JP2015219716A - 降車駅予測方法、降車駅予測装置および降車駅予測プログラム - Google Patents

降車駅予測方法、降車駅予測装置および降車駅予測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】乗客の定期券の有無や乗車時期に関わらず、着席した乗客の降車駅の予測の精度を向上する。
【解決手段】乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索部25を有し、ICタグ23を備える移動端末2と接続し、車両の座席の各々に備えたICタグ33とICタグ23との近距離通信から、乗客の着席状況を管理する座席情報管理サーバ1(降車駅予測装置)は、路線検索した移動端末2から、ユーザID、降車駅、および車両情報を取得し、テーブルT2に格納する路線検索履歴取得部11と、前記近距離通信により特定される車両、座席およびユーザIDを取得し、当該取得したユーザIDに基づき、テーブルT2を参照し、乗客が乗車した車両の車両情報と降車駅とを取得し、車両情報に対応付けて、ユーザID、座席、および予測降車駅として前記取得した降車駅をテーブルT1に格納する降車駅予測部12と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電車やバスなどの車両の乗客を円滑に着席させる技術に関する。
電車やバスなどの車両が満席であった場合、後から乗車した乗客が先に乗車した乗客よりも先に着席する場合がある。このような状況に対し、早く乗車した乗客が優先的に着席できるようにして欲しいという要望がある。そのために、着席した乗客がどの駅で降車するかという予測の精度を向上する必要がある。
特許文献1は、空席ナビゲーションサーバが、定期券機能を有する携帯端末のユーザに対して、降車駅がおよそ決定されている乗客の着席している座席が空席になるまでの時間を着席画像データとして提供する技術を開示する。特許文献1の技術によれば、空席ナビゲーションサーバは、もうすぐ空席になると見込まれる座席にユーザを案内し、ユーザは、後から乗車した乗客よりも先にその座席に着席することができる。
特開2010−049375号広報
特許文献1の技術よれば、定期券の定期券区間によって乗客の降車駅を予測する。しかしながら、乗客が定期券を持っていない(その乗客の携帯端末が定期券情報を有していない)場合、休日などで定期券区間とは異なる駅が降車駅となる場合には、乗客の降車駅の予測の精度が大幅に低下してしまう。
このような背景に鑑みて、本発明は、乗客の定期券の有無や乗車時期に関わらず、着席した乗客の降車駅の予測の精度を向上することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索機能を有し、移動端末側ICタグを備える移動端末と通信可能に接続しており、車両の座席の各々に備えた座席側ICタグが前記移動端末側ICタグと近距離通信をすることで、乗客の着席状況を管理する降車駅予測装置の降車駅予測方法であって、前記降車駅予測装置は、前記路線検索を実行した移動端末から、当該移動端末の識別情報、前記降車駅、および、前記車両情報を取得し、路線検索履歴情報として記憶する路線検索履歴取得ステップと、前記路線検索を実行した移動端末が備える移動端末側ICタグと、前記車両の座席が備える座席側ICタグとの前記近距離通信があった場合、前記近距離通信により特定される前記車両、前記車両の座席および前記移動端末の識別情報を取得し、当該取得した移動端末の識別情報に基づき、前記路線検索履歴情報を参照し、前記路線検索を実行した乗客が乗車した車両の前記車両情報および前記降車駅を取得し、前記取得した車両情報に対応付けて、前記移動端末の識別情報、前記車両の座席、および、前記路線検索を実行した移動端末を所持する乗客が降車すると予測される予測降車駅として前記取得した降車駅、を格納する座席情報を生成する降車駅予測ステップと、を実行する、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索機能を有し、移動端末側ICタグを備える移動端末と通信可能に接続しており、車両の座席の各々に備えた座席側ICタグが前記移動端末側ICタグと近距離通信をすることで、乗客の着席状況を管理する降車駅予測装置であって、前記降車駅予測装置の制御部は、前記路線検索を実行した移動端末から、当該移動端末の識別情報、前記降車駅、および、前記車両情報を取得し、路線検索履歴情報として記憶する路線検索履歴取得部と、前記路線検索を実行した移動端末が備える移動端末側ICタグと、前記車両の座席が備える座席側ICタグとの前記近距離通信があった場合、前記近距離通信により特定される前記車両、前記車両の座席および前記移動端末の識別情報を取得し、当該取得した移動端末の識別情報に基づき、前記路線検索履歴情報を参照し、前記路線検索を実行した乗客が乗車した車両の前記車両情報および前記降車駅を取得し、前記取得した車両情報