JP2015224710A - 開閉装置 - Google Patents
開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015224710A JP2015224710A JP2014109657A JP2014109657A JP2015224710A JP 2015224710 A JP2015224710 A JP 2015224710A JP 2014109657 A JP2014109657 A JP 2014109657A JP 2014109657 A JP2014109657 A JP 2014109657A JP 2015224710 A JP2015224710 A JP 2015224710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- spring
- valve
- valve seat
- displaced
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
Description
図1は本発明の一実施例に係る開閉装置の構造を示す断面図であり、中心軸線100aに平行な切断面を示す縦断面図である。
図2は図1に示す開閉装置のノズル部の先端部に構成される弁部を拡大して示す断面図であり、中心軸線100aに平行な切断面を示す縦断面図である。
図3は可動部の動作及びその際に発生する力の関係を説明した図である。
図3(a)は噴射指令パルスのON−OFF状態を示し、(b)はプランジャロッド102の閉弁状態を変位0として、プランジャロッド102と可動鉄心404の変位を示し、(c)は各タイミングにおいてプランジャロッド102に作用しているばね力を示している。
(構成説明)
以下、燃料供給部200、電磁駆動部400及びノズル部300の構成について、詳細に説明する。
燃料供給部200は、燃料パイプ201を備える。燃料パイプ201の一端部(上端部)には、燃料供給口201aが設けられ、燃料パイプ201の内側には燃料通路101aが中心軸線100aに沿う方向に貫通するように形成されている。燃料パイプ201の他端部(下端部)は固定鉄心401の一端部(上端部)に接合されている。固定鉄心401は上端部401aが形成され、他端側に筒状部材300cに接合されたリング状部材413の内周面に嵌合接合される401cが形成されている。
ノズル部300は、ノズル体300bを備え、ノズル体300bの先端部(下端部)に弁部300aが構成されている。ノズル体300bは中空の筒状体であり、弁部300aの上流側に燃料通路101fを構成している。尚、ノズル体300bの先端部外周面には、内燃機関に搭載される際に気密を維持するチップシール103が設けられている。
(動作説明)
次に本実施例における開閉装置100の動作及び特徴について説明する。主に電磁駆動部400の拡大図である図2と可動部の動作及びその際に発生する力の関係を説明した図3を用いて説明する。
(閉弁状態定義、ギャップ説明)
コイル402に通電されていない状態では、プランジャロッド102を閉弁方向に付勢する第1ばね部材(コイルばね)405と、第2ばね部材(板ばねもしくは皿ばね)411との付勢力により、弁体303が弁座301aに当接して閉弁している。この状態を閉弁静止状態という。このとき、可動鉄心404は第3ばね部材407によって閉弁方向に付勢され、可動鉄心404aの底面がプランジャロッド段差部102aと当接している。
(通電後動作)
コイル402への通電後(P1)、固定鉄心401、コイル402及びハウジング403によって構成された電磁石により起磁力が発生する。この起磁力により、コイル402を囲むように構成された固定鉄心401、筒状部材の大径部300c、ハウジング403、可動鉄心404によって構成される磁路を周回する磁束が流れる。このとき、可動鉄心404の上端面404cと固定鉄心401の下端面401aとの間に磁気吸引力が作用し、可動鉄心404のみが固定鉄心401に向けて変位する。その後、可動鉄心404は、第2ばね受け410の下端部に当接するまで、g1だけ変位する(404D1)。この際、プランジャロッド102は動いていない(102D1)。
これにより開弁動作中に、プランジャロッド102の変位がギャップg2よりも大きい時には、ばね定数の大きな第2ばね部材(皿ばねもしくは板ばね)411によってプランジャロッド102が下方向へ大きな力で付勢されることになる。よって、プランジャロッド102の開弁が完了し変位がg3−g1になった状態では、大きな力F3を発生させることが可能となり、閉じ遅れ時間を短縮することが可能となる。
101・・・燃料通路
102・・・プランジャロッド
200・・・燃料供給部
300・・・ノズル部
301a・・・弁座
301b・・・燃料噴射孔
400・・・電磁駆動部
401・・・固定鉄心
402・・・コイル
403・・・ハウジング
404・・・可動鉄心
405・・・第1ばね部材(コイルばね)
410・・・第2ばね受け
411・・・第2ばね部材(板ばねもしくは皿ばね)
412・・・第1ばね受け
501・・・ストッパ部材
Claims (7)
- 流路開閉を行う弁体と、
前記弁体とは別体で前記弁体と接触、又は離れることで当該弁体を動作させる可動部と、
前記弁体が流路を閉じる際に接触する弁座と、
磁気が流れることで前記可動部が吸引される固定鉄心と、を備えた開閉装置において、
前記弁体を前記弁座の側に付勢する第1ばね定数の第1ばね部材と、
前記弁体を前記弁座の側に付勢する第2ばね定数の第2ばね部材と、を備えるとともに前記第1ばね定数よりも前記第2ばね定数の方が大きく設定され、
さらに、前記弁体が前記弁座から離れて開弁する際に、前記弁体はまず前記第1ばね部材により前記弁座の側に付勢され、その後に前記第2ばね部材により前記弁座の側に付勢されることを特徴とする開閉装置。 - 請求項1に記載の開閉装置において、
前記弁体と共に変位して前記第1ばね部材が付勢される第1ばね受けと、前記弁体と共に変位して前記第2ばね部材が付勢される第2ばね受けとが前記弁体に設けられ、
前記弁体が前記弁座と反対側に所定値だけ変位した状態で前記弁体の変位を規制する弁体変位規制部が設けられることを特徴とする開閉装置。 - 請求項2に記載の開閉装置において、
前記弁体が前記弁体変位規制部により前記弁座と反対側への変位が規制された後に、前記弁体は前記第2ばね受けを介して前記第2ばね部材により前記弁座の側に付勢され、
前記第2ばね受けは前記可動部により動作され、前記可動部が前記弁座と反対側に所定値だけ変位した状態で前記可動部の変位を規制する可動部変位規制部が設けられることを特徴とする開閉装置。 - 請求項1に記載の開閉装置において、
前記弁体と共に変位して前記第1ばね部材が付勢される第1ばね受けが前記弁体に設けられ、
前記可動部は前記第2ばね部材が付勢される第2ばね受けを有し、
前記弁体が前記弁座と反対側に所定値だけ変位した状態で前記弁体の変位を規制する弁体変位規制部が設けられるとともに、前記可動部が前記弁座と反対側に所定値だけ変位した状態で前記可動部の変位を規制する可動部変位規制部が設けられることを特徴とする開閉装置。 - 請求項3又は4に記載の開閉装置において、
前記弁体が変位を開始してから前記可動部が前記可動部変位規制部により変位を規制されるまでの変位量は、前記弁体が変位を開始してから前記弁体が弁体変位規制部により変位を規制されるまでの変位量よりも大きく設定されることを特徴とする開閉装置。 - 請求項1又は2に記載の開閉装置において、
前記第1ばね部材はコイルばねにより構成され、前記第2ばね部材は板ばね又は皿ばねにより構成されることを特徴とする開閉装置。 - 請求項2に記載の開閉装置において、
前記弁体が前記弁座に当接している状態において前記可動部と前記第2ばね受けとの間にはギャップが形成され、開弁する前に前記可動部が前記第2ばね受けに向かって前記ギャップ分だけ変位し、その後に前記可動部が前記第2ばね受けに当接して開弁されることを特徴とする開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014109657A JP6282175B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014109657A JP6282175B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015224710A true JP2015224710A (ja) | 2015-12-14 |
