JP2015226071A - 中継伝送システムおよび中継伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中継用リンクの瞬断時においてもリンクを維持する中継伝送システム及び方法を提供する。【解決手段】制御装置(REC)91と無線装置(RE)92の間で伝送路93を介してリンクを構成し、予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける伝送路93に配置され、通信を中継する中継伝送システムであって、REC91からの所定信号を伝送フレームに変換して転送する第1の中継装置31と、第1の中継装置31の転送した伝送フレームを所定形式の信号に変換してRE92へ転送する第2の中継装置32と、を備える。第1の中継装置31と第2の中継装置32の間にリンク断が発生した場合、第1の中継装置31は、伝送フレームを模した模擬フレームを所定形式の信号に変換してREC91に送信し、第2の中継装置32は、伝送フレームを模した模擬フレームを所定形式の信号に変換してRE92に送信する。【選択図】図5

Description

本発明は、特にCPRIおよびORIの中継伝送システムにおいて、中継用リンクの瞬断時においてもリンクを維持できる中継伝送を実現する技術に関する。
LTE(Long Term Evolution)をはじめとする移動通信システムでは、無線セル内の接続性を向上させるため、リモートアンテナを用いた基地局構成がとられる。この基本構成は図1に示す無線基地局システムのように、無線変復調を行う無線制御装置(REC)91と無線送受信を行う無線装置(RE)92に無線基地局機能を分割し、それらの間を伝送路93で接続する。伝送方法としては、光ファイバを用いてデジタル化した無線信号を伝送するCPRI(Common Public Radio Interface)もしくはORI(Open Radio equipment Interface)技術が広く用いられている(例えば、非特許文献1及び2参照。)。
CPRIおよびORIでは図2に示すように、デジタル化した無線信号だけでなくREC91、RE92の制御・保守信号も多重して転送するため、REC91、RE92の保守監視が容易となる。また、伝送路93としてダークファイバのような廉価な回線を利用することも可能である。このため、多数のRE92を一か所に設置されたREC91に接続し、高機能な無線アクセスネットワークを実現するC−RAN(Centralized RAN)等の構成も可能となる。
LTEの進化形であるLTE−advancedでは無線伝送容量を拡大するため、より多くの周波数帯域ならびにMIMOの多重度増が図られる。このため、CPRIの回線容量も増大し、時分割や波長分割での多重伝送が必要となる。また、図3に示すように、複数のスモールセル94を収容し、セル全体のスループットを向上させる構成がとられ、スモールセル基地局(RRH(Remote Radio Head))を効率的に収容することが重要となる。また、スモールセル94はトラフィックが集中する箇所に設置されるため、設置箇所でのセル密度は高い。このため、光アクセスで用いられている受動光ネットワーク(PON)構成を採用し、効率的にスモールセル94を収容することが検討されており、さらに時分割多重(TDM)−PON構成により装置を共用してコストを削減する方法が検討されている(例えば、非特許文献3参照。)。TDM−PONでは光加入者線ネットワーク装置(ONU)から光加入者線終端装置(OLT)への上り方向のTDMAでの帯域割り当てに通常動的帯域割当(DBA)技術が用いられるが、遅延時間が大きくMFHの要求条件を満足しない。このため、低遅延での帯域割り当て方法が検討されており、要求条件を満足するような性能が得られている(例えば、非特許文献4参照。)。
CPRI Specification V6.0,2013. Open Radio equipment Interface(ORI);ORI Interface Specification;Part 1:Low Layers(Release 3),Jan.2014. 谷口他、「将来無線アクセス・モバイル光ネットワークを支える光アクセスシステムに求められる技術要件」、電子情報通信学会技術報告、MWP2013−88、2014年1月 桑野他、「モバイル光ネットワークへのTDM−PON適用に向けた低遅延化DBA」、電子情報通信学会総合大会、B−8−54、2014年3月 「技術基礎講座「GE−PON技術」第二回IEEE802.3ah標準規格」、NTT技術ジャーナル、pp.91−94、2005年9月
不要な無線信号の輻射を避けるため、CPRI回線では複数のコードワード誤りで信号断が検出され、信号断の場合は無線信号の送受信を停止して再度リンク確立を図るため伝送再開までに多くの時間がかかる。このため、ビット誤り率10−12以下の非常に高い通信品質が要求され、多重伝送の場合にはその条件がさらに厳しくなることが想定され、1ms以下の短い時間での瞬断への対策が必要となる。
