JP2015220010A - コネクタの接続構造 - Google Patents

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【課題】可撓性板状ケーブルの端末部が挿入凹部の周縁に当接して屈曲することなく、端末部に露出する導電接続部をコネクタのコンタクトへ正確に接続するコネクタの接続構造をを提供する。【解決手段】コネクタの絶縁ハウジングの前面に、上面が挿入凹部の底面に連続するガイド突部が突設され、可撓性板状ケーブルの端末部は、ガイド突部の上面に案内され、挿入凹部に挿入される。端末部は、ガイド突部の上面に案内されるので、挿入凹部の周縁に当接することなく、挿入方向に沿った正確な姿勢で挿入される。【選択図】図9

Description

本発明は、可撓性板状ケーブルをコネクタへ接続するコネクタの接続構造に関し、更に詳しくは、絶縁ハウジングの挿入凹部に挿入してコネクタに接続する可撓性板状ケーブルを絶縁ハウジングを囲う可撓性ロック枠片で挿入凹部から抜け止めするコネクタの接続構造に関する。
フレキシブル印刷配線板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)等の可撓性板状ケーブルは、柔軟で屈曲自在であることから電子機器の筐体内の電機部品間を電気接続する内部配線用接続ケーブルとして用いられ、一般に、プリント配線基板上に実装されたコネクタの挿入凹部内に可撓性板状ケーブルの端末部を挿入し、挿入凹部内に臨ませたコネクタのコンタクトへ端末部に露出する導電接続部を弾性接触させて、コネクタに接続している。
この可撓性板状ケーブルの端末部は屈曲しやすいので、コンタクトが露出する挿入凹部へ挿入しずらく、一般に端末部の導電接続部が露出する一面の裏面に補強板を貼り付けてコンタクトの弾性に抗して挿入凹部へ挿入できるようにしているが、補強板を貼り付けても、コンタクトによる接触圧のみでは挿入接続中の可撓性板状ケーブルを保持することができず、予期しない外力を受けて挿入凹部から簡単に抜け出てしまったり、車載用等の振動を受ける環境では、徐々にコンタクトとの接触位置から位置ずれして接続不良が発生するという問題があった。
そこで、可撓性板状ケーブルの端末部の近傍に、コネクタに接続している間、コネクタの絶縁ハウジングに係合して、可撓性板状ケーブルを挿入凹部から抜け止めする可撓性ロック枠片を設けたコネクタの接続構造が知られている(特許文献1)。
以下、特許文献1に記載のコネクタの接続構造100を、図11を用いて説明する。このコネクタの接続構造100は、プリント配線基板101上に実装され、前面に開口する挿入凹部102aが凹設された絶縁ハウジング102と挿入凹部102aに接触部を臨ませて絶縁ハウジング102に取り付けられる多数のコンタクトとからなるコネクタ103と、フレキシブル印刷配線板110の一端に取り付けられる枠状基板120とから構成されている。
枠状基板120は、コネクタ103の挿入凹部102aに挿入される端末部121と、端末部121の基端両側に連設され、コネクタ103の絶縁ハウジング102を游嵌する可撓性ロック枠片122を備え、端末部121の一面に互いに絶縁して露出する多数の導電接続部123をフレキシブル印刷配線板110の各リード線に接続させてその一端に取り付けられている。
フレキシブル印刷配線板110の一端に取り付けられた枠状基板120の端末部121をコネクタ103の挿入凹部102aへ挿入すると、端末部121に露出する多数の導電接続部123が挿入凹部102aの対応部位に臨むコンタクトの接触部に接触し、導電接続部123を介してフレキシブル印刷配線板110のリード線がコネクタ103の各コンタクトに電気接続する。端末部121を挿入凹部102aへ挿入した状態で可撓性ロック枠片122を上方から絶縁ハウジング102の周囲に取り付けると、フレキシブル印刷配線板110と一体の端末部121は、挿入凹部102aから抜け止めされる。
特開2004−6507号公報
