施形態2の情報処理装置2000は、図4に示すステップS102からS108の処理を実行した後、図11に示すステップS202以降の処理を行う。図を簡潔にするため、図11においてステップS102からS106は省略されている。
ステップS202からS212は、検出された商品情報シンボルそれぞれについて実行されるループ処理Aである。ステップS202において、対応付け部2100は、まだループ処理Aの対象としていない商品情報シンボルがあるか否かを判定する。既に全ての商品情報シンボルについてループ処理Aを実行した場合、図11の処理は終了する。一方、まだループ処理Aの対象としていない商品情報シンボルがある場合、対応付け部2100はその内の1つを選択する。ここで、選択された商品情報シンボルを商品情報シンボルiと表記する。そして、図11の処理はステップS204に進む。
ステップS204からS208は、検出されたサービス情報シンボルそれぞれについて実行されるループ処理Bである。ステップS204において、対応付け部2100は、まだループ処理Bの対象としていない商品情報シンボルがあるか否かを判定する。既に全ての商品情報シンボルについてループ処理Bを実行した場合、図11の処理はステップS212に進む。一方、まだループ処理Bの対象としていないサービス情報シンボルがある場合、対応付け部2100はその内の1つを選択する。ここで、選択されたサービス情報シンボルをサービス情報シンボルjと表記する。そして、図11の処理はステップS206に進む。
ステップS206において、対応付け部2100は、商品情報シンボルiを内部に含む商品領域と、サービス情報シンボルjを内部に含む商品領域とが、1つの商品を表すか否かを判定する。これら2つの商品領域が1つの商品を表さない場合(ステップS206:NO)、図11の処理はステップS208に進む。ステップS208はループ処理Bの終端であるため、図11の処理はステップS204に進む。
一方、ステップS206において、商品情報シンボルiを内部に含む商品領域と、サービス情報シンボルjを内部に含む商品領域とが、1つの商品を表す場合(ステップS206:YES)、図11の処理はステップS210に進む。ステップS210において、対応付け部2100は、商品情報シンボルiに対応する商品情報と、サービス情報シンボルjに対応するサービス情報とを対応付ける。
ステップS212はループ処理Aの終端であるため、図11の処理はステップS202に進む。
<作用・効果>
本実施形態によれば、1つの画像に複数の商品が含まれている場合に、各商品について商品情報とサービス情報との対応付けを行うことができる。したがって、商品を1つ1つスキャン等する方法と比較し、商品情報とサービス情報との対応付けを行うための手間を少なくすることできる。
[実施形態3]
実施形態3の情報処理装置2000の構成は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、図1によって例示される。
本実施形態の情報処理装置2000は、1つの商品について商品情報シンボルとサービス情報シンボルとが異なる画像に撮像されている場合でも、その商品について商品情報とサービス情報との対応付けを行う。本実施形態の情報処理装置2000は、例えば図12に示すように、商品情報シンボルとサービス情報シンボルを同時に撮像することが難しい状況を想定している。図12は、1つの商品を異なる角度から撮像した様子を例示する図である。図12の商品20は、上面(面21)に値引きシール80が付されており、底面(面23)にバーコード70が付されている。
図12(a)は、面21を見下ろす角度から商品20を撮像した様子を表している。この場合、面21に付されている値引きシール80は写っているものの、面23に付されているバーコード70は写っていない。一方、図12(b)は、面23を見下ろす角度から商品20を撮像した様子を表している。この場合、面23に付されているバーコード70は写っているものの、面21に付されている値引きシール80は写っていない。
このように、上面と底面のように同時に撮像することが難しい2つの面にバーコード70と値引きシール80とが分かれて付されている場合、1つの商品画像から商品情報シンボルとサービス情報シンボルの双方を検出することは難しい。また、バーコード70と値引きシール80が同一面上の離れた位置に付されている場合にも、1つの商品画像から商品情報シンボルとサービス情報シンボルの双方を検出することが難しいことがある。本実施形態の情報処理装置2000は、このような状況に対処するために、1つの商品について商品情報シンボルとサービス情報シンボルとが異なる画像に撮像されている場合に、その商品について商品情報とサービス情報との対応付けを行う。
