JP2015227785A - 経路情報提示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 より適切な走行経路を運転者に提示可能な経路情報提示システムを提供する。【解決手段】 嗜好検出装置(2)は、運転者の現在の走行目的を推定する。続いて、嗜好検出装置(2)は、目的別嗜好DB(10g)で記憶している運転者の嗜好のうちから、推定した走行目的に対応付けられている運転者の嗜好を抽出する。続いて、経路案内装置(1)は、現在地から目的地までの複数の走行経路の特徴を検出する。続いて、複数の走行経路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好に合致する走行経路を選択する。続いて、経路案内装置(1)は、選択した走行経路を運転者に提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、経路情報提示システムに関する。
従来、経路情報提示システムの技術としては、例えば特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載の技術では、過去に走行した走行経路に基づき、運転者の嗜好に合致する経路探索アルゴリズムを選択する。続いて、選択した経路探索アルゴリズムを用いて、現在位置から目的地までの走行経路を生成(探索)する。続いて、生成した走行経路を提示する。これにより、運転者の嗜好に合致する走行経路を運転者に提示できる。
特開2010−8284号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、例えば、通勤、業務、日常生活、レジャー等、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好が異なる場合、運転者の嗜好に合致する経路探索アルゴリズムを選択することが難しかった。それゆえ、運転者の嗜好に合致する走行経路を提示することが困難となる可能性があった。
本発明は、上記のような点に着目し、より適切な走行経路を運転者に提示可能な経路情報提示システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様では、運転者の現在の走行目的を推定する。続いて、嗜好記憶部で記憶している運転者の嗜好のうちから、推定した走行目的に対応付けられている運転者の嗜好を抽出する。続いて、現在地から目的地までの複数の走行経路の特徴を検出する。続いて、複数の走行経路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好に合致する走行経路を選択する。続いて、選択した走行経路を運転者に提示する。
本発明の一態様では、例えば、運転者の走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好が異なる場合にも、運転者の嗜好に合致する特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。これにより、より適切な走行経路を運転者に提示できる。
実施形態に係る経路情報提示システムの概略構成を表す概念図である。 嗜好情報を説明するための図である。 走行経路の特徴を説明するための図である。 経路情報提示処理を表すフローチャートである。 走行目的推定処理を表すフローチャートである。 走行経路検索処理を表すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態は、本発明を、経路情報提示システムに適用したものである。
(構成)
図1に示すように、経路情報提示システムは、車両Cが搭載する経路案内装置1と、データセンタDが有する嗜好検出装置2とを備える。経路案内装置1と嗜好検出装置2とは、通信路を介して情報の送受信を行う。なお、本実施形態では、説明の簡単化のため、車両Cが1台、運転者が1人である場合を想定して説明する。
(経路案内装置1の構成)
経路案内装置1は、車両情報検出部3と、位置検出部4と、走行状態記憶部5と、目的地入力部6と、通信部7と、経路演算部8と、走行経路提示部9aとを備える。
車両情報検出部3は、車両Cが備える各種のセンサ(不図示)で検出した、車両Cの運転状態及び車両挙動に関する情報(以下、「車両情報」とも呼ぶ)を取得する。車両情報としては、例えば、操舵角センサで検出したステアリングホイールの操舵角、アクセルペダルセンサで検出したアクセルペダルのストローク量、及びブレーキペダルセンサで検出したブレーキペダルのストローク量を表す情報がある。これに加え、車両情報としては、例えば、加速度センサで検出した車両Cの車両重心位置の加速度、重量センサで検出した車両重量、及び車両カメラで撮影した車両C周囲の画像を表す情報がある。そして、車両情報検出部3は、取得した車両情報を走行状態記憶部5に出力する。
位置検出部4は、車両Cが備える各種のセンサ(不図示)で検出した、車両Cの現在位置を算出する際に用いる情報(以下、「現在位置算出用情報」とも呼ぶ)を取得する。現在位置算出用情報としては、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機で受信したGPS信号、地磁気センサで検出した絶対方位、ジャイロセンサで検出した車両Cのヨーレート、及び車速センサで検出した車両Cの走行距離を表す情報がある。続いて、位置検出部4は、取得した現在位置算出用情報に基づき、車両Cの現在位置を検出する。そして、位置検出部4は、検出した車両Cの現在位置を表す情報(以下、「現在位置情報」とも呼ぶ)を走行状態記憶部5と経路演算部8とに出力する。
走行状態記憶部5は、車両情報検出部3から車両情報を取得し、位置検出部4から現在位置情報を取得する。そして、走行状態記憶部5は、取得した車両情報と現在位置情報とを関連付けて記憶する。
目的地入力部6は、車両Cの運転者からの目的地の入力を受け付ける。そして、目的地入力部6は、目的地の入力を受けると、目的地を表す情報(以下、「目的地情報」とも呼ぶ。例えば、緯度・経度)を通信部7と経路演算部8とに出力する。
