JP2015223253A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープの相反する機能(「外し易いこと」と「外れにくいこと」)の両立を図る。【解決手段】体重3000g以下の児のための使い捨ておむつであって、サイドフラップと、一対のファスニングテープ30と、ターゲット領域29と、を有し、一方のファスニングテープに他方のファスニングテープを重ねて係合可能であり、前記ターゲット領域と前記一方のファスニングテープとの係合力をP1とし、前記一方のファスニングテープと前記他方のファスニングテープとの係合力をP2としたとき、P1>P2>0.1N/10mmの関係であり、前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能である。【選択図】図6

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来からオープンタイプの使い捨ておむつが広く用いられている。オープンタイプの使い捨ておむつでは、サイドフラップにファスニングテープが設けられており、前部(腹側の部位、前胴回り部ともいう)にはファスニングテープと係合するターゲットテープが設けられている。このようなオープンタイプの使い捨ておむつは、着脱の容易性などから、特に新生児及び乳幼児に広く用いられている。
特開2013−212212号公報 特開2013−138702号公報 特開2013−230256号公報 特開2013−158573号公報 国際公開第2013/077360号
体重3000g以下の児(以下、低体重児という)の場合、ミニマムハンドリングの考えから児にできるだけ触れないことを求められることがある。このため、低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープには、「外し易いこと」が求められている。
その一方、特に低体重児の場合、排泄物の漏れを防ぐだけで無く、外れたファスニングテープが児に接触することを抑制し、児に不快感や痛み等のストレスがかかることを抑制する必要がある。このため、低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープには、「外れにくいこと」も要求される。
このように、低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープには、相反する機能(「外し易いこと」と「外れにくいこと」)の両立が求められている。
本発明は、ファスニングテープの相反する機能の両立を図ることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
体重3000g以下の児のための使い捨ておむつであって、
サイドフラップと、
前記サイドフラップに設けられた一対のファスニングテープと、
前記ファスニングテープと係合可能なターゲット領域と、
を有し、
前記一対のファスニングテープの一方のファスニングテープに他方のファスニングテープを重ねて係合可能であり、
前記ターゲット領域と前記一方のファスニングテープとの係合力をP1とし、前記一方のファスニングテープと前記他方のファスニングテープとの係合力をP2としたとき、P1>P2>0.1N/10mmの関係であり、
前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能である
ことを特徴とする使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、ファスニングテープの相反する機能(「外し易いこと」と「外れにくいこと」)の両立を図ることができる。
図1は、低体重児用の使い捨ておむつ1の展開平面図である。 図2A〜図2Cは、低体重児用の使い捨ておむつ1の各部の分解説明図である。図2Aは、前部3の分解説明図である。図2Bは、股下部5の分解説明図である。図2Cは、後部7の分解説明図である。 図3A及び図3Bは、本実施形態のファスニングテープ30の説明図である。 図4Aは、一方のファスニングテープ30上に他方のファスニングテープ30を重ね合わせたときの様子の説明図である。図4Bは、互い違いに一対のファスニングテープ30を留めた場合の比較説明図である。 図5は、係合力の測定の説明図である。 図6Aは、下側になるファスニングテープ30をターゲットテープ29に止着したときの説明図である。図6Bは、図6Aのファスニングテープ30上に他方のファスニングテープ30を止着したときの説明図である。 図7A及び図7Bは、比較例のファスニングテープ30の形状の説明図である。 図8A及び図8Bは、ファスニングテープ30の形状の第1変形例の説明図である。 図9A及び図9Bは、ファスニングテープ30の形状の第2変形例の説明図である。 図10は、ターゲットテープ29の模様と、ファスニングテープ30のターゲットシート36の模様の説明図である。 図11は、ターゲットテープ29に形成された誘導模様の説明図である。 図12は、ポジショニング姿勢の説明図である。 図13A及び図13Bは、足とファスニングテープとの位置関係を模式的に示す説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
体重3000g以下の児のための使い捨ておむつであって、サイドフラップと、前記サイドフラップに設けられた一対のファスニングテープと、前記ファスニングテープと係合可能なターゲット領域と、を有し、前記一対のファスニングテープの一方のファスニングテープに他方のファスニングテープを重ねて係合可能であり、前記ターゲット領域と前記一方のファスニングテープとの係合力をP1とし、前記一方のファスニングテープと前記他方のファスニングテープとの係合力をP2としたとき、P1>P2>0.1N/10mmの関係であり、前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能であることを特徴とする使い捨ておむつが明らかとなる。
