JP2015226937A - 切断装置、切断制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】各部品に寸法のバラツキがあっても、被記録媒体をせん断時の上下丸刃の互いの接点の高さ位置のばらつきを抑制することができる切断制御装置、切断制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
被記録媒体をカットするカット部を有するカッターユニットと、前記カッターユニットを被記録媒体の搬送方向とは交差する方向に移動させる移動手段と、前記カッターユニットが移動する方向と平行に設けられて前記カッターユニットを軸支する支軸を有し、当該支軸を中心として前記カッターユニットを回動させる回動手段とを有し、前記カッターユニットのカット部が前記被記録媒体を切断する場合、前記カット部の被記録媒体との接点と支軸の中心とを結ぶ線は、前記搬送方向に対して略直交することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像記録装置等において被記録媒体をカットした後に退避するカッターユニットを制御する切断装置、切断制御方法及びプログラムに関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像記録装置は、給紙部から被記録媒体が供給され、画像データに基づいて記録ヘッドにより被記録媒体に画像を記録する。被記録媒体としては、たとえば、ロール状に巻かれた連続紙、単票紙、プラスチックシートなどが使用される。大きなサイズの被記録媒体を扱う画像記録装置では、連続紙が用いられ、記録の行われた連続紙は所定位置でカットユニットによりカットされる。
カッターユニットは、たとえば、外周を鋭角に研磨した円盤状の丸刃と、丸刃を支持するホルダーとを有する。具体的には、丸刃は上下に1枚ずつ配置され、上下共に回動自在に軸支され、丸刃を上下方向で僅かにオーバーラップさせた状態で紙の厚み方向に圧接する。このカッターユニットは、被記録媒体の送り方向と直交する方向に往復自在であり、移動の過程において被記録媒体を上下丸刃の互いの接点に導き、被記録媒体は上下丸刃の協働により、せん断カットされる。
ここで、ホルダーは、往路進行方向前方では上下丸刃へ導くように開口されている。また、後方では上下丸刃を支持しているホルダーが連結する形状を成し、上下丸刃への道筋は閉じている。つまり、カッターユニットは、往路においては連続紙をカット可能であるが、復路においては被記録媒体をカット不能である。このため、カッターユニットは、被記録媒体をカットする度に、次のカットに備えて、元来た通路を戻り、ホルダー開口側に被記録媒体が位置するようにしなければならない。
上述したように、被記録媒体のカット後、カッターユニットのホームポジションへの戻り動作は、次のカットに備えて必要不可欠な動作であるが、往路/復路が同一経路である場合、被記録媒体端部とカッターユニットとの接触により紙端部に傷が付く虞がある。仮に、接触を回避するために被記録媒体先端を搬送方向逆側にバックフィードしてしまうと、次のフォワードフィード時、駆動系バックラッシ分の搬送誤差が生じる。また、このときに、被記録媒体端部とカッターユニットとが接触する虞があるので、カッターユニットがホームポジションに戻るまで、印刷を再開できないという問題も生じる。
そこで、このような問題に対して、往路で連続紙をカット後、復路においてカッターユニットは搬送面よりも下方に退避し、搬送面上の連続紙に干渉しない状態にするカット装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−115952号公報
しかしながら、特許文献1では、上下丸刃の互いの接点の高さ位置が正しく制御できない。なお、上下丸刃の互いの接点の高さと、カットされる被記録媒体の高さ位置とがずれると、カット不良の原因となる。被記録媒体の切り込み箇所が滑らかに上下丸刃の互いの接点に導かれ難くなり、また、強引に切り込みが開始された場合、高さ位置ズレによって発生している被記録媒体の厚み方向ヨレが解消されないまま、カットされるからである。
図9は、特許文献1に記載の従来のインクジェット記録装置100Pを示す正面図である。
上丸刃30と下丸刃31とは、上下方向で僅かにオーバーラップし、回転自在にホルダー40に軸支されている。このように構成されているカッターユニット61は、往路方向(第1方向)62aに移動しながら連続紙60をカットする。カットされる連続紙60は、ホルダー40の開口部43に設けられた傾斜面41と傾斜面42に導かれ、上丸刃30と下丸刃31との接点32aにおいて、せん断カットされる。カッターユニット61は往路の終点であるバックポジションまで移動すると、図9(B)に示すように、連続紙60の搬送方向に平行な軸線である、回動支点45を中心に回転角63b分だけ回動する。この回動によって、カッターユニット61は、連続紙60の下方に一時的に退避することができる。この姿勢のまま、カッターユニット61は、復路方向(第2方向)62bに移動し、「ホームポジション」まで戻ることによって、次のカット動作に備える。