通信部7は、走行状態記憶部5で記憶している車両情報と現在位置情報とを取得し、目的地入力部6から目的地情報を取得する。そして、通信部7は、取得した各種の情報を含む情報(以下、「車両側情報」とも呼ぶ)を嗜好検出装置2に送信する。なお、車両側情報の送信は、予め定めた設定時間(例えば、1秒)が経過するたびに行う。
また、通信部7は、嗜好検出装置2から、走行経路に対する運転者の嗜好を表す情報(以下、「嗜好情報」とも呼ぶ)と、車両Cの運転者の現在の走行目的と、交通渋滞を回避するための迂回路を表す情報(以下、「迂回路情報」とも呼ぶ)とを受信する。嗜好情報は、例えば、図2に示すように、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好に関する項目(以下、「嗜好項目」とも呼ぶ)それぞれの考慮度合いで表す。嗜好項目としては、例えば、時間(旅行時間、走行速度)、料金、安全性(危険個所)、運転負荷・走りやすさ(右左折回数)、走行速度・スムーズさ(停止回数、停止時間)、わかりやすさ(路側案内)、景観(観光情報、SNS)、施設、及び社会貢献がある。また、嗜好項目の考慮度合いとしては、◎、○、及び△の三段階がある。そして、通信部7は、受信した嗜好情報と車両Cの運転者の現在の走行目的と迂回路情報とを経路演算部8に出力する。
経路演算部8は、走行経路生成部8aと、走行経路特徴検出部8bと、走行経路選択部8cとを備える。
走行経路生成部8aは、位置検出部4から現在位置情報を取得し、目的地入力部6から目的地情報を取得する。そして、走行経路生成部8aは、取得した現在位置情報と目的地情報とを用いて、現在位置から目的地までの複数の走行経路を生成する。
走行経路特徴検出部8bは、走行経路生成部8aで生成した複数の走行経路の特徴を検出する。走行経路の特徴としては、例えば、図3に示すように、走行経路の選択時に考慮する有利な特徴、及び不利な特徴がある。有利な特徴としては、例えば、早い(旅行時間が短い、走行距離が短い、及び走行速度が高い)、安い(有料道路料金が低い)、及び走りやすい(信号機数が少ない、青時間が長い、道幅が広い、路面状況が良い、障害物がない、交通量が少ない、勾配が少ない)、がある。これに加え、有利な特徴としては、例えば、わかりやすい(道路案内表示が多い、右左折数が少ない、分岐数が少ない、規制路がない)、気持ちいい(景観が良い、停止回数が少ない)、利便性がいい(沿線施設数が多い、及び携帯電話機の電波環境が良い)、及び安全・安心(事故・事件発生件数が少ない、取締実施件数が多い、スクールゾーンがない、通行量が多い、防犯カメラがある)がある。
不利な特徴としては、例えば、狭い(すれ違いが困難)、天候(霧・雨、風)、交通環境(右折が多い、カーブが多い、勾配が多い、歩行者が多い、路面が荒れている)、高い(トータルコストが高い)、時間がかかる(混雑している、所要時間が安定しない、途中でのルート変更ができない)、わかりにくい(間違えやすい)がある。
このように、本実施形態では、旅行時間が短い、走行距離が短い、走行速度が高い、有料道路料金が低い、信号機数が少ない、青時間が長い、道幅が広い、路面状況が良い、障害物がない、交通量が少ない、勾配が少ない、道路案内表示が多い、右左折数が少ない、分岐数が少ない、規制路がない、景観が良い、停止回数が少ない、沿線施設数が多い、携帯電波環境が良い、事故・事件発生件数が少ない、取締実施件数が少ない、スクールゾーンがない、通行量が多い、及び防犯カメラがあるのうちの複数を走行経路の特徴として検出する。それゆえ、走行経路の特徴を細分化できる。これにより、運転者の嗜好により合致した特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。
走行経路選択部8cは、通信部7から嗜好情報と車両Cの運転者の現在の走行目的とを取得する。そして、走行経路選択部8cは、走行経路生成部8aで生成した複数の走行経路のうちから、取得した嗜好情報が表す運転者の嗜好(車両Cの運転者の現在の走行目的に対応付けられている運転者の嗜好)に走行経路特徴検出部8bで検出した特徴が合致する走行経路を選択する。具体的には、走行経路選択部8cは、運転者の嗜好との一致度合いが予め定めた割合(例えば、50%)以上である走行経路を選択する。或いは、走行経路選択部8cは、他の走行経路と比較して運転者の嗜好との一致度合いが最も高い走行経路を選択する。そして、走行経路選択部8cは、選択結果を経路誘導部9に出力する。
また、走行経路選択部8cは、通信部7から迂回路情報を取得する。そして、走行経路選択部8cは、取得した迂回路情報を経路誘導部9に出力する。
経路誘導部9は、走行経路提示部9aと、迂回路提示部9bとを備える。
走行経路提示部9aは、走行経路選択部8cで選択した走行経路を地図に重畳させた画像を生成する。そして、走行経路提示部9aは、生成した画像を運転者に提示する。
また、迂回路提示部9bは、走行経路選択部8cから迂回路情報を取得する。続いて、迂回路提示部9bは、取得した迂回路情報が表す迂回路を地図に重畳させた画像を生成する。そして、迂回路提示部9bは、生成した画像を運転者に提示する。
嗜好検出装置2は、走行目的別嗜好抽出部10と、嗜好抽出部11と、迂回路算出部12とを備える。
走行目的別嗜好抽出部10は、地点DB(Data Base)10aと、走行履歴DB10bと、走行目的推定部10cと、道路DB10dと、危険個所DB10eと、目的別嗜好判定部10fと、目的別嗜好DB10gとを備える。
地点DB10aは、目的地の候補地点(以下、「目的地候補地点」とも呼ぶ)の位置(緯度・経度)と、走行目的とを対応付けて記憶している。目的地候補地点としては、例えば、事業所、商店、病院、駅、ホテル、及び行楽地がある。走行目的としては、例えば、通勤、業務、日常生活、及びレジャーがある。具体的には、地点DB10aは、目的地候補地点「事業所」と走行目的「通勤交通」とを対応付けて記憶し、目的地候補地点「商店」「病院」「駅」と走行目的「日常生活交通」とを対応付けて記憶し、目的地候補地点「行楽地」と走行目的「レジャー交通」とを対応付けて記憶している。
