JP2015222029A - 内燃機関の凝縮水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝縮水の凍結を抑制できる内燃機関の凝縮水処理装置を提供する。【解決手段】凝縮水処理装置30は、EGRクーラ26で生成された凝縮水を貯留する凝縮水タンク31と、凝縮水タンク31に貯留された凝縮水を内燃機関1Aの吸気系に供給する凝縮水供給機構32と、不凍液を含むエンジン冷却水を貯留するリザーブタンク41と、凝縮水タンク31とリザーブタンク41とを連通する第1接続通路45、第2接続通路46及び凝縮水通路35と、第2接続通路46を閉鎖した状態と第2接続通路46と凝縮水通路35とが開通した状態とを切り替える経路切替弁48とを備え、外気温が設定外気温以下の場合に経路切替弁48を第2接続通路46と凝縮水通路35とが開通した状態に切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気系で生成された凝縮水を処理する内燃機関の凝縮水処理装置に関する。
内燃機関の凝縮水処理装置として、排気系に含まれるEGRクーラで生成された凝縮水を凝縮水タンクに貯留し、凝縮水タンクに貯留された凝縮水を吸気通路に添加するものが知られている(特許文献1)。この処理装置によれば、吸気通路に供給された凝縮水が吸気とともに気筒内に導かれて蒸発することによって燃焼温度が抑制される結果、燃焼に伴うNOxの生成量が抑制される。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2及び3が存在する。
特開2010−53725号公報 特開2011−111897号公報 特開2012−112367号公報
特許文献1の凝縮水処理装置は、外気温が低い寒冷時に凝縮水タンクに貯留された凝縮水が凍結する場合があり、そのような場合には吸気通路へ凝縮水を添加できなくなったり、凝縮水タンクの破損等の不具合が生じたりする可能性がある。
そこで、本発明は、凝縮水の凍結を抑制できる内燃機関の凝縮水処理装置を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関の凝縮水処理装置は、排気系を流れる排気をEGRガスとして吸気系に導くEGR通路と、前記EGRガスを冷却するEGRクーラとを備えた内燃機関に適用される内燃機関の凝縮水処理装置において、前記EGRクーラで生成された凝縮水を貯留する凝縮水タンクと、前記凝縮水タンクに貯留された凝縮水を前記内燃機関の前記吸気系に供給する凝縮水供給手段と、不凍液を含むエンジン冷却水を貯留するリザーブタンクと、前記凝縮水タンクと前記リザーブタンクとを連通する連通部と、前記連通部が閉鎖した状態と、前記連通部が開通した状態とを切り替え可能な切替手段と、外気温が設定外気温以下又は凝縮水の水温が設定水温以下の場合に前記切替手段を前記連通部が開通した状態に切り替える操作手段と、を備えるものである(請求項1)。
この処理装置によれば、外気温又は凝縮水の水温について凝縮水が凍結することを回避し得る設定外気温又は設定水温を定めることによって、凝縮水が凍結する前に操作手段によって連通部が開通して不凍液を含むエンジン冷却水と凝縮水とが混合されるので凝縮水の凍結を抑制できる。また、連通部が限られた条件で開通されることによって無条件でエンジン冷却水と凝縮水とが混合されることがないので、エンジン冷却水が過剰に希釈されることを抑制できる。
本発明の凝縮水処理装置の一態様において、前記凝縮水タンクの貯水量の増加を抑制する貯水量増加抑制手段と、前記凝縮水タンクの前記貯水量が第1の所定値以上の場合に前記貯水量の増加が抑制されるように前記貯水量増加抑制手段を制御するとともに、外気温が前記設定外気温以下かつエンジン冷却水の水温が設定冷却水温以下の場合において前記貯水量が前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値以上のときに前記貯水量の増加が抑制されるように前記貯水量増加抑制手段を制御する貯水量増加抑制制御手段と、を更に備えてもよい(請求項2)。