具体的には、本実施形態の対応付け部2100は、1)第1の商品画像内の第1の商品領域に商品情報シンボルが撮像されており、2)第1の商品画像とは異なる第2の商品画像内の第2の商品領域にサービス情報シンボルが表示されており、かつ3)第1の商品領域と第2の商品領域が1つの商品を表している場合、その商品情報シンボル領域が表す商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボル領域が表すサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける。
ここで、第1の商品領域が表す商品と第2の商品領域が表す商品が1つの商品であることは、例えば次のように割り出すことができる。まず、商品画像を撮像する撮像部7が、繰り返し画像を撮像するように構成されているとする。例えば撮像部7は動画を構成する複数の画像を順次撮像していく。そして、対応付け部2100は、繰り返し撮像されている複数の画像から、画像をまたがって撮像されている1つの商品を認識する。画像をまたがって撮像されている1つの商品を認識する方法は様々である。例えば、ある画像において検出された商品領域を複数の画像にまたがってトラッキングする方法がある。また例えば、複数の画像について同じ又は類似する特徴量を持つ商品領域が特定された場合に、それらの商品領域が1つの商品を表しているとみなしてもよい。また、所定時間以内に撮像された画像に含まれる商品領域は同じ商品を表していると見なしてもよい。さらに、複数の撮像装置を用いて商品画像を撮像し、各商品画像に同じ又は類似する特徴量を持つ商品領域が検出された場合に、それらの商品領域が1つの商品を表していると見なしてもよい。ただし、画像をまたがって撮像されている1つの商品を認識する方法は、上記の方法に限定されない。複数の画像にまたがって撮像されているオブジェクトを1つのオブジェクトであると認識する手法には様々な既知の手法があり、対応付け部2100はこれら様々な手法を利用できる。ここで、既知の手法についての詳細な説明は省略する。
また、対応付け部2100は、商品が写っていない画像が現れた場合、対象の商品が切り替わったと見なしてもよい。例えば、商品が写っていない画像1、商品が写っている画像2から画像5、商品が写っていない画像6の順に画像が撮像されたとする。この場合、対応付け部2100は、画像2から画像5に含まれる商品領域は1つの商品を表しているとみなす。ここで、対応付け部2100は、商品が繰り返し撮像された時間が短い場合に、撮像された画像に含まれる商品領域が1つの商品を表すとみなすようにしてもよい。例えば対応付け部2100は、商品が写っている画像が繰り返し撮像された時間が1秒以内である場合に、撮像された画像に含まれる商品が1つの商品を表すとみなす。この場合、商品が写っている画像が1秒より長い間繰り返し撮像された場合、例えば対応付け部2100は、前述したトラッキング等の手法を利用する。
例えば図12に示す商品20の場合、図12(a)で表されている状態から商品20を裏返して図12(b)の状態にするまでの一連の流れを、撮像部7が動画として撮像する。そして、情報処理装置2000は、撮像された動画をトラッキング等することにより、図12の商品領域90−aと商品領域90−bが1つの商品を表す商品領域であることが分かる。そして、対応付け部2100は、商品領域90−aの内部にある値引きシール80と、商品領域90−bの内部にあるバーコード70とを対応付ける。
<処理の流れ>
図13は、実施形態3の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS302において、情報処理装置2000は、変数 x を0に初期化する。ここで、x は商品に割り振る ID である。
ステップS304において、画像取得部2020は、商品画像を取得する。ステップS306において、商品領域特定部2040は、商品画像から商品領域を特定する。なお、フローチャートを簡潔にするため、図13における処理の流れは、1つの商品画像に含まれる商品領域が1つであることを前提としている。1つの商品画像に複数の商品領域が含まれる場合、情報処理装置2000は、ステップS308以降の処理を商品領域ごとに行う。
ステップS308において、商品領域特定部2040は、特定された商品領域によって表される商品が既に検出されたものであるか否かを判定する。ここで、「商品が既に検出されたものである」とは、「同種類の異なる商品が検出されている」という状況は含まない。特定された商品領域によって表される商品がまだ検出されていないものである場合(ステップS308:NO)、図13の処理はステップS310に進む。一方、特定された商品領域によって表される商品が既に検出されたものである場合(ステップS308:YES)、図13の処理はステップS318に進む。