走行履歴DB10bは、通信部7から受信した車両側情報を用いて、車両Cの過去の走行履歴の情報(以下、「走行履歴情報」とも呼ぶ)を記憶する。走行履歴情報としては、例えば、車両Cが過去に走行した地点と、この地点における過去の車両情報及び目的地情報とを関連付けた履歴の情報がある。走行履歴情報には、車両Cの走行日毎に、引数が割り付けられている。引数は、最新の走行履歴情報から順番に割り付けられる。例えば、車両Cが1日前に走行した場合には、1日前の走行履歴情報に引数「1」が割り付けられる。また、例えば、車両Cが3日前に走行し、1日前と2日前とに走行していない場合には、3日前の走行履歴情報に引数「1」が割り付けられる。
走行目的推定部10cは、現在走行目的推定部10caと、走行履歴取得部10cbと、過去走行目的推定部10ccとを備える。
現在走行目的推定部10caは、車両Cから受信した車両側情報を用いて、車両Cの運転者の現在の走行目的(車両Cの運転者の現在の走行目的)を推定する。具体的には、現在走行目的推定部10caは、地点DB10aから、車両Cから受信した車両側情報が表す目的地の位置(緯度・経度)と同じ位置(緯度・経度)の目的地候補地点を抽出する。続いて、現在走行目的推定部10caは、抽出した目的地候補地点に対応付けられている走行目的を車両Cの運転者の現在の走行目的とする。そして、現在走行目的推定部10caは、推定結果を目的別嗜好判定部10fと嗜好抽出部11とに出力する。
走行履歴取得部10cbは、走行履歴DB10bから走行履歴情報を取得する。
過去走行目的推定部10ccは、走行履歴DB10bで記憶している走行履歴情報を取得する。続いて、走行目的推定部10cは、取得した走行履歴情報を用いて、車両Cの運転者の過去の走行目的を推定する。具体的には、過去走行目的推定部10ccは、地点DB10aから、走行履歴DB10bから取得した走行履歴情報が表す終着地点の位置(緯度・経度)と同じ位置(緯度・経度)の目的地候補地点を抽出する。続いて、過去走行目的推定部10ccは、抽出した目的地候補地点に対応付けられている走行目的を車両Cの運転者の過去の走行目的とする。そして、過去走行目的推定部10ccは、推定結果を目的別嗜好判定部10fと嗜好抽出部11とに出力する。
道路DB10dは、車両Cが走行する可能性のある道路の情報(以下、「道路情報」とも呼ぶ)を記憶している。道路情報としては、例えば、道路(例えば、リンク)の車線幅、交差点数、カーブの有無、起伏等の道路形状の情報がある。
危険個所DB10eは、車両Cの走行時に危険を伴なう地点の情報(以下、「危険地点情報」とも呼ぶ)を記憶している。危険地点情報としては、例えば、過去に事故が発生した地点、工事中で道幅が狭くなっている地点の情報がある。
目的別嗜好判定部10fは、特徴集計部10faと、嗜好判定部10fbとを備える。
特徴集計部10faは、走行履歴取得部10cbで取得した走行履歴情報と、過去走行目的推定部10ccで推定した車両Cの運転者の過去の走行目的と、道路DB10dで記憶している道路情報と、危険個所DB10eで記憶している危険地点情報とを取得する。そして、特徴集計部10faは、取得した各種情報を用いて、過去走行目的推定部10ccで推定した走行目的毎に、車両Cが過去に走行した走行経路の特徴を集計する。
嗜好判定部10fbは、特徴集計部10faで集計した走行経路の特徴を用いて、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好(嗜好情報)を判定する。具体的には、嗜好判定部10fbは、集計結果の数値(後述する特徴集計用変数)が大きい特徴ほど、その特徴に関連する運転者の嗜好項目(例えば、時間、料金、安全性、運転負荷・走りやすさ等)に対する運転者の嗜好度合いが高い(例えば、◎、○)と判定する。そして、目的別嗜好判定部10fは、抽出した嗜好(嗜好情報)を目的別嗜好DB10gに出力する。
目的別嗜好DB10gは、目的別嗜好判定部10fから取得した嗜好情報を用いて、図2に示すように、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好(嗜好情報)を記憶する。これにより、目的別嗜好DB10gは、走行経路に対する運転者の嗜好(嗜好情報)を走行目的と対応付けて記憶している。なお、図2では、車両Cの運転者は、走行目的が「通勤」である場合に、特徴「時間」と「走行速度」との考慮度合いが高く、特徴「時間」と「走行速度」とを優先した走行経路を好む傾向(嗜好)があることがわかる。
嗜好抽出部11は、目的別嗜好DB10gで記憶している運転者の嗜好(嗜好情報)のうちから、ステップS100で推定した現在の走行目的に対応付けられている運転者の嗜好(嗜好情報)を抽出する。そして、嗜好抽出部11は、抽出した嗜好情報と現在の走行目的とを迂回路算出部12と経路案内装置1とに送信する。
迂回路算出部12は、交通渋滞判断部12aと、迂回対象エリア特定部12bと、迂回路生成部12cと、迂回路特徴検出部12dと、迂回路選択部12eとを備える。
交通渋滞判断部12aは、車両感知器(不図示)から交通量の情報(以下、「交通量情報」とも呼ぶ)を受信し、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)局やFM局(不図示)から交通情報を受信する。続いて、交通渋滞判断部12aは、交通量情報と交通情報とを用いて、車両Cの走行経路上(走行経路選択部8cで選択した走行経路上)で現在または将来交通渋滞が発生するか否かを判定する。続いて、交通渋滞判断部12aは、車両Cの走行経路上で現在または将来交通渋滞が発生すると判定した場合には、交通渋滞が発生する地点(以下、「渋滞発生地点」とも呼ぶ)を予測する。そして、交通渋滞判断部12aは、判定結果を迂回対象エリア特定部12bに出力する。
迂回対象エリア特定部12bは、交通渋滞判断部12aから取得した渋滞発生地点を用いて、車両Cの走行経路上で現在発生している交通渋滞または将来発生する交通渋滞を回避するための迂回を行うエリア(以下、「迂回対象エリア」とも呼ぶ)を特定する。そして、迂回対象エリア特定部12bは、特定結果を迂回路生成部12cに出力する。
迂回路生成部12cは、迂回対象エリア特定部12bから取得した迂回対象エリアを用いて、車両Cの走行経路上(走行経路選択部8cで選択した走行経路上)で現在発生している交通渋滞または将来発生する交通渋滞を回避するための複数の迂回路を生成する。そして、迂回路生成部12cは、生成結果を迂回路特徴検出部12dに出力する。
