JP2015224681A - 軸受装置 - Google Patents

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JP2015224681A
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聡太郎 郡嶋
Sotaro Korishima
聡太郎 郡嶋
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】構造を簡素化して、軸受装置を軽量化することができると共に、部品点数及び組立工数を削減することができ、製造コストを削減することができる軸受装置を提供する。【解決手段】軸体11と、軸体11の外周面に取り付けられる転がり軸受20と、を備え、転がり軸受20は、内周面に外輪軌道面21aを有する外輪21と、外周面に内輪軌道面22aを有する内輪22と、外輪軌道面21aと内輪軌道面22aとの間に転動可能に配置される複数の転動体23と、外輪21の内周面の軸方向端部に取り付けられるシール部材30と、を備え、シール部材30は、内輪22と摺接するシールリップ33と、軸体11と摺接するサイドリップ35と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、シール部材を備える軸受装置に関する。
従来の軸受装置として、ポンプ軸と、ポンプ軸に転動体を介して取り付けられる軸受の外輪と、外輪の両端部に取り付けられるシール部材と、ポンプ軸に取り付けられ、シール部材が摺接するスリンガと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシール部材は、ポンプ軸の外周面とラジアル方向においてラビリンスシールを形成すると共に、スリンガと摺接する2つのサイドリップを有し、軸受内部への水分の浸入や軸受内部からのグリースの流出を防止している。
特開2003−083290号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の軸受装置では、シール部材が摺接するスリンガを別部品で設ける必要があるため、軸受装置の重量が増加すると共に、部品点数及び組立工数が増加して、製造コストが増加してしまっていた。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造を簡素化して、軸受装置を軽量化することができると共に、部品点数及び組立工数を削減することができ、製造コストを削減することができる軸受装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)軸体と、軸体の外周面に取り付けられる転がり軸受と、を備え、転がり軸受は、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、外輪軌道面と内輪軌道面との間に転動可能に配置される複数の転動体と、外輪の内周面の軸方向端部に取り付けられるシール部材と、を備える軸受装置であって、シール部材は、内輪と摺接又はラビリンスを形成するシールリップと、軸体と摺接するサイドリップと、を有することを特徴とする軸受装置。
(2)軸体の軸端部の外周面に、転がり軸受の内輪を圧入嵌合させる嵌合段部が形成され、嵌合段部は、内輪の軸方向の位置決めを行う第1側面と、シール部材のサイドリップが摺接する第2側面と、を有することを特徴とする(1)に記載の軸受装置。
(3)サイドリップが軸体の外周面に摺接することを特徴とする(1)に記載の軸受装置。
本発明によれば、シール部材が、内輪と摺接又はラビリンスを形成するシールリップと、軸体と摺接するサイドリップと、を有するため、サイドリップを摺接させるためのスリンガなどを別部品で設ける必要がなく、構造を簡素化することができる。このため、軸受装置を軽量化することができると共に、部品点数及び組立工数を削減することができ、製造コストを削減することができる。また、スリンガなどを設けないため、軸受装置の軸方向幅を小さくすることができる。
本発明に係る軸受装置の一実施形態を説明する要部断面図である。 図1に示すシール部材の周辺の拡大断面図である。 本発明に係る軸受装置の一実施形態の変形例を説明するシール部材の周辺の拡大断面図である
以下、本発明に係る軸受装置の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の軸受装置10は、図1に示すように、軸体11と、軸体11の外周面に取り付けられる転がり軸受20と、転がり軸受20の外輪21の外周面に取り付けられるプーリ15と、を備える。
転がり軸受20は、図1に示すように、内周面に複列の外輪軌道面21aを有する外輪21と、外周面に複列の内輪軌道面22aを有する内輪22と、外輪21の複列の外輪軌道面21aと内輪22の複列の内輪軌道面22aとの間に転動可能に配置される複数の玉(転動体)23と、複数の玉23を転動可能に保持する一対の保持器24と、外輪21の内周面の軸方向端部にそれぞれ取り付けられるシール部材30と、を備える。