これに対して、TDM−PONでは、新規に接続されたり再接続されたONUをOLTで認識するため、図4に示すようにディスカバリ処理が実行され、一定時間ごとにディスカバリ窓と呼ばれる上り方向の通信断が生じる(例えば、非特許文献5参照。)。
図4はディスカバリ処理の動作を説明する図である。OLT34では定期的にディスカバリゲートと呼ばれる信号を配下の全ONU35に対してブロードキャストする。未登録のONU35では、ディスカバリゲート内の情報に基づいてディスカバリ窓内で応答信号を送信する。この際、複数のONU35からの応答信号の衝突を避けるため、登録される各ONU35からの送信時刻はランダムに設定される。ディスカバリ窓の大きさは、光分配網での遅延やONU数によって設定される。
ネットワークの初期化の段階では複数のONU35の登録が必要となるが、動作中は単独のONU35の登録、再登録がほとんどであるためディスカバリ窓を小さく設定することが可能である。通常のデータ伝送の場合、ディスカバリ窓で通信不可能な時間があったとしても、その時間のデータをONUで蓄積しディスカバリ完了後に送信することで問題なくデータを転送することが可能であるが、CPRIでは低遅延かつ固定レートでデータを伝送する必要があるため、ディスカバリ窓による通信断は問題となる。このディスカバリ窓は数百us〜ms程度であり、ディスカバリ動作が発生すると再びリンクが確立するまでに大きな時間がかかる。このため、CPRIによって伝送される無線システムの回線品質に大きな影響を与える。
このように、光伝送技術を用いて無線制御装置(REC)と無線装置(RE)の間で中継光伝送を実現しようとすると、リンク断による再リンクの確立に時間を要することから、回線品質に大きな影響を与えるという課題があった。
本発明は、光伝送技術を用いた中継伝送システムにおいて、中継用リンクの瞬断時においてもリンクを維持することを目的とする。
本発明は、中継装置間の光伝送で信号断が発生した場合、送信される信号を模擬した信号を送信してリンクを維持することにより、再リンクの確立に要する時間を要することなく、中継伝送を実現する。
具体的には、本発明に係る中継伝送システムは、
第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継伝送システムであって、
前記第1の通信装置からの前記所定形式の信号を予め定められた伝送フレームに変換して転送する第1の中継装置と、
前記第1の中継装置の転送した伝送フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置へ転送する第2の中継装置と、
を備え、
前記第1の中継装置と前記第2の中継装置の間にリンク断が発生した場合、
前記第1の中継装置は、前記第2の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第1の通信装置に送信し、
前記第2の中継装置は、前記第1の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置に送信する。
本発明に係る中継伝送システムでは、
前記伝送路は、時分割多重を用いて光信号を伝送する受動光ネットワークを備え、
前記第1の中継装置は、前記受動光ネットワークに備わる光加入者線終端装置と接続され、前記ディスカバリ処理によるリンク断が発生した場合、前記第1の中継装置と前記第2の中継装置の間にリンク断が生じたことを示すリンク断情報を前記第2の中継装置へ送信し、
前記第2の中継装置は、前記受動光ネットワークに備わる光加入者線ネットワーク装置と接続され、前記リンク断情報を受信すると、前記光加入者線ネットワーク装置への伝送フレームの転送を停止してもよい。
具体的には、本発明に係る中継伝送装置は、
第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継装置であって、
予め定められた所定形式の信号を前記第1の通信装置と送受信する信号送受信部と、
予め定められた伝送フレームを、前記第2の通信装置との伝送路に配置された他の中継装置と送受信するフレーム送受信部と、
前記信号送受信部の受信した前記所定形式の信号を前記伝送フレームに変換して前記フレーム送受信部へ出力し、前記フレーム送受信部の受信した前記伝送フレームを前記所定形式の信号に変換して前記信号送受信部へ出力する変換部と、
前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームにフレームロスが発生したことを検出すると、前記他の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記伝送フレームとして前記変換部へ出力する信号断処理部と、
を備える。
本発明に係る中継伝送装置では、前記信号断処理部は、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームのフレームロスが解消し、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームが正常であることを検出すると、リンク復旧情報を含む前記伝送フレームを生成して前記フレーム送受信部から前記他の中継装置へ送信してもよい。