迂回路特徴検出部12dは、迂回路生成部12cから取得した迂回路と、道路DBで記憶している道路情報とを用いて、迂回路生成部12cで生成した複数の迂回路の特徴を検出する。迂回路の特徴としては、走行経路の特徴と同じものを用いる。そして、迂回路特徴検出部12dは、検出結果を迂回路選択部12eに出力する。
迂回路選択部12eは、迂回路特徴検出部12dから取得した迂回路の特徴を用いて、迂回路生成部12cで生成した複数の迂回路のうちから、迂回路特徴検出部12dで検出した特徴が嗜好抽出部11から取得した運転者の嗜好に合致する迂回路を選択する。具体的には、迂回路選択部12eは、走行経路選択部8cと同様に、運転者の嗜好との一致度合いが予め定めた割合(例えば、50%)以上である迂回路を選択する。或いは、迂回路選択部12eは、他の迂回路と比較して運転者の嗜好との一致度合いが最も高い迂回路を選択する。そして、迂回路選択部12eは、選択結果を車両Cに送信する。
(演算処理)
次に、本実施形態の経路情報提示システム(嗜好抽出部11、嗜好検出装置2)が実行する演算処理(以下、「経路情報提示処理」とも呼ぶ)について説明する。経路情報提示処理は、予め定めた設定時間(例えば、10[ms])毎に繰り返し実行される。
図4に示すように、ステップS100では、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cの運転者の現在の走行目的を推定する走行目的推定処理を実行する。走行目的推定処理の詳細については後述する。
続いてステップS200に移行して、経路案内装置1(走行経路生成部8a、走行経路特徴検出部8b、走行経路選択部8c)と嗜好検出装置2(嗜好抽出部11)とは、走行経路検索処理を実行する。走行経路検索処理では、嗜好検出装置2(嗜好抽出部11)は、目的別嗜好DB10gで記憶している運転者の嗜好(嗜好情報)のうちから、ステップS100で推定した現在の走行目的に対応付けられている運転者の嗜好(嗜好情報)を抽出する。続いて、経路案内装置1(走行経路生成部8a)は、現在地から目的地までの複数の走行経路を生成する。続いて、経路案内装置1(走行経路特徴検出部8b)は、生成した複数の走行経路の特徴を検出する。続いて、嗜好検出装置2(走行経路選択部8c)は、生成した複数の走行経路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好(嗜好情報)に合致する走行経路を選択する。走行経路検索処理の詳細については後述する。
続いてステップS300に移行して、嗜好検出装置2(交通渋滞判断部12a)は、ステップS200で選択した走行経路上で現在または将来交通渋滞が発生するか否かを判定する。そして、嗜好検出装置2(交通渋滞判断部12a)は、走行経路上で交通渋滞が発生すると判定した場合には(Yes)、ステップS500に移行する。一方、嗜好検出装置2(交通渋滞判断部12a)は、走行経路上で交通渋滞が発生しないと判定した場合には(No)、ステップS400に移行する。
続いてステップS400では、経路案内装置1(走行経路提示部9a)は、ステップS200で選択した走行経路を地図に重畳させた画像を生成する。続いて、経路案内装置1(走行経路提示部9a)は、生成した画像を運転者に提示した後、ステップS800に移行する。なお、後述する経路案内フラグが「0」のリセット状態である場合には、経路案内装置1(走行経路提示部9a)による走行経路の提示を行わず、交通渋滞が発生した場合の迂回路の提示に備え、生成した走行経路を想定走行経路として蓄積する。
一方、ステップS500では、嗜好検出装置2(迂回路生成部12c)は、車両Cの相応経路上(ステップS200で選択した走行経路上)で現在発生している交通渋滞または将来発生する交通渋滞を回避するための複数の迂回路を生成する。続いて、嗜好検出装置2(迂回路特徴検出部12d)は、生成した複数の迂回路の特徴を検出する。
続いてステップS600に移行して、嗜好検出装置2(迂回路選択部12e)は、ステップS500で生成した複数の迂回路のうちから、ステップS400で検出した特徴がステップS200で抽出した運転者の嗜好に合致する特徴を有する迂回路を選択する。
続いてステップS700に移行して、経路案内装置1(迂回路提示部9b)は、ステップS600で選択した迂回路を運転者に提示した後、ステップS800に移行する。なお、経路案内フラグが「0」のリセット状態である場合には、経路案内フラグを「1」のセット状態とし、ステップS600で選択した迂回路を提示する。これにより、運転者が目的地入力部6から目的地を入力せず、走行経路の提示がされていない場合であっても、想定走行経路上に交通渋滞が発生した場合には、迂回路を運転者に提示することができる。
ステップS800では、経路案内装置1(経路演算部8)は、位置検出部4から取得した車両Cの現在位置と、目的地入力部6から取得した目的地とを用いて、車両Cが目的地に到着したか否かを判定する。そして、経路案内装置1(経路演算部8)は、車両Cが目的地に到着したと判定した場合には(Yes)、この演算処理を終了する。一方、経路案内装置1(経路演算部8)は、車両Cが目的地に到着していないと判定した場合には(No)、ステップS300に戻る。
次に、嗜好検出装置2が実行する走行目的推定処理について説明する。
図5に示すように、ステップS101では、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、目的地入力部6から目的地が入力されたか否かを判定する。具体的には、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cから目的地情報を受信したか否かを判定する。そして、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cから目的地情報を受信したと判定した場合には(Yes)、目的地が入力されたと判定し、ステップS102に移行する。一方、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cから目的地情報を受信していないと判定した場合には(No)、目的地が入力されていないと判定し、ステップS104に移行する。
