JP2015225445A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報にタグ情報が付与されている場合に、これらのタグ情報同士を関連付けることが可能な技術が求められていた。【解決手段】本開示によれば、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付ける制御部を備える、情報処理装置が提供される。本開示によれば、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報にタグ情報が付与されている場合に、これらのタグ情報同士を関連付けることができる。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
特許文献1は、リソース情報にタグ情報を付与する技術を開示する。
特開2007−272390号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報にタグ情報が付与されている場合に、これらのタグ情報を何ら関連付けることができなかった。したがって、これらのタグ情報を十分に活用しているとは言えなかった。
このため、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報にタグ情報が付与されている場合に、これらのタグ情報同士を関連付けることが可能な技術が求められていた。
本開示によれば、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付ける制御部を備える、情報処理装置が提供される。
本開示によれば、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付けることを含む、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報にタグ情報が付与されている場合に、これらのタグ情報同士を関連付けることができる。
以上説明したように本開示によれば、ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報にタグ情報が付与されている場合に、これらのタグ情報同士を関連付けることができる。本開示に係る技術は、本明細書中に記載されたいずれかの効果、または他の効果を有するものであってもよい。
本開示の第1の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 タグ処理サーバ及びタグ管理サーバの一例を示すブロック図である。 タグ処理サーバ及びタグ管理サーバの一例を示すハードウェア構成図である。 ユーザ端末の一例を示すブロック図である。 ユーザ端末の一例を示すハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係るプログラム(ソフトウェア)の階層構造の一例を示す説明図である。 情報処理システムによる処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理システムによる処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理システムによる処理の手順を示すフローチャートである。 タグ関連情報の一例を示す説明図である。 タグフォルダ作成前のタグ関連情報の一例を示す説明図である。 タグフォルダ作成後のタグ関連情報の一例を示す説明図である。 閲覧制限が設定されたタグ関連情報の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 SNS処理サーバ及びSNS管理サーバの一例を示すブロック図である。 SNS処理サーバ及びSNS管理サーバの一例を示すハードウェア構成図である。 第2の実施形態に係るプログラム(ソフトウェア)の階層構造の一例を示す説明図である。 情報処理システムによる処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理システムによる処理の手順を示すフローチャートである。 パーソナルタグ関連情報の一例を示す説明図である。 パーソナルタグ関連情報の一例を示す説明図である。 パーソナルタグ関連情報の一例を示す説明図である。 パーソナルタグ関連情報の一例を示す説明図である。 タグ集約情報の一例を示す説明図である。 グローバルタグ関連情報の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 情報処理システムの変形例を示すブロック図である。 ユーザ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態(タグ関連情報を複数ユーザで共有)
1−1.全体構成
1−2.タグ処理サーバの構成
1−3.タグ管理サーバの構成
1−4.ユーザ端末の構成
1−5.タグ関連情報作成処理
1−6.メンテナンス処理
1−6−1.処理の概要
1−6−2.タグ関連付け処理
1−6−3.フォルダ管理処理
1−6−4.閲覧制限設定処理
1−6−5.リコメンド処理
1−7.検索処理
1−8.その他の処理
1−8−1.メンテナンスアイコンを用いたタグ作成
1−8−2.メンテナンス専門のユーザ
2.第2の実施形態(パーソナルタグ情報とグローバルタグ情報とを設定)
2−1.全体構成
2−2.SNS処理サーバの構成
2−3.SNS管理サーバの構成
2−4.タグ処理サーバの構成
2−5.タグ管理サーバの構成
2−6.ユーザ端末の構成
2−7.タグ関連情報作成処理
2−8.メンテナンス処理
2−9.その他の処理
2−10.変形例
<1.第1の実施形態>
(1−1.全体構成)
まず、図1に基づいて、第1の実施形態に係る情報処理システム1の全体構成について説明する。情報処理システム1は、タグ処理サーバ(情報処理装置)10と、SNS管理サーバ51と、ネットワーク30と、複数のユーザ端末40とを備える。ネットワーク30は、タグ処理サーバ10とユーザ端末40とを接続する。タグ処理サーバ10は、各ユーザ端末40にSNS(ソーシャルネットワークサービス)を提供する他、タグ情報同士を関連付けるサーバである。第1の実施形態は、社内SNS、特定目的(読書系)のSNS等のように組織内で使用されるSNSを想定したものである。もちろん、第1の実施形態は、他の形態のSNSに適用されてもよい。
(1−2.タグ処理サーバの構成)
つぎに、図2及び図3に基づいて、タグ処理サーバ10の構成について説明する。タグ処理サーバ10は、SNSを各ユーザ端末40に提供する処理の他、タグ情報をメンテナンスする処理等を行う。
タグ処理サーバ10は、記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを備える。記憶部10aは、タグ処理サーバ10が行う処理に必要なプログラムを記憶する。このようなプログラムとしては、例えば、タグ処理サーバ10に記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを実現させるためのプログラム等が挙げられる。このようなプログラムは、SNSを実行するためのSNS実行プログラム、タグ情報をメンテナンスするためのメンテナンス実行プログラム、及びタグ情報を管理するためのタグ管理実行プログラムを含む。これらのプログラムの階層構造の一例を図6に示す。図6に示すように、最下層にタグ管理実行プログラム層100が存在し、タグ管理実行プログラム層100上にSNS実行プログラム層110及びメンテナンス実行プログラム層120が存在する。なお、第1の実施形態の階層構造はこの例に限られず、例えばメンテナンス実行プログラム層120をタグ管理実行プログラム層100に含めても良い。ここで、タグ管理実行プログラムは、タグ情報同士を関連付けることで、タグクラウドを作成するものである。すなわち、第1の実施形態では、タグクラウド上にSNSが存在することになる。そして、SNSで入力されたタグ情報は、タグクラウドに反映される。
通信部10bは、ユーザ端末40及びタグ管理サーバ20との間で通信を行う。制御部10cは、タグ処理サーバ10内の各構成要素を制御する他、例えば以下の処理を行う。すなわち、制御部10cは、SNS情報を各ユーザ端末40に送信する。ここで、SNS情報は、例えば、ユーザによって入力されたオブジェクト情報と、ユーザを識別する顔画像情報とを含む。ここで、オブジェクト情報は、ユーザによって入力される情報であればどのような情報であってもよい。オブジェクト情報としては、例えばコメント、画像、リンク等が挙げられる。ユーザを識別する情報は顔画像情報以外の情報であってもよい。ユーザ端末40は、SNS情報を表示する。これにより、ユーザが発信したオブジェクト情報が他のユーザに共有される。すなわち、SNSが提供される。
また、制御部10cは、オブジェクト情報にタグ情報が含まれる場合、タグ情報をタグ関連情報に登録する処理を行う。ここで、タグ情報は、オブジェクト情報に付与される情報である。タグ情報は、例えばオブジェクト情報を検索する際の検索語として使用されうる。タグ関連情報は、タグ情報同士の関連性等を示す情報である。また、制御部10cは、タグ情報に関する各種のメンテナンス処理を行う。メンテナンス処理としては、例えば、タグ情報をタグ関連情報に登録する処理、複数のタグ情報同士を関連付ける処理、タグ情報を階層化する(フォルダにまとめる)処理等が挙げられる。また、他のメンテナンス処理としては、タグ情報の階層化の候補を表示する処理、階層化されたタグ情報に閲覧制限を設定する処理等も挙げられる。また、制御部10cは、ユーザが指定した検索語を含むオブジェクト情報を検索する検索処理も行う。また、制御部10cは、SNS情報及びタグ関連情報をタグ管理サーバ20に記憶させる。
タグ処理サーバ10は、ハードウェア構成として、CPU10d、記憶装置10e、通信装置10fを備える。タグ処理サーバ10は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU10dは、記憶装置10eに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU10dはタグ処理サーバ10の実質的な動作主体となるものである。記憶装置10eは、ROM、RAM、ハードディスク、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置10eは、タグ処理サーバ10に記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを実現させるためのプログラムを記憶する。通信装置10fは、ユーザ端末40及びタグ管理サーバ20との間で通信を行う。
(1−3.タグ管理サーバの構成)
つぎに、図2及び図3に基づいて、タグ管理サーバ20の構成について説明する。タグ管理サーバ20は、SNS情報及びタグ関連情報を管理(記憶)する処理等を行う。
タグ管理サーバ20は、記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを備える。記憶部20aは、タグ管理サーバ20が行う処理に必要なプログラムを記憶する。このようなプログラムとしては、例えば、タグ管理サーバ20に記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを実現させるためのプログラム等が挙げられる。また、記憶部20aは、SNS情報及びタグ関連情報を記憶する。また、記憶部20aは、ユーザの顔画像情報及び氏名情報とユーザIDとを関連付けて記憶する。通信部20bは、タグ管理サーバ20との間で通信を行う。制御部20cは、タグ管理サーバ20内の各構成要素を制御する他、例えば以下の処理を行う。すなわち、制御部20cは、タグ処理サーバ10から送信されたSNS情報及びタグ関連情報を記憶装置20eに記憶させる。また、制御部20cは、記憶装置20eからSNS情報及びタグ関連情報を取得し、タグ処理サーバ10に送信する。
タグ管理サーバ20は、ハードウェア構成として、CPU20d、記憶装置20e、通信装置20fを備える。タグ管理サーバ20は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU20dは、記憶装置20eに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU20dはタグ管理サーバ20の実質的な動作主体となるものである。記憶装置20eは、ROM、RAM、ハードディスク、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置20eは、タグ管理サーバ20に記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを実現させるためのプログラムを記憶する。通信装置20fは、タグ処理サーバ10との間で通信を行う。
(1−4.ユーザ端末の構成)
次に、図4及び図5に基づいて、ユーザ端末40の構成について説明する。ユーザ端末40は、SNSのユーザによって入力操作される端末である。第1の実施形態では、ユーザ端末40がいわゆるタブレット型の端末(スマートフォン、スマートタブレット等)であることを想定している。もちろん、ユーザ端末40は、タブレット型の端末に限られない。すなわち、ユーザ端末40は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ(PC)、ノート型PC、携帯電話等であってもよい。すなわち、ユーザ端末40は、後述する各機能を実現できるものであれば、どのような端末であってもよい。
ユーザ端末40は、記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを備える。記憶部40aは、ユーザ端末40が行う処理に必要なプログラムの他、各種情報を記憶する。例えば、記憶部40aは、上記プログラムとして、ユーザ端末40に記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを実現させるためのプログラムを記憶する。また、記憶部40aは、ユーザ端末を使用するユーザを識別するユーザIDを記憶する。
入力部40bは、ユーザによる各種入力操作を受け付けるものであり、例えばタッチパネルである。表示部40cは、各種画像を表示する。表示部40cの表示エリアは、例えば、図10に示すように、SNS表示エリア200及びタグ関連情報表示エリア300に区分される。
SNS表示エリア200には、タグ処理サーバ10から与えられたSNS情報が表示される。ここで、SNS情報は、タグ処理サーバ10によって各ユーザ端末40に送信されるものである。したがって、SNS表示エリア200には、基本的には各ユーザ端末40で共通の内容が表示される。ただし、タグ処理サーバ10は、いずれかのユーザ端末40からの要求により検索処理を行った場合、そのユーザ端末40には、検索語を含むSNS情報を送信する。したがって、検索処理を要求したユーザ端末40のSNS表示エリア200には、検索語を含むSNS情報が表示される。また、SNS表示エリア200には、ユーザが指定したオブジェクト情報(例えば、特定のユーザのオブジェクト情報)だけを表示するようにしてもよい。SNS表示エリア200の詳細は後述する。