このような使い捨ておむつによれば、ファスニングテープの相反する機能(「外し易いこと」と「外れにくいこと」)の両立を図ることができる。
前記ファスニングテープは、前記ターゲット領域に係合する係合領域を有しており、前記下側のファスニングテープの前記係合領域の前記サイドフラップ側の端部の位置に前記上側のファスニングテープの端部を合わせた状態で、且つ、前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で、前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能であることが望ましい。このような使い捨ておむつによれば、ファスニングテープの相反する機能(「外し易いこと」と「外れにくいこと」)の両立を図ることができる。
前記ファスニングテープは、前記ターゲット領域に係合する係合領域を有しており、前記係合領域の前記サイドフラップ側の端部の幅は、前記ファスニングテープの端部の幅よりも大きいことが望ましい。これにより、前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能となる。
前記ファスニングテープは、他方のファスニングテープと係合可能なターゲットシートを有しており、前記ターゲット領域及び前記ターゲットシートの表面に共通の模様が施されていることが望ましい。これにより、両部材の質感が共通になり、美観が良くなるとともに、両部材の模様を合わせて係合させるように自然に誘導できる。
前記ターゲット領域及び前記ターゲットシートの表面に凹凸で構成された縞模様が施されており、前記凹凸が、前記ファスニングテープのテープ長さ方向に沿って交互に配置されていることが望ましい。これにより、ファスニングテープが、テープ長さ方向を湾曲させやすくなり、テープ幅方向を湾曲させにくくなる。
前記ターゲット領域に前記ファスニングテープの係合位置を誘導する誘導模様が形成されており、前記誘導模様の製品幅方向の寸法は、吸収体の前記製品幅方向の寸法と同じか、それよりも小さいことが望ましい。これにより、ファスニングテープの係合位置が中央部に誘導され、この結果、一対のファスニングテープを重ねて係合することを誘導できる。
===本実施形態===
<低体重児に特有の課題について>
体重が3000g以下の児(以下、低体重児という)の場合、特に体重が2500g未満の低出生体重児の場合、図12に示すように、背中をC字型に丸くカーブさせ、足をM字型に強く曲げた姿勢を保持することを求められることがある。この姿勢は、母体内での胎児の姿勢に近く、安静させやすい姿勢である。以下の説明では、図12に示す姿勢のことを「ポジショニング姿勢」ということがある。なお、図12では、うつ伏せの状態のポジショニング姿勢を示しているが、横向きや仰向けの場合もある。
また、低体重児の場合、身体にできるだけ触れないようにして、児にストレスがかからないようにすること(以下、「ミニマムハンドリング」という)が求められることがある。このミニマムハンドリングでは、例えば、使い捨ておむつから排泄物が漏れないだけでなく、おむつ交換時に児にできるだけ触れないことが求められることになる。
ミニマムハンドリングの考え方に従うと、低体重児用の使い捨ておむつは、装着の容易なことが望ましい。仮におむつ交換時にファスニングテープを外しにくい場合、ファスニングテープを外す力によって児に負担をかけてしまうおそれがあるため、低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープには、「外し易いこと」が求められることになる。
その一方、図13Bに示すように足をM字型に曲げたポジショニング姿勢で足が動いた場合、図13Aに示すように足を伸ばした状態で足が動いた場合と比べて、児の鼠径部の辺りからファスニングテープをめくり上げる力が大きくかかるため、ファスニングテープが外れやすくなる。しかし、ファスニングテープが外れてしまうと、排泄物の漏れの原因になるとともに、外れたテープが児に接触すると児に不快感や痛み等のストレスを与えてしまい、ミニマムハンドリングに反することになる。このため、低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープには、「外れにくいこと」が要求されることになる。
つまり、低体重児用の使い捨ておむつのファスニングテープには、「外し易いこと」と「外れにくいこと」という相反する機能の両立が求められる。
<使い捨ておむつ1の概略形状>
本実施形態の使い捨ておむつ1は、体重が3000g以下の低体重児のための使い捨ておむつであり、特に体重が2500g未満の低出生体重児に好適に用いられる。なお、低体重児には、低出生体重児(体重2500g未満)だけでなく、極低出生体重児(体重1500g未満)や超低出生体重児(体重1000g未満)も含まれる。
図1は、低体重児用の使い捨ておむつ1の展開平面図である。図2A〜図2Cは、低体重児用の使い捨ておむつ1の各部の分解説明図である。図2Aは、前部3の分解説明図である。図2Bは、股下部5の分解説明図である。図2Cは、後部7の分解説明図である。
本実施形態の使い捨ておむつ1は、いわゆるオープンタイプの使い捨ておむつであり、図1に示すように、前部3と、股下部5と、後部7とを有する。前部3は、着用者の前部(腹側、前胴回り)に位置することになる部分である。また、後部7は、着用者の後部(背側、後胴回り)に位置することになる部分である。股下部5は、前部3と後部7との間に位置することになる部分である。
以下の説明では、図1に示すように、各方向を定義する。すなわち、前部3から後部7に向かう方向を「製品長手方向L」とし、製品長手方向Lと直交する方向を「製品幅方向W」とする。また、図2に示すように、製品長手方向L及び製品幅方向Wと直交する方向を「厚さ方向」とし、着用者の肌の側を「肌側」とし、その逆側を「非肌側」とする。
