JP2015224214A - 屋内ダニ忌避効力増強剤及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法 - Google Patents

屋内ダニ忌避効力増強剤及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エムペントリン及び/又はプロフルトリン製剤に配合され、コナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等に対してエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を顕著に高め得る屋内ダニ忌避効力増強剤、及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法を提供することを目的とする。
【課題の解決手段】炭素数が12〜14のノルマルパラフィンを含有する、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤、及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法。好ましくは、屋内ダニ忌避効力増強剤として、炭素数が12〜14のノルマルパラフィンとともに常温揮散性防カビ剤を含有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、屋内ダニ忌避効力増強剤及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法に関するものである。
近年、居住環境の変化により、屋内にコナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等の屋内塵性ダニ類が大発生し、不快感を与えるばかりでなく、アレルギー性喘息や皮疹を惹起する等の問題を生じている。
そこで、カーペットや寝具等を処理するための屋内用殺ダニ剤が求められてきたが、屋内では直接肌に接触する使用場面が多いためにより安全性の高い薬剤の開発が必要とされ、今なお的確な防除法は確立されていない。更に、アレルギー性喘息を引き起こすヒョウヒダニ類は、虫体の死骸そのものでもアレルギーの原因になることが明らかとなってきた。
かかる状況を背景として、屋内塵性ダニ類を殺すのではなく、人や患者にダニを近づけないようにする技術も模索され、これまでにいくつかの提案がなされている。例えば、特許文献1(特開平3−264504号公報)は、n−ヘキシルサリシレート、n−ヘキシルベンゾエートやオイゲノール等を有効成分とする殺ダニまたはダニ忌避剤を開示し、また、特許文献2(特開平6−16515号公報)には、室内用ダニ防除剤の有効成分として、ベチバー油、パチョウリ油、クローブ油などの植物精油が記載されている。これらの屋内ダニ忌避成分は、天然産志向と安全性への配慮を謳っているが、屋内塵性ダニ類に対する忌避効果は満足するものとは言えない。
ところで、タンス、引出し、クローゼット、及び衣装箱のような衣類の収納空間においても屋内塵性ダニ類は繁殖し、衣類等に付着して不快感や健康被害の原因となりうることが分かり、その対策の重要性が認識されるようになった。これらの衣類収納空間には、従来からイガ、コイガ、カツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ等による衣類の食害を防止するため防虫剤が広く使用され、防虫成分としては、パラジクロルベンゼン、ナフタレンや樟脳に替わり、エムペントリンやプロフルトリンに代表されるピレスロイド系成分が主流になりつつある。
かかる現状を鑑み、本発明者らは、衣類収納空間用の屋内ダニ忌避剤を開発するにあたり、エムペントリンやプロフルトリンの適用を試みることとし、検討を開始した。エムペントリンやプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力については、例えば、特許文献3(特開昭56−92803号公報)や特許文献4(特開2005−314439号公報)に記載されているようにその存在は公知であるが、単独では実用に供するレベルとは言えなかった。
そこで、本発明者らは、エムペントリンやプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を著しく増強させうる化合物の探索について鋭意検討を重ね、本発明に至ったものである。
特開平3−264504号公報 特開平6−16515号公報 特開昭56−92803号公報 特開2005−314439号公報