ところで、図9(A)に示す姿勢に戻るために、カッターユニット61は、回動支点45を中心に、回転角63a分だけ回動する必要がある。しかし、カッターユニット61の回動を外部で係止する係止形状81の係合面82の位置と、それに係合するカッターユニット61自身が持つ係止形状46の係合面47位置とは、それぞれ寸法バラツキが存在する。この寸法バラツキは、可動部に必要なガタの存在や、可動に伴う部品点数の増加が要因であり、係止形状位置と接点32aの回動支点45との距離の比により多少増減する。この寸法バラツキが、接点32aの高さ位置の誤差とほぼ一致する。すなわち、特許文献1では、各部品における寸法のバラツキによって、上下丸刃の互いの接点の位置を正しく制御することができなかった。
本発明は、各部品に寸法のバラツキがあっても、被記録媒体をせん断時の上下丸刃の互いの接点の高さ位置のばらつきを抑制することができる切断制御装置、及び切断制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る切断装置は、被記録媒体をカットするカット部を有するカッターユニットと、前記カッターユニットを被記録媒体の搬送方向とは交差する方向に移動させる移動手段と、前記カッターユニットが移動する方向と平行に設けられて前記カッターユニットを軸支する支軸を有し、当該支軸を中心として前記カッターユニットを回動させる回動手段とを有し、前記カッターユニットのカット部が前記被記録媒体を切断する場合、前記カット部の被記録媒体との接点と支軸の中心とを結ぶ線は、前記搬送方向に対して略直交することを特徴とする。
本発明によれば、各部品に寸法のバラツキがあっても、被記録媒体をせん断時の上下丸刃の互いの接点の高さ位置のばらつきを抑制することできるという効果を奏する。
本発明に係るインクジェット記録装置の一実施形態を示す断面図である。 実施形態1に係る切断装置の模式的正面図である。 実施形態1に係る切断装置の模式的正面図である。 実施形態1に係る回動手段、移動手段の斜視図である。 実施形態1に係る回動手段、移動手段の斜視図である。 実施形態1に係る切断装置の模式的側面断面図である。 実施形態1に係る回動概念図である。 実施形態1に係る切断装置の模式的側面断面図である。 従来例の切断装置の模式的正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一または対応部分を示すものである。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェット記録装置100を、側面方向から見た模式的断面図である。本実施形態では、切断制御装置の一例としてインクジェット記録装置を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。たとえば、記録装置は、記録剤としてインクを用いたインクジェット記録装置ではなく、サーマルプリンタ、ドットインパクトプリンタ、LEDプリンタ、レーザープリンタなどの電子写真方式など他の印刷方式により記録を行うものでもよい。なお、上記サーマルプリンタは、昇華型、熱転写型などである。また、切断制御装置は、記録装置とは別に設けられるものであってもよい。また、本実施形態では、被記録媒体として連続紙を例に挙げて説明するが、被記録媒体はこれに限定されず、後述するカッターユニットによりカットできるものであればよい。
インクジェット記録装置100は、被記録媒体に画像を記録する画像記録部と、被記録媒体をガイドする上ガイド6及び下ガイド7と、被記録媒体を搬送する搬送ローラ8及びピンチローラ9とを有する。また、インクジェット記録装置100は、被記録媒体を切断するカッターユニット61と、被記録媒体を排紙する排紙ガイド11とを有する。
インクジェット記録装置100に保持された連続紙60は、上ガイド6及び下ガイド7から形成される搬送路を通り、搬送方向下流側へ送られる。連続紙60の先端が搬送ローラ8とピンチローラ9とのニップ部まで到達すると、連続紙60は、搬送ローラ8とピンチローラ9とで挟持され、記録ヘッド2に対向配置されたプラテン10上へ搬送される。画像記録部に搬送された連続紙60は、記録ヘッド2によってインクが吐出され、画像が記録される。
画像記録部は、記録ヘッド2と、記録ヘッド2を搭載するキャリッジ3と、記録ヘッド2に対向配置されたプラテン10とを有する。キャリッジ3は、互いに平行に配置されているキャリッジシャフト4と不図示のガイドレールとに沿って摺動可能にインクジェット記録装置100に支持されている。画像記録部において、キャリッジ3の往動作、復動作、または往復動作による1ライン分のスキャンによって画像を記録すると、連続紙60を搬送ローラ8とピンチローラ9とによって搬送方向に所定ピッチだけ送る。そして、キャリッジ3を再び移動させて、次のラインの画像記録を行う。
連続紙60の記録済み部分は、排紙ガイド11へ向けて搬送される。
