JP2015225326A - ベルト駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

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剛丈 簑田
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Abstract

【課題】転写ベルトのローラ軸方向への斜行に応じてローラ軸に変位を与えて斜行補正をするに当り、大判の印刷用紙に印刷可能な画像形成装置の場合でも適正に斜行補正を行う。
【解決手段】無端ベルト51と、前記無端ベルトを駆動する駆動ローラ52と、前記駆動ローラに対向して前記無端ベルトを張架するアイドルローラ53を備えたベルト駆動装置において、前記無端ベルト51の斜行に応じてベルト搬送面に対して垂直な方向に前記アイドルローラの軸O3に変位を与えるローラ軸変位部材64を前記アイドルローラの軸O3の両端に配設し、更に、前記アイドルローラの回転軸中央部に前記アイドルローラを揺動可能に支持する中央軸受部72を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置における転写ベルトを駆動するベルト駆動装置に関する。
従来、画像形成装置の転写ベルトを駆動するベルト駆動装置において、転写ベルトの斜行を抑えるためローラを傾けて斜行補正を行う技術があった。特開2006−162659号公報(特許文献1)には、転写ベルトのローラ軸方向への斜行に応じてローラ軸に変位を与えるローラ軸変位部材をローラの端部に配設することが記載されている。ローラ軸変位部材は、ローラの軸方向とほぼ垂直な方向へローラ軸を変位することによってローラ軸に変位、即ち傾きを与え、これにより転写ベルトの斜行を減少させようとするものである。
特開2006−162659号公報
しかしながら、特許文献1による技術によれば、ローラ軸の一端に設けたローラ軸変位部材によりローラ軸を傾ける際、ローラ軸の他端側が揺動支点になっている。そのため、大判の印刷用紙に印刷可能な画像形成装置の場合、大判の転写ベルトの大型のローラ軸に傾きを与えなければならない。その結果、大型のローラ軸に大きな変位量が必要になり、主走査方向の色ずれ量が増加するおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、転写ベルトのローラ軸方向への斜行に応じてローラ軸に変位を与えて斜行補正をするに当り、大判の印刷用紙に印刷可能な画像形成装置の場合でも適正に斜行補正を行うことを可能とするものである。
上記課題を解決するために本発明に関するベルト駆動装置は、無端ベルトと、前記無端ベルトを駆動する駆動ローラと、前記駆動ローラに対向して前記無端ベルトを張架するアイドルローラを備え、前記アイドルローラから前記駆動ローラへ搬送される前記無端ベルトの面をベルト搬送面としたベルト駆動装置において、前記無端ベルトの斜行に応じて、前記ベルト搬送面に対して垂直な方向に前記アイドルローラの軸に変位を与えるローラ軸変位部材を前記アイドルローラの軸の両端に配設し、更に、前記アイドルローラの回転軸中央部に前記アイドルローラを揺動可能に支持する中間部支持部を設けたことを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明によれば、無端ベルトの斜行に応じて、ベルト搬送面に対して垂直な方向に前記アイドルローラの軸に変位を与えるローラ軸変位部材をアイドルローラ軸の両端に設け、更に幅方向の中央に揺動支点を設けたので、転写ベルトのローラ軸方向への斜行に応じてローラ軸に変位を与えることができ、かつ大判の印刷用紙に印刷可能な画像形成装置の場合でも適正に斜行補正を行うことができるベルト駆動装置を提供することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成図である。 第1の実施の形態におけるベルト駆動装置の構成を示す一部切欠き上面図である。 同じくベルト駆動装置の側面図である。 第1の実施の形態に関するローラ傾動レバーの斜視図である。 同じくローラ傾動レバーの正面図である。 