本発明は、エムペントリン及び/又はプロフルトリン製剤に配合され、コナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等に対するエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を顕著に高め得る屋内ダニ忌避効力増強剤、及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成が上記目的を達成するために優れた効果を奏することを見出したものである。
(1)炭素数が12〜14のノルマルパラフィンを含有することを特徴とする、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
(2)炭素数が12〜14のノルマルパラフィンとともに常温揮散性防カビ剤を含有する(1)に記載のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
(3)前記常温揮散性防カビ剤が、イソチアゾリン系化合物である(2)に記載のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
(4)前記イソチアゾリン系化合物が、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンである(3)に記載のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
(5)(1)ないし(4)のいずれか1に記載の屋内ダニ忌避効力増強剤を配合した屋内ダニ忌避組成物を屋内で施用する屋内ダニ忌避方法。
(6)前記屋内ダニ忌避組成物を、タンス、引出し、クローゼット、及び衣装箱で施用する(5)に記載の屋内ダニ忌避方法。
本発明の屋内ダニ忌避効力増強剤は、屋内ダニ忌避組成物に配合され、コナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等に対するエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を顕著に高め得るので非常に有用性が高い。そして、これを用いた屋内ダニ忌避方法も極めて実用的なものである。
本発明で用いるエムペントリンやプロフルトリンは、イガ、コイガ、カツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ等の衣料害虫に対して優れた防虫効果を示し、パラジクロルベンゼン、ナフタレンや樟脳と異なり、安全性が高く、しかも匂いが殆どないことから防虫剤の防虫成分として広く使用されている。
一方、エムペントリンやプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力については、特許文献3(特開昭56−92803号公報)や特許文献4(特開2005−314439号公報)に記載されているように若干認めるものの、単独で屋内ダニ忌避効力を謳うのは困難な状況であった。
しかるに本発明者らは、エムペントリン及び/又はプロフルトリンと後記する屋内ダニ忌避効力増強剤とを組合わせることによって、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力が驚くべきことに実用レベルまで高まることを見出し、本発明を達成するに至ったものである。
なお、エムペントリンやプロフルトリンに幾何異性体や光学異性体が存在する場合、それらの各々やそれらの任意の混合物も本発明に包含されることはもちろんである。
エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避組成物中の配合量は、製剤の形態によっても異なるが、組成物全体量に対して0.1〜80質量%程度が適当である。0.1質量%未満であると所望の効果が得られないし、一方、80質量%を超えると組成物としての取扱いが難しい場合がある。
本発明は、エムペントリン及び/又はプロフルトリンに特定の屋内ダニ忌避効力増強剤、具体的には、炭素数が12〜14のノルマルパラフィンを組合わせることによって、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を特異的かつ顕著に増強させたことに特徴を有する。
炭素数が12〜14のノルマルパラフィンとしては、ドデカン、トリデカン及びテトラデカンで示される単一成分であってもよいが、炭素分布上少なくともこれらを一部成分として含有する混合物であっても構わない。