使い捨ておむつ1は、中央帯状領域12と、サイドフラップ14と、レッグサイドギャザー16と、ウェストギャザー18とを有する。一対のサイドフラップ14には、ファスニングテープ30がそれぞれ取り付けられている。
中央帯状領域12は、前部3、股下部5及び後部7によって構成された製品幅方向Wの中央部に位置する帯状の領域である(図1参照)。中央帯状領域12は、液体を吸収し保持する部位である。中央帯状領域12は、液保持性の吸収体21を含む縦長の形状(製品長手方向Lに沿った形状)を有する。中央帯状領域12は、主に、吸収体21、トップシート22、防漏シート23及びバックシート24を有する(図2A〜図2C参照)。
吸収体21は、前部3、股下部5及び後部7にわたって配置されている。図1のハッチングの領域は、吸収体21の占める領域を示している。吸収体21は、製品長手方向Lの中央部における幅が狭くなるような砂時計形状を有する。但し、吸収体21の形状は、図1に示す形状に限定されず、単純な長方形であっても良い。また、吸収体21は、少なくとも股下部5に設けられていれば良い。吸収体21は、トップシート22及び防漏シート23に挟まれて配置されている。
トップシート22は、吸収体21の肌側(図中の上側)に配置された液透過性の部材である。防漏シート23は、吸収体21の非肌側(図中の下側)に配置された液不透過性の部材である。バックシート24は、使い捨ておむつ1の非肌側の外装を構成する部材(外装シート)であり、不織布で構成されている。防漏シート23の非肌側にはバックシート24が配置されている。
中央帯状領域12の股下部5では、吸収体21とバックシート24との間に、伸縮フィルム25が配置されている。伸縮フィルム25は、股下部5の中央帯状領域12に伸縮性を付与する部材である。
サイドフラップ14は、製品幅方向Wの両側縁部に位置する部位である。サイドフラップ14は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成されている(図1参照)。股下部5におけるサイドフラップ14の幅は、前部3及び後部7におけるサイドフラップ14の幅よりも狭い。なお、サイドフラップ14は、製品長手方向Lの全域にわたって設けられていなくても良く、例えば、後部7のみに設けられていても良い。一対のサイドフラップ14には、製品長手方向Lに沿って伸縮するレッグギャザー15(脚回り伸縮部)がそれぞれ設けられている。
サイドフラップ14は、主に、肌側シート26とバックシート24から構成されている(図2A〜図2C参照)。肌側シート26は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成された肌側の部材であり、不織布で構成されている。肌側シート26は、レッグサイドギャザー16(立体ギャザー)を構成する部材でもあり、肌側シート26の外側の部位(図1の太点線の接合部26Aより外側の部位)がサイドフラップ14を構成する。
サイドフラップ14の股下部5では、肌側シート26とバックシート24との間に、弾性部材27が配置されている。弾性部材27は、製品長手方向Lに沿って伸縮する帯状の部材である。弾性部材27が股下部5の肌側シート26及びバックシート24に伸縮性を付与することによって、レッグギャザー15が構成される。弾性部材27は、伸縮性の不織布により構成されているが、糸ゴムなどで構成しても良い。
レッグサイドギャザー16は、足繰りの隙間からの液漏れを防ぐための立体ギャザーである。一対のレッグサイドギャザー16は、前部3、股下部5及び後部7にわたって製品長手方向Lに沿って形成されている(図1参照)。レッグサイドギャザー16は、サイドフラップ14の内側で中央帯状領域12の両縁を覆うように形成されている。
レッグサイドギャザー16は、主に肌側シート26の内側の部位から構成されている(図2参照)。股下部5の肌側シート26の内縁は糸ゴム等によって伸縮性を有している。肌側シート26は、中央帯状領域12とサイドフラップ14との間の接合部26Aで製品長手方向Lに沿って接合されている(図1の太点線)。肌側シート26の接合部26Aよりも内側の領域が、接合部26Aを支点にしてレッグサイドギャザー16(立体ギャザー)を構成する。
ウェストギャザー18は、後部7において製品幅方向Wに沿って配置された胴回り伸縮部である(図1参照)。後部7では、吸収体21とバックシート24との間に、ウェストギャザーフィルム28が配置されている(図2C参照)。ウェストギャザーフィルム28は、製品幅方向Wに沿って伸縮する帯状の伸縮部材である。ウェストギャザーフィルム28がバックシート24等に伸縮性を付与することによって、ウェストギャザー18が構成される。ウェストギャザーフィルム28の製品幅方向Wの長さは、吸収体21よりも長い。このため、ウェストギャザー18は、吸収体21から製品幅方向Wの外側にも突出して形成されている。なお、ウェストギャザー18が設けられていなくても良い。
ファスニングテープ30は、後部7のサイドフラップ14に取り付けられている(図1参照)。サイドフラップ14を構成する肌側シート26とバックシート24との間にファスニングテープ30の一部が挟み込まれることによって(図2C参照)、ファスニングテープ30が取り付けられている。
前部3には、ターゲットテープ29が設けられている(図1参照)。ターゲットテープ29は、前部3のバックシート24の非肌側に配置されている(図2A参照)。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30と係合可能な部材であり、不織布で形成されている。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30を係合させるターゲット領域を構成する。なお、バックシート24の非肌側にターゲットテープ29を配置する代わりに、バックシート24の最外層の不織布にターゲット領域を形成しても良い。
