JP2015218681A - 燃料噴射弁の取付構造 - Google Patents

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田代 雅彦
Masahiko Tashiro
雅彦 田代
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【課題】比較的簡単な構成で、燃料噴射弁の先端の噴射面におけるデポジットの堆積を抑制することができる燃料噴射弁の取付構造を提供する。【解決手段】内燃機関1のシリンダ2内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁6の取付構造であって、燃料噴射弁6は、噴射面22に燃料を噴射するための1以上の噴射口23を有しており、シリンダヘッド4の外部からシリンダ2の内方に向かって延びる取付孔12を有するとともに、燃料噴射弁6が取り付けられる噴射弁取付部11を備えており、噴射弁取付部11は、取付孔12の内壁面において、噴射面22よりもシリンダ2側に、取付孔12の内方に突出するように設けられ、噴射面22の径方向の外側を覆う噴射面カバー部14を、さらに有しており、噴射面カバー部14と噴射面22との間には、所定の間隔wを有するスペースであって、排ガスを保留可能な排ガス保留部17が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のシリンダ内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁の取付構造に関する。
従来、この種の燃料噴射弁の取付構造について、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この燃料噴射弁は、円筒状に形成された先端部が、シリンダヘッドに設けられた取付孔に挿入された状態で、シリンダヘッドに取り付けられている。また、燃料噴射弁の先端面には、複数の噴射口が形成されたノズルプレートが設けられている。一方、シリンダヘッドの燃料噴射弁の取付孔には、ノズルプレートの各噴射口から噴射された燃料を整流するための整流部が設けられている。
この整流部は、燃料噴射弁の先端付近において、取付孔の内壁面から内方に突出するように形成され、内側に所定の形状及びサイズを有する開口部が形成されている。具体的には、この開口部は、ノズルプレートにおいて外側に位置する複数の噴射口から径方向に所定距離、離れた状態で、それらの噴射口を囲みかつ周方向に連続するように形成されている。また、燃料噴射弁がシリンダヘッドに取り付けられた状態において、燃料噴射弁のノズルプレートは、整流部に当接している。そして、上記のような取付構造によって燃料噴射弁がシリンダヘッドに取り付けられた内燃機関では、その運転時に、燃料噴射弁の噴射口からシリンダ内に燃料が直接噴射される。
特開2007−32450号公報(図8)
上記の内燃機関では、燃料噴射弁による燃料の噴射に伴い、その先端のノズルプレートの表面に、微量の燃料が付着することがある。この場合、内燃機関の燃焼行程において、燃料噴射弁の先端が高温の燃焼ガスに晒されると、ノズルプレートに付着している燃料が熱分解によってガム質状に変質し、いわゆるデポジットが生成されることがある。内燃機関の運転に伴い、上記のように生成されるデポジットが燃料噴射弁のノズルプレートの表面や噴射口の周縁部に堆積すると、燃料噴射の特性や噴射される燃料量が変化し、その結果、内燃機関において、所望の運転特性が得られなくなるおそれがある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、比較的簡単な構成で、燃料噴射弁の先端の噴射面におけるデポジットの堆積を抑制することができる燃料噴射弁の取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内燃機関1のシリンダ2内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁6の取付構造であって、燃料噴射弁は、所定サイズの径を有しかつシリンダ内に臨む先端面である噴射面22に、燃料を噴射するための1以上の噴射口23を有しており、シリンダヘッド4に設けられ、シリンダヘッドの外部からシリンダの内方に向かって延びる取付孔12を有するとともに、取付孔に燃料噴射弁の先端部が挿入された状態で燃料噴射弁が取り付けられる噴射弁取付部11を備えており、噴射弁取付部は、取付孔の内壁面において、噴射面よりもシリンダ側に、取付孔の内方に突出するように設けられ、噴射面の径方向の外側を覆う噴射面カバー部14を、さらに有しており、噴射面カバー部と噴射面との間には、所定の間隔wを有するスペースであって、排ガスを保留可能な排ガス保留部17が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、燃料噴射弁は、その先端面であって、所定サイズの径を有する噴射面に、燃料を噴射するための1以上の噴射口を有している。一方、シリンダヘッドには、その外部からシリンダの内方に向かって延びる取付孔を有する噴射弁取付部が設けられている。また、この噴射弁取付部の取付孔の内壁面には、前記噴射面よりもシリンダ側に、噴射面カバー部が設けられている。この噴射面カバー部は、取付孔の内方に突出しており、噴射面の径方向の外側を覆っている。加えて、噴射面カバー部と燃料噴射弁の噴射面との間には、所定の間隔を有するスペースである排ガス保留部が設けられている。