具体的には、中央化成株式会社製のネオチオゾール、ジャパンエナジー社製のノルマルパラフィンN−12、ジャパンエナジー社製のノルマルパラフィンN−13、ジャパンエナジー社製のノルマルパラフィンN−14等があげられる。
前記ノルマルパラフィンは、従来、殺虫液剤の溶剤として一般的に使用されてきたが、屋内ダニ忌避効力との関連性については全く注目されることはなかった。しかるに、本発明者らは、鋭意検討の結果、炭素数が12〜14のノルマルパラフィンが、他の溶剤と異なり、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を顕著にに増強させ得ることを見出したのである
炭素数が12〜14のノルマルパラフィンのエムペントリン及び/又はプロフルトリンに対する配合比率は、0.04〜1倍、好ましくは0.06〜0.8程度が適当である。0.02倍未満であると所望の相乗効果が得られないし、一方、1倍を超えて配合しても配合量に相応する相乗効果を奏するとは限らない。
なお、ノルマルパラフィン以外の炭化水素系溶剤、例えば、イソパラフィンやナフテン系炭化水素について、エムペントリンやプロフルトリンとの組合わせを検討したところ、イソパラフィンやナフテン系炭化水素の屋内ダニ忌避効力増強効果は、ノルマルパラフィンに較べるとかなり低いことが認められた。但し、ノルマルパラフィンの屋内ダニ忌避効力増強効果に支障を来さない限りにおいて、イソパラフィンやナフテン系炭化水素を適宜配合し屋内ダニ忌避組成物を構成しても良いことは勿論である。
このようなイソパラフィンとしては、例えば、出光石油株式会社製のIPソルベント1620及びIPソルベント2028、エクソン化学株式会社製のアイソパーM、シェル化学株式会社製のシェルゾールTK等があげられる。また、ナフテン系炭化水素としては、ジャパンエナジー社製のナフテゾール160及びナフテゾール200等が代表的である。
本発明のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤は、炭素数が12〜14のノルマルパラフィンとともに常温揮散性防カビ剤を含有するのが好ましい。
ここで、常温揮散性防カビ剤としては、イソチアゾリン系化合物(2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン[防カビ剤A])、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン等[防カビ剤B])や、フェノール系化合物(3−メチル−4−イソプロピルフェノール、オルト−フェニルフェノール等)を例示できるが、屋内ダニ忌避効力増強効果の点で、イソチアゾリン系化合物、なかでも2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンが好適であった。
常温揮散性防カビ剤のエムペントリン及び/又はプロフルトリンに対する配合比率は、0.01〜1倍、好ましくは0.02〜0.5倍程度が適当である。0.01倍未満であると所望の相乗効果が得られないし、一方、1倍を超えて配合しても配合量に相応する相乗効果を奏するとは限らない。
本発明では、本発明の趣旨に支障を来たさない限りにおいて、他の屋内ダニ忌避成分や屋内ダニ駆除成分を配合してもよい。かかる成分としては、例えば、桂皮酸誘導体(酢酸シンナミル、桂皮酸メチル、桂皮酸ベンジル、桂皮アルデヒド、桂皮油等)、サリチル酸エステル系化合物(サリチル酸アミル、サリチル酸イソアミル、サリチル酸ヘキシル、サリチル酸シクロヘキシル、サリチル酸シス−3−ヘキセニル、サリチル酸ベンジル等)、安息香酸エステル系化合物(安息香酸アミル、安息香酸イソアミル、安息香酸ヘキシル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸シス−3−ヘキセニル、安息香酸ベンジル等)、ヘリオトロピン、p−アニスアルデヒド、m−アニスアルデヒド、ペリラアルデヒド、オイゲノール、イソオイゲノール、ジヒドロオイゲノール、オイゲニルアセテート、セバシン酸ジブチル、フタール酸ジエチル、及びジエチルトルアミド(ディート)等の屋内ダニ忌避成分や、フェノトリン、アミドフルメト、及びイソボルニルチオシアノアセテート等の屋内ダニ駆除成分があげられる。
本発明で用いる屋内ダニ忌避組成物は、更に必要に応じ、他の機能性成分(殺虫成分、抗菌成分や殺菌成分、消臭成分等)、溶剤、噴射剤、界面活性剤、可溶化剤、分散剤、ダニアレルゲン低減化剤、環状シリコーン等の衣類保護剤、安定化剤、着色剤、芳香成分等を適宜配合し、使用場面のニーズに合わせて液状、ゲル状、固形状等の剤型に調製されるのが一般的である。
