JP2018099439A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】パンツ型おむつにおいて腹側胴回り部のフィット性を向上させる。【解決手段】互いに交差する上下方向と、横方向と、厚さ方向と、を有し、液体を吸収する吸収性本体(10)と、前記吸収性本体(10)の長手方向の一端部に位置する腹側胴回り部(3)と、前記吸収性本体の長手方向の他端部に位置する背側胴回り部(4)と、備えたパンツ型使い捨ておむつ(1)であって、前記腹側胴回り部(3)の下端部には、前記横方向に伸縮可能な弾性部材(36lg)が設けられ、前記弾性部材(36lg)は、前記横方向における外側から内側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部(36lgc)を、前記厚さ方向において前記吸収性本体(10)と重複する領域に少なくとも有しており、前記横方向において、前記吸収性本体(10)の中央部では前記弾性部材(36lg)は非連続である。【選択図】図1

Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
従来、おむつ等の吸収性物品として、排泄物等を吸収する吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両端部にそれぞれ位置する胴回りベルト部(胴回り部)とによって構成されるパンツ型の使い捨ておむつが知られている。このような使い捨ておむつ(おむつ)では、前後胴回り部に糸ゴム等の弾性部材が設けられており、該弾性部材の伸縮性が作用することにより、おむつ着用時における胴回りのフィット性を高めている。例えば、特許文献1には、腹側胴回り部の上下方向の下側(すなわち脚回り側)の端部に、横方向に連続する弾性部材が吸収性本体と重複する部分を有するように設けられたおむつが開示されている。
WO2016/99362号公報
特許文献1のおむつによれば、着用者の胴回りに沿って全体的に弾性部材による伸縮力を作用させることができる。しかし、腹側胴回りベルト部(胴回り部)において弾性部材と吸収性本体とが重複する部分では、吸収性本体を横方向に収縮させる力が働くため、フィット性が悪化したり、排泄物の横漏れが生じたりするおそれがある。また、特許文献1のおむつでは、腹側胴回り部の横方向にのみ弾性部材による伸縮性が作用していることから、おむつの着用者が身体を動かした際(例えば前傾姿勢を取った際)に、腹側胴回り部が上下方向に収縮したり捲れが生じたりしてしまう場合があり、良好なフィット性を確保することが難しい。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、パンツ型おむつにおいて腹側胴回り部のフィット性を向上させることにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する上下方向と、横方向と、厚さ方向と、を有し、液体を吸収する吸収性本体と、前記吸収性本体の長手方向の一端部に配置された腹側胴回り部と、前記吸収性本体の長手方向の他端部に配置された背側胴回り部と、を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、前記腹側胴回り部の下端部には、前記横方向に伸縮可能な弾性部材が設けられ、前記弾性部材は、前記横方向における外側から内側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部を、前記厚さ方向において前記吸収性本体と重複する領域に少なくとも有しており、前記横方向において、前記吸収性本体の中央部では前記弾性部材は非連続である、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、パンツ型おむつにおいて腹側胴回り部のフィット性を向上させることができる。
展開かつ伸長状態であるおむつ1の平面図である。 パンツ型の状態にしたおむつ1を腹側から見た概略斜視図である。 図3Aは、図1中のA−A概略断面図である。図3Bは、図1中のB−B概略断面図である。 点状圧搾部15の配置について説明する図である。 展開かつ伸長状態である腹側胴回り部3を拡大して表した平面図である。 おむつ1の着用時において弾性部材36lgによる力の作用について説明する図である。 点状圧搾部15の配置の変形例について説明する図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する上下方向と、横方向と、厚さ方向と、を有し、液体を吸収する吸収性本体と、前記吸収性本体の長手方向の一端部に配置された腹側胴回り部と、前記吸収性本体の長手方向の他端部に配置された背側胴回り部と、を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、前記腹側胴回り部の下端部には、前記横方向に伸縮可能な弾性部材が設けられ、前記弾性部材は、前記横方向における外側から内側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部を、前記厚さ方向において前記吸収性本体と重複する領域に少なくとも有しており、前記横方向において、前記吸収性本体の中央部では前記弾性部材は非連続である、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、弾性部材の傾斜部の伸縮力によって着用時において腹側胴回り部を上下方向に拡幅する力が作用し、撓みや捲れが生じにくくなる。これにより、腹側胴回り部のフィット性を向上させることができる。また、腹側胴回り部がしっかりとフィットすることにより、吸収性本体をより強く支持することができるようになり、吸収性本体が排泄物を吸収して重量が増加した場合であっても、該吸収性本体が下方に垂れ下がるのを抑制することができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを備え、前記弾性部材は、前記厚さ方向において前記吸収性コアと重複する部分を有している、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、吸収性本体に加えて、吸収性コアを横方向及び上下方向に拡幅させることが可能となる。