寒冷時の短距離又は短時間走行では凝縮水の生成量が多くなるが消費量は少なくなるため凝縮水が過剰となりやすい。この態様によれば、外気温が設定外気温以下かつ凝縮水の水温が設定水温以下の場合に貯水量の増加が抑制される。この状況で用いられる貯水量の判定値である第2の所定値は第1の所定値よりも小さい値であるため凝縮水タンクの貯水量を上記条件に該当しない通常時よりも少なくできる。これにより、外気温が設定外気温以下かつ凝縮水の水温が設定水温以下の場合に凝縮水の生成量が多くなっても凝縮水タンクの貯水量が過剰になることを抑制できる。なお、貯水量の増加を抑制することには、貯水量を維持すること及び貯水量を低下することも含まれる。
以上説明したように本発明の凝縮水処理装置によれば、凝縮水が凍結する前に連通部が開通して不凍液を含むエンジン冷却水と凝縮水とが混合されるので凝縮水の凍結を抑制できるとともに、連通部が限られた条件で開通され無条件にエンジン冷却水と凝縮水とが混合されることがないので、エンジン冷却水が過剰に希釈されることを抑制できる。
第1の形態に係る凝縮水処理装置が適用された内燃機関の全体構成を示した図。 第1の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 第1の形態に係る制御ルーチンの他の一例を示したフローチャート。 図3の続きのフローチャート。 第2の形態に係る凝縮水処理装置が適用された内燃機関の全体構成を示した図。 図5の一部を拡大した拡大図。 第3の形態に係る凝縮水処理装置が適用された内燃機関の全体構成を示した図。 第3の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。
(第1の形態)
図1に示すように、内燃機関1Aは、4つの気筒2が一方向に配置された直列4気筒型のディーゼルエンジンとして構成されている。内燃機関1Aは、例えば自動車の走行用動力源として搭載される。内燃機関1Aの各気筒2内には不図示の燃料噴射弁にて燃料が直接噴射される。各気筒2に噴射された燃料は圧縮行程で自着火して燃焼する。各気筒2には吸気通路5及び排気通路6がそれぞれ接続されている。吸気通路5に導かれた空気は吸気行程で各気筒2に充填される。吸気通路5は気筒2毎に分岐する吸気マニホールド8を含んでいる。吸気マニホールド8の上流にはターボチャージャ9のコンプレッサ9aが設けられている。排気通路6は各気筒2の排気を集合する排気マニホ−ルド10を含んでいる。排気マニホールド10の下流にはターボチャージャ9のタービン9bが設けられている。タービン9bの下流には排気中の有害物質を浄化する排気浄化装置11が設けられている。排気浄化装置11は、排気中の粒子状物質を捕捉するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)12と、排気中のNOxを吸蔵及び還元して浄化する吸蔵還元型のNOx触媒13とを備えている。
図1に示すように、内燃機関1AにはNOxの低減や燃費向上のため排気の一部をEGRガスとして吸気系に還流するEGR(Exhaust Gas Recirculation)を実施する2つのEGR装置20A、20Bが設けられている。内燃機関1Aは負荷に応じて2つのEGR装置20A、20Bを使い分ける。第1EGR装置20Aは、ハイプレッシャーループ型のEGR装置として構成されていて、排気マニホールド10と吸気マニホールド8とを結ぶEGR通路21と、EGRガスの流量を調整するEGR弁22とを備えている。
第2EGR装置20Bは、排気通路6と吸気通路5の吸気マニホールド8とを結ぶEGR通路25と、EGRガスを冷却するEGRクーラ26と、EGRクーラ26をバイパスするバイパス通路27と、EGRガスの流量を調整するEGR弁28とを含む。EGR弁28は排気通路6とEGR通路25との合流位置に設けられていて、EGR通路25に導かれる流量を連続的に変更できる。EGR弁28の下流の排気は不図示のテールパイプに導かれる。