タグ関連情報表示エリア300には、タグ情報同士の関連性が表示される。例えば、図15に示すように、タグ関連情報表示エリア300には、タグ情報400aが表示される。また、例えば図17に示すように、タグ情報400a、400bが関連している場合、タグ情報400a、400bを連結する連結情報410が表示される。また、タグ情報は階層化されてもよい。この場合、例えば図24に示すように、タグフォルダ500aが表示される。タグフォルダはタグ情報の一種である。タグフォルダ内には、一または複数のタグ情報が格納される。例えば、タグフォルダ500a内には、タグ情報430a〜430cが格納されている。タグフォルダに格納されたタグ情報は、タグフォルダよりも一つ下の階層に属する。タグフォルダとタグフォルダ内のタグ情報とは互いに関連している。すなわち、第1の実施形態では、タグ情報同士を連結することでタグ情報同士を関連付けることができるが、タグフォルダ内にタグ情報を格納することによってもタグ情報同士(ここでは、タグフォルダとタグ情報)を関連付けることができる。例えば図25〜図27に示すように、階層化されたタグ情報は、閲覧制限がなされてもよい。また、例えば図28に示すように、タグ関連情報表示エリア300には、リコメンドエリア600が設定されてもよい。リコメンドエリア600には、階層化の候補となるタグフォルダが表示される。図28に示す例では、タグフォルダ610a、610bが表示されている。また、例えば図30に示すように、検索処理時には、検索語となるタグ情報(タグフォルダ含む)が強調表示される。図30に示す例では、タグフォルダ500a、タグ情報430a〜430cが強調表示されている。また、タグ関連情報表示エリア300には、メンテナンスアイコン310〜340及び検索ボタン350も表示される。メンテナンスアイコン310はフォルダの形をしており、メンテナンスアイコン320はペンの形をしている。メンテナンスアイコン330はタグの形状をしており、メンテナンスアイコン340は鍵の形状をしている。タグ関連情報表示エリア300の詳細は後述する。
通信部40dは、タグ処理サーバ10との間で通信を行う。制御部40eは、ユーザ端末40の各構成要素を制御する他、各種情報をタグ処理サーバ10に送信する処理、タグ処理サーバ10から与えられた情報を表示部40cに表示する処理等を行う。
図5に示すように、ユーザ端末40は、ハードウェア構成として、CPU40f、記憶装置40g、タッチパネル40h、ディスプレイ40i、通信装置40jを備える。ユーザ端末40は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU40fは、記憶装置40gに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU40fはユーザ端末40の実質的な動作主体となるものである。記憶装置40gは、ROM、RAM、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置40gは、ユーザ端末40に記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを実現させるためのプログラム及び各種情報を記憶する。記憶装置40gは、CPU40fによる作業領域としても使用される。タッチパネル40hは、ディスプレイ40iの表面上に設けられ、ユーザによる入力操作を受け付ける。ディスプレイ40iは、各種情報、例えば上述したSNS情報、タグ情報等を表示する。すなわち、ディスプレイ40iの表示エリアは、少なくともSNS表示エリア200、タグ関連情報表示エリア300に区分され、各エリアに上述した情報が表示される。通信装置40jは、タグ処理サーバ10との間で通信を行う。
(1−5.タグ関連情報作成処理)
次に、情報処理システム1が行う処理について説明する。まず、タグ関連情報作成処理を図7に示すフローチャートに沿って説明する。タグ関連情報作成処理は、タグ関連情報を作成する処理である。
ステップS10において、いずれかのユーザ端末40のユーザは、タグ情報を含むオブジェクト情報をユーザ端末40に入力する。例えば、ユーザは、「♯AAA」というタグ情報を含むオブジェクト情報を入力する。なお、タグ情報が何らかの略称となる場合、タグ情報に対する正式名称が複数存在する場合がある。このような場合としては、タグ情報が英語の略称となる場合が挙げられる。例えば、タグ情報が「WTO」となる場合、タグ情報は、「世界貿易機関」、「ワルシャワ条約機構」等の意味を有する。このような場合、タグ情報にユーザの意図しないタグ情報が関連付けられる可能性がある。そこで、ユーザは、タグ情報を入力する際には、タグ情報の正式名称を示すサブ名称情報を入力してもよい。また、ユーザは、タグ関連情報表示エリア300内にタグ情報が表示されている場合、そのタグ情報をSNS表示エリア200内にドラッグアンドドロップすることで、オブジェクト情報のタグ情報としてもよい。オブジェクト情報を含む各種の情報の入力は入力部40bを用いて行われる。
入力部40bは、オブジェクト情報を制御部40eに出力する。制御部40eは、オブジェクト情報にユーザIDを付与することで投稿情報を作成する。そして、制御部40eは、投稿情報を通信部40dに出力する。通信部40dは、投稿情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、投稿情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、投稿情報からユーザIDを抽出する。そして、制御部10cは、ユーザIDに対応する顔画像情報及び氏名情報をタグ管理サーバ20から取得する。具体的には、制御部10cは、ユーザIDを含む要求情報をタグ管理サーバ20に送信する。タグ管理サーバ20の通信部20bは、要求情報を受信し、制御部20cに出力する。制御部20cは、ユーザIDに対応する顔画像情報及び氏名情報を記憶部20aから取得し、通信部20bに出力する。通信部20bは、顔画像情報及び氏名情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、顔画像情報及び氏名情報を受信し、制御部10cに出力する。
そして、制御部10cは、オブジェクト情報と顔画像情報とを含むSNS情報を作成する。そして、制御部10cは、SNS情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、SNS情報を各ユーザ端末40に送信する。ユーザ端末40の通信部40dは、SNS情報を制御部40eに出力し、制御部40eは、SNS情報をSNS表示エリア200に表示する。これにより、ユーザが投稿したオブジェクト情報が他のユーザと共有される。表示例を図14に示す。図14に示すように、SNS表示エリア200は、複数の単位表示エリア210に区分される。制御部40eは、各単位表示エリア210にSNS情報を表示する。具体的には、単位表示エリア210は、顔画像表示エリア210aと、オブジェクト情報表示エリア210bとに区分される。制御部40eは、顔画像表示エリア210aに顔画像情報を表示し、オブジェクト情報表示エリア210bにオブジェクト情報(タグ情報含む)を表示する。また、制御部40eは、SNS情報を時系列で表示する。すなわち、制御部40eは、最新のSNS情報を最上段の単位表示エリア210に表示する。最上段の単位表示エリア210に表示されたオブジェクト情報には、「♯AAA」と記載されたタグ情報220が含まれる。なお、この例では、タグ関連情報表示エリア300には何も表示されていない。すなわち、タグ関連情報にはタグ情報が登録されていない。
ステップS20において、制御部10cは、タグ情報に基づいてタグ関連情報を作成(更新)する。すなわち、制御部10cは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20に要求する。具体的には、制御部10cは、タグ関連性要求情報をタグ管理サーバ20に送信する。タグ管理サーバ20の通信部20bは、タグ関連性要求情報を受信し、制御部20cに出力する。制御部20cは、タグ関連情報を記憶部20aから取得し、通信部20bに出力する。通信部20bは、タグ関連情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、タグ関連情報を受信し、制御部10cに出力する。
ここで、タグ関連情報の一例を図10に示す。図10に示すように、タグ関連情報はテーブル形式の情報であり、タグID欄、タグ内容欄、作成者欄、利用者欄、タグ関連性欄、座標欄、及び階層欄で構成される。タグID欄には、タグ情報を識別するためのタグIDが格納される。タグ内容欄には、タグ内容、具体的にはタグ情報が格納される。タグ内容欄には、サブ名称情報も格納される。作成者欄には、タグ情報を作成したユーザ、すなわち作成者の氏名が格納される。作成者欄には、作成者のユーザIDが格納されてもよい。利用者欄には、タグ情報を使用したユーザ、すなわち利用者の氏名が格納される。利用者欄には、利用者のユーザIDが格納されてもよい。タグ関連性欄には、タグ情報に関連付けられているタグ情報のタグIDが格納される。タグ関連性欄には、タグ内容が格納されてもよい。タグ情報同士の関連性はユーザにより指定される。座標欄には、タグ情報のタグ関連情報表示エリア300内での表示座標が格納される。なお、この表示座標はいわゆるデフォルトの値である。すなわち、タグ情報がタグ関連情報表示エリア300に表示された後、ユーザは、タグ情報の表示位置を自己の好みに合わせて変更できる。階層欄には、タグ情報が格納されるタグフォルダのタグIDが格納される。
制御部10cは、ステップS10で与えられたタグ情報がタグ関連情報に登録済みであるか否かを判定する。具体的には、制御部10cは、ステップS10で与えられたタグ情報と、タグ内容欄に格納されたタグ情報とを比較する。なお、比較はサブ名称情報も含めて行う。
この結果、制御部10cは、タグ情報及びサブ名称情報がいずれも同一である場合には、制御部10cは、ステップS10で与えられたタグ情報が登録済みであると判定する。一方、制御部10cは、タグ情報及びサブ名称情報の少なくとも一方が異なる場合には、ステップS10で与えられたタグ情報が未登録であると判定する。このように、制御部10cは、同じ表記であるが異なる正式名称を持つタグ情報を別々のタグ情報として認識することができる。
制御部10cは、ステップS10で与えられたタグ情報がタグ関連情報に未登録である場合、タグ関連情報に新規の行を追加し、その行にタグ情報を格納する。制御部10cは、タグID欄には、新規に作成したタグIDを格納する。また制御部10cは、ステップS10で取得した氏名情報を作成者欄及び利用者欄に格納する。制御部10cは、タグ関連性欄をブランクとし、座標欄には、他のタグ情報の表示座標と重複しない表示座標を格納する。制御部10cは、階層欄をブランクとする。一方、制御部10cは、タグ情報が登録済みの場合、そのタグ情報に対応する利用者欄にステップS10で取得した氏名情報を追加する。すなわち、制御部10cは、タグ情報を入力したユーザを利用者欄に追加する。タグ関連情報は、全ユーザに共通の情報となる。
ステップS30において、制御部10cは、タグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ10及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20の通信部20bは、タグ関連情報を受信し、制御部20cに出力する。制御部20cは、タグ関連情報を記憶部20aに記憶する。一方、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示する。表示例を図15に示す。この例では、タグ関連情報表示エリア300に「AAA」と表記されたタグ情報400aが表示されている。
その後、ユーザは、タグ情報の表示位置を任意に変更できる。例えば、ユーザは、図15に示すタグ情報400aを所望の位置までドラッグアンドドロップする。これに応じて、制御部40eは、ユーザがドロップした位置までタグ情報400aを移動させる。その後、情報処理システム1は、タグ関連情報作成処理を終了する。
(1−6.メンテナンス処理)
情報処理システム1は、ユーザから入力されたメンテナンス要求情報に基づいて、タグ関連情報(具体的には、タグ関連情報表示エリア300に表示されたタグ情報)をメンテナンスすることができる。
(1−6−1.処理の概要)
そこで、まず、メンテナンス処理の概要を図8に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS40において、ユーザは、メンテナンスを要求する旨の入力操作を行う。これに応じて、制御部40eは、メンテナンス要求情報を作成し、通信部40dに出力する。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。
ステップS50において、制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得し、メンテナンス要求情報に基づいて、タグ関連情報を更新する。ステップS60において、制御部10cは、更新されたタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。一方、各ユーザ端末40は、更新後のタグ関連情報に基づいて、タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示する。その後、情報処理システム1は、本処理を終了する。このように、いずれかのユーザがメンテナンス処理を行った場合、その結果を他のユーザと共有することができる。以下、メンテナンス処理の具体例を説明する。
(1−6−2.タグ関連付け処理)
ユーザは、タグ関連情報表示エリア300に複数のタグ情報が表示されている場合、これらを関連付けることができる。例えば、図16に示すように、タグ情報400a、400bがタグ関連情報表示エリア300に表示されている場合、ユーザは、タグ情報400a、400bを関連付けることができる。なお、タグ情報400bは、「BBB」というタグ情報を示す。
具体的には、ユーザは、図16に示すメンテナンスアイコン320をタップする。メンテナンスアイコン320はペン型のアイコンである。これに応じて、制御部40eは、メンテナンスアイコン320を強調表示する。例えば、制御部40eは、メンテナンスアイコン320を枠画像320aで囲む。もちろん、強調表示はこの例に限られない。強調表示の他の例としては、拡大表示、色違いの表示、点滅表示等が挙げられる。そして、ユーザは、関連付けたい複数のタグ情報のうち、一方のタグ情報から他方のタグ情報まで指をドラッグする。例えば、ユーザは、タグ情報400aとタグ情報400bとを関連付けたい場合、タグ情報400a(またはタグ情報400b)にタップし、その後、指をタグ情報400b(またはタグ情報400a)までドラッグする。これに応じて、制御部40eは、ユーザが指定した複数のタグ情報同士を関連付ける旨のメンテナンス要求情報を作成する。そして、制御部40eは、メンテナンス要求情報を通信部40dに出力し、通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。
タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得する。そして、制御部10cは、メンテナンス要求情報に基づいて、タグ関連情報を更新する。具体的には、制御部10cは、関連付けを要求された複数のタグ情報を特定する。そして、制御部10cは、一方のタグ情報に対応するタグ関連性欄に、他方のタグ情報のタグIDを格納する。同様に、制御部10cは、他方のタグ情報に対応するタグ関連性欄に、一方のタグ情報のタグIDを格納する。例えば、制御部10cは、タグ情報400aに対応するタグ関連性欄に、タグ情報400bのタグIDを格納し、タグ情報400bに対応するタグ関連性欄に、タグ情報400aのタグIDを格納する。そして、制御部10cは、更新後のタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。
タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。また、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報を表示する。ここで、制御部40eは、タグ関連性欄のタグIDに基づいて、連結情報を表示する。連結情報は、互いに関連するタグ情報同士を連結する線情報である。図17に表示例を示す。この例では、タグ情報400a、400bが連結情報410で連結されている。