ステップS102では、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、経路案内フラグを「1」のセット状態とする。
ステップS103に移行して、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、地点DB10aから、目的地入力部6が受け付けた目的地の位置(緯度・経度)、つまり、車両Cから受信した車両側情報が表す目的地の位置(緯度・経度)と同じ位置(緯度・経度)の目的地候補地点を抽出する。続いて、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、抽出した目的地候補地点に対応付けられている走行目的を車両Cの運転者の現在の走行目的とした後、この演算処理を終了する。なお、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、地点DB10aで記憶している目的地候補地点のうちに、目的地の位置(緯度・経度)と同じ位置(緯度・経度)の目的地候補地点が存在しない場合には、目的地の位置に最も近い目的候補地点を抽出する。
一方、ステップS104に移行して、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、経路案内フラグを「0」のリセット状態とする。
続いてステップS105に移行して、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cが現在走行している道路(リンク)を過去に走行したことがあるか否かを判定する。具体的には、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、走行履歴DB10bで記憶している走行履歴情報のうちに、車両Cが現在走行している道路(リンク)の走行履歴情報があるか否かを判定する。そして、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cが現在走行している道路(リンク)の走行履歴情報があると判定した場合には(Yes)、車両Cが現在走行している道路(リンク)を過去に走行したことがあると判定し、ステップS106に移行する。一方、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、車両Cが現在走行している道路(リンク)の走行履歴情報がないと判定した場合には(No)、車両Cが現在走行している道路(リンク)を過去に走行したことがないと判定し、ステップS107に移行する。
ステップS106では、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、走行履歴DB10bから、ステップS105で存在すると判定された走行履歴情報、つまり、車両Cが現在走行している道路(リンク)の走行履歴情報を抽出する。続いて、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、抽出した走行履歴情報が表す走行目的を車両Cの運転者の現在の走行目的とした後、この演算処理を終了する。
一方、ステップS107では、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、インターネット上のクラウドサーバ(不図示)から、インターネットを介して運転者のスケジュールやカレンダーを抽出する。クラウドサーバには、運転者のスケジュールやカレンダーが記憶されているものとする。続いて、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、抽出した運転者のスケジュールやカレンダーを用いて、車両Cの運転者の現在の走行目的を推定した後、この演算処理を終了する。
具体的には、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、運転者のスケジュールの内容から目的地を推定する。例えば、スケジュールの内容に施設名が記載されている場合には、その施設を目的地として推定する。また、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、カレンダーの曜日から目的地を推定する。例えば、曜日が平日である場合には、予め入力された運転者の勤務先を目的地として推定する。続いて、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、推定された目的地の位置(緯度・経度)と同じ位置(緯度・経度)の目的地候補地点を地点DB10aから抽出する。続いて、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)は、抽出した目的地候補地点に対応付けられている走行目的を車両Cの運転者の現在の走行目的とする。
また、本実施形態では、目的地、運転者のスケジュール、カレンダー、及び車両Cの走行履歴の少なくとも1つを用いて、車両Cの運転者の現在の走行目的を推定する。それゆえ、本実施形態では、車両Cの運転者の現在の走行目的の推定精度を向上できる。これにより、運転者の嗜好により合致した特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。
なお、運転者の現在の走行目的の推定では、推定精度の向上のために、車両情報検出部3で検出した車両重量から推定される乗員数や積載貨物重量等も用いてもよい。
また、ステップS103、S106で推定した走行目的を車両Cの運転者に画像や音声で提示し、推定した走行目的を運転者に確認させる構成としてもよい。この場合、提示した走行目的が間違っていた場合には、運転者の操作に応じて推定結果(走行目的)を修正可能な構成とする。また、修正内容を地点DB10aや走行履歴DB10bにフィードバックし、地点DB10aや走行履歴DB10bの走行目的を修正可能な構成とする。これにより、次回からの、車両Cの運転者の現在の走行目的の推定精度を向上できる。
次に、嗜好検出装置2が実行する走行経路検索処理について説明する。
図6に示すように、ステップS201では、嗜好検出装置2(走行履歴取得部10cb)は、引数Nを初期化して「1」とする。