これを繰り返してページ全体に画像が記録される。画像記録が終了すると、連続紙60は、所定の切断位置まで搬送され、カッターユニット61によって切断される。切断された連続紙60は、排紙ガイド11からインクジェット記録装置100の外側へ排出される。
また、図示しないが、インクジェット記録装置100は、インクジェット記録装置100のカッターユニット61を含むインクジェット記録装置100の全体を制御する制御ユニットを有する。制御ユニットは、CPU、ROM、RAM、HDD等を有し、それぞれがシステムバスを介して接続される。CPUは、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)形態の中央演算処理部である。CPUは、プログラムの実行やハードウェアの起動によりインクジェット記録装置100(及びインクジェット記録装置100のカッターユニット)全体の動作を制御する。ROMは、CPUが実行するためのプログラムやインクジェット記録装置100の切断動作を含む各種動作に必要な固定データを格納する。RAMは、CPUのワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたり、印刷ジョブのリストや作業用データを格納させる。HDDは、印刷ジョブに基づき展開されたイメージデータ等を一時的に格納する。また、HDDは、CPUが実行するためのプログラム、印刷データ、インクジェット記録装置100の各種動作に必要な設定情報を、内蔵するハードディスクに記憶させたり、読み出したりすることが可能である。なお、HDDに代えて、他の大容量記憶装置としてもよい。
次に、カッターユニット61の基本的機能について簡単に説明する。
図2と図3とは、カッターユニット61を搬送方向下流側から上流側を見た模式的正面図である。
図2(A)に示すように、カッターユニット61は、上丸刃30と、下丸刃31と、上丸刃30と下丸刃31を保持するホルダー40を有する。上丸刃30と下丸刃31は、上下方向で僅かにオーバーラップし、刃厚方向に圧接された状態で、各々回転自在にホルダー40に軸支されている。このカッターユニット61は、連続紙60の搬送方向と交差する方向(たとえば、直交する方向)に延在するガイド部材70に保持され、ガイド部材70の延在方向に移動自在である。すなわち、ガイド部材70は、カッターユニット61を連続紙60の搬送方向と交差する方向に案内する。図2(A)に示すように、搬送方向と交差する方向において、連続紙60の搬送幅よりも外側のカッターユニット61の待機位置を「ホームポジション」と称する。カッターユニット61は、連続紙60を切断する前までこのホームポジションで待機し、連続紙60を切断した後に再びこのホームポジションに戻る。
また、下丸刃31には、同軸上に不図示の摩擦ローラが連結され、この摩擦ローラは、ガイド部材70を圧接している。カッターユニット61の移動に伴い、摩擦ローラが、ガイド部材70に対して相対的に回転すると、連結する下丸刃31も回転する。ここで、摩擦ローラの圧接面は、ガイド部材70の内壁天面であり、カッターユニット61が往路方向62aに移動すると、摩擦ローラは時計回りに回転し、同軸上の下丸刃31も時計回りに回転する。
また、上丸刃30は下丸刃31に圧接しているので、結果的に上丸刃30も従動回転し、その回転方向は反時計回りである。ここで、連続紙60は、断続送りを繰り返しながら、連続紙60を案内する搬送ガイド80の上面を図中手前方向に移動し、やがて記録が終わると、指定のカット位置まで搬送される。なお、連続紙60の高さ位置は、搬送ガイド80の位置で決定される一方、複数の部品を介在しつつ、接点(交差部)32aの高さ位置も影響する。
なお、接点32aは、上丸刃30と下丸刃31とが互いに接触している部位を指し、実際には、点ではなくある程度の小面積の部位である。この接点32aは、被記録媒体と接触する接点ともなる。
その上で、後述する図5に示す移動モータ71等の移動手段によって、カッターユニット61が往路方向62aに移動すると、前述のごとく上丸刃30と下丸刃31は、それぞれ反時計回りと時計回りに回転し、連続紙60を噛み込み易くなっている。連続紙60は、カッターユニット61の往路方向62a移動に伴い、ホルダー40の開口部43に設けられた傾斜面41と傾斜面42とに導かれ、上丸刃30と下丸刃31との協働によってせん断切断される。
次に、図2(B)に示すように、カッターユニット61は、連続紙60の全幅を横断し、所定の位置で停止する。図2(B)に示すように、連続紙60の全幅を横断した後、搬送方向と交差する方向において連続紙60の搬送幅よりも外側のカッターユニット61の停止位置を、「バックポジション」と称する。この位置のままでは、カッターユニット61は連続紙60をカット出来ないので、次のカットに備えて、図2(A)に示すホームポジションまで戻る。
図3は、本実施形態に係るカッターユニット61の模式的正面図である。図3を用いて、カッターユニット61がバックポジションからホームポジションまで戻る際の動作について説明する。