情報処理システム1は、タグ関連情報作成処理及びタグ関連付け処理を繰り返して行うことで、タグ関連情報表示エリア300に複数のタグ情報を表示し、かつ、これらのタグ情報同士を関連付けることができる。タグ関連情報表示エリア300に複数のタグ情報が表示された例を図19及び図20に示す。図19では、複数のタグ情報400a〜400jがタグ関連情報表示エリア300に表示されており、これらのタグ情報400a〜400jのうち、互いに関連するタグ情報同士が連結情報410で連結されている。タグ情報400c〜400jは、それぞれ「CCC」〜「JJJ」というタグ情報を示す。また、図20は、複数のタグ情報400a〜400j、400Aがタグ関連情報表示エリア300に表示されている。タグ情報400Aは、タグ情報400aと同様に「AAA」という文字情報を示す。しかし、これらのサブ名称情報が異なっている。このため、タグ情報400a、400Aは別々のタグ情報となっている。タグ関連付け処理によれば、複数のタグ情報を複数ユーザによって関連付けを行うので、各ユーザは、他のユーザによる関連付けを参照することができる。これにより、各ユーザは、タグ情報同士の関連性について新たな気付きを産むことができる。
図19及び図20に示すように、タグ関連情報表示エリア300内に多数のタグ情報が表示されると、ユーザにとって煩雑になる場合がある。そこで、制御部40eは、ユーザが入力したタグ情報及び当該タグ情報に関連したタグ情報のみをタグ関連情報表示エリア300に表示してもよい。ここで、制御部10cは、ユーザが入力したタグ情報を基点として複数のタグ情報が連結情報によって連結されている場合、これらのタグ情報をすべて表示してもよい。例えば、ユーザが図19に示すタグ情報400aを入力した場合には、制御部10cは、タグ情報400aを基点として互いに連結されたタグ情報400b〜400jをタグ関連情報表示エリア300に表示してもよい。さらに、制御部40eは、ユーザがタグ情報を入力している途中であってもタグ情報を予測変換し、予測変換されたタグ情報及び当該タグ情報に関連したタグ情報のみをタグ関連情報表示エリア300に表示してもよい。
また、制御部40eは、ユーザによるタグ情報の使用頻度を記憶部40aに記憶させておき、タグ情報の使用頻度に基づいて、タグ情報の表示位置を変更してもよい。例えば、制御部40eは、ユーザによるタグ情報の使用頻度が高いほど、そのタグ情報の表示位置をタグ関連情報表示エリア300の中心に近づけてもよい。また、タグ処理サーバ10の制御部10cは、全ユーザによるタグ情報の使用頻度を集計し、その結果に応じてタグ関連情報内の座標欄の値を変更してもよい。例えば、制御部10cは、全ユーザによるタグ情報の使用頻度が高いほど、そのタグ情報の表示位置をタグ関連情報表示エリア300の中心に近づけてもよい。
また、情報処理システム1は、ユーザからの入力操作に基づいて、タグ情報同士の関連性の度合いを調整してもよい。例えば、ユーザは、タグ情報同士の関連性の度合いを調整したい場合、これらのタグ情報同士を連結する連結情報にタップする。例えば、ユーザは、図17に示すタグ情報400a、400bの関連性を調整したい場合、これらを連結する連結情報410にタップする。これに応じて、制御部10cは、タグ情報の関連性を強調する旨のメンテナンス要求情報を作成する。制御部10cは、メンテナンス要求情報を通信部40dに出力する。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。
タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得する。そして、制御部10cは、メンテナンス要求情報に基づいて、タグ関連情報を更新する。具体的には、制御部10cは、関連付けの強調を要求されたタグ情報のタグIDを特定する。そして、制御部10cは、タグ関連性欄のうち、特定されたタグIDに強調情報を付与する。強調情報の一例を図10に示す。この例では、タグ情報400a、400bの関連性が強調されている。また、強調情報は*マークで示される。そして、制御部10cは、更新後のタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。
タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。また、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報を表示する。ここで、制御部40eは、タグ関連性欄内のタグIDに基づいて、連結情報を表示する。また、制御部40eは、タグ関連性欄内のタグIDに強調情報が付与されている場合、強調情報に対応する連結情報を強調表示する。例えば、図16に示すタグ情報400a、400bの関連性に強調情報が付与されている場合、制御部40eは、図18に示すように、タグ情報400a、400bを連結する連結情報410を強調表示する。例えば、制御部40eは、連結情報410を太線で表示する。強調表示の例はこれに限られない。例えば、制御部40eは、連結情報410を他の連結情報410と異なる色で表示してもよい。また、制御部40eは、特定の関連性を示す連結情報410を特定の色で表示してもよい。また、タグ処理サーバ10の制御部10cは、ユーザが連結情報をタップした回数等に応じて、関連性の度合いを調整してもよい。この場合、ユーザ端末40の制御部40eは、関連性の度合いに応じて強調表示の度合いを調整してもよい。また、ユーザの優先順位を設定してもよい。例えば、病院内のSNSに第1の実施形態を適用する場合、先生の優先順位を患者の優先順位よりも高くしてもよい。そして、制御部40eは、優先順位の高いユーザからのメンテナンス要求情報により作成する連結情報を、優先順位の低いユーザからのメンテナンス要求情報により作成する連結情報よりも強調して表示してもよい。この場合、タグ関連情報の関連性欄には、タグIDとそのような関連性を要求したユーザの優先順位とが関連付けられて格納される。
(1−6−3.フォルダ管理処理)
ユーザは、タグ関連情報表示エリア300に一または複数のタグ情報が表示されている場合、これらをタグフォルダに格納することができる。例えば、図21に示すように、タグ情報400k〜400n、430a〜430cがタグ関連情報表示エリア300に表示されている場合、ユーザは、タグ情報430a〜430cをタグフォルダにまとめることができる。ここで、タグ情報400k〜400nは、「KKK」〜「NNN」を示すタグ情報である。また、タグ情報430aは「dog」を示すタグ情報であり、タグ情報430bは「DOG」を示すタグ情報であり、タグ情報430cは「Dog」を示すタグ情報である。これらのタグ情報は同じ意味であり、いずれもタグ情報400k〜400nに関連付けられている。図11は、図21の表示例に対応するタグ関連情報の一例を示す。
したがって、これらを1つのタグフォルダにまとめる(すなわち階層化する)ことで、検索処理時にこれらを同じ意味として扱うことができる。すなわち、検索処理の精度が向上する。また、タグ関連情報表示エリア300のタグ情報が整理されるというメリットも有る。
具体的には、ユーザは、任意のタグ情報(好ましくは、タグフォルダにまとめたいタグ情報を総称するタグ情報。以下、このタグ情報を「タグフォルダ作成用タグ情報」とも称する)を含むオブジェクト情報をユーザ端末40に入力する。これに応じて、情報処理システム1は、上述したタグ関連情報作成処理を行うことで、ユーザが入力したタグフォルダ作成用タグ情報をタグ関連情報に登録し、タグフォルダ作成用タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示する。ついで、ユーザは、タグ関連情報表示エリア300内のタグフォルダ作成用タグ情報をメンテナンスアイコン310にドラッグアンドドロップする。ユーザは、メンテナンスアイコン310をタグフォルダ作成用タグ情報にドラッグアンドドロップしてもよい。
これに応じて、制御部40eは、タグフォルダの作成を要求する旨のメンテナンス要求情報を作成し、通信部40dに出力する。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を制御部10cに出力する。制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得する。そして、制御部10cは、タグ関連情報のうち、タグフォルダ作成用タグ情報に対応するタグ内容欄に、タグフォルダ情報を格納する。タグフォルダ情報は、タグ情報がタグフォルダであることを示す情報である。タグフォルダ情報の一例を図12に示す。図12は、タグ関連情報の一例であるが、タグID10007に対応するタグ情報がタグフォルダとなっている。そして、タグID10007に対応するタグ内容欄には、タグフォルダ情報が*マークで示されている。
そして、制御部10cは、更新後のタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。また、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報を表示する。ここで、制御部40eは、タグ内容欄内のタグフォルダ情報が含まれるタグ情報をタグフォルダに変換する。
例えば、ユーザは、図22に示すように、「DOG」というタグフォルダ500aを作成したい場合、「♯DOG」というタグ情報230を含むオブジェクト情報をユーザ端末40に入力する。これに応じて、情報処理システム1は、「DOG」と表記されたタグフォルダ作成用タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示する。その後、ユーザは、タグフォルダ作成用タグ情報をメンテナンスアイコン310にドラッグアンドドロップする。これに応じて、情報処理システム1は、タグフォルダ作成用タグ情報をタグフォルダ500aに変換する。
そして、ユーザは、所望のタグ情報をタグフォルダ内に格納する。具体的には、ユーザは、所望のタグ情報をタグフォルダ内にドラッグアンドドロップする。例えば、ユーザは、図22に示す例において、タグ情報430a〜430cをタグフォルダ500aに格納したい場合、矢印Pが示すように、これらのタグ情報430a〜430cをタグフォルダ500aにドラッグアンドドロップする。これに応じて、制御部40eは、タグ情報をタグフォルダに格納することを要求する旨のメンテナンス要求情報を作成し、通信部40dに出力する。メンテナンス要求情報は、ユーザが指定したタグ情報、及びこれらのタグ情報が格納されるタグフォルダを示す。
通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を制御部10cに出力する。制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得する。そして、制御部10cは、タグ関連情報のうち、メンテナンス要求情報が示すタグ情報及びタグフォルダを特定する。そして、制御部10cは、特定されたタグ情報の階層欄に、特定されたタグフォルダのタグIDを格納する。これにより、ユーザが指定したタグ情報がタグフォルダ内に格納される(言い換えれば、タグ情報がタグフォルダの下層に配置される)。階層欄に格納される情報は、タグフォルダのタグ内容であってもよい。図12に一例を示す。この例では、タグID10001〜10003のタグ情報(すなわちタグ情報430a〜430c)がタグID10007のタグフォルダ(すなわちタグフォルダ500a)に格納されている。
さらに、制御部10cは、タグフォルダに格納されたタグ情報が他のタグ情報と関連している場合、タグフォルダもこれらのタグ情報と関連していると判定する。そして、制御部10cは、タグフォルダに対応するタグ関連性欄に、タグフォルダが関連しているタグ情報のタグIDを格納する。図12に一例を示す。この例では、タグフォルダ500aにタグ情報430a〜430cが格納されているが、タグ情報430a〜430cは、タグID10004〜10006のタグ情報(すなわち、タグ情報400k〜400n)に関連している。したがって、タグフォルダ500aのタグ関連性欄には、タグID10004〜10004が格納される。なお、タグ情報430a〜430cのタグ関連性欄には、タグID10004〜10006が格納されている。また、タグID10004〜10006の後ろには「−」の文字が記載されている。この文字は、例えば、タグ関連性を示す連結情報を省略してもよいことを示す。そして、制御部10cは、更新後のタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。
タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。また、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報を表示する。ここで、制御部40eは、タグ内容欄にタグフォルダ情報が格納されているタグ情報をタグフォルダとして表示する。さらに、制御部40eは、階層欄を参照して、タグフォルダ内にタグ情報を格納する。制御部40eは、図12に示すタグ関連情報が与えられた場合、図23に示すように、タグフォルダ500aを作成し、タグフォルダ500a内にタグ情報430a〜430cを格納する。さらに、制御部40eは、タグフォルダのタグ関係性欄を参照して、タグフォルダと他のタグ情報とを関連付ける。図12に示すタグ関連情報では、タグフォルダ500aに対応するタグ関係性欄にタグID10004〜10006(すなわちタグ情報400k〜400n)が格納されているので、制御部40eは、タグフォルダ500aとタグ情報400k〜400nとを関連付ける。具体的には、制御部40eは、タグフォルダ500aとタグ情報400k〜400nとを連結情報410で連結する。さらに、制御部40eは、開指定アイコン510をタグフォルダ500aの近傍に配置する。
そして、制御部40eは、ユーザが開指定アイコン510をタップした際には、図24に示すように、タグフォルダ500aを開き、タグフォルダ500a内のタグ情報430a〜430cを表示する。具体的には、制御部40eは、タグフォルダ表示エリア530aをタグフォルダ530の下方に設定し、タグフォルダ表示エリア530a内にタグ情報430a〜430cを表示する。これにより、制御部40eは、タグフォルダ500aとタグ情報430a〜430cとを関連付けて表示することができる。ここで、制御部40eは、タグ情報430a〜430cとタグ情報430a〜430cに関連するタグ情報400k〜400nとを連結情報410で連結してもよい。これらの連結情報410は省略されてもよい。また、図24に示すように、これらの連結情報410はタグフォルダ500aから伸びる連結情報410よりも目立たない態様(例えば破線など)で表示されてもよい。
また、制御部40eは、タグフォルダ500aを開いている間は、タグフォルダ500aの近傍に閉指定アイコン520を表示する。制御部40eは、ユーザが閉指定アイコン520をタップした場合には、タグフォルダ500aを閉じる。具体的には、制御部40eは、図23に示す画像を表示する。
なお、上記の例では、タグフォルダ内にタグ情報のみを格納したが、タグフォルダ内にさらにタグフォルダを格納してもよい。ここで、あるタグフォルダが他のタグフォルダに格納されていない場合、そのタグフォルダは最上位のタグフォルダとなる。そして、最上位のタグフォルダに格納されたタグ情報及びタグフォルダは、第1階層のタグ情報及びタグフォルダとなる。そして、第1階層のタグフォルダに格納されたタグ情報及びタグフォルダは、第2階層のタグ情報及びタグフォルダとなる。以下、同様の手順でカウントする。
また、上記の例では、互いに同じ意味を有するが異なる表記を有するタグ情報同士を1つのタグフォルダにまとめたが、タグフォルダの用途は上記に限られないことはもちろんである。例えば、ユーザは、プロジェクト名を示すタグフォルダを作成し、このプロジェクトで作成されたタグ情報をこのタグフォルダに順次格納してもよい。この場合、例えばプロジェクト名が変更された場合には、ユーザは、タグフォルダの名称を新しいプロジェクト名に変更すればよい。そして、ユーザは、プロジェクト名が変更された後に作成されたタグ情報も同じタグフォルダに格納すればよい。これにより、プロジェクト名の変更前と変更後のタグ情報が同じタグフォルダに格納されることになる。そして、情報処理システム1は、例えば検索処理において、変更前と変更後のタグ情報をまとめて検索語とすることができる。また、タグ関連情報表示エリア300のタグ情報が整理されるというメリットも有る。また、ユーザは、プロジェクト変更前のタグ情報とプロジェクト変更後のタグ情報とが同じプロジェクトに属すると判断することができる。