本発明に係る中継伝送装置では、前記信号断処理部は、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームのシーケンス番号が不連続であるか、又は、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームの未着が予め定められた一定時間以上であることに基づいて、フレームロスが発生したことを検出してもよい。
本発明に係る中継伝送装置では、前記所定形式の信号は、CPRI(Common Public Radio Interface)又はORI(Open Radio equipment Interface)であってもよい。
具体的には、本発明に係る中継伝送システムの中継伝送方法は、
第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継伝送システムの中継伝送方法であって、
第1の中継装置が前記第1の通信装置からの前記所定形式の信号を予め定められた伝送フレームに変換して転送し、第2の中継装置が前記第1の中継装置の転送した伝送フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置へ転送する中継手順を有し、
前記中継手順において、前記第1の中継装置と前記第2の中継装置の間にリンク断が発生したことを検出する信号断検出手順と、
リンク断が発生した場合、前記第1の中継装置が、前記第2の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、当該模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第1の通信装置に送信し、前記第2の中継装置が、前記第1の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、当該模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置に送信する、模擬フレーム送信手順と、
を順に有する。
具体的には、本発明に係る中継装置の中継伝送方法は、
第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継装置の中継伝送方法であって、
前記第2の通信装置との伝送路に配置された他の中継装置から受信する予め定められた伝送フレームにフレームロスが発生したことを検出する信号断検出手順と、
フレームロスが発生した場合、前記第1の通信装置へ送信する予め定められた所定形式の信号に代えて、前記他の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記模擬フレームを予め定められた所定形式の信号に変換して前記第1の通信装置へ送信する模擬フレーム送信手順と、
を順に有する。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、中継伝送システムにおいて、中継用リンクの瞬断時においてもリンクを維持することができる。
リモートアンテナ構成の一例を示す。 CPRIの構成の一例を示す。 スモールセル構成の一例を示す。 ディスカバリ処理の一例を示す。 第1の実施形態に係る無線基地局システムの構成例を示す。 信号断処理回路構成の一例を示す。 CPRIハイパーフレームのヘッダ構成の一例を示す。 ORIハイパーフレームのヘッダ構成の一例を示す。 第2の実施形態に係る無線基地局システムの構成の一例を示す。 ディスカバリ時の処理の一例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(第1の実施形態)
図5に、本実施形態に係る無線基地局システムの構成の一例を示す。本実施形態に係る無線基地局システムは、無線制御装置91と無線装置92の間で伝送路93を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う。無線制御装置91は第1の通信装置として機能し、無線装置92は第2の通信装置として機能する。所定形式の信号は、リモートアンテナを用いた基地局構成において用いられるデジタル化した無線信号であり、例えばCPRI信号又はORI信号である。本実施形態では、一例として、デジタル化した無線信号がCPRIである場合について説明する。
無線制御装置91と無線装置92の伝送路には、第1の中継装置31、伝送路93及び第2の中継装置32が配置される。第1の中継装置31、伝送路93及び第2の中継装置32は、本実施形態に係る中継伝送システムを構成する。