特許文献1に記載の従来のコネクタの接続構造100は、挿入凹部102aへ挿入する端末部121の周囲に絶縁ハウジング102を囲う可撓性ロック枠片122が形成されているので、可撓性ロック枠片122が障害となって端末部121を容易に挿入凹部102aへ挿入できない。
すなわち、フレキシブル印刷配線板110のコネクタ103への接続作業は、一方の手で可撓性ロック枠片122を上方へ押し上げながら他方の手で端末部121を挿入凹部102aへ挿入させるが、挿入凹部102aに全体が挿入される端末部121の挿入方向の長さが短いので、端末部121を直接持って挿入することができず、フレキシブル印刷配線板110を持ちながらその先端の端末部121を挿入凹部102aへ挿入している。しかしながら、端末部121は屈曲しやすく、しかも、挿入凹部102aの開口は可撓性ロック枠片122に隠れて目視確認ができないので、端末部121が開口の周縁に当接して屈曲したり斜めに挿入され、導電接続部123が対応部位に臨むコンタクト103と対向せずに誤接触したり、また、その誤接触の状態を見落とす恐れがあった。
更に、フレキシブル印刷配線板110とコネクタ103との接続は、端末部121の導電接続部123とコンタクト103間の弾性接触のみによるものなので、コネクタ103が車載用等振動を受ける環境で、導電接続部123とコンタクト103間の瞬断が生じる恐れがあった。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、フレキシブル印刷配線板を持ちながら端末部をコネクタの挿入凹部へ正確な姿勢で挿入できるコネクタの接続構造を提供することを目的とする。
また、可撓性の端末部が挿入凹部の周縁に当接して屈曲することなく、端末部の導電接続部をコネクタのコンタクトへ正確に接続できるコネクタの接続構造を提供することを目的とする。
また、コネクタと可撓性板状ケーブルの接続部が振動を受けても、瞬断が生じすることがなく、接続の信頼性が得られるコネクタの接続構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に記載のコネクタの接続構造は、可撓性板状ケーブルの端末部を前方から挿入する挿入凹部が凹設された絶縁ハウジングと、各接触部を前記挿入凹部に臨ませて前記絶縁ハウジングに互いに絶縁して取り付けられ、前記挿入凹部内で前記端末部の一面に露出する導電接続部に対応する前記各接触部が弾性接触する多数のコンタクトとを有するコネクタと、可撓性板状ケーブルの前記端末部の近傍に形成され、前記絶縁ハウジングの両側面と後面を囲う可撓性ロック枠片とを備え、絶縁ハウジングを囲う可撓性ロック枠片により、可撓性板状ケーブルを挿入凹部から抜け止めするコネクタの接続構造であって、前記絶縁ハウジングの前面に、上面が前記挿入凹部の底面に連続するガイド突部が突設され、可撓性板状ケーブルの端末部は、前記ガイド突部の上面に案内され、前記挿入凹部に挿入されることを特徴とする。
可撓性板状ケーブルの端末部をガイド突部の上面に沿って挿入凹部へ挿入する際に、絶縁ハウジングの両側に沿って可撓性ロック枠片が移動するので、端末部は、可撓性ロック枠片に案内されて、挿入凹部に対して傾斜することなく水平方向で正しい姿勢で挿入される。また、端末部は、ガイド突部の上面に案内されて挿入凹部に挿入されるので、鉛直方向で挿入凹部の周縁に当接することなく、正しい高さの姿勢で挿入凹部に挿入される。
請求項2に記載のコネクタの接続構造は、絶縁ハウジングの両側面及び/又は後面に、前記可撓性ロック枠片を上方に対して抜け止めする下向きロック突起が突設されていることを特徴とする。
端末部は、挿入凹部の底面に沿って挿入されるとともに、その近傍に形成される可撓性ロック枠片が下向きロック突起により上方に抜け止めされるので、導電接続部が露出する端末部は、挿入凹部の底面と下向きロック突起とにより上下方向の移動が規制され、不用意な振動を受けてもコンタクトと導電接続部とが瞬断しない。
請求項3に記載のコネクタの接続構造は、下向きロック突起が絶縁ハウジングの両側面の対称部位に突設されていることを特徴とする。
下向きロック突起は、可撓性ロック枠片の回動中心に近いので、効果的に可撓性ロック枠片を抜け止めする。