バイパス通路27とEGR通路25との合流位置には流量配分変更弁29が設けられている。流量配分変更弁29はEGRクーラ26の流量とバイパス通路27の流量との流量配分を連続的に変更できる。すなわち、流量配分変更弁29は、EGRクーラ26を閉鎖して流量を0としつつEGR通路25を流れる排気の全量がバイパス通路27を流れる状態から、バイパス通路27を閉鎖して流量を0としつつEGR通路25を流れる排気の全量がEGRクーラ26を流れる状態までの間で流量配分を変更できる。EGRクーラ26は、内燃機関1Aの冷却水を冷媒として利用し、その冷媒と暖かい排気との間で熱交換を行うことによりEGRガスの温度を下げるものである。EGRガスの温度が下がることによりEGRガスに含まれる水分が凝縮するためEGRクーラ26内に凝縮水が生成される。
内燃機関1Aには、EGRクーラ26で生成された凝縮水を回収して処理するため、凝縮水処理装置30が設けられている。凝縮水処理装置30は、凝縮水CWを貯留する凝縮水タンク31と、凝縮水タンク31に貯留された凝縮水CWを内燃機関1Aの吸気系に供給する凝縮水供給手段としての凝縮水供給機構32とを備えている。凝縮水供給機構32は凝縮水タンク31と吸気通路5の吸気マニホールド8とを接続する凝縮水通路35を有する。凝縮水通路35には電動式のポンプ36と、ポンプ36で加圧された凝縮水を吸気通路10内に噴射して供給する噴射弁37とが設けられている。噴射弁37の開弁期間を制御することによって凝縮水の供給量を制御することができる。
凝縮水タンク31には貯留された凝縮水CWの貯水量(液面レベル)に応じた信号を水位センサ33が設けられている。水位センサ33は例えば超音波で水面の位置を特定できるように構成されている。凝縮水タンク31の貯水量は凝縮水の生成量に相関し、凝縮水の生成量はEGRクーラ26を流れる排気の流量と相関する。したがって、EGRクーラ26を流れる排気の流量を低減して凝縮水の生成量の増加を抑えることによって凝縮水タンク31の貯水量の増加を抑制できる。したがって、EGRクーラ26を流れる排気の流量を変更するバイパス通路27及び流量配分変更弁29は本発明に係る貯水量増加抑制手段に相当する。
内燃機関1Aには、その各部の冷却を行うための冷却装置40が設けられている。冷却装置40はエンジン冷却水LLCを貯留するリザーブタンク41と、リザーブタンク41から汲み出されたエンジン冷却水LLCの温度を下げるためのラジエータ42とを含んでいる。エンジン冷却水LLCには不凍液が含まれており、その凍結温度は水の凍結温度よりも低い温度に調整されている。
エンジン冷却水LLCと凝縮水CWとを混合させて凝縮水CWの凍結を抑制するため、リザーブタンク41には凝縮水タンク31に接続される第1接続通路45と、凝縮水供給機構32の凝縮水通路35に接続される第2接続通路46とが設けられている。第1接続通路45にはリザーブタンク41内のエンジン冷却水を凝縮水タンク31に送り込むための電動式のポンプ47が設けられている。第2接続通路46と凝縮水通路35との接続位置には経路切替弁48が設けられている。経路切替弁48は凝縮水通路35を開通して第2接続通路46を閉鎖する状態と、凝縮水通路35と第2接続通路46とを開通する状態との間で動作できる。
したがって、経路切替弁48を、凝縮水通路35と第2接続通路46とを開通する状態に操作してポンプ36及びポンプ47を作動させることにより、エンジン冷却水LLCを凝縮水CWと混合させつつ循環させることができる。これにより、凝縮水CWの一部がエンジン冷却水LLCに置換されるので、凝縮水CWにエンジン冷却水LLCの不凍液成分が混合されて凝縮水CWの凍結温度が下がる結果、凝縮水CWの凍結を抑制できる。第1接続通路45、凝縮水通路35及び第2接続通路46によって凝縮水タンク31とリザーブタンク41とが連通するので、第1接続通路45、凝縮水通路35及び第2接続通路46によって本発明に係る連通部が構成される。そして、経路切替弁48、ポンプ36、及びポンプ47の操作によって、凝縮水タンク31とリザーブタンク41とが連通した状態と、その連通が阻止された状態とを切り替えることができるので、経路切替弁48、ポンプ36、及びポンプ47は本発明に係る切替手段に相当する。