本実施形態では、カッターユニット61は、バックポジションで停止した後、図3(A)に点線で示すように、図4に示す回動モータ76等の回動手段によって搬送ガイド80の下方に退避し、連続紙60には干渉しない姿勢となる。この姿勢のまま、カッターユニット61は、復路方向62bに移動し、ホームポジションに向かう。最後に、図3(B)に点線で示すカッターユニット61は、搬送ガイド80の下方を通り、ホームポジションまで移動し、移動を完了する。この後に、カッターユニット61は、回動することによって、搬送ガイド80の下方から上方に復帰し、図2(A)に示す姿勢に戻り、次のカットに備える。
本実施形態では、図3(A)に示す状態から、図3(B)に示す状態に移行する間、カッターユニット61は、連続紙60と干渉しないので、カッターユニット61の移動と並行して、印刷動作を継続することが可能である。
次に、図4〜図7を用いて、上記回動手段、移動手段について説明する。
図4は、カッターユニット61が搬送面の下方を通りバックポジションからホームポジションに戻った直後における状態を示す斜視図である。
まず、図4に示すように、カッターユニット61を回動する回動モータ76は、先端にウォームギア77が設けられている。このウォームギア77は、ガイド部材70に設けられた回動ギア78と係合している。回動ギア78は、後述するカッターユニット61の回動支軸の中心を通る回動軸線79上に設けられている。回動モータ76を駆動源とするウォームギア77の正逆回転に伴い、ガイド部材70は回動軸線79を中心として、図4の右から見た場合の反時計方向68aと時計方向68bとに回動自在である。すなわち、ガイド部材70に設けられているカッターユニット61も回動軸線79を中心として、反時計方向68aと時計方向68bとに回動自在である。
図5は、ホームポジションにおいて、次のカットに備えて準備完了しているカッターユニット61の様子を示す斜視図である。
図5に示すように、カッターユニット61がホームポジションに戻った直後に、搬送ガイド80の下方に位置する姿勢であったカッターユニット61は、図5の右から見た場合の反時計方向68aへの回動によって、カットに備えた姿勢に移行することができる。ここでは図示しないが、バックポジションに移動したカッターユニット61は、ガイド部材70の図4の右から見た場合の時計方向68bの回動によって、連続紙60の下方に退避した姿勢に移行する、すなわち、搬送ガイド80の下方に移動する。すなわち、カッターユニット61は、回動ギア78により時計方向68aと反時計方向68bに回動自在である。
移動モータ71は、カッターユニット61の移動手段であり、図5に示すように、移動モータ71は、ガイド部材70に設置され、移動モータ71の先端部には、プーリーギア72が設けられている。プーリーギア72には、ベルト73が掛けられ、このベルト73は、バックポジション側に設けられている類似のプーリーギアで折り返し、ベルト連結部74、75において、カッターユニット61と結合している。この結果として、ベルト73は、カッターユニット61を介し、プーリーギア72と、バックポジション側に設けられている類似のプーリーギアとの間で周回する。
これにより、移動モータ71を駆動源とするプーリーギア72の正逆回転に伴い、カッターユニット61は、往路方向62aと復路方向62bとに移動自在である。そして、カッターユニット61は、往路方向62aへ移動すると、連続紙60をカットすることができる。本実施形態では、回動手段及び移動手段をホームポジション側に配置したが、これに限定されず、バックポジション側に配置してもよい。
次に、本発明に係るカッターユニット61の回動動作を詳細に説明する。
図6は、カッターユニット61をバックポジション側からホームポジション側に見た模式的側面断面図である。
図6(A)は、カッターユニット61は、連続紙60の全幅カットを終了し、バックポジションに停止した状態を示す。カッターユニット61は、底部にガイドローラ65を配置し、ガイド部材70を滑らかに移動することができる。
また、ガイドローラ65は、不図示のバネによって下方に付勢され、相対的にカッターユニット61は、上方に付勢されている。また、カッターユニット61には、下丸刃31と同軸上に摩擦ローラ64が設けられ、この摩擦ローラ64は、前記相対的付勢によって、ガイド部材70の内壁天面に圧接している。これによって、カッターユニット61の移動に伴い、ガイド部材70に対し摩擦ローラ64が従動回転することで、連結する下丸刃31も回転する。また、カッターユニット61とガイド部材70との隙間を適正化するために、ホルダー40には、平滑度が高いホルダーガイド形状48、49が設けられ、僅かな隙間を保証する。また、ホルダーガイド形状48、49がカッターユニット61を適切に垂直に止めるストッパー機能を発揮し、ガイド部材70に対するカッターユニット61の余剰ガタを規制している。
ところで、カッターユニット61が連続紙60をカットしている間、ホルダー40に設けた係止形状50の係合面51と、外部に設けた係止形状83の係合面84との係合によって、カッターユニット61は略垂直状態を維持できるように位置決めされている。また、係止形状83の係合面84は、ここでは、インクジェット記録装置100の本体のカバーの壁面である。
