JP2015224064A - 二剤同時注出容器 - Google Patents

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Yuya Kawasaki
有哉 川崎
植平 庄治
Shoji Uehira
庄治 植平
康平 嶋崎
Kohei Shimazaki
康平 嶋崎
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【課題】 個別に封入された二つの製剤を同時に注出するための容器であって、使用性及び生産性に優れた二剤同時注出容器を提供する。【解決手段】 タブを含む容器側面の全体にわたって平坦面を形成した上で、その平坦面同士が互いに接するように一対の容器を向かい合わせ、さらにその口頸部へと略C字形状の断面を有する留め具を装着することによって、それぞれの容器に予め個別に内容物を充填することができるため、容器への充填の際に各内容物が混合してしまうおそれがなく、また、平坦面を向かい合わせた状態で留め具によって連結しているため、外側からの押圧操作によって容易に、それぞれの容器内の収容物を同時に注出することができる。さらに、それぞれの容器の口頸部に装着する留め具を特定の形状とすることによって、それぞれの容器のタブを一度に捩じ切って開封する際、容器や留め具が動いてずれたりすることなく、容易に開封操作を行なうことができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、染毛剤など、個別に封入された二つの製剤を同時に注出するための二剤同時注出容器、特にその使用性及び生産性の改良に関する。
化粧品や食品、接着剤等の製品のなかには、二つの液体、クリームあるいは粉末製品等を使用時に混合して用いられるものがあり、代表的なものとして、二剤系の染毛剤(ヘアカラー)が挙げられる。この二剤系染毛剤は、通常、酸化染料、アルカリ剤が含まれる第一剤と、酸化剤が含まれる第二剤とを、使用時に混合して、化学反応によって酸化染料を発色させ、髪を染色する。また、例えば、二剤型のエポキシ樹脂系接着剤では、エポキシ樹脂プレポリマーを含む第一剤とアミン等の硬化剤を含む第二剤とを、使用時に混合して用いる。
他方、蓋材あるいは袋の一部を取り去って開口し、その開口部から内容物を注出する包装容器が知られており、無菌環境で内容物を充填・密封することができるため、特に化粧品や食品、医薬品等の容器として好適に用いられている。そして、このような密封容器に収容された二つの製剤を、先に述べたように、使用時に混合する必要がある場合、通常、二つの密封容器をそれぞれ開封し、それぞれに収容された製剤を押し出し、そのうえで混合しなければならず、非常に手間がかかる。
これに対し、一つの容器に個別に収容された二つの製剤を一度の開封、押し出し操作で同時に注出するタイプの密封容器も報告されている(特許文献1,2参照)。例えば、特開平9−309543号公報には、二枚のシートを重ね合わせて圧着シールし、仕切り圧着シール部を設けて流体を収納する二つの空間を形成させ、両空間に連通したノズルを近接位置に併設し、両ノズルを一度に破断することが可能な流体封入袋が開示されている。また、登録実用新案第3059476号公報には、トレーの中心線を挟んで左右対称に、それぞれ流体収納部と注出口とタブを設け、収納部に流体を充填した後、トレー全体を蓋剤で覆って密封し、中心線で二つ折にした二液混合容器が開示されている。
しかし、これら従来技術の二剤同時注出容器は、いずれも二つの製剤収容部がわずかな仕切りにより隔離されたのみで隣接しており、二つの製剤をそれぞれ混ざり合うことなく充填するためには、生産管理上、多大な注意を要する。例えば、二剤系の染毛料においては、第一剤の酸化染料が第二剤の酸化剤と混ざり合って発色反応が生じてしまうと、実使用の際に所望の色とならなかったり、また、染毛が不可能となってしまう場合もある。あるいは、二剤系の接着剤においては、二剤が混ざり合うことで直ちに固化を生じてしまうことになる。
特開平9−309543号公報 登録実用新案第3059476号公報
