JP2015222735A - 回路遮断器の端子構造 - Google Patents
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Abstract
【課題を解決するための手段】電源側端子のうち一方の電源側端子について母線との接続位置が可変とされ分電盤の各相の母線のうち所定の母線を選択して接続する可動電源側端子と、分電盤において印加され得る複数の電源電圧を予め表示した電圧表示部と、可動電源側端子の接続位置の移動に伴って、実際には印加されない電源電圧の表示を隠蔽する隠し板とを備え、実際に印加される電圧の表示が外部から視認可能に露出することを特徴として回路遮断器の端子構造を構成する。
【選択図】図1
Description
例えば特許文献1及び特許文献2のように、母線側に、回路遮断器の端子と接続する母線を選択的に切替える切替装置を設けたものがある。
回路遮断器における端子装置により母線を選択的に接続する場合や、前記端子装置と母線を接続した後であっても、複数の回路遮断器に対して、どの回路遮断器がどの母線を選択して接続しているのかを回路遮断器の前面側から直接的に把握しやすく、
さらに、接続状態を切替える際に工具を不要として作業性の向上が望め、
回路遮断器に選択的に印加される電圧が端子装置の位置に応じて明確に把握できて、
さらに、回路遮断器の端子部にブスバーの足部や接続部が接続された状態では電圧の変更が行えず、端子部の電気的な不良が発生しにくく、
作業をする者にとって接続母線や供給電圧の誤認を生じさせにくい選択式端子装置を有した回路遮断器の端子構造を提供することを目的とする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る回路遮断器について、図1乃至図8を用いてその構成を説明する。
第1の実施形態に係る回路遮断器1は、単相3線式の商用電路に用いられるものである。該回路遮断器は、図1及び図2に示すように、回路遮断器1を並設する方向を幅方向としたときに、該幅方向に分割するケース101a及び101bを重ね合わせて構成される略箱体形状の器体を有する。そして、該器体には、回路遮断器1に電源を供給するための各極の導体と接続される電源側端子部102A、102Bと、回路遮断器1の負荷側に電源を供給するための各極の導体と接続される負荷側端子部103A、103Bとが設けられ、これら電源側端子部102A、102Bと負荷側端子部103A、103Bとの間を電気的に接続する各極の主導体に介在し、電源側と負荷側を電気的に入切接続する固定接点と、該固定接点と各々接離自在に対向する可動接点を固着した可動接触子と、これら可動接触子を開閉駆動する開閉機構と、該開閉機構とリンクにより接続され器体の外部から開閉機構を操作して、電路を入切操作する第一の操作部となるハンドル104とが配設されている。
前記電源側端子部102A、102Bは、器体の操作部が設けられた面を前面aとし、分電盤への取付面となる前記前面aに対向する面を背面bとし、該前面aと該背面bとに相隣り合う面を側面cとしたときに、器体の長手方向における側面cの一端に、ケース101a、101bの間に挟み込まれるように設けられている。
器体の電源側には、前記固定されて配設される端子部102A並びに移動可能に設けられる可動電源側端子部102Bのそれぞれの位置に対応するよう、分電盤内に予め3本の母線L1、L2、Nの接続部が配置されており、前記固定端子部102Aは、母線L2と接続され、前記可動電源側端子部102Bは、一方の位置の場合は所定の母線L1と接続され、他方の位置の場合は所定の母線Nと接続される。可動電源側端子部102Bが母線L1と接続される場合には、回路遮断器1には200Vの電圧が印加され、可動電源側端子部102Bが母線Nと接続される場合には、回路遮断器1には100Vの電圧が印加される。
器体の前面側には、電圧表示部107が外部から視認可能に設けられている。該電圧表示部107は、器体の幅方向に亘って設けられており、分電盤において回路遮断器に印加され得る電圧値を中央部分で種別して記載している。印加され得る電圧値は、母線と可動電源側端子部102Bの接続位置に応じて回路遮断器1に供給される電圧値であり、本実施形態の場合には、略中央から一方の側面寄りには第一の供給電圧である100Vの文字が表示され、略中央から他方の側面寄りには第二の供給電圧である200Vの文字が表示される。前記電圧表示部107は、電圧表示を銘板に記載し、器体に貼り付けることにより構成している。なお、器体に直接印字したり刻印してもよい。
次に、可動電源側端子部102Bと連動される連動部材と係合され、前記可動電源側端子の接続位置の移動に伴って、前記電圧表示部のうち、前記所定の母線と可動電源側端子の接続時において実際には印加されない電源電圧の表示を隠蔽する隠し板105について説明を行う。
