JP2015221695A - フォークリフト用カーテンガード - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、倉庫などに出入りする際に、出入口に取り付けられている遮蔽カーテンがフォークリフトのチェーンギアやチェーン、上部ローラなどと接触し、上部ローラなどに塗布されたグリスが、遮蔽カーテンを汚す問題をと接触しない発生させないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。【解決手段】本発明は、アウターマスト3aとインナーマスト3bを有するマスト3と、前記マスト3に配置するリフトブラケット5と、前記リフトブラケット5に配置するフォーク4を有するフォークリフトに設置するカーテンガード12において、前記カーテンガード12は筒状のパイプを略Oの字型に形成するとともに、フォーク4が上昇した時に前記カーテンガード12の一部が前記マスト3とバックレスト11の間を通過するようにインナーマスト3b側の上端へカーテンガード12を設置したフォークリフト用カーテンガード12である。【選択図】 図5

Description

本発明は、フォークリフトが倉庫などを出入りする際に、出入口に取り付けられた帯状のノレン式防虫カーテンがフォークリフトのチェーンギアやチェーン、上部ローラなどと接触するのを防ぐために設けられたフォークリフト用カーテンガードに関するものである。
商品などを保管する倉庫では、外から入ってくる飛来虫などの虫の侵入を防ぐために、出入口に塩化ビニールなどの素材でできた短冊で帯状のシートを何枚も吊り下げたノレン式の防虫カーテンを設置している。前記防虫カーテンは、人などが通る際「ノレン」のようにシートの間を潜り抜けて出入することができ、出入りしていない時は、防虫カーテンにより外から侵入する飛来虫などをシャットダウンすることができる。
商品を入出荷する際は、フォークリフトを使用して倉庫内を出入し搬送を行うが、前記フォークリフトが防虫カーテンの設置している出入口を通り抜けるとき、フォークリフトの車体前方に設けられたマスト等で防虫カーテンを押し退けて通過することができる。
前記マストは、インナーマストとアウターマストで構成されていて、チェーンギアやチェーン、上部ローラなどが前記マスト内に一部はみ出した状態で設置されており、フォークを昇降させるための昇降機構部の役目を有している。
前記マスト内に設置されているチェーンギアやチェーン、上部ローラなどの昇降機構部には、昇降を容易にするためグリスがたっぷり塗布されており、フォークリフトで出入りする時、短冊で帯状のシートを有する防虫カーテンがマスト内部のチェーンギアやチェーン、上部ローラなどと接触することで汚れたり、破損してしまう問題が発生している。
そこで、フォークリフトの出入りにより、防虫カーテンがマスト内部や昇降機構部と接触することを防止する考案として、竿状の押退体と、支持マストに固定する固定部が設けられた固定アームとを具備してなり、該固定アームの固定部を前記昇降架台又は支持マストに固定して取付けることにより、前記押退体が上記昇降架台及び支持マストの前方に略水平方向に沿って配置された特許文献1に記載の短冊カーテン汚損防止用具が提案されている。
また、特許文献1と同様の機能を有する汚損防止用具として、アウターマストの前方に回り込むとともに、リフトブラケットの昇降路を横断するガードと、前記リフトブラケットの昇降に応じて、前記ガードが横断状態から開放状態に遷移可能に前記ガードを前記アウターマストに取り付けした特許文献2に記載のカーテンガードが提案されている。
実用新案登録第3071702号公報 特開2005−15130号公報
特許文献1に記載の短冊カーテン汚損防止用具は、インナーマスト側に取り付けられたタイプであるが、カーテンを押し退けるためのガードが、略T型を形成しているため、カーテンが竿状の押退体に押し退けられた時に、前記押退体の両端から回り込んで前記押退体の内側に入り込んでしまう問題が発生してしまう。そのため、マスト側に入りこんだカーテンの一部が、グリスが塗布されたチェーンなどと接触し、汚れてしまう問題が依然発生している。また、短冊カーテン汚損防止用具はインナーマスト側に取り付けられているものの、フォークを最上部の高さまで上昇させようとした時、短冊カーテン汚損防止用具がフォークの設置している方向に出っ張って邪魔をしまう。そのため、短冊カーテン汚損防止用具が装着されている状態で、本来フォークリフトが有する最上部までフォークを上昇させようとした時、短冊カーテン汚損防止用具がバックレストの上端面にぶつかってしまい、短冊カーテン汚損防止用具自体が変形または破壊する上、バックレストの上端面にも衝突キズがつく問題が発生する。
そこで、特許文献1の問題を解決するために、特許文献2のフォークリフト用カーテンガードが考案されている。しかし、特許文献2のフォークリフト用カーテンガードは、アウターマスト側に取り付けられているため、リフトブラケットとフォークが上昇すると、カーテンガードのガードがフォークにあたってしまうため、ガードを上に跳ね上げさせる構造にしている。そのため、特許文献2のカーテンガードは、ガード取付手段の外側に、前記ガード取付手段を前方へ延伸する取付板が固定され、付勢手段の一端が連結し、前記付勢手段の他端側は、前記ガードの長辺の所定位置と連結されており、前記カードが横断状態を保持するように、取付板と長辺が押圧される構造を有するため、カーテンガードの構造が複雑となる上、部材がコストアップになる問題がある。