第1の実施の形態に関するローラ傾動レバーの動作を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する転写ベルトの斜行の様子を示す説明図である。 同じく転写ベルトの斜行の様子を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する中央軸受部のX−X断面図である。 第1の実施の形態に関する転写部のベルト駆動装置のアイドルローラ側の周辺の説明図である。 第1の実施の形態に関する転写部のベルト駆動装置のアイドルローラ側の周辺の説明図である。 第1の実施の形態に関する転写部のベルト駆動装置のアイドルローラ側の周辺の説明図である。 第2の実施の形態に関するベルト駆動装置の構成を示す一部切欠き上面図である。 同じくベルト駆動装置の側面図である。 第2の実施の形態に関する中央軸受部の分解斜視図である。 第2の実施の形態に関する中央軸受部のY−Y断面図である。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成図である。図1において、10は用紙トレイであり、画像形成装置に脱着可能に装着され、内部に記録媒体としての用紙11が積層される。前記用紙トレイ10の内部には用紙積載板12が図示されない支持軸に回動可能に配設され、用紙11は前記用紙積載板12上に積載される。また、用紙トレイ10には用紙11の積載位置を規制する図示されないガイド部材が配設され、用紙11の繰出し方向(図における右方向)に対して直交する方向の用紙11の側面の位置と、用紙11の繰出し方向に対する用紙11の積載位置とを一定に規制する。
前記用紙トレイ10の繰出し側には、図示されない支持軸に回転可能にリフトアップレバー13が配設され、前記支持軸はモータ14と接離可能に係合される。前記用紙トレイ10が画像形成装置に挿入されると、リフトアップレバー13とモータ14とが係合し、図示されない制御部がモータ14を駆動する。前記リフトアップレバー13が回転することによって、リフトアップレバー13の先端部が用紙積載板12の底部を持ち上げ、用紙積載板12上に積載された用紙11が上昇する。そして、用紙11がある高さまで上昇すると、上昇検知部21が検知し、前記制御部は前記上昇検知部21が検知した情報に基づいてモータ14を停止させる。
また、用紙トレイ10の繰出し側には、用紙11を一枚ずつ上から繰り出す用紙繰出部20が配設されている。該用紙繰出部20は、ある高さまで上昇した用紙11に圧接するように配設されたピックアップローラ22と、該ピックアップローラ22によって繰り出された用紙11を一枚ずつに分離するフィールドローラ23及びリタードローラ24から成るローラ対とを有する。また、用紙繰出部20は、用紙11の有無を検知する用紙有無検知部25及び用紙11の残量を検知する用紙残量検知部26を有する。
そして、用紙繰出部20から一枚毎に分離して繰り出された用紙11は、用紙搬送部30に送られる。繰り出された用紙11は、用紙センサ31を通過し、搬送ローラ対32に送られる。該搬送ローラ対32は、前記用紙11が用紙センサ31を通過したタイミングに基づいて制御部が制御する図示されない駆動部によって駆動され、用紙11を送り出す。一般的に、用紙センサ31を通過したタイミングより搬送ローラ対32を回転し始めるタイミングを遅らせることによって、用紙11は搬送ローラ対32の圧接部に押し込まれ、用紙11の斜行を矯正している。
次に、前記搬送ローラ対32から送り出された用紙11は、用紙センサ33を通過し、搬送ローラ対34に送られる。該搬送ローラ対34は、用紙センサ33を通過した時点から図示されない駆動部によって回転され、用紙11を止めることなく送り出す。前記搬送ローラ対34によって送り出された用紙11は、書込みセンサ35を通過して画像形成部40に送られる。