内燃機関の運転時には、燃料噴射弁の先端の噴射面から、噴射口を介して燃料が噴射される。この場合、噴射された燃料のうちの微量の燃料が、燃料噴射弁の噴射面に付着し、残留することがある。噴射面に付着・残留した燃料(以下「付着燃料」という)は、その後にシリンダ側から噴射面に作用する圧力、例えばシリンダ内における燃焼圧や排気圧によって、噴射面の径方向に押圧されやすい。その結果、付着燃料は、噴射面と噴射面カバー部の間のスペースである排ガス保留部に移動する。また、この排ガス保留部に排ガスが保留されると、排ガス保留部内の付着燃料が排ガスでガードされることによって、付着燃料が高温の燃焼ガスに晒されるのを低減することができる。以上のように、シリンダヘッドの噴射弁取付部において、取付孔の内壁面に噴射面カバー部を設けるとともに、その噴射面カバー部と燃料噴射弁の噴射面との間に、排ガスを保留可能なスペースである排ガス保留部を設けるという、比較的簡単な構成によって、付着燃料によるデポジットが燃料噴射弁の噴射面に堆積するのを効果的に抑制することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の燃料噴射弁の取付構造において、噴射面カバー部14の内側に形成された開口15は、燃料噴射弁6の噴射面22の径よりも小さく、噴射面において1以上の噴射口23を仮想的に囲う仮想円Cよりも大きく形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、噴射面カバー部の内側に形成された開口が、燃料噴射弁の噴射面の径よりも小さく形成されることにより、取付孔の内壁面からその内方に突出する排ガス保留部が構成される。また、噴射面カバー部による上記の開口が、燃料噴射弁の噴射面において1以上の噴射口を仮想的に囲う仮想円よりも大きく形成されることにより、噴射口から噴射される燃料の通過が許容される。以上のように、上記構成の開口により、噴射口からの燃料の適切な噴射を確保しながら、付着燃料を保持し得る排ガス保留部を容易に構成することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の燃料噴射弁の取付構造において、排ガス保留部17の間隔wは、所定距離以上で、かつ噴射面カバー部14の噴射面22に対向する対向面14aの内方への突出長さ(実施形態における噴射面カバー部14の対向面14aの厚さt)の2倍以下であることを特徴とする。
上記の排ガス保留部の間隔、すなわち噴射面カバー部と燃料噴射弁の噴射面との間の間隔が、上記の範囲外のときには、以下のような問題がある。すなわち、排ガス保留部の間隔が、所定距離よりも小さいことで、比較的狭く、付着燃料が排ガス保留部に詰まった状態になったときには、その排ガス保留部に排ガスが適切に保留されないことがある。その結果、排ガス保留部内の付着燃料を排ガスで適切にガードできないおそれがある。一方、排ガス保留部の間隔が、噴射面カバー部の、燃料噴射弁の噴射面に対向する対向面の内方への突出長さの2倍よりも大きいことで、広すぎるときには、付着燃料をガードし得る排ガスを排ガス保留部に適切に保留できず、それにより、噴射面におけるデポジットの堆積抑制効果が不十分になる。したがって、排ガス保留部の間隔を前述したように設定することにより、噴射面におけるデポジットの堆積抑制効果を十分に得ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の燃料噴射弁の取付構造において、所定距離は、突出長さの1/2よりも大きいことを特徴とする。
この構成によれば、前記所定距離、すなわち排ガス保留部の間隔の下限値である所定距離が、噴射面カバー部の前記突出長さの1/2よりも大きいので、例えば、排ガス保留部内の付着燃料が、半球状の液滴でかつ排ガス保留部内に完全に収容された状態である場合には、上記の付着燃料と噴射面カバー部との間に隙間を確保することができる。それにより、排ガス保留部の上記の隙間に排ガスが侵入し、付着燃料を高温の燃焼ガスから適切にガードすることができる。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料噴射弁の取付構造であって、噴射面カバー部14の内側の壁面は、噴射口23から噴射される燃料が接触しないよう、所定の形状に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、噴射面カバー部の内側の壁面に、噴射口から噴射される燃料が接触することがないので、その燃料をシリンダ内に適切に噴射することができ、また、噴射面カバー部の上記壁面が高温の燃焼ガスに晒されても、その壁面にデポジットが堆積することはない。