また、前記カーテンガードをアウターマストに取り付け状態で、アウターマストの内側に設置しているインナーマストを上昇させて、フォークの高さを最上部の高さまで上昇させた場合などに、アウターマスト側に取付られている前記カーテンガードはフォークと接触し、フォークが上昇して通過するまで、ハの字またはハの字より縦並列に近い状態をキープしながらフォークに押し退けられ続けなければならない。そしてフォークが最上部まで通過した後、一端前記カーテンガードは正位置に戻り、再び、最上部の高さまで上昇したフォークを、元の位置に戻すため降下させていく時も、前記カーテンガードはフォークに接触しながら逆ハの字または、逆ハの字よりも縦並列に近い状態をキープしながら、フォークに押し退けられ続けなければならない。そのため、付勢手段が連結されている取付板と長辺の各連結部分は、強固に連結できる構造の工夫が必要な上、フォークの昇降を繰り返すたびに、付勢手段に極度な応力が付加され続けられることになるので、付勢手段などに用いる部材の劣化が進みやすく、耐久性について問題がでる構造である。
また、フォークリフトは年に1回、定期自主検査が義務付けられているため、整備士免許を保有する者が自社内にいない場合は、メーカーへ点検を依頼することになる。そのため、特許文献2のカーテンガードをアウターマストへ取り付ける場合、アウターマストに穴を開けて、ボルトやナット等で固定する必要があるので、車体に穴を開けなければいけないという問題から車体不適合となり検査に通らない可能性がある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、ノレン式防虫カーテンとマストの接触を防止できる安価なフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
本発明は、外側を形成するアウターマストと内側を形成するインナーマストを有するマストと、前記マストに配置するリフトブラケットと、前記リフトブラケットに配置するフォークを有するフォークリフトに設置するカーテンガードにおいて、前記カーテンガードはフォークが上昇した時に前記カーテンガードの前部が前記マストとバックレストの後部を通過するようにインナーマスト側の上端面へカーテンガードを設置したフォークリフト用カーテンガードである。
本発明の前記カーテンガードは、カーテンを押し退けるガード部と、インナーマスト側の上端面に設置する固定部と、前記固定部をインナーマスト側の上端面へ保持するための保持部と、前記ガード部が前記固定部を軸として上下へ可動するための弾性部を形成したフォークリフト用カーテンガードである。
本発明は、前記カーテンガードを前記弾性部を介して設置したフォークリフト用カーテンガードである。
本発明の前記カーテンガードは、棒状を略Oの字型に形成したフォークリフト用カーテンガードである。
本発明は、前記インナーマストの上端に近い位置と連結したインナーフレームの天板へカーテンガードを設置したフォークリフト用カーテンガードである。
本発明は、前記固定部の両端に近い位置の2か所に前記固定部の一部に前記弾性部を組み込んだフォークリフト用カーテンガードである。
本発明は、前記保持部と前記固定部の間に前記弾性部を組み込んだフォークリフト用カーテンガードである。
本発明は、外側を形成するアウターマストと内側を形成するインナーマストを有するマストと、前記マストに配置するリフトブラケットと、前記リフトブラケットに配置するフォークを有するフォークリフトに設置するカーテンガードにおいて、前記カーテンガードはフォークが上昇した時に前記カーテンガードの前部が前記マストとバックレストの後部を通過するようにインナーマスト側の上端面へカーテンガードを設置したフォークリフト用カーテンガードであるので、カーテンがマスト内部に入り込むことを防止しするとともに、フォークが最上部の高さに上昇した時に、前記ガード部が前記バックレストと前記マストの間に入り込むため、フォークをほぼ最上部の高さに近い位置まで上昇させることができるフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
また、本発明の前記カーテンガードは、カーテンを押し退けるガード部と、インナーマスト側の上端面に設置する固定部と、前記固定部をインナーマスト側の上端面へ保持するための保持部と、前記ガード部が前記固定部を軸として上下へ可動するための弾性部を形成したフォークリフト用カーテンガードであるので、前記ガード部が前記バックレストと前記マストの間に入り込みフォークがほぼ最上部の高さに近い位置まで上昇させた状態から、更に、フォークが最上部の高さまで上昇しようとした場合であっても、前記弾性部がゴム材を有しているため、前記ガード部がリストブラケットの上端で押し上げられ、前記ガード部は前記弾性部の弾力がヒンジの役目を有することで一緒に上へあがるため、カーテンガードやフォークリフトなどをキズつける心配がないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。また、仮にフォーク上に商品が入った段ボール箱が荷ズレして、バックレストの上端面に乗り上げてしまいフォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった場合であっても、フォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった段ボール箱は、前記カーテンガードの弾性部の弾力により、商品及び商品が入った段ボール箱を傷つけることがないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