そして、該画像形成部40は、直列に並べられた四つのトナー像形成部41及び該トナー像形成部41によって形成されたトナー像を用紙11の上面にクーロン力によって転写する転写部50を有する。前記トナー像形成部41は、トナー像を担持するOPC(Organic Photo Conductor)ドラム42、該OPCドラム42の表面を帯電させる帯電ローラ45、帯電したOPCドラム42の表面に静電潜像を形成するLED(Light Emitting Diode)アレイから成るLEDヘッド43、静電潜像にトナー像を摩擦帯電によって形成する現像ローラ44及びトナーを供給するトナー供給部46を有する。なお、図1では、四つのトナー像形成部41のうち右端のトナー像形成部41のみを示し、他は簡略化して示してある。
また、前記転写部50は、用紙11を静電吸着して搬送する無端ベルトとしての転写ベルト51、図示されない駆動部によって回転され前記転写ベルト51を駆動するローラとしてのドライブローラ52、該ドライブローラ52と対を成し転写ベルト51が張架されるアイドルローラ53及び前記トナー像形成部41に対向しOPCドラム42に圧接するように配置されトナー像を用紙11に転写するように電圧が印加される転写ローラ54を有する。更に転写部50は、前記転写ベルト51上に付着したトナーを掻き取りクリーニングするクリーニングブレード55及び該クリーニングブレード55によって掻き落とされたトナーを堆積するトナーボックス56を有する。
そして、前記トナー像形成部41及び転写ベルト51は同期して駆動され、該転写ベルト51に静電吸着された用紙11にトナー像を順次重ね合わせて転写する。前記画像形成部40で画像が転写された用紙11は、トナー像を用紙11に熱と圧力で融着させる定着部90に送り出される。
そして、該定着部90は、内部に熱源となるハロゲンランプ93を備え、表面を弾性体で形成されたアッパローラ91とロワローラ92とから成るローラ対を有し、前記画像形成部40から送り出された用紙11上のトナー像に熱と圧力を印加してトナー像を溶解し、用紙11に定着させる。その後、該用紙11は排出ローラ94によってスタッカ部95に排出される。
次に、前記転写部50のベルト駆動装置の基本的な構成について説明する。図2は第1の実施の形態におけるベルト駆動装置の構成を示す一部切欠き上面図である。そして、図3は同じくベルト駆動装置の側面図である。図3は、アイドルローラ53の端部を示している。また、図2及び図3以降の説明において、転写ローラ54は簡略化のために図示を省略してある。
本実施の形態におけるベルト斜行補正機構を含むベルト駆動装置の構成をみると、転写ベルト51はドライブローラ52と対をなすアイドルローラ53によって張架され、矢印Aで示す回転方向に回転させられる。よって、転写ベルト51は、アイドルローラ53からドライブローラ52へ搬送される上側ベルト搬送面51−1及びドライブローラ52からアイドルローラ53へ搬送される下側ベルト搬送面51−2が形成される。そのうち上側ベルト搬送面51−1は用紙11を搬送するための面となる。アイドルローラ53の左右両端部の同軸上にはプーリ71−1及び71−2が回転可能に、かつ、軸方向に摺動可能に配設される。プーリ71は転写ベルト51の軸方向移動検知部材として機能する。即ち、軸方向移動検知部材としてのプーリ71は、転写ベルト51に斜行があると転写ベルト51によって押圧され、後述するローラ傾動レバー64の凸部64cを押圧することにより、アイドルローラ回転軸O3を変位させることに寄与するものである。
ドライブローラ52及びアイドルローラ53の間には両ローラ52及び53を支持するベルトフレーム61が設けられる。ベルトフレーム61は、ドライブローラ52、アイドルローラ53及び転写ベルト51の幅と略同一の幅を有する。ベルトフレーム61の厚さは転写ベルト51の上側ベルト搬送面51−1及び下側ベルト搬送面51−2で形成される空間と略同一である。ベルトフレーム61には、ローラ軸傾動部材としてのアーム59−1及び59−2が図示しない軸に揺動可能に支持される。両端のアーム59−1及び59−2はアイドルローラ53の両端をスプリング62−1及び62−2を介して回転可能に支持する。即ち、ローラ軸傾動部材としてのアーム59−1及び59−2は、アイドルローラ回転軸O3を上側ベルト搬送面51−1又は下側ベルト搬送面51−2に対してほぼ垂直な方向としての矢印Dで示す上下方向に変位させる。アイドルローラ53は、スプリング62−1及び62−2によりドライブローラ52の反対方向へ付勢されている。