殺虫成分としては、例えば、アレスリン、プラレトリン、シフェノトリン、ぺルメトリン、シフルトリン、フェノトリン、ビフェントリン、トラロメトリン、イミプロトリン、トランスフルトリン、メトフルトリン、エトフェンプロックス等のピレスロイド系化合物、シラフルオフェン等のケイ素系化合物、ジクロルボス、フェニトロチオン等の有機リン系化合物、プロポクスル等のカーバメート系化合物、ジノテフラン、イミダクロプリド、クロチアニジン等のネオニコチノイド系化合物、フィプロニル、インドキサカルブ等があり、抗菌成分や殺菌成分としては、ヒノキチオール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−(4−チアゾリル)ベンツイミダゾール、トリホリン等があげられる。
また、消臭成分として、例えば、カキノキ科、イネ科、ツバキ科(茶など)、イチョウ科、モクセイ科(シナレンギョウなど)、クワ科(イチジクなど)、ミカン科、キントラノオ科(アセロラなど)などの植物由来物質を配合してもよい。かかる消臭成分は、衣類、カーペットや寝具類等、対象物の嫌な臭いを消臭するのみならず、ダニ類が好む皮脂、汗といった餌の臭いを消臭してダニ類が寄り付くのを抑えるというメリットも有する。
本発明でエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤として用いる炭素数が12〜14のノルマルパラフィンは、溶剤としての役割も有するが、屋内ダニ忌避効力増強効果に影響を及ぼさない限り他の溶剤を配合しても良い。そのような溶剤としては、水のほか、エタノールやイソプロパノール等の炭素数2〜3の低級アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール等の炭素数3〜6のグリコール、これらのグリコールエーテル、エステル系溶剤(ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸イソプロピル等)、ケトン系溶剤等があげられる。
また、エアゾール剤を調製するに際し用いる噴射剤としては、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル、及び窒素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素、圧縮空気等の圧縮ガスがあげられる。そのうちの一種または二種以上を適宜採用することができるが、通常LPGを主体としたものが使いやすい。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン高級アルキルエーテル類(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル等の非イオン系界面活性剤や、ラウリルアミンオキサイド、ステアリルアミンオキサイド、ラウリル酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド等の高級アルキルアミンオキサイド系界面活性剤を例示することができる。
更に、本発明で用いる屋内ダニ忌避組成物には、カチオン系界面活性剤又はアニオン系界面活性剤を含有するダニアレルゲン低減化剤を配合してもよい。すなわち、生存ダニを対象区域から遠ざける一方、残った死亡ダニやダニの糞等についてはアレルゲン活性を低減化し、ダニアレルゲンに悩まされない清潔環境を効率的に提供しえるものである。
カチオン系界面活性剤としては、ジ長鎖アルキルジ短鎖アルキル型4級アンモニウム塩(ジステアリルジメチルアンモニウム塩、ジステアリルメチルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジオレイルジメチルアンモニウム塩等)、モノ長鎖アルキルトリ短鎖アルキル型4級アンモニウム塩(ラウリルトリメチルアンモニウム塩、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム塩等)、トリ長鎖アルキルモノ短鎖アルキル型4級アンモニウム塩(トリラウリルメチルアンモニウムクロライド、トリステアリルメチルアンモニウムクロライド等)があげられる。なお、適量のカチオン系界面活性剤の配合は、処理繊維体に柔軟性を付与できるというメリットも有する。
一方、アニオン系界面活性剤としては、ラウリルベンゼンスルホン酸塩、ラウリル硫酸塩、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩などがあげられ、これらにフェノール系高分子を加えてダニアレルゲン低減化剤を構成してもよい。