内燃機関1Aには内燃機関1Aの各部を制御するコンピュータとして構成されたエンジンコントロールユニット(ECU)50が設けられている。ECU50は燃料噴射量や噴射時期を制御する主要な動作制御を行う他に、EGR装置20A、20Bや凝縮水処理装置30の制御にも利用される。ECU50には内燃機関1Aの運転状態を把握するため種々の物理量を検出する多数のセンサからの信号が入力される。例えば、本発明に関連するセンサとしては、内燃機関1Aのクランク角に応じた信号を出力するクランク角センサ51、内燃機関1Aのアクセル開度に応じた信号を出力するアクセル開度センサ52、外気温に応じた信号を出力する外気温センサ53、及びエンジン冷却水LLCのエンジン出口温度に応じた信号を出力する水温センサ54等が内燃機関1Aに設けられていて、これらのセンサの出力信号はECU50に入力される。また、上述した水位センサ33の出力信号もECU50に入力される。
図2の制御ルーチンのプログラムはECU50に保持されており、適時に読み出されて所定の演算間隔で繰り返し実行される。ステップS1において、ECU50はクランク角センサ51の出力信号を参照して内燃機関1Aが停止しているか否かを判定する。内燃機関1Aが停止している場合はステップSSに進み、そうでない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。
ステップS2において、ECU50は外気温センサ53の出力信号を参照して外気温を取得し、現在の外気温Taが1°C以下であるか否かを判定する。1°Cという判定値は本発明に係る設定外気温に相当し凝縮水CWが凍結しない温度範囲の下限値として設定されている。外気温Taが1°C以下の場合はステップS3に進み、そうでない場合はステップS3をスキップして今回のルーチンを終了する。
ステップS3において、ECU50はエンジン冷却水LLCを凝縮水CWと循環させて今回のルーチンを終了する。具体的には、ECU50は経路切替弁48を、凝縮水通路35と第2接続通路46とを開通する状態に操作しつつポンプ36及びポンプ47を作動させ、この状態を所定期間、例えば10秒間継続させる。
次に、図3及び図4を参照しながら、図2の制御とともに実施される制御について説明する。図3及び図4の制御ルーチンのプログラムはECU50に保持されており、所定の間隔で繰り返し実行される。図3に示したように、ステップS11において、ECU50は内燃機関1Aが前回停止してから現在までの外気温Taを外気温センサ53の出力信号を参照しながら調査する。ステップS12において、ECU50はステップS11の調査結果に基づいて外気温Taが1°C以下であるか否かを判定する。外気温Taが1°C以下である場合はステップS13に進み、そうでない場合は図4のステップS14に進む。この1°Cという判定値は図2の制御の場合と共通し、本発明に係る設定外気温に相当する。
ステップS13において、ECU50はエンジン冷却水LLCの水温Twを水温センサ54の出力信号を参照して取得し、その水温Twが80°C以下であるか否かを判定する。この形態では、水温Twはエンジン出口付近の水温に該当する。エンジン冷却水LLCの水温Twが80°C以下の場合はステップS26に進み、そうでない場合は図4のステップS14に進む。なお、80°Cという判定値は、本発明に係る設定冷却水温に相当し、内燃機関1Aの暖機完了を判定する閾値として設定されている。
図4に示したように、ステップS14において、ECU50は水位センサ33の出力信号を参照して、凝縮水タンク31の貯水量Qwを取得する。なお、水位センサ33を使用する代りに、内燃機関1Aの運転状態と、外気温や冷却水温等の温度情報とに基づいて凝縮水の生成量を推定し、その推定結果に基づいて凝縮水タンク31の貯水量Qwを推定により取得することも可能である。
ステップS15において、ECU50は凝縮水タンク31の貯水量Qwが判定値ta以下か否かを判定する。判定値taは凝縮水タンク31の最大貯水量の10%に設定されている。貯水量Qwが判定値ta以下の場合は貯水量Qwを増加させるべきであるので、ECU50はステップS16〜ステップS18で特定された貯水量増加制御を実施する。一方、貯水量Qwが設定値taよりも多い場合はステップS19に進む。
