JP2015223035A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁基板が反りにくい電源装置を提供する。【解決手段】絶縁樹脂からなる絶縁基板2と、導体パターン部3と、複数の電子部品4とを備える。導体パターン部3は、絶縁基板2の主面21に形成されている。導体パターン部3の一部は配線30をなしている。個々の上記電子部品4は、配線30にはんだ付けされている。複数の電子部品4と配線30とにより、電力変換を行う主回路10を構成してある。導体パターン部3の一部によって、絶縁基板2の反りを防止する反り防止リブ31が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁基板と、該絶縁基板に実装された複数の電子部品とを備える電源装置に関する。
DC−DCコンバータ等の電源装置として、いわゆる厚銅基板を用いて形成したものが知られている(下記特許文献1参照)。厚銅基板は、樹脂製の絶縁基板に厚い金属板を貼り合わせ、この金属板にフォトリソ工程やエッチング工程等を行うことにより、所定のパターンを有する配線を形成したものである。上記電源装置では、この配線に、MOSモジュールやトランス等の電子部品をはんだ付けしてある。これにより、DC−DC変換回路等の回路を構成してある。
このように、上記電源装置では、厚い金属板を用いて上記配線を形成しているため、この配線に大きな電流を流すことができる。そのため、大電流が流れる、DC−DC変換回路等の回路を、上記配線によって形成することができる。
上記厚銅基板に用いられる絶縁基板は、射出成型によって製造されることが多い。そのため、絶縁基板には、射出成型に適した樹脂である、PPS(ポリフェニンスルフィド)等が用いられる。
特開2011−151368号公報
しかしながら、厚銅基板に用いられる、上記PPS等の樹脂は、比較的熱膨張率が高いという問題がある。そのため、上記絶縁基板の温度が高くなったときに、該絶縁基板が膨張し、反ってしまうことがある。例えば、電源装置の周囲に配された電気部品から熱が発生し、この熱によって絶縁基板の温度が高くなり、膨張して反ることがある。また、絶縁基板に実装された電子部品から発生した熱によって、絶縁基板が膨張し、反ることもある。絶縁基板が反ると、電子部品と配線とを接続する上記はんだに、応力が加わるおそれが考えられる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、絶縁基板が反りにくい電源装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、絶縁樹脂からなる絶縁基板と、
該絶縁基板の主面に形成された導体パターン部と、
上記絶縁基板に実装された複数の電子部品とを備え、
上記導体パターン部の少なくとも一部は配線をなしており、個々の上記電子部品は上記配線にはんだ付けされ、上記複数の電子部品と上記配線とにより、電力変換を行う主回路が構成され、
上記導体パターン部の一部によって、上記絶縁基板の反りを防止する反り防止リブが形成されていることを特徴とする電源装置にある。
上記電源装置においては、上記導体パターン部の一部によって、上記反り防止リブを形成してある。そのため、絶縁基板の反りを抑制できる。したがって、電子部品と導体パターン部とを接続する上記はんだに、応力がより加わりにくくなる。
また、上記電源装置では、上記導体パターン部によって、上記主回路の配線を構成している。主回路には大きな電流が流れるため、導体パターン部は、大電流を流せるように、厚い金属板によって形成する必要がある。したがって、この導体パターン部の一部である反り防止リブも、厚い金属板によって形成される。このように、上記反り防止リブは、厚く、剛性が高い金属板からなるため、この反り防止リブによって、絶縁基板の反りを効果的に防止することができる。
以上のごとく、本発明によれば、絶縁基板が反りにくい電源装置を提供することができる。
実施例1における、電源装置の平面図であって、図2のI矢視図。 図1のII-II断面図。 図1の要部拡大図。 図3のIV-IV断面図。 図3のV-V断面図。 実施例1における、電源装置の回路図。 実施例2における、電源装置の平面図。 実施例3における、電源装置の要部拡大平面図。 実施例4における、電源装置の要部拡大平面図。 実施例5における、電源装置の要部拡大平面図。 実施例6における、電源装置の要部拡大平面図。 実施例7における、電源装置の要部拡大断面図。 実施例8における、電源装置の要部拡大断面図。 図13のXIV矢視図。 実施例9における、電源装置の要部拡大平面図。 実施例10における、電源装置の要部拡大平面図。 図16のXVII-XVII断面図。 比較例1における、電源装置の要部拡大断面図。 比較例2における、電源装置の要部拡大断面図。
上記電源装置は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための車載用電源装置とすることができる。