また、前記アーム59−1及び59−2とプーリ71−1及び71−2との間には、ローラ軸変位部材としてのローラ傾動レバー64−1及び64−2が配設される。ローラ軸変位部材としてのローラ傾動レバー64−1及び64−2は、アイドルローラ回転軸O3の両端に左右対称に配設される。そして、ローラ傾動レバー64−1及び64−2は、後述するようにドライブローラ回転軸O2に対して傾斜して固定された回転軸64aを有する。
更に、アイドルローラ53の回転軸中央部には、前記アイドルローラ53を揺動可能に支持する中間部支持部としての後述する中央軸受部72を有する。
次に、ベルト斜行補正機構を構成する該ローラ傾動レバー64について説明する。図4は第1の実施の形態に関するローラ傾動レバーの斜視図である。図5は同じくローラ傾動レバーの正面図である。図4及び図5は一方のローラ傾動レバー64−1を示す。他方のローラ傾動レバー64−2は、ローラ傾動レバー64−1と左右対称であるので説明を省略する。
図4及び図5に示すように、ローラ傾動レバー64−1は、角度の基準としてのドライブローラ回転軸O2に対して角度θだけ傾斜した回転軸64aを有する。楕円孔部64bにはアイドルローラ回転軸O3が回転可能に、かつ、スライド可能に貫通される。凸部64cはプーリ71−1に接するように楕円孔部64bの上下両側に突状に配設される。プーリ71−1は転写ベルト51が斜行すると、それを移動量に換え、ローラ傾動レバー64−1の凸部64cを押圧する。ローラ傾動レバー64−1はプーリ71−1から押圧力を受けると回転軸64aを中心に回転する。即ち、ローラ傾動レバー64−1は転写ベルト51の斜行に応じて、回転することになる。ローラ傾動レバー64は傾斜した回転軸64aを中心にして回転する際、回転軸64aが固定されているので、ベルト搬送面51−1又は51−2に対してほぼ垂直な方向にアイドルローラ回転軸O3に変位を与える。前記ローラ傾動レバー64の移動する姿勢は、図6に示されるように、連続的に変化する。
図6は第1の実施の形態に関するローラ傾動レバー64−1の動作を示す説明図である。図6(d)に示す状態は転写ベルト51が斜行をしていない状態を示す。この状態から転写ベルト51の斜行によりプーリ71−1がローラ傾動レバー64−1の凸部64cを押圧すると、ローラ傾動レバー64−1は回転軸64aを中心にして矢印E方向に回転を始める。それが、図6(c)に示す状態である。更に、転写ベルト51の斜行が進むと図6(b)→図6(a)へと移行する。アイドルローラ回転軸O3が貫通している楕円孔部64bが、回転軸64aに対し上方へ変位することを示す。その後、斜行が補正されて逆方向へ作用するときは、(a)→(b)→(c)→(d)→(e)→(f)→(g)と移行する。これも楕円孔部64bが回転軸64aに対し下方へ変位することを示す。そして、この移行を繰り返すが、やがて図6(d)に示す状態へと収束することになる。
転写ベルト51は通常、ポリイミド、ウレタン等の弾性を有する樹脂から成り、遠心成形される。なお、これはあくまでも一例であり、その他の材料が使用されることもある。前記転写ベルト51は、500[V]を印加して10秒後の表面抵抗率をρs[Ω/□]とし、250[V]を印加して10秒後の体積抵抗率をρv[Ω・cm]としたとき、
0.3≦(logρs−logρv)≦1.3を満たす(特許文献1)。
図7及び図8は第1の実施の形態に関する転写ベルトの斜行の様子を示す説明図である。特許文献1に記載されているように、転写ベルト51が走行中、ドライブローラ52とアイドルローラ53との平行度がずれる場合がある。例えば、図7に示すように、アイドルローラ53の右側の軸端部が図の紙面における手前側に捩れている場合がある。この場合、転写ベルト51は巻付いたローラの軸に垂直に走行するので、図7に示すような走行軌跡を示す。結果として転写ベルト51は矢印Aで示す転写ベルト51の回転方向に対して直交する矢印B方向に斜行することが分かっている。