本発明が解決しようとする課題は、個別に封入された二つの製剤を同時に注出するための容器であって、使用性及び生産性に優れた二剤同時注出容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者らが検討を行なった結果、タブを捩じ切って開封し、内容物を押し出して注出する所謂ツイストオフ容器において、タブを含む容器側面の全体にわたって平坦面を形成した上で、その平坦面同士が互いに接するように一対の容器を向かい合わせ、さらにその口頸部へと略C字形状の断面を有する留め具を装着することによって、それぞれの容器に予め個別に内容物を充填することができるため、容器への充填の際に各内容物が混合してしまうおそれがなく、また、平坦面を向かい合わせた状態で留め具によって連結しているため、外側からの押圧操作によって容易に、それぞれの容器内の収容物を同時に注出することができることを見出した。さらに、それぞれの容器の口頸部に装着する留め具を特定の形状とすることによって、それぞれの容器のタブを一度に捩じ切る際、容器や留め具が動いてずれたりすることなく、容易に開封操作を行なうことができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる二剤同時注出容器は、内容物が収容された袋状の収容部と、該収容部の端にその内部と連通するように設けられた筒状の口頸部と、該口頸部を密閉するように一体に設けられたタブ部とを有する一対の袋状容器を備え、該タブ部を取り去って該口頸部に開口部分を形成し、それぞれの袋状容器に封入された内容物を押し出して該開口部分から同時に注出することが可能な二剤同時注出容器であって、
前記一対の袋状容器は、それぞれ前記収容部の側面から前記口頸部および前記タブ部へと連続して平坦に形成された平坦面を備えており、前記一対の袋状容器の前記平坦面同士が接するように互いに向き合わされるとともに、その向き合わされた一対の袋状容器の口頸部の外周へと、略C字形状の断面を有する着脱可能な留め具が装着されている
ことを特徴とする。
また、前記二剤同時注出容器において、前記留め具が、前記袋状容器の口頸部に装着された状態で、前記平坦面に対して略直角に外方向へと突出した一対の突起部分、あるいは前記平坦面に対して略直角に上下方向へと設けられた一対の凹条溝部分を備えていることが好適である。
また、前記二剤同時注出容器において、前記留め具が、前記袋状容器の口頸部に装着された状態で、前記平坦面に対して略平行に下方向へと垂下した一対の垂下部分を備えており、該一対の垂下部分によって前記一対の袋状容器が挟持されていることが好ましい。
本発明の二剤同時注出容器によれば、タブを含む容器側面の全体にわたって平坦面が形成され、その平坦面同士が互いに接するように一対の容器を向かい合わせ、さらにその口頸部へと略C字形状の断面を有する留め具が装着されているため、それぞれの容器に予め個別に内容物を充填することができ、容器への充填の際に各内容物が混合してしまうおそれがなく、また、平坦面が向かい合わされた状態で留め具によって連結されているため、外側からの押圧操作によって容易に、それぞれの容器内の収容物を同時に注出することができる。さらに、それぞれの容器の口頸部に装着する留め具を特定の形状とすることによって、それぞれの容器のタブを一度に捩じ切って開封する際、容器や留め具が動いてずれたりすることなく、容易に開封操作を行なうことができる。
本発明の第一実施形態にかかる二剤同時注出容器を示す((a)平面図、(b)正面図、(c)側面図)。 本発明の第一実施形態にかかる二剤同時注出容器の斜視図を示す。 本発明の第一実施形態にかかる二剤同時注出容器の分解説明図を示す。 本発明の第一実施形態にかかる二剤同時注出容器の開封後の開口部分の部分拡大図を示す。 本発明の第二実施形態にかかる二剤同時注出容器を示す((a)平面図、(b)正面図、(c)側面図)。 本発明の第二実施形態にかかる二剤同時注出容器の斜視図を示す。 本発明の第二実施形態にかかる二剤同時注出容器の分解説明図を示す。 本発明の第二実施形態にかかる二剤同時注出容器の開封後の開口部分の部分拡大図を示す。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施形態について説明する。
<第一実施形態>