ステップS16において、ECU50は流量配分変更弁29を操作して、バイパス通路27を閉鎖して流量を0としつつ排気の全量がEGRクーラ26に流れる状態に変更する。すなわち、EGRクーラ26の流量を100%とし、かつバイパス通路27の流量を0%とする。これにより、排気の全量がEGRクーラ26を流れるため、他の流量配分に比べてEGRクーラ26で生成される凝縮水の生成量が増加する。ステップS17において、ECU50はEGR弁28の開度を内燃機関1Aの運転状態に応じて定められたEGR率となるように操作する。なお、第1EGR装置20AによるEGRも同時に実施される場合にはEGR弁22の開度を考慮して、第2EGR装置20BのEGR弁28の開度が定められる。EGRを実施する場合はEGRを実施しない場合に比べて排気中の水分が増加するので、EGRを実施する場合はEGRを実施しない場合よりも凝縮水の生成量が増加する。ステップS18において、ECU50は噴射弁37を閉弁状態に維持することにより凝縮水供給機構32による内燃機関1Aの吸気系への凝縮水の供給を禁止する。凝縮水の供給が禁止されることにより凝縮水タンク31内の凝縮水の消費量が減少する。
ステップS19において、ECU50は凝縮水タンク31の貯水量Qwが判定値tb以上か否かを判定する。例えば凝縮水タンク31の最大貯水量の80%が判定値tbとして設定されている。貯水量Qwが判定値tb以上の場合は、凝縮水タンク31が満杯になることを回避するために貯水量Qwを減少させるべき、換言すれば貯水量Qwの増加を抑制すべきである。そこで、ステップS20〜ステップS22で特定された貯水量増加抑制制御を実施する。一方、貯水量Qwが判定値tb未満の場合はステップS23に進む。判定値tbは本発明に係る第1の所定値に該当する。
ステップS20において、ECU50は流量配分変更弁29を操作して、EGRクーラ26を閉鎖して流量を0としつつ排気の全量がバイパス通路27を流れる状態に変更する。すなわち、EGRクーラ26の流量を0%とし、かつバイパス通路27の流量を100%とする。これにより、排気の全量がEGRクーラ26をバイパスするため、EGRクーラ26での凝縮水の生成量が減少又はその生成が中断する。ステップS21において、ECU50はEGR弁28の開度をEGR通路25が閉鎖されるように操作する。これにより、第2EGR装置20BによるEGRが中止される。上述した場合とは反対に、EGRを実施しない場合はEGRを実施する場合に比べて排気中の水分が減少するので、EGRを実施しない場合はEGRを実施する場合よりも凝縮水の生成量が減少する。ステップS22において、ECU50は噴射弁37の開弁期間を適宜に操作して内燃機関1Aの吸気系への凝縮水の供給を実施する。これにより凝縮水タンク31内の凝縮水の消費量が増加する。
ステップS15及びステップS19のそれぞれで否定的な判定がなされた場合は、凝縮水タンク31の貯水量Qwは判定値taよりも多く、かつ判定値tb未満であるから、貯水量Qwが適正範囲に保たれているといえる。そこで、貯水量Qwを意図的に増減する必要がないので、ステップS23〜ステップS25で特定した通常制御を実施する。ステップS23において、ECU50はEGRクーラ26の流量とバイパス通路27の流量との流量配分が内燃機関1Aの運転状態に適した必要な流量配分に調整されるように流量配分変更弁29を操作する。ステップS24において、ECU50はステップS17と同様にEGR弁28の開度を内燃機関1Aの運転状態に応じて定められたEGR率となるように操作する。ステップS25において、ECU50はステップS22と同様に噴射弁37の開弁期間を適宜に操作して内燃機関1Aの吸気系への凝縮水の供給を実施する。
図3に戻り、ステップS26において、ECU50は水位センサ33の出力信号を参照して、凝縮水タンク31の貯水量Qwを取得する。ステップS27において、ECU50は凝縮水タンク31の貯水量Qwが判定値tc以上かつ判定値td未満か否かを判定する。判定値tcは凝縮水タンク31の最大貯水量の20%に設定され、判定値tdは凝縮水タンク31の最大貯水量の30%に設定されている。