更に本発明は、前記カーテンガードを前記弾性部を介して設置したフォークリフト用カーテンガードであるので、前記ガード部が前記バックレストと前記マストの間に入り込みフォークがほぼ最上部の高さに近い位置まで上昇させた状態から、更に、フォークが最上部の高さまで上昇しようとした場合であっても、前記弾性部がゴム材を有しているため、前記ガード部がリストブラケットの上端で押し上げられ、前記ガード部は前記弾性部の弾力がヒンジの役目を有することで一緒に上へあがるため、カーテンガードやフォークリフトなどをキズつける心配がないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。また、仮にフォーク上に商品が入った段ボール箱が荷ズレして、バックレストの上端面に乗り上げてしまいフォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった場合であっても、フォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった段ボール箱は、前記カーテンガードの弾性部の弾力により、商品及び商品が入った段ボール箱を傷つけることがないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
また、本発明の前記カーテンガードは、棒状を略Oの字型に形成したフォークリフト用カーテンガードであるので、カーテンがマスト内部に入り込むことを防止できるフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
更に本発明は、前記インナーマストの上端に近い位置と連結したインナーフレームの天板へカーテンガードを設置したフォークリフト用カーテンガードであるので、カーテンがマスト内部に入り込むことを防止しするとともに、フォークが最上部の高さに上昇した時に、前記ガード部が前記バックレストと前記マストの間に入り込むため、フォークをほぼ最上部の高さに近い位置まで上昇させることができるフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
また、本発明は、前記固定部の両端に近い位置の2か所に前記固定部の一部に前記弾性部を組み込んだフォークリフト用カーテンガードであるので、前記ガード部が前記バックレストと前記マストの間に入り込みフォークがほぼ最上部の高さに近い位置まで上昇させた状態から、更に、フォークが最上部の高さまで上昇しようとした場合であっても、前記弾性部がゴム材を有しているため、前記ガード部がリストブラケットの上端で押し上げられ、前記ガード部は前記弾性部の弾力がヒンジの役目を有することで一緒に上へあがるため、カーテンガードやフォークリフトなどをキズつける心配がないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。また、仮にフォーク上に商品が入った段ボール箱が荷ズレして、バックレストの上端面に乗り上げてしまいフォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった場合であっても、フォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった段ボール箱は、前記カーテンガードの弾性部の弾力により、商品及び商品が入った段ボール箱を傷つけることがないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
更に本発明は、前記保持部と前記固定部の間に前記弾性部を組み込んだフォークリフト用カーテンガードであるので、前記ガード部が前記バックレストと前記マストの間に入り込みフォークがほぼ最上部の高さに近い位置まで上昇させた状態から、更に、フォークが最上部の高さまで上昇しようとした場合であっても、前記弾性部がゴム材を有しているため、前記ガード部がリストブラケットの上端で押し上げられ、前記ガード部は前記弾性部の弾力がヒンジの役目を有することで一緒に上へあがるため、カーテンガードやフォークリフトなどをキズつける心配がないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。また、仮にフォーク上に商品が入った段ボール箱が荷ズレして、バックレストの上端面に乗り上げてしまいフォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった場合であっても、フォークとカーテンガードの間に挟まれてしまった段ボール箱は、前記カーテンガードの弾性部の弾力により、商品及び商品が入った段ボール箱を傷つけることがないフォークリフト用カーテンガードを提供することである。