ステップS310において、商品領域特定部2040は、検出された商品を特定する情報を I[x] に入れる。ここで、I[x] は、ID として x を割り振った商品に関する情報を格納するデータ領域である。ステップS312において、商品領域特定部2040は、I[x].ItemInfSymbol を0に初期化する。I[x].ItemInfSymbol は、x で特定される商品について、商品領域内に含まれる商品情報シンボルを特定する情報を格納するデータ領域である。ステップS314において、商品領域特定部2040は、I[x].ServInfSymbol を0に初期化する。I[x].ServInfSymbol は、x で特定される商品について、商品領域内に含まれるサービス情報シンボルを特定する情報を格納するデータ領域である。ステップS316において、商品領域特定部2040は x の値に1を加算する。
ステップS318において、商品情報シンボル検出部2060は、特定された商品領域について商品情報シンボルの検出処理を行う。ステップS320において、商品情報シンボル検出部2060は、商品領域内で商品情報シンボルが検出されたか否かを判定する。商品領域内で商品情報シンボルが検出された場合(ステップS320:YES)、図13の処理はステップS322に進む。一方、商品領域内で商品情報シンボルが検出されなかった場合(ステップS320:NO)、図13の処理はステップS324に進む。
ステップS322において、商品情報シンボル検出部2060は、I[x].ItemInfSymbol に検出された商品情報シンボルを特定する情報を格納する。
ステップS324において、サービス情報シンボル検出部2080は、特定された商品領域についてサービス情報シンボルの検出処理を行う。ステップS326において、サービス情報シンボル検出部2080は、商品領域内でサービス情報シンボルが検出されたか否かを判定する。商品領域内でサービス情報シンボルが検出された場合(ステップS326:YES)、図13の処理はステップS328に進む。一方、商品領域内で商品情報シンボルが検出されなかった場合(ステップS326:NO)、図13の処理はステップS330に進む。
ステップS328において、サービス情報シンボル検出部2080は、I[x].ServInfSymbol に検出されたサービス情報シンボルを特定する情報を格納する。
ステップS330において、対応付け部2100は、「I[x].ItemInfSymbol≠0であり、かつ I[x].ServInfSymbol≠0である」という条件が満たされているか否かを判定する。この条件は、「商品情報シンボルとサービス情報シンボルの双方が検出されている」ということを意味している。上記条件が満たされている場合、図13の処理はステップS332に進む。一方、この条件が満たされていない場合、図13の処理はステップS304に進む。
ステップS332において、対応付け部2100は、I[x].ItemInfSymbol で特定される商品情報シンボルに対応する商品情報と、I[x].ServInfSymbol で特定されるサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける。そして、図13の処理はステップS304に進む。
ステップS304に進むと、さらに次の商品画像が取得され、上述の処理が繰り返される。
<作用・効果>
本実施形態によれば、1つの商品に付されている商品情報シンボルとサービス情報シンボルを同時に撮像できない場合であっても、その商品に付されている商品情報シンボルに対応する商品情報と、サービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付けることできる。そのため、情報処理装置2000の利便性が向上する。
また、商品情報シンボルとサービス情報シンボルを同時に撮像できなければいけない場合、商品情報シンボルとサービス情報シンボルの位置関係に制限がある。そのため、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを店員等が付す場合、その店員等は、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの位置関係を意識しながら作業をしなければいけない。これに対し、本実施形態の情報処理装置2000によれば、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの位置関係に上述のような制限がない。そのため、店員等が行う作業の労力を減らすことができる。
[実施例]
以下に複数の実施例を挙げ、上述の各実施形態を更に詳細に説明する。本発明は以下の各実施例から何ら限定を受けない。
<実施例1>
