JP2015221410A - 汚泥乾燥装置および汚泥乾燥方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】汚泥乾燥造粒システム100は、乾燥汚泥および脱水汚泥を元に形成された造粒汚泥を、乾燥ガスを用いて乾燥することにより、固形燃料を製成する乾燥ドラム10と、乾燥ガスを加熱し、当該加熱後の乾燥ガスを乾燥ドラムに供給する熱交換器41と、熱交換器が乾燥ガスを加熱するための熱源を供給する燃焼炉42と、乾燥ドラムの出口11の温度を検出する出口温度検出部51と、乾燥ドラムの内部にミストを噴射する2流体ノズル53と、乾燥ドラムの出口の温度に基づき、2流体ノズルが乾燥ドラムの内部にミストを噴射するように2流体ノズルを制御する制御部54とを備える。
【選択図】図1
Description
まず、本発明の実施形態に係る汚泥乾燥造粒システム100(汚泥乾燥装置)の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、汚泥乾燥造粒システム100の構成概要図である。図1に示すように、汚泥乾燥造粒システム100の全体構成は、乾燥ドラム10(乾燥装置)とバグフィルタ20を主軸に、リサイクルサイロ31、二軸ミキサー32、振動篩33、粉砕器34等により構成される汚泥系30と、熱交換器41、燃焼炉42、排気筒43、コンデンサ44等により構成され、閉回路循環方式となっている乾燥ガス系40と、出口温度検出部51(乾燥装置出口温度検出部)、炉内温度検出部52(燃焼炉内温度検出部)、2流体ノズル53(ミスト噴射部)、および制御部54(制御部)により構成される制御系50との3系統に大別される。
(1)二軸ミキサー32に投入されたリサイクルペレット(乾燥汚泥)および脱水汚泥に対し、混合処理、混練処理、切り崩し処理等が行われ、造粒汚泥が形成される。
(2)形成された造粒汚泥は、続く乾燥ドラム10にて並流する乾燥ガスと直接接触されることにより乾燥され、乾燥ペレット(固形燃料)となる。
(3)乾燥ペレットと蒸気を含んだ混合ガスとは、続くバグフィルタ20でそれぞれ分離される。
(4)バグフィルタ20からの乾燥ペレットの一部は二軸ミキサー32へ循環される一方で、他は製品として排出される。
(5)一方、バグフィルタ20からの混合ガスは、熱交換器41で加熱され、再び乾燥ガスとして乾燥ドラム10へ循環される。また、混合ガスの一部については、コンデンサ44で水分が分離された後、燃焼炉42で焼却される。
以下、汚泥乾燥造粒システム100の各構成要素について詳細に説明する。最初に、乾燥ドラム10、バグフィルタ20および汚泥系30について、詳細に説明する。
乾燥ガス系40は、熱交換器41、燃焼炉42、排気筒43、コンデンサ44等により構成され、乾燥ガス等を閉回路内で循環させる構成となっている。なお、当該閉回路には、乾燥ドラム10、バグフィルタ20、汚泥系30、および乾燥ガス系40が含まれる。
制御系50は、出口温度検出部51、炉内温度検出部52、2流体ノズル53、および制御部54等により構成され、乾燥ドラム10の温度を適切に制御するためのものである。 出口温度検出部51は、乾燥ドラム10の出口11側に設置され、温度を検出できるものであれば、様々なものを使用することができる。炉内温度検出部52は、燃焼炉42の内部または近傍に設置され、温度を検出できるものであれば、様々なものを使用することができる。
以下、制御部54の制御動作について、図面を参照しながらより具体的に説明する。図4および図5は、制御部54の制御動作を説明するための図である。図4は、汚泥乾燥造粒システム100の稼動開始から汚泥乾燥処理進行中の状態を示す。図5は、汚泥乾燥処理進行中の状態から汚泥乾燥造粒システム100の稼動停止までの状態を示す。図4および図5において、グラフG1は、乾燥ドラム10の出口11の温度[℃]を示す。グラフG2は、2流体ノズル53の温度設定値[℃]を示す。グラフG3は、2流体ノズル53の開度[%]を示す。グラフG4は、汚泥の供給量[×0.1t/h]を示す。図4および図5において、横軸は時刻を示し、縦軸は温度、開度、汚泥の供給量のそれぞれを示す。