第1の中継装置31は、CPRIインタフェース311、フォーマット変換回路312、伝送路インタフェース313、および信号断処理回路314を備える。第2の中継装置32は、第1の中継装置31と同様に、CPRIインタフェース321、フォーマット変換回路322、伝送路インタフェース323、および信号断処理回路324を備える。CPRIインタフェース311,321は無線制御装置91および無線装置92に対する信号送受信部として機能し、伝送路インタフェース313,323は中継装置間の信号送受信部として機能し、フォーマット変換回路312,322は中継装置間での信号とCPRI信号の変換部として機能し、信号断処理回路314,324は信号断発生時の処理回路として機能する。
本実施形態に係る中継伝送システムは、本実施形態に係る中継伝送方法を実行する。本実施形態に係る中継伝送方法は、中継手順を有する。中継手順において、第1の中継装置31及び第2の中継装置32は以下のように、信号を中継する。
第1の中継装置31は、無線制御装置91から無線装置92への信号を中継する。このとき、CPRIインタフェース311は、無線制御装置91からのCPRI信号を受信する。フォーマット変換回路312は、CPRI信号を伝送路フォーマットに変換する。伝送路インタフェース313は、フォーマット変換回路312でフォーマット変換された伝送フレームを、第2の中継装置32に転送する。
第1の中継装置31は、無線装置92から無線制御装置91への信号を中継する。このとき、伝送路インタフェース313は、第2の中継装置32からの伝送フレームを受信する。フォーマット変換回路312は、伝送路フォーマットをCPRI信号へフォーマット変換する。フォーマット変換されたCPRI信号は、信号断処理回路314で信号断に関する処理を行う。CPRIインタフェース311は、信号断処理回路314で処理されたCPRI信号を、無線制御装置91に転送する。
第2の中継装置32は、無線装置92から無線制御装置91への信号を中継する。このとき、CPRIインタフェース321は、無線装置92からのCPRI信号を受信する。フォーマット変換回路322は、伝送路フォーマットに変換する。伝送路インタフェース323は、フォーマット変換回路322でフォーマット変換された伝送フレームを第1の中継装置31に転送する。
第2の中継装置32は、無線制御装置91から無線装置92への信号を中継する。このとき、伝送路インタフェース323は、第1の中継装置31からの伝送フレームを受信する。フォーマット変換回路322は、伝送路フォーマットをCPRI信号へフォーマット変換する。フォーマット変換されたCPRI信号は、信号断処理回路324で信号断に関する処理を行う。CPRIインタフェース321は、信号断処理変換回路324で処理されたCPRI信号を、無線装置92に転送する。
ここで、第1の中継装置31と第2の中継装置32間の伝送路フォーマットはCPRI信号のベーシックフレームを多重・カプセル化するとともに伝送用のヘッダを付加したフレームを用いるものとなる。このフォーマットは独自のフォーマットでも構わないが、汎用のフォーマットを用いることにより、低コストなシステム構築が可能となる。汎用のフォーマットとしては、例えば、Ethernet(登録商標)のフレームやOTNフレームが例示できる。
信号断処理回路314は、第2の中継装置32からの信号断を検出するとともに無線制御装置91への転送情報を制御する。信号断処理回路324は、第1の中継装置31からの信号断を検出するとともに無線装置92への転送情報を制御する。信号断処理回路314,324は信号断処理部として機能する。
本実施形態に係る中継伝送方法は、中継手順において信号断検出手順及び模擬フレーム送信手順を順に実行する。信号断処理回路314,324は、信号断検出手順及び模擬フレーム送信手順を実行する。
図6に、信号断処理回路314及び324の一例を示す。信号断処理回路は、フレームロス検出回路41、模擬フレーム生成回路42、フレームモニタ回路43およびフレーム切り替え回路44を備える。
フレームロス検出回路41には、第1の中継装置31と第2の中継装置32の間にリンク断が発生したことを検出するために必要な情報が入力される。例えば、伝送路インタフェース313,323が伝送フレームを受信した時刻を含むタイムスタンプ情報がフレームロス検出回路41に入力される。
フレームロス検出回路41は、信号断検出手順を実行し、第1の中継装置31と第2の中継装置32の間にリンク断が発生したことを検出する。リンク断の検出は、例えば、伝送路インタフェース313,323の受信した伝送フレームのタイムスタンプ情報を用いて伝送路93での伝送フレームロスを検出する。伝送フレームロスの検出方法の詳細については後述する。
フレームロス検出回路41がリンク断を検出しない場合、フレーム切り替え回路44は、フォーマット変換回路312,322の変換したCPRI信号を、CPRIインタフェース311,321へと転送する。これにより、伝送フレームからCPRI信号へフォーマット変換された信号が無線制御装置91及び無線装置92に送信される。