逆に、軸端部が図の紙面における奥側に捩れている場合は、図8に示すように、矢印C方向に斜行することが分かっている。このとき、図7及び図8から分かるように、ローラ対の捩れている量に比例してベルトが斜行する。なお、図7及び図8において、転写ベルト51の走行軌跡の実線は表側、即ち図3に示す上側ベルト搬送面51−1の転写ベルト51の軌跡を示し、破線は裏側、即ち図3に示す下側ベルト搬送面51−2の転写ベルト51の軌跡を示す。
図9は第1の実施の形態に関する中央軸受部のX−X断面図である。中間部支持部としての中央軸受部72は、フレーム固定軸69及びローラ保持部材68からなる。中央軸受部72は、アイドルローラ53のローラ重心としての幅方向中央に設けられる。ベルトフレーム61には中央軸受部72としてのフレーム固定軸69及びローラ保持部材68が固定されている。そのうちフレーム固定軸69は一端がベルトフレーム61に固定され、他端がアイドルローラ53方向に延伸して、ローラ保持部材68によって囲まれるように設けられる。これにより中央軸受部72全体をベルトフレーム61に固定する。フレーム固定軸69は望ましくは円柱形がよい。その直径は、アイドルローラ回転軸O3の直径と略同じでよい。
一方、ローラ保持部材68は、フレーム固定軸69の他端を囲むように設けられることによりフレーム固定軸69に固定される。ローラ保持部材68は、フレーム固定軸69と同じ長さを有し、アイドルローラ53に係合する位置まで延伸している。中央軸受部72は、転写ベルト51が巻付いたアイドルローラ53の内側からアイドルローラ53の外周と係合することによりアイドルローラ53を回転可能に支持する。ローラ保持部材68の形状はフレーム固定軸69より太い円柱形がよい。
ローラ保持補助部材63は、一端がローラ保持部材68に支持されるとともにその他端がアイドルローラ53の軸方向中央におけるアイドルローラ53の外周に係合する。ローラ保持補助部材63は、転写ベルト51が巻付いたアイドルローラ53の内側からアイドルローラ53の外周と係合する。ローラ保持補助部材63の形状は円柱形であるが、直径はローラ保持部材68より大である。これによりローラ保持補助部材63は、フレーム固定軸69及びローラ保持部材68からなる中央軸受部72の作用を補助している。
以上のように中央軸受部72は、アイドルローラ回転軸O3の揺動支点となる。アイドルローラ53の揺動支点がローラ重心を通っている。従って、アイドルローラ53は、中央軸受部72を支点として、アイドルローラ53の端部が図3に矢印Dで示す上下方向に揺動可能となる。
図1に戻り、第1の実施の形態における画像形成装置の動作について説明する。前記用紙トレイ10が画像形成装置に挿入されると、リフトアップレバー13とモータ14とが係合し、図示されない制御部がモータ14を駆動する。前記リフトアップレバー13が回転することによって、リフトアップレバー13の先端部が用紙積載板12の底部を持ち上げ、用紙積載板12上に積載された用紙11が上昇する。そして、用紙11がある高さまで上昇すると、上昇検知部21が検知し、前記制御部は前記上昇検知部21の検知した情報に基づいてモータ14を停止させる。
そして、用紙繰出部20から一枚毎に分離して繰り出された用紙11は、用紙搬送部30に送られる。繰り出された用紙11は、用紙センサ31を通過し、搬送ローラ対32に送られる。該搬送ローラ対32は、前記用紙11が用紙センサ31を通過したタイミングに基づいて制御部が制御する図示されない駆動部によって駆動され、用紙11を送り出す。一般的に、用紙センサ31を通過したタイミングより搬送ローラ対32を回転し始めるタイミングを遅らせることによって、用紙11は搬送ローラ対32の圧接部に押し込まれ、用紙11の斜行を矯正している。
送り出された用紙11は、用紙センサ33を通過し、搬送ローラ対34に送られる。該搬送ローラ対34は、用紙センサ33を通過した時点から図示されない駆動部によって回転され、用紙11を止めることなく送り出す。前記搬送ローラ対34によって送り出された用紙11は、書き込みセンサ35を通過して画像形成部40に送られる。
そして、前記トナー像形成部41及び転写ベルト51は同期して駆動され、該転写ベルト51に静電吸着された用紙11にトナー像を順次重ね合わせて転写する。前記画像形成部40で画像が転写された用紙11は、トナー像を用紙11に熱と圧力で融着させる定着部90に送り出される。前記画像形成部40から送り出された用紙11上のトナー像に熱と圧力を印加してトナー像を溶解し、用紙11に定着させる。その後、該用紙11は排出ローラ94によってスタッカ部95に排出される。