図3のステップS12及びステップS13でともに肯定的な判定がされた場合は寒冷時における短距離又は短時間走行が想定されるので、凝縮水の生成量が常温の通常時よりも多くなることが予測される。したがって、通常時よりも貯水量Qwが少なめに維持されることが好ましい。そこで、貯水量Qwが判定値tc以上かつ判定値td未満の場合は、ステップS28〜ステップS30で特定された通常制御を実施する。この通常制御は図4のステップS23〜ステップS25と同じである。
ステップS31において、ECU50は凝縮水タンク31の貯水量Qwが判定値td以上であるか否かを判定する。判定値tdは判定値tbよりも小さい値であり、本発明に係る第2の所定値に該当する。上述したように、寒冷時での短距離又は短時間走行では凝縮水の生成量が通常時よりも増加するので、貯水量QwをステップS27で規定する範囲内に収めることが望ましい。そこで、貯水量Qwの増加を抑制するステップS32〜ステップS34で特定する貯水量増加抑制制御を実施する。この貯水量増加抑制制御は図4のステップS20〜ステップS22と同じである。すなわち、ステップS32において、ECU50は流量配分変更弁29を操作して、EGRクーラ26を閉鎖して流量を0としつつ排気の全量がバイパス通路27を流れる状態に変更し、EGRクーラ26での凝縮水の生成量を減少又はその生成を中断させる。ステップS33において、ECU50はEGR弁28の開度をEGR通路25が閉鎖されるように操作して、第2EGR装置20BによるEGRを中止する。ステップS34において、ECU50は噴射弁37の開弁期間を適宜に操作して内燃機関1Aの吸気系への凝縮水の供給を実施して、凝縮水タンク31内の凝縮水の消費量を増加させる。
ステップS27及びステップS31でともに否定的判定がなされた場合は貯水量Qwが不足している状況にあるので、ステップS35において、ECU50は噴射弁37を閉弁状態に維持して凝縮水の使用を禁止する。
第1の形態によれば、図2の制御を実施することにより、凝縮水CWが凍結する前にエンジン冷却水LLCが凝縮水CWと循環して不凍液を含むエンジン冷却水LLCと凝縮水CWとが混合されるので凝縮水CWの凍結を抑制できる。そして、図2のステップS1及びステップS2の各処理が実施されるとともに、エンジン冷却水LLCと凝縮水CWとの混合期間が所定期間(10秒)に限られているので、無条件にエンジン冷却水LLCと凝縮水CWとが混合されることがない。したがって、エンジン冷却水LLCが過剰に希釈されることを抑制できる。
また、図3及び図4の制御を実施することにより、外気温Taが設定外気温である1°C以下かつエンジン冷却水LLCの水温Twが設定冷却水温である80°C以下の場合にEGRクーラ26がバイパスされて貯水量の増加が抑制される。この状況で用いられる貯水量の判定値tdは、通常時の判定値tbよりも小さい値であるため凝縮水タンク31の貯水量Qwを通常時よりも少なくできる。これにより、外気温Taが設定外気温である1°C以下かつエンジン冷却水LLCの水温Twが設定冷却水温である80°C以下の場合に凝縮水の生成量が多くなっても凝縮水タンク31の貯水量Qwが過剰になることを抑制できる。
第1の形態において、ECU50は、図2の制御ルーチンを実行することにより、本発明に係る操作手段として機能するとともに、図3及び図4のステップS20及びステップS32の各処理を実行することにより、本発明に係る貯水量増加抑制制御手段として機能する。
(第2の形態)
次に、図5及び図6を参照しながら本発明の第2の形態を説明する。図5に示したように、第2の形態の内燃機関1Bは、凝縮水処理装置及び冷却装置の構成を除いて第1の形態の内燃機関1Aと共通する。以下、第1の形態と共通する構成には図面に同一の参照符号を付して説明を省略する。