ファスニングテープ30をターゲットテープ29に係合させることによって、使い捨ておむつ1を着用させることになる。なお、後述するように、ファスニングテープ30は、他方のファスニングテープ30の上にも係合可能である。
本実施形態の低体重児用の使い捨ておむつ1の製品長手方向Lの製品長(皺なく製品を伸ばした状態での寸法)は、210〜330mmの範囲である。例えば、体重2500g未満の低出生体重児用の使い捨ておむつ1の製品長は310mmであり、体重1500g未満の極低出生体重児用の使い捨ておむつ1の場合の製品長は270mmであり、体重1000g未満の超低出生体重児用の使い捨ておむつ1の場合の製品長は230mmである。
また、本実施形態の低体重児用の使い捨ておむつ1のウエスト寸法は、160〜295mmの範囲である。なお、ウエスト寸法は、一方のファスニングテープ30の端部を他方のファスニングテープ30のフックシート領域Cのサイドフラップ14側の端部に合わせた状態で、皺なく製品を伸ばした状態(例えば、ウェストギャザー18がある場合にはウェストギャザー18を製品幅方向Wに伸ばした状態)での寸法である。例えば、低出生体重児用の使い捨ておむつ1のウエスト寸法は273.5mmであり、体重1500g未満の極低出生体重児用の使い捨ておむつ1の場合のウエスト寸法は220mmである。
<ファスニングテープ30の構成>
図3A及び図3Bは、本実施形態のファスニングテープ30の説明図である。図3Aは、ファスニングテープ30のフックシート34側から見た図である。図3Bは、ファスニングテープ30の周辺の断面図である。
図3Aに示すように、ファスニングテープ30は、基端領域Aと、中間領域Bと、フックシート領域Cと、先端領域Dとに区分できる。また、図3Bに示すように、ファスニングテープ30は、基材シート32と、フックシート34と、ターゲットシート36とを有する。
基端領域Aは、サイドフラップ14と接合される領域である。基端領域Aは、サイドフラップ14を構成する2枚のシート(肌側シート26及びバックシート24)に挟み込まれており、基端領域Aの両面がサイドフラップ14と接合されている。なお、基端領域Aがサイドフラップ14の非肌側の面上に接合されて、基端領域Aの一方の面のみがサイドフラップ14に接合されていても良い。基端領域A以外の領域(中間領域B、フックシート領域C、先端領域D)は、後部7のサイドフラップ14から製品幅方向Wの外側に突出するように配置されている。
中間領域Bは、基端領域Aとフックシート領域Cとの間の領域である。フックシート領域Cは、フックシート34が設けられた領域であり、ターゲットテープ29に係合する領域(係合領域)である。中間領域Bにはフックシート34が無いため、中間領域Bの曲げ剛性はフック領域よりも小さく、中間領域Bは折り曲げやすい。なお、製品出荷段階で中間領域Bが折り曲げられて、フックシート34がサイドフラップ14に係合していれば、フックシート34の係合面を露出させずに済むので望ましい。先端領域Dは、フックシート34よりも外側の領域である。先端領域Dは、ファスニングテープ30の着脱時に指で摘まむ「つまみ」として機能する。なお、図3Aの領域Xは、サイドフラップ14の領域である。
基材シート32は、ファスニングテープ30の基材となるシートである。基材シート32は、不織布又は不織布にフィルムをラミネートしたシートから構成されている。また、基材シート32は、1枚又は複数枚重ねたシート(不織布又は不織布にフィルムをラミネートしたシート)によって構成されている。基材シート32は、ファスニングテープ30の基端領域Aから先端領域Dまでの全領域に配置されている。
フックシート34は、ターゲット領域(ここではターゲットテープ29)に係合するシートである。フックシート34は、他方のファスニングテープ30にも係合可能である。フックシート34の表面(基材シート32側とは反対側の面)には多数の係合フック(不図示)が設けられており、係合フックがターゲット領域に引っ掛かることによって、ファスニングテープ30がターゲットテープ29に係合することになる。フックシート34は、基材シート32に接合されている。フックシート34と基材シート32との接合には、ホットメルト接着剤が用いられているが、接合方法はこれに限られるものではなく、例えば熱シール等でフックシート34と基材シート32とが接合されていても良い。
ターゲットシート36は、他方のファスニングテープ30のフックシート34を係合可能なシートである。ターゲットシート36は、1枚又は複数枚の不織布を重ねたシートで構成されている。ターゲットシート36は、フックシート34とは反対側で基材シート32に接合されている。
ターゲットシート36は、少なくともフックシート領域C及び先端領域Dに配置されている。図中のターゲットシート36は、基端領域Aの一部(基端領域Aの中間領域B側の一部)、中間領域B、フックシート領域C及び先端領域Dに配置されている。このように、ターゲットシート36が基端領域Aから先端領域Dまで設けられるとともに、ターゲットシート36が基端領域Aで基材シート32とともにサイドフラップ14に接合されていれば、他方のファスニングテープ30の着脱時にターゲットシート36が基材シート32から剥離しにくくなるので望ましい。
ターゲットシート36は、基端領域Aの一部(中間領域B側とは反対側の一部)には設けられていない。ターゲットシート36の設けられていない領域には、ウェストギャザーフィルム28(図2C参照)が配置されている。つまり、基端領域Aとバックシート24との間に、ターゲットシート36の端部とウェストギャザーフィルム28の端部が重ならずに挟まれている。これにより、基材シート32の基端領域Aとバックシート24との間で、段差を軽減して、ターゲットシート36とウェストギャザーフィルム28の両方を挟み込みやすくなっている。