これにより、吸収性コアが着用者の身体にフィットしやすくなり、排泄物の漏れ等を効率的に抑制することができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸収性コアの表面には、複数の点状圧搾部が設けられており、複数の前記点状圧搾部は、前記上下方向において均等なピッチで配置されている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、吸収性コアの長手方向について折れ曲がり基点が均等に形成されやすくなる。すなわち、おむつ着用時において、吸収性コアが長手方向に偏りなく変形しやすくなる。これにより、吸収性コアが身体の丸みに沿って無理なくフィットしやすくなる。また、弾性部材の伸縮力によって吸収性コアが拡幅されるため、折れ曲がり基点が多く形成されたとしても、余計な皺等は形成されにくく、着用者の身体にフィットしやすくなる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸収性コアの表面には、複数の点状圧搾部が設けられており、複数の前記点状圧搾部の前記横方向において、第1のピッチと、前記第1のピッチとは長さが異なる第2のピッチを有して配置されている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、前記吸収性コアの横方向において、点状圧搾部のピッチが狭く折れ曲がり基点が密に形成される部分と、点状圧搾部のピッチが広く折れ曲がり基点が疎に形成される部分とが混在することになる。したがって、吸収性コアを集中的に変形させたり、平面形状から変形しにくくしたりすることが可能となり、着用者の身体形状に合わせて平面を維持しつつ横方向に自在に変形しやすくすることができる。これにより、吸収性コアがより身体にフィットしやすくなる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸収性コアの表面には、複数の点状圧搾部が設けられており、前記吸収性コアは、単位面積あたりに配置されている前記点状圧搾部の数が多い部分と少ない部分とを有する、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、点状圧搾部の配置密度が高い部分の方が、配置密度が低い部分よりも折れ曲がり基点が形成されやすく、同一平面状に変形しやすい領域と変形しにくい領域とを有することにより、吸収性コアが特定の方向に変形癖が付くことが抑制される。すなわち、吸収性コアの変形が不規則になり、身体の複雑な曲面に沿いやすくなる。これにより、おむつ着用時において、着用者の身体に対して吸収性コアを面でフィットさせやすくすることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記腹側胴回り部は、前記弾性部材が配置されているよりも前記上下方向の上側の領域に、前記横方向に伸縮可能な胴回り弾性部材を有し、前記胴回り弾性部材の少なくとも一部は、前記横方向の中央部で非連続であり、前記横方向において、前記弾性部材の内側端の位置と、前記胴回り弾性部材の内側端の位置とが異なる、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、横方向において胴回り弾性部材による収縮力が作用する範囲と、弾性部材による収縮力が作用する範囲を調整することが可能となる。これにより、腹側胴回り部が下側に引っ張られる際の力の作用点や大きさを変更し、着用対象者のフィット感を向上させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記腹側胴回り部は、前記傾斜部を接合する傾斜部接着領域と、前記胴回り弾性部材を接合し、前記傾斜部接着領域とは重複していない胴回り弾性部材接着領域と、を有する、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、腹側胴回り弾性部材による力と、弾性部材の傾斜部による力とが互いに干渉しにくくなる。これにより、吸収性本体や腹側胴回り部が引っ張られる方向が変わってしまい、想定される拡幅効果が得られなくなったり、締め付けが局所的にきつくなったりすることを抑制しやすくなる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを備え、前記胴回り弾性部材は、前記厚さ方向において吸収性コアとの重複部分を有していない、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、剛性が高い吸収性コアと重複することによって、当該重複部において横方向における胴回り弾性部材の収縮量が小さくなってしまうことを抑制できる。したがって、胴回り部は横方向の広範囲に亘って収縮しやすくなり、おむつ着用時における胴回り部のフィット性が向上する。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記弾性部材は、前記横方向に沿って左右一対設けられており、前記傾斜部の前記横方向に対する傾斜角度が左右で異なる、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、左右非対称に配置された弾性部材(傾斜部)によって、胴回り部に作用する力の大きさや方向を調整することが可能となる。例えば、片手が麻痺してしまっている人を着用対象者とする場合に、横方向の一方側では胴回り部を引き上げる動作を行いやすくし、横方向の他方側では胴回り部のフィット性を向上させる等、着用対象者の状況に応じて、おむつ着用時における最適なフィット性を実現しやすくすることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記弾性部材は、前記横方向に沿って左右一対設けられており、前記弾性部材は、前記横方向に沿って配置された直線部、及び、前記傾斜部と前記直線部との間が所定の曲率で湾曲した湾曲部を有し、前記湾曲部の曲率が左右で異なる、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、直線部による伸縮力と傾斜部による伸縮力とがスムーズに連動しやすくなる。そして、湾曲部の曲率が左右で異なることにより、胴回り部に作用する力の大きさや方向を調整することが可能となる。これにより、着用対象者の状況(例えば、片手が麻痺している人等)に応じて、おむつ着用時における最適なフィット性を実現しやすくすることができる。