本発明の一実施形態による燃料噴射弁の取付構造を適用した内燃機関のシリンダ及びシリンダヘッドを部分的に示す断面図である。 シリンダヘッドに取り付けられた燃料噴射弁の先端部のノズル部、及びシリンダヘッドにおける噴射弁取付部の噴射面カバー部を拡大して示す断面図である。 (a)は図2のA−A線に沿って切断した断面図、(b)は図2のB−B線に沿って切断した断面図である。 (a)は燃料噴射弁から燃料を噴射する状態を示す図、(b)は排ガス保留部に液滴の燃料が収容された状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による燃料噴射弁の取付構造を適用した内燃機関について、シリンダ及びシリンダヘッドを部分的に示している。この内燃機関(以下「エンジン」という)1は、図示しない車両に動力源として搭載されたガソリンエンジンタイプのものである。エンジン1は、複数(例えば4つ。図1では1つのみ図示)のシリンダ2及びピストン3と、シリンダ2の上側に設けられたシリンダヘッド4と、このシリンダヘッド4に、シリンダ2ごとに取り付けられた点火プラグ5及び燃料噴射弁6などを備えている。
シリンダヘッド4には、新気をシリンダ2内に送り出すための吸気ポート7、及びシリンダ2内の排ガスを外部に排出するための排気ポート8が設けられている。また、シリンダヘッド4に取り付けられた点火プラグ5は、シリンダヘッド4とシリンダ2内のピストン3との間に画成された燃焼室9の頂部において点火し得るように取り付けられている。
また、シリンダヘッド4には、燃料噴射弁6を取り付けるための噴射弁取付部11が設けられている。この噴射弁取付部11は、シリンダヘッド4の外部から燃焼室9に向かって斜めに延びる取付孔12を有している。この取付孔12は、燃料噴射弁6の先端部のノズル部21が収容されるノズル収納部13と、燃焼室9側に設けられ、燃料噴射弁6の後述する噴射面22の外縁部を覆う噴射面カバー部14とを有している。
図2は、シリンダヘッド4の噴射弁取付部11に取り付けられた燃料噴射弁6のノズル部21、及び噴射面カバー部14を拡大して示している。図2及び図3に示すように、燃料噴射弁6の先端面、すなわち燃焼室9に臨むノズル部21の先端面である噴射面22は、正面形状(燃焼室9側から見たときの形状)が所定サイズの径を有する円形に形成され、燃料が噴射される複数(本実施形態では7つ)の噴射口23を有している。これらの噴射口23は、各々が所定サイズの径を有するとともに、互いに間隔を隔てて所定位置にそれぞれ配置されている。
一方、噴射弁取付部11の噴射面カバー部14は、取付孔12の内壁面において、燃焼室9寄りの位置に設けられ、取付孔12の内方に突出している。また、噴射面カバー部14の内側には、燃料噴射弁6の各噴射口23から噴射された燃料の通過を許容する開口15が形成されている。
より具体的には、燃料噴射弁6の噴射面22に対向する、噴射面カバー部14の対向面14aは、図3(a)に示すように、所定サイズの厚さt(突出長さ)を有するドーナツ状に形成されている。すなわち、噴射面カバー部14による開口15は、燃料噴射弁6の噴射面22の径よりも小さく、全ての噴射口23を仮想的に囲う仮想円Cよりも大きく形成されている。また、噴射面カバー部14の下部には、図2及び図3(b)に示すように、燃焼室9側に向かって傾斜し、かつ径方向に凹状に湾曲する傾斜凹部16が形成されている。この傾斜凹部16により、開口15の下部は、燃焼室9側に向かって広がるように形成されている。そして、開口15の外縁を構成する噴射面カバー部14の内壁面は、燃料噴射弁6の各噴射口23から噴射される燃料に当たらないように形成されている。
また、図2に示すように、噴射弁取付部11に取り付けられた燃料噴射弁6の噴射面22と、噴射面カバー部14の対向面14aとの間には、所定の間隔wを有するスペースであって、排ガスを保留可能な排ガス保留部17が設けられている。この排ガス保留部17の間隔wは、噴射面カバー部14の厚さtの1/2よりも大きい所定距離(例えば1mm)以上で、かつ厚さtの2倍以下に設定されている。
図4(a)は、エンジン1の運転時において、燃料噴射弁6のノズル部21の噴射面22から燃焼室9に向かって燃料を噴射した状態を示している。同図の破線矢印で示すように、噴射面22の各噴射口23からの燃料は、同図の一点鎖線で示す噴射範囲S内において、噴射面22の径方向、すなわち噴射方向と直交する方向に広がりながら、燃焼室9に向かって噴射される。
また、上記のように、各噴射口23を介して燃料が噴射されると、微量の燃料が噴射面22に付着し、残留することがある。この場合、噴射面22に付着・残留した燃料(以下「付着燃料」という)は、その後に噴射面22に作用する圧力、例えばシリンダ2内における燃焼圧や排気圧によって、噴射面22の径方向に押圧されやすい。その結果、付着燃料は、噴射面22と噴射面カバー部14との間の排ガス保留部17に移動する。またこの排ガス保留部17には、排ガスが保留される。