また、ユーザは、商品の開発を行っている場合に、開発コードを示すタグフォルダを作成し、開発中に作成したタグ情報をこのタグフォルダに格納してもよい。この場合、例えば、商品名が決定された場合には、ユーザは、タグフォルダの名称を開発コードから商品名に変更すれば良い。そして、ユーザは、商品名が決定された後に作成されたタグ情報も同じタグフォルダに格納すればよい。これにより、開発コードに対応するタグ情報及び商品名に対応するタグ情報が同じタグフォルダに格納されることになる。そして、情報処理システム1は、例えば検索処理において、開発コードに対応するタグ情報及び商品名に対応するタグ情報をまとめて検索語とすることができる。また、タグ関連情報表示エリア300のタグ情報が整理されるというメリットも有る。また、ユーザは、開発コードに対応するタグ情報及び商品名に対応するタグ情報が同じ商品に対応するものであると判断することができる。
また、ユーザは、プロジェクト名を示すタグフォルダをプロジェクト毎に作成してもよい。そして、ユーザは、複数のプロジェクトが1つのプロジェクトに統合された場合、統合後のプロジェクト名を示すタグフォルダを作成し、このタグフォルダに統合前の複数のタグフォルダを格納してもよい。これにより、統合前の各々のプロジェクトで作成されたタグ情報と、統合後のプロジェクトにおいて作成されたタグ情報とが同じタグフォルダに格納される。そして、情報処理システム1は、例えば検索処理において、統合前のプロジェクトに対応するタグ情報及び統合後のプロジェクトに対応するタグ情報をまとめて検索語とすることができる。また、タグ関連情報表示エリア300のタグ情報が整理されるというメリットも有る。また、ユーザは、統合前のプロジェクトに対応するタグ情報及び統合後のプロジェクトに対応するタグ情報が同じプロジェクトに属すると判断することができる。
また、ユーザは、何らかの対象(例えば人物、地名、商品名等)の名称に複数の呼び名がある場合(例えば、正式名称、あだ名等)がある場合、これらの呼び名の代表的なものを示すタグフォルダを作成してもよい。そして、ユーザは、各呼び名を示すタグ情報をこのタグフォルダに格納してもよい。この場合、情報処理システム1は、例えば検索処理において、様々な呼び名をまとめて検索語とすることができる。また、タグ関連情報表示エリア300のタグ情報が整理されるというメリットも有る。また、ユーザは、複数のタグ情報が同じ対象を示すと判断することができる。
(1−6−4.閲覧制限設定処理)
ユーザは、タグフォルダに閲覧制限を設定してもよい。例えば、図23に示す例において、ユーザは、タグフォルダ500aに閲覧制限を設定してもよい。この場合、タグフォルダ500aに格納されたタグ情報430a〜430cの閲覧が制限される。閲覧制限が利用される例としては、特定のプロジェクトに関するタグ情報を当該プロジェクトに関係のあるユーザのみに閲覧させるというものが挙げられる。
具体的には、ユーザは、閲覧制限を設定したいタグフォルダにメンテナンスアイコン340をドラッグアンドドロップする。ユーザは、タグフォルダをメンテナンスアイコン340にドラッグアンドドロップしてもよい。例えば、ユーザは、タグフォルダ500aにメンテナンスアイコン340をドラッグアンドドロップする。
これに応じて、制御部40eは、閲覧(アクセス)を許可するユーザをユーザに問い合わせる。例えば、制御部40eは、図26に示すメッセージウインドウ700を表示する。メッセージウインドウ700には、閲覧を許可するユーザを問い合わせる旨の文字情報と、ユーザ入力欄710とが表示される。ユーザは、閲覧を許可するユーザをユーザ入力欄710に入力する。例えば、ユーザは、閲覧を許可するユーザのユーザID(メールアドレス、メーリングリスト、グローバルID等であってもよい)を入力する。
これに応じて、制御部40eは、閲覧制限の設定を要求する旨のメンテナンス要求情報を作成し、通信部40dに出力する。メンテナンス要求情報は、閲覧制限の設定対象となるタグフォルダ(以下、「閲覧制限タグフォルダ」とも称する)と、閲覧を許可するユーザのユーザIDとを示す。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を制御部10cに出力する。制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得する。そして、制御部10cは、メンテナンス要求情報に基づいて、閲覧制限タグフォルダを特定する。
そして、制御部10cは、閲覧制限タグフォルダのタグ内容欄に閲覧制限情報を付与する。さらに、制御部10cは、閲覧制限タグ情報の利用者欄には、閲覧を許可されたユーザの氏名を格納する。さらに、制御部10cは、閲覧制限タグフォルダのタグ関係性欄に基づいて、閲覧制限タグフォルダに格納されたタグ情報(以下、「閲覧制限タグ情報」とも称する)を特定する。さらに、制御部10cは、閲覧制限タグ情報のタグ関係性欄に格納されたタグIDに、閲覧制限情報を付与する。さらに、制御部10cは、他のタグ情報のタグ関係性欄に格納されたタグIDのうち、閲覧制限タグ情報を示すタグIDに閲覧制限情報を付与する。
具体例を図13に示す。この例では、タグID10007で示されるタグフォルダ(すなわち、タグフォルダ500a)に閲覧制限タグフォルダとなっている。このため、制御部10cは、タグフォルダ500aのタグ内容欄に閲覧制限情報を付与する。閲覧制限情報は「N」マークで示される。さらに、制御部10cは、タグフォルダ500aの利用者欄には、閲覧を許可されたユーザの氏名を格納する。この例では、「Yano」、「Suzuki」、「oba」、「ohtani」が閲覧を許可されている。
さらに、タグID10004〜10006で示されるタグ情報(すなわち、タグ情報430a〜430c)が閲覧制限タグ情報となる。そこで、制御部10cは、タグ情報430a〜430cのタグ関係性欄に格納されたタグIDに閲覧制限情報を付与する。さらに、制御部10cは、他のタグ情報(タグ情報400k〜400n)のタグ関係性欄に格納されたタグIDのうち、タグ情報430a〜430cを示すタグIDに閲覧制限情報を付与する。
そして、制御部10cは、更新後のタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。また、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報を表示する。ここで、制御部40eは、タグ内容欄に閲覧制限情報が格納されているタグフォルダを閲覧制限タグフォルダとして表示する。例えば、制御部40eは、図13に示すタグ関連情報が与えられた場合、図27に示すように、タグフォルダ500aを閲覧制限タグフォルダとする。具体的には、制御部40eは、タグフォルダ500aの近傍に閲覧制限アイコン540を表示する。
そして、制御部40eは、ユーザがタグフォルダ500aの開指定アイコン510にタップした場合、そのユーザが閲覧を許可されたユーザであるか否かを判定する。制御部40eは、具体的には、記憶部40aからユーザIDを取得し、ユーザIDに対応する氏名がタグフォルダ500aの利用者欄に格納されているか否かを判定する。制御部40eは、ユーザIDに対応する氏名がタグフォルダ500aの利用者欄に格納されている場合には、そのユーザは閲覧を許可されたユーザであると判定する。それ以外の場合には、制御部40eは、そのユーザは閲覧を許可されていないと判定する。
制御部40eは、閲覧が許可されたユーザに対しては、図28に示すように、タグフォルダ500aを開く。また、制御部40eは、閲覧制限タグ情報と他のタグ情報とを連結する連結情報410も表示する。一方、制御部40eは、閲覧が許可されていないユーザに対しては、図29に示すように、タグフォルダ500aを開かない。そして、制御部40eは、閲覧が制限されている旨を示すメッセージウインドウ720を表示する。なお、図29に示すように、制御部40eは、閲覧を許可されていないユーザに対しても、閲覧制限タグフォルダと他のタグ情報400k〜400nとを連結する連結情報410は表示する。したがって、ユーザは、少なくとも閲覧制限タグフォルダが他のタグ情報400k〜400nと関連していると認識できる。これにより、ユーザが後に閲覧を許可された場合に、閲覧制限タグ情報と他のタグ情報との関連性を容易に把握することができる。
なお、ユーザは、任意のタイミングで閲覧制限を解除できる。例えば、ユーザは、閲覧制限タグフォルダを長押しする。これに応じて、制御部40eは、閲覧制限タグフォルダの閲覧制限を解除することを要求する旨のメンテナンス要求情報を作成する。そして、制御部40eは、メンテナンス要求情報を通信部40dに出力する。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、メンテナンス要求情報に基づいて、閲覧制限タグフォルダの閲覧制限を解除する。具体的には、制御部10cは、閲覧制限タグフォルダのタグ内容欄から閲覧制限情報を削除する。また、制御部10cは、閲覧制限タグ情報のタグ関係性欄から閲覧制限情報を削除する。さらに、制御部10cは、他のタグ情報のタグ関係性欄からも閲覧制限情報を削除する。そして、制御部10cは、更新後のタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。また、ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報を表示する。具体的には、制御部40eは、閲覧制限タグフォルダを通常の(閲覧制限のない)タグフォルダに戻す。
また、情報処理システム1は、閲覧を許可するユーザの変更を受け付けてもよい。すなわち、制御部40eは、所定の操作(例えば閲覧制限タグフォルダを複数回タップする操作)があった場合に、図26に示すメッセージウインドウ700を表示してもよい。その後、情報処理システム1は、上述した処理を行うことで、閲覧を許可するユーザを変更(再設定)してもよい。
(1−6−5.リコメンド処理)
タグ処理サーバ10は、タグ関連情報に基づいて、階層化の候補であるタグフォルダ(以下、「階層化候補タグフォルダ」とも称する)を表示してもよい。具体的には、制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得し、タグ関連情報に基づいて、同じタグ情報に関連付けられている複数のタグ情報を特定する。そして、制御部10cは、特定されたタグ情報を含む階層化候補タグフォルダを作成する。
図30に一例を示す。この例では、複数のタグ情報400a〜400cは、同じタグ情報400d〜400eに関連付けられている。同様に、複数のタグ情報400d〜400eは、同じタグ情報400a〜400cに関連付けられている。そこで、制御部10cは、図31に示すように、複数のタグ情報400d〜400eを含む階層化候補タグフォルダ610aと、複数のタグ情報400a〜400cを含む階層化候補タグフォルダ610bとを作成する。
そして、制御部10cは、階層化候補タグフォルダに関する階層化候補情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、階層化候補情報を各ユーザ端末40に送信する。ユーザ端末40の通信部40dは、階層化候補情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、図31に示すように、タグ関連情報表示エリア300にリコメンドエリア600を設定し、リコメンドエリア600に階層化候補タグフォルダを表示する。制御部40eは、階層化候補タグフォルダを表示する際には、階層化候補タグフォルダ内のタグ情報も表示する。例えば、制御部40eは、階層化候補タグフォルダ610a、610bをリコメンドエリア600に表示する。さらに、制御部40eは、階層化候補タグフォルダ610a内のタグ情報400d〜400eを階層化候補タグフォルダ610aの近傍に表示する。さらに、制御部40eは、階層化候補タグフォルダ610b内のタグ情報400a〜400cを階層化候補タグフォルダ610bの近傍に表示する。
そして、ユーザは、いずれかの階層化候補タグフォルダにタップすることで、階層化候補タグフォルダを選択する。さらに、ユーザは、階層化候補タグフォルダの名称(タグフォルダ自身のタグ情報)を入力する。これに応じて、制御部40eは、ユーザが指定した階層化候補タグフォルダを正式なタグフォルダとする旨のメンテナンス要求情報を作成する。このメンテナンス要求情報は、ユーザが指定した階層化候補タグフォルダ及び名称を示す。また、メンテナンス要求情報は、ユーザIDを含む。制御部40eは、メンテナンス要求情報を通信部40dに出力する。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。
制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ関連情報を取得する。そして、タグ関連情報に新規の行を追加し、この行に階層化候補タグフォルダに関する情報を格納する。具体的には、制御部10cは、タグID欄には、新規に作成したタグIDを格納する。また制御部10cは、メンテナンス要求情報からユーザIDを抽出し、このユーザIDに対応する氏名情報をタグ管理サーバ20から取得する。そして、制御部10cは、この氏名情報を作成者欄及び利用者欄に格納する。制御部10cは、階層化候補タグフォルダに含まれるタグ情報に関連するタグ情報を特定する。そして、制御部10cは、特定されたタグ情報を示すタグIDを関連性欄に格納する。制御部10cは、座標欄には、他のタグ情報の表示座標と重複しない表示座標を格納する。制御部10cは、階層欄をブランクとする。さらに、制御部10cは、階層化候補タグフォルダに含まれるタグ情報を特定し、これらのタグ情報の階層欄に階層化候補タグフォルダのタグIDを格納する。これにより、制御部10cは、階層化候補タグフォルダを正式なタグフォルダとしてタグ関連情報に登録する。
そして、制御部10cは、更新されたタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示する。具体例を図32に示す。この例では、ユーザが階層化候補タグフォルダ610aを選択しており、また、その名称を「FFF」としている。したがって、制御部40eは、階層化候補タグフォルダ610aに対応するタグフォルダ500fをタグ関連情報表示エリア300に表示する。なお、情報処理システム1は、階層化候補フォルダのいずれかを自動で正式なタグフォルダとしてもよい。例えば、情報処理システム1は、階層化候補タグフォルダに含まれるタグ情報が最も少ないもの(あるいは多いもの)を自動的に正式なタグフォルダとしてもよい。また、情報処理システム1は、階層化候補タグフォルダを1つずつ表示し、それぞれに対して、「階層化しますか?」という文字情報が記載されたメッセージウインドウを表示してもよい。このメッセージウインドウには、「YES」ボタンと「NO」ボタンとが表示される。情報処理システム1は、ユーザが「YES」ボタンをタップした場合に、階層化候補タグフォルダを正式なタグフォルダとしてもよい。この処理により、情報処理システム1は、より精度の高いリコメンドを行うことができる。
(1−7.検索処理)
情報処理システム1は、上述したタグ関連情報作成処理及びメンテナンス処理によって作成及び更新されたタグ関連情報に基づいて、効率的な検索処理を行うことができる。なお、この検索処理は、ユーザ端末40毎に行われる。すなわち、あるユーザがユーザ端末40を用いて行った検索処理の結果は、他のユーザ端末40には反映されない。もちろん、他のユーザ端末40に反映されても良い。以下、検索処理の内容について図9に示すフローチャートに沿って説明する。なお、ここでは、図33に示すタグ情報430a〜430c、400k〜400n、タグフォルダ500aがタグ関連情報表示エリア300に表示されているものとして、検索処理を説明する。検索処理時には、メンテナンスアイコン310〜340を消去してもよい。