本発明のカーテンガードをフォークリフトに取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の状態を示した側面図である。 図1に示す状態を斜め上から見た状態を示す斜視図である。 図3のa部分を拡大した拡大図である。 本発明のカーテンガードを示す斜視図である。 図3に示すフォークを更に上昇し本発明のカーテンガードがリフトブラケットにあたる状態を示した側面図である。 図6に示すマスト位置からインナーマストを上昇させた状態を示す側面図である。 図7のb部分を拡大し斜めから見上げた状態を示す斜視図である。 図7に示すフォークを更に上昇し本発明のカーテンガードがリフトブラケットにあたり持ち上がる状態を示した側面図である。 図9のc部分を拡大し斜めから見上げた状態を示す斜視図である。 図7のb部分を拡大した拡大図である。 図9のc部分を拡大した拡大図である。 本発明のカーテンガードをフォークリフトに装着しノレン式防虫カーテンを通過する状態を示した概略図である。 本発明のカーテンガードをフォークリフトに装着せずにノレン式防虫カーテンを通過する状態を示した概略図である。
図1乃至図3に示すように通常市販されているフォークリフトは、車体1と前記車体1の前方に設置する荷受装置2で構成されている。前記荷受装置2は、左右一対のマスト3とフォーク4と前記フォーク4を支持して前記マスト3に沿って上下に昇降するリフトブラケット5で構成されている。前記マスト3には、左右一対で外側にアウターマスト3aと、同じく左右一対で内側にインナーマスト3bが構成されており、前記アウターマスト3aの下端部は前記車体1に固定されている。前記インナーマスト3bは上端の一部がインナーフレーム3cで連結されており、前記インナーフレーム3cを介して前記アウターマスト3aに取り付けられたリフトシリンダ6にて支持されている。
また、前記インナーマスト3bは、前記インナーマスト3bの昇降の安定性を高めるためにローラ7が前記アウターマスト3aの上部と下部の位置に設置されており、前記リフトシリンダ6が伸縮することで前記アウターマスト3aに沿って前記インナーマスト3bが昇降するようになっている。そのため、前記上部のローラ7の一部は図4に示すように、前記インナーマスト3bの上面より上へはみ出した状態で設置されている。
更に、図1乃至図3に示すように、前記インナーマスト3bの上端に近い位置へ固定されたチェーンギア8が回転自在に支持され、前記インナーマスト3bを案内して昇降可能に設けられた前記リフトブラケット5に連結されたチェーン9が巻き付けられている。前記リフトブラケット5には、車両幅方向に延びたフィンガーバー10と、前記フォーク4に荷物を載せた時に、荷物が後方に崩れを防止するためのバックレスト11が取り付けられている。また、前記フィンガーバー10には、相互に車両幅方向に平行に離隔した左右一対の前記フォーク4が取り付けられている。前記ローラ7や、チェーンギア8とチェーン9などには、上下動の昇降を円滑にするためにグリスなどの潤滑油が塗布されている。
本発明のカーテンガード12は図5に示すとおり、筒状のパイプをUの字に湾曲させて形成したガード部12bと、棒形状の固定部12aを接合することで、Dの字型を形成した形状を構成している。但し、形状はDの字型に限定されるものではなく、前記ガード部12bと前記固定部12aの接合箇所を湾曲させて略Oの字型を形成したり、前ガード部12bを湾曲にせず口の字型を形成したり、図示しないがガード部12bは棒状のみに限定されるわけではなく、平板状のもので外周をDの字型や口の字型などにくりぬいて、前記インナーマスト3bの上面に覆い被せるような形状した場合でも、同様の効果を有することができるものである。
また、図3のa部分を拡大図した図を図4に示しているが、図4に示すように本発明のフォークリフト用カーテンガード12は前記インナーマスト3bと連結しているインナーフレーム3cの天板へ装着することで機能を発揮することができるものである。但し、本発明のフォークリフト用カーテンガード12は、前記インナーマスト3bの上端に装着しても、同様の効果を有することができる。尚、前記インナーマスト3b側の上端面とは、前記インナーマスト3bの上端は勿論の事、前記インナーフレーム3cの天板も含むことを意味するものである。前記ガード部12bはフォーク4が上昇した時に図6に示す通り、バックレスト11の後部を通過するように、前記インナーフレーム3cの上端面へ前記固定部12aを、保持部12dで接続をする。前記保持部12dは、インナーフレーム3c等へ穴を開けずに取付可能な接続用の金具を使用すると良い。
本発明のフォークリフト用カーテンガード12は、図4または図5に示す通り、前記固定部12a内の両端に近い位置の2か所に、防振ゴムなどの弾性部12cを接合させている。前記インナーマスト3bを上昇させた状態で前記フォーク4を上昇させ、前記ガード部12bがリフトブラケット5の上端と接触する手前の状態を示した図が図7及び図8になるが、図7及び図8の状態から更に前記フォーク4が最上部の高さまで上昇してリフトブラケット5の上端と接触した時に、本発明のフォークリフト用カーテンガード12は、図9または図10に示すとおり、前記弾性部12cのゴム材の弾性力で前記ガード部12bが上へ持ち上げる構造を有している。尚、図示はしないが、別の構造として、前記保持部12dと前記固定部12cの間にゴム材の弾性部を挟み込むことで、前記弾性部の弾性力で同様の効果を有することができる。