また、芳香成分としては、オレンジ油、レモン油、ラベンダー油、ペパーミント油、ユーカリ油、シトロネラ油、ライム油、ユズ油、ジャスミン油、檜油、緑茶精油、リモネン、α−ピネン、リナロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、アミルシンナミックアルデヒド、クミンアルデヒド、ベンジルアセテート等の芳香成分、「緑の香り」と呼ばれる青葉アルコールや青葉アルデヒド配合の香料成分などがあげられるがこれらに限定されない。
更に、ゲル状体の調製に用いられるゲル化剤としては、カラギーナン、キサンタンガム、
ジェランガム、ゼラチン、オクチル酸アルミニウム、12−ヒドロキシステアリン酸などがあげられる。
また、安定化剤としては、BHT、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6-t−ブチルフェノール)[ヨシノックス425]等を例示できる。
固形剤を調製するに際して用いる固形担体としては、パルプ、リンター、レーヨン等の繊維質担体、セルロース(再生セルロース)製ビーズもしくは発泡体、ケイ酸塩、シリカ、ゼオライト等の無機多孔質担体、トリオキサン、アダマンタン等の昇華性担体等があげられる。繊維質担体では厚さが0.5〜3mm程度のマットもしくはシート状のものが使い易く、一方、セルロース製ビーズの場合、これに炭を配合することによって消臭効果を付与することもできる。
本発明は、屋内ダニ忌避効力増強剤が配合された屋内ダニ忌避組成物を屋内で施用する屋内ダニ忌避方法をも提供する。屋内ダニ忌避組成物を用いて調製される剤型が、液剤、乳剤、水溶剤等の場合、これをトリガーポンプに充填してスプレー剤となして使用に供するのが一般的であるが、他に例えば、スポンジ等の吸液体に含浸させ塗布剤として用いることもできる。
トリガーポンプは、その用途、使用目的等に応じて、適宜噴口、ノズル等の形状を選択すればよく、例えば、広角ノズル付きのタイプを用いれば、一度の操作で広い範囲を処理することが可能となり便利である。なお、スプレー量としては、対象面に対し10〜50mL/m(エムペントリン及び/又はプロフルトリン量として、10〜1000mg/m)程度が適当で、その噴霧時の噴霧粒子径は、飛散噴霧粒子を少なくするため、50〜150μm程度に設定するのがよい。
また、エアゾール剤については、対象面への付着効率を考慮して、エアゾール原液/噴射剤比率を20〜60/40〜80(容量比)とし、そのうえで、噴霧粒子の粒子径分布において、10〜50μmの噴霧粒子が全体の60%以上を占め、かつ全体の噴霧粒子のうちの30〜80%が噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着するように設計するのが好ましい。
エアゾール剤の形態としては、従来型の噴射タイプでも構わないが、定量噴霧用エアゾールバルブを備え一定量空間噴霧処理するタイプが使い易く利便性が高い。すなわち、屋内で一定量、好ましくは一回当たり空中に向けて0.2〜0.9mL(屋内ダニ忌避成分量として、0.5〜50mg/m)噴霧させるタイプであり、その他噴口、ノズル、容器等の形状については、その用途、使用目的等に応じて適宜選択すればよい。例えば、上から押して噴霧するボタンと斜め上方向きのノズルを備えた卓上タイプとしたり、小型容器の携帯用として設計することができる。
一方、固形剤については、屋内ダニ忌避組成物を固形担体に含浸又は保持させたものを通気性ケースもしくは袋に収納して製する。そして、これを、タンス、引き出し、クローゼットや衣装箱のような衣類収納空間、もしくはウォークインクローゼットのような空間に吊るしたり、置いたりして設置し、固形担体から所望の成分を揮散させればよい。
通気性ケースとしては、例えば、開孔部を有するプラスチック製容器等があげられ、通気性袋としては、不織布袋、綿袋、ネットケース等を例示できる。後者の不織布袋の場合、不織布の材質は特に限定されず、例えば、ポリエステル(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド、ポリ乳酸、レーヨン等があげられ、これらは単一の繊維であってもよいし、あるいは紙を積層したポリエステルやポリプロピレン/レーヨンのような積層品(有効成分を一部吸着してその揮散量を二次的に調節可能)や混紡品を用いても構わない。また、不織布袋の形状や構成も適宜決定することができ、例えば、両面を前記材質の通気性不織布で構成してもよいし、あるいは、片面が前記材質の通気性不織布で、他面が小孔を多数有してもよいプラスチックフィルムを貼り合わせたものであってもよい。