(実施例1)
上記電源装置に係る実施例について、図1〜図6を用いて説明する。図1に示すごとく、本例の電源装置1は、絶縁樹脂からなる絶縁基板2と、導体パターン部3と、複数の電子部品4とを備える。導体パターン部3は、絶縁基板2の主面21に形成されている。導体パターン部3は、例えば、金属板をエッチングすることにより形成される。
導体パターン部3の一部は配線30をなしている。個々の上記電子部品4は、配線30にはんだ付けされている(図5参照)。複数の電子部品4と配線30とにより、電力変換を行う主回路10を構成してある。
また、導体パターン部3の一部によって、絶縁基板2の反りを防止する反り防止リブ31が形成されている。
本例の電源装置1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用電源装置である。本例の電源装置1は、高圧直流電源80(図6参照)の電圧を降圧して、低圧直流電源81を充電するために用いられる。
図6に示すごとく、本例の電源装置1は、電子部品4として、MOSモジュール4aと、トランス4bと、ダイオードモジュール4cと、チョークコイル4dと、平滑コンデンサ4eとを備える。MOSモジュール4aには、複数のMOSFET44が内蔵されている。この複数のMOSFET44によってHブリッジ回路を構成してある。そして、個々のMOSFET44をスイッチング動作させることにより、高圧直流電源80の直流電圧を交流電圧に変換し、この交流電圧をトランス4bの一次コイル45に加えている。
また、本例では、トランス4bの二次コイル46から出力される二次電流を、ダイオードモジュール4cによって整流している。そして、整流後の二次電流を、チョークコイル4dを用いて平滑化している。また、整流後の二次電圧を、平滑コンデンサ4eを用いて平滑化している。
一方、図1に示すごとく、本例の電源装置1には、全体反り防止リブ31aと、局所反り防止リブ31bとの、2種類の反り防止リブ31が形成されている。全体反り防止リブ31aは、絶縁基板2全体の反りを防止している。局所反り防止リブ31bは、絶縁基板2の局所的な反りを防止している。本例の反り防止リブ31a,31bには、主回路10の電流は流れない。すなわち、本例の反り防止リブ31a,31bは、配線30とは別に形成されている。
図1、図2に示すごとく、絶縁基板2は、長方形板状を呈する。全体反り防止リブ31aは、この絶縁基板2の2つの長辺211,212にそれぞれ隣り合う位置に、絶縁基板2の長手方向に延びるように形成されている。
また、局所反り防止リブ31bは、個々の電子部品4に隣り合う位置に形成されている。本例では、1個の電子部品4に対して2本の局所反り防止リブ31bを形成してある。2本の局所反り防止リブ31bは互いに平行に形成されており、この2本の局所反り防止リブ31bの間に、個々の電子部品4が介在している。
なお、上記「平行」は、完全に平行な場合だけでなく、僅かに傾斜している場合も含まれる。
図3〜図5に示すごとく、電子部品4は、部品本体部42と、該部品本体部42の部品長手方向(x方向)における両端にそれぞれ形成された電極43とを備える。この電極43が、配線30にはんだ付けされている。そして、絶縁基板2の厚さ方向(z方向)とx方向との双方に直交する部品短手方向(y方向)において、部品本体部42に隣り合う位置に、局所反り防止リブ31bが、x方向に延びるように形成されている。
また、図1、図3に示すごとく、2本の局所反り防止リブ31bの間に、電子部品4の全ての部位が介在している。すなわち、2本の局所反り防止リブ31bの間に、電子部品4の本体部32と、複数の電極43とが介在している。
また、図2に示すごとく、本例の電源装置1は、絶縁基板2を支持する基板支持部材5を備える。基板支持部材5は、底壁50と、該底壁50から立設する側壁51とを有する。この側壁51に絶縁基板2を載置し、ボルト12を用いて固定してある。本例の基板支持部材5は金属製である。基板支持部材5は、グランドに電気接続されている。
図1に示すごとく、基板支持部材5は、4個のボルト12によって、基板支持部材5に固定されている。この4個のボルト12のうち1個のボルト12(12a)は、配線30に接続している。このボルト12aと配線30とによって、平滑コンデンサ4eを基板支持部材5、すなわちグランドに電気接続してある。
次に、本例の作用効果について説明する。図1、図2に示すごとく、本例においては、導体パターン部3の一部によって、反り防止リブ31を形成してある。そのため、絶縁基板2の反りを抑制できる。したがって、電子部品4と導体パターン部3とを接続するはんだ19(図5参照)に、応力が加わりにくくなる。
また、本例では、導体パターン部3によって、上記主回路10の配線30を構成している。主回路10には大きな電流が流れるため、導体パターン部3は、大電流を流せるように、厚い金属板によって形成する必要がある。したがって、この導体パターン部3の一部である反り防止リブ31も、厚い金属板によって形成される。このように、本例の反り防止リブ31は、厚く、剛性が高い金属板からなるため、この反り防止リブ31によって、絶縁基板2の反りを効果的に防止することができる。