ステップS10において、ユーザ端末40の制御部40eは、ユーザが検索ボタン350をタップしたか否かを判定する。制御部40eは、ユーザが検索ボタン350をタップしたと判定された場合には、ステップS80に進み、検索ボタン350がタップされていないと判定した場合には、本処理を終了する。
ステップS80において、制御部40eは、検索ボタン350を強調表示する。例えば、制御部40eは、図33に示すように、検索ボタン350を枠画像351で囲む。もちろん、強調表示の方法はこの例に限られない。検索ボタン350を強調表示する他の例としては、検索ボタン350を太線で描く、検索ボタン350を点滅させる、検索ボタン350を拡大表示する処理が挙げられる。さらに他の例としては、検索ボタン350を通常の状態(タップされていない状態)とは異なる色で表示する処理が挙げられる。
そして、制御部40eは、ユーザがいずれかのタグ情報またはタグフォルダをタップするまで待機する。制御部40eは、ユーザがいずれかのタグ情報またはタグフォルダをタップした場合には、ステップS90に進む。
ステップS90において、制御部40eは、ステップS80でタグフォルダがタップされたか否かを判定する。制御部40eは、ステップS80でタグフォルダがタップされた場合には、ステップS100に進み、ステップS80でタグ情報がタップされた場合には、ステップS130に進む。
ステップS100において、制御部40eは、タグフォルダ及びタグフォルダ内のすべてのタグ情報を検索語とし、これらを強調表示する。例えば、制御部40eは、図33に示すタグフォルダ500aがタップされた場合には、タグフォルダ500a及びタグフォルダ500a内のすべてのタグ情報430a〜430cを検索語とする。そして、制御部40eは、タグフォルダ500a及びタグ情報430a〜430cを強調表示する。図33では、タグフォルダ500a及びタグ情報430a〜430cが点滅表示されている。もちろん、強調表示の方法はこの例に限られない。タグ情報等を強調表示する方法の他の例としては、タグ情報等を拡大する、通常の状態(検索語となっていない状態)と異なる色で表示する、タグ情報等を太線で表示する等の処理が挙げられる。なお、制御部40eは、検索語となるタグ情報及びタグフォルダをタグ関連情報表示エリア300の中心近傍に表示してもよい。タグフォルダと同じ内容のタグ情報が存在する場合には、そのタグ情報もタグ関連情報表示エリア300の中心近傍に表示してもよい。
ステップS110において、制御部40eは、ユーザがタグフォルダ内のいずれかのタグ情報をタップしたか否かを判定する。制御部40eは、タグフォルダ内のいずれかのタグ情報がタップされた場合には、ステップS120に進み、いずれのタグ情報もタップされていない場合には、ステップS140に進む。
ステップS120において、制御部40eは、ユーザがタップしたタグ情報を検索語から除外し、そのタグ情報の強調表示を中止する。例えば、制御部40eは、ユーザが図33に示すタグ情報430cをタップした場合には、タグ情報430cを検索語から除外する。さらに、制御部40eは、図34に示すように、タグ情報430cの強調表示を中止する。その後、制御部40eは、ステップS140に進む。
ステップS140において、制御部40eは、検索語を含む検索要求情報を作成し、通信部40dに出力する。そして、通信部40dは、検索要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、検索要求情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、検索要求情報に基づいて、検索語を特定する。そして、制御部10cは、検索語をタグ情報として含むSNS情報をタグ管理サーバ20内のSNS情報から取得する。そして、制御部10cは、取得したSNS情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、SNS情報を、検索要求がなされたユーザ端末40に送信する。ユーザ端末40の通信部40dは、SNS情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、SNS情報をSNS表示エリア200に表示する。表示例を図33、34に示す。図33に示す例では、タグフォルダ500a、タグ情報430a〜430cが検索語となっているので、これらの検索語をタグ情報とするSNS情報がSNS表示エリアに表示されている。図34に示す例では、タグフォルダ500a、タグ情報430a〜430bが検索語となっているので、これらの検索語をタグ情報とするSNS情報がSNS表示エリアに表示されている。その後、情報処理システム1は、本処理を終了する。
(1−8.その他の処理)
(1−8−1.メンテナンスアイコンを用いたタグ作成)
次に、その他の処理を説明する。まず、メンテナンスアイコン330を用いたタグ作成について説明する。上述した処理では、情報処理システム1は、ユーザがタグ情報を含むオブジェクト情報をユーザ端末40に入力した場合に、タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示している。しかし、ユーザは、オブジェクト情報を入力する代わりに、メンテナンスアイコン330を用いてタグ情報を直接作成することができる。
具体的には、ユーザは、図14に示すメンテナンスアイコン330にタップする。これに応じて、制御部40eは、タグ情報の名称の入力を要求する旨のメッセージウインドウを表示する。これに応じて、ユーザは、タグ情報の名称を入力する。そして、制御部40eは、タグ情報の作成を要求する旨のメンテナンス要求情報を作成し、通信部40dに出力する。メンテナンス要求情報には、タグ情報の名称、ユーザIDが含まれる。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、タグ関連情報作成処理と同様の処理を行うことで、タグ情報をタグ関連情報に登録する。そして、制御部10cは、更新されたタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、タグ関連情報をタグ管理サーバ20及び各ユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、タグ関連情報を記憶する。ユーザ端末40の通信部40dは、タグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、タグ関連情報に基づいて、タグ情報をタグ関連情報表示エリア300に表示する。したがって、タグ関連情報表示エリア300には、ユーザが入力したタグ情報が含まれる。タグ情報は、SNS表示エリア200内のオブジェクト情報に紐付けられていなくてもよい。
(1−8−2.メンテナンス専門のユーザ)
複数のユーザ端末40のうち、いずれかのユーザ端末40は、メンテナンス専門のユーザ端末40であってもよい。このようなユーザ端末40を使用するユーザは、メンテナンス専門のユーザとなる。タグ処理サーバ10は、このようなユーザ端末40に対しては、SNS情報は送信せず、タグ関連情報のみを送信してもよい。したがって、メンテナンス専門のユーザ端末40には、タグ関連情報表示エリア300及びリコメンドエリア600のみが表示される。メンテナンス専門のユーザは、これらのエリアに表示された情報に基づいて、上述したメンテナンス処理を行う。
<2.第2の実施形態>
(2−1.全体構成)
まず、図35に基づいて、第2の実施形態に係る情報処理システム1aの全体構成について説明する。情報処理システム1aは、第1の実施形態に係る情報処理システム1にSNS処理サーバ50及びSNS管理サーバ51を追加したものである。SNS処理サーバ50はネットワーク30に接続され、SNS管理サーバ51はSNS処理サーバ50に接続される。SNS処理サーバ50は、SNSを提供するサーバである。第2の実施形態は、第1の実施形態よりも幅広いユーザによって使用されるSNSを想定したものである。もちろん、第2の実施形態は、他の形態のSNSに適用されてもよい。
(2−2.SNS処理サーバの構成)
つぎに、図36及び図37に基づいて、SNS処理サーバ50の構成について説明する。SNS処理サーバ50は、SNSを各ユーザ端末40に提供する処理の他、タグ情報をメンテナンスする処理等を行う。
SNS処理サーバ50は、記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを備える。記憶部50aは、SNS処理サーバ50が行う処理に必要なプログラムを記憶する。このようなプログラムとしては、例えば、SNS処理サーバ50に記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを実現させるためのプログラム等が挙げられる。このようなプログラムは、SNSを実行するためのSNS実行プログラムを含む。
通信部50bは、ユーザ端末40、タグ処理サーバ10、及びSNS管理サーバ51との間で通信を行う。制御部50cは、SNS処理サーバ50内の各構成要素を制御する他、例えば以下の処理を行う。すなわち、制御部50cは、SNS情報を各ユーザ端末40、タグ処理サーバ10、及びSNS管理サーバ51に送信する。ユーザ端末40は、SNS情報を表示する。これにより、ユーザが発信したオブジェクト情報が他のユーザに共有される。すなわち、SNSが提供される。タグ処理サーバ10は、SNS情報に基づいて、パーソナルタグ関連情報及びグローバルタグ関連情報を作成する。詳細は後述する。SNS管理サーバ51は、SNS情報を記憶する。
SNS処理サーバ50は、ハードウェア構成として、CPU50d、記憶装置50e、通信装置50fを備える。SNS処理サーバ50は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU50dは、記憶装置50eに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU50dはSNS処理サーバ50の実質的な動作主体となるものである。記憶装置50eは、ROM、RAM、ハードディスク、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置50eは、SNS処理サーバ50に記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを実現させるためのプログラムを記憶する。通信装置50fは、各ユーザ端末40、タグ処理サーバ10、及びSNS管理サーバ51との間で通信を行う。
(2−3.SNS管理サーバの構成)
つぎに、図36及び図37に基づいて、SNS管理サーバ51の構成について説明する。SNS管理サーバ51は、SNS情報を管理(記憶)する処理等を行う。
SNS管理サーバ51は、記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを備える。記憶部50aは、SNS管理サーバ51が行う処理に必要なプログラムを記憶する。このようなプログラムとしては、例えば、SNS管理サーバ51に記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを実現させるためのプログラム等が挙げられる。また、記憶部50aは、SNS情報及びタグ関連情報を記憶する。また、記憶部50aは、ユーザの顔画像情報及び氏名情報とユーザIDとを関連付けて記憶する。通信部50bは、SNS管理サーバ51との間で通信を行う。制御部50cは、SNS管理サーバ51内の各構成要素を制御する他、例えば以下の処理を行う。すなわち、制御部20cは、SNS処理サーバ50から送信されたSNS情報を記憶装置50eに記憶させる。また、制御部50cは、記憶装置50eからSNS情報を取得し、SNS処理サーバ50に送信する。
SNS管理サーバ51は、ハードウェア構成として、CPU50d、記憶装置50e、通信装置50fを備える。SNS管理サーバ51は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU50dは、記憶装置50eに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU50dはSNS管理サーバ51の実質的な動作主体となるものである。記憶装置50eは、ROM、RAM、ハードディスク、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置50eは、SNS管理サーバ51に記憶部50a、通信部50b、及び制御部50cを実現させるためのプログラムを記憶する。通信装置50fは、SNS処理サーバ50との間で通信を行う。
(2−4.タグ処理サーバの構成)
つぎに、図2及び図3に基づいて、タグ処理サーバ10の構成について説明する。タグ処理サーバ10の構成は第1の実施形態とほぼ同様である。タグ処理サーバ10は、タグ情報をメンテナンスする処理等を行う。
タグ処理サーバ10は、記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを備える。記憶部10aは、タグ処理サーバ10が行う処理に必要なプログラムを記憶する。このようなプログラムとしては、例えば、タグ処理サーバ10に記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを実現させるためのプログラム等が挙げられる。このようなプログラムは、パーソナルタグ管理実行プログラムと、グローバルタグ管理実行プログラムとに大別される。パーソナルタグ管理実行プログラムは、タグ情報をユーザ別に管理(メンテナンス含む)することでパーソナルタグ関連情報を作成するプログラムである。グローバルタグ管理実行プログラムは、パーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成するプログラムである。
これらのプログラムの階層構造の一例を図38に示す。図38に示すように、最下層にグローバルタグ管理実行プログラム層150が存在し、グローバルタグ管理実行プログラム層150上にパーソナルタグ管理実行プログラム層160が存在する。そして、パーソナルタグ管理実行プログラム層160上にSNS実行プログラム層170が存在する。なお、第2の実施形態の階層構造はこの例に限られない。
通信部10bは、ユーザ端末40、SNS処理サーバ50及びSNS管理サーバ51との間で通信を行う。制御部10cは、タグ処理サーバ10内の各構成要素を制御する他、例えば以下の処理を行う。すなわち、制御部10cは、SNS処理サーバ50からSNS情報を取得し、SNS情報からタグ情報を取得する。そして、制御部10cは、タグ情報をパーソナルタグ関連情報に登録する処理を行う。
ここで、パーソナルタグ関連情報は、第1の実施形態のタグ情報と同様であるが、第2の実施形態では、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報をユーザ毎に作成する。また、制御部10cは、タグ情報に関する各種のメンテナンス処理を行う。メンテナンス処理の具体的な内容は第1の実施形態と同様であるが、第2の実施形態では、制御部10cは、メンテナンス処理をパーソナルタグ関連情報に基づいて行う。すなわち、制御部10cは、メンテナンス処理をユーザ毎に行う。さらに、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成する。制御部10cは、パーソナルタグ関連情報及びグローバルタグ関連情報をタグ管理サーバ20に記憶させる。
