JP2015220814A - 配電基板および電気接続箱 - Google Patents

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智裕 大井
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智裕 大井
山根 茂樹
Shigeki Yamane
茂樹 山根
健人 小林
Taketo Kobayashi
健人 小林
北 幸功
Yukinori Kita
幸功 北
慶一 佐々木
Keiichi Sasaki
慶一 佐々木
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Abstract

【課題】電子部品とバスバーとの接続信頼性を確保できる配電基板を提供できる。【解決手段】配電基板10は、制御回路基板20と、接着シート30と、複数のバスバー41により構成されるバスバー群40とがこの順に重なって配置される回路構成体11と、回路構成体11に実装されるシャント抵抗器50とを備え、制御回路基板20が実装窓21を備え、接着シート30が第1挿通窓32Aと第2挿通窓32Bとを備え、一のバスバー41Aにおいて第1挿通窓32Aの内側に露出された部分が第1付着領域43Aであり、他の部分が接着シート30によって覆われた第1被覆領域44Aであり、他のバスバー41Bにおいて第2挿通窓32Bの内側に露出された部分が第2付着領域43Bであり、接着シート30によって覆われた部分が第2被覆領域44Bである。【選択図】図6

Description

本発明は、配電基板および電気接続箱に関する。
車両に搭載されて電源と各種の車載電装品との間に配置される配電基板として、回路構成体と、この回路構成体に実装される電子部品とを備える基板が知られている。特開2005−117719号公報には、制御回路基板の一面に、接着シートを用いて複数のバスバーが接着された回路構成体が開示されている。
特開2005−117719号公報
回路構成体に実装される電子部品は、端子を有しており、この端子がバスバーに接続される。端子とバスバーとの接続は、リフローはんだ付けによって行なわれることが一般的である。
リフローはんだ付けの際に、溶けたはんだが広範囲に拡散してしまうと、良好なはんだフィレットが形成されなくなったり、複数の端子同士が短絡してしまったりするおそれがある。このような事態が生じると、電子部品とバスバーとの接続信頼性が低下する。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電子部品とバスバーとの接続信頼性を確保できる配電基板を提供することを目的とする。
本発明の配電基板は、制御回路基板と、接着シートと、複数のバスバーにより構成されるバスバー群とがこの順に重なって配置される回路構成体と、はんだによって前記バスバーに接合される端子を有する電子部品とを備え、前記制御回路基板が、前記接着シートと対向する面からその逆側の面まで貫通する実装窓を備え、前記接着シートが、前記実装窓と重なって配置され、前記制御回路基板と対向する面からその逆側の面まで貫通する挿通窓を備え、前記バスバーにおいて前記挿通窓の内側に露出される部分が前記はんだが付着する付着領域であり、前記接着シートによって覆われた部分が被覆領域である。
また、本発明の電気接続箱は、上記の構成の配電基板と、前記配電基板を収容するケースとを備える。
上記の構成によれば、リフローはんだ付けの際、溶けたはんだは、挿通窓の孔縁によってせき止められ、挿通窓の内側に留まるから、溶けたはんだが広範囲に拡散してしまうことが回避される。これにより、良好なはんだフィレットが形成されなくなったり、複数の端子同士が短絡してしまったりすることを回避し、バスバーと電子部品との接続信頼性を確保できる。
本発明によれば、電子部品とバスバーとの接続信頼性を確保できる配電基板を提供できる。
実施形態の電気接続箱の平面図 実施形態の配電基板の分解斜視図 実施形態の回路構成体の平面図 図1の円R内の拡大図 図3の円R内の拡大図 図4のA−A線断面図
本発明の実施形態を、図1〜図6を参照しつつ説明する。
本実施形態の電気接続箱1は、車両において、バッテリと各種の車載電装品との間に配置され、バッテリから供給される電力を各電装品に分配、供給するとともに、これらの電力供給の切り替え等の制御を行う。電気接続箱1は、配電基板10と、この配電基板10を収容するケース60とを備えている。
配電基板10は、回路構成体11と、この回路構成体11に実装される複数の電子部品とを備える。本実施形態では、電子部品の一例として、複数のシャント抵抗器50を示す。なお、回路構成体11には、シャント抵抗器50の他に、コイル、コンデンサ、トランジスタ、抵抗等、必要に応じて種々の電子部品が実装されてよい。