なお、ターゲットシート36は、基材シート32と同様に、基端領域Aから先端領域Dまでの全領域に配置されていても良い。また、ターゲットシート36は、基端領域Aや中間領域Bに配置されていなくても良い。また、後述する係合力(0.1N/10mm以上)を達成できるのであれば、ターゲットシート36を省略して、基材シート32に他方のファスニングテープ30を係合させても良い。
図4Aは、一方のファスニングテープ30上に他方のファスニングテープ30を重ね合わせたときの様子の説明図である。
図4Aに示すように、一対のファスニングテープ30を重ね合わせる場合、まず下側のファスニングテープ30を前部3のターゲットテープ29の中央部に係合させ、そのファスニングテープ30上に他方のファスニングテープ30を係合させることになる。このため、一対のファスニングテープ30は、着用者の前部3の中央部に自然に位置することになる。この結果、ファスニングテープ30のサイドフラップ14から延出する部位(中間領域B、フックシート領域C、先端領域D)は、図13Bに示す場合と比べて、着用者の鼠径部から離れた位置になる。これにより、足をM字型に曲げたポジショニング姿勢で足が動いたとしても、図13Bに示す場合と比べて、ファスニングテープ30は、鼠径部からめくり上がる力を受けにくくなる。
なお、仮にファスニングテープ30上にファスニングテープ30を係合させられない場合であっても、図4Bの示すように互い違いに一対のファスニングテープ30を留めれば、ファスニングテープ30を着用者の鼠径部から離れた位置で留めることは可能である。但し、この場合、図4Bに示すように、使い捨ておむつ1に隙間や歪みが発生し、排泄物が漏れるおそれや、児の動きを妨げて児にストレスを与えてしまうおそれが生じ、低体重児に対するミニマムハンドリングに反することになる。
これに対し、一対のファスニングテープ30を重ね合わせた場合には、図4Aに示すように、使い捨ておむつ1に隙間や歪みが生じにくくなるという利点がある。
<ファスニングテープ30の係合力>
ファスニングテープ30(具体的には、ファスニングテープ30のフックシート34)を止着させるためには、ファスニングテープ30の係合力は、0.1N/10mm以上であることが必要である。なお、ファスニングテープ30の係合力が0.1N/10mmより小さいと、仮にファスニングテープ30を係合させることができたとしても、ファスニングテープ30が力を受けると外れてしまい、ファスニングテープ30の止着が不十分になる。ここでは、0.1N/10mm以上の係合力で係合することを「止着」と呼ぶ。
ファスニングテープ30は、前部3のターゲット領域(ここではターゲットテープ29)に止着されることになる。このため、ファスニングテープ30(フックシート34)と前部3のターゲットテープ29との係合力をP1(単位:N/10mm)としたとき、P1が0.1N/10mm以上であることが要求される。
更に、本実施形態のファスニングテープ30は、他方のファスニングテープ30のターゲットシート36にも止着されることになる。このため、ファスニングテープ30(フックシート34)と他方のファスニングテープ30のターゲットシート36との係合力をP2(単位:N/10mm)としたとき、P2も0.1N/10mm以上であることが要求される。
一方、ファスニングテープ30を外し易くするためには、ファスニングテープ30の係合力は、0.5N/10mm以下であることが望ましい。仮にファスニングテープ30の係合力が0.5N/10mmを超えると、ファスニングテープ30を外しにくくなり、ファスニングテープ30を外す力によって児に負担をかけてしまい、低体重児に対するミニマムハンドリングに反するからである。このため、ファスニングテープ30の係合力は、0.1〜0.5N/10mmの範囲内であることが望ましい。
また、本実施形態では、ファスニングテープ30と前部3のターゲットテープ29との係合力をP1とし、ファスニングテープ30と他方のファスニングテープ30のターゲットシート36との係合力をP2としたとき、P1>P2の関係である。このような関係になるのは、ファスニングテープが着用者に触れても着用者に与えるストレスを抑制できるように、ファスニングテープ30の剛性を抑える必要があり、ファスニングテープのターゲットシート36の材質や厚さに制約があるためである。ここでは、P1は0.5〜0.7N/30mm(単位がN/10mmの場合には1/3の数値)であり、P2は0.8〜1.1N/30mmである。
ファスニングテープ30の係合力は、島津製作所株式会社製のオートグラフ試験機(AG−X10plus)を用いて測定したものを採用する。具体的には、測定対象のファスニングテープ30からフックシート領域Cを可能な限り広い幅で長方形形状にて切り出したサンプルを準備する。同様に、ファスニングテープ30を係合させるターゲット(ターゲットテープ29又はターゲットシート36)を、フックシート34よりも大きなサイズで切り出したサンプルを準備する。
次いで、700gローラー(直径85mm、幅45mm)を5mm/分の速度で主なファスニングテープ30の着脱方向に沿って動かして、両サンプルを圧着する。圧着した両サンプルを、上記オーフォグラフ試験機にセットし、引っ張り速度300mm/分における両サンプルの係合力を測定し、サンプルの幅寸法を元に10mm単位幅辺りの係合力に換算した値を係合力(単位:N/10mm)とする。この際、図5に示すように、引っ張る方向は、ターゲット面(ターゲットのサンプルを載置する治具面)に対して、フックシート面が135度の角度になるように設定する。フックシートのピール方向は、ファスニングテープ30を操作する(着脱する)時における主な着脱方向とする。
<ファスニングテープ30を重ねた状態>
図6Aは、下側になるファスニングテープ30をターゲットテープ29に止着したときの説明図である。図6Bは、図6Aのファスニングテープ30上に他方のファスニングテープ30を止着したときの説明図である。