===実施形態===
<おむつ1の基本構成>
本実施形態で扱う吸収性物品の一例として、パンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)の基本的な構成について説明する。図1は、展開かつ伸長状態であるおむつ1の平面図である。図2は、パンツ型の状態にしたおむつ1を腹側から見た概略斜視図である。図3Aは、図1中のA−A概略断面図である。図3Bは、図1中のB−B概略断面図である。なお、図1における「伸長状態」とは、製品(おむつ1)を皺なく伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述するバックシート30等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態のことを言う。
このおむつ1は、図2のパンツ型状態において、互いに直交する三方向として上下方向と横方向と前後方向とを有している。そして、以下では、このパンツ型状態における上下方向の一方側及び他方側のことを、それぞれ「胴回り開口側」及び「股下側」とも言い、また、前後方向の前側及び後側のことを、それぞれ「腹側」及び「背側」とも言う。
一方、図1の展開状態においては、おむつ1は、互いに直交する三方向として長手方向と幅方向とを有している。そして、以下では、この展開状態における長手方向の一方側及び他方側のことを、それぞれ「腹側」及び「背側」とも言う。なお、展開状態における上記の幅方向は、パンツ型状態における上記の横方向と同じ方向である。そのため、以下では、幅方向のことを「横方向」とも言う。また、展開状態の長手方向は、パンツ型状態の上下方向に沿った方向である。また、図3に示すように、上下方向(長手方向)及び横方向(幅方向)と直交する方向を厚さ方向とし、着用対象者の肌と当接する側を「肌側」とし、その反対側を「非肌側」とする。
また、おむつ1は、図1に示すように、長手方向において腹側胴回り部3と、背側胴回り部4と、股下部5とを有する。腹側胴回り部3は、おむつ1の着用時において着用者の腹側に位置する部分である。背側胴回り部4は、おむつ1の着用時において着用者の背側に位置する部分である。そして、腹側胴回り部3と背側胴回り部4との間に股下部5が設けられる。
本実施形態のおむつ1は、吸収性本体10と、トップシート20と、バックフィルム25と、バックシート30と、防漏壁50と、を有する。そして、図1の展開状態から、吸収性本体10の長手方向(上下方向)の所定位置CL10を折り位置として同吸収性本体10が二つ折りされるとともに、この二つ折りの状態において互いに対向する腹側胴回り部3及び背側胴回り部4が腹側サイドエッジ部3es及び背側サイドエッジ部4esにて溶着や接着等の接合手段を用いて接合されると、これら胴回り部3,4同士が環状に繋がって、図2に示すような胴回り開口BH及び一対の脚回り開口LH,LHが形成されたパンツ型状態のおむつ1となる。
吸収性本体10は、尿等の排泄物を吸収する機能を有し、図1に示されるように平面視略長方形をなし、その長手方向をおむつ1の上下方向に沿わせつつ横方向の中央に配置されている。そして、吸収性本体10の長手方向の一端部(腹側)にはバックシート30等によって構成される腹側胴回り部3が位置しており、吸収性本体10の長手方向の他端部(背側)にはバックシート30等によって構成される背側胴回り部4が位置している。また、吸収性本体10の横方向の両側には、防漏壁50が設けられている。吸収性本体10は、液体吸収性の吸収性コア11と、同コア11の外周面を被覆するコアラップシート12と、を有する(図3参照)。
吸収性コア11は、パルプ繊維等の液体吸収性繊維を所定形状に成形したものであり、その内部には高吸収性ポリマー(所謂SAP)等が混入されている。吸収性コア11の横方向における長さ(つまり吸収性コア11の幅)は、股下部5において、腹側胴回り部3及び背側胴回り部4よりも狭くなった部分を有しており、股下部5には横方向の内側に凹んだ凹み部11cが形成されている。コアラップシート12は、吸収性コア11の外周面を被覆する液透過性のシート部材であり、ティッシュペーパーや不織布等を使用可能である。
また、吸収性コア11の表面には、複数の点状圧搾部15が設けられている(図1及び、図3では不図示)。図4は、点状圧搾部15の配置について説明する図である。各々の点状圧搾部15は、吸収性コア11の厚さ方向に対してエンボス加工等の公知の圧搾手段を用いて形成されており、点状圧搾部15が形成されている部分では、点状圧搾部15が形成されていない部分と比較して吸収性コア11の密度が高くなると共に厚みが薄くなっている。
複数の点状圧搾部15は、吸収性コア11の長手方向(上下方向)及び横方向に所定の間隔を有しつつ、横方向の中央位置から左右対称となるように配置されている。具体的に、図4の破線で囲まれた領域Cにおいて、横方向に沿った直線L1〜L4、及び、長手方向に沿った直線S0〜S3の上に、8つの点状圧搾部150〜157が配置されている。直線L1〜L4は、長手方向において均等な間隔dl1を空けて並んでおり、直線S0〜S3は、横方向において、大小2種類の間隔ds1,ds2(ds1>ds2)を空けて並んでいる。本実施形態では、間隔dl1=7.0mm、間隔ds1=8.5mm、間隔ds2=4.25mm程度としている。