次に、前記ベルト駆動装置のベルト斜行補正機構の動作について説明する。図10乃至図12は第1の実施の形態に関する転写部のベルト駆動装置のアイドルローラ側の周辺の説明図である。図10乃至図12はアイドルローラ53の変位と転写ベルト51のベルト斜行方向の関係を示す。なお、図示する中央軸受部72は、アイドルローラ53の幅方向中央に設けられていることを概念的に示すものである。図10は転写ベルト51が斜行をしていない状態を示し、転写ベルト51は矢印Aに示す方向に回転する。図11は転写ベルト51が左に斜行した結果、ローラ傾動レバー64−2の作用により、アイドルローラ53の左端が矢印D方向である上方へ傾動した状態を示す。逆に図12は転写ベルト51が右に斜行した結果、ローラ傾動レバー64−1の作用により、アイドルローラ53の右端が矢印D方向である上方へ傾動した状態を示す。
転写ベルト51が左側に斜行した場合、転写ベルト51によりプーリ71−2が押され、軸方向に移動する。ローラ傾動レバー64−2の凸部64cがプーリ71−2と接触しているので、プーリ71−2に従ってローラ傾動レバー64−2が回動する。これにより、アイドルローラ53は図11に示すように中央軸受部72を揺動支点として傾動する。その際、ドライブローラ52が回転して転写ベルト51が走行を始めると、前述したように矢印B方向にベルトが復帰し、それに伴って、プーリ71−1は転写ベルト51に押されて矢印B方向に移動する。ローラ傾動レバー64−1の凸部64cがプーリ71−1と接触しているので、前記ローラ傾動レバー64−1は、該プーリ71−1に押され回転軸64aの同心上を回動する。ローラ傾動レバー64−1は、アイドルローラ53を再度中央軸受部72を揺動支点として変位させる。
一方、転写ベルト51が右側に斜行した場合、転写ベルト51によりプーリ71−1が押され、軸方向に移動する。プーリ71−1に従ってローラ傾動レバー64−1が回動し、アイドルローラ53は図12に示すように中央軸受部72を揺動支点として傾動する。その際、ドライブローラ52が回転して転写ベルト51が走行を始めると、前述したように矢印C方向にベルトが復帰し、それに伴って、プーリ71−2は転写ベルト51に押されて矢印C方向に移動する。ローラ傾動レバー64−2の凸部64cがプーリ71−2と接触しているので、前記ローラ傾動レバー64−2は、該プーリ71−2に押され回転軸64aの同心上を回動する。ローラ傾動レバー64−2は、アイドルローラ53を再度中央軸受部72を揺動支点として変位させる。これを繰り返し、やがて図10に示す位置に収束する。図10に示す位置においては、アイドルローラ回転軸O3と前記ドライブローラ回転軸O2とがほぼ平行になるので、転写ベルト51の斜行は減少し、この位置で斜行は収まり安定して走行することになる。
アイドルローラ53の動作として、図11に示す状態から図10に示す状態への動作及び、図12に示す状態から図10に示す状態への二つの動作について説明した。アイドルローラ53がどっち方向に傾動しても、ローラ傾動レバー64−1及び64−2は転写ベルト51の斜行方向に応じてアイドルローラ53を常にベルトの斜行を低減して打ち消す方向に傾動させるようになっている。
そのため、例えば、ベルト装置の組み立て時に転写ベルト51及びアイドルローラ53の位置をあらかじめ決められた位置に組み立てる必要はなく、転写ベルト51を走行させるとおのずと斜行を低減して打ち消す位置にアイドルローラ53が傾動し、転写ベルト51は斜行することがなく、安定して走行することができる。