続いてステップS202に移行して、嗜好検出装置2(走行履歴取得部10cb)は、走行履歴DB10bから、ステップS201で設定した引数N番目の走行履歴情報(ステップS207で引数Nを更新した場合には、更新後の引数N番目の走行履歴情報)を取得する。
続いてステップS203に移行して、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、走行履歴DB10bに引数N番目の走行履歴情報が存在するか否かを判定する。具体的には、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、ステップS202(走行履歴取得部10cb)で引数N番目の走行情報を取得できたか否かを判定する。そして、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、ステップS202で引数N番目の走行情報を取得できたと判定した場合には(Yes)走行履歴DB10bに引数N番目の走行履歴情報が存在すると判定し、ステップS204に移行する。
一方、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、ステップS202で引数N番目の走行履歴情報を取得できなかったと判定した場合には(No)、走行履歴DB10bに引数N番目の走行履歴情報が存在しないと判定し、ステップS208に移行する。
ステップS204では、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、ステップS202で抽出した走行履歴が表す終着地点を用いて、車両Cの運転者の過去の走行目的を推定する。具体的には、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、地点DB10aから、走行履歴が表す終着地点の位置(緯度・経度)と同じ位置(緯度・経度)の目的地候補地点を抽出する。続いて、嗜好検出装置2(過去走行目的推定部10cc)は、抽出した目的地候補地点に対応付けられている走行目的を車両Cの運転者の過去の走行目的とする(車両Cの運転者の過去の走行目的を推定する)。
続いてステップS205に移行して、嗜好検出装置2(特徴集計部10fa)は、ステップS202で取得した走行履歴と、ステップS204で推定した車両Cの運転者の過去の走行目的と、道路DB13で記憶している道路情報と、危険個所DB14で記憶している危険地点情報とを用いて、ステップS204で推定した走行目的毎に、車両Cが過去に走行した走行経路の特徴(有利な特徴)を抽出する。なお、走行経路の特徴の抽出では、例えば、図3に示すように、車両Cが走行した走行経路の特徴(有利な特徴)に加え、車両Cが走行しなかった走行経路の特徴(不利な特徴)も抽出する。
続いてステップS206に移行して、嗜好検出装置2(特徴集計部10fa、嗜好判定部10fb、目的別嗜好DB10g)は、ステップS204で推定した走行目的毎に、ステップS205で抽出した走行経路の特徴を集計する。具体的には、嗜好検出装置2(特徴集計部10fa)は、ステップS204で推定した走行目的と、ステップS205で抽出した走行経路の特徴との組み合わせに対応付けた変数(以下、「特徴集計用変数」とも呼ぶ)に「1」を加算する。例えば、通勤で信号機が少ない交通量の少ない道を走行した場合、走行目的「通勤」と特徴「信号機が少ない」とに対応付けた特徴集計用変数(例えば、A−a)と、走行目的「通勤」と特徴「交通量が少ない」とに対応付けた特徴集計用変数(例えば、A−b)とのそれぞれに「1」を加算する。なお、特徴集計用変数(A−a、A−b、…)は、走行経路検索処理の開始時に初期化して「0」とする。
続いて、嗜好検出装置2(嗜好判定部10fb)は、特徴集計用変数(A−a、A−b、…)、つまり、集計した走行経路の特徴を用いて、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好を判定する。具体的には、嗜好検出装置2(嗜好判定部10fb)は、特徴集計用変数(A−a、A−b、…)の数値が大きいほど、その特徴集計用変数(A−a、A−b、…)に対応付けられている特徴(より詳しくは、特徴に関連する運転者の嗜好項目(例えば、時間、料金、安全性、運転負荷・走りやすさ等))に対する運転者の考慮度合いが高い(例えば、◎、○)と判定する。続いて、嗜好検出装置2(目的別嗜好DB10g)は、走行目的毎に、判定した運転者の嗜好(嗜好情報)を記憶する。
このように、本実施形態では、車両Cの過去の走行履歴(走行履歴情報)を取得する。続いて、取得した走行履歴(走行履歴情報)を用いて、運転者の過去の走行目的を推定する。続いて、取得した走行履歴(走行履歴情報)を用いて、推定した走行目的毎に、車両Cが過去に走行した走行経路の特徴を集計する。続いて、集計した走行経路の特徴を用いて、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好を判定する。続いて、嗜好検出装置2は、判定した運転者の嗜好(嗜好情報)を走行目的と対応付けて記憶する。それゆえ、本実施形態では、運転者の嗜好(嗜好情報)をより適切に判定できる。
ステップS207に移行して、嗜好検出装置2(目的別嗜好判定部10f)は、ステップS201で設定した引数N(ステップS207で引数Nを更新した場合には、更新後の引数N)に「1」を加算して引数Nを更新した後、ステップS202に戻る。
一方、ステップS208では、嗜好検出装置2(目的別嗜好判定部10f)は、ステップS100で推定した車両Cの運転者の現在の走行目的を取得する。
続いてステップS209に移行して、嗜好検出装置2(走行経路選択部8c)は、目的別嗜好DB10gで記憶している運転者の嗜好のうちから、ステップS208で取得した現在の走行目的に対応付けられている運転者の嗜好(嗜好情報)を抽出する。
続いてステップS210に移行して、嗜好検出装置2(走行経路生成部8a)は、現在地から目的地までの複数の走行経路を生成する。続いて、経路案内装置1(走行経路特徴検出部8b)は、生成した複数の走行経路の特徴を検出する。続いて、嗜好検出装置2(走行経路選択部8c)は、生成した複数の走行経路のうちから、検出した特徴が、ステップS209で抽出した運転者の嗜好(嗜好情報)に合致する走行経路を選択する。なお、嗜好検出装置2(走行経路選択部8c)は、車両Cが走行した走行経路の特徴(有利な特徴)に加え、車両Cが走行しなかった走行経路の不利な特徴も抽出した場合には、不利な特徴がある走行経路を選択せず、有利な特徴がある走行経路を選択してもよい。