長手方向に隣り合う2つの点状圧搾部15の間隔は2×dl1である。例えば、直線S1上に配置されている点状圧搾部151と155との長手方向における間隔、及び、直線S2上に配置されている点状圧搾部152と156との長手方向における間隔は、共に2×dl1である。つまり、点状圧搾部15は長手方向において均等なピッチで配置されている。一方、横方向に隣り合う2つの点状圧搾部15の間隔は、均一ではない。例えば、直線L1上に配置されている点状圧搾部150と151との横方向における間隔はds1(第1のピッチとする)であるが、点状圧搾部151とその右隣に配置された点状圧搾部158との横方向における間隔は(3×ds1+2×ds2:第2のピッチとする)である。また、直線L2上に配置されている点状圧搾部152と153との横方向における間隔はds1(第1のピッチ)であるが、点状圧搾部152とその左隣に配置された点状圧搾部159との横方向における間隔は(ds1+2×ds2:第3のピッチとする)である。つまり、点状圧搾部15は横方向において複数種類のピッチ(上述の第1〜第3のピッチ)で配置されている。言い換えると、点状圧搾部15は横方向において不均一なピッチで配置されている部分を有する。
おむつ1は、着用時において図2に示されるようなパンツ型の形状となっているが、このとき、平面状の吸収性コア11(吸収性本体10)を着用者の身体形状に合わせて適切に変形させることにより、おむつ1のフィット性を向上させると共に排泄物の漏れを抑制しやすくすることができる。本実施形態の吸収性コア11は、点状圧搾部15を複数有することにより、各々の点状圧搾部15が折れ曲がりの基点となり、おむつ1の着用時において吸収性コア11が自然に変形しやすくなっている。
先ず、各々の点状圧搾部15が長手方向について均等なピッチで設けられているため、吸収性コア11は長手方向について折れ曲がり基点が均等に形成されやすい。すなわち、長手方向の全体に亘って偏りなく変形しやすい。おむつ1の着用時において、吸収性コア11の長手方向は、着用者の腹側から股下部を介して背側に丸く変形させる必要がある。したがって、本実施形態のように長手方向に偏りなく変形させやすくすることにより、吸収性コア11が身体の丸みに沿って無理なくフィットしやすくなる。
次に、各々の点状圧搾部15は横方向について不均等なピッチで設けられているため、吸収性コア11は横方向について折れ曲がり基点が形成されやすい領域と形成されにくい領域とが存在することになる。おむつ1の着用時において、吸収性コア11の横方向は、例えば、着用者の股下と当接する部分では平面状に、股下から鼠蹊部にかけては曲面状に変形させる必要がある部分である。したがって、本実施形態のように横方向における点状圧搾部15のピッチが狭く折れ曲がり基点が密に形成される部分と、点状圧搾部15のピッチが広く折れ曲がり基点が疎に形成される部分とが混在することにより、吸収性コア11を集中的に変形させたり、平面形状から変形しにくくしたりすることができる。すなわち、着用者の身体形状に合わせて平面を維持しつつ横方向に自在に変形しやすくすることができる。これにより、吸収性コア11が身体にフィットしやすくなる。
また、着用者の身体は、股下部において複雑な曲面を構成している一方で、胴回り部付近では比較的平面に近い形状をしている。これに対して、本実施形態の吸収性コア11は、点状圧搾部15が配置されている密度が高い部分と低い部分とが存在する。言い換えると、単位面積あたりに配置されている点状圧搾部の数が多い部分と少ない部分とを有する。例えば、図4の2点鎖線で囲まれた領域D及びEは、共に同じ面積を有する領域であるが、領域Dには3つの点状圧搾部15が配置されているのに対して、領域Eには6つの点状圧搾部15が配置されており、吸収性コア11における点状圧搾部15の密度は領域Eの方が領域Dよりも高くなっている。すなわち、領域Eの方が領域Dよりも折れ曲がり基点が形成されやすく、曲面状に変形しやすくなっている。このように、同一平面状に変形しやすい領域(例えば領域E)と変形しにくい領域(例えば領域D)とを有することにより、吸収性コア11が特定の方向にのみ変形しやすくなる(変形癖が付く)ことが抑制される。つまり、吸収性コア11の変形が不規則になり、身体の複雑な曲面に沿いやすくなる。したがって、おむつ1の着用時において、着用者の身体に対して吸収性コア11を面でフィットさせやすくすることができる。また、着用者の身体の動きに対する吸収性コア11の追従性が高くなる。
トップシート20は、吸収性本体10の厚さ方向の肌側に配置され、おむつ1の着用時に着用者の肌と当接する液透過性のシート部材である。本実施形態のトップシート20は、例えば、エアスルー不織布やスパンボンド不織布等によって形成される。
バックフィルム25は、吸収性本体10の非肌側に配置された液不透過性かつ透湿性のシート部材であり、例えば樹脂フィルムによって形成される。バックフィルム25が設けられることによって、吸収性本体10によって吸収された尿等の水分が着用者の衣服側(非肌側)に移動(浸透)することが抑制される。また、バックフィルム25の非肌側に不織布等のインナーバックシート(図3では不図示)が積層されていても良い。
バックシート30は、吸収性本体10よりも厚さ方向の非肌側に配置され、おむつ1の外層を構成するシート部材であり、腹側胴回り部3及び背側胴回り部4を構成する部材でもある。本実施形態において、バックシート30は上側外層シート32及び下側外層シート33を有する(図3参照)。上側外層シート32及び下側外層シート33は、厚さ方向に重ねられつつバックフィルム25及び防漏壁50の非肌側端部よりも非肌側に配置される柔軟なシート状部材であり、例えばスパンボンド不織布等によって形成される。上側外層シート32及び下側外層シート33は、少なくとも腹側胴回り部3及び背側胴回り部4において共に同じ形状であり、全体としては図1に示されるような略砂時計形状を有している。
上側外層シート32及び下側外層シート33の厚さ方向の間には、糸ゴム等の弾性部材が設けられている。本実施形態では、図1に示されるように、おむつ1の腹側胴回り部3(腹側サイドエッジ部3es,3esの間の領域)において、複数の腹側胴回り弾性部材35aが所定の伸長倍率で横方向に伸長された状態で上側外層シート32と下側外層シート33との間に挟まれて接合されている。この腹側胴回り弾性部材35aによって、おむつ1の腹側胴回り部3に横方向の伸縮性が付与される。