また、図1に示すごとく、絶縁基板2は長方形板状に形成されている。そして、この絶縁基板2の主面21の2つの長辺211,212にそれぞれ隣り合う位置に、絶縁基板2全体の反りを防止する反り防止リブ31である全体反り防止リブ31aが形成されている。全体反り防止リブ31aは、絶縁基板2の長手方向に延びるように形成されている。
そのため、この全体反り防止リブ31aによって、絶縁基板2全体の反りを効果的に防止することができる。すなわち、仮に、全体反り防止リブ31aを形成しなかったとすると、図18に示すごとく、絶縁基板2の長手方向と、絶縁基板2の厚さ方向(z方向)との双方に直交する方向に平行な軸A1を中心として、絶縁基板2が全体的に反りやすくなる。しかしながら、図1に示すごとく、本例のように、絶縁基板2の長辺211,212に隣り合う位置に、全体反り防止リブ31aを、絶縁基板2の長手方向に延びるように形成すれば、軸A1を中心として絶縁基板2全体が反る不具合を効果的に抑制できる。
また、本例では図1、図3に示すごとく、複数の電子部品4のうち少なくとも一個の電子部品4(4a〜4c,4e)に隣り合う位置に、絶縁基板2の局所的な反りを防止する反り防止リブ31である局所反り防止リブ31bが形成されている。
そのため、絶縁基板2の局所的な反りを効果的に抑制できる。すなわち、仮に、局所反り防止リブ31bを形成しなかったとすると、図19に示すごとく、電源装置91の稼働時に電子部品94から発生する熱によって、絶縁基板92が膨張し、局所的に反る場合がある。この場合、はんだ919に応力が加わるおそれが考えられる。しかしながら、図1に示すごとく、本例のように、電子部品4に隣り合う位置に局所反り防止リブ31bを形成すれば、絶縁基板2のうち電子部品4を配置した部分が、局所的に反る不具合を効果的に抑制できる。
また、図1、図3に示すごとく、本例では、2本の局所反り防止リブ31bを互いに平行に設けてある。そして、この2本の局所反り防止リブ31bの間に、電子部品4の少なくとも一部を介在させてある。
そのため、絶縁基板2のうち電子部品4を配した部分を、2本の局所反り防止リブ31bによって効果的に補強できる。そのため、この部分が局所的に反る不具合を効果的に抑制できる。
また、図1、図3に示すごとく、本例では、2本の局所反り防止リブ31bの間に、電子部品4の電極43が介在している。そのため、絶縁基板2のうち電極43を配した部分が反りにくくなり、はんだ19に、より応力が加わりにくくなる。
また、図1、図3、図4に示すごとく、本例では、局所反り防止リブ31bを、部品本体部42に対して部品短手方向(y方向)に隣り合う位置に、部品長手方向(x方向)に延びるように形成してある。
そのため、はんだ19に応力が加わることをより効果的に防止できる。すなわち、仮に、上述のように局所反り防止リブ31bを形成しなかったとすると、図19に示すごとく、絶縁基板92が軸A2を中心にして反るおそれが考えられる。軸A2は、部品本体部942に対して、部品長手方向(x方向)における中央に存在しており、部品短手方向(y方向)に平行である。この軸A2を中心にして絶縁基板92が反ると、軸A2から電極943までの距離が長いため、電極943に対して、配線930が大きく変位しやすくなる。そのため、はんだ919に応力が加わるおそれが考えられる。しかし、図3〜図5に示すごとく、本例のように、局所反り防止リブ31bを、部品本体部42に対してy方向に隣り合う位置に、x方向に延びるように形成すれば、軸A2を中心として絶縁基板2が反る不具合を効果的に抑制することが可能となる。
また、図1に示すごとく、本例では、全体反り防止リブ31aと、個々の局所反り防止リブ31bとが直交している。そのため、2つの軸A1,A2を直交させることができる。また、それぞれの軸A1,A2を中心とする絶縁基板2の反りは、各反り防止リブ31a,31bによって抑制できる。そのため、互いに直交する2つの軸A1,A2の、どちらを中心とする反りも抑制でき、絶縁基板2の反りを効果的に抑制することが可能となる。
以上説明したように、本例によれば、絶縁基板が反りにくい電源装置を提供することができる。
なお、本例では図1に示すごとく、全ての電子部品4(4a〜4e)に局所反り防止リブ31bを形成してあるが、一部の電子部品4にのみ局所反り防止リブ31bを形成してもよい。
また、本例では図6に示すごとく、複数のMOSFET44を内蔵するMOSモジュール4aを用いているが、必ずしもモジュール化した部品を使用する必要はなく、個々のMOSFET44を個別に内蔵した、いわゆるディスクリート部品を用いてもよい。
(実施例2)
以下の実施例においては、図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例は、2種類の反り防止リブ31(全体反り防止リブ31a及び局所反り防止リブ31b)のうち、一方の反り防止リブ31のみを形成した例である。図7に示すごとく、本例では、個々の電子部品4に隣り合う位置に、局所反り防止リブ31bを形成してあるが、全体反り防止リブ31a(図1参照)は形成していない。