また、カッターユニット61とガイド部材70とは、回動支軸44を中心に回動自在である。この回動支軸44の軸中心は、上丸刃30と下丸刃31との接点32aを通る垂直線67上に位置する。言い換えれば、カット部の被記録媒体との接点となる接点32aと回動支軸44の軸中心とを結ぶ線は、被記録媒体の搬送方向に対して略直交する。
また、回動支軸44は、カッターユニット61の移動方向と平行である。言い換えれば、回動軸線79は、連続紙60の搬送方向とは直交する方向に平行である。
本実施形態では、少なくともカッターユニット61の刃により連続紙60を切断する際(本実施形態では、カッターが往方向に移動中)は、カッターユニット61を略垂直状態とする。そして、カッターユニット61の刃により連続紙60を切断しないがカッターユニット61を移動させる際(本実施形態では、復方向に移動中)は、回動支軸44を中心にホルダー40を90度回動させる。これにより、カッターユニット61を略水平状態として、連続紙60よりも下方へ退避させる。
本実施形態では、上述した構成とすることにより、部品の寸法バラツキによってカッターユニット61の回動の角度が多少変わっても、接点32aの高さ位置のずれを少なくすることができる。
本実施形態では、カッターユニット61は、カッターユニット61の移動方向と平行な回動支軸44を中心として回動自在である。また、被記録媒体をせん断するときに、上下丸刃30、31の接点32aと回動支軸44とを結ぶ線は、被記録媒体の搬送方向に対して略直交している。
次に、前記回動構造の機能について説明する。
図7は、本実施形態に係るカッターユニット61の回動概念を示す概念図である。
図7において、水平線90は、連続紙60の搬送方向に該当し、垂直線91は、連続紙60の搬送をガイドする搬送ガイド80の搬送面に対する垂直線に該当する。また、水平線90と垂直線91とが交差する点を、原点92とし、この原点92は、回動支軸44に相当し、円弧の半径を半径93とすると、この半径93は、上丸刃30と下丸刃31の接点32aの回動時における回動半径に相当する。更に、水平方向ズレ量94は、係合面51と係合面84との係合位置ズレに相関する接点32aのズレ量を表し、そのときの高さ方向のズレ量を垂直方向ズレ量95で表す。また、水平方向ズレ量94の先端と原点92とを結んだ線と垂直線91とのなす角度を、ズレ角度96とする。このとき、カッターユニット61は、垂直線91上に上丸刃30と下丸刃31との接点32aが位置するように設計されている。
なお、図7は、垂直線91から右側へズレている状態を示しているが、左側へズレる場合でも、上記と同様である。ここで、図7に示す円弧上における垂直方向ズレ量95の変位は、水平方向ズレ量94の変位と比較し、微小である。これは、円弧軌跡の特質であり、ズレ角度96が約45°を上回ると、水平方向ズレ量94に対し、垂直方向ズレ量95が大きくなり、ズレ角度96が約45°を下回ると、水平方向ズレ量94に対し、垂直方向ズレ量95が小さくなる。本実施形態においては、回動角度が、90°近傍になるように設定され、位置決め誤差が生じたとしてもズレ角度96は1°程度であり、水平方向ズレ量94に対し、垂直方向ズレ量95の方が著しく小さくなる。すなわち、接点32aの高さ方向の誤差は著しく小さくなる。
なお、本実施形態では、この回動支軸44の軸中心は、上丸刃30と下丸刃31との接点32aを通る垂直線67上に位置するものとしたが、この回動支軸44の軸中心は、上丸刃30と下丸刃31との接点32aを通る垂直線67からわずかに外れていてもよい。言い換えれば、カッターユニット61は、上丸刃30と下丸刃31との接点32aと、回動支軸44の軸中心である原点92とを結んだ線と垂直線91のズレ角度96は、0°ではなく、たとえば、0〜10°程度あってもよい。
図6(B)に示すように、カッターユニット61とガイド部材70とは、回動支軸44を中心に回転角66b分、反時計回転で略90°回動する。これにより、カッターユニット61は、インクジェット記録装置100内部(切断装置内部)に倒れ込む。ちなみに、図2(B)に示すように、この回動する箇所における搬送ガイド80は、回動できるように切り欠かれ、カッターユニット61が回動時に、連続紙60に干渉しない形状を有する。カッターユニット61は、図6(B)に示す姿勢で、連続紙60が搬送される搬送ガイド80の上面よりも下方に位置し、ガイド部材70を移動して、カッターユニット61がホームポジションに戻る。つまり、カッターユニット61は、連続紙60を切断しないときに、連続紙60を切断した後における連続紙60の切断部端面から離れている。