軸体11は、その軸端部の外周面に、転がり軸受20の内輪22を圧入嵌合させる嵌合段部12が形成されており、この嵌合段部12は、内輪22の軸方向の位置決めを行う第1側面12aと、シール部材30の後述するサイドリップ35が摺接する第2側面12bと、を有する。なお、第1側面12aと第2側面12bは、本実施形態では段付き形状であるが、シール部材30の形状に応じて連続する1つの平面であってもよい。なお、図1中の符号16は、内輪22の軸方向の位置決めを行う止め輪である。
シール部材30は、図2に示すように、鋼板などの金属板を円環状に形成した芯金31と、芯金31に固着され、ゴムやエラストマーなどの弾性材料からなる円環状のシール部32と、を備える。そして、シール部材30は、その外周縁部が外輪21の内周面の軸方向端部に形成される係止溝21bに嵌合されることによって、外輪21に支持固定される。また、内輪22の外周面の軸方向端部には、シール部材30の後述するシールリップ33が摺接するシール溝22bが形成されている。
シール部32は、芯金31の内周縁から径方向内側且つ軸方向内側に斜めに延び、シール溝22bに摺接するシールリップ33と、シールリップ33の先端部から軸方向外側に延び、シール溝22bとの間にラビリンスシールを形成するサブリップ34と、芯金31の径方向略中央位置から径方向外側且つ軸方向外側に斜めに延び、軸体11の嵌合段部12の第2側面12bに摺接するサイドリップ35と、を有する。サイドリップ35は、軸受内部への水、ダスト等の異物浸入を防止する。なお、軸方向外側(図1の右側)に配置されるシール部材30にはサイドリップ35は形成されていない。また、シールリップ33を非接触シールとして、シールリップ33とシール溝22bとの間にラビリンスシールを形成してもよい。
以上説明したように、本実施形態の軸受装置10によれば、シール部材30のサイドリップ35が軸体11の第2側面12bに直接摺接するため、サイドリップ35を摺接させるためのスリンガなどを別部品で設ける必要がなく、構造を簡素化することができる。このため、軸受装置10を軽量化することができると共に、部品点数及び組立工数を削減することができ、製造コストを削減することができる。また、スリンガなどを設けないため、軸受装置10の軸方向幅を小さくすることができる。
また、本実施形態の変形例として、図3に示すように、軸体11における嵌合段部12の第2側面12bを形成する部分を削除して、シール部材30のサイドリップ35を軸体11の外周面に摺接させるようにしてもよい。この場合、サイドリップ35は、芯金31の径方向略中央位置から径方向内側且つ軸方向外側に斜めに延びるように形成する。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、転がり軸受として、玉軸受を採用したが、これに限定されず、円すいころ軸受、円筒ころ軸受など種々の転がり軸受を採用してもよい。
また、上記実施形態では、転がり軸受として、複列の転がり軸受を採用したが、これに限定されず、単列の転がり軸受、又は、3列以上の転がり軸受を採用してもよい。
10 軸受装置
11 軸体
12 嵌合段部
12a 第1側面
12b 第2側面
20 転がり軸受
21 外輪
21a 外輪軌道面
22 内輪
22a 内輪軌道面
23 玉(転動体)
24 保持器
30 シール部材
31 芯金
32 シール部
33 シールリップ
34 サブリップ
35 サイドリップ

Claims (3)

  1. 軸体と、前記軸体の外周面に取り付けられる転がり軸受と、を備え、
    前記転がり軸受は、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動可能に配置される複数の転動体と、前記外輪の内周面の軸方向端部に取り付けられるシール部材と、を備える軸受装置であって、
    前記シール部材は、前記内輪と摺接又はラビリンスを形成するシールリップと、前記軸体と摺接するサイドリップと、を有することを特徴とする軸受装置。
  2. 前記軸体の軸端部の外周面に、前記転がり軸受の前記内輪を圧入嵌合させる嵌合段部が形成され、
    前記嵌合段部は、前記内輪の軸方向の位置決めを行う第1側面と、前記シール部材の前記サイドリップが摺接する第2側面と、を有することを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記サイドリップが前記軸体の外周面に摺接することを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107917137A (zh) * 2017-12-12 2018-04-17 洛阳新能轴承制造有限公司 一种防水型变桨轴承

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