このようにすると、全体反り防止リブ31aが形成されていないため、絶縁基板2の面積を小さくすることができる。また、導体パターン部3を形成するための金属材料を少量にすることができるため、電源装置1の製造コストを低減することができる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を有する。
なお、図示しないが、絶縁基板2の局所的な反りが生じにくい場合は、局所反り防止リブ31bを形成せず、全体反り防止リブ31aのみを形成してもよい。この場合も、絶縁基板2の面積を小さくすることができ、また、電源装置1の製造コストを低減することが可能となる。
(実施例3)
本例は、局所反り防止リブ31bを、複数の電子部品4で共有させた例である。図8に示すごとく、本例では、2個の電子部品4を隣接配置してある。そして、この2個の電子部品4の間に、1本の局所反り防止リブ31b(311)を形成してある。この1本の局所反り防止リブ31b(311)を用いて、絶縁基板2のうち一方の電子部品4(411)を配した部位の反りを抑制すると共に、他方の電子部品4(412)を配した部位の反りをも抑制している。
このようにすると、2個の電子部品411,412の間に2本の局所反り防止リブ31bを形成した場合と比べて、局所反り防止リブ31bの本数を低減でき、絶縁基板2の面積を小さくすることができる。また、局所反り防止リブ31bを形成するための金属材料を少量にすることができるため、電源装置1の製造コストを低減することが可能となる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例4)
本例は、局所反り防止リブ31bの本数および形状を変更した例である。図9に示すごとく、本例では、1個の電子部品4に対して1本の局所反り防止リブ31bのみを形成してある。本例の局所反り防止リブ31bは、実施例1と比較して太く形成されている。本例における局所反り防止リブ31bの幅w1は、電子部品4の本体部42の幅w2と略等しい。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例5)
本例は、局所反り防止リブ31bの配置位置を変更した例である。図10に示すごとく、本例では、1個の電子部品4に対して2本の局所反り防止リブ31bを形成してある。電子部品4は、この2本の局所反り防止リブ31bの間に介在しないように、配されている。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例6)
本例は、局所反り防止リブ31bの本数を変更した例である。図11に示すごとく、本例では、1個の電子部品4に対して1本の局所反り防止リブ31bのみを形成してある。本例の局所反り防止リブ31bは、実施例1と同様に、部品本体部42対して部品短手方向(y方向)に隣り合う位置に、部品本体部42の部品長手方向(x方向)に延びるように形成されている。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例7)
本例は、図12に示すごとく、絶縁基板2の2つの主面21,22のうち、導体パターン部3を形成した主面21とは反対側の主面22に、絶縁基板2の反りを抑制する補助反り防止部39を形成した例である。補助反り防止部39は、局所反り防止リブ31bと略同一の厚さを有する。また、補助反り防止部39は、z方向から見たときに、局所反り防止リブ31bと重なり合う位置に形成されている。
このようにすると、補助反り防止部39を形成してあるため、絶縁基板2の局所的な反りをより効果的に抑制することができる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例8)
本例は、補助反り防止部39の形状を変更した例である。図13、図14に示すごとく、本例では補助反り防止部39の面積を大きくし、z方向から見たときに、補助反り防止部39が、電子部品4と、2本の局所反り防止リブ31bとに重なるようにしてある。
このようにすると、補助反り防止部39の面積を大きくしてあるため、絶縁基板2の局所的な反りを、より効果的に抑制することができる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
なお、図示しないが、絶縁基板2の主面22を全て覆うように、補助反り防止部39を形成してもよい。この場合、補助反り防止部39によって、絶縁基板2の全体的な反りを、効果的に抑制することができる。
(実施例9)
本例は、局所反り防止リブ31bの形状を変更した例である。図15に示すごとく、本例では、一部の局所反り防止リブ31bが、主回路10の配線30を兼ねている。本例では、2本の局所反り防止リブ31bが互いに平行に配されており、この2本の局所反り防止リブ31bの間に、電子部品4が介在している。この2本の局所防止リブ31bのうち、一方の局所反り防止リブ31bが、主回路10の配線30を兼ねている。