に対応付けて、前記移動端末の識別情報、前記車両の座席、および、前記路線検索を実行した移動端末を所持する乗客が降車すると予測される予測降車駅として前記取得した降車駅、を格納する座席情報を生成する降車駅予測部と、を有する、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索機能を有し、移動端末側ICタグを備える移動端末と通信可能に接続しており、車両の座席の各々に備えた座席側ICタグが前記移動端末側ICタグと近距離通信をすることで、乗客の着席状況を管理する降車駅予測装置としてコンピュータを機能させるための降車駅予測プログラムであって、前記路線検索を実行した移動端末から、当該移動端末の識別情報、前記降車駅、および、前記車両情報を取得し、路線検索履歴情報として記憶する路線検索履歴取得処理と、前記路線検索を実行した移動端末が備える移動端末側ICタグと、前記車両の座席が備える座席側ICタグとの前記近距離通信があった場合、前記近距離通信により特定される前記車両、前記車両の座席および前記移動端末の識別情報を取得し、当該取得した移動端末の識別情報に基づき、前記路線検索履歴情報を参照し、前記路線検索を実行した乗客が乗車した車両の前記車両情報および前記降車駅を取得し、前記取得した車両情報に対応付けて、前記移動端末の識別情報、前記車両の座席、および、前記路線検索を実行した移動端末を所持する乗客が降車すると予測される予測降車駅として前記取得した降車駅、を格納する座席情報を生成する降車駅予測処理と、を実行させるための降車駅予測プログラムである。
請求項1、3、5に記載の発明によれば、路線検索を実行した移動端末の路線検索結果を用いて、路線検索を実行した乗客の降車駅を予測する。具体的には、路線検索を実行した乗客が乗車した車両が該当している路線検索結果が含む降車駅を、路線検索を実行した乗客の予測降車駅とすることができる。よって、乗客の定期券の有無や乗車時間帯に関わらず、着席した乗客の降車駅の予測の精度を向上することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記降車駅予測装置には、前記車両情報ごとに前記移動端末の識別情報それぞれに対応付けた前記座席情報が記憶されており、前記降車駅予測装置は、前記路線検索を実行した移動端末からの要求に応じて、前記座席情報を参照し、前記路線検索の結果として取得した前記車両情報に示される車両に乗車した他の乗客が所持する他の移動端末での前記近距離通信によって特定される前記他の乗客の前記座席、および、前記他の乗客の前記予測降車駅を、前記路線検索を実行した移動端末に通知する着席状況通知ステップ、を実行する、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記降車駅予測装置には、前記車両情報ごとに前記移動端末の識別情報それぞれに対応付けた前記座席情報が記憶されており、前記降車駅予測装置の制御部は、前記路線検索を実行した移動端末からの要求に応じて、前記座席情報を参照し、前記路線検索の結果として取得した前記車両情報に示される車両に乗車した他の乗客が所持する他の移動端末での前記近距離通信によって特定される前記他の乗客の前記座席、および、前記他の乗客の前記予測降車駅を、前記路線検索を実行した移動端末に通知する着席状況通知部、を有する、ことを特徴とする。
請求項2、4に記載の発明によれば、路線検索を実行した乗客は、車両に乗車した際、路線検索を実行した移動端末を介して、降車駅予測装置から通知された情報によって、予測降車駅で下車する可能性が高い乗客がどの座席に着席しているかを知ることができる。よって、路線検索を実行した乗客は、空席になった時点で、後から乗車した乗客よりも早くその空席に着席することができる。つまり、車両に先に乗車した乗客が優先的に着席できるようにする。
本発明によれば、乗客の定期券の有無や乗車時間帯に関わらず、着席した乗客の降車駅の予測の精度を向上することができる。
本実施形態の乗客案内システムの構成を示す図である。 座席情報テーブルのデータ構造を示す図である。 路線検索履歴テーブルのデータ構造を示す図である。 本実施形態の乗客案内システムの動作を示すシーケンスである。
≪全体構成≫
図1に示すように、本実施形態の乗客案内システムは、座席情報管理サーバ1(降車駅予測装置)と、移動端末2と、車両内システムSとを備える。本実施形態では、乗客案内システムが対象とする車両として、電車を例とする。移動端末2は、例えば、Webブラウザを有するスマートフォンであり、車両の乗客が所持している。車両内システムSは、車両内に実装された通信システムであり、車両の座席の各々が備える座席装置3と、上位システム通信機Cとを備える。座席情報管理サーバ1、移動端末2、座席装置3、および上位システム通信機Cはそれぞれ通信可能に接続されている。
座席情報管理サーバ1、移動端末2、座席装置3、および上位システム通信機Cはそれぞれ、入力部、出力部、制御部、記憶部、および通信部といったハードウェアを含むコンピュータである。例えば、制御部がCPU(Central Processing Unit)から構成される場合、その制御部を含むコンピュータによる情報処理は、CPUによるプログラム実行処理で実現する。また、そのコンピュータが含む記憶部は、CPUが指令し、そのコンピュータの機能を実現するためのプログラム(降車駅予測プログラムを含む)を記憶する。これによりソフトウェアとハードウェアの協働が実現される。前記プログラムは、記録媒体に記録したり、ネットワークを経由したりすることで提供することができる。
(座席情報管理サーバ1)
座席情報管理サーバ1は、車両内のどの座席に乗客が着席しているかという乗客の着席状況を管理しており、ある車両にこれから乗車しようとする乗客の移動端末2に、その車両の他の乗客の着席状況を所定の表示態様で通知する。通知される着席状況には、着席している乗客による路線検索の検索結果に基づくその乗客の予測降車駅が含まれている。座席情報管理サーバ1は、乗客案内システムによるサービスの提供者が管理しているネットワーク上に配置されている。座席情報管理サーバ1は、座席情報テーブルT1および路線検索履歴テーブルT2を記憶しているとともに、路線検索履歴取得部11、降車駅予測部12、着席状況通知部13、および認証部14とを備える。
座席情報テーブルT1(座席情報)は、座席情報管理サーバ1が、車両内の乗客の着席状況を管理するためのテーブルである。
図2に示すように、座席情報テーブルT1は、「車両情報」、「ユーザID(Identifier)」、「着席位置」、「予測降車駅」といった項目を有しており、その項目に対応する値が格納される。
「車両情報」という項目に対して、車両を識別する番号(車両ID)(例:100)、車両の始発駅の名称(例:大宮)、終着駅の名称(例:新木場)、始発駅での発車時刻(例:7:19)が格納されている。なお、終着駅への到着時刻が格納されてもよい。
「ユーザID」という項目に対して、車両情報が示す車両内にいる乗客を識別し、その乗客の移動端末2が記憶しているIDが格納されている。
「着席位置」という項目に対して、車両情報が示す車両内の座席のうち、ユーザIDが識別する乗客が着席している座席を識別する値(例:5車両目10番席)が格納されている。
「予測降車駅」という項目に対して、降車駅予測部12(詳細は後記)による予測降車駅が格納される。
なお、座席情報テーブルT1は、レコードが作成された時刻を格納することもできる。
路線検索履歴テーブルT2(路線検索履歴情報)は、移動端末2が路線検索部25(詳細は後記)により路線検索をしたときの検索結果の履歴を管理するためのテーブルである。
図3に示すように、路線検索履歴テーブルT2は、「ユーザID」、「路線検索結果」、「検索時刻」といった項目を有しており、その項目に対応する値が格納される。
「ユーザID」という項目に対して、路線検索部25による路線検索を行ったユーザ(乗客)を識別し、そのユーザの移動端末2が記憶しているIDが格納されている。
「路線検索結果」という項目に対して、乗車駅の名称(例:池袋)、降車駅の名称(例:渋谷)、乗車駅での乗車時刻(例:7:51)、降車駅での降車時刻(例:8:03)、乗車駅から降車駅までの路線の名称(例:埼京線)、が格納されている。なお、乗車駅と降車駅との途中で経由する、1または複数の経由駅の名称、乗車駅から降車駅までの運賃が格納されてもよい。また、前記格納されている乗車駅の名称、降車駅の名称、乗車駅での乗車時刻、降車駅での降車時刻、乗車駅から降車駅までの路線の名称、といった路線検索結果を満たす運行をしている車両の車両IDが格納されてもよい。
「検索時刻」という項目に対して、路線検索部25による路線検索が実行された日時が格納されている。
なお、路線検索履歴テーブルT2は、乗車駅での出発希望日時、降車駅への到着希望日時を格納することもできる。
図1に戻ると、路線検索履歴取得部11は、路線検索部25による路線検索を実行した移動端末2から、移動端末2のユーザID(識別情報)、路線検索部25による路線検索結果および検索時刻を取得する。取得したユーザID、路線検索結果および検索時刻は、路線検索履歴テーブルT2に格納される。
降車駅予測部12は、路線検索を実行した移動端末2の乗客が所定の車両の所定の座席に着席の確認ができた場合、路線検索履歴テーブルT2を参照して、乗客が乗車した車両、および路線検索結果に基づいて、その乗客の降車駅を予測する。詳細は後記するが、乗客の着席の確認には、移動端末2が備えるICタグ23と座席内の座席装置3が備えるICタグ33との近距離通信が利用される。予測された降車駅は、予測降車駅として、座席情報テーブルT1の「予測降車駅」に格納される。
着席状況通知部13は、移動端末2からの着席状況の要求に応じて、座席情報テーブルT1を参照して、移動端末2を所持する乗客が乗車した車両において、その車両に乗車した他の乗客の着席位置(座席)、および前記他の乗客の予測降車駅を、着席状況として乗客の移動端末2に通知する。
着席状況の要求は、例えば、路線検索部25による路線検索を行った移動端末2の入力部からの入力によってなされる。着席状況の要求は、通常、乗客が車両に乗車する前に行われることを踏まえ、着席状況通知部13は、検索時刻以降に乗客が乗車可能な車両のすべてについて着席状況を通知することができる。よって、着席状況通知部13は、少なくとも、検索を実行した乗客が実際に乗車した車両についての着席状況を通知することができる。なお、着席状況の要求に乗客の乗車駅を含めることで、着席状況通知部13は、検索時刻以降の乗車時刻にて前記乗車駅で乗車可能な車両についてのみ、座席情報テーブルT1のレコードを抽出し、抽出したレコードからなる着席状況を乗客の移動端末2に通知することもできる。
乗客が乗車した車両に乗車した他の乗客の着席位置は、他の乗客の移動端末2が備えるICタグ23とその車両の座席内の座席装置3が備えるICタグ33との近距離通信によって特定することができる。
着席状況通知部13は、移動端末2からの着席状況の要求に応じて、移動端末2のWebブラウザを自動的に起動し、画面上に車両の着席状況を所定の表示態様で通知することができる。
認証部14は、路線検索部25による路線検索を実行したユーザが、座席情報管理サーバ1が提供するサービスを利用するユーザと同一であるか否かを確認する。具体的には、移動端末2を介して前記サービスの利用の契約に同意したユーザから事前に取得したユーザIDと、路線検索履歴取得部11が取得したユーザIDとが一致しているか否かを確認する。一致していれば、座席情報管理サーバ1は、着席状況通知部13による着席状況を通知する。
なお、乗客は、移動端末2からの入力により、乗客自身に対して認証部14の機能を有効にするか否かを選択することができる。
(移動端末2)
移動端末2は、近距離無線送受信部21、信号強度判定部22、ICタグ23(移動端末側ICタグ)、信号変換部24、路線検索部25および着席状況閲覧部26を備えるとともに、ユーザID(識別情報)を記憶している。
近距離無線送受信部21は、移動端末2が備えるICタグ23と、座席装置3が備えるICタグ33との間の近距離通信によってやり取りされる無線信号を送信または受信する。前記無線信号は、例えば、電波信号または磁気信号である。
信号強度判定部22は、ICタグ23が受信した無線信号の強度を判定する。
ICタグ23は、座席装置3が備えるICタグ33と近距離通信を行う。
信号変換部24は、ICタグ23が取得した無線信号を、移動端末2以外の他の装置に送信するための所定の形式のデータに変換する。また、信号変換部24は、他の装置から受信したデータをICタグ23用の無線信号に変換する。
路線検索部25(路線検索機能)は、路線検索サービスを提供する路線検索サーバ(図示せず)がWeb上に公開している路線検索サイトを利用するためのアプリケーションである。路線検索部25による路線検索が実行されると、移動端末2のユーザID、路線検索結果、および検索時刻が座席情報管理サーバ1に通知される。本実施形態では、路線検索サーバは、座席情報管理サーバ1とは異なるとするが、同じであってもよい。
着席状況閲覧部26は、座席情報管理サーバ1の着席状況通知部13が通知した着席状況を、所定の表示態様で移動端末2の表示部に表示する。「所定の表示態様」とは、例えば、テキスト形式でもよいし、表形式(図2参照)でもよいし、車両内の座席および乗客(移動端末2)の位置関係を示したイラスト形式でもよい。
ユーザIDは、移動端末2を所持する乗客を識別するIDである。ユーザIDは、座席情報テーブルT1の「ユーザID」に用いられる。
(座席装置3)
座席装置3は、近距離無線送受信部31、信号強度判定部32、ICタグ33(座席側ICタグ)、および信号変換部34を備えるとともに、座席IDを記憶している。
近距離無線送受信部31は、座席装置3が備えるICタグ33と、移動端末2が備えるICタグ23との間の近距離通信によってやり取りされる無線信号を送信または受信する。この近距離通信によって、座席装置3は乗客の着席を検出し、その乗客の移動端末2からユーザIDを取得する。
信号強度判定部32は、ICタグ33が受信した無線信号の強度を判定する。
ICタグ33は、移動端末2が備えるICタグ23と近距離通信を行う。
信号変換部34は、ICタグ33が取得した無線信号を、座席装置3以外の他の装置に送信するための所定の形式のデータに変換する。また、信号変換部34は、他の装置から受信したデータをICタグ33用の無線信号に変換する。
座席IDは、座席装置3を備える座席を識別するIDである。座席IDは、座席情報テーブルT1の「着席位置」に用いられる。
(上位システム通信機C)
上位システム通信機Cは、着席した乗客の移動端末2から座席装置3が取得したユーザID、その乗客の着席位置、および上位システム通信機Cの記憶部に記憶されている車両情報を、座席情報管理サーバ1に通知する。前記車両情報は、座席情報テーブルT1の「車両情報」に用いられる。
≪処理≫
図4を参照して、本実施形態で実行される処理について説明する。この処理の主体は、座席情報管理サーバ1、移動端末2、座席装置3、および上位システム通信機Cの各々の制御部であるが、説明の便宜上、「制御部」という言葉は省略する。
なお、乗客は、本実施形態の乗客案内システムのサービスを利用するうえで、移動端末2の路線検索履歴(路線検索結果および検索時刻)がWeb上に公開され、他の移動端末2に通知されることを、サービスの提供者に許諾している。また、路線検索を実行した移動端末2を所持している乗客が、路線検索後に乗車した車両は、満席であるとする。
図4の処理は、移動端末2のユーザがS01の処理のために、移動端末2の入力部を操作することにより開始する。
S01において、移動端末2は、路線検索部25の機能により、路線検索を行う。この路線検索により、移動端末2の表示部は路線検索結果を表示する。S01の後、S02に進む。
S02において、移動端末2は、移動端末2が記憶しているユーザIDと、路線検索部25の路線検索による、路線検索結果および検索時刻を座席情報管理サーバ1に通知する。路線検索履歴取得部11は、移動端末2から通知された、ユーザID、路線検索結果、および検索時刻を取得する。S02の後、S03に進む。
S03において、座席情報管理サーバ1は、路線検索履歴取得部11の機能により、移動端末2から取得した、ユーザID、路線検索結果、および検索時刻を用いて、路線検索履歴テーブルT2を更新する。具体的には、座席情報管理サーバ1は、路線検索履歴テーブルT2において、移動端末2から取得した、ユーザID(例:Bbbbbb(図3))、路線検索結果(例:8:03−8:26 渋谷−新木場(埼京線)(図3))、および検索時刻(例:2014/3/22 7:55)を対応付けたレコードを作成する。S03の後、S04に進む。
S04において、移動端末2は、入力部からの入力により、座席情報テーブルT1の内容となる着席状況を座席情報管理サーバ1に要求する。なお、路線検索部25の路線検索が実行されたときに初めて、この着席状況の要求が有効となるようにしてもよい。具体的には、路線検索のためのWebサイトの画面上に着席状況を要求するための入力ボタンを表示し、路線検索が実行されたときに前記入力ボタンをアクティブ状態にする制御をおこなうとよい。
S04の後、S05に進む。
S05において、座席情報管理サーバ1は、着席状況通知部13の機能により、座席情報テーブルT1を参照して、検索時刻以降に乗客が乗車可能な車両のすべてについてその車両内の着席状況を移動端末2に通知する。
乗客は、移動端末2の表示部に表示された画面表示を見て、自身が乗車しようとする車両内で着席している他の乗客の予測降車駅を事前に知ることができる。よって、例えば、乗客の乗車駅(またはその乗車駅の次の駅)でまもなく降車すると予想できる他の乗客およびその乗客の着席位置を特定することができる。例えば、図2を参照すると、S05の段階ではまだ乗車していないユーザBbbbbbは、ユーザBbbbbbが乗車しようとする車両(車両IDが100である埼京線の車両)内で着席しているユーザAaaaaaの予測降車駅が渋谷駅であることを事前に知ることができ、ユーザAaaaaaの着席位置が5車両目の10番席であると特定する。
その後、所望の車両に実際に乗車した乗客は、降車すると予想できる他の乗客の前に立って待機し、他の乗客が離席したのち即座に着席することができる。このとき、新たに着席した乗客の移動端末2のICタグ23と、着席のあった座席の座席装置3のICタグ33との間の近距離通信がなされる。S05の後、S06に進む。
S06において、座席装置3は、近距離無線送受信部31の機能により、移動端末2の通信部から送信された無線信号を取得する。S06の後、S07に進む。
S07において、座席装置3は、信号強度判定部32の機能により、移動端末2から取得した無線信号の強度(例:RSSI(Received Signal Strength Indicator)値)に基づいて、移動端末2の乗客が着席したか否かを判定する。この判定では、例えば、無線信号の強度が所定値以上であれば、着席があったとしてよい。移動端末2のICタグ23と座席装置3のICタグ33とが十分に近接しているからである。乗客が着席した座席の隣の座席の座席装置3が無線信号を取得する可能性もある。しかし、その場合は、移動端末2のICタグ23と座席装置3のICタグ33とがあまり近接せず、無線信号の強度が所定値を下回る。よって、自身の座席に着席したわけではないという判定がなされる。
1つの座席装置3が所定のタイミングで複数の無線信号を取得する可能性がある。この場合、複数の無線信号のうち最も強度の大きな無線信号を選択的に抽出し、抽出した無線信号を出力した移動端末2の乗客が着席したとみなすことができる。