請求項4に記載のコネクタの接続構造は、可撓性板状ケーブルの端末部の導電接続部が露出する一面の裏面に可撓性補強板が固着され、可撓性ロック枠片は、可撓性板状ケーブルの両側を基端として回動自在に、可撓性補強板に一体に形成されることを特徴とする。
端末部に可撓性補強板が固着されるので、屈曲しにくく挿入凹部へ挿入しやすい。
可撓性補強板に延長して一体に可撓性ロック枠片を形成するので、余分な製造工程が増えない。
請求項1の発明によれば、可撓性ロック枠片を絶縁ハウジングの平面に乗り上げて、前方から可撓性板状ケーブルを挿入する簡単な接続作業で、挿入凹部の縁に端末部が当接することなく、端末部をコネクタの挿入凹部へ挿入させて接続できる。
可撓性ロック枠片が絶縁ハウジングの両側面と後面を囲う状態で、端末部は挿入凹部内に正しい姿勢で位置決めされるので、可撓性板状ケーブルのコネクタへの接続を可撓性ロック枠片の状態から確認できる。
請求項2の発明によれば、 導電接続部が露出する端末部は、挿入凹部の底面と下向きロック突起で上下の移動が規制されるので、コネクタが振動してもコンタクトとの瞬断がなく、接続の信頼性が得られる。
また、可撓性ロック枠片は、ロック突起を乗り越えて上方に抜け止めされるので、絶縁ハウジングに下向きロック突起を進退させる構造を設ける必要がなく、絶縁ハウジングの一部に容易に形成できる。
請求項3の発明によれば、可撓性ロック枠片と下向きロック片との係合を、可撓性板状ケーブルの挿入側から確認できる。
請求項4の発明によれば、可撓性補強板の製造工程と端末部への固着工程で、可撓性板状ケーブルの端末部近傍に可撓性ロック枠片を形成できる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタの接続構造1のコネクタ2を前方側斜め上方からみた斜視図である。 コネクタ2を後方側の斜め上方からみた斜視図である。 コネクタ2の右側面図である。 コンタクト5に沿って切断したコネクタ2の縦断面図である。 可撓性板状ケーブル(FPC)10の端末部11を示す側面図である。 可撓性ロック枠片12が取り付けられたFPC10の一端を示す部分省略斜視図である。 可撓性ロック枠片12と下向きロック突起6の係合状態を示す要部拡大図である。 FPC10とコネクタ2が接続した状態を示す右側面図である。 コンタクト5に沿って切断した図8の縦断面図である。 (a)乃至(d)は、コネクタ2へFPC10を接続する各工程を示す斜視図である。 従来のコネクタの接続構造100を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態に係るコネクタの接続構造1を、図1乃至図10を用いて説明する。このコネクタの接続構造1は、図示しないプリント配線基板の表面に実装されるコネクタ2と可撓性板状ケーブル10との接続を可撓性板状ケーブル10の端末部11近傍に取り付けられた可撓性ロック枠片12により保持する構造である。可撓性板状ケーブルとしては、フレキシブル印刷配線板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)等の可撓性の扁平状ケーブルであればいずれにも適用できるが、本実施の形態では、FPC10で説明する。また、以下の説明では、図3の左方を前方と、右方を後方と、前方から見た各方向を上下左右方向として各部の位置を説明する。
コネクタ2は、図1乃至図4に示すように、絶縁性合成樹脂で細長に形成された絶縁ハウジング3と絶縁ハウジング3の長手方向に等ピッチで取り付けられた多数のコンタクト5を有している。絶縁ハウジング3の前面には、扁平なFPC10の端末部11を挿入する挿入凹部4が前方に開口して形成され、挿入凹部4の下方に、挿入凹部4の底面に上面7aが連続するガイド突部7が前方に向けて一体に突設されている。ガイド突部7の上面7aは、前方に向かってわずかに下方に傾斜する傾斜面に形成され、これにより、上面7aに沿って後方に摺動する端末部11を挿入凹部4内に案内する。