図6Bに示すように、ファスニングテープ30のテープ幅方向の中心を合わせた状態で一対のファスニングテープ30を重ねたときに、上側のファスニングテープ30が、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いでおり、その跨いだ両側でターゲットテープ29に止着されている。図中には、上側のファスニングテープ30(フックシート34)がターゲットテープ29に止着されている領域にハッチングが施されている。
既に説明した通り、ターゲットテープ29との係合力P1は他方のファスニングテープ30との係合力P2よりも大きい(P1>P2)。このような状況下で、本実施形態の上側のファスニングテープ30は、図6Bのハッチングの領域でターゲットテープ29と係合するので、下側のファスニングテープ30のみと係合する場合と比べて、係合力が高くなる。
加えて、ファスニングテープ30の根元側(サイドフラップ14側)は端部よりも鼠径部の近くに位置するため、ファスニングテープ30の根元側は、端部と比べると、めくり上がる力を大きく受けることになる。但し、本実施形態では、ファスニングテープ30の根元側(めくり上がる力を大きく受ける部位)において、上側のファスニングテープ30は下側のファスニングテープ30を跨いでターゲットテープ29に止着されているため(図6Bのハッチング参照)、ファスニングテープ30の根元側での係合力は高いので、ファスニングテープ30が外れにくい。
一方、上側のファスニングテープ30が下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨ぐ構造上、逆に、上側のファスニングテープ30の端部は、下側のファスニングテープ30の上にのみ位置する構造になる。上側のファスニングテープ30の端部は、ターゲットテープ29と係合している根元側と比べると、係合力が低いことになる。このため、ファスニングテープ30の端部を摘まんでファスニングテープ30を外し易い。
上記の通り、本実施形態では、ファスニングテープ30が「外し易いこと」と「外れにくいこと」という相反する機能を両立できる。ファスニングテープ30が外し易いため、児にストレスを与えずにファスニングテープ30を外すことが可能になるため、本実施形態の使い捨ておむつ1は、ミニマムハンドリングを求められる低体重児(体重3000g以下の児)に好適である。その一方、M字型に曲げた状態の足が動いた場合であってもファスニングテープ30が外れにくいため、本実施形態の使い捨ておむつ1は、ポジショニング姿勢の求められる低体重児に好適である。
本実施形態では、図6Bに示すように、下側のファスニングテープ30のフックシート領域Cのサイドフラップ14側の端部の位置に、上側のファスニングテープ30の端部を合わせた状態で、且つ、ファスニングテープ30のテープ幅方向の中心を合わせた状態で、一対のファスニングテープ30が重ねられている。そして、このように一対のファスニングテープ30を重ねたときに、本実施形態では、上側のファスニングテープ30が、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いだ両側でターゲットテープ29に止着されている。なお、本実施形態では、使い捨ておむつ1の設計上のウエスト寸法を、一方のファスニングテープ30の端部を他方のファスニングテープ30のフックシート領域Cのサイドフラップ14側の端部に合わせた状態を基準としているため、この設計基準の下で、上側のファスニングテープ30が、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いだ両側でターゲットテープ29に止着可能としている。但し、下側のファスニングテープ30に対する上側のファスニングテープ30の位置は、図6Bに示す位置に限られるものではない。仮に、上のファスニングテープ30が、図6Bに示す位置よりも左右どちらかにずれていても、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いだ両側でターゲットテープ29に止着されていれば、ファスニングテープ30の根元側での係合力が高くなり、ファスニングテープ30が外れにくい。
また、本実施形態では、フックシート領域Cのサイドフラップ14側の端部の幅(テープ幅方向の寸法)は、ファスニングテープ30の端部の幅よりも大きい。ファスニングテープ30をこのような形状にすることによって、ファスニングテープ30のテープ幅方向の中心を合わせた状態で一対のファスニングテープ30を重ねたときに、上側のファスニングテープ30が、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いだ両側でターゲットテープ29に止着可能になる。
図7A及び図7Bは、比較例のファスニングテープ30のフックシート領域Cの形状の説明図である。比較例では、本実施形態とは逆に、フックシート領域Cのサイドフラップ14側の端部の幅が、ファスニングテープ30の端部の幅よりも小さい(図7A参照)。この結果、比較例では、上側のファスニングテープ30の端部がターゲットテープ29に止着されてしまうため、上側のファスニングテープ30の端部の係合力が大きくなり、上側のファスニングテープ30が外しにくくなる。また、比較例では、上側のファスニングテープ30の根元側の係合力が小さくなり、M字型に曲げた状態の足が動いた場合、鼠径部から受ける力で上側のファスニングテープ30が外れやすくなる。
<ファスニングテープ30の形状の変形例>
図8A及び図8Bは、ファスニングテープ30の形状の第1変形例の説明図である。第1変形例では、ファスニングテープ30のテープ幅方向の寸法が、端部ほど小さく構成されている。また、第1変形例では、フックシート34のテープ幅方向の寸法も、端部ほど小さく構成されている。