図14は、POSレジスタ装置の構成例を示す図である。図14に示されるように、実施例1は、上述の情報処理装置2000及び商品画像提示方法が、POS(Point Of Sale)レジスタ装置30に適用された例を示す。実施例1におけるPOSレジスタ装置30は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41から構成される。チェッカ装置31は、商品を精算対象に登録し、精算対象商品の情報をキャッシャ装置41に送る。キャッシャ装置41は、精算対象の商品の決済処理を行う。精算対象は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれにおいても登録可能である。
実施例1におけるチェッカ装置31及びキャッシャ装置41は、図1と同様に、CPU1、メモリ2、入出力I/F3及び通信部4等を有する。上述の情報処理装置2000は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれにも適用可能であり、上述の商品画像提示方法は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれでも実行可能である。
上述の表示部5は、タッチパネルユニット32の表示部32a及び表示部42の少なくとも一方に相当する。上述の入力部6は、タッチパネルユニット32のタッチパネル32b及びキーボード33、並びに、キーボード43の少なくとも1つに相当する。上述の撮像部7は、スキャナ装置34に相当する。スキャナ装置34は、読取窓36にかざされた商品の外観を映し出す商品画像を撮像する。上述の集音部8は、例えば、チェッカ装置31における部材35、POSレジスタ装置30のオペレータ等に装着される。
実施例1によれば、POSレジスタ装置30のオペレータは、商品を清算対象に登録するにあたり、その商品を読取窓36にかざす。これにより、その商品の商品画像が撮像され、その商品について、商品情報とサービス情報との対応付けが行われる。その結果、商品は、サービスと対応付けられて精算対象に登録される。
なお、実施形態2で説明したように複数の商品を1つの商品画像に写す場合、例えばオペレータは、複数の商品を同時に読取窓36にかざす。また、スキャナ装置34を部材35等に設置することで、スキャナ装置34が作業台37を上から撮像するようにしてもよい。この場合、例えばオペレータは、複数の商品を作業台37上に置いてスキャナ装置34を動作させる。また、スキャナ装置34をオペレータが手で保持できる形態の物として構成してもよい。この場合、オペレータは作業台37の上などに置いた複数の商品を所望の角度から撮像することで、各商品の商品情報シンボルとサービス情報シンボルを撮像することができる。
また、実施形態3で説明したように1つの商品に付されている商品情報シンボルとサービス情報シンボルを同時に撮像できない場合、例えばオペレータは、角度を変えながら商品を読取窓36にかざすことで、その商品に付された商品情報シンボルとサービス情報シンボルの双方を撮像する。また、上述したようにスキャナ装置34をオペレータが手で保持できる形態にしてもよい。この場合、例えばオペレータは、スキャナ装置34の位置を変えながら1つの商品を撮像することで、その商品に付された商品情報シンボルとサービス情報シンボルの双方を撮像することができる。
実施例1では、図14に示されるように、POSレジスタ装置30がチェッカ装置31及びキャッシャ装置41を有したが、POSレジスタ装置30は、キャッシャ装置41のみで構成されてもよい。この場合、キャッシャ装置41が、スキャナ装置34を有していればよい。
<実施例2>
図15は、POSシステムの構成例を示す図である。図15に示されるように、実施例2は、上述の情報処理装置2000及び商品画像提示方法が、POSシステム50に適用された例を示す。実施例2におけるPOSシステム50は、サーバ装置51及び店舗側構成52から構成され、サーバ装置51と店舗側構成52とは、通信網53により通信可能に接続される。店舗側構成52には、通信中継装置を介して通信網53に接続可能な店舗端末54、スタンド55等が含まれる。スタンド55は、店舗端末54と、他の機器(ハンディスキャナ、キャッシュドロア、レシートプリンタ等)とを通信可能に接続するための機器である。
店舗端末54は、PC(Personal Computer)、ノートPC、タブレット型端末、スマートフォン等のような汎用コンピュータであり、サーバ装置51との間でデータのやり取りをすることにより、上述のPOSレジスタ装置30と同様の機能を実現する。店舗端末54は、タッチパネルユニット56、撮像部57、マイクロフォン(図示せず)等を有する。上述の表示部5は、タッチパネルユニット56の表示部に相当する。上述の入力部6は、タッチパネルユニット56のタッチパネルに相当する。上述の撮像部7は、撮像部57に相当する。上述の集音部8は、店舗端末54に内蔵されるマイクロフォンに相当する。