区間P1は、汚泥乾燥造粒システム100の稼動開始に伴い、燃焼炉42を昇温している状態に相当する。グラフG1で示されるように、乾燥ドラム10の出口11の温度も燃焼炉42を昇温に伴い昇温している。この区間P1において、上述の第1制御が行われる。上述したように、第1制御において、制御部54は、乾燥ドラム10の出口11の温度が予め設定された第1目標温度以上になった場合に、2流体ノズル53が乾燥ドラム10の内部にミストを噴射し、乾燥ドラム10の出口11の温度が第1目標温度となるように、2流体ノズル53を制御する。また、制御部54は、燃焼炉42が昇温される間に、乾燥ドラム10の出口11の温度が予め設定された第2目標温度となるように、燃焼炉42を制御する。図4の例において、第1目標温度は一例として120℃である。第1目標温度は、グラフG2が示す第1制御における2流体ノズル53の温度設定値[℃]のことである。なお、後述するように、第2目標温度は一例として123℃である。
0.02<(第2目標温度―第1目標温度)/第1目標温度<0.05…(1)
区間P2は、乾燥ドラム10の出口11の温度は既にバグフィルタ結露回避温度(例えば約105℃)に到達したが、燃焼炉42の炉内温度が脱臭開始可能温度に到達していないため、燃焼炉42の更なる昇温を待っている状態に相当する。脱臭開始可能温度は、乾燥ドラム10、バグフィルタ20、汚泥系30、および乾燥ガス系40により構成された閉回路内で発生した悪臭や埃等を、燃焼炉42が除去できる温度を言い、本実施形態では例えば約800℃である。この区間P2において、上述の第1制御が行われる。区間P2において、燃焼炉42は昇温を続けるが、グラフG3が示すように2流体ノズル53の開度も次第に開き、ミストが乾燥ドラム10の内部に直接噴射され、グラフG1が示すように乾燥ドラム10の出口11の温度は120℃に保たれている。乾燥ドラム10の出口11の温度が上昇を続けず120℃を保っている理由は、区間P2において、2流体ノズル53が供給するミストが汚泥に代わる熱負荷として連続的に機能したからである。
区間P3は、乾燥汚泥および脱水汚泥が二軸ミキサー32に投入されてから所定時間経過後に、制御部54が制御の仕方を第1制御から第2制御に切り替え、乾燥ドラム10内では汚泥の乾燥処理が進行中である状態に相当する。上述したように、第2制御において、制御部54は、燃焼炉42が熱源を供給する際に、乾燥ドラム10の出口11の温度が第2目標温度となるように、燃焼炉42を制御する。また、制御部54は、乾燥ドラム10の出口11の温度が予め設定された第3目標温度以上になった場合に、2流体ノズル53が乾燥ドラム10の内部にミストを噴射し、乾燥ドラム10の出口11の温度が第3目標温度となるように、2流体ノズル53を制御する。図4の例において、上述したように第1目標温度および第2目標温度は一例としてそれぞれ120℃および123℃である。第3目標温度は、グラフG2が示す第2制御における2流体ノズル53の温度設定値[℃]のことである。第2制御における2流体ノズル53の設定温度(第3目標温度)は、第1目標温度および第2目標温度より高い温度であるとともに、乾燥ドラム10におけるバグフィルタ結露回避温度(例えば約105℃)以上、且つバグフィルタ20の耐熱温度(例えば約140℃)以下の範囲で設定される。図4の例において、第3目標温度は一例として126℃である。
バグフィルタ耐熱温度―第3目標温度>14℃…(2)
図5に移り、区間P4は、汚泥乾燥処理進行中の状態から、汚泥投入停止直後の状態までに相当する。区間P4において、上述の第2制御が行われる。時刻T3にて乾燥汚泥および脱水汚泥の二軸ミキサー32への投入が停止したため、乾燥ドラム10での熱負荷(汚泥)が無くなり、乾燥ドラム10の出口11の温度が急上昇して時刻T4には126℃以上となり、時刻T5には140℃まで上がっている。ここで、第2制御により、制御部54は、乾燥ドラム10の出口11の温度が予め設定された第3目標温度(126℃)以上になったことをきっかけに、時刻T4にて、2流体ノズル53が乾燥ドラム10の内部にミストを噴射し、乾燥ドラム10の出口11の温度が第3目標温度となるように、2流体ノズル53を制御する。図5のグラフG1が示すように、時刻T4から時刻T6までの短時間で乾燥ドラム10の出口11の温度が正常に戻っている。