回路構成体11は、制御回路基板20と、接着シート30と、バスバー群40とが、この順に重なって配置された部材である。
制御回路基板20は、ガラス基材またはガラス不織布基材からなる絶縁板の一面に、導電性材料からなる制御回路を備える、一般的な構成のプリント基板である。
接着シート30は、制御回路基板20とバスバー群40との間に配置され、両者を接着するシートである。接着シート30の一例としては、例えば、絶縁性を有する熱硬化性樹脂により形成されたものを挙げることができる。接着シート30は、制御回路基板20の外形とほぼ同じ外形を有しており、制御回路基板20の他面(制御回路が形成されている面とは逆側の面)に重なって配置されている。
バスバー群40は、複数のバスバー41により構成された部材である。複数のバスバー41のそれぞれは、導電性に優れた金属により形成された板状の部材である。バスバー群40は、複数のバスバー41が、同一平面上に、互いに間隔を開けて配置された部材であって、全体として、制御回路基板20の外形とほぼ同じ外形を有している。バスバー群40は、接着シート30の制御回路基板20とは逆側の面に重なって配置され、接着シート30によって制御回路基板20に接着されている。
シャント抵抗器50は、抵抗体51と、この抵抗体51の側面からそれぞれ外側に向かって延びる2つの端子部52(端子に該当)とを有する一般的な構成のものである。
制御回路基板20は、シャント抵抗器50の実装のための複数の実装窓21を有している。実装窓21は、制御回路基板20において制御回路が配されている面から、その逆側の面まで貫通する開口部であって、矩形の孔縁を有している。実装窓21は、シャント抵抗器50の、抵抗体51と2つの端子部52とを合わせた全体の外形よりも、一回り大きくなっている。複数の実装窓21のそれぞれは、隣り合う2つのバスバー41にまたがる位置に配置されている。以下、1つの実装窓21がまたがって配置されている2つのバスバー41のうち、一方を「一のバスバー41A」、他方を「他のバスバー41B」という。
接着シート30は、複数の挿通窓組31を有している。複数の挿通窓組31のそれぞれは、第1挿通窓32A(挿通窓に該当)および第2挿通窓32B(挿通窓に該当)と、スリット33とで構成されている。各第1挿通窓32Aおよび各第2挿通窓32Bは、接着シート30において制御回路基板20が配されている面から、その逆側の面まで貫通する開口部であって、矩形の孔縁を有している。各スリット33は、接着シート30において制御回路基板20が配されている面から、その逆側の面まで貫通する開口部であって、細長い長方形の孔縁を有している。1つの挿通窓組31を構成する1つの第1挿通窓32Aと1つの第2挿通窓32Bと1つのスリット33とが、1つの実装窓21に重なって配置されている。
第1挿通窓32Aは、一のバスバー41Aと重なって配置されており、一のバスバー41Aにおいて他のバスバー41Bと対向する側縁42Aから、他のバスバー41Bとは逆方向にやや離れて位置している。第1挿通窓32Aの孔縁において、実装窓21の孔縁に沿って配置される部分、すなわち、側縁42Aに平行な2つの辺のうち側縁42Aから遠い方の辺と、この辺と角度をなす一対の辺とは、実装窓21の孔縁よりも外側に位置している。
一のバスバー41Aにおいて第1挿通窓32Aの内側に位置し、接着シート30から露出された領域が第1付着領域43A(付着領域に該当)であり、接着シート30によって覆われた部分が第1被覆領域44A(被覆領域に該当)である。第1被覆領域44Aの一部、つまり、側縁42Aと、第1挿通窓32Aの孔縁のうち側縁42Aに近い部分(側縁42Aに平行な2つの辺のうち、側縁42Aに近い方の辺)との中間領域は、実装窓21の内部に配置されている。
第2挿通窓32Bは、他のバスバー41Bと重なって配置されており、他のバスバー41Bにおいて一のバスバー41Aと対向する側縁42Bから、一のバスバー41Aとは逆方向にやや離れて位置している。第1挿通窓32Aと同様に、第2挿通窓32Bの孔縁において、実装窓21の孔縁に沿って配置される部分、すなわち、側縁42Bに平行な2つの辺のうち側縁42Bから遠い方の辺と、この辺と角度をなす一対の辺とは、実装窓21の孔縁よりも外側に位置している。
他のバスバー41Bにおいて実装窓21の内側に位置し、接着シート30から露出された領域が第2付着領域43B(付着領域に該当)であり、接着シート30によって覆われた部分が第2被覆領域44B(被覆領域に該当)である。第2被覆領域44Bの一部、つまり、側縁42Bと、第2挿通窓32Bの孔縁のうち側縁42Bに近い部分(側縁42Bに平行な2つの辺のうち、側縁42Bに近い方の辺)との中間領域は、実装窓21の内部に配置されている。