サーバ装置51は、一般的なサーバコンピュータであり、WEBサーバ、アプリケーションサーバ等として実現される。店舗端末54及びサーバ装置51は、図3と同様に、CPU1、メモリ2、入出力I/F3及び通信部4等を有する。
上述の情報処理装置2000は、店舗端末54のみ、又はサーバ装置51と店舗端末54との組み合わせとして実現され得る。情報処理装置2000の一部をサーバ装置51で実現する場合、例えば対応付け部2100がサーバ装置51で実現され、その他の処理部が店舗端末54で実現される。
実施例2によれば、店舗端末54のオペレータは、商品を清算対象に登録するにあたりその商品を撮像部57にかざすことで、その商品に関する商品情報とサービス情報とを対応付けることができる。その結果として、適用されるサービスと対応付けて商品を清算対象に登録することができる。清算時だけでなく、例えば顧客から「サービス適用後の商品の価格はいくらなのか」といった質問をされた場合に、店舗端末54のオペレータは、同様の作業を行う。これにより、その商品の商品情報とサービス情報との対応付けを行い、その結果、サービス適用後の商品の価格などに関する情報を顧客に教えることができる。
<実施例3>
上述の情報処理装置2000及び商品画像提示方法は、POSレジスタ装置30及びPOSシステム50のみに適用可能なわけではなく、様々な装置に適用可能である。例えば、上述の情報処理装置2000及び制御方法は、一般ユーザに利用されるPCやスマートデバイスのような汎用コンピュータに適用されてもよい。この場合、ユーザは、手に取った商品について、サービス適用後の価格などを把握したい場合に、その商品をそのコンピュータの撮像部で撮影することにより、その商品に対してサービスが適用された後の価格などを見ることができる。
[実施形態4]
図16は、実施形態4に係る情報処理装置2000を示すブロック図である。図16において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図16において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
情報処理装置2000は、商品領域特定部2040、商品情報シンボル検出部2060、サービス情報シンボル検出部2080、及び対応付け部2100を有する。商品領域特定部2040は、商品画像から商品領域を特定する。商品情報シンボル検出部2060は、商品画像から商品情報シンボルを検出する。サービス情報シンボル検出部2080は、商品画像からサービス情報シンボルを検出する。対応付け部2100は、1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている商品情報シンボル及びサービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける。
ここで、実施形態4の商品領域特定部2040、商品情報シンボル検出部2060、サービス情報シンボル検出部2080、対応付け部2100が実行する処理の詳細はそれぞれ、実施形態1の商品領域特定部2040、商品情報シンボル検出部2060、サービス情報シンボル検出部2080、対応付け部2100と同様である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
1 CPU
2 メモリ
3 入出力I/F
4 通信部
5 表示部
6 入力部
7 撮像部
8 集音部
10 商品画像
20 商品
21、22、23 面
30 POSレジスタ装置
31 チェッカ装置
32 タッチパネルユニット
32a 表示部
32b タッチパネル
33 キーボード
34 スキャナ装置
35 部材
36 読取窓
37 作業台
41 キャッシャ装置
42 表示部
43 キーボード
50 POSシステム
51 サーバ装置
52 店舗側構成
53 通信網
54 店舗端末
55 スタンド
56 タッチパネルユニット
57 撮像部
60 商品画像
70 バーコード
80 値引きシール
90 商品領域
100、110 領域
200 商品情報テーブル
202 商品情報ID
204 商品名
206 価格
208 特徴量
300 サービス情報テーブル
302 サービス情報ID
304 サービス内容
306 特徴量
400 対応付け情報テーブル
402 商品情報ID
404 サービス情報ID
2000 情報処理装置
2020 画像取得部
2040 商品領域特定部
2060 商品情報シンボル検出部
2080 サービス情報シンボル検出部
2100 対応付け部

Claims (9)

  1. 取得した画像から商品を表す商品領域を特定する商品領域特定手段と、
    画像から商品情報シンボルを検出する商品情報シンボル検出手段と、