区間P5は、汚泥投入停止後、設備が冷却するまで2流体ノズル53で乾燥空気を冷却している状態に相当する。区間P5で制御部54は、二軸ミキサー32へ乾燥汚泥および脱水汚泥の投入が中止されてから所定時間経過後に、第2制御から第3制御に制御の仕方を切り替える。第3制御において、制御部54は、乾燥ドラム10の出口11の温度が第1目標温度以上になった場合に、2流体ノズル53が乾燥ドラム10の内部にミストを噴射し、乾燥ドラム10の出口11の温度が第1目標温度となるように、2流体ノズル53を制御する。図5の例において、時刻T7が、第2制御から第3制御に制御の仕方が切り替わったタイミングである。時刻T7において、2流体ノズル53の温度設定値は126℃から120℃に変わっている。
Claims (12)
- 乾燥汚泥および脱水汚泥を元に形成された造粒汚泥を、乾燥ガスを用いて乾燥することにより、固形燃料を製成する乾燥装置と、
前記乾燥ガスを加熱し、当該加熱後の乾燥ガスを前記乾燥装置に供給する熱交換器と、
前記熱交換器が前記乾燥ガスを加熱するための熱源を供給する燃焼炉と、
前記乾燥装置の出口の温度を検出する乾燥装置出口温度検出部と、
前記乾燥装置の内部にミストを噴射するミスト噴射部と、
前記出口の温度に基づき、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射するように、前記ミスト噴射部を制御する制御部と、
を備える汚泥乾燥装置。 - 前記乾燥装置の前記出口側に配置されたバグフィルタを更に備え、
前記制御部は、
前記出口の温度が予め設定された第1目標温度以上になった場合に、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射し、前記出口の温度が前記第1目標温度となるように、前記ミスト噴射部を制御し、且つ
前記出口の温度が予め設定された第2目標温度となるように、前記燃焼炉を昇温する、第1制御を行い、
前記第1目標温度および前記第2目標温度は、前記乾燥装置におけるバグフィルタ結露回避温度以上、且つ前記バグフィルタの耐熱温度以下の範囲で設定され、
前記第2目標温度は、前記第1目標温度より高い温度である、請求項1に記載の汚泥乾燥装置。 - 前記燃焼炉の炉内温度を検出する燃焼炉内温度検出部を更に備え、
前記制御部は、前記燃焼炉の昇温が開始され、前記炉内温度が前記燃焼炉における脱臭開始可能温度に至るまで、前記第1制御を行う、請求項2に記載の汚泥乾燥装置。 - 前記乾燥汚泥および前記脱水汚泥を元に前記造粒汚泥を形成するミキサーを更に備え、
前記制御部は、前記乾燥汚泥および前記脱水汚泥が前記ミキサーに投入されてから所定時間経過後に、前記第1制御から第2制御に制御を切り替え、
前記第2制御において、前記制御部は、
前記燃焼炉が前記熱源を供給する際に、前記出口の温度が前記第2目標温度となるように、前記燃焼炉を制御し、且つ
前記出口の温度が予め設定された第3目標温度以上になった場合に、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射し、前記出口の温度が前記第3目標温度となるように、前記ミスト噴射部を制御し、
前記第3目標温度は、前記第1目標温度および前記第2目標温度より高い温度であるとともに、前記乾燥装置におけるバグフィルタ結露回避温度以上、且つ前記バグフィルタの耐熱温度以下の範囲で設定される、請求項2または3に記載の汚泥乾燥装置。 - 前記制御部は、前記ミキサーへ前記乾燥汚泥および前記脱水汚泥の投入が中止されてから所定時間経過後に、前記第2制御から第3制御に制御を切り替え、
前記第3制御において、前記制御部は、
前記出口の温度が前記第1目標温度以上になった場合に、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射し、前記出口の温度が前記第1目標温度となるように、前記ミスト噴射部を制御する、請求項4に記載の汚泥乾燥装置。 - 前記制御部は、前記出口の温度上昇値に比例して、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に噴射する前記ミストの量を増大するように、前記ミスト噴射部を制御する、請求項1〜5何れか1項に記載の汚泥乾燥装置。