このときに、カッターユニット61が連続紙60に干渉しない状態であるので、連続紙60は、任意のタイミングでカット位置を通過できる。更には、本実施形態では、ガイド部材70の底部形状の一部が、排紙口85のカバー機能を担っている。具体的には、図6(A)に示すように、カッターユニット61を略垂直状態とした場合、ガイド部材70は、カッターユニット61の底部を覆う底部70aを有する。また、ガイド部材70は、当該底部70aから延設されカッターユニット61の本体側とは反対側の側面の一部を覆う側面部70bと、当該側面部70bから延設され連続紙の搬送方向と並行な突起部70cとを有する。図6(B)に示すように、カッターユニット61を90度回動させて倒した状態として、カッターユニット61が連続紙60の搬送路から退避すると、ガイド部材70の底部形状の一部(70b及び70c)がカッターユニット61を覆う。したがって、ガイド部材70の底部形状の一部(70b及び70c)が、排紙口85におけるカバーの役目を果たす。
ここで、本実施形態では、カッターユニット61に、回動時の位置決め係止形状50を設けたが、これに限定されず、カッターユニット61と一体的に回動するガイド部材70に、位置決め係止形状を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、カッターユニット61と共に、ガイド部材70自体が回動するが、これに限定されるものではない。たとえば、ガイド部材70を、同方向に延在する丸棒部材に置き換え、カッターユニット61のみが、上記置き換えた丸棒の外周部を回動するようにしてもよい。
また、カッターユニット61の回転方向は特に限定されるものではない。本実施形態では、カッターユニット61は、ホームポジション側から見て時計回転に位置決めしたが、反時計回転に位置決めするようにしてもよい。つまり、搬送ガイド80上面からカッターユニット61が退避する動作を、ホームポジション側から見て時計回りに行っても反時計回りに行ってもよい。
図6(C)に示すように、カッターユニット61は、ホームポジションに戻った後に、ガイド部材70と共に回動支軸44を中心に回転角66c分、すなわち、時計方向に略90°回動する。このときに、ホルダー40に設けた係止形状50の係合面51と、外部に設けた係止形状83の係合面84との係合によって、略垂直状態を維持できるように、再度、位置決めされる。この姿勢において、カッターユニット61は、次のカットに備えることができる。
上述したカッターユニット61の移動動作及び回動動作を含む切断制御(カッターユニット61の移動制御及び回動制御)は、CPUが、ROMまたはHDDに格納されている制御プログラムをRAMにロードし、それを実行することにより行われる。
以上の構成によって、カッターユニット61は、連続紙60をカットした後に、バックポジションにおいて、搬送ガイド80の下方に退避する。この退避姿勢において、カッターユニット61が連続紙60の下方に退避しているので、連続紙60の搬送状況に関わらず、ガイド部材70を任意のタイミングで移動することができる。したがって、連続紙60をカットした直後に、印刷を再開することができ、連続紙60がカット位置を通過している状況であっても、カッターユニット61は、ホームポジションに戻ることができる。つまり、カッターユニット61がホームポジションに戻るまでの間に、印刷を停止する必要がなく、カッターユニット61がカット端部に接触する虞もない。連続紙60を傷つけることなく、スループットを向上させることができ、カッターユニット61は、次のカットに備えることができる。
更には、カッターユニット61が退避位置からカット位置に復帰したときに、上丸刃30と下丸刃31との接点32aを、所定の位置高さに制御することができる。これは、回転角度のズレ量に対して、接点32aの高さのズレ量が少ないためである。これにより、本実施形態では、被記録媒体をせん断時の上下丸刃の互いの接点の高さ位置のばらつきを抑制することができる。すなわち、搬送ガイド80と接点32aとの高さ関係のばらつきを抑制することができ、高さ違いによる連続紙60のヨレを防止することができる。したがって、切断不良を防止することができ、切断性を向上させることができる。
また、本実施形態では、カッターユニット61が、インクジェット記録装置100の内部に倒れ込むので、搬送ガイド80やガイド部材70などが、安全対策のカバーとして機能する。よって、カッターユニット61がインクジェット記録装置100の外部に倒れ込む場合と比較すると、上記実施形態は、専用のカバー追加が不要であり、投資コストを抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、カッターユニット61とガイド部材70との回動支軸44が、連続紙60の上に配置される。なお、実施形態1と同様の構成については、説明を省略する。
図8は、実施形態2において、カッターユニット61をバックポジション側からホームポジション側を見た模式的側面断面図である。
図8(A)は、カッターユニット61が、連続紙60の全幅カットを終了し、バックポジションで停止した状態を示す図である。