スリット33は、第1挿通窓32Aと第2挿通窓32Bとの間に、両者と間隔を空けて配置され、一のバスバー41Aと他のバスバー41Bとの隙間に重なっている。
複数のシャント抵抗器50のそれぞれは、複数の実装窓21のそれぞれの内側に配置されている。各シャント抵抗器50の2つの端子部52のうち一方は、第1挿通窓32Aの内側に配置され、はんだSによって一のバスバー41Aに接続されており、他方は、第2挿通窓32Bの内側に配置され、はんだSによって他のバスバー41Bに接続されている。各第1挿通窓32Aおよび各第2挿通窓32Bの大きさは、実装窓21より小さく、シャント抵抗器50の推奨ランドサイズ、あるいはシャント抵抗器50の適切な実装条件を設定することによって求めたランドサイズに適合する大きさであればよい。
上記のように構成された電気接続箱1を組み立てる手順を、以下に説明する。
まず、回路構成体11を組み立てる。制御回路基板20、接着シート30、およびバスバー群40を、この順に位置合わせして重ねて、積層体を得る。次に、この積層体を、適当な温度まで加熱し、かつプレス装置で加圧して接着シート30を完全硬化させることにより、バスバー群40と制御回路基板20とを接着して、回路構成体11を得る。
次に、回路構成体11にシャント抵抗器50を実装する。複数の第1付着領域43Aおよび第2付着領域43Bのそれぞれに、はんだSを塗布する。はんだSの塗布は、例えばスクリーン印刷により行うことができる。次に、複数のシャント抵抗器50をそれぞれ位置合わせして、回路構成体11に載置する。つまり、各シャント抵抗器50を、第1付着領域43Aに一方の端子部52が、第2付着領域43Bに他方の端子部52が配置されるように位置合わせして、回路構成体11上に載置する。
次に、図示しないリフロー炉内に回路構成体11を設置し、はんだ溶融温度まで加熱を行い、その後冷却を行なうことにより、各端子部52を一のバスバー41Aおよび他のバスバー41Bにはんだ付けする。
最後に、配電基板10にケース60を組み付けて、電気接続箱1の組み立てが完了する。
本実施形態によれば、リフローはんだ付けの際、溶けたはんだSは、第1挿通窓32Aおよび第2挿通窓32Bの孔縁によってせき止められ、第1挿通窓32Aおよび第2挿通窓32Bの内側に留まるから、溶けたはんだSが広範囲に拡散してしまうことが回避される。これにより、良好なはんだフィレットが形成されなくなったり、複数の端子部52同士が短絡してしまったりすることを回避し、バスバー41とシャント抵抗器50との接続信頼性を確保できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、第1挿通窓32Aおよび第2挿通窓32Bの孔縁の一部が実装窓21の孔縁よりも外側に位置していたが、挿通窓の孔縁のすべてが実装窓の孔縁よりも内側に位置していても構わない。
(2)上記実施形態では、第1挿通窓32Aおよび第2挿通窓32Bは、矩形の孔縁を有していたが、挿通窓の孔縁の形状は上記実施形態の限りではなく、例えば、円形であってもよい。
1…電気接続箱
10…配電基板
11…回路構成体
20…制御回路基板
21…実装窓
30…接着シート
32A…第1挿通窓(挿通窓)
32B…第2挿通窓(挿通窓)
40…バスバー群
41…バスバー
41A…一のバスバー
41B…他のバスバー
43A…第1付着領域(付着領域)
43B…第2付着領域(付着領域)
44A…第1被覆領域(被覆領域)
44B…第2被覆領域(被覆領域)
50…シャント抵抗器(電子部品)
52…端子部(端子)
S…はんだ

Claims (2)

  1. 制御回路基板と、接着シートと、複数のバスバーにより構成されるバスバー群とがこの順に重なって配置される回路構成体と、
    はんだによって前記バスバーに接合される端子を有する電子部品とを備え、
    前記制御回路基板が、前記接着シートと対向する面からその逆側の面まで貫通する実装窓を備え、
    前記接着シートが、前記実装窓と重なって配置され、前記制御回路基板と対向する面からその逆側の面まで貫通する挿通窓を備え、
    前記バスバーにおいて前記挿通窓の内側に露出される部分が前記はんだが付着する付着領域であり、前記接着シートによって覆われた部分が被覆領域である、配電基板。
  2. 請求項1に記載の配電基板と、前記配電基板を収容するケースとを備える電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113906832A (zh) * 2019-06-17 2022-01-07 株式会社自动网络技术研究所 基板结构体

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