なお、弾性部材の「伸長倍率」とは、弾性部材(糸ゴム)の自然長を1としたときの伸び度合いを示したものであり、例えば伸長倍率が1.2の場合、弾性部材は自然長から0.2だけ伸張していることになる。
また、腹側胴回り部3のうち、腹側胴回り弾性部材35aが配置されているよりも上下方向の下側の領域であって上下方向の下端部(すなわち、おむつ1をパンツ型に形成した場合に脚回り開口LHに沿った部分)には、腹側胴回り下端部弾性部材36lg(以下、単に「弾性部材36lg」とも呼ぶ)が所定の伸長倍率で横方向に伸長された状態で上側外層シート32と下側外層シート33との間に挟まれて接合されている。この弾性部材36lgによって、腹側胴回り部3の下端部に脚回り開口LHに沿った伸縮性が付与される。この弾性部材36lgは、横方向の両側において横方向に沿って配置された直線部36lgsと、直線部36lgsの間において横方向の外側から内側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部36lgcを有している。傾斜部36lgcは、少なくとも一部が厚さ方向において吸収性本体10と重複して配置されている。そして、傾斜部36lgcは、横方向の中央部において少なくとも一部が非連続となっている。したがって、非連続部となっている領域では、腹側胴回り部3や吸収性本体10に対して弾性部材36lgの伸縮性が作用していない。弾性部材36lgの機能やその作用については後で説明する。
一方、おむつ1の背側胴回り部4(背側サイドエッジ部4es,4esの間の領域)において、上側外層シート32及び下側外層シート33の厚さ方向の間には、複数の背側胴回り弾性部材35bが所定の伸長倍率で横方向に伸長された状態で上側外層シート32と下側外層シート33との間に接合されている。この背側胴回り弾性部材35bによって、おむつ1の背側胴回り部4に横方向の伸縮性が付与される。また、背側胴回り部4の上下方向下端部(おむつ1をパンツ型に形成した場合に脚回り開口LHに沿った部分)には、背側胴回り下端部弾性部材37lg(以下、単に「弾性部材37lg」とも呼ぶ)が所定の伸長倍率で伸長された状態で上側外層シート32と下側外層シート33との間に挟まれて接合されている。この弾性部材37lgによって、背側胴回り部4の下端部に脚回り開口LHに沿った伸縮性が付与される。
防漏壁50は、吸収性本体10の横方向両端部から着用者の肌側に起立することで、吸収性本体10に排泄された尿等の排泄物がおむつ1の外部に漏出するのを抑制する立体ギャザー部に相当する。防漏壁50には糸ゴム等の防漏壁弾性部材55が長手方向に沿って所定の伸長倍率で伸長された状態で接合されており、おむつ1の着用時には当該防漏壁弾性部材55の伸縮性の作用によって防漏壁50が肌側に起立して、着用者の脚回り(鼠蹊部)に沿ってフィットする。
<おむつ1のフィット性について>
続いて、腹側胴回り部3に設けられた腹側胴回り下端部弾性部材36lg(弾性部材36lg)及び腹側胴回り弾性部材35aによる作用について説明する。図5は、展開かつ伸長状態である腹側胴回り部3を拡大して表した平面図である。上述したように、弾性部材36lgは直線部36lgsと傾斜部36lgcとを有し、また、横方向の中央部の少なくとも一部が非連続となっている。
おむつ1の製造過程において弾性部材36lgに非連続部を形成する際には、先ず、腹側胴回り部3においてバックシート30の上側外層シート32及び下側外層シート33の厚さ方向の間の所定の領域にホットメルト接着剤等の接着剤を塗布することにより、接着領域66(弾性部材接着領域66)を形成する。そして、弾性部材36lgを横方向及び斜め方向に伸長させた状態で当該接着領域と重なるように配置することで、腹側胴回り部3に弾性部材36lgを接合する。図5では、主に直線部36lgsを接合するための直線部接着領域66sと、主に傾斜部36lgcを接合するための傾斜部接着領域66cとが網掛けで示されている。
次いで、横方向の中央部の所定の箇所で弾性部材36lgを切断する。言い換えると、横方向において左右一対の傾斜部接着領域66c,66cの間の領域で、弾性部材36lgを切断する。すると、弾性部材36lgは、図5の矢印で示されるように、切断された箇所(切断端)から横方向両側の傾斜部接着領域66cに向けて収縮を開始し、傾斜部接着領域66cにて収縮を停止する。この動作を弾性部材の「カットバック」とも言う。本実施形態では、横方向において傾斜部接着領域66c,66cの間の領域では、弾性部材36lgが接着されていない(もしくは、伸縮力が作用しない程度の弱い接着力で接着されている)。したがって、弾性部材36lgがカットバックする際には、腹側胴回り部3を構成する上側外層シート32及び下側外層シート33は収縮せず、弾性部材36lgのみが傾斜部接着領域66cの傾斜方向に沿って斜め下側へ収縮する。言い換えると弾性部材36lgが腹側胴回り部3に対して相対的に変位する。これにより、おむつ1の横方向中央部において弾性部材36lgの非連続部が形成される。
図6は、おむつ1の着用時において弾性部材36lgによる力の作用について説明する図である。おむつ1の着用時には、胴回り開口BHを広げる動作を行う際に、腹側胴回り部3が横方向に引き伸ばされることによって弾性部材36lgが横方向に伸長し、腹側胴回り部3の上下方向下端部の脚回りに沿って収縮力を発現させる。この収縮力によって腹側胴回り部3が着用者の身体にフィットする。したがって、弾性部材36lgのうち、直線部36lgs及び傾斜部36lgcの横方向外側端部は着用者の胴回り(脚回り)に沿ってフィットした(固定された)状態となっている。一方、傾斜部36lgcの横方向内側端部36ceは、切断されてカットバックした自由端側であり、着用者の胴回りに固定されていない。したがって、弾性部材36lgの収縮力の作用により、傾斜部36lgcの横方向内側端部36ceには横方向の内側から外側、かつ、上下方向の上側から下側に向かう力F36が作用する。そして、力Fは、図6のように横方向外側に向かう力F36sと、上下方向下側に向かう力F36vとに分解することができる。