図1,2に、本発明の第一実施形態にかかる二剤同時注出容器10を示す(図1:(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図、図2:斜視図)。また、図3には、第一実施形態にかかる二剤同時注出容器10の分解説明図、図4には、開封後の開口部分の部分拡大図を示す。
図1〜4に示すように、第一実施形態にかかる二剤同時注出容器10は、二つの袋状容器12,12’が、留め具14によって一体に連結された構成となっている。袋状容器12,12’は、口頸部材20に、内側胴壁22と外側胴壁24とを接着させることによって形成されている。また、口頸部材20は、二剤同時注出容器10を開封する際の把手となる板状のタブ部20aと、これにつづく口頸部20bと、袋状容器12,12’の内側胴壁22及び外側胴壁24と接着させるための取付部20cとからなっている。なお、口頸部材20と、これと接着された内側胴壁22及び外側胴壁24とによって囲まれた内部空間が、内容物を収容するための収容部となる。
口頸部材20及び留め具14の材質は、特に限定されないが、通常、ポリプロピレンなどの合成樹脂であり、射出成型法によって製造される。また、内側胴壁4や外側胴壁5の材質についても、特に限定されないが、内容物を押し出すための可変形性が必要であり、オレフィン系やポリエステル系の合成樹脂シートや、中間層としてガスバリア性を備えたアルミ箔や合成樹脂の多層シート材料が用いられる。
袋状容器12,12’の口頸部材20及び内側胴壁22においては、内側面が連続して平坦に形成されている。すなわち、袋状容器12,12’は、収容部の内側面である内側胴壁22から口頸部20b、タブ部20aにわたって連続した平坦面を備えている。口頸部20bは筒状であり、半円形の水平断面形状を有している。口頸部20bの下方に連続した取付部20cは、その外側面が船の側壁のような流線形状をしており、外側胴壁24を接着させたときに、なだらかに接着して外側胴壁24に膨らみが出るようにされている。また、タブ部20aと口頸部20bとの繋ぎ目付近には、タブ部20aを捩じ切って破断し易くするため、肉厚を薄く構成した易切断部20dが形成されている。また、口頸部20bの取り付け部20cとの繋ぎ目付近には、留め具14を嵌入させて固定するための凹部20eが形成されている。
袋状容器12,12’の内側胴壁22及び外側胴壁24は、取付部20cの外側で、これを挟むようにヒートシール方法などによって接着され、シール部22a,24aを形成している。先に述べたように、内側胴壁22は平坦面の状態で、また、外側胴壁24は内容物を収容するため、膨らみをもった状態で接着される。通常、内側胴壁22と外側胴壁24の外縁端部が、予め内容物を充填する開口部分をわずかに残して、ヒートシール方法などによって接着される。開口部分から内容物が充填された後、残された開口部分が接着されて、袋状容器12,12’は密封される。
袋状容器12,12’のタブ部20aは、口頸部20bを密閉するように一体に設けられている。タブ部20aが取り去られて開封されると、図4に示すように、開口部20fが出現する。半円形の注出口20gは、開口部20fから取付部20cを貫通して穿たれている。したがって、筒状の口頸部20bは、内側胴壁22と外側胴壁24によって包囲された収容部内と連通しており、タブ部20aを取り去って開封した後、内側胴壁22及び外側胴壁24を外側から押圧することで、注出口20gから内容物を注出することが可能となる。
内容物が充填され、密封された袋状容器12,12’は、それぞれの平坦面同士が互いに向かい合わされた状態で合掌される。そして、その口頸部の凹部20eに留め具14が嵌入させられることで、袋状容器12,12’は一体に連結されている。
本実施形態において、留め具14は、一部を切り欠いたリング状であり、上方向からみた断面が略C字形状を有している。また、切り欠いた部分の端部から略等距離のところに、外側方向へと突出した突起部分14aが、中心に対して対称に二か所設けられている。ここで、この留め具の突起部分14aは、袋状容器12,12’に装着された際、平坦面に対して略直角に外方向へと向けられていることになる。