本発明の屋内ダニ忌避方法は、屋内で、タンス、引き出し、クローゼットや衣装箱のような衣類収納空間のほか、リビングや和室、玄関などで、衣類、布団、枕、クッション、縫いぐるみ、畳、カーペット、ベッド、布製ソファーなどに適用される。そして、対象面に付着した屋内ダニ忌避組成物は、本発明の屋内ダニ忌避効力増強剤の作用で、コナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等に対して顕著な屋内ダニ忌避効力を奏し、しかも残効性にも優れるので極めて有用性が高いものである。
次に具体的な実施例に基づき、本発明の屋内ダニ忌避効力増強剤及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法について更に詳細に説明する。
面積87.4cm(15.6×5.6cm)、厚さ1mmのパルプ製マットに、エムペントリンを550mg、防カビ剤としての2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを30mg、安定化剤としてのヨシノックス425を30mgとネオチオゾール(炭素数13及び14が主体のノルマルパラフィン)とを90mg含有する屋内ダニ忌避組成物700mgを含浸させ、このパルプ製マットを通気性ケースに収納して本発明で用いる屋内ダニ忌避剤を作製した。
この屋内ダニ忌避剤を容積が約2700Lのクローゼットの上部に吊るしおよそ1年間にわたり使用したところ、クローゼットの底面に置いたクッションや縫いぐるみ等にコナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等の屋内塵性ダニ類が寄りつくことはなかった。また、エムペントリンの防虫効果もこの使用期間中持続し極めて実用的であった。
実施例1で用いた有効成分のエムペントリン550mgに替えて、「エムペントリン400mg及びプロフルトリン200mg」を用いた以外は実施例1と同様に調製して本発明で用いる屋内ダニ忌避剤を作製した。
この屋内ダニ忌避剤を寝室に設置したウォークインクローゼットの上部に吊るしおよそ1年間にわたり使用したところ、ウォークインクローゼット内に置いた衣類や布団等にコナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等の屋内塵性ダニ類が寄りつくことはなかった。また、エムペントリン及びプロフルトリンの防虫効果もこの使用期間中持続し極めて実用的であった。
面積4.0cm(2.0×2.0cm)、厚さ1mmのパルプ製マットに、表1に示す屋内ダニ忌避組成物(エムペントリン及び/又はプロフルトリンを含む)を含浸させ、このパルプ製マットを通気性ケースに収納して本発明で用いる屋内ダニ忌避剤を作製した。
この屋内ダニ忌避剤を用いて下記の試験を実施した。
(1)ダニ忌避効力試験(衣装箱を用いた侵入阻止法)
試験は衣装箱(容積50L)を用いた侵入阻止法により実施した。供試屋内ダニ忌避剤1個を衣装箱内に吊るして揮散させた。1ケ月後、衣装箱内に誘引源としてダニ用飼育培地50mgを配置し、衣装箱から10cm離れた場所にヤケヒョウヒダニ10,000匹を含むダニ培地を撒いて静置した。24時間後、衣装箱内に誘引された侵入ダニ数を計数した。同時に、薬剤を用いない無処理対照区を設けて試験を行い、次式により侵入阻止率を算出し、ダニ忌避効力の評価を行った。結果を表2に示す。
侵入阻止率(%)= (C−T)/C×100
C:無処理対照区の侵入ダニ数(匹)
T:薬剤処理区の侵入ダニ数(匹)
(2)食害防止効力試験
衣装箱(容量50L)の底に供試屋内ダニ忌避剤を置き、衣装箱の蓋を閉じて密閉し、27℃、湿度65%の室内に保管した。試験開始直後、3ケ月後、及び6ケ月後の時点で、衣装箱の蓋を開け、供試屋内ダニ忌避剤の10cm上方に、30日令、平均体重30〜35mg/頭のイガ幼虫20頭と、羊毛試験布(2cm×2cm、40〜45mg)を入れたカゴを設置した。7日間放置したのち、羊毛試験布を取り出して食害阻止率(%)を求めた。結果を表2に示す。
食害阻止率(%)=(放置後の試験布重量/元の試験布重量)×100
試験の結果、本発明の屋内ダニ忌避剤は、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤として、炭素数が12〜14のノルマルパラフィン、好ましくはこのノルマルパラフィンとともに更に常温揮散性防カビ剤を配合することによって、ヤケヒョウヒダニに対して優れた忌避効果を示すことが明らかとなった。なお、常温揮散性防カビ剤としては、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン(防カビ剤A)が好ましかった。