タグ処理サーバ10は、ハードウェア構成として、CPU10d、記憶装置10e、通信装置10fを備える。タグ処理サーバ10は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU10dは、記憶装置10eに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU10dはタグ処理サーバ10の実質的な動作主体となるものである。記憶装置10eは、ROM、RAM、ハードディスク、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置10eは、タグ処理サーバ10に記憶部10a、通信部10b、及び制御部10cを実現させるためのプログラムを記憶する。通信装置10fは、ユーザ端末40、タグ管理サーバ20、及びSNS処理サーバ50との間で通信を行う。
(1−3.タグ管理サーバの構成)
つぎに、図2及び図3に基づいて、タグ管理サーバ20の構成について説明する。タグ管理サーバ20の構成は第1の実施形態とほぼ同様である。タグ管理サーバ20は、パーソナルタグ関連情報及びグローバルタグ関連情報を管理(記憶)する処理等を行う。
タグ管理サーバ20は、記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを備える。記憶部20aは、タグ管理サーバ20が行う処理に必要なプログラムを記憶する。このようなプログラムとしては、例えば、タグ管理サーバ20に記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを実現させるためのプログラム等が挙げられる。また、記憶部20aは、タグ関連情報を記憶する。また、記憶部20aは、ユーザの顔画像情報及び氏名情報とユーザIDとを関連付けて記憶する。通信部20bは、タグ管理サーバ20との間で通信を行う。制御部20cは、タグ管理サーバ20内の各構成要素を制御する他、例えば以下の処理を行う。すなわち、制御部20cは、タグ処理サーバ10から送信されたパーソナルタグ関連情報及びグローバルタグ関連情報を記憶装置20eに記憶させる。また、制御部20cは、記憶装置20eからパーソナルタグ関連情報及びグローバルタグ関連情報を取得し、タグ処理サーバ10に送信する。
タグ管理サーバ20は、ハードウェア構成として、CPU20d、記憶装置20e、通信装置20fを備える。タグ管理サーバ20は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU20dは、記憶装置20eに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU20dはタグ管理サーバ20の実質的な動作主体となるものである。記憶装置20eは、ROM、RAM、ハードディスク、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置20eは、タグ管理サーバ20に記憶部20a、通信部20b、及び制御部20cを実現させるためのプログラムを記憶する。通信装置20fは、タグ処理サーバ10との間で通信を行う。
(1−4.ユーザ端末の構成)
次に、図4及び図5に基づいて、ユーザ端末40の構成について説明する。ユーザ端末40の構成は第1の実施形態とほぼ同様である。ユーザ端末40は、SNSのユーザによって入力操作される端末である。第2の実施形態でも、ユーザ端末40がいわゆるタブレット型の端末(スマートフォン、スマートタブレット等)であることを想定している。もちろん、ユーザ端末40は、タブレット型の端末に限られない。
ユーザ端末40は、記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを備える。記憶部40aは、ユーザ端末40が行う処理に必要なプログラムの他、各種情報を記憶する。例えば、記憶部40aは、上記プログラムとして、ユーザ端末40に記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを実現させるためのプログラムを記憶する。また、記憶部40aは、ユーザ端末を使用するユーザを識別するユーザIDを記憶する。
入力部40bは、ユーザによる各種入力操作を受け付けるものであり、例えばタッチパネルである。表示部40cは、各種画像を表示する。表示部40cの表示エリアは、例えば、図47に示すように、SNS表示エリア200、パーソナルタグ関連情報表示エリア800、及びグローバルタグ関連情報表示エリア900に区分される。
SNS表示エリア200には、SNS処理サーバ50から与えられたSNS情報が表示される。検索処理が行われた場合、SNS表示エリア200には、検索語を含むSNS情報が表示される。また、SNS表示エリア200には、ユーザが指定したSNS情報(例えば、特定のユーザのSNS情報)だけを表示するようにしてもよい。また、SNS表示エリア200は、いわゆるタブブラウザ形式となっている。すなわち、SNS表示エリア200には、タブ250、251、252が表示される。タブ250、251は、互いに異なるSNSに対応している。制御部40eは、ユーザがタブ250、251のいずれかをタップした場合には、そのタブに応じたSNSを表示する。制御部40eは、ユーザがタブ252をタップした場合には、ユーザ端末40が取得したすべてのSNSを表示する。
パーソナルタグ関連情報表示エリア800には、パーソナルタグ関連情報の内容が表示される。すなわち、タグ情報同士の関連性がユーザごとに表示される。パーソナルタグ関連情報表示エリア800の具体的な表示内容は、第1の実施形態のタグ関連情報表示エリア300と同様である。また、パーソナルタグ関連情報表示エリア800には、メンテナンスアイコン810〜830及び検索ボタン850も表示される。これらの機能は第1の実施形態のメンテナンスアイコン310〜330及び検索ボタン350と同様である。なお、第2の実施形態では、メンテナンスアイコン340に相当するアイコンは表示されない。第2の実施形態では、メンテナンスの対象が各ユーザ向けのパーソナルタグ関連情報であるため、タグ情報の閲覧を制限させる必要がないからである。なお、ユーザは、例えば自己のパーソナルタグ関連情報をグローバルタグ関連情報に反映させたくない場合も想定される。この場合、メンテナンスアイコン340に相当するアイコンを用意してもよい。そして、情報処理システム1aは、上述した閲覧制限設定処理と同様の処理を行ってもよい。これによって閲覧制限がなされたタグフォルダは、タグ集約情報の作成時に無視されてもよい。グローバルタグ関連情報表示エリア900には、グローバルタグ関連情報の内容が表示される。すなわち、タグ情報同士の関連性を集約した結果が表示される。グローバルタグ関連情報表示エリア900の具体的な表示内容は、第1の実施形態のタグ関連情報表示エリア300と同様である。タグ情報は、複数のSNSで共通のものであってもよい。
通信部40dは、タグ処理サーバ10及びSNS処理サーバ50との間で通信を行う。制御部40eは、ユーザ端末40の各構成要素を制御する他、各種情報をタグ処理サーバ10に送信する処理、タグ処理サーバ10及びSNS処理サーバ50から与えられた情報を表示部40cに表示する処理等を行う。
図5に示すように、ユーザ端末40は、ハードウェア構成として、CPU40f、記憶装置40g、タッチパネル40h、ディスプレイ40i、通信装置40jを備える。ユーザ端末40は、これらのハードウェア構成により、上述した記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを実現する。これらのハードウェア構成は、電子回路等によって実現される。
CPU40fは、記憶装置40gに記憶されたプログラムを読みだして実行する。したがって、CPU40fはユーザ端末40の実質的な動作主体となるものである。記憶装置40gは、ROM、RAM、不揮発性メモリ等で構成される。記憶装置40gは、ユーザ端末40に記憶部40a、入力部40b、表示部40c、通信部40d、及び制御部40eを実現させるためのプログラム及び各種情報を記憶する。記憶装置40gは、CPU40fによる作業領域としても使用される。タッチパネル40hは、ディスプレイ40iの表面上に設けられ、ユーザによる入力操作を受け付ける。ディスプレイ40iは、各種情報、例えば上述したSNS情報、タグ情報等を表示する。すなわち、ディスプレイ40iの表示エリアは、少なくともSNS表示エリア200、パーソナルタグ関連情報表示エリア800、及びグローバルタグ関連情報表示エリア900に区分され、各エリアに上述した情報が表示される。通信装置40jは、タグ処理サーバ10及びSNS処理サーバ50との間で通信を行う。
(2−7.タグ関連情報作成処理)
次に、情報処理システム1aが行う処理について説明する。まず、タグ関連情報作成処理を図39に示すフローチャートに沿って説明する。タグ関連情報作成処理は、パーソナルタグ関連情報及びグローバルタグ関連情報を作成する処理である。
ステップS70において、いずれかのユーザ端末40のユーザは、タグ情報を含むオブジェクト情報をユーザ端末40に入力する。例えば、ユーザは、「♯AAA」というタグ情報を含むオブジェクト情報を入力する。ユーザは、タグ情報を入力する際には、タグ情報の正式名称を示すサブ名称情報を入力してもよい。また、ユーザは、パーソナルタグ関連情報表示エリア800もしくはグローバルタグ関連情報表示エリア900内にタグ情報が表示されている場合、そのタグ情報をSNS表示エリア200内にドラッグアンドドロップすることで、オブジェクト情報のタグ情報としてもよい。オブジェクト情報を含む各種の情報の入力は入力部40bを用いて行われる。
入力部40bは、オブジェクト情報を制御部40eに出力する。制御部40eは、オブジェクト情報にユーザIDを付与することで投稿情報を作成する。そして、制御部40eは、投稿情報を通信部40dに出力する。通信部40dは、投稿情報をSNS処理サーバ50に送信する。
SNS処理サーバ50の通信部50bは、投稿情報を受信し、制御部50cに出力する。制御部50cは、投稿情報からユーザIDを抽出する。そして、制御部50cは、ユーザIDに対応する顔画像情報をタグ管理サーバ20から取得する。そして、制御部10cは、オブジェクト情報と顔画像情報とを含むSNS情報を作成する。そして、制御部10cは、SNS情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、SNS情報を各ユーザ端末40及びタグ処理サーバ10に送信する。ここで、通信部10bは、タグ処理サーバ10に送信するSNS情報には、ユーザIDを付与する。
ユーザ端末40の通信部40dは、SNS情報を制御部40eに出力し、制御部40eは、SNS情報をSNS表示エリア200に表示する。これにより、ユーザが投稿したオブジェクト情報が他のユーザと共有される。表示例を図47に示す。具体的な表示内容は第1の実施形態と同様である。ただし、制御部40eは、タブ250、251、252が表示される。制御部40eは、ユーザがタブ250、251のいずれかをタップした場合には、そのタブに応じたSNSを表示する。制御部40eは、ユーザがタブ252をタップした場合には、ユーザ端末40が取得したすべてのSNS情報を表示する。また、制御部40eは、最新のSNS情報を最上段の単位表示エリア210に表示する。最上段の単位表示エリア210に表示されたオブジェクト情報には、「♯AAA」と記載されたタグ情報220が含まれる。
なお、この例では、パーソナルタグ関連情報表示エリア800には、タグ情報400b〜400f、タグフォルダ500gが表示されている。タグフォルダ500a内には、タグ情報400b〜400cが格納されている。すなわち、タグフォルダ表示エリア530g内にタグ情報400b〜400cが表示されている。また、タグ情報400bとタグ情報400cとが連結情報410で連結されている。したがって、パーソナルタグ関連情報には、タグ情報400b〜400f、タグフォルダ500gが登録されている。一方、グローバルタグ関連情報表示エリア900には、タグ情報400a〜400c、400h、タグフォルダ500g、500hが表示されている。タグフォルダ500g内には、タグ情報400a及びタグフォルダ500hが格納されている。すなわち、タグフォルダ表示エリア530g内にタグ情報400a及びタグフォルダ500hが表示されている。また、タグフォルダ500h内にタグ情報400c、400hが格納されている。すなわち、タグフォルダ表示エリア530h内にタグ情報400c、400hが表示されている。したがって、パーソナルタグ関連情報には、タグ情報400a〜400c、400h、タグフォルダ500g、500hが登録されている。
ステップS80において、タグ処理サーバ10の通信部10bは、SNS情報を受信し、制御部10cに出力する。制御部10cは、SNS情報からタグ情報及びユーザIDを抽出する。そして、制御部10cは、SNS情報に含まれるユーザIDに基づいて、SNS情報を投稿したユーザ(すなわち、処理対象ユーザ)を特定する。
ついで、制御部10cは、処理対象ユーザに対応するパーソナルタグ関連情報をタグ管理サーバ20から取得する。ここで、パーソナルタグ関連情報の一例を図41に示す。図41に示すように、パーソナルタグ関連情報は第1の実施形態のタグ関連情報とほぼ同様の情報となっている。具体的には、パーソナルタグ関連情報は、タグID欄、タグ内容欄、作成者ID欄、タグ関連性欄、及び階層欄で構成される。
タグID欄、タグ内容欄、タグ関連性欄、タグ階層欄には、第1の実施形態と同様の情報が格納される。また、作成者ID欄には、作成者欄には、作成者のユーザIDが格納される。作成者ID欄は、第1の実施形態と同様に作成者欄であってもよい。また、パーソナルタグ関連情報には、第1の実施形態と同様に座標欄が存在してもよい。
制御部10cは、ステップS0で与えられたタグ情報がパーソナルタグ関連情報に登録済みであるか否かを判定する。具体的には、制御部10cは、ステップS80で抽出したタグ情報と、タグ内容欄に格納されたタグ情報とを比較する。具体的な判定方法は第1の実施形態と同様である。
制御部10cは、ステップS80で抽出したタグ情報がタグ関連情報に未登録である場合、タグ関連情報に新規の行を追加し、その行にタグ情報を格納する。制御部10cは、タグID欄には、新規に作成したタグIDを格納する。また制御部10cは、ステップS80で取得したユーザIDを作成者ID欄に格納する。制御部10cは、タグ関連性欄及び階層欄をブランクとする。一方、制御部10cは、タグ情報が登録済みの場合、特段の処理は行わなくてよい。パーソナルタグ関連情報は、上述したように、ユーザ毎に作製される。パーソナルタグ関連情報の他の例を図42〜図44に示す。
ついで、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、パーソナルタグ関連情報をタグ管理サーバ10及びパーソナルタグ関連情報に対応するユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、パーソナルタグ関連情報をユーザIDに関連付けて記憶する。ユーザ端末40の通信部40dは、パーソナルタグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、パーソナルタグ関連情報に基づいて、タグ情報をパーソナルタグ関連情報表示エリア800に表示する。表示例を図48に示す。この例は、図47のタグ情報400b〜400f、タグフォルダ500gにタグ情報400aを新たに追加したものである。なお、制御部40eは、各タグ情報及びタグフォルダの表示位置を任意に設定できる。また、制御部40eは、ユーザによるドラッグアンドドロップ操作に基づいて、タグ情報及びタグフォルダの表示位置を任意に変更できる。
ステップS90において、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成する。具体的には、制御部10cは、タグ管理サーバ20からタグ集約情報を取得する。タグ集約情報の一例を図45に示す。タグ集約情報は、タグID欄と、タグ内容/件数欄と、タグ関連性/件数欄と、階層/件数欄とを含む。タグID欄には、タグ情報のIDが格納される。なお、図45に示す例では、タグ集約情報がグローバルタグ関連情報に対応するものであることを示すために、タグIDの頭文字がGとなっている。タグ内容/件数欄には、タグ内容と件数とが関連付けて格納される。タグ関連性/件数欄は、タグIDと件数とが関連付けて記憶される。階層/件数欄にも、タグIDと件数とが関連付けて記憶される。