カッターユニット61は、上部にガイドローラ65を配置し、ガイド部材70を滑らかに移動することができる。また、ガイドローラ65は、不図示のバネによって上方に付勢され、カッターユニット61は、相対的に下方に付勢されている。また、カッターユニット61には、上丸刃30と同軸上に摩擦ローラ64が設けられ、この摩擦ローラ64は、前記相対的付勢によって、ガイド部材70の内壁底面に圧接している。これによって、カッターユニット61の移動に伴い、ガイド部材70に対して、摩擦ローラ64が従動回転するので、連結する上丸刃30も回転する。
また、カッターユニット61とガイド部材70との隙間を適正化するために、ホルダー40には、ホルダーガイド形状48、49が設けられ、僅かな隙間を保証しつつ、カッターユニット61のガイド部材70に対する余剰ガタを規制している。
カッターユニット61は、連続紙60をカット中に、ホルダー40に設けられている係止形状50の係合面51と、外部に設けた係止形状83の係合面84との係合によって、カッターユニット61が略垂直状態を保つように位置決めされている。また、カッターユニット61とガイド部材70とは、回動支軸44を中心に回動自在であり、この回動支軸44は、被記録媒体の搬送方向に対して略直交している。回動支軸44の軸中心は、上丸刃30と下丸刃31との接点32aを通る略垂直線67上に位置する。
ここで、前記回動構造の機能は、カッターユニット61とガイド部材70との回動支軸44の構成が、実施形態1と比較すると、上下逆になっており、他の点は実施形態1と同様である。
図8(B)に示すように、カッターユニット61とガイド部材70とは、回動支軸44を中心に回転角66b分、時計方向に略90°回動する。この姿勢において、カッターユニット61は、搬送される連続紙60よりも上方に位置し、ガイド部材70を移動して、ホームポジションに戻る。
図8(C)において、カッターユニット61は、ホームポジションに戻った後に、ガイド部材70と共に、回動支軸44を中心に、回転角66c分、反時計方向に略90°回動する。このときに、ホルダー40に設けた係止形状50の係合面51と、外部に設けた係止形状83の係合面84との係合によって、略垂直状態を維持できるように、カッターユニット61が再度位置決めされる。この姿勢において、カッターユニット61は、次のカットに備えることができる。
上述したように、本実施形態では、少なくともカッターユニット61の刃により連続紙60を切断する際(本実施形態では、カッターが往方向に移動中)は、カッターユニット61を略垂直状態とする。そして、カッターユニット61の刃により連続紙60を切断しないがカッターユニット61を移動させる際(本実施形態では、復方向に移動中)は、回動支軸44を中心にホルダー40を90度回動させる。これにより、カッターユニット61を略水平状態として、連続紙60よりも上方へ退避させる。
この退避姿勢において、カッターユニット61が連続紙60の上方に退避しているので、連続紙60の搬送状況に関わらず、ガイド部材70を任意のタイミングで移動することができる。したがって、連続紙60をカットした直後に、印刷を再開することができ、連続紙60がカット位置を通過している状況であっても、カッターユニット61は、ホームポジションに戻ることができる。つまり、カッターユニット61がホームポジションに戻るまでの間に、印刷を停止する必要がなく、カッターユニット61がカット端部に接触する恐れもない。連続紙60を傷つけることなく、スループットを向上させることができ、カッターユニット61は、次のカットに備えることができる。
更には、カッターユニット61が退避位置からカット位置に復帰したときに、上丸刃30と下丸刃31との接点32aを、所定の位置高さに制御することができる。これは、回転角度のズレ量に対して、接点32aの高さのズレ量が少ないためである。これにより、本実施形態では、被記録媒体をせん断時の上下丸刃の互いの接点の高さ位置のばらつきを抑制することができる。すなわち、搬送ガイド80と接点32aとの高さ関係のばらつきを抑制することができ、高さ違いによる連続紙60のヨレを防止することができる。したがって、切断不良を防止することができ、切断性を向上させることができる。
(他の実施形態)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。たとえば、上述した実施形態では、カット部として丸刃を上下に備えるものとしたが、これに限定されるものではない。カッターユニットのカット部として、たとえば、一方のみにカッターを設けるものであってもよいし、カット部は丸刃ではなく四角形状など他の平形状であってもよい。この場合は、カッターユニットのカット部が被記録媒体を切断する場合、カット部の被記録媒体との接点と支軸の中心とを結ぶ線が搬送方向に対して略直交するように支軸を決定すればよい。
また、上述した実施形態では、カッターユニット61が往路方向に移動する場合に、カッターユニット61を略垂直状態とし、カッターユニット61が復路方向に移動する場合に、カッターユニット61を90度回動させた状態とした。しかし、これに限定されるものではない。たとえば、移動方向に関わらず、カッターユニット61で切断が不要となった時点でカッターユニット61を90度回動させた状態としてもよい。