(動作)
次に、本実施形態の経路情報提示システムの動作を説明する。
車両Cの走行中、経路情報提示システム(経路案内装置1、嗜好検出装置2)が経路情報提示処理を実行したとする。すると、嗜好検出装置2(現在走行目的推定部10ca)が、車両Cの運転者の現在の走行目的を推定する(図4のステップS100)。続いて、嗜好検出装置2(嗜好抽出部11)が、目的別嗜好DB10gで記憶している運転者の嗜好(嗜好情報)のうちから、推定した現在の走行目的に対応付けられている運転者の嗜好(嗜好情報)を抽出する(図4のステップS200)。続いて、経路案内装置1(走行経路生成部8a)が、現在地から目的地までの複数の走行経路を生成する(図4のステップS200)。続いて、経路案内装置1(走行経路特徴検出部8b)は、生成した複数の走行経路の特徴を検出する(図4のステップS200)。続いて、嗜好検出装置2(走行経路選択部8c)が、生成した複数の走行経路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好(嗜好情報)に合致する走行経路を選択する(図4のステップS200)。
ここで、嗜好検出装置2(交通渋滞判断部12a)が、選択した走行経路上で現在または将来交通渋滞が発生しないと判定したとする(図4のステップS300「No」)。すると、経路案内装置1(走行経路提示部9a)が、選択した走行経路を地図に重畳させた画像を生成し、生成した画像を運転者に提示する(図4のステップS400)。
このように、本実施形態では、運転者の現在の走行目的を推定する。続いて、目的別嗜好DB10gで記憶している運転者の嗜好のうちから、推定した走行目的に対応付けられている運転者の嗜好を抽出する。続いて、現在地から目的地までの複数の走行経路の特徴を検出する。続いて、複数の走行経路のうちから、抽出した運転者の嗜好と、検出した特徴とが合致する走行経路を選択する。続いて、選択した走行経路を運転者に提示する。それゆえ、本実施形態では、例えば、運転者の走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好が異なる場合にも、運転者の嗜好に合致する特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。これにより、より適切な走行経路を運転者に提示できる。
一方、嗜好検出装置2(交通渋滞判断部12a)が、選択した走行経路上で現在または将来交通渋滞が発生すると判定したとする(図4のステップS300「Yes」)。すると、嗜好検出装置2(迂回路生成部12c)が、現在発生している交通渋滞または将来発生する交通渋滞を回避するための複数の迂回路を生成する(図4のステップS500)。
続いて、嗜好検出装置2(迂回路特徴検出部12d)が、生成した迂回路の特徴を抽出する(図4のステップS500)。続いて、嗜好検出装置2(迂回路選択部12e)が、生成した複数の迂回路のうちから、検出した特徴(迂回路の特徴)が、抽出した運転者の嗜好に合致する迂回路を選択する(図4のステップS600)。続いて、経路案内装置1(迂回路提示部9b)が、選択した迂回路を地図に重畳させた画像を生成し(図4のステップS700)、生成した画像を運転者に提示する(図4のステップS700)。
このように、本実施形態では、複数の迂回路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好に合致する迂回路を選択する。続いて、選択した迂回路を運転者に提示する。それゆえ、本実施形態によれば、例えば、渋滞発生時に、運転者の嗜好に合致する特徴を有する迂回路を提示できる。これにより、運転者の迂回路の利用率を向上できる。
本実施形態では、図1の目的別嗜好DB10gが嗜好記憶部を構成する。以下同様に、図1の現在走行目的推定部10caが走行目的推定部を構成する。また、図1の嗜好抽出部11が嗜好抽出部を構成する。さらに、図1の走行経路特徴検出部8bが走行経路特徴検出部を構成する。また、図1の走行経路選択部8cが走行経路選択部を構成する。さらに、図1の走行経路提示部9aが走行経路提示部を構成する。また、図1の走行履歴取得部10cbが走行履歴取得部を構成する。さらに、図1の過去走行目的推定部10ccが過去走行目的推定部を構成する。また、図1の特徴集計部10faが特徴集計部を構成する。さらに、図1の嗜好判定部10fbが嗜好判定部を構成する。また、図1の迂回路生成部12cが迂回路生成部を構成する。さらに、図1の迂回路選択部12eが迂回路選択部を構成する。また、図1の迂回路提示部9bが迂回路提示部を構成する。
(本実施形態の効果)
本実施形態に係る経路情報提示システムは、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態に係る経路情報提示システム(嗜好抽出部11、嗜好検出装置2)によれば、嗜好検出装置2は、運転者の現在の走行目的を推定する。続いて、嗜好検出装置2は、目的別嗜好DB10gで記憶している運転者の嗜好のうちから、推定した走行目的に対応付けられている運転者の嗜好を抽出する。続いて、経路案内装置1は、現在地から目的地までの複数の走行経路の特徴を検出する。続いて、複数の走行経路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好に合致する走行経路を選択する。続いて、経路案内装置1は、選択した走行経路を運転者に提示する。
このような構成によれば、例えば、運転者の走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好が異なる場合にも、運転者の嗜好に合致する特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。これにより、より適切な走行経路を運転者に提示できる。