第1変形例においても、ファスニングテープ30のテープ幅方向の中心を合わせた状態で一対のファスニングテープ30を重ねたときに、上側のファスニングテープ30が、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いでおり、その跨いだ両側でターゲットテープ29に止着可能である。このため、第1変形例においても、ファスニングテープ30が「外し易いこと」と「外れにくいこと」という相反する機能を両立できる。
なお、第1変形例では、ファスニングテープ30のテープ幅方向の寸法が、端部ほど小さく構成されている。このため、第1変形例では、下側のファスニングテープ30のフックシート領域Cのサイドフラップ14側の端部の位置に、上側のファスニングテープ30の端部ではなくフックシート領域Cの端部(サイドフラップ14側とは反対側の端部)を合わせた状態にしても、上側のファスニングテープ30のフックシート34が、下側のファスニングテープ30をテープ幅方向に跨いだ両側でターゲットテープ29に止着可能である。
図9A及び図9Bは、ファスニングテープ30の形状の第2変形例の説明図である。第2変形例のファスニングテープ30は、中央部にくびれがあるため、端部ほどテープ幅が小さくなっていない。但し、第2変形例においても、ファスニングテープ30のテープ幅方向の中心を合わせた状態で一対のファスニングテープ30を重ねたときに、上側のファスニングテープ30が、下側のファスニングテープ30の端部をテープ幅方向に跨いでおり、その跨いだ両側でターゲットテープ29に止着可能である。このため、第2変形例においても、ファスニングテープ30が「外し易いこと」と「外れにくいこと」という相反する機能を両立できる。
<ターゲットの模様>
図10は、ターゲットテープ29の模様と、ファスニングテープ30のターゲットシート36の模様の説明図である。
ターゲットテープ29の表面には、凹凸で構成された縞模様が施されている。この凹凸は、ターゲットテープ29を構成する2以上の不織布の最外層の不織布に、繊維量の多い凸条と、繊維量の少ない凹溝とを交互に形成することによって、構成されている。
ファスニングテープ30のターゲットシート36の表面にも、凹凸で構成された縞模様が施されている。ターゲットシート36の凹凸も、ターゲットシート36の最外層の不織布に、繊維量の多い凸条と、繊維量の少ない凹溝とを交互に形成することによって、構成されている。本実施形態では、ファスニングテープ30とファスニングテープ30との係合力P2を0.1N/10mm以上にする必要上があるため、不織布で構成されるターゲットシート36が比較的厚くなるので、このような凹凸の形成が実現可能である。
本実施形態では、ターゲットテープ29の表面の凹凸の幅や間隔と、ファスニングテープ30のターゲットシート36の表面の凹凸の幅や間隔がほぼ同じである。つまり、本実施形態では、ターゲットテープ29及びターゲットシート36の表面には、共通の凹凸模様が施されている。このように、ターゲットテープ29とファスニングテープ30の模様を共通にすることによって、両部材の質感が共通になり、また、両部材の係合後の質感も変わらないため、美観が良くなる。また、ターゲットテープ29とファスニングテープ30の模様を合わせて係合させるように自然に誘導できるため、ファスニングテープ30がターゲットテープ29に対して極端に斜めに係合することを抑制できる。
なお、ターゲットテープ29及びターゲットシート36の表面の共通の凹凸模様は、完全に同じでなくても良い。例えば、凹凸模様を有するターゲットテープ29に更にエンボス加工が施されており、凹凸模様を有するターゲットシート36にはエンボス加工が施されていなくても良い。このような場合であっても、凹凸模様が共通していれば、質感が共通になるとともに、ターゲットテープ29とファスニングテープ30の模様を合わせて係合させるように誘導させることもできる。また、ターゲットテープ29及びターゲットシート36の表面の共通の模様は、凹凸模様に限られるものではなく、他の模様でも良い。また、ターゲットテープ29及びターゲットシート36の表面の共通の模様は、同じ大きさの模様に限られるものではなく、大きさの異なる相似形の模様でも良い。
また、本実施形態では、ファスニングテープ30の凹凸模様を構成する凸条や凹溝がテープ幅方向に沿って形成されており、凹凸がテープ長さ方向に沿って交互に配置されている。このため、ファスニングテープ30は、テープ長さ方向を湾曲させやすく、テープ幅方向を湾曲させにくくなる。テープ長さ方向を湾曲させやすくなるため、ファスニングテープ30は外し易くなる。一方、テープ幅方向を湾曲させにくくなるため、ファスニングテープ30は鼠径部から受ける力(下から受ける力)に対して剛性を有することができる。
図11は、ターゲットテープ29に形成された誘導模様の説明図である。
誘導模様は、ファスニングテープ30の係合位置を誘導するための模様である。ここでは誘導模様は、長方形状の範囲を着色した模様になっている。なお、誘導模様はこれに限られるものではなく、長方形の外形線や、長方形状の領域の四つ角を示す4つのL字模様などで誘導模様を構成しても良いし、長方形の領域内に文字、数字、記号、図柄、キャラクターデザインなどを描くことによって誘導模様を構成しても良い。また、誘導模様は、長方形状に限られず、楕円形状でも良い。
図11に示すように、誘導模様の製品幅方向Wの寸法は、吸収体21の製品幅方向Wの寸法と同じか、それよりも小さい。つまり、誘導模様の製品幅方向Wの寸法は、吸収体21の製品幅方向Wの寸法以下である。これにより、ファスニングテープ30の係合位置が前部3の中央部に誘導され、この結果、下側のファスニングテープ30の上に他方のファスニングテープ30を係合させることを誘導できる。