JP6282175B2 JP6282175B2 (ja) | 2018-02-21 |
Family
ID=54841631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014109657A Active JP6282175B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6282175B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021240890A1 (ja) * | 2020-05-25 | 2021-12-02 | 日立Astemo株式会社 | 燃料噴射弁 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332172Y2 (ja) * | 1973-10-11 | 1978-08-10 | ||
JPH0540680U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-06-01 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁 |
JPH08121635A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-17 | Nippon Abs Ltd | 電磁弁 |
JPH09269078A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 弁 |
JPH11270428A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-05 | Zexel:Kk | 筒内噴射装置 |
JP2006258074A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Hitachi Ltd | 燃料噴射弁 |
JP2007218204A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Hitachi Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
JP2010084552A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
JP2012188977A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 燃料噴射装置 |
JP2013511673A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ケーシング内で可動な弁部材を備えた切換弁 |
-
2014
- 2014-05-28 JP JP2014109657A patent/JP6282175B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332172Y2 (ja) * | 1973-10-11 | 1978-08-10 | ||
JPH0540680U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-06-01 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁 |
JPH08121635A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-17 | Nippon Abs Ltd | 電磁弁 |
JPH09269078A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 弁 |
JPH11270428A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-05 | Zexel:Kk | 筒内噴射装置 |
JP2006258074A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Hitachi Ltd | 燃料噴射弁 |
JP2007218204A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Hitachi Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
JP2010084552A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
JP2013511673A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ケーシング内で可動な弁部材を備えた切換弁 |
JP2012188977A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 燃料噴射装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021240890A1 (ja) * | 2020-05-25 | 2021-12-02 | 日立Astemo株式会社 | 燃料噴射弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6282175B2 (ja) | 2018-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6571410B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP6345557B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
JP6655723B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP6563020B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP5880358B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP6282175B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6101610B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
CN109196216B (zh) | 燃料喷射装置 | |
WO2017122421A1 (ja) | 燃料噴射装置 | |
JP6861297B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
JP2014141902A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP6800238B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
JP2022024202A (ja) | 燃料噴射装置 | |
JP6913816B2 (ja) | 燃料噴射弁及びその組立方法 | |
JP2020060154A (ja) | 燃料噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170116 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170123 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180123 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6282175 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |