JP2015218960A - ボイラ装置及びボイラ装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炉内に設けられた過熱器3及び再熱器5と、過熱器3及び再熱器5に付着した付着物を除去するスートブロワ40と、炉内において仕切られたガス流路のうち、過熱器3の少なくとも一部が配置される第1ガス流路23と、仕切られたガス流路のうち、再熱器5が配置される第2ガス流路24と、第1ガス流路23及び第2ガス流路24のガス流量を調整するガス流量調整装置30と、第1ガス流路23側においてスートブロワ40を駆動するとき、予め、第2ガス流路24を第1ガス流路23に対し相対的に絞るようガス流量調整装置30の駆動を制御する制御装置50と、を有する、ボイラ装置1を採用する。
【選択図】図5
Description
スートブロワから蒸気が噴き込まれると、炉内における燃焼ガスの流れが変化する。例えば、過熱器へのスートブロワを駆動すると、スートブロワからの蒸気によって流通が妨げられたガスが再熱器側に流通し、再熱器の収熱が上昇する。そうすると、再熱器の出口側に接続された蒸気配管では、過渡的に設計温度を超えてしまう場合がある。このように、過熱器へのスートブロワを駆動した場合でも、再熱器の蒸気配管への負担が増え、蒸気配管の寿命が短くなってしまうことがある、という問題がある。
したがって、本発明では、再熱器の蒸気配管の負担を低減し、蒸気配管の寿命消費を軽減することができる。
本実施形態のボイラ装置1は、蒸気を生成して発電を行うものであり、図1に示すように、火炉2と、過熱器3と、高圧蒸気タービン4と、再熱器5と、中低圧蒸気タービン6と、発電機7と、を有する。
また、温度センサ52は、スートブロワ40の蒸気配管42に設けられている。温度センサ52は、灰等の付着物を除去するためにスートブロワ40に供給された蒸気の温度を計測するものである。
制御装置50は、図3に示すように、スートブロワ40の駆動パターンに応じてガス流量調整装置30を駆動する温度設定値を変更するようになっている。
図4は、本発明の一実施形態に係るボイラ装置1の動作を説明するフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態に係る第1ガス流路23側においてスートブロワ40を駆動するときのガス流量調整装置30の様子を示す図である。図6は、本発明の一実施形態に係る第2ガス流路24側においてスートブロワ40を駆動するときのガス流量調整装置30の様子を示す図である。
(1)上記実施形態では、温度設定値を下げて、予め、第2ガス流路24を第1ガス流路23に対し相対的に絞ると説明したが、本発明はこの手法に限定されるものではなく、図3に示す制御フローは一例である。例えば、第2ガス流路24を第1ガス流路23に対し相対的に絞ることができれば、第1ダンパ31のみを駆動させる手法を採用してもよいし、第2ダンパ32のみを駆動させる手法を採用してもよい。
Claims (5)
- 炉内に設けられた過熱器及び再熱器と、
前記過熱器及び前記再熱器に付着した付着物を除去するスートブロワと、
前記炉内において仕切られたガス流路のうち、前記過熱器の少なくとも一部が配置される第1ガス流路と、
前記仕切られたガス流路のうち、前記再熱器が配置される第2ガス流路と、
前記第1ガス流路及び前記第2ガス流路のガス流量を調整するガス流量調整装置と、
前記第1ガス流路側において前記スートブロワを駆動するとき、予め、前記第2ガス流路を前記第1ガス流路に対し相対的に絞るよう前記ガス流量調整装置の駆動を制御する制御装置と、を有する、ことを特徴とするボイラ装置。 - 前記制御装置は、前記第2ガス流路側において前記スートブロワを駆動するとき、予め、前記第2ガス流路を前記第1ガス流路に対し相対的に絞るよう前記ガス流量調整装置の駆動を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載のボイラ装置。
- 前記制御装置は、前記第1ガス流路側において前記スートブロワを駆動するときと、前記第2ガス流路側において前記スートブロワを駆動するときとで、前記第2ガス流路を絞る割合を異ならせる、ことを特徴とする請求項2に記載のボイラ装置。
- 前記付着物を除去するために前記スートブロワに供給された蒸気の温度を計測する温度センサを有し、
前記制御装置は、前記温度センサの計測結果が予め設定した閾値を超えたとき、前記ガス流量調整装置の駆動の制御を開始する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のボイラ装置。 - 炉内に設けられた過熱器及び再熱器と、
前記過熱器及び前記再熱器に付着した付着物を除去するスートブロワと、
前記炉内において仕切られたガス流路のうち、前記過熱器の少なくとも一部が配置される第1ガス流路と、
前記仕切られたガス流路のうち、前記再熱器が配置される第2ガス流路と、
前記第1ガス流路及び前記第2ガス流路のガス流量を調整するガス流量調整装置と、を有するボイラ装置の制御方法であって、
前記第1ガス流路側において前記スートブロワを駆動するとき、予め、前記第2ガス流路を前記第1ガス流路に対し相対的に絞るよう前記ガス流量調整装置の駆動を制御する、ことを特徴とするボイラ装置の制御方法。
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CN110595555A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-20 | 江苏方天电力技术有限公司 | 一种基于实时煤质情况的烟道烟气流量分配在线监测方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62245009A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-26 | 株式会社日立製作所 | ボイラ自動制御装置 |
JP2004264002A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-24 | Babcock Hitachi Kk | ボイラの再熱蒸気温度制御方法と装置 |
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- 2014-05-19 JP JP2014103228A patent/JP6287568B2/ja active Active
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CN110595555A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-20 | 江苏方天电力技术有限公司 | 一种基于实时煤质情况的烟道烟气流量分配在线监测方法 |
CN110595555B (zh) * | 2019-09-27 | 2020-09-01 | 江苏方天电力技术有限公司 | 一种基于实时煤质情况的烟道烟气流量分配在线监测方法 |
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