絶縁ハウジング3の両側面と後面の左右両側のそれぞれ左右の対称位置には、底面を可撓性ロック枠片12との係合面とするロック突起6が突設されている。各ロック突起6の底面は、同一水平面上となるように形成され、本実施の形態では、ガイド突部7の上面7aとの間でFPC10の端末部11と可撓性ロック枠片12を挟持するように、各ロック突起6の底面は、挿入凹部4の底面よりわずかに高い位置となっている。また、各ロック突起6の側面は、下方に向かって外側に傾斜し、上方から側面に沿って摺動する可撓性ロック枠片12を底面側へ案内するテーパー面となっている。
複数の各コンタクト5は、燐青銅、チタン銅等の弾性を有する一枚の導電性金属板を図4に示す形状に打ち抜いて形成され、絶縁ハウジング3の底面に沿って後方に突出する脚部5aと、絶縁ハウジング3内に埋設して固定されるコの字状の支持部5bと、支持部5bに片持ち支持され、自由端側が挿入凹部4の底面側から挿入凹部4内に臨む接触部5cとを一体に備えている。
各コンタクト5は、絶縁ハウジング3にインサート成形して固定され、固定される各コンタクト5間のピッチは、FPC10の端末部11の下面に露出する後述する導電パターン11aのピッチに等しいものとなっている。従って、挿入凹部4にFPC10の端末部11を挿入すると、各導電パターン11aに、対向して下方から臨むコンタクト5の接触部5cが弾性接触する。また、各コンタクト5の脚部5aは、対応して図示しないプリント配線基板上に形成されるランドパターンへ半田接続され、これにより、コネクタ2はプリント配線基板上に実装される。
図5に示すように、FPC10の一端側は、FPC10のリードパターンを覆う絶縁被覆を除いてリードパターンに接続する導電パターン11aを下面側に臨ませた端末部11となっている。端末部11の導電パターン11aが露出する面の裏面(上面)全体には、ポリイミド、PETなどの可撓性合成樹脂で薄板状に形成された補強板13が接着剤で固着され、これにより端末部11を屈曲しにくい強度し、挿入凹部4への挿入を容易にしている。
補強板13の基端側(前方)両側には、図6に示すように、挿入凹部4から上方の絶縁ハウジング3を游嵌させる形状に形成された可撓性ロック枠片12が一体に連結している。補強板13に連結する可撓性ロック枠片12の一対の腕部12a、12aは、前後方向に沿って互いに平行で、その間の間隔は、絶縁ハウジング3の長手方向幅にほぼ等しい長さとなっている。従って、後述するように、FPC10の端末部11を挿入凹部4へ挿入する際には、一対の腕部12a、12aが端末部11を前後方向に沿って正しい姿勢で挿入凹部4に挿入されるように案内する。可撓性ロック枠片12は、薄板状の可撓性合成樹脂板を切断して補強板13とともに形成できるので、従来の補強板13の製造工程や端末部11への固着工程に新たな工程を加えることなく形成できる。
以下、上述のコネクタ2にFPC10を接続する接続工程を図10(a)乃至(d)に沿って説明する。FPC10を接続する際には、補強板13が端末部11の上面側に位置する向きでFPC10の端末部11をコネクタ2の挿入凹部4へ接近させ(同図(a)参照)、FPC10を持ちながら、可撓性ロック枠片12を端末部11に連結する基端から斜め上方に引き上げ、端末部11をガイド突部7の上面7aに沿って後方へ摺動させる(同図(b)参照)。続いて、可撓性ロック枠片12の間に絶縁ハウジング3を挟みながら、FPC10を後方へ押し込むと、端末部11はガイド突部7の上面7aに沿って案内されて、挿入凹部4内に挿入される(同図(c)参照)。このとき、可撓性ロック枠片12の一対の腕部12a、12aは、絶縁ハウジング3の両側面に沿って摺動するので、端末部11と絶縁ハウジング3は左右方向に相対位置決めされ、端末部11が挿入凹部4の開口縁に当接することなく挿入凹部4内に前後方向に沿って挿入される。
端末部11の全体が挿入凹部4に挿入されると、挿入凹部4内に突出する各コンタクト5の接触部5cが対応する導電パターン11aに弾性接触し、FPC10とコネクタ2が接続する。この接続位置で、可撓性ロック枠片12の前方は絶縁ハウジング3の上面を乗り越えて基端を中心に下方へ回動自在となり、可撓性ロック枠片6を絶縁ハウジング3の両側面と後面に突設されたロック突起6を乗り越るまで下降させると、ロック突起6の底面に係合して絶縁ハウジング3に位置決めされる(同図(d)参照)。