内燃機関1Bには、凝縮水処理装置60の凝縮水タンク61と冷却装置70のリザーブタンク71とが隣接して配置されていて、区画壁73にてこれらが仕切られている。図6にも示したように、区画壁73の下端には連通部としての連通孔74が形成されている。連通孔74は区画壁73に開閉自在に取り付けられたプレート75にて開閉される。プレート75には開閉機構76が設けられており、この開閉機構76によって連通孔74が開通する状態と連通孔74が閉鎖する状態との間でプレート75が操作される。開閉機構76は凝縮水タンク61の底部に固定され、グリースGが封入された本体部77と、本体部77に摺動自在に挿入され、プレート75にリンク結合されたピストン78とを有する。開閉機構76は設定温度以下になるとグリースGが収縮してピストン78がプレート75を開く方向に動作するようにグリースGの組成が調整されている。本形態では、開閉機構76は凝縮水CWの水温が設定温度である2°C以下になると連通孔74がプレート75にて閉鎖された状態から、連通孔74がプレート75によって開かれて開通する図6に示された状態に動作する。
設定温度である2°Cは本発明に係る設定水温に相当し、凝縮水CWが凍結しない温度範囲の下限値として設定されている。また、連通孔74が閉鎖した状態と連通孔74が開通した状態とを切り替えるプレート75は本発明に係る切替手段に相当し、設定水温である2°C以下となった場合に連通孔74が閉鎖された状態から連通孔74が開通した状態にプレート75を操作する開閉機構76は本発明に係る操作手段に相当する。
第2の形態によれば、凝縮水CWが凍結する前に連通孔74が開通してエンジン冷却水LLCと凝縮水CWとが混合されるので凝縮水CWの凍結を抑制できる。また、凝縮水CWの水温が設定水温である2°C以下に限って連通孔74が開通するので、無条件にエンジン冷却水LLCと凝縮水CWとが混合されることがない。したがってエンジン冷却水LLCが過剰に希釈されることを抑制できる。また、第2の形態は、区画壁73にてリザーブタンク71と凝縮水タンク61とが仕切られて、その区画壁73に形成された連通孔74をプレート75にて開閉し、そのプレート75を凝縮水CWの温度変化によって動作する開閉機構76にて操作するものである。したがって、第2の形態は、第1の形態のような配管やバルブあるいはポンプ等の要素を省略することができるので、システムが簡素化される。なお、第2の形態においては、第1の形態で説明した図3及び図4の制御を実施することもできる。この制御を実施することにより、第2の形態においても第1の形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の形態)
次に、図7及び図8を参照しながら本発明の第3の形態を説明する。図7に示したように、第3の形態の内燃機関1Cは、第2の形態の内燃機関1Bの一部を改変したものに相当する。以下、第1の形態又は第2の形態と共通する構成には図面に同一の参照符号を付して説明を省略する。
内燃機関1Cには、区画壁73に形成された連通孔74の開通と閉鎖とを切り替える切替手段としての電磁弁81と、凝縮水タンク71の底部に取り付けられて凝縮水CWの水温に応じた信号を出力する凝縮水水温センサ82とが設けられている。凝縮水水温センサ82の出力信号はECU50に入力され、ECU50は凝縮水水温センサ82の信号に基づいて電磁弁81を操作する。
図8の制御ルーチンのプログラムはECU50に保持されており、所定の間隔で繰り返し実行される。図8に示すように、ステップS41において、ECU50は凝縮水水温センサ82の信号を参照して、凝縮水CWの水温Tcwが2°C以下であるか否かを判定する。この2°Cは凝縮水CWが凍結しない温度範囲の下限値として設定され、本発明に係る設定水温に相当する。水温Tcwが2°C以下である場合はステップS42に進み、ECU50は連通孔74が開通するように電磁バルブ81を開いて今回のルーチンを終了する。一方、水温Tcwが2°C以下でない場合はステップS43に進み、ECU50は連通孔74が閉鎖するように電磁バルブ81を閉じて今回のルーチンを終了する。ECU50は、図8の制御ルーチンを実行することにより本発明に係る操作手段として機能する。