本実施形態の二剤同時注出容器10においては、袋状容器12,12’は個別の容器であるため、互いに離れた場所において異なる内容物をそれぞれの袋状容器12,12’内へと充填した後、留め具14によって一体に連結することが可能である。このため、それぞれの袋状容器12,12’への内容物の充填の際に内容物同士が混合してしまうおそれがなく、内容物を同時に充填する必要があった従来技術の二剤同時注注出容器と比べ、生産管理が非常に容易である。
また、内容物を同時に充填する必要がないため、予め内容物を充填した袋状容器を個別に準備しておき、販売前に内容物の種類に応じて組み合わせ、留め具で固定して製品とすることができるため、無駄が少なくなる。例えば、染毛剤の場合、酸化染料を含む第一剤を収容した袋状容器と、酸化剤を含む第二剤を収容した袋状容器とを個別にストックしておき、染毛色等の需要に合わせて、販売時に適切な組み合わせを選択して、一対の袋状容器を留め具で固定して製品化すればよい。
本実施形態の二剤同時注出容器10は、袋状容器12,12’が、留め具14によって一体に組み立てられており、平坦面で向かい合わされた一対のタブ部20aを両側から摘まんで捩じって易切断部20dで破断すると、それぞれのタブ部20aが一度に一緒に取り除かれる。そして、タブ部20aが取り去られると、図4に示すように、開口部20fが出現し、注出口20gから袋状容器12,12’内に収容された内容物を同時に注出できることとなる。ここで、袋状容器12,12’は、平坦面を向かい合わせた状態で留め具14によって一体に連結されているため、外側からの押出操作によって容易に、内容物を同時に注出することができる。
また、留め具14は、先に述べたように、断面が略C字形状を有しているとともに、外側方向へと突出した突起部分14aが設けられている。なお、この突起部分14aは、袋状容器12,12’に装着された状態で、平坦面に対して略直角方向に外方向へと向けられている。そして、本実施形態においては、この突起部分14aが設けられていることによって、タブ部20aを容易に破断して開封することができる。すなわち、本実施形態のような二剤同時注出容器を手に取ってそのタブ部20aを捩じ切って破断しようとする場合、通常、一方の手でタブ部20aを摘まみ、破断部に近い口頸部20bの付近をもう片方の手で外側から摘まんで固定してタブ部20aを捩じることになるものの、口頸部20bの付近は細くて力がかかりにくいため、捩じる際に滑ってしまうことがある。しかし、本実施形態の場合、開封の際、口頸部20b付近に装着された留め具14を外側から摘まんで固定することになるため、留め具14に設けられた突起部分14aがちょうど指にかかり、滑りにくくなってしっかり固定され、タブ部20aを捩じることによって異なる方向に力がかっても、袋状容器12,12’や留め具14が動いてずれたりすることがなく、タブ部20aを容易に捩じ切って破断することができる。
なお、袋状容器12,12’は留め具14によって連結されているものの、それぞれの袋状容器12,12’の一体性をさらに向上させるため、例えば、タブ部20aの中央部や内側胴壁22の肩部や底部の少なくとも一部に、超音波接着法などによって互いに接着させた溶着部分を形成してもよい。
<第二実施形態>
つづいて、第二実施形態にかかる二剤同時注出容器について説明する。
図5,6に、本発明の第二実施形態にかかる二剤同時注出容器を示す(図5:(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図、図6:斜視図)。また、図7には、第二実施形態にかかる二剤同時注出容器の分解説明図、図8には、開封後の開口部分の部分拡大図を示す。
なお、前記第一実施形態と対応する部分には符号100を加えて示し、説明を省略する(留め具114を除いた他の構成は、前記第一実施形態と概略同一である)。
図5〜8に示すように、第二実施形態にかかる二剤同時注出容器110は、二つの袋状容器112,112’が、留め具114によって一体に連結された構成となっている。
留め具114は、上方向からみた断面が略C字形状を有しており、C字の切り欠き部分から略等距離の外側面に、上下方向に複数の凹条溝部分114aが、中心に対して対称に二か所設けられている。なお、この留め具の凹条溝部分114aは、袋状容器112,112’に装着された際、平坦面に対して略直角に上下方向に設けられていることになる。