図4(b)は、半球状の液滴の付着燃料Fが排ガス保留部17に収容された状態を示している。この状態において、排ガス保留部17に排ガスが保留されると、排ガス保留部17内の付着燃料Fが排ガスでガードされることによって、付着燃料Fが高温の燃焼ガスに晒されるのを低減することができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、シリンダヘッド4の噴射弁取付部11において、取付孔12の内壁面に噴射面カバー部14を設けるとともに、その噴射面カバー部14と燃料噴射弁6の噴射面22との間に、排ガスを保留可能なスペースである排ガス保留部17を設けるという、比較的簡単な構成によって、付着燃料Fによるデポジットが燃料噴射弁6の噴射面22に堆積するのを効果的に抑制することができる。
また、排ガス保留部17の間隔wが、噴射面カバー部14の厚さtの1/2よりも大きく、かつ厚さtの2倍以下に設定されているので、排ガス保留部17内の付着燃料Fが、半球状の液滴でかつ排ガス保留部17内に完全に収容された状態である場合には、上記の付着燃料Fと噴射面カバー部14との間に隙間を確保でき、その隙間に、排ガスが侵入することによって、付着燃料Fを高温の燃焼ガスから適切にガードすることができる。これにより、噴射面22におけるデポジットの堆積抑制効果を十分に得ることができる。
さらに、噴射面カバー部14の内側に形成された開口15が、燃料噴射弁6の噴射面22の径よりも小さく、全ての噴射口23を仮想的に囲う仮想円Cよりも大きく形成されているので、開口15により、全ての噴射口23からの燃料の適切な噴射を確保しながら、付着燃料Fを保持し得る排ガス保留部17を容易に構成することができる。また、噴射面カバー部14の内側の壁面に、各噴射口23から噴射される燃料が接触することがないので、その燃料をシリンダ2内に適切に噴射することができ、また、噴射面カバー部14の上記壁面が高温の燃焼ガスに晒されても、その壁面にデポジットが堆積することはない。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、噴射面22に7つの噴射口23を有する燃料噴射弁6を例示したが、噴射口23の数はこれに限定されるものではなく、1以上であればよい。また、各噴射口23のサイズ及び位置についても、実施形態に限定されるものではなく、種々のサイズ及び位置に配置された噴射口を有する燃料噴射弁を用いることが可能である。
また、実施形態で示したシリンダヘッド4の噴射弁取付部11における噴射面カバー部14の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
1 内燃機関
2 シリンダ
4 シリンダヘッド
6 燃料噴射弁
9 燃焼室
11 噴射弁取付部
12 取付孔
13 ノズル収納部
14 噴射面カバー部
14a 噴射面に対向する噴射面カバー部の対向面
15 噴射面カバー部の内側の開口
16 噴射面カバー部の傾斜凹部
17 排ガス保留部
21 燃料噴射弁のノズル部
22 燃料噴射弁の噴射面
23 噴射口
C 仮想円
F 付着燃料
S 噴射範囲
t 噴射面カバー部の対向面の厚さ(突出長さ)
w 間隔

Claims (5)

  1. 内燃機関のシリンダ内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁の取付構造であって、
    前記燃料噴射弁は、所定サイズの径を有しかつ前記シリンダ内に臨む先端面である噴射面に、燃料を噴射するための1以上の噴射口を有しており、
    シリンダヘッドに設けられ、当該シリンダヘッドの外部から前記シリンダの内方に向かって延びる取付孔を有するとともに、当該取付孔に前記燃料噴射弁の先端部が挿入された状態で当該燃料噴射弁が取り付けられる噴射弁取付部を備えており、
    当該噴射弁取付部は、前記取付孔の内壁面において、前記噴射面よりも前記シリンダ側に、当該取付孔の内方に突出するように設けられ、前記噴射面の径方向の外側を覆う噴射面カバー部を、さらに有しており、
    当該噴射面カバー部と前記噴射面との間には、所定の間隔を有するスペースであって、排ガスを保留可能な排ガス保留部が設けられていることを特徴とする燃料噴射弁の取付構造。
  2. 前記噴射面カバー部の内側に形成された開口は、前記燃料噴射弁の前記噴射面の径よりも小さく、当該噴射面において前記1以上の噴射口を仮想的に囲う仮想円よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁の取付構造。
  3. 前記排ガス保留部の前記間隔は、所定距離以上で、かつ前記噴射面カバー部の前記噴射面に対向する対向面の内方への突出長さの2倍以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射弁の取付構造。
  4. 前記所定距離は、前記突出長さの1/2よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁の取付構造。
  5. 前記噴射面カバー部の内側の壁面は、前記噴射口から噴射される燃料が接触しないよう、所定の形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料噴射弁の取付構造。
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