前記弾性部12cとして使用する防振ゴムとは、機器や構造物に振動や衝撃が伝達するのを防いだり、騒音を抑えたりするために組み付けるゴム製品であり、防振ゴムには、接合させるためのボルトやナットが埋め込まれているため、前記固定部12aへの組み込みが容易にできるものである。前記ガード部12bがリフトブラケット5の上端にあたり持ち上げられた時にかかる力は、図4または図5に示すとおり、前記弾性部12cが固定部12a内の2か所へ左右対称の位置に組み込むことで、2か所の弾性部12cに力が分散され、かかる応力が半分となるため、前記弾性部12cにかかる負荷が少なくなり劣化しにくく、耐久性のある製品を提供することができる。
更に、本発明のフォークリフト用カーテンガード12をインナーフレーム3cの天板へ設置した状態のガード部12bを図7または図8、図11に示しているが、前記ガード部12bのUの字型に湾曲した先端が斜め下に傾いた状態で設置されており、その傾斜角度xはマイナス5度程度の位置で保持されることになる。次に、前記フォーク4が最上部の高さまで上昇した場合の図を図9または図10、図12に示しているが、前記ガード部12bのUの字に湾曲した先端は、前記リフトブラケット5の上端に押し上げられて斜め上に持ち上がり、前記フォーク4が最上部の高さまで上昇した場合であっても、その傾斜角度yはプラス5程度の位置で静止することになる。そのため、本発明のカーテンガード12は最大でも角度x5度+角度y5度=角度10度ほどしか押し上げられないため、前記弾性部12cへかかる力の応力が少ない構造を有しているので、耐久性のある製品を提供することができる。
図13が本発明のフォークリフト用カーテンガード12をフォークリフトに装着しノレン式防虫カーテンzを通過する状態を示した概略図であるが、図13に示すとおり、グリスなどの潤滑油がたっぷりと塗布されているローラ7やチェーンギア8、チェーン9と接触することなく、フォークリフトを通過させることができるので、防虫カーテンzの汚損を効果的に防止することができる。それに対して図14は、本発明のカーテンカードを装着していない状態でノレン式防虫カーテンzを通過しようとした場合の状態を示しているが、防虫カーテンzがローラ7へ直接接触するのは勿論のこと、チェーン9にも接触してしまう可能性がある状態になる。
1 車体
2 荷受装置
3 マスト
3a アウターマスト
3b インナーマスト
3c インナーフレーム
4 フォーク
5 リフトブラケット
6 レフトシリンダ
7 ローラ
8 チェーンギア
9 チェーン
10 フィンガーバー
11 バックレスト
12 カーテンガード
12a 固定部
12b ガード部
12c 弾性部
12d 保持部
x 傾斜角度
y 傾斜角度
z 防虫カーテン

Claims (7)

  1. 外側を形成するアウターマストと内側を形成するインナーマストを有するマストと、前記マストに配置するリフトブラケットと、前記リフトブラケットに配置するフォークを有するフォークリフトに設置するカーテンガードにおいて、前記カーテンガードはフォークが上昇した時に前記カーテンガードの前部が前記マストとバックレストの後部を通過するようにインナーマスト側の上端面へカーテンガードを設置したことを特徴とするフォークリフト用カーテンガード。
  2. 前記カーテンガードは、カーテンを押し退けるガード部と、インナーマスト側の上端面に設置する固定部と、前記固定部をインナーマスト側の上端面へ保持するための保持部と、前記ガード部が前記固定部を軸として上下へ可動するための弾性部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト用カーテンガード。
  3. 前記カーテンガードを前記弾性部を介して設置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフォークリフト用カーテンガード。
  4. 前記カーテンガードは棒状を略Oの字型に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のフォークリフト用カーテンガード。
  5. 前記インナーマストの上端に近い位置と連結したインナーフレームの天板へカーテンガードを設置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のフォークリフト用カーテンガード。
  6. 前記固定部の両端に近い位置の2か所に前記固定部の一部に前記弾性部を組み込んだことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のフォークリフト用カーテンガード。
  7. 前記保持部と前記固定部の間に前記弾性部を組み込んだことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のフォークリフト用カーテンガード。
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