本実施の形態においては、ベルト斜行補正機構をアイドルローラ53の両軸端部に備える。かつ、アイドルローラ回転軸O3の揺動支点が中央軸受部72に備えられている。それにより、ドライブローラ回転軸O2に対して傾斜した回転軸64aを有するローラ傾動レバー64−1、64−2が、転写ベルト51の斜行方向に応じてアイドルローラ53を傾動させる。その際、アイドルローラ53の端部の変位は、従来のように、ローラ傾動レバー64が軸端部片側にのみ設置され、かつアイドルローラ53の揺動支点がアイドルローラ53の他方の端部となっている場合に比較して減少するため、安定して媒体を搬送することが可能となる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、ローラ傾動レバー64によりアイドルローラ53の端部が変位する際、アイドルローラ53の揺動支点がローラ重心を通っていることにより、アイドルローラ53の揺動支点がアイドルローラ53の端部にある場合と比較し、ローラ変位量が減少し、主走査方向の色ずれ量の減少が期待できる。また、慣性モーメントが、揺動支点がローラ端部に位置している従来の機構と比較すると小さいため、ベルト斜行の際にアイドルローラ53が傾動しやすく、より安定的にベルトを駆動可能となる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の説明において、第1の実施の形態と同様の要素は同一の符号で示し説明を省略する。図13は第2の実施の形態に関するベルト駆動装置の構成を示す一部切欠き上面図である。図14は同じくベルト駆動装置の側面図である。第2の実施の形態に関するベルト駆動装置は、アイドルローラ回転軸O3が、両端部と中央軸受部73で傾動可能に支持されている。アイドルローラ回転軸O3は、軸方向に分割された二本のアイドルローラ53−1及び53−2を支持している。第2の実施の形態に関するアイドルローラ53は中間部支持部としての中央軸受部73の両側に等しい長さに設けられた複数のアイドルローラ53−1及び53−2からなる。
図15は第2の実施の形態に関する中央軸受部の分解斜視図である。中央軸受部73の構成要素は、アイドルローラ回転軸O3に向けて設けられたフレーム固定軸74、ベルトフレーム61に固定して設けられフレーム固定軸74を支持するフレーム固定軸受75、フレーム固定軸74に支持されアイドルローラ回転軸O3を支持するローラ回転軸受76及びフレーム固定軸受75とローラ回転軸受76の間に配置されたスプリング77からなる。フレーム固定軸74は、フレーム固定軸受75、ローラ回転軸受76を軸支している。ローラ回転軸受76は、アイドルローラ回転軸O3を軸支する。
図16は、第2の実施の形態に関する中央軸受部のY−Y断面図である。中央軸受部73は、アイドルローラ53−1及び53−2のローラ重心としての幅方向中央に設けられる。フレーム固定軸受75はベルトフレーム61の幅方向中央に固定して設けられている。また、フレーム固定軸74はフレーム固定軸受75の内部を貫通しており、従ってフレーム固定軸74もベルトフレーム61に固定して設けられている。フレーム固定軸74は、フレーム固定軸受75の開口75aより先へ伸びて先端部74−1を形成している。
一方、二本のアイドルローラ53−1及び53−2の中間には、これらに同軸にローラ回転軸受76が設けられる。ローラ回転軸受76は、アイドルローラ53−1及び53−2の外周と同径の外形を有し、内部はアイドルローラ回転軸O3を支持する貫通孔76aを有する。そして、前記開口75aより伸びたフレーム固定軸74の先端部74−1を支持する支持部76bを有する。そして、スプリング77は、フレーム固定軸受75とローラ回転軸受76との間に架け渡されており、ローラ回転軸受76をドライブローラ52の反対方向へ付勢している。
ローラ保持補助部材78は、一端がフレーム固定軸受75に支持されるとともにその他端がアイドルローラ53の軸方向中央におけるアイドルローラ53−1及び53−2の外周に係合する。ローラ保持補助部材78は、転写ベルト51が巻付いたアイドルローラ53−1及び53−2の内側からアイドルローラ53−1及び53−2の外周と係合する。ローラ保持補助部材78の形状は円柱形である。これによりローラ保持補助部材78は、中央軸受部73の作用を補助している。
中央軸受部73はアイドルローラ回転軸O3の揺動支点となる。アイドルローラ53の揺動支点がローラ重心を通っている。従って、アイドルローラ53は、中央軸受部73を支点として、アイドルローラ53の端部が図3に矢印Dで示す上下方向に揺動可能となる。