フレームロス検出回路41がリンク断を検出した場合、模擬フレーム生成回路42及びフレーム切り替え回路44は模擬フレーム送信手順を実行する。具体的には、模擬フレーム生成回路42は、伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成する。例えば、CPRI信号を伝送路フォーマットに変換した際に生成されるCPRIフレームを模擬したフレームを模擬フレームとして生成し、フレーム切り替え回路44へ出力する。フレーム切り替え回路44は、伝送フレームをCPRIフレームから模擬フレームに切り替え、CPRIインタフェース311,321へと転送する。これにより、模擬フレームからなるCPRI信号が無線制御装置91及び無線装置92に送信される。
このように、本実施形態に係る中継伝送システムはが信号断検出手順及び模擬フレーム送信手順を実行するため、第1の中継装置31及び第2の中継装置32は、信号断の状態でも、無線制御装置91及び無線装置92に模擬した模擬フレームの転送を続ける。
伝送路93のリンクが復旧し、第1の中継装置31および第2の中継装置32で正常な伝送フレームが受信されると、信号断処理回路314及び324のフレームロス検出回路41は、信号断の状態を解除する。すると、第1の中継装置32に備わるフレーム切り替え回路44は、無線制御装置91に転送される伝送フレームを模擬フレームからCPRIフレームに切り替える。第2の中継装置32に備わるフレーム切り替え回路44は、無線装置92に転送される伝送フレームを模擬フレームからCPRIフレームに切り替える。
なお、伝送フレームロスが一定時間以上続く場合、模擬フレーム生成回路42は模擬フレームの生成を停止してもよい。この場合、第1の中継装置31のCPRIインタフェース311及び第2の中継装置32のCPRIインタフェース321は、CPRIリンクを断状態にすることが好ましい。この一定時間は、伝送フレームが第1の中継装置31又は第2の中継装置32に到着する周期以上の時間であり、複数周期を超えた後であることが好ましい。
このようにして、第1の中継装置31から第2の中継装置32へのリンクが断となった場合と第2の中継装置32から第1の中継装置31へのリンクが断となった場合の両方において、無線装置92―無線制御装置91間の模擬フレームを用いたCPRIリンクは維持されるので、無線制御装置91−無線装置92間のリンク断とはならない。そのため、第1の中継装置31から第2の中継装置32および第2の中継装置32から第1の中継装置31へのリンクが復旧した場合に、高速にCPRIフレームの転送が再開できる。
本実施形態における第1の中継装置31と第2の中継装置32間のリンク断の判断は、例えば、伝送フレームに付与されるシーケンス番号の不連続および一定時間のフレーム不到着により行う。フレーム不到着の判断は、例えば、伝送フレームのヘッダに書き込まれるCPRI信号受信時刻情報(タイムスタンプ)により実施する。
CPRIは固定レート伝送であるため、第2の中継装置32で書き込まれるタイムスタンプ値は一定間隔となる。第1の中継装置31では、受信されたタイムスタンプ値に一定の時間を加算した時刻に無線制御装置91に対してCPRI信号を出力する。この様にすることによって、CPRIフレームを固定レートで遅延の揺らぎなく伝送することができる。
フレームロスがあった場合、当該時刻に送信されるCPRI信号が存在しないため、第1の中継装置31および第2の中継装置32は断状態を検出することができる。また、伝送フレームのタイムスタンプ値に一定時間を加算した時刻が過去のものである場合や、現在よりはるかに未来である場合も、第1の中継装置31および第2の中継装置32は、正常ではない状態として検出可能である。ここで、フレーム不到着を判断する際に用いる一定時間は、伝送フレームが第1の中継装置31又は第2の中継装置32に到着する周期以上の時間であり、複数周期を超えた後であることが好ましい。
リンク復旧時のフレーム伝送の正常性については、フレームロス検出回路41は、模擬フレームのヘッダに書き込まれるタイムスタンプ値を用いて判断することができる。例えば、正常な時刻情報を持ったフレームの到着により判断する。正常な時刻情報は、例えば、模擬フレームの受信時刻とタイムスタンプ値に、第1の中継装置31−第2の中継装置32間の伝送遅延を加算した時刻が一致することをもって正常であると判定する。
なお、本実施形態においてタイムスタンプを用いた処理を行うためには、第1の中継装置31と第2の中継装置32との間で正確な時刻同期をとることが必要であり、そのためには同期イーサネット(登録商標)やIEEE1588の同期プロトコルを用いることや、GPSを用いることができる。
本実施形態における模擬フレームの構成について、正常時伝送時のCPRIフレームのヘッダをフレームモニタ回路43でモニタしておき、模擬フレーム生成回路42は、現在のCPRIフレームの次のフレームを模擬する模擬フレームを常時作成する。模擬フレーム生成回路42が模擬フレームを常時作成することで、フレームモニタ回路43が信号断になったことを検出した場合、瞬時に模擬フレームに切り替えることができるため、途切れることなくCPRI信号を無線制御装置に伝達することができる。