おむつ1の着用時においては、横方向外側に向かう力F36sによって、腹側胴回り部3及び吸収性本体10(吸収性コア11)のうち、厚さ方向において横方向内側端部36ceと重複している領域が横方向の外側に引っ張られる。これにより、吸収性本体10(吸収性コア11)が腹側胴回り部3と共に横方向に拡幅され、おむつ1の腹側において尿等の排泄物が吸収性本体10から漏れにくくすることができる。
また、上下方向下側に向かう力F36vによって、腹側胴回り部3及び吸収性本体10(吸収性コア11)のうち、厚さ方向において横方向内側端部36ceと重複している領域が下側に引っ張られる。ここで、腹側胴回り部3のうち、上下方向の上端部3ue(吸収性本体10の上端よりも上側の領域)では、腹側胴回り弾性部材35aが横方向に連続して設けられているため(図5参照)、該弾性部材35aの伸縮力によって上端部3ueは着用者の腹部にしっかりとフィットしている。一方、腹側胴回り部3の上下方向の下端部は、力F36vによって下側に引っ張られる。したがって、腹側胴回り弾性部材35aは上端部3ueが固定された状態で下端部が下側に引っ張られる。これにより、腹側胴回り部3は上下方向に拡幅されやすくなる。
従来の使い捨ておむつでは、着用者が前傾姿勢を取る等身体を動かした場合に、腹側胴回り部3に相当する胴回りベルト部が上下方向に撓んだり捲れが生じたりしやすいという問題があった。これに対して、本実施形態のおむつ1では、着用時において腹側胴回り部3を上下方向に拡幅する力が作用することにより、撓みや捲れが生じにくく、腹側胴回り部3のフィット性を向上させることができる。そして、腹側胴回り部3が拡幅された状態で着用者の身体にしっかりとフィットすることにより、吸収性本体10をより強く支持することができる。例えば、吸収性本体10が排泄物を吸収して重量が増加した場合であっても、腹側胴回り部3が着用者の身体からずれにくいため、吸収性本体10が下方に垂れ下がるのに抗することが可能となり、排泄物の漏れ等を抑制しやすくすることができる。
また、上述したように、本実施形態の吸収性コア11は複数の点状圧搾部15によって折れ曲がり基点が形成されやすいことから、着用者の身体の形状に合わせて変形しやすい一方で、着用者が身体を動かした場合に、表面に多数の皺が形成されたり折れ曲がったりしやすく、排泄物の漏れを引き起こすおそれがある。しかし、力F36v及び力F36sが吸収性コア11に対しても作用することによって、吸収性コア11が拡幅され、着用者の身体にフィットしやすくなる。これにより、排泄物の漏れ等を効率的に抑制することができる。
次に、腹側胴回り弾性部材35aについて説明する。腹側胴回り弾性部材35aは、長手方向において吸収性本体10と重複する領域において、横方向中央部の少なくとも一部が非連続となっている。この非連続部は、上述した弾性部材36lgの場合と同様に、横方向の中央部において腹側胴回り弾性部材35aを切断し、カットバックさせることによって形成される。具体的には、上述した接着領域66と同様にして横方向の左右に一対形成されている接着領域65,65(胴回り弾性部材接着領域65)の間で、腹側胴回り弾性部材35aを切断することにより、該腹側胴回り弾性部材35aを切断端から横方向両側の接着領域65に向けて収縮させる(図5参照)。
腹側胴回り弾性部材35aの一部が横方向の中央部において非連続となっていることにより、弾性部材36lgの場合と同様に、腹側胴回り弾性部材35aの横方向内側端部35ce(すなわち切断端を含む部分)には横方向の内側から外側に向かう力F35が作用する(図6参照)。したがって、腹側胴回り部3及び吸収性本体10のうち、厚さ方向において横方向内側端部35ceと重複している領域が横方向の外側に引っ張られる。これにより、吸収性本体10が横方向に拡幅されやすくなり、おむつ1の腹側において尿等の排泄物が吸収性本体10から漏れにくくすることができる。
なお、腹側胴回り弾性部材35aの横方向内側端部35ceの位置と、側胴回り下端部弾性部材36lg(弾性部材36lg)の横方向内側端部36ceの位置とは、横方向において異なっている。そのため、横方向において腹側胴回り弾性部材35aによる収縮力が作用する範囲と、弾性部材36lgによる収縮力が作用する範囲とは異なっている。図5及び図6の例では、弾性部材36lgの横方向内側端部36ceが、腹側胴回り弾性部材35aの横方向内側端部35ceよりも横方向の内側に位置している。これは、弾性部材36lgのカットバックを停止させる接着領域66(傾斜部接着領域66c)が形成されている範囲と、腹側胴回り弾性部材35aのカットバックを停止させる接着領域65が形成されている範囲とが異なるからである。
このように、接着領域65,66の形成範囲を異ならせることにより、腹側胴回り弾性部材35aによる力F35が作用する範囲と、弾性部材36lgによる力F36が作用する範囲とを異ならせることができる。特に、弾性部材36lgによって作用する力F36は、下方向の下側に向かう成分(F36v)を有しているため、接着領域66の形成範囲を調整することによって、力F36が作用する範囲を調整することができる。これにより、腹側胴回り部3が下側に引っ張られる際の力の作用点や大きさを変更し、着用対象者のフィット感を向上させることができるようになる。例えば、着用対象者の年齢や身体の大きさに応じて、腹側胴回り部3の上下方向における拡幅強さを調整すること等が可能となる。
なお、腹側胴回り弾性部材35aの横方向内側端部35ceは、横方向において吸収性本体10と重複しているが、吸収性コア11とは必ずしも重複していなくても良い。弾性部材35aと吸収性コア11とが重複しない場合、腹側胴回り弾性部材35aの伸縮性によって発現する力F35は、吸収性本体10の横方向両端部には作用するが、吸収性コア11には作用しにくい。吸収性コア11は剛性が高いため、仮に、腹側胴回り弾性部材35aが吸収性コア11と重複していた場合、腹側胴回り弾性部材35aが横方向に収縮しにくくなることがある。この場合、腹側胴回り部3の横方向における収縮量が小さくなるため、おむつ1着用時における腹側胴回り部3のフィット性が悪化するおそれがある。これに対して、腹側胴回り弾性部材35aが吸収性コア11と重複しないようにすれば、腹側胴回り部3の横方向の広範囲に亘って収縮しやすくなり、おむつ1着用時における腹側胴回り部3のフィット性を向上させることができる。