第2の実施の形態に関する動作は第1の実施の形態と同様のため説明は省略する。更に、第2の実施の形態に関する前記ベルト駆動装置のベルト斜行補正機構の動作についても、第1の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
第2の実施の形態によれば、アイドルローラ支持部を重心付近に追加することにより、アイドルローラ付勢力によりシャフトのたわみが減少するため、アイドルローラシャフトの小径化によるベルト駆動装置の操作性向上が可能となる。
本発明は、中間転写方式のカラープリンタにのみ限定して説明したが、直接転写方式、中間転写方式を問わずベルト駆動装置を備えるプリンタ、複写機、複合機にも同様に適用できる。
51 転写ベルト
51−1 ベルト搬送面
51−2 ベルト搬送面
52 ドライブローラ
53 アイドルローラ
59 アーム
61 ベルトフレーム
64 ローラ傾動レバー
64a 回転軸
64c 凸部
71 プーリ
72、73 中央軸受部

Claims (8)

  1. 無端ベルトと、前記無端ベルトを駆動する駆動ローラと、前記駆動ローラに対向して前記無端ベルトを張架するアイドルローラを備え、前記アイドルローラから前記駆動ローラへ搬送される前記無端ベルトの面をベルト搬送面としたベルト駆動装置において、
    前記無端ベルトの斜行に応じて、前記ベルト搬送面に対して垂直な方向に前記アイドルローラの軸に変位を与えるローラ軸変位部材を前記アイドルローラの軸の両端に配設し、
    更に、前記アイドルローラの回転軸中央部に前記アイドルローラを揺動可能に支持する中間部支持部を設けたことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記アイドルローラの軸の変位は、前記中間部支持部を揺動支点とすることを特徴とする請求項1記載のベルト駆動装置。
  3. 前記ローラ軸変位部材は、前記駆動ローラに対して前記アイドルローラの軸を傾動することを特徴とする請求項1又は2記載のベルト駆動装置。
  4. 前記アイドルローラの両端に同軸に設けられ、前記無端ベルトの斜行に応じて軸方向に移動するプーリを有し、
    前記ローラ軸変位部材は、前記駆動ローラを基準に所定の角度傾斜した回転軸を有し、
    前記プーリの移動を介して前記回転軸を中心に前記ベルト搬送面に対して垂直な方向に回転移動することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一記載のベルト駆動装置。
  5. 前記中間部支持部は、
    前記駆動ローラ及び前記アイドルローラの間に設けられたベルトフレームに対して固定されたフレーム固定軸と、
    前記フレーム固定軸に支持されるとともに前記無端ベルトが巻付いた前記アイドルローラの内側から前記アイドルローラの外周と係合することにより前記アイドルローラを揺動可能に支持するローラ保持部材とを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一記載のベルト駆動装置。
  6. 前記アイドルローラは、回転軸と、前記回転軸軸上で回転自在に支持され前記中間部支持部の両側に設けられた複数個のローラからなることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一記載のベルト駆動装置。
  7. 前記中間部支持部は、
    前記駆動ローラ及び前記アイドルローラの間に設けられたベルトフレームに対して固定されたフレーム固定軸受と、
    前記フレーム固定軸受を貫通するとともに前記回転軸に向けて延伸するフレーム固定軸と、
    前記フレーム固定軸の延伸した先端部を支持するとともに前記回転軸を軸支するローラ回転軸受と、
    前記フレーム固定軸受と前記ローラ回転軸受との間に設けられ前記ローラ回転軸受を前記ドライブローラの反対方向へ付勢するスプリングを有することを特徴とする請求項6記載のベルト駆動装置。
  8. 請求項1乃至7いずれか一記載のベルト駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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