図7にCPRIハイパーフレームのヘッダ構成の一例を示す。CPRIハイパーフレームのヘッダは、フレーム同期用の特殊コードであるComma Byte部分、同期部分、低速の装置制御監視インタフェース部分、L1インバンドプロトコル部分、AxCの制御信号部分、予約語、ベンダ指定領域、高速の装置制御監視インタフェース部分を含む。
図7では、一例として、256ブロックを4列に配列したNs=0〜63、Xs=0〜3の場合を示す。Ns=0かつXs=0がComma Byte部分であり、Ns=0かつXs=1〜3が同期部分であり、Ns=1が低速の制御監視インタフェース部分であり、Ns=2がL1インバンドプロトコル部分であり、Ns=4〜7がAxCの制御信号部分であり、Ns=3,8〜15が固定データの予約語である。L1インバンドプロトコル部分に高速の装置制御監視インタフェース部分の先頭を示すポインタpが記載されている。Ns=16〜p−1がベンダ指定領域であり、Ns=p〜63が高速の装置制御監視インタフェース部分となっている。
Ns=0の同期部分については完全に模擬が可能であり、Ns=2のL1インバンドプロトコル部分についても正常な伝送状態であれば模擬が可能である。Ns=4〜7のAxCの制御信号についても正常動作であれば模擬が可能である。Ns=1,p〜63の低速および高速の装置制御監視インタフェースについては無信号として模擬を行う。また、Ns=16〜p−1のベンダ指定領域についてはベンダからの情報が得られる場合については模擬が可能であるが、得られない場合にはモニタされた信号で模擬することになる。
IQデータ領域については、無線制御装置91の無線物理層L1での処理が誤動作しないように、無信号とするか小レベルの雑音状の信号のIQデータとする。特に下り方向については実際に電波として放射されるため、小レベルの信号とする必要がある。このようにすることによって、無線区間でフェージングと同等な急速なレベル変化が生じて無線品質に影響を与えるが、ビット誤り等によるフレームロスは短時間で復旧するため、システムトータルとしての影響は無視できる。
本実施形態において無線信号が断となること、および装置制御監視用の信号が断となることで、その後の無線区間のスケジューリング等に影響が出ることが想定される。LTEの場合、10msをフレームとして取り扱うため、ms程度の信号断はその後のLTEフレームにわたって影響を及ぼすと考えられる。しかしながら、CPRI信号が断となった場合の無線信号断は数百msに及ぶため、本実施形態においてリンク断の影響は非常に小さく抑えることができる。例えば、1時間に1回、1msのリンク断が発生したとしても、その影響(信号断時間の割合)は2.8×10−7程度であり、無線回線品質にはほとんど影響ない。
なお、本実施形態では、デジタル化した無線信号がCPRIである場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、CPRIに代えてORI信号を用いることができる。
図8に、ORIハイパーフレームのヘッダ構成の一例を示す。ORIハイパーフレームのヘッダは、CPRI L1 control words、CPRI reserved area、ベンダ指定領域、ORI reserved area、ORI C&Mを含む。
図8では、一例として、256ブロックを4列に配列したNs=0〜63、Xs=0〜3の場合を示す。Ns=0〜2がCPRI L1control wordsであり、Ns=3〜15がCPRI reserved areaであり、Ns=16〜40がベンダ指定領域であり、Ns=41〜52がORI reserved areaであり、Ns=53〜63がORI C&Mとなっている。
ORIの場合、CPRIヘッダの一部を変更するとともに高速の装置制御監視インタフェースを再定義して監視制御信号伝送に使用するため、本実施形態では監視制御信号の伝送が断となってしまう。このため、必要に応じて伝送装置制御用のオペレーションシステムとの連携が必要となる。
以上述べたように、本発明を適用することにより、特にCPRIおよびORIの中継伝送システムにおいて、伝送路中で短時間の信号断が発生した場合にもリンクを維持することが可能となる。
(第2の実施形態)
図9に、本実施形態に係る無線基地局システムの構成の一例を示す。本実施形態では、第1の中継装置31と第2の中継装置32の間の伝送路93として、TDM−PONシステムが用いられている。TDM−PONシステムは、光加入者線ネットワーク装置として機能するOLT34と、光加入者線終端装置として機能するONU35と、OLT34とONU35を接続する光分配網36と、を備える。第1の中継装置31からの光信号はOLT34を経て光分配網36上を伝送され、ONU35へと伝達される。
光分配網36の区間では遅延揺らぎが生じるため、第1の中継装置31および第2の中継装置32で伝送される信号のヘッダ情報としてタイムスタンプを付加し、タイムスタンプに固定の遅延時間を付加した時間に、無線制御装置91及び無線装置92に信号が転送されるようにする。このようにすることにより、TDM−PON内で遅延揺らぎが生じたとしてもそれを吸収して第1の中継装置31と第2の中継装置32の間で固定の遅延時間で信号を転送することが可能となる。