ここで、本実施形態においては、留め具114の外側面に凹条溝部分114aが設けられているため、容易にタブ部120aを捩じ切って開封することができる。すなわち、一方の手でタブ部120aを摘まみ、もう片方の手で留め具114を外側から摘まんで固定してタブ部120aを捩じ切って破断する際、留め具114に設けられた凹条溝部分114aがちょうど指にかかるため、袋状容器112,112’や留め具114が動いてずれたりせず、タブ部120aを容易に捩じ切って破断することができる。
また、留め具114には、略C字形状の上弧部分及び下弧部分から、それぞれ下方へと垂下した垂下部分114bがそれぞれ設けられている。なお、この垂下部分114bは、袋状容器112,112’に装着された際、平坦面に対して略平行に下方向に垂下している。そして、一対の垂下部分114bによって袋状容器112,112’が挟持される。本実施形態においては、この垂下部分114bが設けられていることによって、留め具114の回転が妨げられ、タブ部120aの捩じ切りによる開封をより容易にする。すなわち、留め具114を外側から摘まんで固定してタブ部120aを捩じ切って破断する際、口頸部120bの周りを留め具114のみが回転してしまうことがあり、そうするとタブ部120aと袋状容器112,112’全体が一緒に動いてしまうため、タブ部120aを捩じっても破断することができない。これに対し、本実施形態では、留め具に設けられた垂下部分114bにより袋状容器112,112’を狭時されて固定されており、留め具114が口頸部120bの周囲を回転してしまうことがないので、留め具114を摘まんで抑えつつ、もう一方の手でタブ部120aを捩じることで、容易にタブ部120aを破断することができる。
なお、本実施形態においては、留め具114の内側面においても、その全周にわたって鋸状の凹凸114cが設けられているため、さらに口頸部120bと留め具114との間が滑り難くなっている。これによって、タブ部120aを破断する際、捩じった力がほとんど逃げることなく易破断部へとかかるため、開封が非常に容易となっている。
10 二剤同時注出容器
12 袋状容器
14 留め具
20 口頸部材
22 内側胴壁
24 外側胴壁

Claims (3)

  1. 内容物が収容された袋状の収容部と、該収容部の端にその内部と連通するように設けられた筒状の口頸部と、該口頸部を密閉するように一体に設けられたタブ部とを有する一対の袋状容器を備え、該タブ部を取り去って該口頸部に開口部分を形成し、それぞれの袋状容器に封入された内容物を押し出して該開口部分から同時に注出することが可能な二剤同時注出容器であって、
    前記一対の袋状容器は、それぞれ前記収容部の側面から前記口頸部および前記タブ部へと連続して平坦に形成された平坦面を備えており、
    前記一対の袋状容器の前記平坦面同士が接するように互いに向き合わされるとともに、その向き合わされた一対の袋状容器の口頸部の外周へと、略C字形状の断面を有する着脱可能な留め具が装着されている
    ことを特徴とする二剤同時注出容器。
  2. 前記留め具が、前記袋状容器の口頸部に装着された状態で、前記平坦面に対して略直角に外方向へと突出した一対の突起部分、あるいは前記平坦面に対して略直角に上下方向へと設けられた一対の凹条溝部分を備えていることを特徴とする請求項1記載の二剤同時注出容器。
  3. 前記留め具が、前記袋状容器の口頸部に装着された状態で、前記平坦面に対して略平行に下方向へと垂下した一対の垂下部分を備えており、該一対の垂下部分によって前記一対の袋状容器が挟持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の二剤同時注出容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3272668A1 (fr) * 2016-07-22 2018-01-24 Sanofi Conditionnement unitaire pour le mélange extemporané de produits déterminés et procédé de fabrication d'un tel conditionnement

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