また、着席のあった1つの座席が備える1つの座席装置3が、着席した乗客の移動端末2から無線信号だけでなく、移動端末2を特定する特定情報(例:ユーザID、MAC(Media Access Controller)アドレス)も取得し、取得した無線信号および特定情報を、(例えば、隣接する)複数の座席装置3の間で共有することもできる。このような共有により、自身の座席に着席した乗客を、他の座席に着席した乗客であるとしてしまう誤判定を防ぐことができる。
S07の処理では、信号強度判定部32の判定により、空席になるまで傍で待機していた移動端末2の乗客が、空席であった座席に着席したとする。着席があった場合、座席装置3は、移動端末2からユーザIDを取得する。S07の後、S08に進む。
S08において、座席装置3は、移動端末2から取得したユーザIDを上位システム通信機Cに通知するとともに、座席装置3が記憶している座席IDを移動端末2の乗客の着席位置として上位システム通信機Cに通知する。S08の後、S09に進む。
S09において、上位システム通信機Cは、座席装置3から取得したユーザIDおよび着席位置を座席情報管理サーバ1に通知するとともに、上位システム通信機Cが記憶している車両情報を座席情報管理サーバ1に通知する。S09の後、S10に進む。
S10において、座席情報管理サーバ1は、降車駅予測部12の機能により、上位システム通信機Cから通知されたユーザIDで識別される乗客の降車駅を予測する。具体的には、座席情報管理サーバ1は、上位システム通信機Cから通知されたユーザIDおよび車両情報を検索キーとして路線検索履歴テーブルT2を検索し、路線検索履歴テーブルT2の路線検索結果を満たす運行をしている車両が、前記検索キーとなる車両情報が示す車両に一致するレコード(例えば、図3において、ユーザID:「Bbbbbb」、路線名:「埼京線」、検索時刻:「2014/3/22 7:55」であるレコード)の路線検索結果の降車駅(例えば、図3では「新木場」)を、その乗客の予測降車駅とする。
S10の後、S11に進む。
S11において、座席情報管理サーバ1は、上位システム通信機Cから取得した、ユーザID、着席位置、車両情報、および降車駅予測部12が予測した予測降車駅を用いて、座席情報テーブルT1を更新する。具体的には、座席情報管理サーバ1は、上位システム通信機Cから取得したユーザID(例:「Bbbbbb」(図2))について、空席に着席した乗客の移動端末2に関するレコードを作成し、そのレコードの「車両情報」および「着席位置」に、上位システム通信機Cから取得した、車両情報(例えば、図2では「車両ID100(埼京線 大宮7:19発−新木場行))および着席位置(例えば、図2では5車両目10番席)を格納する。また、そのレコードの「予測降車駅」に、降車駅予測部12が予測した予測降車駅(例えば、図2では「新木場」)を格納する。
もし、座席情報テーブルT1において、上位システム通信機Cから取得した着席位置と同一の着席位置を有するレコードがすでに存在していれば、そのレコードのユーザIDで識別される乗客は、新たな乗客が着席する前に離席した乗客である。よって、座席情報管理サーバ1は、新たに着席した乗客のレコードを作成する際、すでに離席した乗客に対応する既存のレコードは、座席情報テーブルT1から削除する(図2の矢印および取り消し線を参照)。
S11の後、図4の処理を終了する。
本実施形態によれば、移動端末2の路線検索の路線検索結果を用いて乗客の降車駅を予測する。具体的には、その乗客が乗車した車両が該当している路線検索結果が含む降車駅を、乗客の予測降車駅とすることができる。よって、乗客の定期券の有無や乗車時間帯に関わらず、着席した乗客の降車駅の予測の精度を向上することができる。
また、乗客は、車両に乗車した際、移動端末2を介して、座席情報管理サーバ1から通知された情報によって、予測降車駅で下車する可能性が高い乗客がどの座席に着席しているかを知ることができる。よって、乗客は、空席になった時点で、後から乗車した乗客よりも早くその空席に着席することができる。つまり、車両に先に乗車した乗客が優先的に着席できるようにする。
以下、上記した最初の実施形態とは異なる実施形態について説明する。説明の際、最初の実施形態と重複する説明は省略し、異なる点について主に説明する。
≪他の実施形態≫
上位システム通信機Cの機能を移動端末2に備え、上位システム通信機Cを用いない形実施形態をとることができる。最初の実施形態と比較して、それぞれの座席が有する座席装置3が、座席が存在する車両の車両情報を記憶している点が異なる。
着席判定(図4のS07参照)によって、座席装置3が、新たな乗客の着席あったとした場合、座席装置3は、その乗客の移動端末2に、車両情報および着席位置を通知する。その後、移動端末2は、座席装置3から取得した、車両情報および着席位置を座席情報管理サーバ1に通知するとともに、移動端末2が記憶しているユーザIDを座席情報管理サーバ1に通知する。座席情報管理サーバ1は、移動端末2から取得した、ユーザID、着席位置、車両情報、路線検索結果、および検索時刻を用いて、降車駅を予測し、座席情報テーブルT1を更新する。
本実施形態によれば、上位システム通信機Cを用いないため、乗客案内システムの構成を簡易化することができる。