従って、図10(d)に示す接続状態では、FPC10と絶縁ハウジング3とがすべての方向で相対的に位置決めされ、FPC10の端末部11が挿入凹部4から不用意に引き出されない。また、図7乃至図9に示すように、FPC10の端末部11の基端側が、ガイド突部7の上面7aに支持されるとともに、その基端側で一体に連結する可撓性ロック枠片12がロック突起6の底面に当接して上方への移動が規制されるので、コネクタ2が振動してもFPC10の端末部11はコネクタ2の振動に追従し、弾性接触するコンタクト5の接触部5cと導電パターン11a間の接触が途絶えることがなく、安定した電気接続を維持する。
コネクタ2とFPC10との接続を解除する場合には、可撓性ロック枠片12の前方を強く上方へ引き上げて、ロック突起6との係合位置で可撓性ロック枠片12を屈曲させて係合を解き、FPC10を前方に引き抜いて、絶縁ハウジング3の上方に引き上げられた可撓性ロック枠片12とともに端末部11を挿入凹部4から引き出す。
上述の実施の形態では、可撓性ロック枠片6を補強板13と一体に形成しているが、可撓性ロック枠片6は、補強板13の有無にかかわらず、端末部11の周囲に取り付けられるものであればよい。
また、上述の実施の形態では、可撓性ロック枠片6は、挿入凹部4から上方の絶縁ハウジング3の周囲全体を囲う形状で説明したが、少なくとも接続状態で絶縁ハウジング3の後面に当接する部位を備えていればよい。
更に、ロック突起6は、絶縁ハウジング3の周囲に形成されていれば、いずれの位置に突設してもよいが、可撓性ロック枠片6との係合状態を目視確認しやすい側面に突設するのが望ましい。
可撓性板状ケーブルをコネクタの挿入凹部から抜け止めするロック枠片を備えたコネクタの接続構造に適している。
1 コネクタの接続構造
2 コネクタ
3 絶縁ハウジング
4 挿入凹部
5 コンタクト
5c 接触部
6 下向きロック突起
7 ガイド突部
7a 上面
10 可撓性板状ケーブル(FPC)
11 端末部
11a 導電パターン(導電接続部)
12 可撓性ロック枠片
13 可撓性補強板

Claims (4)

  1. 可撓性板状ケーブルの端末部を前方から挿入する挿入凹部が凹設された絶縁ハウジングと、
    各接触部を前記挿入凹部に臨ませて前記絶縁ハウジングに互いに絶縁して取り付けられ、前記挿入凹部内で前記端末部の一面に露出する導電接続部に対応する前記各接触部が弾性接触する多数のコンタクトとを有するコネクタと、
    可撓性板状ケーブルの前記端末部の近傍に形成され、前記絶縁ハウジングの両側面と後面を囲う可撓性ロック枠片とを備え、
    絶縁ハウジングを囲う可撓性ロック枠片により、可撓性板状ケーブルを挿入凹部から抜け止めするコネクタの接続構造であって、
    前記絶縁ハウジングの前面に、上面が前記挿入凹部の底面に連続するガイド突部が突設され、
    可撓性板状ケーブルの端末部は、前記ガイド突部の上面に案内され、前記挿入凹部に挿入されることを特徴とするコネクタの接続構造。
  2. 前記絶縁ハウジングの両側面及び/又は後面に、前記可撓性ロック枠片を上方に対して抜け止めする下向きロック突起が突設されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの接続構造。
  3. 前記下向きロック突起は、前記絶縁ハウジングの両側面の対称部位に突設されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタの接続構造。
  4. 前記可撓性板状ケーブルの端末部の導電接続部が露出する一面の裏面に可撓性補強板が固着され、
    前記可撓性ロック枠片は、可撓性板状ケーブルの両側を基端として回動自在に、可撓性補強板に一体に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコネクタの接続構造。
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