ところで、吸収体21は比較的厚い部材であるため(図2参照)、ポジショニング姿勢にある着用者が動いたときに、その力を吸収(緩和)することができる。このため、ファスニングテープ30が吸収体21よりも製品幅方向Wの内側に係合していれば、ポジショニング姿勢にある着用者が動いても、その力がファスニングテープ30に伝わりにくくなり、ファスニングテープ30が外れにくくなる。したがって、誘導模様の製品幅方向Wの寸法が吸収体21の製品幅方向Wの寸法以下であることによって、ファスニングテープ30が外れにくくなるという効果が得られる。
また、本実施形態では、ターゲット領域(ここではターゲットテープ29)は、誘導模様よりも広い範囲にある。このため、仮にファスニングテープ30が誘導模様からはみ出ていても、十分な係合力でファスニングテープ30を係合させることができる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 使い捨ておむつ、
3 前部、5 股下部、7 後部、
12 中央帯状領域、14 サイドフラップ、15 レッグギャザー、
16 レッグサイドギャザー、18 ウェストギャザー、
21 吸収体、22 トップシート、23 防漏シート、
24 バックシート(外装シート)、25 伸縮フィルム、
26 肌側シート、26A 接合部、27 弾性部材、
28 ウェストギャザーフィルム、29 ターゲットテープ、
30 ファスニングテープ、32 基材シート、
34 フックシート、36 ターゲットシート、
A 基端領域、B 中間領域、
C フックシート領域(係合領域)、D 先端領域
上記目的を達成するための主たる発明は、
体重3000g以下の児のための使い捨ておむつであって、
サイドフラップと、
前記サイドフラップに設けられた一対のファスニングテープと、
前記ファスニングテープと係合可能なターゲット領域と、
を有し、
前記一対のファスニングテープの一方のファスニングテープに他方のファスニングテープを重ねて係合可能であり、
前記ターゲット領域と前記一方のファスニングテープとの係合力をP1とし、前記一方のファスニングテープと前記他方のファスニングテープとの係合力をP2としたとき、P1>P2>0.1N/10mmの関係であり、
前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能であり、
前記ファスニングテープは、前記ターゲット領域に係合する係合領域を有しており、
前記下側のファスニングテープの前記係合領域の前記サイドフラップ側の端部の位置に前記上側のファスニングテープの端部を合わせた状態で、且つ、前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で、前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能である
ことを特徴とする使い捨ておむつである。

Claims (6)

  1. 体重3000g以下の児のための使い捨ておむつであって、
    サイドフラップと、
    前記サイドフラップに設けられた一対のファスニングテープと、
    前記ファスニングテープと係合可能なターゲット領域と、
    を有し、
    前記一対のファスニングテープの一方のファスニングテープに他方のファスニングテープを重ねて係合可能であり、
    前記ターゲット領域と前記一方のファスニングテープとの係合力をP1とし、前記一方のファスニングテープと前記他方のファスニングテープとの係合力をP2としたとき、P1>P2>0.1N/10mmの関係であり、
    前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能である
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    前記ファスニングテープは、前記ターゲット領域に係合する係合領域を有しており、
    前記下側のファスニングテープの前記係合領域の前記サイドフラップ側の端部の位置に前記上側のファスニングテープの端部を合わせた状態で、且つ、前記ファスニングテープのテープ幅方向の中心を合わせた状態で、前記一対のファスニングテープを重ねたときに、上側のファスニングテープが、下側のファスニングテープの端部を前記テープ幅方向に跨いだ両側で、前記ターゲット領域に係合可能である
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
  3. 請求項1又は2に記載の使い捨ておむつであって、
    前記ファスニングテープは、前記ターゲット領域に係合する係合領域を有しており、
    前記係合領域の前記サイドフラップ側の端部の幅は、前記ファスニングテープの端部の幅よりも大きい
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記ファスニングテープは、他方のファスニングテープと係合可能なターゲットシートを有しており、
    前記ターゲット領域及び前記ターゲットシートの表面に共通の模様が施されている
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
  5. 請求項4に記載の使い捨ておむつであって、
    前記ターゲット領域及び前記ターゲットシートの表面に凹凸で構成された縞模様が施されており、
    前記凹凸が、前記ファスニングテープのテープ長さ方向に沿って交互に配置されている
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記ターゲット領域に前記ファスニングテープの係合位置を誘導する誘導模様が形成されており、
    前記誘導模様の製品幅方向の寸法は、吸収体の前記製品幅方向の寸法と同じか、それよりも小さい
    ことを特徴とする使い捨ておむつ。
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