第3の形態によれば、凝縮水CWが凍結する前に連通孔74が開通してエンジン冷却水LLCと凝縮水CWとが混合されるので凝縮水CWの凍結を抑制できる。また、凝縮水CWの水温が設定水温である2°C以下に限って連通孔74が開通するので、無条件にエンジン冷却水LLCと凝縮水CWとが混合されることがない。したがってエンジン冷却水LLCが過剰に希釈されることを抑制できる。また、第3の形態は、区画壁73にてリザーブタンク71と凝縮水タンク61とが仕切られて、その区画壁73に形成された連通孔74を電磁弁81にて開閉するものである。したがって、第3の形態は、第2の形態と同様に、第1の形態のような配管やバルブあるいはポンプ等の要素を省略することができるので、システムが簡素化される。なお、第3の形態においても、第1の形態で説明した図3及び図4の制御を実施することもできる。この制御を実施することにより、第3の形態においても第1の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は上記各形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。上記各形態の内燃機関はディーゼルエンジンとして構成されているが、本発明の適用対象となるエンジンはディーゼルエンジンに限らない。したがって、火花点火型の内燃機関に本発明を適用することもできる。また、ターボチャージャの有無によって本発明の適用が左右されるものではない。したがって、自然吸気型の内燃機関にも本発明を適用できる。自然吸気型の内燃機関に本発明を適用した場合、吸気通路の負圧を利用して凝縮水を吸気系に供給できるので、上記各形態のように凝縮水を加圧するポンプを省略できる。
また、上述した図3及び図4の制御では、凝縮水の貯水量の増加を抑制するために、EGRクーラの流量を0%とし、バイパス通路の流量を100%としているがこの流量配分は一例にすぎず、EGRクーラの流量がバイパス通路の流量に対して偏る流量配分となる形態で本発明を実施することもできる。上記各形態の制御等で使用した設定水温、設定外気温、貯水量の判定値等についての具体的数値は例示にすぎず、内燃機関の仕様等を考慮してこれらの数値を適切な数値に定めることができる。
1A〜1C 内燃機関
25 EGR通路
26 EGRクーラ
30 凝縮水処理装置
31 凝縮水タンク
32 凝縮水供給機構(凝縮水供給手段)
35 凝縮水通路(連通部)
41 リザーブタンク
45 第1接続通路(連通部)
46 第2接続通路(連通部)
48 経路切替弁(切替手段)
50 ECU(操作手段、貯水量増加抑制制御手段)
60 凝縮水処理装置
61 凝縮水タンク
71 リザーブタンク
74 連通孔(連通部)
75 プレート(切替手段)
76 開閉機構(操作手段)
81 電磁弁(切替手段)

Claims (2)

  1. 排気系を流れる排気をEGRガスとして吸気系に導くEGR通路と、前記EGRガスを冷却するEGRクーラとを備えた内燃機関に適用される内燃機関の凝縮水処理装置において、
    前記EGRクーラで生成された凝縮水を貯留する凝縮水タンクと、
    前記凝縮水タンクに貯留された凝縮水を前記内燃機関の前記吸気系に供給する凝縮水供給手段と、
    不凍液を含むエンジン冷却水を貯留するリザーブタンクと、
    前記凝縮水タンクと前記リザーブタンクとを連通する連通部と、
    前記連通部が閉鎖した状態と、前記連通部が開通した状態とを切り替え可能な切替手段と、
    外気温が設定外気温以下又は凝縮水の水温が設定水温以下の場合に前記切替手段を前記連通部が開通した状態に切り替える操作手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の凝縮水処理装置。
  2. 前記凝縮水タンクの貯水量の増加を抑制する貯水量増加抑制手段と、前記凝縮水タンクの前記貯水量が第1の所定値以上の場合に前記貯水量の増加が抑制されるように前記貯水量増加抑制手段を制御するとともに、外気温が前記設定外気温以下かつエンジン冷却水の水温が設定冷却水温以下の場合において前記貯水量が前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値以上のときに前記貯水量の増加が抑制されるように前記貯水量増加抑制手段を制御する貯水量増加抑制制御手段と、を更に備える請求項1に記載の凝縮水処理装置。
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