このようにすると、局所反り防止リブ31bと配線30とを別々に形成する必要がなくなるため、これらを構成する金属材料の量を少なくすることができる。そのため、電源装置1の製造コストを低減できる。また、高集積化できるため、絶縁基板2の面積を小さくすることができる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施例10)
本例は、図16、図17に示すごとく、電子部品4から発生する熱Hを、局所反り防止リブ31bを介して、金属製の基板指示部材5へ伝導させるよう構成した例である。本例では、電子部品4に隣り合う位置に配された2本の局所反り防止リブ31bのうち、一方の局所反り防止リブ31bを、ボルト12に接続してある。ボルト12は、基板支持部材5の側壁51に形成された雌螺子部510に螺合している。本例では、電子部品4から発生した熱Hを、局所反り防止リブ31b及びボルト12を介して、基板支持部材5の側壁51へ伝導させている。そのため、電子部品4を効果的に冷却することができる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を有する。
1 電源装置
10 主回路
2 絶縁基板
21 主面
3 導体パターン部
30 配線
31 反り防止リブ
4 電子部品

Claims (8)

  1. 絶縁樹脂からなる絶縁基板(2)と、
    該絶縁基板(2)の主面(21)に形成された導体パターン部(3)と、
    上記絶縁基板(2)に実装された複数の電子部品(4)とを備え、
    上記導体パターン部(3)の少なくとも一部は配線(30)をなしており、個々の上記電子部品(4)は上記配線(30)にはんだ付けされ、上記複数の電子部品(4)と上記配線(30)とにより、電力変換を行う主回路(10)が構成され、
    上記導体パターン部(3)の一部によって、上記絶縁基板(2)の反りを防止する反り防止リブ(31)が形成されていることを特徴とする電源装置(1)。
  2. 上記絶縁基板(2)は長方形板状に形成され、上記絶縁基板(2)の上記主面(21)の2つの長辺(211,212)にそれぞれ隣り合う位置に、上記絶縁基板(2)全体の反りを防止する上記反り防止リブ(31)である全体反り防止リブ(31a)が、上記絶縁基板(2)の長手方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置(1)。
  3. 上記複数の電子部品(4)のうち少なくとも一個の電子部品(4)に隣り合う位置に、上記絶縁基板(2)の局所的な反りを防止する上記反り防止リブ(31)である局所反り防止リブ(31b)が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源装置(1)。
  4. 1個の上記電子部品(4)に対して、互いに平行な2本の上記局所反り防止リブ(31b)が形成され、上記2本の局所反り防止リブ(31b)の間に、上記電子部品(4)の少なくとも一部が介在していることを特徴とする請求項3に記載の電源装置(1)。
  5. 上記電子部品(4)は、上記配線(30)にはんだ付けされた複数の電極(43)を備え、上記2本の局所反り防止リブ(31b)の間に、上記複数の電極(43)が介在していることを特徴とする請求項4に記載の電源装置(1)。
  6. 少なくとも2個の上記電子部品(4)が互いに隣り合うように配されており、上記2個の電子部品(4)の間に1本の上記局所反り防止リブ(31b)が形成されていることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の電源装置(1)。
  7. 上記電子部品(4)は、部品本体部(42)と、該部品本体部(42)の部品長手方向における両端にそれぞれ形成された電極(43)とを備え、該電極(43)が上記配線(30)にはんだ付けされており、上記絶縁基板(2)の厚さ方向と上記部品長手方向との双方に直交する部品短手方向において、上記部品本体部(42)に隣り合う位置に、上記局所反り防止リブ(31b)が、上記部品長手方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 上記反り防止リブ(31)の少なくとも一部が上記主回路(10)の上記配線(30)を兼ねていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電源装置(1)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5856471U (ja) * 1981-10-12 1983-04-16 三洋電機株式会社 チツプ部品の取付装置
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