- 乾燥汚泥および脱水汚泥を元に形成された造粒汚泥を、乾燥ガスを用いて乾燥することにより、固形燃料を製成する乾燥装置と、
前記乾燥ガスを加熱し、当該加熱後の乾燥ガスを前記乾燥装置に供給する熱交換器と、
前記熱交換器が前記乾燥ガスを加熱するための熱源を供給する燃焼炉と、
を備える汚泥乾燥装置において、
乾燥装置出口温度検出部が、前記乾燥装置の出口の温度を検出する乾燥装置出口温度検出ステップと、
ミスト噴射部が、前記乾燥装置の内部にミストを噴射するミスト噴射ステップと、
制御部が、前記出口の温度に基づき、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射するように、前記ミスト噴射部を制御する制御ステップと、
を備える汚泥乾燥方法。 - 前記汚泥乾燥装置が、前記乾燥装置の前記出口側に配置されたバグフィルタを更に備え、
前記制御ステップにおいて、前記制御部は、
前記出口の温度が予め設定された第1目標温度以上になった場合に、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射し、前記出口の温度が前記第1目標温度となるように、前記ミスト噴射部を制御し、且つ
前記出口の温度が予め設定された第2目標温度となるように、前記燃焼炉を昇温する、第1制御を行い、
前記第1目標温度および前記第2目標温度は、前記乾燥装置におけるバグフィルタ結露回避温度以上、且つ前記バグフィルタの耐熱温度以下の範囲で設定され、
前記第2目標温度は、前記第1目標温度より高い温度である、請求項7に記載の汚泥乾燥方法。 - 前記汚泥乾燥装置が、前記燃焼炉の炉内温度を検出する燃焼炉内温度検出部を更に備え、
前記制御ステップにおいて、前記制御部は、前記燃焼炉の昇温が開始され、前記炉内温度が前記燃焼炉における脱臭開始可能温度に至るまで、前記第1制御を行う、請求項8に記載の汚泥乾燥方法。 - 前記汚泥乾燥装置が、前記乾燥汚泥および前記脱水汚泥を元に前記造粒汚泥を形成するミキサーを更に備え、
前記制御ステップにおいて、前記制御部は、前記乾燥汚泥および前記脱水汚泥が前記ミキサーに投入されてから所定時間経過後に、前記第1制御から第2制御に制御を切り替え、
前記第2制御において、前記制御部は、
前記燃焼炉が前記熱源を供給する際に、前記出口の温度が前記第2目標温度となるように、前記燃焼炉を制御し、且つ
前記出口の温度が予め設定された第3目標温度以上になった場合に、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射し、前記出口の温度が前記第3目標温度となるように、前記ミスト噴射部を制御し、
前記第3目標温度は、前記第1目標温度および前記第2目標温度より高い温度であるとともに、前記乾燥装置におけるバグフィルタ結露回避温度以上、且つ前記バグフィルタの耐熱温度以下の範囲で設定される、請求項8に記載の汚泥乾燥方法。 - 前記制御ステップにおいて、前記制御部は、前記ミキサーへ前記乾燥汚泥および前記脱水汚泥の投入が中止されてから所定時間経過後に、前記第2制御から第3制御に制御を切り替え、
前記第3制御において、前記制御部は、
前記出口の温度が前記第1目標温度以上になった場合に、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に前記ミストを噴射し、前記出口の温度が前記第1目標温度となるように、前記ミスト噴射部を制御する、請求項10に記載の汚泥乾燥方法。 - 前記制御ステップにおいて、前記制御部は、前記出口の温度上昇値に比例して、前記ミスト噴射部が前記乾燥装置の内部に噴射する前記ミストの量を増大するように、前記ミスト噴射部を制御する、請求項7〜11何れか1項に記載の汚泥乾燥方法。
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