なお、本実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態のインクジェット記録装置100における処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
32a…接点、
44…回動支軸、
50、83…係止形状、
61…カッターユニット、
70…ガイド部材。

Claims (13)

  1. 被記録媒体をカットするカット部を有するカッターユニットと、
    前記カッターユニットを被記録媒体の搬送方向とは交差する方向に移動させる移動手段と、
    前記カッターユニットが移動する方向と平行に設けられて前記カッターユニットを軸支する支軸を有し、当該支軸を中心として前記カッターユニットを回動させる回動手段と、
    を有し、
    前記カッターユニットのカット部が前記被記録媒体を切断する場合、前記カット部の被記録媒体との接点と支軸の中心とを結ぶ線は、前記搬送方向に対して略直交することを特徴とする切断装置。
  2. 前記カッターユニットは、前記被記録媒体をせん断する上下丸刃を有し、
    前記カッターユニットが前記被記録媒体をせん断する場合、前記上下丸刃の互いの接点と前記支軸の中心とを結ぶ線は、前記搬送方向に対して略直交することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記回動手段は、被記録媒体の幅方向の外側において前記カッターユニットを回動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断装置。
  4. 前記カッターユニットは、前記回動手段による回動動作によって、前記被記録媒体を切断するときの位置に位置決めされる係止形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の切断装置。
  5. 前記移動手段は、被記録媒体の搬送方向と交差する方向に延在するガイド部材を具備し、
    前記ガイド部材は、前記支軸を中心に回動自在であることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断装置。
  6. 前記ガイド部材は、前記回動手段による回動動作によって、前記被記録媒体を切断するときの位置に位置決めされる係止形状を有することを特徴とする請求項5に記載の切断装置。
  7. 前記カッターユニットは、前記被記録媒体を切断しない場合、前記切断装置内部に倒れ込むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の切断装置。
  8. 前記回動手段は、前記カッターユニットにより前記被記録媒体を切断する場合、前記カッターユニットを前記カット部が前記搬送方向に対して交差した状態とし、前記被記録媒体を切断しない場合、前記カッターユニットを被記録媒体に接触しない状態とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の切断装置。
  9. 前記回動手段は、前記カッターユニットを前記移動手段により第1方向に移動させる場合、前記カッターユニットを前記カット部が前記搬送方向に対して交差した状態とし、前記カッターユニットを前記移動手段により第2方向に移動させる場合、前記カッターユニットを被記録媒体に接触しない状態とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の切断装置。
  10. 被記録媒体を搬送する搬送手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の切断装置。
  11. 被記録媒体に画像を記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の切断装置。
  12. 被記録媒体をカットするカット部を有するカッターユニットと、前記カッターユニットを被記録媒体の搬送方向とは交差する方向に移動させる移動手段とを有する切断装置の切断制御方法であって、
    前記切断装置は、前記カッターユニットが移動する方向と平行に設けられて前記カッターユニットを軸支する支軸を有し、当該支軸を中心として前記カッターユニットを回動させる回動手段を有し、
    前記カッターユニットのカット部が前記被記録媒体を切断する場合、前記カット部の被記録媒体との接点と支軸の中心とを結ぶ線は、前記搬送方向に対して略直交し、
    前記カッターユニットにより前記被記録媒体を切断する場合、前記カッターユニットを前記カット部が前記搬送方向に対して交差した状態とし、前記被記録媒体を切断しない場合、前記カッターユニットを被記録媒体に接触しない状態とするように前記回動手段を制御することを特徴とする切断制御方法。
  13. 請求項12に記載の切断制御方法をコンピュータにより実行することを特徴とするプログラム。
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