≪さらに他の実施形態≫
上位システム通信機Cを用いない実施形態において、移動端末2の絶対位置および座席の絶対位置を用いた実施形態をとることができる。本実施形態では、移動端末2が、GPS、A−GPS(Assisted GPS)、Wi−Fi、または移動体事業者が提供する位置情報API(Application Programming Interface)によって、移動端末2の絶対位置を取得する位置取得部を備えている。また、座席の座席装置3の各々が、GPS、A−GPS、Wi−Fi、または位置情報APIによって、座席装置3の絶対位置を取得する位置取得部を備えている。
着席判定(図4のS07参照)によって、座席装置3が、新たな乗客の着席があったとした場合、座席装置3は、その乗客の移動端末2に、車両情報および着席位置を通知する。このとき、通知される着席位置は、座席番号(例:5車両目10番席)と、座席装置3の位置取得部が取得した、座席の緯度および経度を示す情報を含んでいる。
その後、移動端末2は、移動端末2の位置取得部が取得した、移動端末2の緯度および経度を示す情報を取得する。また、移動端末2は、座席装置3から車両情報および着席位置を取得する。移動端末2は、移動端末2の緯度および経度と、座席装置3からの着席位置が示す座席の緯度および経度との間の誤差が規定誤差範囲内であった場合、座席装置3から取得した、車両情報および着席位置を座席情報管理サーバ1に通知するとともに、移動端末2が記憶しているユーザIDを座席情報管理サーバ1に通知する。座席情報管理サーバ1は、移動端末2から取得した、ユーザID、着席位置、車両情報、および路線検索結果を用いて、降車駅を予測し、座席情報テーブルT1を更新する。
本実施形態によれば、移動端末2が備えるICタグ23および座席装置3が備えるICタグ33を用いた着席判定(図4のS07参照)に加えて、移動端末2の位置取得部および座席装置3の位置取得部を用いた判定も行う。このため、移動端末2を所持する乗客がどの座席に着席しているかをより確実に把握することができ、座席情報管理サーバ1は、より正確な着席状況を、移動端末2のユーザに通知することができる。なお、ICタグ23、ICタグ33を用いた着席判定は行わず、移動端末2の位置取得部および座席装置3の位置取得部を用いた判定のみを行う形態をとることもできる。
公共交通機機関内に配置されたネットワーク環境がどのような環境であっても、GPS衛星や移動体基地局からの電波を受信する際の受信状況、またはWi−Fiなどによる通信状況が、高精度(例えば、誤差0.5m以内)かつ恒久的に位置情報を取得できる状況である場合において、本実施形態は、特に有効である。
≪その他≫
本実施形態の乗客案内システムを適用できる公共交通機関は電車に限られず、例えば、バスにも適用することができる。
本実施形態では、座席情報テーブルT1において、新たに着席した乗客のレコードを作成する際、着席位置が同一となる既存のレコードは、離席した乗客に対応するものであるため、削除した(図4のS11参照)。しかし、座席装置3が、ICタグ23およびICタグ33間の近距離通信に基づいて、乗客が離席した時点で離席判定を行い、離席判定の結果を、上位システム通信機Cまたは離席した乗客の移動端末2を介して、座席情報管理サーバ1に通知してもよい。座席情報管理サーバ1は、その乗客に対応するレコードを座席情報テーブルT1から削除する。
また、本実施形態で説明した種々の技術を適宜組み合わせた技術を実現することもできる。
また、本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 座席情報管理サーバ(降車駅予測装置)
2 移動端末
S 車両内システム
3 座席装置
C 上位システム通信機
T1 座席情報テーブル(座席情報)
T2 路線検索履歴テーブル(路線検索履歴情報)
11 路線検索履歴取得部
12 降車駅予測部
13 着席状況通知部
14 認証部
21 近距離無線送受信部
22 信号強度判定部
23 ICタグ(移動端末側ICタグ)
24 信号変換部
25 路線検索部
26 着席状況閲覧部
31 近距離無線送受信部
32 信号強度判定部
33 ICタグ(座席側ICタグ)
34 信号変換部

Claims (5)

  1. 乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索機能を有し、移動端末側ICタグを備える移動端末と通信可能に接続しており、車両の座席の各々に備えた座席側ICタグが前記移動端末側ICタグと近距離通信をすることで、乗客の着席状況を管理する降車駅予測装置の降車駅予測方法であって、
    前記降車駅予測装置は、
    前記路線検索を実行した移動端末から、当該移動端末の識別情報、前記降車駅、および、前記車両情報を取得し、路線検索履歴情報として記憶する路線検索履歴取得ステップと、