図10に、本実施形態に係る無線基地局システムの動作の一例を示す。
無線装置92から無線制御装置91に正常なCPRI信号を伝送している(S101)。そして、OLT34がディスカバリゲート信号をONU35に送り(S102)、ディスカバリ処理が始まる(S103)。このディスカバリ処理の間にも、第2の中継装置32は、無線装置92からデータを受信する(S104)。
この図4で説明したディスカバリ処理のディスカバリ窓において、第1の中継装置31でディスカバリによる信号断を検知すると(S111)、無線制御装置91へのCPRI信号に模擬フレームを挿入するとともに(S112)、第2の中継装置32への伝送フレームのヘッダにフレームロス検出回路41で検出されるリンク断情報を挿入する(S113)。第2の中継装置32は、リンク断情報を検知すると、フォーマット変換回路322においてONU35側への転送データを停止し破棄する(S114)。
この際、ディスカバリ窓(S103)の開始からデータ転送停止(S114)までのデータがONU35のバッファに残ることになる。ディスカバリ処理が完了するとONU35に蓄積されていたデータがOLT34を介して第1の中継装置31に転送され(S115)、それを以ってフレームロス検出回路41においてリンクの再開を検出する(S116)。
第1の中継装置31は、リンクの復旧を検出すると、OLT34から受信した滞留データを無線制御装置91に転送する。但し、この場合、S115で転送された滞留データは過去のデータであるため、第1の中継装置31は、無線制御装置91に対して模擬フレームを転送する(S117)。
第1の中継装置31は、リンクの復旧を検出すると、リンク再開を示すリンク復旧情報を第2の中継装置32へ送信する(S118)。リンク復旧情報は、伝送フレームのヘッダに挿入される。第2の中継装置32は、リンク復旧情報に基づいて、ONU35にデータの転送を再開する(S119)。第1の中継装置31は、転送が再開された伝送フレームのタイムスタンプが正常な状態であることを確認してから、無線制御装置91へ転送する信号を模擬フレームからCPRIフレームに切り替える。
本実施形態において、信号断処理回路314における信号断の判断基準は複数フレームの連続したロス状態とする。このようにすることによって、伝送路93中の符号誤り等によるフレームロスとディスカバリによるフレームロスとを区別でき、不要なCPRI信号の送信停止を防ぐことができる。
本実施形態において、ディスカバリによるリンク断および復旧までの時間は1ms程度であると推定されるため、OLT34−ONU35間の故障等によるリンク断との識別は、リンク断がその時間よりも長く継続するかどうかで行われる。
なお、本実施形態における下り方向のフレームロス時の処理は第1の実施形態と同一である。
このようにすることにより、中継用回線としてTDM−PONを用いた場合においても、CPRIリンクを途切れさせることなく伝送させることが可能となる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
11:無線変復調回路
12、22:ネットワークインタフェース
21:無線送受信回路
31:第1の中継装置
32:第2の中継装置
34:OLT
35:ONU
311、321:CPRIインタフェース
312、322:フォーマット変換回路
313、323:伝送路インタフェース
314、324:信号断処理回路
41:フレームロス検出回路
42:模擬フレーム生成回路
43:フレームモニタ回路
44:フレーム切り替え回路
91:無線制御装置(REC)
92:無線装置(RE)
93:伝送路
94:スモールセル

Claims (8)

  1. 第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継伝送システムであって、
    前記第1の通信装置からの前記所定形式の信号を予め定められた伝送フレームに変換して転送する第1の中継装置と、
    前記第1の中継装置の転送した伝送フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置へ転送する第2の中継装置と、
    を備え、
    前記第1の中継装置と前記第2の中継装置の間にリンク断が発生した場合、
    前記第1の中継装置は、前記第2の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第1の通信装置に送信し、
    前記第2の中継装置は、前記第1の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置に送信する、
    中継伝送システム。
  2. 前記伝送路は、時分割多重を用いて光信号を伝送する受動光ネットワークを備え、