また、図5の例では、接着領域65と接着領域66(傾斜部接着領域66c)とが互いにずれた位置に形成されている。すなわち、接着領域65と接着領域66とは厚さ方向において重複していない。これにより、腹側胴回り弾性部材35aの収縮力による力F35と、側胴回り下端部弾性部材36lg(弾性部材36lg)の収縮力による力F36とが互いに独立して作用するようになる。言い換えると、腹側胴回り弾性部材35aによる力F35と、弾性部材36lgによる力F36とが互いに干渉しにくくなる。仮に、それぞれの力が干渉し、例えば弾性部材36lgに対して、腹側胴回り弾性部材35aによる横方向の収縮力が作用したとすると、吸収性本体10や腹側胴回り部3が引っ張られる方向が変わってしまい、想定される拡幅効果が得られなくなったり、各弾性部材35a,36lgによる締め付けが局所的にきつくなったりするおそれがある。これに対して、本実施形態のように力F35と力F36とが互いに干渉しにくくすることによって、力F35と力F36とを上述したように腹側胴回り部3に対してそれぞれ正確に作用させやすくなり、腹側胴回り部3のフィット性をより向上させることができる。
<変形例>
図4で、吸収性コア11に設けられる複数の点状圧搾部15の配置について説明したが、点状圧搾部15の配置は、図4に示される限りではない。図7は、点状圧搾部15の配置の変形例について説明する図である。
図7の例では、図4の場合と同様に、横方向に沿った直線L1〜L4が長手方向において均等な間隔dl1を空けて並んでおり、長手方向に沿った直線S0〜S3が横方向において大小2種類の間隔ds1,ds2(ds1>ds2)を空けて並んでいる。そして、長手方向に隣り合う2つの点状圧搾部15,15の間隔は2×dl1であり、横方向に隣り合う2つの点状圧搾部15,15の間隔は、ds1(第1のピッチ)とds1+2×ds2(第3のピッチ)とが繰り返されるように、各点状圧搾部15が配置されている。したがって、図4の場合と同様に、長手方向について均等に設けられた点状圧搾部15によって、吸収性コア11を長手方向に偏りなく変形させやすくすることができる。また、横方向について不均等に設けられた点状圧搾部15によって、吸収性コア11を横方向に集中的に変形させたり、平面形状から変形しにくくしたりすることができる。
一方、図4では点状圧搾部15の横方向の間隔が3種類であったのに対して、図7に示されるように本変形例では点状圧搾部15の横方向の間隔が2種類であり、吸収性コア11の表面全体において点状圧搾部15の配置がより均等に近くなっている。すなわち、単位面積あたりに配置されている点状圧搾部の数が均等になりやすく、図4の場合よりも吸収性コア11が平面形状を維持しやすくなっている。
このように点状圧搾部15の配置を適宜変更することによって、着用時における吸収性コア11の変形しやすさを調整することが可能となる。例えば、着用対象者が身体の大きい成人男性である場合は吸収性コア11が平面を維持しやすくなるようにして広い面積でフィット性を高めることを優先する。一方、着用対象者が身体の小さい幼児である場合は、吸収性コア11が複雑に変形しやすくなるようにして曲面へのフィット性を高めることを優先する等、吸収性コア11のフィット性を最適な状態に調整することができる。もちろん、点状圧搾部15の配置は図7の変形例に限られるものではなく、他の配置としても良い。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、複数の点状圧搾部15を有する吸収性コア11を備えた吸収性本体10が説明されていたが、吸収性本体10の構成はこの限りではない。例えば、吸収性コア11が点状圧搾部15を有していない構成であっても良いし、吸収性コア11の表面に点状圧搾部15とは異なる低目付部や低密度部(例えば線状の溝等)が形成されているのであっても良い。また、吸収性コア11が厚さ方向に積層された多層構造を有する吸収性本体10であっても良い。これらの場合であっても、上述した傾斜部36lgcによる効果により、腹側胴回り部3のフィット性を向上させることは可能である。
上述の実施形態では、おむつ1の横方向中央に対して、弾性部材36lgが左右対称に配置されていたが(図1参照)、弾性部材36lgが左右非対称に配置されているのであっても良い。例えば、傾斜部36lgcの横方向に対する傾斜角度や、傾斜部36lgcの長さが左右で異なっていても良い。このような左右非対称な弾性部材36lgであれば、腹側胴回り部3に作用する力の大きさや方向を調整することが可能となる。これにより、例えば、片手が麻痺してしまっている人を着用対象者とする場合に、横方向の一方側ではおむつ1(腹側胴回り部3)を引き上げる動作を行いやすくすることを重視し、横方向の他方側では腹側胴回り部3のフィット性を向上させることを重視する等、着用対象者の状況に応じて、おむつ1着用時における最適なフィット性を実現しやすくなる。
また、弾性部材36lgは、傾斜部36lgcと直線部36lgsとの接続部が所定の曲率で湾曲していても良い。言い換えると、弾性部材36lgは、傾斜部36lgcと直線部36lgsとの間が湾曲した湾曲部36wを有していても良い(図1参照)。このような湾曲部36wによって傾斜部36lgcと直線部36lgsとが滑らかに接続されることで、直線部36lgsによる伸縮力と傾斜部36lgcによる伸縮力とがスムーズに連動しやすくなり、腹側胴回り部3を全体として着用者の身体にフィットさせやすくすることができる。このとき、おむつ1の横方向中央に対して、湾曲部36wの曲率が左右で異なっていても良い。上述した傾斜部36lgcの傾斜角度が異なる場合と同様に、弾性部材36lgを左右非対称に配置することにより、着用対象者の状況(例えば、片手が麻痺している人等)に応じて、おむつ1着用時における最適なフィット性を実現しやすくすることができる。