(2)本実施形態に係る経路情報提示システムによれば、嗜好検出装置2は、車両Cの過去の走行履歴(走行履歴情報)を取得する。続いて、嗜好検出装置2は、取得した走行履歴(走行履歴情報)を用いて、運転者の過去の走行目的を推定する。続いて、嗜好検出装置2は、取得した走行履歴(走行履歴情報)を用いて、推定した走行目的毎に、車両Cが過去に走行した走行経路の特徴を集計する。続いて、嗜好検出装置2は、集計した走行経路の特徴を用いて、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好を判定する。続いて、嗜好検出装置2は、判定した運転者の嗜好を走行目的と対応付けて記憶する。
このような構成によれば、車両Cが過去に走行した走行経路の特徴を基に、走行経路に対する運転者の嗜好を判定する。それゆえ、運転者の嗜好をより適切に判定できる。
(3)本実施形態に係る経路情報提示システムによれば、経路案内装置1は、複数の迂回路のうちから、検出した特徴が、抽出した運転者の嗜好に合致する迂回路を選択する。続いて、経路案内装置1は、選択した迂回路を運転者に提示する。
このような構成によれば、例えば、渋滞発生時に、運転者の嗜好に合致する特徴を有する迂回路を提示できる。これにより、運転者の迂回路の利用率を向上できる。
(4)本実施形態に係る経路情報提示システムによれば、嗜好検出装置2は、目的地、運転者のスケジュール、カレンダー、及び車両Cの走行履歴(走行履歴情報)の少なくとも1つを用いて、車両Cの運転者の現在の走行目的を推定する。
このような構成によれば、走行目的の推定精度を向上できる。これにより、運転者の嗜好により合致した特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。
(5)本実施形態に係る経路情報提示システムによれば、嗜好検出装置2は、旅行時間が短い、走行距離が短い、走行速度が高い、有料道路料金が低い、信号機数が少ない、青時間が長い、道幅が広い、路面状況が良い、障害物がない、交通量が少ない、勾配が少ない、道路案内表示が多い、右左折数が少ない、分岐数が少ない、規制路がない、景観が良い、停止回数が少ない、沿線施設数が多い、携帯電波環境が良い、事故・事件発生件数が少ない、取締実施件数が少ない、スクールゾーンがない、通行量が多い、及び防犯カメラがあるのうちの複数を走行経路の特徴として検出する。
このような構成によれば、走行経路の特徴を細分化できる。これにより、運転者の嗜好により合致した特徴を有する走行経路を運転者に提示できる。
8b 走行経路特徴検出部
8c 走行経路選択部
9a 走行経路提示部
9b 迂回路提示部
10ca 現在走行目的推定部(走行目的推定部)
10cb 走行履歴取得部
10cc 過去走行目的推定部
10fa 特徴集計部
10fb 嗜好判定部
10g 目的別嗜好DB(嗜好記憶部)
11 嗜好抽出部
12c 迂回路生成部
12e 迂回路選択部

Claims (5)

  1. 走行経路に対する運転者の嗜好を走行目的と対応付けて記憶している嗜好記憶部と、
    運転者の現在の走行目的を推定する走行目的推定部と、
    前記嗜好記憶部で記憶している運転者の嗜好のうちから、前記走行目的推定部で推定した走行目的に対応付けられている運転者の嗜好を抽出する嗜好抽出部と、
    現在地から目的地までの複数の走行経路の特徴を検出する走行経路特徴検出部と、
    前記複数の走行経路のうちから、前記走行経路特徴検出部で検出した特徴が前記嗜好抽出部で抽出した運転者の嗜好に合致する走行経路を選択する走行経路選択部と、
    前記走行経路選択部で選択した走行経路を運転者に提示する走行経路提示部と、を備えたことを特徴とする経路情報提示システム。
  2. 車両の過去の走行履歴を取得する走行履歴取得部と、
    前記走行履歴取得部で取得した走行履歴を用いて、運転者の過去の走行目的を推定する過去走行目的推定部と、
    前記走行履歴取得部で取得した走行履歴を用いて、前記過去走行目的推定部で推定した走行目的毎に、車両が過去に走行した走行経路の特徴を集計する特徴集計部と、
    前記特徴集計部で集計した走行経路の特徴を用いて、走行目的毎に、走行経路に対する運転者の嗜好を判定する嗜好判定部と、を備え、
    前記嗜好記憶部は、前記嗜好判定部で判定した運転者の嗜好を走行目的と対応付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の経路情報提示システム。
  3. 前記走行経路選択部で選択した走行経路上で現在発生している交通渋滞または将来発生する交通渋滞を回避するための複数の迂回路を生成する迂回路生成部と、
    前記迂回路生成部で生成した複数の迂回路の特徴を検出する迂回路特徴検出部と、
    前記複数の迂回路のうちから、前記迂回路特徴検出部で検出した特徴が前記嗜好抽出部で抽出した運転者の嗜好に合致する迂回路を選択する迂回路選択部と、
    前記迂回路選択部で選択した迂回路を運転者に提示する迂回路提示部と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の経路情報提示システム。
  4. 前記走行目的推定部は、前記目的地、前記運転者のスケジュール、カレンダー、及び車両の走行履歴の少なくとも1つを用いて、前記走行目的を推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の経路情報提示システム。
  5. 前記走行経路特徴検出部は、旅行時間が短い、走行距離が短い、走行速度が高い、有料道路料金が低い、信号機数が少ない、青時間が長い、道幅が広い、路面状況が良い、障害物がない、交通量が少ない、勾配が少ない、道路案内表示が多い、右左折数が少ない、分岐数が少ない、規制路がない、景観が良い、停止回数が少ない、沿線施設数が多い、携帯電波環境が良い、事故・事件発生件数が少ない、取締実施件数が多い、スクールゾーンがない、通行量が多い、及び防犯カメラがあるのうちの複数を前記走行経路の特徴として検出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の経路情報提示システム。
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