該ピニオン106は、軸106aの周囲に複数の歯を設けて形成されている。該歯は、前記隠し板105に設けられたラック105b、並びに前記可動電源側端子部102Bに設けられたラック102B1と噛み合うように、隠し板105に設けられたラック105bと前記可動電源側端子部102Bに設けられたラック102B1との間に位置するよう配設される。前記ピニオン106は、回路遮断器の器体の前面寄りに、該器体の一部を凹ませて形成した軸受部101dに軸106aが枢支されて配設される。
図7のように、隠し板105と可動電源側端子部102bとの間にピニオン106が配置され、それぞれのラック105b、102B1と、器体により枢支された軸106aが回動することにより、可動電源側端子部102Bを一方の接続位置から他方の接続位置に移動させることに伴い、前記隠し板105が連動する。より詳しくは、該可動電源側端子120Bと連動する隠し板105が、該可動電源側端子102Bが前記一端に位置するときは前記他端に位置する一方、該可動電源側端子102Bが前記他端に位置するときは前記一端に位置し、前記幅方向において、可動電源側端子102Bを移動させる方向とは反対の方向に隠し板105が移動する。
他方の位置において回路遮断器に供給される電圧は前記隠し板105の背面側に位置して隠蔽されるよう構成したから、器体の前面側から端子部を臨んだ場合に、接続する母線の違いを、器体の前面に設けられた電圧表示の違い、即ち端子位置の違いとして目視確認することができ、端子装置と母線とを選択的に接続する場合や、端子装置と母線を接続した後であっても、どの回路遮断器がどの母線を選択して接続されているのかが直接的に把握しやすい。器体の端子部における前面側の、隠し板105に隠蔽されない側の略全面を電圧表示部として用いることができるため、電圧表示部を大きくとれ視認性がよく、作業をする者にとって接続母線や供給電圧の誤認を生じさせにくく、配線確認作業性が高い回路遮断器の端子構造を提供することができる。
いずれの場合においても、可動電源側端子部の位置により回路遮断器に接続する母線の種類や供給する電圧を回路遮断器の前面側から一目瞭然に識別することができる。
このように、個々の回路遮断器に対して、接続する母線の種類や供給する電圧の大きさが識別しやすいことに加え、複数の回路遮断器を並設配置した場合においても、どの回路遮断器がどの母線を選択して接続しているのか、どの回路遮断器にいくらの電圧が供給されているのかが直接的に把握しやすい。
101a ケース
101a10 壁部
101b ケース
101b10 壁部
101b3 開口部
101c 溝部
101d 軸受部
101e 柱状部材受部
101f 突部
101g 軸受部
101h 溝部
101i 孔部
102 電源側端子部
102A 固定端子部
102A1 導体
102B 可動電源側端子部
102B1 ラック
102B2 リブ
102B3 刃受
102B5 軸受部
103 負荷側端子部
104 ハンドル
105 隠し板
105b ラック
105b1 リブ
105c 突起部
105d 溝部
105e 溝部
106 ピニオン
106a 軸
107 電圧表示部
108a 突起部
Claims (1)
- 分電盤に設置され母線と接続される回路遮断器の端子構造であって、
回路遮断器の器体に、
分電盤の母線から電気を受電する電源側端子のうち一方の電源側端子について母線との接続位置が可変とされ分電盤の各相の母線のうち所定の母線を選択して接続する可動電源側端子と、
母線と電源側端子とが接続されることにより前記分電盤において印加され得る複数の電源電圧を予め表示した電圧表示部とを備えるとともに、
前記可動電源側端子と連動される連動部材と係合され、前記可動電源側端子の接続位置の移動に伴って、前記電圧表示部のうち、前記所定の母線と可動電源側端子の接続時において実際には印加されない電源電圧の表示を隠蔽する隠し板とを備え、
前記回路遮断器を分電盤から取り外した状態で、
前記可動電源側端子を一方の接続位置から他方の接続位置に移動させることに伴い前記隠し板が連動し、
前記可動電源側端子の一方の接続位置および他方の接続位置は、
回路遮断器の並設方向を器体の幅方向としたとき、
該幅方向の一端および他端に設けられ、
該可動電源側端子と連動する隠し板が、該可動電源側端子が前記一端に位置するときは前記他端に位置する一方、該可動電源側端子が前記他端に位置するときは前記一端に位置して、前記電圧表示部における所定の母線から回路遮断器に実際に印加される電圧の表示が外部から視認可能に露出することを特徴とする回路遮断器の端子構造。
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