上述の実施形態では、胴回り弾性部材や防漏壁弾性部材として、糸ゴムを用いる例について説明されていたが、これらの弾性部材は所謂糸ゴム等の線状弾性部材に限られるものではない。例えば、所定の幅を有する平面状(帯状の)弾性部材が用いられても良い。また、防漏壁やバックシートを構成するシート部材を、伸縮性を有するシート部材(例えば伸縮性不織布)とすることで、糸ゴム等の弾性部材を別途設ける必要のない構成としても良い。
1 おむつ(パンツ型使い捨ておむつ)、
3 腹側胴回り部、3es 腹側サイドエッジ部、3ue 上端部、
4 背側胴回り部、4es 背側サイドエッジ部、
5 股下部、
10 吸収性本体、
11 吸収性コア、11c 凹み部、12 コアラップシート、
15 点状圧搾部、151〜159 点状圧搾部、
20 トップシート、25 バックフィルム、
30 バックシート、
32 上側外層シート、33 下側外層シート、
35a 腹側胴回り弾性部材、35ce 横方向内側端部、
35b 背側胴回り弾性部材、
36lg 腹側胴回り下端部弾性部材(弾性部材)
36lgs 直線部、36lgc 傾斜部、横方向内側端部 36ce、36w 湾曲部、
37lg 下端部弾性部材(弾性部材)、
50 防漏壁、55 防漏壁弾性部材、
65 接着領域(胴回り弾性部材接着領域)、
66 接着領域(弾性部材接着領域)、
66s 直線部接着領域、66c 傾斜部接着領域、
BH 胴回り開口、LH 脚回り開口、
CL10 所定位置

Claims (10)

  1. 互いに交差する上下方向と、横方向と、厚さ方向と、を有し、
    液体を吸収する吸収性本体と、
    前記吸収性本体の長手方向の一端部に位置する腹側胴回り部と、
    前記吸収性本体の長手方向の他端部に位置する背側胴回り部と、
    を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記腹側胴回り部の下端部には、前記横方向に伸縮可能な弾性部材が設けられ、
    前記弾性部材は、前記横方向における外側から内側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部を、前記厚さ方向において前記吸収性本体と重複する領域に少なくとも有しており、
    前記横方向において、前記吸収性本体の中央部では前記弾性部材は非連続である、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを備え、
    前記弾性部材は、前記厚さ方向において前記吸収性コアと重複する部分を有している、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 請求項2に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアの表面には、複数の点状圧搾部が設けられており、
    複数の前記点状圧搾部は、前記上下方向において均等なピッチで配置されている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 請求項2または3のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアの表面には、複数の点状圧搾部が設けられており、
    複数の前記点状圧搾部の前記横方向において、第1のピッチと、前記第1のピッチとは長さが異なる第2のピッチを有して配置されている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアの表面には、複数の点状圧搾部が設けられており、
    前記吸収性コアは、単位面積あたりに配置されている前記点状圧搾部の数が多い部分と少ない部分とを有する、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記腹側胴回り部は、前記弾性部材が配置されているよりも前記上下方向の上側の領域に、前記横方向に伸縮可能な胴回り弾性部材を有し、
    前記胴回り弾性部材の少なくとも一部は、前記横方向の中央部で非連続であり、
    前記横方向において、前記弾性部材の内側端の位置と、前記胴回り弾性部材の内側端の位置とが異なる、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 請求項6に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記腹側胴回り部は、
    前記傾斜部を接合する傾斜部接着領域と、
    前記胴回り弾性部材を接合し、前記傾斜部接着領域とは重複していない胴回り弾性部材接着領域と、
    を有する、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 請求項6または7のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを備え、
    前記胴回り弾性部材は、前記厚さ方向において吸収性コアとの重複部分を有していない、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記弾性部材は、前記横方向に沿って左右一対設けられており、
    前記傾斜部の前記横方向に対する傾斜角度が左右で異なる、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記弾性部材は、前記横方向に沿って左右一対設けられており、
    前記弾性部材は、前記横方向に沿って配置された直線部、及び、前記傾斜部と前記直線部との間が所定の曲率で湾曲した湾曲部を有し、
    前記湾曲部の曲率が左右で異なる、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
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