そして、制御部10cは、タグ管理サーバ20からパーソナルタグ関連情報を1行ずつ取得し、以下の処理により集約情報を更新していく。まず、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報のタグ内容がタグ集約情報に格納済みであるか否か(すなわち、タグ関連情報のタグ内容と同一のタグ内容がタグ集約情報に存在するか否か)を判定する。ここで、制御部10cは、タグ内容にサブ名称が含まれる場合には、サブ名称も含めて同一性を判定する。すなわち、制御部10cは、サブ名称が異なる場合には、タグ関連情報のサブ名称とタグ集約情報のサブ名称とが異なる場合には、両者が異なると判定する。また、制御部10cは、タグ情報とタグフォルダとは別々のタグ内容であると判定する。
この結果、制御部10cは、タグ関連情報のタグ内容がタグ集約情報に格納済みである場合には、タグ集約情報のうち、当該タグ内容に対応する行を処理対象行とする。一方、制御部10cは、タグ関連情報のタグ内容がタグ集約情報に格納済みでない場合には、タグ集約情報に新たな行を作成し、この行のタグID欄に新たなタグIDを格納する。制御部10cは、他の欄をブランクとする。そして、制御部10cは、この行を処理対象行とする。
そして、制御部10cは、処理対象行のタグ内容欄に格納されたタグ内容のうち、パーソナルタグ関連情報のタグ内容欄に格納されたタグ内容の件数を1増加させる。同様に、制御部10cは、処理対象行のタグ関連性欄に格納されたタグIDのうち、パーソナルタグ関連情報のタグ関連性欄に格納されたタグIDの件数を1増加させる。ここで、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報のタグIDに強調情報が付与されている場合には、件数を1以上増加させても良い。同様に、制御部10cは、処理対象行の階層欄に格納されたタグIDのうち、パーソナルタグ関連情報の階層欄に格納されたタグIDの件数を1増加させる。制御部10cは、すべてのパーソナルタグ処理情報に対して上述した処理を行うことで、タグ集約情報を作成する。タグ集約情報は、パーソナルタグ関連情報を各ユーザによるタグ情報の使用状況に基づいて集約したものである。制御部10cは、タグ集約情報をタグ管理サーバ20に記憶させる。
ここで、制御部10cは、パーソナルタグ関連情報を集約するに際して、ユーザ毎に集約方法を変えてもよい。例えば、制御部10cは、ステップS80でパーソナルタグ関連情報の作成対象となったユーザ(処理対象ユーザ)にグローバルタグ関連情報を提供する場合、そのユーザと共通の特徴を有するユーザのパーソナルタグ関連情報だけを集約してもよい。より具体的には、制御部10cは、処理対象ユーザと同じタグフォルダを作成しているユーザのパーソナルタグ関連情報だけを集約してもよい。例えば、図41のパーソナルタグ関連情報によって、タグフォルダ500gが作成されている。また、図42、図44のパーソナルタグ関連情報によって、タグフォルダ500gが作成されている。したがって、制御部10cは、図41のパーソナルタグ関連情報に対応するユーザが処理対象ユーザとなる場合、図42、図44のパーソナルタグ関連情報を集約してもよい。また、パーソナルタグ関連情報にユーザ情報(例えばユーザの趣味等)を関連付けておいてもよい。この場合、制御部10cは、処理対象ユーザと共通のユーザ情報を有するパーソナルタグ関連情報だけを集約してもよい。また、制御部10cは、タグフォルダ及びタグフォルダに格納されたタグ情報の数等に基づいて、処理対象ユーザと同じタグ情報を使用しているユーザを推測してもよい。そして、制御部10cは、同じタグ情報を使用しているユーザのパーソナルタグ関連情報のみを集約してもよい。また、制御部10cは、所定期間内のタグ情報登録数が所定数以上のパーソナルタグ関連情報だけを集約してもよい。
そして、制御部10cは、タグ集約情報に基づいて、グローバルタグ関連情報を作成する。制御部10cは、タグ集約情報の各行に対して、以下の処理を行う。制御部10cは、タグ内容欄に格納されたタグ内容のうち、件数が所定数(例えば10件)以上であり、かつ件数が最大となるタグ内容をタグ内容欄に格納する。制御部10cは、所定期間(例えば前日から現時点までの期間)内の件数の増加率が最大かつ所定値以上となるタグ内容をタグ内容欄に格納してもよい。制御部10cは、最新のタグ内容をタグ内容欄に格納してもよい。制御部10cは、上記の条件を満たすタグ内容が存在しない場合、その行を削除する。
制御部10cは、タグ関連性欄に格納されたタグIDのうち、件数が所定数(例えば5件)以上となるタグIDをタグ関連性欄に格納する。制御部10cは、所定期間内の件数の増加率が最大かつ所定値以上となるタグIDをタグ関連性欄に格納してもよい。制御部10cは、最新のタグIDをタグ関連性欄に格納してもよい。
制御部10cは、階層欄に格納されたタグIDのうち、件数が所定数(例えば10件)以上であり、かつ件数が最大となるタグIDを階層欄に格納する。制御部10cは、所定期間内の件数の増加率が最大かつ所定値以上となるタグIDを階層欄に格納してもよい。制御部10cは、最新のタグIDを階層欄に格納してもよい。制御部10cは、上記の処理を行うことで、グローバルタグ関連情報を作成する。グローバルタグ関連情報の一例を図46に示す。
そして、制御部10cは、グローバルタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、グローバルタグ関連情報を各ユーザ端末40及びタグ管理サーバ20に送信する。通信部10bは、処理対象ユーザのユーザ端末40及びタグ管理サーバ20にグローバルタグ関連情報を送信してもよい。タグ管理サーバ20は、グローバルタグ関連情報を記憶する。ユーザ端末40の通信部40dは、グローバルタグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、グローバルタグ関連情報に基づいて、タグ情報をグローバルタグ関連情報表示エリア900に表示する。ここで、グローバルタグ関連情報は膨大な数のタグ情報を含む可能性がある。そこで、制御部40eは、グローバルタグ関連情報が示すタグフォルダのうち、パーソナルタグ関連情報表示エリア800に表示されているタグフォルダだけをグローバルタグ関連情報表示エリア900に表示してもよい。これにより、制御部40eは、階層化の候補を表示することができる。表示例を図47に示す。図47に示す例では、グローバルタグ関連情報表示エリア900には、パーソナルタグ関連情報表示エリア800と同じタグフォルダ500gが表示されている。これにより、ユーザは、他のユーザがタグフォルダ500gにどのようなタグ情報及びタグフォルダを格納しているのかを把握することができる。そして、ユーザは、グローバルタグ関連情報表示エリア900の内容を参照して、パーソナルタグ関連情報表示エリア800の内容をメンテナンスすることができる。例えば、ユーザは、タグフォルダ500gの外にあるタグ情報400aをタグフォルダ500g内に移動させることができる。なお、制御部40eは、連結情報410を、タグ集約情報内の件数(関連性欄の件数)に応じて強調表示してもよい。例えば、制御部40eは、連結情報410の太さを、タグ集約情報内の件数が多いほど、太くしてもよい。この場合、グローバルタグ関連情報の関連性欄には、タグID及び件数が格納される。
(2−8.メンテナンス処理)
情報処理システム1は、ユーザから入力されたメンテナンス要求情報に基づいて、パーソナルタグ関連情報をメンテナンスすることができる。すなわち、第2の実施形態では、情報処理システム1は、パーソナルタグ関連情報をユーザ毎にメンテナンスする。
そこで、まず、メンテナンス処理の概要を図40に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS100において、ユーザは、メンテナンスを要求する旨の入力操作を行う。これに応じて、制御部40eは、メンテナンス要求情報を作成し、通信部40dに出力する。メンテナンス要求情報には、ユーザが要求したメンテナンスの内容と、ユーザIDとを含む。通信部40dは、メンテナンス要求情報をタグ処理サーバ10に送信する。タグ処理サーバ10の通信部10bは、メンテナンス要求情報を受信し、制御部10cに出力する。
ステップS110において、制御部10cは、タグ管理サーバ20からユーザIDに対応するパーソナルタグ関連情報を取得し、メンテナンス要求情報に基づいて、パーソナルタグ関連情報を更新する。ついで、制御部10cは、更新されたパーソナルタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、パーソナルタグ関連情報をタグ管理サーバ20及びメンテナンスを要求したユーザ端末40に送信する。タグ管理サーバ20は、パーソナルタグ関連情報を記憶する。一方、ユーザ端末40は、更新後のパーソナルタグ関連情報に基づいて、タグ情報をパーソナルタグ関連情報表示エリア800に表示する。表示例を図50に示す。この例では、図49に示すタグフォルダ500gにタグ情報400aが格納されている。
なお、第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様のメンテナンス処理を行うことができる。ただし、第1の実施形態では、メンテナンス処理の対象が全ユーザで共有されるタグ関連情報となるが、第2の実施形態では、メンテナンス処理の対象は、ユーザ毎に用意されるパーソナルタグ関連情報となる。
また、制御部40eは、メンテナンス処理の一例であるタグ関連付け処理を行うに際して、連結情報410の太さをグローバルタグ関連情報の内容に基づいて変更してもよい。すなわち、制御部40eは、連結情報410が示す関連性と同じ関連性がグローバルタグ関連情報表示エリア900に表示されている場合には、連結情報410を強調表示してもよい。また、制御部40eは、連結情報410が連結しているタグ情報がグローバルタグ関連情報表示エリア900内で同じタグフォルダに格納されている場合にも、同様の処理を行ってもよい。具体例を図51に示す。この例では、パーソナルタグ関連情報表示エリア800において、ユーザがタグ情報400bとタグ情報400cとを連結している。一方、グローバルタグ関連情報表示エリア900では、タグ情報400bとタグ情報400cとが連結されている。このため、制御部40eは、タグ情報400bとタグ情報400cとを連結する連結情報410を強調表示(この例では太線表示)してもよい。また、ユーザは、グローバルタグ関連情報表示エリア900内のタグ情報及びタグフォルダをパーソナルタグ関連情報表示エリア800内にドラッグアンドドロップしてもよい。
ステップS120において、制御部10cは、更新後のパーソナルタグ関連情報と、他のパーソナルタグ関連情報とに基づいて、グローバルタグ関連情報を更新する。具体的には、制御部10cは、更新後のパーソナルタグ関連情報を1行ずつ取得し、かつ、タグ集約情報を取得する。そして、制御部10cは、上述したステップS90と同様の処理を行う。これにより、制御部10cは、グローバルタグ関連情報を更新する。
そして、制御部10cは、グローバルタグ関連情報を通信部10bに出力する。通信部10bは、グローバルタグ関連情報を各ユーザ端末40及びタグ管理サーバ20に送信する。通信部10bは、処理対象ユーザ(メンテナンスを要求したユーザ)のユーザ端末40及びタグ管理サーバ20にグローバルタグ関連情報を送信してもよい。タグ管理サーバ20は、グローバルタグ関連情報を記憶する。ユーザ端末40の通信部40dは、グローバルタグ関連情報を受信し、制御部40eに出力する。制御部40eは、グローバルタグ関連情報に基づいて、タグ情報をグローバルタグ関連情報表示エリア900に表示する。表示方法はステップS90と同様である。表示例を図50に示す。
また、第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様に検索処理を行ってもよい。この場合、制御部40eは、パーソナルタグ関連情報表示エリア800内のタグ情報及びタグフォルダを検索語としてもよいが、グローバルタグ関連情報表示エリア900内のタグ情報及びタグフォルダを検索語としてもよい。また、検索語に基づくSNS情報の検索はSNS処理サーバ50が行う。また、ユーザによっては、タグ情報のメンテナンスを希望しない場合がある。このようなユーザに対しては、パーソナルタグ関連情報表示エリア800を省略してもよい。
(2−9.その他の処理)
第2の実施形態でも、メンテナンスアイコン830を用いたタグ作成は可能であり、メンテナンス専門のユーザを用意することも可能である。また、第2の実施形態では、SNSに広告を提供している事業者等に対し、以下のサービスを提供する事が可能である。すなわち、タグ処理サーバ10の制御部10cは、グローバルタグ関連情報を作成するに際し、事業者の業務に関わるタグ情報を事業者の所望するタグ情報に関連付けることができる。事業者に対しては、一定の対価(例えば、連結情報1本あたりの対価)の支払いを条件として、上記のサービスを提供してもよい。
(2−10.変形例)
次に、図52に基づいて、第2の実施形態の変形例を説明する。図52に示すように、この変形例に係る情報処理システム1bは、タグ処理サーバ10にSNS処理サーバ50が接続されている。したがって、SNS処理サーバ50とユーザ端末40との間で通信される情報は、タグ処理サーバ10を経由する。例えば、SNS情報はタグ処理サーバ10を経由する。したがって、この変形例によれば、SNS処理サーバ50は、ユーザ端末40との間で通信される情報を別途タグ処理サーバ10に送信する必要がなくなる。なお、この変形例では、ユーザは、タグ処理サーバ10を経由して各SNS処理サーバ50にログインすることになる。したがって、ユーザ端末40の制御部40eは、図53に示すログイン画像情報1000及びログインボタン1100を表示してもよい。ログイン画像情報1000には、チェックボックス1010と、ID入力欄と、パスワード入力欄とがSNS毎に表示される。ユーザは、所望のSNSに対応するチェックボックス1010にチェックを入れ、かつ、ID、パスワードを入力する。そして、ユーザは、ログインボタン1100にタップする。これに応じて、制御部40eは、SNS処理サーバ50の制御部50cとの間でログイン処理を行う。
第1及び第2の実施形態によれば、情報処理システム1〜1bは、SNS上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付けることができる。特に第1の実施形態では、各ユーザは、他のユーザによる関連付けを視認することができる。これにより、新たな気付きが産まれる可能性がある。
また、情報処理システム1〜1bは、タグ情報(第1のタグ情報)をタグフォルダ(第2のタグ情報)の下層に配置することで、タグ情報とタグフォルダとを関連付ける。これにより、ユーザは、一または複数のタグ情報をタグフォルダに格納することができるので、これらの関連性をより容易に把握することができる。
また、情報処理システム1〜1bは、互いに関連するタグ情報を同じ階層に配置する。すなわち、情報処理システム1〜1bは、互いに関連するタグ情報を同じタグフォルダ内に格納することができる。これにより、ユーザは、これらのタグ情報同士の関連性を容易に把握することができる。
また、情報処理システム1〜1bは、同じ意味を有するタグ情報を同じ階層に配置する。すなわち、情報処理システム1〜1bは、同じ意味を有するが、異なる表記のタグ情報を同じタグフォルダに格納することができる。これにより、ユーザは、これらのタグ情報同士が同じ意味を有することを容易に把握することができる。
また、情報処理システム1〜1bは、タグフォルダ内のタグ情報とタグフォルダとを関連付けて表示する。例えば、情報処理システム1〜1bは、図24に示すように、タグフォルダ500a内のタグ情報430a〜430cをタグフォルダ表示エリア530a内に表示する。これにより、ユーザは、タグフォルダとタグ情報との関連性をより容易に把握することができる。