    前記路線検索を実行した移動端末が備える移動端末側ICタグと、前記車両の座席が備える座席側ICタグとの前記近距離通信があった場合、前記近距離通信により特定される前記車両、前記車両の座席および前記移動端末の識別情報を取得し、当該取得した移動端末の識別情報に基づき、前記路線検索履歴情報を参照し、前記路線検索を実行した乗客が乗車した車両の前記車両情報および前記降車駅を取得し、
    前記取得した車両情報に対応付けて、前記移動端末の識別情報、前記車両の座席、および、前記路線検索を実行した移動端末を所持する乗客が降車すると予測される予測降車駅として前記取得した降車駅、を格納する座席情報を生成する降車駅予測ステップと、を実行する、
    ことを特徴とする降車駅予測方法。
  2. 前記降車駅予測装置には、前記車両情報ごとに前記移動端末の識別情報それぞれに対応付けた前記座席情報が記憶されており、
    前記降車駅予測装置は、
    前記路線検索を実行した移動端末からの要求に応じて、前記座席情報を参照し、前記路線検索の結果として取得した前記車両情報に示される車両に乗車した他の乗客が所持する他の移動端末での前記近距離通信によって特定される前記他の乗客の前記座席、および、前記他の乗客の前記予測降車駅を、前記路線検索を実行した移動端末に通知する着席状況通知ステップ、を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の降車駅予測方法。
  3. 乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索機能を有し、移動端末側ICタグを備える移動端末と通信可能に接続しており、車両の座席の各々に備えた座席側ICタグが前記移動端末側ICタグと近距離通信をすることで、乗客の着席状況を管理する降車駅予測装置であって、
    前記降車駅予測装置の制御部は、
    前記路線検索を実行した移動端末から、当該移動端末の識別情報、前記降車駅、および、前記車両情報を取得し、路線検索履歴情報として記憶する路線検索履歴取得部と、
    前記路線検索を実行した移動端末が備える移動端末側ICタグと、前記車両の座席が備える座席側ICタグとの前記近距離通信があった場合、前記近距離通信により特定される前記車両、前記車両の座席および前記移動端末の識別情報を取得し、当該取得した移動端末の識別情報に基づき、前記路線検索履歴情報を参照し、前記路線検索を実行した乗客が乗車した車両の前記車両情報および前記降車駅を取得し、
    前記取得した車両情報に対応付けて、前記移動端末の識別情報、前記車両の座席、および、前記路線検索を実行した移動端末を所持する乗客が降車すると予測される予測降車駅として前記取得した降車駅、を格納する座席情報を生成する降車駅予測部と、を有する、
    ことを特徴とする降車駅予測装置。
  4. 前記降車駅予測装置には、前記車両情報ごとに前記移動端末の識別情報それぞれに対応付けた前記座席情報が記憶されており、
    前記降車駅予測装置の制御部は、
    前記路線検索を実行した移動端末からの要求に応じて、前記座席情報を参照し、前記路線検索の結果として取得した前記車両情報に示される車両に乗車した他の乗客が所持する他の移動端末での前記近距離通信によって特定される前記他の乗客の前記座席、および、前記他の乗客の前記予測降車駅を、前記路線検索を実行した移動端末に通知する着席状況通知部、を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の降車駅予測装置。
  5. 乗車駅と降車駅に基づき路線および乗車可能な車両を示す車両情報の路線検索を行う路線検索機能を有し、移動端末側ICタグを備える移動端末と通信可能に接続しており、車両の座席の各々に備えた座席側ICタグが前記移動端末側ICタグと近距離通信をすることで、乗客の着席状況を管理する降車駅予測装置としてコンピュータを機能させるための降車駅予測プログラムであって、
    前記路線検索を実行した移動端末から、当該移動端末の識別情報、前記降車駅、および、前記車両情報を取得し、路線検索履歴情報として記憶する路線検索履歴取得処理と、
    前記路線検索を実行した移動端末が備える移動端末側ICタグと、前記車両の座席が備える座席側ICタグとの前記近距離通信があった場合、前記近距離通信により特定される前記車両、前記車両の座席および前記移動端末の識別情報を取得し、当該取得した移動端末の識別情報に基づき、前記路線検索履歴情報を参照し、前記路線検索を実行した乗客が乗車した車両の前記車両情報および前記降車駅を取得し、
    前記取得した車両情報に対応付けて、前記移動端末の識別情報、前記車両の座席、および、前記路線検索を実行した移動端末を所持する乗客が降車すると予測される予測降車駅として前記取得した降車駅、を格納する座席情報を生成する降車駅予測処理と、を実行させる
    ための降車駅予測プログラム。
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