    画像からサービス情報シンボルを検出するサービス情報シンボル検出手段と、
    1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている前記商品情報シンボル及び前記サービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報との対応付けを行う対応付け手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記商品領域特定手段は、画像に複数の商品が含まれる場合、各商品を表す商品領域をそれぞれ特定し、
    前記対応付け手段は、特定された商品領域のうち、前記商品情報シンボルと前記サービス情報シンボルの双方を含む商品領域について、前記対応付けを行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 当該情報処理装置は、複数の画像を取得し、
    前記対応付け手段は、第1の画像内の商品情報シンボル領域を含む第1の商品領域と、前記第1の画像とは別の第2の画像内のサービス情報シンボル領域を含む第2の商品領域とが、1つの商品を表す場合、その商品情報シンボル領域が表す商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボル領域が表すサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    画像から商品を表す商品領域を特定する商品領域特定ステップと、
    画像から商品情報シンボルを検出する商品情報シンボル検出ステップと、
    画像からサービス情報シンボルを検出するサービス情報シンボル検出ステップと、
    1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている前記商品情報シンボル及び前記サービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報との対応付けを行う対応付けステップと、
    を有する制御方法。
  5. 前記商品領域特定ステップは、画像に複数の商品が含まれる場合、各商品を表す商品領域をそれぞれ特定し、
    前記対応付けステップは、特定された商品領域のうち、前記商品情報シンボルと前記サービス情報シンボルの双方を含む商品領域について、前記対応付けを行う請求項4に記載の制御方法。
  6. 複数の画像を取得する画像取得ステップを有し、
    前記対応付けステップは、第1の画像内の商品情報シンボル領域を含む第1の商品領域と、前記第1の画像とは別の第2の画像内のサービス情報シンボル領域を含む第2の商品領域とが、1つの商品を表す場合、その商品情報シンボル領域が表す商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボル領域が表すサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける請求項4又は5に記載の制御方法。
  7. コンピュータに、
    画像から商品を表す商品領域を特定する商品領域特定機能と、
    画像から商品情報シンボルを検出する商品情報シンボル検出機能と、
    画像からサービス情報シンボルを検出するサービス情報シンボル検出機能と、
    1つの商品を表す商品領域の内部に含まれている前記商品情報シンボル及び前記サービス情報シンボルについて、その商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボルに対応するサービス情報との対応付けを行う対応付け機能と、
    を持たせるプログラム。
  8. 前記商品領域特定機能は、画像に複数の商品が含まれる場合、各商品を表す商品領域をそれぞれ特定し、
    前記対応付け機能は、特定された商品領域のうち、前記商品情報シンボルと前記サービス情報シンボルの双方を含む商品領域について、前記対応付けを行う請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータに、複数の画像を取得する画像取得機能を持たせ、
    前記対応付け機能は、第1の画像内の商品情報シンボル領域を含む第1の商品領域と、前記第1の画像とは別の第2の画像内のサービス情報シンボル領域を含む第2の商品領域とが、1つの商品を表す場合、その商品情報シンボル領域が表す商品情報シンボルに対応する商品情報と、そのサービス情報シンボル領域が表すサービス情報シンボルに対応するサービス情報とを対応付ける請求項7又は8に記載のプログラム。
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