また、情報処理システム1は、複数のタグ情報同士の関連性に基づいて、階層化の候補(タグフォルダの候補)を作成し、階層化の候補を表示する制御を行う。これにより、ユーザは、タグ情報同士の関連性を容易に把握できるだけでなく、タグフォルダの作成の指針を得ることができる。
また、情報処理システム1〜1bは、互いに関連するタグ情報同士を連結する連結情報を表示する。これにより、ユーザは、タグ情報同士の関連性を容易に把握することができる。
また、情報処理システム1〜1bは、連結情報の表示態様をタグ情報同士の関連性の度合いに基づいて調整する。したがって、ユーザは、タグ情報同士の関連性の度合いを容易に把握することができる。
また、情報処理システム1〜1bは、タグフォルダ内のタグ情報に関連し、かつ、タグフォルダと同じ階層に配置されるタグ情報(第3のタグ情報)が存在する場合、タグフォルダと第3のタグ情報とを関連付ける。したがって、ユーザは、タグフォルダが閉じた状態であっても、タグフォルダと第3のタグ情報との関連性を容易に把握することができる。
また、情報処理システム1は、タグフォルダに閲覧制限を設け、タグフォルダの閲覧が許可されているユーザに対しては、タグフォルダ内のタグ情報と第3のタグ情報とが関連していることを表示する。さらに、情報処理システム1は、タグフォルダの閲覧が許可されていないユーザに対しては、タグフォルダと第3のタグ情報とが関連していることを表示する。したがって、閲覧が許可されているユーザは、タグフォルダの中身と第3のタグ情報との関連性を容易に把握することができる。一方、閲覧が許可されていないユーザも、少なくともタグフォルダと第3のタグ情報とが関連していることを把握することができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、パーソナルタグ関連情報をユーザ毎に作成し、複数のパーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成する。これにより、ユーザは、パーソナルタグ関連情報とグローバルタグ関連情報とを比較することで、他のユーザがタグ情報をどのように関連付けているのかを容易に把握することができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、各ユーザによるタグ情報の使用状況に基づいて、グローバルタグ関連情報を作成するので、より精度の高いグローバルタグ関連情報を作成することができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、共通の特徴を有するパーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成するので、より精度の高いグローバルタグ関連情報を作成することができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、タグフォルダが共通するパーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成する。すなわち、情報処理システム1a〜1bは、処理対象ユーザがあるタグフォルダを作成している場合、そのタグフォルダと同じタグフォルダを作成しているユーザのパーソナルタグ関連情報だけを集約することができる。そして、情報処理システム1a〜1bは、処理対象ユーザにグローバルタグ関連情報を提供することができる。このため、情報処理システム1a〜1bは、処理対象ユーザのニーズにより合致したグローバルタグ関連情報を提供することができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、共通のユーザ情報を有するパーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成することができる。すなわち、すなわち、情報処理システム1a〜1bは、処理対象ユーザと共通のユーザ情報を有するパーソナルタグ関連情報だけを集約することができる。そして、情報処理システム1a〜1bは、処理対象ユーザにグローバルタグ関連情報を提供することができる。このため、情報処理システム1a〜1bは、処理対象ユーザのニーズにより合致したグローバルタグ関連情報を提供することができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、グローバルタグ関連情報に基づいて、階層化の候補(タグフォルダの候補)を作成し、階層化の候補を表示する。これにより、ユーザは、他のユーザがどのような関連付けを行っているのかを容易に把握することができ、かつ、タグフォルダ作成の指針を得ることができる。
また、情報処理システム1a〜1bは、互いに関連するタグ情報同士を連結する連結情報を表示し、かつ、連結情報の表示態様をグローバルタグ関連情報に基づいて調整する。したがって、ユーザは、他のユーザがどのような関連付けを行っているのかを容易に把握することができる。
また、情報処理システム1〜1bは、ユーザがタグフォルダを検索語として選択した場合、タグフォルダ及びタグフォルダ内のタグ情報を検索語として設定する。そして、情報処理システム1〜1bは、検索語を含むオブジェクト情報を検索する。例えば、情報処理システム1a〜1bは、互いに関連するタグ情報、同じ意味であるが異なる表記のタグ情報等を一括して検索語とすることができる。これにより、検索の精度が向上する。
また、情報処理システム1〜1bは、ユーザによる入力操作に基づいて、タグフォルダ内のいずれかのタグ情報を検索語から除外する。これにより、より精度の高い(ユーザのニーズにより近い)検索が可能となる。
なお、上記効果はあくまで例示であって、本実施形態は、本明細書中に記載されたいずれかの効果、または他の効果を有するものであってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付ける制御部を備える、情報処理装置。
(2)
前記制御部は、第1のタグ情報を第2のタグ情報の下層に配置することで、前記第1のタグ情報と前記第2のタグ情報とを関連付ける、前記(1)記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、互いに関連するタグ情報を同じ階層に配置する、前記(2)記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、同じ意味を有するタグ情報を同じ階層に配置する、前記(3)記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、前記第1のタグ情報と前記第2のタグ情報とを関連付けて表示する制御を行う、前記(2)〜(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、前記複数のタグ情報同士の関連性に基づいて、階層化の候補を作成し、前記階層化の候補を表示する制御を行う、前記(5)記載の情報処理装置。
(7)
前記制御部は、前記第1のタグ情報に関連し、かつ、前記第2のタグ情報と同じ階層に配置される第3のタグ情報が存在する場合、前記第2のタグ情報と前記第3のタグ情報とを関連付ける、前記(2)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記制御部は、前記第2のタグ情報に閲覧制限を設け、前記第2のタグ情報の閲覧が許可されているユーザに対しては、前記第1のタグ情報と前記第3のタグ情報とが関連していることを表示し、前記第2のタグ情報の閲覧が許可されていないユーザに対しては、前記第2のタグ情報と前記第3のタグ情報とが関連していることを表示する制御を行う、前記(7)記載の情報処理装置。
(9)
前記制御部は、ユーザが使用する複数のタグ情報同士の関連性を示すパーソナルタグ関連情報をユーザ毎に作成し、複数の前記パーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成する、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)
前記制御部は、各ユーザによるタグ情報の使用状況に基づいて、前記グローバルタグ関連情報を作成する、前記(9)記載の情報処理装置。
(11)
前記制御部は、共通の特徴を有するパーソナルタグ関連情報を集約することで、前記グローバルタグ関連情報を作成する、前記(9)または(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記パーソナルタグ関連情報は、第2のタグ情報と、前記第2のタグ情報の下層に配置された第1のタグ情報とを含み、
前記制御部は、前記第2のタグ情報が共通するパーソナルタグ関連情報を集約することで、前記グローバルタグ関連情報を作成する、前記(9)〜(11)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)
前記パーソナルタグ関連情報には、ユーザ情報が関連付けられており、
前記制御部は、共通のユーザ情報を有するパーソナルタグ関連情報を集約することで、前記グローバルタグ関連情報を作成する、前記(9)〜(12)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)
前記パーソナルタグ関連情報は、第2のタグ情報と、前記第2のタグ情報の下層に配置された第1のタグ情報とを含み、
前記制御部は、前記グローバルタグ関連情報に基づいて、階層化の候補を作成し、前記階層化の候補を表示する制御を行う、前記(9)〜(13)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(15)
前記制御部は、互いに関連するタグ情報同士を連結する連結情報を表示し、かつ、前記連結情報の表示態様を前記グローバルタグ関連情報に基づいて調整する、前記(9)〜(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)
前記制御部は、ユーザが前記第2のタグ情報を検索語として選択した場合、前記第1のタグ情報及び前記第2のタグ情報を検索語とし、前記検索語を含むオブジェクト情報を検索する、前記(2)記載の情報処理装置。
(17)
前記制御部は、ユーザによる入力操作に基づいて、いずれかの第1のタグ情報を検索語から除外する、前記(16)記載の情報処理装置。
(18)
前記制御部は、互いに関連するタグ情報同士を連結する連結情報を表示する、前記(1)〜(17)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(19)
前記制御部は、前記連結情報の表示態様をタグ情報同士の関連性の度合いに基づいて調整する、前記(18)記載の情報処理装置。
(20)
ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付けることを含む、情報処理方法。
1、1a、1b 情報処理システム
10 タグ処理サーバ
10a 記憶部
10b 通信部
10c 制御部
20 タグ管理サーバ
40 ユーザ端末
40a 記憶部
40b 入力部
40c 表示部
40d 通信部
40e 制御部
50 SNS処理サーバ
51 SNS管理サーバ


Claims (20)

  1. ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付ける制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、第1のタグ情報を第2のタグ情報の下層に配置することで、前記第1のタグ情報と前記第2のタグ情報とを関連付ける、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、互いに関連するタグ情報を同じ階層に配置する、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、同じ意味を有するタグ情報を同じ階層に配置する、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1のタグ情報と前記第2のタグ情報とを関連付けて表示する制御を行う、請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記複数のタグ情報同士の関連性に基づいて、階層化の候補を作成し、前記階層化の候補を表示する制御を行う、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1のタグ情報に関連し、かつ、前記第2のタグ情報と同じ階層に配置される第3のタグ情報が存在する場合、前記第2のタグ情報と前記第3のタグ情報とを関連付ける、請求項2記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第2のタグ情報に閲覧制限を設け、前記第2のタグ情報の閲覧が許可されているユーザに対しては、前記第1のタグ情報と前記第3のタグ情報とが関連していることを表示し、前記第2のタグ情報の閲覧が許可されていないユーザに対しては、前記第2のタグ情報と前記第3のタグ情報とが関連していることを表示する制御を行う、請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、ユーザが使用する複数のタグ情報同士の関連性を示すパーソナルタグ関連情報をユーザ毎に作成し、複数の前記パーソナルタグ関連情報を集約することで、グローバルタグ関連情報を作成する、請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、各ユーザによるタグ情報の使用状況に基づいて、前記グローバルタグ関連情報を作成する、請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、共通の特徴を有するパーソナルタグ関連情報を集約することで、前記グローバルタグ関連情報を作成する、請求項9記載の情報処理装置。
  12. 前記パーソナルタグ関連情報は、第2のタグ情報と、前記第2のタグ情報の下層に配置された第1のタグ情報とを含み、
    前記制御部は、前記第2のタグ情報が共通するパーソナルタグ関連情報を集約することで、前記グローバルタグ関連情報を作成する、請求項9記載の情報処理装置。
  13. 前記パーソナルタグ関連情報には、ユーザ情報が関連付けられており、
    前記制御部は、共通のユーザ情報を有するパーソナルタグ関連情報を集約することで、前記グローバルタグ関連情報を作成する、請求項9記載の情報処理装置。
  14. 前記パーソナルタグ関連情報は、第2のタグ情報と、前記第2のタグ情報の下層に配置された第1のタグ情報とを含み、
    前記制御部は、前記グローバルタグ関連情報に基づいて、階層化の候補を作成し、前記階層化の候補を表示する制御を行う、請求項9記載の情報処理装置。
  15. 前記制御部は、互いに関連するタグ情報同士を連結する連結情報を表示し、かつ、前記連結情報の表示態様を前記グローバルタグ関連情報に基づいて調整する、請求項9記載の情報処理装置。
  16. 前記制御部は、ユーザが前記第2のタグ情報を検索語として選択した場合、前記第1のタグ情報及び前記第2のタグ情報を検索語とし、前記検索語を含むオブジェクト情報を検索する、請求項2記載の情報処理装置。
  17. 前記制御部は、ユーザによる入力操作に基づいて、いずれかの第1のタグ情報を検索語から除外する、請求項16記載の情報処理装置。
  18. 前記制御部は、互いに関連するタグ情報同士を連結する連結情報を表示する、請求項1記載の情報処理装置。
  19. 前記制御部は、前記連結情報の表示態様をタグ情報同士の関連性の度合いに基づいて調整する、請求項18記載の情報処理装置。
  20. ソーシャルネットワーク上に存在するオブジェクト情報に付与される複数のタグ情報同士を関連付けることを含む、情報処理方法。

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