これに対し、エムペントリンやプロフルトリンを含有しない比較1から比較3、即ち炭素数が12〜14のノルマルパラフィンや防カビ剤A単独では屋内ダニ忌避効力が認められず、また、比較10及び比較11において、屋内ダニ忌避成分である酢酸シンナミルに対しては当該ノルマルパラフィンが忌避効力増強効果を示さなかったことから、当該ノルマルパラフィンの屋内ダニ忌避効力増強効果はエムペントリン及び/又はプロフルトリンとの組合せ特有のものであった。更に、炭素数が12〜14のノルマルパラフィンの範囲を外れたイソパラフィン(比較4から比較7)やデカン(比較9)の場合、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力を十分増強させるに至らなかった。
なお、本発明の屋内ダニ忌避剤はエムペントリン及び/又はプロフルトリン製剤であり、当然のことながら優れた衣類の食害防止効力を示し、タンス、引き出し、クローゼットや衣装箱のような衣類収納空間への適用は極めて実用的であった。
平均粒径が2mmのセルロース製ビーズ約2gに、エムペントリンを200mg、緑茶エキスを6mg、及びノルマルパラフィンN−13を40mg含有させ、このビーズを両面が通気性のポリプロピレン不織布からなる袋(9×12cm)に収納して、本発明の屋内ダニ忌避剤を調製した。
この屋内ダニ忌避剤を布製ソファーの下に置いて使用したところ、材質が堅くなく使い易かった。また、およそ6ケ月間にわたり、コナダニ、ヒョウヒダニ、ホコリダニ、ツメダニ等の屋内塵性ダニ類を寄せ付けず、更に消臭効果も付与されて極めて実用的であった。
エムペントリン1.0w/v%とネオチオゾール5.0w/v%に、残部としてエタノールを加えエアゾール原液を調製した。このエアゾール原液12mLと液化石油ガス18mL[エアゾール原液/噴射剤比率:40/60(容量比)]を定量噴霧用エアゾールバルブ付きエアゾール容器に加圧充填して、本発明で用いる屋内ダニ忌避エアゾール剤を得た。
このエアゾール剤の噴霧粒子は、その分布において10〜50μmの噴霧粒子が全体の72%を占めた。
ほぼ密閉した6畳の部屋中央で、前記エアゾール剤を1ショット当り0.2mLずつ、やや斜め上方4隅に向けて4ショット噴霧した。このエアゾール剤は、全体の噴霧粒子のうちの63%が噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着し、約2週間にわたり屋内塵性ダニ類を寄せ付けなかった。なお、このエアゾール剤は、一度に0.8mL(0.2mL×4)使用するとして、約30回分有効であった。
本発明の屋内ダニ忌避効力増強剤、及びこれを用いた屋内ダニ忌避方法は、屋内塵性ダニ類だけでなく、ゴキブリ等の屋内害虫にも適用できる可能性がある。

Claims (6)

  1. 炭素数が12〜14のノルマルパラフィンを含有することを特徴とする、エムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
  2. 炭素数が12〜14のノルマルパラフィンとともに常温揮散性防カビ剤を含有することを特徴とする請求項1に記載のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
  3. 前記常温揮散性防カビ剤が、イソチアゾリン系化合物であることを特徴とする請求項2に記載のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
  4. 前記イソチアゾリン系化合物が、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンであることを特徴とする請求項3に記載のエムペントリン及び/又はプロフルトリンの屋内ダニ忌避効力増強剤。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の屋内ダニ忌避効力増強剤を配合した屋内ダニ忌避組成物を屋内で施用することを特徴とする屋内ダニ忌避方法。
  6. 前記屋内ダニ忌避組成物を、タンス、引出し、クローゼット、及び衣装箱で施用することを特徴とする請求項5に記載の屋内ダニ忌避方法。
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