    前記第1の中継装置は、前記受動光ネットワークに備わる光加入者線終端装置と接続され、前記ディスカバリ処理によるリンク断が発生した場合、前記第1の中継装置と前記第2の中継装置の間にリンク断が生じたことを示すリンク断情報を前記第2の中継装置へ送信し、
    前記第2の中継装置は、前記受動光ネットワークに備わる光加入者線ネットワーク装置と接続され、前記リンク断情報を受信すると、前記光加入者線ネットワーク装置への伝送フレームの転送を停止する、
    請求項1に記載の中継伝送システム。
  3. 第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継装置であって、
    予め定められた所定形式の信号を前記第1の通信装置と送受信する信号送受信部と、
    予め定められた伝送フレームを、前記第2の通信装置との伝送路に配置された他の中継装置と送受信するフレーム送受信部と、
    前記信号送受信部の受信した前記所定形式の信号を前記伝送フレームに変換して前記フレーム送受信部へ出力し、前記フレーム送受信部の受信した前記伝送フレームを前記所定形式の信号に変換して前記信号送受信部へ出力する変換部と、
    前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームにフレームロスが発生したことを検出すると、前記他の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記伝送フレームとして前記変換部へ出力する信号断処理部と、
    を備える中継装置。
  4. 前記信号断処理部は、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームのフレームロスが解消し、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームが正常であることを検出すると、リンク復旧情報を含む前記伝送フレームを生成して前記フレーム送受信部から前記他の中継装置へ送信する、
    請求項3に記載の中継装置。
  5. 前記信号断処理部は、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームのシーケンス番号が不連続であるか、又は、前記フレーム送受信部の受信する伝送フレームの未着が予め定められた一定時間以上であることに基づいて、フレームロスが発生したことを検出する、
    請求項3又は4に記載の中継装置。
  6. 前記所定形式の信号は、CPRI(Common Public Radio Interface)又はORI(Open Radio equipment Interface)である、
    請求項3から5のいずれかに記載の中継装置。
  7. 第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継伝送システムの中継伝送方法であって、
    第1の中継装置が前記第1の通信装置からの前記所定形式の信号を予め定められた伝送フレームに変換して転送し、第2の中継装置が前記第1の中継装置の転送した伝送フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置へ転送する中継手順を有し、
    前記中継手順において、前記第1の中継装置と前記第2の中継装置の間にリンク断が発生したことを検出する信号断検出手順と、
    リンク断が発生した場合、前記第1の中継装置が、前記第2の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、当該模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第1の通信装置に送信し、前記第2の中継装置が、前記第1の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、当該模擬フレームを前記所定形式の信号に変換して前記第2の通信装置に送信する、模擬フレーム送信手順と、
    を順に有する中継伝送方法。
  8. 第1の通信装置と第2の通信装置の間で伝送路を介してリンクを構成し予め定められた所定形式の信号の送受信を行う無線基地局システムにおける前記伝送路に配置され、通信を中継する中継装置の中継伝送方法であって、
    前記第2の通信装置との伝送路に配置された他の中継装置から受信する予め定められた伝送フレームにフレームロスが発生したことを検出する信号断検出手順と、
    フレームロスが発生した場合、前記第1の通信装置へ送信する予め定められた所定形式の信号に代えて、前記他の中継装置からの伝送フレームを模擬した模擬フレームを生成し、前記模擬フレームを予め定められた所定形式の信号に変換して前記第1の通信装置へ送信する模擬フレーム送信手順と、
    を順に有する中継伝送方法。
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